JP2003088492A - 可撓性電子内視鏡装置 - Google Patents

可撓性電子内視鏡装置

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JP2003088492A
JP2003088492A JP2001282594A JP2001282594A JP2003088492A JP 2003088492 A JP2003088492 A JP 2003088492A JP 2001282594 A JP2001282594 A JP 2001282594A JP 2001282594 A JP2001282594 A JP 2001282594A JP 2003088492 A JP2003088492 A JP 2003088492A
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bending
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Naoki Suzuki
直樹 鈴木
Kazutaka Sumiyama
和毅 炭山
Takayuki Enomoto
貴之 榎本
Tetsuya Tarumoto
哲也 樽本
Toshiyuki Hashiyama
俊之 橋山
Tetsuya Nakamura
哲也 中村
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Pentax Corp
Jikei University
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Pentax Corp
Jikei University
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡観察画像の撮像信号を処理するビデオプ
ロセッサとして挿入部可撓管の屈曲状態検出機能が装備
されていない旧来の電子内視鏡用のビデオプロセッサを
使用することができ、しかも挿入部可撓管の屈曲状態検
出機能が装備されていても操作性がよくて取り扱い易い
可撓性電子内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】曲がり検出用光ファイバー21の光出力か
ら変換された電気信号を出力するための曲がり検出信号
コネクタ66を、撮像信号コネクタ61がビデオプロセ
ッサ7に接続された状態のときにビデオプロセッサ7と
干渉しない接続位置に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、胃腸内等を観察
するための可撓性電子内視鏡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】胃腸内等に挿入される電子内視鏡は、胃
腸等の内壁に沿って自由に屈曲するフレキシブルな挿入
部可撓管を有しており、挿入部可撓管の屈曲状態を体外
から把握するのは困難である。 【0003】そのため、挿入部可撓管が胃腸等に対して
どのような挿入状態にあるのか判断がつかなくなった
り、次の挿脱操作をどのようにすればよいか判断できな
くなってしまう場合がある。 【0004】そこで、X線透視を行えば挿入部可撓管の
屈曲状態を透視することができるが、X線照射は厚い鉛
壁等で囲まれた特別の室内で行う必要があるだけでな
く、連続的なX線透視は放射線被爆の問題があり、人体
に非常に悪い影響を与える恐れがある。 【0005】そこで、内視鏡の挿入部の先端に磁界発生
部材を取り付け、その磁界発生部材の位置を人体外に配
置された磁気センサーにより検出して、体内にある挿入
部の先端の位置をモニター画面に表示するようにしたも
のがある(特許第2959723号)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
挿入部の先端に取り付けられた磁界発生部材の位置を検
出する装置では、挿入部先端の位置が分かるだけで挿入
部可撓管の屈曲状態は分からず、しかもそのような装置
では外来ノイズの影響を受け易く、良好な状態で位置検
出を継続できない場合が少なくない。 【0007】そこで、本発明の発明者等は、曲げられた
角度の大きさに対応して光の伝達量が変化する曲がり検
出部を有する複数のフレキシブルな曲がり検出用光ファ
イバーを挿入部可撓管に取り付け、各曲がり検出用光フ
ァイバーの光伝達量から各曲がり検出部が位置する部分
における挿入部可撓管の屈曲状態を検出して、その屈曲
状態をモニター画面に表示するようにした可撓性電子内
視鏡装置を発明して先に特許出願してある(特願200
1−53715)。 【0008】本発明はその改良発明であり、内視鏡観察
画像の撮像信号を処理するビデオプロセッサとして挿入
部可撓管の屈曲状態検出機能が装備されていない旧来の
電子内視鏡用のビデオプロセッサを使用することがで
き、しかも挿入部可撓管の屈曲状態検出機能が装備され
ていても操作性がよくて取り扱い易い可撓性電子内視鏡
装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の可撓性電子内視鏡装置は、連結可撓管の先
端に取り付けられたコネクタ本体に、ビデオプロセッサ
に接続される撮像信号コネクタが設けられている可撓性
電子内視鏡装置であって、フレキシブルな挿入部可撓管
に、曲げられた角度の大きさに対応して光の伝達量が変
化する曲がり検出部を有する複数のフレキシブルな曲が
り検出用光ファイバーの各曲がり検出部が配置され、各
曲がり検出用光ファイバーの光伝達量を電気信号に変換
してその大きさから各曲がり検出部が位置する部分にお
ける挿入部可撓管の屈曲状態を検出し、その屈曲状態を
モニター画面に表示するようにした可撓性電子内視鏡装
置において、曲がり検出用光ファイバーの光出力から変
換された電気信号を出力するための曲がり検出信号コネ
クタを、撮像信号コネクタがビデオプロセッサに接続さ
れた状態のときにビデオプロセッサと干渉しない接続位
置に設けたものである。 【0010】 【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は電子内視鏡の全体構成を示し、図2は
その挿入部可撓管1の先端部分を示している。 【0011】操作部2の下端に挿入部可撓管1の基端が
連結され、挿入部可撓管1の先端には、図2に示される
ように、観察窓11、照明窓12、処置具突出口13等
が配置された先端部本体4が連結されている。 【0012】そして、図1に示される照明用ライトガイ
ド9から射出された照明光が照明窓12から被写体に照
射され、その像が観察窓11内に配置された対物光学系
(図示せず)により固体撮像素子3の撮像面に結像して
内視鏡観察像になる。 【0013】挿入部可撓管1には、複数の曲がり検出用
光ファイバー21が配置されたフレキシブルな合成樹脂
製の帯状部材20が取り付けられており、複数の曲がり
検出用光ファイバー21は図2に示されるように順に位
置を変えて滑らかなU字状に後方に曲げ戻されていて、
各曲がり検出用光ファイバー21の曲げ戻し部の近傍に
曲がり検出部22が形成されている。 【0014】曲がり検出部22は、挿入部可撓管1の軸
線方向に例えば数センチメートル程度の間隔をあけて、
挿入部可撓管1の全長にわたって例えば5〜30個程度
配置されている。 【0015】曲がり検出部22は、プラスチック製のコ
アにクラッドが被覆された曲がり検出用光ファイバー2
1の途中の部分に、光吸収部分が所定の方向(例えば上
方向又は下方向)にだけ形成されたものであり、曲がり
検出部22が曲げられた程度に対応して光の伝達量が変
化するので、それを検出することによって曲がり検出部
22が配置された部分の曲がり角度を検出することがで
きる。 【0016】操作部2から延出する連結可撓管5の先端
には、撮像信号コネクタ61とライトガイドコネクタ6
2とが端部に平行に突設されたコネクタ本体6が取り付
けられており、固体撮像素子3から出力された撮像信号
を処理する撮像信号処理回路63がコネクタ本体6に内
蔵されている。 【0017】撮像信号コネクタ61は、後述する図9に
図示されているビデオプロセッサ7のコネクタ受けに接
続されるものであって、撮像信号処理回路63に接続さ
れた電気信号線の接点が配置されている。 【0018】ライトガイドコネクタ62は、撮像信号コ
ネクタ61がビデオプロセッサ7に接続されるのと同時
に、ビデオプロセッサ7内に併設された光源部(図示せ
ず)に接続されるものであって、ライトガイド9の入射
端部が撮像信号コネクタ61と平行の向きに配置されて
いる。 【0019】また、曲がり検出用光ファイバー21の両
端部が接続された光信号入出力装置30のうち、少なく
とも各曲がり検出用光ファイバー21に光を入射させる
発光ダイオード31と、各曲がり検出用光ファイバー2
1から射出される光を光電変換して電気信号を出力する
フォトダイオード33等がコネクタ本体6内に配置され
ている。 【0020】そして、コネクタ本体6に内蔵されている
光信号入出力装置30の信号出力端が接続された曲がり
検出信号コネクタ66が、外部の曲がり検出信号コード
101を任意に接続可能に、コネクタ本体6の側面に側
方に向けて突設されている。 【0021】したがって、撮像信号コネクタ61とライ
トガイドコネクタ62とがビデオプロセッサ7に接続さ
れた状態のときに、曲がり検出信号コネクタ66がビデ
オプロセッサ7と干渉せず、曲がり検出信号コード10
1を曲がり検出信号コネクタ66に対して自由に接続及
び取り外すことができる。 【0022】そして、曲がり検出信号コネクタ66に曲
がり検出信号コード101を接続することによって、曲
がり検出用光ファイバー21の光出力から変換された電
気信号が、曲がり検出信号コード101を経由して後述
するコンピュータ40に送出される。 【0023】このような装置を用いることにより、曲が
り検出用光ファイバー21の曲がり検出部22が配置さ
れた部分の曲がり角度を検出することができる。その原
理については、米国特許第5633494号等に記載さ
れている通りであるが、以下に簡単に説明をする。 【0024】図3において、21aと21bは、一本の
曲がり検出用光ファイバー21のコアとクラッドであ
り、曲がり検出部22には、コア21a内を通過してき
た光をコア21a内に全反射せずに吸収してしまう光吸
収部22aが、クラッド21bの特定方向(ここでは
「下方向」)の部分に形成されている。 【0025】すると、図4に示されるように、曲がり検
出用光ファイバー21が上方向に曲げられると、コア2
1a内を通る光のうち光吸収部22aにあたる光の量
(面積)が増えるので、曲がり検出用光ファイバー21
の光伝達量が減少する。 【0026】逆に、図5に示されるように、曲がり検出
用光ファイバー21が下方向に曲げられると、コア21
a内を通る光のうち光吸収部22aにあたる光の量(面
積)が減少するので、曲がり検出用光ファイバー21の
光伝達量が増加する。 【0027】このような、光吸収部22aにおける曲が
り検出用光ファイバー21の曲がり量と光伝達量とは一
定の関係(例えば一次関数的関係)になるので、曲がり
検出用光ファイバー21の光伝達量を検出することによ
り、光吸収部22aが形成されている曲がり検出部22
部分の曲がり角度を検出することができる。 【0028】したがって、挿入部可撓管1の軸線方向に
間隔をあけて複数の曲がり検出部22が配列されている
場合には、各曲がり検出部22間の間隔と検出された各
曲がり検出部22の曲がり角度から、挿入部可撓管1全
体の上下方向の屈曲状態を検出することができる。 【0029】そして、図6に略示されるように、上述の
ような曲がり検出部22と並列にさらに第2の曲がり検
出部22′を配置して、横に並んだ二つの曲がり検出部
22,22′の光伝達量を比較すれば、左右方向に捩れ
がない場合には双方の光伝達量に差がなく、左右方向の
捩じれ量に応じて双方の光伝達量の差が大きくなる。 【0030】したがって、各曲がり検出部22,22′
の光伝達量を計測してその計測値を比較することによ
り、曲がり検出部22,22′が配置された部分の左右
方向の捩れ量を検出することができる。この原理は、米
国特許第6127672号等に記載されている通りであ
る。 【0031】そこで、複数の曲がり検出部22を挿入部
可撓管1の軸線方向に所定の間隔で配置すると共に、そ
れと並列に第2の複数の曲がり検出部22′を配置し
て、各曲がり検出部22,22′における光伝達量を検
出、比較することにより挿入部可撓管1全体の三次元の
屈曲状態を検出することができる。 【0032】本実施例の可撓性電子内視鏡装置において
は、図7に示されるように、帯状部材20の長手方向に
一定の間隔で曲がり検出部22が位置するように、複数
の曲がり検出用光ファイバー21を帯状部材20の表面
側に取り付けると共に、表側の各曲がり検出部22の横
に第2の曲がり検出部22′が並ぶように、帯状部材2
0の裏面側に第2の複数の曲がり検出用光ファイバー2
1′が取り付けられている。 【0033】また、光吸収部22aが形成されていない
シンプルなリファレンス用光ファイバー21Rを少なく
とも一本配置して、各曲がり検出用光ファイバー21の
光伝達量をリファレンス用光ファイバー21Rの光伝達
量と比較することにより、曲がり検出用光ファイバー2
1の光伝達量に対する温度や経時劣化等の影響を除くこ
とができる。 【0034】図8は、光信号入出力装置30を示してお
り、一つの発光ダイオード31からの射出光が全部の光
ファイバー21,21′,21Rに入射される。32
は、発光ダイオード31の駆動回路である。 【0035】そして、各光ファイバー21,21′,2
1Rの射出端毎に、光の強度レベルを電圧レベルに変換
して出力するフォトダイオード33が配置されていて、
各フォトダイオード33からの出力が、アンプ34で増
幅されてからアナログ/デジタル変換器35によりデジ
タル信号化されてコンピュータ40に送られる。 【0036】図9は、挿入部可撓管1が体内に挿入され
る状態における可撓性電子内視鏡装置の全体構成を略示
しており、コネクタ本体6に配置された撮像信号コネク
タ61とライトガイドコネクタ62とがビデオプロセッ
サ7に接続されており、ビデオプロセッサ7から出力さ
れた内視鏡観察像の映像信号が観察画像用モニター8に
送られ、観察窓11を通して得られる内視鏡観察像の画
像が観察画像用モニター8に表示される。 【0037】一方、光信号入出力装置30から出力され
た電気信号(即ち、フォトダイオード33からの出力電
圧又はそれが増幅、デジタル化されたもの)は、曲がり
検出信号コネクタ66に接続された曲がり検出信号コー
ド101を経由してコンピュータ40に送られる。 【0038】したがって、ビデオプロセッサ7として、
挿入部可撓管1の屈曲状態検出機能が装備されていない
旧来の電子内視鏡用のビデオプロセッサを使用すること
ができ、また、曲がり検出信号コード101が連結可撓
管5等と絡みあったりせずに操作することができるので
非常に取り扱い易い。 【0039】挿入部可撓管1が体内に挿入される際に
は、挿入部案内部材50が体内への入口部分(例えば口
又は肛門)に取り付けられて、挿入部可撓管1はその挿
入部案内部材50内を通される。 【0040】そして、挿入部案内部材50に挿入部可撓
管1の挿入長(即ち、挿入部案内部材50に対する通過
長)Lを検出するためのエンコーダ60等が設けられて
いて、エンコーダ60からの出力信号が挿入長検出信号
コード102を経由してコンピュータ40に送られるよ
うになっている。 【0041】図10は、そのような挿入部案内部材50
の一例を示しており、圧縮コイルスプリング52によっ
て付勢された複数の回転自在な球状部材51が、挿入部
可撓管1を周囲から挟み付ける状態に配置されている。 【0042】したがって、各球状部材51は挿入部可撓
管1の挿入長Lに比例して回転し、球状部材51のうち
の一つに、挿入部可撓管1の挿入長Lに比例する数のパ
ルスを出力するエンコーダ60が連結され、そのエンコ
ーダ60の出力端子に挿入長検出信号コード102が接
続されている。 【0043】ただし、挿入部案内部材50における挿入
部可撓管1の挿入長Lの検出は、例えば特開昭56−9
7429号や特開昭60−217326号等に記載され
ているように、挿入部可撓管1の表面からの光反射等を
利用してもよく、その他の手段によっても差し支えな
い。 【0044】図9に戻って、コンピュータ40には、ブ
ラウン管又は液晶等を用いて画像表示を行う挿入状態表
示用モニター41が映像信号コード103により接続さ
れており、コンピュータ40と挿入状態表示用モニター
41の裏面を略示する図11に示されるように、曲がり
検出信号コード101と挿入長検出信号コード102と
が接続されたデジタルI/Oカード40aと、映像信号
コード103が接続されたVGAカード40bとが、コ
ンピュータ40の裏面側に差し込み接続されている。 【0045】このようにして、図9に示されるように、
コンピュータ40には光信号入出力装置30とエンコー
ダ60から挿入部可撓管1の屈曲状態検出信号と挿入長
検出信号が入力され、挿入部案内部材50の画像50′
と、挿入部可撓管1の屈曲状態を示す画像1′が挿入状
態表示用モニター41に表示される。 【0046】このとき、挿入部案内部材50の画像5
0′の表示位置を挿入状態表示用モニター41上におい
て固定し、それより前方に挿入された部分の挿入部可撓
管1の屈曲状態を示す画像1′を、挿入部可撓管1の変
化に合わせてリアルタイムで変化させることにより、体
内における挿入部可撓管1の状態を容易に把握すること
ができる。 【0047】図12は、そのような画像を挿入状態表示
用モニター41に表示させるためのコンピュータ40の
ソフトウェアの内容の概略を示すフロー図であり、図中
のSはステップを示す。 【0048】挿入状態表示用モニター41に正確な屈曲
状態を表示させるためには、まず挿入部可撓管1を体内
に挿入する前に、実際に用いられる内視鏡の挿入部可撓
管1の屈曲角度と曲がり検出用光ファイバー21から得
られる検出信号とを対比させるキャリブレーションを行
っておくことが好ましい(S1)。 【0049】そして、挿入部可撓管1を体内に挿入した
ら、エンコーダ60から挿入部可撓管1の挿入長Lの検
出信号を入力して(S2)、挿入部案内部材50が挿入
部可撓管1のどの位置にあるかを算出する(S3)。 【0050】次いで、各曲がり検出用光ファイバー21
からの検出信号V1 …を入力して(S4)、その検出信
号V1 …をキャリブレーションデータに基づいて曲がり
角度に変換し(S5)、各曲がり検出部22部分の曲が
り角度から、三次元座標上における各曲がり検出部22
の位置を算出する(S6)。 【0051】そして、挿入状態表示用モニター41にお
いて挿入部案内部材50の像50′の位置を動かさない
ようにして、各曲がり検出部22の位置を滑らかに結ん
で表示することにより挿入部可撓管1の屈曲状態が表示
され(S7)、S2へ戻ってS2〜S7を繰り返す。 【0052】このような表示を行う際、挿入状態表示用
モニター41における表示は二次元画像であるが、各曲
がり検出部22の位置についての三次元データが得られ
ているので、任意の回転方向における挿入部可撓管1の
屈曲状態を表示させることができる。 【0053】なお、挿入部案内部材50の球状部材51
から挿入部可撓管1の軸線周りの回転方向を検出して、
挿入部可撓管1の軸線周りの回転量に対応して挿入状態
表示用モニター41の表示像を回転させれば、挿入状態
表示用モニター41に患者の身体の向きが固定されたか
のごとく画像表示させることができる。 【0054】 【発明の効果】本発明によれば、曲がり検出用光ファイ
バーの光出力から変換された電気信号を出力するための
曲がり検出信号コネクタを、撮像信号コネクタがビデオ
プロセッサに接続された状態のときにビデオプロセッサ
と干渉しない接続位置に設けたことにより、内視鏡観察
画像の撮像信号を処理するビデオプロセッサとして挿入
部可撓管の屈曲状態検出機能が装備されていない旧来の
電子内視鏡用のビデオプロセッサを使用することがで
き、しかも挿入部可撓管の屈曲状態検出機能が装備され
ていても曲がり検出信号を送り出すためのコードが連結
可撓管と絡み合ったりせず非常に取り扱くて優れた操作
性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の電子内視鏡の構成図である。 【図2】本発明の実施例の電子内視鏡の挿入部可撓管の
先端付近の斜視図である。 【図3】本発明の実施例に用いられる曲がり検出用光フ
ァイバーの曲がり検出部の略示断面図である。 【図4】本発明の実施例に用いられる曲がり検出用光フ
ァイバーの曲がり検出部が屈曲した状態の略示断面図で
ある。 【図5】本発明の実施例に用いられる曲がり検出用光フ
ァイバーの曲がり検出部が逆方向に屈曲した状態の略示
断面図である。 【図6】本発明の実施例に用いられる曲がり検出用光フ
ァイバーによる三次元の屈曲状態検出の原理を説明する
ための略示図である。 【図7】本発明の実施例の曲がり検出用光ファイバーが
取り付けられた帯状部材の平面図である。 【図8】本発明の実施例の光信号入出力装置の回路図で
ある。 【図9】本発明の実施例の可撓性電子内視鏡装置の使用
状態の全体構成を示す略示図である。 【図10】本発明の実施例の挿入部案内部材の正面断面
図である。 【図11】本発明の実施例のコンピュータと挿入状態表
示用モニターの裏面の略示図である。 【図12】本発明の実施例のコンピュータのソフトウェ
アの内容を略示するフロー図である。 【符号の説明】 1 挿入部可撓管 5 連結可撓管 6 コネクタ本体 7 ビデオプロセッサ 8 観察画像用モニター 21,21′ 曲がり検出用光ファイバー 22,22′ 曲がり検出部 30 光信号入出力装置 40 コンピュータ 41 挿入状態表示用モニター 61 撮像信号コネクタ 62 ライトガイドコネクタ 66 曲がり検出信号コネクタ 101 曲がり検出信号コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 炭山 和毅 東京都港区西新橋三丁目25番8号 学校法 人慈恵大学内 (72)発明者 榎本 貴之 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 樽本 哲也 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 橋山 俊之 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 中村 哲也 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA21 BA23 DA11 GA02 4C061 AA01 BB02 CC06 DD03 FF07 FF24 FF46 HH51 JJ17 WW11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】連結可撓管の先端に取り付けられたコネク
    タ本体に、ビデオプロセッサに接続される撮像信号コネ
    クタが設けられている可撓性電子内視鏡装置であって、
    フレキシブルな挿入部可撓管に、曲げられた角度の大き
    さに対応して光の伝達量が変化する曲がり検出部を有す
    る複数のフレキシブルな曲がり検出用光ファイバーの上
    記各曲がり検出部が配置され、上記各曲がり検出用光フ
    ァイバーの光伝達量を電気信号に変換してその大きさか
    ら上記各曲がり検出部が位置する部分における上記挿入
    部可撓管の屈曲状態を検出し、その屈曲状態をモニター
    画面に表示するようにした可撓性電子内視鏡装置におい
    て、 上記曲がり検出用光ファイバーの光出力から変換された
    電気信号を出力するための曲がり検出信号コネクタを、
    上記撮像信号コネクタが上記ビデオプロセッサに接続さ
    れた状態のときに上記ビデオプロセッサと干渉しない接
    続位置に設けたことを特徴とする可撓性電子内視鏡装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014226415A (ja) * 2013-05-24 2014-12-08 オリンパス株式会社 管状システム

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