JP2003093109A - 靴の紐を締めるための引張り具 - Google Patents

靴の紐を締めるための引張り具

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T24/37Drawstring, laced-fastener, or separate essential cooperating device therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】靴底に配置し、構造が簡単コンパクトで安全
性、生産性、操作性の良い、靴底を締めるための引張り
具を提供すること。 【解決手段】スライダー22と引張りレバー9と固定部
材39から成る靴紐を締めるための引張り具で、機能的
安全性を有し、簡単な構成からなる。スライダー22を
固定するガイド37は二つの分枝部を有し、スライダー
22は係止面を有し、固定部材39はスライダー22を
後方の差込位置まで動かすことが可能な係合部41を有
する。さらにスライダー22はガイド部を有し、固定部
材39の係合部41は、ガイド37内と係合して、ガイ
ド37の前方分枝部への移動に適した位置へと移動させ
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は靴の紐を締めるた
めの引張り具に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明は、靴の紐を締めるための引張
り具であるが、以下のような引張り具が存在する。靴の
下部構造の後方部分に収納部材を有し、靴の縦方向にス
ライド可能な収納部材に設けられた後方に突出する作動
部を有するスライダーを備えている。さらに収納部材を
取り囲む態様で引張りレバーを備え、引張りレバーは上
下に動くように前方端部に取り付けられる。レバーは、
靴を履いたとき、足のかかとで押し下げることができ、
スライダーが後方の差込位置にある押下状態において、
スライダーとロック状態となり、スライダーを前方に移
動させることによってロックを解除することができ、引
張りレバーの下側には、固定部材の上端部を案内するガ
イドが設けられており、一方、固定部材の下端部は、靴
紐締め引張り部材と共に作動すると共に、縦方向のガイ
ドに案内され、固定部材は、バネ部材によって、前方と
上方に動くようにその方向にあらかじめ引っ張られてい
る。
【0003】この種の器具はドイツ特許DE 36 29 292
に記載されている。この特許公報は、各々、一段階ある
いは二段階で開く靴紐締め引張り部材の2つの実施例を
開示している。固定部材を形成するために、靴紐締め引
張り部材の2段階開放式器具はレバー部材を具備し、こ
のレバー部材は、相互にかつ引張りレバーと連結する二
つのレバーからなり、二つのレバーは関節結合してい
る。このレバー部材は、引っ張り位置において伸張し、
スライダーによって可動する端止部方向に引っ張りバネ
の作用によって引っ張られている。可動な端止部の幾分
か離れた後方に、固定された端止部がある。可動する端
止部をロック解除する間、該レバー部材は、開放運動の
第1段階を行うために、第一端止部へと押し進められ
る。その後、開放運動の第2段階を行うために、第2のバ
ネにより、レバー部材は締められた位置へと動かされ
る。この知られた装置は大変高価でありながら、機能的
においてあまり信頼できるものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに基づき、本発明
の目的は、序論で述べたタイプの装置を、簡単で経済的
な手段を用いて改良し、しかも2段階レバー部材や第2
バネをなくしたにもかかわらず、靴紐締め引張り部材の
2段階開放動作を実現することである。引張りレバーの
ガイド、すなわち一体的な一片レバーである固定部材の
上端部に連携した該ガイドが、互いに関係しながら、斜
めに配置された2つの分枝部を有し、スライダーは係止
面を有し、そして固定部材は、引張りレバーが押し下げ
られたとき、該係止面に係合する係合要素を有する。そ
の結果、スライダーは後方にスライド可能となり、引張
りレバーの差込装置に連携した後方差込位置に至る。そ
して、スライダーはリンクタイプのガイド部材を有し、
このガイド部材は前方に開放されている。一方、固定部
材は係合要素を有し、 この係合要素は、スライダーを
前方に動かすことにより、引張りレバーが押し下げられ
たとき、該ガイド部材と係合する。このような動きによ
って、引張りレバーの傾斜ガイドと係合する係合要素
は、引張りレバーの傾斜ガイドの前方分枝内へと移動す
るのに好ましい位置へと動くことが可能になる。
【0005】このような手段は、一体的な固定部材とバ
ネからなる簡単でコンパクトな構造を有益に提供し、比
較的少ない数の構成要素のため、良質な機能の安全性に
加え、簡単な生産性と取り付けを保障する。このように
して、この発明に基づく器具装置は従来技術の欠点を完
全に克服するのである。
【0006】好ましい実施態様と有用な改良点は、後に
記載する請求項に示される。この器具においては、引張
りレバーのガイドに係合する固定部材の係合要素が、さ
らに、係止面とスライダーのガイドの接続部とも係合し
得るように構成されているので、追加の係合要素が必要
なくなる。その結果、特に簡単でコンパクトな構造が得
られる。さらに、この手段は、固定部材の下端部と連携
した縦方向のガイドを形成するスロットを備えた側壁を
構成するスライダーを有し、該スロットへと導かれる固
定部材の側面のピンを伴い、靴紐締め部材が該ピンに取
り付けられる。固定部材を可動なスライダー(スライダ
ーは、側壁を有する収納部材に設けることが好ましい)
に取り付けたことで、特に良好な機能的安全性を高め、
本願発明の引張り具を靴に挿入することを容易にする。
引張りレバーが差込爪によってヒンジ係合する突出舌片
を収納部材に設けることが好ましい。収納部材に引張り
レバーを配置することで、簡単な方法で、正確で機能的
に安全な手段を可能にし、同時に完全に前もって組立て
られた器具を提供できる。この発明に基づく器具は、こ
うして、あらかじめ組立てられた器具として、必要な靴
に挿入することができる。これら手段を含むさらに有益
な態様と好ましい改良は、従属する請求項に記載されて
おり、図面を参照して記載する以下の説明欄において説
明される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1と2に示される靴1は、長され
たスリットを有する足の甲の部分を取り囲むストラップ
2を有する。靴紐締め引張り部材3はストラップ2の側端
部の各部分に作用する。これらは押圧しても比較的硬く
て曲がらないプラスチックリボンで良く、そのようなプ
ラスチックリボンは押したり引いたりする要素として動
作し得るのである。靴紐締め引張り部材3はストラップ
に構成される紐孔にかけることのできるフックを構成す
ることができる。都合の良いことに、ストラップ2の各
側はいくつかの紐孔を有する。これによって、ストラッ
プ2と側部の靴紐締め引張り部材3によって形成される靴
紐締め引張り部材全体の望ましい引張りを調整すること
が可能になる。
【0008】靴紐締め引張り部材3はストラップ2の底面
部に作用し、一方、靴に設けられた各溝に配設されてい
るので、靴紐締め引張り部材3は外側からは見えない。
靴紐締め引張り部材3を動かすことによって、ストラッ
プ2は、図1の靴が閉じられている引張り状態から、図2
の緩められた状態まで動かすことができ、その緩められ
た状態で、靴1の延長スリットは開き、靴の脱ぎ履きが
できるようになる。引張り状態において、ストラップ2
は、縫い付けられた部分などによって、靴に具備された
関連する端止部4に対して静止状態となり、該端止部4が
引張り状態においてストラップ2が正確な位置を保てる
ように確保する。
【0009】機構8は、靴1の下部構造の底面5とかかと6
からなる後方部分に組み込まれていて、引張りバネ7を
有し、靴紐締め引張り部材3を作動するために具備され
ている。靴を履いたとき、該機構8は足のかかとで押し
下げられる引張りレバー9によって引き締められ、外部
から作動できる押し作動部10によってその状態は解除さ
れ得る。該押し作動部10は靴の下部構造に構成される空
間11へと繋がる溝12に設置され、機構8へと関連する。
該溝12は、かかと6の後部に出口を持ち、示された実施
例で、この位置は開かれた状態であるが、しかしこれは
膜かそれに準ずるものによって覆われることも可能であ
る。
【0010】図3から9は、以下に詳しく記している機構
8の詳細を示したものである。
【0011】機構8は、図3に図示され、実用的な適用に
おいて、取付けのキャリアとしての役割を持つ収容部13
を有し、該機構8は空間11に挿入可能である。該収納部
材13はいわば長細い凹みである窪み14を構成するフロア
15を構成し、該フロア15の範囲を定めている2つの側壁1
6を備え、2つの側壁16がU字の橋で連結され、そしてそ
の上部から、舌片18が微妙に下向きの角度に突き出てい
る。それは図1と2に記されている。空間11は、よって舌
片18に連携する突出部を有する。図1と2に表されるよう
に、靴1の中底19は突出部を含む空間11に連携したセク
ション20を構成する。前端部において、舌片18は軸20に
よって横切られた窓19を構成し、そこへ図6と7の既に述
べられた引張りレバー9が収容できる。
【0012】収納部材13の側壁16の部分において、縦方
向のガイド21を形成する溝が具備され、その溝に図4と5
に示されるようにスライダー22が収容される。図4に最
もはっきりと示されるように、スライダー22はだいたい
U字形状のフレーム23を構成し、そこから既に述べられ
た押し作動部10を形成する突出部が後方に突出し、該U
字型フレーム23は収納部材の連携した縦方向のガイド21
に挿入できる側面のガイドビーズ24を構成する。端止部
と反対側の端止部は、スライダーの動きの範囲を定める
ため、スライダー22上とその収納部材13上に具備され
る。
【0013】図5に示されるように、U字型フレーム23
の各側壁25は縦方向のガイドを形成するためのガイドス
ロット26を構成し、該ガイドスロットの前方のセクショ
ン26aは、微妙に上向き方向に傾斜するように形成され
ている。残りのガイドスロットはガイドに対してほぼ平
行である。この範囲において、上向きに開かれた挿入ス
ロット27が具備される。側壁25の前方の端部分におい
て、しかもその上方の隅の部分において、該側壁25は後
方に向かって上向きに傾斜した係止面28を構成し、そし
て支持面29が該係止面28の下側に配置され、該支持面29
は実施例に示されるようにほぼ水平になっている。係止
面28と支持面29の間に配置されているのは、リンクタイ
プのガイド部材30であり、これは前方に向かって開かれ
た切欠部によって形成されている。該ガイド部材30の上
方への制限は、係止面28に対応して接していて、その一
方、該ガイド部材30の下方への制限は支持面29に接す
る。
【0014】U字型フレーム23の後方橋部の裏部分にお
いて、押し作動部10を形成する突出部は、開放部31を構
成し、その側部の面は各々連携した側部の面の前半分を
ほぼ横切るだけに延長された差込歯32を構成する。よっ
て、開放部31の後半分はいかなる差込歯をも構成しな
い。差込歯32は図1の引張り状態で、引張りレバー9をロ
ックするために使う。
【0015】図6と7により詳しく示される引張りレバー
9は、前方の端部分で、収納部材13の舌片18の軸20にロ
ックすることができる差込爪33を構成し、その事によっ
て引張りレバー9のヒンジ付け手段を具備する。後方の
先端部分において、引張りレバー9はバネの下方に突出
している2つの脚部34を構成し、該脚部34は横方向へ突
出している差込歯35を構成する。これは図7によりはっ
きりと示される。このようにして、引張りレバー9はス
ライダー22上の差込歯32に係合するようになり、これは
すでに上記で記された如くである。その底面において
は、引張りレバー9は下方に突出している2つの平行スト
ラップ36を構成し、該ストラップはガイドスロット37を
構成している。これらのガイドスロット37はU字型に曲
げられており、従って、前方と後方に向かって2つの分
枝部37a, 37bが形成されている。後方の分枝部37bは、
後方から前方にかけてほんの少しだけ傾斜している前方
分枝部37aよりも、ちょっと急角度に配置されている。
前方の分枝部37aの部分において、ガイドスロット37は
底に向いて開かれている挿入スロット38を構成してい
る。
【0016】引張りレバー9は、図8と9の固定部材39に
よってスライダー22に接続される。これによって、固定
部材39の上端部は、引張りレバー上のガイドスロット37
に係合するようになり、同時に該固定部材39の端部がス
ライド上にあるガイドスロット26に係合するようにな
る。これによって、固定部材39の下端部はスライド上の
側壁25の間に挿入され、同時に該固定部材39の上端部は
引張りレバー上のストラップ36の間に挿入される。その
下端部において、該固定部材39は横方向に突出している
ガイドピン40を構成しており、スライドのガイドスロッ
ト26と連携し、同時にその上端部においては、図8,9の
右に見られるように、該固定部材39は引張りレバー上に
あるガイドスロット37と連携する横方向に突出したガイ
ドピン41を有する。ガイドピン40,41は、それぞれ挿入
スロット27と38を通って、連携したガイドスロット26と
37にそれぞれ挿入される。そのピンの直径はスロットの
幅にほぼ一致する。ピンの基盤部分において、固定部材
の幅はスライダー上の側壁25のすき間にほぼ一致し、一
方で引張りレバー上では、ストラップ36のものと一致す
る。
【0017】固定部材39の下端部において、紐孔42は上
部のガイドピン41と反対側の下側のガイドピン40側に具
備され、該紐孔42は上部と下部のガイドピン40,41の間
をつないだラインの下に配置される。上記で述べられた
引張りバネ7は該紐孔42の中に引っ掛けられる。それら
の外側の縁において、下部ガイドピン40はとがった端フ
ランジ43を構成する。このようにして、下部ガイドピン
40の部分に取り付けられる靴紐締め引張り部材3で、そ
の部分がスライドの側壁25から飛び出ているようになっ
ているものは、安定したものとなる。図8の下に示され
るように、該靴紐締め引張り部材3はリング44を具備す
ることもできる。こうして部材3は十分に引っ張られ
て、連携した端フランジ43側をも動かされる。
【0018】図10は、発明に基づく器具を、取り付けら
れた状態で示している。ヒンジ回動可能となるようにし
ておくために、引張りレバー9の差込爪33は、収納部材1
3の舌片18の軸20に係合するようになっている。この態
様において、窓19の後方縁は爪33の後方と調和して作動
する端止部19aの縁を形成する。結果的に、該爪33は、
ほぼ垂直な位置でしか、掛けたり外したりすることがで
きず、操作範囲に相当する角度の範囲においては掛ける
ことも外すこともできない。爪33の後方部は実際的に、
差込窪みに関連して同軸的に配置されている。スライダ
ー22のガイドビーズ24は、収納部材上のガイド溝21に係
合するようになっている。端止部を形成するために、下
部突出部45は、スライダー22のU字型フレーム23の後方
橋の下方に突出しており、その該突出部45が長細い凹み
14の中に突出し、長細い凹みの後方の端と作用しあうよ
うになる。一方、スライダー22のU字型フレームの側壁
25の前方端部は、図3に示すように、収納部材13の端止
面46と作用しあい、該端止面46は側部の面25まで横断す
るように伸びている。
【0019】引張りレバー9の長さは以下に示すような
ものである。:バネの脚部34の差込歯35は後端部に具備
され、スライダー22の後方端止部の位置でスライダーの
上の差込歯32に係合されることができ、しかもスライダ
ー22の前方端止部の位置においては、引張りレバーの上
の差込歯35はそのように係合しなくて、スライダーの開
放部31の後方半分に存在し、その後方半分はいかなる差
込歯35をも有しない。スライダー22が前方端止部の位置
にある時、スライダー22上にある側壁25の前方端部は、
収納部材上の関連する支持側面47によって収納部材上の
側面に置かれる。該支持側面47は図3に示されている。
側壁25は支持側面47と関連する拡大部48を構成すること
ができる。該拡大部48は図4に示されている。
【0020】引張りレバー9とスライダー22は固定部材3
9によって連結されている。これにより、上記で既に説
明のとおり、下部のガイドピン40はスライダー上のガイ
ドスロット26を通って移動し、一方、上部のガイドピン
41は引張りレバー9上のガイドスロット37を通って移動
する。ガイドスロット26、37の配置は、引張りレバー9
の上げられたスタンバイ状態にあっても、これは図10に
図示されているが、固定部材39が前方に傾くようにな
る。いずれの場合にも、連携した靴紐締め引張り部材3
のリング44は、下部ガイドピン40の端部に収容され、該
端部はスライダー22の側壁25を突き出るようになってい
る。引張りバネ7の後方端部は固定部材39の紐孔42に引
っ掛けられている。該引張りバネ7の前方端部は収納部
材13の前方横断橋部に配置されたフック49に引っ掛けら
れている。
【0021】紐孔42の位置が理由で、引張りバネ7によ
って引き起こされる動作(カーブした矢印で示されてい
る)の結果、固定部材39は下部ガイドピン40からなる軸
にかけられて、ヒンジ回動し前に引かれる。このような
方法によって、下部のガイドピンは、関連するガイドス
ロット26の前方端部に対して静止する。一方、上部のガ
イドピン41は関連するガイドスロット37の後方端部に対
して静止する。このようにして、バネ7の引張り力もま
た、スライダー22に移され、従って前方に動かされ、前
方ストップ端位置に至る。ここで、すでに上記で述べた
ように、スライダー上の側壁25の前方端部は収納部材の
端止面46に対して静止する。固定部材39の回動運動の結
果として、引張りレバー9の後方端部は、上向きに回動
し、図10のスタンバイ状態をもたらす。
【0022】機構8のこの状態は、それぞれの靴が履か
れたときの初期的状態である。靴が履かれたとき、ある
いは足が靴の中に押し入れられたとき、靴に挿入された
足のかかとが引張りレバー9を押し下げる。初めうち
は、上述の通り、バネの後方脚部34はスライダー上の開
放部31の後方部と係合し、該後方部は差込歯を構成せ
ず、そのためロックされない。これは図11の左側に示さ
れる。引張りレバー9のこのような動作の間に、固定部
材39は図10の矢印の方向と逆に動かされる。このプロセ
ス間に、下部のガイドピン40は、ガイドスロット26によ
って形成される縦方向のガイドに沿って、後部に動く。
これは縦方向のガイド26の前方部26aの上記で説明した
上方への傾きによって促進される。固定部材39の下部の
この動きの結果、該固定部材39に引っ掛けられたバネ7
は引張り状態となる。
【0023】図12に図示する、前もって引っ張られてい
る端位置に、機構が達する直前に、固定部材39の端位置
が完全にスライダー22に埋め込まれ、上部ガイドピン41
の端部は、この端部は引張りレバー9の側面ストラップ3
6に突き出ているのだが、図11の右に示されるように、
スライダー上の傾斜した係止面に対して静止する。この
結果、スライダー22は、この時点までいた前方端止位置
から、後方端止位置に戻される。この動きの結果、スラ
イダー22上の差込歯32と引張りレバー上の差込歯35との
間に相互係合があり、これは図12に示された通りであ
る。この差込係合の結果、引張りレバー9とそれに付随
する機構8全体は、バネ7の引張り作用に反対してロック
される。このような配置により、固定部材39は下部の端
位置になる。図12にさらに示されるように、前方のガイ
ドピン41の側面端部は、スライダー22の側壁25の前方端
部に具備される支持面29に対して静止する。
【0024】引張りレバー9が押し下げられたとき、下
部ガイドピン 40は図10と12に示される下部ガイドピン
の位置間の違いに対応する距離sを移動する。下部のガ
イドピン40に取り付けてある靴紐締め引張り部材3は、
sと同じ距離だけ引っ張られる。このようにして、該靴
紐締め引張り部材3に取り付けられているストラップ2
は、図2の緩められた位置から、図1の張り状態に移動さ
せられるが、この引張り位置においてはそれぞれの靴1
はしっかりと安定している。
【0025】靴1脱ぐために、靴紐締め引張り部材は緩
められる。これによって、押し作動部10は図2の位置に
動かされる。図13と14に示されるように、結果的に、取
り付けられたスライダー22もまた、解除すために、引張
りレバー上の差込歯35とスライダー上の差込歯32から十
分遠ざけるように前に動かされ、そのようにして機構を
解放する事ができる。同時に、上部ガイドピン41の側面
端部が支持面29から離され、隣接するガイド部材30の中
に向かい、このガイド部材30はスライダー22上に位置す
るが、後方部に向かって、下向きに傾斜する。これは図
14の右にさらに示されている。スライダー22の前方運動
の結果、固定部材39の上部ガイドピン41は、このガイド
ピン41は引張りレバー上のガイド37の後方分枝部37bと
同時に係合しているが、下向きに動かされる。ガイド部
材30の深さは、上部ガイドピン41が後方に傾斜した後方
分枝部37bと、引張りレバー上のガイド37の前方に傾け
られた前方分枝部37aとの間の移行部分に動かされるほ
どであり、それは図15に示されている。この位置に達す
るや否や、固定部材39の上部ガイドピン41は、引張りレ
バー9上のガイドの前方分枝部37aへと動く。この動作の
間、図15においては矢印で示されるとおりで、バネの力
は固定部材39に作用するのであるが、該固定部材39を、
ガイドピン41が引張りレバー9上のガイド37の前方分枝
部37aの前方端に対して静止するまで前方に押す。この
位置は図16から18に図示されている。
【0026】前方運動の距離vは、このようにしてカバ
ーされているが、実際には、引張りレバー9上のガイド3
7の前方分枝部37aの水平突出部分に相等している。都合
の良いことに、固定部材39のこの前方動作と、またこの
ように固定部材39の後方ガイドピン40に取り付けられた
靴紐締め引張り部材3についての前方動作は、引張りレ
バー9がまだ押し下げられた状態でも既に可能である。
この前方動作のため、第一段階において、靴紐締め引張
り部材は、引張りレバー9がまだ押し下げられている状
況において緩められ、それは、図1と2の位置の中間位置
に動かされるストラップ2を伴う。この中間位置は図18
に示されている。このようにして、足のかかとはある程
度自由に動かすことができ、靴1から簡単に脱ぐことが
できる。
【0027】引張りレバー9は固定部材39によって上向
きに動かされ、かかとが靴1から脱げる程度に、引張り
バネ7(図19においては作用矢印としか表されていない
が)が引張りレバー9に前方運動の作用及びトルクを加
える。同時に、固定部材39の下端部は、バネの作用によ
り、下部のガイドピン40が、スライダー22上の縦方向ガ
イドの前方端部に対して静止するまで前に進められ、こ
の下部カイドピンは、スライダー22上の縦方向ガイドを
形成するガイドスロット26と係合する。このプロセスに
おいて、下部ガイド40とまた、このようにそこに取り付
けられた靴紐締め引張り部材3は、距離sだけ前方に移
動する。その結果として、靴紐締め引張り部材3のスト
ラップ2は、図2の完全に緩んだ位置へと移動する。紐締
め引張り部材の開放は、このように2段階で起こる。:
最初の段階において距離vだけ移動し、2段階目において
距離sだけ移動する。
【0028】図19の位置に達した時、そしてかかとが引
張りレバー9を完全に解放したとき、固定部材39は引張
りバネ7によるモーメントの結果として、すなわち図19
で示されるように反時計回りに、後方にさらに戻され
る。このプロセスの間、引張りレバー9上のガイド37の
前方分枝部37aの中の上部ガイドピン41は、後方分枝部3
7bの中に移動する前に、後方にスライドする。このよう
にして、図2と10の初期位置に到達する。
【0029】この発明に基づく器具が靴の中に取付けさ
れるとき、引張りレバー9があらかじめ取り付けられて
いない方が都合良く、それは視界を隠さないためであ
る。他の構成要素はあらかじめ取り付けられていると都
合良い。したがって、図20に示されるように、固定部材
39と靴の中に挿入できる収納部材13の中にある引張りバ
ネ7と同様に、スライダー22も既に組み込まれている。
引張りレバー9の差込歯33だけが連携した軸20にかけら
ず、これは図20に、収納部材13から、いくらかの距離に
引張りレバー9を描くことによって示されている。
【0030】後に続く引張りレバー9の取付けと、固定
部材39への結合を容易にするために、図20に詳しく示す
ように、舌片18を収容する前方横断壁の内部にある収納
部材13は、差込切欠部50を構成する。押し下げられた状
態において、収納部材13に押し下げられた固定部材39の
前方端部、すなわち上部ガイドピン41は、該差込切欠部
50と係合するようにできる。固定部材39を差込切欠部と
このように係合するようにするためには、該固定部材39
に作用している引張りバネ7の作用に逆らって該固定部
材39が押し戻されなければならない。このように固定部
材39は、差込切欠部50に係合する引張りバネによって引
き起こされる力によって支えられ、このようにして、収
納部材13に押し下げられた位置に収容される。
【0031】切欠部50と、引張りレバー9に関連する軸2
0の間の距離は、該軸20は収納部材13の舌片18に配置さ
れているが、引張りレバー9の差込爪33の差込窪み33a
(該差込窪み33aは軸20に関連している)と、引張りレ
バー9の下向きに突出したストラップ36の部分に具備さ
れたガイドスロット37の傾斜した挿入スロット38の下部
端との間の距離に相当する。引張りレバー9の差込爪33
が軸20と係合するようにされ、そして収納部材13にヒン
ジ結合される時、前記の隙間のために、固定部材39のガ
イドピン41は、図20の差込位置にあり、傾斜した挿入ス
ロット38の中に移動する。これは図20の一点鎖線によっ
て示される。挿入スロット38の傾斜のために、固定部材
39は幾分押し戻され、従って、差込切欠部50と係合しな
いようにされる。このような状態になるや否や、該固定
部材39に作用する引張りバネ7によって、固定部材39の
前方端は、上向きになる。その結果、固定部材39の上部
ガイドピン41は、連携したガイドスロット37の中へと自
動的に移行する。このようにして、図10の状況に到達
し、引張りレバー9は固定部材39により、スライダー22
に正しく結合する。
【0032】引張りレバー9が、固定部材39と差込切欠
部50との係合を確実に解除させるために、差込窪み50の
深さは、ガイドピン41が挿入スロット38の下部端部分に
入ってくる時に挿入スロット38の傾斜によって生じる固
定部材39の後方移動量よりもいくらか浅くしてある。こ
の端部分はガイドピン41の直径におおよそ相等する。こ
の構成により、取付けられた引張りレバー9が押し下げ
られた時、固定部材39は確実に該引張りレバー9に自動
的に係合する。これにより、引張りレバー9の一連の取
付けを促進し、引張りレバー9をとりはずた状態での収
納部材13の靴のくぼみへの取付けを簡単なものとしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の引張り具を備えた靴の閉じた状態で
の縦方向断面図である。
【図2】図1の靴紐締め引張り部材が完全に緩められた
状態を示す図である。
【図3】この発明の引張り具の収納部材の平面図であ
る。
【図4】この発明の引張り具のスライダーの平面図であ
る。
【図5】図4のスライダーの縦方向断面図である。
【図6】この発明の引張り具の引張りレバーの側面図
(一部断面図)である。
【図7】図6の引張りレバーの背面図である。
【図8】この発明の引張り具の固定部材の平面図であ
る。
【図9】図8の固定部材の側面図である。
【図10】この発明の、あらかじめ組立てた引張り具の縦
方向断面図であり、図2の開かれた状態のものである。
【図11】スライダーとこれに係合する固定部材間の係合
関係を示す図であり、完全に閉じた位置に至る直前の状
態のものである。
【図12】完全に閉じた位置に至った図10に該当する図で
ある。
【図13】スライダーが前方位置にある状態の図12に該当
する図である。
【図14】図13 の実施形態における、スライダー上のガ
イド結合部材と、これに対応する固定部材の係合要素と
の間の係合状態を示す図である。
【図15】図13の実施形態における、固定部材の係合要素
と、これに対応する引張りレバーのガイドとの間の係合
状態を示す図である。
【図16】図13の実施形態における、固定部材が前方位置
に移動した後の図である。
【図17】図16の実施形態における、固定部材の上部係合
要素と引張りレバーに設けられたガイドとの係合状態を
示す図である。
【図18】図16と17の実施形態における、図1と2に対応す
る図であって、靴紐締め引張り部材が部分的に緩められ
ている。
【図19】図16の位置の後であって、図10の位置直前の状
態を示すこの発明の引張り具を示す図である。
【図20】この発明の引張り具(組み立て状態)の縦方向
断面図であって、引張りレバーが引き続いて取付けられ
る状態を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F050 AA01 BA33 BC22 BC41 HA55 LA01 MA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴(1)の下部構造の後方部分に配置され
    た収納部材(13)と、靴の縦方向にスライド可能で、該
    収納部材(13)に設けられた後方に突出する作動部(10)を
    有するスライダー(22)を備え、さらに収納部材(13)を
    取り囲む引張りレバーを備え、該引張りレバー(9)は
    上下に回動するように前方端部で取り付けられ、該レバ
    ー(9)は靴(1)を履いたときに足のかかとで押し下げ
    ることができ、スライダーが後方差込位置にある押下状
    態において、スライダーとロック状態となり、スライダ
    ー(22)を前方に移動させることによってロックを解除す
    ることができ、該引張りレバー(9)の下側には、固定
    部材(39)の上端部を案内するガイド(37)が設けられてお
    り、一方、固定部材(39)の下端部は、靴紐締め引張り部
    材(3)と共に作動すると共に縦方向のガイド(26)に
    案内され、固定部材は、バネ部材(7)によって、前方
    と上方に動くようにその方向にあらかじめ引っ張られて
    いる、靴の紐を締めるための引張り具であり、前記ガイ
    ド(37)は一片レバーである固定部材(39)の上端部と
    連携し、互いにある角度をなして配置された2つの分枝
    部(37a,37b)を有し、前記スライダー(22)は係止面
    (28)を有し、前記固定部材(39)は、引張りレバー
    (9)が押し下げられた時に、係止面(28)に係合する
    係合部(41)を有し、これにより、スライダー(22)は後
    方にスライドして、引張りレバー(9)の差込部材と連
    携する後方差込位置に移動し、さらに、前記スライダー
    (22)は、前方向に開放するリンクタイプのガイド部
    (30)を有し、前記固定部材(39)の係合部(41)は、
    スライダー(22)が後方に移動することにより、引張り
    レバー(9)が押し下げられた時に、該ガイド部(30)
    と係合し、この作動により、引張りレバー(9)のガイド
    (37)と係合する固定部材(39)の係合部(41)は、引張
    りレバー(9)のガイド(37)のの前方分枝部(37a)へ
    と案内されるのに適した位置へと移動することを特徴と
    する靴の紐を締めるための引張り具。
  2. 【請求項2】 引張りレバー(9)のガイド(37)と係合
    する固定部材(39)の係合部(41)は、スライダー(2
    2)の係止面(28)とガイド部(30)とも係合し、係止
    面(28)とガイド部(30)は相互に接続するようにスラ
    イダー(22)の前方端部に配置され、ガイド部(30)
    は、係止面(28)と支持面(29)の間に配置され、さら
    に、係止面(28)は下方から上方に向けて後方に傾斜
    し、一方、ガイド部(30)は、前方に開かれ、後方下方
    に傾斜した切欠部であることを特徴とする請求項1記載
    の引張り具。
  3. 【請求項3】 引張りレバー(9)のガイド(37)の後方
    分枝部(37b)は前方分枝部(37a)よりも急角度に伸張
    し、前方分枝部(37b)は前方に傾斜することを特徴とす
    る請求項1記載の引張り具。
  4. 【請求項4】 スライダー(22)が、固定部材(39)の
    下端部と連携し縦方向のガイド(26)を形成するガイド
    スロットを有する側壁(25)を構成し、固定部材(39)が
    該ガイドスロットに差し込まれるガイドピン(40)を有
    し、ガイドピン(40)には取付け可能な靴紐締め引張り
    部材(3)が設けられ、上方に傾斜した前端部(26a)を有
    するスライダー(22)の縦方向ガイド(26)が上方に開
    放する挿入スロット(27)を有し、一方、引張りレバー
    (9)のガイド(37)は、前方分枝部(37a)の部分におい
    て、下方に開放する挿入スロット(38)を有し、これら
    スロット(27, 38)それぞれが固定部材(39)と係合する
    ことを特徴とする請求項1記載の引張り具。
  5. 【請求項5】 収納部材(13)が、ガイド(21)と、ス
    ライダー(22)に連携した端止部(46)と、スライダー
    (22)の側壁(25)の係止面(28)を有する前端部に沿っ
    て配置される支持側面(47)を有すると共に、差込窪み
    (33a)を形成する差込爪(33)によって引張りレバー(9)が
    保持される突出舌片(18)を有し、この舌片には、差込爪
    (33)と連携して引張りレバーの脱離を防止するための
    端止部19aが設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の引張り具。
  6. 【請求項6】 靴紐締め引張り手段が足の甲の部分を取
    り囲むストラップより成り、該ストラップ(2)の両側面
    端と係合し、固定部材(39)の下端部と連携して押され
    たり、引っ張られたりする靴紐締め引張り部材(3)と、
    ストラップ(2)と連携する上端止部(4)とを有すること
    を特徴とする請求項1記載の引張り具。
  7. 【請求項7】 収納部材(13)が、固定部材(39)の前
    端部と連携する差込切欠部(50)を有し、この切欠部(5
    0)と引張りレバー(9)と連携する固定部材(39)の軸(2
    0)との間の間隔は、引張りレバーに設けられたガイド
    溝(37)の挿入スロットの下端部と、軸(20)と連携する引
    張りレバー(9)の差込窪み(33a)との間の間隔に該当
    することを特長とする請求項1記載の引張り具。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7のいずれかに記載の引張り
    具を備える靴。
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