JP2003091630A - 投資・回収のシミュレーション方法及び装置 - Google Patents

投資・回収のシミュレーション方法及び装置

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JP2003091630A
JP2003091630A JP2001280705A JP2001280705A JP2003091630A JP 2003091630 A JP2003091630 A JP 2003091630A JP 2001280705 A JP2001280705 A JP 2001280705A JP 2001280705 A JP2001280705 A JP 2001280705A JP 2003091630 A JP2003091630 A JP 2003091630A
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life cycle
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Shinya Sekimoto
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/02Banking, e.g. interest calculation or account maintenance
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes

Abstract

(57)【要約】 【課題】製品およびサービス等の商品の開発又は購買に
おける投資・回収モデルを効率的に作成し、リスク評価
等に有用な財務パラメータをシミュレーションする。 【解決手段】商品のライフサイクルを時間に沿って変化
する複数の段階に区分するための第1のパラメータを入
力し、第1のパラメータにより区分されるライフサイク
ルの複数の段階のそれぞれについて投資金額又は回収金
額のパターンを関数により簡易的に定義するための第2
のパラメータを入力し、第2のパラメータにより定義さ
れる投資金額又は回収金額のパターンを連結し、ライフ
サイクル全体の投資又は回収モデルを作成する。作成さ
れた投資又は回収モデルを用いて投資又は回収の金額を
累積計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品およびサービ
ス等の開発又は購入における投資と回収の時間変化を予
測する投資・回収のシミュレーション方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製品およびサービス等(総称して「商
品」という)を開発する場合、あるいは既に開発された
商品を購入する場合において、開発時又は購入時におけ
る投資と、当該商品の販売あるいは使用によって生じる
回収を予測することは、商品の開発者または購入者にと
って大きな関心事である。
【0003】なぜならば、その商品による回収額が投資
額を上回れば、当該商品を開発・販売または購入する意
味があり、反対に回収額が投資額を下回れば、当該商品
を開発・販売または購入する意味がないと判断できるか
らである。
【0004】したがって、その商品の開発者や購入者
は、開発や購入に先だって、投資と回収についての予測
を行い、実際の開発に着手するかどうか、あるいは当該
商品を実際に購入するかどうかを決定するようにしてい
る。
【0005】投資・回収には様々な不確定要因が作用す
るため、将来にわたる投資・回収を厳密に予測しようと
することは、とりわけ迅速な意志決定が必要とされるよ
うな局面において効率的でない。ある商品を開発する場
合の不確定要因としては、例えば技術実現の困難性が高
く予定の期日までに所期の成果が得られなかったり、材
料調達の不都合により支出が初期予算の範囲に収まらな
くなるといったことである。また、開発した商品を販売
する場合、その売れ行きは、顧客がその商品に対して実
際にどれだけの魅力を感じるかによって左右され、その
商品の購買力についても景気動向等によって左右され
る。このような不確定要因は投資・回収の予測に大きな
ずれを生じさせるのである。
【0006】また、開発又は購入する商品の投資・回収
に伴う様々なリスクを定量評価できるように投資・回収
モデルを構築することは困難であるという問題点もあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するためになされたものであり、その目的は商品の開
発あるいは購買における投資・回収モデルを効率的に作
成し、その商品のライフサイクルにわたって予想される
リスクを投資・回収モデルに反映して評価することがで
きる投資・回収のシミュレーション方法及び装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために本発明は次のように構成されている。
【0009】本発明の請求項1に係るシミュレーション
方法は、商品の開発又は購入における投資又は回収をシ
ミュレーションするシミュレーション方法において、当
該商品のライフサイクルを、時間に沿って変化する複数
の段階に区分するための第1のパラメータを入力するス
テップと、入力された前記第1のパラメータにより区分
される前記ライフサイクルの複数の段階のそれぞれにつ
いて、投資金額又は回収金額のパターンを時間の関数に
より定義するための第2のパラメータを入力するステッ
プと、入力された前記第2のパラメータにより定義され
る前記投資金額又は回収金額のパターンを連結し、ライ
フサイクル全体の投資又は回収のモデルを作成するステ
ップと、作成された前記投資又は回収のモデルを用いて
投資又は回収の金額を累積計算するステップと、を具備
することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5に係るプログラムは、商
品の開発又は購入における投資又は回収をシミュレーシ
ョンするプログラムにおいて、当該商品のライフサイク
ルを、時間に沿って変化する複数の段階に区分するため
の第1のパラメータを入力するステップと、入力された
前記第1のパラメータにより区分される前記ライフサイ
クルの複数の段階のそれぞれについて、投資金額又は回
収金額のパターンを時間の関数により定義するための第
2のパラメータを入力するステップと、入力された前記
第2のパラメータにより定義される前記投資金額又は回
収金額のパターンを連結し、ライフサイクル全体の投資
又は回収のモデルを作成するステップと、作成された前
記投資又は回収のモデルを用いて投資又は回収の金額を
累積計算するステップと、をコンピュータに実行させる
プログラムである。
【0011】本発明の請求項9に係るシミュレーション
装置は、商品の開発又は購入における投資又は回収をシ
ミュレーションするシミュレーション装置において、当
該商品のライフサイクルを、時間に沿って変化する複数
の段階に区分する第1のパラメータを入力し、および該
第1のパラメータにより区分される前記ライフサイクル
の複数の段階のそれぞれについて、投資金額又は回収金
額のパターンを時間の関数により定義する第2のパラメ
ータを入力する入力手段と、前記入力手段により入力さ
れた前記第2のパラメータにより定義される前記投資金
額又は回収金額のパターンを連結し、ライフサイクル全
体の投資又は回収のモデルを作成するモデル作成手段
と、作成された前記投資又は回収のモデルを用いて投資
又は回収の金額を累積計算する計算手段と、を具備する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。
【0013】図1は本発明の一実施形態に係る投資・回
収シミュレーションシステムの概略構成を示すブロック
図である。同図に示す本実施形態の投資・回収シミュレ
ーションシステム1は、表示装置2、データベース3、
演算装置4、およびインターフェース5から構成され
る。
【0014】データベース3は、投資・回収モデルの各
種データを蓄積するための記憶手段である。投資・回収
モデルは、対象とする商品のライフサイクル、及びこの
ライフサイクルに沿った投資・回収のパターンを規定す
る。
【0015】ここでいう「ライフサイクル」とは、当該
商品についての企画、設計、製造、流通、販売、使用、
廃棄、およびその他の任意の段階(フェーズともいう)
を総称したものである。また「ライフサイクルの形態」
とはライフサイクルを構成する任意の段階の一つをい
う。
【0016】投資・回収モデルは、このようなライフサ
イクルの形態が変化する時間、当該ライフサイクルの形
態毎の投資・回収の金額の大きさを表わすためのパラメ
ータおよび関数の定義式等を含む。
【0017】演算装置4はユーザ等から投資・回収モデ
ルへのパラメータの値が与えられると、先ずライフサイ
クルを規定し、このライフサイクルの形態毎の投資・回
収パターンを求め、これらを連結することによって当該
商品のライフサイクル全体にわたる簡易な投資・回収モ
デルを作成する。また、作成された投資・回収モデルを
用いて累積計算を行い、財務パラメータを計算するとい
ったシミュレーションを実行する。
【0018】演算装置4及びデータベース3は、コンピ
ュータソフトウェアとして実現することが可能である。
この場合、コンピュータが備える演算ユニット(CP
U)、バス、メモリ、および外部記憶装置等のハードウ
ェア資源が同ソフトウェアと協働することにより、本発
明に係るシミュレーション機能が具体的に実現される。
【0019】表示装置2は、投資・回収モデルの構築に
必要となる各種パラメータをインターフェース5を介し
て入力するための入力編集画面や、構築された投資・回
収モデルを用いたシミュレーションの実行結果の出力画
面等を表示する。
【0020】本実施形態の投資・回収シミュレーション
システム1では、投資・回収モデルを改変することによ
って、リスク評価を容易に行うことができる。すなわ
ち、投資・回収におけるリスク要因を考慮する場合に
は、ライフサイクルの形態ごとに定義されているパラメ
ータや関数を変更する。そのために必要な値や定義式は
インターフェース5を介して入力する。
【0021】演算装置4はかかる変更に基づいて投資・
回収モデルを再構築し、同モデルを用いてシミュレーシ
ョンを再実行する。表示装置2は得られたシミュレーシ
ョン結果をリスク評価のために表示出力する。
【0022】図2は投資・回収モデルの一例を示す特性
図である。この図2に示す投資・回収モデルは、商品の
開発におけるライフサイクルにわたる投資・回収のシミ
ュレーションに好適である。また、図2において、横軸
6は時間を表し、縦軸7は金額を表わす。時間について
は、商品のライフサイクルに応じて、日、月、四半期、
半期、あるいは年等の単位で表わす。また、金額につい
ては商品の価格に応じて、円、千円、百万円、あるいは
外国の市場を考慮する場合にはその国の通貨の単位で表
わす。
【0023】この例では、開発対象商品のライフサイク
ルを次のように定めている。すなわち、商品の企画を行
なう企画フェーズP1、企画した商品を実際に設計して
開発する開発設計フェーズP2、開発した商品をリリー
スして市場で成長する成長フェーズP3、その商品が市
場で成熟する成熟フェーズP4、および商品が陳腐化し
て衰退する衰退フェーズP5の5つのフェーズ(段階)
から構成されるものとしている。このようなライフサイ
クルの各フェーズについて投資・回収を考慮する。な
お、P1乃至P5のそれぞれのフェーズが変化する時間
T1乃至T6を定めておく。これらのパラメータ値はデ
ータベース3に保存される。
【0024】図2の特性図において、8はライフサイク
ルの各フェーズにおける投資の変化を示し、9はライフ
サイクルの各フェーズにおける回収の変化を示してい
る。投資の変化8が特性図の第4象限に示されているの
は、投資がマイナスの金額であることによる。また、回
収の変化9が特性図の第1象限に示されているのは、回
収がプラスの金額であることによる。
【0025】ライフサイクルの最初の段階である企画フ
ェーズP1は時間軸上に沿ってT1からT2までの期間
を有する。この期間においてある一定の大きさの投資が
生じると仮定する。企画フェーズP1における投資パタ
ーンは時間Tの関数として、 投資(T)=M1 と定義することができる。但し、M1は単位時間あたり
の投資金額である。
【0026】また、この企画フェーズP1での回収はな
い。
【0027】ライフサイクルの第2段階である開発設計
フェーズP2は時間軸上に沿ってT2からT3までの期
間を有する。この期間においても企画フェーズP1と同
様にある一定の大きさの投資が生じていると仮定する。
但し、この例では、この期間の投資額は企画フェーズP
1における投資額よりも大きい。
【0028】開発設計フェーズP2における投資パター
ンは時間Tの関数として、 投資(T)=M2 と定義することができる。但し、M2は単位時間あたり
の投資金額である。企画フェーズと同様に、この開発設
計フェーズP2での回収はない。
【0029】ライフサイクルの第3段階である成長フェ
ーズP3は時間軸上に沿ってT3からT4までの期間を
有する。T3は製品の開発を終了して製品を市場にリリ
ースする(販売開始する)時点である。したがってこの
時点から回収が生じる。
【0030】成長フェーズP3における回収は時間の経
過とともに直線的に増大すると仮定する。よって、成長
フェーズP3の回収パターンは時間Tの関数として、 回収(T)=α・(T−T3) と定義することができる。但しαは単位時間あたりの回
収金額の伸び率である。
【0031】この成長フェーズP3においては、例え
ば、商品の配送コスト、宣伝コスト、あるいは保守コス
ト等で投資が生じることを仮定する。したがって成長フ
ェーズP3における投資パターンは時間Tの関数とし
て、 投資(T)=M3 と定義することができる。但し、M3は単位時間あたり
の投資金額である。
【0032】ライフサイクルの第4段階である成熟フェ
ーズP4は時間軸上に沿ってT4からT5までの期間を
有する。この期間の回収については成長フェーズP3で
ピークに達した値が保たれると仮定する。成熟フェーズ
P4の回収パターンは時間Tの関数として、 回収(T)=α・(T4−T3) と定義することができる。
【0033】また、この期間の投資パターンを時間Tの
関数として、 投資(T)=M4 と定義することができる。
【0034】ライフサイクルの第5段階である衰退フェ
ーズP5は時間軸上に沿ってT5からT6までの期間を
有する。この期間の回収は成熟フェーズP4の値から直
線的に減少し、時間T6でゼロになると仮定している。
したがって、衰退フェーズP5の回収パターンは時間T
の関数として、 回収(T)=α・(T4−T3)(T6−T)/(T6
−T5) と定義することができる。また衰退フェーズP5におけ
る投資は行なわないと仮定する。
【0035】以上をまとめると、当該商品のライフサイ
クル全体の投資・回収モデルは次のように表わされる。
【0036】
【数1】
【0037】以上のモデル化によってこの例では、時間
を表わす6個のパラメータT1〜T6、投資の大きさを
表わす4個のパラメータM1〜M4、および回収の大き
さを表わす1個のパラメータαからなる計11個のパラ
メータにより商品のライフサイクル全体の投資・回収を
簡易に表わすことができる。
【0038】図3は投資・回収モデルの他の例を示す特
性図である。この図3に示す投資・回収モデルは商品を
購入する場合の投資・回収のシミュレーションに好適で
ある。この投資・回収モデルでは購入対象商品のライフ
サイクルをT7からT10の4つの時間パラメータで表
わすようにしている。図3の特性図において12は投資
金額の変化でありT7からT9の区間で所定の傾きを持
つ直線(一次関数)として表わすようようにしている。
またこの特性図において13は回収金額の変化をであり
T8からT10の区間の曲線(二次関数)として表わす
ようにしている。
【0039】これらのような関数が導入されることによ
って、当該購入対象商品のライフサイクル全体の投資・
回収モデルは次のように表わされる。
【0040】
【数2】
【0041】但し、βとγは定数である。
【0042】したがって、時間を表わす4個のパラメー
タT7〜T10、投資の変化を表わす1個のパラメータ
β、およびの回収の大きさを表わす1個のパラメータγ
からなる計6個のパラメータにより当該商品のライフサ
イクル全体の投資・回収を簡易なモデルによって表わす
ことができる。
【0043】以上説明した図2及び図3では、商品の開
発又は購入における代表的なライフサイクルの形態およ
び投資・回収のパターン例を示したが、商品のライフサ
イクルの形態はこれら以外にも考えられるし、投資・回
収パターンについても他の様々なパターンが考えられ
る。
【0044】次に、以上説明したような簡易な投資・回
収モデルの具体的な作成処理、および投資・回収モデル
を用いたシミュレーション処理について説明する。
【0045】図4は本実施形態のシステム1において投
資・回収モデルの作成時に起動されるデータ入力画面の
構成例を示す図である。このデータ入力画面14におい
て、15はデ一夕入力を行う画面部分、16は投資・回
収モデルを示す画面部分を示している。画面部分15は
「商品名」、「ライフサイクルの単位」、「ライフサイ
クルのT1」...といった複数のデータ入力項を有し
ている。これらの入力項はライフサイクルを定義し、お
よびライフサイクルのそれぞれの形態での投資・回収パ
ターンを関数等で表すために必要なパラメータをユーザ
等が与えるために設けられている。
【0046】この例における商品のライフサイクルは、
図2で説明したものと同様に、企画フェーズP1、開発
設計フェーズP2、成長フェーズP3、成熟フェーズP
4、および衰退フェーズP5の5つの形態により構成さ
れている。この商品のライフサイクルの形態の各々につ
いて、投資・回収のパターンを定める。
【0047】またこの例では、回収の金額を直接入力す
るものとしないで、成長・成熟・衰退の各フェーズを組
み合わせて商品の売上げを台形モデルとし、それぞれの
形態での利益率を一定値として、[売上げ]×[利益
率]で回収を計算するようにしている。
【0048】以上のようにして作成された投資・回収モ
デルを用い、演算装置4は累積計算に基づくシミュレー
ションを実行する。
【0049】図5は本実施形態のシステム1による投資
・回収シミュレーションの実行結果の出力画面の構成例
を示す図である。この図5に示すようにシミュレーショ
ン実行結果の出力画面20には投資・回収の累積グラフ
が表示される。この投資・回収累積グラフの横軸は時間
を表わし、縦軸は累積金額を表わしている。そして曲線
21は累積値による投資の変化を、曲線22は累積値に
よる回収(利益)の変化を、23は累積値による売上げ
の変化を表している。投資、売上げ、および回収の累積
金額は桁が異なるため、同グラフにおいては見やすさを
良くするためにこれらの累積金額を対数で表示するよう
にしている。
【0050】また図5に示すように、シミュレーション
実行結果の出力画面20には入カパラメータを示す画面
部分25と、シミュレーションによって算出された損益
分岐点(BET:Break Even Time)および対投資利益
率(ROI:Return On Investment)の財務パラメータ
を示す画面部分26とが表示される。
【0051】この例では、損益分岐点(BET)および
対投資利益率(ROI)について、それぞれ31.2
(月)、1.27という値が得られている。
【0052】損益分岐点(BET)は回収の累積が投資
の累積と等しくなる時間である。投資および回収それぞ
れの累積を計算した際、時間T=n△T(但し、n:整
数、△T:単位時間)ではじめて回収が投資を上回った
とすると、その1つ前のデータとの補間により、次式で
求めることができる。
【0053】
【数3】
【0054】但し、 BET :損益分岐点 T : 単位時間 n : 整数 Rn : 時間T=n△Tまでの回収の累積 In : 時間T=n△Tまでの投資の累積 Rn : 時間T=(n−1)△Tまでの回収の累積 In : 時間T=(n−1)△Tまでの投資の累積 である。なお、損益分岐点は投資・回収累積グラフにお
いて24により示されている。
【0055】また、対投資利益率(ROI)は投資累積
に対する回収累積の比で求めることができる。時間ごと
の対投資利益率を計算することもできるが、本実施形態
の投資・回収シミュレーションシステム1では、商品の
ライフサイクルが終わった時点すなわちT=T6におけ
る対投資利益率を表示するようにしている。
【0056】次に、リスク評価を行う場合について説明
する。
【0057】図6は本実施形態の投資・回収シミュレー
ションシステム1においてリスク評価を行う第1の例を
示す図である。この例は図4に示した投資・回収モデル
例において、販売開始の時期(T3)が1ヶ月遅れた場
合のシミュレーション結果である。このため、図4のデ
ータ入力画面14では、画面部分15内における入力項
目T3の値を15から16に変更する。また、成長期の
長さ(3ヶ月)が変わらないと仮定し、入力項目T4の
値を18から19に変更する。図6はこのような第1の
リスク評価のための変更をなした入力データに基づくシ
ミュレーション結果の出力画面を示している。
【0058】画面構成は図5に示したものと同様であ
り、シミュレーション実行結果の出力画面30には投資
・回収の累積グラフが表示される。この累積グラフにお
いて、31は投資の変化曲線を、32は回収(利益)の
変化曲線を、そして33は売上の変化曲線を表わしてい
る。また、シミュレーション実行結果の出力画面30に
は入カパラメータを示す画面部分35と、シミュレーシ
ョンによって算出された損益分岐点(BET)および対
投資利益率(ROI)の財務パラメータを示す画面部分
36とが表示される。また、損益分岐点は投資・回収累
積グラフにおいて34により示されている。
【0059】このような図6のシミュレーション結果
を、リスクを考慮していない図5のものと比較すると、
販売開始が1ヶ月遅れることによって、損益分岐点は3
1.2(月)から33.4(月)へと2ヶ月以上も遅れる
ことがわかる。対投資利益率は1.27から1.16へ
と10%以上も低下することがわかる。
【0060】このようなリスク評価は例えば開発におけ
るトラブル等で開発期間が当初の予定よりも延びるよう
なリスクが生じた場合に、財務に関してはどのような損
失があるかを定量的に評価するのに有効である。
【0061】図7は本実施形態の投資・回収シミュレー
ションシステム1においてリスク評価を行う第2の例を
示す図である。この例は、図4に示した投資・回収モデ
ル例において、為替変動によって1ドルが100円から
80円になる場合のシミュレーション結果を示してい
る。すなわち、この商品の市場が例えば米国であって、
当初1ドル100円のレートを見込んで開発を進めてい
たが、市場リリースの時点で1ドル80円になったもの
と仮定している。この場合、図4に示したデータ入力画
面14では対象とする市場を米国とするのであるから、
売上げの単位を「百万円」から「百万ドル」に変更す
る。また、当初1ドル100円のレートを見込むのであ
るから、成長期における売上げの伸び率αの値を1,2
00.0(百万円/月)から12(百万ドル/月)に変
更する。
【0062】この時点でシミュレーションを実行すれば
図5と全く同等の結果が得られる。実際の市場リリース
の段階において1ドルが100円から80円になる差益
変動を与えた後、再計算を実行したものが図7である。
図7はこのような第2のリスク評価のための変更をなし
た入力データに基づくシミュレーション結果の出力画面
を示している。画面構成は図5に示したものと同様であ
り、シミュレーション実行結果の出力画面40には投資
・回収の累積グラフが表示される。この累積グラフにお
いて41は投資の変化曲線を、42は回収(利益)の変
化曲線を、そして43は売上の変化曲線を表わしてい
る。シミュレーション実行結果の出力画面40には入カ
パラメータを示す画面部分45とシミュレーションによ
って算出された損益分岐点(BET)および対投資利益
率(ROI)の財務パラメータを示す画面部分46とが
表示されている。
【0063】入カパラメータを示す画面部分45による
と、為替レートの項目の値は100.0から80.0に
変更となっている。また、ライフサイクルの形態や利益
率は為替変動によらず同じである。
【0064】図7と図5との比較によれば、商品の開発
時から販売時とで為替変動が生じた場合、損益分岐点は
∞(無限大)となり、回収が投資を上回ることがなく対
投資利益率も1以下になることがわかる。
【0065】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず種々変形して実施可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、商品のラ
イフサイクルの各形態における投資・回収モデルを少な
い数のパラメータ等で効率的に表わすことができる。ま
た、投資と回収に伴う様々なリスクを投資・回収モデル
に反映することができる。したがって、商品の開発者や
購入者が意思決定を行なう場合の評価を有効に支援でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る投資・回収シミュレ
ーションシステムの概略構成を示すブロック図
【図2】投資・回収モデルの一例を示す特性図
【図3】投資・回収モデルの他の例を示す特性図
【図4】投資・回収モデルの作成時に起動されるデータ
入力画面の構成例を示す図
【図5】投資・回収シミュレーション実行時に起動され
る結果出力画面の構成例を示す図
【図6】投資・回収シミュレーションシステムにおいて
リスク評価を行う第1の例を示す図
【図7】投資・回収シミュレーションシステムにおいて
リスク評価を行う第2の例を示す図
【符号の説明】
1…投資・回収シミュレーションシステム 2…表示装置 3…データベース 4…演算装置 5…インターフェース 6、10…時間軸 7、11…金額軸 8、12…投資金額の変化 9、13…回収金額の変化 T7〜T10…時間を表わす変数 P6〜P7…ライフサイクルの異なるフェーズを表わす
記号 14…入力画面 15…デ一夕入力を行う画面部分 16…投資・回収モデルを示す画面部分 20…出力画面 21、31、41…投資の累積額 22、32、42…回収の累積額 23、33、43…売上げの累積額 24、34、44…損益分岐点を示す時間軸 25、35、45…入カパラメータを示す画面部分 26、36、46…財務パラメータを示す画面部分 30、40…リスク評価例に係る出力画面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の開発又は購入における投資又は回
    収をシミュレーションするシミュレーション方法におい
    て、 当該商品のライフサイクルを、時間に沿って変化する複
    数の段階に区分するための第1のパラメータを入力する
    ステップと、 入力された前記第1のパラメータにより区分される前記
    ライフサイクルの複数の段階のそれぞれについて、投資
    金額又は回収金額のパターンを時間の関数により定義す
    るための第2のパラメータを入力するステップと、 入力された前記第2のパラメータにより定義される前記
    投資金額又は回収金額のパターンを連結し、ライフサイ
    クル全体の投資又は回収のモデルを作成するステップ
    と、 作成された前記投資又は回収のモデルを用いて投資又は
    回収の金額を累積計算するステップと、を具備すること
    を特徴とする投資・回収のシミュレーション方法。
  2. 【請求項2】 前記投資又は回収に伴うリスクを考慮し
    て前記第1又は第2のパラメータを変更するステップを
    具備することを特徴とする請求項1に記載のシミュレー
    ション方法。
  3. 【請求項3】 前記ライフサイクルの複数の段階のそれ
    ぞれについて、前記回収金額のパターンを、当該商品の
    売り上げ金額の時間の関数と一定の利益率との積として
    計算することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに
    記載のシミュレーション方法。
  4. 【請求項4】 累積計算した前記投資又は回収の金額か
    ら損益分岐点又は対投資利益率を計算するステップを具
    備することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載のシミュレーション方法。
  5. 【請求項5】 商品の開発又は購入における投資又は回
    収をシミュレーションするプログラムにおいて、 当該商品のライフサイクルを、時間に沿って変化する複
    数の段階に区分するための第1のパラメータを入力する
    ステップと、 入力された前記第1のパラメータにより区分される前記
    ライフサイクルの複数の段階のそれぞれについて、投資
    金額又は回収金額のパターンを時間の関数により定義す
    るための第2のパラメータを入力するステップと、 入力された前記第2のパラメータにより定義される前記
    投資金額又は回収金額のパターンを連結し、ライフサイ
    クル全体の投資又は回収のモデルを作成するステップ
    と、 作成された前記投資又は回収のモデルを用いて投資又は
    回収の金額を累積計算するステップと、 をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 【請求項6】 前記投資又は回収に伴うリスクを考慮し
    て前記第1又は第2のパラメータを変更するステップを
    具備することを特徴とする請求項5に記載のプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記ライフサイクルの複数の段階のそれ
    ぞれについて、前記回収金額のパターンを、当該商品の
    売り上げ金額の時間の関数と一定の利益率との積として
    計算することを特徴とする請求項5又は6のいずれかに
    記載のプログラム。
  8. 【請求項8】 累積計算した前記投資又は回収の金額か
    ら損益分岐点又は対投資利益率を計算するステップを具
    備することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記
    載のプログラム。
  9. 【請求項9】 商品の開発又は購入における投資又は回
    収をシミュレーションするシミュレーション装置におい
    て、 当該商品のライフサイクルを、時間に沿って変化する複
    数の段階に区分する第1のパラメータを入力し、および
    該第1のパラメータにより区分される前記ライフサイク
    ルの複数の段階のそれぞれについて、投資金額又は回収
    金額のパターンを時間の関数により定義する第2のパラ
    メータを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記第2のパラメータに
    より定義される前記投資金額又は回収金額のパターンを
    連結し、ライフサイクル全体の投資又は回収のモデルを
    作成するモデル作成手段と、 作成された前記投資又は回収のモデルを用いて投資又は
    回収の金額を累積計算する計算手段と、を具備すること
    を特徴とする投資・回収のシミュレーション装置。
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