JP2003099349A - アクセス装置、アクセス方法、プログラム及びコード記録媒体 - Google Patents

アクセス装置、アクセス方法、プログラム及びコード記録媒体

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JP2003099349A
JP2003099349A JP2001293942A JP2001293942A JP2003099349A JP 2003099349 A JP2003099349 A JP 2003099349A JP 2001293942 A JP2001293942 A JP 2001293942A JP 2001293942 A JP2001293942 A JP 2001293942A JP 2003099349 A JP2003099349 A JP 2003099349A
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Shinzo Matsui
紳造 松井
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光学的に読み取り可能なコードやアクセス装置
内の何れかに複数のアドレス情報を有して、それを選択
してアクセスできるようにすること。 【解決手段】記録媒体に記録されるコード10に、予め
設定された複数の情報資源のアドレスの中から一又は複
数の情報資源のアドレスを指定するためのアドレス指定
情報(選択フラグ12、選択指定番号13)を含めてお
き、アクセス装置は、そのコード10を読み取って、上
記アドレス指定情報を復元し、その復元されたアドレス
指定情報により指定される情報資源のアドレスを、上記
予め設定された複数の情報資源のアドレスの中から選択
して、当該情報資源にアクセスする。ここで、上記予め
設定された複数の情報資源のアドレスは、コード10に
アドレス14として含まれていても良いし、アクセス装
置がROM22等に記憶しているものであっても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介して接
続された複数の情報資源の中から任意の情報資源をその
一意のアドレスにより指定してアクセスし、当該アクセ
スした情報資源からその保有する情報の提供サービスを
受けられるようにしたアクセス装置及びアクセス方法、
並びに、そのようなアクセス装置としてコンピュータを
機能させるためのプログラム、更には、そのようなアク
セス装置に適用されるコード記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等の通信網を介して接続
された複数の情報資源(Webサイト)にアクセスする
装置として、特開平8−69436号公報には、Web
サイトのURL(Uniform Resource Locator)を記録し
た符号化画像を光学的に読み取って、そのURLのWe
bサイトにアクセスするアクセス装置が開示されてい
る。
【0003】ここで、アクセスするURLであるアドレ
ス情報は、上記符号化画像つまり光学的に読み取り可能
なコードに記録されている。
【0004】この公報に開示されたシステムによれば、
コードを生成する人のみの意思に従って、アクセス装置
がアクセス可能な数多くの情報資源を決定して、コード
走査のみの簡単操作で上記情報資源にアクセスできる。
【0005】また、特開平10−171758号公報に
は、識別符号を符号化した符号化画像を読み取った際
に、予め設定された通信先アドレスの第1のURLアド
レス(変換サーバ)に上記識別符号を送信し、その通信
先の変換サーバで、上記識別符号に応じて一意に決定さ
れる第2のURLアドレスにアクセスするというシステ
ムが開示されている。
【0006】ここで、アクセスするURLであるアドレ
ス情報は、アクセスする装置内に予め記憶されている。
【0007】この公報に開示のシステムによれば、符号
化画像つまり光学的に読み取り可能なコードに記録する
情報が少なくて済み、1次元バーコード等の少ない記憶
容量のものであっても、種々の情報資源にアクセスでき
るようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、アクセス
するURLであるアドレス情報をコードに記録したシス
テム(特開平8−69436号公報)や、上記変換サー
バのためのアドレス情報を装置内に記憶したシステム
(特開平10−171758号公報)は既知である。
【0009】しかしながら、アクセスするURLである
アドレス情報が、コードと装置内の何れに有ったとして
も、コードを読み取った際にアクセスするアドレスを選
択可能にしたシステムは知られていない。
【0010】更に、アクセスするURLであるアドレス
情報をコードに記録したシステムであっても、複数のU
RLを1つのコードに記録するシステムは無く、また、
上記アドレス情報を装置内に記憶したシステムであって
も、複数のアドレスを装置内に記録して選択するシステ
ムも知られていない。
【0011】即ち、コードや装置内の何れかに複数のア
ドレス情報を有して、それを選択してアクセスするシス
テムは存在しなかった。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、光学的に読み取り可能なコードやアクセス装置内の
何れかに複数のアドレス情報を有して、それを選択して
アクセスすることを可能とするアクセス装置、アクセス
方法、プログラム及びコード記録媒体を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるアクセス装置は、通信網を介して接
続された複数の情報資源の中から任意の情報資源をその
一意のアドレスにより指定してアクセスし、当該アクセ
スした情報資源からその保有する情報の提供サービスを
受けられるように構成されたアクセス装置であって、予
め設定された複数の情報資源のアドレスの中から一又は
複数の情報資源のアドレスを指定するためのアドレス指
定情報が光学的に読み取り可能なコードで記録された部
分を具備する記録媒体から、上記コードを光学的に読み
取る読取手段と、上記読取手段で読み取られたコードか
ら上記アドレス指定情報を復元するデコード手段と、上
記デコード手段で復元された上記アドレス指定情報によ
り指定される情報資源のアドレスを、上記予め設定され
た複数の情報資源のアドレスの中から選択するアドレス
選択手段と、上記アドレス選択手段で選択された情報資
源のアドレスに従って、当該情報資源にアクセスを行う
アクセス手段と、を具備することを特徴とする。
【0014】また、本発明によるアクセス方法は、通信
網を介して接続された複数の情報資源の中から任意の情
報資源をその一意のアドレスにより指定してアクセス
し、当該アクセスした情報資源からその保有する情報の
提供サービスを受けられるようにするアクセス方法であ
って、予め設定された複数の情報資源のアドレスの中か
ら一又は複数の情報資源のアドレスを指定するためのア
ドレス指定情報が光学的に読み取り可能なコードで記録
された部分を具備する記録媒体から、上記コードを光学
的に読み取り、この読み取られたコードから上記アドレ
ス指定情報を復元し、この復元されたアドレス指定情報
により指定される情報資源のアドレスを、上記予め設定
された複数の情報資源のアドレスの中から選択し、この
選択された情報資源のアドレスに従って、当該情報資源
にアクセスを行う、ことを特徴とする。
【0015】また、本発明によるプログラムは、通信網
を介して接続された複数の情報資源の中から任意の情報
資源をその一意のアドレスにより指定してアクセスし、
当該アクセスした情報資源からその保有する情報の提供
サービスを受けられるようにする動作をコンピュータに
実行させる命令を含むプログラムであって、予め設定さ
れた複数の情報資源のアドレスの中から一又は複数の情
報資源のアドレスを指定するためのアドレス指定情報が
光学的に読み取り可能なコードで記録された部分を具備
する記録媒体から、上記コードを光学的に読み取る処理
と、この読み取られたコードから上記アドレス指定情報
を復元する処理と、この復元されたアドレス指定情報に
より指定される情報資源のアドレスを、上記予め設定さ
れた複数の情報資源のアドレスの中から選択する処理
と、この選択された情報資源のアドレスに従って、当該
情報資源にアクセスを行う処理と、をコンピュータに実
行させる命令を含むことを特徴とする。
【0016】また、本発明によるコード記録媒体は、情
報が光学的に読み取り可能なコードで記録されている部
分を具備するコード記録媒体から、上記コードを光学的
に読み取る読取手段と、上記読取手段で読み取られたコ
ードから上記情報を復元するデコード手段とを具備する
と共に、通信網を介して接続された複数の情報資源の中
から任意の情報資源をその一意のアドレスにより指定し
てアクセスし、当該アクセスした情報資源からその保有
する情報の提供サービスを受けられるように構成された
アクセス装置に適用される上記コード記録媒体であっ
て、上記情報は、上記アクセス装置が、上記情報資源に
アクセスする際に、予め設定された複数の情報資源のア
ドレスの中から一又は複数の情報資源のアドレスを指定
するためのアドレス指定情報を含むことを特徴とする。
【0017】即ち、本発明のアクセス装置、アクセス方
法、プログラム及びコード記録媒体によれば、上記アク
セスする先の情報資源のアドレスを複数の情報資源のア
ドレスの中から指定するためのアドレス指定情報をコー
ドに記録したことにより、コードを生成する人(コード
発行者)のみの意思に従って、アクセス装置のアクセス
先を決定でき、コード読み取り操作のみの簡単操作で上
記情報資源にアクセスすることができる。
【0018】また、本発明による別のアクセス装置は、
通信網を介して接続された複数の情報資源の中から任意
の情報資源をその一意のアドレスにより指定してアクセ
スし、当該アクセスした情報資源からその保有する情報
の提供サービスを受けられるように構成されたアクセス
装置であって、上記情報資源のアドレスと当該情報資源
のアドレスを特定するための識別符号とを対応付けた変
換テーブルを有する変換サーバに上記通信網を介してア
クセスし、当該アクセスされた変換サーバに上記識別符
号が入力されて、上記変換テーブルを用いて上記情報資
源のアドレスが決定されることにより上記情報資源にア
クセスするアクセス装置において、複数の上記変換サー
バのアドレスを記憶する記憶手段と、上記識別符号と、
上記記憶手段に記憶された複数の上記変換サーバのアド
レスの中から一の変換サーバのアドレスを指定するため
のアドレス指定情報とが光学的に読み取り可能なコード
で記録された部分を具備する記録媒体から、上記コード
を光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段で読み取
られたコードから上記アドレス指定情報と上記識別符号
とを復元するデコード手段と、上記デコード手段で復元
された上記アドレス指定情報により指定される変換サー
バのアドレスを、上記記憶手段における複数の変換サー
バのアドレスの中から選択するアドレス選択手段と、上
記アドレス選択手段で選択された変換サーバのアドレス
に従って対応する変換サーバにアクセスし、当該変換サ
ーバに上記デコード手段で復元された識別符号を送信す
るアクセス手段と、を具備することを特徴とする。
【0019】また、本発明による別のコード記録媒体
は、通信網を介して接続された複数の情報資源の中から
任意の情報資源をその一意のアドレスにより指定してア
クセスし、当該アクセスした情報資源からその保有する
情報の提供サービスを受けられるように構成されたアク
セス装置であって、情報が光学的に読み取り可能なコー
ドで記録されている部分を具備するコード記録媒体か
ら、上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読
取手段で読み取られたコードから上記情報を復元するデ
コード手段とを具備すると共に、上記情報資源のアドレ
スと当該情報資源のアドレスを特定するための識別符号
とを対応付けた変換テーブルを有する変換サーバに上記
通信網を介してアクセスし、当該アクセスされた変換サ
ーバに上記識別符号が入力されて、上記変換テーブルを
用いて上記情報資源のアドレスが決定されることにより
上記情報資源にアクセスするアクセス装置に適用される
上記コード記録媒体であって、上記情報は、上記識別符
号と、上記アクセス装置が上記変換サーバにアクセスす
る際に、当該アクセス装置の記憶手段に記憶された複数
の上記変換サーバのアドレスの中から一の変換サーバの
アドレスを指定するためのアドレス指定情報と、を含む
ことを特徴とする。
【0020】即ち、本発明の別のアクセス装置及びコー
ド記録媒体によれば、コードに、複数の変換サーバのア
ドレスの中から一つの変換サーバのアドレスを選択する
ためのアドレス指定情報が含まれているため、コードの
読み取り操作によって、目的とする情報資源にアクセス
が可能な変換サーバを選択でき、変換サーバを一つに限
定したときに比べて、通信トラフィックが増加する等の
不具合を軽減することができる。
【0021】また、コードを発行する企業が管理する変
換サーバを、その企業が発行するコードで選択しアクセ
スできるようになるため、コードの発行とそのコードを
読み取った際にアクセスする変換サーバの中の変換テー
ブルの登録や書き換えとがその企業内のみの作業で行
え、誤った識別符号でコードを発行してしまった場合に
も、上記変換テーブルを書き換えることで簡単に対処で
きるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0023】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係るコード記録媒体に記録さ
れる符号化画像としての光学的に読み取り可能なコード
の論理データ構造を示す図である。
【0024】即ち、このコード10は、データ管理ヘッ
ダ11、アドレス指定情報としての選択フラグ12及び
選択指定番号13、アドレス14、及びユーザデータ1
5を含む。
【0025】ここで、データ管理ヘッダ11は、当該コ
ード10が含むデータの種類や圧縮の有無、圧縮形式、
等の各種情報を含むものである。
【0026】選択フラグ12は、当該コード10に記録
されたアドレスと、アクセス装置が予め一体的に記憶し
ているアドレスとの何れを用いるかを示す情報である。
また、選択指定番号13は、当該コード10に複数のア
ドレスが記録されている場合、又は、アクセス装置に複
数のアドレスが予め記憶されている場合に、何番目のア
ドレスを用いるかを示す情報である。即ち、これら選択
フラグ12と選択指定番号13との組み合わせにより、
アクセスすべきアドレスが一意に選択指定される。
【0027】アドレス14は、インターネット上の情報
資源であるWebサイトの一意のアドレス情報としての
一又は複数のURL或いはURI(Uniform Resource I
dentifier)である。ここで、該アドレス14は、特開
平10−171758号公報に開示されたような変換サ
ーバで用いられる目的サイトの識別符号を含むこともで
きる。
【0028】ユーザデータ15は、コード発行者が必要
に応じてアクセス装置で出力を望む音声データや画像デ
ータ、テキストデータ等の各種データを含むものであ
り、更には、Webブラウザソフトウェアの起動プログ
ラム等の各種プログラムを含むこともできる。
【0029】このような光学的に読み取り可能なコード
10としては、既知の1次元又は2次元のバーコード
や、本出願人による特開平6−231466号公報や同
7−181606号公報、及び同10−51645号公
報に開示されているようなドットコードが利用できる。
【0030】図2は、そのようなコード10として利用
可能なドットコード1の物理フォーマット構成を示す図
である。
【0031】即ち、このドットコード1は、複数個のブ
ロック2が2次元に隣接配列されて構成されている。
【0032】そして、その各ブロック2は、記録される
例えば、上記図1の(A)で示したデータの各ブロック
毎に分割されたデータの「1」又は「0」に対応して黒
ドット又は白ドット(図2の白ドットについては記録媒
体自体の色となる非記録ドットが相当する。)のドット
イメージが所定の2次元配列にて存在するデータドット
パターン領域3を有しており、更に、そのデータドット
パターン領域3内の各ドット(データドット4)を読み
取るための読取基準点を見つけるために使用される各ブ
ロック2の四隅に配置された一定の黒の連続数を有する
マーカ5を含むマーカ領域と、その読取基準点を更に精
度良く見つけるために使用されるマーカ5間に配置され
た孤立ドットの集合体であるパターンドット6と、各ブ
ロック2を識別するために同じくマーカ5間に配置され
たエラー検出又はエラー訂正符号を含むブロックアドレ
スパターン7(ブロックID領域)と、を有している。
なお、マーカ5とパターンドット6の周囲は、それらの
検出を容易にするために、全て白領域であるドット無配
置エリア8とされている。
【0033】従って、このドットコード1によれば、ド
ットコード1全体の大きさが読取装置の撮像視野9より
大きくても、換言すれば、当該ドットコード1を読取装
置によってワンショットにて撮像することができなくて
も、上記の各ブロック2に付与された各アドレスをブロ
ック内に含まれるデータドット4と共にブロック単位で
検出できさえすれば、各ブロック2に含まれるデータを
集めて元の全体のデータを再構築することが可能となる
ので、紙面に対する容量の大きなデータの記録も可能に
なり、手動による走査でも簡便に読み取ることができる
ようになっている。
【0034】図3の(A)は、本第1の実施の形態のシ
ステム構成を示す図であり、本発明の第1の実施の形態
に係るアクセス装置20が、通信網としてのインターネ
ット30を介して、情報資源としての目的サイト40や
変換サーバ50に接続されるようになっている。
【0035】ここで、アクセス装置20は、例えば携帯
電話やPDA(Personal Digital Assistant)、或いは
パーソナルコンピュータ等により実現されるもので、C
PU21、ROM22、RAM23、記憶部24、入力
部25、表示部26、通信部27、及びコード読取部2
8から構成されている。
【0036】即ち、CPU21は、該アクセス装置20
の各部の制御を司るものである。
【0037】ROM22は、プログラムやパラメータを
予め記憶している固定メモリであり、例えば、図1の
(B)に示すように、複数の変換サーバ50のURLア
ドレスを記憶している。
【0038】RAM23は、上記CPU21で実行する
アプリケーションプログラムや入力データ等を展開する
ワークメモリである。記憶部24は、CD−ROMやH
DD、更にその他半導体メモリ等の記憶媒体を含み、ア
プリケーションプログラムや各種データファイルを記憶
するものである。
【0039】なお、上記変換サーバ50のURLアドレ
スをROM22に記憶するものとしたが、このRAM2
3や記憶部24に記憶していても良いことは勿論であ
る。この場合、その変換サーバ50のURLアドレスを
変更することができる。
【0040】入力部25は、マウス等のポインティング
装置やキーボードであり、表示部26は、CRTや液晶
等のモニタである。
【0041】通信部27は、アクセス手段として、モデ
ムやTA(ターミナルアダプタ)等を含み、インターネ
ット30を介して、情報資源としての目的サイト40や
変換サーバ50にアクセスするためのものである。な
お、上記目的サイト40とは、例えば、操作者が閲覧を
望む所謂ホームページを提供するものであって、種々の
情報の提供サービスを行うものである。また、上記変換
サーバ50とは、特開平10−171758号公報に開
示されているように、当該変換サーバ50にアクセスし
たアクセス装置20から供給された独自の識別符号をイ
ンターネット30上のWebサイトのURLアドレスに
変換して、上記アクセス装置20にそのURLアドレス
のWebサイトの閲覧を行わせるというものである。
【0042】そして、コード読取部28は、上記のよう
な光学的に読み取り可能なコード10、例えばドットコ
ード1、を光学的に読み取るものである。上記CPU2
1は、このコード読取部28で読み取られたコード10
から上記アドレス指定情報及び上記識別符号をデコード
手段として復元し、その復元したアドレス指定情報に従
って、上記コード10に記録されたアドレス14又は上
記ROM22に記憶されたアドレスの中から、実際に通
信部27によりアクセスすべきURLアドレスを選択し
て、目的サイト40に直接又は変換サーバ50を介して
アクセスするようになっている。
【0043】ここで、図3の(A)に示したアクセス装
置20は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶
部24、入力部25、表示部26、通信部27及びコー
ド読取部28を同一の筐体に内蔵するようにしても良
い。
【0044】図3の(F)は、その一例として、アクセ
ス装置としての携帯電話20にコード読取部28を内蔵
させた例を示している。
【0045】また、本発明はこれに限定されるものでは
なく、図3の(G)に示すように、少なくともコード読
取部28とROM22又は記憶部24とを同一の筐体に
内蔵させることにより、アクセス装置としての携帯電話
20本体とコード読取部28とを別体に構成することが
できる。
【0046】何れの場合にせよ、目的サイトや変換サー
バの複数のアドレスが、アクセス装置20における少な
くともコード読取部28と一体化された部分に記憶され
ているため、コード読取部28がアクセス装置20の中
で仮に別体にて構成されていても、そのコード読取部2
8を有する筐体のROM22や記憶部24における複数
のアドレスから、アドレス指定情報によって、対応する
アドレスを選択することが可能となる。
【0047】その結果、例えば、アクセス装置に対する
外付けのコード読取部が実現できる。
【0048】図4は、上記CPU21の動作を説明する
ためのフローチャートである。このフローチャートに相
当するプログラムが、上記CPU11が読み取り可能な
プログラムコードの形態で上記記憶部24に格納されて
おり、それがRAM23に展開されて実行される。な
お、このプログラムの全ての機能を上記記憶部24に格
納する必要は無く、必要に応じて、その一部若しくは全
部を上記インターネット30や図示しないWAN、LA
Nなどのネットワークに接続された他の機器から上記通
信部27によって受信して実現する様にしても良いこと
は勿論である。
【0049】即ち、まず、図1の(B)に示すように、
ROM22或いは記憶部24上に予め設定されたアドレ
ス情報を読み出して、RAM23上の装置情報エリア2
31に保存する(ステップS01)。
【0050】次に、入力部25の操作に従ってコード読
取部28によるコード読み取りを開始して、コード10
を読み取り、その読み取ったコード10を復元し、その
復元したデータをRAM23上のコードデータエリア2
32にコードデータとして保存する(ステップS0
2)。
【0051】その後、RAM23のコードデータエリア
232よりコードデータを読み出して、そのコードデー
タ内のアドレス14をRAM23上のエリアA233に
保存する(ステップS03)。同様に、RAM23の装
置情報エリア231よりアドレス情報を読み出して、R
AM23上のエリアB234に保存する(ステップS0
4)。
【0052】ここで、コードデータ内のアドレス指定情
報である選択フラグ12と選択指定番号13に従って、
上記エリアA233に保存したアドレスとエリアB23
4に保存したアドレスとより選択したアドレスに、通信
部27によりアクセスを行う(ステップS05)。そし
て、その結果として受信した情報を表示部26に表示し
て(ステップS06)、動作を終了する。
【0053】即ち、図1の(B)の例では、選択フラグ
12に従って、エリアB234に保存したアドレスを選
択し、更に、選択指定番号13に従って、選択番号
「2」のURLアドレス「http://www.de
f.co.jp」をアクセスすべきアドレスとして選択
する。そして、そのURLアドレスのWebサイト、こ
の例では変換サーバ50にアクセスする。ここで、この
ように変換サーバ50にアクセスする場合には、更に、
上記RAM23のコードデータエリア232に保存され
たコードデータから上記アドレス14として記録されて
いた識別符号Aをその変換サーバ50に送信することに
なる。これに応じて、該変換サーバ50は、特開平10
−171758号公報に開示されているように、それが
持つ変換テーブル51を参照して、当該識別符号Aによ
って一意に決められるアドレスの所定の情報資源、例え
ばURLアドレス「http://www.opq.c
o.jp」の目的サイト40、にアクセスして情報を取
得し、その取得した情報を当該アクセス装置20に送信
する。而して、アクセス装置20では、その情報を受信
して、表示部26に表示することができる。
【0054】このような本第1の実施の形態のシステム
では、コード10を印刷した印刷物を制作する上での次
のような貼り間違いに対する対処を上記印刷後に行うこ
とができるという効果がある。
【0055】即ち、例えば、図3の(B)に示すような
変換テーブル51を持つ変換サーバ50を利用するよ
う、図3の(C)に示すように、それぞれのデータをコ
ード(コードA,コードB)として印刷した印刷物60
を制作するにあたっては、それらコードを画像やテキス
トなどのデータと共に紙面レイアウトを行う。しかしな
がら、一般的な多くのコードは、複数のコードを目視で
判別できるようになっていない。そのため、その紙面レ
イアウトでコードをレイアウトした際に、図3の(D)
のような貼り間違いをする可能性がある。即ち、コード
Aを所望する位置とは異なったコードBの所望する位置
に貼り間違え、コードBは、コードAの所望する位置に
貼り間違えてしまった場合である。このような貼り間違
えをしてしまうと、そのコードをアクセス装置20で読
み取ったとき、印刷物60上の該コード近傍に印刷され
た文字や絵柄で示されたアクセス先とは異なるアクセス
先にアクセスしてしまうことになる。
【0056】これに対して、本実施の形態の場合、コー
ドを前述のような貼り間違えをしたまま印刷してしまっ
た場合であっても、変換サーバ50の変換テーブル51
を上記印刷後に変更し、即ち、図3の(E)に示すよう
に、コードAに記録した識別符号に対応するアドレス
と、コードB記録した識別符号に対応するアドレスとを
入れ替えたテーブルを作成して変換テーブル51として
登録保存しておくことにより、その貼り間違いによる誤
アクセスを防ぐことができる。つまり、図3の(D)に
示す印刷物60において、文字列「会社A」の下にレイ
アウトされたコードBを読み取った場合、アクセスアド
レスが「http://www.opq.co.jp」
にアクセスすることなり、図3の(B)の変換テーブル
51が登録された変換サーバに対して、図3の(C)の
印刷物60の「会社A」の下にレイアウトしたコードA
を読み取った際のアクセスアドレス「http://w
ww.opq.co.jp」と同じアドレスにアクセス
することができるものである。
【0057】このような効果は、従来の技術である上記
変換サーバ50を使用した場合の効果である。
【0058】本実施の形態では、上記従来の効果をその
まま享受できるものであり、更には、上記変換サーバを
1つに集中することなく複数に分散させることで、通信
のトラフィックなどによる応答時間の遅延を少なくする
ことができる。
【0059】更に、ビジネス上の効果として、上述した
変換サーバ50の変換テーブル51を分散することがで
き、その変換テーブル51を記憶する記憶部のコスト分
散が可能になり、以下の場面で特に有効である。
【0060】即ち、例えば8社の出版物に各々10個の
コードが存在し、各コード別に各々異なったアドレスに
アクセスするものとする。それを従来のように1つの変
換サーバで全80個のコードを読み取った際に変換する
ための変換テーブルは、80の識別符号に対する80の
アドレスを記憶する必要があった。
【0061】本実施の形態を適用した場合には、例え
ば、8社の出版社別に変換サーバを用意し、アクセス装
置20は、その各変換サーバにアクセスするための各ア
ドレスをROM22に予め設定されたアドレス情報とし
て8社分を保存しておく。また、その各アドレスに対す
る変換サーバは、各々出版社別のサーバとして、各社別
の出版物のコードに関する変換テーブルを用意するもの
であり、その各社の出版物のコードに対する変換テーブ
ルは、各社毎の10個のコードに対するテーブル内容を
編集するものである。
【0062】それによって、変換サーバ管理会社と出版
社とのやり取りが無くて済み、出版社のみでテーブルの
編集が簡単にでき、上記編集に関わる管理が簡単に済む
ことと、変換サーバの管理会社が不要になるなど、様々
な効果を享受することができる。
【0063】なお、図1の(B)では、コード10のデ
ータ管理ヘッダ11を図示していないが、アクセス装置
20のCPU21は、復元したデータ管理ヘッダ11に
より、その読み取ったコードが前述したような当該アク
セス装置20でのアクセス用のものであることを判別
し、復元した選択フラグ12乃至ユーザデータ15をコ
ードデータとしてRAM23のコードデータエリアに記
憶するものである。即ち、同図は、データの流れを示す
ものであるため、データ管理ヘッダ11については図示
していないものであり、読み取ったコード10には、デ
ータ管理ヘッダ11が含まれることは勿論である。
【0064】また、同図の例では、ユーザデータ15と
しては何も記録されていない。このような何も記録され
ていないことを、図1の(B)では「X」として表して
いる(以下、同様)。
【0065】図5は、コード10のアドレス14とし
て、上記変換サーバ50で利用する識別符号ではなく
て、複数のURLアドレスそのものが記録され、アドレ
ス指定情報により、それら複数のURLアドレスの内の
何れにアクセスするかを指定するようになっている場合
を示している。
【0066】この場合には、アクセス装置20のCPU
21は、前述したようにして、コード10を復元して、
そのコードデータ内のアドレス14として記録された複
数のURLアドレスをRAM23上のエリアA233に
保存する。そして、コードデータ内のアドレス指定情報
である選択フラグ12(この例ではコードを示す
「2」)と選択指定番号13(この例では「2」)に従
って、上記エリアA233に保存した複数(この例では
2つ)のアドレスよりアクセスすべきURLアドレスを
選択し、そのURLアドレス(この例では「http:
//www.rst.co.jp」)に、通信部27に
よりアクセスを行うものである。
【0067】このように、コード10に複数のアドレス
を記録し、そのアドレスを選択してアクセスすることが
できる。これにより、例えば、2つのアドレスに対して
コードに記録したデータに応じてアクセスする順を選択
するなどの制御が可能となる。
【0068】なお、このようにアドレス指定情報により
当該コード10内のアドレス14を指定する場合には、
ROM22や記憶部24に予めアドレス情報を設定して
いないアクセス装置を利用することも可能となる。
【0069】また、図6に示すように、ROM22や記
憶部24に予め記憶しておくアドレス情報も、変換サー
バ50のURLアドレスではなく、目的サイト40のU
RLアドレスを記憶しておくものとしても良い。
【0070】即ち、コードを読み取ってアクセスするU
RLアドレスは、複数の目的サイト40のURLアドレ
スの内の一つを選択するものであって、上記複数のUR
Lアドレスの各アドレスは、コード10中のコードデー
タより読み出すアドレスとアクセス装置20内のROM
22や記憶部24より読み出すアドレスとの何れかより
選択するものである。その選択は、コード中のコードデ
ータに記録されたアドレス指定情報としての選択フラグ
12及び選択指定番号13に従って選択するものであ
る。
【0071】なお、図6では、コード10中のコードデ
ータより読み出すアドレスとアクセス装置20内のRO
M22や記憶部24より読み出すアドレスとをそれぞれ
1つずつしか図示していないが、それに限定するもので
はなく、各々複数のアドレスであっても良い。
【0072】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。
【0073】本実施の形態においては、コード10のア
ドレス14として、図7に示すように、Webサイトの
下位層のアドレスを記憶しておき、アクセス装置20に
記憶されたWebサイトのアドレス情報に該下位層のア
ドレスを組み合わせた文字加算結果にアクセスすること
を示す値(この例では「4」)を選択フラグ12に設定
しておくものである。
【0074】このようなコード10を読み取った時、ア
クセス装置20のCPU21は、RAM23上のエリア
B234に保存したアドレス情報(この例では「htt
p://www.rst.co.jp」)と、RAM2
3上のエリアA233に保存した下位層のアドレス(こ
の例では「/default/zyx/」)とを文字加
算して、結果のアドレス(この例では「http://
www.rst.co.jp/default/zyx
/」)に、通信部27によりアクセスを行うことにな
る。
【0075】このように、コード10には、下位層の情
報資源を指定するための情報を記録し、その上位層の情
報資源を指定するための情報は含まないため、コード1
0に記録する情報が少なくて済み、コードサイズも小さ
くて済む。
【0076】また、上記のようなコード10とは別に、
図7に示すような入力/変更用コード10’を用意し
て、上位層のアドレスを変更することも可能である。こ
こで、入力/変更用コード10’は、例えば、データ管
理ヘッダ11にそのようなコードであることを示す情報
が含まれ、選択フラグ12及び選択指定番号13をブラ
ンクとし、アドレス14に変更後のアドレスを含むもの
である。
【0077】この場合、記憶部24上に予め設定された
アドレス情報に、読み取ったコードが上記入力/変更用
コード10’であったときには、その復元したデータを
上書きすることにより変更できる。
【0078】なお、このような変更は、上記第1の実施
の形態や後述する他の実施の形態においても同様に行う
ことができることは勿論である。
【0079】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。
【0080】本実施の形態においては、図8に示すよう
に、コード10に記録されるアドレス指定情報に複数の
選択フラグ12及び選択指定番号13を含め、複数のW
ebサイトに順番にアクセスできるようにしたものであ
る。
【0081】即ち、アクセス装置20のCPU21は、
前述したようにして、ROM22(或いは記憶部24)
上に予め設定されたアドレス情報をRAM23上の装置
情報エリア231に保存した後、RAM23上のエリア
B234に保存する。また、上記コード10を読み取っ
て復元したデータをRAM23上のコードデータエリア
232にコードデータとして保存し、その内のアドレス
14をRAM23上のエリアA233に保存する。この
とき、アドレス14が複数含まれていれば(図8では2
つのアドレスが含まれているが、1つの場合や3つ以上
の場合も勿論存在する。)、それら全てのアドレスをエ
リアA233に保存することになる。
【0082】そして、上記ステップS05において、コ
ードデータ内のアドレス指定情報である選択フラグ12
と選択指定番号13に従って、上記エリアA233に保
存したアドレスとエリアB234に保存したアドレスと
より選択したアドレスに、通信部27によりアクセスを
行うものであるが、本実施の形態においては、複数のア
ドレス指定情報があるため、この選択アクセス動作は、
図9のフローチャートに示すようにして行われる。
【0083】即ち、まず、上記RAM23上のコードデ
ータエリア232に保存されたコードデータの内の複数
のアドレス指定情報を所定の順に(例えば上から順に)
1つ読み出す(ステップS51)。そして、その読み出
されたアドレス指定情報に従って、上記エリアA233
及びエリアB234に保存したアドレスの中から1つの
アドレスを選択して(ステップS52)、その選択され
たアドレスにアクセスを行う(ステップS53)。図8
の例では、選択フラグ12が「2」、選択指定番号13
が「1」であるので、コード10より読み取ってエリア
A233に保存されたアドレスの内の1番目のものであ
る「http://www.opq.co.jp」にア
クセスすることになる。
【0084】その後、上記RAM23上のコードデータ
エリア232に保存された複数のアドレス指定情報を全
て読み出したか否かを判別する(ステップS54)。
【0085】ここで、まだ読み出していないアドレス指
定情報が有る場合には、上記ステップS51に戻って、
上記の処理を繰り返すことになる。これにより、図8の
例では、ステップS51で「1」の選択フラグ12と
「2」の選択指定番号13が読み出され、ステップS5
2でROM22(或いは記憶部24)から読み出してエ
リアB234に保存されたアドレスの内の2番目のもの
である「http://www.xyz.co.jp」
にアクセスすることになる。
【0086】そして、全てのアドレス指定情報に従った
アクセスが行われたならば、動作を終了する。
【0087】なお、図8では、アドレス指定情報が2つ
の場合を示しているが、3つ以上であっても良いことは
勿論である。
【0088】以上、第1乃至第3の実施の形態により、
本発明を説明したが、上記アドレスとは、IPアドレス
に相当するURLアドレスに限定するものではない。即
ち、パス名や引数などを含めたファイルを特定するアド
レスであっても良い。
【0089】上記各実施の形態では、コード10を読み
取った際のアドレス指定情報に従って、複数有るアドレ
スより選択する処理に関して説明したが、上記コード1
0より読み取ったアドレス指定情報に従って選択するも
のに限らず、以下の場合も考えられる。
【0090】一つは、アクセス装置20の入力部25の
操作に応じて選択するものである。
【0091】また、アクセス装置20側の記憶部24や
ROM22,RAM23などに記憶されたアドレス指定
情報に従って、複数のアドレスより選択する場合も考え
られる。
【0092】その複数のアドレスは、コード10に記録
された複数のアドレスであっても良く、アクセス装置2
0内部に記憶された複数のアドレスであっても良い。更
に、コード10に記録されたアドレスとアクセス装置2
0内部に記憶されたアドレスの各々から選択するように
しても良い。
【0093】例えば、図10に示すように、コード10
には、アドレス14として複数のURLアドレスを含ま
せておくが、選択指定番号13はブランクとしておく。
また、アクセス装置20のROM22(或いはRAM2
3や記憶部24)に装置固有情報として選択フラグと選
択指定番号を記憶しておく。
【0094】そして、アクセス装置20のCPU21
は、当該装置20が記憶している上記装置固有情報を読
み出して、コード10より読み取られたコードデータの
中の複数のアドレスの内、上記読み出した装置固有情報
の選択指定番号に関連したアドレスを選択するものであ
る。
【0095】このように、アクセス装置20の装置固有
情報によってアドレスを選択することにより、アクセス
を集中するのを避けるなどの管理が可能にすることがで
きる。また、アクセスする操作者、アクセス装置20、
などの情報別にアクセスするアドレスを変えることで、
各々のアドレスヘのアクセス数を計数することもでき、
上記情報別のアクセス数を調査することが可能となる。
【0096】また、上記装置固有情報としては、選択指
定番号の代わりに、所在地やプロバイダ指定アドレス番
号などを記憶しておき、コード10から読み出した複数
アドレスからそれら所在地やプロバイダ指定アドレス番
号などに関連するアドレスを選択するようにしても良
い。
【0097】即ち、装置固有情報として所在地を用いた
場合には、複数のアドレスの中から距離の近いアドレス
を選択する際に、所在地をアドレス指定情報として複数
の所在地別アドレスより所定地に関するアドレスを選択
する。これにより、トラフィックの集中などが避けられ
る管理が可能となる。
【0098】また、装置固有情報としてプロバイダ指定
アドレス番号を用いた場合には、複数のアドレスの中か
ら契約したプロバイダの指定するアドレスを選択する際
に、アクセス装置20側に記憶されたプロバイダ指定ア
ドレス番号をアドレス指定情報として複数のプロバイダ
アドレス番号別アドレスより選択する。これにより、ト
ラフィックの集中などが避けられる管理が可能となる。
更に、プロバイダにとって契約した個人ごとのアクセス
数などの情報を調査することができる。
【0099】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能なことは勿論である。
【0100】ここで、本発明の要旨をまとめると以下の
ようになる。
【0101】(1) 通信網を介して接続された複数の
情報資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレス
により指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源
からその保有する情報の提供サービスを受けられるよう
に構成されたアクセス装置であって、予め設定された複
数の情報資源のアドレスの中から一又は複数の情報資源
のアドレスを指定するためのアドレス指定情報が光学的
に読み取り可能なコードで記録された部分を具備する記
録媒体から、上記コードを光学的に読み取る読取手段
と、上記読取手段で読み取られたコードから上記アドレ
ス指定情報を復元するデコード手段と、上記デコード手
段で復元された上記アドレス指定情報により指定される
情報資源のアドレスを、上記予め設定された複数の情報
資源のアドレスの中から選択するアドレス選択手段と、
上記アドレス選択手段で選択された情報資源のアドレス
に従って、当該情報資源にアクセスを行うアクセス手段
と、を具備することを特徴とするアクセス装置。
【0102】即ち、上記アクセスする先の情報資源のア
ドレスを複数の情報資源のアドレスの中から指定するた
めのアドレス指定情報をコードに記録したことにより、
コードを生成する人のみの意思に従って、アクセス装置
のアクセス先を決定でき、コード読み取り操作のみの簡
単操作で上記情報資源にアクセスすることができる。
【0103】(2) 上記予め設定された複数の情報資
源のアドレスを記憶する記憶手段を、少なくとも上記読
取手段を有する筐体に内蔵し、上記アドレス選択手段
は、上記記憶手段に記憶された複数の情報資源のアドレ
スの中から、上記復元されたアドレス指定情報により指
定される情報資源のアドレスを選択することを特徴とす
る(1)に記載のアクセス装置。
【0104】即ち、上記(1)の効果に加え、上記アド
レス情報を上記アクセス装置の読取手段と一体化して複
数記憶しているため、読み取り手段がアクセス装置の中
で別体にて構成されていてもその読取手段を有する筐体
の記憶手段における複数の情報資源のアドレスの中か
ら、アドレス指定情報によって、対応する情報資源のア
ドレスを選択することが可能となり、アクセス装置に対
する外付けコード読取部が実現できる。
【0105】(3) 上記記憶手段に記憶された情報資
源のアドレスを変更するアドレス変更手段を更に具備す
ることを特徴とする(2)に記載のアクセス装置。
【0106】即ち、上記(2)の効果に加え、上記記憶
手段に記憶したアドレスを変更できるため、アクセス装
置に予め設定された複数の情報資源のアドレスをアクセ
ス装置出荷後に変更することが可能となる。
【0107】(4) 上記コードが、更に、上記記憶手
段に記憶された情報資源のアドレスを変更するためのア
ドレス変更情報を含むとき、上記アドレス変更手段は、
上記アドレス変更情報に基づいて、上記記憶手段に記憶
された情報資源のアドレスを変更することを特徴とする
(3)に記載のアクセス装置。
【0108】即ち、上記(3)の効果に加え、コードの
読み取り操作によって、上記記憶手段に記憶された複数
の情報資源のアドレスを簡単に変更することが可能とな
る。
【0109】(5) 上記アドレス変更情報は、上記記
憶手段に記憶された情報資源のアドレスの一つに対して
付加される、当該情報資源の下位層の情報資源を指定す
るための情報を含むことを特徴とする(4)に記載のア
クセス装置。
【0110】即ち、上記(4)の効果に加え、上記コー
ドは、上記当該下位層の情報資源を指定するための情報
のみを含むため、その上位層の情報資源を指定するため
の情報は含まないことから、コードに記録される情報が
少なくて済み、コードサイズも小さくて済む。
【0111】(6) 上記コードが、更に、上記予め設
定された複数の情報資源のアドレスを含み、上記デコー
ド手段により、上記読取手段で読み取られたコードから
上記アドレス指定情報と上記複数の情報資源のアドレス
とが復元されるとき、上記アドレス選択手段は、上記デ
コード手段で復元された複数の情報資源のアドレスの中
から、同デコード手段で復元されたアドレス指定情報に
より指定される情報資源のアドレスを選択することを特
徴とする(1)に記載のアクセス装置。
【0112】即ち、上記(1)の効果に加え、コードに
複数のアドレスを記録して、そのアドレスを選択してア
クセスすることができる。例えば、2つのアドレスに対
してコードに記録したアドレス指定情報に応じてアクセ
スする順を選択するなどの制御が可能となる。
【0113】(7) 上記予め設定された複数の情報資
源のアドレスのうち一又は複数の情報資源のアドレスを
記憶する記憶手段を、少なくとも上記読取手段を有する
筐体に内蔵し、且つ、上記コードが、更に、上記予め設
定された複数の情報資源のアドレスのうち一又は複数の
情報資源のアドレスを含み、上記デコード手段により、
上記読取手段で読み取られたコードから上記アドレス指
定情報と上記一又は複数の情報資源のアドレスとが復元
されるとき、上記アドレス選択手段は、上記記憶手段に
記憶された一又は複数の情報資源のアドレス及び上記デ
コード手段で復元された一又は複数の情報資源のアドレ
スの中から、同デコード手段で復元されたアドレス指定
情報により指定される情報資源のアドレスを選択するこ
とを特徴とする(1)に記載のアクセス装置。
【0114】即ち、上記(1)の効果に加え、コードと
装置に各々記憶された複数のアドレスの中から、アドレ
ス指定情報に従って、対応するアドレスを選択すること
ができる。
【0115】(8) 上記アドレス選択手段が、上記デ
コード手段で復元された上記アドレス指定情報に基づい
て、上記予め設定された複数の情報資源のアドレスの中
から複数の情報資源のアドレスを選択したとき、上記ア
クセス手段は、上記選択された複数の情報資源のアドレ
スに対応する各情報資源に対し、所定の順序に従ってア
クセスを行うことを特徴とする(1)に記載のアクセス
装置。
【0116】即ち、上記(1)の効果に加え、複数のア
ドレスに対してアクセスする順を制御することができ、
情報を見たい順に出力させたり、説明のタイミングに従
って表示させたりすることができる。
【0117】(9) 通信網を介して接続された複数の
情報資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレス
により指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源
からその保有する情報の提供サービスを受けられるよう
にするアクセス方法であって、予め設定された複数の情
報資源のアドレスの中から一又は複数の情報資源のアド
レスを指定するためのアドレス指定情報が光学的に読み
取り可能なコードで記録された部分を具備する記録媒体
から、上記コードを光学的に読み取り、この読み取られ
たコードから上記アドレス指定情報を復元し、この復元
されたアドレス指定情報により指定される情報資源のア
ドレスを、上記予め設定された複数の情報資源のアドレ
スの中から選択し、この選択された情報資源のアドレス
に従って、当該情報資源にアクセスを行う、ことを特徴
とするアクセス方法。
【0118】即ち、上記アクセスする先の情報資源のア
ドレスを複数の情報資源のアドレスの中から指定するた
めのアドレス指定情報をコードに記録したことにより、
コードを生成する人のみの意思に従って、アクセス装置
のアクセス先を決定でき、コード読み取り操作のみの簡
単操作で上記情報資源にアクセスすることができる。
【0119】(10) 通信網を介して接続された複数
の情報資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレ
スにより指定してアクセスし、当該アクセスした情報資
源からその保有する情報の提供サービスを受けられるよ
うにする動作をコンピュータに実行させる命令を含むプ
ログラムであって、予め設定された複数の情報資源のア
ドレスの中から一又は複数の情報資源のアドレスを指定
するためのアドレス指定情報が光学的に読み取り可能な
コードで記録された部分を具備する記録媒体から、上記
コードを光学的に読み取る処理と、この読み取られたコ
ードから上記アドレス指定情報を復元する処理と、この
復元されたアドレス指定情報により指定される情報資源
のアドレスを、上記予め設定された複数の情報資源のア
ドレスの中から選択する処理と、この選択された情報資
源のアドレスに従って、当該情報資源にアクセスを行う
処理と、をコンピュータに実行させる命令を含むプログ
ラム。
【0120】即ち、上記アクセスする先の情報資源のア
ドレスを複数の情報資源のアドレスの中から指定するた
めのアドレス指定情報をコードに記録したことにより、
コードを生成する人のみの意思に従って、アクセス装置
のアクセス先を決定でき、コード読み取り操作のみの簡
単操作で上記情報資源にアクセスすることができる。
【0121】(11) 情報が光学的に読み取り可能な
コードで記録されている部分を具備するコード記録媒体
から、上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記
読取手段で読み取られたコードから上記情報を復元する
デコード手段とを具備すると共に、通信網を介して接続
された複数の情報資源の中から任意の情報資源をその一
意のアドレスにより指定してアクセスし、当該アクセス
した情報資源からその保有する情報の提供サービスを受
けられるように構成されたアクセス装置に適用される上
記コード記録媒体であって、上記情報は、上記アクセス
装置が、上記情報資源にアクセスする際に、予め設定さ
れた複数の情報資源のアドレスの中から一又は複数の情
報資源のアドレスを指定するためのアドレス指定情報を
含むことを特徴とするコード記録媒体。
【0122】即ち、上記アクセスする先の情報資源のア
ドレスを複数の情報資源のアドレスの中から指定するた
めのアドレス指定情報をコードに記録したことにより、
コードを生成する人のみの意思に従って、アクセス装置
のアクセス先を決定でき、コード読み取り操作のみの簡
単操作で上記情報資源にアクセスすることができる。 (12) 通信網を介して接続された複数の情報資源の
中から任意の情報資源をその一意のアドレスにより指定
してアクセスし、当該アクセスした情報資源からその保
有する情報の提供サービスを受けられるように構成され
たアクセス装置であって、上記情報資源のアドレスと当
該情報資源のアドレスを特定するための識別符号とを対
応付けた変換テーブルを有する変換サーバに上記通信網
を介してアクセスし、当該アクセスされた変換サーバに
上記識別符号が入力されて、上記変換テーブルを用いて
上記情報資源のアドレスが決定されることにより上記情
報資源にアクセスするアクセス装置において、複数の上
記変換サーバのアドレスを記憶する記憶手段と、上記識
別符号と、上記記憶手段に記憶された複数の上記変換サ
ーバのアドレスの中から一の変換サーバのアドレスを指
定するためのアドレス指定情報とが光学的に読み取り可
能なコードで記録された部分を具備する記録媒体から、
上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読取手
段で読み取られたコードから上記アドレス指定情報と上
記識別符号とを復元するデコード手段と、上記デコード
手段で復元された上記アドレス指定情報により指定され
る変換サーバのアドレスを、上記記憶手段における複数
の変換サーバのアドレスの中から選択するアドレス選択
手段と、上記アドレス選択手段で選択された変換サーバ
のアドレスに従って対応する変換サーバにアクセスし、
当該変換サーバに上記デコード手段で復元された識別符
号を通信するアクセス手段と、を具備することを特徴と
するアクセス装置。
【0123】即ち、コードに、複数の変換サーバのアド
レスの中から一つの変換サーバのアドレスを選択するた
めのアドレス指定情報が含まれているため、コードの読
み取り操作によって、目的とする情報資源にアクセスが
可能な変換サーバを選択でき、変換サーバを一つに限定
したときに比べて、通信トラフィックが増加する等の不
具合を軽減することができる。
【0124】また、コードを発行する企業が管理する変
換サーバを、その企業が発行するコードで選択しアクセ
スできるようになるため、コードの発行とそのコードを
読み取った際にアクセスする変換サーバの中の変換テー
ブルの登録や書き換えとがその企業内のみの作業で行
え、誤った識別符号でコードを発行してしまった場合に
も、上記変換テーブルを書き換えることで簡単に対処で
きるようになる。
【0125】(13) 通信網を介して接続された複数
の情報資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレ
スにより指定してアクセスし、当該アクセスした情報資
源からその保有する情報の提供サービスを受けられるよ
うに構成されたアクセス装置であって、情報が光学的に
読み取り可能なコードで記録されている部分を具備する
コード記録媒体から、上記コードを光学的に読み取る読
取手段と、上記読取手段で読み取られたコードから上記
情報を復元するデコード手段とを具備すると共に、上記
情報資源のアドレスと当該情報資源のアドレスを特定す
るための識別符号とを対応付けた変換テーブルを有する
変換サーバに上記通信網を介してアクセスし、当該アク
セスされた変換サーバに上記識別符号が入力されて、上
記変換テーブルを用いて上記情報資源のアドレスが決定
されることにより上記情報資源にアクセスするアクセス
装置に適用される上記コード記録媒体であって、上記情
報は、上記識別符号と、上記アクセス装置が上記変換サ
ーバにアクセスする際に、当該アクセス装置の記憶手段
に記憶された複数の上記変換サーバのアドレスの中から
一の変換サーバのアドレスを指定するためのアドレス指
定情報と、を含むことを特徴とするコード記録媒体。
【0126】即ち、コードに、複数の変換サーバのアド
レスの中から一つの変換サーバのアドレスを選択するた
めのアドレス指定情報が含まれているため、コードの読
み取り操作によって、目的とする情報資源にアクセスが
可能な変換サーバを選択でき、変換サーバを一つに限定
したときに比べて、通信トラフィックが増加する等の不
具合を軽減することができる。
【0127】また、コードを発行する企業が管理する変
換サーバを、その企業が発行するコードで選択しアクセ
スできるようになるため、コードの発行とそのコードを
読み取った際にアクセスする変換サーバの中の変換テー
ブルの登録や書き換えとがその企業内のみの作業で行
え、誤った識別符号でコードを発行してしまった場合に
も、上記変換テーブルを書き換えることで簡単に対処で
きるようになる。
【0128】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
光学的に読み取り可能なコードやアクセス装置内の何れ
かに複数のアドレス情報を有して、それを選択してアク
セスすることを可能とするアクセス装置、アクセス方
法、プログラム及びコード記録媒体を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るコー
ド記録媒体に記録される符号化画像としての光学的に読
み取り可能なコードの論理データ構造を示す図であり、
(B)は第1の実施の形態のシーケンス説明図である。
【図2】光学的に読み取り可能なコードの一例としての
ドットコードの物理フォーマット構成を示す図である。
【図3】(A)は第1の実施の形態のシステム構成を示
す図、(B)は変換サーバの変換テーブルの内容を示す
図、(C)は所望の印刷物を示す図、(D)はコードを
貼り間違えた印刷物を示す図、(E)は(D)の印刷物
に対処するために変更された変換サーバの変換テーブル
の内容を示す図、(F)はアクセス装置としての携帯電
話にコード読取部を内蔵させた例を示す図であり、
(G)はアクセス装置としての携帯電話とコード読取部
とを別体に構成した例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るアクセス装置の動作フ
ローチャートを示す図である。
【図5】第1の実施の形態のシーケンス説明図である。
【図6】第1の実施の形態のシーケンス説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図8】本発明の第3の実施の形態のシーケンス説明図
である。
【図9】第3の実施の形態におけるアドレスの選択及び
アクセス処理のサブルーチンのフローチャートを示す図
である。
【図10】アクセス装置が記憶している装置固有情報を
用いる場合のシーケンス説明図である。
【符号の説明】
1 ドットコード 10 コード 10’ 入力/変更用コード 11 データ管理ヘッダ 12 選択フラグ 13 選択指定番号 14 アドレス 15 ユーザデータ 20 アクセス装置 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 記憶部 25 入力部 26 表示部 27 通信部 28 コード読取部 30 インターネット 40 目的サイト 50 変換サーバ 51 変換テーブル 60 印刷物 231 装置情報エリア 232 コードデータエリア 233 エリアA 234 エリアB

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して接続された複数の情報資
    源の中から任意の情報資源をその一意のアドレスにより
    指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源からそ
    の保有する情報の提供サービスを受けられるように構成
    されたアクセス装置であって、 予め設定された複数の情報資源のアドレスの中から一又
    は複数の情報資源のアドレスを指定するためのアドレス
    指定情報が光学的に読み取り可能なコードで記録された
    部分を具備する記録媒体から、前記コードを光学的に読
    み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られたコードから前記アドレス指
    定情報を復元するデコード手段と、 前記デコード手段で復元された前記アドレス指定情報に
    より指定される情報資源のアドレスを、前記予め設定さ
    れた複数の情報資源のアドレスの中から選択するアドレ
    ス選択手段と、 前記アドレス選択手段で選択された情報資源のアドレス
    に従って、当該情報資源にアクセスを行うアクセス手段
    と、 を具備することを特徴とするアクセス装置。
  2. 【請求項2】 前記予め設定された複数の情報資源のア
    ドレスを記憶する記憶手段を、少なくとも前記読取手段
    を有する筐体に内蔵し、 前記アドレス選択手段は、前記記憶手段に記憶された複
    数の情報資源のアドレスの中から、前記復元されたアド
    レス指定情報により指定される情報資源のアドレスを選
    択することを特徴とする請求項1に記載のアクセス装
    置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段に記憶された情報資源のア
    ドレスを変更するアドレス変更手段を更に具備すること
    を特徴とする請求項2に記載のアクセス装置。
  4. 【請求項4】 前記コードが、更に、前記記憶手段に記
    憶された情報資源のアドレスを変更するためのアドレス
    変更情報を含むとき、 前記アドレス変更手段は、前記アドレス変更情報に基づ
    いて、前記記憶手段に記憶された情報資源のアドレスを
    変更することを特徴とする請求項3に記載のアクセス装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アドレス変更情報は、前記記憶手段
    に記憶された情報資源のアドレスの一つに対して付加さ
    れる、当該情報資源の下位層の情報資源を指定するため
    の情報を含むことを特徴とする請求項4に記載のアクセ
    ス装置。
  6. 【請求項6】 前記コードが、更に、前記予め設定され
    た複数の情報資源のアドレスを含み、前記デコード手段
    により、前記読取手段で読み取られたコードから前記ア
    ドレス指定情報と前記複数の情報資源のアドレスとが復
    元されるとき、 前記アドレス選択手段は、前記デコード手段で復元され
    た複数の情報資源のアドレスの中から、同デコード手段
    で復元されたアドレス指定情報により指定される情報資
    源のアドレスを選択することを特徴とする請求項1に記
    載のアクセス装置。
  7. 【請求項7】 前記予め設定された複数の情報資源のア
    ドレスのうち一又は複数の情報資源のアドレスを記憶す
    る記憶手段を、少なくとも前記読取手段を有する筐体に
    内蔵し、且つ、 前記コードが、更に、前記予め設定された複数の情報資
    源のアドレスのうち一又は複数の情報資源のアドレスを
    含み、前記デコード手段により、前記読取手段で読み取
    られたコードから前記アドレス指定情報と前記一又は複
    数の情報資源のアドレスとが復元されるとき、 前記アドレス選択手段は、前記記憶手段に記憶された一
    又は複数の情報資源のアドレス及び前記デコード手段で
    復元された一又は複数の情報資源のアドレスの中から、
    同デコード手段で復元されたアドレス指定情報により指
    定される情報資源のアドレスを選択することを特徴とす
    る請求項1に記載のアクセス装置。
  8. 【請求項8】 前記アドレス選択手段が、前記デコード
    手段で復元された前記アドレス指定情報に基づいて、前
    記予め設定された複数の情報資源のアドレスの中から複
    数の情報資源のアドレスを選択したとき、 前記アクセス手段は、前記選択された複数の情報資源の
    アドレスに対応する各情報資源に対し、所定の順序に従
    ってアクセスを行うことを特徴とする請求項1に記載の
    アクセス装置。
  9. 【請求項9】 通信網を介して接続された複数の情報資
    源の中から任意の情報資源をその一意のアドレスにより
    指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源からそ
    の保有する情報の提供サービスを受けられるようにする
    アクセス方法であって、 予め設定された複数の情報資源のアドレスの中から一又
    は複数の情報資源のアドレスを指定するためのアドレス
    指定情報が光学的に読み取り可能なコードで記録された
    部分を具備する記録媒体から、前記コードを光学的に読
    み取り、 この読み取られたコードから前記アドレス指定情報を復
    元し、 この復元されたアドレス指定情報により指定される情報
    資源のアドレスを、前記予め設定された複数の情報資源
    のアドレスの中から選択し、 この選択された情報資源のアドレスに従って、当該情報
    資源にアクセスを行う、 ことを特徴とするアクセス方法。
  10. 【請求項10】 通信網を介して接続された複数の情報
    資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレスによ
    り指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源から
    その保有する情報の提供サービスを受けられるようにす
    る動作をコンピュータに実行させる命令を含むプログラ
    ムであって、 予め設定された複数の情報資源のアドレスの中から一又
    は複数の情報資源のアドレスを指定するためのアドレス
    指定情報が光学的に読み取り可能なコードで記録された
    部分を具備する記録媒体から、前記コードを光学的に読
    み取る処理と、 この読み取られたコードから前記アドレス指定情報を復
    元する処理と、 この復元されたアドレス指定情報により指定される情報
    資源のアドレスを、前記予め設定された複数の情報資源
    のアドレスの中から選択する処理と、 この選択された情報資源のアドレスに従って、当該情報
    資源にアクセスを行う処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラム。
  11. 【請求項11】 情報が光学的に読み取り可能なコード
    で記録されている部分を具備するコード記録媒体から、
    前記コードを光学的に読み取る読取手段と、前記読取手
    段で読み取られたコードから前記情報を復元するデコー
    ド手段とを具備すると共に、通信網を介して接続された
    複数の情報資源の中から任意の情報資源をその一意のア
    ドレスにより指定してアクセスし、当該アクセスした情
    報資源からその保有する情報の提供サービスを受けられ
    るように構成されたアクセス装置に適用される前記コー
    ド記録媒体であって、 前記情報は、前記アクセス装置が、前記情報資源にアク
    セスする際に、予め設定された複数の情報資源のアドレ
    スの中から一又は複数の情報資源のアドレスを指定する
    ためのアドレス指定情報を含むことを特徴とするコード
    記録媒体。
  12. 【請求項12】 通信網を介して接続された複数の情報
    資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレスによ
    り指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源から
    その保有する情報の提供サービスを受けられるように構
    成されたアクセス装置であって、前記情報資源のアドレ
    スと当該情報資源のアドレスを特定するための識別符号
    とを対応付けた変換テーブルを有する変換サーバに前記
    通信網を介してアクセスし、当該アクセスされた変換サ
    ーバに前記識別符号が入力されて、前記変換テーブルを
    用いて前記情報資源のアドレスが決定されることにより
    前記情報資源にアクセスするアクセス装置において、 複数の前記変換サーバのアドレスを記憶する記憶手段
    と、 前記識別符号と、前記記憶手段に記憶された複数の前記
    変換サーバのアドレスの中から一の変換サーバのアドレ
    スを指定するためのアドレス指定情報とが光学的に読み
    取り可能なコードで記録された部分を具備する記録媒体
    から、前記コードを光学的に読み取る読取手段と、 前記読取手段で読み取られたコードから前記アドレス指
    定情報と前記識別符号とを復元するデコード手段と、 前記デコード手段で復元された前記アドレス指定情報に
    より指定される変換サーバのアドレスを、前記記憶手段
    における複数の変換サーバのアドレスの中から選択する
    アドレス選択手段と、 前記アドレス選択手段で選択された変換サーバのアドレ
    スに従って対応する変換サーバにアクセスし、当該変換
    サーバに前記デコード手段で復元された識別符号を送信
    するアクセス手段と、 を具備することを特徴とするアクセス装置。
  13. 【請求項13】 通信網を介して接続された複数の情報
    資源の中から任意の情報資源をその一意のアドレスによ
    り指定してアクセスし、当該アクセスした情報資源から
    その保有する情報の提供サービスを受けられるように構
    成されたアクセス装置であって、情報が光学的に読み取
    り可能なコードで記録されている部分を具備するコード
    記録媒体から、前記コードを光学的に読み取る読取手段
    と、前記読取手段で読み取られたコードから前記情報を
    復元するデコード手段とを具備すると共に、前記情報資
    源のアドレスと当該情報資源のアドレスを特定するため
    の識別符号とを対応付けた変換テーブルを有する変換サ
    ーバに前記通値網を介してアクセスし、当該アクセスさ
    れた変換サーバに前記識別符号が入力されて、前記変換
    テーブルを用いて前記情報資源のアドレスが決定される
    ことにより前記情報資源にアクセスするアクセス装置に
    適用される前記コード記録媒体であって、 前記情報は、 前記識別符号と、 前記アクセス装置が前記変換サーバにアクセスする際
    に、当該アクセス装置の記憶手段に記憶された複数の前
    記変換サーバのアドレスの中から一の変換サーバのアド
    レスを指定するためのアドレス指定情報と、 を含むことを特徴とするコード記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011170430A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Denso Wave Inc 読取システム、光学的情報読取装置、及び情報コード

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