JP2003093944A - 基板への塗布液の塗布装置 - Google Patents

基板への塗布液の塗布装置

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JP2003093944A
JP2003093944A JP2001295233A JP2001295233A JP2003093944A JP 2003093944 A JP2003093944 A JP 2003093944A JP 2001295233 A JP2001295233 A JP 2001295233A JP 2001295233 A JP2001295233 A JP 2001295233A JP 2003093944 A JP2003093944 A JP 2003093944A
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liquid
slit
coating
substrate
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Takamasa Sakai
高正 坂井
Sanenobu Matsunaga
実信 松永
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の表面全体に均一な厚みの塗布膜を形成
することができる塗布装置を提供する。 【解決手段】 液吐出ノズル12のスリット状吐出口2
4を、僅かな隙間22を設けて対向する固定板18と固
定板に対し近接および離間する方向へ変位可能である変
位板20とで形成し、変位板を変位させる複数の圧電ア
クチュエータ16をスリット状吐出口の長手方向に沿っ
て配列し、スリット状吐出口から吐出される塗布液が均
一な液膜となるように複数の圧電アクチュエータをそれ
ぞれ個別に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用あるいはフォトマスク用のガラス基板、
光ディスク用基板などの基板の表面にフォトレジスト等
の塗布液を塗布する基板への塗布液の塗布装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造工程におい
て、半導体ウエハの表面に塗布液、例えばフォトレジス
トを塗布する場合、一般にスピン塗布装置が使用されて
いるが、このスピン塗布装置に代わる新しい塗布装置と
して、薬液条件や実用的プロセスに対応し易いといった
ことから、スリット塗布装置がかなり広範に使用され始
めている。このスリット塗布装置は、基板を真空吸着等
によって水平姿勢に保持するステージ、このステージの
上方に配置されステージ上の基板と対向する下端面にス
リット状吐出口を有する液吐出ノズル、この液吐出ノズ
ルとステージとを、液吐出ノズルのスリット状吐出口の
長手方向と直交する方向へ相対的に移動させるノズル移
動装置またはステージ移動装置などを備えた構成を有す
る。そして、液吐出ノズルのスリット状吐出口から塗布
液を吐出させながら、液吐出ノズルまたはステージを一
定速度で移動させることにより、ステージ上の基板の表
面に塗布液を供給して基板の表面全体に均一な厚みの塗
布膜を形成しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したスリット塗布
装置において、基板の表面に形成される塗布膜の厚み
は、スリット状吐出口からの塗布液の吐出量に比例す
る。したがって、基板の表面全体に均一な厚みの塗布膜
を形成しようとすると、スリット状吐出口の開口幅を、
その長手方向の全長にわたって常に均一に管理する必要
がある。しかしながら、スリット塗布装置には、現状で
は未だ、塗布膜の膜厚均一性やその管理の上で難点があ
り、このため、フォトレジスト等の塗布処理における厳
しい使用条件に適合させるのが難しい、といった問題点
がある。
【0004】この発明は、以上のような事情に基づいて
なされたものであり、基板の表面全体に均一な厚みの塗
布膜を形成することができる基板への塗布液の塗布装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基板を保持する基板保持手段と、この基板保持手段に保
持された基板の表面へ塗布液を吐出するためのスリット
状吐出口、および、そのスリット状吐出口に連通し塗布
液が貯留される塗布液室を有する液吐出ノズルと、この
液吐出ノズルに対し、そのスリット状吐出口の長手方向
と直交する方向へ、前記基板保持手段に保持された基板
を相対的に移動させる移動手段と、を備えた基板への塗
布液の塗布装置において、前記液吐出ノズルのスリット
状吐出口を、僅かな隙間を設けて対向し少なくとも一方
が他方に対して近接および離間する方向へ変位可能であ
る一対の壁面によって形成し、前記一対の壁面のうちの
少なくとも一方を変位させるために、前記スリット状吐
出口の長手方向に沿って配列された複数のアクチュエー
タと、前記スリット状吐出口から吐出される塗布液が均
一な液膜となるように前記複数のアクチュエータをそれ
ぞれ個別に制御する制御手段と、をさらに備えたことを
特徴とする。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1記載の塗
布装置において、前記複数のアクチュエータのそれぞれ
に対応して、前記一対の壁面間の隙間を計測する複数の
隙間センサを備え、前記制御手段により、前記各隙間セ
ンサによる計測結果に基づいて前記各アクチュエータを
それぞれ制御することを特徴とする。
【0007】請求項3に係る発明は、請求項1または請
求項2記載の塗布装置において、前記アクチュエータ
が、直流電圧源を有する駆動回路によって駆動される圧
電アクチュエータであることを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3記載の塗
布装置において、前記駆動回路が、直流電圧に交流を重
畳させる交流源を併有し、前記圧電アクチュエータに交
流電圧を印加することにより前記一対の壁面のうちの少
なくとも一方を振動させて前記液吐出ノズルのスリット
状吐出口から塗布液を吐出させることを特徴とする。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の塗布装置において、前記液吐
出ノズルの塗布液室に貯留される塗布液を加圧する液加
圧手段を設け、その液加圧手段により塗布液室内の塗布
液を加圧して前記スリット状吐出口から塗布液を吐出さ
せることを特徴とする。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の塗布装置において、前記液吐
出ノズルの塗布液室に液吐出用圧電アクチュエータを付
設させ、その液吐出用圧電アクチュエータにより塗布液
室の容積を変化させて前記スリット状吐出口から塗布液
を吐出させることを特徴とする。
【0011】請求項1に係る発明の塗布装置において
は、制御手段により、液吐出ノズルのスリット状吐出口
の長手方向に沿って配列された複数のアクチュエータが
それぞれ個別に制御され、それぞれのアクチュエータに
より、僅かな隙間を設けて対向する一対の壁面のうちの
少なくとも一方が他方に対して近接および離間する方向
へ変位させられる。これにより、スリット状吐出口の長
手方向の全長にわたってスリット状吐出口の開口幅が均
等になるように調節される。この結果、スリット状吐出
口から吐出される塗布液が均一な液膜となる。
【0012】請求項2に係る発明の塗布装置では、複数
のアクチュエータのそれぞれに対応した複数の隙間セン
サによって一対の壁面間の隙間が計測され、各隙間セン
サによる計測結果に基づいて各アクチュエータがそれぞ
れ制御されることにより、スリット状吐出口の長手方向
の全長にわたってスリット状吐出口の開口幅が均等にな
るように調節される。
【0013】請求項3に係る発明の塗布装置では、駆動
回路により圧電アクチュエータに直流電圧が印加されて
圧電アクチュエータが駆動され、圧電アクチュエータに
よって一対の壁面のうちの少なくとも一方が他方に対し
変位させられる。
【0014】請求項4に係る発明の塗布装置では、駆動
回路の交流源によって直流電圧に交流が重畳させられ、
圧電アクチュエータに交流電圧が印加されて、一対の壁
面のうちの少なくとも一方が振動させられる。このと
き、液吐出ノズルのスリット状吐出口が開口した一対の
壁面の先端は自由端でかつ液体音波吸収端であるため、
壁面の振動によって塗布液の吐出方向の進行波が発生す
る。そして、その進行波により、一対の壁面間の隙間の
広・狭位置が吐出口に向かって移行していき、これが繰
り返されることにより、スリット状吐出口から塗布液が
押し出される。
【0015】請求項5に係る発明の塗布装置では、液加
圧手段によって液吐出ノズルの塗布液室内の塗布液が加
圧されることにより、塗布液室内から塗布液が押し出さ
れて、スリット状吐出口から塗布液が吐出される。
【0016】請求項6に係る発明の塗布装置では、液吐
出用圧電アクチュエータによって液吐出ノズルの塗布液
室の容積が変化させられ、塗布液室内から塗布液が押し
出されて、スリット状吐出口から塗布液が吐出される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
について図面を参照しながら説明する。
【0018】図1および図2は、この発明の実施形態の
1例を示し、図1は、基板への塗布液の塗布装置の要部
の構成を示す斜視図であり、図2は、図1に示した塗布
装置を、その液吐出ノズルの長手方向と直交する方向に
切断した断面を示す図である。
【0019】この塗布装置は、液吐出ノズル12、保持
枠14およびアクチュエータ、例えば圧電アクチュエー
タ16によって一体的に構成され、基板Wの表面へ塗布
液を吐出する塗布液吐出ユニット10と、図示していな
いが、塗布液吐出ユニット10の下方に配設され、上面
側に基板Wを水平姿勢に保持する基板ステージと、塗布
液吐出ユニット10と基板ステージとを、液吐出ノズル
12と直交する方向へ相対的に水平移動させるノズル移
動機構またはステージ移動機構とを備えている。
【0020】液吐出ノズル12は、それぞれ細長い短冊
状に形成された固定板18と変位板20とを、下部に僅
かな隙間、例えば10μm程度の隙間22が形成される
ようにして対向させ、上部を張り合わせて形成されてい
る。そして、隙間22の下端が、基板Wに臨むように開
口して、スリット状吐出口24が形成されている。固定
板18には、変位板20との対向面側に全長にわたって
凹部が形成されるとともに、その凹部に連通する孔が形
成されている。そして、凹部の開口面側が変位板20で
閉塞されて、塗布液室26が形成され、固定板18に形
成された孔が塗布液の導入口28となる。変位板20の
下端部は、刃物状に薄く形成されている。また、固定板
18および変位板20の両側面および上面のそれぞれの
合わせ目は、液密にシールされている。この液吐出ノズ
ル12は、保持枠14によって保持され、保持枠14に
は、液吐出ノズル12の塗布液導入口28に対応する個
所に開口部30が形成されている。
【0021】圧電アクチュエータ16は、棒状をなし、
液吐出ノズル12の長手方向に沿って、僅かな間隔を設
けて多数配列されている。それぞれの圧電アクチュエー
タ16は、一端部が保持枠14に固着され、他端部が液
吐出ノズル12の変位板20に連結されている。また、
保持枠14の下部に、液吐出ノズル12の隙間22、従
ってスリット状吐出口24の開口幅を計測する隙間セン
サ32が、圧電アクチュエータ16のそれぞれに対応し
て多数取着されている。各隙間センサ32は、制御回路
34にそれぞれ接続されており、制御回路34には、各
圧電アクチュエータ16にそれぞれ直流電圧を印加して
圧電アクチュエータ16を駆動させるためのバイアス回
路36が接続されている。圧電アクチュエータ16は、
バイアス回路36により駆動されて、液吐出ノズル12
の変位板20を固定板18に対して近接および離間する
方向へ変位させ、スリット状吐出口24の開口幅を変化
させる。
【0022】バイアス回路36は、図3に示すように、
直流の電圧源38と共に、直流電圧に交流を重畳させる
交流源40を併有している。そして、バイアス回路36
の交流源40によって直流電圧に交流が重畳させられ、
圧電アクチュエータ16に交流電圧が印加されるような
構成となっている。この構成により、圧電アクチュエー
タ16によって液吐出ノズル12の変位板20が振動さ
せられ、変位板20の壁面の振動に伴って固定板18と
変位板20との隙間22が変動する。このとき、変位板
20の刃物状に薄くなった下部の先端は、自由端でかつ
液体音波吸収端であるため、図4に二点鎖線で示すよう
に、スリット状吐出口24の方へ向かう進行波が発生す
る。その進行波により、隙間22の広・狭位置がスリッ
ト状吐出口24に向かって移行していく。そして、これ
が繰り返されることにより、スリット状吐出口24から
塗布液が連続して押し出され吐出されるようになってい
る。
【0023】次に、上記構成を有する塗布装置における
動作を説明する。図示しない塗布液供給源から液吐出ノ
ズル12の塗布液導入口28を通って塗布液室26内へ
塗布液が供給され、塗布液室26内に塗布液が満たされ
た状態で、バイアス回路36によって圧電アクチュエー
タ16に交流電圧が印加されると、上記したようにして
液吐出ノズル12のスリット状吐出口24から塗布液が
薄膜状に吐出される。そして、液吐出ノズル12のスリ
ット状吐出口24から塗布液を吐出しながら、ノズル移
動機構またはステージ移動機構により、塗布液吐出ユニ
ット10または上面側に基板Wを保持した基板ステージ
を、液吐出ノズル12と直交する方向へスリット状吐出
口24からの塗布液の吐出量に対応した速度で水平移動
させる。これにより、基板Wの表面に塗布液が塗布され
て所定の膜厚の塗布膜が形成される。
【0024】この塗布装置では、上記した塗布操作の過
程で、隙間センサ32によって液吐出ノズル12のスリ
ット状吐出口24の開口幅が計測される。そして、隙間
センサ32の検出信号は、制御回路34に入力され、制
御回路34において、予め設定された設定値と隙間セン
サ32による計測値とが比較され、その差に応じた制御
信号が制御回路34から出力される。制御回路34から
出力された制御信号は、バイアス回路36に入力され、
バイアス回路36の電圧源38が制御されて、バイアス
回路36から圧電アクチュエータ16に直流電圧が印加
されるようになっている。このような制御動作が全ての
圧電アクチュエータ16についてそれぞれ個別に行われ
る。そして、それぞれの圧電アクチュエータ16によ
り、液吐出ノズル12の変位板20が固定板18に対し
て近接および離間する方向へ変位させられる。これによ
り、液吐出ノズル12のスリット状吐出口24の長手方
向の全長にわたってスリット状吐出口24の開口幅が均
等になるように調節される。この結果、スリット状吐出
口24から吐出される塗布液が均一な液膜となる。
【0025】上記した実施形態では、液吐出ノズル12
のスリット状吐出口24から塗布液を吐出させるのに、
変位板20を変位させる圧電アクチュエータ16に交流
電圧を印加して変位板20を振動させるようにしたが、
液吐出ノズル12のスリット状吐出口24から塗布液を
吐出させる構成は、別のものであってもよい。例えば、
図5に示すように、液吐出ノズル12の塗布液導入口2
8に連通接続された塗布液供給管42の端部を、気密に
密閉され塗布液44が貯留された密閉タンク46内へ深
く差し入れ、密閉タンク46の上部に不活性ガス、例え
ば窒素ガスの供給管48を連通接続して、密閉タンク4
6内の塗布液44の液面を窒素ガスにより常時加圧する
ことにより、液吐出ノズル12の塗布液室26内の塗布
液を加圧することができるようにし、塗布液供給管42
に介挿された開閉制御弁50を操作して、スリット状吐
出口24から塗布液を吐出させるようにしてもよい。
【0026】また、図6に示すように、液吐出ノズル1
2の固定板52に形設された塗布液室54に、変位板2
0を変位させる圧電アクチュエータ16とは別に、液吐
出用圧電アクチュエータ56を付設し、その圧電アクチ
ュエータ56に交流電圧を印加して圧電アクチュエータ
56を振動させ、これにより塗布液室54の容積を変化
させてスリット状吐出口24から塗布液を吐出させる構
成とすることもできる。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る発明の基板への塗布液の
塗布装置を使用すると、基板の表面全体に均一な厚みの
塗布膜を形成することができる。
【0028】請求項2に係る発明の塗布装置では、複数
の隙間センサによる計測結果に基づいて各アクチュエー
タをそれぞれ制御することにより、スリット状吐出口の
長手方向の全長にわたってスリット状吐出口の開口幅が
均等になるように調節することができるので、基板の表
面全体に均一な厚みの塗布膜を形成することができる。
【0029】請求項3に係る発明の塗布装置では、圧電
アクチュエータによって液吐出ノズルの壁面を変位させ
ることにより、スリット状吐出口の開口幅を調節するこ
とができる。
【0030】請求項4に係る発明の塗布装置では、液吐
出ノズルの壁面を変位させる圧電アクチュエータに交流
電圧を印加することにより、壁面を振動させて、スリッ
ト状吐出口から塗布液を吐出させることができる。
【0031】請求項5に係る発明の塗布装置では、液吐
出ノズルの塗布液室内の塗布液を加圧することにより、
塗布液室内から塗布液を押し出して、スリット状吐出口
から塗布液を吐出させることができる。
【0032】請求項6に係る発明の塗布装置では、液吐
出用圧電アクチュエータによって液吐出ノズルの塗布液
室の容積を変化させることにより、塗布液室内から塗布
液を押し出して、スリット状吐出口から塗布液を吐出さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の1例を示し、基板への塗
布液の塗布装置の要部の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した塗布装置を、その液吐出ノズルの
長手方向と直交する方向に切断した断面を示す図であ
る。
【図3】図1に示した塗布装置において、液吐出ノズル
のスリット状吐出口から塗布液を吐出させるための構成
の1例を示し、液吐出ノズルおよび圧電アクチュエータ
の断面図である。
【図4】図3に示した構成において、液吐出ノズルのス
リット状吐出口から塗布液が吐出させられる動作を説明
するための図である。
【図5】液吐出ノズルのスリット状吐出口から塗布液を
吐出させるための構成の、図3に示したものとは異なる
例を示し、液吐出ノズルおよび圧電アクチュエータの断
面図と共に塗布液供給系の概略構成を示す図である。
【図6】同じく、図3に示したものとはさらに異なる例
を示し、液吐出ノズルおよび圧電アクチュエータの断面
図である。
【符号の説明】
W 基板 10 塗布液吐出ユニット 12 液吐出ノズル12 14 保持枠 16 圧電アクチュエータ 18、52 固定板 20 変位板 22 隙間 24 スリット状吐出口 26、54 塗布液室 28 塗布液導入口 32 隙間センサ 34 制御回路 36 バイアス回路 38 バイアス回路の直流電圧源 40 バイアス回路の交流源 42 塗布液供給管 44 塗布液 46 密閉タンク 48 窒素ガス供給管 56 液吐出用圧電アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 実信 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 2H025 AB16 AB17 EA04 4F033 AA01 BA03 CA05 DA01 EA01 GA10 NA01 4F041 AA05 BA10 BA12 CA04 CA23 5F046 JA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持する基板保持手段と、 この基板保持手段に保持された基板の表面へ塗布液を吐
    出するためのスリット状吐出口、および、そのスリット
    状吐出口に連通し塗布液が貯留される塗布液室を有する
    液吐出ノズルと、 この液吐出ノズルに対し、そのスリット状吐出口の長手
    方向と直交する方向へ、前記基板保持手段に保持された
    基板を相対的に移動させる移動手段と、を備えた基板へ
    の塗布液の塗布装置において、 前記液吐出ノズルのスリット状吐出口を、僅かな隙間を
    設けて対向し少なくとも一方が他方に対して近接および
    離間する方向へ変位可能である一対の壁面によって形成
    し、 前記一対の壁面のうちの少なくとも一方を変位させるた
    めに、前記スリット状吐出口の長手方向に沿って配列さ
    れた複数のアクチュエータと、 前記スリット状吐出口から吐出される塗布液が均一な液
    膜となるように前記複数のアクチュエータをそれぞれ個
    別に制御する制御手段と、をさらに備えたことを特徴と
    する基板への塗布液の塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のアクチュエータのそれぞれに
    対応して、前記一対の壁面間の隙間を計測する複数の隙
    間センサを備え、前記制御手段により、前記各隙間セン
    サによる計測結果に基づいて前記各アクチュエータがそ
    れぞれ制御される請求項1記載の基板への塗布液の塗布
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータが、直流電圧源を有
    する駆動回路によって駆動される圧電アクチュエータで
    ある請求項1または請求項2記載の基板への塗布液の塗
    布装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動回路が、直流電圧に交流を重畳
    させる交流源を併有し、前記圧電アクチュエータに交流
    電圧が印加されることにより前記一対の壁面のうちの少
    なくとも一方が振動して前記液吐出ノズルのスリット状
    吐出口から塗布液が吐出される請求項3記載の基板への
    塗布液の塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記液吐出ノズルの塗布液室に貯留され
    る塗布液を加圧する液加圧手段が設けられ、その液加圧
    手段により塗布液室内の塗布液が加圧されて前記スリッ
    ト状吐出口から塗布液が吐出される請求項1ないし請求
    項3のいずれかに記載の基板への塗布液の塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記液吐出ノズルの塗布液室に液吐出用
    圧電アクチュエータが付設され、その液吐出用圧電アク
    チュエータにより塗布液室の容積が変化させられて前記
    スリット状吐出口から塗布液が吐出される請求項1ない
    し請求項3のいずれかに記載の基板への塗布液の塗布装
    置。
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