JP2003095016A - 車両用ルームランプ - Google Patents

車両用ルームランプ

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JP2003095016A
JP2003095016A JP2001288291A JP2001288291A JP2003095016A JP 2003095016 A JP2003095016 A JP 2003095016A JP 2001288291 A JP2001288291 A JP 2001288291A JP 2001288291 A JP2001288291 A JP 2001288291A JP 2003095016 A JP2003095016 A JP 2003095016A
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Katsuhiro Murahashi
克広 村橋
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/70Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by the purpose
    • B60Q3/74Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by the purpose for overall compartment lighting; for overall compartment lighting in combination with specific lighting, e.g. room lamps with reading lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポット光以外の目障りな光を確実に防止す
ることを目的とする。 【解決手段】 投光用開口孔1の側壁を、スポット光S
L以外の目障りな光を制御する光制御手段としてのテー
パ側壁15とする。この結果、投光用開口孔1の側壁に
設けた光制御手段としてのテーパ側壁15により、スポ
ット光SL以外の目障りな光、たとえば、LED4から
の光の一部がランプカバー3の投光用開口孔1のテーパ
側壁15に反射して拡散光となり、その散乱光の一部が
乗員の目E.Pに入って乗員に不快感を与える光、この
光を制御することができる。このために、スポット光S
L以外の目障りな光を確実に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光源からの光の
一部をスポット光として投光照射する車両用ルームラン
プに係るものである。特に、この発明は、スポット光以
外の目障りな光、たとえば、ランプカバーの投光用開口
孔の側壁に反射してなる散乱光の一部であって、乗員に
不快感を与える光を確実に防止することができる車両用
ルームランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用ルームランプは、一般
に、図5に示すように、円形もしくは任意形状の投光用
開口孔1が設けられており、かつ、灯室2を区画するラ
ンプカバー3と、前記灯室2内に配置された光源として
のLED4と、を有するものである。
【0003】前記車両用ルームランプにおいて、前記L
ED4を点灯する。すると、前記LED4からの光の一
部は、図5中の実線矢印にて示すように、前記投光用開
口孔1からスポット光SLとして所定の方向に投光照射
される。かかる車両用ルームランプにおいては、スポッ
ト光SL以外の目障りな光GL、たとえば、図5中の一
点鎖線矢印にて示すように、前記LED4からの光の一
部がランプカバー3の投光用開口孔1の側壁5に反射し
て散乱光となり、その散乱光の一部が乗員の目E.Pに
入って乗員に不快感を与える光、その光を確実に防止す
ることが重要事項である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種の車両用ルームランプにおいては、前記重要事項につ
いて何ら考慮されていない。このために、従来のこの種
の車両用ルームランプにおいては、前記LED4からの
光の一部がランプカバー3の投光用開口孔1の側壁5に
反射して散乱光となり、その散乱光の一部が乗員の目
E.Pに入って乗員に不快感を与えることとなる。
【0005】この発明は、スポット光以外の目障りな光
を確実に防止することができる車両用ルームランプを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、投光用開口孔の側壁
に、スポット光以外の目障りな光を制御する光制御手段
を設ける、ことを特徴とする。
【0007】この結果、請求項1にかかる発明は、投光
用開口孔の側壁に設けた光制御手段により、スポット光
以外の目障りな光、たとえば、光源からの光の一部がラ
ンプカバーの投光用開口孔の側壁に反射して拡散光とな
り、その散乱光の一部が乗員の目に入って乗員に不快感
を与える光、この光を制御することができる。このため
に、請求項1にかかる発明は、スポット光以外の目障り
な光を確実に防止することができる。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、光制御手
段が、側壁を灯室内から灯室外にかけて幅狭となるテー
パとしたテーパ側壁であって、光源からの光の一部がテ
ーパ側壁に反射してなる散乱光を前記灯室内側に反射制
御することを特徴とする。
【0009】この結果、請求項2にかかる発明は、光制
御手段のテーパ側壁により、光源からの光の一部がテー
パ側壁に反射して散乱光となり、その散乱光が灯室内側
に反射制御される。このために、請求項2にかかる発明
は、乗員の目に入って乗員に不快感を与える光を制御す
ることができるので、スポット光以外の目障りな光を確
実に防止することができる。
【0010】また、請求項3にかかる発明は、光制御手
段が、側壁に設けられ、かつ、スポット光を所定の方向
に投光照射する投光照射孔を有する肉薄部であって、光
源からの光の一部が側壁に反射してなる散乱光、およ
び、光源からの光の一部であって側壁に反射して散乱光
となろうとする光を灯室内側に反射制御することを特徴
とする。
【0011】この結果、請求項3にかかる発明は、光制
御手段の肉薄部により、光源からの光の一部がテーパ側
壁に反射してなる散乱光、および、光源からの光の一部
であって側壁に反射して散乱光となろうとする光が、灯
室内側に反射制御される。このために、請求項3にかか
る発明は、乗員の目に入って乗員に不快感を与える光を
制御することができるので、スポット光以外の目障りな
光を確実に防止することができる。
【0012】また、請求項3にかかる発明は、光制御手
段の肉薄部により、投光照射孔の側壁を、従来の投光用
開口孔の側壁よりも、薄くすることができる。このため
に、請求項3にかかる発明は、側壁を薄くした分、側壁
において反射してなる散乱光の発生量を軽減することが
できる。したがって、請求項3にかかる発明は、スポッ
ト光以外の目障りな光を軽減することができるので、乗
員の不快感を低減することができる。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、光制御手
段が、肉薄部の投光照射孔の側壁を灯室内から灯室外に
かけて幅狭となるテーパとしたテーパ側壁であって、光
源からの光の一部がテーパ側壁に反射して散乱光とな
り、その散乱光を前記灯室内側に反射制御することを特
徴とする。
【0014】この結果、請求項4にかかる発明は、光制
御手段の肉薄部の投光照射孔のテーパ側壁により、光源
からの光の一部が肉薄部の投光照射孔のテーパ側壁に反
射して散乱光となり、その散乱光が灯室内側に反射制御
される。このために、請求項4にかかる発明は、光制御
手段の肉薄部の作用に、肉薄部のテーパ側壁の作用が加
わって、相乗効果が発揮される。したがって、請求項4
にかかる発明は、さらに、乗員の目に入って乗員に不快
感を与える光を制御することができるので、スポット光
以外の目障りな光を確実に防止することができる。
【0015】また、請求項5にかかる発明は、投光用開
口孔または投光照射孔が、矩形の配光面が得られるため
の矩形をなす、ことを特徴とする。
【0016】この結果、請求項5にかかる発明は、矩形
の配光面が得られるので、照明する対象物が矩形の範囲
内に配置されている場合には、最適である。たとえば、
車内の中央の前部に配置されたコンソールのシフトレバ
ーやレンジセレクタなどであって、操作が直線的であ
り、また、表示部などが矩形の範囲内に配置されている
対象物(シフトレバーやレンジセレクタなど)を照明す
るのに最適である。
【0017】また、請求項6にかかる発明は、矩形をな
す投光用開口孔または投光照射孔が、照明する対象物を
中心とした矩形の範囲の配光面が得られる大きさを有す
る、ことを特徴とする。
【0018】この結果、請求項6にかかる発明は、照明
する対象物が配置されている矩形の範囲もしくはその範
囲よりも若干広い範囲の矩形の配光面が得られるので、
対象物を確実に照明することができる。これにより、請
求項6にかかる発明は、照明による対象物の視認性がさ
らに向上されることとなる。たとえば、対象物が前記シ
フトレバーやレンジセレクタなどの場合、照明されてい
るシフトレバーやレンジセレクタなどに瞬時に着眼する
ことができ、操作性が向上される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる車両用ル
ームランプの実施の形態の3例を図1〜図4を参照して
説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定
されるものではない。
【0020】(実施の形態1の説明)図1〜図3は、こ
の発明にかかる車両用ルームランプの実施の形態1を示
す。図中、図5と同符号は、同一のものを示す。この例
は、フロントコンソールランプについて説明する。
【0021】図2および図3において、符号6は、実施
の形態1における車両用ルームランプである。この車両
用ルームランプ6は、コンソール7のシフトレバーやレ
ンジセレクタなど(以下、単に、シフトレバー70と称
する)を照明する。
【0022】照明する対象物である前記シフトレバー7
0は、前記コンソール7の前部側の矩形の範囲内に配置
されている。すなわち、前記シフトレバー70の操作
は、ほぼ直線的であり、また、前記シフトレバー70の
表示部などは、前記コンソール7の上面パネルにおいて
ほぼ矩形の範囲内に配置されている。
【0023】前記コンソール7は、車内の中央の前部か
ら前部座席にかけて、または、車内の中央の前部から後
部座席にかけて、直線的に配置されている。前記コンソ
ール7の前部側の矩形の範囲には、前記シフトレバー7
0が配置されている。また、前記コンソールの後部側の
矩形の範囲には、カップホルダー、エアコンのスイッチ
類など(図示せず)が配置されている。この例のフロン
トコンソールランプは、前記コンソール7の前部側のシ
フトレバー70を照明する。一方、リアコンソールラン
プは、前記コンソール7の後部側のカップホルダー、エ
アコンのスイッチ類などを照明する。
【0024】前記車両用ルームランプ6は、図3に示す
ように、2個の投光用開口孔1、1と、2個のLED
4、4とを備える。
【0025】前記2個の投光用開口孔1、1は、矩形の
配光面(図2中二点鎖線にて囲まれた所定の範囲)8が
得られるために矩形をなす。また、矩形をなす前記2個
の投光用開口孔1、1は、照明する対象物、照明する対
象物、すなわち、前記シフトレバー70を中心とした矩
形の範囲の配光面8が得られる大きさを有する。前記配
光面8は、前記シフトレバー70が配置された前記コン
ソール7の上面パネルにおける矩形の範囲より若干広い
範囲をなす。
【0026】前記2個のLED4、4は、プリントサー
キットボード9にそれぞれ固定されている。前記プリン
トサーキットボード9は、ランプカバー3に固定されて
いる。なお、前記ランプカバー3は、光不透過性の部材
(不透明な樹脂)から構成されている。この結果、2個
のLED4、4は、前記ランプカバー3により区画され
ている灯室2内に配置されていることとなる。
【0027】前記車両用ルームランプ6は、図3に示す
ように、2個のスイッチ10、10がそれぞれ設けられ
ている。また、前記車両用ルームランプ6は、ランプハ
ウジングと兼用の前記ランプカバー3と、ランプレンズ
11、11とにより、別個の2個の灯室12、12が区
画されている。前記灯室12、12内には、別個の2個
の光源としてのバルブ13、13およびリフレクタ1
4、14がそれぞれ配置されている。
【0028】そして、前記車両用ルームランプ6の投光
用開口孔1、1の側壁には、この発明の光制御手段がそ
れぞれ設けられている。この例の光制御手段は、図1に
示すように、投光用開口孔1、1の側壁15、15を灯
室2内から灯室2外にかけて幅狭となるテーパとしたテ
ーパ側壁である。前記テーパ側壁15、15は、前記L
ED4、4からの光の一部がそのテーパ側壁15、15
に反射して散乱光(図1中の一点鎖線矢印にて示す散乱
光)となり、その拡散光を前記灯室2内側に反射制御す
るものである。
【0029】この実施の形態1における車両用ルームラ
ンプ6は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用
について説明する。
【0030】まず、LED4、4を点灯する。すると、
LED4、4からの光の一部は、図1〜図3中の実線矢
印にて示すように、ランプカバー3の投光用開口孔1、
1から所定の方向にスポット光SLとして投光照射され
る。そして、コンソール7の所定の範囲(短形の配光面
8)が照明される。
【0031】このとき、この実施の形態1における車両
用ルームランプ6は、光制御手段のテーパ側壁15、1
5により、LED4、4からの光の一部がテーパ側壁1
5、15に反射して拡散光となり、その散乱光が灯室2
内側に反射制御される。このために、この実施の形態1
における車両用ルームランプ6は、乗員の目E.Pに入
って乗員に不快感を与える光を制御することができるの
で、スポット光SL以外の目障りな光を確実に防止する
ことができる。
【0032】特に、この実施の形態1における車両用ル
ームランプ6は、側壁15、15を灯室2内から灯室2
外にかけて幅狭となるテーパとするものであるから、構
造が簡単である。
【0033】また、この実施の形態1における車両用ル
ームランプ6は、矩形の配光面8が得られるので、操作
が直線的であり、また、表示部などが矩形の範囲内に配
置されているコンソール7のシフトレバー70を照明す
るのに最適である。
【0034】さらに、この実施の形態1における車両用
ルームランプ6は、シフトレバー70が配置されている
コンソール7の前部側において、シフトレバー70を中
心とした矩形の範囲の配光面8が得られるので、シフト
レバー70を確実に照明することができる。これによ
り、この実施の形態1における車両用ルームランプ6
は、シフトレバー70の視認性がさらに向上されること
となり、照明されているシフトレバー70に瞬時に着眼
することができ、操作性が向上される。なお、前記配光
面8は、前記シフトレバー70が配置された前記コンソ
ール7の上面パネルにおける矩形の範囲より若干広い範
囲をなすものであるが、前記コンソール7の上面パネル
における矩形の範囲と合致するものでも同等の効果が得
られる。
【0035】(実施の形態2の説明)図4(A)は、こ
の発明にかかる車両用ルームランプの実施の形態2を示
す。図中、図1〜図3、図5と同符号は、同一のものを
示す。
【0036】この実施の形態2においては、光制御手段
が、側壁16の下縁から一体に設けられ、かつ、スポッ
ト光SLを所定の方向に投光照射する円形もしくは任意
形状の投光照射孔17を有する肉薄部18である。前記
肉薄部18は、LED4からの光の一部が側壁16に反
射して散乱光となり、その拡散光を灯室2内側に反射制
御するものである。
【0037】この実施の形態2における車両用ルームラ
ンプは、光制御手段の肉薄部18により、LED4から
の光の一部が側壁16に反射して散乱光となり、その拡
散光が灯室2内側に反射制御される。このために、この
実施の形態2における車両用ルームランプは、乗員の目
に入って乗員に不快感を与える光を制御することができ
るので、スポット光SL以外の目障りな光を確実に防止
することができる。
【0038】また、この実施の形態2における車両用ル
ームランプは、光制御手段の肉薄部18により、投光照
射孔17の側壁を、従来の投光用開口孔1の側壁5より
も、薄くすることができる。このために、この実施の形
態2における車両用ルームランプは、側壁を薄くした
分、側壁において反射してなる散乱光の発生量を軽減す
ることができる。したがって、この実施の形態2におけ
る車両用ルームランプは、スポット光SL以外の目障り
な光を軽減することができるので、乗員の不快感を低減
することができる。
【0039】特に、この実施の形態2における車両用ル
ームランプは、肉薄部18の作用と、その肉薄部18の
側壁の作用とにより、スポット光SL以外の目障りな光
を確実に防止することができる。
【0040】この実施の形態2における車両用ルームラ
ンプにおいては、図4(A)中の二点鎖線にて示すよう
に、側壁16の上縁に、スポット光SLを所定の方向に
投光照射する円形もしくは任意形状の投光照射孔19を
有する肉薄部20を設けても良い。
【0041】この場合においては、LED4からの光の
一部が側壁16に反射して散乱光となろうとする光を灯
室2内側に反射制御するものである。すなわち、LED
4からの光の一部であって、側壁16に反射する前の光
を灯室2内側に反射制御するものである。
【0042】なお、この実施の形態2における車両用ル
ームランプにおいては、側壁16の中縁に、スポット光
SLを所定の方向に投光照射する円形もしくは任意形状
の投光照射孔(図示せず)を有する肉薄部(図示せず)
を設けても良い。
【0043】(実施の形態3の説明)図4(B)は、こ
の発明にかかる車両用ルームランプの実施の形態3を示
す。図中、図1〜図3、図4(A)、図5と同符号は、
同一のものを示す。
【0044】この実施の形態3においては、前記実施の
形態2の変形例である。すなわち、肉薄部18の投光照
射孔17の側壁21を灯室2内から灯室2外にかけて幅
狭となるテーパとするものである。前記テーパ側壁21
は、LED4からのからの光の一部がテーパ側壁21に
反射して散乱光となり、その散乱光を前記灯室2内側に
反射制御するものである。
【0045】この実施の形態3における車両用ルームラ
ンプは、以上のごとき構成からなるものであるから、肉
薄部18のテーパ側壁21により、LED4からの光の
一部が肉薄部18のテーパ側壁21に反射して散乱光と
なり、その散乱光が灯室2内側に反射制御される。この
ために、この実施の形態3における車両用ルームランプ
は、肉薄部18の作用に、肉薄部18のテーパ側壁21
の作用が加わって、相乗効果が発揮される。したがっ
て、この実施の形態3における車両用ルームランプは、
さらに、乗員の目に入って乗員に不快感を与える光を制
御することができるので、スポット光以外の目障りな光
を確実に防止することができる。
【0046】なお、この実施の形態3においては、前記
実施の形態2の場合と同様に、テーパ側壁を有する肉薄
部を側壁16の上縁もしくは中縁から設けても良い。
【0047】特に、この実施の形態1、2、3において
は、光源として、LEDを使用するので、下記の効果が
得られる。すなわち、エレクトロルミネセンスパネルと
比較した場合、経年変化による輝度の低下が小さく、か
つ、トランスなどが不要であって部品点数が少なくて済
む。また、白熱バルブと比較した場合、発熱量が小さい
ので、熱対策により装置全体の容積を大きくする必要が
なく、薄型化することができ、しかも、消費電力が小さ
くて済む。
【0048】(実施の形態1、2、3以外の例の説明)
なお、この実施の形態1、2、3においては、光源とし
てLED4を使用したものである。ところが、この発明
の車両用ルームランプは、光源としてLED4以外のも
のを使用しても良い。
【0049】また、この実施の形態1、2、3において
は、コンソールランプについて説明したが、この発明
は、その他の車両用ルームランプにも適用できる。
【0050】さらにまた、この実施の形態においては、
車両用ルームランプ6として、シフトレバー70を照明
するフロントコンソールランプについて説明したが、こ
の発明は、カップホルダー、エアコンのスイッチ類など
を照明するリアコンソールランプにも適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かる車両用ルームランプ(請求項1)は、投光用開口孔
の側壁に設けた光制御手段により、スポット光以外の目
障りな光、たとえば、光源からの光の一部がランプカバ
ーの投光用開口孔の側壁に反射して拡散光となり、その
散乱光の一部が乗員の目に入って乗員に不快感を与える
光、この光を制御することができる。このために、この
発明にかかる車両用ルームランプ(請求項1)は、スポ
ット光以外の目障りな光を確実に防止することができ
る。
【0052】また、この発明にかかる車両用ルームラン
プ(請求項2)は、光制御手段のテーパ側壁により、光
源からの光の一部がテーパ側壁に反射して散乱光とな
り、その散乱光が灯室内側に反射制御される。このため
に、この発明にかかる車両用ルームランプ(請求項2)
は、乗員の目に入って乗員に不快感を与える光を制御す
ることができるので、スポット光以外の目障りな光を確
実に防止することができる。
【0053】また、この発明にかかる車両用ルームラン
プ(請求項3)は、光制御手段の投光照射孔を有する肉
薄部により、光源からの光の一部がテーパ側壁に反射し
てなる散乱光、および、光源からの光の一部であって側
壁に反射して散乱光となろうとする光が、灯室内側に反
射制御される。このために、この発明にかかる車両用ル
ームランプ(請求項3)は、乗員の目に入って乗員に不
快感を与える光を制御することができるので、スポット
光以外の目障りな光を確実に防止することができる。
【0054】また、この発明にかかる車両用ルームラン
プ(請求項3)は、光制御手段の肉薄部により、投光照
射孔の側壁を、従来の投光用開口孔の側壁よりも、薄く
することができる。このために、この発明にかかる車両
用ルームランプ(請求項3)は、側壁を薄くした分、側
壁において反射してなる散乱光の発生量を軽減すること
ができる。したがって、この発明にかかる車両用ルーム
ランプ(請求項3)は、スポット光以外の目障りな光を
軽減することができるので、乗員の不快感を低減するこ
とができる。
【0055】また、この発明にかかる車両用ルームラン
プ(請求項4)は光制御手段の肉薄部の投光照射孔のテ
ーパ側壁により、光源からの光の一部が肉薄部の投光照
射孔のテーパ側壁に反射して散乱光となり、その散乱光
が灯室内側に反射制御される。このために、請求項4に
かかる発明は、光制御手段の肉薄部の作用に、肉薄部の
テーパ側壁の作用が加わって、相乗効果が発揮される。
したがって、この発明にかかる車両用ルームランプ(請
求項4)は、さらに、乗員の目に入って乗員に不快感を
与える光を制御することができるので、スポット光以外
の目障りな光を確実に防止することができる。
【0056】また、この発明にかかる車両用ルームラン
プ(請求項5)は、矩形の配光面が得られるので、照明
する対象物が矩形の範囲内に配置されている場合には、
最適である。たとえば、車内の中央の前部に配置された
コンソールのシフトレバーやレンジセレクタなどであっ
て、操作が直線的であり、また、表示部などが矩形の範
囲内に配置されている対象物(シフトレバーやレンジセ
レクタなど)を照明するのに最適である。
【0057】さらに、この発明にかかる車両用ルームラ
ンプ(請求項6)は、照明する対象物を中心とした矩形
の範囲の配光面が得られるので、対象物を確実に照明す
ることができる。これにより、この発明にかかる車両用
ルームランプ(請求項6)は、照明による対象物の視認
性がさらに向上されることとなる。たとえば、対象物が
前記シフトレバーやレンジセレクタなどの場合、照明さ
れているシフトレバーやレンジセレクタなどに瞬時に着
眼することができ、操作性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両用ルームランプの実施の形態1
を示す要部の一部断面図である。
【図2】使用状態を示す斜視図である。
【図3】図2におけるIII−III線断面図である。
【図4】(A)は、この発明の車両用ルームランプの実
施の形態2を示す要部の一部断面図、(B)は、この発
明の車両用ルームランプの実施の形態3を示す要部の一
部断面図である。
【図5】従来の車両用ルームランプの課題を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 投光用開口孔 2 灯室 3 ランプカバー 4 LED 5 側壁 6 車両用ルームランプ 7 コンソール 8 配光面 9 プリントサーキットボード 10 スイッチ 11 ランプレンズ 12 灯室 13 バルブ 14 リフレクタ 15 テーパ側壁 16 側壁 17、19 投光照射孔 18、20 肉薄部 21 テーパ側壁 70 シフトレバー SL スポット光 GL 目障りな光 E.P 乗員の目

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スポット光を投光照射する車両用ルーム
    ランプにおいて、 投光用開口孔が設けられており、かつ、灯室を区画する
    ランプカバーと、 前記灯室内に配置された光源と、 前記投光用開口孔の側壁に設けられ、前記スポット光以
    外の目障りな光を制御する光制御手段と、 を備えたことを特徴とする車両用ルームランプ。
  2. 【請求項2】 前記光制御手段は、前記側壁を前記灯室
    内から前記灯室外にかけて幅狭となるテーパとしたテー
    パ側壁であって、前記光源からの光の一部が前記テーパ
    側壁に反射してなる散乱光を前記灯室内側に反射制御す
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用ルームラン
    プ。
  3. 【請求項3】 前記光制御手段は、前記側壁に設けら
    れ、かつ、スポット光を所定の方向に投光照射する投光
    照射孔を有する肉薄部であって、前記光源からの光の一
    部が前記側壁に反射してなる散乱光、および、前記光源
    からの光の一部であって前記側壁に反射して散乱光とな
    る光を前記灯室内側に反射制御することを特徴とする請
    求項1に記載の車両用ルームランプ。
  4. 【請求項4】 前記肉薄部の前記投光照射孔の側壁を、
    前記灯室内から前記灯室外にかけて幅狭となるテーパと
    し、前記肉薄部の前記テーパ側壁は、前記光源からの光
    の一部が前記肉薄部の前記テーパ側壁に反射してなる散
    乱光を前記灯室内側に反射制御することを特徴とする請
    求項3に記載の車両用ルームランプ。
  5. 【請求項5】 前記投光用開口孔または前記投光照射孔
    は、矩形の配光面が得られるための矩形をなす、ことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用
    ルームランプ。
  6. 【請求項6】 矩形をなす前記投光用開口孔または前記
    投光照射孔は、照明する対象物を中心とした矩形の範囲
    の前記配光面が得られる大きさを有する、ことを特徴と
    する請求項5に記載の車両用ルームランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2412722A (en) * 2004-03-31 2005-10-05 Honda Access Kk Interior illuminator for automobile
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