JP2003093913A - 粉砕装置 - Google Patents
粉砕装置Info
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- JP2003093913A JP2003093913A JP2001291613A JP2001291613A JP2003093913A JP 2003093913 A JP2003093913 A JP 2003093913A JP 2001291613 A JP2001291613 A JP 2001291613A JP 2001291613 A JP2001291613 A JP 2001291613A JP 2003093913 A JP2003093913 A JP 2003093913A
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Abstract
ーターを小型化できる粉砕装置を提供することを目的と
する。 【解決手段】 本発明の粉砕装置は、回転刃11が可撓
体と該可撓体の先端に設けられた先端刃14から構成さ
れ、ランナー12の上面には該ランナー12を覆って円
板15が配設され、運転停止時には回転刃11とランナ
ー12がすべて円板15の下面内に巻き込まれて収容さ
れることを特徴とする。
Description
ー、ペットボトル等を粉砕する粉砕装置に関するもので
ある。
ってきている。食物の屑である厨芥等は生ごみであるた
め焼却や場合によって生物処理が行われるが、そのまま
処理するのではエネルギ効率が悪いし、発泡トレー、ペ
ットボトル等も再生処理して利用するためには細かく粉
砕する必要がある。このような厨芥や発泡トレー、ペッ
トボトル等を粉砕する従来の粉砕装置として、例えば本
出願人によって提案された特願平11−156147号
(特開2000−342988号公報)に記載された粉
砕装置がある。以下にこの従来の粉砕装置について説明
する。
て示す斜視図、図10(a)は従来の粉砕装置における
粉砕中の粉砕室内部を上方から覗いた透視上面図、図1
0(b)は(a)の粉砕部の正面図、図11(a)は従
来の粉砕装置における硬い処理物を粉砕する時の粉砕開
始時の粉砕室内部を上方から覗いた上面図、図11
(b)は(a)の粉砕部の正面図である。
(a),(b)において、1は厨芥や水等を投入するた
めの投入口、2は投入口1の直下に設けられ、粉砕室壁
を形成する中空構造体である。なお、厨芥等というの
は、本明細書においては厨芥のほか有機物系の被粉砕物
を意味する。3は底板、4は中空構造体2の下部に設け
られた粉砕物流入室、5は中空構造体2の中心位置に垂
直に設置されて高速回転する回転軸、6は粉砕装置下部
に設けられ、回転軸5を駆動するための動力源となるモ
ーターである。なお、本明細書における上下方向は垂直
方向に関して上下を意味する。底板3は、中空構造体2
内で粉砕部と粉砕物流入室4とを仕切っている。7は粉
砕物流入室4から外部に向けて取り付けられた粉砕物を
排出するための排出管、8は中空構造体2内側面に取り
付けられた固定刃、9はシンク、10は水栓、11は回
転刃、12は回転軸5に取り付けられたランナー、13
は回転刃11をランナー12に遊嵌して取付けるための
ピン、14は回転刃11の先端に取り付けられた先端刃
である。回転刃11はランナー12にピン13により取
り付けられ、ピン13を回転軸として自由度をもつ回動
可能な可撓体であって、中空構造体2の内側面に伸ばさ
れている。可撓体には、ローラチェーンやチェーン等の
鎖部材、ワイヤロープ、ゴム,ばね等の弾性体がある。
ついて、以下その動作を説明する。図9において、厨芥
等を粉砕する際水栓10より水を流し、投入口1より厨
芥等と水を中空構造体2内に導入する。その後モーター
6を起動し、回転軸5を高速で回転させることによりラ
ンナー12および回転刃11が高速回転し、中空構造体
2内に投入されていた厨芥等は回転刃11から受ける衝
撃や、固定刃8と回転刃11との間での切削により粉砕
されていく。粉砕された厨芥物は粉砕物流入室4に流れ
込んでいき、排出管7から排出される。
うな従来の粉砕装置では、粉砕開始時にはランナー12
や回転刃11と、固定刃8や中空構造体2の内壁面との
間に処理物が投入されており、ランナー12の回転と同
時にこれら処理物が固定側との間に挟み込まれる。処理
物が容易に粉砕されるような柔らかいものであれば図1
0(a),(b)のようにランナー12が高速回転し、
可撓体で構成された回転刃11が自身の遠心力により回
転軸5を中心として放射状に伸びて粉砕を開始すること
ができるが、処理物が人参やジャガイモ、大根のブロッ
クなど、容易に粉砕されない硬度をもったものの場合に
は、図11(a),(b)のように可撓体の回転刃11
は放射線状には伸びることができず、ランナー12の回
転により処理物とランナー12によって回転刃11はし
ごかれ、ランナー12の外周に沿って撓む。このとき、
撓んだ回転刃11の外周形状が円形ではないため、回転
刃11外周と、固定刃8や中空構造体2の内壁面との間
に処理物が挟まって大きな抵抗となり、トルクの足りな
いモーターはロックしてしまうという問題があった。
でき、モーターを小型化できる粉砕装置を提供すること
を目的とする。
に本発明は、回転刃が可撓体と該可撓体の先端に設けら
れた先端刃から構成され、ランナーの上面には該ランナ
ーを覆って円板が配設され、回転刃が該ランナー外周に
沿って撓んだ時には、回転刃とランナーがすべて円板の
下面内に巻き込まれて収容されることを特徴とする。
き、モーターを小型化することができる。
は、処理物が導入される投入口に接続され、中空構造体
によって形成されるとともに、導入された処理物を粉砕
する粉砕室と、粉砕室の下側に形成され粉砕物が流入す
る粉砕物流入部と、粉砕室と粉砕物流入室を仕切る底板
と、粉砕物流入部に接続され粉砕物を排出する排出管
と、底板を挿通し粉砕室内にまで伸びた回転軸を備えた
モーターと、粉砕室において回転軸に取付けられ回転軸
と同期して回転するランナーと、ランナーに取付けられ
た回転刃と、中空構造体の内壁に固定され、回転刃と協
働して処理物を粉砕する固定刃が設けられた粉砕装置で
あって、回転刃が可撓体と該可撓体の先端に設けられた
先端刃から構成され、ランナーの上面には該ランナーを
覆って円板が配設され、回転刃が該ランナー外周に沿っ
て撓んだ時には、回転刃とランナーがすべて円板の下面
内に巻き込まれて収容されることを特徴とする粉砕装置
としたものであり、粉砕装置運転時のモーターのロック
を防止することができる。
れる投入口に接続され、中空構造体によって形成される
とともに、導入された処理物を粉砕する粉砕室と、粉砕
室の下側に形成され粉砕物が流入する粉砕物流入部と、
粉砕室と粉砕物流入室を仕切る底板と、粉砕物流入部に
接続され粉砕物を排出する排出管と、底板を挿通し粉砕
室内にまで伸びた回転軸を備えたモーターと、粉砕室に
おいて回転軸に取付けられ回転軸と同期して回転するラ
ンナーと、ランナーに取付けられた回転刃と、中空構造
体の内壁に固定され、回転刃と協働して処理物を粉砕す
る固定刃が設けられた粉砕装置であって、回転刃が可撓
体と該可撓体の先端に設けられた先端刃から構成され、
回転刃がランナー外周に沿って撓んだ時には、回転刃が
ランナーの外周に沿って撓んで、該回転刃の外周形状が
略円形になることを特徴とする粉砕装置としたものであ
り、粉砕装置運転時のモーターのロックを防止すること
ができる。
板に回転刃を回転自在に遊嵌するための支持片が突設さ
れた略円形の形状であることを特徴とする請求項1また
は2記載の粉砕装置としたものであり、回転刃がランナ
ー外周に沿って撓んだときに回転刃外周が略円形にな
る。
軸に対して点対称形の板体であって、且つ該回転軸に対
して非線対称形であることを特徴とする請求項1または
2記載の粉砕装置としたものであり、回転刃がランナー
外周に沿って撓んだときに回転刃外周が略円形になる。
軸に対して略平行四辺形の板体であることを特徴とする
請求項4記載の粉砕装置としたものであり、回転刃がラ
ンナー外周に沿って撓んだときに回転刃外周が略円形に
なる。
ら図9を用いて説明する。
粉砕装置について説明する。図1(a)は本発明の実施
の形態1における粉砕装置の粉砕中の粉砕室内部の透視
上面図、図1(b)は(a)の粉砕室内部の透視正面
図、図2(a)は本発明の実施の形態1における粉砕装
置の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部
の透視上面図、図2(b)は(a)の粉砕室内部の透視
正面図である。図9は従来の粉砕装置の内部構造を透視
して示す斜視図であるが、粉砕室内を除き、基本的な全
体構成は実施の形態1の粉砕装置と変わりがないので、
実施の形態1の説明においても参照する。従って、従来
の粉砕装置で使用した符号と同一符号は、実施の形態1
の粉砕装置でも同様の部材を示しており、詳細な説明は
省略する。
(b)、図9において、1は投入口、2は中空構造体、
3は底板、4は粉砕物流入室、5は回転軸、6はモータ
ーである。7は排出管、8は中空構造体2内側面に取り
付けられた固定刃、9はシンク、10は水栓、11は回
転刃、12は回転軸5に取り付けられたランナー、13
は回転刃11をランナー12に遊嵌して取付けるための
ピン、14は回転刃11の先端に取り付けられた先端刃
である。回転刃11はランナー12にピン13により取
り付けられ、ピン13を回転軸として自由度をもつ回動
可能な可撓体であって、ローラチェーンやチェーン等の
鎖部材、ワイヤロープ、ゴム,ばね等の弾性体から構成
される。可撓体といっても回転面内での可撓性であっ
て、回転軸5方向の動きは制約されることが望ましい。
先端刃14はこの可撓体の先端に設けた破砕用の衝撃体
や刃等である。15は、回転軸5の上端側に取り付けら
れ、ランナー12の上部にかぶさるように配置された円
板である。回転刃11が回転するとき、ランナー12や
回転刃11のピン13付近が円板15と接触しないだけ
の間隙が設けられる必要がある。
1の粉砕装置の粉砕部の動作について説明する。まず図
9において、厨芥等を投入口1より投入する。厨芥等を
粉砕する際には水栓10の蛇口を開けて水を流し、続い
てモーター6を起動する。これに伴って回転軸5が回転
を始め、ランナー12を介して回転刃11を回転状態に
する。図1(a),(b)に示すように、ランナー12
が高速回転すると、回転刃11が自身の遠心力により回
転軸5を中心として放射状に伸びきった状態となる。こ
のとき、粉砕室を構成する中空構造体2内に投入された
厨芥等は、回転刃11から受ける衝撃や、固定刃8と回
転刃11の間での切削により粉砕されていく。粉砕され
た厨芥物は底板3の外周と中空構造体2の内側面との間
隙を通って粉砕物流入室4に流れ込んでいき、排出管7
から排出される。
較的粉砕のし易い柔らかいものの場合に過ぎず、投入さ
れた厨芥等が人参やジャガイモ、大根のブロックなど、
容易に粉砕されない硬度をもったものの場合、モーター
6を起動しても、回転刃11は処理物とランナー12に
しごかれ、図2(a)に示すようにランナー12の外周
に沿って撓んでしまう。しかし実施の形態1の粉砕装置
においては、円板15がランナー12を覆うように回転
軸5に取付けられているため、図2(a),(b)に示
すように回転刃11及び先端刃14はランナー12の周
囲に巻き付き、円板15の下面内に潜り込むことが可能
になる。そして、円板15は円形であるため、厨芥等を
噛み込んでこれを圧縮し、固定刃8や中空構造体2の内
壁に押し付けるようなことを起こさないため、粉砕開始
時においてもモーター6はロックしない。ランナー12
は処理物の存在による抵抗が少なく回転可能であるた
め、回転刃11が自身の遠心力により徐々に円板15の
下から腕を伸ばし始め、やがて放射線状に伸びながら粉
砕を完了する。
ンナー12の上部に円板15を取り付けたことにより、
モーター6のロックを防止することができる。従って、
必要以上に大きなトルクを出力するモーター6でなくと
もよく、モーター6を小型化できる。
粉砕装置について説明する。図3(a)は本発明の実施
の形態2における粉砕装置の粉砕中の粉砕室内部の透視
上面図、図3(b)は(a)の粉砕室内部の透視正面
図、図4(a)は本発明の実施の形態2における粉砕装
置の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部
の透視上面図、図4(b)は(a)の粉砕室内部の透視
正面図である。図9は実施の形態1と同様、実施の形態
2の説明においても参照する。従来の粉砕装置で使用し
た符号と同一符号は、実施の形態2の粉砕装置でも同様
の部材を示しており、詳細な説明は省略する。
(b)、図9において、1は投入口、2は中空構造体、
3は底板、4は粉砕物流入室、5は回転軸、6はモータ
ー、7は排出管、8は、固定刃、9はシンク、10は水
栓、11は回転刃、12はランナー、13はピン、14
は先端刃である。回転刃11はランナー12にピン13
により取り付けられ、ピン13を回転軸として自由度を
もつ回動可能な可撓体である。ランナー12は回転軸5
に固定され、モーター6と同期して回転する。ランナー
12の形状は略円形で、ピン13を遊嵌させる貫通孔の
ある支持片が円板の外周から突設されている。
1の粉砕装置の粉砕部の動作について説明する。処理物
が比較的粉砕し易い場合は、図3(a),(b)に示す
ようにランナー12が高速回転し、回転刃11は回転軸
5を中心として放射状に伸び、厨芥等の粉砕を行う。し
かし、厨芥等が人参やジャガイモ、大根のブロックな
ど、容易に粉砕されない硬度をもったものの場合、モー
ター6を起動しても、回転刃11は処理物とランナー1
2にしごかれ、図4(a)に示すようにランナー12の
外周に沿って撓んでしまう。しかし実施の形態2の粉砕
装置においては、ランナー12は略円形であるため、撓
んだ回転刃11の外周形状は、図4(a),(b)に示
すように略円形となり、径方向の凹凸がなくなる。この
ため厨芥等を噛み込んで固定刃8や中空構造体2の内壁
に押し付けるような部分がないため、粉砕開始時におい
てもモーター6はロックしない。ランナー12が回転可
能であるため、回転刃11が自身の遠心力により徐々に
ランナー12の外側面から離れて腕を伸ばし始め、やが
て放射線状に伸びながら粉砕を完了する。なお、実施の
形態1の円板15を併せて設置するのも好適である。
ンナー12の形状を略円板形とすることにより、モータ
ー6のロックを防止することができる。従って、必要以
上に大きなトルクを出力するモーター6でなくともよ
く、モーター6を小型化できる。
粉砕装置について説明する。図5(a)は本発明の実施
の形態3における粉砕装置の粉砕中の粉砕室内部の透視
上面図、図5(b)は(a)の粉砕室内部の透視正面
図、図6(a)は本発明の実施の形態3における粉砕装
置の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部
の上面図、図6(b)は(a)の粉砕室内部の透視正面
図である。図9は実施の形態1と同様、実施の形態3の
説明においても参照する。従来の粉砕装置で使用した符
号と同一符号は、実施の形態3の粉砕装置でも同様の部
材を示しており、詳細な説明は省略する。
(b)、図9において、1は投入口、2は中空構造体、
3は底板、4は粉砕物流入室、5は回転軸、6はモータ
ー、7は排出管、8は、固定刃、9はシンク、10は水
栓、11は回転刃、12はランナー、13はピン、14
は先端刃である。回転刃11はランナー12にピン13
により取り付けられ、ピン13を回転軸として自由度を
もつ回動可能な可撓体である。ランナー12は回転軸5
に固定され、モーター6と同期して回転する。ランナー
12は回転軸5に固定され、モーター6と同期して回転
する。ランナー12の上方からみた形状は回転軸5に対
して略平行四辺形であり、ピン13を遊嵌させる貫通孔
のある支持片が略平行四辺形の板体の外周から突設され
ている。
3の粉砕装置の粉砕部の動作について説明する。処理物
が比較的粉砕し易い場合は、図5(a),(b)に示す
ようにランナー12が高速回転し、回転刃11は回転軸
5を中心として放射状に伸び、厨芥等の粉砕を行う。し
かし、厨芥等が人参やジャガイモ、大根のブロックな
ど、容易に粉砕されない硬度をもったものの場合、モー
ター6を起動しても、回転刃11は処理物とランナー1
2にしごかれ、図6(a)に示すようにランナー12の
外周に沿って撓んでしまう。図6(a),(b)に示す
ように、ランナー12は略平行四辺形であるため、撓ん
だ回転刃11の外周形状は、略円形となり凹凸がなくな
る。このため厨芥を噛み込んで固定刃8や中空構造体2
の内壁に押し付けるような部分がなくなるため、粉砕開
始時においてもモーター6はロックしない。なお、最も
円形に近くするには、ピン13が設けられた角部と、残
り2つの角部との対角線の長さの差が回転刃11の幅寸
法となるように設定するのがよい。また、実施の形態1
の円板15を併せて設置Sるのも好適である。
ンナー12の形状を略平行四辺形にすることにより、モ
ーター6のロックを防止することができる。従って、必
要以上に大きなトルクを出力するモーター6でなくとも
よく、モーター6を小型化できる。
粉砕装置について説明する。図7(a)は本発明の実施
の形態4における粉砕装置の粉砕中の粉砕室内部の透視
上面図、図7(b)は(a)の粉砕室内部の透視正面
図、図8(a)は本発明の実施の形態4における粉砕装
置の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部
の透視上面図、図8(b)は(a)の粉砕室内部の透視
正面図である。図9は実施の形態1と同様、実施の形態
4の説明においても参照する。従来の粉砕装置で使用し
た符号と同一符号は、実施の形態4の粉砕装置でも同様
の部材を示しており、詳細な説明は省略する。
の粉砕装置とランナー12の形状が異なるだけである。
すなわち、実施の形態4におけるランナー12は、上方
からみた形状が回転軸5に対して点対称形の板体で、且
つ非線対称形であり、ピン13を遊嵌させる貫通孔のあ
る支持片がこの点対称形の板体の外周から突設されてい
る。
4の粉砕装置の粉砕部の動作について説明する。処理物
が比較的粉砕し易い場合は、図7(a),(b)に示す
ようにランナー12が高速回転し、回転刃11は回転軸
5を中心として放射状に伸び、厨芥等の粉砕を行う。し
かし、厨芥等が人参やジャガイモ、大根のブロックな
ど、容易に粉砕されない硬度をもったものの場合、モー
ター6を起動しても、回転刃11は処理物とランナー1
2にしごかれ、図8(a)に示すようにランナー12の
外周に沿って撓んでしまう。図8(a),(b)に示す
ように、ランナー12は点対称の板体であるため、撓ん
だ回転刃11の外周形状は、略円形となり凹凸がなくな
る。このため厨芥等を噛み込んで固定刃8や中空構造体
2の内壁に押し付けるような部分がなくなるため、粉砕
開始時においてもモーター6はロックすることがない。
なお、実施の形態1の円板15を併せて設置するのも好
適である。
ンナー12の形状を点対称形とすることにより、モータ
ー6のロックを防止することができる。従って、必要以
上に大きなトルクを出力するモーター6でなくともよ
く、モーター6を小型化できる。
1〜4の粉砕装置は、厨芥等を処理物としているが、実
施の形態5の粉砕装置は、発砲トレーやペットボトルな
ど厨芥等以外の被粉砕物を処理物とする粉砕に適用する
粉砕装置である。処理物が変わるため、例えば発砲トレ
ーやペットボトル用に回転刃11や回転刃11の先端部
材(衝撃体)を変える必要があるが、基本的な構成は実
施の形態1〜3の粉砕装置と変わりはない。図1
(a),(b)〜図8(a),(b)に示す実施の形態
1〜4の粉砕装置と同様に、実施の形態5の粉砕装置
は、円板15を取付けたり、ランナー12の形状を略円
板や略平行四辺形、もしくは点対称形にすることで、粉
砕装置運転時のモーターのロックを防止し、モーターを
小型化することができる。
ンナーと回転刃を覆うように配設したり、ランナーの形
状を略円板や略平行四辺形、もしくは点対称形にするこ
とで、粉砕装置運転時のモーターのロックを防止し、モ
ーターを小型化することができる。
の粉砕中の粉砕室内部の透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部の
透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の粉砕中の粉砕室内部の透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部の
透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の粉砕中の粉砕室内部の透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部の
透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の粉砕中の粉砕室内部の透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
の硬い処理物を粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部の
透視上面図 (b)(a)の粉砕室内部の透視正面図
図
室内部を上方から覗いた透視上面図 (b)(a)の粉砕部の正面図
粉砕する時の粉砕開始時の粉砕室内部を上方から覗いた
上面図 (b)(a)の粉砕部の正面図
Claims (5)
- 【請求項1】処理物が導入される投入口に接続され、中
空構造体によって形成されるとともに、導入された処理
物を粉砕する粉砕室と、 前記粉砕室の下側に形成され粉砕物が流入する粉砕物流
入部と、 前記粉砕室と前記粉砕物流入室を仕切る底板と、 前記粉砕物流入部に接続され粉砕物を排出する排出管
と、 前記底板を挿通し前記粉砕室内にまで伸びた回転軸を備
えたモーターと、 前記粉砕室において前記回転軸に取付けられ前記回転軸
と同期して回転するランナーと、 前記ランナーに取付けられた回転刃と、 前記中空構造体の内壁に固定され、前記回転刃と協働し
て処理物を粉砕する固定刃が設けられた粉砕装置であっ
て、 前記回転刃が可撓体と該可撓体の先端に設けられた先端
刃から構成され、 前記ランナーの上面には該ランナーを覆って円板が配設
され、前記回転刃が該ランナー外周に沿って撓んだ時に
は、前記回転刃と前記ランナーがすべて前記円板の下面
内に巻き込まれて収容されることを特徴とする粉砕装
置。 - 【請求項2】処理物が導入される投入口に接続され、中
空構造体によって形成されるとともに、導入された処理
物を粉砕する粉砕室と、 前記粉砕室の下側に形成され粉砕物が流入する粉砕物流
入部と、 前記粉砕室と前記粉砕物流入室を仕切る底板と、 前記粉砕物流入部に接続され粉砕物を排出する排出管
と、 前記底板を挿通し前記粉砕室内にまで伸びた回転軸を備
えたモーターと、 前記粉砕室において前記回転軸に取付けられ前記回転軸
と同期して回転するランナーと、 前記ランナーに取付けられた回転刃と、 前記中空構造体の内壁に固定され、前記回転刃と協働し
て処理物を粉砕する固定刃が設けられた粉砕装置であっ
て、 前記回転刃が可撓体と該可撓体の先端に設けられた先端
刃から構成され、 前記回転刃が前記ランナー外周に沿って撓んだ時には、
該回転刃の外周形状が略円形になることを特徴とする粉
砕装置。 - 【請求項3】前記ランナーが、円板に前記回転刃を回転
自在に遊嵌するための支持片が突設された略円形の形状
であることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕装
置。 - 【請求項4】前記ランナーが回転軸に対して点対称形の
板体であって、且つ該回転軸に対して非線対称形である
ことを特徴とする請求項1または2記載の粉砕装置。 - 【請求項5】前記ランナーが回転軸に対して略平行四辺
形の板体であることを特徴とする請求項4記載の粉砕装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291613A JP4492019B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291613A JP4492019B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 粉砕装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003093913A true JP2003093913A (ja) | 2003-04-02 |
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ID=19113727
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001291613A Expired - Lifetime JP4492019B2 (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 粉砕装置 |
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---|---|
JP (1) | JP4492019B2 (ja) |
Cited By (4)
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