JP2003092605A - コンテンツ保護方法及びシステム及びコンテンツ保護プログラム及びコンテンツ保護プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ保護方法及びシステム及びコンテンツ保護プログラム及びコンテンツ保護プログラムを格納した記憶媒体

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JP2003092605A
JP2003092605A JP2001283389A JP2001283389A JP2003092605A JP 2003092605 A JP2003092605 A JP 2003092605A JP 2001283389 A JP2001283389 A JP 2001283389A JP 2001283389 A JP2001283389 A JP 2001283389A JP 2003092605 A JP2003092605 A JP 2003092605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子メールを用いたコンテンツ配信において、
ある電子メールサーバ装置に登録されている電子メール
利用者による不正頒布を防ぐと共に、電子メールでコン
テンツデータを受信した利用者の不正頒布を防ぐことを
可能にする。 【解決手段】 本発明は、電子メールサーバにおいて、
利用者装置から送られてきた電子メールのヘッダ情報を
抽出し、ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添付デー
タ内に電子透かしを埋め込み、透かし入り電子メールを
通常の配送方法で別の電子メールサーバ装置に転送し、
電子透かし検出装置において、電子メールサーバを介し
て利用者装置から送られてきたコンテンツデータを受信
し、電子透かしの検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ保護方
法及びシステム及びコンテンツ保護プログラム及びコン
テンツ保護プログラムを格納した記憶媒体に係り、特
に、ネットワーク上でのディジタルコンテンツ配信にお
ける著作権を保護するためのコンテンツ保護方法及びシ
ステム及びコンテンツ保護プログラム及びコンテンツ保
護プログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの情報ネットワーク
の普及及びコンテンツのディジタル化に伴い、ネットワ
ーク上でのコンテンツ流通が活発になってきている。ネ
ットワークを用いた通信手段として広く用いられている
ものに、電子メールがある。電子メールにおいては、電
子メール利用者はISP(インターネットサービスプロ
バイダ)が運営する電子メールサーバ装置に自らを登録
してメールの送受信を行うことが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ディジタルコ
ンテンツの持つ特性によって著作権侵害も容易となって
しまうという問題がある。即ち、一旦ディジタルデータ
を手に入れてしまえば、誰でも容易に劣化のないコピー
を何度でも行うことができ、さらに、自らがデータの発
信者となり得ることから、コンテンツデータの受信者が
元のコンテンツデータの送信者(著作権者)の意図しな
い形でコピーを頒布することが可能となってしまう。
【0004】一般的な通信手段である 電子メールは、
基本的に1対1、あるいは、1対多の通信であり、一般
に電子メールのやりとりは、送受信者以外には気付かれ
ない。電子メールを用いた不正コンテンツの頒布が行わ
れた場合、電子メールサーバ装置の管理者であるISP
がその責任を問われる可能性もあるが、上記のように自
らの管理する電子メール利用者のうちの誰が不正を行っ
たのかを特定することは難しい。同様のケースとして、
例えば、企業などでその従業員が社外機密情報を電子メ
ールを用いて漏洩させた場合などでも、その犯人を特定
することが難しいといった問題がある。
【0005】また、コンテンツデータの所有者(著作権
者)が電子メールを用いてコンテンツデータ配信を行う
場合を考えると、コンテンツデータの配布先の利用者が
データ入手後上記の不正頒布を防ぐことが難しいといっ
た問題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、電子メールを用いたコンテンツ配信において、ある
電子メールサーバ装置に登録されている電子メール利用
者による不正頒布を防ぐと共に、電子メールでコンテン
ツデータを受信した利用者の不正頒布を防ぐことが可能
なコンテンツ保護方法及びシステム及びコンテンツ保護
プログラム及びコンテンツ保護プログラムを格納した記
憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。
【0008】本発明(請求項1)は、電子メールを含む
ネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコンテ
ンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護方法に
おいて、電子メールサーバ装置において、電子メール利
用者装置から送られてきた電子メールを電子メール本文
と添付データに分解し(ステップ1)、電子メールのヘ
ッダ部に記述されているヘッダ情報を抽出し(ステップ
2)、ヘッダ情報と電子透かし技術を用いて添付データ
内に電子透かしを埋め込み(ステップ3)、電子透かし
を埋め込んだ添付データを電子メール本文と結合して透
かし入り電子メールを作成し(ステップ4)、透かし入
り電子メールを通常の配送方法で別の電子メールサーバ
装置に転送し(ステップ5)、電子透かし検出装置にお
いて、電子メールサーバ装置を介して、透かし入り電子
メールを受信した受信側の電子メール利用者装置からコ
ンテンツデータを受信し(ステップ6)、コンテンツデ
ータから電子透かしの検出を行い、電子透かしを検出し
た場合、埋め込まれていた情報を不正送信に関する情報
として出力する(ステップ7)。本発明(請求項2)
は、電子メールサーバ装置において、電子メールを一意
に示すメッセージIDを取得し、メッセージIDを電子
透かし技術を用いて添付データ内に埋め込み、メッセー
ジIDとヘッダ情報を組にしてヘッダ情報データベース
に登録しておき、電子透かし検出装置において、電子透
かしの検出処理により出力された情報をメッセージID
と見做して、ヘッダ情報データベース内の対応する電子
メールを取得する。
【0009】本発明(請求項3)は、電子メールサーバ
装置が電子透かし検出装置の機能を有する時、電子透か
しが埋め込まれた電子メールを受信し、電子メールを電
子メール本文と添付データに分解し、電子メールのヘッ
ダ部に記述されている宛先電子メールアドレスを含むヘ
ッダ情報を取得し、添付データからの電子透かしの検出
を行い、電子透かしの検出が成功した場合には、埋め込
まれていた宛先電子メールアドレスとヘッダ情報に記述
されていた宛先電子メールアドレスの一致性確認また
は、所定の条件を用いて電子メールの正当性を確認し、
正当性が確認できない場合には不正を防止するための処
理を行う。
【0010】図2は、本発明の原理構成図である。
【0011】本発明(請求項4)は、電子メールを含む
ネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコンテ
ンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護システ
ムであって、電子メール利用者装置10から送られてき
た電子メールを、電子メール本文と添付データに分解す
る添付データ分解手段21と、電子メールのヘッダ部に
記述されているヘッダ情報を抽出するヘッダ情報取得手
段22と、ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添付デ
ータ内に電子透かしとして埋め込む電子透かし埋込手段
23と、電子透かしを埋め込んだ添付データを電子メー
ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成する添付
データ結合手段24と、透かし入り電子メールを通常の
配送方法で別の電子メールサーバ装置に転送する送信手
段25とを有する電子メールサーバ装置20と、電子メ
ールサーバ装置40を介して、透かし入り電子メールを
受信した受信側の電子メール利用者装置50からコンテ
ンツデータを受信する受信手段64と、コンテンツデー
タから電子透かしの検出を行い、電子透かしを検出した
場合、埋め込まれていた情報を不正送信に関する情報と
して出力する電子透かし検出手段61とを有する電子透
かし検出装置60とを有する。
【0012】本発明(請求項5)は、電子メールサーバ
装置10において、電子メールを一意に示すメッセージ
IDを該電子メールから取得する手段と、メッセージI
Dとヘッダ情報を組にしてヘッダ情報データベースに登
録する手段を更に有し、電子透かし埋込手段23におい
て、メッセージIDを電子透かし技術を用いて添付デー
タ内に電子透かしとして埋め込む手段を含み、電子透か
し検出装置60において、電子透かし検出手段61によ
り出力された情報をメッセージIDと見做して、ヘッダ
情報データベース内から対応する電子メールを取得する
手段を含む。
【0013】本発明(請求項6)は、電子メールサーバ
装置から電子メールを送信される別の電子メールサーバ
装置において、電子メールサーバ装置から電子透かしが
埋め込まれた電子メールを受信する手段と、電子メール
を電子メール本文と添付データに分解する手段と、電子
メールのヘッダ部に記述されている宛先電子メールアド
レスを含むヘッダ情報を取得する手段と、添付データか
らの電子透かしの検出を行う手段と、電子透かしの検出
が成功した場合には、埋め込まれていた宛先電子メール
アドレスとヘッダ情報に記述されていた宛先電子メール
アドレスの一致性確認または、所定の条件を用いて電子
メールの正当性を確認する手段と、正当性が確認できな
い場合には不正を防止するための処理を行う手段とを有
する。
【0014】本発明(請求項7)は、電子メールを含む
ネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコンテ
ンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護システ
ムにおける、電子メールサーバ装置が実行するコンテン
ツ保護プログラムであって、電子メール利用者装置から
送られてきた電子メールを電子メール本文と添付データ
に分解する添付データ分解プロセスと、電子メールのヘ
ッダ部に記述されている送信元電子メールアドレス、宛
先電子メールアドレス、タイトル、発信日時を含むヘッ
ダ情報を抽出するヘッダ情報取得プロセスと、ヘッダ情
報を電子透かし技術を用いて添付データ内に電子透かし
を埋め込む電子透かし埋込プロセスと、電子透かしを埋
め込んだ添付データを電子メール本文と結合して透かし
入り電子メールを作成する添付データ結合プロセスと、
透かし入り電子メールを通常の配送方法で別の電子メー
ルサーバ装置に転送する送信プロセスとを有する。
【0015】本発明(請求項8)は、電子メールを一意
に示すメッセージIDを取得するプロセスと、メッセー
ジIDとヘッダ情報を組にしてヘッダ情報データベース
に登録するプロセスを更に有し、電子透かし埋込プロセ
スにおいて、ヘッダ情報の代わりに、メッセージIDを
電子透かし技術を用いて添付データ内に埋め込むプロセ
スを含む。
【0016】本発明(請求項9)は、電子メールを含む
ネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコンテ
ンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護システ
ムにおける、電子メールサーバ装置が実行するコンテン
ツ保護プログラムであって、他の電子メールサーバ装置
から電子透かしが埋め込まれた電子メールを受信するプ
ロセスと、電子メールを電子メール本文と添付データに
分解するプロセスと、電子メールのヘッダ部に記述され
ている宛先電子メールアドレスを含むヘッダ情報を取得
するプロセスと、添付データからの電子透かしの検出を
行うプロセスと、電子透かしの検出が成功した場合に
は、埋め込まれていた宛先電子メールアドレスとヘッダ
情報に記述されていた宛先電子メールアドレスの一致性
確認または、所定の条件を用いて電子メールの正当性を
確認するプロセスと、正当性が確認できない場合には不
正を防止するための処理を行うプロセスとを有する。
【0017】本発明(請求項10)は、電子メールを含
むネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコン
テンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護シス
テムにおける、電子透かし検出装置が実行するコンテン
ツ保護プログラムであって、電子メールサーバ装置を介
して、透かし入り電子メールを受信した受信側の電子メ
ール利用者装置からコンテンツデータを受信する受信プ
ロセスと、コンテンツデータから電子透かしの検出を行
う電子透かし検出プロセスと、電子透かしを検出した場
合には、電子透かしとして埋め込まれていたヘッダ情報
を不正送信に関する情報としてコンテンツデータのロケ
ーション情報と共にログとして出力し、検出できなかっ
た場合には検出失敗を表す情報をログとして出力する出
力プロセスとを有する。
【0018】本発明(請求項11)は、出力プロセスに
おいて、電子透かしとして埋め込まれていた情報がメッ
セージIDである場合に、メッセージIDと電子メール
のヘッダ情報とが組にして登録されている電子メールサ
ーバ装置上のヘッダ情報データベースから該メッセージ
IDに基づいて、対応する電子メールを取得するプロセ
スを含む。
【0019】本発明(請求項12)は、電子メールを含
むネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコン
テンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護シス
テムにおける、電子メールサーバ装置が実行するコンテ
ンツ保護プログラムを格納した記憶媒体であって、電子
メール利用者装置から送られてきた電子メールを電子メ
ール本文と添付データに分解する添付データ分解プロセ
スと、電子メールのヘッダ部に記述されている送信元電
子メールアドレス、宛先電子メールアドレス、タイト
ル、発信日時を含むヘッダ情報を抽出するヘッダ情報取
得プロセスと、ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添
付データ内に電子透かしを埋め込む電子透かし埋込プロ
セスと、電子透かしを埋め込んだ添付データを電子メー
ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成する添付
データ結合プロセスと、透かし入り電子メールを通常の
配送方法で別の電子メールサーバ装置に転送する送信プ
ロセスとを有する。
【0020】本発明(請求項13)は、電子メールを一
意に示すメッセージIDを取得するプロセスと、メッセ
ージIDとヘッダ情報を組にしてヘッダ情報データベー
スに登録するプロセスを更に有し、電子透かし埋込プロ
セスにおいて、ヘッダ情報の代わりに、メッセージID
を電子透かし技術を用いて添付データ内に埋め込むプロ
セスを含む。
【0021】本発明(請求項14)は、電子メールを含
むネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコン
テンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護シス
テムにおける、電子メールサーバ装置が実行するコンテ
ンツ保護プログラムを格納した記憶媒体であって、他の
電子メールサーバ装置から電子透かしが埋め込まれた電
子メールを受信するプロセスと、電子メールを電子メー
ル本文と添付データに分解するプロセスと、電子メール
のヘッダ部に記述されている宛先電子メールアドレスを
含むヘッダ情報を取得するプロセスと、添付データから
の電子透かしの検出を行うプロセスと、電子透かしの検
出が成功した場合には、埋め込まれていた宛先電子メー
ルアドレスとヘッダ情報に記述されていた宛先電子メー
ルアドレスの一致性確認または、所定の条件を用いて電
子メールの正当性を確認するプロセスと、正当性が確認
できない場合には不正を防止するための処理を行うプロ
セスとを有する。
【0022】本発明(請求項15)は、電子メールを含
むネットワーク通信を用いたコンテンツ配信の際にコン
テンツの不正配布を防止するためのコンテンツ保護シス
テムにおける、電子透かし検出装置が実行するコンテン
ツ保護プログラムを格納した記憶媒体であって、電子メ
ールサーバ装置を介して、透かし入り電子メールを受信
した受信側の電子メール利用者装置からコンテンツデー
タを受信する受信プロセスと、コンテンツデータから電
子透かしの検出を行う電子透かし検出プロセスと、電子
透かしを検出した場合には、電子透かしとして埋め込ま
れていたヘッダ情報を不正送信に関する情報としてコン
テンツデータのロケーション情報と共にログとして出力
し、検出できなかった場合には検出失敗を表す情報をロ
グとして出力する出力プロセスとを有する。
【0023】本発明(請求項16)は、出力プロセスに
おいて、電子透かしとして埋め込まれていた情報がメッ
セージIDである場合に、メッセージIDと電子メール
のヘッダ情報とが組にして登録されている電子メールサ
ーバ装置上のヘッダ情報データベースから該メッセージ
IDに基づいて、対応する電子メールを取得するプロセ
スを含む。
【0024】上記のように、本発明では、電子メールの
添付データとしてコンテンツを配信する場合に、送信者
及び受信者を特定する情報が電子透かし技術によって埋
め込まれることによって、もし、不正頒布をしても不正
を行った者が誰であるのかを追跡することができ、これ
によって不正頒布の心理的抑止が可能となる。
【0025】また、本発明では、コンテンツデータは、
著作権者が指定した利用者のみ電子メールで届くことに
なり、実際に不正頒布を不可能にすることが可能とな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態を説明する。
【0027】[第1の実施の形態]図3は、本発明の第
1の実施の形態におけるコンテンツ保護システムの構成
を示す。
【0028】同図に示すシステムは、インターネットな
どのネットワーク30に接続される、通常の電子メール
の配送を行う電子メールサーバ装置40と、電子透かし
埋込機能を有する電子透かし埋込機能付電子メールサー
バ装置20、電子メールサーバ装置20に接続される複
数の電子メール利用者装置10と、WWW(World Wide
Web)なども含めネットワーク30上で配信、流通して
いるコンテンツデータを探してそこから電子透かしを検
出する電子透かし検出装置60と、電子メールサーバ装
置40に接続される電子メール利用者装置50から構成
される。
【0029】なお、上記の構成において、電子メール利
用者装置10を送信側とし、電子メール利用者装置50
を受信側として説明する。
【0030】次に、上記の構成における動作を説明す
る。
【0031】図4は、本発明の第1の実施の形態におけ
るコンテンツ保護システムの処理のシーケンスチャート
である。
【0032】ステップ101) 送信側側電子メール利
用者装置10は、電子メールを作成し、電子メール埋込
機能付電子メールサーバ装置20に送信する。
【0033】ステップ102) 電子メール埋込機能付
電子メールサーバ装置20は、受信した電子メールのヘ
ッダ情報を、電子メールに添付されているコンテンツデ
ータに電子透かし技術を用いて埋め込む。
【0034】ステップ103) 電子メール埋込機能付
電子メールサーバ装置20は、透かし入り電子メールを
通常のメール配送手順によって配送し、宛先利用者を管
理している電子メールサーバ装置40に送信する。
【0035】ステップ104) 宛先利用者の電子メー
ル利用者装置50に透かし入りの電子メールが届く。こ
こまでが、電子メールでのやり取り処理である。この
後、透かし入りメールに転送されたコンテンツデータを
受信者は取得できる。
【0036】以下、受信者による不正配布が行われた場
合についての動作を説明する。
【0037】ステップ105) 受信者の電子メール利
用者装置50から、透かし入りコンテンツデータをWW
Wなどを用いて配布・流通させる。
【0038】ステップ106) 電子透かし検出装置6
0は、WWWページ探索などによって、検出対象コンテ
ンツデータを取得する。
【0039】ステップ107) 電子透かし検出装置6
0は、検出対象コンテンツデータからの電子透かし検出
を試み、検出できた場合、埋め込まれていたヘッダ情報
から不正配布を行った利用者を特定する。
【0040】次に、上記の電子透かし埋込機能付電子メ
ールサーバ装置20の構成及び処理について説明する。
【0041】図5は、本発明の第1の実施の形態におけ
る電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装置の構成を
示す。
【0042】電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装
置20は、添付データ分解部21、ヘッダ情報取得部2
2、電子透かし埋込部23、添付データ結合部24、及
び通常の電子メールサーバ装置の機能であるSMTP(S
imple Mail Transfer Protocol) サーバ装置としての機
能を持つSMTP処理部25から構成される。
【0043】図6は、本発明の第1の実施の形態におけ
る電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装置の処理の
フローチャートである。
【0044】電子メールサーバ装置20は、電子メール
利用者装置10によって作成された電子メールを受信す
ると(ステップ201)、まず、添付データ分解部21
において、電子メールを、電子メール本文と添付データ
とに分解する(ステップ202)。
【0045】次に、ヘッダ情報取得部22において、電
子メール本文からヘッダ情報を取得する(ステップ20
3)。ヘッダ情報は、送り主情報、宛先情報、タイト
ル、発信日時等の任意の組み合わせである。
【0046】次に、電子透かし埋込処理部23におい
て、添付データ内にヘッダ情報を電子透かし技術を用い
て埋め込み、透かし入り添付データを作成する。ここ
で、全ての添付データについて電子透かし埋込を行い、
透かし入り添付データを作成した場合には(ステップ2
04、Yes)、電子メール本文と透かし入り添付データを
添付データ結合部24で再び結合させ(ステップ20
6)、SMTP処理部25において、通常のメール処理
を行う(ステップ207)。全ての添付データについて
の電子透かし埋込が終了していない場合には(ステップ
204, No)、ヘッダ情報を添付データに電子透かしと
して埋め込み、ステップ204に移行する(ステップ2
05)。
【0047】次に、上記の電子透かし検出装置60の構
成及び処理について説明する。
【0048】図7は、本発明の第1の実施の形態におけ
る電子透かし検出装置の構成を示す。同図に示す電子透
かし検出装置60は、電子透かし検出部61、検出結果
ロギング部62、及びログデータベース63から構成さ
れる。
【0049】図8は、本発明の第1の実施の形態におけ
る電子透かし検出装置の処理のフローチャートである。
【0050】電子透かし検出装置60は、コンテンツデ
ータとそのコンテンツデータのロケーション情報を入力
とする(ステップ301)。ロケーション情報として
は、例えば、URL(Uniform Resource Locator)などが
あげられる。電子透かし検出装置60は、例えば、WW
Wなどから次々にコンテンツを取得し、電子透かしの検
出を行う(ステップ302)。電子透かしの検出に失敗
した場合には(ステップ303,No)、検出失敗を表す
情報を検出結果を作成する(ステップ304)。電子透
かしの検出に成功した場合には(ステップ303,Yes
)、埋め込まれていたヘッダ情報を元に、検出結果を
整形して検出結果を作成する(ステップ305)。
【0051】上記により作成された検出結果を検出結果
ロギング部62においてログとしてログデータベース6
3に出力する(ステップ306)。
【0052】出力されたログデータから、当該コンテン
ツデータが、何時、誰から、誰宛に電子メールで配送さ
れたかが分かり(どのような情報を知りたいかに応じて
埋め込むべきヘッダ情報を決定する)、これにより、不
正配布されたコンテンツデータの出所情報などを取得で
きる。
【0053】上記の第1の実施の形態によれば、電子メ
ールを用いてコンテンツデータを配信する際に、電子メ
ールのヘッダ情報をコンテンツデータ内に電子透かしと
して埋め込むことによって、電子メールの受信者が入手
したコンテンツデータを不正に配布した際に、配布され
たコンテンツデータから電子透かしを検出することで、
不正配付者を特定することができる。これによって電子
メール受信者による不正配布を心理的に抑止することが
できる。
【0054】また、ヘッダ情報の中の送信者アドレスを
参照することで、電子メールを送信した利用者も特定で
き、電子メールを用いたコンテンツ配布に対する抑止効
果も実現できる。
【0055】また、電子透かし技術を用いた通常のコン
テンツ保護システムでは、コンテンツ送信者の装置に電
子透かし埋込機能を組み込む必要があり、そのインスト
ール作業に手間がかかったが、本実施の形態では、メー
ルサーバ装置に電子透かし機能を組み込むことにより、
メールサーバ装置を利用してコンテンツを送信する利用
者装置には何の変更も加えず、容易に運用することがで
きる。
【0056】[第2の実施の形態]本実施の形態では、
電子透かしの対象をヘッダ情報ではなく、メッセージI
Dを利用する例について説明する。
【0057】本実施の形態では、以下に説明する点を除
き、前述の第1の実施の形態と同様である。
【0058】図9は、本発明の第2の実施の形態におけ
るコンテンツ保護システムの処理のシーケンスチャート
である。
【0059】同図に示す処理において、図4の動作と異
なる点は以下の通りである。
【0060】ステップ402において、電子透かし埋込
機能付電子メールサーバ装置20は、電子メールに付与
されたメッセージIDを、電子メールに添付されたコン
テンツデータに埋め込む。同時に、メッセージIDと電
子メールのヘッダ情報を電子透かし埋込機能付電子メー
ルサーバ装置20内のヘッダ情報データベースに登録す
る。
【0061】ステップ407において、電子透かし検出
装置60は、検出対象コンテンツデータからの電子透か
し検出を試み、検出できた場合、埋め込まれていたメッ
セージIDと対応するヘッダ情報をヘッダ情報データベ
ースから取得することで、不正配布を行った利用者を特
定する。
【0062】次に、上記の電子透かし埋込機能付電子メ
ールサーバ装置20の構成について説明する。
【0063】図10は、本発明の第2の実施の形態にお
ける電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装置の構成
を示す。
【0064】同図に示す電子透かし埋込機能付電子メー
ルサーバ装置20は、図5に示す添付データ分解部2
1、ヘッダ情報取得部22、電子透かし埋込部23、添
付データ結合部24、SMTP処理部25に加え、メッ
セージID取得部26、及びヘッダ情報データベース2
7から構成される。
【0065】図11は、本発明の第2の実施の形態にお
ける電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装置の処理
のフローチャートである。
【0066】電子メールサーバ装置20は、電子メール
利用者装置10によって作成された電子メールを受信す
る(ステップ401)と、まず、添付データ分解部21
において、電子メールを、電子メール本文と添付データ
とに分解する(ステップ402)。
【0067】次に、メッセージID取得部26におい
て、電子メール本文からメッセージIDを取得する(ス
テップ403)。メッセージIDは、通常電子メール利
用者装置10、または、電子メール利用者装置10から
電子メールを受け取った電子メールサーバ装置20によ
って付与される、当該電子メールを一意に特定するため
の識別子である。本実施の形態では、電子メール利用者
装置10側でメッセージIDが付与されている場合に
は、上記のように電子メールからメッセージIDを読み
出し、電子メールサーバ装置20側でメッセージIDを
付与する場合には、電子メールサーバ装置20は、受け
取った電子メールを表すメッセージIDを自ら生成し
て、これを電子透かし埋込部23で埋め込む。ここで、
電子透かし埋込可能な全ての添付データについて電子透
かしを埋込を行っていない場合には(ステップ404,N
o )、メッセージIDを添付データに電子透かしとして
埋め込み、ステップ404に移行する(ステップ40
5)。全ての添付データに電子透かし埋め込みを行った
場合には(ステップ404,Yes)、ヘッダ情報取得部2
2で電子メール本文からヘッダ情報を読み出し(ステッ
プ406)、メッセージIDと組にしてヘッダ情報デー
タベース27に登録する(ステップ407)。電子メー
ル本文と透かし入り添付データを添付データ結合部24
で再び結合させ(ステップ408)、SMTP処理部2
5において通常のメール処理を行う(ステップ40
9)。
【0068】次に、本実施の形態における電子透かし検
出装置について説明する。
【0069】図12は、本発明の第2の実施の形態にお
ける電子透かし検出装置の構成を示す。同図に示す電子
透かし検出装置は、前述の第1の実施の形態における図
7に示す構成と同様である。本実施の形態において、前
述の第1の実施の形態と異なるのは、電子透かし検出処
理によって得られる情報がヘッダ情報ではなく、メッセ
ージIDであるという点のみである。電子透かし検出装
置60は、このメッセージIDとロケーション情報を組
にしてログデータベース63に出力する。
【0070】図13は、本発明の第3の実施の形態にお
ける不正利用者特定手順を説明するための図である。
【0071】電子透かし埋め込み機能付電子メールサー
バ装置20のヘッダ情報データベース27には、メッセ
ージIDとヘッダ情報が蓄積され、ログデータベース6
3には、メッセージIDとロケーション情報がそれぞれ
組になって蓄積されている。この2つのデータベース内
のレコードをメッセージIDで照合することによって、
ヘッダ情報とロケーション情報の対応付けが行われる。
この際、例えば、ヘッダ情報データベースを管理してい
るISPが、電子透かし検出装置60の管理者にメッセ
ージIDを送り、「このメッセージIDが埋め込まれて
いたコンテンツのロケーション情報のログを教えてほし
い」という形で対応付けを行ってもよいし、逆に電子透
かし検出装置60の管理者からISPに対して、メッセ
ージIDを送り、「このメッセージIDで表されるメー
ルのヘッダ情報を教えてほしい」という形で対応付けを
行ってもよい。
【0072】図14は、本発明の第2の実施の形態にお
ける電子透かし検出装置の処理のフローチャートであ
る。
【0073】電子透かし検出部61は、コンテンツデー
タ及びコンテンツのロケーション情報を入力し(ステッ
プ501)、コンテンツデータから電子透かしを検出す
る(ステップ502)。電子透かしの検出に成功しない
場合には(ステップ503、No)検出できなかった旨を
検出結果として作成する(ステップ504)。成功した
場合には、透かしとして埋め込まれていたメッセージI
Dを検出結果とする(ステップ505)。検出結果ロギ
ング部62は、検出結果とロケーション情報を組にして
ログをログデータベース63に出力する(ステップ50
6)。
【0074】上記の本実施の形態によれば、前述の第1
の実施の形態に比べて、一般にヘッダ情報全てよりもメ
ッセージIDの方が情報量が少ないため、電子透かしと
して埋め込むべき情報量を削減でき、さらに、電子透か
し技術においては、埋め込み情報量と耐性(消えにく
さ)はトレードオフの関係にあるため、電子透かしの耐
性を向上させることができる。
【0075】また、本発明の運用の形態として、メール
サーバ装置を運用する主体と、ネット上のコンテンツか
ら電子透かしを読み取る電子透かし検出装置を運用する
主体が異なる形態が多いと考えられる。この場合、メー
ルサーバ装置の運用主体が、随時電子透かし検出のログ
を作成している電子透かし検出装置運用主体に「○○番
のメッセージIDが埋め込まれていたコンテンツのロケ
ーション情報(URLなど)を教えて欲しい」と依頼
し、電子透かし検出装置運用主体がこれに応えてロケー
ション情報を提供する。
【0076】本実施の形態では、電子透かしに埋め込む
情報は、メッセージIDであり、メッセージIDに対応
したヘッダ情報は、メールサーバ装置側にあるので、電
子透かし検出装置側ではヘッダ情報は得られない。
【0077】一般に、ヘッダ情報には、電子メール送信
者、宛先利用者など、利用者のプライバシに係る情報が
含まれる。利用者とは無関係な電子透かし検出装置運用
主体にこれらの情報が伝わるのは好ましくないが、本実
施の形態によれば、上記の通り、この問題を解決でき、
プライバシ保護にも有用である。
【0078】[第3の実施の形態]本実施の形態では、
電子メールサーバ装置に、電子透かし検出機能を持たせ
た場合について説明する。
【0079】本実施の形態は、以下に説明する点を除
き、前述の第1の実施の形態と同様の構成、動作を行
う。
【0080】図15は、本発明の第3の実施の形態にお
けるコンテンツ保護システムの構成を示す。同図に示す
システムは、インターネットなどのネットワーク30に
接続される、電子透かし埋込機能を有する電子透かし埋
込機能付電子メールサーバ装置20と、電子透かし検出
機能を有する電子透かし検出機能付電子メールサーバ装
置70及び、電子透かし埋込機能付電子メールサーバ装
置20に接続される複数の電子メール利用者装置10、
50から構成される。
【0081】図16は、本発明の第3の実施の形態にお
けるコンテンツ保護システムの処理のシーケンスチャー
トである。
【0082】ステップ601) 送信者側電子メール利
用者装置10で電子メールが作成され、電子メール埋込
機能付電子メールサーバ装置20に送信される。
【0083】ステップ602) 電子メール埋込機能付
電子メールサーバ装置20は、受信した電子メールの宛
先アドレスを含むヘッダ情報を、電子メールに添付され
ているコンテンツデーアに電子透かし技術を用いて埋め
込む。
【0084】ステップ603) 電子メール埋込機能付
電子メールサーバ装置20は、透かし入り電子メールを
通常のメール配送手順によって配送し、宛先利用者を管
理している電子透かし検出機能付電子メールサーバ装置
70に送信する。
【0085】ステップ604) 電子透かし検出機能付
電子メールサーバ装置70は、受信した透かし入り電子
メールに添付されている添付データから電子透かしの検
出を試み、検出に成功した場合、埋め込まれていた宛先
アドレスと電子メール本文のヘッダとの宛先アドレスの
一致を確認する。一致している場合にはステップ605
に移行し、一致していない場合には、不一致処理を行
う。不一致処理としては、例えば、当該透かし入り電子
メールの送り主に「許可されていない宛先にコンテンツ
データを添付してメール配信しようとした」といった警
告メールを送る、等の処理が考えられる。
【0086】ステップ605) 一致していれば、通常
どおり透かし入り電子メールを宛先アドレスの示す電子
メール利用者装置50に配信する。
【0087】本実施の形態における電子透かし埋込機能
付電子メールサーバ装置20は、添付データ内に埋め込
むヘッダ情報として、電子メールの宛先アドレス情報を
必須として埋め込む。
【0088】図17は、本発明の第3の実施の形態にお
ける電子透かし検出機能付電子メールサーバ装置の構成
を示す。
【0089】同図に示す電子透かし検出機能付電子メー
ルサーバ装置70は、STMP処理部71、添付データ
分解部72、ヘッダ情報取得部73、電子透かし検出部
74、一致確認部75、不一致処理部76及び電子メー
ル配送部77から構成される。
【0090】図18は、本発明の第3の実施の形態にお
ける電子透かし検出機能付電子メールサーバ装置の処理
のフローチャートである。
【0091】電子透かし検出機能付電子メールサーバ装
置70は、まず、SMTP処理部71でSMTPプロト
コルに従って通常の電子メール受信を行い、透かし入り
電子メールを入力する(ステップ701)。
【0092】次に、添付データ分解部72において、透
かし入り電子メールを、電子メール本文と添付データに
分解する(ステップ702)。次に、ヘッダ情報取得部
73において、電子メール本文のヘッダから、宛先メー
ルアドレス情報を取得する(ステップ703)。
【0093】次に、電子透かし検出部74において、添
付データからの電子透かし検出を試みる。この際、添付
データから電子透かしが検出できなかった場合は(ステ
ップ704,No)、通常どおり、電子メールを宛先ア
ドレスの示す電子メール利用者装置50に配送する(ス
テップ707)。電子透かしの検出に成功した場合(ス
テップ704,Yes)、埋め込まれていた宛先アドレ
ス情報と、ヘッダから読み取った宛先アドレス情報が一
致するかどうかを一致確認部75で調べ、一致している
場合には(ステップ705,Yes)、電子メールを宛
先アドレスの示す電子メール利用者装置50に配送する
(ステップ707)。一致しない場合には(ステップ7
05,No)、不一致処理部76において、不一致の場
合に行う処理、例えば、上記の警告メールの送付等を実
行する(ステップ706)。
【0094】上記の本実施の形態によれば、正規のコン
テンツ配信者が電子透かし埋込機能付電子メールサーバ
装置20を用いてコンテンツデータの宛先を電子透かし
を埋め込んで配送し、当該コンテンツデータの宛先利用
者型の電子メールサーバ装置あ電子透かし検出機能付電
子メールサーバ装置70であった場合には、問題なくコ
ンテンツ配信ができる。
【0095】さらに、当該コンテンツデータの宛先利用
者がコンテンツデータを別の利用者に不正配布しようと
すると、別の利用者側の電子メールサーバ装置が、電子
透かし検出機能付電子メールサーバ装置となっている場
合、コンテンツ配信が不可能となり、不正配布ができな
い。このような不正配布防止を、利用者側の電子メール
利用者装置には、一切変更を加えることなく、電子メー
ルサーバ装置を運用するISP側の装置を変更するだけ
で実現でき、現状の運用との親和性が高い。また、自ら
の管理する利用者の不正を避けたいと考えるISPは多
く、電子透かし検出機能付電子メールサーバ装置が各I
SPで使用されると、本発明による不正配布防止は一層
機能を向上することができる。また、本実施の形態で
は、宛先電子メールアドレスについての一致検査を行う
ことで、コンテンツ保護を図っているが、別の情報、例
えば、日時情報を用いて「何年何月何日何時何分までは
配送可能」といった異なるコンテンツ保護も容易に実現
できる。
【0096】また、上記の実施の形態における電子メー
ルサーバ装置及び電子透かし検出装置の構成要素をプロ
グラムとして構築し、電子メールサーバ装置及び電子透
かし検出装置として利用されるコンピュータにインスト
ールするまたは、ネットワークを介して流通させること
が可能である。
【0097】また、構築されたプログラムを電子メール
サーバ装置及び電子透かし検出装置として利用されるコ
ンピュータに接続されるハードディスク装置や、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等の可搬記憶
媒体に格納しておき、本発明を実施する際にインストー
ルすることにより、容易に本発明を実現できる。
【0098】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、電子メ
ールの添付データとしてコンテンツを配信する場合に、
送信者及び受信者を特定する情報が電子透かし技術によ
って埋め込まれることによって、もし、ユーザが不正頒
布しても不正を行った者が誰であるのかを追跡すること
ができる。
【0099】また、これによってユーザの不正頒布の心
理的抑止を実現できる。
【0100】さらに、コンテンツデータは、著作権者が
指定した利用者にのみ電子メールで届くことになり、実
際に不正頒布を不可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるコンテンツ
保護システムの構成図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるコンテンツ
保護システムのシーケンスチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における電子透かし
埋込機能付電子メールサーバ装置の構成図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における電子透かし
埋込機能付電子メールサーバ装置の処理のフローチャー
トである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における電子透かし
検出装置の構成図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における電子透かし
検出装置の処理のフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるコンテンツ
保護システムの処理のシーケンスチャートである。
【図10】本発明の第2の実施の形態における電子透か
し埋込機能付電子メールサーバ装置の構成図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態における電子透か
し埋込機能付電子メールサーバ装置の処理のフローチャ
ートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態における電子透か
し検出装置の構成図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における不正利用
者特定手順を説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態における電子透か
し検出装置の処理のフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態におけるコンテン
ツ保護システムの構成図である。
【図16】本発明の第3の実施の形態におけるコンテン
ツ保護システムの処理のシーケンンスチャートである。
【図17】本発明の第3の実施の形態における電子透か
し検出機能付電子メールサーバ装置の構成図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態における電子透か
し検出機能付電子メールサーバ装置の処理のフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10,50 電子メー利用者装置 20,40 電子メールサーバ装置、電子メールサーバ
装置 21 添付データ分解手段、添付データ分解部 22 ヘッダ情報取得手段、ヘッダ情報取得部 23 電子透かし埋込手段、電子透かし埋込部 24 添付データ結合手段、添付データ結合部 25 送信手段、SMTP処理部 26 メッセージID取得部 27 ヘッダ情報データベース 30 ネットワーク 60 電子透かし検出装置 61 電子透かし検出手段、電子透かし検出部 62 検出結果ロギング部 63 ログデータベース 64 受信手段 70 電子透かし検出機能付電子メールサーバ装置 71 SMTP処理部 72 添付データ分解部 73 ヘッダ情報取得部 74 電子透かし検出部 75 一致確認部 76 不一致処理部 77 電子メール配送部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを含むネットワーク通信を用
    いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防止
    するためのコンテンツ保護方法において、 電子メールサーバ装置において、 電子メール利用者装置から送られてきた電子メールを電
    子メール本文と添付データに分解し、 前記電子メールのヘッダ部に記述されているヘッダ情報
    を抽出し、 前記ヘッダ情報と電子透かし技術を用いて添付データ内
    に電子透かしを埋め込み、 前記電子透かしを埋め込んだ添付データを前記電子メー
    ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成し、 透かし入り電子メールを通常の配送方法で別の電子メー
    ルサーバ装置に転送し、 電子透かし検出装置において、 電子メールサーバ装置を介して、前記透かし入り電子メ
    ールを受信した受信側の電子メール利用者装置からコン
    テンツデータを受信し、 前記コンテンツデータから電子透かしの検出を行い、電
    子透かしを検出した場合、埋め込まれていた情報を不正
    送信に関する情報として出力することを特徴とするコン
    テンツ保護方法。
  2. 【請求項2】 前記電子メールサーバ装置において、 電子メールを一意に示すメッセージIDを取得し、 前記メッセージIDを前記電子透かし技術を用いて前記
    添付データ内に埋め込み、 前記メッセージIDと前記ヘッダ情報を組にしてヘッダ
    情報データベースに登録しておき、 前記電子透かし検出装置において、 電子透かしの検出処理により出力された情報をメッセー
    ジIDと見做して、前記ヘッダ情報データベース内の対
    応する電子メールを取得する請求項1記載のコンテンツ
    保護方法。
  3. 【請求項3】 電子メールサーバ装置が電子透かし検出
    装置の機能を有する時、 電子透かしが埋め込まれた電子メールを受信し、 前記電子メールを電子メール本文と添付データに分解
    し、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている宛先電子メ
    ールアドレスを含むヘッダ情報を取得し、 前記添付データからの電子透かしの検出を行い、電子透
    かしの検出が成功した場合には、埋め込まれていた宛先
    電子メールアドレスと前記ヘッダ情報に記述されていた
    宛先電子メールアドレスの一致性確認または、所定の条
    件を用いて電子メールの正当性を確認し、 正当性が確認できない場合には不正を防止するための処
    理を行う請求項1記載のコンテンツ保護方法。
  4. 【請求項4】 電子メールを含むネットワーク通信を用
    いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防止
    するためのコンテンツ保護システムであって、 電子メール利用者装置から送られてきた電子メールを、
    電子メール本文と添付データに分解する添付データ分解
    手段と、 前記電子メールのヘッダ部に記述されているヘッダ情報
    を抽出するヘッダ情報取得手段と、 前記ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添付データ内
    に電子透かしとして埋め込む電子透かし埋込手段と、 前記電子透かしを埋め込んだ添付データを前記電子メー
    ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成する添付
    データ結合手段と、 前記透かし入り電子メールを通常の配送方法で別の電子
    メールサーバ装置に転送する送信手段とを有する電子メ
    ールサーバ装置と、 電子メールサーバ装置を介して、前記透かし入り電子メ
    ールを受信した受信側の電子メール利用者装置からコン
    テンツデータを受信する受信手段と、 前記コンテンツデータから電子透かしの検出を行い、電
    子透かしを検出した場合、埋め込まれていた情報を不正
    送信に関する情報として出力する電子透かし検出手段と
    を有する電子透かし検出装置とを有することを特徴とす
    るコンテンツ保護システム。
  5. 【請求項5】 前記電子メールサーバ装置は、 電子メールを一意に示すメッセージIDを該電子メール
    から取得する手段と、 前記メッセージIDと前記ヘッダ情報を組にしてヘッダ
    情報データベースに登録する手段を更に有し、 前記電子透かし埋込手段は、 前記メッセージIDを前記電子透かし技術を用いて前記
    添付データ内に電子透かしとして埋め込む手段を含み、 前記電子透かし検出装置は、 前記電子透かし検出手段により出力された情報をメッセ
    ージIDと見做して、前記ヘッダ情報データベース内か
    ら対応する電子メールを取得する手段を含む請求項4記
    載のコンテンツ保護システム。
  6. 【請求項6】 前記電子メールサーバ装置から電子メー
    ルを送信される前記別の電子メールサーバ装置は、 前記電子メールサーバ装置から電子透かしが埋め込まれ
    た電子メールを受信する手段と、 前記電子メールを電子メール本文と添付データに分解す
    る手段と、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている宛先電子メ
    ールアドレスを含むヘッダ情報を取得する手段と、 前記添付データからの電子透かしの検出を行う手段と、 電子透かしの検出が成功した場合には、埋め込まれてい
    た宛先電子メールアドレスと前記ヘッダ情報に記述され
    ていた宛先電子メールアドレスの一致性確認または、所
    定の条件を用いて電子メールの正当性を確認する手段
    と、 正当性が確認できない場合には不正を防止するための処
    理を行う手段とを有する請求項4記載のコンテンツ保護
    システム。
  7. 【請求項7】 電子メールを含むネットワーク通信を用
    いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防止
    するためのコンテンツ保護システムにおける、電子メー
    ルサーバ装置が実行するコンテンツ保護プログラムであ
    って、 電子メール利用者装置から送られてきた電子メールを電
    子メール本文と添付データに分解する添付データ分解プ
    ロセスと、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている送信元電子
    メールアドレス、宛先電子メールアドレス、タイトル、
    発信日時を含むヘッダ情報を抽出するヘッダ情報取得プ
    ロセスと、 前記ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添付データ内
    に電子透かしを埋め込む電子透かし埋込プロセスと、 前記電子透かしを埋め込んだ添付データを前記電子メー
    ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成する添付
    データ結合プロセスと、 透かし入り電子メールを通常の配送方法で別の電子メー
    ルサーバ装置に転送する送信プロセスとを有することを
    特徴とするコンテンツ保護プログラム。
  8. 【請求項8】 電子メールを一意に示すメッセージID
    を取得するプロセスと、 前記メッセージIDと前記ヘッダ情報を組にしてヘッダ
    情報データベースに登録するプロセスを更に有し、 前記電子透かし埋込プロセスは、 前記ヘッダ情報の代わりに、前記メッセージIDを前記
    電子透かし技術を用いて前記添付データ内に埋め込むプ
    ロセスを含む請求項7記載のコンテンツ保護プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 電子メールを含むネットワーク通信を用
    いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防止
    するためのコンテンツ保護システムにおける、電子メー
    ルサーバ装置が実行するコンテンツ保護プログラムであ
    って、 他の電子メールサーバ装置から電子透かしが埋め込まれ
    た電子メールを受信するプロセスと、 前記電子メールを電子メール本文と添付データに分解す
    るプロセスと、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている宛先電子メ
    ールアドレスを含むヘッダ情報を取得するプロセスと、 前記添付データからの電子透かしの検出を行うプロセス
    と、 電子透かしの検出が成功した場合には、埋め込まれてい
    た宛先電子メールアドレスと前記ヘッダ情報に記述され
    ていた宛先電子メールアドレスの一致性確認または、所
    定の条件を用いて電子メールの正当性を確認するプロセ
    スと、 正当性が確認できない場合には不正を防止するための処
    理を行うプロセスとを有することを特徴とするコンテン
    ツ保護プログラム。
  10. 【請求項10】 電子メールを含むネットワーク通信を
    用いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防
    止するためのコンテンツ保護システムにおける、電子透
    かし検出装置が実行するコンテンツ保護プログラムであ
    って、 電子メールサーバ装置を介して、前記透かし入り電子メ
    ールを受信した受信側の電子メール利用者装置からコン
    テンツデータを受信する受信プロセスと、 前記コンテンツデータから電子透かしの検出を行う電子
    透かし検出プロセスと、 電子透かしを検出した場合には、電子透かしとして埋め
    込まれていたヘッダ情報を不正送信に関する情報として
    コンテンツデータのロケーション情報と共にログとして
    出力し、検出できなかった場合には検出失敗を表す情報
    をログとして出力する出力プロセスとを有することを特
    徴とするコンテンツ保護プログラム。
  11. 【請求項11】 前記出力プロセスにおいて、電子透か
    しとして埋め込まれていた情報がメッセージIDである
    場合に、メッセージIDと電子メールのヘッダ情報とが
    組にして登録されている電子メールサーバ装置上のヘッ
    ダ情報データベースから該メッセージIDに基づいて、
    対応する電子メールを取得するプロセスを含む請求項1
    0記載のコンテンツ保護プログラム。
  12. 【請求項12】 電子メールを含むネットワーク通信を
    用いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防
    止するためのコンテンツ保護システムにおける、電子メ
    ールサーバ装置が実行するコンテンツ保護プログラムを
    格納した記憶媒体であって、 電子メール利用者装置から送られてきた電子メールを電
    子メール本文と添付データに分解する添付データ分解プ
    ロセスと、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている送信元電子
    メールアドレス、宛先電子メールアドレス、タイトル、
    発信日時を含むヘッダ情報を抽出するヘッダ情報取得プ
    ロセスと、 前記ヘッダ情報を電子透かし技術を用いて添付データ内
    に電子透かしを埋め込む電子透かし埋込プロセスと、 前記電子透かしを埋め込んだ添付データを前記電子メー
    ル本文と結合して透かし入り電子メールを作成する添付
    データ結合プロセスと、 透かし入り電子メールを通常の配送方法で別の電子メー
    ルサーバ装置に転送する送信プロセスとを有することを
    特徴とするコンテンツ保護プログラムを格納した記憶媒
    体。
  13. 【請求項13】 電子メールを一意に示すメッセージI
    Dを取得するプロセスと、 前記メッセージIDと前記ヘッダ情報を組にしてヘッダ
    情報データベースに登録するプロセスを更に有し、 前記電子透かし埋込プロセスは、 前記ヘッダ情報の代わりに、前記メッセージIDを前記
    電子透かし技術を用いて前記添付データ内に埋め込むプ
    ロセスを含む請求項12記載のコンテンツ保護プログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  14. 【請求項14】 電子メールを含むネットワーク通信を
    用いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防
    止するためのコンテンツ保護システムにおける、電子メ
    ールサーバ装置が実行するコンテンツ保護プログラムを
    格納した記憶媒体であって、 他の電子メールサーバ装置から電子透かしが埋め込まれ
    た電子メールを受信するプロセスと、 前記電子メールを電子メール本文と添付データに分解す
    るプロセスと、 前記電子メールのヘッダ部に記述されている宛先電子メ
    ールアドレスを含むヘッダ情報を取得するプロセスと、 前記添付データからの電子透かしの検出を行うプロセス
    と、 電子透かしの検出が成功した場合には、埋め込まれてい
    た宛先電子メールアドレスと前記ヘッダ情報に記述され
    ていた宛先電子メールアドレスの一致性確認または、所
    定の条件を用いて電子メールの正当性を確認するプロセ
    スと、 正当性が確認できない場合には不正を防止するための処
    理を行うプロセスとを有することを特徴とするコンテン
    ツ保護プログラムを格納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 電子メールを含むネットワーク通信を
    用いたコンテンツ配信の際にコンテンツの不正配布を防
    止するためのコンテンツ保護システムにおける、電子透
    かし検出装置が実行するコンテンツ保護プログラムを格
    納した記憶媒体であって、 電子メールサーバ装置を介して、前記透かし入り電子メ
    ールを受信した受信側の電子メール利用者装置からコン
    テンツデータを受信する受信プロセスと、 前記コンテンツデータから電子透かしの検出を行う電子
    透かし検出プロセスと、 電子透かしを検出した場合には、電子透かしとして埋め
    込まれていたヘッダ情報を不正送信に関する情報として
    コンテンツデータのロケーション情報と共にログとして
    出力し、検出できなかった場合には検出失敗を表す情報
    をログとして出力する出力プロセスとを有することを特
    徴とするコンテンツ保護プログラムを格納した記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記出力プロセスにおいて、電子透か
    しとして埋め込まれていた情報がメッセージIDである
    場合に、メッセージIDと電子メールのヘッダ情報とが
    組にして登録されている電子メールサーバ装置上のヘッ
    ダ情報データベースから該メッセージIDに基づいて、
    対応する電子メールを取得するプロセスを含む請求項1
    5記載のコンテンツ保護プログラムを格納した記憶媒
    体。
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