JP2003088562A - 下肢駆動装置 - Google Patents

下肢駆動装置

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JP2003088562A
JP2003088562A JP2001284400A JP2001284400A JP2003088562A JP 2003088562 A JP2003088562 A JP 2003088562A JP 2001284400 A JP2001284400 A JP 2001284400A JP 2001284400 A JP2001284400 A JP 2001284400A JP 2003088562 A JP2003088562 A JP 2003088562A
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JP
Japan
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thigh
lower limb
servo amplifier
force
alarm signal
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JP2001284400A
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English (en)
Inventor
Ryokichi Hirata
亮吉 平田
Taisuke Sakaki
泰輔 榊
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェールセーフな下肢駆動装置を提供す
る。 【解決手段】接触力に応じた力信号を出力する複数の力
検出器16をスプリントに設け、力信号の少なくとも1
つが所定の電圧範囲に入っていなければアラーム信号を
出力し、アラーム信号を受けるとサーボアンプ23に供
給されている電力を遮断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人の下肢を訓練す
る際に安全に駆動することができる下肢駆動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に近しい従来技術として次のよう
な運動装置がある。この運動装置は、駆動機構によって
回転させることができるターンテーブルと、把持したか
どうかを検出する検出器を備えた把持部を備えており、
運動者がターンテーブル上に起立して把持部を手で把持
して運動装置を作動させる。把持しているか把持してい
ないかは、把持部に設けた検出器のオン、オフ信号によ
って検出される。駆動機構を制御する制御手段は、把持
していることを示す検出器の信号を受けると駆動機構を
作動させてターンテーブルを駆動し、把持されていない
ことを示す信号を受けると駆動機構を停止させてターン
テーブルの動きを止める。検出器は複数設けられてお
り、そのいずれかの検出信号が把持されていることを示
す信号になっていれば駆動機構を作動させ、全てが把持
されていないことを示す信号になっていれば駆動機構を
停止させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、把持部に設けた検出器のオン、オフ信号のみが監視
されてフェールセーフになっていないため、検出器まで
の配線が断線すれば駆動機構を停止することができない
という問題があった。また、検出器の信号のいずれかが
把持状態を検出すれば駆動機構を作動させるため、運動
者が両手把持の必要な運動を行なうような場合に片手把
持の状態で駆動機構が作動して危険な状態に陥る可能性
があるという問題があった。そこで本発明は、かかる問
題点に鑑みて下肢駆動装置の改良がなされたものであ
り、フェールセーフな下肢駆動装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明は、訓練者の大腿を乗せる大腿スプリントを
先端に備えて前記大腿を動かす大腿駆動部と、前記訓練
者の下腿を乗せる下腿スプリントを先端に備えて前記下
腿を動かす下腿駆動部と、前記2つの駆動部に内蔵され
たモータを駆動するサーボアンプと、そのサーボアンプ
に指令を与えるコントローラと、前記サーボアンプに電
力を供給する制御電源とを備えた下肢駆動装置におい
て、前記2つのスプリントに設けられて接触力に応じた
力信号を出力する力検出器と、前記力信号の少なくとも
1つが所定の電圧範囲に入っていなければアラーム信号
を出力する判定手段と、前記アラーム信号を受けると前
記サーボアンプに供給されている前記電力を遮断する電
力遮断手段と、を備えたことを特徴とするものである。
また、前記判定手段は多入力フェールセーフウィンドウ
コンパレータと整流回路からなり、その入力の少なくと
も1つが前記所定の電圧範囲に入っていなければアラー
ム信号を出力することを特徴としており、さらに、前記
力検出手段と前記判定手段を複数備え、その複数の判定
手段のいずれかの前記アラーム信号を受けると、前記電
力遮断手段は前記サーボアンプに供給されている前記電
力を遮断することを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明の下肢駆動装置の構成
を示すブロック図であり、図2は機械構造との関係を説
明する図である。これらの図において10は下肢駆動装
置であり、11は大腿駆動部、12は下腿駆動部、13
a、13b、13c、13dはモータ、14は大腿スプ
リント、15は下腿スプリント、16a、16bは接触
力検出器、20はコントローラ、22は制御電源、23
はサーボアンプ、17は訓練者、24はリレーである。
【0006】大腿駆動部11は2つのリンクと2つのモ
ータ13a、13bによって先端に設けられた大腿スプ
リント14を駆動することができ、下腿駆動部12は2
つのリンクと2つのモータ13c、13dによって先端
に設けられた下腿スプリント15を駆動することができ
る。下肢駆動装置10の上に横臥した訓練者17の大腿
と下腿は大腿スプリント14と下腿スプリント15に固
定され、大腿駆動部11と下腿駆動部12を駆動するこ
とによって訓練者17の下肢を駆動し、下肢の関節を動
作させることができる。サーボアンプ23はリレー24
を介して制御電源22に接続されており、コントローラ
20によって駆動されて、モータ13a、13b、13
c、13dを独立して制御する。
【0007】26は判定手段であり、2入力FSWC
(フェールセーフウィンドウコンパレータ)30と、整
流回路25からなっている。2入力FSWC30は大腿
スプリント14に設けられた接触力検出器16aと下肢
スプリント15に設けられた接触力検出器16bの信号
を入力し、それぞれが所定の範囲に入っていればオン信
号を出力し、少なくとも1つが所定の範囲に入っていな
ければオフ信号を出力する。
【0008】2入力FSWC30については、内部回路
を示す図3を用いて説明する。RH1、RL1、RH2、RL2
は固定抵抗であり、電圧変換器31a、31b、31
c、31dがその抵抗値に対応する電圧に変換する。こ
れによって比較器32aの(+)入力に上限電圧VH1
設定され、比較器32bの(−)入力に下限電圧VL1
設定され、比較器32cの(+)入力に上限電圧VH2
設定され、比較器32dの(−)入力に下限電圧VL2
設定される。2入力FSWC30は発信器を内蔵してク
ロックパルスが4つの比較器32a、32b、32c、
32dに入力されており、比較器32a、32b、32
c、32dは、そのクロックに同期して動作する。クロ
ックがハイのときは上記の比較結果を出力し、クロック
がローのときはローを出力する。アンド回路33aが比
較器32a、32bの論理積を演算し、アンド回路33
bが比較器32c、32dの論理積を演算するので、接
触力検出器16aの信号がVH1とVL1の間に入っていれ
ばクロックがハイのときにアンド回路33aの出力はハ
イになり、そうでなければローになり、接触力検出器1
6bの信号がVH2とVL2の間に入っていればクロックが
ハイのときにアンド回路33bの出力がハイになり、そ
うでなければローになる。アンド回路33cがアンド回
路33a、33bの論理積を演算しているので、接触力
検出器16a、16bの信号が図4のハッチングを施し
た領域に入っているときにはクロックがハイのときにハ
イになる。すなわち、2入力FSWC30の出力が発信
器と同じ周波数の発信信号を出力する。これを整流器2
5で整流するので判定手段26の出力はハイになる。接
触力検出器16a、16bの信号が図4のハッチングを
施した領域に入っていなければクロックがハイのときも
ローになる。すなわち、2入力FSWC30の出力は常
にローの信号を出力する。これは整流器25で整流され
ても判定手段26の出力はローのままである。
【0009】判定手段26の出力がハイであればリレー
24の接点は閉になり、制御電源22とサーボアンプ2
3が接続されて電源が供給される。判定手段26の出力
がローであればリレー24の接点は開になり、制御電源
22とサーボアンプ23が接続されないので電源が供給
されなくなる。
【0010】このようになっているので、訓練者17の
下肢が2つのスプリント14、15に乗せられて過重が
かかり、2つの接触力検出器16a、16bの信号が図
4の発信領域に入っていれば下肢駆動装置は正常に動作
し続けることができる。しかし、訓練者17の下肢がス
プリントから離れたり、大きな過重が外部から下肢に加
えられたり、あるいは接触力検出器16a、16bのい
ずれかからコントローラ20までの電源線または信号線
が断線する、などのようなことがあって、2つの接触力
検出器16a、16bの少なくとも1つが所定の電圧範
囲から逸脱し、図4の発信領域からはみ出してしまえ
ば、判定手段26の出力はローになり、リレー24の接
点が開になって制御電源22とサーボアンプ23の間が
接続されなくなる。こうして電源の供給が絶たれ、下肢
駆動装置の動作が停止する。このような状況が接触力検
出器16a、16bとコントローラ20間の断線による
ものであれば、それによる危険な誤動作を回避すること
ができ、フェールセーフとすることができるのである。
【0011】以上、大腿スプリント14と下腿スプリン
ト15に接触力検出器が1箇所ずつ設けられた場合につ
いて説明したが、スプリントが長く、大腿や下腿の全体
を支えることができるようになっているときなどは、ス
プリントの前後端や中央など、複数の箇所に接触力検出
器を設けてもよい。そのようにすれば、さらに誤動作を
少なくすることができる。その場合の下肢駆動装置の構
成を示すブロック図が図5であり、ペアで増えた接触力
検出器ごとに2入力FSWCと整流回路を判定手段内に
増設し、それぞれの出力を制御電源22とサーボアンプ
23の間に直列になるよう増設したリレーに接続する。
このようにすれば、何れかの検出器が所定値を外れれば
サーボアンプ23の電源を遮断して下肢駆動装置10の
動作を停止させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、検
出信号と予め設定された値と比較する状態判別部を有し
ているので、即座に断線を検出してフェールセーフにで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下肢駆動装置の構成を示すブロック図
【図2】下肢駆動装置の概要を説明する図
【図3】コンパレータの内部構成を示す回路図
【図4】作動領域を説明する図
【図5】応用例をしめす図
【符号の説明】
10 下肢駆動装置 11 大腿駆動部 12 下腿駆動部 13 モータ 14、15 スプリント 16 検出器 17 訓練者 20 コントローラ 22 制御電源 23 サーボアンプ 24 リレー 25 整流器路 26 判定手段 30 2入力FSWC

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】訓練者の大腿を乗せる大腿スプリントを先
    端に備えて前記大腿を動かす大腿駆動部と、前記訓練者
    の下腿を乗せる下腿スプリントを先端に備えて前記下腿
    を動かす下腿駆動部と、前記2つの駆動部に内蔵された
    モータを駆動するサーボアンプと、そのサーボアンプに
    指令を与えるコントローラと、前記サーボアンプに電力
    を供給する制御電源とを備えた下肢駆動装置において、 前記2つのスプリントに設けられて接触力に応じた力信
    号を出力する力検出器と、 前記力信号の少なくとも1つが所定の電圧範囲に入って
    いなければアラーム信号を出力する判定手段と、 前記アラーム信号を受けると前記サーボアンプに供給さ
    れている前記電力を遮断する電力遮断手段と、 を備えたことを特徴とする下肢駆動装置。
  2. 【請求項2】前記判定手段は多入力フェールセーフウィ
    ンドウコンパレータと整流回路からなり、その入力の少
    なくとも1つが前記所定の電圧範囲に入っていなければ
    アラーム信号を出力することを特徴とする請求項1記載
    の下肢駆動装置。
  3. 【請求項3】前記力検出手段と前記判定手段を複数備
    え、その複数の判定手段のいずれかの前記アラーム信号
    を受けると、前記電力遮断手段は前記サーボアンプに供
    給されている前記電力を遮断することを特徴とする請求
    項1または2に記載の下肢駆動装置。
JP2001284400A 2001-09-19 2001-09-19 下肢駆動装置 Pending JP2003088562A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005323945A (ja) * 2004-05-17 2005-11-24 Kimura Engineering Kk 電動型トレーニングマシン
WO2013168738A1 (ja) * 2012-05-09 2013-11-14 学校法人産業医科大学 運動訓練装置

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