JP2003093862A - 攪拌脱泡装置 - Google Patents

攪拌脱泡装置

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JP2003093862A JP2001291168A JP2001291168A JP2003093862A JP 2003093862 A JP2003093862 A JP 2003093862A JP 2001291168 A JP2001291168 A JP 2001291168A JP 2001291168 A JP2001291168 A JP 2001291168A JP 2003093862 A JP2003093862 A JP 2003093862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量の被混練材料を十分に攪拌・脱泡できる
攪拌脱泡装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 攪拌脱泡装置1は、被混練材料を収納し
た円筒内周壁を有する容器2を保持部3に保持し、前記
保持部3に保持された容器2を自転軸線J及び公転軸線
Kの周りに自転及び公転させて、前記被混練材料の攪拌
及び脱泡を行う装置であって、前記保持部3の自転軸線
Jと公転軸線Kとを平行にし、かつ、前記保持部3の自
転軸線Jと前記容器2の中心軸2bとが一致するよう構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転公転式の攪拌
脱泡装置に係り、特に少量の被混練材料の攪拌脱泡を好
適に行うことができる攪拌脱泡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自転公転式の攪拌脱泡装置と
して、被混練材料を収納した容器を容器ホルダー内に保
持し、この容器ホルダを自転軸線及び公転軸線の周りに
自転及び公転させて、被混練材料の攪拌(混練)及び脱泡
を行う装置が知られている。
【0003】ここで、従来の攪拌脱泡装置としては、図
11に示すものを例示できる。この攪拌脱泡装置10
は、支持体11に支持された公転モータ12と、公転モ
ータ12の回転軸12aに嵌着され、公転モータ12の
駆動で回転する回転体13と、回転体13上に設けられ
た、容器14を保持するための保持ホルダ15と、を備
え、公転モータ12の駆動で回転体13が回転するのに
伴い、保持ホルダ15が公転モータ12の回転軸12a
の周りを公転するようになっている。
【0004】また、この攪拌脱泡装置10は、支持体1
1に支持された自転モータ16と、公転モータ12の回
転軸線に対して所定角度(約45度)傾斜させて配設さ
れた、容器14を保持するための保持ホルダ15と、自
転モータ16の回転を保持ホルダ15に伝達するための
複数のプーリ17a〜17f、及び各プーリ17a〜1
7f間に架け渡されたベルト18a〜18cと、を備
え、自転モータ16の回転が、プーリ17a〜17fに
架け渡されたベルト18a〜18cを介して保持ホルダ
15に伝達され、保持ホルダ15が自転するようになっ
ている。ここで、容器14の自転軸線を公転軸線に対し
て約45度傾斜させたのは、被混練材料を十分に混練す
ると共に被混練材料が容器14からこぼれるのを防止す
るためである。
【0005】このように、従来の攪拌脱泡装置10は、
容器ホルダ15を公転軸線周りに公転させると共に、公
転軸線に対して所定角度傾斜した自転軸線周りに自転さ
せることにより、容器ホルダ15に保持された容器14
内の被混練材料を混練し、攪拌・脱泡するものである。
この場合、容器14内の被混練材料は、図12(a)に
示すように、公転する容器14の外径側の隅部に溜まっ
た状態で混練される。また、自転軸線が公転軸線に対し
て所定角度傾斜しているので、被混練材料を自転軸と平
行な軸の回りに回転させて混ぜると共に、自転軸方向
(容器の高さ方向)にも移動させて良く混ぜることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の攪拌脱泡装置10においては、被混練材料が高い
粘性を有し、また、一度に混練される被混練材料が少量
である場合には、図12(b)に示すように、容器内壁
に貼り付いて容器と共に回転してしまうので混練され
ず、十分に攪拌できないという問題があった。また、被
混練材料の攪拌・脱泡は、公転及び自転により被混練材
料に加えられる遠心力の変化の割合が大きい程、好適に
行うことができるので、公転半径及び自転半径を大きく
採り、また、公転回転数及び自転回転数を高くすること
が好ましいが、高い攪拌脱泡効果を得ようと公転半径及
び自転半径を大きくしたり、回転数を高くしようとする
と、攪拌操作の際に装置に加えられる負荷が大きくな
り、十分に攪拌・脱泡できないという問題があった。
【0007】また、攪拌脱泡装置には、図13に示すよ
うに、回転軸21aを中心に矢印YD方向に回転する第
1円盤21と、第1円盤21上に設けられ、回転軸22
aを中心に矢印YE方向に回転する第2円盤22とを備
え、第2円盤22上に回転軸22aを挟んで被混練材料
を収容した一対のカプセル23を設置し、第1及び第2
円盤21a,22aの回転により、各カプセル23を回
転軸21a,22a周りに矢印YD,YE方向に公転さ
せるよう構成されたものもある。この攪拌脱泡装置によ
れば、回転軸21a,22aを中心としたカプセル23
の公転運動により、被混練材料がカプセル23内で十分
に混練されるので、被混練材料を十分に攪拌できる。し
かし、この構成では、カプセル23が回転軸21a,2
2aの二軸を中心として公転するので、カプセル23内
で被混練材料が激しく移動し、被混練材料に空気が混入
し易く、被混練材料の脱泡までを十分に行うことができ
るものではなかった。
【0008】本発明は、前記従来技術の問題を解消し、
簡単な構成により被混練材料を十分に攪拌・脱泡できる
攪拌脱泡装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、第1の手段として、被混練材料を収納した
円筒内周壁を有する容器を保持部に保持し、前記保持部
に保持された容器を自転軸線及び公転軸線の周りに自転
及び公転させて、前記被混練材料の攪拌及び脱泡を行う
装置であって、前記保持部の自転軸線と公転軸線とを平
行にし、かつ、保持部の自転軸線と容器の中心軸とが一
致するよう構成したことを特徴とする攪拌脱泡装置を提
供する。
【0010】この攪拌脱泡装置は、被混練材料が収納さ
れた容器を公転軸線周りに公転させると共に自転軸線周
りに自転させて、これら公転及び自転に伴う被混練材料
に加えられる遠心力により、被混練材料を攪拌及び脱泡
するものである。この場合、容器の内径が同じであると
すれば、容器の自転軸線を公転軸線に対して傾斜させた
場合に比べ、自転軸線と公転軸線とを平行にした場合に
は、容器内の被混練材料が容器の自転運動に伴い公転軸
線に最も近づいた場合の半径(最小公転半径)と、最も
遠ざかった場合の半径(最大公転半径)との差を大きく
することができ、遠心力の変化を大きくできる。従っ
て、公転軸線に対して自転軸線を傾斜させて構成した場
合のように、容器の内周壁全周にわたって被混練材料が
張り付いて十分な攪拌脱泡を行えないといった事態を回
避でき、容器の自転及び公転運動により発生する遠心力
により、被混練材料が容器内の公転軸から遠い側に押し
付けられた状態で十分に混練され、攪拌・脱泡される。
なお、ここで、平行とは、ほぼ平行であればよく、厳密
に平行である必要はない。また、この攪拌脱泡装置で
は、保持部に保持された容器の中心軸と保持部の自転軸
線とが一致するように構成して、容器を公転及び自転さ
せるようにしてあるため、容器を2つの軸の周りを公転
させる場合のように、容器内で被混練材料が激しく移動
せず、被混練材料に空気が混入するのを回避できる。こ
のため、被混練材料を十分に攪拌脱泡できる。
【0011】前記第1の手段を採用した攪拌脱泡装置に
おいては、前記自転軸線を中心に自転する前記容器の円
筒内周壁が、前記公転軸線を順次通過するよう構成する
ことが好ましい。
【0012】ここで、公転による遠心力は、一般に公転
半径に比例するので、容器内の被混練材料の最小公転半
径と、最大公転半径との差が大きいほど、遠心力の変化
量は大きくなる。このため、自転半径が一定であれば、
最小公転半径が小さい程、遠心力の変化割合は大きくな
る。従って、自転する容器の円筒内周壁が公転軸線を順
次通過するようにすると、容器内の被混練材料の最小公
転半径が0になるので、公転による遠心力の変化割合を
最大にすることができる。加えて、容器全体の公転半径
も小さくなるので、装置の負担が小さくなり、高速回転
させることができる。ここで、遠心力は、角速度の2乗
に比例するので、この高速回転化により遠心力及びその
変化を更に大きくできる。従って、被混練材料の攪拌脱
泡を最適に行える。なお、この場合、容器の円筒内周壁
は、公転軸線を厳密に通過している必要はない。
【0013】前記第1又は第2の技術手段を採用した攪
拌脱泡装置においては、第3の技術手段として、前記容
器は、前記円筒内周壁の端部に開口端を有し、その開口
端の内周縁に沿って、前記自転軸線に向けて突出した突
縁部を備えることが好ましい。この構成によれば、自転
及び公転する容器の内周壁に押し付けられた状態で攪拌
脱泡される被混練材料の容器開口部からの流出を、この
突縁部で規制できるため、容器に蓋を設けることなく攪
拌脱泡できる。このため、容器内への被混練材料の出し
入れを容易に行え、又、装置を簡略化でき、更に、攪拌
脱泡操作に伴い装置に加えられる負荷を低減できる。
【0014】前記第1乃至第3の技術手段を採用した攪
拌脱泡装置においては、第4の技術手段として、前記容
器の周壁の少なくとも一部を弾性体から形成された弾性
部とし、前記保持部に保持された状態で自転及び公転す
る前記容器の内周壁が遠心力により変形して前記保持部
に押し付けられ、凹凸が形成されるよう構成することが
好ましい。この攪拌脱泡装置は、被混練材料を収容する
容器の少なくとも一部をシリコンゴム等の弾性体から形
成すると共に、保持部の内周壁に複数の突出部を設け、
又は、複数の突条を設け、更には、複数の溝を設ける等
により、保持部で保持された容器の弾性部が保持部の内
周壁に押し付けられて、容器内周壁に凹凸が形成される
ようになっている。このように、保持部で保持された状
態で自転及び公転する容器の内周壁に凹凸が形成される
よう構成することにより、容器内の被混練材料が容器内
周壁の凸部を避けるよう、容器の高さ方向に移動するこ
ととなる。従って、この構成によれば、容器内の被混練
材料を十分に混練でき、大きな攪拌脱泡効果を得ること
ができる。また、保持部から取り出された容器の弾性部
は、保持部の凸部からの押圧が解けて平坦となるため、
攪拌脱泡操作を行った後、容器内から被混練材料を取り
出す場合にも、へら等を用いて容易に容器内から被混練
材料を取り出すことができる。さらに、容器の弾性部が
保持部の内周壁に押し付けられた状態で保持部に保持さ
れるため、攪拌脱泡操作中に容器が保持部から脱落する
のを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る攪
拌脱泡装置1を、図面を参照しつつ説明する。攪拌脱泡
装置1は、図1,2に示すように、床面等の平坦面に載
置される載置板sの上端面にフレームfが立設され、こ
のフレームfに設けられた攪拌機構部Aで、容器2内に
収納された被混練材料を攪拌脱泡するものである。
【0016】容器2は、図3に示すように、有底円筒状
に形成されると共に、その容器2の開口縁部は、容器2
の中心軸2b方向に向けて突出して形成された突縁部2
aとなっている。
【0017】攪拌機構部Aは、図4に示すように、被混
練材料を収納する容器2を保持する容器ホルダ3と、容
器ホルダ3を公転させるための公転機構部と、容器ホル
ダ3を自転させるための自転機構部と、から成る。
【0018】容器ホルダ3は、有底円筒状に形成される
と共に、その底面中央部からは自転駆動ギア3aが外方
に突設され、その内周面で保持した容器2を図示しない
固定手段で固定するようになっている。
【0019】公転機構部は、フレームfの裏面に設けら
れた公転モータ4の回転軸4aが、フレームfに設けら
れた開口からフレームf表面側に突出し、この回転軸4
aの先端部に容器ホルダ3を保持する公転基盤41が嵌
着され、公転モータ4の回転により公転基盤41が回転
し、これにより容器ホルダ3が公転モータ4の回転軸線
を公転軸線Kとして公転運動するようになっている。
【0020】ここで、公転基盤41は、公転モータ4の
回転軸4aに対する基端部41aが略円柱状に形成され
ると共に、先端部41bが基端部41aに比べて拡径し
た略円柱状に形成されている。公転基盤41の先端面に
は、容器ホルダ3を保持するための保持部411と、保
持部411及び保持部411に保持された容器ホルダ3
とのバランスをとるためのバランスおもり45を取り付
けるためのおもり取付部412とが、公転基盤41の公
転軸線Kを挟んだ一方側と他方側とに設けられている。
【0021】保持部411は、公転基盤41の先端面に
開口する円形孔から構成され、容器ホルダ3を自転可能
に保持するためのボールベアリング42が、その内周面
の底部付近と開口部付近とに設けられ、このボールベア
リング42を介して容器ホルダ3が自転自在に保持さ
れ、容器ホルダ3及び容器2が保持部411内で自転す
るようになっている。ここで、保持部411は、図4に
示すように、その内周面に保持されて公転モータ4の回
転により公転する容器ホルダ3内の容器2の円筒内周壁
が、公転モータ4の公転軸線K上に位置すると共に、容
器ホルダ3に保持された容器2の中心軸2bが自転軸線
Jに一致した状態となるよう構成されている。
【0022】おもり取付部412は、公転基盤41上に
設けられた軸受43に回転自在に支持されて公転基盤4
1の径方向に沿った状態で設けられた螺子部材44に、
バランスおもり45が螺合すると共に、公転基盤41上
に螺子部材44に平行に設けられた図示しないキー部に
バランスおもり45外周面に設けられた図示しないキー
溝が摺動自在に嵌合するようになっている。そして、螺
子部材44の基端部に設けられた調整ノブ46を回転さ
せて、螺子部材44を回転させ、これに伴う螺子部材4
4とバランスおもり45との螺子動作により、バランス
おもり45が公転基盤41の径方向に沿って移動し、公
転基盤41上での重量のバランスをとるようになってい
る。
【0023】このような構成の公転機構部では、公転モ
ータ4の回転により公転基盤41を回転させて、公転基
盤41の保持部411に保持された容器ホルダ3が、公
転モータ4の回転軸4aを公転軸線Kとして公転するよ
うになっている。
【0024】自転機構部は、自転モータ5とその駆動力
を容器ホルダ3の自転駆動ギア3aに伝達する伝達機構
から構成されている。自転モータ5は、フレームfの裏
面にかつ、公転モータ4の下方に設けられその回転軸5
aは、フレームfに設けられた開口からフレームf表面
側に突出し、この回転軸5aの先端部にプーリ51が嵌
着されている。また、略円筒状の自転プーリ52がその
内周面に設けられた一対のボールベアリング42を介し
て、公転基盤41の基端部41aの外周面に取り付けら
れている。
【0025】自転プーリ52は、その基端部41aの外
周面の周方向に沿ってV字溝521が設けられ、このV
字溝521にプーリ51との間でVベルト53が架け渡
されている。また、自転プーリ52は、その先端部内周
面に周方向に沿って設けられたインナーギア522を有
し、容器ホルダ3の自転駆動ギア3aがこのインナーギ
ア522に噛み合っている。
【0026】このような構成の自転機構部では、自転モ
ータ5の回転が回転軸5aに嵌着されたプーリ51を回
転させ、この回転がVベルト53を介して自転プーリ5
2に伝達される。自転プーリ52は、公転基盤41の基
端部41aの外周に沿って公転基盤41に同心して回転
し、この回転に伴い自転プーリ52の先端に設けられた
インナーギア522に噛み合った自転駆動ギア3aを、
インナーギア522の回転に連動して回転させる。そし
て、自転駆動ギア3aの回転に従って容器ホルダ3に保
持された容器2が、その中心軸2bが自転駆動ギア3a
の軸線と一致した状態で、自転駆動ギア3aを自転軸線
Jとして自転するようになっている。
【0027】ここで、この攪拌脱泡装置1においては、
自転機構部による容器2の自転軸線Jと、公転機構部に
よる容器2の公転軸線Kとは、載置板sが載置される床
面(水平面)に対してそれぞれ平行になるよう構成され
ている。
【0028】このように構成される攪拌脱泡装置1によ
る被混練材料の攪拌脱泡は、まず、攪拌脱泡対象である
被混練材料が収容された容器2を容器ホルダ3内に収納
し、図示しない固定手段で容器2を容器ホルダ3内に固
定して保持する。次いで、公転モータ4の回転により公
転基盤41を回転させ、公転基盤41の保持部411に
保持された容器ホルダ3内の容器2を、公転モータ4の
回転軸4aを公転軸線Kとして公転させる。そして、自
転モータ5の回転をVベルト53を介して自転プーリ5
2に伝達して、自転プーリ52を回転させ、自転プーリ
52の回転に連動させて自転駆動ギア3aを回転させ、
容器ホルダ3に保持された容器2を、自転駆動ギア3a
の軸線を自転軸線Jとして自転させる。
【0029】このように、この攪拌脱泡装置1は、公転
モータ4及び自転モータ5の回転により、容器ホルダ3
内に保持された容器2が、公転モータ4の回転軸4aを
公転軸線Kとして公転すると共に、容器ホルダ3の自転
駆動ギア3aの軸線を自転軸線Jとして自転し、これに
より、容器2内の被混練材料は、図4に示すように、容
器2の内周壁の公転軸線Kから遠い側に固まった状態で
混練されて攪拌・脱泡される。
【0030】この場合、この攪拌脱泡装置1は、公転軸
線Kと自転軸線Jとを平行にして構成しているため、最
大公転半径と最小公転半径との差を大きくとることがで
き、遠心力の変化を大きくとることができる。従って、
この攪拌脱泡装置1によれば、被混練材料が高粘度や少
量である場合においても、十分な攪拌脱泡を行うことが
できる。また、この攪拌脱泡装置1では、容器ホルダ3
に保持された容器2の中心軸2bと自転軸線Jとが一致
するように構成して、容器2を公転させると共に自転さ
せるようにしてあるため、例えば、容器2を2つの軸の
周りを公転させる場合のように、容器2内で被混練材料
が激しく移動せず、被混練材料に空気が混入するのを回
避できる。このため、被混練材料を十分に攪拌脱泡でき
る。
【0031】更に、図5に示すように、自転軸線J周り
に矢印YA方向に自転する容器2は、公転軸線K周りに
矢印YB方向に公転しながら、その円筒状内壁が順次公
転軸線Kを通過するよう構成されているため、最小公転
半径を最小として遠心力の変化を得ることができ、安定
した動作で十分な攪拌脱泡を行うことができる。さら
に、公転基盤41等の公転機構も小さくできることか
ら、装置の負担が小さく、公転の回転数を大きくするこ
とができる。従って、遠心力の大きさ及び変化を更に大
きくして、より高粘度、少量の被混練材料を攪拌脱泡で
きる。
【0032】このような攪拌脱泡処理により、容器2内
の被混練材料を攪拌・脱泡したら、公転モータ4及び自
転モータ5の回転を停止し、容器2の自転及び公転を停
止する。この場合、容器2の公転動作を続けたまま、自
転モータ5の回転を停止して、容器2の自転動作を終了
し、次いで公転モータ4の回転を停止して、容器2の公
転動作を停止するようにすると、容器2の内周壁の外径
側に被混練材料を寄せたまま、装置を停止させることが
できる。このため、容器2内から被混練材料を取り出し
易くできる。
【0033】また、この攪拌脱泡装置1においては、容
器2の自転軸線J及び公転軸線Kが、載置板sが載置さ
れる床面(水平面)に対して平行となるよう構成されて
いるため、容器ホルダ3に取り付けられた容器2の開口
部が攪拌脱泡装置1側面に開口した状態となる。このた
め、攪拌脱泡されて容器2内周壁に寄せられた状態の被
混練材料を取り出しやすい。また、使用者が容器2の突
縁部2aから溢れないように、容器2に収納する被混練
材料の量を調節せざるを得ないことから、容器2内への
被混練材料の入れすぎを防止できる。このため、適切な
量の被混練材料よりも多量の被混練材料を収納すると突
縁部2aから被混練材料が溢れるよう、容器2の突縁部
2aの高さを設定することにより、適切な量の被混練材
料を容器2内に収納できる。
【0034】このようにして十分な攪拌脱泡がなされた
被混練材料は、流動性を有しているため、一般には、攪
拌脱泡がなされた被混練材料を容器2内から残さずに取
り出すのが容易でない。ところが、この場合でも、容器
2内の被混練材料を取り出すためのへらとして、図6に
示すような構成のへら6を用いることにより、容器2内
壁に付着した被混練材料を容易に取り出すことができ
る。
【0035】へら6は、このへら6を用いる際に把持さ
れる把持部6aと、被混練材料をかきとるためのかきと
り部6bと、から成るものであるが、かきとり部6b
は、容器2の円筒内周壁の前記突縁部2aから底面近傍
にかけての形状に対応した形状に形成されている。この
ため、容器2内に挿入されたかきとり部6bは、容器2
内壁に沿って容器2内に配置された状態となり、従っ
て、容器2内壁や隅部に付着した被混練材料を好適に取
り除くことができる。
【0036】なお、本発明の攪拌脱泡装置は、前記実施
例の攪拌脱泡装置1に限定されず、本発明の要旨を逸脱
しないかぎり、適宜変更して差し支えない。例えば、前
記実施例では、被混練材料が収納される容器として、単
に有底筒状に構成された容器2を用いたが、図7に示す
ように、その内周壁の一側が他側に対して、前記突縁部
7a側にずれた形状に形成された容器7を用いてもよ
い。この容器7を用いることにより、攪拌脱泡操作の際
には、容器7の自転に伴い被混練材料が付着した部分で
の容器7の底面7bの位置が暫時変化するため、被混練
材料が容器7の軸線方向に沿って矢印YC,YC´方向
に移動しつつ攪拌され、大きな攪拌脱泡効果を得ること
ができる。
【0037】また、図8(a)に示すように、被混練材
料を収容する容器の全体をシリコンゴム等の弾性材から
形成された容器20とすると共に、容器ホルダ3の内周
壁に凹凸部としての突出部3bを設ける構成としてもよ
い。この構成によれば、図8(b)に示すように、容器
ホルダ3で保持されて容器20が自転及び公転運動して
いる状態においては、容器20の周壁は、遠心力で変形
して容器ホルダ3の内周壁に押し付けられて突出部3b
で押圧され、凹凸が形成された状態となる。そして、図
8(c)に示すように、容器20の自転運動に伴い容器
20内周壁の凸部21に位置した被混練材料kは、容器
20の自転及び公転運動に伴う遠心力により容器20内
周壁に押し付けられているため、容器20の凸部21を
避けるように移動する。このため、容器20内の被混練
材料kは、容器20の凸部21が形成された部分におい
ては、容器20の高さ方向に移動することとなる。従っ
て、この構成によれば、容器20内の被混練材料kを十
分に混練でき、大きな攪拌脱泡効果を得ることができ
る。そして、容器20の自転及び公転運動が停止する
と、図8(d)に示すように、容器ホルダ3による容器
20内周壁に対する押圧が解け、容器20内周壁が平坦
となるため、攪拌脱泡操作を行った後、容器20内から
被混練材料kを取り出す場合にも、へら等を用いて容器
20内から被混練材料kを容易に取り出すことができ
る。また、容器20を容器ホルダ3で保持した状態にお
いては、容器20の周壁を容器ホルダ3の突出部3bで
押圧した状態となるため、容器20が容器ホルダ3に固
定され、攪拌脱泡操作中に容器20が容器ホルダ3から
脱落するのを防止できる。そして、容器20内にへらを
挿入し又は容器20内からへらを抜き出す際には、容器
20の突縁部20aが弾性変形するため、容器20内の
被混練材料kを容易に取り出すことができる。
【0038】なお、容器20の内周壁に凹凸を形成する
ための突出部3bは、図8に示すように、容器ホルダ3
の内周壁の互いに対向する位置の底面側と上縁側とに一
つずつ設けることが好ましいが、図9に示すように、容
器ホルダ3の内周壁に複数の突出部3bを設ける構成と
してもよい。この構成によっても、容器ホルダ3で保持
されて容器20が自転及び公転運動している状態におい
ては、図9(b)に示すように、容器20の周壁に凹凸
が形成された状態となり、容器20内の被混練材料k
は、容器20の凸部21が形成された部分においては、
容器20の高さ方向に移動することとなり、容器20内
の被混練材料kを十分に混練でき、大きな攪拌脱泡効果
を得ることができる。そして、容器20の自転及び公転
運動が停止すると、図9(c)に示すように、容器ホル
ダ3による容器20内周壁に対する押圧が解け、容器2
0内周壁が平坦となるため、容器20内からの被混練材
料kの取り出しを容易に行える。また、容器全体を弾性
材から形成する必要はなく、一部のみを弾性材から形成
してもよい。さらに、前記実施例では、突出部3bを設
けることにより自転及び公転運動中の容器20の周壁に
凸部21を形成するようにしたが、図10に示す容器ホ
ルダ30のように、内周壁に複数の溝3cを設ける構成
としてもよい。
【0039】また、前記実施例では、容器ホルダ3の内
周壁に突出部3bを設けることにより、容器ホルダ3に
保持された状態で自転及び公転運動する容器20の周壁
に凹凸が形成されるよう構成したが、例えば、容器ホル
ダ3に代えて容器20の外周面に突出部を設ける構成と
してもよい。この構成によっても、容器ホルダ3に保持
された状態で自転及び公転する容器20の内周壁に凹凸
が形成されるので、容器20内の被混練材料kを容器2
0の上下方向に移動させることができ、大きな攪拌脱泡
効果を得ることができる。また、容器ホルダ3と容器2
0との間に、リング状の部材や網を容器20の外周を覆
うように介在させる構成としても、容器ホルダ3に保持
された状態で自転及び公転する容器20の内周壁に凹凸
が形成されるので、容器20内の被混練材料kを容器2
0の上下方向に移動させることができ、大きな攪拌脱泡
効果を得ることができる。
【0040】また、前記実施例では、容器2が有底円筒
状に形成されると共に、開口端部に突縁部2aを有する
ものであった。しかし、円筒体の両端に開口部を設け、
その両側の開口端に突縁部を有する形状に形成してもよ
い。また、前記実施例では、容器2を保持するための保
持ホルダ3の自転軸線J、公転軸線Kが、床面(水平
面)に対して平行となるよう構成したが、自転軸線Jと
公転軸線Kとが互いに平行となるのであれば、例えば、
自転軸線J、公転軸線Kが床面に対して垂直となるよう
構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明に係る攪
拌脱泡装置によれば、公転軸線と自転軸線とを平行にし
て構成してあるため、容器の自転及び公転運動に伴い被
混練材料が容器内周壁に押し付けられた状態で十分に混
練され、また、被混練材料に加えられる遠心力の変化を
大きくできるため、公転軸線と自転軸線とを平行にする
といった簡単な構成により、十分な攪拌脱泡を行うこと
ができる。さらに、この攪拌脱泡装置では、保持部に保
持された容器の中心軸と保持部の自転軸線とが一致する
ように構成して、容器を公転させると共に自転させるよ
うにしてあるため、容器を2つの軸の周りを公転させる
場合のように、容器内で被混練材料が激しく移動せず、
被混練材料に空気が混入するのを回避できる。このた
め、被混練材料を十分に攪拌脱泡できる。
【0042】本発明の請求項2に記載の発明に係る攪拌
脱泡装置によれば、公転軸線と自転軸線とを平行にして
構成してあるため、被混練材料が容器内周壁に押し付け
られた状態で十分に攪拌・脱泡される。また、自転する
容器の円筒内周壁が公転軸線を通過するようにすること
により、公転による遠心力の変化割合を最大にでき、更
に容器全体の公転半径も小さくなるので、装置の負担が
小さくなり、高速回転化でき、従って、被混練材料の攪
拌脱泡を最適に行える。
【0043】本発明の請求項3に記載の発明に係る攪拌
脱泡装置によれば、自転及び公転する容器の内周壁に付
着して攪拌脱泡される被混練材料の容器開口部からの流
出を、この突縁部で規制できるため、容器に蓋を設ける
ことなく攪拌脱泡できる。従って、被混練材料の容器内
への出し入れが容易になると共に、装置を簡略化でき、
攪拌脱泡操作に伴い装置に加えられる負荷を低減でき
る。
【0044】本発明の請求項4に記載の発明に係る攪拌
脱泡装置によれば、保持部で保持された状態で自転及び
公転する容器の内周壁に凹凸が形成されるよう構成する
ことにより、容器内の被混練材料が容器内周壁の凸部を
避けるよう、容器の高さ方向に移動することとなり、容
器内の被混練材料を十分に混練でき、大きな攪拌脱泡効
果を得ることができる。また、攪拌操作が行われた後の
容器は、弾性部が平坦となるため、へら等を用いて容器
内から被混練材料を容易に取り出すことができる。さら
に、容器の弾性部が保持部の突出部で押圧された状態で
保持部に保持されるため、攪拌脱泡操作中に容器が保持
部から脱落するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る攪拌脱泡装置を前方か
ら見た概略を示す斜視図である。
【図2】同攪拌脱泡装置を後方から見た概略を示す斜視
図である。
【図3】同攪拌脱泡装置を構成する一の容器の断面図で
ある。
【図4】同攪拌脱泡装置の全体を示す断面図である。
【図5】同攪拌脱泡装置での攪拌脱泡処理の際の容器の
回転状態を説明する図である。
【図6】同攪拌脱泡装置の容器内から被混練材料を取り
出すためのへらの概略を示す断面図である。
【図7】同攪拌脱泡装置を構成する他の容器の断面図で
ある。
【図8】同攪拌脱泡装置の他の例を示す図であり、
(a)は容器ホルダと容器とを示す断面図、(b)は自
転及び公転している状態での容器ホルダに保持された容
器を示す断面図、(c)は自転及び公転している状態で
の容器内の被混練材料の状態を説明する断面図、(d)
は自転及び公転していない状態での容器ホルダに保持さ
れた容器を示す断面図である。
【図9】同攪拌脱泡装置の更に他の例を示す図であり、
(a)は容器ホルダと容器とを示す断面図、(b)は容
器ホルダで容器を保持した状態を示す断面図、(c)は
自転及び公転している状態での容器ホルダに保持された
容器を示す断面図である。
【図10】同攪拌脱泡装置を構成する更に他の容器ホル
ダの断面図である。
【図11】従来の攪拌脱泡装置を示す概略図である。
【図12】同攪拌脱泡装置を用いた混練処理における容
器内の状態を説明する図であり、(a)は正常状態、
(b)は容器内壁に被混練材料が付着した状態を説明す
る図である。
【図13】従来の他の攪拌脱泡装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 攪拌脱泡装置 2 容器 3 容器ホルダ 4 公転モータ 41 公転基盤 411 保持部 412 おもり取付部 42 ベアリング 43 軸受 44 螺子部材 45 バランスおもり 46 調整ノブ 5 自転モータ 51 プーリ 52 自転プーリ 521 V字溝 522 インナーギア 53 Vベルト s 載置板 f フレーム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被混練材料を収納した円筒内周壁を有す
    る容器を保持部に保持し、前記保持部に保持された容器
    を自転軸線及び公転軸線の周りに自転及び公転させて、
    前記被混練材料の攪拌及び脱泡を行う装置であって、 前記保持部の自転軸線と公転軸線とを平行にし、かつ、
    前記保持部の自転軸線と前記容器の中心軸とが一致する
    よう構成したことを特徴とする攪拌脱泡装置。
  2. 【請求項2】 前記自転軸線を中心に自転する前記容器
    の円筒内周壁が、前記公転軸線を順次通過するよう構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の攪拌脱泡装置。
  3. 【請求項3】 前記容器は、前記円筒内周壁の端部に開
    口端を有し、その開口端の内周縁に沿って、前記自転軸
    線に向けて突出した突縁部を備えることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の攪拌脱泡装置。
  4. 【請求項4】 前記容器の周壁の少なくとも一部を弾性
    体から形成された弾性部とし、前記保持部に保持された
    状態で自転及び公転する前記容器の内周壁が遠心力によ
    り変形して前記保持部に押し付けられ、凹凸が形成され
    るよう構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3
    の何れか一項に記載の攪拌脱泡装置。
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