JP2003095347A - 2成分混合型物質の収納容器およびそれを用いた充填方法、混合方法 - Google Patents

2成分混合型物質の収納容器およびそれを用いた充填方法、混合方法

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JP2003095347A JP2002182409A JP2002182409A JP2003095347A JP 2003095347 A JP2003095347 A JP 2003095347A JP 2002182409 A JP2002182409 A JP 2002182409A JP 2002182409 A JP2002182409 A JP 2002182409A JP 2003095347 A JP2003095347 A JP 2003095347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填作業および2成分の混合作業が容易で、
使用後の廃材の量も少なくできる、2成分混合型物質の
収納容器、充填方法、混合方法を提供する。 【解決手段】 この収納容器10は、容器本体1と、充
填口2を有する容器の蓋3と、前記容器本体の空間を仕
切るための可撓性を有する隔膜4とより構成される。第
1成分を充填後に隔膜4を配置し、蓋3をかぶせて充填
口2から第2成分を充填でき、混合は充填口2から棒状
部材を挿入して隔膜4を突き破ることにより可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築工事現場等
で使用される、塗料、建築用塗膜防水材、塗床材等の2
成分混合型物質の収納容器およびそれを用いた充填方
法、混合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事で使用される、ウレタン、エポ
キシ等に代表される2成分反応型の塗料、建築用塗膜防
水材、シーリング材、接着剤、及び塗床材等は、第1成
分及び第2成分をそれぞれ個別の容器に収納して貯蔵、
運搬されている。そして、現場で工事を行う際に、第1
成分及び第2成分のそれぞれの容器を開けて両方を攪拌
混合用の別容器に掻き出した後、ハンドミキサなどの攪
拌用具により混合して使用されている。
【0003】この場合、第1成分の容器、第2成分の容
器、撹拌混合容器の3つが必要となるが、これらは工事
完了後には使用済みの空缶となり、回収業者に引取られ
てその多くは産業廃棄物として処分されており廃材とな
る。したがって撹拌混合用の別容器が必要であること
は、廃材の増加に繋がり、コスト面のみならず環境面か
らも好ましくない。また、特に2成分混合型の塗料、建
築用塗膜防水材及び塗床材等を施工する場合には、材料
の粘度,チキソ性が高いため必ず掻き出す作業が必要と
なるが、特に消防法の規制により金属缶しか使用できな
い危険物においては、その開缶、掻き出しの労力は著し
く大きい。
【0004】また、第1成分の容器を攪拌混合用の容器
として兼用する目的で、第2成分を混合できる空隙を持
たせた大きめの容器に第1成分を収納することも考えら
れる。この場合には、容器からの掻き出しは第2成分だ
けで済むが、第1成分の容器が大きくなるので、貯蔵及
び運搬に多くのスペースが必要となり、使用後の廃材も
やはり多く発生してしまう。
【0005】一方、上記の廃材を減少させ、しかも多成
分の混合を容易にするための容器として、多成分を一容
器内に区画して収納した多成分収納容器も知られてい
る。
【0006】例えば、実開平7−28076号明細書に
は、各成分を可撓性を有する袋又はチューブ状の内袋に
個別に収容し、これらをまとめて1つの金属製外装容器
に収容する技術が開示されている。
【0007】また、実開昭62−78669号明細書に
は、薄膜状袋によって形成された隔離膜を容器本体の開
口部周縁にかぶせて載置し、その上から蓋を装着する収
納容器が開示されている。
【0008】また、特開平6−191564号公報に
は、主剤となる溶剤を収容するための上部開放の金属製
丸缶本体と、前記主剤と一定の配合比で混合する溶剤を
収容可能な容積を有し前記丸缶本体の上部開口を閉塞す
る蓋を兼ねた金属製の子缶とを備える親子缶が開示され
ている。
【0009】さらに、特開2001‐46470号公報
には、袋体内に次の袋体を入れることを繰り返すととも
にこれら袋体の各開口部を重ね合わせて多重袋体を構成
し、外側の袋体と内側の袋体の間に形成される収納空間
内に薬剤の構成成分を所定の割合で収納するとともに、
この多重袋体を開口部を有する容器内に入れて容器の開
口部に多重袋体の開口部を接合し、容器の開口部を封止
材により封止することを特徴とする、容器入り薬剤が開
示されている。
【0010】
【本発明が解決しようとしている課題】上記の従来技術
のうち、実開平7−28076号明細書の、各成分を可
撓性の袋等に収容した後に、各袋を1つの金属製外装容
器に収容する方法では、可撓性の袋またはチューブ状内
装容器の形状保持性が悪いため、1000ml程度以上
の液状物を充填するのが難しい。また、缶などの容器に
充填するよりも充填作業が困難となり充填の自動化も容
易でない。さらに、充填された袋の形状保持性が悪いた
め、持ち上げ、移動といった取扱い作業に缶以上の注意
が必要となる。
【0011】更には、各成分の袋またはチューブ状内装
容器を金属製外装容器に入れる手間も必要であり、ま
た、缶から各成分を取り出して混合する際には、蓋をあ
け、形状保持性の悪い各袋等を取り出し、それぞれの袋
等を開き、内容物を金属製外装容器又は別の混合用容器
に移すという多くの手間を要する。
【0012】一方、実開昭62−78669号明細書に
記載の容器では、隔離膜上部の空間に第2成分を入れた
後に蓋をする。このため、充填時には、隔離膜が材料の
重量により容器本体内に落下してしまわないように何ら
かの方法で固定する必要があり作業性が悪い。
【0013】また、単に隔離膜で空間を仕切ったのみで
あるので、仕切りが不完全な場合、または隔離膜が各内
容成分を透過し易い材質の場合には、両成分が流通、保
存時に反応してしまう恐れがある。さらに、開缶時に
は、上部の材料の重量によって隔離膜が容器内部に落下
してしまうので、液中から隔離膜を拾い出す作業が必要
であるという問題も生じる。
【0014】また、特開平6−191564号公報記載
の親子缶を用いる場合には、底板部にアルミラミネート
箔を貼着された排出口を有する特殊な子缶と、この子缶
を蓋とする特殊な丸缶本体を必要とする。このため、ペ
ール缶等の汎用的な容器と比較して、コストがかかると
共に、丸缶本体には予め子缶内の成分を受け入れるため
の空間を空けておかなければならず、保管、運搬時に大
きなスペースを必要とする。
【0015】また、塗料、建築用塗膜防水材及び塗床材
等の比較的粘度の高い材料に適用した場合には子缶に入
れた成分の落下による取出しが困難となるが、子缶が蓋
と一体化しているので、残液を掻き出すためには結局天
板を切る必要が生じ、混合が容易になるという効果を享
受することができない。
【0016】また、特開2001−46470号公報記
載の多重袋体を用いる技術は、単一の容器に複数の構成
成分を収納でき、袋体をカッター等で切断することによ
って簡便に複数の構成成分を混合可能な状態にすること
ができる利点がある。しかし、袋体の材質については構
成成分が透過しない素材としか記載されておらず、例え
ば塗料等に含まれる有機溶剤や可塑剤といった透過しや
すい材料に対する袋体の具体的な材質や性能については
開示されていない。
【0017】また、各構成成分を多重袋体の間の空間に
充填した後に各多重袋体の開口部を容器の開口部ととも
に封止材で封止する。このため、各構成成分が液状であ
る場合や最下層の空隙が大きい場合などは、前述と同様
に、各袋体が材料の重量により容器内に落下しないよう
に固定する必要があり、作業性が悪い。
【0018】さらに、容器と多重袋体の開口部は封止材
によって封止され、多重袋体を切断するときはまず封止
材を切断しなければならない。そのために封止材はカッ
ター等で容易に切断できるシート状でなければならな
い。この場合、封止材を設置した後に容器を粗暴に扱っ
たり、容器を積み重ねて保管する場合には封止材が破れ
て内容物が露出する恐れがあり、封止材の上部にさらに
蓋等の保護材を設ける必要がある。
【0019】したがって、本発明の目的は、上記従来技
術の問題を解決し、充填が容易で、、2成分の混合が容
易で開缶や掻き出し作業も容易であり、しかも使用後の
廃材の量を少なくできる、2成分混合型物質の収納容器
およびそれを用いた充填方法、混合方法を提供すること
にある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の2成分混合型物質の収納容器は、使用時に
混合される2成分を収納するための単一の容器であっ
て、容器本体と、充填口を有する容器の蓋と、前記容器
本体の空間を仕切るための可撓性を有する隔膜より構成
され、前記隔膜を、前記容器本体と前記容器の蓋との間
に挟み込むことによって、容器内に上下に密閉独立した
2つの空間が作られることを特徴とする。
【0021】本発明の収納容器によれば、使用時に混合
される2成分が可撓性の隔膜に隔てられて単一の容器に
収納される。これにより、2成分をそれぞれ別々の容器
に収納する場合と比較して充填や掻き出しが容易にな
り、配合ミスを無くすことができる。また、混合用に別
の容器を用意する必要がないので廃缶量を減らすことが
できる。
【0022】本発明の好ましい態様としては、収納容器
が充填口付きのペール缶である。この態様によれば、爪
付きの天蓋を爪によって胴体に締め付けたラグタイプ
や、レバーバンドによって胴体に締め付けたバンドタイ
プ、天蓋に設けられた凹部に本体の上部周縁部をはめ込
み、取り外す際は天蓋周縁部を帯状に切り取るタイプ、
ねじ込むタイプ等、蓋が取り外し可能な密封方法を採用
できる。これにより、蓋の密封、開封が容易であり、し
かも気密性を確保できる。また、水平断面が円形なの
で、混合時には2成分の撹拌が確実に行える。
【0023】また、ペール缶は汎用的に用いられている
ので、コスト面や、使用者の取り扱い性にも優れる。さ
らに、利用後は重ねて保管できるので、保管のスペース
を減らすことが可能になる。
【0024】また、本発明の別の好ましい態様として
は、前記可撓性を有する隔膜が、合成樹脂、金属箔、も
しくは合成樹脂と金属箔との積層品を素材とした、5〜
2000μmの厚さのフィルムまたは成型品である。こ
の態様により、適度な保型性が得られて隔膜上部の空間
量が確実に確保でき、隔膜の設置も容易となる一方、混
合作業時には棒状部材の挿入によって、容易に隔膜を切
り裂くか突き破ることができる。
【0025】また、本発明のさらに別の好ましい態様と
しては、前記の可撓性を有する隔膜の酸素透過度が50
00ml/m2・24hrs.・MPa以下であり、特
に好ましい態様としては、500ml/m2・24hr
s.・MPa以下である。この態様によれば、隔膜のガ
スバリア性により、上部あるいは下部の材料が貯蔵中に
隔膜を透過し、相手側の材料と反応してしまうことを防
止することができるので、長期の流通性、保管性に優れ
る。
【0026】また、本発明のさらに別の好ましい態様と
しては、前記2成分混合型物質が、塗料、建築用塗膜防
水材、シーリング材、接着剤、または塗床材から選ばれ
る1種である。このような用途においては2成分混合型
物質を大量に使用するため、本発明の収納容器が特に好
適に用いられる。
【0027】一方、本発明の充填方法は、使用時に混合
される2成分を単一の収納容器に充填する方法であっ
て、上記本発明の収納容器を用い、前記容器本体へ第1
成分を充填した後、前記可撓性を有する隔膜を前記容器
本体と蓋とに挟ませて第2成分のための密閉空間を上部
に形成するように配置し、次に充填口を有する蓋で前記
隔膜を固定するとともに容器本体を密閉し、最後に前記
充填口から第2成分を前記上部の密閉空間に充填するこ
とを特徴とする。
【0028】この充填方法によれば、第2成分を隔膜上
部の空間へ充填するための充填口が蓋に設けられている
ので充填作業が容易である。すなわち、第2成分のため
の空間は容器本体と蓋が密閉固定される際に設けられる
ので、蓋の充填口から通常の缶への充填と同様に第2成
分を充填することができる。よって、通常用いられてい
る缶への充填方法がそのまま適用できるので充填作業性
が優れ、充填機による自動化も容易である。また第2成
分を充填する前に、隔膜が固定されるので、第2成分の
充填による隔膜の落下が防止できる。
【0029】さらに、本発明の混合方法は、容器本体
と、開閉可能な孔を設けた容器の蓋と、前記容器本体と
前記容器の蓋との間に挟み込むことによって容器内に上
下に密閉独立した2つの空間を設けるための可撓性を有
する隔膜とより構成される単一の容器の、前記2つの空
間にそれぞれ収納された2成分を混合する方法であっ
て、前記孔から棒状部材を挿入して前記隔膜を貫通させ
て2成分を合流させ、前記容器本体から前記蓋をはずし
て前記隔膜を取り除いた後、2成分を混合することを特
徴とする。ここで、前記蓋に設けた孔が、第2成分のた
めの充填口と同一であることが好ましい。
【0030】この混合方法によれば、蓋を開ける前に、
隔膜が貫通されて第2成分のほとんどが重力で落下して
第1成分と一体となる。これにより、隔膜にかかる下向
きの力が減じるので、その後に開蓋しても隔膜が液中に
落下することがなく、そのまま容器外に引き出すことが
できるので、開缶、掻き出し、混合の作業が容易に実施
できる。
【0031】また、前記蓋に設けた孔が前記蓋に設けた
第2成分の充填口とすることにより、隔膜貫通のための
孔と充填口が共通化できるので、蓋に特別の加工が不用
となり、通常用いられている充填口付きの蓋がそのまま
使用できるので汎用性に優れる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の一実
施形態について説明する。図1は、本発明の収納容器の
一実施形態を示す概略構成断面図である。まず、本発明
の収納容器について説明する。
【0033】本発明の収納容器10は、図1に示すよう
に、収納容器本体1と、充填口2を有する蓋3と、収納
容器本体1の内部を上下に仕切る可撓性を有する隔膜4
とから構成される。
【0034】容器本体1および蓋3の材質としては、内
容物の性状、重量に対応できるものであれば特に限定さ
れないが、金属、プラスチックス等が好ましく用いられ
る。
【0035】ここで材料の貯蔵安定性の観点から、上記
材質の酸素透過度は、5000ml/m2・24hrs
・MPa以下が好ましく、500ml/m2・24hr
s・MPa以下が特に好ましい。金属としては、鉄、ア
ルミニウム等を例示でき、プラスチックスとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエ
チレンテレフタレート、フッ素樹脂等を例示できるが、
特にこれらに限定されない。また、容器の内面が剥離性
を有することも好ましく、このような容器の材質として
は、前述のアルミニウムや、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル、フッ素樹脂等を例示できる。こ
の場合、これらの剥離性を有する金属、樹脂や、剥離性
を有するフィルム、塗料を内面にラミネートあるいはコ
ーティングした鋼鈑等を容器材料としてもよい。さら
に、容器本体1および蓋3の材質は、互いに同じ材質で
もよく、異なる材質でもよい。
【0036】また本発明においては、収納容器10の形
状は特に限定されず、従来公知の石油缶、ペール缶、ド
ラム缶等が使用できる。このうち、隔膜4以外に特別な
構成部品が不要であるため、収納容器10としてはペー
ル缶が特に好ましく用いられる。これにより、爪付きの
天蓋を爪によって胴体に締め付けたラグタイプや、レバ
ーバンドによって胴体に締め付けたバンドタイプ、天蓋
に設けられた凹部に本体の上部周縁部をはめ込み、取り
外す際は天蓋周縁部を帯状に切り取るタイプ、ねじ込む
タイプ等、蓋が取り外し可能な密封方法を採用できるの
で、蓋の開閉が容易で、かつ気密性を確保できる。ま
た、水平断面が円形なので、混合時に2成分の撹拌を確
実に行うことができる。
【0037】また、ペール缶は汎用的に用いられている
ので、コストや、使用者が取り扱いに慣れている点でも
優れている。さらに、利用後は重ねて保管できるので、
保管のスペースを減らすことが可能になる。収納容器1
0の容量としては特に限定されないが、従来公知の18
リットル、20リットル等の汎用のペール缶が好適に使
用できる。この容量であれば現場施工性に優れる。
【0038】なお、本発明においてペール缶とは、JI
S−Z1620に規定されるような胴部断面が円形状の
バケツ状容器であって、取り外し可能な天板で密封可能
である缶を意味する。この場合、胴部はストレートの円
筒形状であってもよく、テーパを有していてもよい。
【0039】蓋3は、容器本体1と蓋3を閉じた後に、
第2成分を充填するための充填口2を有している。充填
口2は第2成分を充填した後に、図示しないキャップで
密封することができるようになっている。キャップの密
封方法は特に限定されないが、従来公知のキャップの周
縁部に切り込みのある形状を有するローヤルキャップ等
が好適に使用できる。
【0040】次に、可撓性を有する隔膜4について説明
する。本発明において、収納容器10を上下に仕切る隔
膜4の材質は、可撓性を有し、空間に充填される内容物
の重量に耐えるものであれば特に限定されない。
【0041】具体例としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポ
リ塩化ビニリデン等の塩素含有樹脂、ポリテトラフルオ
ロエチレン、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合
体、テトラフルオロエチレン−プロピレン共重合体等の
フッ素樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエス
テル樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等が例示できる。ここで、樹
脂にはゴム状の材料も含む。
【0042】隔膜4の厚さや硬さは、可撓性を持ち得る
ものであれば特に限定されないが、5〜2000μmの
厚さのフィルムまたは成型品であることが好ましい。こ
れにより適度な可撓性が得られ、隔膜上部の空間に充填
された成分を保持するための保型性が得られると共に、
後記の混合作業によって棒状部材を挿入する際、容易に
隔膜4を切り裂くか突き破ることができる。
【0043】隔膜4の厚さが5μmより薄いと第2成分
のための保型性が悪く、また強度が不充分で液の充填時
や運搬時に破れる危険性が高くなるので好ましくなく、
一方2000μmより厚いと、開缶する際に、棒状部材
によって隔膜4を貫通させるのが困難になるので好まし
くない。
【0044】また、隔膜4は部分によって厚さや硬さが
異なっていてもよく、容器本体1や蓋3と接する部分の
強度を高めたり、容器内部の密閉性を高めるために、容
器本体1や蓋3と接する部分が厚くてもよい。また、容
器本体1や蓋3の形状に合わせて成形されていることも
好ましい。成型方法としては、従来公知の真空成型、深
絞り成型等を用いることができる。
【0045】第1成分または第2成分が揮発性の成分を
有している場合には、保存、流通中に両成分が反応して
しまうのを防止するために、隔膜4がガスバリアー性を
持つ素材を選択することが好ましい。この場合、隔膜4
の酸素透過度が5000ml/m2・24hrs.・M
Pa以下であることが好ましい。この値より大きいと、
隔膜の上部あるいは下部の材料が貯蔵中に隔膜を透過
し、相手側の材料と反応してしまうことがある。この酸
素透過度は、500ml/m2・24hrs.・MPa
以下であることがさらに好ましい。酸素透過度が500
ml/m2・24hrs.・MPa以下であることによ
り、より長期の保管においても、相手側の材料と反応す
ることを防止できる。ここで、本発明における酸素透過
度とは、JIS−K7126に規定される方法で測定し
た23℃、相対湿度0%における酸素透過度を意味す
る。
【0046】上記範囲の酸素透過度を有するフィルムま
たは成型体材料の例としては、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニリデン、エチ
レン−ビニルアルコール共重合体等の単体材料、ポリ塩
化ビニリデン−ポリエチレン積層品、延伸ポリプロピレ
ン−ポリ塩化ビニリデン−ポリエチレン積層品、ポリ塩
化ビニリデン−ポリエチレンタレフタレート−ポリエチ
レン積層品、ポリ塩化ビニリデン−ナイロン−ポリエチ
レン積層品、ポリエチレン−ポリビニルアルコール−ポ
リエチレン積層品、延伸ポリプロピレン−ポリビニルア
ルコール−ポリエチレン積層品、ポリエチレン−エチレ
ン・ビニルアルコール共重合体−ポリエチレン積層品、
延伸ポリプロピレン−エチレン・ビニルアルコール共重
合体−ポリエチレン積層品等の積層材料が挙げられる。
また、金属箔や、金属箔と樹脂とのフィルムの積層品も
例示することができる。なお積層方法としては、フィル
ム同士を融着する方法や接着剤を介して接着する方法、
フィルムに他材料をコーティングする方法、フィルムに
他材料を蒸着する方法等を例示することができ、特に限
定されない。
【0047】次に、図1を用いて本発明の充填方法につ
いて説明する。まず、容器本体1内に第1成分を充填す
る。ここで、本発明に用いられる2成分混合型物質とし
ては特に限定されないが、例えば主剤と硬化剤の2成分
からなるウレタン系の塗料、建築用塗膜防水材、シーリ
ング材、接着剤、塗床材等が挙げられる。また、第1成
分と第2成分の比率も、材料の種類、用途等により適宜
設定可能であり限定されない。第1成分の充填は従来公
知の充填機により機械充填することも可能である。
【0048】次に、容器本体1の上から可撓性を有する
隔膜4を容器内に上下に独立した2つの空間を形成する
ように、隔膜4の周縁部を容器本体1の上部周縁部と蓋
3との間に挟み込むことができるように配置する。この
際、隔膜4の外縁部は、図1に示すように容器本体1の
上部周縁部で折り込まれるようにあらかじめ成型されて
おり、容器本体1に装着し易くなっている。これによ
り、装着時に隔膜4が容器本体1の内部に落ち込んでし
まうことがない。
【0049】以上の作業によって、容器本体1に第1成
分を収納した後、可撓性を有する隔膜4を装着し、その
後に第2成分のための充填口2を供えた蓋3で隔膜4を
挟んだ状態で容器本体1を密閉する。これにより第1成
分の収納は終了する。このとき、充填口2は、後の第2
成分の充填を考慮して閉じない事が望ましい。なお、蓋
3と容器本体1との密封方法としては、前記のラグタイ
プ、バンドタイプ、または、天蓋に設けられた凹部に本
体の上部周縁部をはめ込み、取り外す際は天蓋周縁部を
帯状に切り取るタイプによることが好ましい。
【0050】そして、次に充填口2から第2成分を所定
量充填した後、図示しないキャップで充填口2を密封し
て第2成分の充填作業が完了する。このとき、隔膜4は
しっかりと容器本体1と蓋3に挟まれて固定されてお
り、その可撓性により所定の形状、容量が維持されてお
り、さらに充分な強度を有しているので、1リットル程
度以上の大量の材料を第2成分として充填することも可
能である。さらに、充填口2が蓋3に設けられているの
で、第2成分の充填は、通常の缶への充填と同様の方法
を用いることが可能であり、自動充填機による充填も行
うことができるので汎用性に優れる。
【0051】このように、本発明の収納容器および充填
方法を用いることにより、使用時に混合される2成分を
二つの収納部に分けて単一の容器に収納することができ
る。その結果、従来の2成分を個別の容器に収納したも
のに比べて、混合用に別の容器を用意する必要がないの
で廃缶量を減らすことができ、2成分の一方を運搬途中
で紛失してしまうといった事故をなくすことができる。
また、隔膜として所定のガスバリア性を有する材料を用
いた場合には、内容物の各成分が貯蔵中に隔膜を透過
し、相手側の材料と反応してしまうことを防止すること
ができるので、長期の流通性、保管性に優れる。
【0052】次に、上記の充填方法により充填された2
成分物質の混合方法について説明する。
【0053】工事現場等で使用する場合には、容器の蓋
3に設けられた第2成分の充填口2を開けて図示しない
棒状部材を挿入し、隔膜4を貫通して切開した後に放置
する。これにより、自然落下によって隔膜4の上部にあ
る第2成分が、下部の第1成分と混在する。ここで、棒
状部材としては特に限定されないが、細長い刃物等の鋭
利な先端部を有する槍状物を用いることができる。
【0054】そして、次に容器の蓋3を開けて隔膜に付
着して残った第2成分をゴムベラなどで掻き落とす等の
処置をした後、隔膜4を取除く。そして、ハンドミキサ
などの攪拌用具を用い、攪拌混合して使用に供する。
【0055】このように、本発明の混合方法を用いるこ
とにより、一般に溶剤や水等と比較して高い粘性、チキ
ソ性を有していることが多い2成分混合型の塗料、建築
用塗膜防水材、または塗床材においても混合や掻き出し
作業が容易になり、また、配合比を誤って混合すること
を防止できる。さらに、2成分が反応硬化性材料である
場合にも未硬化の廃缶が出ないため、廃容器の運搬、処
分が容易になる。さらにまた、容器の内面が剥離性を有
する材質を用いれば、容器内面についた硬化物を引き剥
がすことによる容器の再利用も容易になる。
【0056】
【実施例】以下に、本発明を実施例および比較例を用い
てさらに詳細に説明するが、本発明は実施例のみに限定
されるものではない。
【0057】実施例1 図1に示すような収納容器を用い、以下の主剤および硬
化剤からなるウレタン系建築用塗膜防水材を充填して充
填済容器を得た。
【0058】ここで、容器本体1及び蓋3としては、一
般的な18リットルペール缶、ローヤルキャップ付きペ
ール缶蓋を用いた。また、隔膜4としては厚さ200μ
mのポリエチレン−エチレン・ビニルアルコール共重合
体−ポリエチレンの3層積層フィルム(酸素透過度30
ml/m2・24hrs.・MPa)を図1に示すよう
な予め装着し易い形状に成型したものを用いた。
【0059】また、主剤と硬化剤の2成分からなるウレ
タン系建築用塗膜防水材としては、主剤と硬化剤の混合
比が重量比で1対1で、容器への収納重量が各8kgの
ウレタン系建築用塗膜防水材(旭硝子ポリウレタン建材
社製サラセーヌ−C)を使用し、以下の手順で容器内に
充填収納した。
【0060】まず、第1成分である硬化剤を容器本体1
に8kg充填した。次に、隔膜4を容器本体1の上部周
縁に挟み込むように装着し、その後蓋3を閉じて密閉し
た。その後、充填口2より第2成分である主剤8kgを
充填し、最後に充填口2をローヤルキャップで閉じて密
閉した。以上の充填作業により充填済容器を得た。
【0061】実施例2 隔膜4として厚さ500μmのポリエチレンフィルム
(酸素透過度3000ml/m2・24hrs・Mp
a)を用いた以外は、実施例1と同様にウレタン系建築
用塗膜防止材を充填し、充填済容器を得た。
【0062】次に、上記方法で収納されたウレタン系建
築用塗膜防水材を1200mm×1000mmの寸法の
パレットに4列×3行×2段で積み付けし、トラックで
建築工事現場へ運搬した。
【0063】そして、工事現場で、収納容器10のロー
ヤルキャップを開け、細長い刃物を挿入して、隔膜4を
切開して約3分間放置することにより、自然落下により
上部の主剤を下部の硬化剤と混在させた後、蓋3を開け
て隔膜4に付着した主剤をゴムベラなどで掻き落とし
た。その後、隔膜4を取除き、ハンドミキサを用いて攪
拌混合して施工に使用した。
【0064】試験例 上記の実施例で示したウレタン系建築用塗膜防水材を貯
蔵する場合の貯蔵スペース、建築工事現場で施工する場
合の開缶及び掻き出し労力、施工後の廃棄物量につい
て、従来の収納形態(比較例1,2)と比較した結果
を、表1にまてめて示す。
【0065】ここで、比較例1は、9リットルの角缶に
それぞれ主剤及び硬化剤を8kgずつ充填し、これを工
事現場で攪拌混合用の別容器に掻き出して使用する収納
形態であり、比較例2は9リットルの主剤用の角缶と、
18リットルの硬化剤用のペール缶を用い、硬化剤の1
8リットル容器を攪拌混合用の容器として使用する目的
で、あらかじめ主剤を混合できる空隙を持たせて収納し
た形態である。
【0066】
【表1】
【0067】表1の結果より、貯蔵及び運搬スペースに
関しては、実施例は比較例2に比べて22%の節約が可
能となり、また、工事現場で使用する場合の開缶の労力
に関しては、実施例は比較例1及び比較例2に比べてそ
の数量が半減する。
【0068】さらに、主剤と硬化剤を攪拌混合するため
に収納容器から掻き出す労力に関しては、比較例1及び
比較例2が100セット当りでそれぞれ200缶又は1
00缶の掻き出し作業が必要なのに対して、実施例1は
主剤及び硬化剤を単一で収納している容器がそのまま攪
拌容器となるため必要ない。
【0069】また、工事終了後に容器を廃棄する場合の
数量及び廃棄物重量に関しては、実施例は比較例2に比
べて数量で半減、廃棄重量で35%減少し、比較例1に
比べても数量で半減、廃棄重量では6%減少することが
わかる。
【0070】また、実施例1および実施例2で得られ
た、充填済容器を屋外で未開封のまま放置し貯蔵安定性
を確認した。その結果実施例2では60日後に収納され
た防水材の一部が硬化していた。また実施例1では10
0日経過後にも収納された防水材は硬化することなく使
用可能であった。このように隔膜の酸素透過度が低いほ
ど貯蔵安定性に優れる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
充填作業が容易で、開缶時には2成分の混合が容易であ
り、使用後の廃材の排出量を少なくできる、2成分混合
型物質の収納容器、充填方法、混合方法を提供できるの
で、塗料、建築用塗膜防水材、または塗床材等の施工時
の使用に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の収納容器の一実施形態を示す概略構
成断面図である。
【符号の説明】 1 容器本体 2 充填口 3 蓋 4 隔膜 10 収納容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋元 幸雄 埼玉県久喜市河原井町23番 旭硝子ポリウ レタン建材株式会社内 (72)発明者 伊藤 真一 埼玉県久喜市河原井町23番 旭硝子ポリウ レタン建材株式会社内 Fターム(参考) 3E062 AA04 AB04 AC03 EA07 EB02 EC05 3E067 AA03 AA04 AB96 AC05 AC06 BA04A BA04C BA15A BA15B BB11A BB11C BB12A BB12C BB14A BB14B BB25A BB25B BC07A BC07C CA04 CA06 EC14 EC27 EC35 EC36 FA04 FA05 GD10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に混合される2成分を収納するた
    めの単一の容器であって、容器本体と、充填口を有する
    容器の蓋と、前記容器本体の空間を仕切るための可撓性
    を有する隔膜より構成され、前記隔膜を、前記容器本体
    と前記容器の蓋との間に挟み込むことによって、容器内
    に上下に密閉独立した2つの空間が作られることを特徴
    とする2成分混合型物質の収納容器。
  2. 【請求項2】 前記収納容器がペール缶である、請求項
    1に記載の2成分混合型物質の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記可撓性を有する隔膜が、合成樹脂、
    金属箔、もしくは合成樹脂と金属箔との積層品を素材と
    した、5〜2000μmの厚さのフィルムまたは成型品
    である、請求項1または2に記載の2成分混合型物質の
    収納容器。
  4. 【請求項4】 前記の可撓性を有する隔膜の酸素透過度
    が5000ml/m2・24hrs.・MPa以下であ
    る、請求項1〜3のいずれか一つに記載の収納容器。
  5. 【請求項5】 前記の可撓性を有する隔膜の酸素透過度
    が500ml/m2・24hrs.・MPa以下であ
    る、請求項1〜4のいずれか一つに記載の収納容器。
  6. 【請求項6】 前記2成分混合型物質が、塗料、建築用
    塗膜防水材、シーリング材、接着剤、または塗床材から
    選ばれる1種である、請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の2成分混合型物質の収納容器。
  7. 【請求項7】 使用時に混合される2成分を単一の収納
    容器に充填する方法であって、請求項1〜6のいずれか
    一つに記載の前記収納容器を用い、前記容器本体へ第1
    成分を充填した後、前記可撓性を有する隔膜を前記容器
    本体と蓋とに挟ませて第2成分のための密閉空間を上部
    に形成するように配置し、次に充填口を有する蓋で前記
    隔膜を固定するとともに容器本体を密閉し、最後に前記
    充填口から第2成分を前記上部の密閉空間に充填するこ
    とを特徴とする2成分混合型物質の充填方法。
  8. 【請求項8】 容器本体と、開閉可能な孔を設けた容器
    の蓋と、前記容器本体と前記容器の蓋との間に挟み込む
    ことによって容器内に上下に密閉独立した2つの空間を
    設けるための可撓性を有する隔膜とより構成される単一
    の容器の、前記2つの空間にそれぞれ収納された2成分
    を混合する方法であって、前記孔から棒状部材を挿入し
    て前記隔膜を貫通させて2成分を合流させ、前記容器本
    体から前記蓋をはずして前記隔膜を取り除いた後、2成
    分を混合することを特徴とする2成分混合型物質の混合
    方法。
  9. 【請求項9】 前記孔が、第2成分のための充填口であ
    る、請求項8に記載の2成分混合型物質の混合方法。
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JP2021512818A (ja) * 2018-02-08 2021-05-20 シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト 2つの成分をパッケージ化するためのシステム

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