JP2003091345A - 情報処理装置、並びにガイダンス提示方法、ガイダンス提示プログラム及びガイダンス提示プログラムが記録された記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、並びにガイダンス提示方法、ガイダンス提示プログラム及びガイダンス提示プログラムが記録された記録媒体

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JP2003091345A
JP2003091345A JP2001284202A JP2001284202A JP2003091345A JP 2003091345 A JP2003091345 A JP 2003091345A JP 2001284202 A JP2001284202 A JP 2001284202A JP 2001284202 A JP2001284202 A JP 2001284202A JP 2003091345 A JP2003091345 A JP 2003091345A
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guide
button
guidance
window
pressed
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JP2001284202A
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English (en)
Inventor
Yasushi Miyajima
靖 宮島
Keigo Ihara
圭吾 井原
Takanori Nishimura
孝則 西村
Junko Fukuda
純子 福田
Makoto Shiroma
真 城間
Keiichi Yoshioka
圭一 吉岡
Junichiro Sakata
純一郎 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザのレベルの高低に拘泥せず、各種操作
手順や内容等についてわかりやすいガイドを提供する。 【解決手段】 個人放送システムにおいて、ユーザ端末
は、用意されている複数の機能を用いて行われる一連の
操作の標準的な手順にしたがって複数の機能をそれぞれ
順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンをグ
ループ化したガイダンスバー152を表示部55に表示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用意されている各
種機能に対するユーザの理解を補助する所定のガイドを
提示する情報処理装置、並びにガイダンス提示方法、ガ
イダンス提示プログラム及びガイダンス提示プログラム
が記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等のよう
な情報処理装置が広く普及している。これらの情報処理
装置においては、各種操作手順や内容等についてユーザ
の理解を補助すべく、オンラインヘルプやツールチップ
ヘルプが用意されている。ユーザは、操作手順や内容等
について疑問が生じた場合等には、これらのオンライン
ヘルプやツールチップヘルプを起動して表示画面に表示
し、記述されたヘルプ文章を参照することによって操作
を進行することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した情
報処理装置においては、オンラインヘルプやツールチッ
プヘルプを用いた場合には、いかなる操作をそのような
順序で行えばよいのかがわかりにくく、また、最低限ど
の部分を参照すればよいのかもわかりにくかった。
【0004】例えば、情報処理装置においては、オンラ
インヘルプを用いた場合には、このオンラインヘルプと
実際のアプリケーション・プログラムの動作とが連動し
ていないことから、ユーザにとっては、オンラインヘル
プに記述されたヘルプ文章を参照しながらアプリケーシ
ョン・プログラムを操作し、またヘルプ文章を参照す
る、といった煩雑な動作を繰り返すことが多かった。
【0005】また、情報処理装置においては、例えばウ
ィザード形式のダイアログといったように、アプリケー
ション・プログラムが有する機能を順次追ってユーザに
紹介していくシステムが設けられることもあるが、この
場合にも、実際のアプリケーション・プログラムの動
作、グラフィカル・ユーザ・インターフェース、及びヘ
ルプ文章の3者が連携しているわけでなく、ユーザにと
って煩雑さを否めない側面があった。
【0006】さらに、情報処理装置においては、ツール
チップを用いた場合には、マウス等のポインティングデ
バイスを用いてなぞる、すなわち、マウスオーバーする
1つのボタンに対して、1種類の文言が表示されるのみ
であった。したがって、情報処理装置においては、初心
者であるか慣熟者であるかといったユーザのレベルに応
じたガイドを行うことができなかった。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、ユーザのレベルの高低に拘泥せず、各種
操作手順や内容等についてわかりやすいガイドを提供す
ることができる情報処理装置、並びにガイダンス提示方
法、ガイダンス提示プログラム及びガイダンス提示プロ
グラムが記録された記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる情報処理装置は、用意されている各種機
能に対するユーザの理解を補助する所定のガイドを提示
する情報処理装置であって、各種情報を表示画面に表示
する表示手段と、用意されている複数の機能を用いて行
われる一連の操作の標準的な手順にしたがって複数の機
能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化し、これら複数
のボタンをグループ化したガイダンス部材を表示手段に
表示させる制御手段とを備えることを特徴としている。
【0009】このような本発明にかかる情報処理装置
は、一連の操作の標準的な手順にしたがって用意されて
いる複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化し
た複数のボタンをグループ化し、ガイダンス部材として
表示手段に表示する。
【0010】また、この本発明にかかる情報処理装置に
おいて、制御手段は、ボタンが押下されると、押下され
たボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィ
ンドウを表示手段に表示させることを特徴としている。
【0011】このような本発明にかかる情報処理装置
は、押下されたボタンに対応したガイド文章が記述され
たガイドウィンドウを表示手段に表示する。
【0012】さらに、この本発明にかかる情報処理装置
において、ガイダンス部材は、一連の操作に関するガイ
ドを起動するためのガイドボタンと、複数の機能をそれ
ぞれ直接的に起動するための複数のダイレクトボタンと
を設けていることを特徴としている。
【0013】さらにまた、この本発明にかかる情報処理
装置において、制御手段は、ダイレクトボタンが押下さ
れると、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に
応じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガ
イドとを連動させることを特徴としている。
【0014】このような本発明にかかる情報処理装置
は、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
とを連動させる。
【0015】また、この本発明にかかる情報処理装置に
おいて、制御手段は、表示画面内における各種アイテム
に対するツールチップヘルプを表示手段に表示させるこ
とを特徴としている。
【0016】さらに、この本発明にかかる情報処理装置
において、制御手段は、表示手段にガイドウィンドウが
表示された状態であるガイドモード時と、表示手段にガ
イドウィンドウが表示されていない状態である非ガイド
モード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化
させることを特徴としている。
【0017】このような本発明にかかる情報処理装置
は、ガイドモード時と非ガイドモード時とに応じて、ツ
ールチップヘルプの文言を変化させる。
【0018】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるガイダンス提示方法は、用意されている各種機能に
対するユーザの理解を補助する所定のガイドを提示する
ガイダンス提示方法であって、用意されている複数の機
能を用いて行われる一連の操作の標準的な手順にしたが
って複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化
し、これら複数のボタンをグループ化したガイダンス部
材を、各種情報を表示画面に表示する表示手段に表示す
ることを特徴としている。
【0019】このような本発明にかかるガイダンス提示
方法は、一連の操作の標準的な手順にしたがって用意さ
れている複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン
化した複数のボタンをグループ化し、ガイダンス部材と
して表示手段に表示する。
【0020】また、この本発明にかかるガイダンス提示
方法は、ボタンが押下されると、押下されたボタンに対
応したガイド文章が記述されたガイドウィンドウを表示
手段に表示することを特徴としている。
【0021】このような本発明にかかるガイダンス提示
方法は、押下されたボタンに対応したガイド文章が記述
されたガイドウィンドウを表示手段に表示する。
【0022】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示方法において、ガイダンス部材は、一連の操作に関す
るガイドを起動するためのガイドボタンと、複数の機能
をそれぞれ直接的に起動するための複数のダイレクトボ
タンとが設けられたものであることを特徴としている。
【0023】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示方法は、ダイレクトボタンが押下されると、押下
されたダイレクトボタンに対応する機能に応じた動作
と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイドとを連
動させることを特徴としている。
【0024】このような本発明にかかるガイダンス提示
方法は、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に
応じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガ
イドとを連動させる。
【0025】また、この本発明にかかるガイダンス提示
方法は、表示画面内における各種アイテムに対するツー
ルチップヘルプを表示手段に表示することを特徴として
いる。
【0026】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示方法は、表示手段にガイドウィンドウが表示された状
態であるガイドモード時と、表示手段にガイドウィンド
ウが表示されていない状態である非ガイドモード時とに
応じて、ツールチップヘルプの文言を変化させることを
特徴としている。
【0027】このような本発明にかかるガイダンス提示
方法は、ガイドモード時と非ガイドモード時とに応じ
て、ツールチップヘルプの文言を変化させる。
【0028】さらに、上述した目的を達成する本発明に
かかるガイダンス提示プログラムは、用意されている各
種機能に対するユーザの理解を補助する所定のガイドを
提示するコンピュータ制御可能なガイダンス提示プログ
ラムであって、用意されている複数の機能を用いて行わ
れる一連の操作の標準的な手順にしたがって複数の機能
をそれぞれ順次番号付けしてボタン化し、これら複数の
ボタンをグループ化したガイダンス部材を、各種情報を
表示画面に表示する表示手段に表示することを特徴とし
ている。
【0029】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、実行されると、一連の操作の標準的な手
順にしたがって用意されている複数の機能をそれぞれ順
次番号付けしてボタン化した複数のボタンをグループ化
し、ガイダンス部材として表示手段に表示する。
【0030】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、ボタンが押下されると、押下されたボタ
ンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィンドウ
を表示手段に表示することを特徴としている。
【0031】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、実行されると、押下されたボタンに対応
したガイド文章が記述されたガイドウィンドウを表示手
段に表示する。
【0032】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムにおいて、ガイダンス部材は、一連の操作
に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、複数
の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数のダイレ
クトボタンとが設けられたものであることを特徴として
いる。
【0033】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示プログラムは、ダイレクトボタンが押下される
と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
とを連動させることを特徴としている。
【0034】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、実行されると、押下されたダイレクトボ
タンに対応する機能に応じた動作と、押下されたダイレ
クトボタンに応じたガイドとを連動させる。
【0035】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、表示画面内における各種アイテムに対す
るツールチップヘルプを表示手段に表示することを特徴
としている。
【0036】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、表示手段にガイドウィンドウが表示さ
れた状態であるガイドモード時と、表示手段にガイドウ
ィンドウが表示されていない状態である非ガイドモード
時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化させる
ことを特徴としている。
【0037】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、実行されると、ガイドモード時と非ガイ
ドモード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変
化させる。
【0038】さらにまた、上述した目的を達成する本発
明にかかるガイダンス提示プログラムが記録された記録
媒体は、用意されている各種機能に対するユーザの理解
を補助する所定のガイドを提示するコンピュータ制御可
能なガイダンス提示プログラムが記録された記録媒体で
あって、ガイダンス提示プログラムは、用意されている
複数の機能を用いて行われる一連の操作の標準的な手順
にしたがって複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボ
タン化し、これら複数のボタンをグループ化したガイダ
ンス部材を、各種情報を表示画面に表示する表示手段に
表示することを特徴としている。
【0039】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、一
連の操作の標準的な手順にしたがって用意されている複
数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化した複数
のボタンをグループ化し、ガイダンス部材として表示手
段に表示するガイダンス提示プログラムを提供する。
【0040】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体において、ガイダンス
提示プログラムは、ボタンが押下されると、押下された
ボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィン
ドウを表示手段に表示することを特徴としている。
【0041】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、押
下されたボタンに対応したガイド文章が記述されたガイ
ドウィンドウを表示手段に表示するガイダンス提示プロ
グラムを提供する。
【0042】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体において、ガイダン
ス部材は、一連の操作に関するガイドを起動するための
ガイドボタンと、複数の機能をそれぞれ直接的に起動す
るための複数のダイレクトボタンとが設けられたもので
あることを特徴としている。
【0043】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示プログラムが記録された記録媒体において、ガイ
ダンス提示プログラムは、ダイレクトボタンが押下され
ると、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応
じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイ
ドとを連動させることを特徴としている。
【0044】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、押
下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じた動作
と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイドとを連
動させるガイダンス提示プログラムを提供する。
【0045】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体において、ガイダンス
提示プログラムは、表示画面内における各種アイテムに
対するツールチップヘルプを表示手段に表示することを
特徴としている。
【0046】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体において、ガイダン
ス提示プログラムは、表示手段にガイドウィンドウが表
示された状態であるガイドモード時と、表示手段にガイ
ドウィンドウが表示されていない状態である非ガイドモ
ード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化さ
せることを特徴としている。
【0047】このような本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、ガ
イドモード時と非ガイドモード時とに応じて、ツールチ
ップヘルプの文言を変化させるガイダンス提示プログラ
ムを提供する。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0049】この実施の形態は、例えば図1に示すよう
に、ディジタルビデオカメラ(Digital Video Camera;
DV)が付設されたパーソナルコンピュータ若しくはデ
ィジタルビデオカメラが接続されたパーソナルコンピュ
ータといった情報処理装置からなるユーザ端末10によ
って撮影して得られた映像及び/又は音声データ、又は
ユーザ端末10に蓄積されている編集済みの映像及び/
又は音声データからなるコンテンツを、いわゆるインタ
ーネット2を介して、パーソナルコンピュータや携帯情
報端末(Personal Digital Assistants;以下、PDA
という。)といった複数のクライアント端末20,2
,20,・・・に対してライブ配信するパーソナ
ルキャスティングサービスを実現する個人放送システム
1である。
【0050】この個人放送システム1において、ユーザ
端末10は、複雑な操作を必要とする状況や初心者ユー
ザであっても、容易にパーソナルキャスティングサービ
スを享受できるように、また、初心者又は慣熟者の別を
問わず操作手順や内容を調べたいユーザに対して十分な
サポートを行うために、わかりやすいガイドを提供すべ
く所定のガイド機能を設けたものである。特に、ユーザ
端末10は、アプリケーション・プログラムによって用
意されている複数の機能のそれぞれに番号付けを行って
ボタン化し、これらのボタンをグループ化して表示画面
に表示することにより、ユーザがマウス等のポインティ
ングデバイスを用いてこれらのボタンを押下した場合に
提示される手順にしたがった操作を行えば、自然に必要
な機能を享受することができるものである。また、ユー
ザ端末10は、マウス等を用いてボタンが押下されるの
と同時に、そのボタンに対応したガイド文章が表示画面
に表示されるものであり、容易な操作のもとでのパーソ
ナルキャスティングサービスの実現に寄与するものであ
る。
【0051】まず、ここでは、このようなユーザ端末1
0の詳細な説明に先だって、個人放送システム1につい
て説明する。
【0052】個人放送システム1は、同図に示すよう
に、コンテンツを配信するユーザ端末10と、このユー
ザ端末10によって配信されたコンテンツを受信して視
聴する複数のクライアント端末20,20,2
,・・・と、後述するストリーミング配信サーバ4
0によるコンテンツの配信機能を使用するための予約情
報を管理するサーバ使用予約管理センタ30と、ユーザ
端末10によって配信されたコンテンツを複数のクライ
アント端末20,20,20,・・・に対して配
信するストリーミング配信サーバ40とを備える。
【0053】ユーザ端末10は、ディジタルビデオカメ
ラが付設又は接続されており、このディジタルビデオカ
メラによって撮影された映像及び/又は音声データを所
定の符号化フォーマットに基づいてリアルタイムに圧縮
しながら送信する。また、ユーザ端末10は、図示しな
いハードディスク等に記録されている編集済みの映像及
び/又は音声データを送信することもできる。
【0054】具体的には、ユーザ端末10は、図示しな
いISP(Internet Service Provider)や、例えば電
話回線網3a、ケーブルテレビ網3b又はADSL(As
ymmetric Digital Subscriber Line)網3cからなる公
衆回線網3を介してインターネット2に接続可能な環境
とされている。このとき、ユーザ端末10は、インター
ネット2に接続可能な環境であれば、有線又は無線の別
を問わない。例えば、ユーザ端末10は、いわゆる簡易
型携帯電話(Personal Handyphone System;以下、PH
Sという。)等を介して、インターネット2に接続する
こともできる。ユーザ端末10は、映像及び/又は音声
データからなるコンテンツの送信に先立って、サーバ使
用予約管理センタ30に対して、コンテンツの配信を予
約する必要がある。ユーザ端末10は、公衆回線網3及
びインターネット2を介してサーバ使用予約管理センタ
30にアクセスし、ストリーミング配信サーバ40によ
るコンテンツのストリーミング配信機能の使用を希望す
る日時や視聴者の定員数、及び視聴者パスワードといっ
た所定の予約情報を登録することによって予約を行う。
【0055】そして、ユーザ端末10は、予約が受け付
けられて映像及び/又は音声データからなるコンテンツ
をストリーミング配信サーバ40に対して送信する際に
は、公衆回線網3及びインターネット2を介してコンテ
ンツをストリーミング配信サーバ40に対して送信す
る。また、ユーザ端末10は、例えば、公衆回線網3を
介してサーバ接続専用ネットワーク4のアクセスポート
にPPP(Point to Point Protocol)接続を行うこと
により、ストリーミング配信サーバ40との伝送路を確
立し、この伝送路を介してコンテンツをストリーミング
配信サーバ40に対して送信することもできる。さら
に、ユーザ端末10は、後述するように、送信したコン
テンツを、必要に応じて、図示しない記録手段であるハ
ードディスク等のローカルに記録することもできる。
【0056】クライアント端末20,20,2
,・・・は、それぞれ、パーソナルコンピュータや
携帯情報端末等のインターネット2に接続可能な環境と
された情報処理装置である。クライアント端末20
20,20,・・・は、それぞれ、視聴者パスワー
ド等の所定の情報を入力することにより、個人放送シス
テム1に視聴端末として参入することができるものであ
る。クライアント端末20 ,20,20,・・・
は、それぞれ、ユーザ端末10によって予約登録された
コンテンツの配信開始日時に到達すると、ストリーミン
グ配信サーバ40からインターネット2を介してコンテ
ンツが配信され、配信されたコンテンツを受信する。そ
して、クライアント端末20,20,20,・・
・は、それぞれ、受信したコンテンツをリアルタイムに
デコードし、図示しない表示画面やスピーカ等を介して
出力する。
【0057】サーバ使用予約管理センタ30は、ストリ
ーミング配信サーバ40によるコンテンツのストリーミ
ング配信機能をユーザ端末10が使用するための予約情
報を管理する。サーバ使用予約管理センタ30は、ユー
ザ端末10によって所定の予約情報が登録されると、こ
のユーザ端末10によるストリーミング配信サーバ40
の使用を予約する。また、サーバ使用予約管理センタ3
0は、専用回線5を介してストリーミング配信サーバ4
0と接続されており、ユーザ端末10やクライアント端
末20,20,20,・・・に対する認証処理の
際に、この専用回線5を介してストリーミング配信サー
バ40との間で相互に認証データの授受を行う。
【0058】ストリーミング配信サーバ40は、ユーザ
端末10からインターネット2又はサーバ接続専用ネッ
トワーク4を介して送信されたコンテンツを受信し、イ
ンターネット2を介して複数のクライアント端末2
,20,20,・・・に対してストリーミング
配信する。このとき、ストリーミング配信サーバ40
は、専用回線5を介してサーバ使用予約管理センタ30
と接続されており、ユーザ端末10やクライアント端末
20,20,20,・・・に対する認証処理の際
に、この専用回線5を介して使用予約管理センタ30と
の間で相互に認証データの授受を行う。ストリーミング
配信サーバ40は、ユーザ端末10によって予約登録さ
れたコンテンツの配信開始日時に到達すると、ユーザ端
末10からインターネット2又はサーバ接続専用ネット
ワーク4を介して送信されたコンテンツを受信して図示
しないバッファに記憶しつつ、このコンテンツをバッフ
ァから読み出し、配信要求のあったクライアント端末2
,20,20,・・・に対して配信する。
【0059】このような個人放送システム1において
は、コンテンツの配信者となるユーザがユーザ端末10
を介してサーバ使用予約管理センタ30にアクセスして
上述した予約情報を登録することにより、コンテンツの
ライブ配信が予約される。
【0060】具体的には、個人放送システム1において
は、ユーザ端末10における表示画面に当該個人放送シ
ステム1のサービスを提供するウェブサイトのWWW
(World Wide Web)ブラウジング用のウィンドウを表示
させ、ユーザがユーザ端末10を介して当該個人放送シ
ステム1にユーザ登録を行い、与えられたユーザID
(IDentification)とパスワードとを入力してログイン
する。これにより、個人放送システム1においては、ユ
ーザ端末10における表示画面に、例えば図2乃至図5
に示すようなコンテンツの配信の予約を行うための所定
のウィンドウが表示される。
【0061】具体的には、ユーザ端末10は、図2に示
すように、配信するコンテンツの番組タイトルを記述す
るボックスや、配信環境としての配信サーバ40のタイ
プ、すなわち、ネットワークに対していかなる接続方法
を用いるかを選択する項目からなる新規番組予約ウィン
ドウを表示画面に表示する。個人放送システム1におい
ては、入力した番組タイトルが、ウェブサイト上の番組
一覧に掲載される。また、個人放送システム1において
は、選択する配信環境に応じて、配信可能な配信帯域や
接続方法が決定される。また、ユーザ端末10は、図3
に示すように、配信を希望する日、配信開始時刻及びコ
ンテンツの時間長である配信時間又は配信終了時刻を選
択入力するコンボボックスや、コンテンツを配信するた
めの配信チャンネルを選択入力するコンボボックスから
なる新規番組予約ウィンドウを表示画面に表示する。個
人放送システム1においては、配信チャンネルに応じ
て、同時に視聴可能な視聴者数の制限が決定される。さ
らに、ユーザ端末10は、新規番組予約ウィンドウの他
に、図4に示すように、配信するコンテンツの内容を紹
介するための番組紹介ページ編集ウィンドウを表示画面
に表示する。ユーザ端末10は、視聴者パスワードを記
述するボックスの他、必要に応じて、番組タイトル、配
信者名、サブタイトル、製作スタッフ、番組概要、及び
番組詳細を記述するボックスからなる番組紹介ページ編
集ウィンドウを表示画面に表示する。個人放送システム
1においては、入力したこれらの各種情報が、ウェブサ
イト上の番組紹介ページに掲載される。さらにまた、ユ
ーザ端末10は、図示しないが、配信課金のために必要
となるクレジットカード番号等を入力するための新規番
組予約ウィンドウを表示画面に表示する。そして、ユー
ザ端末10は、全ての必要項目を入力すると、図5に示
すように、配信を希望する日、予約時間、配信チャンネ
ル、及び視聴者パスワードとともに、配信者に固有の配
信者パスワードが提示された新規番組予約ウィンドウを
表示画面に表示する。
【0062】このように、個人放送システム1において
は、ユーザ端末10における表示画面に表示されたウィ
ンドウを介してユーザが所定の予約情報を入力し、クレ
ジットカード番号の本人認証が成功すると、指定した日
時でのコンテンツのライブ配信が予約される。個人放送
システム1においては、ライブ配信の予約が受け付けら
れると、ユーザが図5に示した新規予約ウィンドウに設
けられた予約ファイルダウンロードボタンをマウス等を
用いて押下することにより、予約設定ファイルがサーバ
使用予約管理センタ30からユーザ端末10に対してダ
ウンロードされる。この予約設定ファイルには、設定し
た予約情報の他、ライブ配信を行う配信サーバ40のI
P(Internet Protocol)アドレス及びポート、ユーザ
ID、パスワード等が記述されているものである。個人
放送システム1においては、ユーザ端末10によって後
述するライブ配信アプリケーション・プログラムを実行
してこれらの情報を自動的に読み込むことにより、ユー
ザによる設定を要さずライブ配信を行うことが可能とな
る。
【0063】続いて、個人放送システム1においては、
ユーザ端末10からサーバ使用予約管理センタ30に対
して、予約したライブ配信を実際に行うか否かの予約確
認を配信開始日時の所定時間前、例えば3時間程度前ま
でに行う。具体的には、個人放送システム1において
は、ユーザ端末10が表示画面にサーバ使用予約管理セ
ンタ30へのアクセスを行うためのWWWブラウジング
用のウィンドウを表示し、このウィンドウを介してユー
ザが所定の情報を入力することにより、予約確認が行わ
れる。個人放送システム1においては、これに応じて予
約確定が行われる。なお、個人放送システム1におい
て、ユーザは、コンテンツを視聴してほしいクライアン
トに対して、視聴者パスワードといったコンテンツを視
聴するために必要な情報を配信開始日時までに予め連絡
しておく必要がある。
【0064】そして、個人放送システム1においては、
配信開始日時の所定時間前、例えば5分程度前までに、
ユーザ端末10とストリーミング配信サーバ40との接
続を行い、ユーザ端末10に付設又は接続されたディジ
タルビデオカメラによる撮影と同時に、映像及び/又は
音声データが所定の符号化フォーマットに基づいてリア
ルタイムに圧縮されながら送信される。個人放送システ
ム1において、視聴者となるクライアントは、配信開始
日時に到達すると、視聴者パスワード等の所定の情報を
入力することにより、クライアント端末20,2
,20,・・・を介してコンテンツを受信し視聴
することができる。
【0065】このように、個人放送システム1は、ユー
ザ端末10によって撮影して得られた映像及び/又は音
声データ、又はユーザ端末10に蓄積されている編集済
みの映像及び/又は音声データからなるコンテンツを、
インターネット2を介して、クライアント端末20
20,20,・・・に対してライブ配信するパーソ
ナルキャスティングサービスを実現することができる。
【0066】なお、個人放送システム1においては、ユ
ーザ端末10によって上述したライブ配信の予約及び設
定を行った後、実際の配信を開始する前に、番組に必要
となるエフェクト類、及びユーザ端末10のハードディ
スク等に記録されたアーカイブファイル類を予め設定
し、登録することができる。このとき、ユーザ端末10
は、後述する所定のガイド機能を用いて各種設定を行う
ことができる。また、個人放送システム1においては、
予約された時間外では、ユーザ端末10によってハード
ディスクに対してライブ配信を行うコンテンツの試し撮
りを行うことができる。このとき、ユーザ端末10は、
実際の配信時と同様に、コンテンツに対して各種エフェ
クトを施したり、入力ソースとして選択可能なディジタ
ルビデオカメラ60によって撮影されて得られた映像及
び/又は音声データとハードディスクに記録されている
映像及び/又は音声データとのスイッチングを行うこと
ができる。
【0067】そして、個人放送システム1においては、
ユーザ端末10とストリーミング配信サーバ40との接
続が確立されてコンテンツがライブ配信されている状態
で、ユーザ端末10によってエフェクト操作やファイル
切り替え操作等を行うのに応じて、ストリームにもこれ
らの操作が反映され、最終的にクライアント端末2
,20,20,・・・における表示画面にも反
映される。個人放送システム1においては、配信終了時
間に到達すると、自動的にコンテンツの配信が終了し、
クライアント端末20,20,20,・・・にお
ける表示画面上でも番組が終了する。個人放送システム
1においては、後述するように、配信を終えたコンテン
ツに関する情報がユーザ端末10におけるハードディス
クや所定の記録媒体等に記録され、ユーザ端末10によ
って配信履歴の詳細や配信したコンテンツ等を再生して
アルバム形式で閲覧鑑賞することができる。
【0068】さて、以下では、このような個人放送シス
テム1を構成するユーザ端末10について詳細に説明す
る。なお、以下では、説明の便宜上、ディジタルビデオ
カメラが付設されたユーザ端末10について説明するも
のとする。
【0069】ユーザ端末10は、図6に示すように、各
種演算処理を実行するとともに各部を統括して制御する
制御手段であるCPU(Central Processing Unit)5
1と、このCPU51のワークエリアとして機能するR
AM(Random Access Memory)52と、CPU51によ
って実行される各種プログラムを含む情報を格納する読
み取り専用のROM(Read Only Memory)53と、CP
U51によって実行されるオペレーティング・システム
(Operating System)やアプリケーション・プログラム
等の各種プログラムやデータ等のハードディスクに対す
る記録及び/又は再生を行うHDD(Hard Disk Driv
e)54と、各種情報を表示画面に表示する表示手段で
ある表示部55と、この表示部55とCPU51との間
でのデータの授受を行うための表示用インターフェース
56と、ユーザによって各種情報を入力するための操作
部57と、この操作部57とCPU51との間でのデー
タの授受を行うための操作用インターフェース58と、
上述した公衆回線網3を介してインターネット2又はサ
ーバ接続専用ネットワーク4に接続された外部装置との
間でデータの授受を行うためのネットワークインターフ
ェース59と、被写体を撮影して映像及び/又は音声デ
ータを得るディジタルビデオカメラ60と、例えばいわ
ゆるリアル形式等の所定の符号化及び復号形式に基づく
圧縮符号化及び復号を行うコーデック61とを備える。
ユーザ端末10は、これらの各部のうち、CPU51、
RAM52、ROM53、HDD54、表示用インター
フェース56、操作用インターフェース58、ネットワ
ークインターフェース59、ディジタルビデオカメラ6
0、及びコーデック61がバス62を介して接続されて
構成される。
【0070】なお、ユーザ端末10は、ディジタルビデ
オカメラ60が付設されずに接続される形態の場合に
は、所定のインターフェースを介してバス62に接続さ
れる構成となる。また、ユーザ端末10は、図示しない
が、必要に応じて、着脱自在とされる記録媒体に対する
各種情報の記録及び/又は再生を行うドライブ等を備え
てもよい。
【0071】CPU51は、バス62を介して、RAM
52、ROM53、HDD54、表示用インターフェー
ス56、操作用インターフェース58、ネットワークイ
ンターフェース59、ディジタルビデオカメラ60、及
びコーデック61と接続している。CPU51は、各部
を統括的に制御するとともに、HDD54等に記録され
ているオペレーティング・システムや各種アプリケーシ
ョン・プログラムを実行する。特に、CPU51は、サ
ーバ使用予約管理センタ30に対するコンテンツの配信
の予約や、ストリーミング配信サーバ40に対するコン
テンツの送信、さらには、送信したコンテンツのハード
ディスクに対する記録に関する処理及び制御を行う。
【0072】RAM52は、CPU51が各種プログラ
ムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU5
1の制御のもとに、各種データを一時記憶する。
【0073】ROM53は、各種プログラムを含む情報
を格納している。このROM53に格納されている各種
プログラムは、CPU51の制御のもとに読み出されて
実行される。
【0074】HDD54は、CPU51の制御のもと
に、ハードディスクに対して、オペレーティング・シス
テムやアプリケーション・プログラム等の各種プログラ
ムやデータ等の記録及び/又は再生を行う。特に、HD
D54は、CPU51の制御のもとに、後述するよう
に、送信したコンテンツをハードディスクに対して記録
する。また、HDD54は、編集済みの映像及び/又は
音声データをハードディスクに対して記録しておくこと
もでき、CPU51の制御のもとに、この映像及び/又
は音声データを再生する。
【0075】表示部55は、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)からな
り、CPU51の制御のもとに、HDD54に記録され
ているデータ等の各種情報を表示画面に表示する。特
に、表示部55は、CPU51の制御のもとに、サーバ
使用予約管理センタ30及び配信サーバ40へのアクセ
スを行うためのWWWブラウジング用のウィンドウや、
送信するコンテンツに対する加工処理を含む各種処理を
行うための各種アプリケーション・プログラムを実行す
るための所定のウィンドウといった所定のグラフィカル
・ユーザ・インターフェースを表示画面に表示する。
【0076】表示用インターフェース56は、CPU5
1と表示部55との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、表示用インターフェース56は、CPU51からバ
ス62を介して供給された各種情報を表示部55に供給
する。
【0077】操作部57は、例えば、キーボード、マウ
ス等のポインティングデバイス、及びいわゆるジョグダ
イヤル等のユーザ・インターフェースを用いたユーザに
よる操作を受け付け、操作内容を示す制御信号を操作用
インターフェース58を介してCPU51に供給する。
【0078】操作用インターフェース58は、CPU5
1と操作部57との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、操作用インターフェース58は、操作部57から供
給された制御信号をバス62を介してCPU51に供給
する。
【0079】ネットワークインターフェース59は、C
PU51の制御のもとに、外部との通信を行うインター
フェースとして機能する。すなわち、ネットワークイン
ターフェース59は、公衆回線網3を介してインターネ
ット2又はサーバ接続専用ネットワーク4に接続された
外部装置とユーザ端末10との間でデータの授受を行う
ために設けられるものである。特に、ネットワークイン
ターフェース59は、CPU51の制御のもとに、コン
テンツを外部へと送信するとともに、上述した予約情報
や予約ID等の各種情報の送受信を行う。
【0080】ディジタルビデオカメラ60は、被写体を
撮影するための所定の光学系や、CCD(Charge Coupl
ed Devices)等の光電変換用のデバイス等からなる。デ
ィジタルビデオカメラ60によって撮影されて得られた
映像及び/又は音声データは、CPU51の制御のもと
に、バス62を介してコーデック61に供給される。
【0081】コーデック61は、バス62を介してディ
ジタルビデオカメラ60から供給された映像及び/又は
音声データを、CPU51の制御のもとに、例えばリア
ル形式等の所定の符号化形式に基づく圧縮符号化を行
う。このとき、コーデックは、CPU51の制御のもと
に、映像及び/又は音声データをリアルタイムに圧縮符
号化する。また、コーデックは、例えばリアル形式等の
所定の符号化形式に基づいて圧縮符号化されたデータを
復号することもできる。
【0082】このようなユーザ端末10は、例えば図7
に示すように、後述する機能モジュールを含む複数のモ
ジュールから構成されるライブ配信アプリケーション・
プログラムを保持手段であるハードディスクに記録して
おり、このライブ配信アプリケーション・プログラムを
CPU51によって実行することにより、コンテンツの
ライブ配信を行う。なお、ライブ配信アプリケーション
・プログラムは、例えばいわゆるコンパクトディスク
(Compact Disc;CD)やディジタルバーサタイルディ
スク(Digital Versatile Disk;DVD)等の所定の記
録媒体によっても提供され得るものであり、また、イン
ターネット等の伝送媒体によっても提供され得るもので
ある。
【0083】ライブ配信アプリケーション・プログラム
においては、概略的には、当該ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムの基盤となる上位の管理モジュールで
あるメインモジュール101上で定義されたインターフ
ェースが実装される機能拡張プラグインモジュールであ
る各種機能モジュールと、メインモジュール101上で
定義されたインターフェースをサポートせずに各種ハー
ドウェアを扱う各種通常モジュールとが存在する。
【0084】機能モジュールは、所定のグラフィカル・
ユーザ・インターフェース、すなわち、上述したパネル
ウィンドウを有するパネルモジュールと、グラフィカル
・ユーザ・インターフェースを有さないモジュールとに
大別される。グラフィカル・ユーザ・インターフェース
を有するパネルモジュールは、メインモジュール101
によって管理されるウィンドウを有するものであり、表
示部55にウィンドウを表示することにより、ユーザに
対してグラフィカル・ユーザ・インターフェースを提供
するものである。一方、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースを有さないモジュールは、メインモジュール
101によって管理されるウィンドウを有さないもので
あり、主に他のモジュールに対して機能を提供する。ま
た、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有さな
いモジュールは、メインモジュール101上に各種ステ
ータスを提示することもある。
【0085】なお、同図においては、頂角を丸めた矩形
によってメインモジュール101上で定義されたインタ
ーフェースをサポートしていない通常モジュールを表
し、頂角を丸めて陰影を付した矩形によってメインモジ
ュール101上で定義されたインターフェースをサポー
トする機能モジュールを表し、陰影を付した矩形によっ
てメインモジュール101上で定義されたインターフェ
ースをサポートする機能及びパネルモジュールを表すも
のとする。
【0086】すなわち、ライブ配信アプリケーション・
プログラムにおいては、通常モジュールとして、特別ボ
タンモジュール106と、ジョグダイヤルモジュール1
07と、コントロールモジュール109と、キャプチャ
モジュール117と、エフェクトフィルタモジュール1
18と、エフェクトDLL(Dynamic Link Library)1
19と、エフェクトモジュール以外のフィルタモジュー
ル120とが設けられ、機能モジュールとして、機能モ
ジュールマネージャモジュール102と、予約情報モジ
ュール108と、ライブセッティングマネージャモジュ
ール110と、ネットコネクトモジュール111と、バ
ッテリーチェッカーモジュール114と、シナリオテン
プレートマネージャモジュール115と、ライブコアモ
ジュール116と、エフェクト映像付きチャットモジュ
ール121とが設けられ、機能及びパネルモジュールと
して、パネルマネージャモジュール103と、ツールバ
ーマネージャモジュール104と、ステータスバーマネ
ージャモジュール105と、ソースパネルモジュール1
22と、ソースファイルパネルモジュール123と、エ
フェクトオーディオパネルモジュール124と、エフェ
クトビデオパネルモジュール125と、ライブパネルモ
ジュール126と、プレイリストパネルモジュール12
7とが設けられる。
【0087】また、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムにおいては、特別ボタンモジュール106及びジ
ョグダイヤルモジュール107が入力モジュールとして
構成され、予約情報モジュール108、コントロールモ
ジュール109、ライブセッティングモジュール11
0、ネットコネクトモジュール111、レジストリ11
2、及びファイル113が予約モジュールとして構成さ
れ、ライブコアモジュール116及びキャプチャモジュ
ール117がライブモジュールとして構成され、エフェ
クトフィルタモジュール118、エフェクトDLL11
9、及びエフェクトフィルタ以外のフィルタモジュール
120がエフェクトモジュールとして構成される。
【0088】メインモジュール101は、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムの基盤となる実行モジュー
ルである。メインモジュール101は、複数の機能モジ
ュールを管理する。ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムにおいて、全てのモジュールは、このメインモジ
ュール101上で展開される。メインモジュール101
は、展開された各種モジュールをマルチスレッドとして
動作させる。また、メインモジュール101は、特別に
設けられるハードウェアである特別ボタンやジョグダイ
ヤル等のハードウェアの処理も実行する。さらに、メイ
ンモジュール101は、複数の機能モジュール間での通
信管理、複数のパネルモジュールの管理等も行う。
【0089】具体的には、メインモジュール101は、
ライブ配信アプリケーション・プログラムがCPU51
によって実行されると表示部55に表示されるメインウ
ィンドウを作成する。ライブ配信アプリケーション・プ
ログラムにおいては、このメインウィンドウが唯一の親
ウィンドウとして存在し、各パネルウィンドウ等は、こ
のメインウィンドウに付随する子ウィンドウとして存在
する。ライブ配信アプリケーション・プログラムにおい
ては、オペレーティング・システムからメインウィンド
ウにのみ通知される各種メッセージが存在するが、これ
らのメッセージを各種機能モジュールが必要としている
場合には、メインモジュール101は、これらのメッセ
ージの中継動作も行う。
【0090】このようなメインモジュール101には、
マネージャモジュールとして、機能モジュールマネージ
ャモジュール102、パネルマネージャモジュール10
3、ツールバーマネージャモジュール104、及びステ
ータスバーマネージャモジュール105が組み込まれ
る。ライブ配信アプリケーション・プログラムにおいて
は、メインモジュール101は、メインウィンドウを作
成して提供するのみであり、各種機能モジュールの管理
やパネルウィンドウの管理については各種マネージャモ
ジュールが行う。そのため、メインモジュール101
は、各マネージャモジュールに対するキックも行う。
【0091】マネージャモジュールの1つである機能モ
ジュールマネージャモジュール102は、各機能モジュ
ールの配置情報をレジストリ112から読み込む。すな
わち、機能モジュールマネージャモジュール102は、
メインモジュール101が読み込むべき機能モジュール
の一覧を取得する。この配置情報には、各機能モジュー
ルが有するグラフィカル・ユーザ・インターフェースに
関する情報やモジュールの優先順位等が含まれる。
【0092】また、機能モジュールマネージャモジュー
ル102は、各機能モジュールの初期化を行う。すなわ
ち、機能モジュールマネージャモジュール102は、レ
ジストリ112から読み込んだ各機能モジュールの配置
情報に基づいて、各機能モジュールを読み込み初期化す
る。機能モジュールマネージャモジュール102は、各
機能モジュールの読み込みを終了すると、その情報を各
機能モジュールに対して通知する。これにより、各機能
モジュールは、このメッセージを受け取った後、モジュ
ール間通信をともなう初期化処理が可能となる。各機能
モジュールは、モジュール間通信をともなう初期化処理
を終了すると、その旨を機能モジュールマネージャモジ
ュール102を介してメインモジュール101に対して
通知する。機能モジュールマネージャモジュール102
は、全ての機能モジュールから通知を受け取ると、再
度、各機能モジュールに対して、各機能モジュールの初
期化が終了した旨を通知する。
【0093】さらに、機能モジュールマネージャモジュ
ール102は、モジュール間通信の中継動作を行う。す
なわち、ライブ配信アプリケーション・プログラムにお
いては、全てのモジュール間通信は、機能モジュールマ
ネージャモジュール102を経由して行われる。各機能
モジュールは、モジュール間通信を行う場合には、その
旨を機能モジュールマネージャモジュール102を介し
てメインモジュール101に対して依頼する。このと
き、各機能モジュールは、通信先の機能モジュールを示
す情報とデータ塊とを機能モジュールマネージャモジュ
ール102を介してメインモジュール101に受け渡
す。この依頼を受けたメインモジュール101は、機能
モジュールマネージャモジュール102を介して、通信
先の機能モジュールに対する中継動作を行う。
【0094】また、マネージャモジュールの1つである
パネルマネージャモジュール103は、後述するよう
に、パネルウィンドウの配置情報等をレジストリ112
から読み込むとともに、各モジュールとパネルウィンド
ウとの関連付けを行う。
【0095】さらに、マネージャモジュールの1つであ
るツールバーマネージャモジュール104は、表示部5
5に表示されるツールバーに関するツールバー情報をレ
ジストリ112から読み込み、ツールバーを表示部55
に表示する。
【0096】さらに、マネージャモジュールの1つであ
るステータスバーマネージャモジュール105は、表示
部55上で各種状態を表示する領域であるステータスバ
ーの領域配分を行う。すなわち、ステータスバーマネー
ジャモジュール105は、要求のあった機能モジュール
に対してステータスバーの配分を行う。また、ステータ
スバーマネージャモジュール105は、表示部55に対
する表示が必要なモジュールからビットマップ若しくは
文字列を受け取り、ステータスバーに表示する。
【0097】このような各種マネージャモジュールが組
み込まれたメインモジュール101は、メインウィンド
ウを作成するとともに、各種機能モジュールを管理す
る。
【0098】特別ボタンモジュール106は、特別に設
けられるハードウェアである特別ボタンの制御及びハー
ドウェアイベントをアプリケーション側に通知するため
のものである。アプリケーション側は、常にこの特別ボ
タンモジュール106経由で特別ボタンの状態を知得す
ることができる。具体的には、特別ボタンモジュール1
06は、特別ボタンを初期化する。また、特別ボタンモ
ジュール106は、特別ボタンに対するユーザの操作を
示すメッセージをアクティブなモジュールに分配する。
さらに、特別ボタンモジュール106は、各モジュール
から特別ボタンに関する説明として表示部55に表示す
る情報を管理し、アクティブなモジュール用の説明を、
表示部55上で当該説明を表示する領域である特別ボタ
ン説明表示領域に表示する。さらにまた、特別ボタンモ
ジュール106は、表示部55の反転状態の監視及びそ
れにともなうウィンドウモードの切り替えを行う。
【0099】ジョグダイヤルモジュール107は、図示
しないジョグダイヤルの制御を行うものである。アプリ
ケーション側は、常にこのジョグダイヤルモジュール1
07経由でジョグダイヤルの機能にアクセスすることが
できる。具体的には、ジョグダイヤルモジュール107
は、ジョグダイヤルを初期化する。また、ジョグダイヤ
ルモジュール107は、ジョグダイヤルに対するユーザ
の操作を示すメッセージをアクティブなモジュールに分
配する。さらに、ジョグダイヤルモジュール107は、
各モジュールからジョグダイヤルに関する説明として表
示部55に表示する情報を管理し、アクティブなモジュ
ール用の説明を、表示部55上で当該説明を表示する領
域であるジョグダイヤル説明表示領域に表示する。
【0100】予約情報モジュール108は、上述した予
約情報を管理するものである。ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムにおいては、ライブ配信の予約を行う
と、予約情報が暗号化されてレジストリ112に記録さ
れる。予約情報モジュール108は、レジストリ112
を監視し、このレジストリ112に記録された予約情報
を後述するコントロールモジュール109を用いて取得
する。さらに、予約情報モジュール108は、予約情報
の値の字句解析も行い、各モジュールに対して、文字列
ではなく意味のある情報を提供する。
【0101】コントロールモジュール109は、レジス
トリ112に記録されている予約情報にアクセスするた
めのアクティブX(ActiveX)コントロールである。コ
ントロールモジュール109は、予約情報をレジストリ
112から読み出し、予約情報モジュール108に供給
する。
【0102】ライブセッティングモジュール110は、
ライブ配信に関する情報を管理し、各種設定のためのダ
イアログを表示部55に表示するものである。ライブ配
信アプリケーション・プログラムにおいて、設定された
情報は、全てレジストリ112に記録される。この設定
された情報を必要とする各モジュールは、ライブセッテ
ィングモジュール110を経由して取得する。
【0103】ネットコネクトモジュール111は、イン
ターネット2を含むネットワークへの接続状態の監視等
の各種制御の他、例えば上述したPHSを用いてインタ
ーネット2に接続した場合における電波状態の取得、及
び上述したステータスバーに対する電波状態の表示依頼
を行うものである。ネットコネクトモジュール111
は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有さ
ず、PHSの電波状態を示すビットマップ及びネットワ
ークの状態を示す文字列をメインモジュール101に組
み込まれたステータスバーマネージャモジュール105
に供給する。
【0104】バッテリーチェッカーモジュール114
は、ユーザ端末10に付設された図示しないバッテリー
の残量状態を取得し、上述したステータスバーに対する
残量状態の表示依頼を行うものである。なお、バッテリ
ーチェッカーモジュール114は、ユーザ端末10にバ
ッテリーが付設されていない場合には、残量状態がない
ものとして取り扱う。バッテリーチェッカーモジュール
114は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを
有さず、バッテリーの残量状態を示すビットマップをメ
インモジュール101に組み込まれたステータスバーマ
ネージャモジュール105に供給する。
【0105】シナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115は、ライブ配信を行う際の番組シナリオテンプ
レートを管理するものである。ここで、シナリオテンプ
レートは、ライブ配信時に入力ソースとして選択可能な
ファイル113に記録されている映像及び/又は音声フ
ァイルのリストであるファイルリスト、ライブ配信時に
有効にできる後述するエフェクトフィルタモジュール1
18から供給されるビデオエフェクトのリストであるビ
デオエフェクトリスト、及びライブ配信時に有効にでき
るエフェクトフィルタモジュール118から供給される
オーディオエフェクトのリストであるオーディオエフェ
クトリストからなるものである。シナリオテンプレート
マネージャモジュール115は、シナリオテンプレート
を構成する各リストを管理する。そして、シナリオテン
プレートマネージャモジュール115は、ファイルリス
トをメインモジュール101を介して後述するソースフ
ァイルパネルモジュール123に供給し、ビデオエフェ
クトリストをメインモジュール101を介して後述する
エフェクトビデオパネルモジュール125に供給し、オ
ーディオエフェクトリストをメインモジュール101を
介して後述するエフェクトオーディオパネルモジュール
124に供給する。
【0106】ライブコアモジュール116は、ライブに
関する機能モジュールである。ライブコアモジュール1
16は、後述するキャプチャモジュール117を管理す
る。キャプチャモジュール117を使用するモジュール
は、ライブコアモジュール116に対して、例えば、ソ
ースを追加するのか、エフェクトを追加するのか、又は
ライブの開始及び終了を制御するのかといった使用目的
に応じた制御コマンドを発行する。
【0107】キャプチャモジュール117は、ディジタ
ルビデオカメラ60を使用するためのアプリケーション
・プログラムの実装モードである。キャプチャモジュー
ル117は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース
を有さず、ディジタルビデオカメラ60のファインダ画
面を表示部55に貼り付けることができる。また、キャ
プチャモジュール117は、フィルタが登録された場合
には、指定したフィルタグラフを構築する機能も有す
る。
【0108】エフェクトフィルタモジュール118は、
ディジタルビデオカメラ60や図示しないマイクロフォ
ンからの入力画像及び/又は音声データに対して各種エ
フェクトを施すフィルタである。なお、ライブ配信アプ
リケーション・プログラムにおいては、実際にエフェク
トを施すモジュールは、全てDLL化されており、エフ
ェクトフィルタモジュール118は、所定のフォルダに
インストールされているエフェクトDLL119を読み
出し、これらを切り替える機能を有する。なお、ライブ
配信アプリケーション・プログラムは、エフェクトフィ
ルタ以外のフィルタモジュール120も設けられる。
【0109】エフェクトDLL119は、画像及び/又
は音声データに対してエフェクトを施すモジュールであ
る。
【0110】エフェクト映像付きチャットモジュール1
21は、クライアント端末20,20,20,・
・・との間で双方向コミュニケーションとしてのいわゆ
るチャットを行うためのチャットアプリケーション・プ
ログラムとライブ配信アプリケーション・プログラムと
の通信を行い、チャットアプリケーション・プログラム
によるエフェクトを、ライブ配信アプリケーション・プ
ログラムに反映させる機能を実装するものである。すな
わち、個人放送システム1においては、ユーザ端末10
によってライブ配信アプリケーション・プログラムを実
行するとともに、ユーザ端末10及びクライアント端末
20,20,20,・・・によってチャットアプ
リケーション・プログラムを実行することにより、コン
テンツのライブ配信を行いつつ、配信者となるユーザと
視聴者となるクライアントとの間で互いの映像データを
表示画面に表示しながらチャットを行うことができる。
より換言すれば、個人放送システム1は、ユーザ端末1
0が実行するライブ配信アプリケーション・プログラム
にこのエフェクト映像付きチャットモジュール121が
設けられることにより、視聴者参加型のパーソナルキャ
スティングサービスを実現することができる。
【0111】ソースパネルモジュール122は、例えば
ディジタルビデオカメラ60によって撮影されて得られ
た入力ソースとなる映像及び/又は音声データを表示部
55を介してプレビューするためのパネルウィンドウを
実装する。また、ソースパネルモジュール122は、プ
レビュー以外にも、ディジタルビデオカメラ60の設定
を行うためのボタン等のグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースも実装する。
【0112】ソースファイルパネルモジュール123
は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115が管理するファイルリストに登録されている動
画ファイルを表示部55を介してプレビューするための
パネルウィンドウを実装する。また、ソースファイルパ
ネルモジュール123は、プレビュー以外にも、ファイ
ルリストの選択や設定等を行うためのグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースも実装する。
【0113】エフェクトオーディオパネルモジュール1
24は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジ
ュール115が管理するオーディオエフェクトリストを
試聴するためのパネルウィンドウを実装する。また、エ
フェクトオーディオパネルモジュール124は、試聴以
外にも、オーディオエフェクトリストの選択や設定等を
行うためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースも
実装する。
【0114】エフェクトビデオパネルモジュール125
は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115が管理するビデオエフェクトリストをプレビュ
ーするためのパネルウィンドウを実装する。また、エフ
ェクトビデオパネルモジュール125は、プレビュー以
外にも、ビデオエフェクトリストの選択やエフェクトテ
ンプレートの設定等を行うためのグラフィカル・ユーザ
・インターフェースも実装する。
【0115】ライブパネルモジュール126は、配信す
る映像及び/又は音声データをモニターするためのパネ
ルウィンドウを実装する。また、ライブパネルモジュー
ル126は、モニター以外にも、ライブの開始及び終
了、マスターボリューム等の設定等を行うためのグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェースも実装する。
【0116】プレイリストパネルモジュール127は、
配信履歴や予約情報を表示部55に表示するパネルウィ
ンドウを実装する。すなわち、ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムにおいては、配信したコンテンツをハ
ードディスク等に記録することができるが、プレイリス
トパネルモジュール127は、後述するように、これら
のコンテンツをアルバム形式で閲覧鑑賞可能とするため
に、配信履歴や予約情報を表示部55に表示する。
【0117】このように、ライブ配信アプリケーション
・プログラムは、機能モジュールを含む複数のモジュー
ルから構成され、コンテンツのライブ配信を行う。
【0118】なお、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムは、図示しないが、ハードディスクの残量状態を
取得し、ステータスバーに対する残量状態の表示依頼を
行うハードディスクチェッカーモジュールといった他の
モジュールを設けてもよい。また、ライブ配信アプリケ
ーション・プログラムは、他の機能に対応したパネルモ
ジュールを増設することにより、表示部55に表示され
るパネルウィンドウの数を増やすことができる。すなわ
ち、各パネルモジュールは、後述する各パネルウィンド
ウに対応して設けられるものである。
【0119】さて、このような各種モジュールから構成
されるライブ配信アプリケーション・プログラムを実装
するユーザ端末10は、互いに独立した複数のウィンド
ウを同時に表示画面に表示する機能であるマルチウィン
ドウ機能が搭載されるものであり、ライブ配信アプリケ
ーション・プログラムを実行すると、ライブ配信時に
は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースとして、
所定の構成からなるウィンドウを表示部55に表示す
る。ユーザ端末10においてグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェースとして提供する機能は、上述したメイン
ウィンドウの表示、各機能モジュールに対応した主画面
としてのウィンドウを構成する複数のパネルウィンドウ
及び設定画面としてのパネルウィンドウの表示及び切り
替え、所定のガイドを起動するためのボタン類が設けら
れる後述するガイダンス部材であるガイダンスバーの表
示、各種状態を表示するためのステータスバーの表示、
及び後述するガイダンスウィンドウの表示がある。
【0120】具体的には、ユーザ端末10は、例えば図
8に示すようなウィンドウを表示部55に表示する。こ
のウィンドウは、上述したメインモジュール101が作
成する上述したメインウィンドウ151の上に、メイン
モジュール101に組み込まれた各マネージャモジュー
ルが作成するガイダンスバー152と、メインモジュー
ル101に組み込まれた各マネージャモジュールが作成
するステータスバー153と、各機能モジュールが作成
する複数のパネルウィンドウ154a,154b,15
4c,154d,154eとが配置された構成からな
る。このウィンドウは、横長の短冊状のガイダンスバー
152が上部に配置されるとともに、横長の短冊状のス
テータスバー153が下部に配置され、これらのガイダ
ンスバー152とステータスバー153とに上下を挟ま
れるような形態で、各機能に対応して縦方向に分割され
た複数のパネルウィンドウ154a,154b,154
c,154d,154eがそれぞれ並設されて表示部5
5に表示される。以下では、このような画面構成を配信
時レイアウトと称するものとする。ここで、各パネルウ
ィンドウ154a,154b,154c,154d,1
54eは、それぞれ、互いに独立した1つのウィンドウ
として実装されるものである。
【0121】なお、同図においては、パネルウィンドウ
として、音声に関する操作を行うためのサウンドパネル
ウィンドウ154a、入力ソースとして選択可能なディ
ジタルビデオカメラ60によって撮影して得られた映像
データに関する操作を行うためのカメラ入力パネルウィ
ンドウ154b、ライブ配信している映像及び/又は音
声データに関する操作を行うためのメインモニタパネル
ウィンドウ154c、入力ソースとして選択可能なハー
ドディスクに記録されている映像データに関する操作を
行うためのファイル入力パネルウィンドウ154d、及
びエフェクトに関する操作を行うためのエフェクトパネ
ルウィンドウ154eが表示されている様子を示してい
る。
【0122】ガイダンスバー152は、2種類のガイ
ド、すなわち、後述する番組制作ガイド及び配信ガイド
を起動するための2つのガイドボタンと、各機能を直接
的に起動するための複数のダイレクトボタンとを実装す
る。なお、このガイダンスバー152については、後に
詳述するものとする。
【0123】ステータスバー153は、例えば上述した
PHSを用いてインターネット2に接続した場合におけ
る電波状態、上述したPPP接続を行った場合における
接続状態、バッテリーの残量状態、及びハードディスク
の残量状態等を表示する領域を実装する。
【0124】サウンドパネルウィンドウ154aは、ラ
イブ配信を行っている際にバッググラウンドミュージッ
クとして流すべく登録されたwavファイル等の音声デ
ータのリストを示すための複数のアイコン154a
これらのアイコンを選択するボタン154a、及び選
択したアイコンに対応する音声データを再生又は停止す
るためのボタン154a等を実装する。なお、このサ
ウンドパネルウィンドウ154aは、後述するように、
設定画面としての図示しないパネルウィンドウの一部を
共有し、この設定画面としてのパネルウィンドウのサブ
セットとして構成されるものである。設定画面としての
パネルウィンドウには、選択された音声データをリスト
に追加するためのボタン、リストから音声データを削除
するためのボタン、リストから音声データを全削除する
ためのボタン等が実装される。
【0125】カメラ入力パネルウィンドウ154bは、
入力ソースとして選択可能なディジタルビデオカメラ6
0によって撮影して得られた映像データをプレビューす
るためのプレビュー画像を表示するプレビュー領域15
4b、入力ソースをディジタルビデオカメラ60によ
って撮影して得られた映像データに設定するためのボタ
ン154b、ディジタルビデオカメラ60によって撮
影して得られた音声データを用いて、入力ソースとして
選択可能なハードディスクに記録されている映像データ
に対していわゆるアフレコを施すためのボタン154b
、及びディジタルビデオカメラ60の設定用アプリケ
ーション・プログラムを起動するためのボタン154b
等を実装する。
【0126】メインモニタパネルウィンドウ154c
は、ライブ配信する映像及び/又は音声データをプレビ
ューするためのプレビュー領域154c、試し撮りや
実際の配信を開始又は停止するためのボタン154
、映像及び/又は音声データを一時停止するための
ボタン154c、音声データに対してミュート処理を
施すためのボタン154c、及び配信経過時間や残り
時間等を表示する時間表示領域154c等を実装す
る。
【0127】ファイル入力パネルウィンドウ154d
は、入力ソースとして選択可能なハードディスクに記録
されている映像データのリストを示すためのサムネイル
画像を表示するサムネイル領域154d、映像データ
をプレビューするためのプレビュー画像を表示するプレ
ビュー領域154d、リストとしてのサムネイル画像
を選択するためのボタン154d、及び選択したサム
ネイル画像に対応する映像データを再生又は停止するた
めのボタン154d等を実装する。なお、このファイ
ル入力パネルウィンドウ154dは、後述するように、
設定画面としてのここでは図示しないパネルウィンドウ
の一部を共有し、この設定画面としてのパネルウィンド
ウのサブセットとして構成されるものである。
【0128】エフェクトパネルウィンドウ154eは、
ライブ配信している映像及び/又は音声データに対して
施す各種エフェクト素材のリストを示すためのサムネイ
ル画像を表示するサムネイル領域154e、これらの
サムネイル画像を選択するボタン154e、及び選択
したサムネイル画像に対応するエフェクトを実行又は解
除するためのボタン154e、エフェクトとしてリア
ルタイムにテロップ表示する文字列を入力するボックス
154e等を実装する。なお、このエフェクトパネル
ウィンドウ154eは、後述するように、設定画面とし
ての図示しないパネルウィンドウの一部を共有し、この
設定画面としてのパネルウィンドウのサブセットとして
構成されるものである。設定画面としてのパネルウィン
ドウには、エフェクト素材をリストに追加するためのボ
タン、リストからエフェクト素材を削除するためのボタ
ン、リストからエフェクト素材を全削除するためのボタ
ン等が実装される。
【0129】このように、ユーザ端末10は、各種機能
の分担を表すために、主画面としてのウィンドウを、各
機能毎に縦方向に分割した分割要素を、各機能に対応す
るパネルウィンドウ154a,154b,154c,1
54d,154eとして表示部55に表示する。これに
より、ユーザは、機能毎の操作と必要なボタン類との対
応を直感的且つ容易に図ることができる。例えば、ユー
ザは、エフェクトに関する処理を行う場合には、エフェ
クトパネルウィンドウ154eのみに着目すればよい。
【0130】さて、これらのパネルウィンドウ154
a,154b,154c,154d,154eの中に
は、ユーザによる各種設定が必要な項目を有するものが
あり、そのパネルウィンドウは、設定を行うための設定
画面としてのパネルウィンドウの一部を共有し、この設
定画面としてのパネルウィンドウのサブセットとして構
成される。具体的には、ユーザ端末10においては、パ
ネルウィンドウ154a,154b,154c,154
d,154eのうち、サウンドパネルウィンドウ154
a、ファイル入力パネルウィンドウ154d、及びエフ
ェクトパネルウィンドウ154eが、それぞれ、設定画
面としてのパネルウィンドウを有する。ユーザ端末10
は、主画面としてのウィンドウを構成するサウンドパネ
ルウィンドウ154a、ファイル入力パネルウィンドウ
154d、及びエフェクトパネルウィンドウ154e
と、これらに対応する設定画面としてのパネルウィンド
ウとの関連を明確化すべく、パネルウィンドウ154
a,154b,154c,154d,154eのうち、
設定対象でないパネルウィンドウについては表示画面上
で横方向に収縮して短冊状に最小化しつつ表示画面の両
端に移動させる一方、設定対象のパネルウィンドウにつ
いては表示画面上で横方向に伸長しつつ表示画面の中央
付近に移動させ、設定画面として必要な領域を視認でき
るように表示部55に表示する。以下では、このような
画面構成を設定時レイアウトと称するものとする。
【0131】例えば、ユーザ端末10は、入力ソースと
して選択可能なハードディスクに記録されている映像デ
ータに関する操作を行う場合には、図9に示すように、
サウンドパネルウィンドウ154a、カメラ入力パネル
ウィンドウ154b、メインモニタパネルウィンドウ1
54c、及びエフェクトパネルウィンドウ154eを、
それぞれ、最小化して表示画面の両端に移動させる一
方、ファイル入力パネルウィンドウ154dを表示画面
上で横方向に伸長するとともに、このファイル入力パネ
ルウィンドウ154dに対する設定を行うためのパネル
ウィンドウ154d'を露呈させるように移動させ、表
示部55に表示する。
【0132】新たに露呈したパネルウィンドウ154
d'は、入力ソースとして選択可能なハードディスクに
記録されている映像データをリストとして登録するため
の素材を選択するためのブラウザ領域154d、選択
した映像データをプレビューするためのプレビュー画像
を表示するプレビュー領域154d、及び選択したプ
レビュー画像に対応する映像データを再生又は停止する
ためのボタン154d、選択された映像データをリス
トに追加するためのボタン154d等を実装する。
【0133】このように、ユーザ端末10は、このよう
な設定画面としてのパネルウィンドウ154d'を表示
部55に表示する。これにより、ユーザは、所望の映像
データを探索して入力ソースとして追加することができ
る。追加された映像データは、主画面としてのウィンド
ウを構成するファイル入力パネルウィンドウ154dに
おけるサムネイル領域154dにサムネイル画像とし
て追加表示される。
【0134】このような配信時レイアウトから設定時レ
イアウトへの移行、及び設定時レイアウトから配信時レ
イアウトへの移行にともなう表示画面上におけるパネル
ウィンドウ154a,154b,154c,154d,
154eの開閉動作は、以下のような規則に基づき行わ
れる。
【0135】すなわち、ユーザ端末10においては、設
定対象以外のパネルウィンドウについては横方向に最小
化され、最小化されたパネルウィンドウには、パネルウ
ィンドウの種別を示すアイコンのみが表示され、さら
に、最小化されたパネルウィンドウについては内部に設
けられる各種ボタン等のアイテムが全て非表示とされ
る。また、ユーザ端末10においては、パネルウィンド
ウの最小化及びパネルウィンドウを通常のサイズへとす
る通常化の動きがアニメーションによって表示され、各
パネルウィンドウに表示される種別を示すアイコンが、
当該パネルウィンドウの開閉動作のアニメーション中を
含み、当該パネルウィンドウの横幅に合わせて常にセン
タリングされた位置に表示される。
【0136】このような規則に基づいて開閉動作するパ
ネルウィンドウ154a,154b,154c,154
d,154eは、具体的には図10乃至図14に示すよ
うな動作を行う。なお、ここでは、パネルウィンドウ1
54a,154b,154c,154d,154eのう
ち、ファイル入力パネルウィンドウ154dを設定対象
とする場合について説明する。また、これらの図10乃
至図14において、パネルウィンドウ154a,154
b,154c,154d,154eの下部に示した丸印
は、パネルウィンドウの種別を示すアイコンであるもの
とする。
【0137】まず、ユーザ端末10においては、図10
に示すように、配信時レイアウトを初期状態としてスラ
イドを開始すると、図11に示すように、設定対象でな
いパネルウィンドウ154a,154b,154c,1
54eが表示画面上で横方向に収縮しながら表示画面の
両端へ向かってスライドする。これに応じて、ユーザ端
末10においては、設定対象のファイル入力パネルウィ
ンドウ154dが表示画面上で横方向に伸長し、上述し
た設定画面としてのパネルウィンドウ154d'の内容
が視認可能な状態とされる。このとき、ユーザ端末10
においては、ファイル入力パネルウィンドウ154dの
右側に配置されるエフェクトパネルウィンドウ154e
が表示画面の右端にスライドするのに応じて、ファイル
入力パネルウィンドウ154dも表示画面上で右方向に
スライドする。
【0138】そして、ユーザ端末10においては、図1
2に示すように、設定対象でないパネルウィンドウ15
4a,154b,154c,154eが表示画面の両端
で最小化され、設定対象のファイル入力パネルウィンド
ウ154dが最大化されると、スライドを終了し、ユー
ザによる設定が可能な状態とされる。このとき、ユーザ
端末10においては、設定対象でないパネルウィンドウ
154a,154b,154c,154eにおける各種
アイテムは非表示とされる。
【0139】続いて、ユーザ端末10においては、図1
2に示す設定時レイアウトにてユーザによる設定が終了
すると、スライドを開始する。ユーザ端末10において
は、図13に示すように、設定対象でないパネルウィン
ドウ154a,154b,154c,154eが表示画
面上で横方向に伸長しながら表示画面の中央付近へ向か
ってスライドする。これに応じて、ユーザ端末10にお
いては、設定対象のファイル入力パネルウィンドウ15
4dが表示画面上で横方向に収縮し、上述した設定画面
としてのパネルウィンドウ154d'の内容が徐々に非
表示とされる。このとき、ユーザ端末10においては、
ファイル入力パネルウィンドウ154dの右側に配置さ
れるエフェクトパネルウィンドウ154eが表示画面の
左方向にスライドするのに応じて、ファイル入力パネル
ウィンドウ154dも表示画面上で左方向にスライドす
る。
【0140】そして、ユーザ端末10においては、図1
4に示すように、設定対象でないパネルウィンドウ15
4a,154b,154c,154eが表示画面上の所
定位置で通常化されるとともに、設定対象のファイル入
力パネルウィンドウ154dも通常化されると、スライ
ドを終了し、配信時レイアウトに移行する。このとき、
ユーザ端末10においては、設定対象でないパネルウィ
ンドウ154a,154b,154c,154eにおけ
る非表示とされていた各種アイテムは表示される。
【0141】このようなパネルウィンドウの開閉動作を
行うユーザ端末10においては、互いに独立したウィン
ドウである各パネルウィンドウが上述したライブ配信ア
プリケーション・プログラムにおける互いに独立した各
パネルモジュールに対応して実装される。ユーザ端末1
0は、ライブ配信アプリケーション・プログラムを実行
することにより、開閉動作にともなう各パネルウィンド
ウのリサイズや位置変更を行う。
【0142】すなわち、ユーザ端末10は、ライブ配信
アプリケーション・プログラムにおける上述したメイン
モジュール101及びこのメインモジュール101に組
み込まれたパネルマネージャモジュール103により、
各パネルモジュールに対して制御命令を発行したり、各
パネルウィンドウの配置情報、すなわち、表示画面上で
の位置情報を管理し、複数のパネルウィンドウをあたか
も全体として1つの連動したアプリケーション・ウィン
ドウとして表示部55に表示する。ユーザ端末10は、
パネルマネージャモジュール103によって各パネルウ
ィンドウの表示画面上での位置やサイズを決定するため
に、上述した配置情報として、現在の表示画面のサイズ
に応じたレイアウト情報であるレイアウト定義ファイル
をレジストリ112から読み込み、このレイアウト定義
ファイルに示される座標情報に基づいて、各パネルウィ
ンドウの配置を行う。
【0143】例えば、ユーザ端末10は、表示画面のサ
イズが小さい場合には、図15に示すように、アイコン
154a、プレビュー領域154b,154d
サムネイル領域154d,154e等を図8に示し
たものと比較して小さくし、主画面全体を小さくする。
ユーザ端末10においては、このような処理もパネルマ
ネージャモジュール103によってレジストリ112か
ら読み込んだレイアウト定義ファイルに基づいて行われ
る。
【0144】具体的には、ユーザ端末10は、ライブ配
信アプリケーション・プログラムを実行して図16乃至
図18に示す一連の処理を経ることにより、各パネルウ
ィンドウの開閉動作を行う。
【0145】まず、ユーザ端末10は、ライブ配信アプ
リケーション・プログラムを起動すると、図16に示す
一連の処理を行う。
【0146】すなわち、ユーザ端末10は、同図に示す
ように、ステップS1において、パネルマネージャモジ
ュール103によって表示画面のサイズ、すなわち、解
像度を示す情報を取得する。
【0147】続いて、ユーザ端末10は、ステップS2
において、パネルマネージャモジュール103によって
表示画面の解像度に応じたレイアウト定義ファイルをレ
ジストリ112から読み込む。
【0148】そして、ユーザ端末10は、ステップS3
において、パネルマネージャモジュール103から各パ
ネルモジュールに対して、各パネルウィンドウの初期化
及び表示を指示し、一連の処理を終了する。
【0149】このように、ユーザ端末10は、ライブ配
信アプリケーション・プログラムを起動すると、パネル
マネージャモジュール103の制御のもとに、各パネル
ウィンドウの初期化及び表示を行う。
【0150】続いて、ユーザ端末10は、配信時レイア
ウトから設定時レイアウトへと移行する際には、図17
に示す一連の処理を行う。
【0151】まず、ユーザ端末10は、同図に示すよう
に、ステップS11において、メインモジュール101
から各パネルモジュールに対して、設定時レイアウトに
移行してよいか否かを問い合わせる。
【0152】続いて、ユーザ端末10は、ステップS1
2において、問い合わせの結果、設定時レイアウトに移
行してはいけない場合には、そのまま一連の処理を終了
する。
【0153】一方、ユーザ端末10は、ステップS12
において、問い合わせの結果、設定時レイアウトに移行
してよい場合には、ステップS13へと処理を移行し、
メインモジュール101から各パネルモジュールに対し
て、設定時レイアウトに移行する旨を通知する。
【0154】続いて、ユーザ端末10は、ステップS1
4において、メインモジュール101の制御のもとに、
各パネルウィンドウの表示画面上での位置及びサイズを
再設定し、アニメーション処理を行う。
【0155】そして、ユーザ端末10は、ステップS1
5において、メインモジュール101の制御のもとに、
アニメーション処理が終了したか否かを判別する。
【0156】ここで、アニメーション処理が終了してい
ないものと判別した場合には、ユーザ端末10は、ステ
ップS14からの処理を繰り返す。
【0157】一方、アニメーション処理が終了したもの
と判別した場合には、ユーザ端末10は、ステップS1
6において、メインモジュール101から各パネルモジ
ュールに対して、設定時レイアウトへの移行が終了した
旨を通知し、一連の処理を終了する。
【0158】ユーザ端末10は、このような一連の処理
を経ることにより、配信時レイアウトから設定時レイア
ウトへと移行することができる。
【0159】続いて、ユーザ端末10は、設定時レイア
ウトから配信時レイアウトへと移行する際には、図18
に示す一連の処理を行う。
【0160】まず、ユーザ端末10は、同図に示すよう
に、ステップS21において、メインモジュール101
から各パネルモジュールに対して、設定時レイアウトを
抜けて配信時レイアウトに移行してよいか否かを問い合
わせる。
【0161】続いて、ユーザ端末10は、ステップS2
2において、問い合わせの結果、設定時レイアウトを抜
けてはいけない場合には、そのまま一連の処理を終了す
る。
【0162】一方、ユーザ端末10は、ステップS22
において、問い合わせの結果、設定時レイアウトを抜け
てよい場合には、ステップS23へと処理を移行し、メ
インモジュール101から各パネルモジュールに対し
て、設定時レイアウトを抜ける旨を通知する。
【0163】続いて、ユーザ端末10は、ステップS2
4において、メインモジュール101の制御のもとに、
各パネルウィンドウの表示画面上での位置及びサイズを
再設定し、アニメーション処理を行う。
【0164】そして、ユーザ端末10は、ステップS2
5において、メインモジュール101の制御のもとに、
アニメーション処理が終了したか否かを判別する。
【0165】ここで、アニメーション処理が終了してい
ないものと判別した場合には、ユーザ端末10は、ステ
ップS24からの処理を繰り返す。
【0166】一方、アニメーション処理が終了したもの
と判別した場合には、ユーザ端末10は、ステップS2
6において、メインモジュール101から各パネルモジ
ュールに対して、設定時レイアウトを抜けて配信時レイ
アウトへの移行が終了した旨を通知し、一連の処理を終
了する。
【0167】ユーザ端末10は、このような一連の処理
を経ることにより、設定時レイアウトから配信時レイア
ウトへと移行することができる。
【0168】このように、ユーザ端末10は、主画面と
してのウィンドウを構成するパネルウィンドウと設定画
面としてのパネルウィンドウとをシームレスに移行さ
せ、機能のグルーピングをパネルウィンドウ単位で行う
ことにより、主画面としてのウィンドウを構成するパネ
ルウィンドウと設定画面としてのパネルウィンドウとを
視覚的に同一のパネルウィンドウとして表示部55に表
示することができることから、主画面と設定画面との関
連を明確化することができ、ユーザに対して娯楽性が高
くわかりやすいグラフィカル・ユーザ・インターフェー
スを提供することができる。また、ユーザ端末10は、
設定対象でないパネルウィンドウにおける各種アイテム
を設定時レイアウトにて非表示とすることにより、不必
要なアイテム数がいたずらに増えることがなく、ユーザ
の操作ミスや混乱を抑制することができる。
【0169】また、ユーザ端末10は、各パネルモジュ
ールとレイアウトを司るメインモジュール101とによ
って各パネルウィンドウの制御を行うことから、表示画
面のサイズに応じた柔軟なレイアウトを提供することが
できる。さらに、ユーザ端末10は、機能に対応したパ
ネルモジュールとレイアウト定義ファイルとを追加実装
するのみで、表示部55に表示されるパネルウィンドウ
の数を容易に追加することができる。
【0170】つぎに、ユーザ端末10におけるガイド機
能について説明する。
【0171】ユーザ端末10は、例えば、複雑な操作を
必要とする状況や初心者ユーザであっても、容易にパー
ソナルキャスティングサービスを享受できるように、ま
た、初心者又は慣熟者の別を問わず操作手順や内容を調
べたいユーザに対して十分なサポートを行うために、ラ
イブ配信アプリケーション・プログラムが有する機能に
対するユーザの理解を補助するガイドを提示する所定の
ガイド機能を設けている。
【0172】概略的には、ガイド機能は、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムによって用意されている複
数の機能のそれぞれに番号付けを行ってボタン化し、こ
れらのボタンをグループ化して表示部55に表示するこ
とにより、ユーザがマウス等を用いてこれらのボタンを
押下した場合に提示される手順にしたがった操作を行え
ば、自然に必要な機能を享受することができるものであ
る。また、ガイド機能は、マウス等を用いてボタンが押
下されるのと同時に、そのボタンに対応したガイド文章
が表示部55に表示されるものである。
【0173】具体的には、ユーザ端末10は、図19に
示すように、ウィンドウの上部に横長の短冊状のガイダ
ンスバー152を設けており、このガイダンスバー15
2の各ボタンをユーザがマウス等を用いて押下した場
合、又は必要に応じてライブ配信アプリケーション・プ
ログラムの起動時には、説明用のウィンドウとしてのガ
イドウィンドウ160を表示部55に表示する。ユーザ
端末10においては、表示部55にガイドウィンドウ1
60が表示された状態を"ガイドモード"と称するものと
する。
【0174】ガイドウィンドウ160は、図20に示す
ように、シンプルな構成からなる単独のウィンドウであ
り、後述する各ガイドに応じたガイド文章が記述され
る。
【0175】ユーザ端末10は、ライブ配信アプリケー
ション・プログラムの初回起動時には、ライブ配信アプ
リケーション・プログラムの使用方法を説明するガイド
文章が記述された起動時用のガイドウィンドウ160を
表示部55に表示し、ガイドモードを提供する。ユーザ
端末10は、ユーザが明示的にガイドウィンドウ160
を表示しない設定を行わない限り、ライブ配信アプリケ
ーション・プログラムの起動時には毎回、起動時用のガ
イドウィンドウ160を表示部55に表示する。
【0176】また、ユーザ端末10は、2種類のガイ
ド、すなわち、番組制作ガイドと配信ガイドとを実装
し、これらの各ガイドに応じた説明用のガイド文章が記
述されたガイドウィンドウ160を表示部55に表示す
る。
【0177】番組制作ガイドは、ライブ配信アプリケー
ション・プログラムが有する機能のうち、番組をより本
格的な内容とするための機能を容易に設定することを目
的として設けられるガイドである。したがって、ユーザ
端末10においては、特にこの番組制作ガイドに属する
機能を操作しなくても、ライブ配信アプリケーション・
プログラムを動作させることは可能である。具体的に
は、番組制作ガイドは、ロード機能、ロゴ作成機能、フ
ァイル機能、エフェクト作成機能、サウンド機能、及び
保存機能の6種類の機能をサポートする。
【0178】一方、配信ガイドは、実際にインターネッ
ト2上でライブ配信を行うために必ず行う必要がある機
能を容易に設定することを目的として設けられるガイド
である。したがって、ユーザ端末10においては、この
配信ガイドにしたがって操作を行うことにより、初心者
ユーザであっても間違った操作を行うことなく容易に必
要な設定を行うことが可能となる。具体的には、配信ガ
イドは、予約機能、配信設定機能、接続・配信機能、チ
ャット機能、及びマイ配信アルバム機能の5種類の機能
をサポートする。
【0179】これらの番組制作ガイド及び配信ガイド
は、上述したガイダンスバー152に設けられた各種ボ
タンをユーザがマウス等を用いて押下することによって
起動される。すなわち、ガイダンスバー152は、上述
したように、これらの番組制作ガイド及び配信ガイドを
起動するための2つのガイドボタンと、各機能を直接的
に起動するための複数のダイレクトボタンとを実装す
る。
【0180】具体的には、ガイダンスバー152は、図
21に詳細を示すように、番組制作ガイドを起動するた
めの"?"で表されている番組制作ガイドボタン152
と、配信ガイドを起動するための"?"で表されている配
信ガイドボタン152とを備える。また、ガイダンス
バー152は、番組制作ガイドに属する各機能を直接的
に起動するためのダイレクトボタンとして、順次"1"か
ら"6"までの番号付けがされたロードボタン152
ロゴ作成ボタン152、ファイルボタン152、エ
フェクト作成ボタン152、サウンドボタン15
、及び保存ボタン152を備えるとともに、配信
ガイドに属する各機能を直接的に起動するためのダイレ
クトボタンとして、順次"1"から"5"までの番号付けが
された予約ボタン152、配信設定ボタン15
10、接続・配信ボタン15211、チャットボタン
15212、及びマイ配信アルバムボタン15213
備える。
【0181】番組制作ガイドボタン152は、番組制
作ガイドを起動するためのものである。ユーザ端末10
は、ユーザによって番組制作ガイドボタン152がマ
ウス等を用いて押下されると、本格的な番組を制作する
ために用いられる上述した6種類の機能、すなわち、ロ
ード機能、ロゴ作成機能、ファイル機能、エフェクト作
成機能、サウンド機能、及び保存機能について説明した
ガイド文章が記述されたガイドウィンドウ160を表示
部55に表示する。
【0182】ロードボタン152は、番組制作に関わ
るロード機能を直接的に起動するためのものであり、番
組制作ガイドに属する機能における番号として"1"が表
示画面上で表示されている。ここで、ロード機能とは、
すでに保存してある素材やエフェクト等の組み合わせで
ある番組テンプレートを読み込む機能である。また、ロ
ード機能とは、ライブ配信アプリケーション・プログラ
ムを購入時のデフォルト状態に戻す機能でもある。例え
ば、ユーザ端末10においては、ロード機能を用いて、
番組制作を行う前に元となるテンプレートを予め読み込
み、このテンプレートを編集して新しく保存することに
より、容易に新規のテンプレートを作成することが可能
となる。ユーザ端末10は、ユーザによってロードボタ
ン152 がマウス等を用いて押下されると、ロード機
能を実行し、所定のダイアログ等を表示部55に表示す
るとともに、ガイドモード時には、ロード機能について
詳細に説明したガイド文章が記述されたガイドウィンド
ウ160を表示部55に表示する。
【0183】ロゴ作成ボタン152は、番組制作に関
わるロゴ作成機能を直接的に起動するためのものであ
り、番組制作ガイドに属する機能における番号として"
2"が表示画面上で表示されている。ここで、ロゴ作成
機能とは、番組を通して常に表示しておきたい番組のタ
イトルロゴを設定する機能である。例えば、実際のテレ
ビジョン放送においては、生中継であることを示す"L
ive"という文字や番組のシンボルマーク等が表示画
面に表示されていることがあるが、ユーザ端末10にお
いては、これと同様の処理をロゴ作成機能を用いること
によって容易に行うことが可能となる。ユーザ端末10
は、ユーザによってロゴ作成ボタン152がマウス等
を用いて押下されると、ロゴ作成機能を実行し、所定の
ダイアログ等を表示部55に表示するとともに、ガイド
モード時には、ロゴ作成機能について詳細に説明したガ
イド文章が記述されたガイドウィンドウ160を表示部
55に表示する。
【0184】ファイルボタン152は、番組制作に関
わるファイル機能を直接的に起動するためのものであ
り、番組制作ガイドに属する機能における番号として"
3"が表示画面上で表示されている。ここで、ファイル
機能とは、ユーザ端末10におけるハードディスクに蓄
積されている映像及び/又は音声データを予めリスト化
して用意しておき、これらの映像及び/又は音声データ
をライブ配信の際の素材として用いる機能である。すな
わち、ライブ配信アプリケーション・プログラムにおい
ては、ユーザ端末10のように、ディジタルビデオカメ
ラが付設又は接続されている環境では、ディジタルビデ
オカメラによって撮影して得られるライブの映像及び/
又は音声データと蓄積されている映像及び/又は音声デ
ータとをスイッチングして配信することが可能である。
また、ライブ配信アプリケーション・プログラムにおい
ては、ディジタルビデオカメラが付設又は接続されてい
ない環境では、蓄積されている映像及び/又は音声デー
タのみを用いて、ライブ配信を行うことも可能である。
ユーザ端末10においては、このような処理をファイル
機能を用いることによって容易に行うことが可能とな
る。ユーザ端末10は、ユーザによってファイルボタン
152がマウス等を用いて押下されると、ファイル機
能を実行し、所定のダイアログや上述したパネルウィン
ドウ154d'が視認可能な状態とされた設定時レイア
ウトを表示部55に表示するとともに、ガイドモード時
には、ファイル機能について詳細に説明したガイド文章
が記述されたガイドウィンドウ160を表示部55に表
示する。
【0185】エフェクト作成ボタン152は、番組制
作に関わるエフェクト作成機能を直接的に起動するため
のものであり、番組制作ガイドに属する機能における番
号として"4"が表示画面上で表示されている。ここで、
エフェクト作成機能とは、映像データに対して変化を与
えたり、複数の映像データの合成を行うといったよう
に、種々の特殊効果を施す機能である。映像データに対
するエフェクトとしては、ピクチャーエフェクト、ビッ
トマップエフェクト、及びテロップ等が設けられる。ピ
クチャーエフェクトは、映像データそのものを加工し
て、例えばセピアやモザイクといった特殊効果を施すも
のである。また、ビットマップエフェクトは、任意のビ
ットマップを用いてアニメーションや静止画像データを
重ね合わせるものである。さらに、テロップは、映像デ
ータに任意の文字列を重ね合わせるものである。ユーザ
端末10においては、エフェクト作成機能を用いること
によって容易に特殊効果を施すことが可能となる。ユー
ザ端末10は、ユーザによってエフェクト作成ボタン1
52がマウス等を用いて押下されると、エフェクト作
成機能を実行し、所定のダイアログやエフェクト設定用
のパネルウィンドウが視認可能な状態とされた設定時レ
イアウトを表示部55に表示するとともに、ガイドモー
ド時には、エフェクト作成機能について詳細に説明した
ガイド文章が記述されたガイドウィンドウ160を表示
部55に表示する。
【0186】サウンドボタン152は、番組制作に関
わるサウンド機能を直接的に起動するためのものであ
り、番組制作ガイドに属する機能における番号として"
5"が表示画面上で表示されている。ここで、サウンド
機能とは、各種音声エフェクトを用いることにより、ユ
ーザの嗜好に応じた音声データを合成する機能である。
ユーザ端末10においては、サウンド機能を用いること
によって音声エフェクトとして用いる音声データを容易
に登録し、合成することが可能となる。また、ユーザ端
末10においては、登録した音声データに対して個別に
ループ設定を行うことができ、ループ設定にすることに
よってバッググラウンドミュージックのような取り扱い
をすることが可能となる。ユーザ端末10は、ユーザに
よってサウンドボタン152がマウス等を用いて押下
されると、サウンド機能を実行し、所定のダイアログや
サウンド設定用のパネルウィンドウが視認可能な状態と
された設定時レイアウトを表示部55に表示するととも
に、ガイドモード時には、サウンド機能について詳細に
説明したガイド文章が記述されたガイドウィンドウ16
0を表示部55に表示する。
【0187】保存ボタン152は、番組制作に関わる
保存機能を直接的に起動するためのものであり、番組制
作ガイドに属する機能における番号として"6"が表示画
面上で表示されている。ここで、保存機能とは、上述し
た"1"から"5"までの番号にしたがった手順、すなわ
ち、ロード機能、ロゴ作成機能、ファイル機能、エフェ
クト作成機能、及びサウンド機能を実行して作成した番
組用の各種素材をハードディスク等に対して一括して保
存する機能である。ユーザ端末10においては、保存機
能を用いて保存した各種素材が上述した番組テンプレー
トとなる。ユーザ端末10においては、上述したよう
に、ロード機能を用いて番組テンプレートを読み込め
ば、いつでも保存したときの状態を呼び出すことができ
る。また、ユーザ端末10においては、編集の途中結果
を一旦保存し、後日手続きを行うことも可能である。さ
らに、ユーザ端末10においては、番組テンプレートを
保存する際に、ユーザの嗜好に応じた名称を付すことが
でき、番組テンプレートが増えた場合であっても、容易
に検索することが可能となる。ユーザ端末10は、ユー
ザによって保存ボタン152がマウス等を用いて押下
されると、保存機能を実行し、所定のダイアログ等を表
示部55に表示するとともに、ガイドモード時には、保
存機能について詳細に説明したガイド文章が記述された
ガイドウィンドウ160を表示部55に表示する。
【0188】配信ガイドボタン152は、配信ガイド
を起動するためのものである。ユーザ端末10は、ユー
ザによって配信ガイドボタン152がマウス等を用い
て押下されると、ライブ配信を行うために必ず行う必要
がある上述した5種類の機能、すなわち、予約機能、配
信設定機能、接続・配信機能、チャット機能、及びマイ
配信アルバム機能について説明したガイド文章が記述さ
れたガイドウィンドウ160を表示部55に表示する。
【0189】予約ボタン152は、ライブ配信に関わ
る予約機能を直接的に起動するためのものであり、配信
ガイドに属する機能における番号として"1"が表示画面
上で表示されている。ここで、予約機能とは、上述した
ストリーミング配信サーバ40によるコンテンツの配信
機能を使用するための予約を行う機能である。ユーザ端
末10においては、予約機能を用いることによって容易
に予約手続きを行うことが可能となる。ユーザ端末10
は、ユーザによって予約ボタン152がマウス等を用
いて押下されると、予約機能を実行し、上述した所定の
WWWブラウジング用のウィンドウを表示部55に表示
するとともに、ガイドモード時には、予約機能について
詳細に説明したガイド文章が記述されたガイドウィンド
ウ160を表示部55に表示する。
【0190】配信設定ボタン15210は、ライブ配信
に関わる配信設定機能を直接的に起動するためのもので
あり、配信ガイドに属する機能における番号として"2"
が表示画面上で表示されている。ここで、配信設定機能
とは、予約を行った後、ライブ配信を行うために必要と
なるユーザ端末10の通信環境に応じた各種設定を行う
機能である。ユーザ端末10においては、配信設定機能
を用いることによって容易に配信設定を行うことが可能
となる。ユーザ端末10は、ユーザによって配信設定ボ
タン15210がマウス等を用いて押下されると、配信
設定機能を実行し、所定のウィザード形式のダイアログ
を表示部55に表示するとともに、ガイドモード時に
は、配信設定機能について詳細に説明したガイド文章が
記述されたガイドウィンドウ160を表示部55に表示
する。
【0191】接続・配信ボタン15211は、ライブ配
信に関わる接続・配信機能を直接的に起動するためのも
のであり、配信ガイドに属する機能における番号とし
て"3"が表示画面上で表示されている。ここで、接続・
配信機能とは、上述したメインモニタパネルウィンドウ
154cにおけるボタン154cを押下することによ
って行われる試し撮りや実際の配信に関する接続及び配
信を行う機能である。ユーザ端末10においては、予約
された時間外では、ボタン154cは、実際の配信に
備えた試作、すなわち、試し撮りを開始するためのボタ
ンであるが、予約した配信開始日時に到達すると、自動
的に配信を開始するためのボタンに遷移する。そして、
ユーザ端末10においては、配信終了日時に到達する
と、自動的に接続が切断されて配信が自動的に停止し、
ボタン154cが試し撮りを開始するためのボタンに
自動的に遷移する。ユーザ端末10においては、このよ
うな接続及び配信に関する処理を接続・配信機能を用い
ることによって容易に行うことが可能となる。ユーザ端
末10は、ユーザによって接続・配信ボタン15211
がマウス等を用いて押下されると、接続・配信機能を実
行し、ガイドモード時には、接続・配信機能について詳
細に説明したガイド文章が記述されたガイドウィンドウ
160を表示部55に表示する。
【0192】チャットボタン15212は、ライブ配信
に関わるチャット機能を直接的に起動するためのもので
あり、配信ガイドに属する機能における番号として"4"
が表示画面上で表示されている。ここで、チャット機能
とは、上述したように、視聴者参加型の番組といった双
方向コミュニケーションを取り入れた番組を配信する機
能である。ユーザ端末10においては、チャット機能を
用いることによって容易に視聴者参加型のパーソナルキ
ャスティングサービスを実現することが可能となる。ユ
ーザ端末10は、ユーザによってチャットボタン152
12がマウス等を用いて押下されると、上述したチャッ
トアプリケーション・プログラムを起動するとともに、
ガイドモード時には、チャット機能について詳細に説明
したガイド文章が記述されたガイドウィンドウ160を
表示部55に表示する。
【0193】マイ配信アルバムボタン15213は、ラ
イブ配信に関わるマイ配信アルバム機能を直接的に起動
するためのものであり、配信ガイドに属する機能におけ
る番号として"5"が表示画面上で表示されている。ここ
で、マイ配信アルバム機能とは、詳細は後述するが、過
去に配信及び/又は試し撮りを行ったコンテンツ、並び
に配信予定の予約情報をハードディスク等に蓄積し、ア
ルバム形式で閲覧鑑賞可能とする機能である。ユーザ端
末10においては、マイ配信アルバム機能を用いること
によって容易に後述するマイ配信アルバムを構築するこ
とが可能となる。ユーザ端末10は、ユーザによってマ
イ配信アルバムボタン15213がマウス等を用いて押
下されると、マイ配信アルバムとしての所定のウィンド
ウを表示部55に表示するとともに、ガイドモード時に
は、マイ配信アルバム機能について詳細に説明したガイ
ド文章が記述されたガイドウィンドウ160を表示部5
5に表示する。
【0194】このように、ガイダンスバー152におい
ては、ロードボタン152、ロゴ作成ボタン15
、ファイルボタン152、エフェクト作成ボタン
152、サウンドボタン152、及び保存ボタン1
52が、それぞれ、一連の番組制作操作の標準的な手
順にしたがって順次番号付けがされて並設されている。
したがって、ユーザ端末10においては、ユーザが、こ
れらの各種ボタンを番号順に押下して各機能を実行して
いくことにより、番組をより本格的な内容とするための
ライブ配信アプリケーション・プログラムが有する機能
を全て設定することが可能となる。これにより、ユーザ
は、並設された各種ボタンを見るだけで、いかなる機能
を行うことができるかを即座に判断することができ、複
雑な操作を必要とするこれらの機能を容易に享受するこ
とが可能となる。
【0195】一方、ガイダンスバー152においては、
予約ボタン152、配信設定ボタン15210、接続
・配信ボタン15211、チャットボタン15212
及びマイ配信アルバムボタン15213が、それぞれ、
一連の配信操作の標準的な手順にしたがって順次番号付
けがされて並設されている。したがって、ユーザ端末1
0においては、ユーザが、これらの各種ボタンを番号順
に押下して各機能を実行していくことにより、ライブ配
信を行うために必ず行う必要があるライブ配信アプリケ
ーション・プログラムが有する機能を全て設定すること
が可能となる。これにより、ユーザは、並設された各種
ボタンを見るだけで、いかなる機能を行う必要があるの
かを即座に判断することができ、たとえ複雑な各種設定
動作を把握していない初心者であっても、間違わずに容
易に各種設定を行うことが可能となる。
【0196】また、ユーザ端末10においては、各機能
に応じた説明用のガイド文章が記述されたガイドウィン
ドウ160が表示部55に表示されることから、ユーザ
は大量のヘルプ文章からなるオンラインヘルプを起動さ
せなくても迷うことなく操作を行うことができ、また、
設定を行わない場合であっても、各機能の操作手順や内
容をユーザに対して提示することができる。
【0197】なお、ユーザ端末10は、ガイダンスバー
152に設けられる各種ボタンが必ずしも番号順に押下
されることを要するものではない。すなわち、ユーザ
は、ガイドを必要とする所望のボタンのみを押下すれば
よい。
【0198】また、ユーザ端末10は、上述したよう
に、ファイルボタン152、エフェクト作成ボタン1
52、及びサウンドボタン152が押下された場合
には、各種設定用のパネルウィンドウが視認可能な状態
とされた設定時レイアウトを表示部55に表示する。す
なわち、ユーザ端末10は、設定画面としてのパネルウ
ィンドウを有するファイル入力パネルウィンドウ154
d、エフェクトパネルウィンドウ154e、及びサウン
ドパネルウィンドウ154aと、ファイルボタン152
、エフェクト作成ボタン152、及びサウンドボタ
ン152とを連携させた動作を行う。
【0199】例えば、ユーザ端末10は、エフェクト作
成ボタン152が押下された場合には、図22に示す
ように、サウンドパネルウィンドウ154a、カメラ入
力パネルウィンドウ154b、メインモニタパネルウィ
ンドウ154c、及びファイル入力パネルウィンドウ1
54dを、それぞれ、最小化して表示画面の左端に移動
させる一方、エフェクトパネルウィンドウ154eを表
示画面上で横方向に伸長するとともに、このエフェクト
パネルウィンドウ154eに対する設定を行うためのパ
ネルウィンドウを露呈させるように移動させた設定時レ
イアウトを表示部55に表示する。そして、ユーザ端末
10は、ガイドモード時には、ガイドウィンドウ160
が表示部55に表示されていることから、このガイドウ
ィンドウ160の内容を、エフェクト作成機能について
詳細に説明したガイド文章に更新して表示部55に表示
する。なお、ユーザ端末10は、非ガイドモード時に
は、ガイドウィンドウ160が表示部55に表示されて
いないことから、エフェクト作成機能について詳細に説
明したガイド文章を表示部55に表示することはない。
【0200】このように、ユーザ端末10は、ファイル
ボタン152、エフェクト作成ボタン152、及び
サウンドボタン152が押下された場合には、各機能
に応じた動作とガイド機能とを連動させることにより、
オンラインヘルプの中から所望のヘルプ文章を探索する
手間を省くことができ、よりわかりやすいユーザ・イン
ターフェースを提供することができる。
【0201】さらに、ユーザ端末10は、表示画面内に
おける各種ボタン等の各種アイテムをマウス等を用いて
なぞる、すなわち、マウスオーバーした場合には、ツー
ルチップヘルプを表示することができる。このとき、ユ
ーザ端末10は、ガイドウィンドウ160が表示部55
に表示されている場合、すなわち、ガイドモード時に
は、ユーザが初心者であるものと想定し、ツールチップ
ヘルプの文言を詳細なものとすることができる。一方、
ユーザ端末10は、ガイドウィンドウ160が表示部5
5に表示されていない場合、すなわち、非ガイドモード
時には、ユーザが慣熟者であるものと想定し、ツールチ
ップヘルプの文言を簡便なものとすることができる。こ
れは、ツールチップヘルプの文言として、慣熟者に対し
ても長く詳細な文章を提示するのは冗長であり、また、
表示画面上におけるツールチップの占有面積も文章が長
くなるのに応じて大きくなることから、煩雑さを否めな
くなることを考慮したものである。
【0202】例えば、ユーザ端末10は、上述したメイ
ンモニタパネルウィンドウ154cにおけるボタン15
4cがマウスオーバーされた場合には、ガイドモード
時と非ガイドモード時とに応じて、ツールチップヘルプ
の文言を次のように変化させる。すなわち、ユーザ端末
10は、ガイドモード時には、「配信の予約がされてい
る時間中は配信を開始又は停止し、予約時間外のときは
試し撮りを開始又は停止します。」といった長く詳細な
文章を表示する一方、非ガイドモード時には、「配信
(試し撮り)開始/停止」といった短く簡潔な文言を表
示する。
【0203】このように、ユーザ端末10は、ガイドモ
ード時と非ガイドモード時とに応じて、ツールチップヘ
ルプの内容を変化させることにより、ガイドを必要とし
ている初心者にはよりわかりやすい文言を提示する一
方、慣熟者にはあくまでもボタンの機能を確認する程度
の補助文としてツールチップヘルプを機能させることが
できる。
【0204】つぎに、マイ配信アルバム機能について説
明する。
【0205】ユーザ端末10は、少なくとも過去にライ
ブ配信及び/又は試し撮りした映像及び/又は音声デー
タをファイルとしてハードディスクや所定の記録媒体等
に蓄積し、これらの映像及び/又は音声データからなる
コンテンツを、情報リストであるマイ配信アルバムとし
てリストアップし、アルバム形式で閲覧鑑賞可能とする
ことができる。このとき、ユーザ端末10は、ハードデ
ィスク等に蓄積された映像及び/又は音声データのみな
らず、番組に付帯する各種情報、例えば、番組タイト
ル、配信日時、番組概要、配信帯域、配信時間、及びハ
ードディスク等に記録された映像及び/又は音声データ
のサイズといったファイル情報等をリストアップしてマ
イ配信アルバムに掲載することができる。また、ユーザ
端末10は、番組終了後に、視聴率や視聴者からの感想
といった番組に対するフィードバック情報を、所定のラ
イブ配信サービスサイト、すなわち、ストリーミング配
信サーバ40から取得し、これらの情報もリストアップ
してマイ配信アルバムに掲載することができる。さら
に、ユーザ端末10は、このような過去の配信履歴のみ
ならず、配信予定である未来の予約情報をも時系列にリ
ストアップすることもできる。ユーザ端末10において
は、このようなマイ配信アルバム機能を実装する。
【0206】具体的には、ユーザ端末10は、上述した
ガイダンスバー152に設けられたマイ配信アルバムボ
タン15213が押下されることにより、例えば図23
に示すように、上述したパネルウィンドウ154a,1
54b,154c,154d,154eの代わりに、マ
イ配信アルバムウィンドウ170を表示部55に表示す
る。
【0207】マイ配信アルバムウィンドウ170は、映
像及び/又は音声データのリストを示すためのサムネイ
ル画像を表示するサムネイル領域171と配信予定で
ある未来の予約情報のリストを示すための予約領域17
とをまとめて時系列にリストアップして表示するリ
スト領域171、マウス等を用いてリストから選択され
た映像及び/又は音声データを構成する1枚目の静止画
像データをプレビューするためのプレビュー領域17
2、このプレビュー領域172に表示された映像及び/
又は音声データを再生又は一時停止するためのボタン1
73、プレビュー領域172に表示された映像及び/又
は音声データを停止するためのボタン174、リストか
ら映像及び/又は音声データを削除するためのボタン1
75、及びプレビュー領域172に表示された映像及び
/又は音声データの番組概要を表示する番組概要領域1
76等を実装する。また、マイ配信アルバム170にお
いては、プレビュー領域172に付随するプロパティエ
リアには、番組タイトル、配信開始日時、配信終了日
時、サムネイル画像のファイル名、映像及び/又は音声
データのファイル名、映像及び/又は音声データのサイ
ズ、番組概要、及び配信帯域等の各種情報が記述され
る。なお、このマイ配信アルバム170においては、予
約情報を選択した場合におけるプレビュー領域172に
は、静止画像データが表示されることはない。
【0208】このようなマイ配信アルバムウィンドウ1
70を表示部55に表示するユーザ端末10は、以下の
ような情報を配信履歴情報である配信履歴ファイルとし
てハードディスク等に記録することによってマイ配信ア
ルバムを構築する。
【0209】まず、ユーザ端末10は、予約された日時
にライブ配信を行うと、配信した映像及び/又は音声デ
ータをファイルとしてハードディスク等に記録する。ユ
ーザ端末10は、映像及び/又は音声データをハードデ
ィスク等に記録する際に、配信履歴作成手段として機能
するCPU51の制御のもとに、映像データを構成する
1枚目の静止画像データをサムネイル画像として取得
し、マイ配信アルバムにリスト表示する。
【0210】また、ユーザ端末10は、ライブ配信を終
了した際には、配信履歴作成手段として機能するCPU
51の制御のもとに、配信を行った時間及びハードディ
スク等に記録した映像及び/又は音声データのサイズを
取得し、これらの情報を予約情報とともに配信履歴ファ
イルに保存する。配信履歴ファイルには、番組タイト
ル、配信開始日時、配信終了日時、サムネイル画像のフ
ァイル名、映像及び/又は音声データのファイル名、映
像及び/又は音声データのサイズ、番組概要、及び配信
帯域等の各種情報が記述される。ユーザ端末10は、リ
ストアップ手段として機能するCPU51の制御のもと
に、番組毎の配信履歴ファイルを読み込み、リストアッ
プすることによってマイ配信アルバムを構築する。
【0211】さらに、ユーザ端末10は、ライブ配信が
途中で途切れてしまった場合には、途切れた時間までの
映像及び/又は音声データを1つのファイルとしてハー
ドディスク等に記録し、ライブ配信再開時に、新たに映
像及び/又は音声データをファイルとして作成する。こ
れにより、ユーザ端末10は、1つの映像及び/又は音
声データを複数回に分割してライブ配信を実施した場合
であっても、映像及び/又は音声データの検索を容易に
することができる。
【0212】さらにまた、ユーザ端末10は、ライブ配
信終了後には、配信履歴作成手段として機能するCPU
51の制御のもとに、ストリーミング配信サーバ40か
ら番組配信情報ファイルをダウンロードすることによ
り、配信した番組に対するフィードバック情報を取得す
ることができる。番組配信情報ファイルには、視聴者の
のべ人数、一定時間毎の視聴者数、視聴率、番組に対す
る感想といった視聴者から電子掲示板(Bulletin Board
System)に投稿された情報、及び上述したチャットア
プリケーション・プログラムを同時に起動した場合にお
けるチャット内容を示すログデータ等の各種フィードバ
ック情報が記述されている。ユーザ端末10は、リスト
アップ手段として機能するCPU51の制御のもとに、
番組毎の番組配信情報ファイルを読み込み、リストアッ
プすることによってマイ配信アルバムを構築する。
【0213】このような各種情報を取得するユーザ端末
10は、具体的には図24乃至図26に示す一連の処理
を経ることにより、マイ配信アルバムを構築する。
【0214】まず、ユーザ端末10は、図24に示すよ
うに、ステップS31において、上述したように、イン
ターネット2に接続するためのブラウザを起動して、サ
ーバ使用予約管理センタ30に対してライブ配信の予約
を行う。
【0215】続いて、ユーザ端末10は、ステップS3
2において、上述したように、配信履歴作成手段として
機能するCPU51の制御のもとに、予約設定ファイル
をサーバ使用予約管理センタ30からダウンロードす
る。
【0216】続いて、ユーザ端末10は、ステップS3
3において、ライブ配信アプリケーション・プログラム
を起動する。
【0217】そして、ユーザ端末10は、ステップS3
4において、リストアップ手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、ハードディスクに保存されている配
信履歴ファイルを読み込み、過去のライブ配信履歴をマ
イ配信アルバムにリストアップする。
【0218】また、ユーザ端末10は、ステップS35
において、リストアップ手段として機能するCPU51
の制御のもとに、ダウンロードした予約設定ファイルを
読み込み、ステップS36において、予約設定ファイル
に記述されている予約情報、すなわち、番組タイトル、
配信開始日時、配信終了日時、及び番組概要等をマイ配
信アルバムにリストアップする。
【0219】続いて、ユーザ端末10は、図25に示す
ように、ステップS37において、インターネット2に
接続し、ステップS38において、予約した配信開始日
時に到達したか否かを判別する。
【0220】ユーザ端末10は、予約した配信開始日時
に到達していない場合には、ステップS38の処理を繰
り返し、予約した配信開始日時に到達すると、ステップ
S39へと処理を移行し、ユーザによってメインモニタ
パネルウィンドウ154cにおけるボタン154c
押下されることによってライブ配信を開始する。
【0221】そして、ユーザ端末10は、ステップS4
0において、配信開始後、配信履歴作成手段として機能
するCPU51の制御のもとに、映像データを構成する
1枚目の静止画像データをサムネイル画像として取得し
てハードディスク等に記録し、ステップS41におい
て、時刻を含む配信開始日時をハードディスク等に記録
する。
【0222】続いて、ユーザ端末10は、ステップS4
2において、予約した配信終了日時に到達したか否かを
判別する。
【0223】ユーザ端末10は、予約した配信終了日時
に到達していない場合には、ステップS42の処理を繰
り返し、予約した配信終了日時に到達すると、ステップ
S43へと処理を移行し、ユーザによってメインモニタ
パネルウィンドウ154cにおけるボタン154c
押下されることによってライブ配信を終了する。
【0224】そして、ユーザ端末10は、ステップS4
4において、配信した映像及び/又は音声データをハー
ドディスク等に記録して保存し、ステップS45におい
て、時刻を含む配信終了日時をハードディスク等に記録
する。
【0225】続いて、ユーザ端末10は、図26に示す
ように、ステップS46において、配信履歴作成手段と
して機能するCPU51の制御のもとに、ハードディス
ク等に記録した映像及び/又は音声データのサイズを取
得し、ステップS47において、配信履歴ファイルを作
成して、番組タイトル、配信開始日時、配信終了日時、
サムネイル画像のファイル名、映像及び/又は音声デー
タのファイル名、映像及び/又は音声データのサイズ、
番組概要、及び配信帯域等を記録する。
【0226】そして、ユーザ端末10は、ステップS4
8において、リストアップ手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、ステップS47にてハードディスク
に保存した配信履歴ファイルを再度読み込み、ライブ配
信履歴をマイ配信アルバムにリストアップする。
【0227】続いて、ユーザ端末10は、ステップS4
9において、配信履歴作成手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、番組配信情報ファイルをストリーミ
ング配信サーバ40からダウンロードし、ステップS5
0において、リストアップ手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、ダウンロードした番組配信情報ファ
イルを読み込み、視聴者数やチャット内容を示すログデ
ータ等の各種フィードバック情報を取得する。
【0228】続いて、ユーザ端末10は、ステップS5
1において、配信履歴作成手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、該当する番組の配信履歴ファイルに
対して、ステップS50にて取得した番組配信情報ファ
イルに記述されている各種フィードバック情報を追記す
る。
【0229】そして、ユーザ端末10は、ステップS5
2において、リストアップ手段として機能するCPU5
1の制御のもとに、ハードディスクに保存した配信履歴
ファイルを再度読み込み、ライブ配信履歴をマイ配信ア
ルバムにリストアップし、ステップS53において、ラ
イブ配信アプリケーション・プログラムを終了し、一連
の処理を終了する。
【0230】ユーザ端末10は、このような一連の処理
を経ることにより、ライブ配信した映像及び/又は音声
データとこの映像及び/又は音声データに関する各種情
報とを取得し、マイ配信アルバムを構築することができ
る。なお、ユーザ端末10は、試し撮りを行った映像及
び/又は音声データについてのマイ配信アルバムも同様
の処理を行うことによって構築することができる。
【0231】ユーザ端末10は、このようにしてマイ配
信アルバムを構築し、上述したように、ガイダンスバー
152に設けられたマイ配信アルバムボタン15213
がユーザによってマウス等を用いて押下されると、先に
図23に示したマイ配信アルバムウィンドウ170を表
示部55に表示する。ユーザ端末10は、このマイ配信
アルバムウィンドウ170にリストアップされた映像及
び/又は音声データの中から、ユーザによってマウス等
を用いて所望の映像及び/又は音声データが選択される
と、プレビュー領域172に1枚目の静止画像データを
表示し、ユーザによってマウス等を用いてボタン173
が押下されることにより、映像及び/又は音声データを
再生する。これにより、ユーザは、所望の映像及び/又
は音声データを閲覧鑑賞することができる。
【0232】このように、ユーザ端末10は、マイ配信
アルバム機能を実装することにより、配信履歴や予約情
報を時系列にリストアップすることができ、ユーザに対
して理解しやすく検索等の用途にも優れた利便を発揮す
るインターフェースを提供することができる。
【0233】以上説明したように、個人放送システム1
において、ユーザ端末10は、ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムによって用意されている複数の機能の
それぞれをボタン化して並設したガイダンスバー152
を表示部55に表示することにより、ユーザにとって
は、並設された各種ボタンを見るだけで、いかなる機能
を行うことができるか又はいかなる機能を行う必要があ
るのかを即座に判断することができ、複雑な操作を必要
とする各種機能を容易に享受することが可能となり、た
とえ複雑な各種設定動作を把握していない初心者であっ
ても、間違わずに容易に各種設定を行うことが可能とな
る。また、ユーザ端末10は、各機能に番号付けを行っ
ていることから、ユーザにとっては、これらの各種ボタ
ンを番号順に押下して各機能を実行していくことによ
り、自然に必要な機能を享受することができる。
【0234】また、ユーザ端末10においては、ガイダ
ンスバー152に設けられた各種ボタンが押下される
と、各機能に応じた説明用のガイド文章が記述されたガ
イドウィンドウ160が表示部55に表示されることか
ら、ユーザに間違いや混乱を生じさせることがない。さ
らに、ユーザ端末10においては、ガイドモード時と非
ガイドモード時とに応じて、ツールチップヘルプの内容
を変化させることにより、初心者にはよりわかりやす
く、且つ慣熟者にはあくまでもボタンの機能を確認する
程度の補助文としてツールチップヘルプを機能させるこ
とができる。
【0235】このように、ユーザ端末10は、初心者又
は慣熟者の別を問わず、様々なユーザをサポートするわ
かりやすいインターフェースを提供することができるも
のである。
【0236】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではない。例えば、上述した実施の形態で
は、ディジタルビデオカメラが付設又は接続されたパー
ソナルコンピュータといった情報処理装置からなるユー
ザ端末10について本発明を適用するものとして説明し
たが、本発明は、撮影機能を有し且つ表示画面を有する
電子機器であればいかなるものでも適用することができ
る。
【0237】例えば、本発明は、いわゆるブルートゥー
ス(Bluetooth(商標))等の短距離無線通信機能を搭
載し、パーソナルコンピュータを介さずに携帯電話やモ
デムアダプタ等を介してインターネットに接続可能なビ
デオカメラ、カメラ付き携帯電話、又はカメラ付きPD
Aといった各種情報処理装置にも適用することができ
る。すなわち、上述した実施の形態では、ディジタルビ
デオカメラという表現を用いて説明したが、本発明は、
例えばUSB(Universal Serial Bus)カメラやノート
ブック型パーソナルコンピュータに内蔵されたカメラと
いったように、種々のカメラを用いた場合にも適用する
ことができるものである。
【0238】また、上述した実施の形態では、ユーザ端
末10によって先に図7に示した各種モジュールから構
成されるライブ配信アプリケーション・プログラムが実
行されるものとして説明したが、本発明は、ライブ配信
アプリケーション・プログラムとしては、他の機能につ
いてのモジュールを備えるようにしてもよいことは勿論
である。したがって、本発明は、パネルウィンドウにつ
いても、様々な機能に対応するものを表示することがで
きる。
【0239】さらに、上述した実施の形態では、主画面
としてのウィンドウを、複数の機能毎に表示画面上で縦
方向に分割して得られた複数のパネルウィンドウ154
a,154b,154c,154d,154eが、それ
ぞれ、並設されるように表示部55に表示されるものと
して説明したが、本発明は、例えば、主画面としてのウ
ィンドウを複数の機能毎に表示画面上で横方向に分割し
て得られた複数のパネルウィンドウを並設するように表
示するといったように、主画面としてのウィンドウを表
示画面上で所定の一方向に分割して並設するように表示
する場合にも適用することができる。なお、本発明は、
主画面としてのウィンドウを表示画面上で横方向に分割
して並設するように表示する場合であって、配信時レイ
アウトから設定時レイアウトに移行する際には、各パネ
ルウィンドウを所定の一方向、すなわち、横方向と垂直
方向である縦方向に伸長又は収縮させることになる。
【0240】さらにまた、本発明は、ガイダンスバーに
設けられる各種ボタンとしては、先に図21に示したも
のに限らず、必要に応じて、種々の機能に対応するボタ
ンを設けてもよい。
【0241】また、上述した実施の形態では、ガイダン
スバー152とステータスバー153とが、それぞれ、
横長の短冊状とされ、ウィンドウの上下部に配置される
ものとして説明したが、本発明は、これらのガイダンス
バー及びステータスバーの形態については、例えばパレ
ット等のような形態であってもよく、また、ウィンドウ
における配置についても、これに限定されるものではな
い。
【0242】このように、本発明は、その趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0243】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる情報処理装置は、用意されている各種機能に対する
ユーザの理解を補助する所定のガイドを提示する情報処
理装置であって、各種情報を表示画面に表示する表示手
段と、用意されている複数の機能を用いて行われる一連
の操作の標準的な手順にしたがって複数の機能をそれぞ
れ順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンを
グループ化したガイダンス部材を表示手段に表示させる
制御手段とを備える。
【0244】したがって、本発明にかかる情報処理装置
は、一連の操作の標準的な手順にしたがって用意されて
いる複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化し
た複数のボタンをグループ化し、ガイダンス部材として
表示手段に表示することにより、ユーザにとっては、ガ
イダンス部材に設けられた複数のボタンを見るだけで、
いかなる機能を行うことができるか又はいかなる機能を
行う必要があるのかを即座に判断することができ、複雑
な操作を必要とする各種機能を容易に享受することが可
能となり、たとえ複雑な各種設定動作を把握していない
初心者であっても、間違わずに容易に各種設定を行うこ
とが可能となる。また、本発明にかかる情報処理装置
は、ユーザにとっては、複数のボタンを番号順に押下し
て各機能を実行していくだけで、自然に必要な機能を享
受することができる。
【0245】また、この本発明にかかる情報処理装置に
おいて、制御手段は、ボタンが押下されると、押下され
たボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィ
ンドウを表示手段に表示させる。
【0246】したがって、本発明にかかる情報処理装置
は、押下されたボタンに対応したガイド文章が記述され
たガイドウィンドウを表示手段に表示することにより、
ユーザに間違いや混乱を生じさせることをなくすことが
できる。
【0247】さらに、この本発明にかかる情報処理装置
において、ガイダンス部材は、一連の操作に関するガイ
ドを起動するためのガイドボタンと、複数の機能をそれ
ぞれ直接的に起動するための複数のダイレクトボタンと
を設けている。
【0248】さらにまた、この本発明にかかる情報処理
装置において、制御手段は、ダイレクトボタンが押下さ
れると、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に
応じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガ
イドとを連動させる。
【0249】したがって、本発明にかかる情報処理装置
は、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
とを連動させることにより、オンラインヘルプの中から
所望のヘルプ文章を探索する手間を省くことができ、よ
りわかりやすいユーザ・インターフェースを提供するこ
とができる。
【0250】また、この本発明にかかる情報処理装置に
おいて、制御手段は、表示画面内における各種アイテム
に対するツールチップヘルプを表示手段に表示させる。
【0251】さらに、この本発明にかかる情報処理装置
において、制御手段は、表示手段にガイドウィンドウが
表示された状態であるガイドモード時と、表示手段にガ
イドウィンドウが表示されていない状態である非ガイド
モード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化
させる。
【0252】したがって、本発明にかかる情報処理装置
は、ガイドモード時と非ガイドモード時とに応じて、ツ
ールチップヘルプの文言を変化させることにより、ユー
ザのレベルに応じた適切な文言をユーザに対して提示す
ることができる。
【0253】また、本発明にかかるガイダンス提示方法
は、用意されている各種機能に対するユーザの理解を補
助する所定のガイドを提示するガイダンス提示方法であ
って、用意されている複数の機能を用いて行われる一連
の操作の標準的な手順にしたがって複数の機能をそれぞ
れ順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンを
グループ化したガイダンス部材を、各種情報を表示画面
に表示する表示手段に表示する。
【0254】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示方法は、一連の操作の標準的な手順にしたがって用意
されている複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタ
ン化した複数のボタンをグループ化し、ガイダンス部材
として表示手段に表示することにより、ユーザにとって
は、ガイダンス部材に設けられた複数のボタンを見るだ
けで、いかなる機能を行うことができるか又はいかなる
機能を行う必要があるのかを即座に判断することがで
き、複雑な操作を必要とする各種機能を容易に享受する
ことが可能となり、たとえ複雑な各種設定動作を把握し
ていない初心者であっても、間違わずに容易に各種設定
を行うことが可能となる。また、本発明にかかるガイダ
ンス提示方法は、ユーザにとっては、複数のボタンを番
号順に押下して各機能を実行していくだけで、自然に必
要な機能を享受することが可能となる。
【0255】また、この本発明にかかるガイダンス提示
方法は、ボタンが押下されると、押下されたボタンに対
応したガイド文章が記述されたガイドウィンドウを表示
手段に表示する。
【0256】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示方法は、押下されたボタンに対応したガイド文章が記
述されたガイドウィンドウを表示手段に表示することに
より、ユーザに間違いや混乱を生じさせることをなくす
ことが可能となる。
【0257】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示方法において、ガイダンス部材は、一連の操作に関す
るガイドを起動するためのガイドボタンと、複数の機能
をそれぞれ直接的に起動するための複数のダイレクトボ
タンとが設けられたものである。
【0258】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示方法は、ダイレクトボタンが押下されると、押下
されたダイレクトボタンに対応する機能に応じた動作
と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイドとを連
動させる。
【0259】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示方法は、押下されたダイレクトボタンに対応する機能
に応じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じた
ガイドとを連動させることにより、オンラインヘルプの
中から所望のヘルプ文章を探索する手間を省くことが可
能となり、よりわかりやすいユーザ・インターフェース
を提供することが可能となる。
【0260】また、この本発明にかかるガイダンス提示
方法は、表示画面内における各種アイテムに対するツー
ルチップヘルプを表示手段に表示する。
【0261】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示方法は、表示手段にガイドウィンドウが表示された状
態であるガイドモード時と、表示手段にガイドウィンド
ウが表示されていない状態である非ガイドモード時とに
応じて、ツールチップヘルプの文言を変化させる。
【0262】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示方法は、ガイドモード時と非ガイドモード時とに応じ
て、ツールチップヘルプの文言を変化させることによ
り、ユーザのレベルに応じた適切な文言をユーザに対し
て提示することが可能となる。
【0263】さらに、本発明にかかるガイダンス提示プ
ログラムは、用意されている各種機能に対するユーザの
理解を補助する所定のガイドを提示するコンピュータ制
御可能なガイダンス提示プログラムであって、用意され
ている複数の機能を用いて行われる一連の操作の標準的
な手順にしたがって複数の機能をそれぞれ順次番号付け
してボタン化し、これら複数のボタンをグループ化した
ガイダンス部材を、各種情報を表示画面に表示する表示
手段に表示する。
【0264】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、実行されると、一連の操作の標準的な
手順にしたがって用意されている複数の機能をそれぞれ
順次番号付けしてボタン化した複数のボタンをグループ
化し、ガイダンス部材として表示手段に表示することに
より、ユーザにとっては、ガイダンス部材に設けられた
複数のボタンを見るだけで、いかなる機能を行うことが
できるか又はいかなる機能を行う必要があるのかを即座
に判断することができ、複雑な操作を必要とする各種機
能を容易に享受することを可能とし、たとえ複雑な各種
設定動作を把握していない初心者であっても、間違わず
に容易に各種設定を行うことを可能とする。また、本発
明にかかるガイダンス提示プログラムは、ユーザにとっ
ては、複数のボタンを番号順に押下して各機能を実行し
ていくだけで、自然に必要な機能を享受することを可能
とする。
【0265】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、ボタンが押下されると、押下されたボタ
ンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィンドウ
を表示手段に表示する。
【0266】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、実行されると、押下されたボタンに対
応したガイド文章が記述されたガイドウィンドウを表示
手段に表示することにより、ユーザに間違いや混乱を生
じさせることをなくすことを可能とする。
【0267】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムにおいて、ガイダンス部材は、一連の操作
に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、複数
の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数のダイレ
クトボタンとが設けられたものである。
【0268】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示プログラムは、ダイレクトボタンが押下される
と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
とを連動させる。
【0269】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、実行されると、押下されたダイレクト
ボタンに対応する機能に応じた動作と、押下されたダイ
レクトボタンに応じたガイドとを連動させることによ
り、オンラインヘルプの中から所望のヘルプ文章を探索
する手間を省くことを可能とし、よりわかりやすいユー
ザ・インターフェースを提供することを可能とする。
【0270】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムは、表示画面内における各種アイテムに対す
るツールチップヘルプを表示手段に表示する。
【0271】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、表示手段にガイドウィンドウが表示さ
れた状態であるガイドモード時と、表示手段にガイドウ
ィンドウが表示されていない状態である非ガイドモード
時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化させ
る。
【0272】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムは、実行されると、ガイドモード時と非ガ
イドモード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を
変化させることにより、ユーザのレベルに応じた適切な
文言をユーザに対して提示することを可能とする。
【0273】さらにまた、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体は、用意されている
各種機能に対するユーザの理解を補助する所定のガイド
を提示するコンピュータ制御可能なガイダンス提示プロ
グラムが記録された記録媒体であって、ガイダンス提示
プログラムは、用意されている複数の機能を用いて行わ
れる一連の操作の標準的な手順にしたがって複数の機能
をそれぞれ順次番号付けしてボタン化し、これら複数の
ボタンをグループ化したガイダンス部材を、各種情報を
表示画面に表示する表示手段に表示する。
【0274】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、
一連の操作の標準的な手順にしたがって用意されている
複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボタン化した複
数のボタンをグループ化し、ガイダンス部材として表示
手段に表示するガイダンス提示プログラムを提供するこ
とができる。そのため、このガイダンス提示プログラム
が実装された機器は、ユーザにとっては、ガイダンス部
材に設けられた複数のボタンを見るだけで、いかなる機
能を行うことができるか又はいかなる機能を行う必要が
あるのかを即座に判断することができ、複雑な操作を必
要とする各種機能を容易に享受することが可能となり、
たとえ複雑な各種設定動作を把握していない初心者であ
っても、間違わずに容易に各種設定を行うことが可能と
なる。また、ガイダンス提示プログラムが実装された機
器は、ユーザにとっては、複数のボタンを番号順に押下
して各機能を実行していくだけで、自然に必要な機能を
享受することができる。
【0275】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体において、ガイダンス
提示プログラムは、ボタンが押下されると、押下された
ボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィン
ドウを表示手段に表示する。
【0276】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、
押下されたボタンに対応したガイド文章が記述されたガ
イドウィンドウを表示手段に表示するガイダンス提示プ
ログラムを提供することができる。そのため、このガイ
ダンス提示プログラムが実装された機器は、押下された
ボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィン
ドウを表示手段に表示することにより、ユーザに間違い
や混乱を生じさせることをなくすことができる。
【0277】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体において、ガイダン
ス部材は、一連の操作に関するガイドを起動するための
ガイドボタンと、複数の機能をそれぞれ直接的に起動す
るための複数のダイレクトボタンとが設けられたもので
ある。
【0278】さらにまた、この本発明にかかるガイダン
ス提示プログラムが記録された記録媒体において、ガイ
ダンス提示プログラムは、ダイレクトボタンが押下され
ると、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応
じた動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイ
ドとを連動させる。
【0279】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、
押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じた動
作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイドとを
連動させるガイダンス提示プログラムを提供することが
できる。そのため、このガイダンス提示プログラムが実
装された機器は、オンラインヘルプの中から所望のヘル
プ文章を探索する手間を省くことができ、よりわかりや
すいユーザ・インターフェースを提供することができ
る。
【0280】また、この本発明にかかるガイダンス提示
プログラムが記録された記録媒体において、ガイダンス
提示プログラムは、表示画面内における各種アイテムに
対するツールチップヘルプを表示手段に表示する。
【0281】さらに、この本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体において、ガイダン
ス提示プログラムは、表示手段にガイドウィンドウが表
示された状態であるガイドモード時と、表示手段にガイ
ドウィンドウが表示されていない状態である非ガイドモ
ード時とに応じて、ツールチップヘルプの文言を変化さ
せる。
【0282】したがって、本発明にかかるガイダンス提
示プログラムが記録された記録媒体は、実行されると、
ガイドモード時と非ガイドモード時とに応じて、ツール
チップヘルプの文言を変化させるガイダンス提示プログ
ラムを提供することができる。そのため、このガイダン
ス提示プログラムが実装された機器は、ユーザのレベル
に応じた適切な文言をユーザに対して提示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す個人放送システ
ムの構成を説明する図である。
【図2】同個人放送システムが備えるユーザ端末におけ
る表示部に表示される新規番組予約ウィンドウを説明す
る図であって、配信するコンテンツの番組タイトル等を
入力するための新規番組予約ウィンドウを説明する図で
ある。
【図3】同表示部に表示される新規番組予約ウィンドウ
を説明する図であって、配信日時等を入力するための新
規番組予約ウィンドウを説明する図である。
【図4】同表示部に表示される番組紹介ページ編集ウィ
ンドウを説明する図である。
【図5】同表示部に表示される新規番組予約ウィンドウ
を説明する図であって、接続設定を行うための新規番組
予約ウィンドウを説明する図である。
【図6】同ユーザ端末の構成を説明するブロック図であ
る。
【図7】同ユーザ端末が実装するライブ配信アプリケー
ション・プログラムの構成を説明する図である。
【図8】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説明
する図であって、配信時レイアウトを説明するための図
である。
【図9】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説明
する図であって、設定時レイアウトを説明するための図
である。
【図10】パネルウィンドウの開閉動作を説明する図で
あって、初期状態としての配信時レイアウトを説明する
ための図である。
【図11】パネルウィンドウの開閉動作を説明する図で
あって、配信時レイアウトから設定時レイアウトに移行
している最中の様子を説明するための図である。
【図12】パネルウィンドウの開閉動作を説明する図で
あって、配信時レイアウトから設定時レイアウトへの移
行が終了した様子を説明するための図である。
【図13】パネルウィンドウの開閉動作を説明する図で
あって、設定時レイアウトから配信時レイアウトに移行
している最中の様子を説明するための図である。
【図14】パネルウィンドウの開閉動作を説明する図で
あって、設定時レイアウトから配信時レイアウトへの移
行が終了した様子を説明するための図である。
【図15】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説
明する図であって、表示画面のサイズが小さい場合にお
ける配信時レイアウトを説明するための図である。
【図16】同ユーザ端末によってライブ配信アプリケー
ション・プログラムを起動して、各パネルウィンドウの
初期化及び表示を行う際の一連の処理を説明するフロー
チャートである。
【図17】同ユーザ端末によって配信時レイアウトから
設定時レイアウトへと移行する際の一連の処理を説明す
るフローチャートである。
【図18】同ユーザ端末によって設定時レイアウトから
配信時レイアウトへと移行する際の一連の処理を説明す
るフローチャートである。
【図19】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説
明する図であって、ガイドウィンドウが表示されている
様子を説明するための図である。
【図20】ガイドウィンドウの構成を説明するための図
である。
【図21】ガイダンスバーの構成を説明するための図で
ある。
【図22】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説
明する図であって、ガイダンスバーに設けられたダイレ
クトボタンが押下された場合に各機能に応じた動作とガ
イド機能とが連動する様子を説明するための図である。
【図23】同表示部に表示されるウィンドウの内容を説
明する図であって、マイ配信アルバムウィンドウが表示
されている様子を説明するための図である。
【図24】同ユーザ端末によってマイ配信アルバムを構
築する際の一連の処理を説明するフローチャートであっ
て、予約情報をマイ配信アルバムにリストアップするま
での工程を説明する図である。
【図25】同ユーザ端末によってマイ配信アルバムを構
築する際の一連の処理を説明するフローチャートであっ
て、図24に示す処理以降の工程を説明する図である。
【図26】同ユーザ端末によってマイ配信アルバムを構
築する際の一連の処理を説明するフローチャートであっ
て、図25に示す処理以降の工程を説明する図である。
【符号の説明】
1 個人放送システム、 2 インターネット、 10
ユーザ端末、 20 ,20,20,・・・ ク
ライアント端末、 30 サーバ使用予約管理センタ、
40 ストリーミング配信サーバ、 51 CPU、
52 RAM、 53 ROM、 54 HDD、
55 表示部、 56 表示用インターフェース、 5
7 操作部、 58 操作用インターフェース、 59
ネットワークインターフェース、 60 ディジタル
ビデオカメラ、 61 コーデック、 101 メイン
モジュール、 102 機能モジュールマネージャモジ
ュール、 103 パネルマネージャモジュール、 1
04 ツールバーマネージャモジュール、 105 ス
テータスバーマネージャモジュール、 122 ソース
パネルモジュール、 123 ソースファイルパネルモ
ジュール、 124エフェクトオーディオパネルモジュ
ール、 125 エフェクトビデオパネルモジュール、
126 ライブパネルモジュール、 127 プレイ
リストパネルモジュール、 151 メインウィンド
ウ、 152 ガイダンスバー、 152 番組制作
ガイドボタン、 152 ロードボタン、 152
ロゴ作成ボタン、 152 ファイルボタン、 1
52 エフェクト作成ボタン、 152 サウンド
ボタン、 152 保存ボタン、 152 配信ガ
イドボタン、 152 予約ボタン、 15210
配信設定ボタン、 15211 接続・配信ボタン、
15212 チャットボタン、 15213 マイ配信
アルバムボタン、 153 ステータスバー、 154
a サウンドパネルウィンドウ、 154b カメラ入
力パネルウィンドウ、 154c メインモニタパネル
ウィンドウ、 154d ファイル入力パネルウィンド
ウ、 154d' パネルウィンドウ、 154e エ
フェクトパネルウィンドウ、 160 ガイドウィンド
ウ、 170 マイ配信アルバムウィンドウ
フロントページの続き (72)発明者 西村 孝則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福田 純子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 城間 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉岡 圭一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 坂田 純一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA01 AB08 AB15 AC25 AC33 BA05 BA14 CA02 CB09 DA08 EA05 EA13 EB05 EB18 FA14 FA23 FA43 FA48 FB12 FB34 FB43

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用意されている各種機能に対するユーザ
    の理解を補助する所定のガイドを提示する情報処理装置
    であって、 各種情報を表示画面に表示する表示手段と、 用意されている複数の機能を用いて行われる一連の操作
    の標準的な手順にしたがって上記複数の機能をそれぞれ
    順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンをグ
    ループ化したガイダンス部材を上記表示手段に表示させ
    る制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記ボタンが押下され
    ると、押下されたボタンに対応したガイド文章が記述さ
    れたガイドウィンドウを上記表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイダンス部材は、上記一連の操作
    に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、上記
    複数の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数のダ
    イレクトボタンとを設けていることを特徴とする請求項
    2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、上記ガイドボタンが押
    下されると、上記一連の操作に用いられる上記複数の機
    能のそれぞれについて説明したガイド文章が記述された
    上記ガイドウィンドウを上記表示手段に表示させること
    を特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記表示手段に上記ガ
    イドウィンドウが表示された状態であるガイドモード時
    に上記ダイレクトボタンが押下されると、押下されたダ
    イレクトボタンに対応する機能について説明したガイド
    文章が記述された上記ガイドウィンドウを上記表示手段
    に表示させることを特徴とする請求項3記載の情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記ダイレクトボタン
    が押下されると、押下されたダイレクトボタンに対応す
    る機能に応じた動作と、押下されたダイレクトボタンに
    応じたガイドとを連動させることを特徴とする請求項3
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、上記ダイレクトボタン
    が押下されると、押下されたダイレクトボタンに対応す
    る機能に対する各種設定を行うための設定画面としての
    ウィンドウを上記表示手段に表示させることを特徴とす
    る請求項6記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、上記表示画面内におけ
    る各種アイテムに対するツールチップヘルプを上記表示
    手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段は、上記表示手段に上記ガ
    イドウィンドウが表示された状態であるガイドモード時
    と、上記表示手段に上記ガイドウィンドウが表示されて
    いない状態である非ガイドモード時とに応じて、上記ツ
    ールチップヘルプの文言を変化させることを特徴とする
    請求項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記ガイドモード時
    には、上記ツールチップヘルプの文言を詳細なものと
    し、上記非ガイドモード時には、上記ツールチップヘル
    プの文言を簡便なものとすることを特徴とする請求項9
    記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 用意されている各種機能に対するユー
    ザの理解を補助する所定のガイドを提示するガイダンス
    提示方法であって、 用意されている複数の機能を用いて行われる一連の操作
    の標準的な手順にしたがって上記複数の機能をそれぞれ
    順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンをグ
    ループ化したガイダンス部材を、各種情報を表示画面に
    表示する表示手段に表示することを特徴とするガイダン
    ス提示方法。
  12. 【請求項12】 上記ボタンが押下されると、押下され
    たボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィ
    ンドウを上記表示手段に表示することを特徴とする請求
    項11記載のガイダンス提示方法。
  13. 【請求項13】 上記ガイダンス部材は、上記一連の操
    作に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、上
    記複数の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数の
    ダイレクトボタンとが設けられたものであることを特徴
    とする請求項12記載のガイダンス提示方法。
  14. 【請求項14】 上記ガイドボタンが押下されると、上
    記一連の操作に用いられる上記複数の機能のそれぞれに
    ついて説明したガイド文章が記述された上記ガイドウィ
    ンドウを上記表示手段に表示することを特徴とする請求
    項13記載のガイダンス提示方法。
  15. 【請求項15】 上記表示手段に上記ガイドウィンドウ
    が表示された状態であるガイドモード時に上記ダイレク
    トボタンが押下されると、押下されたダイレクトボタン
    に対応する機能について説明したガイド文章が記述され
    た上記ガイドウィンドウを上記表示手段に表示すること
    を特徴とする請求項13記載のガイダンス提示方法。
  16. 【請求項16】 上記ダイレクトボタンが押下される
    と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
    た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
    とを連動させることを特徴とする請求項13記載のガイ
    ダンス提示方法。
  17. 【請求項17】 上記ダイレクトボタンが押下される
    と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に対す
    る各種設定を行うための設定画面としてのウィンドウを
    上記表示手段に表示することを特徴とする請求項16記
    載のガイダンス提示方法。
  18. 【請求項18】 上記表示画面内における各種アイテム
    に対するツールチップヘルプを上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項12記載のガイダンス提示方
    法。
  19. 【請求項19】 上記表示手段に上記ガイドウィンドウ
    が表示された状態であるガイドモード時と、上記表示手
    段に上記ガイドウィンドウが表示されていない状態であ
    る非ガイドモード時とに応じて、上記ツールチップヘル
    プの文言を変化させることを特徴とする請求項18記載
    のガイダンス提示方法。
  20. 【請求項20】 上記ガイドモード時には、上記ツール
    チップヘルプの文言を詳細なものとし、上記非ガイドモ
    ード時には、上記ツールチップヘルプの文言を簡便なも
    のとすることを特徴とする請求項19記載のガイダンス
    提示方法。
  21. 【請求項21】 用意されている各種機能に対するユー
    ザの理解を補助する所定のガイドを提示するコンピュー
    タ制御可能なガイダンス提示プログラムであって、 用意されている複数の機能を用いて行われる一連の操作
    の標準的な手順にしたがって上記複数の機能をそれぞれ
    順次番号付けしてボタン化し、これら複数のボタンをグ
    ループ化したガイダンス部材を、各種情報を表示画面に
    表示する表示手段に表示することを特徴とするガイダン
    ス提示プログラム。
  22. 【請求項22】 上記ボタンが押下されると、押下され
    たボタンに対応したガイド文章が記述されたガイドウィ
    ンドウを上記表示手段に表示することを特徴とする請求
    項21記載のガイダンス提示プログラム。
  23. 【請求項23】 上記ガイダンス部材は、上記一連の操
    作に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、上
    記複数の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数の
    ダイレクトボタンとが設けられたものであることを特徴
    とする請求項22記載のガイダンス提示プログラム。
  24. 【請求項24】 上記ガイドボタンが押下されると、上
    記一連の操作に用いられる上記複数の機能のそれぞれに
    ついて説明したガイド文章が記述された上記ガイドウィ
    ンドウを上記表示手段に表示することを特徴とする請求
    項23記載のガイダンス提示プログラム。
  25. 【請求項25】 上記表示手段に上記ガイドウィンドウ
    が表示された状態であるガイドモード時に上記ダイレク
    トボタンが押下されると、押下されたダイレクトボタン
    に対応する機能について説明したガイド文章が記述され
    た上記ガイドウィンドウを上記表示手段に表示すること
    を特徴とする請求項23記載のガイダンス提示プログラ
    ム。
  26. 【請求項26】 上記ダイレクトボタンが押下される
    と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に応じ
    た動作と、押下されたダイレクトボタンに応じたガイド
    とを連動させることを特徴とする請求項23記載のガイ
    ダンス提示プログラム。
  27. 【請求項27】 上記ダイレクトボタンが押下される
    と、押下されたダイレクトボタンに対応する機能に対す
    る各種設定を行うための設定画面としてのウィンドウを
    上記表示手段に表示することを特徴とする請求項26記
    載のガイダンス提示プログラム。
  28. 【請求項28】 上記表示画面内における各種アイテム
    に対するツールチップヘルプを上記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項22記載のガイダンス提示プロ
    グラム。
  29. 【請求項29】 上記表示手段に上記ガイドウィンドウ
    が表示された状態であるガイドモード時と、上記表示手
    段に上記ガイドウィンドウが表示されていない状態であ
    る非ガイドモード時とに応じて、上記ツールチップヘル
    プの文言を変化させることを特徴とする請求項28記載
    のガイダンス提示プログラム。
  30. 【請求項30】 上記ガイドモード時には、上記ツール
    チップヘルプの文言を詳細なものとし、上記非ガイドモ
    ード時には、上記ツールチップヘルプの文言を簡便なも
    のとすることを特徴とする請求項29記載のガイダンス
    提示プログラム。
  31. 【請求項31】 用意されている各種機能に対するユー
    ザの理解を補助する所定のガイドを提示するコンピュー
    タ制御可能なガイダンス提示プログラムが記録された記
    録媒体であって、 上記ガイダンス提示プログラムは、用意されている複数
    の機能を用いて行われる一連の操作の標準的な手順にし
    たがって上記複数の機能をそれぞれ順次番号付けしてボ
    タン化し、これら複数のボタンをグループ化したガイダ
    ンス部材を、各種情報を表示画面に表示する表示手段に
    表示することを特徴とするガイダンス提示プログラムが
    記録された記録媒体。
  32. 【請求項32】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記ボタンが押下されると、押下されたボタンに対応した
    ガイド文章が記述されたガイドウィンドウを上記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項31記載のガイダ
    ンス提示プログラムが記録された記録媒体。
  33. 【請求項33】 上記ガイダンス部材は、上記一連の操
    作に関するガイドを起動するためのガイドボタンと、上
    記複数の機能をそれぞれ直接的に起動するための複数の
    ダイレクトボタンとが設けられたものであることを特徴
    とする請求項32記載のガイダンス提示プログラムが記
    録された記録媒体。
  34. 【請求項34】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記ガイドボタンが押下されると、上記一連の操作に用い
    られる上記複数の機能のそれぞれについて説明したガイ
    ド文章が記述された上記ガイドウィンドウを上記表示手
    段に表示することを特徴とする請求項33記載のガイダ
    ンス提示プログラムが記録された記録媒体。
  35. 【請求項35】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記表示手段に上記ガイドウィンドウが表示された状態で
    あるガイドモード時に上記ダイレクトボタンが押下され
    ると、押下されたダイレクトボタンに対応する機能につ
    いて説明したガイド文章が記述された上記ガイドウィン
    ドウを上記表示手段に表示することを特徴とする請求項
    33記載のガイダンス提示プログラムが記録された記録
    媒体。
  36. 【請求項36】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記ダイレクトボタンが押下されると、押下されたダイレ
    クトボタンに対応する機能に応じた動作と、押下された
    ダイレクトボタンに応じたガイドとを連動させることを
    特徴とする請求項33記載のガイダンス提示プログラム
    が記録された記録媒体。
  37. 【請求項37】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記ダイレクトボタンが押下されると、押下されたダイレ
    クトボタンに対応する機能に対する各種設定を行うため
    の設定画面としてのウィンドウを上記表示手段に表示す
    ることを特徴とする請求項36記載のガイダンス提示プ
    ログラムが記録された記録媒体。
  38. 【請求項38】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記表示画面内における各種アイテムに対するツールチッ
    プヘルプを上記表示手段に表示することを特徴とする請
    求項32記載のガイダンス提示プログラムが記録された
    記録媒体。
  39. 【請求項39】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記表示手段に上記ガイドウィンドウが表示された状態で
    あるガイドモード時と、上記表示手段に上記ガイドウィ
    ンドウが表示されていない状態である非ガイドモード時
    とに応じて、上記ツールチップヘルプの文言を変化させ
    ることを特徴とする請求項38記載のガイダンス提示プ
    ログラムが記録された記録媒体。
  40. 【請求項40】 上記ガイダンス提示プログラムは、上
    記ガイドモード時には、上記ツールチップヘルプの文言
    を詳細なものとし、上記非ガイドモード時には、上記ツ
    ールチップヘルプの文言を簡便なものとすることを特徴
    とする請求項39記載のガイダンス提示プログラムが記
    録された記録媒体。
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