JP2003093782A - 衣類処理装置 - Google Patents

衣類処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しわが付いてしまった衣類に、ミストを噴霧
した後、温風を当てながら、衣類を撹拌することによ
り、衣類のしわを伸ばす。 【解決手段】 制御装置15により、衣類を投入する洗
濯兼脱水槽3内の衣類を撹拌する撹拌翼2、洗濯兼脱水
槽3内にミストを噴霧するミスト噴霧装置13、洗濯兼
脱水槽3内に温風を供給する温風供給装置14などの動
作を制御する。制御装置15は、ミスト噴霧装置13に
より、洗濯兼脱水槽3内の衣類にミストを供給するミス
ト供給行程を有し、このミスト供給行程の後に、温風供
給装置14により温風を供給しながら、撹拌翼2を動作
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類を投入した槽
にミストを供給するミスト噴霧装置を有する衣類処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣類処理装置の1種としての洗濯
機は図5に示すように構成していた。以下、その構成に
ついて説明する。
【0003】図5に示すように、水受け槽1は、内底部
にパルセーター2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽3
を内包し、吊り棒4により洗濯機外枠5に吊り下げてい
る。モータ6は、Vベルト7および減速機構兼クラッチ
8を介して、パルセーター2または洗濯兼脱水槽3を駆
動する。
【0004】給水弁9は洗濯兼脱水槽3内に給水するも
ので、排水弁10は水受け槽1内の洗剤液およびすすぎ
液を排水するもので、水位検知手段11は、水受け槽1
内の水位を検知するものである。制御装置12は、モー
タ6、給水弁9、排水弁10などの動作を制御して、洗
い、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御するものであ
る。
【0005】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽3に洗濯物と洗剤を投入した後、給水弁9と水
位検知手段11によって、洗濯物の量に適した水量を給
水し、モータ6を駆動させることにより、パルセーター
2を回転させる。パルセーター2の回転により、洗濯物
と洗剤液を撹拌し、布相互の摩擦や布と洗濯兼脱水槽3
の内壁およびパルセーター2との摩擦によって、汚れを
除去する。
【0006】その後、排水弁10を作動して洗剤液を排
水し、モータ6を駆動させることにより、洗濯兼脱水槽
3を回転させ中間脱水を行う。そして、給水弁9と水位
検知手段11によって給水し、モータ6を駆動させるこ
とにより、パルセーター2を回転させて、洗濯物に含ま
れる洗剤分をすすぎ、排水弁10を作動させ、すすぎ液
を排水し、モータ6を駆動させることにより、洗濯兼脱
水槽3を回転させ脱水を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の洗濯機の場合、洗い行程で汚れを除去した
り、すすぎ行程で洗剤分をすすぐために、パルセーター
2を回転させるので、衣類同士が絡み合い、絡んだ状態
で脱水を行うことにより、衣類にしわが付いていた。そ
して、しわが付いた状態で乾燥させると、しわが固定し
たまま乾き上がっていた。このしわを伸ばすには、霧吹
き後アイロン掛けを行うなどの手間をかける必要があっ
た。
【0008】このしわの原因は、特にしわが付きやすい
綿、麻などのセルロース繊維においては、繊維が折れ曲
がった状態で、分子間で水素結合が起こるからである。
このしわがアイロンで伸びる原理は、霧吹きなどで布を
湿らせることにより、水素結合を一旦解離させた後、ア
イロンを掛けて、アイロンの重みで布を平らにし、繊維
を整列させながら、アイロンの熱で水分を飛ばし、繊維
が整列した状態で再び水素結合させるということであ
る。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、しわ
が付いてしまった衣類に、ミストを噴霧した後、温風を
当てながら、衣類を撹拌することにより、衣類のしわを
伸ばすことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、制御手段により衣類を投入する槽内の衣類
を撹拌する撹拌手段と、槽内にミストを噴霧するミスト
噴霧手段と、槽内に温風を供給する温風供給手段などの
動作を制御するよう構成し、制御手段は、ミスト噴霧手
段により、槽内の衣類にミストを供給するミスト供給行
程を有し、このミスト供給行程の後に、温風供給手段に
より温風を供給しながら、撹拌手段を動作するように構
成したものである。
【0011】これにより、しわが付いている衣類に、ミ
ストを噴霧することにより、繊維が折れ曲がった状態で
分子間で起こっている水素結合を一旦解離させ、温風を
当てながら、衣類を撹拌することにより、撹拌時に衣類
に発生する張力により、繊維を整列させながら、温風で
水分を飛ばし、繊維が整列した状態で再び水素結合させ
ることにより、衣類のしわを伸ばすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、衣類を投入する槽と、前記槽内の衣類を撹拌する撹
拌手段と、前記槽内にミストを噴霧するミスト噴霧手段
と、前記槽内に温風を供給する温風供給手段と、前記撹
拌手段、ミスト噴霧手段、温風供給手段などの動作を制
御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記ミスト
噴霧手段により、前記槽内の衣類にミストを供給するミ
スト供給行程を有し、このミスト供給行程の後に、前記
温風供給手段により温風を供給しながら、前記撹拌手段
を動作するように構成したものであり、しわが付いてい
る衣類に、ミストを噴霧することにより、繊維が折れ曲
がった状態で分子間で起こっている水素結合を一旦解離
させ、温風を当てながら、衣類を撹拌することにより、
撹拌時に発生する張力により、繊維を整列させながら、
温風で水分を飛ばし、繊維が整列した状態で再び水素結
合させることにより、衣類のしわを伸ばすことができ
る。
【0013】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、撹拌手段を駆動しな
がら、ミスト供給行程を実行するよう構成したものであ
り、撹拌手段により衣類を移動させながらミストを供給
するので、ミストを衣類全体に行きわたらせることがで
きる。
【0014】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、撹拌手段は、槽内に回転
自在に配設した撹拌翼としたものであり、衣類を撹拌翼
で撹拌することにより、撹拌時に繊維にまんべんなく張
力を発生させることができ、衣類のしわをむらなく伸ば
すことができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、撹拌手段は、内壁に突出
部を有し回転自在な槽としたものであり、回転自在な槽
の内壁に設けた突出部により衣類を回転させながら衣類
を入れ替えることで、衣類のしわをむらなく伸ばすこと
ができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、槽内の衣類の量を判定する布
量判定手段と、前記布量判定手段の信号に基づきミスト
噴霧時間を決定するミスト噴霧時間決定手段とを備え、
制御手段は、ミスト噴霧時間決定手段の信号に基づき、
ミスト噴霧手段を駆動するようにしたものであり、洗濯
槽内の衣類の量に応じて適切な量のミストを供給するこ
とができるので、ミスト量が不足し、しわが伸びなかっ
たり、ミスト量が過剰で湿ったまま仕上がるのを防止す
ることができる。
【0017】請求項6に記載の発明は、上記請求項5に
記載の発明において、ミスト噴霧時間決定手段の信号に
基づき温風供給時間を決定する温風供給時間決定手段を
備え、制御手段は、前記温風供給時間決定手段の信号に
基づき、温風供給手段を駆動するようにしたものであ
り、ミスト量に応じて適切な量の温風を供給することが
できるので、温風量の不足により湿ったまま仕上がった
り、温風量の過剰による布傷みやエネルギーのロスを防
止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは、
同一符号を付して説明を省略する。
【0019】(実施例1)図1に示すように、ミスト噴
霧装置(ミスト供給手段)13は、洗濯兼脱水槽(槽)
3内にミストを供給するもので、温風供給装置(温風供
給手段)14は、洗濯兼脱水槽3内に温風を供給するも
ので、いずれも、洗濯機外枠5の上方に設けている。こ
こでいうミストとは、霧状の水のことで、加熱された霧
(蒸気)も含むものとする。
【0020】制御装置(制御手段)15は、モータ(駆
動手段)6、ミスト噴霧装置13、温風供給装置14な
どの動作を制御するもので、洗濯機外枠5の上面に設け
ている。制御装置15は、ミスト噴霧装置13により、
洗濯兼脱水槽3内の衣類にミストを供給するミスト供給
行程を有し、このミスト供給行程の後に、温風供給装置
14により温風を供給しながら、モータ6を駆動するこ
とにより、撹拌翼(撹拌手段)2を駆動するよう構成し
ている。
【0021】上記構成において動作を説明する。洗濯兼
脱水槽3にしわが付いている乾燥した衣類を投入し、運
転を開始すると、モータ6を駆動することにより、撹拌
翼2を回転させながら、ミスト噴霧装置13を作動し、
洗濯兼脱水槽3内の衣類にミストを供給する。撹拌翼2
により衣類が撹拌され、衣類が上下に入れ替わっている
ので、ミストが衣類全体にまんべんなく噴霧される。
【0022】このとき、噴霧されたミストにより、衣類
が全体に湿り、繊維の分子間で起こっている水素結合が
一旦解離する。このミスト供給行程の後に、温風供給装
置14を作動することにより、洗濯兼脱水槽3内のミス
トにより湿った衣類に温風を供給しながら、モータ6を
駆動することにより、撹拌翼2を回転させ衣類を撹拌す
る。
【0023】このとき、撹拌時に衣類に発生する張力に
より、繊維は伸ばされた状態になり、この状態で温風に
よって水分が蒸発していく。繊維が伸ばされた状態、す
なわち繊維が整列した状態で分子間に水素結合がおこ
り、衣類のしわが伸びた状態で乾きあがる。
【0024】このように、しわが付いている衣類に、衣
類を移動させながらミストを供給するので、ミストを衣
類全体に行きわたらせることができ、ミストを噴霧する
ことにより、繊維が折れ曲がった状態で分子間で起こっ
ている水素結合を一旦解離させ、温風を当てながら、衣
類を撹拌することにより、撹拌時に衣類に発生する張力
により、繊維を伸ばしながら温風で水分を飛ばし、繊維
が整列した状態で再び水素結合させることにより、衣類
のしわをむらなく伸ばすことができる。
【0025】なお、本実施例では、ミスト供給行程にお
いて、撹拌翼2を回転させて衣類を撹拌し、衣類を入れ
替えるようにしているが、ミスト供給行程では、必ずし
も衣類を撹拌しなくてもよい。
【0026】また、本実施例では、撹拌翼2を回転させ
て衣類を撹拌しているが、洗濯兼脱水槽3を回転させ
て、洗濯兼脱水槽3の内壁に設けた突出部(図示せず)
により衣類を回転させながら衣類を入れ替え、ミストを
衣類全体にまんべんなく噴霧してもよい。
【0027】ここで、洗濯兼脱水槽3は回転中心軸を鉛
直方向に有しているが、回転中心軸を水平方向に有す
る、いわゆるドラム式の槽であってもよく、同様の作用
効果を得ることができる。
【0028】さらに、本実施例では、回転自在な洗濯兼
脱水槽3内で撹拌翼2を回転させて衣類を撹拌している
が、固定した槽内で撹拌翼2を回転させてもよい。
【0029】また、本実施例では、ミスト供給行程の後
に撹拌翼2を回転させることにより、衣類に張力を発生
させているが、洗濯兼脱水槽3を回転させて、衣類に張
力を発生させてもよい。
【0030】(実施例2)図2に示すように、制御装置
16は、モータ6、ミスト噴霧装置13、温風供給装置
14などの動作を制御するものである。エンコーダ17
はモータ6の1回転ごとの6個のパルスを出力し、その
出力をパルスカウンタ18に入力している。パルスカウ
ンタ18はエンコーダ17の出力パルス数をカウント
し、この出力を布量判定手段19に入力して布量を判定
する。布量判定手段19の信号に基づき、ミスト噴霧時
間決定手段20は、ミスト噴霧時間を決定し、温風供給
時間決定手段21は、ミスト噴霧時間決定手段20の信
号に基づき、温風供給時間を決定する。
【0031】制御手段22は、マイクロコンピューター
を含んだ各種電子回路から構成しており、布量判定手段
19、ミスト噴霧時間決定手段20、温風供給時間決定
手段21などからの信号を取り込んで、パワースイッチ
ング手段23を介して、モータ6、ミスト噴霧手段1
3、温風供給手段14などの通電を制御し、一連の行程
を逐次制御するものである。
【0032】制御手段22は、ミスト噴霧時間決定手段
20の信号に基づき、ミスト噴霧装置13を作動させ、
温風供給時間決定手段21の信号に基づき、温風供給装
置14を作動させる。
【0033】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽3にしわが付いている衣類を投入し、運転を開
始すると、制御手段22により、モータ6を右方向に
0.3秒駆動し、1.5秒休止した後、左方向に0.3
秒駆動して1.5秒休止し、休止期間の始めから0.4
秒までのエンコーダ17の出力パルス数をパルスカウン
ター18で計数し、布量判定手段19により布量を判定
する。
【0034】図3に示すように、布量判定手段19の信
号に基づき、ミスト噴霧時間決定手段20はミスト噴霧
時間を決定し、図4に示すように、温風供給時間決定手
段21は、ミスト噴霧時間決定手段20の信号に基づ
き、温風供給時間を決定する。
【0035】つぎに、制御手段22により、ミスト噴霧
装置13を作動し、洗濯兼脱水槽3内の衣類にミスト噴
霧時間決定手段20により決定されたミスト噴霧時間の
間、ミストを供給する。
【0036】このとき、噴霧されたミストにより、衣類
が全体に湿り、繊維の分子間で起こっている水素結合が
一旦解離するが、布量に応じた適切な量のミストを供給
しているので、衣類の湿りむらや湿り過ぎがない。
【0037】このミスト供給行程の後に、温風供給装置
14を作動することにより、温風供給時間決定手段21
により決定された温風供給時間の間、洗濯兼脱水槽3内
のミストにより湿った衣類に温風を供給しながら、モー
タ6を駆動することにより、撹拌翼2を回転し衣類を撹
拌する。
【0038】このとき、撹拌時に衣類に発生する張力に
より、繊維は伸ばされた状態になり、この状態で温風に
よって水分が蒸発していく。繊維が伸ばされた状態、す
なわち繊維が整列した状態で分子間に水素結合がおこ
り、衣類のしわが伸びた状態で乾きあがるが、ミスト量
に応じた適切な量の温風を供給しているので、温風量の
不足により湿ったまま仕上がったり、温風量の過剰によ
る布傷みやエネルギーのロスすることがない。
【0039】このように、布量に応じて適切な量のミス
トを供給することができるので、ミスト量が不足し、し
わが伸びなかったり、ミスト量が過剰で湿ったまま仕上
がるのを防止することができる。また、ミスト量に応じ
て適切な量の温風を供給することができるので、温風量
の不足により湿ったまま仕上がったり、温風量の過剰に
よる布傷みやエネルギーのロスを防止することができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、衣類を投入する槽と、前記槽内の衣類を
撹拌する撹拌手段と、前記槽内にミストを噴霧するミス
ト噴霧手段と、前記槽内に温風を供給する温風供給手段
と、前記撹拌手段、ミスト噴霧手段、温風供給手段など
の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、
前記ミスト噴霧手段により、前記槽内の衣類にミストを
供給するミスト供給行程を有し、このミスト供給行程の
後に、前記温風供給手段により温風を供給しながら、前
記撹拌手段を動作するように構成したから、しわが付い
ている衣類に、ミストを噴霧することにより、繊維が折
れ曲がった状態で分子間で起こっている水素結合を一旦
解離させ、温風を当てながら、衣類を撹拌することによ
り、撹拌時に発生する張力により、繊維を整列させなが
ら、温風で水分を飛ばし、繊維が整列した状態で再び水
素結合させることにより、衣類のしわを伸ばすことがで
きる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、撹拌手段を駆動しながら、ミスト供給行程を
実行するよう構成したから、撹拌手段により衣類を移動
させながらミストを供給するので、ミストを衣類全体に
行きわたらせることができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、撹
拌手段は、槽内に回転自在に配設した撹拌翼としたか
ら、衣類を撹拌翼で撹拌することにより、撹拌時に繊維
にまんべんなく張力を発生させることができ、衣類のし
わをむらなく伸ばすことができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、撹
拌手段は、内壁に突出部を有し回転自在な槽としたか
ら、回転自在な槽の内壁に設けた突出部により衣類を回
転させながら衣類を入れ替えることで、衣類のしわをむ
らなく伸ばすことができる。
【0044】また、請求項5に記載の発明によれば、槽
内の衣類の量を判定する布量判定手段と、前記布量判定
手段の信号に基づきミスト噴霧時間を決定するミスト噴
霧時間決定手段とを備え、制御手段は、ミスト噴霧時間
決定手段の信号に基づき、ミスト噴霧手段を駆動するよ
うにしたから、洗濯槽内の衣類の量に応じて適切な量の
ミストを供給することができるので、ミスト量が不足
し、しわが伸びなかったり、ミスト量が過剰で湿ったま
ま仕上がるのを防止することができる。
【0045】また、請求項6に記載の発明によれば、ミ
スト噴霧時間決定手段の信号に基づき温風供給時間を決
定する温風供給時間決定手段を備え、制御手段は、前記
温風供給時間決定手段の信号に基づき、温風供給手段を
駆動するようにしたから、ミスト量に応じて適切な量の
温風を供給することができるので、温風量の不足により
湿ったまま仕上がったり、温風量の過剰による布傷みや
エネルギーのロスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の衣類処理装置の縦断面
【図2】本発明の第2の実施例の衣類処理装置のブロッ
ク回路図
【図3】同衣類処理装置の布量とミスト噴霧時間の関係
を示す図
【図4】同衣類処理装置のミスト噴霧時間と温風供給時
間の関係を示す図
【図5】従来の衣類処理装置の縦断面図
【符号の説明】
2 撹拌翼(撹拌手段) 3 洗濯兼脱水槽(槽) 13 ミスト噴霧装置(ミスト噴霧手段) 14 温風供給装置(温風供給手段) 15 制御装置(制御手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣類を投入する槽と、前記槽内の衣類を
    撹拌する撹拌手段と、前記槽内にミストを噴霧するミス
    ト噴霧手段と、前記槽内に温風を供給する温風供給手段
    と、前記撹拌手段、ミスト噴霧手段、温風供給手段など
    の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、
    前記ミスト噴霧手段により、前記槽内の衣類にミストを
    供給するミスト供給行程を有し、このミスト供給行程の
    後に、前記温風供給手段により温風を供給しながら、前
    記撹拌手段を動作するように構成した衣類処理装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、撹拌手段を駆動しながら、
    ミスト供給行程を実行するよう構成した請求項1記載の
    衣類処理装置。
  3. 【請求項3】 撹拌手段は、槽内に回転自在に配設した
    撹拌翼とした請求項1または2記載の衣類処理装置。
  4. 【請求項4】 撹拌手段は、内壁に突出部を有し回転自
    在な槽とした請求項1または2記載の衣類処理装置。
  5. 【請求項5】 槽内の衣類の量を判定する布量判定手段
    と、前記布量判定手段の信号に基づきミスト噴霧時間を
    決定するミスト噴霧時間決定手段とを備え、制御手段
    は、ミスト噴霧時間決定手段の信号に基づき、ミスト噴
    霧手段を駆動するようにした請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の衣類処理装置。
  6. 【請求項6】 ミスト噴霧時間決定手段の信号に基づき
    温風供給時間を決定する温風供給時間決定手段を備え、
    制御手段は、前記温風供給時間決定手段の信号に基づ
    き、温風供給手段を駆動するようにした請求項5記載の
    衣類処理装置。
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