JP2003094362A - 多関節ロボットの動作経路探索方法および装置 - Google Patents

多関節ロボットの動作経路探索方法および装置

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JP2003094362A
JP2003094362A JP2001289664A JP2001289664A JP2003094362A JP 2003094362 A JP2003094362 A JP 2003094362A JP 2001289664 A JP2001289664 A JP 2001289664A JP 2001289664 A JP2001289664 A JP 2001289664A JP 2003094362 A JP2003094362 A JP 2003094362A
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正勝 金子
Kaoru Shibata
薫 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多関節ロボットの動作経路の探索を効率的に行
う。 【解決手段】動作経路探索部72による探索経過時間を
経過時間計測部74で計測し、探索スケジュール設定部
70で設定した累積探索割当時間と比較し、探索経過時
間が累積探索割当時間を超過した場合、探索処理制御部
78は、当該作業点に対する探索を中断する指示を動作
経路探索部72に出し、動作経路探索部72は、次の作
業点に対する探索を累積探索割当時間を基準として行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の作業点に対
する多関節ロボットの動作経路を探索する動作経路探索
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、製造ラインに設置された多関節ロ
ボットを直接操作させて作業姿勢のティーチングを行お
うとすると、多関節ロボットの操作を熟知したオペレー
タが製造ラインの現場で作業を行わなければならないた
め、その分、作業が非効率的となってしまう。また、こ
のような作業は、製造ラインを停止させた状態で行う必
要があるため、当該製造ラインの稼働率も低下してしま
う。
【0003】そこで、近時、前記ティーチング作業の効
率化を図るため、あるいは、前記製造ラインの稼働率を
向上させるために、オフラインによるティーチングが行
われている。すなわち、コンピュータ上に多関節ロボッ
ト並びに作業対象物であるワークおよび周辺構造物のモ
デルを構築し、このモデルを用いてティーチングデータ
を作成した後、前記ティーチングデータを現場の多関節
ロボットに供給することにより、製造ラインを停止させ
ることなく、ティーチングデータを効率的に作成するこ
とが可能となる。
【0004】ところで、このようなオフライティーチン
グにおいては、例えば、オペレータが複数の作業点を指
示することにより、周辺構造物や多関節ロボットの仕様
を考慮して、コンピュータが多関節ロボットの動作経路
を自動計算することも可能になってきている。
【0005】しかしながら、動作経路の自動計算が可能
であるとはいっても、モデルの設定が不適切であった場
合のように、適切な条件が設定されていないと、動作経
路の解が得られなかったり、あるいは、1つの作業点に
対する処理に相当な時間を要し、限られた時間内で動作
経路を算出できない、といった不具合が指摘されてい
る。従って、例えば、夜間や休日におけるコンピュータ
の十分な空き時間を利用して無人で動作経路の自動計算
を行わせたとしても、必ずしも良好な計算結果が得られ
るものとは限らない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した不
具合を解決するためになされたものであり、多関節ロボ
ットの動作経路の探索を極めて効率的に行うことのでき
る多関節ロボットの動作経路探索方法および装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明方法では、複数の作業点に対する多関節ロ
ボットの動作経路を探索する動作経路探索方法におい
て、各作業点に係る動作経路の探索に割り当てる探索割
当時間を設定するステップと、前記各作業点の前記動作
経路を探索するステップと、前記動作経路の探索に係る
探索開始からの探索経過時間を計測するステップと、前
記探索経過時間を、前記動作経路の探索に係る当該作業
点に割り当てられた前記探索割当時間を探索開始からの
前記各作業点の前記探索割当時間に累積した累積探索割
当時間と比較するステップと、前記探索経過時間が前記
累積探索割当時間を超過した際、当該作業点に係る動作
経路の探索を中断し、次の作業点に係る探索に移行する
ステップと、からなることを特徴とする。
【0008】この場合、動作経路の探索に要した探索経
過時間が累積探索割当時間を超過した際、その作業点に
対する探索を中断し、次の作業点に対する動作経路の探
索を行うため、累積探索割当時間内で探索の完了する作
業点の動作経路を効率的に算出することができる。ま
た、前段の作業点に対する動作経路の探索が累積探索割
当時間内で完了した場合、次の作業点の探索に与えられ
る探索割当時間が増加することになるため、当該作業点
の動作経路を探索できる確率が増大する。
【0009】なお、複数の前記作業点に係る前記動作経
路の探索に割り当てる複数作業点探索割当時間を設定
し、複数の前記作業点に対する探索が終了した後、前記
探索経過時間から前記複数作業点探索割当時間に対する
探索残り時間を演算し、探索を中断した当該作業点に対
する前記動作経路の探索を前記探索残り時間において行
うことにより、与えられた前記複数作業点探索割当時間
内で動作経路をさらに効率的に探索することができる。
【0010】上記の探索は、各作業点の動作経路の探索
を構成する複数のプロセス処理に対してそれぞれ探索割
当時間を設定し、各プロセス処理毎に行うことができ
る。
【0011】また、本発明装置では、複数の作業点に対
する多関節ロボットの動作経路を探索する動作経路探索
装置において、各作業点に係る動作経路の探索に割り当
てる探索割当時間を設定し、探索スケジュールを決定す
る探索スケジュール設定部と、前記各作業点の前記動作
経路を探索する動作経路探索部と、前記動作経路の探索
に係る探索開始からの探索経過時間を計測する経過時間
計測部と、前記探索経過時間を、前記動作経路の探索に
係る当該作業点に割り当てられた前記探索割当時間を探
索開始からの前記各作業点の前記探索割当時間に累積し
た累積探索割当時間と比較して判定する経過時間比較判
定部と、前記探索経過時間が前記累積探索割当時間を超
過した際、当該作業点に係る動作経路の探索を中断し、
次の作業点に係る探索に移行する処理を行う探索処理制
御部と、を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の多関節ロボット
の動作経路探索方法および装置が適用される実施形態で
あるオフラインティーチング装置10と、このオフライ
ンティーチング装置10によって作成されたティーチン
グデータが適用される多関節ロボット装置12との概略
構成を示す。
【0013】多関節ロボット装置12は、ベース14に
対して複数の回動自在なリンク16、18および20を
介して連結される溶接ガン等のエンドエフェクタ22を
備え、ロボット制御部24に設定されたティーチングデ
ータに従って動作する。なお、多関節ロボット装置12
およびロボット制御部24は、現場の製造ラインに配設
される。
【0014】オフラインティーチング装置10は、コン
ピュータによって構成されるものであり、図2に示すよ
うに、制御部26は、オフラインティーチング装置10
の全体の制御を行うCPU28と、記憶部であるROM
30およびRAM32と、ハードディスクドライブ34
によってデータが読み書きされるハードディスク36
と、フレキシブルディスクやコンパクトディスク等の外
部記録媒体38に対してデータの読み書きを行う記録媒
体ドライブ40と、多関節ロボット装置12の動作経路
データを作成する動作経路データ作成回路42と、作成
された動作経路データに基づいて多関節ロボット装置1
2の動作シミュレーションを行うシミュレーション回路
44とを備える。なお、制御部26には、オペレータに
よるティーチング作業の補助、シミュレーション画像の
表示等を行うためのディスプレイ46が描画制御回路4
8を介して接続されるとともに、インタフェース50を
介してキーボード52およびマウス54が接続される。
【0015】ハードディスク36には、多関節ロボット
装置12の動作経路データを作成するための動作経路作
成プログラム56と、動作経路データを作成するための
条件データ58と、動作経路データの作成時に生成され
る処理結果データ60とが格納される。
【0016】動作経路作成プログラム56は、図3に示
すように、オペレータによって指示された所望の打点
(作業点)D1、D2、…に対して多関節ロボット装置
12のエンドエフェクタ22を到着させる経路を探索す
るプロセス処理P1、打点D1、D2、…からエンドエ
フェクタ22を引き抜く経路を探索するプロセス処理P
2、干渉物62を回避しながら中継点E1、E2間を移
動させる経路を探索するプロセス処理P3、および、探
索された複数の経路からエンドエフェクタ22の姿勢、
移動時間等に係る最適な経路を探索するプロセス処理P
4(図示せず)の各処理を行うことにより、所望の動作
経路データを作成するプログラムである。
【0017】条件データ58は、図4に示すように、工
程別打点探索割当時間データ、プロセス処理探索割当時
間データ、打点データ、打順データおよびプロセス処理
優先度データを有する。
【0018】工程別打点探索割当時間データは、例え
ば、図5に示すように、ワーク64に設定される複数の
打点D1〜D8を動作経路データ作成の難易度に応じた
工程66A、66Bにグループ化し、各工程66A、6
6B毎に1打点の各プロセス処理P1〜P4を行うため
に割り当てられる打点探索割当時間TA、TBである。
【0019】プロセス処理探索割当時間データは、例え
ば、図6に示すように、各打点での探索を構成するプロ
セス処理P1〜P4に対して割り当てられるプロセス処
理探索割当時間t1〜t4であり、本実施形態では、工
程66Aに対し、TA=t1+t2+t3+t4として
設定される。なお、このプロセス処理探索割当時間t1
〜t4は、打点探索割当時間TA、TBを各プロセス処
理P1〜P4に配分するための比率として設定すること
もできる。
【0020】打点データは、打点D1、D2、…におけ
るエンドエフェクタ22の姿勢および座標に係るデータ
である。打順データは、各打点D1、D2、…に対する
動作経路の探索順序を設定するデータである。プロセス
処理優先度データは、プロセス処理P1〜P4の処理順
を設定するデータである。本実施形態では、プロセス処
理P1〜P4の順で処理を行うものとする。
【0021】処理結果データ60は、図7に示すよう
に、処理実績データおよび動作経路データからなる。処
理実績データは、探索した動作経路の工程、打点数、中
断時の探索に要した時間、中断されたプロセス処理等の
データである。動作経路データは、探索された動作経路
のデータである。
【0022】動作経路データ作成回路42は、図8に示
すように、条件データに基づき動作経路を探索するため
の探索スケジュールを設定する探索スケジュール設定部
70と、設定された探索スケジュールに従って動作経路
の探索を行い、処理結果データを出力する動作経路探索
部72と、探索開始からの経過時間を計測する経過時間
計測部74と、探索スケジュール設定部70で設定され
た累積探索割当時間(後述)と経過時間計測部74で計
測された経過時間とを比較し、時間超過の有無を判定す
る経過時間比較判定部76と、経過時間比較判定部76
で時間超過と判定された際、当該打点での探索を中断
し、動作経路探索部72に対して次の打点に対する探索
を指示する探索処理制御部78とを備える。
【0023】本実施形態のオフラインティーチング装置
10は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次に、その動作について図9および図10に示すフ
ローチャートに従って説明する。
【0024】動作経路の探索に先立ち、ハードディスク
36から動作経路作成プログラム56を読み込み、動作
経路データ作成回路42にロードする。次いで、動作経
路データ作成回路42の探索スケジュール設定部70
は、条件データ58である工程別打点探索割当時間デー
タおよびプロセス処理探索割当時間データを読み込むと
ともに(ステップS1)、打点データ、打順データおよ
びプロセス処理優先度データを読み込み(ステップS
2)、探索スケジュールの設定を行う。
【0025】先ず、打順データおよびプロセス処理優先
度データに従い、探索順序を設定する(ステップS
3)。
【0026】次に、工程別打点探索割当時間データと打
順データとを用いて、各工程66A、66B(図5参
照)別に打順に従った打点D1〜DN毎の打点累積探索
割当時間H1〜HNを設定する(ステップS4)。N
は、各工程66A、66Bの打点数を表す。この場合、
工程66A、66Bの打点探索割当時間をTA、TBと
すると、工程66Aの打点累積探索割当時間H1〜HN
は、 H1=TA H2=2・TA …… HN=N・TA として設定され、工程66Bの打点累積探索割当時間H
1〜HNは、 H1=TB H2=2・TB …… HN=N・TB として設定される。図11における点線は、各打点D1
〜DNに割り当てられた打点累積探索割当時間H1〜H
Nを示している。
【0027】次に、プロセス処理探索割当時間データを
用いてプロセス処理累積探索割当時間h11〜h14、
h21〜h24、…、hN1〜hN4を設定する(ステ
ップS5)。例えば、hN1〜hN4は、打点DNの各
プロセス処理P1〜P4に対する累積探索割当時間を表
す。この場合、工程66Aでの各打点D1〜DNのプロ
セス処理累積探索割当時間h11〜h14、h21〜h
24、…、hN1〜hN4は、各プロセス処理P1〜P
4でのプロセス処理探索割当時間データであるプロセス
処理探索割当時間をt1〜t4として、 h11=t1 h12=h11+t2 h13=h12+t3 h14=h13+t4=TA …… hN1=h(N−1)1+t1 hN2=hN1+t2 hN3=hN2+t3 hN4=hN3+t4=N・TA として設定される。工程66Bでの各打点D1〜DNの
プロセス処理累積探索割当時間h11〜h14、h21
〜h24、…、hN1〜hN4についても同様である。
【0028】以上のようにして探索スケジュールを設定
した後、経過時間計測部74が探索経過時間Hの計測を
開始し(ステップS6)、動作経路探索部72による動
作経路の探索が開始される(ステップS7)。動作経路
探索部72は、ステップS3で設定した探索順序に従
い、打点D1のプロセス処理P1から動作経路の探索を
開始する。
【0029】一方、経過時間比較判定部76は、探索ス
ケジュール設定部70で設定した打点D1のプロセス処
理P1に対するプロセス処理累積探索割当時間h11
と、経過時間計測部74によって計測された探索経過時
間Hとを逐次比較する(ステップS8)。
【0030】H<h11の範囲でプロセス処理P1(エ
ンドエフェクタ22を打点D1に到着させる動作経路の
探索)が終了すると(ステップS9)、打点D1の次の
プロセス処理P2(エンドエフェクタ22を打点D1か
ら引き抜く動作経路の探索)に移行する(ステップS1
0、S7)。この場合、プロセス処理P2に与えられる
プロセス処理探索割当時間t2には、プロセス処理P1
で余った時間(h11−H)が加算されるため、プロセ
ス処理P2がより確実に遂行されることが期待される。
【0031】一方、プロセス処理P1〜P4のいずれか
において、探索経過時間Hがプロセス処理累積探索割当
時間h11〜h14を超過したとき(ステップS9)、
探索処理制御部78は、当該打点D1の探索を中断し
(ステップS11)、次の打点D2に対する探索を動作
経路探索部72に対して指示する(ステップS12)。
なお、ステップS10において、当該打点D1の全ての
プロセス処理P1〜P4が完了したときも同様に、次の
打点D2に対する探索を動作経路探索部72に対して指
示する。
【0032】次の打点D2が指示された後、動作経路探
索部72は、処理結果データ60をハードディスク36
に記録する(ステップS13)。例えば、プロセス処理
P1での動作経路が探索された場合には、その動作経路
データが処理結果データ60として記録される。また、
プロセス処理P2での動作経路の探索が中断された場合
には、プロセス処理P2が中断されたことを示すデータ
と、中断されるまでに得られた途中経過処理データとか
らなる処理実績データが処理結果データ60として記録
される。
【0033】以上の処理を工程66Aを構成する全ての
打点DNに対して繰り返し、探索中断の有無に拘わらず
打点DNまでの探索が完了すると(ステップS14)、
探索スケジュール設定部70は、処理結果データ60に
基づいて探索中断打点の有無を判定し(ステップS1
5)、中断があった場合には、探索スケジュールの再設
定を行う。
【0034】すなわち、探索スケジュール設定部70
は、探索中断打点があった場合、ステップS4で求めた
打点DNでの打点累積探索割当時間HN(複数作業点探
索割当時間)から、最後の打点DNに対する探索が完了
した時点での探索経過時間Hを差し引き、これを探索残
り時間(HN−H)として設定する(ステップS1
6)。
【0035】次いで、探索スケジュール設定部70は、
例えば、図11の○で示すように、打点D3において探
索が中断されており、処理結果データ60から得られる
打点D3での中断の内容が、図6のハッチングで示すよ
うに、プロセス処理P1が終了し、プロセス処理P2が
中断され、且つ、プロセス処理P2に続くプロセス処理
P3およびP4の処理に至っていない場合、プロセス処
理P2〜P4に対して探索残り時間(HN−H)を割り
振り、プロセス処理累積探索割当時間h32〜h34を
再設定する(ステップS17)。
【0036】なお、探索残り時間(HN−H)を割り振
り方法としては、例えば、探索が全く行われていないプ
ロセス処理P3およびP4に対しては、プロセス処理探
索割当時間t3およびt4を割り振り、プロセス処理P
2に対しては、プロセス処理探索割当時間(HN−H−
t3−t4)を割り振るようにすることができる。ま
た、中断された打点が複数ある場合には、各打点に対し
て探索残り時間(HN−H)を割り振るようにしてもよ
い。
【0037】以上のようにして探索スケジュールを再設
定した後、ステップS7からの処理を繰り返すことによ
り、与えられた打点累積探索割当時間HN内で動作経路
を効率的に探索することができる。なお、工程66Bに
ついても、同様にして動作経路の探索を行うことができ
る。
【0038】多関節ロボット装置12の動作経路の探索
が完了し、全ての動作経路データが処理結果データ60
としてハードディスク36に設定された後、シミュレー
ション回路44は、動作経路データを用いて多関節ロボ
ット装置12の動作シミュレーションを行う。シミュレ
ーションによって動作の確認された動作経路データは、
記録媒体ドライブ40を介して外部記録媒体38に記録
された後、多関節ロボット装置12を構成するロボット
制御部24にダウンロードされ、多関節ロボット装置1
2の制御に供される。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各作業
点に係る動作経路を探索し、与えられた探索割当時間内
で探索が終了しない場合には、その作業点に対する探索
を中断して次の作業点に対する探索に移行し、探索割当
時間内で探索が終了した場合には、残りの時間を次の作
業点に対する探索割当時間に加算して探索を行うため、
探索割当時間を無駄なく使用して動作経路を効率的に探
索することができる。
【0040】また、複数の作業点に対する探索処理が与
えられた時間内で終了した場合に、その残り時間を探索
を中断した作業点に割り振り、再度動作経路の探索を行
うことより、より多くの作業点に対する動作経路の探索
を与えられた探索割当時間内で効率的に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のオフラインティーチング装置およ
び多関節ロボット装置の概略構成図である。
【図2】本実施形態のオフラインティーチング装置の回
路構成図である。
【図3】プロセス処理の説明図である。
【図4】本実施形態のオフラインティーチング装置で設
定される条件データの説明図である。
【図5】本実施形態のオフラインティーチング装置で設
定されるティーチングデータを分類する工程の説明図で
ある。
【図6】本実施形態のオフラインティーチング装置で設
定されるプロセス処理探索割当時間の説明図である。
【図7】本実施形態のオフラインティーチング装置で得
られる処理結果データの説明図である。
【図8】本実施形態のオフラインティーチング装置にお
ける動作経路データ作成回路のブロック図である。
【図9】本実施形態のオフラインティーチング装置にお
ける動作経路探索方法のフローチャートである。
【図10】本実施形態のオフラインティーチング装置に
おける動作経路探索方法のフローチャートである。
【図11】本実施形態のオフラインティーチング装置に
おける各打点に設定された累積探索割当時間と経過時間
との関係説明図である。
【符号の説明】
10…オフラインティーチング装置 12…多関節ロボ
ット装置 24…ロボット制御部 26…制御部 36…ハードディスク 42…動作経路デ
ータ作成回路 44…シミュレーション回路 56…動作経路作
成プログラム 58…条件データ 60…処理結果デ
ータ 70…探索スケジュール設定部 72…動作経路探
索部 74…経過時間計測部 76…経過時間比
較判定部 78…探索処理制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 陵 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 3C007 BS10 LS00 LS10 LS11 LS15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の作業点に対する多関節ロボットの動
    作経路を探索する動作経路探索方法において、 各作業点に係る動作経路の探索に割り当てる探索割当時
    間を設定するステップと、 前記各作業点の前記動作経路を探索するステップと、 前記動作経路の探索に係る探索開始からの探索経過時間
    を計測するステップと、 前記探索経過時間を、前記動作経路の探索に係る当該作
    業点に割り当てられた前記探索割当時間を探索開始から
    の前記各作業点の前記探索割当時間に累積した累積探索
    割当時間と比較するステップと、 前記探索経過時間が前記累積探索割当時間を超過した
    際、当該作業点に係る動作経路の探索を中断し、次の作
    業点に係る探索に移行するステップと、 からなることを特徴とする多関節ロボットの動作経路探
    索方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 複数の前記作業点に係る前記動作経路の探索に割り当て
    る複数作業点探索割当時間を設定するステップと、 複数の前記作業点に対する前記動作経路の探索が終了し
    た後、前記探索経過時間から前記複数作業点探索割当時
    間に対する探索残り時間を演算するステップと、 探索を中断した当該作業点に対する前記動作経路の探索
    を前記探索残り時間において行うステップと、 からなることを特徴とする多関節ロボットの動作経路探
    索方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 前記各作業点に対する前記動作経路の探索は、複数のプ
    ロセス処理からなり、前記探索割当時間は、前記各プロ
    セス処理に対して設定されることを特徴とする多関節ロ
    ボットの動作経路探索方法。
  4. 【請求項4】複数の作業点に対する多関節ロボットの動
    作経路を探索する動作経路探索装置において、 各作業点に係る動作経路の探索に割り当てる探索割当時
    間を設定し、探索スケジュールを決定する探索スケジュ
    ール設定部と、 前記各作業点の前記動作経路を探索する動作経路探索部
    と、 前記動作経路の探索に係る探索開始からの探索経過時間
    を計測する経過時間計測部と、 前記探索経過時間を、前記動作経路の探索に係る当該作
    業点に割り当てられた前記探索割当時間を探索開始から
    の前記各作業点の前記探索割当時間に累積した累積探索
    割当時間と比較して判定する経過時間比較判定部と、 前記探索経過時間が前記累積探索割当時間を超過した
    際、当該作業点に係る動作経路の探索を中断し、次の作
    業点に係る探索に移行する処理を行う探索処理制御部
    と、 を備えることを特徴とする多関節ロボットの動作経路探
    索装置。
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