JP2003092706A - 効果付加装置、効果付加方法、及び効果付加プログラム - Google Patents

効果付加装置、効果付加方法、及び効果付加プログラム

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JP2003092706A
JP2003092706A JP2001284152A JP2001284152A JP2003092706A JP 2003092706 A JP2003092706 A JP 2003092706A JP 2001284152 A JP2001284152 A JP 2001284152A JP 2001284152 A JP2001284152 A JP 2001284152A JP 2003092706 A JP2003092706 A JP 2003092706A
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Inventor
Keigo Ihara
圭吾 井原
Yasushi Miyajima
靖 宮島
Takanori Nishimura
孝則 西村
Junko Fukuda
純子 福田
Keiichi Yoshioka
圭一 吉岡
Makoto Shiroma
真 城間
Junichiro Sakata
純一郎 坂田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の効果を付加した映像をリアルタイムで
複数のユーザに配信するのに適した効果付加装置、効果
付加方法、及び効果付加プログラムを提供する。 【解決手段】 本発明の効果付加装置および効果付加方
法においては、複数のエフェクト素材、例えば、ピクチ
ャーエフェクト、ビットマップエフェクト、テロップエ
フェクトの各エフェクト素材を組み合わせて画像エフェ
クトが構成されて、入力画像に合成される。また、その
画像エフェクトを番組テンプレートの一部として保存す
ることが可能である。従って、複数の効果を用いて映像
を配信する場合であっても、映像上のタイミングを上手
にとらえた配信が実現されることになり、一度作成した
画像エフェクトをテンプレートの形で格納できるため
に、後日再度使用する場合に重複した設定作業は不要と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は所望の効果を付加し
た画像を配信するための効果付加装置、効果付加方法、
及び効果付加プログラムに関し、特に所望の効果を付加
した映像をリアルタイムで複数のユーザに配信するのに
適した効果付加装置、効果付加方法、及び効果付加プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの情報通信網を用い
て、個人やグループで利用される映像をリアルタイムに
配信することが行われており、単純にカメラからの映像
を転送して配信するだけではなく、そのカメラ映像と予
め情報処理装置のハードディスクなどの記録媒体に保存
された映像も切り替えて配信できるように構成されてい
る。また、これらの映像には、画像や音声などの予め用
意されている効果をリアルタイムに重ねることができ、
重ねられて合成された映像を配信できる。
【0003】このような効果を映像を重ねる場合、ユー
ザはリアルタイムで配信されるカメラ映像などをモニタ
ーしながら、効果(エフェクト)を選ぶためのユーザ・
インターフェースから所望の効果を選び、画像に視覚的
な効果を出すことができ、更には音声データを重ねるこ
とで聴覚的な効果を得ることができる。このような効果
の中、画像に対する効果としては、例えば、白黒、モザ
イク、セピア、ネガポジ反転、ミラー、エンボスなどの
画像データの対する演算処理を実行するものや、フラワ
ー、ハート、クラッカー、メガネなどの比較的単純な画
像を重ね合わせるものが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ユーザは、このような
効果を映像に対して付加することで、映像による表現を
豊富にすることができ、映像を見る者をより楽しませる
ことができる。ところが、インターネットなどの情報通
信網を用いて個人やグループで利用される映像をリアル
タイムに配信する場合、その配信者は配信慣れしている
者から初めて配信を行う者まで様々であって、配信用の
アプリケーションも使い勝手が良くない場合には、映像
上のタイミングを上手にとらえることが難しくなり、画
像と効果が不整合な場面も形成されてしまうことにな
る。特に、単一の効果だけでなく、複数の効果を用いて
映像を修正する場合には、それだけ効果の特定のための
制御や指示が必要になり、限られた時間での操作が困難
となり、必然的に付加できる効果の数が制限されること
になっている。
【0005】また、映像をリアルタイムで配信する場合
でも、毎回の内容にそれほどの変更がない場合や、お決
まりの映像効果を使用する場合であっても、従来のリア
ルタイム配信アプリケーションでは、その都度効果を設
定して操作する必要があり、操作をユーザが間違えた場
合では、所望の効果を得ることができないと言った問題
が生ずる。
【0006】そこで、本発明は、上述の技術的な課題に
鑑み、特に複数の効果を付加した映像をリアルタイムで
複数のユーザに配信するのに適した効果付加装置、効果
付加方法、及び効果付加プログラムを提供することを目
的とする。更に、本発明は、同様な効果を繰り返して使
用する場合に有効な効果付加装置、効果付加方法、及び
効果付加プログラムを提供することもその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の技術的な課題を解
決するために、本発明の効果付加装置は、各種情報を表
示する表示手段と、所望の効果特定情報の組み合わせか
らなる画像効果情報を格納する画像効果情報格納手段
と、前記画像効果情報格納手段に格納された前記画像効
果情報を予め設定された配列で前記表示手段に表示させ
る画像効果情報配列手段と、前記画像効果情報配列手段
によって前記表示手段に表示された前記画像効果情報の
中から所望の画像効果情報を選択する画像効果選択手段
と、入力画像に対し前記画像効果選択手段により選択さ
れた前記所望の画像効果情報により特定された効果を付
加する画像効果付加手段とを具備することを特徴とす
る。
【0008】本発明の効果付加装置によれば、画像効果
情報の形式すなわち所望の効果特定情報を組み合わせの
形式で格納することができ、この組み合わせ形式を用い
ることで複数の効果を同時に処理させることが容易に行
われる。このような画像効果情報は、画像効果選択手段
によって選択可能とされ、ユーザがそれを選ぶことで組
み合わされた効果特定情報を簡単に選ぶことができる。
表示手段は画像効果情報配列手段からの信号に応じて所
定の位置に画像効果情報を現すことができ、ユーザはそ
のインターフェースを利用し選択作業を進めることがで
きる。ユーザによる選択の後、画像効果付加手段によっ
て、選択された画像効果情報に応じた効果の付加が行わ
れ、画像表現を多様化できる。なお、本明細書におい
て、所望の効果特定情報の組み合わせからなる画像効果
情報は、組み合わせを以って構成可能であれば良く、画
像効果情報として単一の効果特定情報だけを含むもので
あっても良い。
【0009】また、本発明の他の効果付加装置は、各種
情報を表示する表示手段と、画像に対する効果を特定す
る効果特定情報を予め設定された配列で前記表示手段に
表示させる効果特定情報配列手段と、前記効果特定情報
配列手段によって前記表示手段に表示された前記効果特
定情報の中から所望の効果特定情報を選択する選択手段
と、入力画像に対し、前記選択手段により選択された前
記所望の効果特定情報により特定された効果を付加する
効果付加手段と、前記効果特定情報の組み合わせからな
る画像効果情報を格納する画像効果情報格納手段と、前
記画像効果情報格納手段に格納された前記画像効果情報
を予め設定された配列で前記表示手段に表示させる画像
効果情報配列手段と、前記画像効果情報配列手段によっ
て前記表示手段に表示された前記画像効果情報の中から
所望の画像効果情報を選択する画像効果選択手段と、入
力画像に対し、前記画像効果選択手段により選択された
前記所望の画像効果情報により特定された効果を付加す
る画像効果付加手段とを具備することを特徴とする。
【0010】この効果付加装置によれば、画像効果情報
を表示して選択可能とする構成の他に、画像効果情報に
ついての構成要素である効果特定情報も表示して選択可
能とすることができる。このためユーザは画像効果情報
と効果特定情報の双方を取り扱うことができ、同時に表
示画面に表示させてより自由に映像に効果を加えること
ができる。
【0011】本発明の効果付加方法は、所望の効果特定
情報の組み合わせからなる画像効果情報を格納する手順
と、格納された前記画像効果情報を予め設定された配列
で表示する手順と、表示された前記画像効果情報の中か
ら所望の画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対
し、選択された前記所望の画像効果情報により特定され
た効果を付加する手順とを具備することを特徴とする。
【0012】本発明の効果付加方法によれば、格納され
る画像効果情報は所望の効果特定情報を組み合わせたも
のであり、格納された前記画像効果情報の中から所望の
画像効果情報を選ぶことで、複数の効果を一括して画像
に与えることができる。
【0013】また、本発明の他の効果付加方法は、画像
に対する効果を特定する効果特定情報を予め設定された
配列で表示する手順と、前記表示された効果特定情報の
中から所望の効果特定情報を選択する手順と、入力画像
に対して、前記選択された前記効果特定情報により特定
される効果を付与する手順と、所望の効果特定情報の組
み合わせからなる画像効果情報を格納する手順と、格納
された前記画像効果情報を予め設定された配列で表示す
る手順と、表示された前記画像効果情報の中から所望の
画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対して選択
された前記所望の画像効果情報により特定された効果を
付加する手順とを具備することを特徴とする。
【0014】本発明の他の効果付加方法によれば、画像
に効果を付与する場合に、画像効果情報だけではなく、
画像効果情報についての構成要素である効果特定情報も
表示して選択可能とすることができる。このためユーザ
は画像効果情報と効果特定情報の双方を取り扱うことが
でき、同時に表示画面に表示させてより自由に映像に効
果を加えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0016】この実施の形態は、例えば図1に示すよう
に、ディジタルビデオカメラ(Digital Video Camera;
DV)が付設されたパーソナルコンピュータ若しくはデ
ィジタルビデオカメラが接続されたパーソナルコンピュ
ータといった情報処理装置からなるユーザ端末10によ
って撮影して得られた映像及び/又は音声データ、又は
ユーザ端末10に格納されている編集済みの映像及び/
又は音声データからなるコンテンツを、いわゆるインタ
ーネット2を介して、パーソナルコンピュータや携帯情
報端末(Personal Digital Assistants)といった複数
のクライアント端末20,20,20,・・・に
対してライブ配信するパーソナルキャスティングサービ
スを実現する個人放送システム1である。
【0017】この個人放送システム1において、ユーザ
端末10は、複数のウインドウを同時に表示画面に表示
する機能であるマルチウィンドウ機能が搭載されるもの
である。特に、ユーザ端末10は、所望の映像及び/又
は音声データからなるコンテンツの配信を行う際に実行
するアプリケーション・プログラムの主画面としてのウ
インドウと、ユーザによる各種設定を行うための設定画
面としてのウインドウとをシームレスに移行させ、主画
面と設定画面との関連を明確化したユーザ・インターフ
ェースをユーザに対して提供することができるものであ
り、容易な操作のもとでのパーソナルキャスティングサ
ービスの実現に寄与するものである。
【0018】まず、ここでは、このようなユーザ端末1
0の詳細な説明に先だって、個人放送システム1につい
て説明する。
【0019】個人放送システム1は、同図に示すよう
に、コンテンツを配信するユーザ端末10と、このユー
ザ端末10によって配信されたコンテンツを受信して視
聴する複数のクライアント端末20,20,2
,・・・と、後述するストリーミング配信サーバ4
0によるコンテンツの配信機能を使用するための予約情
報を管理するサーバ使用予約管理センタ30と、ユーザ
端末10によって配信されたコンテンツを複数のクライ
アント端末20,20,20,・・・に対して配
信するストリーミング配信サーバ40とを備える。
【0020】ユーザ端末10は、ディジタルビデオカメ
ラが付設又は接続されており、このディジタルビデオカ
メラによって撮影された映像及び/又は音声データを所
定のエンコードフォーマットに基づいてリアルタイムに
圧縮しながら送信する。また、ユーザ端末10は、図示
しないハードディスク等に記録されている編集済みの映
像及び/又は音声データを送信することもできる。
【0021】具体的には、ユーザ端末10は、図示しな
いISP(Internet Service Provider)や、例えば電
話回線網3a、ケーブルテレビ網3b又はADSL(As
ymmetric Digital Subscriber Line)網3cからなる公
衆回線網3を介してインターネット2に接続可能な環境
とされている。このとき、ユーザ端末10は、インター
ネット2に接続可能な環境であれば、有線又は無線の別
を問わない。例えば、ユーザ端末10は、いわゆる簡易
型携帯電話(Personal Handyphone System;PHS)等
を介して、インターネット2に接続することもできる。
ユーザ端末10は、映像及び/又は音声データからなる
コンテンツの送信に先立って、サーバ使用予約管理セン
タ30に対して、コンテンツの配信を予約する必要があ
る。ユーザ端末10は、公衆回線網3及びインターネッ
ト2を介してサーバ使用予約管理センタ30にアクセス
し、ストリーミング配信サーバ40によるコンテンツの
ストリーミング配信機能の使用を希望する日時や視聴者
の定員数、及び視聴者用のパスワードといった所定の予
約情報を登録することによって予約を行う。
【0022】そして、ユーザ端末10は、予約が受け付
けられて映像及び/又は音声データからなるコンテンツ
をストリーミング配信サーバ40に対して送信する際に
は、公衆回線網3及びインターネット2を介してコンテ
ンツをストリーミング配信サーバ40に対して送信す
る。また、ユーザ端末10は、例えば、公衆回線網3を
介してサーバ接続専用ネットワーク4のアクセスポート
にPPP(Point to Point Protocol)接続を行うこと
により、ストリーミング配信サーバ40との伝送路を確
立し、この伝送路を介してコンテンツをストリーミング
配信サーバ40に対して送信することもできる。さら
に、ユーザ端末10は、送信したコンテンツを、必要に
応じて、図示しないハードディスク等に記録することも
できる。
【0023】クライアント端末20,20,2
,・・・は、それぞれ、パーソナルコンピュータや
携帯情報端末等のインターネット2に接続可能な環境と
された情報処理装置である。クライアント端末20
20,20,・・・は、それぞれ、視聴者用のパス
ワード等の所定の情報を入力することにより、個人放送
システム1に視聴端末として参入することができるもの
である。クライアント端末20,20,20,・
・・は、それぞれ、ユーザ端末10によって予約登録さ
れたコンテンツの配信開始日時になると、ストリーミン
グ配信サーバ40からインターネット2を介してコンテ
ンツが配信され、配信されたコンテンツを受信する。そ
して、クライアント端末20,20,20,・・
・は、それぞれ、受信したコンテンツをリアルタイムに
デコードし、図示しない表示画面やスピーカ等を介して
出力する。
【0024】サーバ使用予約管理センタ30は、ストリ
ーミング配信サーバ40によるコンテンツのストリーミ
ング配信機能をユーザ端末10が使用するための予約情
報を管理する。サーバ使用予約管理センタ30は、ユー
ザ端末10によって所定の予約情報が登録されると、こ
のユーザ端末10によるストリーミング配信サーバ40
の使用を予約する。また、サーバ使用予約管理センタ3
0は、専用回線5を介してストリーミング配信サーバ4
0と接続されており、ユーザ端末10やクライアント端
末20,20,20,・・・に対する認証処理の
際に、この専用回線5を介してストリーミング配信サー
バ40との間で相互に認証データの授受を行う。
【0025】ストリーミング配信サーバ40は、ユーザ
端末10からインターネット2又はサーバ接続専用ネッ
トワーク4を介して送信されたコンテンツを受信し、イ
ンターネット2を介して複数のクライアント端末2
,20,20,・・・に対してストリーミング
配信する。このとき、ストリーミング配信サーバ40
は、専用回線5を介してサーバ使用予約管理センタ30
と接続されており、ユーザ端末10やクライアント端末
20,20,20,・・・に対する認証処理の際
に、この専用回線5を介して使用予約管理センタ30と
の間で相互に認証データの授受を行う。ストリーミング
配信サーバ40は、ユーザ端末10によって予約登録さ
れたコンテンツの配信開始日時になると、ユーザ端末1
0からインターネット2又はサーバ接続専用ネットワー
ク4を介して送信されたコンテンツを受信して図示しな
いバッファに記憶しつつ、このコンテンツをバッファか
ら読み出し、配信要求のあったクライアント端末2
,20,20,・・・に対して配信する。
【0026】このような個人放送システム1において
は、コンテンツの配信者となるユーザがユーザ端末10
を介してサーバ使用予約管理センタ30にアクセスして
上述した予約情報を登録することにより、コンテンツの
ストリーミング配信が予約される。個人放送システム1
においては、これに応じて、ストリーミング配信の予約
を受け付け、サーバ使用予約管理センタ30からユーザ
端末10に対して、固有の予約ID(Identification)
を送付する。
【0027】続いて、個人放送システム1においては、
ユーザ端末10からサーバ使用予約管理センタ30に対
して、予約したストリーミング配信を実際に行うか否か
の予約確認を配信開始日時の所定時間前、例えば3時間
程度前までに行う。個人放送システム1においては、こ
れに応じて予約確定が行われる。なお、個人放送システ
ム1において、ユーザは、コンテンツを視聴してほしい
クライアントに対して、視聴者用のパスワードといった
コンテンツを視聴するために必要な情報を配信開始日時
までに予め連絡しておく必要がある。
【0028】個人放送システム1においては、配信開始
日時の所定時間前、例えば5分程度前までに、ユーザ端
末10とストリーミング配信サーバ40との接続を行
い、ユーザ端末10に付設又は接続されたディジタルビ
デオカメラによる撮影と同時に、映像及び/又は音声デ
ータが所定のエンコードフォーマットに基づいてリアル
タイムに圧縮されながら送信される。個人放送システム
1において、視聴者となるクライアントは、配信開始日
時になると、視聴者用のパスワード等の所定の情報を入
力することにより、クライアント端末20,20
20,・・・を介してコンテンツを受信し視聴するこ
とができる。
【0029】このように、個人放送システム1は、ユー
ザ端末10によって撮影して得られた映像及び/又は音
声データ、又はユーザ端末10に格納されている編集済
みの映像及び/又は音声データからなるコンテンツを、
インターネット2を介して、クライアント端末20
20,20,・・・に対してライブ配信するパーソ
ナルキャスティングサービスを実現することができる。
【0030】さて、以下では、このような個人放送シス
テム1を構成するユーザ端末10について詳細に説明す
る。なお、以下では、説明の便宜上、ディジタルビデオ
カメラが付設されたユーザ端末10について説明するも
のとする。
【0031】ユーザ端末10は、図2に示すように、各
種演算処理を実行するとともに各部を統括して制御する
CPU(Central Processing Unit)51と、このCP
U51のワークエリアとして機能するRAM(Random A
ccess Memory)52と、CPU51によって実行される
各種プログラムを含む情報を格納する読み取り専用のR
OM(Read Only Memory)53と、CPU51によって
実行されるオペレーティング・システム(Operating Sy
stem)やアプリケーション・プログラム等の各種プログ
ラムやデータ等のハードディスクに対する記録及び/又
は再生を行うHDD(Hard Disk Drive)54と、各種
情報を表示する表示部55と、この表示部55とCPU
51との間でのデータの授受を行うための表示用インタ
ーフェース56と、ユーザによって各種情報を入力する
ための操作部57と、この操作部57とCPU51との
間でのデータの授受を行うための操作用インターフェー
ス58と、上述した公衆回線網3を介してインターネッ
ト2又はサーバ接続専用ネットワーク4に接続された外
部装置との間でデータの授受を行うためのネットワーク
インターフェース59と、被写体を撮影して映像及び/
又は音声データを得るディジタルビデオカメラ60と、
いわゆるMPEG2(Moving Picture Experts Group p
hase 2)方式に基づく圧縮符号化及び復号を行うMPE
G2コーデック61とを備える。ユーザ端末10は、こ
れらの各部のうち、CPU51、RAM52、ROM5
3、HDD54、表示用インターフェース56、操作用
インターフェース58、ネットワークインターフェース
59、ディジタルビデオカメラ60、及びMPEG2コ
ーデック61がバス62を介して接続されて構成され
る。
【0032】なお、ユーザ端末10は、ディジタルビデ
オカメラ60が付設されずに接続される形態の場合に
は、所定のインターフェースを介してバス62に接続さ
れる構成となる。また、ユーザ端末10は、図示しない
が、必要に応じて、着脱自在とされる記録媒体に対する
各種情報の記録及び/又は再生を行うドライブ等を備え
てもよい。
【0033】CPU51は、バス62を介して、RAM
52、ROM53、HDD54、表示用インターフェー
ス56、操作用インターフェース58、ネットワークイ
ンターフェース59、ディジタルビデオカメラ60、及
びMPEG2コーデック61と接続している。CPU5
1は、各部を統括的に制御するとともに、HDD54等
に記録されているオペレーティング・システムや各種ア
プリケーション・プログラムを実行する。特に、CPU
51は、サーバ使用予約管理センタ30に対するコンテ
ンツの配信の予約や、ストリーミング配信サーバ40に
対するコンテンツの送信、さらには、送信したコンテン
ツのハードディスクに対する記録に関する処理及び制御
を行う。
【0034】RAM52は、CPU51が各種プログラ
ムを実行する際のワークエリアとして機能し、CPU5
1の制御のもとに、各種データを一時記憶する。
【0035】ROM53は、各種プログラムを含む情報
を格納している。このROM53に格納されている各種
プログラムは、CPU51の制御のもとに読み出されて
実行される。
【0036】HDD54は、CPU51の制御のもと
に、ハードディスクに対して、オペレーティング・シス
テムやアプリケーション・プログラム等の各種プログラ
ムやデータ等の記録及び/又は再生を行う。特に、HD
D54は、CPU51の制御のもとに、後述するよう
に、送信したコンテンツをハードディスクに対して記録
する。また、HDD54は、編集済みの映像及び/又は
音声データをハードディスクに対して記録しておくこと
もでき、CPU51の制御のもとに、この映像及び/又
は音声データを再生する。
【0037】表示部55は、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)からなり、CPU51の制御のもと
に、HDD54に記録されているデータ等の各種情報を
表示画面に表示する。特に、表示部55は、CPU51
の制御のもとに、サーバ使用予約管理センタ30及び配
信サーバ40へのアクセスを行うためのWWWブラウジ
ング用のウインドウや、送信するコンテンツに対する加
工処理を含む各種処理を行うための各種アプリケーショ
ン・プログラムを実行するための所定のウインドウとい
った所定のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを
表示画面に表示する。
【0038】表示用インターフェース56は、CPU5
1と表示部55との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、表示用インターフェース56は、CPU51からバ
ス62を介して供給された各種情報を表示部55に供給
する。
【0039】操作部57は、例えば、キーボード、マウ
ス等のポインティングデバイス、及びいわゆるジョグダ
イヤル等のユーザ・インターフェースを用いたユーザに
よる操作を受け付け、操作内容を示す制御信号を操作用
インターフェース58を介してCPU51に供給する。
【0040】操作用インターフェース58は、CPU5
1と操作部57との間でのデータの授受を行う。すなわ
ち、操作用インターフェース58は、操作部57から供
給された制御信号をバス62を介してCPU51に供給
する。
【0041】ネットワークインターフェース59は、C
PU51の制御のもとに、外部との通信を行うインター
フェースとして機能する。すなわち、ネットワークイン
ターフェース59は、公衆回線網3を介してインターネ
ット2又はサーバ接続専用ネットワーク4に接続された
外部装置とユーザ端末10との間でデータの授受を行う
ために設けられるものである。特に、ネットワークイン
ターフェース59は、CPU51の制御のもとに、コン
テンツを外部へと送信するとともに、上述した予約情報
や予約ID等の各種情報の送受信を行う。
【0042】ディジタルビデオカメラ60は、被写体を
撮影するための所定の光学系や、CCD(Charge Coupl
ed Devices)等の光電変換用のデバイス等からなる。デ
ィジタルビデオカメラ60によって撮影されて得られた
映像及び/又は音声データは、CPU51の制御のもと
に、バス62を介してMPEG2コーデック61に供給
される。
【0043】MPEG2コーデック61は、バス62を
介してディジタルビデオカメラ60から供給された映像
及び/又は音声データを、CPU51の制御のもとに、
MPEG2方式に基づく圧縮符号化を行う。このとき、
MPEG2コーデックは、CPU51の制御のもとに、
映像及び/又は音声データをリアルタイムに圧縮符号化
する。また、MPEG2コーデックは、MPEG2方式
に基づいて圧縮符号化されたデータを復号することもで
きる。
【0044】このようなユーザ端末10は、例えば図3
に示すように、後述する機能モジュールを含む複数のモ
ジュールから構成されるライブ配信アプリケーション・
プログラムをハードディスクに記録しており、このライ
ブ配信アプリケーション・プログラムをCPU51によ
って実行することにより、コンテンツのライブ配信を行
う。なお、ライブ配信アプリケーション・プログラム
は、例えばいわゆるコンパクトディスク(Compact Dis
c)等の所定の記録媒体やインターネット等の伝送媒体
によっても提供され得るものである。
【0045】ライブ配信アプリケーション・プログラム
においては、概略的には、当該ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムの基盤となる上位の管理モジュールで
あるメインモジュール101上で定義されたインターフ
ェースが実装される機能拡張プラグインモジュールであ
る各種機能モジュールと、メインモジュール101上で
定義されたインターフェースをサポートせずに各種ハー
ドウェアを扱う各種通常モジュールとが存在する。
【0046】機能モジュールは、所定のグラフィカル・
ユーザ・インターフェース、すなわち、上述したパネル
ウィンドウを有するパネルモジュールと、グラフィカル
・ユーザ・インターフェースを有さないモジュールとに
大別される。グラフィカル・ユーザ・インターフェース
を有するパネルモジュールは、メインモジュール101
によって管理されるウインドウを有するものであり、表
示部55にウインドウを表示することにより、ユーザに
対してグラフィカル・ユーザ・インターフェースを提供
するものである。一方、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースを有さないモジュールは、メインモジュール
101によって管理されるウインドウを有さないもので
あり、主に他のモジュールに対して機能を提供する。ま
た、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有さな
いモジュールは、メインモジュール101上に各種ステ
ータスを提示することもある。
【0047】なお、同図においては、頂角を丸めた矩形
によってメインモジュール101上で定義されたインタ
ーフェースをサポートしていない通常モジュールを表
し、頂角を丸めて陰影を付した矩形によってメインモジ
ュール101上で定義されたインターフェースをサポー
トする機能モジュールを表し、陰影を付した矩形によっ
てメインモジュール101上で定義されたインターフェ
ースをサポートする機能及びパネルモジュールを表すも
のとする。
【0048】すなわち、ライブ配信アプリケーション・
プログラムにおいては、通常モジュールとして、特別ボ
タンモジュール106と、ジョグダイヤルモジュール1
07と、コントロールモジュール109と、キャプチャ
モジュール117と、エフェクトフィルタモジュール1
18と、エフェクトDLL(Dynamic Link Library)1
19と、エフェクトモジュール以外のフィルタモジュー
ル120とが設けられ、機能モジュールとして、機能モ
ジュールマネージャモジュール102と、予約情報モジ
ュール108と、ライブセッティングマネージャモジュ
ール110と、ネットコネクトモジュール111と、バ
ッテリーチェッカーモジュール114と、シナリオテン
プレートマネージャモジュール115と、ライブコアモ
ジュール116と、エフェクト映像付きチャットモジュ
ール121とが設けられ、機能及びパネルモジュールと
して、パネルマネージャモジュール103と、ツールバ
ーマネージャモジュール104と、ステータスバーマネ
ージャモジュール105と、ソースパネルモジュール1
22と、ソースファイルパネルモジュール123と、エ
フェクトオーディオパネルモジュール124と、エフェ
クトビデオパネルモジュール125と、ライブパネルモ
ジュール126と、プレイリストパネルモジュール12
7とが設けられる。
【0049】また、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムにおいては、特別ボタンモジュール106及びジ
ョグダイヤルモジュール107が入力モジュールとして
構成され、予約情報モジュール108、コントロールモ
ジュール109、ライブセッティングモジュール11
0、ネットコネクトモジュール111、レジストリ11
2、及びファイル113が予約モジュールとして構成さ
れ、ライブコアモジュール116及びキャプチャモジュ
ール117がライブモジュールとして構成され、エフェ
クトフィルタモジュール118、エフェクトDLL11
9、及びエフェクトフィルター以外のフィルタモジュー
ル120がエフェクトモジュールとして構成される。
【0050】メインモジュール101は、ライブ配信ア
プリケーション・プログラムの基盤となる実行モジュー
ルである。メインモジュール101は、複数の機能モジ
ュールを管理する。ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムにおいて、全てのモジュールは、このメインモジ
ュール101上で展開される。メインモジュール101
は、展開された各種モジュールをマルチスレッドとして
動作させる。また、メインモジュール101は、特別に
設けられるハードウェアである特別ボタンやジョグダイ
ヤル等のハードウェアの処理も実行する。さらに、メイ
ンモジュール101は、複数の機能モジュール間での通
信管理、複数のパネルモジュールの管理等も行う。
【0051】具体的には、メインモジュール101は、
ライブ配信アプリケーション・プログラムがCPU51
によって実行されると表示部55に表示されるメインウ
ィンドウを作成する。ライブ配信アプリケーション・プ
ログラムにおいては、このメインウィンドウが唯一の親
ウィンドウとして存在し、各パネルウィンドウ等は、こ
のメインウィンドウに付随する子ウィンドウとして存在
する。ライブ配信アプリケーション・プログラムにおい
ては、オペレーティング・システムからメインウィンド
ウにのみ通知される各種メッセージが存在するが、これ
らのメッセージを各種機能モジュールが必要としている
場合には、メインモジュール101は、これらのメッセ
ージの中継動作も行う。
【0052】このようなメインモジュール101には、
マネージャモジュールとして、機能モジュールマネージ
ャモジュール102、パネルマネージャモジュール10
3、ツールバーマネージャモジュール104、及びステ
ータスバーマネージャモジュール105が組み込まれ
る。ライブ配信アプリケーション・プログラムにおいて
は、メインモジュール101は、メインウィンドウを作
成して提供するのみであり、各種機能モジュールの管理
やパネルウィンドウの管理については各種マネージャモ
ジュールが行う。そのため、メインモジュール101
は、各マネージャモジュールに対するキックも行う。
【0053】マネージャモジュールの1つである機能モ
ジュールマネージャモジュール102は、各機能モジュ
ールの配置情報をレジストリ112から読み込む。すな
わち、機能モジュールマネージャモジュール102は、
メインモジュール101が読み込むべき機能モジュール
の一覧を取得する。この配置情報には、各機能モジュー
ルが有するグラフィカル・ユーザ・インターフェースに
関する情報やモジュールの優先順位等が含まれる。
【0054】また、機能モジュールマネージャモジュー
ル102は、各機能モジュールの初期化を行う。すなわ
ち、機能モジュールマネージャモジュール102は、レ
ジストリ112から読み込んだ各機能モジュールの配置
情報に基づいて、各機能モジュールを読み込み初期化す
る。機能モジュールマネージャモジュール102は、各
機能モジュールの読み込みを終了すると、その情報を各
機能モジュールに対して通知する。これにより、各機能
モジュールは、このメッセージを受け取った後、モジュ
ール間通信をともなう初期化処理が可能となる。各機能
モジュールは、モジュール間通信をともなう初期化処理
を終了すると、その旨を機能モジュールマネージャモジ
ュール102を介してメインモジュール101に対して
通知する。機能モジュールマネージャモジュール102
は、全ての機能モジュールから通知を受け取ると、再
度、各機能モジュールに対して、各機能モジュールの初
期化が終了した旨を通知する。
【0055】さらに、機能モジュールマネージャモジュ
ール102は、モジュール間通信の中継動作を行う。す
なわち、ライブ配信アプリケーション・プログラムにお
いては、全てのモジュール間通信は、機能モジュールマ
ネージャモジュール102を経由して行われる。各機能
モジュールは、モジュール間通信を行う場合には、その
旨を機能モジュールマネージャモジュール102を介し
てメインモジュール101に対して依頼する。このと
き、各機能モジュールは、通信先の機能モジュールを示
す情報とデータ塊とを機能モジュールマネージャモジュ
ール102を介してメインモジュール101に受け渡
す。この依頼を受けたメインモジュール101は、機能
モジュールマネージャモジュール102を介して、通信
先の機能モジュールに対する中継動作を行う。
【0056】また、マネージャモジュールの1つである
パネルマネージャモジュール103は、後述するよう
に、パネルウィンドウの配置情報等をレジストリ112
から読み込むとともに、各モジュールとパネルウィンド
ウとの関連付けを行う。
【0057】さらに、マネージャモジュールの1つであ
るツールバーマネージャモジュール104は、表示部5
5に表示されるツールバーに関するツールバー情報をレ
ジストリ112から読み込み、ツールバーを表示部55
に表示する。
【0058】さらに、マネージャモジュールの1つであ
るステータスバーマネージャモジュール105は、表示
部55上で各種状態を表示する領域であるステータスバ
ーの領域配分を行う。すなわち、ステータスバーマネー
ジャモジュール105は、要求のあった機能モジュール
に対してステータスバーの配分を行う。また、ステータ
スバーマネージャモジュール105は、表示部55に対
する表示が必要なモジュールからビットマップ若しくは
文字列を受け取り、ステータスバーに表示する。
【0059】このような各種マネージャモジュールが組
み込まれたメインモジュール101は、メインウィンド
ウを作成するとともに、各種機能モジュールを管理す
る。
【0060】特別ボタンモジュール106は、特別に設
けられるハードウェアである特別ボタンの制御及びハー
ドウェアイベントをアプリケーション側に通知するため
のものである。アプリケーション側は、常にこの特別ボ
タンモジュール106経由で特別ボタンの状態を知得す
ることができる。具体的には、特別ボタンモジュール1
06は、特別ボタンを初期化する。また、特別ボタンモ
ジュール106は、特別ボタンに対するユーザの操作を
示すメッセージをアクティブなモジュールに分配する。
さらに、特別ボタンモジュール106は、各モジュール
から特別ボタンに関する説明として表示部55に表示す
る情報を管理し、アクティブなモジュール用の説明を、
表示部55上で当該説明を表示する領域である特別ボタ
ン説明表示領域に表示する。さらにまた、特別ボタンモ
ジュール106は、表示部55の反転状態の監視及びそ
れにともなうウィンドウモードの切り替えを行う。
【0061】ジョグダイヤルモジュール107は、図示
しないジョグダイヤルの制御を行うものである。アプリ
ケーション側は、常にこのジョグダイヤルモジュール1
07経由でジョグダイヤルの機能にアクセスすることが
できる。具体的には、ジョグダイヤルモジュール107
は、ジョグダイヤルを初期化する。また、ジョグダイヤ
ルモジュール107は、ジョグダイヤルに対するユーザ
の操作を示すメッセージをアクティブなモジュールに分
配する。さらに、ジョグダイヤルモジュール107は、
各モジュールからジョグダイヤルに関する説明として表
示部55に表示する情報を管理し、アクティブなモジュ
ール用の説明を、表示部55上で当該説明を表示する領
域であるジョグダイヤル説明表示領域に表示する。
【0062】予約情報モジュール108は、上述した予
約情報を管理するものである。ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムにおいては、ライブ配信の予約を行う
と、予約情報が暗号化されてレジストリ112に記録さ
れる。予約情報モジュール108は、レジストリ112
を監視し、このレジストリ112に記録された予約情報
を後述するコントロールモジュール109を用いて取得
する。さらに、予約情報モジュール108は、予約情報
の値の字句解析も行い、各モジュールに対して、文字列
ではなく意味のある情報を提供する。
【0063】コントロールモジュール109は、レジス
トリ112に記録されている予約情報にアクセスするた
めのアクティブX(ActiveX)コントロールである。コ
ントロールモジュール109は、予約情報をレジストリ
112から読み出し、予約情報モジュール108に供給
する。
【0064】ライブセッティングモジュール110は、
ライブ配信に関する情報を管理し、各種設定のためのダ
イアログを表示部55に表示するものである。ライブ配
信アプリケーション・プログラムにおいて、設定された
情報は、全てレジストリ112に記録される。この設定
された情報を必要とする各モジュールは、ライブセッテ
ィングモジュール110を経由して取得する。
【0065】ネットコネクトモジュール111は、イン
ターネット2を含むネットワークへの接続状態の監視等
の各種制御の他、例えば上述したPHSを用いてインタ
ーネット2に接続した場合における電波状態の取得、及
び上述したステータスバーに対する電波状態の表示依頼
を行うものである。ネットコネクトモジュール111
は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを有さ
ず、PHSの電波状態を示すビットマップ及びネットワ
ークの状態を示す文字列をメインモジュール101に組
み込まれたステータスバーマネージャモジュール105
に供給する。
【0066】バッテリーチェッカーモジュール114
は、ユーザ端末10に付設された図示しないバッテリー
の残量状態を取得し、上述したステータスバーに対する
残量状態の表示依頼を行うものである。なお、バッテリ
ーチェッカーモジュール114は、ユーザ端末10にバ
ッテリーが付設されていない場合には、残量状態がない
ものとして取り扱う。バッテリーチェッカーモジュール
114は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを
有さず、バッテリーの残量状態を示すビットマップをメ
インモジュール101に組み込まれたステータスバーマ
ネージャモジュール105に供給する。
【0067】シナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115は、ライブ配信を行う際の番組シナリオテンプ
レートを管理するものである。ここで、シナリオテンプ
レートは、ライブ配信時に入力ソースとして選択可能な
ファイル113に記録されている映像及び/又は音声フ
ァイルのリストであるファイルリスト、ライブ配信時に
有効にできる後述するエフェクトフィルタモジュール1
18から供給されるビデオエフェクトのリストであるビ
デオエフェクトリスト、及びライブ配信時に有効にでき
るエフェクトフィルタモジュール118から供給される
オーディオエフェクトのリストであるオーディオエフェ
クトリストからなるものである。シナリオテンプレート
マネージャモジュール115は、シナリオテンプレート
を構成する各リストを管理する。そして、シナリオテン
プレートマネージャモジュール115は、ファイルリス
トをメインモジュール101を介して後述するソースフ
ァイルパネルモジュール123に供給し、ビデオエフェ
クトリストをメインモジュール101を介して後述する
エフェクトビデオパネルモジュール125に供給し、オ
ーディオエフェクトリストをメインモジュール101を
介して後述するエフェクトオーディオパネルモジュール
124に供給する。
【0068】ライブコアモジュール116は、ライブに
関する機能モジュールである。ライブコアモジュール1
16は、後述するキャプチャモジュール117を管理す
る。キャプチャモジュール117を使用するモジュール
は、ライブコアモジュール116に対して、例えば、ソ
ースを追加するのか、エフェクトを追加するのか、又は
ライブの開始及び終了を制御するのかといった使用目的
に応じた制御コマンドを発行する。
【0069】キャプチャモジュール117は、ディジタ
ルビデオカメラ60を使用するためのアプリケーション
・プログラムの実装モードである。キャプチャモジュー
ル117は、グラフィカル・ユーザ・インターフェース
を有さず、ディジタルビデオカメラ60のファインダ画
面を表示部55に貼り付けることができる。また、キャ
プチャモジュール117は、フィルタが登録された場合
には、指定したフィルタグラフを構築する機能も有す
る。
【0070】エフェクトフィルタモジュール118は、
ディジタルビデオカメラ60や図示しないマイクロフォ
ンからの入力画像及び/又は音声データに対して各種エ
フェクトを施すフィルタである。なお、ライブ配信アプ
リケーション・プログラムにおいては、実際にエフェク
トを施すモジュールは、全てDLL化されており、エフ
ェクトフィルタモジュール118は、所定のフォルダー
にインストールされているエフェクトDLL119を読
み出し、これらを切り替える機能を有する。なお、ライ
ブ配信アプリケーション・プログラムは、エフェクトフ
ィルター以外のフィルタモジュール120も設けられ
る。
【0071】エフェクトDLL119は、画像及び/又
は音声データに対してエフェクトを施すモジュールであ
る。
【0072】エフェクト映像付きチャットモジュール1
21は、クライアント端末20,20,20,・
・・との間で双方向コミュニケーションとしてのいわゆ
るチャットを行うためのチャットアプリケーション・プ
ログラムとライブ配信アプリケーション・プログラムと
の通信を行い、チャットアプリケーション・プログラム
によるエフェクトを、ライブ配信アプリケーション・プ
ログラムに反映させる機能を実装するものである。すな
わち、個人放送システム1においては、ユーザ端末10
によってライブ配信アプリケーション・プログラムを実
行するとともに、ユーザ端末10及びクライアント端末
20,20,20,・・・によってチャットアプ
リケーション・プログラムを実行することにより、コン
テンツのライブ配信を行いつつ、配信者となるユーザと
視聴者となるクライアントとの間で互いの映像データを
表示画面に表示しながらチャットを行うことができる。
より換言すれば、個人放送システム1は、ユーザ端末1
0が実行するライブ配信アプリケーション・プログラム
にこのエフェクト映像付きチャットモジュール121が
設けられることにより、視聴者参加型のパーソナルキャ
スティングサービスを実現することができる。
【0073】ソースパネルモジュール122は、例えば
ディジタルビデオカメラ60によって撮影されて得られ
た入力ソースとなる映像及び/又は音声データを表示部
55を介してプレビューするためのパネルウィンドウを
実装する。また、ソースパネルモジュール122は、プ
レビュー以外にも、ディジタルビデオカメラ60の設定
を行うためのボタン等のグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェースも実装する。
【0074】ソースファイルパネルモジュール123
は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115が管理するファイルリストに登録されている動
画ファイルを表示部55を介してプレビューするための
パネルウィンドウを実装する。また、ソースファイルパ
ネルモジュール123は、プレビュー以外にも、ファイ
ルリストの選択や設定等を行うためのグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースも実装する。
【0075】エフェクトオーディオパネルモジュール1
24は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジ
ュール115が管理するオーディオエフェクトリストを
試聴するためのパネルウィンドウを実装する。また、エ
フェクトオーディオパネルモジュール124は、試聴以
外にも、オーディオエフェクトリストの選択や設定等を
行うためのグラフィカル・ユーザ・インターフェースも
実装する。
【0076】エフェクトビデオパネルモジュール125
は、上述したシナリオテンプレートマネージャモジュー
ル115が管理するビデオエフェクトリストをプレビュ
ーするためのパネルウィンドウを実装する。また、エフ
ェクトビデオパネルモジュール125は、プレビュー以
外にも、ビデオエフェクトリストの選択やエフェクトテ
ンプレートの設定等を行うためのグラフィカル・ユーザ
・インターフェースも実装する。
【0077】ライブパネルモジュール126は、配信す
る映像及び/又は音声データをモニターするためのパネ
ルウィンドウを実装する。また、ライブパネルモジュー
ル126は、モニター以外にも、ライブの開始及び終
了、マスターボリューム等の設定等を行うためのグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェースも実装する。
【0078】プレイリストパネルモジュール127は、
配信履歴や予約情報を表示部55に表示するパネルウィ
ンドウを実装する。すなわち、ライブ配信アプリケーシ
ョン・プログラムにおいては、配信したコンテンツをハ
ードディスク等に記録することができるが、プレイリス
トパネルモジュール127は、後述するように、これら
のコンテンツをアルバム形式で閲覧可能とするために、
配信履歴や予約情報を表示部55に表示する。
【0079】このように、ライブ配信アプリケーション
・プログラムは、機能モジュールを含む複数のモジュー
ルから構成され、コンテンツのライブ配信を行う。
【0080】なお、ライブ配信アプリケーション・プロ
グラムは、図示しないが、ハードディスクの残量状態を
取得し、ステータスバーに対する残量状態の表示依頼を
行うハードディスクチェッカーモジュールといった他の
モジュールを設けてもよい。
【0081】さて、このような各種モジュールから構成
されるライブ配信アプリケーション・プログラムを実装
するユーザ端末10は、ライブ配信アプリケーション・
プログラムを実行すると、ライブ配信時には、グラフィ
カル・ユーザ・インターフェースとして、所定の構成か
らなるウインドウを表示部55に表示する。ユーザ端末
10においてグラフィカル・ユーザ・インターフェース
として提供する機能は、上述したメインウィンドウの表
示、各機能モジュールに対応した主画面としてのパネル
ウィンドウ及び設定画面としてのパネルウィンドウの表
示及び切り替え、所定のガイドを起動するためのボタン
類が設けられる後述するガイダンスバーの表示、各種状
態を表示するためのステータスバーの表示、及び後述す
るガイダンスウィンドウの表示がある。
【0082】具体的には、ユーザ端末10は、例えば図
4に示すようなウインドウを表示部55に表示する。こ
のウインドウは、上述したメインモジュール101が作
成する上述したメインウィンドウ151の上に、メイン
モジュール101に組み込まれた各マネージャモジュー
ルが作成するガイダンスバー152と、メインモジュー
ル101に組み込まれた各マネージャモジュールが作成
するステータスバー153と、各機能モジュールが作成
する複数のパネルウィンドウ154a,154b,15
4c,154d,154eとが配置された構成からな
る。このウインドウは、横長の短冊状のガイダンスバー
152が上部に配置されるとともに、横長の短冊状のス
テータスバー153が下部に配置され、これらのガイダ
ンスバー152とステータスバー153とに上下を挟ま
れるような形態で、各機能に対応して縦方向に分割され
た複数のパネルウィンドウ154a,154b,154
c,154d,154eが並設されて表示部55に表示
される。以下では、このような画面構成を配信時レイア
ウトと称するものとする。ここで、各パネルウィンドウ
154a,154b,154c,154d,154e
は、それぞれ、独立した1つのウインドウとして実装さ
れるものである。
【0083】なお、同図においては、パネルウィンドウ
として、音声に関する操作を行うためのサウンドパネル
ウィンドウ154a、入力ソースとして選択可能なディ
ジタルビデオカメラ60によって撮影して得られた映像
データに関する操作を行うためのカメラ入力パネルウィ
ンドウ154b、ライブ配信している映像及び/又は音
声データに関する操作を行うためのメインモニタパネル
ウィンドウ154c、入力ソースとして選択可能なハー
ドディスクに記録されている映像データに関する操作を
行うためのファイル入力パネルウィンドウ154d、及
びエフェクトに関する操作を行うためのエフェクトパネ
ルウィンドウ154eが表示されている様子を示してい
る。
【0084】ガイダンスバー152は、2種類のガイ
ド、すなわち、後述する番組制作ガイド及び配信ガイド
を起動するための2つのガイドボタンと、各機能を直接
的に起動するための複数のダイレクトボタンとを実装す
る。なお、このガイダンスバー152については、後に
詳述するものとする。
【0085】ステータスバー153は、例えば上述した
PHSを用いてインターネット2に接続した場合におけ
る電波状態、上述したPPP接続を行った場合における
接続状態、バッテリーの残量状態、及びハードディスク
の残量状態等を表示する領域を実装する。
【0086】サウンドパネルウィンドウ154aは、ラ
イブ配信を行っている際にバッググラウンドミュージッ
クとして流すべく登録されたwavファイル等の音声デ
ータのリストを示すための複数のアイコン154a
これらのアイコンを選択するボタン154a、及び選
択したアイコンに対応する音声データを再生又は停止す
るためのボタン154a等を実装する。なお、このサ
ウンドパネルウィンドウ154aは、後述するように、
設定画面としての図示しないパネルウィンドウの一部を
共有し、この設定画面としてのパネルウィンドウのサブ
セットとして構成されるものである。設定画面としての
パネルウィンドウには、選択された音声データをリスト
に追加するためのボタン、リストから音声データを削除
するためのボタン、リストから音声データを全削除する
ためのボタン等が実装される。
【0087】カメラ入力パネルウィンドウ154bは、
入力ソースとして選択可能なディジタルビデオカメラ6
0によって撮影して得られた映像データをプレビューす
るためのプレビュー画像を表示するプレビュー領域15
4b、入力ソースをディジタルビデオカメラ60によ
って撮影して得られた映像データに設定するためのボタ
ン154b、ディジタルビデオカメラ60によって撮
影して得られた音声データを用いて、入力ソースとして
選択可能なハードディスクに記録されている映像データ
に対していわゆるアフレコを施すためのボタン154b
、及びディジタルビデオカメラ60の設定用アプリケ
ーション・プログラムを起動するためのボタン154b
等を実装する。
【0088】メインモニタパネルウィンドウ154c
は、ライブ配信する映像及び/又は音声データをプレビ
ューするためのプレビュー領域154c、試し撮りや
実際の配信を開始又は停止するためのボタン154
、映像及び/又は音声データを一時停止するための
ボタン154c、音声データに対してミュート処理を
施すためのボタン154c、及び配信経過時間や残り
時間等を表示する時間表示領域154c等を実装す
る。
【0089】ファイル入力パネルウィンドウ154d
は、入力ソースとして選択可能なハードディスクに記録
されている映像データのリストを示すためのサムネイル
画像を表示するサムネイル領域154d、映像データ
をプレビューするためのプレビュー画像を表示するプレ
ビュー領域154d、リストとしてのサムネイル画像
を選択するためのボタン154d、及び選択したサム
ネイル画像に対応する映像データを再生又は停止するた
めのボタン154d等を実装する。なお、このファイ
ル入力パネルウィンドウ154dは、後述するように、
設定画面としてのここでは図示しないパネルウィンドウ
の一部を共有し、この設定画面としてのパネルウィンド
ウのサブセットとして構成されるものである。
【0090】エフェクトパネルウィンドウ154eは、
ライブ配信している映像及び/又は音声データに対して
施す各種エフェクト素材のリストを示すためのサムネイ
ル画像を表示するサムネイル領域154e、これらの
サムネイル画像を選択するボタン154e、及び選択
したサムネイル画像に対応するエフェクトを実行又は解
除するためのボタン154e、エフェクトとしてリア
ルタイムにテロップ表示する文字列を入力するボックス
154e等を実装する。なお、このエフェクトパネル
ウィンドウ154eは、後述するように、設定画面とし
ての図示しないパネルウィンドウの一部を共有し、この
設定画面としてのパネルウィンドウのサブセットとして
構成されるものである。設定画面としてのパネルウィン
ドウには、エフェクト素材をリストに追加するためのボ
タン、リストからエフェクト素材を削除するためのボタ
ン、リストからエフェクト素材を全削除するためのボタ
ン等が実装される。
【0091】このように、ユーザ端末10は、各種機能
の分担を表すために、各機能に対応するパネルウィンド
ウ154a,154b,154c,154d,154e
を縦方向に分割して表示部55に表示する。これによ
り、ユーザは、機能毎の操作と必要なボタン類との対応
を直感的且つ容易に図ることができる。例えば、ユーザ
は、エフェクトに関する処理を行う場合には、エフェク
トパネルウィンドウ154eのみに着目すればよい。
【0092】さて、これらのパネルウィンドウ154
a,154b,154c,154d,154eの中に
は、ユーザによる各種設定が必要な項目を有するものが
あり、そのパネルウィンドウは、設定を行うための設定
画面としてのパネルウィンドウの一部を共有し、この設
定画面としてのパネルウィンドウのサブセットとして構
成される。具体的には、ユーザ端末10においては、パ
ネルウィンドウ154a,154b,154c,154
d,154eのうち、サウンドパネルウィンドウ154
a、ファイル入力パネルウィンドウ154d、及びエフ
ェクトパネルウィンドウ154eが、それぞれ、設定画
面としてのパネルウィンドウを有する。ユーザ端末10
は、主画面としてのサウンドパネルウィンドウ154
a、ファイル入力パネルウィンドウ154d、及びエフ
ェクトパネルウィンドウ154eと、これらに対応する
設定画面としてのパネルウィンドウとの関連を明確化す
べく、パネルウィンドウ154a,154b,154
c,154d,154eのうち、設定対象でないパネル
ウィンドウについては表示画面上で横方向に収縮して短
冊状に最小化しつつ表示画面の両端に移動させる一方、
設定対象のパネルウィンドウについては表示画面上で横
方向に伸長しつつ表示画面の中央付近に移動させ、設定
画面として必要な領域を視認できるように表示部55に
表示する。以下では、このような画面構成を設定時レイ
アウトと称するものとする。
【0093】例えば、ユーザ端末10は、入力ソースと
して選択可能なハードディスクに記録されている映像デ
ータに関する操作を行う場合には、図5に示すように、
サウンドパネルウィンドウ154a、カメラ入力パネル
ウィンドウ154b、メインモニタパネルウィンドウ1
54c、及びエフェクトパネルウィンドウ154eを、
それぞれ、最小化して表示画面の両端に移動させる一
方、ファイル入力パネルウィンドウ154dを表示画面
上で横方向に伸長するとともに、このファイル入力パネ
ルウィンドウ154dに対する設定を行うためのパネル
ウィンドウ154d’を露呈させるように移動させ、表
示部55に表示する。
【0094】新たに露呈したパネルウィンドウ154
d’は、入力ソースとして選択可能なハードディスクに
記録されている映像データをリストとして登録するため
の素材を選択するためのブラウザ領域154d、選択
した映像データをプレビューするためのプレビュー画像
を表示するプレビュー領域154d、及び選択したプ
レビュー画像に対応する映像データを再生又は停止する
ためのボタン154d、選択された映像データをリス
トに追加するためのボタン154d等を実装する。
【0095】このように、ユーザ端末10は、このよう
な設定画面としてのパネルウィンドウ154d’を表示
部55に表示する。これにより、ユーザは、所望の映像
データを探索して入力ソースとして追加することができ
る。追加された映像データは、主画面としてのファイル
入力パネルウィンドウ154dにおけるサムネイル領域
154dにサムネイル画像として追加表示される。
【0096】次に、映像に付加できる効果(エフェク
ト)について説明すると、本実施形態の効果付加装置に
おいては、単純にカメラからのライブ映像を配信するだ
けではなく、ユーザ端末のハードディスクに保存されて
いる動画ファイルと切り替えたり、若しくはそれらの映
像の画像や音声にあらかじめ用意されている効果をリア
ルタイムに重ね合わせたりすることができる。特に、本
実施形態では、主たるエフェクトとして、ピクチャーエ
フェクト、ビットマップエフェクト、テロップエフェク
トの3つの画像エフェクト素材(効果特定情報)を組み
合わせて1つの画像エフェクト(画像効果情報)を構成
する。組み合わせの方法としては、3つの画像エフェク
ト素材のすべてを選択することもでき、単独の画像エフ
ェクト素材からなる構成であっても良く、また、2つの
画像エフェクト素材だけを選んだ構成であっても良い。
【0097】この画像エフェクトは後述するように作成
エリアにおいてプレビューウインドウを伴って画面上に
表示されると共に、複数の画像エフェクトを配列させた
画像エフェクトリストとしても表示される。画像エフェ
クトはライブ配信の前に作成しておくことで、リアルタ
イムの配信時には、タイミング良く1つの画像エフェク
トを選ぶことで、確実に複数の画像エフェクト素材の効
果を伴った表現が可能となる。
【0098】更に、画像エフェクトはお気に入りエフェ
クトとしても保存することができ、また、この画像エフ
ェクトは番組テンプレートの一部としても保存され、当
該配信だけではなく他のライブ配信に対しても使用する
ことができる。後述するように番組テンプレートは、所
望の動画ファイルと、画像エフェクトと、音声エフェク
トの組み合わせを保存した情報であり、たとえば、祝宴
などのライブ配信を行う場合では、お祝いに関するメッ
セージと共に拍手の効果音をタイミング良く併せこむ場
合に有効である。また、「結婚式」や「運動会」といっ
た形式で典型的なシナリオツールとしてウエブ上からダ
ウンロードしたり、テープ、カード、スティック、或い
はディスクなどのメディアに格納されたものを取り込む
ことで各自のユーザ端末に取り入れることも可能であ
り、ライブ配信をしたいがオリジナルエフェクトを作成
する時間的な余裕がない人にも番組テンプレートを用い
てエフェクトを交えた配信が可能となる。
【0099】画像及び音声のエフェクトが使用される場
合、図6に示すように、オーディオとビデオの2入力2
出力のエフェクトフィルター201が使用され、実際の
エフェクト処理は各エフェクトDLL(ダイナミックリ
ンクライブラリ)ファイル202〜204が行う。各エ
フェクトDLLファイル202〜204はそれぞれのエ
フェクト素材若しくはエフェクトに対応しており、DL
Lファイル202がうねり、DLLファイル203がミ
ラー、DLLファイル204がモザイク、DLLファイ
ル205がアニメーションに対応する。例えば、ミラー
エフェクトを実行する場合、エフェクトフィルター20
1はビデオストリーム毎フレームをミラーエフェクト用
のDLLファイル203に渡す。ミラーエフェクト用の
DLLファイル203では、そのフレームに対してミラ
ーにする画像演算処理を行い、演算結果をエフェクトフ
ィルター201に返すように作動する。なお、各エフェ
クトDLLファイル202〜204は例示であり、実際
はエフェクトの数に対応してDLLファイルが設けられ
る。
【0100】エフェクトの中には後述するように、選択
肢を含むエフェクトがあり、それらの選択肢はサブアイ
テムという形でインストールが可能である。図6に示す
ように、DLLファイル205は、アニメーションごと
にINIファイル206を有しており、そのINIファ
イル206内にアニメーションの各種設定を行ってい
る。これらINIファイル206はサブアイテムとして
エフェクトフィルター201にロードされて使用され
る。
【0101】複数のエフェクト素材で画像エフェクトを
構成する際には、エフェクトフィルター201によって
同時に複数のエフェクトが有効とされる。図7において
は、エフェクトフィルター201の内部に全部で5段の
エフェクト211〜215を積層した構成を示している
が、これは例示であってエフェクトの数に応じて自由に
設定される。
【0102】図7のエフェクトフィルター201には、
4つのエフェクトが示されており、それらは一般エフェ
クト216、アニメーションエフェクト217、コミュ
ニケーションエフェクト218、テロップエフェクト2
19である。ここで一般エフェクト216は、画像に対
して所要の演算処理を行って結果を得るタイプのエフェ
クトであり、音効果を加えることも可能である点を除け
ば前述のピクチャーエフェクトと同等である。この一般
エフェクト216では、ユーザはエフェクト自体を自作
することができず、選ぶことだけが可能である。
【0103】アニメーションエフェクト217は複数の
ビットマップやその他の画像データを連続して映像デー
タに重ねて表示することによってアニメーションをエフ
ェクトとして加えることができる。前述にように、それ
ぞれのアニメーションはINIファイルとして登録され
るので、ユーザはアニメーションを自作して登録するこ
とも可能である。複数段のアニメーションとすることも
可能であり、同時に音効果を加えることもできる。
【0104】コミュニケーションエフェクト218は、
リアルタイムにビットマップファイルやその他の画像デ
ータを映像データに、WAVEファイルなどの音声ファ
イルを音声データに重ねることができるファイルであ
り、音声を除けば、前述のビットマップエフェクトの機
能を有する。映像付チャットなどの視聴者参加形式を展
開する場合、その場で、ビットマップファイルやその他
の画像データを映像データに、WAVEファイルなどの
音声ファイルを音声データに重ねることが可能となる。
また、テロップエフェクト219は、文字列とそのフォ
ント、位置、動作を指定すると画面にテロップを重ね合
わせることができるものである。
【0105】このような各エフェクト216〜219
は、それぞれユーザは有効にしたいエフェクトを選択し
たときに、機能モジュール側からエフェクトIDが通知
されて、プレビューやライブ配信時に利用される。この
エフェクトIDはエフェクトフィルター201とエフェ
クトが通信する場合に使用され、所定の優先順位を与え
ながら処理が進められるために、複数のエフェクト素材
も一括して取り扱うことが可能となる。
【0106】以上のようなエフェクトをさらに統括して
取り扱うため、本実施形態におけるライブ配信アプリケ
ーションにおいては、番組テンプレートという概念を用
いてエフェクトなどに対する操作性を向上させている。
番組テンプレートは、それぞれの番組ごとにファイルと
して保存したり、ダウンロードやアップロードも可能な
データであって、テンプレートフォルダ内に格納され
る。番組テンプレートは、ファイルリスト、画像ファイ
ルリスト、及び音声ファイルリストからなる。従って、
ライブ配信をする前に、番組テンプレートを呼び出して
おけば、概ねライブ配信中には必要なエフェクトを作成
せずに番組を進行させることができる。番組テンプレー
トを構成する3つのリストの中、ファイルリストはライ
ブ配信の際に入力ソースとして選択できる映像ファイル
のリストであり、画像エフェクトリストはライブ配信時
に有効にできる画像エフェクトのリストであり、音声フ
ァイルリストはライブ配信時に有効にできる音声エフェ
クトのリストである。テンプレートフォルダ内には、各
リストの定義ファイルに加え、画像ファイル、音声ファ
イル、ビットマップ素材ファイルなども含ませることが
できる。各リストの定義ファイル内では、各エフェクト
は前述のエフェクトIDのデータを利用しながら整理さ
れており、番組テンプレートを読み出した際には、同時
に画像エフェクトのリストや音声エフェクトのリストも
画面に現れてくることになる。新規に作成した番組テン
プレートを保存する場合は、所要の場所に保存すること
ができるが、既に同じ名前のファイルがフォルダー内に
有るときは、上書き保存か名前を変えて保存できる。次
回ライブ配信アプリケーションを起動したときは、自動
的に前回の番組テンプレートを読み込むように構成され
ている。
【0107】次に、画像エフェクトを構成する各画像エ
フェクト素材について詳しく説明する。本実施形態にお
いて、採用されている画像エフェクト素材は、ピクチャ
ーエフェクト、ビットマップエフェクト、テロップエフ
ェクトの3つの素材からなるが、更に多くの素材も含め
て画像エフェクトを構成することも可能である。たとえ
ば、ズームインやズームアウト、上下、左右の反転や回
転、ワイプアウト、スライド、或いはシャッターなどの
画面の切り替えに関するエフェクトなどを含めることも
可能である。
【0108】ピクチャーエフェクトは、画像データその
ものを演算により加工する必要があるエフェクトであ
り、例えば、「日時」、「エンボス」、「ゴールド」、
「イラスト」、「ミラー」、「白黒」、「モザイク」、
「ネガポジ反転」、「オールドフィルム」、「セピア
色」、「球面」、「渦巻き」、「スポットライト」、
「フェイスチェンジ」、「うねうね」、「折り目」など
の名称が与えられた効果が得られる。これらのピクチャ
ーエフェクトの一部のエフェクト素材には、動的に変化
するパラメータが設定可能であり、「日時」は表示形
式、「エンボス」はエンボス方向、「イラスト」はイラ
ストレベル、「ミラー」はミラー方式、「モザイク」は
モザイクレベル、「オールドフィルム」はオールドレベ
ル、「渦巻き」は渦巻きレベル、「スポットライト」は
スポット範囲レベル、「フェイスチェンジ」はフェイス
範囲レベル、「うねうね」はうねうねレベル、「折り
目」は折り目レベルのそれぞれ調整が可能である。この
ピクチャーエフェクトはカメラ映像若しくは予め準備し
た映像ファイルデータに対して選択的に効果を付与する
ものであり、後述するように、エフェクト設定画面にお
いて、ピクチャーエフェクトボタンをマウスオーバーし
てクリックするなどの方法で選択した場合には、一覧で
きるプルダウンメニュー形式で示されることになる。こ
のプルダウンメニューの中から1つ選ぶことで、その効
果をエフェクトプレビューの画面に表示できることにな
る。
【0109】次に、ビットマップエフェクトについて説
明する。ビットマップエフェクトは、ビットマップファ
イル(静止画ファイル)を画像データに重ね合わせるこ
とにより、その重ね合わせによる画像を作成するための
エフェクト素材である。このビットマップエフェクトの
作成時には、エフェクト設定画面のビットマップエフェ
クトのボタンを押すことで、図8の如きダイアログが画
面上に現れ、ビットマップエフェクトの作成が可能とな
る。ビットマップエフェクトは、次の3種類から構成さ
れる。静止画(Still)エフェクト、動画(Mov
e)エフェクト、及びアニメーションエフェクトの3つ
である。静止画(Still)エフェクトは1枚の静止
画を画面いっぱいに重ね合わせるエフェクトであり、例
えば中心となる画像の周りに「ハート」を飾り立てた
り、或いは「花火」やその他の任意の画像を表示したり
することができる。ユーザは静止画ファイルを1枚選択
して、透明色を指定する。この指定色の部分が透明化し
てカメラ映像若しくは予め準備した映像ファイルデータ
を透過させる。
【0110】動画(Move)エフェクトは、一枚の静
止画の画面の位置と動きを指定して重ね合わせるエフェ
クトである。ユーザは静止画ファイルを1枚選択して、
透明色を指定し、さらにその静止画の動きを選択する。
その結果、指定色の部分が透明化し、カメラ映像若しく
は予め準備した映像ファイルデータへの重なった画像
が、選択された動きを伴って現れることになる。静止画
の動きのパターンは、メニュー形式から選択できるよう
になっており、例えば「下から上へ」や「右から左へ弧
を描く」のような設定が可能である。
【0111】アニメーションエフェクトは画面いっぱい
に重ね合わせる静止画を複数連続して再生することで静
止画に動きを与える効果である。ユーザは複数の連続し
た静止画ファイルの指定と透過させる領域を設定するた
めの透過色の設定を行うことで、アニメーションエフェ
クトの用意をすることができる。アニメーションエフェ
クトには音声エフェクトも合成可能である。
【0112】このような静止画エフェクト、動画エフェ
クト、及びアニメーションエフェクトからなるビットマ
ップエフェクトは、静止画エフェクト、動画エフェク
ト、及びアニメーションエフェクトのうちの1つを選ぶ
ことができるように構成されている。ビットマップエフ
ェクトとして、静止画エフェクト、動画エフェクト、ま
たはアニメーションエフェクトを設定する場合、ユーザ
はそれぞれエフェクト名を与えることができるように構
成されている。
【0113】また、ビットマップエフェクトにおいて
は、ユーザが設定する項目が多岐に亘るため、図8乃至
図11に示すようなダイアログが表示されることにな
る。図8はビットマップエフェクトを新規作成する場合
に表示されるダイアログである。このダイアログのフォ
ームウインドウ221には静止画エフェクトの選択に対
応したボタン222、動画エフェクトの選択に対応した
ボタン223、及びアニメーションエフェクトの選択に
対応したボタン224が上下方向3段のレイアウトでそ
れぞれ形成されている。ボタン222には、「画像ファ
イルの表示」からなる表示部が設けられており、その下
に当該ボタン222の解説文が付与され、ボタン223
には「ビットマップ画像を移動」からなる表示部が設け
られており、その下に当該ボタン223の解説文が付与
され、最も下部のボタン224には「ぱらぱらマンガの
作成」からなる表示部が設けられており、その下に当該
ボタン224の解説文が付与されている。これらボタン
222〜224及びキャンセルボタン225はグループ
化されており、そのうちの1つがユーザによって選択可
能である。また、各ボタン222〜224の左横にはボ
タンの意味を図説するイラストレーションが配設されて
いる。
【0114】図9は静止画エフェクトの作成ダイアログ
を示す。このフォームウインドウ231は、図8のビッ
トマップエフェクト新規作成ダイアログでボタン222
を押した場合に現れる画面である。この静止画エフェク
トの作成時には、一枚の静止画を選択し且つ透過色の選
択が行われる。静止画を選択するために参照ボタン23
2が設けられており、当該端末内或いはネットワークコ
ンピュータ内のファイルをウインドウ内に例えばツリー
構造を表示し参照しながら選択が可能である。選択され
た画像ファイルはビットマップファイル名と書かれたボ
ックス233の中に表示される。また、静止画エフェク
トにおいては、同時に透過色である透明色の設定も可能
である。本実施形態では、先に参照ボタン232でファ
イルを選択した後、選択された画像ファイルのプレビュ
ー画面234が表示され、その画像ファイルのプレビュ
ー画面234の一部をマウスでポインティングしながら
クリックすることで透明色を選ぶことができる。透明色
は選ばれた時点でRGB単位で数値化され、インデック
スとして表示され同時にその色自体も透明色ボックス2
37内に表示される。透明色を選ばない場合は、透過な
しボタン235を押すことで選んだ透明色をクリアする
ことができ、そのまま透明色なしにすることもでき、再
び透明色を選ぶことも可能である。ここで作成される静
止画エフェクトには名称を与えることができ、タイトル
ボックス236に所望の文字列を書き込むことで当該静
止画エフェクトの名称が決められる。静止画エフェクト
の作成終了時には、OKボタン238が押されて、静止
画エフェクトの作成を終了する。また、静止画エフェク
トの作成を中止する時は、キャンセルボタン239が押
され、エフェクト設定画面に戻ることができる。
【0115】図10は動画エフェクトの作成ダイアログ
を示す。このフォームウインドウ241は、図8のビッ
トマップエフェクト新規作成ダイアログでボタン223
を押した場合に現れる画面である。この動画エフェクト
の作成時には、先ず、一枚の静止画を選択し且つ透過色
の選択が行われ、そしてその動きが指定される。前述の
静止画の選択時と同様に、動かす予定の画像を選択する
ために参照ボタン242が設けられており、当該端末内
などの画像ファイルを選択できる。選択された画像ファ
イルはビットマップファイル名と書かれたボックス24
3の中に表示される。また、動画エフェクトにおいても
同時に透過色である透明色の設定も可能である。本実施
形態では、先に参照ボタン242でファイルを選択した
後、選択された画像ファイルのプレビュー画面244が
表示され、その画像ファイルのプレビュー画面244の
一部をマウスでポインティングしながらクリックするこ
とで透明色を選ぶことができる。透明色は選ばれた時点
でRGB単位で数値化され、インデックスとして表示さ
れ同時にその色自体も透明色ボックス247内に表示さ
れる。透明色を選ばない場合は、透過なしボタン245
を押すことで選んだ透明色をクリアすることができ、そ
のまま透明色なしにすることもでき、再び透明色を選ぶ
ことも可能である。動画エフェクトにおいては、さらに
ユーザから動きのパターンが指定される。動きパターン
の表示部248には、ユーザが指定できる種々の動きパ
ターンが予め用意されており、ユーザは単にその動きパ
ターンのリストの中から1つの動きパターンを選ぶこと
で簡便に画像ファイルの動きを指定できる。この時ユー
ザの選択した動きパターンがどのような動きかを矢印を
用いて側部の表示部249で表しており、ユーザは自分
のイメージ通りの動きか否かを容易に判断できる。ここ
で作成される動画エフェクトには名称を与えることがで
き、タイトルボックス246に所望の文字列を書き込む
ことで当該動画エフェクトの名称が決められる。動画エ
フェクトの作成終了時には、OKボタン250が押され
て、動画エフェクトの作成を終了する。また、動画エフ
ェクトの作成を中止する時は、キャンセルボタン251
が押され、エフェクト設定画面に戻ることができる。
【0116】図11はアニメーションエフェクトの作成
ダイアログを示す。このフォームウインドウ261は、
図8のビットマップエフェクト新規作成ダイアログでボ
タン224を押した場合に現れる画面である。アニメー
ションエフェクトの作成時には、複数枚の静止画を選択
し且つ透過色の選択が行われる。アニメーションを構成
する画像を選択するために参照ボタン262が設けられ
ており、当該端末内などの画像ファイルを順次選択でき
る。選択された画像ファイルはボックス263中に選択
順に表示され、最初に再生されるべきファイルが最上部
に、次に再生されるべきファイルがその下に位置する。
アニメーションエフェクトでは、複数の画像ファイルを
グループ化するため、設定中にグループから外す目的で
削除ボタン268も設けられている。他のエフェクトダ
イアログと同様に、透過色である透明色の設定も可能で
あり、選択された画像ファイルのプレビュー画面264
が表示され、その画像ファイルのプレビュー画面264
の一部をマウスでポインティングしながらクリックする
ことで透明色を選ぶことができる。透明色は選ばれた時
点でRGB単位で数値化され、インデックスとして表示
され同時にその色自体も透明色ボックス267内に表示
される。透明色を選ばない場合は、透過なしボタン26
5を押すことで選んだ透明色をクリアすることができ、
そのまま透明色なしにすることもでき、再び透明色を選
ぶことも可能である。アニメーションエフェクトにおい
ては、さらにユーザが音声を加えることも可能であり、
音をつけるためのチェックボックス269にチェックを
入れると、音声ファイルの指定が可能となる。この場合
には、音声ファイルを選択するための参照ボタン270
が押せる状態となり、当該端末内などの音声ファイルを
選択できる。また再生ボタン271を押すことで、音声
ファイルの内容を聞くことも可能である。ここで作成さ
れるアニメーションエフェクトには名称を与えることが
でき、タイトルボックス266に所望の文字列を書き込
むことで当該アニメーションエフェクトの名称が決めら
れる。アニメーションエフェクトの作成終了時には、O
Kボタン272が押されて、アニメーションエフェクト
の作成を終了する。また、アニメーションエフェクトの
作成を中止する時は、キャンセルボタン272が押さ
れ、エフェクト設定画面に戻ることができる。
【0117】テロップエフェクトは画像エフェクトの3
つめの素材であり、文字列をライブ配信画面に表示する
ためのツールである。このテロップエフェクトとは、入
力した文字列をその文字フォントの大きさと動き、さら
に画面上に表示する位置を指定することにより、サブタ
イトル、テロップ、緊急メッセージなどの効果を得るこ
とができる。ユーザは文字列を入力し、その文字列の表
示方法(サイズ、表示位置、動き)を指定することで、
テロップエフェクトを表示させることが可能となる。詳
しくは、テロップ文字列を入力するボックスに所望の文
字列をキーボード操作などで入力し、複数の文字列表示
法がリスト形式でテロップエフェクト選択画面に表示さ
れるところをマウスなどのポインティングデバイスで指
示することで設定が行われる。このテロップエフェクト
の動きのパターンは、ビットマップエフェクトの動きパ
ターンと同じパターンとすることができ、テロップエフ
ェクトとビットマップエフェクトの間でINIファイル
の共通化を図ることができる。
【0118】以上のような各ダイアログや設定操作によ
って、ユーザは所定のエフェクトの設定が可能であり、
一例としては図12、図13、及び図14に示すフロー
によって、画像エフェクトの設定が行われる。
【0119】先ず、図12に示すように、ユーザ端末に
おいてライブ配信アプリケーションを起動させる(S1
0)。このアプリケーションの起動によって、手順S1
1では、画面上のメニューから「番組テンプレートをロ
ード」を選択し、「新規作成」を選択する。この選択に
よって番組テンプレートを新規に作成できるモードに入
る。続いて、手順S12でメニューから「画像エフェク
ト作成」を選び、エフェクト設定画面をユーザ端末のモ
ニター画面に展開させる。この時、ユーザ・インターフ
ェースは初期の配信画面から不要な部分が水平方向にス
ライドして小さくなって行き、その結果、徐々にエフェ
クト設定画面の面積が大きくなるようにパネルを移動さ
せる。
【0120】次に、「新規エフェクト」を選択し(手順
S13)、新規エフェクトの作成モードに入る。この操
作は、一例としてエフェクト設定画面の新規ボタン(図
16〜図18の引用符号304)を選択すれば良い。な
お、新規エフェクト作成ではなく、以前に作成した番組
テンプレートを呼び出している場合には、その番組テン
プレートに対する編集が可能となる。「新規エフェク
ト」の選択後、手順S14では、組み合わせたい画像エ
フェクト素材を選択する。この選択動作はピクチャーエ
フェクト選択ボタンと、ビットマップエフェクト選択ボ
タンと、テロップエフェクト選択ボタンのうちの1つを
選ぶことで選択される。
【0121】ボタン番号#1(図16の引用符号30
5)を選択した場合、ピクチャーエフェクト選択ボタン
を選択したことになり、手順SP11に進む。この時、
画面が図16に示すようなピクチャーエフェクト選択画
面に切り替わり、ピクチャーエフェクトリスト302を
表示する。図16のピクチャーエフェクト選択画面で
は、右側の区分には、エフェクトの様子を予め見ること
が可能なエフェクトプレビュー画面301が設けられて
おり、このエフェクトプレビュー画面301とピクチャ
ーエフェクトリスト302に間には、エフェクトタイト
ル用のボックス303が配設されている。ピクチャーエ
フェクトリスト302は、前述のように、「日時」、
「エンボス」、「ゴールド」、「イラスト」、「ミラ
ー」、「白黒」、「モザイク」、「ネガポジ反転」、
「オールドフィルム」、「セピア色」、「球面」、「渦
巻き」、「スポットライト」、「フェイスチェンジ」、
「うねうね」、「折り目」などの各種エフェクトを設定
するためにもので、縦スクロールさせながら、ユーザが
選択するエフェクトを当該ピクチャーエフェクトリスト
302からハイライト化することで1つのピクチャーエ
フェクトを選ぶことができる(手順SP12)。
【0122】手順S14でボタン番号#2(図16の引
用符号311)を選択することによりビットマップエフ
ェクトを選択した場合(手順SB11)には、図17に
示すようなビットマップエフェクト選択画面に切り替わ
り、ビットマップエフェクトリスト312を表示する。
ここで新規或いは編集を選んで作業を開始する。新規は
ビットマップエフェクトリスト312にリストされてい
ないエフェクトを形成する場合に選択され、編集は既に
ビットマップエフェクトリスト312に在るエフェクト
の内容を変更する場合に選択される。ここでビットマッ
プエフェクトを作成する手順SB12において、新規ボ
タンを選んだ場合について、図14を参照しながら詳し
く説明する。なお、図14のフローチャートは、図12
の手順SB12の内容を詳述したものとなっている。手
順SB12で新規ボタンを選ぶことで、ビットマップエ
フェクト新規作成ダイアログ(図8参照)が表示され
る。このビットマップエフェクト新規作成ダイアログに
は、静止画エフェクトの選択に対応したボタン222、
動画エフェクトの選択に対応したボタン223、及びア
ニメーションエフェクトの選択に対応したボタン224
が設けられており、静止画エフェクトの選択に対応した
ボタン222を押すことで手順SBS2〜SBS4の処
理が行われ、動画エフェクトの選択に対応したボタン2
23を押すことで手順SBS5〜SBS8の処理が行わ
れ、アニメーションエフェクトの選択に対応したボタン
224を押すことで手順SBS9〜SBS11の処理が
行われる。
【0123】具体的には、先ず、静止画エフェクトを選
択した場合では、図9のフォームウインドウ231が現
れて、参照ボタン232を用いて当該ユーザ端末若しく
はネットワークコンピュータなどからエフェクト用に使
用する画像ファイルを選択する(手順SBS2)。この
選択により、ダイアログでのプレビュー画面234に選
択された画像がサムネイルなどの形式で表示される。次
に、そのプレビュー画面234を用いて該プレビュー画
面234の一部をマウスでポインティングしながらクリ
ックすることで透明色を選ぶ(手順SBS3)。この
時、プレビュー画面234における背景色を透明色とす
ることで、背景色以外の部分を残すことができる。この
選んだ透明色はインデックスとして表示され同時にその
色自体も透明色ボックス237内に表示される。静止画
エフェクトの場合は、以上で選択作業が終了し、タイト
ル(名称)をボックス236に入力し(手順SBS
4)、OKボタン238を押すことでエフェクトの設定
を一旦終了し、その作成したエフェクトがビットマップ
エフェクトリストに追加される(手順SBS12)。
【0124】次に、動画エフェクトを選択した場合で
は、図10のフォームウインドウ241が現れて、参照
ボタン242を用いて当該ユーザ端末若しくはネットワ
ークコンピュータなどからエフェクト用に使用する画像
ファイルを選択する(手順SBS5)。この選択によ
り、ダイアログでのプレビュー画面244に選択された
画像がサムネイルなどの形式で表示される。次に、その
プレビュー画面244を用いて該プレビュー画面244
の一部をマウスでポインティングしながらクリックする
ことで透明色を選ぶ(手順SBS6)。この時、プレビ
ュー画面244における背景色を透明色とすることで、
背景色以外の部分を残すことができる点については、静
止画エフェクトの場合と同様である。この選んだ透明色
はインデックスとして表示され同時にその色自体も透明
色ボックス247内に表示される。動画エフェクトの場
合には、さらに動きパターンについての入力が行われる
(手順SBS7)。この動きパターンの設定時には、図
10のフォームウインドウ241において、予め用意さ
れたユーザが指定できる種々の動きパターンが表示部2
48に表示され、ユーザは単にその動きパターンのリス
トの中から1つの動きパターンを選ぶことで簡便に画像
ファイルの動きを指定できる。この時ユーザの選択した
動きパターンがどのような動きかを矢印を用いて側部の
表示部249で表しており、ユーザは自分のイメージ通
りの動きか否かを容易に判断できる。次に作成された動
画エフェクトには名称(タイトル)が与えられ(SBS
8)、具体的にはタイトルボックス246に所望の文字
列を書き込むことで当該動画エフェクトの名称が与えら
れる。そして、OKボタン250を押すことでエフェク
トの設定を一旦終了し、その作成したエフェクトがビッ
トマップエフェクトリストに追加される(手順SBS1
2)。
【0125】アニメーションエフェクトを選択した場合
では、図11のフォームウインドウ261が現れて、参
照ボタン262を用いて当該ユーザ端末若しくはネット
ワークコンピュータなどからエフェクト用に使用する画
像ファイルを選択する(手順SBS9)。特にアニメー
ションエフェクトの場合には、複数の画像ファイルが選
択され、選択された複数の画像ファイルはボックス26
3中に選択順に表示され、その順でアニメーションとし
て順次再生される。この選択により、ダイアログでのプ
レビュー画面264に選択された画像がサムネイルなど
の形式で表示される。次に、そのプレビュー画面264
を用いて該プレビュー画面264の一部をマウスでポイ
ンティングしながらクリックすることで透明色を選ぶ
(手順SBS10)。この時、プレビュー画面264に
おける背景色を透明色とすることで、背景色以外の部分
を残すことができる。この選んだ透明色はインデックス
として表示され同時にその色自体も透明色ボックス26
7内に表示される。また、アニメーションエフェクトの
場合には、音声ファイルも合成させることができ、音を
つけるためのチェックボックス269にチェックを入れ
ると、音声ファイルの指定が可能となる。この場合に
は、音声ファイルを選択するための参照ボタン270が
押せる状態となり、当該端末内などの音声ファイルを選
択できる。また再生ボタン271を押すことで、音声フ
ァイルの内容を聞くことも可能である。アニメーション
エフェクトにおいては、以上で設定作業が終了し、タイ
トル(名称)をボックス266に入力し(手順SBS1
1)、OKボタン272を押すことでエフェクトの設定
を一旦終了し、その作成したエフェクトがビットマップ
エフェクトリスト312に追加される(手順SBS1
2)。
【0126】図14の手順SBS12に至ったところ
で、図12の手順SB13に進む。ここではダイアログ
画面からエフェクト設定画面(図17参照)に戻り、作
成したエフェクトをビットマップエフェクトリスト31
2から選択する(手順SB13)。
【0127】手順S14でボタン番号#3(図17の引
用符号321)を選択することによりテロップエフェク
トを選択した場合(手順ST11)には、図18に示す
ようなテロップエフェクト選択画面に切り替わり、テロ
ップエフェクトリスト322が表示される。このテロッ
プエフェクトリスト322が表示された画面では、テロ
ップ入力ボックス324の部分に書き込みたい文字列が
入力可能となっており、ここに所望の文字列をタイプ入
力する(手順ST12)。次に、テロップエフェクトリ
スト322内のテロップテンプレート325から、入力
した文字列についてのフォント、大きさ、位置、動き、
色などを選択する(手順ST13)。なお、このテロップ
テンプレート325における選択は前述の動画エフェク
トにおける動きパターンに該当する。テロップテンプレ
ート325の側部には、プレビューウインドウ323が
形成されていて、テロップの位置や文字列、サイズ、色
などを見ることができる。
【0128】手順SP12、手順SB13、及び手順S
T12を終了した段階で、少なくとも1つの画像エフェ
クト素材が存在する状態となるが、更に組み合わせたい
画像エフェクト素材がある場合には、手順S15で手順
S14に戻り、同様の画像エフェクト素材の作成を行
う。この選択は、具体的には、エフェクト設定画面にお
けるボタン番号#1〜#3を再度選択することで進める
ことができる。更に組み合わせたい画像エフェクト素材
がない場合、手順S16で作成した画像エフェクトを画
像エフェクトリストに追加させる。この追加作業は図1
6から図18において追加ボタン306を選択すること
で行われる。この後、エフェクト設定画面(図16から
図18)が閉じられる(手順S17)。
【0129】続いて、エフェクトタイトル用のボックス
303の上に位置するループボックス308に必要な場
合にはチェックを入れて、作成した画像エフェクトをル
ープするか否かを設定する(手順S18)。チェックを
入れて画像エフェクトをループさせた場合では、図20
の(b)に示すようにその画像エフェクトの表示にルー
プマークが表示され、ループ設定されていることを示す
ことになる。なお、ループさせない場合では、図20の
(a)のループ設定のない画面が現れる。次いで、エフ
ェクトタイトル用のボックス303に画像エフェクトの
タイトル(名称)を入力し(手順S19)、メニューか
ら保存を選んで作成した画像エフェクトを番組テンプレ
ートの一部として保存する(手順S20)。このとき、
図19のようなダイアログが表示され、参照ボタン28
0によって保存先を選ぶことができる。保存する場合
は、保存ボタン281を押し、キャンセルする場合には
キャンセルボタン282を押す。この段階で、どのよう
な他のテンプレートが保存されているかを一覧表示部2
83によって認識でき、効果的に番組テンプレートの保
存が可能である。
【0130】以上のような手順により、複数のエフェク
ト素材を組み合わせて画像エフェクトを構成し、それを
番組テンプレートの一部として保存することが可能であ
る。従って、複数の効果を用いて映像を配信する場合で
あっても、映像上のタイミングを上手にとらえた配信が
実現されることになり、一度作成した画像エフェクトを
テンプレートの形で格納できるために、後日再度使用す
る場合に重複した設定作業は不要となる。
【0131】次に、図15を参照しながらライブ配信中
における画像エフェクトの有効化についてライブ配信の
ための手順と併せて説明する。先ず、パーソナル配信サ
イトで番組の予約を行う(手順SL1)。これは図1に
おけるユーザ端末10を操作して、公衆回線網3及びイ
ンターネット2を介して予約用のサーバ30に接続し、
その接続した画面を用いて番組の予約を行う。サーバ3
0では予約が取れたところで予約設定ファイルをユーザ
端末に対して送信し、ユーザ端末10ではその予約設定
ファイルをダウンロードして例えばハードディスク内に
その予約設定ファイルを格納する(手順SL2)。
【0132】以上が予約作業であり、ユーザはこの予約
作業を通常は事前に行う。手順SL3からは配信時の作
業を説明するものであり、先ず、ライブ配信アプリケー
ションを起動する(手順SL3)。この段階でライブ配
信アプリケーションは、自動的に先の予約設定ファイル
を読み込み(手順SL4)、次いで、ユーザはメニュー
から「番組テンプレートをロードする」を選択する。こ
の選択作業によって、予約した番組に合った番組シナリ
オを選択する(手順SL5)。この段階で、図21に示
すようなライブ配信のユーザ・インターフェースが現れ
る。
【0133】ここで、簡単にライブ配信のユーザ・イン
ターフェースについて説明すると、全部で5枚のパネル
が水平方向に並ぶように構成され、中央のパネルはライ
ブ配信している映像及び/又は音声データに関する操作
を行うためのメインモニタパネルウィンドウ154cで
あり、その右側に音声に関する操作を行うためのサウン
ドパネルウィンドウ154a、入力ソースとして選択可
能なディジタルビデオカメラ60によって撮影して得ら
れた映像データに関する操作を行うためのカメラ入力パ
ネルウィンドウ154bが並べられ、中央のパネルの左
側に入力ソースとして選択可能なハードディスクに記録
されている映像データに関する操作を行うためのファイ
ル入力パネルウィンドウ154d、及びエフェクトに関
する操作を行うためのエフェクトパネルウィンドウ15
4eが表示されている。
【0134】手順SL6では、現在の時刻が予約したラ
イブ配信の時間か否かが判断され、もし予約した配信時
間ではない場合には、時間待ちループに入る。もし、予
約した配信時間である場合には、次の手順SL7に進み
オンエアボタン154cが選択されて、ライブ配信が
開始される。
【0135】前述のエフェクトパネルウィンドウ154
eには、画像エフェクトリスト190が配設されてお
り、その画像エフェクトリストの中で複数の画像エフェ
クトを縦に並べるように配置させている。ここで次に使
用する予定の画像エフェクトをクリックすることで選択
する(手順SL7)。この選択により、選ばれたファイ
ルはハイライト、点滅、フレームが着色するなどの手法
によって、ユーザから分かるようにされる。
【0136】ライブ配信が進んで、先ほど選択した画像
エフェクトを使用したい時がくれば、そのタイミングで
画像エフェクトオンボタン191を押す。この画像エフ
ェクトオンボタン191の押下げ動作によって、ライブ
映像に画像エフェクトが付加される(手順SL8)。以
下、予約終了時刻か否かが判断され(手順SL9)、終
了時間でなければ配信が継続されて手順SL7に戻り、
終了時間になっていればライブ配信を終了する(手順S
L10)。
【0137】このように画像エフェクトを用いて、簡単
にライブ映像に効果を付加することができ、特に画像エ
フェクトはライブ配信が始まる以前にピクチャーエフェ
クト、ビットマップエフェクト、テロップエフェクトの
3つの画像エフェクト素材を組み合わせたものとなって
おり、複合的なエフェクトを容易にライブ配信映像に合
成できることになる。
【0138】なお、上述の実施形態においては、主にユ
ーザはコンピュータを使用する場合について説明した
が、ユーザ端末は携帯電話や、PDA、ネットワークカ
メラやネットワークカムコーダーなどであっても良い。
【0139】
【発明の効果】上述のように、本発明の効果付加装置お
よび効果付加方法によれば、複数のエフェクト素材を組
み合わせて画像エフェクトを構成し、それを番組テンプ
レートの一部として保存することが可能である。従っ
て、複数の効果を用いて映像を配信する場合であって
も、映像上のタイミングを上手にとらえた配信が実現さ
れることになり、一度作成した画像エフェクトをテンプ
レートの形で格納できるために、後日再度使用する場合
に重複した設定作業は不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の効果付加装置の一例が使用される個人
放送システムの概要を示す構成図である。
【図2】本発明の効果付加装置の一例が使用されるユー
ザ端末の構成を示す構成ブロック図である。
【図3】本発明の効果付加装置の一例にかかるライブ配
信アプリケーション・プログラムの構成図である。
【図4】前記ライブ配信アプリケーション・プログラム
のウインドウの説明図である。
【図5】前記ライブ配信アプリケーション・プログラム
のウインドウの他の説明図である。
【図6】本発明の効果付加装置の一例におけるエフェク
トフィルターの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の効果付加装置の一例におけるエフェク
トフィルターとエフェクトの階層構成を示すブロック図
である。
【図8】本発明の効果付加装置の一例におけるビットマ
ップエフェクト新規作成ダイアログを示す図である。
【図9】本発明の効果付加装置の一例における静止画エ
フェクト作成ダイアログを示す図である。
【図10】本発明の効果付加装置の一例における動画エ
フェクト作成ダイアログを示す図である。
【図11】本発明の効果付加装置の一例におけるアニメ
ーションエフェクト作成ダイアログを示す図である。
【図12】本発明の効果付加装置の一例における画像エ
フェクトの作成(その1)のフローを示すフローチャー
トである。
【図13】本発明の効果付加装置の一例における画像エ
フェクトの作成(その2)のフローを示すフローチャー
トであり、図12のフローの続きである。
【図14】本発明の効果付加装置の一例におけるビット
マップエフェクトの作成のフローを示すフローチャート
である。
【図15】本発明の効果付加装置の一例における画像エ
フェクトを有効化する際のフローを示すフローチャート
である。
【図16】本発明の効果付加装置の一例におけるピクチ
ャーエフェクト設定画面を示す図である。
【図17】本発明の効果付加装置の一例におけるビット
マップエフェクト設定画面を示す図である。
【図18】本発明の効果付加装置の一例におけるテロッ
プエフェクト設定画面を示す図である。
【図19】本発明の効果付加装置の一例における番組テ
ンプレートの保存ダイアログを示す図である。
【図20】本発明の効果付加装置の一例におけるループ
設定を示す図であり、(a)はループ設定なしの場合を
示す図であり、(b)はループ設定ありの場合を示す図
である。
【図21】本発明の効果付加装置の一例におけるライブ
配信画面を示す図である。
【符号の説明】
1 個人放送システム 2 インターネット 3 公衆回線網 10 ユーザ端末 154a,154b,154c,154d,154e
パネルウィンドウ 201 エフェクトフィルター 221、231、241、261 フォームウインドウ 302 ピクチャーエフェクトリスト 312 ビットマップエフェクトリスト 325 テロップテンプレート
フロントページの続き (72)発明者 西村 孝則 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 福田 純子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 吉岡 圭一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 城間 真 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 坂田 純一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA08 BA08 BA10 BA18 BA20 CA05 CA07 CA08 EA19 EA20 EA24 FA02 FA13 FA19 GA08 5B057 AA20 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CE08 CH14 DA16 5C023 AA01 AA04 AA11 AA18 BA11 CA01 CA05 CA06

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種情報を表示する表示手段と、所望の
    効果特定情報の組み合わせからなる画像効果情報を格納
    する画像効果情報格納手段と、 前記画像効果情報格納手段に格納された前記画像効果情
    報を予め設定された配列で前記表示手段に表示させる画
    像効果情報配列手段と、前記画像効果情報配列手段によ
    って前記表示手段に表示された前記画像効果情報の中か
    ら所望の画像効果情報を選択する画像効果選択手段と、
    入力画像に対し、前記画像効果選択手段により選択され
    た前記所望の画像効果情報により特定された効果を付加
    する画像効果付加手段とを具備することを特徴とする効
    果付加装置。
  2. 【請求項2】 前記画像効果情報は、ユーザが選択した
    効果特定情報を記憶して構成可能とされることを特徴と
    する請求項1記載の効果付加装置。
  3. 【請求項3】 前記入力画像は所要の通信回線を介して
    配信されることを特徴とする請求項1記載の効果付加装
    置。
  4. 【請求項4】 ユーザの操作を入力する入力手段を有
    し、前記画像効果情報配列手段は、前記画像効果情報の
    配列の一部を表示し、前記入力手段に対する前記操作手
    段の操作に従って前記配列をスクロール表示させること
    を特徴とする請求項1記載の効果付加装置。
  5. 【請求項5】 前記画像効果情報配列手段は、前記画像
    効果情報の追加及び削除が可能であることを特徴とする
    請求項1記載の効果付加装置。
  6. 【請求項6】 前記画像効果情報は、画像情報に対する
    演算処理によって効果を付加するための画像演算加工情
    報、画像情報に対して画像を重ねる視覚効果を得るため
    の画像重畳情報、画像情報に対して文字列を重ねる視覚
    効果を得るための画像文字列重畳情報の組み合わせ情報
    を有することを特徴とする請求項1記載の効果付加装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画像重畳情報は、単純な重畳効果を
    得るための静止画効果についての情報と、静止画の動き
    を指定するための動画効果についての情報と、複数の静
    止画を連続して順次重畳させるアニメーション効果につ
    いての情報の全部若しくは一部を有することを特徴とす
    る請求項6記載の効果付加装置。
  8. 【請求項8】 前記画像文字列重畳情報は、入力させる
    入力部に入力される表示文字と、文字列の表示手法から
    なることを特徴とする請求項6記載の効果付加装置。
  9. 【請求項9】 配信を行う場合、前記画像効果選択手段
    による前記表示手段に表示された前記画像効果情報の中
    からの画像効果情報の選択は、予約設定ファイルを読み
    込んだ後に行われることを特徴とする請求項1記載の効
    果付加装置。
  10. 【請求項10】 前記画像効果情報は番組テンプレート
    として保存可能であることを特徴とする請求項1記載の
    効果付加装置。
  11. 【請求項11】 各種情報を表示する表示手段と、 画像に対する効果を特定する効果特定情報を予め設定さ
    れた配列で前記表示手段に表示させる効果特定情報配列
    手段と、前記効果特定情報配列手段によって前記表示手
    段に表示された前記効果特定情報の中から所望の効果特
    定情報を選択する選択手段と、入力画像に対し、前記選
    択手段により選択された前記所望の効果特定情報により
    特定された効果を付加する効果付加手段と前記効果特定
    情報の組み合わせからなる画像効果情報を格納する画像
    効果情報格納手段と、 前記画像効果情報格納手段に格納された前記画像効果情
    報を予め設定された配列で前記表示手段に表示させる画
    像効果情報配列手段と、前記画像効果情報配列手段によ
    って前記表示手段に表示された前記画像効果情報の中か
    ら所望の画像効果情報を選択する画像効果選択手段と、
    入力画像に対し、前記画像効果選択手段により選択され
    た前記所望の画像効果情報により特定された効果を付加
    する画像効果付加手段とを具備することを特徴とする効
    果付加装置。
  12. 【請求項12】 前記画像効果情報は、前記選択手段に
    より選択された前記所望の効果特定情報を記憶して構成
    可能とされることを特徴とする請求項11記載の効果付
    加装置。
  13. 【請求項13】 前記効果特定情報配列手段により表示
    された前記効果特定情報と、前記画像効果情報配列手段
    により表示される前記画像効果情報は互換性を有してい
    ることを特徴とする請求項11記載の効果付加装置。
  14. 【請求項14】 所望の効果特定情報の組み合わせから
    なる画像効果情報を格納する手順と、 格納された前記画像効果情報を予め設定された配列で表
    示する手順と、表示された前記画像効果情報の中から所
    望の画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対し、
    選択された前記所望の画像効果情報により特定された効
    果を付加する手順とを具備することを特徴とする効果付
    加方法。
  15. 【請求項15】 前記画像効果情報は、ユーザが選択し
    た効果特定情報を記憶して構成可能とされることを特徴
    とする請求項14記載の効果付加方法。
  16. 【請求項16】 前記入力画像は所要の通信回線を介し
    て配信されることを特徴とする請求項14記載の効果付
    加方法。
  17. 【請求項17】 前記画像効果情報の配列の一部を表示
    し、ユーザの操作に従って前記配列をスクロール表示さ
    せることを特徴とする請求項14記載の効果付加方法。
  18. 【請求項18】 前記画像効果情報は、画像情報に対す
    る演算処理によって効果を付加するための画像演算加工
    情報、画像情報に対して画像を重ねる視覚効果を得るた
    めの画像重畳情報、画像情報に対して文字列を重ねる視
    覚効果を得るための画像文字列重畳情報の組み合わせ情
    報を有することを特徴とする請求項13記載の効果付加
    方法。
  19. 【請求項19】 前記画像重畳情報は、単純な重畳効果
    を得るための静止画効果についての情報と、静止画の動
    きを指定するための動画効果についての情報と、複数の
    静止画を連続して順次重畳させるアニメーション効果に
    ついての情報の全部若しくは一部を有することを特徴と
    する請求項14記載の効果付加方法。
  20. 【請求項20】 配信を行う場合、前記画像効果選択手
    段による前記表示手段に表示された前記画像効果情報の
    中からの画像効果情報の選択は、予約設定ファイルを読
    み込んだ後に行われることを特徴とする請求項14記載
    の効果付加方法。
  21. 【請求項21】 画像に対する効果を特定する効果特定
    情報を予め設定された配列で表示する手順と、 前記表示された効果特定情報の中から所望の効果特定情
    報を選択する手順と、 入力画像に対して、前記選択された前記効果特定情報に
    より特定される効果を付与する手順と、 所望の効果特定情報の組み合わせからなる画像効果情報
    を格納する手順と、 格納された前記画像効果情報を予め設定された配列で表
    示する手順と、表示された前記画像効果情報の中から所
    望の画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対し、
    選択された前記所望の画像効果情報により特定された効
    果を付加する手順とを具備することを特徴とする効果付
    加方法。
  22. 【請求項22】 情報処理装置に対して、所望の効果特
    定情報の組み合わせからなる画像効果情報を格納する手
    順と、 格納された前記画像効果情報を予め設定された配列で表
    示する手順と、表示された前記画像効果情報の中から所
    望の画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対し、
    選択された前記所望の画像効果情報により特定された効
    果を付加する手順とを実行させることを特徴とする効果
    付加プログラム。
  23. 【請求項23】 前記画像効果情報は、ユーザが選択し
    た効果特定情報を記憶して構成可能とされることを特徴
    とする請求項22記載の効果付加プログラム。
  24. 【請求項24】 前記入力画像は所要の通信回線を介し
    て配信されることを特徴とする請求項22記載の効果付
    加プログラム。
  25. 【請求項25】 前記画像効果情報の配列の一部を表示
    し、ユーザの操作に従って前記配列をスクロール表示さ
    せることを特徴とする請求項22記載の効果付加プログ
    ラム。
  26. 【請求項26】 前記画像効果情報は、画像情報に対す
    る演算処理によって効果を付加するための画像演算加工
    情報、画像情報に対して画像を重ねる視覚効果を得るた
    めの画像重畳情報、画像情報に対して文字列を重ねる視
    覚効果を得るための画像文字列重畳情報の組み合わせ情
    報を有することを特徴とする請求項22記載の効果付加
    プログラム。
  27. 【請求項27】 前記画像重畳情報は、単純な重畳効果
    を得るための静止画効果についての情報と、静止画の動
    きを指定するための動画効果についての情報と、複数の
    静止画を連続して順次重畳させるアニメーション効果に
    ついての情報の全部若しくは一部を有することを特徴と
    する請求項22記載の効果付加プログラム。
  28. 【請求項28】 配信を行う場合、前記画像効果選択手
    段による前記表示手段に表示された前記画像効果情報の
    中からの画像効果情報の選択は、予約設定ファイルを読
    み込んだ後に行われることを特徴とする請求項22記載
    の効果付加プログラム。
  29. 【請求項29】 前記情報処理装置は、映像の実時間配
    信機能を有することを特徴とする請求項22記載の効果
    付加プログラム。
  30. 【請求項30】 前記画像効果情報は番組テンプレート
    として保存可能であることを特徴とする請求項22記載
    の効果付加プログラム。
  31. 【請求項31】 情報処理装置に対して、 画像に対する効果を特定する効果特定情報を予め設定さ
    れた配列で表示する手順と、 前記表示された効果特定情報の中から所望の効果特定情
    報を選択する手順と、 入力画像に対して、前記選択された前記効果特定情報に
    より特定される効果を付与する手順と、 所望の効果特定情報の組み合わせからなる画像効果情報
    を格納する手順と、 格納された前記画像効果情報を予め設定された配列で表
    示する手順と、表示された前記画像効果情報の中から所
    望の画像効果情報を選択する手順と、入力画像に対し、
    選択された前記所望の画像効果情報により特定された効
    果を付加する手順とを実行させることを特徴とする効果
    付加プログラム。
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