JP2003090801A - 検査対象パターンの端部検出方法、装置、及び、検査方法、装置 - Google Patents

検査対象パターンの端部検出方法、装置、及び、検査方法、装置

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JP2003090801A
JP2003090801A JP2001285268A JP2001285268A JP2003090801A JP 2003090801 A JP2003090801 A JP 2003090801A JP 2001285268 A JP2001285268 A JP 2001285268A JP 2001285268 A JP2001285268 A JP 2001285268A JP 2003090801 A JP2003090801 A JP 2003090801A
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JP
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JP2001285268A
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Kenta Hayashi
林  謙太
Masahiko Soeda
添田  正彦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事前に検査領域を設定することなく、ライン
センサの出力からパターン領域の端部を判定可能とす
る。 【解決手段】 一定の間隔で同じ形状が配置された検査
対象パターンに対して、ラインセンサ(24)を相対移
動させながら、検査対象パターンを検査する際に、前記
ラインセンサからの出力が、パターンのピッチより長い
間、一定レベルのままである時に、パターン領域の端部
と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の間隔で同じ
形状が配置された検査対象パターンに対して、ライン毎
に読出し可能なラインセンサやエリアセンサを用いて、
検査対象パターンを検査する際の検査対象パターンの端
部検出方法及び装置、並びに、これを用いた検査方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すようなプラズマディスプレイ
パネル(PDP)背面板や、図2に示すようなシャドウ
マスク等、一定の間隔で同じ形状が配置されているパタ
ーンの外観検査に際しては、図3に示す如く、検査対象
であるワーク10とラインセンサカメラ14を相対移動
(例えば検査範囲を複数回に分けて走査)させながら、
カメラ14に内蔵されたラインセンサからの出力を画像
処理して、図4に示す如く、パターン配置のピッチと整
数倍離れた画素同士を比較する方法が採られる。
【0003】この際、パターン領域の端部では、比較す
る対象がなくなるため、誤検出を避けるべく、例えば最
外周のパターンは処理しない等の例外処理を行うことが
多い。そのためには、視野内の何処にパターン領域の端
部があるかを認識する必要がある。
【0004】従って従来は、例えば図5に示す如く、事
前にパターン領域を検査領域12として座標により設定
(例えば検査領域が矩形の場合、対角に位置する2つの
頂点座標(x0,y0)(x1,y1)を指定)し、検査時に
は、ラインセンサの位置と検査領域の座標を比較し、視
野内のどの部分に検査領域12の端部が来るかを計算に
より求める、いわゆる検査領域設定方法が採用されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに検査領域を予め設定する方法では、検査する品種毎
に検査領域を設定する必要がある。又、ワークを所定の
位置に精度良く設置しないと、設定した検査領域と実際
のワークの座標とにずれが生じ、検査領域の内と外を比
較してしまうことによって生じる過検出や、検査領域内
を外としてしまうことによって生じる未検査部分の発生
の原因になるという問題点を有していた。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、事前に検査領域を設定することな
く、パターン領域の端部を判定可能とすることを課題と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一定の間隔で
同じ形状が配置された検査対象パターンに対して、ライ
ン毎に読出し可能なセンサを用いて、検査対象パターン
を検査する際に、図6に示す如く、前記センサからの出
力が、パターンのピッチPより長い間、一定レベルのま
まである時に、パターン領域の端部と判定するようにし
て、前記課題を解決したものである。
【0008】又、前記センサからの出力の微分値が、パ
ターンのピッチより長い間、設定値より小さい時に、パ
ターン領域の端部と判定するようにして、光量の変動に
拘らず、正確な判定を可能としたものである。
【0009】本発明は、又、一定の間隔で同じ形状が配
置された検査対象パターンに対して、ライン毎に読出し
可能なセンサを用いて、検査対象パターンを検査する際
に、検査対象パターンの端部を検出するための検査対象
パターンの端部検出装置であって、前記センサの出力を
1ライン毎にモニタする手段と、前記センサからの出力
が、パターンのピッチより長い間、一定レベルのままで
ある時に、パターン領域の端部と判定する手段とを備え
ることにより、前記課題を解決したものである。
【0010】又、前記センサの出力を微分する手段と、
前記センサからの出力の微分値が、パターンのピッチよ
り長い間、設定値より小さい時に、パターン領域の端部
と判定する手段とを備えることにより、光量の変動に拘
らず、正確な判定を可能としたものである。
【0011】本発明は、又、前記の端部検出方法により
端部が検出されたパターン領域を検査することを特徴と
する検査対象パターンの検査方法を提供するものであ
る。
【0012】本発明は、又、前記の端部検出装置を含む
ことを特徴とする検査対象パターンの検査装置を提供す
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0014】本実施形態は、本発明を、PDP背面板リ
ブの外観検査装置に適用したもので、図7(斜視図)及
び図8(ブロック図)に示す如く、検査対象であるPD
P背面板(ワークと称する)10を配置するためのステ
ージ20と、前記ワーク10を照明するための照明部2
2と、該照明部22によって照明されたワーク10の画
像を入力するための、例えばラインセンサカメラで構成
される画像入力部24と、該画像入力部24を前記ワー
ク10に対してX、Yの2次元(2軸)方向に移動操作
するための搬送部26と、前記画像入力部24からの信
号を処理して本発明による端部検出及びパターンの外観
検査を行うための画像処理部28と、各構成部を制御す
るための制御部30とを含んで構成されている。
【0015】本実施形態の全体の処理手順を図9に示
す。
【0016】まずステップ100で、前記画像入力部2
4のラインセンサの出力を1ライン入力し、ステップ1
02で、本発明による端部判定を行う。具体的には、図
10に示す第1実施形態の如く、パターンのない部分の
ラインセンサからの出力レベルを含み、且つ、パターン
のある部分の出力レベルは含まない範囲で設定値を事前
に登録しておき、検査時に、ラインセンサの出力が、設
定範囲内の中にパターン1ピッチ以上連続して入ってい
た場合、パターン領域の端部と判定する。
【0017】次いでステップ104に進み、ステップ1
02で判定されたパターン領域内のみ、所定数a画素離
れた画素と比較処理する。ここで、aは、パターン配置
の整数倍で、画素単位で指定する設定値である。
【0018】次いでステップ106に進み、所定値b以
上差がある場合、欠陥と判定し、ステップ108で結果
を出力する。ここで、bは、比較処理した結果、欠陥と
判断するための閾値である。
【0019】ステップ110で、全範囲の検査が終了し
たか否かを判定し、判定結果が否である場合には、ステ
ップ112に進み、前記搬送部26により画像入力部2
4のラインセンサカメラを移動して、ステップ100に
戻る。
【0020】一方、ステップ110の判定結果が正であ
り、全範囲の検査が終了したと判断される時には、検査
を終了する。
【0021】本実施形態においては、ラインセンサの出
力により直接、端部判定を行っているので、構成が簡略
である。
【0022】次に、本発明の第2実施形態を詳細に説明
する。
【0023】本実施形態は、ラインセンサの出力により
直接、端部判定するのではなく、図11に示す如く、ラ
インセンサの出力を画像処理部28内に設けた微分回路
で微分したものに対して、第1実施形態と同様に端部判
定を行い、微分結果が1ピッチ以上の間、設定範囲内の
レベルであれば、パターン領域の端部と判定するように
している。
【0024】本実施形態においては、パターンのない部
分での微分値が完全に含まれ、且つ、パターン領域端部
での微分値が外れるような範囲で、設定値を事前に登録
する。
【0025】他の点に関しては、第1実施形態と同様で
あるので、説明は省略する。
【0026】本実施形態によれば、ラインセンサの出力
レベルの絶対値の影響を受けることがなくなり、照明部
22の光量の変動に強くなる。
【0027】なお、前記実施形態においては、いずれ
も、ラインセンサが用いられていたが、エリアセンサで
あっても、1ライン毎に処理を行なえば同様に適用でき
る。
【0028】又、適用対象も、PDPの背面板リブの外
観検査に限定されず、例えば図2に示したようなシャド
ウマスクの孔形状の検査にも同様に適用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ラインセンサカメラの
出力からパターンの端部を判断するため、事前に検査領
域を設定する必要がなくなる。
【0030】又、カメラやワークを移動させる搬送部の
位置決めの精度に左右されず、必要な部分のみを精度良
く検査領域として処理できる。
【0031】更に、検査対象の材質が同じであれば、レ
ベル判定のための設定は一度しておけばよく、品目毎に
設定する必要はない等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の検査対象の一例であるPDP背面板リ
ブを示す正面図
【図2】検査対象の他の例であるシャドウマスクを示す
正面図
【図3】ラインセンサカメラにより検査対象を検査して
いる状態を示す斜視図
【図4】パターン領域端部におけるパターン検査の問題
点を説明するための図
【図5】従来の検査領域設定方法による検査領域の設定
例を示す正面図
【図6】本発明におけるパターン領域端部の判定の原理
を示す線図
【図7】本発明の実施形態の全体構成を示す斜視図
【図8】同じくブロック図
【図9】同じく処理手順を示す流れ図
【図10】本発明の第1実施形態における端部判定の原
理を示す線図
【図11】同じく第2実施形態における端部判定の原理
を示す線図
【符号の説明】
10…ワーク(検査対象) 20…ステージ 22…照明部 24…画像入力部(ラインセンサ) 26…搬送部 28…画像処理部 30…制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の間隔で同じ形状が配置された検査対
    象パターンに対して、ライン毎に読出し可能なセンサを
    用いて、検査対象パターンを検査する際に、 前記センサからの出力が、パターンのピッチより長い
    間、一定レベルのままである時に、パターン領域の端部
    と判定することを特徴とする検査対象パターンの端部検
    出方法。
  2. 【請求項2】前記センサからの出力の微分値が、パター
    ンのピッチより長い間、設定値より小さい時に、パター
    ン領域の端部と判定することを特徴とする請求項1に記
    載の検査対象パターンの端部検出方法。
  3. 【請求項3】一定の間隔で同じ形状が配置された検査対
    象パターンに対して、ライン毎に読出し可能なセンサを
    用いて、検査対象パターンを検査する際に、検査対象パ
    ターンの端部を検出するための検査対象パターンの端部
    検出装置であって、 前記センサの出力を1ライン毎にモニタする手段と、 前記センサからの出力が、パターンのピッチより長い
    間、一定レベルのままである時に、パターン領域の端部
    と判定する手段と、 を備えたことを特徴とする検査対象パターンの端部検出
    装置。
  4. 【請求項4】前記センサの出力を微分する手段と、 前記センサからの出力の微分値が、パターンのピッチよ
    り長い間、設定値より小さい時に、パターン領域の端部
    と判定する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項3に記載の検査対象パ
    ターンの端部検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載の端部検出方法によ
    り端部が検出されたパターン領域を検査することを特徴
    とする検査対象パターンの検査方法。
  6. 【請求項6】請求項3又は4に記載の端部検出装置を含
    むことを特徴とする検査対象パターンの検査装置。
JP2001285268A 2001-09-19 2001-09-19 検査対象パターンの端部検出方法、装置、及び、検査方法、装置 Pending JP2003090801A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292309A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Hitachi Kokusai Electric Inc パターン欠陥検査装置
JP2011029647A (ja) * 2003-07-22 2011-02-10 Idemitsu Kosan Co Ltd 有機エレクトロルミネッセンス素子

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