JP2003090284A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機

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JP2003090284A
JP2003090284A JP2001281709A JP2001281709A JP2003090284A JP 2003090284 A JP2003090284 A JP 2003090284A JP 2001281709 A JP2001281709 A JP 2001281709A JP 2001281709 A JP2001281709 A JP 2001281709A JP 2003090284 A JP2003090284 A JP 2003090284A
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Japan
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control valve
shaft
compressor
chamber
crank chamber
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JP2001281709A
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Inventor
Shunji Muta
俊二 牟田
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルクを高精度に検出できるようにして制御
性を向上させた可変容量型圧縮機を提供する。 【解決手段】 シャフト5と、シャフト5の両端部を回
転可能に支持する軸受25,26と、シャフト5に摺動
かつ傾斜可能に取り付けられる斜板10と、吐出室12
と斜板10が収容されるクランク室8とを連通する通路
57の途中に設けられ、通路57を開閉する制御弁60
とを備え、制御弁60の開閉動作によりクランク室8内
の圧力が変化し、斜板10の傾斜角度が変わり、吐出容
量が増減する可変容量型圧縮機において、軸受25,2
6に設けられた荷重センサ52,51の出力値に基いて
制御弁60の開度を制御するコントローラ70を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は可変容量型圧縮機
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の空調装置に使用される可変容量
型圧縮機では、クランク室内の圧力を調整することによ
って斜板の傾斜角度を変更して吐出容量を変更する。
【0003】クランク室の圧力調整は、例えば吐出室と
クランク室とを連通する通路の途中に設けられた制御弁
の開度を調整することによって行われる。
【0004】上記可変容量型圧縮機はエンジンから動力
を得ている。そのため、車両の加速時や登坂走行時には
エンジンに大きな負荷がかかり、燃料消費量が増大する
とともに、二酸化炭素の排出量が多くなる。
【0005】燃料消費量や二酸化炭素の排出量を低減す
るため、車両の加速時や登坂走行時に圧縮機の吐出容量
を低下させて圧縮機に起因するエンジンの負荷を低減さ
せ、エンジンの動力を加速等に振り向けるようにした技
術が知られている。
【0006】従来、この種の技術を適用した可変容量型
圧縮機として、例えば特開2001−73941号公報
に記載されているものが知られている。
【0007】この可変容量型圧縮機では、シャフトに負
荷トルク検出器を設け、この負荷トルク検出器によって
圧縮動作の反作用として圧縮機に作用する負荷トルクを
検出する。検出された負荷トルクに関する情報はエンジ
ン回転数等の情報と共に制御装置に出力される。制御装
置は前記情報に基いてソレノイドコイルの通電を制御し
て制御弁の開度を調節し、車両の加速時や登坂走行時に
吐出容量を低下させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この可変容量
型圧縮機には、次のような問題がある。
【0009】シャフトから負荷トルクを検出するために
は高性能な負荷トルク検出器が必要になり、製造コスト
が高くなる。また、シール部材よりもシャフトの先端側
に負荷トルク検出器を設けているため、圧縮機が大型化
する。
【0010】トルクをシャフトから直接検出する構成で
あるため、信号を取得するための特別なカップリングや
無線構造(磁性膜及びコイルで構成される磁歪検出部
等)が必要となり、信号以外の電気量(ノイズ)が検出
回路に侵入し易い。
【0011】そのため、制御装置における所期の信号処
理機能が害され、演算データが不正確となり、トルクを
高精度に検出することができなくなる。
【0012】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題はトルクを高精度に検出できるよう
にして制御性を向上させた可変容量型圧縮機を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、シャフトと、前記シャフトを
回転可能に支持する複数の軸受と、前記シャフトに摺動
かつ傾斜可能に取り付けられる傾斜回転板と、吐出室及
び吸入室の少なくとも一方と前記傾斜回転板が収容され
るクランク室とを連通する通路の途中に設けられ、前記
通路を開閉する制御弁とを備え、前記制御弁の開閉動作
により前記クランク室内の圧力が変化し、前記傾斜回転
板の傾斜角度が変わり、吐出容量が増減する可変容量型
圧縮機において、前記複数の軸受の少なくとも1つに設
けられた荷重センサと、この荷重センサの出力値に基い
て前記制御弁の開度を制御する制御手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0014】軸受に設けられた荷重センサの出力値に基
いて車両の加速と圧縮機の運転負荷とを判断し、圧縮機
の吐出容量を低下させエンジンの動力を加速や登坂のエ
ネルギとして使用する。信号を取得するための特別なカ
ップリングや無線構造が不要であるため、ノイズが検出
回路に侵入し難く、制御手段における所期の信号処理機
能が害されず、正確な演算データを取得できる。
【0015】請求項2記載の発明は、シリンダブロック
に固定され、クランク室が形成されたシリンダヘッド
と、前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの中
心部に支持されたシャフトと、前記シリンダブロック及
び前記シリンダヘッドに設けられ、前記シャフトを回転
可能に支持する複数の軸受と、前記シャフトに摺動かつ
傾斜可能に取り付けられる傾斜回転板と、吐出室及び吸
入室の少なくとも一方と前記傾斜回転板が収容される前
記クランク室とを連通する通路の途中に設けられ、前記
通路を開閉する制御弁とを備え、前記制御弁の開閉動作
により前記クランク室内の圧力が変化し、前記傾斜回転
板の傾斜角度が変わり、吐出容量が増減する可変容量型
圧縮機において、前記シリンダブロック及び前記シリン
ダヘッドの少なくとも一方に設けられ、前記軸受の近傍
に位置する荷重センサと、この荷重センサの出力値に基
いて前記制御弁の開度を制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とする。
【0016】シリンダブロック及び前記シリンダヘッド
の少なくとも一方に設けられた荷重センサの出力値に基
いて車両の加速と圧縮機の運転負荷とを判断し、圧縮機
の吐出容量を低下させてエンジンの動力を加速や登坂の
エネルギとして使用する。信号を取得するための特別な
カップリングや無線構造が不要であるため、ノイズが検
出回路に侵入し難く、制御手段における所期の信号処理
機能が害されず、正確な演算データを取得できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図1はこの発明の第1実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の断面図、図2(a)は歪センサを
固着したラジアル軸受の平面図、図2(b)は図2
(a)の2b−2b線に沿う断面図、図3は他のラジア
ル軸受への歪センサの固着を説明する断面図、図4は歪
センサを固着したスラスト軸受の断面図である。
【0019】この可変容量型斜板式圧縮機は冷凍システ
ムの一構成部品として用いられる。
【0020】この可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブ
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド(シリンダヘッ
ド)4が配置されている。
【0021】フロントヘッド4、シリンダブロック1、
バルブプレート2及びリヤヘッド3は通しボルト31で
軸方向に一体的に結合されている。
【0022】シリンダブロック1に形成されたシリンダ
ボア6内にはピストン7が摺動可能に挿入されている。
【0023】フロントヘッド4には、後述する斜板10
やスラストフランジ40等を収容するクランク室8が形
成されている。
【0024】リヤヘッド3には吸入室13と吐出室12
とが形成されている。
【0025】吸入室13は吐出室12の周囲に位置して
いる。吸入室13には圧縮室22に供給する低圧の冷媒
ガスが収容される。
【0026】シャフト5の一端部はラジアル軸受26を
介してフロントヘッド4に回転可能に支持されている。
【0027】ラジアル軸受26は、外レース26aと、
外レース26aの内周面に組み付けられたコロ26b
と、コロ26bを保持する保持器26cとを有する。ラ
ジアル軸受26の外周面には歪センサ(荷重センサ)5
1が接着剤によって固着されている(図2(b)参
照)。ラジアル軸受26のフロント側にはシール部材2
8が設けられている。
【0028】なお、図3に示すように外レース126a
の外周面に円周方向へ延びる溝126dを形成してもよ
い。この構成によれば、外レース126aが撓み易くな
り、歪をより正確に検出することができる。
【0029】また、シャフト5の他端部はスラスト軸受
24及びラジアル軸受25を介してシリンダブロック1
に回転可能に支持されている。ラジアル軸受25には歪
センサ(荷重センサ)52が接着剤によって固着されて
いる。
【0030】シャフト5にはスラストフランジ40が固
定されているとともに、斜板10がヒンジボール9を介
して摺動かつ傾斜可能に装着されている。
【0031】スラストフランジ40と斜板10とはリン
ク機構41を介して連結され、リンク機構41を介して
シャフト5の回転がスラストフランジ40から斜板10
へと伝達される。
【0032】スラストフランジ40は、スラスト軸受3
3を介してフロントヘッド4の内壁面に回転可能に支持
されている。
【0033】スラスト軸受33は鍔付きレース33aと
鍔付きレース33aの鍔部33bに組み付けられたコロ
33cとコロ33cを保持する保持器33dとを有す
る。スラスト軸受33の外側面には歪センサ(荷重セン
サ)53が接着剤によって固着されている。
【0034】歪センサ51,52,53には、樹脂フィ
ルムの上に細い金属線や厚さ数ミクロンの銅−ニッケル
合金箔を接着した金属抵抗式歪ゲージや抵抗体に半導体
を使用した半導体歪ゲージが用いられる。なお、歪セン
サ51,52,53の出力は微小であるので、増幅器
(図示せず)によって所定の大きさに増幅される。
【0035】斜板10の周縁部とピストン7の一端部と
はシュー60,61を介して連結されている。
【0036】ピストン7に対してそれぞれ一組のシュー
60,61が斜板10を挟むように配置され、シュー6
0,61はシャフト5の回転につれて斜板10の摺動面
10a,10b上を相対回転する。斜板10の回転によ
りピストン7がシリンダボア6内を直線往復運動する。
【0037】バルブプレート2には、圧縮室22と吐出
室12とを連通させる吐出ポート16と、圧縮室22と
吸入室13とを連通させる吸入ポート15とが、それぞ
れ周方向に沿って一定間隔おきに設けられている。
【0038】吐出ポート16は吐出弁17により開閉さ
れ、吐出弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面
に弁押さえ18とともにボルト19により固定されてい
る。
【0039】また、吸入ポート15は吸入弁21により
開閉され、吸入弁21はバルブプレート2のフロント側
端面に配設されている。
【0040】吐出室12とクランク室8とは通路57を
介して連通する。通路57の途中には制御弁60が設け
られている。制御弁60はソレノイドをアクチュエータ
として用いた電磁弁で構成される。この制御弁60の作
動は後述する圧縮機コントロ−ラ(制御手段)70によ
って制御される。なお、図1には通路57の一部だけが
描かれている。
【0041】吸入室13とクランク室8とはオリフィス
を備える通路(図示せず)を介して連通する。
【0042】前述のようにスラストフランジ40と斜板
10とはリンク機構41を介して連結され、斜板10は
シャフト5と直角な面に対して傾斜可能である。
【0043】リンク機構41はリンクピン43とガイド
溝10dとで構成される。
【0044】リンクピン43はスラストフランジ40の
リヤ側端面にブラケット43aに設けられている。
【0045】ガイド溝10dは斜板10のフロント側端
面のブラケット10cに設けられ、リンクピン43をガ
イドする。
【0046】コントローラ70は歪センサ51,52,
53、エンジンコントローラ80、制御弁60及び電磁
クラッチ(MG/CL)に接続されている。
【0047】エンジンコントローラ80は図示しないエ
ンジン回転数センサやスロットルセンサ等から供給され
る検知信号に基いてエンジン回転数等に応じた圧縮機の
目標動力を演算する。
【0048】コントローラ70は歪センサ51,52,
53から供給される検知出力信号(軸受に作用する反
力)に基いて回転数と動力とを演算し、目標動力となる
ように制御弁60の開度を制御する。
【0049】なお、反力とトルクとは比例関係にあるた
め、コントローラ70ではトルクを演算することができ
る。
【0050】図5は時間に対する検知出力信号の変化を
示す図である。図5において、縦軸は検知出力信号を示
し、横軸は時間を示す。
【0051】コントローラ70は、検知出力信号の間隔
が時間の経過とともに短くなったとき(Δt1>Δt
2)、加速していると判断し、時間の経過とともに検知
出力信号の強弱差が大きくなったとき(ΔA1<ΔA
2)、動力が増加したと判断する。
【0052】以上の構成であるから、可変容量型斜板式
圧縮機は次のように動作する。
【0053】図示しないエンジンの回転動力がシャフト
5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラストフラ
ンジ40からリンク機構41を経て斜板10に伝達さ
れ、斜板10が回転する。
【0054】斜板10の回転によりシュー60,61が
斜板10の摺動面10a,10b上を相対回転し、斜板
10からの回転力がピストン7の直線往復運動に変換さ
れる。
【0055】ピストン7がシリンダボア6内を往復運動
すると、シリンダボア6内の圧縮室22の容積が変化す
る。この容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐
出が順次行われ、斜板10の傾斜角度に応じた容量の冷
媒ガスが吐出される。
【0056】吸入時、吸入弁21が開き、吸入室13か
らシリンダボア6内の圧縮室22への低圧の冷媒ガスが
吐出される。
【0057】吐出時、吐出弁17が開き、圧縮室22か
ら吐出室12へ高圧の冷媒がスが吐出される。
【0058】コントローラ70は歪センサ51,52,
53の信号を入力すると、時間に対する検知出力信号の
変化を求め、エンジンの加速や動力の増加を検出する。
【0059】コントローラ70は、エンジンの加速や動
力の増加を検出したとき、圧縮機が目標動力になるよう
に通路57の通路面積を大きくする制御信号を制御弁6
0へ出力し、通路57を介して吐出室12からクランク
室8へ送り込まれる高圧の冷媒ガスの量を増やし、クラ
ンク室8の圧力を高くして斜板10の傾斜角度を小さく
する。
【0060】そのため、エンジンの動力を車両の加速等
のエネルギとして使用することができ、エンジンの負荷
が軽減されて燃料消費量を低減することができる。
【0061】また、コントローラ70は、動力の強弱差
が所定値より大きくなったことや信号間隔が異常に大き
くなったことを検知したとき、圧縮機の異常(焼付き
等)が発生したとして電源を遮断する制御信号を電磁ク
ラッチ(MG/CL)へ出力する。
【0062】この実施形態によれば、以下の効果を奏す
る。
【0063】ノイズの侵入によって所期の信号処理機
能が害されず、正確な演算データを取得できるため、ト
ルクを高精度に検出でき、制御性を向上させることがで
きる。
【0064】圧縮機の異常(焼付き等)が発生したと
き、電磁クラッチ(MG/CL)の電源が遮断されるの
で、損害を最小限に抑えることができる。
【0065】高性能なトルク検出器が不要になり、従
来より製造コストを低減することができる。
【0066】シール部材28よりもシャフトの先端側
にトルク検出器を設ける構成でないため、従来例のよう
に圧縮機が大型化することがない。
【0067】各歪センサ51,52,53から得られ
る反力によって斜板10の傾斜角度を推定できるため、
圧縮機が制御範囲に有るか否かを判断し易くなる。
【0068】図6はこの発明の第2実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の断面図であり、第1実施形態と共
通する部分には同一符合を付してその説明を省略する。
【0069】この第2実施形態は、フロントヘッド4や
シリンダブロック1に歪センサ(荷重センサ)151,
152,153を固着し、フロントヘッド4やシリンダ
ブロック1の歪からトルクを検出するようにした点で第
1実施形態と異なる。
【0070】歪センサ151,152は、U字形のボデ
ィ151A,152Aに貼り付けられ、フロントヘッド
4やシリンダブロック1に形成された孔4A,1Aに圧
入されている。
【0071】歪センサ153はフロントヘッド4に形成
された孔4Bに接着剤等によって固着されている。
【0072】歪センサ151,152,153は軸受2
6、25,33の近傍に位置する。これらの歪センサ1
51,152,153によってシリンダヘッド4やシリ
ンダブロック1に発生した歪が検知される。
【0073】この第2実施形態によれば、第1実施形態
と同様の効果を奏する。
【0074】なお、上記各実施形態では、制御弁60を
吐出室12とクランク室8との間(通路57)に設けた
が、吸入室13とクランク室8との間に制御弁を設けて
も、吐出室12とクランク室8との間及び吸入室13と
クランク室8との間に三方弁を用いた制御弁を設けても
よい。
【0075】また、上記各実施形態では、本願発明を可
変容量型斜板式圧縮機に適用した場合について述べた
が、本願発明を可変容量型揺動板式圧縮機に適用するこ
ともできる
【0076】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明の可変容
量型圧縮機によれば、ノイズによって所期の信号処理機
能を害されずに正確な演算データを取得できるため、ト
ルクを高精度に検出でき、制御性を向上させることがで
きる。また、高性能なトルク検出器が不要になり、従来
例より製造コストを低減することができる。更に、シー
ル部材よりもシャフトの先端側にトルク検出器を設ける
構成でないため、従来例のように圧縮機が大型化するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る可変容量
型斜板式圧縮機の断面図である。
【図2】図2(a)は歪センサを固着したラジアル軸受
の平面図、図2(b)は図2(a)の2b−2b線に沿
う断面図である。
【図3】図3は他のラジアル軸受への歪センサの固着を
説明する断面図である。
【図4】図4は歪センサを固着したスラスト軸受の断面
図である。
【図5】図5は時間に対する検知出力信号の変化を示す
図である。
【図6】図6はこの発明の第2実施形態に係る可変容量
型斜板式圧縮機の断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 4 フロントハウジング 5 シャフト 12 吐出室 13 吸入室 24,25,26 軸受 51,52,53,151,152,153 歪センサ
(荷重センサ) 70 コントローラ(制御手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA04 AA10 AA13 AA27 BA19 BA28 CA00 CA29 DA25 EA33 3H076 AA06 BB32 CC12 CC20 CC36 CC83 CC98

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトと、 前記シャフトを回転可能に支持する複数の軸受と、 前記シャフトに摺動かつ傾斜可能に取り付けられる傾斜
    回転板と、 吐出室及び吸入室の少なくとも一方と前記傾斜回転板が
    収容されるクランク室とを連通する通路の途中に設けら
    れ、前記通路を開閉する制御弁とを備え、 前記制御弁の開閉動作により前記クランク室内の圧力が
    変化し、前記傾斜回転板の傾斜角度が変わり、吐出容量
    が増減する可変容量型圧縮機において、 前記複数の軸受の少なくとも1つに設けられた荷重セン
    サと、 この荷重センサの出力値に基いて前記制御弁の開度を制
    御する制御手段とを備えていることを特徴とする可変容
    量型圧縮機。
  2. 【請求項2】 シリンダブロックに固定され、クランク
    室が形成されたシリンダヘッドと、 前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの中心部
    に支持されたシャフトと、 前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドに設けら
    れ、前記シャフトを回転可能に支持する複数の軸受と、 前記シャフトに摺動かつ傾斜可能に取り付けられる傾斜
    回転板と、 吐出室及び吸入室の少なくとも一方と前記傾斜回転板が
    収容される前記クランク室とを連通する通路の途中に設
    けられ、前記通路を開閉する制御弁とを備え、 前記制御弁の開閉動作により前記クランク室内の圧力が
    変化し、前記傾斜回転板の傾斜角度が変わり、吐出容量
    が増減する可変容量型圧縮機において、 前記シリンダブロック及び前記シリンダヘッドの少なく
    とも一方に設けられ、前記軸受の近傍に位置する荷重セ
    ンサと、 この荷重センサの出力値に基いて前記制御弁の開度を制
    御する制御手段とを備えていることを特徴とする可変容
    量型圧縮機。
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