JP2003089215A - インクジェットプリンター用インクカートリッジへのインクの補充方法および装置 - Google Patents

インクジェットプリンター用インクカートリッジへのインクの補充方法および装置

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JP2003089215A
JP2003089215A JP2001281326A JP2001281326A JP2003089215A JP 2003089215 A JP2003089215 A JP 2003089215A JP 2001281326 A JP2001281326 A JP 2001281326A JP 2001281326 A JP2001281326 A JP 2001281326A JP 2003089215 A JP2003089215 A JP 2003089215A
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ink
cartridge
housing
port
chamber
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Kenji Ishu
健二 伊集
Harumoto Taguchi
晴基 田口
Tadaharu Inetama
忠春 稲玉
Toshiyuki Ogawa
敏之 小川
Tatsuro Ishizawa
辰郎 石澤
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ST Sangyo KK
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ST Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用後のインクカートリッジに補充用インクを
短時間で均一に充填することができるようにすること。 【解決手段】インクカートリッジ(10)の内部のイン
ク収容空間(21)を減圧する間にインク収容空間に補
充用インク(35)を供給する。これを実施するための
装置はハウジング(26)を備える。ハウジングは、吸
気口(38)および排気口(40)を有する減圧室(3
2)と、インク導出口(42)および大気取入口(4
4)を有するインク収容室(34)とを規定する。減圧
室およびインク収容室とカートリッジの内部とは、イン
ク補充の際、これらの吸気口、インク導出口および2つ
の開口を通して連通される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンター用インクカートリッジに詰替用のインクを補充
するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターに印刷用イン
クを供給するために用いられたインクカートリッジは、
通常、新たなインクカートリッジと交換される。しか
し、資源の有効利用、廃棄物削減、費用節減等の観点か
ら、インクが消費された後のインクカートリッジを再使
用に供すべく、これに詰替用インク(補充用インク)を
補充することが行われている。
【0003】インクカートリッジには、当初、これにイ
ンクを充填するために用いられた複数の開口が設けられ
ており、インクの補充は、これらの開口を通して、注射
器や注射針が取り付けられたスポイトでインクカートリ
ッジの内部に補充用インクを注入することにより行われ
ている。注入された補充用インクは、インクカートリッ
ジの内部に配置された連続気泡スポンジゴムの多数のセ
ル(気泡)中に保持される。
【0004】ところで、インクが抜け出た状態にある前
記連続気泡スポンジゴムのセルは空気で満たされてお
り、インクカートリッジに注入される充填用インクは前
記セル中の空気と置き換わってこれを満たす。しかし、
これは、補充用インクがセル中の空気を追い出すことに
よりなされるため、ほとんど全てのセルを補充用インク
で満たすことはできない。
【0005】そこで、補充用インクの注入に先立ち、他
の注射器を用いてインクカートリッジ内から空気を吸引
することが提案されている。しかし、吸引される空気の
量が少ないと、補充用インクの充填量の増大は望めず、
また、逆に、空気の吸引量が多すぎると、注入される補
充用インクの流れが強制的に規定され、いずれも、補充
用インクをほとんど全てのセルに満遍なく行き渡らせる
こと,すなわち均一に充填することができない。
【0006】また、前記注射器やスポイトの保持および
操作上の不安定のため、インクの補充作業中に補充用イ
ンクがこぼれ、手や衣服を汚すことがある。
【0007】さらに、インクカートリッジからの空気の
吸引操作およびその後の補充用インクの注入操作を段階
的に行う必要があるため、インクの補充作業が面倒であ
る。
【0008】さらに、インク補充後のインクカートリッ
ジは、不均一に充填されたインクがインクカートリッジ
の底部に向けて自然に流れ落ち、該底部近傍で均一な充
填状態となるまでは使用に供することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、使用
後のインクカートリッジに補充用インクを短時間で均一
に充填することができるようにすることにある。また、
本発明の他の目的は、インクカートリッジへのインクの
補充作業を容易にすることにある。さらに、本発明の他
の目的は、インクの補充作業時に手や衣服を汚すことが
ないようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクジェ
ットプリンター用インクカートリッジへのインクの補充
方法は、前記インクカートリッジの内部のインク収容空
間を減圧する間に該インク収容空間に補充用インクを供
給することを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記インクカートリッジ
に設けられた2つの開口を通してインクを補充するため
の装置に係り、吸気口および排気口を有する減圧室と、
補充用インクが収容された室であってインク導出口およ
び大気取入口を有するインク収容室とを規定する1のハ
ウジングまたは前記減圧室と前記インク収容室とをそれ
ぞれ規定する2つのハウジングを含み、インク補充の
際、前記ハウジングの減圧室およびインク収容室と前記
カートリッジの内部とがこれらの吸気口、インク導出口
および2つの開口を通して連通される。
【0012】インク補充装置は、さらに、前記減圧室内
に配置され、該減圧室の吸気口および排気口間に位置す
る連続気泡スポンジゴムを含み、あるいは、前記吸気口
および排気口が異なる軸線上にあるように配置される。
【0013】インク補充装置は、好ましくは、前記ハウ
ジングに取り付けられた、前記インク収容室のインク導
出口に連なる中空のインク導出針を含む。前記インク導
出針は前記インクカートリッジの開口を通して前記イン
クカートリッジの内部に挿入可能である。さらに好まし
くは、前記インク導出針は、開口が設けられた側部と、
閉鎖された先端部とを有する管体からなる。
【0014】前記ハウジングは、好ましくは、前記減圧
室に連通する、解除可能に密封された空気取入口を含
む。
【0015】また、前記ハウジングは、前記減圧室の吸
引口および前記インク収容室のインク導出口をそれぞれ
規定する2つの突起であって前記インクカートリッジの
2つの開口に気密に嵌合可能である2つの突起を有する
ものとすることができる。各突起と前記インクカートリ
ッジの各開口の周壁との間を密封するためのシール部材
を含むものとすることができる。さらに、前記ハウジン
グを前記インクカートリッジに一体に保持するための保
持手段を含むものとすることができる。好ましくは、前
記ハウジングは透明または半透明である。
【0016】
【発明の作用および効果】本発明にあっては、使用済み
のインクカートリッジへのインクの補充に際し、前記イ
ンクカートリッジの内部のインク収容空間を減圧する間
に該インク収容空間に補充用インクを供給することか
ら、前記補充用インクが供給されるとき、前記インク収
容空間内に配置されている連続気泡スポンジゴム(イン
ク保持体)の各セルはその内部から空気を抜きとられ、
各セルの内部は負圧状態下にある。このため、前記補充
用インクは、従来におけるような空気抵抗を受けること
なく、各セル内に円滑に流入することができる。その結
果、前記インクカートリッジへの補充用インクの充填が
短時間でしかも均一になされる。
【0017】前記インクカートリッジへのインク補充方
法は、本発明に係るインク補充装置により実施すること
ができる。
【0018】インク補充装置は、減圧室と補充用インク
の収容室とを有するハウジングを備え、前記減圧室およ
びインク収容室と前記インクカートリッジの内部とは、
これらの吸気口およびインク導出口と、2つの開口とを
通してインク補充の際に連通されることから、前記イン
クカートリッジへのインクの補充の際、前記ハウジング
の減圧室からその排気口を通して外部に空気を排出し、
これを維持することにより、前記減圧室と連通する前記
インクカートリッジの内部、より詳細には前記インクカ
ートリッジ内の連続気泡スポンジゴムの各セルから空気
を吸引、除去し、各セルの内部を負圧状態下におくこと
ができる。一方、前記インクカートリッジの内部と連通
する前記インク収容室の補充用インクは、前記インクカ
ートリッジの各セルの内部が負圧状態下におかれるに伴
い、各セルの内部に向けて移動し、該セルの内部を満た
す。
【0019】前記減圧室からの空気の吸引は、その排気
口に真空ポンプ、電気掃除機、鑑賞魚用水槽に空気を送
り込むために用いられるポンプ等による吸気作用を及ぼ
すことにより、あるいは、飲用のストローを前記排気口
に差し入れてこれを口で吸うことにより、簡便に行うこ
とができる。
【0020】本発明にあっては、前記インクカートリッ
ジへのインクの補充作業は、前記減圧室からの吸引操作
により行うことができ、また、前記インクカートリッジ
内部からの空気の吸引と該インクカートリッジ内への補
充用インクの供給とを同時に行うことから、容易にまた
短時間で行うことができる。
【0021】前記減圧室の吸引口と前記インク収容室の
インク導出口とをそれぞれ規定する2つの突起を設け、
かつ、これらの突起を、それぞれ、前記インクカートリ
ッジの2つの開口に気密に嵌合可能のものとするとき
は、1ユニットからなるインク補充装置として、そのハ
ウジングを前記インクカートリッジの上に載置し、ま
た、前記ハウジングと前記インクカートリッジとをゴム
バンドのような保持手段を用いて一体に維持することが
でき、これにより、インク補充作業時におけるインク補
充装置の保持および操作上の安定を確保することができ
る。
【0022】各突起と、前記インクカートリッジの各開
口との間の密閉性は、前記減圧室および前記カートリッ
ジ内部への大気の流入を防止する。これは、前記インク
カートリッジ内部の負圧状態維持および該インクカート
リッジ内部への補充用インクの円滑な移動を確保するの
に役立つ。また、これは、前記インク収容室からの補充
用インクの漏れとこれに伴う手や衣服へのインクの付着
防止に寄与する。前記密閉性は、各開口の周壁との間を
密封するためのシール部材により、より高めることがで
きる。
【0023】ところで、インクカートリッジは、通常、
不透明であるためにその内部を目視することができな
い。このため、前記インクカートリッジ内への補充用イ
ンクの供給量が許容限度を超え、過剰な補充用インクが
前記減圧室内にその吸気口を通して流入する場合があ
る。そこで、前記減圧室に流入した補充用インクが該減
圧室の排気口からすぐに流出しないように、前記減圧室
の吸気口と排気口との間にインクを吸収する連続気泡ス
ポンジゴムを配置し、あるいは、前記吸気口と前記排気
口とを異なる軸線上に配置することが望ましい。異なる
軸線上に配置された吸気口と排気口とは、前記減圧室へ
の補充インクの流入速度の低減に寄与する。
【0024】また、前記減圧室に連通する、解除可能に
密封された空気取入口を設けることにより、前記インク
カートリッジへのインクの供給中における前記空気取入
口の解放により、前記減圧室内を大気圧下におき、前記
減圧室内への補充用インクの流入を瞬時に停止すること
ができる。前記ハウジングを透明または半透明な材料で
形成すれば、補充用インクの供給中における前記減圧室
内への過剰インクの流入の有無および前記インク収容室
内の補充用インクの減り具合を目視監視することができ
る。
【0025】前記ハウジングにそのインク導出口に連通
する中空のインク導出針を取り付ければ、前記インクカ
ートリッジ内にその開口を通して前記インク導出針を挿
入することにより、補充用インクの供給位置をインクカ
ートリッジのより底部側とすることができる。これによ
り、インクカートリッジの頂部側からのインクの供給に
比べて、より短時間での補充インクの充填を達成するこ
とができる。
【0026】前記インク導出針は、開放された先端部
(自由端)と、開口が設けられた側部とを有する管体か
らなるものとすることにより、前記インク導出針がイン
クカートリッジ内の連続気泡スポンジゴムに突き刺され
たときの該スポンジゴムによる前記インク導出針の開口
の閉塞を回避することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、インクジェッ
トプリンター(以下、単に「プリンター」という。)
(図示せず)への印刷用インクの供給に供された使用済
みのインクカートリッジ(以下、単に「カートリッジ」
という。)10の再使用のため、該カートリッジにイン
クを補充、供給するために用いられる本発明の装置が全
体に符号12で示されている。
【0028】カートリッジ10へのインクの補充は、通
常、前記プリンターによる印刷が不能となるまで使用さ
れた後に行われる。2色以上のインクをそれぞれ収容す
るカートリッジの場合には、例えば、1の色のインクに
よる印刷が不能となったとき、前記1の色のインクの補
充の後、減量した状態にある他の色のインクの補充をも
併せて行うことができる。
【0029】カートリッジ10は全体に直方体の形状を
呈し、その頂部に、これに最初にインクを充填する際に
使用された複数の開口が設けられている。代表的には、
インク注入用開口14および空気抜き用開口16であ
る。
【0030】当初、これらの開口のうちのインク注入用
開口14と前記空気抜き用開口とは封止されているた
め、カートリッジ10へのインクの補充に先立ち、封止
が解除される。
【0031】カートリッジ10は、容器18と、その開
放頂部を覆い、これを密閉する蓋20とを備える。カー
トリッジ10は、通常、有色の樹脂の成形体からなり、
その内部を目視することはできない。なお、開口14,
16は蓋20に形成されている。
【0032】カートリッジ10の内部、より詳細にはイ
ンクの収容空間21を規定する容器18内にインクを保
持するための多数のセル(気泡)(図示せず)を有する
連続気泡スポンジゴム22がわずかに圧縮された状態で
収容されている。
【0033】当初充填された連続気泡スポンジゴム22
中のインクは、容器18の底部に設けられた孔24に通
される前記プリンターのインク吸引針(図示せず)を介
して、前記プリンターに供給される。
【0034】前記プリンターへのインクの供給すなわち
インクの消費に伴い、カートリッジ10の内部に大気取
入用開口(図示せず)から大気が流入すると共に、連続
気泡スポンジゴム22のセル中からインクが流出し、こ
れにより空になったセル内は空気で満たされる。
【0035】インクが消費された後のカートリッジ10
へのインクの補充は、カートリッジ10の内部のインク
収容空間21を減圧する間に該インク収容空間内に補充
用インクを供給することにより行う。
【0036】これは、インク補充装置12を用いて実施
することができる。インク補充装置12は、1つのハウ
ジング26を含む。
【0037】図示のハウジング26は容器28と、その
開放頂部を密閉する板状の蓋30とからなる。容器28
は透明または半透明の樹脂材料で形成されており、その
内部を目視することができる。ハウジング26は直方体
状の全体形状を有し、カートリッジ10の頂部に載置す
ることが可能である。
【0038】ハウジング26は仕切壁31により仕切ら
れた2つの室、すなわち減圧室32とインク収容室34
とを有し、インク収容室34には所要の色の補充用イン
ク35が収容されている。ハウジングの容器28の底部
および側部に連なる仕切壁31は、その上端において蓋
30に密接しており、これにより、両室32,34の独
立性が確保されている。
【0039】前記ハウジングの数量について、これを単
一とする図示の例に代えて、これを2つとし、1のハウ
ジングが減圧室32を規定し、他のハウジングがインク
収容室34を規定するものとすることができる。
【0040】減圧室32は吸気口38と排気口40とを
有する。また、インク収容室34はインク導出口42と
少なくとも1つ(図示の例では4つ)(図2参照)の大
気取入口44とを有する。
【0041】減圧室の吸気口38と、インク収容室のイ
ンク導出口42とは、それぞれ、容器28の底部に設け
られ、また、減圧室の排気口40とインク収容室の大気
取入口44とは、それぞれ、蓋30に設けられている。
インク収容室のインク導出口42と大気取入口44と
は、それぞれ、補充用インク35が漏出しないように、
装置12が使用に供されるまでの間、密閉される。大気
取入口44は、蓋30に熱溶着されたフィルム45によ
り封止されている。なお、インク導出口42は、後記イ
ンク導出針52へのキャップ70(図5)の取り付けに
より封止される。但し、インク導出針52を使用しない
場合には、インク導出口42が大気取入口44と同様に
フィルムで封止される。
【0042】減圧室32およびインク収容室34は、カ
ートリッジ10へのインクの補充の際、カートリッジの
インク収容空間21とそれぞれ連通される。
【0043】この連通は、減圧室の吸気口38とカート
リッジの一方の開口16とを接続関係におき、また、イ
ンク収容室のインク導出口42とカートリッジの他方の
開口14とを接続関係におくことにより得られる。これ
らの接続関係は、例えば、吸気口38および開口16、
並びに、インク導出口42および開口14を、それぞ
れ、例えば管やチューブでつなぐことにより、あるい
は、図1に示す例のようにして得ることができる。
【0044】図示の例では、減圧室32の吸気口38
と、インク収容室のインク導出口42とが、それぞれ、
容器28の底部に設けられた2つの突起46,48に形
成されている。両突起46,48はそれぞれカートリッ
ジの両開口16,14に気密に嵌合可能である外形を有
する。
【0045】また、両突起46,48は、インク補充装
置12をカートリッジ10上に載置したときに該カート
リッジの両開口16,14と対向し得るように配置され
ており、インク補充装置12をカートリッジ10に押し
付けることにより、両開口14,16に気密に嵌合す
る。この嵌合の状態は、例えば、ハウジング26とカー
トリッジ10とをゴムバンドのような保持手段(図示せ
ず)を用いて一体に保持することにより維持することが
できる。
【0046】図示の例では、また、カートリッジ10上
にインク補充装置12を載置したときの該装置の安定を
図るため、インク補充装置12の底部すなわち容器28
の底部には互いに平行な1対の板状の脚50が設けられ
ている。
【0047】インク収容室34の大気取入口44は、図
示の例では、比較的大きい円形の口と、該口の周縁に連
なる複数(図示の例では4つ)の比較的小さい口とから
なり、インク収容室34への補充用インク35の注入口
を兼ねている。大気取入口44の前記大きい口は、補充
用インク35の注入後、これに圧入された鋼球のような
ボール47により塞がれる。
【0048】したがって、前記比較的小さい複数の口
が、実質的に、大気取入口44の機能を担う。大気取入
口44は、カートリッジ10へのインクの供給に際して
インク収容室34内に導入される大気の通過を許す。
【0049】本発明にあっては、カートリッジ10の内
部と連通するハウジングの減圧室32内の空気を排気口
40を通してその外部に強制的に排除し、減圧室32内
の圧力を低下させることにより、減圧室の吸引口38お
よびカートリッジの開口16を通して、カートリッジの
内部空間21内の空気を吸引、除去することができる。
【0050】減圧室32内の空気の強制排除は、例え
ば、電気掃除機39(図6)を稼働させて行うことがで
きる。図示の例では、掃除機39の吸引ホース41の接
続のため、装置12の蓋30に、減圧室32の排気口4
0を規定する突起43が設けられている。また、突起4
3と吸引ホース41との接続に役立つアタッチメント4
7が準備されている。
【0051】前記電気掃除機に代えて、真空ポンプ、鑑
賞魚用水槽に空気を送り込むために用いられるポンプ等
を使用してもよい。
【0052】カートリッジの内部空間21内の空気、実
質的には、前記インクの消費により空の状態になってい
る連続気泡スポンジゴム22の各セル(図示せず)内の
空気が吸引され、各セル内は負圧状態におかれる。
【0053】負圧は、ハウジングのインク導出口42を
通して、カートリッジの内部空間21と連通しているイ
ンク収容室34に及ぶ。但し、図示の例では、インク導
出口42に連なる中空のインク導出針52が用いられて
おり、該インク導出針の開口56を通して、前記負圧が
インク収容室34に及ぶ。インク導出針52については
後に詳述する。
【0054】インク収容室34は大気取入口44を介し
て大気に開放するようになっているため、大気取入口4
4を覆うフィルム45を引き剥がすことにより、大気圧
を受ける補充インク35が、インク導出針52(これを
使用しない場合にはインク導出口42)を通して、カー
トリッジの内部空間21へ移動し、連続気泡ゴム22の
各セル内を満たす。
【0055】その結果、カートリッジ10へのインクの
補充が行われる。インク収容室34内における補充用イ
ンク35のインク導出口42への移動をより円滑にする
ため、インク収容室24の底面49を、インク導出口4
2に向けて下降する傾斜面とすることが望ましい。
【0056】補充用インク35で満たされるべき各セル
が空気を内包していないため、各セル内への補充用イン
ク35の移動および充填が円滑に進行する。その結果、
カートリッジ10へのインクの補充が短時間で終了し、
また、空状態となっていたセルのほとんど全てが前記補
充インクで満たされ、このため、補充用インクが斑状に
ではなく、均一に充填される。しかも、インク補充の
間、手や衣服を汚すことはない。
【0057】インク補充装置12のインク収容室34に
収容される補充用インク35の量は、通常、カートリッ
ジ10のインク容量に合わせて設定されるが、カートリ
ッジ10内における未使用インクの残量の多寡等によ
り、補充用インク35が使い切られることなくインク収
容室34内に残ることがある。この場合には、装置12
の再使用により、他のカートリッジのインク補充に当て
ることができる。
【0058】インクの補充作業は、減圧室32からの空
気の吸引を停止することにより終了することができる。
インク補充作業の停止は、インク収容室34が空になっ
たとき、または、補充用インク35がカートリッジの開
口16を経て減圧室32に流入する直前または流入直後
に行うことが望ましい。
【0059】インク補充作業の停止の時期を簡単に判断
することができるように、ハウジングの容器28が透明
または半透明なプラスチック成形体で構成されており、
これにより、インク収容室34内における補充用インク
35の液位や突起46内および減圧室32内への補充用
インクの到達状況を視認することができる。
【0060】また、吸気口38を通って減圧室32内に
流入した補充用インクが排気口40から急に流出するこ
とがないようにすべく、図示の例のように、吸気口38
と排気口40とが異なる軸線上にあるように配置するこ
とが望ましい。これにより、吸気口38を通過した補給
用インクが減圧室32内で対流し、排気口40から出に
くいようにさせることができる。
【0061】さらに、減圧室32内の吸気口38と排気
口40との間に、連続気泡ゴム51を配置することが望
ましい。これによれば、減圧室32内に流入した補充用
インクの移動を連続気泡スポンジゴム51が阻害し、ま
た、これに吸収することができ、これにより、排気口4
0からの補充用インクの流出阻止をより確実なものとす
ることができる。
【0062】なお、図示の例では、連続気泡ゴム51が
排気口40に及ぼされる負圧によって減圧室32内を浮
遊しないように、蓋30の内面に、連続気泡ゴム51を
容器28の底面に向けて押し付ける複数のリブ53が設
けられている。
【0063】インク補充作業の停止は、減圧室32から
の空気の吸引を停止すべく、前記掃除機等の作動を停止
させることにより行うことができるが、緊急停止を可能
とすべく、減圧室32に連通する解除可能に密封された
空気取入口55を設けておくことが望ましい。
【0064】空気取入口55は蓋30に形成され、蓋3
0の外面に空気取入口55を気密に塞ぐフィルム57が
貼り付けられている。インク補充作業中、フィルム57
を引き剥がすと、空気取入口51から減圧室32に大気
が流入する。その結果、減圧室32内の圧力が大気圧ま
で上昇し、前記電気掃除機等が作動中であっても、装置
12におけるカートリッジ10中へのインクの補充動作
を瞬時に停止することができる。瞬時の停止により、イ
ンク収容室34内が空になった後、カートリッジ10内
への空気の吸い込みと、これに伴うインクの均一充填状
態の破壊とを防止することができる。
【0065】カートリッジ10へのインクの補充の際、
補充用インク35は、連続気泡ゴム22中、特にカート
リッジ10の底部近傍で放出することが望ましい。
【0066】このため、図示の例では、インク導出口4
2に連なる中空のインク導出針52がハウジングの容器
28に取り付けられている。インク導出針52は、例え
ばステンレス鋼製のシームレス管からなり、インク導出
口42に気密に嵌合、固定された基部と、開放先端部
(自由端)54と、開口56が設けられた側部とを有す
る。インク導出針52は、インク導出口42を規定する
突起48がカートリッジの開口14に嵌合されるとき、
該開口を経てカートリッジの内部空間21内に伸びかつ
連続気泡スポンジゴム22に突き刺さる。
【0067】インク導出針52は、好ましくは、その先
端部54がカートリッジ10の底部内壁面の上方5mm
の高さに位置し得る長さ寸法を有する。また、開口56
は、好ましくは、針52の先端部54からその基部に向
けて5mm程度離れた位置に配置する。
【0068】これによれば、連続気泡スポンジゴム22
内の下部において、インク導出針の開口56から補充イ
ンク35を導き出すことができる。
【0069】ところで、減圧室の吸気口38およびカー
トリッジの一方の開口16間と、インク収容室のインク
導出口42およびカートリッジの他方の開口14間とを
それぞれ気密な接続関係におくことにより、カートリッ
ジの内部空間21からの空気の吸引および内部空間21
への補充インク35の供給をより効率的に行うことがで
きる。
【0070】この観点から、図3に示すように、装置1
2の吸気口38を規定する突起46とカートリッジの開
口16の周壁との間、およびインク導出口42を規定す
る突起48とカートリッジの開口14周壁との間を封止
するO−リングのようなシール部材58を配置すること
が望ましい。
【0071】図示の例では、シール部材58の配置のた
め、一方の突起46の吸気口38に短尺の管部材60が
嵌合、固定されている。シール部材58は、吸気口38
の下端からわずかに突出する管部材60の周囲にこれを
取り囲むように配置され、突起46の下端に接してい
る。また、他方の突起48については、シール部材58
がインク導出針52の周囲にこれを取り囲むように配置
され、突起48の下端に接している。
【0072】各突起46,48については、これを、カ
ートリッジの各開口14,16を規定する周壁面と同形
の外周面形状を有するものとする図1および図3に示す
例に代えて、図4に示すように、各開口14,16の周
壁面に対して線接触により気密に係合可能である円筒形
状のものとすることができる。しかし、この例の場合に
は、より高い気密性を得るため、円筒状の各突起46,
48にアタッチメント62を取り付けることが望まし
い。
【0073】アタッチメント62は、プラスチック材料
からなり、円筒部64と、該円筒部の端部に連なる円管
部66とを有する。円筒部64は、各突起46,48の
一部をその自由端からその内部に受け入れることがで
き、各突起46,48の前記一部の周面に気密に接す
る。
【0074】円管部66には、一方の突起46に適用さ
れたアタッチメント62については、短尺の細管68が
差し込まれかつこれに固定されている。細管68は、円
管部66から突出しており、細管68の突出部の周りに
これを取り巻くシール部材58が配置されている。
【0075】また、他方の突起48に適用されたアタッ
チメント62の円管部66には、インク導出針52の基
部が差し込まれかつこれに固定されている。インク導出
針52の周囲にもその長手方向に関する一部を取り巻く
同様のシール部材58が配置されている。
【0076】図4に示すシール部材58は、いずれも、
カートリッジの各開口14,16を規定する周壁面とほ
ぼ同形の外周面形状を有する。これにより、より高いシ
ール性すなわち密閉性が実現される。
【0077】図5に示すように、インク補充装置12の
不使用時におけるインク導出針の開口56からの補充イ
ンク35の漏出を防止するため、インク導出針52の先
端部にキャップ70が取り付けられる。
【0078】キャップ70は、好ましくはアクリルニト
リルブタジエンゴムのような柔軟なゴム材料で形成され
ており、インク導出針52の先端部の周面に密着してい
る。
【0079】キャップ70は、ボール47の圧入後、容
器28を指で挟持することにより圧迫する間にインク導
出針52に取り付ける。これにより、インク導出針の開
口56を介してキャップ70に負圧が及び、インク導出
針52に対するキャップ70の密接がより強固となり、
経時的温度変化によるキャップ70の膨張とこれに伴う
インク漏れとを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインク補充装置と、インクが補充
されるインクカートリッジの縦断面図である。
【図2】インク補充装置の平面図である。
【図3】インク補充装置の変更例の底部についての部分
縦断面図である。
【図4】インク補充装置のさらに他の変更例の底部につ
いての部分縦断面図である。
【図5】インク導出針の先端部とこれに取り付けられた
キャップの部分断面図である。
【図6】インク補充装置に吸引作用を付与するための手
段の1つである電気掃除機及び接続用アタッチメントの
概略的な側面図である。
【符号の説明】
10,14,16,21 インクカートリッジ、その開
口およびそのインク収容空間 12 インク補充装置 26 ハウジング 32,38,40 減圧室、その吸気口およびその排気
口 34,42,44 インク収容室、そのインク導出口及
びその大気取入口 35 補充用インク 46,48 突起 51 連続気泡スポンジゴム 55 空気取入口 58 シール部材 70 キャップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月20日(2001.9.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】インク補充装置は、好ましくは、前記ハウ
ジングに取り付けられた、前記インク収容室のインク導
出口に連なる中空のインク導出針を含む。前記インク導
出針は前記インクカートリッジの開口を通して前記イン
クカートリッジの内部に挿入可能である。さらに好まし
くは、前記インク導出針は、開口が設けられた側部と、
開放された先端部とを有する管体からなる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲玉 忠春 埼玉県越谷市流通団地2丁目3番11号 エ ステー産業株式会社内 (72)発明者 小川 敏之 埼玉県越谷市流通団地2丁目3番11号 エ ステー産業株式会社内 (72)発明者 石澤 辰郎 山梨県南巨摩郡増穂町最勝寺1369番1号 エステー産業株式会社甲府事業所内 Fターム(参考) 2C056 EA19 EC19 EC64 KC11 KC13 KC16 KC22 KD08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェットプリンター用インクカート
    リッジにインクを補充する方法であって、前記インクカ
    ートリッジの内部のインク収容空間を減圧する間に該イ
    ンク収容空間に補充用インクを供給する、インク補充方
    法。
  2. 【請求項2】インクジェットプリンター用インクカート
    リッジに該インクカートリッジに設けられた2つの開口
    を通してインクを補充するための装置であって、吸気口
    および排気口を有する減圧室と、補充用インクが収容さ
    れた室であってインク導出口および大気取入口を有する
    インク収容室とを規定する1のハウジングまたは前記減
    圧室と前記インク収容室とをそれぞれ規定する2つのハ
    ウジングを含み、インク補充の際、前記ハウジングの減
    圧室およびインク収容室と前記カートリッジの内部とが
    これらの吸気口、インク導出口および2つの開口を通し
    て連通される、インク補充装置。
  3. 【請求項3】さらに、前記減圧室内に配置され、前記減
    圧室の吸気口および排気口間に位置する連続気泡スポン
    ジゴムを含む、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記減圧室の吸気口および排気口が異なる
    軸線上にある、請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】さらに、前記ハウジングは、前記減圧室に
    連通する、解除可能に密封された空気取入口を含む、請
    求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】さらに、前記ハウジングに取り付けられ、
    前記インク収容室のインク導出口に連なる中空のインク
    導出針を含み、該インク導出針は前記インクカートリッ
    ジの開口を通して前記インクカートリッジの内部に挿入
    可能である、請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記インク導出針は、開口が設けられた側
    部と、閉鎖された先端部とを有する管体からなる、請求
    項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記ハウジングは、前記減圧室の吸引口お
    よび前記インク収容室のインク導出口をそれぞれ規定す
    る2つの突起であって前記インクカートリッジの2つの
    開口に気密に嵌合可能である2つの突起を有する、請求
    項2に記載の装置。
  9. 【請求項9】さらに、各突起と前記インクカートリッジ
    の各開口の周壁との間を密封するためのシール部材を含
    む、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】さらに、前記ハウジングを前記インクカ
    ートリッジに一体に保持するための保持手段を含む、請
    求項2に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記ハウジングは透明または半透明であ
    る、請求項2に記載の装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013525148A (ja) * 2010-05-01 2013-06-20 珠海納思達企業管理有限公司 インクカートリッジ充填装置および当該装置を用いたインクカートリッジ充填方法
JP2013526428A (ja) * 2010-05-12 2013-06-24 ジュハイ ナインスター マネージメント カンパニー リミテッド インクカートリッジ充填装置

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