JP2003093604A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003093604A
JP2003093604A JP2001296951A JP2001296951A JP2003093604A JP 2003093604 A JP2003093604 A JP 2003093604A JP 2001296951 A JP2001296951 A JP 2001296951A JP 2001296951 A JP2001296951 A JP 2001296951A JP 2003093604 A JP2003093604 A JP 2003093604A
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JP
Japan
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game
decorative
area
gaming machine
decorative piece
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Application number
JP2001296951A
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English (en)
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Masahiro Takagi
正宏 高木
Naohiro Suzuki
直広 鈴木
Tomoe Sakai
知恵 酒井
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技盤面の装飾性を維持しながら、遊技球の作
動可能な領域を広く確保する。 【解決手段】案内通路14及び遊技領域15からなる有
効作動領域を区画する作動境界Bの外側に存する装飾板
35等の部材に、作動境界内へ突出する装飾片部40
a,40bを設けたから、装飾片部40a,40bが有
効作動領域内に延出することとなり、該領域が装飾さ
れ、このため、サイド飾りを省略することができる。そ
してその省略により、有効作動領域中の、遊技球が実質
的に作動可能な領域を広く確保することができる。案内
通路14の外側で、遊技盤面11上に配設される装飾板
35の内縁に、表面に装飾面41が形成された装飾片部
40aを設け、該装飾片部40aで、内外のガイドレー
ル13a,13b間の案内通路14を覆うようにしたか
ら、装飾片部40aにより、案内通路14が被覆され、
これにより案内通路14が有効装飾領域となって、遊技
盤面11上の装飾可能な領域が拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機等
の遊技機に関するものであって、特に遊技盤面を有用に
装飾し得る機能を備えた遊技機に関するものである。
【0001】
【従来の技術】パチンコ遊技機は、一般的に、内外のガ
イドレール間の案内通路を経て、遊技球が打ち込まれる
遊技領域が形成される遊技盤と、遊技盤が付装される遊
技機本体に開閉可能に枢支されて、遊技領域を透視可能
に遮蔽する遊技扉とを備える。
【0002】このガイドレールは、薄い金属帯板を略円
形状に湾曲してなり、これにより遊技領域を区画してい
る。さらに遊技盤面には、隅部に配設されるコーナー飾
りなどの各種電飾部材や、ガイドレールの内側に配設さ
れるサイド飾り等の各種装飾部材が付装される。
【0003】ここで、ガイドレールは、上述のように、
発射機構の打撃鎚により発射レールから発射される遊技
球を遊技領域の上方まで案内する外側誘導レールと、遊
技領域の左下部分に位置する内側誘導レールとからな
り、打撃槌により打撃されて発射レールから発射される
遊技球は、内外のガイドレール間の案内通路により案内
され、遊技領域へ打ち出されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技機の遊技盤及び遊
技領域は、規格で定められており、遊技領域は直径約3
0cmの略円形状に制限されている。一方、図15で示
すように、遊技盤面を装飾するサイド飾りx等の装飾部
材は、遊技者の注意を惹くため大型化している。さら
に、遊技盤面の中央部に配置された図柄表示装置yも、
遊技を盛り上げるために、そこに表示される図柄も複雑
化して、益々大型化し、その専有面積が拡大する傾向に
ある。このように、この遊技の多様化や、高い装飾指向
により遊技球が作動可能な領域が実質的に制限されつつ
ある。これに対応するため、遊技と直接関係のないサイ
ド飾りを除くことも考えられるが、サイド飾りを除いて
しまうと、遊技機の装飾効果に欠けてしまい、遊技機と
しての魅力が低減してしまうという新たな問題が発生す
る。
【0005】本発明は、遊技盤面の装飾性を維持しなが
ら、遊技球の作動可能な領域を広く確保することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内外の誘導レ
ール間の案内通路を経て、遊技球が打ち込まれる遊技領
域が形成される遊技盤と、遊技盤が付装される遊技機本
体に開閉可能に枢支されて、遊技領域を透視可能に遮蔽
する遊技扉とを備える遊技機において、案内通路及び遊
技領域からなる有効作動領域を区画する作動境界の外側
に存する部材に、作動境界内へ突出する装飾片部を設け
たことを特徴とする遊技機である(請求項1)。ここ
で、前記作動境界は、外側の誘導レール及び該誘導レー
ルから延出して遊技領域を区画するレール部分等により
形成される。
【0007】かかる構成にあっては、装飾片部が有効作
動領域内に延出することとなり、該領域を装飾する。こ
のため、サイド飾りに代えて設けられ、該サイド飾りを
省略することができる。そしてその省略により、有効作
動領域中の、遊技球が実質的に作動可能な領域を広く確
保することができる。
【0008】この作動境界の外側に存する部材として
は、有効作動領域の外側を装飾する装飾板とすることが
でき、該装飾板の内縁に、表面に装飾面が形成された装
飾片部を設け、該装飾片部を有効作動領域の内方へ延出
させることができる(請求項2)。
【0009】この装飾片部により、内外の誘導レール間
の案内通路の一部又は全体を覆うようにしても良い(請
求項3)。これにより案内通路が装飾片部で被覆され、
これにより案内通路が有効装飾領域となって、遊技盤面
上の装飾可能な領域が拡大する。さらに、案内通路の上
部が装飾片部で覆われているため、遊技球が遊技扉に設
けられた透明板に衝突することはない。また薄い金属帯
板で構成される内外の誘導レールは、装飾片部で被覆さ
れるため、遊技盤面の保守管理に際して、作業者がレー
ル先端により、手を損傷することも防止される。
【0010】ここで装飾片部を、遊技領域にまで延出す
るようにした構成も提案される(請求項4)。これによ
り内側誘導レールのすぐ内側も装飾され、さらに装飾領
域が拡張される。
【0011】この装飾片部を、装飾板などの作動境界の
外側に存する部材に一体的に形成することができる(請
求項5)。これにより、装飾片部を別途形成する必要が
無く、かつその取付けも要しない。
【0012】装飾片部を、作動境界の外側に存する部材
に脱着可能に固着するようにしてもよい(請求項6)。
これにより、取付が簡単であり、かつ配置設計が容易と
なる。
【0013】また、装飾片部を、遊技扉の透明板内面に
密着させるようにしてもよい(請求項7)。 かかる構
成において、遊技扉を閉じた状態では、装飾片部が透明
板に圧接して、透明板が遊び無く保持されるためその振
動が抑止され、透明板を媒介とした衝突音や、振動音の
外部への伝播が防止される。
【0014】さらに、表面に装飾面が形成された装飾片
部を、透明板を透過して、作動境界内に臨むように、遊
技扉の内面に固着してもよい(請求項8)。かかる構成
にあっては、透明板の内側に装飾片部を取付たものであ
るから、新たな遊技台に入れ替える際にも、この装飾片
部を共用することができる。また、取付が簡単となる。
【0015】ここで各構成にあって、装飾片部が、発光
素子を備え、その装飾面を電気的に放光する電飾面とし
たものとしてもよく、これにより多彩な装飾作用を呈し
うることとなる(請求項9)。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。本実施形態は、第1種パ
チンコ遊技機に関するものであって、図1に示す様に、
遊技島設備に固定される長方形状の外枠1と、この外枠
1の前面開口部分を覆う遊技機本体2とから構成され、
これら両枠がヒンジ部材3を介して開閉可能に枢着され
ている。
【0017】前記遊技機本体2は、同図に示す様に、略
正方形状の開口部4が中央上部に形成される板状の前枠
5を備え、この前枠5が前記ヒンジ部材3を介して外枠
1に枢着されている。又、遊技機本体2には、前枠5の
開口部4に着脱可能に取付けられる遊技盤6(図2参
照)と、この遊技盤6の前方に位置するよう当該前枠5
の開口部4にヒンジ部材(図示省略)を介して開閉可能
に取付けられる遊技扉7と、この遊技扉7の下方側に位
置するよう前枠5に対して開閉可能に取付けられる上皿
部材8と、この上皿部材8の下方側に位置するよう当該
前枠5に取り付けられる下皿部材9と、この下皿部材9
の右側に突出する発射ハンドル10を有する発射装置
(図示省略)とが備えられている。
【0018】本実施形態の遊技盤6は、図2に示す様
に、略正方形状の木製合板を主体とし、その遊技盤6の
下端部分に前枠5への装着が可能となるよう取付部が配
設されている。この遊技盤6には、略円形状に屈曲形成
された金属製のガイドレール12が遊技盤面11に固定
されている。
【0019】前記ガイドレール12は、長尺な鋼製板片
からなり、外側誘導レール13aと、内側誘導レール1
3bとを備える。この外側誘導レール13aと、内側誘
導レール13bとは、物理的に分離されていても良い
が、一枚の鋼製板片を巻回することによって夫々を構成
することができ、遊技球の発射位置から、遊技領域15
の上部に至るまでにあって、少なくとも部分的に、外側
誘導レール13aと、内側誘導レール13bとして把握
されれば良く、その間で発射された遊技球xを案内する
案内通路14を形成している。そして、ガイドレール1
2の内側に、遊技領域15を区画形成している。また、
内側誘導レール13bの発射端には、発射位置への戻り
球の進入を防止するファール球止め部材16が設けられ
ている。この案内通路14と、遊技領域15とで、遊技
内容と関係する有効作動領域を構成しているものであっ
て、外側誘導レール13a及び該誘導レールから延出し
て遊技領域15を区画するレール部分により、有効作動
領域を区画する作動境界B(図2参照)を形成してい
る。
【0020】さらに、前記ガイドレール12の外周に
は、遊技盤面11上に本発明に係る装飾板35(有効作
動領域を区画する作動境界Bの外側に存する部材)が装
着される。この装飾板35は、図4で示すように、各角
部分に外側コーナー飾り部36a〜36dが設けられて
いる。そしてその内周縁を外側誘導レール13aに沿っ
た円形状としている。また、装飾板35の右側の内周部
分に、過大な発射強度で発射された遊技球x(図5参
照)が遊技領域15の中央位置へ跳ね返るよう配置され
る返しゴム部材37が設けられている。外側コーナー飾
り部36a〜36dには、複数の発光LEDを内蔵する
装飾ランプ部材38が設けられている。
【0021】また、ガイドレール12により区画される
略円形状の遊技領域15には、真鍮製の障害釘、樹脂製
の回転体を有する装飾風車21、金属製の普通風車2
2、外周に樹脂製装飾部材が形成される図柄表示装置2
3、大入賞口の開口部を開閉する可動扉を有する樹脂製
の変動入賞装置24、合成樹脂製の第1種始動口装置2
5等が遊技部品として適宜配置されている。
【0022】一方、前記遊技扉7は、図1に示す様に、
略正方形状の額縁状に形成されると共に遊技機本体2の
開口部4へヒンジ部材を介して取付けられる金属製のガ
ラス枠27と、このガラス枠27に保持される2枚の透
明な外透明板32と、内透明板33とにより構成されて
いる。すなわち、前記ガラス枠27の遊技盤6側には、
図1及び図3に示す様に、二条の収容溝29が内周に形
成される略U字形状の保持枠部30と、この保持枠部3
0の上方開口部分に傾倒して係合する保持枠部30の開
口部分を閉塞する閉塞部31とが設けられている。そし
て、ガラス枠27の保持枠部30に形成された収納溝2
9の各々に透明板32,33を上方から差込んだ後、透
明板32,33の上部を閉塞部31で押さえて保持枠部
30に収容する。このとき、2枚の透明板32,33
は、後方に配置される遊技盤6が透視できるよう、保持
枠部30に対して前後方向に平行状態で保持されてい
る。
【0023】次に本発明の要部につき説明する。上述の
ように遊技盤面11には外側誘導レール13a,内側誘
導レール13b間に形成された案内通路14を有する。
そして従来構成にあっては、案内通路14とサイド飾り
x(図15)の存在により、遊技盤面11の有効装飾領
域が制限されていた。そこで本発明にあっては、装飾板
35の内縁に装飾片部40a,40bを設け、該装飾片
部40a,40bにより案内通路14を含む有効作動領
域を部分的に覆っているものである。
【0024】ここで、図4,5で示す装飾片部40a
は、装飾板35の内縁に一体的に突成したものである。
この装飾片部40aは、その外面を装飾面41とするも
のであり、図中葉っぱ模様が形成されている。そして装
飾片部40aで、案内通路14を覆うこととなる。而し
て、遊技領域15の左側周部に配設される案内通路14
は、装飾片部40aの装飾面41により装飾され、遊技
盤面11の意匠観を向上させることとなる。尚、この装
飾面41は、遊技盤面11に形成された図柄や、周囲の
装飾部材とモチーフを同じとすることにより、遊技盤全
体を統一したモチーフとすることができる。
【0025】図6〜8は、装飾板35の内縁に、脱着可
能に取り付けるようにした装飾片部40bを備えた構成
に係るものである。この装飾片部40bは、装飾板35
と同一材料の他、合成ゴムや、合成樹脂などにより形成
することができ、その表面に葉っぱ模様などが付された
装飾面41が形成される。また、その一端には嵌合部4
2が形成され、該嵌合部42に装飾板35に形成した嵌
着溝44に嵌合する連結突部43を形成している。そし
て該装飾片部40bは、装飾板35に片持ち状に支持さ
れて、案内通路14を覆うこととなる。
【0026】ここで装飾片部40bは、その端縁を、遊
技領域15にまで延出するようにしている。これにより
内側誘導レール13bのすぐ内側も装飾され、さらに装
飾領域が拡張される。
【0027】而して、装飾片部40aと同様に、装飾片
部40bは遊技領域15の左側周部に配設される案内通
路14を部分的に装飾することとなり、遊技盤面11の
意匠観を向上させる。この装飾片部40bは、装飾板3
5に脱着可能となっているから、遊技台を新台に取り替
える場合に、この装飾片部40bを共用することができ
る。この場合には、装飾面41を共用可能なデザインの
ものとすることができる。
【0028】ここで、装飾片部40a,40bの表面に
発発光ダイオードなどの発光素子を配設してもよく、こ
れにより装飾片部40a,40bは電飾部材としての機
能を果たすこととなり、遊技盤面11がさらに多彩とな
って、装飾性が向上する。
【0029】ところで、遊技扉7は遊技機本体2に対し
て閉じられた状態では、遊技盤6と遊技扉7の内透明板
33とが対向する位置となる。このとき、遊技盤面11
の遊技領域15と内透明板33との間は、遊技球xが落
下可能な空間(遊技空間)が形成されるよう設定されて
おり、この遊技空間に対して遊技球xを発射して遊技が
行われる。このとき、遊技盤6に固定されたガイドレー
ル12と内透明板33との間には、遊技球xが通過不可
能な僅かな幅(1〜4mm)の隙間が生じる。
【0030】そこで、装飾片部40a,40bの表面
を、内透明板33の内面に圧接するように、その板厚を
定め、これにより上述の隙間を無くすようにしてもよ
い。
【0031】かかる構成にあって、遊技扉7が閉じられ
たときに、各装飾片部40cの外面が内透明板33に密
着し、内透明板33に圧接する。これにより、保持枠部
30の収容溝29の内側で内透明板33が安定的に保持
されたガタ付きが少ない状態となる。このため、遊技球
xが遊技領域15で、内透明板33に衝突しても、これ
による内透明板33の振動が抑制され、内透明板33と
収容溝39との間で発生する騒音を抑制することができ
る。而して、遊技球xが該内透明板33に直接衝突する
ほかに、ガイドレール12との摩擦音や、各種部材との
衝突音が、内透明板33に伝播しても、その振動が抑止
されており、該内透明板33の振動を媒介とする音が可
及的に抑制される。
【0032】なお、本実施形態の各装飾片部40bは、
透明色又は半透明色の透光性材料を用いることにより、
装飾面41を透過して、案内通路14での遊技球xの送
り状態を確認することができる。ここで、装飾片部は、
遊技扉7の内面に設け、透明板32,33から有効遊技
領域に臨むようにしても良い。
【0033】この構成を図9〜図14に従って説明す
る。図9〜11で示すように、有効遊技領域の左右で、
装飾片部50a,50aが配設される。左側の装飾片部
50aは案内通路14を覆い、右側の装飾片部50aは
遊技領域15の左縁部を覆い、これにより図15のサイ
ド飾りxに代えて、有効遊技領域を装飾している。この
装飾片部50a,50aは、遊技扉7の内透明板33の
周囲で、該遊技扉7の内面に固着され、その装飾面51
を透明板32,33を透過して、視認可能としている。
ここで図12は、内側誘導レール13bに嵌着される円
弧溝53を装飾片部50a(50b)の裏面に形成した
構成であり、これにより、該装飾片部50a(50b)
は、その裏面でも内側誘導レール13bに嵌着されて安
定的に保持されることとなる。
【0034】図13,14は装飾片部が、内部に発光素
子を備え、その装飾面51に電気的に放光する複数の放
光部55を備え、該装飾面51を電飾面とした構成の装
飾片部50b,50bを備えたものである。この装飾片
部50b,50bにより多彩な装飾作用を呈しうること
となる。ここで各発光素子と接続されるリード線56は
装飾扉7の裏面で透明板32,33の周囲へ引き出され
るから、有効作動領域の邪魔となること無く、配線を容
易に施すことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、案内通路及び遊技領域からな
る有効作動領域を区画する作動境界の外側に存する装飾
板等の部材に、作動境界内へ突出する装飾片部を設けた
(請求項1,2)から、装飾片部が有効作動領域内に延
出することとなり、該領域が装飾され、このため、サイ
ド飾りを省略することができる。そしてその省略によ
り、有効作動領域中の、遊技球が実質的に作動可能な領
域を広く確保することができる。
【0036】装飾片部により、内外の誘導レール間の案
内通路の一部又は全体を覆うようにした場合には(請求
項3)、案内通路が装飾片部で被覆され、これにより案
内通路が有効装飾領域となって、遊技盤面上の装飾可能
な領域が拡大する。また、案内通路全体を覆った場合に
は、発射された遊技球が突然、球戻り片により表出する
ので、遊技者に意外性を与えることができる。さらに、
案内通路の上部が装飾片部で覆われているため、遊技球
が遊技扉に設けられた透明板に衝突することはない。ま
た薄い金属帯板で構成される内外の誘導レールは、装飾
片部で被覆されるため、遊技盤面の保守管理に際して、
作業者がレール先端により、手を損傷することも防止さ
れる。
【0037】装飾片部を、遊技領域にまで延出するよう
にした場合には(請求項4)、内側誘導レールのすぐ内
側も装飾され、さらに装飾領域が拡張される。
【0038】装飾片部を、装飾板などの作動境界の外側
に存する部材に一体的に形成した場合には(請求項
5)、装飾片部を別途形成する必要が無く、かつその取
付けも要しない。
【0039】装飾片部を、作動境界の外側に存する部材
に脱着可能に固着するようにした場合には(請求項
6)、取付が簡単であり、かつ配置設計が容易となる。
【0040】装飾片部を、遊技扉の透明板内面に密着さ
せるようにした場合には(請求項7)、遊技扉を閉じた
状態では、装飾片部が透明板に圧接して、透明板が遊び
無く保持されるためその振動が抑止され、透明板を媒介
とした衝突音や、振動音の外部への伝播が防止される。
【0041】さらに、表面に装飾面が形成された装飾片
部を、透明板を透過して、作動境界内に臨むように、遊
技扉の内面に固着した構成にあっては(請求項8)、透
明板の内側に装飾片部を取付たものであるから、新たな
遊技台に入れ替える際にも、この装飾片部を共用するこ
とができる。また、取付も簡単である。
【0042】ここで各構成にあって、装飾片部が、発光
素子を備え、その装飾面を電気的に放光する電飾面とし
た場合には(請求項9)、多彩な装飾作用を呈しうるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態におけるパチンコ遊技機の外観を
示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の遊技盤6を示す正面図である。
【図3】第1実施形態の遊技扉の下部を示す拡大断面図
である。
【図4】本発明の一実施形態に係る装飾片部40aを備
えた装飾板35の正面図である。
【図5】装飾片部40aの部分で切断した要部の横断面
図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る装飾片部40bを備
えた装飾板35の正面図である。
【図7】装飾片部40bの横断面図である。
【図8】装飾片部40bの部分で切断した要部の横断面
図である。
【図9】遊技扉7の内面に装飾片部50a,50aを配
設した構成の実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図で
ある。
【図10】同上の遊技扉7を開放した状態のパチンコ遊
技機の正面図である。
【図11】装飾片部50aを備える遊技扉7の要部を示
し、(イ)は正面から視た斜視図、(ロ)は裏面から視
た斜視図である。
【図12】円弧溝53が裏面に形成された装飾片部50
aを備える遊技扉7の要部を示し、(イ)は正面から視
た斜視図、(ロ)は裏面から視た斜視図である。
【図13】遊技扉7の内面に装飾片部50b,50bを
配設した構成の実施形態を示すパチンコ遊技機の正面図
である。
【図14】同上の遊技扉7を開放した状態のパチンコ遊
技機の正面図である。
【図15】従来構成のパチンコ遊技機の正面図である。
【符号の説明】
2 遊技機本体 6 遊技盤 7 遊技扉 11 遊技盤面 14 案内通路 15 遊技領域 33 内透明板 35 装飾板 40a,40b 装飾片部 41 装飾面 50a,50b 装飾片部 51 装飾面 53 円弧溝 55 放光部 B 作動境界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 知恵 愛知県春日井市桃山町1丁目127番地 マ ルホン工業株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内外の誘導レール間の案内通路を経て、遊
    技球が打ち込まれる遊技領域が形成される遊技盤と、遊
    技盤が付装される遊技機本体に開閉可能に枢支されて、
    遊技領域を透視可能に遮蔽する遊技扉とを備える遊技機
    において、 案内通路及び遊技領域からなる有効作動領域を区画する
    作動境界の外側に存する部材に、作動境界内へ突出する
    装飾片部を設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】案内通路及び遊技領域からなる有効作動領
    域の外側に存する部材が遊技盤面上に配設される装飾板
    であって、該装飾板の内縁に、表面に装飾面が形成され
    た装飾片部を設け、該装飾片部を有効作動領域の内方へ
    延出させたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】装飾片部により、内外の誘導レール間の案
    内通路の一部又は全体を覆うようにした請求項1又は請
    求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】装飾片部を、遊技領域にまで延出するよう
    にした請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技
    機。
  5. 【請求項5】装飾片部を、作動境界の外側に存する部材
    に一体的に形成するようにした請求項1乃至請求項4の
    いずれかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】装飾片部を、作動境界の外側に存する部材
    に脱着可能に固着するようにした請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】装飾片部を、遊技扉の透明板の内面に密着
    させるようにした請求項1乃至請求項6のいずれかに記
    載の遊技機。
  8. 【請求項8】内外の誘導レール間の案内通路を経て、遊
    技球が打ち込まれる遊技領域が形成される遊技盤と、遊
    技盤が付装される遊技機本体に開閉可能に枢支されて、
    遊技領域を透視可能に遮蔽する遊技扉とを備える遊技機
    において、 表面に装飾面が形成された装飾片部を、透明板を透過し
    て、作動境界内に臨むように、遊技扉の内面に固着した
    ことを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】装飾片部が、発光素子を備え、その装飾面
    を電気的に放光する電飾面とした請求項1乃至請求項8
    のいずれかに記載の遊技機。
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