JP2003095012A - 照明範囲と照明色を可変できる照明用灯具 - Google Patents
照明範囲と照明色を可変できる照明用灯具Info
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- JP2003095012A JP2003095012A JP2001288979A JP2001288979A JP2003095012A JP 2003095012 A JP2003095012 A JP 2003095012A JP 2001288979 A JP2001288979 A JP 2001288979A JP 2001288979 A JP2001288979 A JP 2001288979A JP 2003095012 A JP2003095012 A JP 2003095012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両には運転状況により照明範囲を変えるこ
とができる白色光源からなる照明用灯具、即ち、遠方ま
で照明するか近くを照明するかを切り換えることができ
る照明用灯具と霧中を運転する時に視認性が良好な黄色
光源を持つフォグランプ用灯具の2種類の照明用灯具を
搭載するので高価な灯具になり、搭載スペースも大きな
スペースを必要とする。 【解決手段】 発光色の異なる発光体を複数灯具に配置
して、それら発光体で同一色を発光する複数の発光体毎
に、出光方向設定手段により出光方向を複数の所定方向
に設定して、照明範囲と照明色を含む照明制御情報をも
とにして、これら発光体の中から照明範囲と照明色に対
応した発光体を選択して、発光させることにより、照明
範囲と照明色を任意に設定できる照明用灯具とすること
で課題を解決する。
とができる白色光源からなる照明用灯具、即ち、遠方ま
で照明するか近くを照明するかを切り換えることができ
る照明用灯具と霧中を運転する時に視認性が良好な黄色
光源を持つフォグランプ用灯具の2種類の照明用灯具を
搭載するので高価な灯具になり、搭載スペースも大きな
スペースを必要とする。 【解決手段】 発光色の異なる発光体を複数灯具に配置
して、それら発光体で同一色を発光する複数の発光体毎
に、出光方向設定手段により出光方向を複数の所定方向
に設定して、照明範囲と照明色を含む照明制御情報をも
とにして、これら発光体の中から照明範囲と照明色に対
応した発光体を選択して、発光させることにより、照明
範囲と照明色を任意に設定できる照明用灯具とすること
で課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用または屋外照
明用等に用いられる照明用灯具に関するものである。
明用等に用いられる照明用灯具に関するものである。
【0002】
【従来技術】図3は車両(自動車)50の外観図を示
す。51a、51bは前照灯用灯具で、夜間走行時に点
灯される。52a、52bはフォグランプ用灯具で、霧
中を走行する時に点灯される。フォグランプ用灯具はバ
ンパー周辺に搭載される場合があるが、本図では前照灯
用灯具とフォグランプ用灯具が併設されている。
す。51a、51bは前照灯用灯具で、夜間走行時に点
灯される。52a、52bはフォグランプ用灯具で、霧
中を走行する時に点灯される。フォグランプ用灯具はバ
ンパー周辺に搭載される場合があるが、本図では前照灯
用灯具とフォグランプ用灯具が併設されている。
【0003】図4は前照灯用灯具およびフォグランプ用
灯具を点灯させる点灯回路である。53は電池、51a
は前照灯用灯具で遠方まで照射できる光源Aと車両近く
を照射する光源Bを内蔵していて、点灯させる時はどち
らかが点灯される。52aはフォグランプ用灯具、54
a〜54cはスイッチで、スイッチ54aは光源Aを点
灯させるスイッチ、スイッチ54bは光源Bを点灯させ
るスイッチ、そして、スイッチ54cはフォグランプを
点灯させるスイッチである。
灯具を点灯させる点灯回路である。53は電池、51a
は前照灯用灯具で遠方まで照射できる光源Aと車両近く
を照射する光源Bを内蔵していて、点灯させる時はどち
らかが点灯される。52aはフォグランプ用灯具、54
a〜54cはスイッチで、スイッチ54aは光源Aを点
灯させるスイッチ、スイッチ54bは光源Bを点灯させ
るスイッチ、そして、スイッチ54cはフォグランプを
点灯させるスイッチである。
【0004】本図ではスイッチ54bがオフ、スイッチ
54aがオンしているので前照灯用灯具51aの光源A
が点灯し光束55を出射させている。また、スイッチ5
4cがオンしているのでフォグランプが点灯し光束56
を出射させている。
54aがオンしているので前照灯用灯具51aの光源A
が点灯し光束55を出射させている。また、スイッチ5
4cがオンしているのでフォグランプが点灯し光束56
を出射させている。
【0005】車両を運転する場合、対向車、気象状況、
道路状況等が考慮され、その状況に応じて必要とする照
明範囲を照明している。例えば高速運転している時は遠
くまで照明できる光源Aが点灯され、低速運転している
時は近くを照明するように光源Bが点灯される。そし
て、光源A、光源Bの発光色は視認性が良好な白色が用
いられる。
道路状況等が考慮され、その状況に応じて必要とする照
明範囲を照明している。例えば高速運転している時は遠
くまで照明できる光源Aが点灯され、低速運転している
時は近くを照明するように光源Bが点灯される。そし
て、光源A、光源Bの発光色は視認性が良好な白色が用
いられる。
【0006】しかし、霧中で運転する時は光源の発光色
が白色では光の散乱の影響で良好な照明が得られないた
め、影響の少ない黄色光を発光する光源を持つフォグラ
ンプ用灯具が点灯される。このように照明色も照明範囲
と同様に状況に応じて変えられる。
が白色では光の散乱の影響で良好な照明が得られないた
め、影響の少ない黄色光を発光する光源を持つフォグラ
ンプ用灯具が点灯される。このように照明色も照明範囲
と同様に状況に応じて変えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記したように車両に
は運転状況に応じて照明範囲を変えることができる白色
光源からなる照明用灯具、即ち、遠方まで照明するか近
くを照明するかを切り換えることができる照明用灯具と
霧中を運転する時に視認性が良好な黄色光源を持つフォ
グランプ用灯具の2種類の照明用灯具が搭載されるので
高価な灯具となる。また、搭載スペースが大きくなる。
本発明は1種類の照明用灯具で照明範囲と照明色を切り
換えることが可能な照明用灯具を提供しようとするもの
である。
は運転状況に応じて照明範囲を変えることができる白色
光源からなる照明用灯具、即ち、遠方まで照明するか近
くを照明するかを切り換えることができる照明用灯具と
霧中を運転する時に視認性が良好な黄色光源を持つフォ
グランプ用灯具の2種類の照明用灯具が搭載されるので
高価な灯具となる。また、搭載スペースが大きくなる。
本発明は1種類の照明用灯具で照明範囲と照明色を切り
換えることが可能な照明用灯具を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明に係わる照明用灯具は次のように構成し
たものである。
るために本発明に係わる照明用灯具は次のように構成し
たものである。
【0009】(1) 発光色の異なる発光体が複数配置
され、それら発光体で同一色を発光する複数の発光体毎
に、出光方向設定手段により出光方向が複数の所定方向
に設定され、照明範囲と照明色を含む照明制御情報をも
とに、これら発光体の中から照明範囲と照明色に対応し
た発光体が選択、発光されることで、照明範囲と照明色
が設定できるようにした。
され、それら発光体で同一色を発光する複数の発光体毎
に、出光方向設定手段により出光方向が複数の所定方向
に設定され、照明範囲と照明色を含む照明制御情報をも
とに、これら発光体の中から照明範囲と照明色に対応し
た発光体が選択、発光されることで、照明範囲と照明色
が設定できるようにした。
【0010】(2)(1)項記載の照明用灯具におい
て、発光体をLEDとした。
て、発光体をLEDとした。
【0011】(3)(1)ないし(2)項記載の照明用
灯具において、出光方向設定手段とし発光体を角度を持
たせて取付けるかまたは発光体の前面にレンズを配置す
るかどちらかとした。
灯具において、出光方向設定手段とし発光体を角度を持
たせて取付けるかまたは発光体の前面にレンズを配置す
るかどちらかとした。
【0012】(4)(1)ないし(3)項記載の照明用
灯具は車両の前照灯であって、前記照明制御情報は車外
の気象状態、路面の状態、道路の曲がり度合い等運転状
態の情報とし、それらの情報から照射範囲と照射色を設
定するようにした。
灯具は車両の前照灯であって、前記照明制御情報は車外
の気象状態、路面の状態、道路の曲がり度合い等運転状
態の情報とし、それらの情報から照射範囲と照射色を設
定するようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の照明用灯具の断面
図1を示す。2は照明用灯具のケース、3は第1グルー
プのLEDで、R1が赤色LED、G1が緑色LED、
B1が青色LEDである。本図では第1グループの各色
のLEDを1個示しているが、実際には各色に対して複
数のLEDが設けられる。以下に示す第2、第3グルー
プについても同じである。
図1を示す。2は照明用灯具のケース、3は第1グルー
プのLEDで、R1が赤色LED、G1が緑色LED、
B1が青色LEDである。本図では第1グループの各色
のLEDを1個示しているが、実際には各色に対して複
数のLEDが設けられる。以下に示す第2、第3グルー
プについても同じである。
【0014】4は第2グループのLEDでグループ1と
同じく、R2が赤色LED、G2が緑色LED、B2が
青色LEDである。5は第3グループのLEDでグルー
プ1と同じく、R3が赤色LED、G3が緑色LED、
B3が青色LEDである。本図では灯具の発光体として
3つのグループについて示しているが、実際の灯具では
例えば30グループが含まれるものである。
同じく、R2が赤色LED、G2が緑色LED、B2が
青色LEDである。5は第3グループのLEDでグルー
プ1と同じく、R3が赤色LED、G3が緑色LED、
B3が青色LEDである。本図では灯具の発光体として
3つのグループについて示しているが、実際の灯具では
例えば30グループが含まれるものである。
【0015】6は前記LEDが実装される基板で、LE
Dはリード線と発光部から構成され、各グループのLE
Dはリード線が曲げられグループ内のLEDの出光方向
が同一になるように設定されている。そして、グループ
毎の出光方向は異なるように設定される。
Dはリード線と発光部から構成され、各グループのLE
Dはリード線が曲げられグループ内のLEDの出光方向
が同一になるように設定されている。そして、グループ
毎の出光方向は異なるように設定される。
【0016】7はグループ1のLEDが発光した時の光
束断面を示し、同様に8はグループ2のLEDが発光し
た時の光束断面を示し、9はグループ3のLEDが発光
した時の光束断面を示している。尚、本図において、L
EDを駆動するための電源や配線等は省略されている。
束断面を示し、同様に8はグループ2のLEDが発光し
た時の光束断面を示し、9はグループ3のLEDが発光
した時の光束断面を示している。尚、本図において、L
EDを駆動するための電源や配線等は省略されている。
【0017】次に本灯具を車両に搭載した場合について
説明する。従来例の照明灯と対応させるために、グルー
プ1のLED群が光源A、グループ2のLED群が光源
B、グループ3のLED群がフォグランプ用光源とす
る。 グループ1の赤LED、緑LED、青LEDの同
数に対して図示しない制御部から駆動電流が供給される
と,それらLEDが発光し、発光色が混色され白色光と
しての照明が行われる。そして、照明範囲はあらかじめ
遠方を照明するように設定されているので、遠方に対し
て照明が行われる。このことは従来例で光源Aが点灯し
た場合の照明と同じ照明色、同じ照明範囲で照明が行わ
れる。
説明する。従来例の照明灯と対応させるために、グルー
プ1のLED群が光源A、グループ2のLED群が光源
B、グループ3のLED群がフォグランプ用光源とす
る。 グループ1の赤LED、緑LED、青LEDの同
数に対して図示しない制御部から駆動電流が供給される
と,それらLEDが発光し、発光色が混色され白色光と
しての照明が行われる。そして、照明範囲はあらかじめ
遠方を照明するように設定されているので、遠方に対し
て照明が行われる。このことは従来例で光源Aが点灯し
た場合の照明と同じ照明色、同じ照明範囲で照明が行わ
れる。
【0018】次にグループ2の赤LED、緑LED、青
LEDの同数に対して図示しない制御部から駆動電流が
供給されると,それらLEDが発光し、発光色が混色さ
れ白色光で照明が行われる。そして、照明範囲はあらか
じめ近くを照明されるように設定されているので、近く
が照明される。このことは従来例で光源Bが点灯した場
合の照明と同じ照明色、同じ照明範囲で照明が行われ
る。
LEDの同数に対して図示しない制御部から駆動電流が
供給されると,それらLEDが発光し、発光色が混色さ
れ白色光で照明が行われる。そして、照明範囲はあらか
じめ近くを照明されるように設定されているので、近く
が照明される。このことは従来例で光源Bが点灯した場
合の照明と同じ照明色、同じ照明範囲で照明が行われ
る。
【0019】次にグループ3の赤色LED、緑色LED
の同数に対して図示しない制御部から、駆動電流が供給
されると、それらLEDが発光し、発光色が混色され黄
色光で照明が行われる。また、照明範囲はあらかじめ出
光方向設定手段により所定方向に設定されているので、
従来例でフォグランプが点灯した場合の照明と同じ照明
範囲、同じ照明色で照明が行われる。
の同数に対して図示しない制御部から、駆動電流が供給
されると、それらLEDが発光し、発光色が混色され黄
色光で照明が行われる。また、照明範囲はあらかじめ出
光方向設定手段により所定方向に設定されているので、
従来例でフォグランプが点灯した場合の照明と同じ照明
範囲、同じ照明色で照明が行われる。
【0020】本図では3グループについて説明している
が、実際の灯具では例えば30グループからなり、30
グループの出光方向がそれぞれ異なる方向に設定されて
いるので、任意の方向に対して照明することができる。
また、照明色も赤色LED、青色LED、緑色LEDの
組合わせと駆動電流を制御することで微妙に異なる色も
設定でき、任意の照明色とすることができる。
が、実際の灯具では例えば30グループからなり、30
グループの出光方向がそれぞれ異なる方向に設定されて
いるので、任意の方向に対して照明することができる。
また、照明色も赤色LED、青色LED、緑色LEDの
組合わせと駆動電流を制御することで微妙に異なる色も
設定でき、任意の照明色とすることができる。
【0021】従って、従来は車両用照明に前照灯用灯具
とフォグランプ用灯具の両方を用いていたが、本発明の
照明用灯具を用いれば、同じ照明範囲、同じ照明色を1
つの灯具だけで照明することができるようになる。
とフォグランプ用灯具の両方を用いていたが、本発明の
照明用灯具を用いれば、同じ照明範囲、同じ照明色を1
つの灯具だけで照明することができるようになる。
【0022】発光体(LED)の出光方向設定手段とし
て本図ではLEDのリード線を曲げる方法としている
が、他の方法も考えられる。図2ではLEDを基板に同
一高さで実装し、LEDの出光側にレンズ10を配置す
るものである。そのレンズにより光を特定方向に曲げる
特性を持たせることにより、図1と同じような出光方向
特性を持たせることができる。また、他の方法としては
フレキシブル基板を球面状に配置して、その基板にLE
Dを実装することにより灯具から任意の方向に出光させ
ることができる。
て本図ではLEDのリード線を曲げる方法としている
が、他の方法も考えられる。図2ではLEDを基板に同
一高さで実装し、LEDの出光側にレンズ10を配置す
るものである。そのレンズにより光を特定方向に曲げる
特性を持たせることにより、図1と同じような出光方向
特性を持たせることができる。また、他の方法としては
フレキシブル基板を球面状に配置して、その基板にLE
Dを実装することにより灯具から任意の方向に出光させ
ることができる。
【0023】また、本図では同一方向に出光するLED
が基板上でまとまって配置されているが、必ずしもまと
める必要はなく、LED実装エリアにランダムに配置さ
れることでも勿論よい。例えば3色のLEDを画素
(組)として、この画素をエリア全体に平均的に配置す
るようにしてもよい。
が基板上でまとまって配置されているが、必ずしもまと
める必要はなく、LED実装エリアにランダムに配置さ
れることでも勿論よい。例えば3色のLEDを画素
(組)として、この画素をエリア全体に平均的に配置す
るようにしてもよい。
【0024】また、発光体で発光する光を有効に使うた
めに、従来実施されているように、発光体の背面に反射
鏡を設けることも本発明の灯具に適用できる。
めに、従来実施されているように、発光体の背面に反射
鏡を設けることも本発明の灯具に適用できる。
【0025】また、発光体としてLEDについて説明し
たが、LEDに限らず赤、青、緑色を発光できる発光体
であれば使うことができる。具体的にはカラーフィルタ
ー付き放電灯、或いは、カラーフィルター付きタングス
テンランプ等を使うことが可能である。尚、発光体の発
光色についても、赤、青、緑に限らず任意の異なる発光
色の発光体を複数配置して、これら発光体から一または
複数の発光体を選択し、希望の照明色を得ることもでき
る。
たが、LEDに限らず赤、青、緑色を発光できる発光体
であれば使うことができる。具体的にはカラーフィルタ
ー付き放電灯、或いは、カラーフィルター付きタングス
テンランプ等を使うことが可能である。尚、発光体の発
光色についても、赤、青、緑に限らず任意の異なる発光
色の発光体を複数配置して、これら発光体から一または
複数の発光体を選択し、希望の照明色を得ることもでき
る。
【0026】また、本灯具を車両の前照灯に用いた場
合、道路が広い、狭い、速度が速い、遅い、路面がアス
ファルト、土、雪道等の違い、気象状況、時刻等に応じ
て自由に照明範囲と照明色を設定することができ、最適
な運転が可能である。また、道路が左にカーブしてい
て、その道路を走行する場合、左方向に出光するグルー
プのLEDを発光させることにより車両が進む方向の照
明をすることで安全運転ができる。同様に右方向にカー
ブする道路を走行する場合,右方向に出光するグループ
のLEDを発光させることにより車両の進む方向に照明
され安全運転ができる。
合、道路が広い、狭い、速度が速い、遅い、路面がアス
ファルト、土、雪道等の違い、気象状況、時刻等に応じ
て自由に照明範囲と照明色を設定することができ、最適
な運転が可能である。また、道路が左にカーブしてい
て、その道路を走行する場合、左方向に出光するグルー
プのLEDを発光させることにより車両が進む方向の照
明をすることで安全運転ができる。同様に右方向にカー
ブする道路を走行する場合,右方向に出光するグループ
のLEDを発光させることにより車両の進む方向に照明
され安全運転ができる。
【0027】また、他の用途としては例えば屋外の街路
灯として用いる場合、気象状況、時間帯、或いは通行量
等により最適な照明範囲、照明色、光量で照明すること
ができる。また、舞台やショーウインドーの照明、或い
は、室内のムード照明としても使うことができる。
灯として用いる場合、気象状況、時間帯、或いは通行量
等により最適な照明範囲、照明色、光量で照明すること
ができる。また、舞台やショーウインドーの照明、或い
は、室内のムード照明としても使うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように従来の照明用灯具で
は一つの灯具で1色の照明色しか照明できなかったた
め、複数の照明色に切り換えて照明しようとすると複数
の灯具が必要になり、大きな実装スペースが必要にな
り、高価な灯具となっていたが、本発明の灯具では発光
色の異なる複数の発光体を設けて目的とする照明色にな
るように発光体が選択、発光されることにより任意に照
明色が設定可能となり、実装スペースも小さく、安価な
灯具となる。
は一つの灯具で1色の照明色しか照明できなかったた
め、複数の照明色に切り換えて照明しようとすると複数
の灯具が必要になり、大きな実装スペースが必要にな
り、高価な灯具となっていたが、本発明の灯具では発光
色の異なる複数の発光体を設けて目的とする照明色にな
るように発光体が選択、発光されることにより任意に照
明色が設定可能となり、実装スペースも小さく、安価な
灯具となる。
【図1】本発明の照明用灯具の断面図
【図2】本発明の照明用灯具で出光方向の設定をレンズ
で行った場合の断面図
で行った場合の断面図
【図3】車両の外観図
【図4】従来の車両用前照灯およびフォグランプを点灯
させる点灯回路
させる点灯回路
1 照明用灯具
2 照明用灯具のケース
3 グループ1のLED(発光体)
4 グループ2のLED(発光体)
5 グループ3のLED(発光体)
6 LEDを実装する基板
R1〜R3 赤色LED(発光体)
G1〜G3 緑色LED(発光体)
B1〜B3 青色LED(発光体)
7〜9 各グループの光束断面
10 出光方向を複数の所定方向に設定する
ためのレンズ 50 車両(自動車) 51a,51b 前照灯用灯具 52a,52b フォグランプ用灯具 53 電池 54a A光源点灯用スイッチ 54b B光源点灯用スイッチ 54c フォグランプ点灯用スイッチ 55 前照灯の光束 56 フォグランプの光束
ためのレンズ 50 車両(自動車) 51a,51b 前照灯用灯具 52a,52b フォグランプ用灯具 53 電池 54a A光源点灯用スイッチ 54b B光源点灯用スイッチ 54c フォグランプ点灯用スイッチ 55 前照灯の光束 56 フォグランプの光束
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
F21V 9/08 F21M 3/25
H01L 33/00 F21S 1/02 G
// F21W 101:10 1/10 G
131:103
F21Y 101:02
Claims (4)
- 【請求項1】 発光色の異なる発光体が複数配置され、
それら発光体で同一色を発光する複数の発光体毎に、出
光方向設定手段により出光方向が複数の所定方向に設定
され、照明範囲と照明色を含む照明制御情報をもとに、
これら発光体から照明範囲と照明色に対応した発光体が
選択、発光されることで、照明範囲と照明色が設定され
るようにしたことを特徴とする照明用灯具。 - 【請求項2】 前記発光体をLEDとした1項記載の照
明用灯具。 - 【請求項3】 出光方向設定手段として、発光体を角度
を持たせて取付けるかまたは発光体の前面にレンズを配
置するかどちらかとしたことを特徴とする1ないし2項
記載の照明用灯具。 - 【請求項4】 前記照明用灯具は車両の前照灯であっ
て、前記照明制御情報は車外の気象状態、路面の状態、
道路の曲がり度合い等運転状態の情報とし、それらの情
報から照明範囲と照明色が設定されるようにしたことを
特徴とする照明用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001288979A JP2003095012A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 照明範囲と照明色を可変できる照明用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001288979A JP2003095012A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 照明範囲と照明色を可変できる照明用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003095012A true JP2003095012A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19111541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001288979A Pending JP2003095012A (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 照明範囲と照明色を可変できる照明用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003095012A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2012144143A1 (ja) | 2011-04-22 | 2012-10-26 | 株式会社小糸製作所 | 光学ユニット |
CN103629619A (zh) * | 2013-12-09 | 2014-03-12 | 太谷县晋商彩灯文化有限公司 | Led彩灯 |
CN105408678A (zh) * | 2013-08-09 | 2016-03-16 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
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