JP2002366531A - 著作権管理システム - Google Patents

著作権管理システム

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JP2002366531A
JP2002366531A JP2001171388A JP2001171388A JP2002366531A JP 2002366531 A JP2002366531 A JP 2002366531A JP 2001171388 A JP2001171388 A JP 2001171388A JP 2001171388 A JP2001171388 A JP 2001171388A JP 2002366531 A JP2002366531 A JP 2002366531A
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JP2001171388A
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Masakatsu Nishigaki
正勝 西垣
Tetsuya Matsushita
哲也 松下
Masakazu Soga
正和 曽我
Akio Takubo
昭夫 田窪
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Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブサイト閲覧者がインターネットのよう
な広大な環境にて無数に散在する、著作権で守られるべ
きコンテンツを調査する技術を提供する。 【解決手段】 本システムは端末とサーバで構成されて
いる。サーバは、著作権情報を格納しているデータベー
スと、前記著作権情報を前記端末に、電気通信ネットワ
ークを用いて送信する著作権情報送信手段と前記端末か
ら通知された著作権侵害通知を受信する著作権侵害通知
受信手段を有する。端末は、サーバに格納されている著
作権情報を得るための著作権情報取得手段と、取得した
著作権情報に基づき、閲覧しているウェブページ内のコ
ンテンツの著作権侵害を調べる著作権侵害発見手段と、
発見した著作権侵害通知を前記サーバに通知する著作権
侵害通知手段を有する。これにより、誰でも著作権を侵
害している違法コンテンツを含むウェブページを摘発す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット上
に存在するウェブページ上の著作権を分散管理するシス
テムに関し、特に著作権侵害のコンテンツを発見する技
術に関する。
【0002】
【背景技術】近年のインターネットの普及と計算機(P
C)の低価格化にともない、WorldWide Web(WWW)
は爆発的な広がりをみせた。各個人が自由に情報を発信
・受信することができるようになり、無数の各種ウェブ
ページ・ウェブサイトが乱立した。このような高度情報
化社会においては「情報」の持つ価値は非常に高く、そ
れ故にディジタル・コンテンツの著作権は強く保護され
なければならない。また、特に電子商取引の世界では、
コンテンツに含まれる情報に対して高い信憑性が問われ
ることになる。しかし、このような要求に対し、現在の
計算機ネットワーク環境におけるセキュリティは完璧と
は言えない。著作コンテンツを不正コピーすることは基
本的に容易であり、また、ウェブページの改竄による被
害も増加・深刻化している。
【0003】上記の問題は、特にウェブページにおける
情報発信に焦点を当てて考えた場合、次の二つに集約さ
れるものと思われる。まず第一が、正規のウェブページ
がクラッカーに改竄されるという問題である。ウェブペ
ージが改竄されると閲覧者に発信者の意図しない情報が
伝わることになる。誤った情報を鵜呑みにしてしまった
閲覧者には何らかの被害が生じるであろう。さらに、ウ
ェブページに無断で誹謗中傷記事を上書きされて名誉を
毀損されたり、ウェブページに記載されている商品の金
額情報などが改竄されて商取引に支障をきたす場合な
ど、そのウェブページの発信者が甚大なる損害を受ける
ケースも決して少なくない。そして第二が、著作コンテ
ンツの違法発信である。他人のコンテンツを無断に使用
して自分のウェブページを作成したり、海賊版などをウ
ェブページに置いてコンテンツを違法に配信するケース
がこれにあたる。不正コピーを野放しにしてしまうと、
コンテンツの持つ経済価値は失われ、コンテンツ製作者
(著作者)はその利益を享受できない。これは著作者の
コンテンツ創作意欲を削ぐ。その結果、良質なコンテン
ツが提供されることがなくなり、インターネットや電子
商取引の発展に影響を与えるであろう。
【0004】ここで、第一の問題であるウェブページの
改竄については、それを未然に防止することは難しいも
のの、ディジタル署名や電子透かしを利用して、改竄の
有無を検出することは可能である。本発明の発明者らの
グループも、WWWサーバがウェブページの改竄の有無
を定期的に検査する「ウェブページ改竄パトロール」に
よる改竄チェック・システムを提案している(特願平1
2−013211「電子情報改竄パトロール及び電子情
報改竄パトロール方法」等)。したがって残る課題は、
第二の問題である著作コンテンツの違法発信を取り締ま
る方法の確立である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ウェ
ブサイト閲覧者がインターネットのような広大な環境に
て無数に散在する、著作権で守られるべきコンテンツを
調査する技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、端末とサーバとを有し、電気通信ネット
ワークを用いた著作権管理システムであって、前記サー
バは、著作権情報を格納しているデータベースと、前記
著作権情報を前記端末に、前記電気通信ネットワークを
用いて送信する著作権情報送信手段と前記端末から通知
された著作権侵害通知を受信する著作権侵害通知受信手
段とを有し、端末は、サーバに格納されている著作権情
報を得るための著作権情報取得手段と、取得した著作権
情報に基づき、閲覧しているウェブページ内のコンテン
ツの著作権侵害を調べる著作権侵害発見手段と、発見し
た著作権侵害通知を前記サーバに通知する著作権侵害通
知手段とを有する。これにより、インターネットの利用
者は誰でも著作権を侵害している違法コンテンツを含む
ウェブページを摘発することができる。
【0007】本システムのサーバは、著作権情報を格納
しているデータベースと、前記著作権情報を前記端末
に、前記電気通信ネットワークを用いて送信する著作権
情報送信手段と前記端末からの著作権侵害通知を受信す
る著作権侵害通知受信手段とを有し、前記著作権情報送
信手段は、送信頻度が少ない著作権情報を優先的に送信
する。これにより著作権を管理しているサーバは、複数
の端末に偏りなく著作権情報を送信できる。
【0008】本システムの端末は、サーバに格納されて
いる著作権情報を得るための著作権情報取得手段と、取
得した著作権情報に基づき、閲覧しているウェブページ
内のコンテンツの著作権侵害を調べる著作権侵害発見手
段と、発見した著作権侵害を前記サーバに通知する著作
権侵害通知手段とを有する。前記著作権侵害発見手段
は、前記コンテンツから抽出した電子透かしと閲覧して
いるウェブページのURLを、格納している著作権情報
と照合することで行うことができる。前記著作権情報取
得手段は、サーバに対して著作権情報を格納すべき領域
の容量を通知するようにしてもよい。本著作権管理シス
テムをコンピュータ・システムに構成させるコンピュー
タ・プログラムおよびコンピュータ・プログラムを記録
した記録媒体も本発明である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、アルゴリズム公開型の
電子透かしを利用して、著作権を侵害している違法コン
テンツを含むウェブページを一般のユーザ誰でもが摘発
することのできる不正コピー監視システムである。本シ
ステムにおいては、一般の閲覧者全てが不正なウェブペ
ージを摘発する監視人となり、その上報酬を与える等す
れば、いわゆる「賞金稼ぎ」となり得る。そうなれば不
正者は誰に自分の犯罪を発見されるかわからず、不正者
にとって大きな脅威になる。それ故に不正行為の抑止効
果も高まる。
【0010】また、世界中に無限のコンテンツが散在す
るWWWにおいては、ウェブページ上のディジタル著作
物の全てを一元管理することは事実上、不可能である。
本発明のシステムは、全ての一般ユーザに不正コピーの
監視を任せる「究極の分散チェック機構」と位置付ける
ことができる。そのため、WWWにおけるディジタル著
作物の監視システムに適する。以下では、インターネッ
ト上に賞金稼ぎの仕組みを導入し、一般ユーザによるウ
ェブページ上のコンテンツの分散チェックを行う社会的
機構を構築するために必要な枠組みについて、実施形態
の1つを基に説明する。
【0011】図1は本発明の賞金稼ぎ型監視システムを
模式的に示す図である。ここで、正規の著作コンテンツ
210の作成者である著作者10、自らのウェブサイト
を公開している者である正規ユーザ20、全世界のウェ
ブサイトを対象にネット・サーフィンしている一般のユ
ーザである閲覧者30がいる。著作者10は自ら著作権
を持つコンテンツの情報(以下、著作権情報という)を
公的機関110に登録する。この公的機関110はイン
ターネット上にある全ての著作コンテンツの著作権情報
を管理・公開している。著作者10より購入した正規ユ
ーザであるウェブページの発信者(以下、正規ユーザと
いう)20は、コンテンツ210を自らのウェブページ
のWWWサーバA 120にアップロードして公開して
いるが、別のウェブページの発信者(以下、不正者とい
う)40がサーバA 120より正規コンテンツを不正
コピーし、不正者40の公開しているウェブページのW
WWサーバB 130に不正コンテンツ220としてア
ップロードしている。
【0012】図1に示す本発明のシステムの流れは次の
5つのようになる。 1.著作コンテンツの登録 著作者は、自分が作成したコンテンツにアルゴリズム公
開型の電子透かし(例えば、『山口和彦,岩村恵市,今
井秀樹,“誤り訂正符号を用いたアルゴリズム公開型電
子透かし”,1999年暗号と情報セキュリティシンポジウ
ム予稿集,pp.713-718,1999年1月』等)によりIDを
埋め込み、これを公的機関に登録する。 2.ウェブページの登録 正規ユーザが著作コンテンツを購入して、そのコンテン
ツを含むウェブページを作成した場合には、正規ユーザ
は当該ウェブページを公的機関に登録する。 3.著作権情報の公開 公的機関は、閲覧者がウェブページ内のコンテンツの正
当性を検査するために必要となる情報(以下、これを
「著作権情報」と呼ぶ)を公開する。 4.不正ウェブページの通報 閲覧者は自由に各種ウェブページを閲覧する。その際
に、自分が閲覧したウェブページに含まれるコンテンツ
の正当性を著作権情報に基づいて検査し、不正なウェブ
ページが見つかった場合にはこれを通報する。 5.不正者の検挙 通報を受けた公的機関は当該ウェブページを差し止め
る。そのウェブページを作成した不正者に罰則を科し、
通報者に報酬を与える。賞金首情報ならぬ「著作権情
報」が公開されており、ウェブページを閲覧している一
般のユーザが誰でも賞金稼ぎに参加でき、不正ウェブペ
ージを通報することが可能である。上述の流れを、図面
を用いてそれぞれの詳細を以下に説明する。
【0013】<著作コンテンツの登録>図2は、著作者
が著作コンテンツを公的機関に登録する際の流れを示す
図である。登録するための手順は以下の通りである。 i)著作者10がコンテンツを作成する。 ii)著作者10はコンテンツにアルゴリズム公開型の電
子透かしにより、IDを透かし情報として埋め込む。 iii)著作者10は、透かし入りコンテンツとそのID
および透かしを検査するための情報を公的機関110に
登録する。公的機関110は適切な方法により著作者を
認証した上で、この登録を受理する。なお、上記の図
1、図2には一つの公的機関しか記されていないが、単
一の公的機関がインターネット上における全てのコンテ
ンツの著作権情報を一元管理することは事実上、不可能
である。よって実際には、例えば全世界を適切なドメイ
ンに分け、各ドメインごとに公的機関を置くことにな
る。著作者は自分が属するドメインの公的機関に著作コ
ンテンツを登録する。
【0014】通常の電子透かしにおいては、透かし情報
がどこに入っているかということが知られてしまうと、
その部分を改竄されて透かしが消されてしまう。よっ
て、透かしを検出するアルゴリズムを公開することはで
きない。これに対し、上述の手順iiで用いるアルゴリズ
ム公開型の電子透かしは、透かしの検出アルゴリズムを
公開しても透かしの改竄を許すことのない電子透かしで
ある。例えば先の文献(山口和彦,岩村恵市,今井秀
樹,“誤り訂正符号を用いたアルゴリズム公開型電子透
かし”,1999年暗号と情報セキュリティシンポジウム予
稿集,pp.713-718,1999年1月)では、オリジナルデー
タを誤り訂正符号化することにより透かしを埋め込み、
透かしの位置を秘密に保ちつつ、透かしの検出アルゴリ
ズムの公開を可能にしている。なお、アルゴリズム公開
型の電子透かしは、本発明のシステムを効果的に働かせ
るために非常に重要な要素となる。従来の電子透かし
は、透かし情報を検査するためにオリジナルのコンテン
ツが必要であるため、透かし情報を検査することができ
るのは著作者または公的機関に限られてしまう。この場
合、各閲覧者が透かしをチェックするには、その都度、
著作者または公的機関に問合わせしなければならない。
これでは閲覧者に自由に透かし情報の検査を行わせ、こ
れにより閲覧者に不正コピーの監視を任せるということ
が、事実上不可能となってしまうであろう。
【0015】本システムでは、著作者は自らが作成した
コンテンツのオリジナル・データをオンライン上に公開
することはないという前提をおく。よって、クラッカー
によりコンテンツのオリジナル・データが不正コピーさ
れることはない。すなわち、不正に流出するコンテンツ
には必ず電子透かしが入っており、かつ、その著作権情
報がいずれかの公的機関に登録されていることになる。
クラッカーが不正コピーの証拠を消すためには、透かし
を削除または上書きして無効化する必要がある。それら
の攻撃に対する耐性は採用する透かし方式に依存する。
【0016】<ウェブページの登録>図3はWWWサー
バA 120上の正規ウェブページが公的機関110に
登録される際の流れを示す図である。手順は以下の通り
である。 i)正規ユーザ20は著作者10からコンテンツ210
を購入し、そのコンテンツ210を含んだウェブページ
を作成してWWWサーバA 120上で公開する。 ii)著作者10はコンテンツ210(の使用権)を正規
ユーザ20に売ったことを公的機関110に通知する。
公的機関110は適切な方法により著作者10を認証し
た上で、この通知を受理する。 iii)正規ユーザ20は購入したコンテンツ210をど
このウェブページに掲載しているかという情報を公的機
関110に登録する。公的機関110は適切な方法によ
り発信者を認証した上で、この登録を受理する。コンテ
ンツ210を正規に購入した正規ユーザ20は、購入の
際の契約に反しない範囲であれば、自由にそのコンテン
ツを使用してウェブページを作成することができる。た
だし、当該コンテンツ210が含まれるウェブページの
URLを公的機関110に登録する必要がある。正規ユ
ーザ20はウェブページの更新にともない当該コンテン
ツ210を別のウェブページに移動したりすることも自
由であるが、変更の都度、その旨を公的機関110に通
知する必要がある。なお、当該コンテンツ210の著作
権情報は著作者10の属するドメインの公的機関110
(著作者がコンテンツを登録した公的機関)が管理する
ことになるので、手順iiの通知、手順iiiの登録は当該
公的機関に対して行われることになる。コンテンツを掲
載するウェブページが固定されているような場合には、
正規ユーザ20がコンテンツ購入時に著作者10にその
旨を伝え、URL等を電子透かしとしてコンテンツ21
0に埋め込んでもらってもよい。この場合は、発信者が
ウェブページのURLを公的機関110へ登録する手続
は不要となる。
【0017】上記の手順iにおいては、コンテンツ21
0及びコンテンツ210の使用権を誰が購入したのかと
いうプライバシを守らなければならないケースも十分に
考えられる。この場合は、手順iにおいて著作者は代金
を支払ったユーザ(本実施形態の例では正規ユーザ2
0)に個別にパスワードを与えた上で、手順iiにおいて
著作者10がパスワードをも公的機関110に通知する
というようにしてもよい。公的機関110は手順iiiに
おいて、正しいパスワードを提示したユーザが購入者で
あると判断することができる。この方法においては、コ
ンテンツを正規に購入したユーザがパスワードを第三者
に知らせるというタイプの不正が考えられる。しかしな
がら、例えば「契約の際にコンテンツを掲載することの
できるウェブページの数を規定して置き、その数を超え
る登録については公的機関がこれを受理しない」という
方策により対処することが可能である。
【0018】<著作権情報の公開>図4は、公的機関1
10が著作権情報を公開する際の流れを示す図である。
公的機関110は自機関に登録されている著作権情報を
完全に公開している。閲覧者30は、公的機関のウェブ
ページ上の検索サービス等で、コンテンツの著作者やU
RL等を検索キーとして、登録されている著作権情報や
ダウンロードするためのキーとなるコンテンツIDを知
ることができる。なお、著作権情報を閲覧者30の端末
にダウンロード(著作権情報の公開)する手順は後ほど
説明する。また、コンテンツのコンテンツIDを電子透
かしから得ることができるプログラムを用いて、閲覧し
ているウェブページ内のコンテンツのコンテンツIDを
閲覧者が知るようにしてもよい。
【0019】[著作権情報]公的機関110は、コンテ
ンツID、当該コンテンツの透かしを検査するための情
報、当該コンテンツが掲載されている正規ウェブページ
のURLなどをまとめ、これを「著作権情報」として管
理する。図5はその著作権情報の例を示す図であり、複
数の各コンテンツに対応する著作権情報230,24
0,250,260で構成されている。それぞれのコン
テンツに対応する著作権情報は、コンテンツID 23
2,242,252,262、透かしを検査するための
情報234,244,254,264、透かし情報23
6,246,256,266、コンテンツが掲載されて
いるウェブページのURL238,248,258,2
68で成り立っている。
【0020】コンテンツID 232,242,25
2,262は各コンテンツに付与されるユニークなID
とする。例えば、「著作者のメールアドレス+コンテン
ツの通し番号」等の構成にするとよい。また、コンテン
ツの透かしを検査するための情報234,244,25
4,264には、当該コンテンツの透かしをチェックす
るための方法(アルゴリズム名や必要となるパラメータ
など)が示されている。本実施形態の例では全てalg
oとなっているが、コンテンツIDごとに異なるもので
も構わない。透かし情報236,246,256,26
6は、コンテンツの透かしを検査するための情報23
4,244,254,264に記載されたアルゴリズム
等により検出できる情報である。
【0021】以上の各コンテンツについての3つのパラ
メータ、例えば「コンテンツIDid,透かしチェック
情報 algo,透かし情報 Z」という情報を用いる
ことにより、「コンテンツIDがidの画像コンテンツ
には、algoという方法により、透かし情報Zが埋め
込まれている」もしくは、「コンテンツIDがidの画
像コンテンツを、algoというアルゴリズムに通すこ
とにより、Zという透かし情報が検出される」というよ
うな意味を表す。コンテンツの著作権情報230を例に
して説明をすると、「001.authorA@cs.inf.abcdefg.ac.
jpというコンテンツID232を有するコンテンツに
は、algo 234という方法によりZa1 236
という透かし情報が埋められている。そして、そのコン
テンツが存在してもよいウェブページのURL238
は、http://www.ooo.abcde.ac.jp/index.html,http://
www.****.co.jp/aaa/hello.html,http://www.*****.ne
t/~userA/index.htmlのみである。」ということを意味
する。なお、公的機関は、co.jp,ne.jp等や.com,.net
のようなgTLD等毎に設け、それぞれに設けたドメイ
ン内の著作物に対する著作権情報のみを管理・公開する
ことができる。また、著作権情報は定期的に更新され
る。
【0022】[著作権情報のダウンロード]まず、著作
権情報をダウンロードするために、公的機関のサーバに
接続するところから開始する。サーバは送信管理テーブ
ルを有し、コンテンツIDの情報毎に、端末に送信した
著作権情報の回数等の頻度を管理している。これは、複
数の閲覧者が公的機関110のウェブページを訪れて、
著作権情報の送信を依頼したとき、公的機関110は各
閲覧者には、なるべく送信頻度の少ない著作権情報を送
るようにするためである。つまり、著作権情報を「シャ
ッフル」することにより、公的機関110の公開してい
る著作権情報が偏りなく、複数の閲覧者にばらまかれる
ことになる。また、例えばコンテンツID毎に優先度を
設定して、この優先度に応じて著作権情報の送信頻度を
変更することができる。この優先度の設定は、著作者1
0が自分のコンテンツの不正使用を優先的にチェックし
てもらいたい場合に、公的機関110に対する申請で行
うことができる。また、各ドメインごとに存在する公的
機関のうち、どの公的機関が公開している著作権情報
を、いくつ取得しておくかはもちろん閲覧者が自由に選
ぶことができる。
【0023】図6〜図8は、公的機関110がウェブペ
ージにて公開している著作権情報を、閲覧者30の端末
にダウンロードする流れを示す図である。この図を用い
て公的機関110から閲覧者の端末30に著作権情報を
格納するまでの手順を説明する。端末は、まず、閲覧者
30からの要求である、ダウンロードしたい著作権情報
のコンテンツIDを入力する(S310)。次に、端末
は、著作権情報を格納しておく領域の空き容量を検出す
る(S320)。例えば、この著作権情報を格納してお
く領域やその全容量は、ユーザが指定しておき、その領
域の空き容量を検出するようにする。閲覧者30の端末
はコンテンツIDと著作権情報を格納する領域の空き容
量の情報を公的機関110のサーバに送信する(S33
0)。公的機関110のサーバは閲覧者30の端末から
送られてくるコンテンツIDと端末の著作権情報を格納
する領域の空き容量情報を受信する(S340)。サー
バは受信した情報より、指定されたコンテンツIDの著
作権情報のデータ量と端末の著作権情報を格納する領域
の空き容量とを比較し(S350)、容量が十分である
ならば(S350でYes)、サーバは閲覧者30が要
求した全てのコンテンツIDの著作権情報を端末に送信
する情報とする(S360)。さらに、空き容量が十分
にある場合は閲覧者が要求した以外の著作権情報をサー
バが端末に送信する情報に加えている(S390)。そ
の場合の処理は図8を用いて後述する。空き容量が十分
でない場合(S350でNo)、端末に送信する情報を
端末の著作権情報を格納する領域の空き容量に収まるよ
うに著作権情報を選択する(S370)。送られたコン
テンツIDの著作権情報のデータ量が、端末の格納容量
より少ない場合や、コンテンツIDが指定されていない
場合に、端末に送信する情報の選択をする処理(S37
0)については、図7を参照して説明を行う。
【0024】まず、著作権情報の送信管理テーブルより
閲覧者30が要求したコンテンツIDの著作権情報の送
信頻度を検出する(S371)。次に、ユーザが要求し
たコンテンツIDの総数をnとし、送信頻度の小さい順
にコンテンツをソートし(S372)、その順番をm番
目とする。初期設定として、m=1とする(S37
3)。サーバは送信頻度がm番目に小さいコンテンツI
Dの著作権情報と、端末の著作権情報を格納する領域の
空き容量とを比較する(S374)。空き容量が十分で
あれば(S374でYes)、送信頻度がm番目に小さ
いコンテンツIDの著作権情報を、端末に送信する情報
として選択して追加し(S375)、端末の残り空き容
量を計算する(S376)。ここで残りの空き容量が、
著作権データに最低必要なデータ量(最小データ量)よ
りも小さい場合は(S377でYes)、送信頻度がm
+1番目以降の全てのコンテンツIDも端末に送信でき
ない情報として加え(S378)、処理を終了する。残
り空き容量が最小データ量よりも大きい場合(S377
でNo)、mに1を加え(S380)、mがn以内であ
れば(S381でYes)、ステップS374に戻り、
サーバは送信頻度がm番目に小さいコンテンツIDの著
作権情報と既に端末に送信する情報とを加えた情報量
と、端末の著作権情報を格納する領域の空き容量とを比
較する処理を再度行う。また、空き容量が送信頻度がm
番目に小さいコンテンツIDの著作権情報より小さい場
合は(S374でNo)、著作権情報が送信できないI
Dとして、送信頻度がm番目に小さいコンテンツIDを
端末に送信する情報として加え(S379)、ステップ
S377でNoのときの処理と同様にmに1を加え(S
380)、mがn以内であれば(S381でYes)、
ステップS374に戻り、サーバは送信頻度がm番目に
小さいコンテンツIDの著作権情報と既に端末に送信す
る情報とを加えた情報量と、端末の著作権情報を格納す
る領域の空き容量とを比較する処理を再度行う。この処
理を最大n回繰り返すことで、端末に送信する情報の選
択処理を行う(S377でNo)。
【0025】上述した、ステップS360の処理後、空
き容量が十分にある場合は閲覧者が要求した以外の著作
権情報をサーバが端末に送信する情報に加える場合の処
理を、図8を参照して説明する。なお、ダウンロードす
べき著作権情報に対するコンテンツIDを指定していな
い場合、全ての空き容量に対して、サーバが選択した著
作権情報を格納できるようにしてもよい。残りの空き容
量が最小データ量より少ない場合(S391でYes)
は処理を終了するが、多い場合(S391でNo)は、
残りの空き容量よりデータ量が少なく、頻度が最小なコ
ンテンツIDの著作権情報を検索する(S392)。検
索されたコンテンツIDの著作権情報を、端末へ送信す
る情報の1つに加える(S393)。残りの空き容量を
計算し(S394)、ステップS391に戻り、再び残
りの空き容量と最小データ量を比較する(S391)。
上述のように、容量に空きがある場合、ステップS39
1〜S394の処理を繰り返す。このようにして、サー
バによる著作権情報の選択処理を行う。この空き容量に
指定しないコンテンツIDの著作権情報を格納すること
は、選択可能にするとよい。
【0026】ふたたび、図6を参照して、サーバが端末
に送信する情報を選択し終えた後の処理を説明する。サ
ーバはステップS370の処理、もしくはステップS3
90の処理により、端末に送信する情報を選択し終えた
ら、著作権情報や送信できないコンテンツのID等を端
末に送信するべき情報として送信する(S400)。端
末はサーバから著作権情報と、容量の関係で送信できな
かったコンテンツIDを受信する(S410)。端末の
著作権情報を格納する領域の空き容量の関係でサーバが
著作権情報を送信できなかったコンテンツIDの情報が
ある場合は(S420でYes)、端末が受信できなか
ったコンテンツIDを表示する等して、閲覧者30に知
らせる(S430)。そして、サーバより受信した著作
権情報を端末の著作権情報を格納する領域に格納する
(S440)。
【0027】<不正ウェブページの通報>図9は閲覧者
30が不正ウェブページを発見し、通報する際の流れを
示す図である。不正のウェブページ発信者(不正者)4
0がWWWサーバA 120上の正規コンテンツ210
を不正にコピーした不正コンテンツ220を自らのウェ
ブページを置いているWWWサーバB 130上にアッ
プロードしている。閲覧者30はWWWサーバA 12
0、WWWサーバB 130上のそれぞれのウェブペー
ジを閲覧し、不正コンテンツ220を発見したときには
閲覧者30の端末が公的機関110に通報するシステム
である。
【0028】閲覧者30は普段通りのネットサーフィン
を行い、趣味や目的に応じて自由に各種ウェブページを
閲覧する。その際に、自分が閲覧したウェブページ内の
全コンテンツに対して著作権情報に基づいて電子透かし
を検査することにより、コンテンツの正当性をチェック
する。その際、不正なコンテンツを含むウェブページが
発見された場合には、閲覧者はその旨を公的機関110
に通報する。コンテンツの透かしの検査のプログラム
は、閲覧者30自身が起動して、公的機関110に通報
してもよいが、本発明のシステムでは、閲覧者30の負
担にならないよう、実際には透かしの検査機能をウェブ
・ブラウザのプログラムに、プラグイン・プログラムと
して組み込み、ウェブページのデータを読み込んだ際に
バックグラウンドで自動的に検査・通報が行われるよう
にしている。
【0029】図10は、閲覧者30の端末が不正コンテ
ンツ220を発見し、公的機関110へ通報する処理の
流れを示す図である。この図を参照しながら閲覧者30
の端末の処理を詳細に説明する。なお、前述のように、
閲覧者30はあらかじめ公的機関110の著作権情報ダ
ウンロード・ページを訪れ、著作権情報を取得しておく
ことが前提である。まず、閲覧者30は端末を用いてネ
ットサーフィンを行い、ウェブページを閲覧する。閲覧
するウェブページ内のコンテンツに対し、アルゴリズム
algoを用いて電子透かし検査を行う(S510)。
アルゴリズムalgoで電子透かし検査ができなかった
場合(S515でNo)、まだ別の電子透かし検査があ
るときは(S570でNo)、その電子透かし検査を行
う(S510)。残りの電子透かし検査がない場合(S
570でYes)、電子透かし検査は終了する。さて、
ステップS515で、電子透かし検査ができた場合(S
515でYes)は、ここで得た電子透かし情報をZと
すると、その電子透かし情報Zより、端末の著作権情報
格納領域の著作権情報から該当するコンテンツIDを検
索する(S520)。端末の著作権情報内に、電子透か
し情報Zに該当するコンテンツIDの著作権情報がある
かどうか調べ(S530)、該当するコンテンツIDの
著作権情報が存在しなければ(S530でNo)、コン
テンツの正当性のチェックを終了する。該当するコンテ
ンツIDの著作権情報が存在すれば(S530でYe
s)、閲覧中のページのURLが、著作権情報内の「該
当コンテンツが存在してもよいウェブページのURLの
リスト」に存在するか照合し(S550)、存在してい
れば(S550でYes)、コンテンツの正当性のチェ
ックを終了するが、存在しなければ(S550でN
o)、端末は適切な手段で公的機関110に通報し(S
560)、処理を終える。以上の処理は、閲覧者30が
閲覧しているウェブページに存在する著作コンテンツの
数だけ繰り返し行う(S570)。
【0030】上述のように閲覧者30は自分が閲覧して
いるウェブページの中に、自分が取得している著作権情
報に対応する著作コンテンツが不正に掲載されていない
かどうかを調べることになり、多数の著作権情報を公的
機関110から取得しておくほど、不正ウェブページを
発見する確率は高まる。ただし、多数の著作権情報を公
的機関110から取得しておくほど、電子透かしを検査
するための時間がかかる。そのため、発見確率とその所
要時間のどちらを優先するかは、各ユーザが選択できる
ようにして、指定された容量に著作権情報を送付するか
を決定するようにすることもできる。また、各閲覧者そ
れぞれは限られた著作権情報の検査を行うのみである
が、無数の閲覧者が訪問先のウェブページ全てに対して
個別の検査を行うことにより、全ウェブページに対する
全著作権情報に関しての正当性チェックが可能になる。
【0031】<不正者の検挙>図11は閲覧者からの通
報の後、不正者が検挙されるまでの流れを示す図であ
る。検挙までの手順は以下の通りである。 i)通報を受けた公的機関110は、閲覧者30より通
報を受けたWWWサーバB 130上のウェブページを
検査することにより、通報の真偽を確認する。 ii)閲覧者30より通報を受けたウェブページに不正コ
ンテンツ220が存在した場合には、公的機関110は
当該ウェブページを差し止め、ウェブページ発信者であ
る不正者40に何らかの罰則を科す。また、通報者した
閲覧者に対しては何らかの報酬を与える。
【0032】例えば、不正コンテンツを含んだウェブペ
ージを公的機関110に一番初めに通知した通報者に報
酬を与える。その場合、通報者への報酬として賞金を与
える場合には、不正者から罰金をとるなどしてその財源
を確保することになる。なお、摘発の後に通報者が不正
者から報復を受けることを防ぐために、通報者のプライ
バシが外部に漏れないように配慮する必要がある。上述
の実施形態では、閲覧者30の端末のウェブブラウザに
プラグイン・プログラムを組み込み、閲覧者30がコン
テンツの正当性のチェックをする役割を担うが、インタ
ーネット上のユーザが、自動的に透かしの検査・通報を
行う機能を持つエージェント・ロボット・プログラムを
利用してコンテンツの正当性のチェックを行ってもよ
い。
【0033】<本システムの効果> [分散型監視システムの有用性]ウェブページは世界中
に限りなく散在している。著作コンテンツの数も無限で
ある。分散型監視システムはこのような膨大な情報を監
視するのに適している。閲覧者一人一人は自分が閲覧し
ているウェブページの中に、自分が取得している著作権
情報に対応する著作コンテンツが不正に掲載されていな
いかどうかを調べるのみであるので、その負担は軽い。
そして、無数のユーザが補い合うことにより、全てのウ
ェブページに対して、全ての著作コンテンツに関する正
当性チェックが実現する。集中型の監視を行おうと考え
た場合、a)公的機関が定期的に全ウェブページをパト
ロールする方法や、b)全てのウェブページはWWWサ
ーバにアップロードされる際にその正当性を検査される
ような法的枠組みを整える方法をとることになると思わ
れる。両方法とも、ウェブページの一つ一つに対して、
全世界に存在する全ての著作コンテンツが不正に掲載さ
れていないかどうかを調べる必要があり、現実的ではな
い。また、a)の方法には、パトロールが巡回している
間だけ不正なウェブページを一時休止させるというセキ
ュリティホールが存在する。しかしながら、分散型監視
システムであれば、いつ誰がコンテンツの正当性をチェ
ックするか予想がつかないため、ウェブページを一時休
止して監視を逃れることができない。更に、いつ誰に自
分の不正が告発されるか分からないという状況は、不正
者にとって大きな脅威として感じられるため、不正に対
する抑止効果も高いと期待される。
【0034】[不正者による自作自演]不正を発見した
ユーザに対して賞金が支払われるとなると、不正を行っ
ておいて自ら通報する自作自演の問題が発生すると思わ
れる。しかし、例えば賞金は罰金から支払われることと
すれば、自作自演を行う者は自分から金を取って自分に
支払うことになり、意味がなくなることになる。また、
不正者が名前を偽って不正なウェブページを作成し、こ
れを自ら通報することも考えられる。この場合は、不正
者を特定することができないため罰金を徴収することが
できず、不正者が賞金を手にすることはできない。この
システムにおいては、結局、いかに不正者を特定するか
が問題となる。通常、電子透かしにおける不正者の特定
能力には限界がある。本発明は、コンテンツの分散監視
システムを提案するものであり、著作物の使用権の有無
を検証できる手法であれば、電子透かし以外の手法を用
いてもよい。なお、本発明のシステムでは、ウェブペー
ジの改竄をチェックすることは可能であるという前提を
おいているので、不正者が他人のウェブページを改竄し
て違法なコンテンツを挿入し、これを自ら通報するとい
うことはできないとしている。
【0035】[電子透かしの能力]本発明のシステムは
正当性の検査を電子透かしにて行っているので、本シス
テムにおける不正検出の能力は電子透かしの能力に依存
することになる。例えば、電子透かしには、a)情報中
に膨大な冗長性分を持つ画像には適用しやすいが、プロ
グラムなどへの適用が難しい、b)ユーザAが購入した
コンテンツがユーザBのウェブページから見つかった場
合、Bが当該コンテンツを盗み出したのか、AがBに不
正に譲渡した(Bは当該コンテンツが著作物であること
は知らされていなかった)のか分からない、c)コンテ
ンツが不正者により盗み出されて不特定多数にばら撒か
れた場合、犯人を特定する手段はない、などの限界があ
る。ただし、本システムは賞金稼ぎ型のコンテンツの分
散監視システムを提案するものである。著作物の使用権
の有無を検証できる手法であれば、電子透かし以外であ
っても、これを採用して構わない。
【0036】本発明に関するプログラムを格納した記憶
媒体から読み出したり、通信回線を介して受信したりし
たプログラムを実行することにより、本発明の構成を実
現することができる。この記録媒体には、フロッピー
(登録商標)・ディスク、CD−ROM、磁気テープ、
ROMカセット等がある。また、通信回線としては、イ
ンターネット等がある。
【0037】
【発明の効果】賞金稼ぎの仕組みを利用する、ウェブペ
ージ上の著作コンテンツを分散管理するシステムとその
システムに用いるためのウェブサイト閲覧者が用いるソ
フトウェアを提案した。本システムはインターネットの
ような広大な環境に無数に散在する著作権で守られるべ
き情報を管理するのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の賞金稼ぎ型監視システムを模式的に
示す図である。
【図2】 著作者が著作コンテンツを公的機関に登録す
る際の流れを示す図である。
【図3】 正規ウェブページを公的機関登録する際の流
れを示す図である。
【図4】 公的機関が著作権情報を公開する際の流れを
示す図である。
【図5】 著作権情報の例を示す図である。
【図6】 公的機関がウェブページにて公開している著
作権情報を、閲覧者の端末にダウンロードする流れを示
す図である。
【図7】 公的機関がウェブページにて公開している著
作権情報を、閲覧者の端末にダウンロードする流れを示
す図である。
【図8】 公的機関がウェブページにて公開している著
作権情報を、閲覧者の端末にダウンロードする流れを示
す図である。
【図9】 閲覧者が不正ウェブページを発見し、通報す
る際の流れを示す図である。
【図10】 閲覧者の端末が公的機関へ通報する処理の
流れを示す図である。
【図11】 不正者が検挙されるまでの流れを示す図で
ある。
【符号の説明】
10 コンテンツ著作者 20 正規ユーザ 30 閲覧者 40 不正者 110 公的機関 120 WWWサーバA 130 WWWサーバB 210 正規コンテンツ 220 不正コンテンツ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 5/00 G09C 5/00 (72)発明者 曽我 正和 岩手県盛岡市盛岡駅西通り1−2−1− 802 (72)発明者 田窪 昭夫 神奈川県横浜市栄区桂台南2−37−6 Fターム(参考) 5B017 AA07 BB10 CA16 5B085 AA08 AE00 AE29 5J104 AA14 NA05 PA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末とサーバとを有し、電気通信ネット
    ワークを用いた著作権管理システムであって、 前記サーバは、著作権情報を格納しているデータベース
    と、 前記著作権情報を前記端末に、前記電気通信ネットワー
    クを用いて送信する著作権情報送信手段と前記端末から
    通知された著作権侵害通知を受信する著作権侵害通知受
    信手段とを有し、 端末は、サーバに格納されている著作権情報を得るため
    の著作権情報取得手段と、 取得した著作権情報に基づき、閲覧しているウェブペー
    ジ内のコンテンツの著作権侵害を調べる著作権侵害発見
    手段と、 発見した著作権侵害通知を前記サーバに通知する著作権
    侵害通知手段とを有することを特徴とする著作権管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 端末とサーバとを有し、電気通信ネット
    ワークを用いた著作権管理システムのサーバであって、 著作権情報を格納しているデータベースと、 前記著作権情報を前記端末に、前記電気通信ネットワー
    クを用いて送信する著作権情報送信手段と前記端末から
    の著作権侵害通知を受信する著作権侵害通知手段とを有
    し、 前記著作権情報送信手段は、送信頻度が少ない著作権情
    報を優先的に送信することを特徴とする著作権システム
    のサーバ。
  3. 【請求項3】 端末とサーバとを有し、電気通信ネット
    ワークを用いた著作権管理システムの端末であって、 サーバに格納されている著作権情報を得るための著作権
    情報取得手段と、 取得した著作権情報に基づき、閲覧しているウェブペー
    ジ内のコンテンツの著作権侵害を調べる著作権侵害発見
    手段と、 発見した著作権侵害を前記サーバに通知する著作権侵害
    通知手段とを有することを特徴とする著作権保護システ
    ムの端末。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の端末において、 前記著作権侵害発見手段は、前記コンテンツから抽出し
    た電子透かしと閲覧しているウェブページのURLを、
    格納している著作権情報と照合することで行うことを特
    徴とする端末。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の端末において、 前記著作権情報取得手段は、サーバに対して著作権情報
    を格納すべき領域の容量を通知することを特徴とする端
    末。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれかに記載の端末を
    構成させるためのプログラムを格納した記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項3〜5のいずれかに記載の端末を
    構成させるためのプログラム。
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