JP2003092735A - ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法 - Google Patents
ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法Info
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- JP2003092735A JP2003092735A JP2002192078A JP2002192078A JP2003092735A JP 2003092735 A JP2003092735 A JP 2003092735A JP 2002192078 A JP2002192078 A JP 2002192078A JP 2002192078 A JP2002192078 A JP 2002192078A JP 2003092735 A JP2003092735 A JP 2003092735A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 再生を中断しても、ユーザからの入力によ
り、再生される後日その続きが再生できるDVD等を提供
する。 【解決手段】 DVDに記録される映像情報は、チャプタ
ーに分割され、チャプターには文字列入力用プログラム
が割り当てられるものがあり、当該プログラムは、必要
な文字数が入力されていない場合(S902;No)、この文字
数に対応する画像を表示し(S903)、パスワードに含まれ
る文字に対応するボタンを配置して表示し(S904)、ユー
ザからの入力を受け付け(S905)、SPRMレジスタから選択
されたボタン番号を取得して(S906)、これに応じてGPRM
レジスタを更新して(S907)、S902に戻り、必要な文字数
が入力されたら(S902;Yes)、所定の逆関数を適用して
(S908)GPRMレジスタとチャプター番号を復旧し(S909)、
そのチャプターから映像情報を再生する(S910)ので、セ
ーブ、ロードが可能なゲームをDVDプレイヤーでプレイ
できるようにするのに好適である。
り、再生される後日その続きが再生できるDVD等を提供
する。 【解決手段】 DVDに記録される映像情報は、チャプタ
ーに分割され、チャプターには文字列入力用プログラム
が割り当てられるものがあり、当該プログラムは、必要
な文字数が入力されていない場合(S902;No)、この文字
数に対応する画像を表示し(S903)、パスワードに含まれ
る文字に対応するボタンを配置して表示し(S904)、ユー
ザからの入力を受け付け(S905)、SPRMレジスタから選択
されたボタン番号を取得して(S906)、これに応じてGPRM
レジスタを更新して(S907)、S902に戻り、必要な文字数
が入力されたら(S902;Yes)、所定の逆関数を適用して
(S908)GPRMレジスタとチャプター番号を復旧し(S909)、
そのチャプターから映像情報を再生する(S910)ので、セ
ーブ、ロードが可能なゲームをDVDプレイヤーでプレイ
できるようにするのに好適である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルビデオ
ディスク(Digital Video Disk;DVD)、映像情報再
生装置、および、映像情報再生方法に関する。
ディスク(Digital Video Disk;DVD)、映像情報再
生装置、および、映像情報再生方法に関する。
【0002】特に、ユーザからの入力により、再生され
る映像情報が変化するとともに、再生を中断しても、後
日その続きが再生できる映像情報を提供するのに好適
な、DVD、映像情報再生装置、および、映像情報再生
方法に関する。
る映像情報が変化するとともに、再生を中断しても、後
日その続きが再生できる映像情報を提供するのに好適
な、DVD、映像情報再生装置、および、映像情報再生
方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来から、MPEG(Moving Picture E
xperts Group)などにより標準化された動画像や音声の
情報の圧縮・展開技術を用いて、高画質の映像情報を再
生するDVDおよびDVDプレイヤーが提供されてい
る。
xperts Group)などにより標準化された動画像や音声の
情報の圧縮・展開技術を用いて、高画質の映像情報を再
生するDVDおよびDVDプレイヤーが提供されてい
る。
【0004】DVDには、映像情報がチャプターに分割
して記録され、チャプターによっては、DVD規格に基
づいてプログラムコードが記録されていることもある。
このプログラムコードもまた、DVD規格に基づいたも
のである。
して記録され、チャプターによっては、DVD規格に基
づいてプログラムコードが記録されていることもある。
このプログラムコードもまた、DVD規格に基づいたも
のである。
【0005】プログラムコードはPGC(ProGram Cont
roller)と呼ばれる単位ごとに管理される。PGCは、
128行までの手続の列により表現される。
roller)と呼ばれる単位ごとに管理される。PGCは、
128行までの手続の列により表現される。
【0006】DVD規格では、GPRM(General PaRa
Meter)と呼ばれるレジスタ(揮発性の記憶装置)が0
番から15番まで16本用意されており、これらはいず
れも16ビット整数値を記憶することができる。このほ
か、SPRM(System PaRaMeter)と呼ばれるレジスタ
もある。GPRMレジスタは、ユーザ(DVDの映像情
報の提供者等)が自由に利用できるレジスタであり、S
PRMレジスタは、DVDプレイヤーが利用するレジス
タである。以下のような簡単な機能を提供している。
Meter)と呼ばれるレジスタ(揮発性の記憶装置)が0
番から15番まで16本用意されており、これらはいず
れも16ビット整数値を記憶することができる。このほ
か、SPRM(System PaRaMeter)と呼ばれるレジスタ
もある。GPRMレジスタは、ユーザ(DVDの映像情
報の提供者等)が自由に利用できるレジスタであり、S
PRMレジスタは、DVDプレイヤーが利用するレジス
タである。以下のような簡単な機能を提供している。
【0007】・次に再生するチャプターを指定する。手
続 JumpVTS_PTT を使う。
続 JumpVTS_PTT を使う。
【0008】・GPRMレジスタに、値を記憶する。手
続 Mov を使う。
続 Mov を使う。
【0009】・GPRMレジスタを用いて、加減乗除
余、ビット演算、論理演算、乱数発生、条件分岐、ジャ
ンプ等の簡単な演算を行う。手続 Add,Sub,Mul,Di
v,Mod,And,Or,Xor,Rnd,Goto,Break や if (...
比較演算子 ...) 命令 を使う。
余、ビット演算、論理演算、乱数発生、条件分岐、ジャ
ンプ等の簡単な演算を行う。手続 Add,Sub,Mul,Di
v,Mod,And,Or,Xor,Rnd,Goto,Break や if (...
比較演算子 ...) 命令 を使う。
【0010】・画面に表示されている静止画像に重ねて
小さい画像(サブピクチャー)を表示する。これは、ユ
ーザにメニュー項目を選択させる場合に利用できる。手
続 SetSTN subpicture=...を使う。
小さい画像(サブピクチャー)を表示する。これは、ユ
ーザにメニュー項目を選択させる場合に利用できる。手
続 SetSTN subpicture=...を使う。
【0011】サブピクチャーは1つの映像情報(動画、
静止画のいずれでもよい)に対して32種類登録でき
る。本手続によれば、あらかじめ登録されたサブピクチ
ャーのいずれかを選択して、画面の一部について切替表
示することができる。
静止画のいずれでもよい)に対して32種類登録でき
る。本手続によれば、あらかじめ登録されたサブピクチ
ャーのいずれかを選択して、画面の一部について切替表
示することができる。
【0012】サブピクチャーは、複数の言語の字幕をあ
らかじめ用意し、ユーザの選択でこれを切り替えて表示
する場合などに用いられることが多い。
らかじめ用意し、ユーザの選択でこれを切り替えて表示
する場合などに用いられることが多い。
【0013】・128行にPGCが入り切らない場合
に、次のPGCを指定する。手続 LinkPGCN を使う。
に、次のPGCを指定する。手続 LinkPGCN を使う。
【0014】・ユーザに、画面に表示された項目を選択
させ、その結果をSPRMレジスタに得る。
させ、その結果をSPRMレジスタに得る。
【0015】一方、最近では、DVDプレイヤーとして
も利用可能なゲーム機も販売され、DVDを再生できる
環境が広がりつつある。
も利用可能なゲーム機も販売され、DVDを再生できる
環境が広がりつつある。
【0016】このようなゲーム機では、フラッシュメモ
リ、SRAM(Static Random Access Memory)、バッ
テリバックアップ付きのメモリカードのような、不揮発
性の記憶装置が用意されていることが多い。この場合に
は、DVDの映像情報をどこまで再生したかをこれに記
録して、後日その続きを見ることもできる。
リ、SRAM(Static Random Access Memory)、バッ
テリバックアップ付きのメモリカードのような、不揮発
性の記憶装置が用意されていることが多い。この場合に
は、DVDの映像情報をどこまで再生したかをこれに記
録して、後日その続きを見ることもできる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、DVD
規格準拠のDVDプレイヤーは、DVD対応ゲーム機と
は異なり、上記のような不揮発性記憶装置を備えていな
いものが殆どである。すなわち、DVDプレイヤーに
は、レジスタという揮発性記憶装置しか有しないものも
多い。
規格準拠のDVDプレイヤーは、DVD対応ゲーム機と
は異なり、上記のような不揮発性記憶装置を備えていな
いものが殆どである。すなわち、DVDプレイヤーに
は、レジスタという揮発性記憶装置しか有しないものも
多い。
【0018】しかしながら、DVD規格準拠の任意のD
VDプレイヤーで、再生される映像情報をユーザの入力
にしたがって変化させたり、一時再生を中断しても、後
日その続きから再生を再開できるようなDVDを実現し
たい、という要望は大きい。
VDプレイヤーで、再生される映像情報をユーザの入力
にしたがって変化させたり、一時再生を中断しても、後
日その続きから再生を再開できるようなDVDを実現し
たい、という要望は大きい。
【0019】本発明は、これらの課題を解決するため
に、ユーザからの入力により、再生される映像情報が変
化するとともに、再生を中断しても、後日その続きが再
生できる映像情報を提供するのに好適な、DVD、映像
情報再生装置、および、映像情報再生方法を提供するこ
とを目的とする。
に、ユーザからの入力により、再生される映像情報が変
化するとともに、再生を中断しても、後日その続きが再
生できる映像情報を提供するのに好適な、DVD、映像
情報再生装置、および、映像情報再生方法を提供するこ
とを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0021】本発明の第1の観点に係るDVDは、チャ
プターに分割された映像情報を記録するDVDプレイヤ
ー読取可能なDVDであって、当該DVDは、前記チャ
プターのいずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入
力用プログラムを記録し、前記文字列入力用プログラム
のそれぞれは、レジスタに一時的に情報を記憶すること
と、ユーザからの入力を受け付けることと、ができるD
VDプレイヤーを、映像情報再生部、次再生指定部、選
択入力受付部、および、レジスタ情報更新部として、以
下のように機能させるように構成する。
プターに分割された映像情報を記録するDVDプレイヤ
ー読取可能なDVDであって、当該DVDは、前記チャ
プターのいずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入
力用プログラムを記録し、前記文字列入力用プログラム
のそれぞれは、レジスタに一時的に情報を記憶すること
と、ユーザからの入力を受け付けることと、ができるD
VDプレイヤーを、映像情報再生部、次再生指定部、選
択入力受付部、および、レジスタ情報更新部として、以
下のように機能させるように構成する。
【0022】すなわち、映像情報再生部は、当該チャプ
ターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報を含む。)を再生する。
ターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報を含む。)を再生する。
【0023】一方、次再生指定部は、当該チャプターの
映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられたチ
ャプターを指定する。
映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられたチ
ャプターを指定する。
【0024】さらに、選択入力受付部は、ユーザからの
「前記再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
「前記再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
【0025】そして、レジスタ情報更新部は、受け付け
られた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換して、レ
ジスタを更新する。
られた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換して、レ
ジスタを更新する。
【0026】一方、当該指定された次に再生すべきチャ
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
【0027】また、本発明のDVDは、当該それまでに
受け付けられたユーザからの文字を選択する入力の回数
に対応付けられた次に再生すべきチャプターの映像情報
のそれぞれは、当該入力の回数と同じ数の記号を表示す
る映像情報を含むように構成することができる。
受け付けられたユーザからの文字を選択する入力の回数
に対応付けられた次に再生すべきチャプターの映像情報
のそれぞれは、当該入力の回数と同じ数の記号を表示す
る映像情報を含むように構成することができる。
【0028】また、本発明のDVDに記録される文字列
入力用プログラムは、DVDプレイヤーにおいて、レジ
スタ情報更新部は、すでにレジスタに記憶された情報
と、受け付けられた入力と、に所定の演算を施して、当
該演算結果でレジスタを更新するように機能させるよう
に構成することができる。
入力用プログラムは、DVDプレイヤーにおいて、レジ
スタ情報更新部は、すでにレジスタに記憶された情報
と、受け付けられた入力と、に所定の演算を施して、当
該演算結果でレジスタを更新するように機能させるよう
に構成することができる。
【0029】また、本発明のDVDは、文字列入力用プ
ログラムによりDVDプレイヤーが所定の回数だけユー
ザからの文字を選択する入力を受け付けた後に実行すべ
き選択プログラムをさらに記録し、当該選択プログラム
は、DVDプレイヤーを、再生選択指定部としてさらに
機能させるように構成することができる。
ログラムによりDVDプレイヤーが所定の回数だけユー
ザからの文字を選択する入力を受け付けた後に実行すべ
き選択プログラムをさらに記録し、当該選択プログラム
は、DVDプレイヤーを、再生選択指定部としてさらに
機能させるように構成することができる。
【0030】ここで、再生選択指定部は、当該更新され
たレジスタの値から次に再生すべき映像情報を選択し
て、これに対応付けられたチャプターを指定して再生す
る。
たレジスタの値から次に再生すべき映像情報を選択し
て、これに対応付けられたチャプターを指定して再生す
る。
【0031】本発明のその他の観点に係る映像情報再生
装置は、チャプターに分割された映像情報を記録するD
VDプレイヤー読取可能なDVDと、レジスタに一時的
に情報を記憶することができ、ユーザからの入力を受け
付けることができるDVDプレイヤーと、を備え、以下
のように構成する。
装置は、チャプターに分割された映像情報を記録するD
VDプレイヤー読取可能なDVDと、レジスタに一時的
に情報を記憶することができ、ユーザからの入力を受け
付けることができるDVDプレイヤーと、を備え、以下
のように構成する。
【0032】すなわち、当該DVDは、チャプターのい
ずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入力用プログ
ラムを記録する。
ずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入力用プログ
ラムを記録する。
【0033】一方、当該DVDプレイヤーは、文字列入
力用プログラムを実行して、映像情報再生部、次再生指
定部、選択入力受付部、およびレジスタ情報更新部とし
て機能する。
力用プログラムを実行して、映像情報再生部、次再生指
定部、選択入力受付部、およびレジスタ情報更新部とし
て機能する。
【0034】ここで、映像情報再生部は、当該チャプタ
ーの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応する映像
情報を含む。)を再生する。
ーの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応する映像
情報を含む。)を再生する。
【0035】一方、次再生指定部は、当該チャプターの
映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられたチ
ャプターを指定する。
映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられたチ
ャプターを指定する。
【0036】さらに、選択入力受付部は、ユーザからの
「再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映像情
報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
「再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映像情
報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
【0037】そして、レジスタ情報更新部は、受け付け
られた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換して、レ
ジスタを更新する。
られた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換して、レ
ジスタを更新する。
【0038】一方、当該指定された次に再生すべきチャ
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
【0039】本発明のその他の観点に係る映像情報再生
方法は、チャプターに分割された映像情報を記録するD
VDプレイヤー読取可能なDVDに記録された映像情報
を再生し、当該DVDは、チャプターのいずれか複数の
それぞれに対応付けて文字列入力用プログラムを記録
し、当該映像情報再生方法は、レジスタに一時的に情報
を記憶することができ、ユーザからの入力を受け付ける
ことができるDVDプレイヤーが文字列入力用プログラ
ムを実行することにより使用され、映像情報再生工程
と、次再生指定工程と、選択入力受付工程と、レジスタ
情報更新工程と、を備え、以下のように構成する。
方法は、チャプターに分割された映像情報を記録するD
VDプレイヤー読取可能なDVDに記録された映像情報
を再生し、当該DVDは、チャプターのいずれか複数の
それぞれに対応付けて文字列入力用プログラムを記録
し、当該映像情報再生方法は、レジスタに一時的に情報
を記憶することができ、ユーザからの入力を受け付ける
ことができるDVDプレイヤーが文字列入力用プログラ
ムを実行することにより使用され、映像情報再生工程
と、次再生指定工程と、選択入力受付工程と、レジスタ
情報更新工程と、を備え、以下のように構成する。
【0040】すなわち、映像情報再生工程では、当該チ
ャプターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応す
る映像情報を含む。)を再生する。
ャプターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に対応す
る映像情報を含む。)を再生する。
【0041】一方、次再生指定工程では、当該チャプタ
ーの映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられ
たチャプターを指定する。
ーの映像情報の次に再生すべき映像情報に対応付けられ
たチャプターを指定する。
【0042】さらに、選択入力受付工程では、ユーザか
らの「再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
らの「再生されたユーザが入力可能な文字に対応する映
像情報のいずれかを選択する」入力を受け付ける。
【0043】そして、レジスタ情報更新工程では、受け
付けられた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換し
て、レジスタを更新する。
付けられた入力をレジスタに記憶すべき情報に変換し
て、レジスタを更新する。
【0044】一方、当該指定された次に再生すべきチャ
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
プターの映像情報のそれぞれは、それまでに受け付けら
れたユーザからの文字を選択する入力の回数に対応付け
られたものである。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含
まれる。
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含
まれる。
【0046】(第1の実施の形態)図1は、本発明のD
VDにて実現されるアドベンチャーゲーム(AdVenture
Game;AVG)の一例の流れを示すフロー図である。以
下、本図を参照して説明する。
VDにて実現されるアドベンチャーゲーム(AdVenture
Game;AVG)の一例の流れを示すフロー図である。以
下、本図を参照して説明する。
【0047】このアドベンチャーゲームでは、再生すべ
き映像情報がチャプター(四角形の箱にて図示)101
〜133の33個に分割されており、あるチャプターの
映像情報を再生した後に、以下のような条件を判断し
て、次のチャプターを選択する(矢印にて図示)。 ・所定のチャプターをすでに再生したか否か。 ・ユーザが画面に表示されたメニューの分岐項目から何
を選択したか。
き映像情報がチャプター(四角形の箱にて図示)101
〜133の33個に分割されており、あるチャプターの
映像情報を再生した後に、以下のような条件を判断し
て、次のチャプターを選択する(矢印にて図示)。 ・所定のチャプターをすでに再生したか否か。 ・ユーザが画面に表示されたメニューの分岐項目から何
を選択したか。
【0048】これらの情報は、チャプター内の映像情報
を再生する際に、当該チャプターの映像情報に割り当て
られたPGCをプログラムとして解釈して実行すること
により、GPRMレジスタに保存される。
を再生する際に、当該チャプターの映像情報に割り当て
られたPGCをプログラムとして解釈して実行すること
により、GPRMレジスタに保存される。
【0049】所定のチャプターをすでに再生したか否
か、からは、今回のプレイにおいて、これまでにどの経
路を通って映像情報が再生がされたか、がわかる。した
がって、すべてのチャプターについてこの情報をレジス
タに記録しておく必要はない。
か、からは、今回のプレイにおいて、これまでにどの経
路を通って映像情報が再生がされたか、がわかる。した
がって、すべてのチャプターについてこの情報をレジス
タに記録しておく必要はない。
【0050】特に、選択肢でYesを選んだ場合に選択
されるチャプターと、Noを選んだ場合に選択されるチ
ャプターとは、一般に異なるため、選択後に、いずれの
チャプターが再生されているか、を調べれば、過去に選
択肢のいずれを選択したか、が判明する。
されるチャプターと、Noを選んだ場合に選択されるチ
ャプターとは、一般に異なるため、選択後に、いずれの
チャプターが再生されているか、を調べれば、過去に選
択肢のいずれを選択したか、が判明する。
【0051】また、ゲームのタイトル画面を表示するチ
ャプターがこれとは別に用意されている(図示せず)。
タイトル画面では、「ゲームを最初から始める」「ロー
ドする」などの選択肢を選択することができる。タイト
ル画面は、本DVDをDVDプレイヤーに装着してから
再生を開始した場合や、DVDプレイヤーのメニューボ
タンを操作した場合などに表示される。
ャプターがこれとは別に用意されている(図示せず)。
タイトル画面では、「ゲームを最初から始める」「ロー
ドする」などの選択肢を選択することができる。タイト
ル画面は、本DVDをDVDプレイヤーに装着してから
再生を開始した場合や、DVDプレイヤーのメニューボ
タンを操作した場合などに表示される。
【0052】図1に示すフロー図では、ユーザの選択が
促されるチャプターの数は、9個ある。したがって、こ
れまでの再生の経路を保存するためには、10ビットを
用意すれば十分である。
促されるチャプターの数は、9個ある。したがって、こ
れまでの再生の経路を保存するためには、10ビットを
用意すれば十分である。
【0053】(なお、経路のチェックを行わない場合に
は、選択肢のいずれを選んだかを、将来参照することが
1つあるごとに1ビットを割り当てればよい。したがっ
て、実施形態によっては、ユーザの選択が促されるチャ
プターの数よりも少ないビット数で十分である。) また、一回のプレイの最後には、エンディング映像が再
生されるが、このエンディング映像が7個あり、本AV
Gでは、これらのいずれかを再生していれば再生可能に
なるチャプターが1個、これらのうち、所定の2つを再
生していれば再生可能になるチャプターが1個ある。前
者用に1ビットを用意し、後者用に2ビットを用意す
る。
は、選択肢のいずれを選んだかを、将来参照することが
1つあるごとに1ビットを割り当てればよい。したがっ
て、実施形態によっては、ユーザの選択が促されるチャ
プターの数よりも少ないビット数で十分である。) また、一回のプレイの最後には、エンディング映像が再
生されるが、このエンディング映像が7個あり、本AV
Gでは、これらのいずれかを再生していれば再生可能に
なるチャプターが1個、これらのうち、所定の2つを再
生していれば再生可能になるチャプターが1個ある。前
者用に1ビットを用意し、後者用に2ビットを用意す
る。
【0054】さらに、中断の直前に再生された(セーブ
が実行された)チャプターの情報が必要である。本AV
Gでは、選択肢が画面に表示された場合にのみセーブが
可能としているため、10種類のチャプターがありう
る。したがって、4ビットの情報で、これを表現するこ
とができる。
が実行された)チャプターの情報が必要である。本AV
Gでは、選択肢が画面に表示された場合にのみセーブが
可能としているため、10種類のチャプターがありう
る。したがって、4ビットの情報で、これを表現するこ
とができる。
【0055】本AVGの再生状態をすべて把握するため
には、(a)再生の経路を示すため(選択肢のいずれを
選択したか)の10ビットの情報と、いずれのエンディ
ング映像を再生したか等を示す1+2=3ビットの情報
と、(b)中段の直前に再生されたチャプターの情報を
示す4ビットの情報と、のうち、前者(a)は、レジス
タに維持保存しつつ再生を進め、セーブ時にこの値をユ
ーザに提示し、後者(b)は、セーブ時に前者の値と合
わせてユーザに提示するようにすればよい。
には、(a)再生の経路を示すため(選択肢のいずれを
選択したか)の10ビットの情報と、いずれのエンディ
ング映像を再生したか等を示す1+2=3ビットの情報
と、(b)中段の直前に再生されたチャプターの情報を
示す4ビットの情報と、のうち、前者(a)は、レジス
タに維持保存しつつ再生を進め、セーブ時にこの値をユ
ーザに提示し、後者(b)は、セーブ時に前者の値と合
わせてユーザに提示するようにすればよい。
【0056】したがって、本実施形態では、この17
(=10+3+4)ビットの情報を所定の関数によって
文字列に変換してDVDプレイヤーに接続されたテレビ
ジョン装置などの画面に表示させ、ユーザに記憶させる
ことによってゲームのプレイ状態のセーブ(保存)を行
う。
(=10+3+4)ビットの情報を所定の関数によって
文字列に変換してDVDプレイヤーに接続されたテレビ
ジョン装置などの画面に表示させ、ユーザに記憶させる
ことによってゲームのプレイ状態のセーブ(保存)を行
う。
【0057】なお、DVDプレイヤーには、任意の文字
列を表示する機能は一般にはない。そこで本発明では、
文字列に含まれる文字のそれぞれに映像情報を対応付
け、これを順に表示することにより、文字列をユーザに
提示する。
列を表示する機能は一般にはない。そこで本発明では、
文字列に含まれる文字のそれぞれに映像情報を対応付
け、これを順に表示することにより、文字列をユーザに
提示する。
【0058】ユーザは、当該文字列を、DVD再生当初
に表示されるタイトル画面や、プレイ途中の選択肢表示
画面で入力することにより、ゲームのプレイ状態をロー
ド(復旧)することができる。
に表示されるタイトル画面や、プレイ途中の選択肢表示
画面で入力することにより、ゲームのプレイ状態をロー
ド(復旧)することができる。
【0059】これらのレジスタ情報は、タイトル画面に
戻って再プレイする際には、適宜必要なビットのみがク
リアされる。たとえば、エンディングに相当するチャプ
ターを再生した旨の情報はクリアせずにそのまま維持
し、それ以外のチャプターの再生済情報や、選択肢の選
択結果についてはクリアするなどの態様をとることがで
きる。
戻って再プレイする際には、適宜必要なビットのみがク
リアされる。たとえば、エンディングに相当するチャプ
ターを再生した旨の情報はクリアせずにそのまま維持
し、それ以外のチャプターの再生済情報や、選択肢の選
択結果についてはクリアするなどの態様をとることがで
きる。
【0060】なお、これら種々のチャプターの数は、D
VD規格の範囲内で任意に変更することができ、変更し
た実施形態も本発明の範囲に含まれる。
VD規格の範囲内で任意に変更することができ、変更し
た実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0061】また、チャプターの単位は、DVD規格に
おけるタイトルドメイン領域とすることができる。
おけるタイトルドメイン領域とすることができる。
【0062】図2は、本発明の映像情報再生装置として
利用されるDVDプレイヤーの概要構成を示す模式図で
ある。以下、本図を参照して説明する。
利用されるDVDプレイヤーの概要構成を示す模式図で
ある。以下、本図を参照して説明する。
【0063】DVDプレイヤー201のDVDドライブ
202は、これに装着されるDVDから映像情報、当該
映像情報に対応付けられたプログラム(これらはまとめ
てPGCとして管理される)などの情報データを読み出
す。
202は、これに装着されるDVDから映像情報、当該
映像情報に対応付けられたプログラム(これらはまとめ
てPGCとして管理される)などの情報データを読み出
す。
【0064】DVDプレイヤー201全体は、CPU
203によって制御されており、DVDから読み出され
た情報データは、バッファ204に蓄積された後、MP
EGデコーダ205によってデコードされる。デコード
されたデータは、出力インターフェース206を介し
て、外部に接続されるテレビジョン装置などに出力され
る。
203によって制御されており、DVDから読み出され
た情報データは、バッファ204に蓄積された後、MP
EGデコーダ205によってデコードされる。デコード
されたデータは、出力インターフェース206を介し
て、外部に接続されるテレビジョン装置などに出力され
る。
【0065】DVDプレイヤー201に対して、ユーザ
は方向キー207およびENTERキー208を使って
各種の指示入力を行う。また、各種再生、停止などのボ
タン209を使って、単純な再生動作を実行させること
もできる。
は方向キー207およびENTERキー208を使って
各種の指示入力を行う。また、各種再生、停止などのボ
タン209を使って、単純な再生動作を実行させること
もできる。
【0066】DVDプレイヤー201のCPU 203
は、方向キー207やENTERキー208等の操作回
数によって内部状態を変化させて、画面に表示されたメ
ニューの項目からいずれを選択したかをSPRMレジス
タ210に保存する。
は、方向キー207やENTERキー208等の操作回
数によって内部状態を変化させて、画面に表示されたメ
ニューの項目からいずれを選択したかをSPRMレジス
タ210に保存する。
【0067】また、CPU 203は、DVDにチャプ
ターに対応付けられて記録されたプログラム(PGCに
よって管理される)を解釈実行して、SPRMレジスタ
210やGPRMレジスタ211を利用したり、次に再
生すべきチャプターを選択指定したりできる。
ターに対応付けられて記録されたプログラム(PGCに
よって管理される)を解釈実行して、SPRMレジスタ
210やGPRMレジスタ211を利用したり、次に再
生すべきチャプターを選択指定したりできる。
【0068】このようなDVDプレイヤー201の各部
は、本発明のDVDを導入することにより、各種の機能
を果たす。すなわち、MPEGデコーダ205は、映像
情報再生部として機能する。
は、本発明のDVDを導入することにより、各種の機能
を果たす。すなわち、MPEGデコーダ205は、映像
情報再生部として機能する。
【0069】CPU 203はGPRMレジスタ211
と共働して再生済情報更新部、次再生指定部、レジスタ
情報変換部として機能する。また、CPU 203は、
MPEGデコーダ205と共働して、文字列表示部とし
て機能する。
と共働して再生済情報更新部、次再生指定部、レジスタ
情報変換部として機能する。また、CPU 203は、
MPEGデコーダ205と共働して、文字列表示部とし
て機能する。
【0070】方向キー207およびENTERキーはS
PRMレジスタ210と共働して文字列入力受付部とし
て機能する。
PRMレジスタ210と共働して文字列入力受付部とし
て機能する。
【0071】CPU 203は、GPRMレジスタ21
1、SPRMレジスタ210と共働して、レジスタ情報
復旧部、再生選択指定部として機能する。
1、SPRMレジスタ210と共働して、レジスタ情報
復旧部、再生選択指定部として機能する。
【0072】また、方向キー207およびENTERキ
ーは、SPRMレジスタ210と共働して分岐項目入力
受付部として機能し、CPU 203は、GPRMレジ
スタ211、SPRMレジスタ210と共働して、分岐
再生指定部として機能する。
ーは、SPRMレジスタ210と共働して分岐項目入力
受付部として機能し、CPU 203は、GPRMレジ
スタ211、SPRMレジスタ210と共働して、分岐
再生指定部として機能する。
【0073】図3は、本発明のDVDを再生するよりD
VDプレイヤーがテレビジョン装置の画面などに表示す
る画面の表示例である。本実施形態のDVDの再生にお
いて、選択肢が表示できるようにするためには、写真や
絵などの背景のほか、選択肢を表す文字列を映像情報
(サブピクチャー)として保持する。
VDプレイヤーがテレビジョン装置の画面などに表示す
る画面の表示例である。本実施形態のDVDの再生にお
いて、選択肢が表示できるようにするためには、写真や
絵などの背景のほか、選択肢を表す文字列を映像情報
(サブピクチャー)として保持する。
【0074】また、DVDプレイヤーの機能を利用し
て、画面の文字列によって表される項目「はい」「いい
え」「セーブ」「ロード」の4つにボタン機能を割り当
てる。ユーザは、DVDプレイヤーが備える方向キーを
利用してこれらのボタンのいずれかを選択して、ENT
ERキーを利用して決定する。すると、決定されたボタ
ンのボタン番号が、SPRMレジスタ210に保存され
る。
て、画面の文字列によって表される項目「はい」「いい
え」「セーブ」「ロード」の4つにボタン機能を割り当
てる。ユーザは、DVDプレイヤーが備える方向キーを
利用してこれらのボタンのいずれかを選択して、ENT
ERキーを利用して決定する。すると、決定されたボタ
ンのボタン番号が、SPRMレジスタ210に保存され
る。
【0075】なお、実際には、選択肢を選択させる直前
までの映像情報と、選択肢を選択させる部分と、を異な
るのPGCで構成して管理することが望ましい。これに
より、セーブした直後やロードした直後には、選択肢画
面が表示されることとなり、その選択肢の直前までの映
像を再生する必要がなくなる。この点については後述す
る。
までの映像情報と、選択肢を選択させる部分と、を異な
るのPGCで構成して管理することが望ましい。これに
より、セーブした直後やロードした直後には、選択肢画
面が表示されることとなり、その選択肢の直前までの映
像を再生する必要がなくなる。この点については後述す
る。
【0076】このような実施形態をとった場合は、前段
の映像情報再生用のPGCでは、「選択肢直前までの映
像を再生する」旨が指定され、後段の選択肢を選択させ
るためのPGCには、「画面内にボタンを割り当てて、
いずれのボタンがユーザによって選択決定されたかを判
断し、その結果によって次に再生すべきチャプターを決
める処理」が指定されることとなる。
の映像情報再生用のPGCでは、「選択肢直前までの映
像を再生する」旨が指定され、後段の選択肢を選択させ
るためのPGCには、「画面内にボタンを割り当てて、
いずれのボタンがユーザによって選択決定されたかを判
断し、その結果によって次に再生すべきチャプターを決
める処理」が指定されることとなる。
【0077】(通常再生処理)図4は、図1に示すAV
Gで、現在のチャプターを再生した後に次のチャプター
を指定する通常再生処理の流れを示すフローチャートで
ある。本処理は、PGCによって管理された映像情報と
プログラムによって実現され、DVDプレイヤー201
によって実行される。
Gで、現在のチャプターを再生した後に次のチャプター
を指定する通常再生処理の流れを示すフローチャートで
ある。本処理は、PGCによって管理された映像情報と
プログラムによって実現され、DVDプレイヤー201
によって実行される。
【0078】まず、当該チャプターの映像情報が再生さ
れる(ステップS401)。当該再生が終了したら、当
該チャプターに対してあらかじめ定めたチャプターを、
次に再生すべき映像情報を含むチャプターとして指定す
る(ステップS402)。そして、本処理を終了する。
れる(ステップS401)。当該再生が終了したら、当
該チャプターに対してあらかじめ定めたチャプターを、
次に再生すべき映像情報を含むチャプターとして指定す
る(ステップS402)。そして、本処理を終了する。
【0079】本処理を利用すると、2つのチャプターが
連続して再生されることになる。
連続して再生されることになる。
【0080】図1に示すAVGのフロー中、以下の移行
を実現するために、本処理が用いられる。 ・チャプター110→チャプター114 ・チャプター113→チャプター114 ・チャプター115→チャプター116 ・チャプター116→チャプター117 ・チャプター122→チャプター123 ・チャプター123→チャプター126
を実現するために、本処理が用いられる。 ・チャプター110→チャプター114 ・チャプター113→チャプター114 ・チャプター115→チャプター116 ・チャプター116→チャプター117 ・チャプター122→チャプター123 ・チャプター123→チャプター126
【0081】なお、以下では、後述する再生済情報記録
処理を用いる。 ・チャプター108→チャプター133 ・チャプター109→チャプター110
処理を用いる。 ・チャプター108→チャプター133 ・チャプター109→チャプター110
【0082】また、以下では、後述する再生済情報記録
処理を用いてもよいし、本処理を用いてもよい。 ・チャプター102→チャプター103 ・チャプター106→チャプター107 ・チャプター112→チャプター113 ・チャプター125→チャプター123
処理を用いてもよいし、本処理を用いてもよい。 ・チャプター102→チャプター103 ・チャプター106→チャプター107 ・チャプター112→チャプター113 ・チャプター125→チャプター123
【0083】このように、あるチャプターの次に再生す
るチャプターが一定している場合は、これらをまとめて
一つの映像情報としてもよい。ただし、分岐した後に制
御の流れがまた合流する場合を考慮すると、本通常再生
処理があった方が効率がよい。
るチャプターが一定している場合は、これらをまとめて
一つの映像情報としてもよい。ただし、分岐した後に制
御の流れがまた合流する場合を考慮すると、本通常再生
処理があった方が効率がよい。
【0084】このような通常再生処理を行うためには、
DVD規格により定められた手続 JumpVTS_PTT をPG
Cにて用いればよい。
DVD規格により定められた手続 JumpVTS_PTT をPG
Cにて用いればよい。
【0085】(分岐処理)図5は、ユーザの入力によ
り、次に再生すべきチャプターが変化する分岐処理の流
れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して
説明する。
り、次に再生すべきチャプターが変化する分岐処理の流
れを示すフローチャートである。以下、本図を参照して
説明する。
【0086】まず、当該チャプターの映像情報を再生す
る(ステップS501)。これは、上記通常再生処理の
ステップS401と同様である。
る(ステップS501)。これは、上記通常再生処理の
ステップS401と同様である。
【0087】次に、当該チャプターに割り当てられた番
号を、GPRMレジスタに保存する(ステップS50
2)。本実施形態では、分岐の数は9個ある。したがっ
て、この情報は4ビットで十分に表現できる。分岐処理
を行うそれぞれのチャプターに異なる値を割り当て、こ
れを、GPRMレジスタの所定のビット位置に代入する
こととなる。
号を、GPRMレジスタに保存する(ステップS50
2)。本実施形態では、分岐の数は9個ある。したがっ
て、この情報は4ビットで十分に表現できる。分岐処理
を行うそれぞれのチャプターに異なる値を割り当て、こ
れを、GPRMレジスタの所定のビット位置に代入する
こととなる。
【0088】なお、分岐のそれぞれに1ビットを割り当
て、当該ビットを立てるようにしてもよい。この実施形
態については後述する。
て、当該ビットを立てるようにしてもよい。この実施形
態については後述する。
【0089】映像情報の最後には、図3に示すような選
択肢を表す映像情報が含まれており、これに対してDV
D規格に基づいてボタンを割り当てて(ステップS50
3)、ユーザの指示入力をDVDプレイヤーの公知の入
力技術を用いて適宜受け付ける(ステップS504)。
いずれのボタンが選択されたかは、SPRMレジスタ2
10から取得されるため、この値を調べる(ステップS
505)。
択肢を表す映像情報が含まれており、これに対してDV
D規格に基づいてボタンを割り当てて(ステップS50
3)、ユーザの指示入力をDVDプレイヤーの公知の入
力技術を用いて適宜受け付ける(ステップS504)。
いずれのボタンが選択されたかは、SPRMレジスタ2
10から取得されるため、この値を調べる(ステップS
505)。
【0090】図1に示すAVGでは、再生を継続するた
めの選択肢は、Yes/Noに相当する二者択一のもの
である。このほか、セーブとロードのいずれかを選択す
ることもできる。
めの選択肢は、Yes/Noに相当する二者択一のもの
である。このほか、セーブとロードのいずれかを選択す
ることもできる。
【0091】この値が、Yesに相当する選択肢を選ぶ
ものであった場合(ステップS505;Yes)、次の
チャプターを指定して(ステップS506)、本処理を
終了する。
ものであった場合(ステップS505;Yes)、次の
チャプターを指定して(ステップS506)、本処理を
終了する。
【0092】一方、Noに相当する選択肢を選ぶもので
あった場合(ステップS505;No)、この選択肢に
対応付けられた次のチャプターを指定して(ステップS
507)、本処理を終了する。
あった場合(ステップS505;No)、この選択肢に
対応付けられた次のチャプターを指定して(ステップS
507)、本処理を終了する。
【0093】このほか、セーブに相当する選択肢を選ぶ
ものであった場合(ステップS505;セーブ)、後述
するセーブ処理に移行して(ステップS508)、セー
ブ処理終了後はステップS502に戻る。これにより、
セーブ処理直後は、また選択肢画面が表示される。
ものであった場合(ステップS505;セーブ)、後述
するセーブ処理に移行して(ステップS508)、セー
ブ処理終了後はステップS502に戻る。これにより、
セーブ処理直後は、また選択肢画面が表示される。
【0094】一方、ロードに相当する選択肢を選ぶもの
であった場合(ステップS505;ロード)、後述する
ロード処理に移行する(ステップS509)。
であった場合(ステップS505;ロード)、後述する
ロード処理に移行する(ステップS509)。
【0095】なお、後述するように、ロード処理にはチ
ャプターが割り当てられている。このチャプターの映像
情報を再生し、プログラムを実行することによって、A
VGのロードが実現される。
ャプターが割り当てられている。このチャプターの映像
情報を再生し、プログラムを実行することによって、A
VGのロードが実現される。
【0096】したがって、ステップS509において
は、ロード処理に割り当てられるチャプターを、次のチ
ャプターとして指定して、本処理を終了してもよい。次
のチャプターが指定されていれば、DVDプレイヤー2
01は、そのチャプターの再生を開始するからである。
は、ロード処理に割り当てられるチャプターを、次のチ
ャプターとして指定して、本処理を終了してもよい。次
のチャプターが指定されていれば、DVDプレイヤー2
01は、そのチャプターの再生を開始するからである。
【0097】図1に示すAVGのフロー中、以下の選択
肢を実現するために、本処理が用いられる。 ・チャプター101→チャプター102/103 ・チャプター103→チャプター104/105 ・チャプター105→チャプター106/107 ・チャプター107→チャプター108/133 ・チャプター111→チャプター112/113 ・チャプター120→チャプター121/123 ・チャプター121→チャプター122/124 ・チャプター126→チャプター127/130 ・チャプター133→チャプター111/109
肢を実現するために、本処理が用いられる。 ・チャプター101→チャプター102/103 ・チャプター103→チャプター104/105 ・チャプター105→チャプター106/107 ・チャプター107→チャプター108/133 ・チャプター111→チャプター112/113 ・チャプター120→チャプター121/123 ・チャプター121→チャプター122/124 ・チャプター126→チャプター127/130 ・チャプター133→チャプター111/109
【0098】ステップS502においては、以下のよう
に各数値を設定する。
に各数値を設定する。
【0099】・GPRMレジスタ内の「現在位置」を示
すビット位置(4ビット分)に、選択肢チャプターに割
り当てられた番号を代入する。本実施形態では、現在位
置を表現するために整数値1〜9を用いるため、現在位
置を保存するためには4ビットで十分である。
すビット位置(4ビット分)に、選択肢チャプターに割
り当てられた番号を代入する。本実施形態では、現在位
置を表現するために整数値1〜9を用いるため、現在位
置を保存するためには4ビットで十分である。
【0100】・GPRMレジスタ内の「選択肢のあるチ
ャプターを通過したか否かを表現するためのビット位置
(10ビット分)」のうち、当該選択肢に対応付けられ
たビット位置に1を設定する。したがって、本実施形態
では、選択肢の数(10個)だけビット数が必要とな
る。
ャプターを通過したか否かを表現するためのビット位置
(10ビット分)」のうち、当該選択肢に対応付けられ
たビット位置に1を設定する。したがって、本実施形態
では、選択肢の数(10個)だけビット数が必要とな
る。
【0101】なお、これらのうち、後者については、省
略した実施形態を採用することもできる。この場合は、
通過経路のチェックは行わないことになる。
略した実施形態を採用することもできる。この場合は、
通過経路のチェックは行わないことになる。
【0102】各分岐において、Yes/Noのいずれの
選択肢を選択したかは、それぞれに割り当てられた次の
チャプターにて、後述する再生済情報記録処理を実行す
る。
選択肢を選択したかは、それぞれに割り当てられた次の
チャプターにて、後述する再生済情報記録処理を実行す
る。
【0103】たとえば、チャプター101の選択肢で
「放っておく」を選択したか、それとも、「話しかけ
る」を選択したか、を後で調べるには、「チャプター1
02が再生済か否か」を調べればよい。したがって、チ
ャプター102にて、後述する再生済情報記録処理を実
行すればよい。
「放っておく」を選択したか、それとも、「話しかけ
る」を選択したか、を後で調べるには、「チャプター1
02が再生済か否か」を調べればよい。したがって、チ
ャプター102にて、後述する再生済情報記録処理を実
行すればよい。
【0104】なお、この例の場合、チャプター103に
再生済情報記録処理を割り当てても無意味である。「放
っておく」を選択した場合も、チャプター102の再生
後にチャプター103の再生が行われるからである。
再生済情報記録処理を割り当てても無意味である。「放
っておく」を選択した場合も、チャプター102の再生
後にチャプター103の再生が行われるからである。
【0105】(再生済情報記録処理)図6は、いわゆる
エンディングの再生が終了して、あるストーリーの最後
まで至った場合に、新たな選択肢や新たな移行が現れる
ようにするための再生済情報記録処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
エンディングの再生が終了して、あるストーリーの最後
まで至った場合に、新たな選択肢や新たな移行が現れる
ようにするための再生済情報記録処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0106】まず、当該チャプターの映像情報が再生さ
れる(ステップS601)。
れる(ステップS601)。
【0107】再生が終了したら、当該チャプターの再生
済をあらわすGPRMのビットを1にセットして立てる
(ステップS602)。
済をあらわすGPRMのビットを1にセットして立てる
(ステップS602)。
【0108】さらに、当該チャプターに対してあらかじ
め定めたチャプターを、次に再生すべき映像情報を含む
チャプターとして指定して(ステップS603)、本処
理を終了する。
め定めたチャプターを、次に再生すべき映像情報を含む
チャプターとして指定して(ステップS603)、本処
理を終了する。
【0109】エンディング再生が終了すると、AVG冒
頭に戻るのが一般的であるので、以下の移行で本処理が
用いられる。 ・チャプター104→チャプター101 ・チャプター118→チャプター101 ・チャプター119→チャプター101 ・チャプター128→チャプター101 ・チャプター129→チャプター101 ・チャプター131→チャプター101 ・チャプター132→チャプター101
頭に戻るのが一般的であるので、以下の移行で本処理が
用いられる。 ・チャプター104→チャプター101 ・チャプター118→チャプター101 ・チャプター119→チャプター101 ・チャプター128→チャプター101 ・チャプター129→チャプター101 ・チャプター131→チャプター101 ・チャプター132→チャプター101
【0110】なお、本実施形態において、図1には図示
していないタイトル画面に移行するようにしてもよい。
していないタイトル画面に移行するようにしてもよい。
【0111】また、図1に示すAVGでは、本処理は、
いわゆるエンディングのほか、途中のチャプターにおい
ても利用されている。以下の通りである。・チャプター
124→チャプター123/125
いわゆるエンディングのほか、途中のチャプターにおい
ても利用されている。以下の通りである。・チャプター
124→チャプター123/125
【0112】さらに、本処理は、上述の通り、選択肢に
おいていずれを選択したかを記録するためにも使う。 ・チャプター108→チャプター133(チャプター1
07で「口答えする」を選んだか否かを表すため) ・チャプター109→チャプター110(チャプター1
33で「従う」を選んだか否かを表すため)
おいていずれを選択したかを記録するためにも使う。 ・チャプター108→チャプター133(チャプター1
07で「口答えする」を選んだか否かを表すため) ・チャプター109→チャプター110(チャプター1
33で「従う」を選んだか否かを表すため)
【0113】さらに、本AVGでは使用していないが、
以下の移行についてもいずれを選択したかを記録するこ
とができる。 ・チャプター102→チャプター103(チャプター1
01で「放っておく」を選んだか否かを表すため) ・チャプター106→チャプター107(チャプター1
05で「続ける」を選んだか否かを表すため) ・チャプター112→チャプター113(チャプター1
11で「逆らわない」を選んだか否かを表すため) ・チャプター125→チャプター123(チャプター1
24で「気絶しない」を選んだか否かを表すため)
以下の移行についてもいずれを選択したかを記録するこ
とができる。 ・チャプター102→チャプター103(チャプター1
01で「放っておく」を選んだか否かを表すため) ・チャプター106→チャプター107(チャプター1
05で「続ける」を選んだか否かを表すため) ・チャプター112→チャプター113(チャプター1
11で「逆らわない」を選んだか否かを表すため) ・チャプター125→チャプター123(チャプター1
24で「気絶しない」を選んだか否かを表すため)
【0114】このほか、所定のビットをクリアするよう
な処理をステップS602において実行することも可能
である。
な処理をステップS602において実行することも可能
である。
【0115】(レジスタ分岐処理)図7は、GPRMレ
ジスタ211に記録されている情報に応じて次に再生す
るチャプターを決めて分岐するレジスタ分岐処理の処理
の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照
して説明する。
ジスタ211に記録されている情報に応じて次に再生す
るチャプターを決めて分岐するレジスタ分岐処理の処理
の流れを示すフローチャートである。以下、本図を参照
して説明する。
【0116】まず、本チャプターの映像情報を再生する
(ステップS701)。再生が終了したら、GPRMレ
ジスタ211の値を取得して(ステップS702)、当
該チャプターに割り当てられた所定のビット(複数であ
ってもよい)が立っているか否かを調べる(ステップS
703)。
(ステップS701)。再生が終了したら、GPRMレ
ジスタ211の値を取得して(ステップS702)、当
該チャプターに割り当てられた所定のビット(複数であ
ってもよい)が立っているか否かを調べる(ステップS
703)。
【0117】0である場合(ステップS703;0)、
0にあらかじめ対応付けられた次のチャプターを指定し
て(ステップS704)、本処理を終了する。
0にあらかじめ対応付けられた次のチャプターを指定し
て(ステップS704)、本処理を終了する。
【0118】一方非0である場合(ステップS703;
非0)、これにあらかじめ対応付けられた次のチャプタ
ーを指定して(ステップS705)、本処理を終了す
る。
非0)、これにあらかじめ対応付けられた次のチャプタ
ーを指定して(ステップS705)、本処理を終了す
る。
【0119】本処理では、レジスタの値のうち、以前に
選択した選択肢がいずれであったか、のビット情報と、
すでに当該チャプターを再生したことがあるか否か、の
ビット情報と、を使って、これらが立っているか否かに
よって、判断を行う。
選択した選択肢がいずれであったか、のビット情報と、
すでに当該チャプターを再生したことがあるか否か、の
ビット情報と、を使って、これらが立っているか否かに
よって、判断を行う。
【0120】図1に示すAVGでは、以下の移行におい
て本処理が用いられる。 ・チャプター114→チャプター115/120 「チ
ャプター133においていずれを選択したか」 ・チャプター117→チャプター118/119 「チ
ャプター107においていずれを選択したか」 ・チャプター127→チャプター128/129 「チ
ャプター112、124のいずれかが再生済か否か」 ・チャプター130→チャプター131/132 「チ
ャプター112、124のいずれかが再生済か否か」
て本処理が用いられる。 ・チャプター114→チャプター115/120 「チ
ャプター133においていずれを選択したか」 ・チャプター117→チャプター118/119 「チ
ャプター107においていずれを選択したか」 ・チャプター127→チャプター128/129 「チ
ャプター112、124のいずれかが再生済か否か」 ・チャプター130→チャプター131/132 「チ
ャプター112、124のいずれかが再生済か否か」
【0121】(セーブ処理)図8は、現在までの再生状
態を示すレジスタなどの情報をユーザにパスワード文字
列として提示するセーブ処理の流れを示すフローチャー
トである。本処理は、ステップS509の処理を契機と
して開始される。以下、本図を参照して説明する。
態を示すレジスタなどの情報をユーザにパスワード文字
列として提示するセーブ処理の流れを示すフローチャー
トである。本処理は、ステップS509の処理を契機と
して開始される。以下、本図を参照して説明する。
【0122】まず、GPRMレジスタ211の情報(本
AVGでは17ビットの情報)を取得する(ステップS
801)。
AVGでは17ビットの情報)を取得する(ステップS
801)。
【0123】本処理は、分岐処理を実行するチャプター
の後に実行されるため、最後に再生されたチャプター
は、分岐処理を実行したチャプターである。したがっ
て、この17ビットの情報の中に、最後に再生されたチ
ャプターの情報も入っている。
の後に実行されるため、最後に再生されたチャプター
は、分岐処理を実行したチャプターである。したがっ
て、この17ビットの情報の中に、最後に再生されたチ
ャプターの情報も入っている。
【0124】次に、このビット列から所定の関数を用い
てパスワード文字列を生成する(ステップS804)。
てパスワード文字列を生成する(ステップS804)。
【0125】この所定の関数を選ぶにあたっては、以下
のような条件を考慮する必要がある。
のような条件を考慮する必要がある。
【0126】まず、DVDでは、1つの画面に36個ま
でボタンを配置することができる。したがって、英数字
0〜9、A〜Zをパスワード文字列に使うことができ
る。また、英字A〜Zのみを使ってもよい。ここでは、
英字のみを使う場合を考える。17ビットの情報をA〜
Zの26文字を用いて表すには、少なくとも4文字が必
要である。
でボタンを配置することができる。したがって、英数字
0〜9、A〜Zをパスワード文字列に使うことができ
る。また、英字A〜Zのみを使ってもよい。ここでは、
英字のみを使う場合を考える。17ビットの情報をA〜
Zの26文字を用いて表すには、少なくとも4文字が必
要である。
【0127】したがって、最も単純な「所定の関数」
は、17ビットの情報を整数として捉え、これを26進
法の4桁で表して、その各桁について、0にはAを、1
にはBを、2にはCを、…のように対応させて文字列を
得るものである。
は、17ビットの情報を整数として捉え、これを26進
法の4桁で表して、その各桁について、0にはAを、1
にはBを、2にはCを、…のように対応させて文字列を
得るものである。
【0128】この場合の「所定の逆関数」は、パスワー
ド文字列のA〜Zを0〜25に対応させて26進法の数
字と見て、整数を得る関数である。
ド文字列のA〜Zを0〜25に対応させて26進法の数
字と見て、整数を得る関数である。
【0129】表示されるパスワード文字列のバリエーシ
ョンが少ないと考えられる場合には、「所定の関数」で
乱数を用いる。たとえば、15ビットの乱数を発生さ
せ、この乱数と、ステップS803にて得られた17ビ
ットの情報とのXORをとり、上記15ビットの乱数を
下位15ビットとし、XORをとった結果を上位17ビ
ットとして、32ビットの整数を得る。さらに、この3
2ビットの整数を26進法で表現して、上記対応をと
る。この場合は、パスワード文字列は、少なくとも7文
字となる。
ョンが少ないと考えられる場合には、「所定の関数」で
乱数を用いる。たとえば、15ビットの乱数を発生さ
せ、この乱数と、ステップS803にて得られた17ビ
ットの情報とのXORをとり、上記15ビットの乱数を
下位15ビットとし、XORをとった結果を上位17ビ
ットとして、32ビットの整数を得る。さらに、この3
2ビットの整数を26進法で表現して、上記対応をと
る。この場合は、パスワード文字列は、少なくとも7文
字となる。
【0130】この場合の「所定の逆関数」は、パスワー
ド文字列のA〜Zを0〜25に対応させて26進法の数
字と見て整数を得て、この整数の上位17ビットと下位
15ビットのXORを取って、17ビットの整数を得る
演算となる。
ド文字列のA〜Zを0〜25に対応させて26進法の数
字と見て整数を得て、この整数の上位17ビットと下位
15ビットのXORを取って、17ビットの整数を得る
演算となる。
【0131】このように、乱数の値をパスワード文字列
に埋め込むような手法によれば、XOR演算を用いなく
とも種々の演算を用いることができる。このような実施
形態も、本発明の範囲に含まれる。
に埋め込むような手法によれば、XOR演算を用いなく
とも種々の演算を用いることができる。このような実施
形態も、本発明の範囲に含まれる。
【0132】また、「プレイの中断状態」が同じであっ
ても、さまざまなパスワード文字列でこれを表現するこ
とができる。上記の乱数を用いる実施形態では、同じ中
断状態が、32768通りのパスワード文字列で表現さ
れることになる。
ても、さまざまなパスワード文字列でこれを表現するこ
とができる。上記の乱数を用いる実施形態では、同じ中
断状態が、32768通りのパスワード文字列で表現さ
れることになる。
【0133】また、乱数を得る方法としては、手続 Rnd
を使う方法、M系列を使用する方法、奇数と奇数を順
次掛け算してこれを所定の数で割った余りを使う方法の
ほか、経路の記憶などには用いられていないレジスタの
値を用いる手法が考えられる。
を使う方法、M系列を使用する方法、奇数と奇数を順
次掛け算してこれを所定の数で割った余りを使う方法の
ほか、経路の記憶などには用いられていないレジスタの
値を用いる手法が考えられる。
【0134】ついで、パスワード文字列に含まれる文字
を順に取り出して(ステップS805)、手続 SetSTN
subpicture=...を用いてこの文字に対応するサブピク
チャーを指定して、文字を表示する(ステップS80
6)。
を順に取り出して(ステップS805)、手続 SetSTN
subpicture=...を用いてこの文字に対応するサブピク
チャーを指定して、文字を表示する(ステップS80
6)。
【0135】さらに、ユーザがこの文字を確認した旨の
入力を待ち(ステップS807)、入力があったら、す
べての文字を表示したか調べ(ステップS808)、表
示していない場合(ステップS808;No)、ステッ
プS805に戻る。
入力を待ち(ステップS807)、入力があったら、す
べての文字を表示したか調べ(ステップS808)、表
示していない場合(ステップS808;No)、ステッ
プS805に戻る。
【0136】一方、すべての文字を表示した場合(ステ
ップS808;Yes)、本処理を終了する。
ップS808;Yes)、本処理を終了する。
【0137】なお、この場合、文字の表示にはサブピク
チャーを用いるため、パスワード文字列に含まれる文字
を表示する際の背景画像を、ステップS805より前に
表示しておけば、背景画像をつけて文字を表示すること
もできる。
チャーを用いるため、パスワード文字列に含まれる文字
を表示する際の背景画像を、ステップS805より前に
表示しておけば、背景画像をつけて文字を表示すること
もできる。
【0138】図9は、このようにして表示されたパスワ
ード文字の様子を示す説明図である。図に示す通り、画
面には、パスワード文字列に含まれる文字「A」が1文
字だけ表示されている。また、背景画像として「パスワ
ード文字列が順に表示されている途中です」という文字
列を含む画像が表示されている。
ード文字の様子を示す説明図である。図に示す通り、画
面には、パスワード文字列に含まれる文字「A」が1文
字だけ表示されている。また、背景画像として「パスワ
ード文字列が順に表示されている途中です」という文字
列を含む画像が表示されている。
【0139】このように、パスワード文字列を1文字ず
つ表示することにより、用意しなければならないサブピ
クチャーの数を劇的に減らすことができる。
つ表示することにより、用意しなければならないサブピ
クチャーの数を劇的に減らすことができる。
【0140】(ロード処理)図10は、パスワード文字
列を入力することにより、以前の再生状況に復旧するた
めのロード処理の流れを示すフローチャートである。本
処理は、ステップS510の処理を契機として開始され
るほか、タイトル画面にて本処理を開始する項目を選択
できるようにすることもできる。以下、本図を参照して
説明する。
列を入力することにより、以前の再生状況に復旧するた
めのロード処理の流れを示すフローチャートである。本
処理は、ステップS510の処理を契機として開始され
るほか、タイトル画面にて本処理を開始する項目を選択
できるようにすることもできる。以下、本図を参照して
説明する。
【0141】まず、ゲームのプレイ状況を保存するため
のGPRMレジスタ211を0にクリアする(ステップ
S901)。
のGPRMレジスタ211を0にクリアする(ステップ
S901)。
【0142】現在何文字目までパスワードを入力したか
調べて、必要な文字数の入力が終了しているか否かを判
断する(ステップS902)。この文字数は、たとえば
上記の「所定の関数」を使った場合には、それぞれ4文
字と7文字である。
調べて、必要な文字数の入力が終了しているか否かを判
断する(ステップS902)。この文字数は、たとえば
上記の「所定の関数」を使った場合には、それぞれ4文
字と7文字である。
【0143】まだ入力する必要がある場合(ステップS
902;No)、当該文字番目に対応付けられた映像情
報を画面に表示し(ステップS903)、この映像情報
にボタンを配置する(ステップS904)。ボタン番号
0には「A」を、ボタン番号1には「B」を、のように
対応付けることが望ましい。
902;No)、当該文字番目に対応付けられた映像情
報を画面に表示し(ステップS903)、この映像情報
にボタンを配置する(ステップS904)。ボタン番号
0には「A」を、ボタン番号1には「B」を、のように
対応付けることが望ましい。
【0144】さらに、ユーザがいずれかのボタンを選択
するまで待機して、入力を受け付ける(ステップS90
5)。
するまで待機して、入力を受け付ける(ステップS90
5)。
【0145】図11は、それぞれ、(a) 1文字目、
(b) 2文字目、(c) 3文字目の入力待ち状態の
際の画面の表示例である。画像上方には、入力済みの文
字数が「*」記号により表示されており、画像下方に
は、A〜Zの文字が表示されている。このように文字数
分の映像情報を用意してパスワード文字列用の入力画面
の画像とすることができる。
(b) 2文字目、(c) 3文字目の入力待ち状態の
際の画面の表示例である。画像上方には、入力済みの文
字数が「*」記号により表示されており、画像下方に
は、A〜Zの文字が表示されている。このように文字数
分の映像情報を用意してパスワード文字列用の入力画面
の画像とすることができる。
【0146】入力を受け付けたら、得られたボタンの番
号をSPRMレジスタ210から取得する(ステップS
906)。本実施形態では、0から25の値が得られる
ことになる。
号をSPRMレジスタ210から取得する(ステップS
906)。本実施形態では、0から25の値が得られる
ことになる。
【0147】次に、ゲームのプレイ状態を保存するため
のGPRMレジスタ211の値を26倍して、得られた
ボタン番号を加算して(ステップS907)、ステップ
S902に戻る。この繰り返しにより、「所定の関数」
により計算された整数値が得られる。
のGPRMレジスタ211の値を26倍して、得られた
ボタン番号を加算して(ステップS907)、ステップ
S902に戻る。この繰り返しにより、「所定の関数」
により計算された整数値が得られる。
【0148】一方、必要な文字数の入力が終了した場合
(ステップS902;Yes)、GPRMレジスタ21
1に記憶された整数は、「A〜Zにより26進数表記さ
れていた整数値」であるので、これとあわせて上述の
「所定の逆関数」の演算を行って、セーブ前のGPRM
レジスタ211の値を得て(ステップS908)、GP
RMレジスタ211の値と、最後に再生していたチャプ
ター番号とを復旧し(ステップS909)、そのチャプ
ターの最後から所定秒数だけ戻った位置から映像情報の
再生を開始して(ステップS910)、本処理を終了す
る。
(ステップS902;Yes)、GPRMレジスタ21
1に記憶された整数は、「A〜Zにより26進数表記さ
れていた整数値」であるので、これとあわせて上述の
「所定の逆関数」の演算を行って、セーブ前のGPRM
レジスタ211の値を得て(ステップS908)、GP
RMレジスタ211の値と、最後に再生していたチャプ
ター番号とを復旧し(ステップS909)、そのチャプ
ターの最後から所定秒数だけ戻った位置から映像情報の
再生を開始して(ステップS910)、本処理を終了す
る。
【0149】なお、上述したように、選択肢用のPGC
とその直前の映像再生用のPGCとを分離した形態をと
る場合には、ステップS910において、選択肢用のP
GCを実行することにより、ロードを行うとセーブした
位置の選択画面が表示されるようにすることができる。
とその直前の映像再生用のPGCとを分離した形態をと
る場合には、ステップS910において、選択肢用のP
GCを実行することにより、ロードを行うとセーブした
位置の選択画面が表示されるようにすることができる。
【0150】このようにしてセーブ、ロードを行うこと
により、現在の再生状況を不揮発に記憶することができ
ず、かつ、プログラムなどを実行する能力が貧弱なDV
Dプレイヤーであっても、AVGなどのゲームを再生実
行させることができる。本実施形態では、DVDに、映
像情報のほかに、DVDプレイヤーに実行させるプログ
ラムを再生制御情報として付加することにより、これを
実現している。
により、現在の再生状況を不揮発に記憶することができ
ず、かつ、プログラムなどを実行する能力が貧弱なDV
Dプレイヤーであっても、AVGなどのゲームを再生実
行させることができる。本実施形態では、DVDに、映
像情報のほかに、DVDプレイヤーに実行させるプログ
ラムを再生制御情報として付加することにより、これを
実現している。
【0151】なお、本実施形態では、上記のようなAV
Gのフローチャートを用いて、セーブ/ロードする情報
として17ビットの情報を用いたが、これらの構成につ
いては、任意に変更が可能であり、変更した実施形態
も、本発明の範囲に含まれる。
Gのフローチャートを用いて、セーブ/ロードする情報
として17ビットの情報を用いたが、これらの構成につ
いては、任意に変更が可能であり、変更した実施形態
も、本発明の範囲に含まれる。
【0152】(第2の実施の形態)上記実施形態では、
どの分岐に至ったか、分岐が発生するチャプターでどの
選択肢を選択したか、および、エンディングに相当する
チャプターを再生したか、の情報をGPRMレジスタ2
11に保存していたが、本実施形態では、これらに加え
て、さらに、ほかの情報を保存する。
どの分岐に至ったか、分岐が発生するチャプターでどの
選択肢を選択したか、および、エンディングに相当する
チャプターを再生したか、の情報をGPRMレジスタ2
11に保存していたが、本実施形態では、これらに加え
て、さらに、ほかの情報を保存する。
【0153】すなわち、上記以外のチャプターでも、当
該チャプターが再生済みである旨を保存する手法であ
る。すべてのチャプターについて、再生済みか否かを保
存してもよいし、いずれかを選択して保存してもよい。
該チャプターが再生済みである旨を保存する手法であ
る。すべてのチャプターについて、再生済みか否かを保
存してもよいし、いずれかを選択して保存してもよい。
【0154】たとえば、上記AVGのフローにおいて
は、単純にすべてのチャプターのいずれが再生済みか否
かを保存するには、33ビットを用意すれば十分であ
る。
は、単純にすべてのチャプターのいずれが再生済みか否
かを保存するには、33ビットを用意すれば十分であ
る。
【0155】また、各プレイを開始するごとに、GPR
Mレジスタ211から、エンディングチャプター以外の
チャプターの再生済み情報をクリアする。
Mレジスタ211から、エンディングチャプター以外の
チャプターの再生済み情報をクリアする。
【0156】本実施形態では、ロード時に、当該プレイ
における各チャプターの再生の順序を調べることができ
る。したがって、パスワード文字列から得られたGPR
Mレジスタ211の値を調べれば、当該パスワード文字
列が「正しいパスワード文字列」か否かがわかる。
における各チャプターの再生の順序を調べることができ
る。したがって、パスワード文字列から得られたGPR
Mレジスタ211の値を調べれば、当該パスワード文字
列が「正しいパスワード文字列」か否かがわかる。
【0157】ここで、「正しいパスワード文字列」と
は、正しい順序でチャプターが再生された旨の情報が復
元できるようなパスワード文字列である。たとえば、交
わることがありえない分岐の途中のチャプターがいずれ
も再生済みとなっていた場合には、ユーザが間違えてパ
スワードを入力した、と判断することができる。
は、正しい順序でチャプターが再生された旨の情報が復
元できるようなパスワード文字列である。たとえば、交
わることがありえない分岐の途中のチャプターがいずれ
も再生済みとなっていた場合には、ユーザが間違えてパ
スワードを入力した、と判断することができる。
【0158】このような場合には、パスワード文字列が
違う旨を表示して、再度最初からパスワード文字列の入
力を促せばよい。
違う旨を表示して、再度最初からパスワード文字列の入
力を促せばよい。
【0159】(第3の実施の形態)上記実施形態では、
分岐がある場合には、「ユーザがいずれかの分岐を次の
チャプターを指定する」「チャプターの再生状況に応じ
て次のチャプターを指定する」の2通りが採用されてい
たが、これらを組み合わせてもよい。
分岐がある場合には、「ユーザがいずれかの分岐を次の
チャプターを指定する」「チャプターの再生状況に応じ
て次のチャプターを指定する」の2通りが採用されてい
たが、これらを組み合わせてもよい。
【0160】すなわち、所定のチャプターが再生されて
いない場合は、選択肢の表示画面には移行せずに、自動
的に、一方の選択肢に対応するチャプターを、次のチャ
プターとして指定するものである。
いない場合は、選択肢の表示画面には移行せずに、自動
的に、一方の選択肢に対応するチャプターを、次のチャ
プターとして指定するものである。
【0161】たとえば、上記AVGにおいて、チャプタ
ー133→チャプター111/109において、まだ1
回もいずれのエンディングもクリアしていない場合、選
択肢を表示せずに、次のチャプターをチャプター109
とするような場合に利用できる。
ー133→チャプター111/109において、まだ1
回もいずれのエンディングもクリアしていない場合、選
択肢を表示せずに、次のチャプターをチャプター109
とするような場合に利用できる。
【0162】本実施形態では、上記のように、エンディ
ングが再生済みか否かは、GPRMレジスタ211の所
定のビットのいずれが立っているか調べればわかる。し
たがって、エンディングに相当するビットが立っている
マスクと、GPRMレジスタ211との論理和をとっ
て、これが非0であれば選択肢を表示し、0であれば、
次のチャプターを自動的に選択してしまうようにすれば
よい。
ングが再生済みか否かは、GPRMレジスタ211の所
定のビットのいずれが立っているか調べればわかる。し
たがって、エンディングに相当するビットが立っている
マスクと、GPRMレジスタ211との論理和をとっ
て、これが非0であれば選択肢を表示し、0であれば、
次のチャプターを自動的に選択してしまうようにすれば
よい。
【0163】本実施形態では、プレイを何回も繰り返す
ことによって、選択肢が次第に増えていくようなAVG
を、DVDにて実現することができる。
ことによって、選択肢が次第に増えていくようなAVG
を、DVDにて実現することができる。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザからの入力により、再生される映像情報が変化す
るとともに、再生を中断しても、後日その続きが再生で
きる映像情報を提供するのに好適な、DVD、映像情報
再生装置、および、映像情報再生方法を提供することが
できる。
ユーザからの入力により、再生される映像情報が変化す
るとともに、再生を中断しても、後日その続きが再生で
きる映像情報を提供するのに好適な、DVD、映像情報
再生装置、および、映像情報再生方法を提供することが
できる。
【図1】本発明のDVDにて実現されるAVGの概要を
示すフロー図である。
示すフロー図である。
【図2】DVDプレイヤーの概要構成を示す模式図であ
る。
る。
【図3】本発明のDVDにより再生表示される選択肢の
様子を示す模式図である。
様子を示す模式図である。
【図4】通常再生処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】分岐処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】再生済情報記録処理の流れを示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】レジスタ分岐処理の流れを示すフローチャート
である。
である。
【図8】セーブ処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】セーブ処理における画面の表示例を示す説明図
である。
である。
【図10】ロード処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る。
【図11】ロード処理における画面の表示例を示す説明
図である。
図である。
201 DVDプレイヤー
202 DVDドライブ
203 CPU
204 バッファ
205 MPEGデコーダ
206 出力インターフェース
207 方向キー
208 ENTERキー
209 ボタン
210 SPRMレジスタ
211 GPRMレジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5C052 AA02 AA17 AB03 AB04 CC06
DD04
5C053 FA24 GB06 HA33 LA06 LA11
5D044 AB07 BC03 CC06 DE33 DE38
FG18 FG23 GK12
5D077 AA21 BA05 BA18 CB02 CB14
DC08 DC12 DC16 EA06 EA32
HC05 HC23
Claims (6)
- 【請求項1】チャプターに分割された映像情報を記録す
るディジタルビデオディスクプレイヤー読取可能なディ
ジタルビデオディスクであって、 当該ディジタルビデオディスクは、前記チャプターのい
ずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入力用プログ
ラムを記録し、 前記文字列入力用プログラムのそれぞれは、レジスタに
一時的に情報を記憶することと、ユーザからの入力を受
け付けることと、ができるディジタルビデオディスクプ
レイヤーを、 当該チャプターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に
対応する映像情報を含む。)を再生する映像情報再生
部、 当該チャプターの映像情報の次に再生すべき映像情報に
対応付けられたチャプターを指定する次再生指定部、 ユーザからの「前記再生されたユーザが入力可能な文字
に対応する映像情報のいずれかを選択する」入力を受け
付ける選択入力受付部、および、 前記受け付けられた入力を前記レジスタに記憶すべき情
報に変換して、前記レジスタを更新するレジスタ情報更
新部として機能させ、 当該指定された次に再生すべきチャプターの映像情報の
それぞれは、それまでに受け付けられたユーザからの文
字を選択する入力の回数に対応付けられたものであるこ
とを特徴とするディジタルビデオディスク。 - 【請求項2】請求項1に記載のディジタルビデオディス
クであって、 当該それまでに受け付けられたユーザからの文字を選択
する入力の回数に対応付けられた次に再生すべきチャプ
ターの映像情報のそれぞれは、当該入力の回数と同じ数
の記号を表示する映像情報を含むことを特徴とするも
の。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のディジタルビデ
オディスクであって、 前記文字列入力用プログラムは、前記ディジタルビデオ
ディスクプレイヤーにおいて、 前記レジスタ情報更新部は、すでに前記レジスタに記憶
された情報と、前記受け付けられた入力と、に所定の演
算を施して、当該演算結果で前記レジスタを更新するよ
うに機能させることを特徴とするもの。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項に記載のデ
ィジタルビデオディスクであって、 当該ディジタルビデオディスクは、前記文字列入力用プ
ログラムにより前記ディジタルビデオディスクプレイヤ
ーが所定の回数だけユーザからの文字を選択する入力を
受け付けた後に実行すべき選択プログラムをさらに記録
し、 当該選択プログラムは、前記ディジタルビデオディスク
プレイヤーを、 当該更新されたレジスタの値から次に再生すべき映像情
報を選択して、これに対応付けられたチャプターを指定
して再生する再生選択指定部としてさらに機能させるこ
とを特徴とするもの。 - 【請求項5】チャプターに分割された映像情報を記録す
るディジタルビデオディスクプレイヤー読取可能なディ
ジタルビデオディスクと、 レジスタに一時的に情報を記憶することができ、ユーザ
からの入力を受け付けることができるディジタルビデオ
ディスクプレイヤーと、 を備える映像情報再生装置であって、 当該ディジタルビデオディスクは、前記チャプターのい
ずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入力用プログ
ラムを記録し、 当該ディジタルビデオディスクプレイヤーは、前記文字
列入力用プログラムを実行して、 当該チャプターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に
対応する映像情報を含む。)を再生する映像情報再生
部、 当該チャプターの映像情報の次に再生すべき映像情報に
対応付けられたチャプターを指定する次再生指定部、 ユーザからの「前記再生されたユーザが入力可能な文字
に対応する映像情報のいずれかを選択する」入力を受け
付ける選択入力受付部、および前記受け付けられた入力
を前記レジスタに記憶すべき情報に変換して、前記レジ
スタを更新するレジスタ情報更新部として機能し、 当該指定された次に再生すべきチャプターの映像情報の
それぞれは、それまでに受け付けられたユーザからの文
字を選択する入力の回数に対応付けられたものであるこ
とを特徴とするもの。 - 【請求項6】チャプターに分割された映像情報を記録す
るディジタルビデオディスクプレイヤー読取可能なディ
ジタルビデオディスクに記録された映像情報を再生する
映像情報再生方法であって、 当該ディジタルビデオディスクは、前記チャプターのい
ずれか複数のそれぞれに対応付けて文字列入力用プログ
ラムを記録し、 当該映像情報再生方法は、レジスタに一時的に情報を記
憶することができ、ユーザからの入力を受け付けること
ができるディジタルビデオディスクプレイヤーが前記文
字列入力用プログラムを実行することにより使用され、 当該チャプターの映像情報(ユーザが入力可能な文字に
対応する映像情報を含む。)を再生する映像情報再生工
程と、 当該チャプターの映像情報の次に再生すべき映像情報に
対応付けられたチャプターを指定する次再生指定工程
と、 ユーザからの「前記再生されたユーザが入力可能な文字
に対応する映像情報のいずれかを選択する」入力を受け
付ける選択入力受付工程と、 前記受け付けられた入力を前記レジスタに記憶すべき情
報に変換して、前記レジスタを更新するレジスタ情報更
新工程と、 を備え、 当該指定された次に再生すべきチャプターの映像情報の
それぞれは、それまでに受け付けられたユーザからの文
字を選択する入力の回数に対応付けられたものであるこ
とを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002192078A JP2003092735A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002192078A JP2003092735A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000118165A Division JP2001307462A (ja) | 2000-04-19 | 2000-04-19 | ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092735A true JP2003092735A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19195520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002192078A Pending JP2003092735A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ディジタルビデオディスク、映像情報再生装置、および、映像情報再生方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003092735A (ja) |
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2002
- 2002-07-01 JP JP2002192078A patent/JP2003092735A/ja active Pending
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