JP2003093289A - 電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機

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JP2003093289A
JP2003093289A JP2001293812A JP2001293812A JP2003093289A JP 2003093289 A JP2003093289 A JP 2003093289A JP 2001293812 A JP2001293812 A JP 2001293812A JP 2001293812 A JP2001293812 A JP 2001293812A JP 2003093289 A JP2003093289 A JP 2003093289A
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suction
air intake
vacuum cleaner
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suction tool
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Hiroshi Nakamoto
博司 仲本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に壁際の塵埃の吸塵性能を向上させた使用
性の高い電気掃除機を提供することを目的とする。 【解決手段】 被掃除面に対して開口した吸込口65を
有するとともに吸込管49に連通する吸込室50を有す
る本体ケ−ス68と、軸部材66と前記軸部材66の軸
方向に設けられた清掃体51bからなり前記吸込室50
に前記軸部材66の両端を回転可能に軸支して設けら
れ、前記吸込室50に流入する吸引風により回転する塵
埃掻き上げ体51を有する吸込具45において、前記本
体ケ−ス68の前方に前記塵埃掻き上げ体51の軸心上
方64から軸心下方63にかけて位置しかつ前方に開口
部67を有する空気取入部56を設けた構成で、壁際の
塵埃の吸塵性能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機の吸込
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は特開平11−155
774号公報に示されたものが一般的であった。以下、
図13を用いて説明する。
【0003】図13において、吸込具1は被掃除面2と
の対向面に開口した吸込口3を有し、本体ケース4の吸
込室内5に、軸部材6とこの軸部材6に軸方向に沿いブ
レード7からなる回転清掃体8が設けられている。吸込
具1後方には吸込管9が設けられている。本体ケース4
前側の前壁10には前記回転清掃体8の軸心より下方に
位置する空気取入部11が左右に2箇所設けられ、この
空気取入部11から流入させた空気12を前記ブレード
7に当てて回転清掃体8を回転させる構成となってい
る。また、本体ケース4の空気取入部11の開口13よ
りも上方の部位14に前記開口13より前方に突出する
突起部15を設け部屋の壁に当接した際に、突起部15
によって壁と空気取入部11の開口13との間に隙間1
6を形成し前記開口13が壁によって塞がれることを防
止でき、壁際の塵埃を吸塵できる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、本体ケース4の空気取入部11の開口13
よりも上方の部位に前記開口13より前方に突出する突
起部15を設け部屋の壁に当接した際に、突起部15に
よって壁と空気取入部11の開口13との間に隙間16
を形成しているが、前記隙間16は非常に小さい物であ
り、前記開口13が壁によって塞がれることを防止でき
るものの、空気取入部11から十分な空気を取り入れる
ことができないため、回転清掃体8の回転数が低下し壁
際の塵埃を十分吸塵できるには至らない構成となってい
る。
【0005】また、十分な空気を取り入れるため前記突
起部15と壁で形成される隙間16を大きくするために
は、突起部15の出代を大きくせねばならず吸込具1自
身が非常に大きな物となり使いづらいものとなる。
【0006】本発明は、以上のような従来の課題を解決
しようとするものであって、特に壁際の塵埃の吸塵性能
を向上させた使用性の高い電気掃除機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被掃除面に対して開口した吸込口を有する
とともに吸込管に連通する吸込室を有する本体ケース
と、軸部材と前記軸部材の軸方向に設けられた清掃体か
らなり前記吸込室に前記軸部材の両端を回転可能に軸支
して設けられ、前記吸込室に流入する吸引風により回転
する塵埃掻き上げ体を有する吸込具において、前記本体
ケースの前方に前記塵埃掻き上げ体の軸心上方から軸心
下方にかけて位置しかつ前方に開口部を有する空気取入
部を設けた構成としたものである。
【0008】上記構成により、本体ケース前方を壁等と
密着された時でも、空気取入部より十分な空気を取り入
れられ、塵埃掻き上げ体に向けて流入できることで、塵
埃掻き上げ体の回転性能を低下させることなく、特に壁
際の塵埃の吸塵性能を向上させた使用性の高い電気掃除
機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機を提供できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
被掃除面に対して開口した吸込口を有するとともに吸込
管に連通する吸込室を有する本体ケースと、軸部材と前
記軸部材の軸方向に設けられた清掃体からなり前記吸込
室に前記軸部材の両端を回転可能に軸支して設けられ、
前記吸込室に流入する吸引風により回転する塵埃掻き上
げ体を有する吸込具において、前記本体ケースの前方に
前記塵埃掻き上げ体の軸心上方から軸心下方にかけて位
置しかつ前方に開口部を有する空気取入部を設けた構成
としたものである。
【0010】上記構成により、本体ケース前方を壁等と
密着された時でも、空気取入部より十分な空気を取り入
れられ、塵埃掻き上げ体に向けて流入できることで、塵
埃掻き上げ体の回転性能を低下させることなく、特に壁
際の塵埃の吸塵性能を向上させた使用性の高い電気掃除
機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機を提供できる。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、本体ケー
ス前方を壁等と密着された時、壁と空気取入部で空気を
流入させる凹溝状の流路を形成するもので、本体ケース
前方を壁等と密着された時でも、空気取入部より十分な
空気を取り入れられ、塵埃掻き上げ体に向けて流入でき
ることで、塵埃掻き上げ体の回転性能を低下させること
なく、特に壁際の塵埃の吸塵性能を向上させた使用性の
高い電気掃除機用吸込具及びそれを用いた電気掃除機を
提供できる。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、空気取入
部を本体ケースの両端部近傍に設けたもので、吸込具幅
の壁際の塵埃を効率よく吸塵できる。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、塵埃掻き
上げ体の軸心に対し、空気取入部の面積を下方側より上
方側を小さくしたもので、大半の空気が軸心より下方側
の空気取入部に流れるため、壁際以外の場所においても
塵埃掻き上げ体の回転数を低下させることがない。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、空気取入
部の上方側の最外端を下方側の最外端に合わせて形成し
たもので、空気取入部を空気がスムースに流れため、壁
際においても、塵埃掻き上げ体の回転数を低下させるこ
とがなく、壁際の塵埃を効率よく吸塵できる。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、塵埃掻き
上げ体の軸心を境に、空気取入部は下方側から上方側に
向かうに従い徐々に面積を小さくしたもので、壁に吸込
具を当接した際に、空気取入部から流入する空気が急激
に絞られて流速が早まることがないため静かな吸込具を
提供できる。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、本体ケー
ス前側の空気取入部を3箇所以上吸込具幅に対して略均
等位置に設けたので、壁に吸込具を当接した際に、壁際
の塵埃を均等に吸塵でき、特に吸込具前面中央部の吸い
残しがない。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、空気取入
部を本体ケース前方に3箇所以上設けた吸込具におい
て、本体ケース中央部の空気取入部を前記本体ケース両
端部の空気取入部よりも小さくしたので、壁に吸込具を
当接した際に、通常中央部の空気取入部の空気流入量は
開口面積が他の空気取入部と同じであれば、吸込管に距
離が近い分多くなるが、両端部の空気取入部の開口面積
よりも小さくしているため、空気流入量は均一化される
ことにより壁際の塵埃を均等に効率よく吸塵できる。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、吸引力を
発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と前記電動送
風機の吸引側と連通する請求項1〜8のいずれか1項に
記載の吸込具を備えた電気掃除機で、座布団等で吸込具
の吸込口を塞がれた場合でも、塵埃掻き上げ体の軸心を
境に下方側の空気取入部は塞がれるが、軸心を境に上方
側の空気取入部は塞がれることがないため冷却用の空気
を取り入れることができ、電動送風機の巻線加熱による
故障を未然に防止できる。
【0019】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例
を、図1〜図4を用いて説明する。
【0020】図1において、電気掃除機59の本体前方
の接続口60にホース61の一端が接続され他端には延
長管62が接続されている。延長管62の前方には吸込
具45の吸込管49が接続されている。前記本体59内
には電動送風機(図示せず)及び集塵室(図示せず)が
設けられ、前記電動送風機の吸引により前記吸込具45
から塵埃を吸込み前記集塵室に塵埃を捕集させる。
【0021】図2〜図4において、吸込具45について
説明する。吸込具45は吸込具本体上46、吸込具本体
中47、吸込具本体下48からなるから構成し、吸込具
本体上46と吸込具本体下48から吸込具45の外郭で
ある本体ケース68を形成している。吸込具45後方に
は吸込具本体上46と吸込具本体下48で吸込管49が
傾動可能に挟持されている。
【0022】吸込具45前方には被掃除面に対して開口
した吸込口65を有し、前記吸込口65に連通する吸込
室50を形成し、この吸込室50は吸込管49と連通し
ている。また、吸込室50内には清掃体である回転ブラ
シ51bと効率よく受風するために回転軸方向に延びる
帯状のブレード51aを軸部材66に設けた塵埃掻き上
げ体51を回転自在に配している。
【0023】また吸込具45の本体ケース68の前方
に、塵埃掻き上げ体51の軸心69に対して、軸心上方
64から下方63にかけて位置するとともに、前方に向
け開口した開口部67を有し、前記塵埃掻き上げ体51
に向けて空気55を流入させる空気取入部56を設けら
れている。
【0024】上記構成による作用は以下の通りである。
壁57に吸込具45を当接した際に、壁と空気取入部5
6で空気を流入させる凹溝状の流路を形成するもので、
本体ケース68前方を壁等と密着された時でも、空気取
入部56より十分な空気を取り入れられ、塵埃掻き上げ
体51に向けて流入できることで、塵埃掻き上げ体51
の回転性能を低下させることなく、特に壁際の塵埃の吸
塵性能を向上させ、空気55を前記塵埃掻き上げ体51
に当てて回転させる構成としたので、空気取入部56か
ら十分な空気を取り入れることができ、前記塵埃掻き上
げ体51の回転数を低下させることなく塵埃を効率よく
吸塵できる。
【0025】(実施例2)次に本発明の第2の実施例
を、図2、図5を用いて説明する。なお上記第1の実施
例と同一構成部品については同一符号を付して、その説
明を省略する。
【0026】空気取入部56は塵埃掻き上げ体51の軸
心69に対して軸心下方側63から軸心上方側64に向
かうに従い徐々に開口面積および壁57に吸込具45を
当接した際に、壁と空気取入部56で空気を流入させる
凹溝状の流路面積、いわゆる通路面積を小さくした構成
である。
【0027】上記構成による作用は以下の通りである。
壁57に吸込具45を当接した際に、空気取入部56か
ら流入する空気55が急激に絞られて流速が早まること
がないため静かな吸込具45を提供でき、さらに吸込具
45幅の最外端から塵埃を効率よく吸塵できる。また、
空気取入部56の上方側の最外端56aを下方側の最外
端56bに合わせて形成してあるため、空気取入部56
を空気がスムースに流れため、壁際においても、塵埃掻
き上げ体の回転数を低下させることがなく、壁際の塵埃
を効率よく吸塵できる。
【0028】(実施例3)次に本発明の第3の実施例
を、図6を用いて説明する。なお上記第1〜2の実施例
と同一構成部品については同一符号を付して、その説明
を省略する。
【0029】吸込具45前側の空気取入部56を3箇所
以上吸込具45幅に対して略均等位置に設け、さらに中
央部の空気取入部58の通路面積を両端部の空気取入部
56の通路面積をより小さくした構成である。
【0030】上記構成による作用は以下の通りである。
吸込具45中央部の空気取入部58を両端部の空気取入
部56よりも小さくしたので、壁57に吸込具45を当
接した際に、通常中央部の空気取入部58の空気流入量
は通路面積が他の空気取入部56と同じであれば、吸込
管49に距離が近い分多くなるが、両端部の空気取入部
56の開口面積よりも小さくしているため、空気流入量
は均一化されることにより壁際の塵埃を均等に効率よく
吸塵でき吸い残しがない。また、空気取入部56を本体
ケース68の両端部近傍に設けているため、吸込具49
の幅の壁際の塵埃を効率よく吸塵できる。
【0031】(実施例4)次に本発明の第4の実施例
を、図7〜図12を用いて説明する。なお上記第1〜3
の実施例と同一構成部品については同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0032】図7〜図9において、掃除機本体(以下、
本体と称す)17内の下部には吸引力を発生する電動送
風機20が配される電動送風機室21が設けられ、電動
送風機室21の上部には電動送風機20の吸引力が作用
する集塵室19が設けられており、集塵室19内には塵
埃を溜める集塵袋18が装着される。本体17内で、集
塵室19の上方には電源コードを巻回したコードリール
22が設けられている。電動送風機室21内の電動送風
機20はファン部とモータ部から構成されており、集塵
室19側のファン防振ゴム23が取りつけられ、電動送
風機20下側のモータ部は通気性を有する防音板24で
覆われ、さらに、防音版24の周囲は側面に開口部を有
する防音筒25で覆われている。
【0033】本体17の外郭は上下方向を分割面として
左右に分割される構成であり、上下方向に分割面を有す
る左ケース30、右ケース31と集塵室19の開口部を
開閉自在に覆う集塵蓋32から構成している。本体17
の上部には把手26を回動自在に取りつけられている。
把手26の一端側には回動部26aを設け、2つのケー
ス30、31で回動部26aを挟持すると共に、ボルト
27、ナット28、ワッシャ29で2つのケース30、
31の間に回動部26aが回動自在に取りつけられる。
【0034】前記集塵室19は側方を開口したケース体
からなり、この集塵室19内には通気性を有する集塵袋
18が装着される。また、パッキン33が集塵室19の
ケース体の開口部外周に配置され、左ケース30の側面
に設けた開口部と集塵室19のケース体の開口部とが対
向するように配置すると、パッキン33により左ケース
30の側面に設けた開口部内周と集塵室19のケース体
の開口部外周との間の気密性を確保し、また、パッキン
33のリップ部33aが左ケース30の開口部に臨み、
集塵蓋32で左ケース30の開口部を覆うと、集塵蓋3
2の裏面側に設けたリブ32aに当接し、集塵蓋32と
集塵室19との気密性を確保するようにしている。さら
に、前記集塵室19の底面には通気孔を設け、電動送風
機20による吸引作用が集塵室19内に作用するように
している。
【0035】集塵室19のケース体の側面と右ケース3
1の内面との間に空間部(通路)35を形成し、防音筒
25の開口部から流出する電動送風機20の排気34が
上記通路35を流れ、下方から上方に移動するようにし
ている。また、右ケース31の通路35側面には排気口
46が設けられ、排気口46の内面にフィルター47が
配設されている。
【0036】前記集塵室19の側面には筒状の吸気口3
5が固定され、二股に分岐する分岐管36が吸気口35
に接続されている。分岐管36は本体17後方へ開口し
た分岐口37と下方に開口した分岐口38を有してお
り、分岐口37は本体17の側面より外方に突出してお
り、しかも分岐口37の突出部分は、本体17に軸回動
可能に取りつけた蓋39により覆われており、蓋39の
裏面には分岐管36の分岐口37を開閉させる栓40が
設けられている。
【0037】前記左ケース30及び右ケース31の後方
にはホース44を保持固定させる掛け部17aが設けら
れている。
【0038】また左ケース30及び右ケース31の下方
には吸気連通管41が保持固定され、左ケース30と右
ケース31で形成される、上下方向に延びる吸気通路4
2と連通し、さらに吸気通路42は、前記分岐管36の
分岐口38と連通している。吸気連通管41は吸込具4
5に接続される構成である。
【0039】前記左ケース30の集塵室19上部側の側
面には通路35からの排気34を排出させる排気口43
を有し、ホース44の一端と着脱自在に接続している。
なお、排気34を流す通路35と吸気通路42とは本体
17内で仕切られており、吸気と排気とが混じり合わな
いようにしている。
【0040】図10〜図12において、吸込具45につ
いて説明する。吸込具45は吸込具本体上46、吸込具
本体中47、吸込具本体下48から構成し、吸込具本体
上46と吸込具本体下48から吸込具45の外郭を形成
している。吸込具45後方には吸込具本体上46と吸込
具本体下48で吸込管49が傾動可能に挟持されてい
る。吸込管49は本体17の下部に設けた吸気連通管4
1に接続される。吸込具45前方には被掃除面に対して
開口した吸込室50を形成し、この吸込室50は吸込管
49と連通している。また、吸込室50内には塵埃掻き
上げ体の一種である塵埃掻き上げ体51を回転自在に配
している。吸込具45の吸込室50を形成した部分、す
なわち吸込部における吸込具45の外郭の平面形状は横
長形状をしており、前後方向(吸込具45を移動操作す
る方向)に短く左右方向に長い形状をしている。
【0041】吸込具本体上46の外郭側面には、本体1
7の排気口43に接続されたホース44の先端を着脱自
在に接続する接続口52が設けられ、吸込具本体上46
と吸込具本体中47とで形成された中空通路53と連通
している。この中空通路53を形成する部分は吸込室5
0の上方だけであり、さらに吸込具本体中47には吸込
室50内に排気を吹き出す吹出口54が設けられてい
る。吹出口54は吸込室50内の塵埃掻き上げ体51に
排気を吹き付け、回転ブラシ51に排気風による回転力
を与えるようにしている。回転ブラシ51には排気風を
効率よく受風するために回転軸方向に延びる帯状のブレ
ード51aを設けている。
【0042】吸込具45の前部に前記塵埃掻き上げ体5
1の軸心上方側64から下方側63にかけて位置すると
ともに前側に開口し前記塵埃掻き上げ体51に向けて空
気55を流入させる空気取入部56が設けられている。
【0043】上記構成による作用は以下の通りである。
座布団等で吸込具45の吸込室50を塞がれた場合でも
塵埃掻き上げ体51の軸心を境に下方側63の空気取入
部は塞がれるが、軸心を境に上方側64の空気取入部は
塞がれることがないため冷却用の空気55を取り入れる
事ができ、故障を未然に防止できる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、壁に吸込具を当接した
際に、壁際の塵埃を効率よく吸塵でき、特に吸込具前面
の吸い残しがない使用性の高い電気掃除機用吸込具及び
それを用いた電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の斜視
【図2】同吸込具の縦断面図
【図3】同吸込具の下面図
【図4】同吸込具の正面図
【図5】本発明の第2の実施例を示す吸込具の正面図
【図6】本発明の第3の実施例を示す吸込具の下面図
【図7】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の一部
破断側面図
【図8】同電気掃除機の分解斜視図
【図9】図1のA−A断面図
【図10】同吸込具の平面図
【図11】図4のB−B断面図
【図12】図4のC−C断面図
【図13】従来の電気掃除機の全体断面図
【符号の説明】
45 吸込具 49 吸込管 50 吸込室 51 塵埃掻き上げ体 51a ブレード 51b 清掃体 56 空気取入部 63 軸心下方 64 軸心上方 66 軸部材 67 開口部 68 本体ケース

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被掃除面に対して開口した吸込口を有す
    るとともに吸込管に連通する吸込室を有する本体ケース
    と、軸部材と前記軸部材の軸方向に設けられた清掃体か
    らなり前記吸込室に前記軸部材の両端を回転可能に軸支
    して設けられ、前記吸込室に流入する吸引風により回転
    する塵埃掻き上げ体を有する吸込具において、前記本体
    ケースの前方に前記塵埃掻き上げ体の軸心上方から軸心
    下方にかけて位置しかつ前方に開口部を有する空気取入
    部を設けた電気掃除機用吸込具。
  2. 【請求項2】 本体ケース前方を壁等と密着された時、
    壁と空気取入部で空気を流入させる凹溝状の流路を形成
    する請求項1記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 【請求項3】 空気取入部を本体ケースの両端部近傍に
    設けた請求項1または2記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 【請求項4】 塵埃掻き上げ体の軸心に対し、空気取入
    部の面積を下方側より上方側を小さくした請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。
  5. 【請求項5】 空気取入部の上方側の最外端を下方側の
    最外端に合わせて形成した請求項4記載の電気掃除機用
    吸込具。
  6. 【請求項6】 塵埃掻き上げ体の軸心を境に、空気取入
    部は下方側から上方側に向かうに従い徐々に面積を小さ
    くした請求項4または5記載の電気掃除機用吸込具。
  7. 【請求項7】 本体ケース前側の空気取入部を3箇所以
    上吸込具幅に対して略均等位置に設けた請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の電気掃除機用吸込具。
  8. 【請求項8】 空気取入部を本体ケース前方に3箇所以
    上設けた吸込具において、本体ケース中央部の空気取入
    部を前記本体ケース両端部の空気取入部よりも小さくし
    た請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除機用吸
    込具。
  9. 【請求項9】 吸引力を発生する電動送風機を内蔵する
    掃除機本体と前記電動送風機の吸引側と連通する請求項
    1〜8のいずれか1項に記載の吸込具を備えた電気掃除
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008086550A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機用吸込具およびそれを用いた電気掃除機
CN114380046A (zh) * 2022-03-01 2022-04-22 重庆智博粉末冶金有限公司 一种用于导管压制收料的夹持联动机构

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