JP2003088487A - 食器洗い機及び収納ボックス - Google Patents

食器洗い機及び収納ボックス

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JP2003088487A
JP2003088487A JP2001282574A JP2001282574A JP2003088487A JP 2003088487 A JP2003088487 A JP 2003088487A JP 2001282574 A JP2001282574 A JP 2001282574A JP 2001282574 A JP2001282574 A JP 2001282574A JP 2003088487 A JP2003088487 A JP 2003088487A
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JP
Japan
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sash
decorative panel
dishwasher
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detachable
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JP2001282574A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ogawa
博士 小川
Satoshi Miyataka
智 宮高
Takashi Tomita
隆士 富田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の取付け構造は、化粧パネルとサッシとを
支えた状態でサッシべースにねじを締めるため、取付け
作業が不安定で、しかも作業そのものも難しいといった
欠点があった。 【解決手段】本体前面に配置した化粧パネルを保持する
サッシを両側面と底面側の3つの辺に対応するサッシで
構成し、側面の辺を着脱可能にし化粧パネルを水平方向
に着脱可能にした

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗い機及び収納
ボックスに関するものである。
【0002】従来の食器洗い機においては、図9に示す
ように食器洗い機前面の化粧パネル1は、略コの字型の
サッシ23と本体側のサッシベース24とで挟持され、
下面及び側面のねじ25,26,27により、サッシ2
3と本体側とを固定し、一体的に構成される。
【0003】この構造は化粧パネル1と略コの字型のサ
ッシ23とを本体側のサッシべース24に押さえ付けた
状態でサッシ23の下側ねじ25を本体側のサッシべー
ス24に固定し、その後、両側面のねじ26,27を本
体側のサッシべース24に形成した穴28a,28bを
通してねじ締め固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の取付
け構造は、化粧パネル1とサッシ23を支えた状態でサ
ッシべース24にねじを締めるため、取り付け作業が不
安定で、しかも作業そのものも難しいといった欠点があ
った。
【0005】さらに、食器洗い機の取扱い時において化
粧パネルの位置が前面に移動した時、側面にねじが露出
するため、外観上 美観を損ねる欠点がある。
【0006】また従来の構造は略コの字型をしているた
め、サッシ23をプラスチックで製造しようとした場
合、サッシ23の縦・横に相当する長さの金型を必要と
するため、大きな金型となり金型代が高価となる欠点が
あった。
【0007】近年におけるシステムキッチン組込用の食
器洗い機の化粧パネルは、システムキッチンのカラーの
多様化及び顧客好みの多様化により、化粧パネルが生産
現場で取付けられるよりもむしろ製品が出荷された後、
カラー(模様)が選択され据付現場に近い場所で取付けさ
れるケースが一般的である。
【0008】また、キッチンのリホームおよび模様替
え、又はパネルの傷付きによる交換等を考えると簡単な
組み替えが必要であるが前記 構造は作業が難しい。
【0009】更に、従来 食器洗い機が「L字型のシス
テムキッチン」の角およびシステムキッチンの「端」に
設置された場合、サッシ側面のねじに対してドライバー
が入らないためサッシ側面のねじの取付け取外しは不可
能とという欠点があった。
【0010】本発明の目的は上記課題を解決し化粧パネ
ルの取付け取外しの作業性が良く、サッシの生産コスト
が安価で、しかも外観上にも優れたサッシ取付け構造を
持つ食器洗い機及び収納ボックスを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、本体前面に配置した化
粧パネルを保持するサッシを両側面と底面側の3つの辺
に対応するサッシで構成し、側面の辺を着脱可能にし化
粧パネルを水平方向に着脱可能にしたことにある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の実施形態に係る食器洗い機
の正面図であり、図2は食器洗い機の側面図であり、図
3は化粧パネルの取付け状態を説明する斜視図であり、
図4はサッシベースの裏面斜視図である。
【0014】図1〜図4に示すように、化粧パネル1は
前面側を2つの側面サッシ2と底面サッシ3とで保持さ
れ、後面をサッシベース4に当接し挟持されている。化
粧パネル1の上端5は操作パネル6の前板7で支持され
ている。 操作パネル6とサッシベース4は洗浄槽8と
一体に結合されている。
【0015】洗浄槽8の内部には食器が載置される食器
棚と、洗浄槽8の下側に設けられる水溜部と、洗浄槽8
の下側に設けられ、洗浄槽内に噴射水を噴射し回転自在
なるノズルアーム等を備えている(いずれも図示せず)。
洗浄槽8は本体9と洗浄槽8間に設けられたスライドレ
ール(図示せず)により、引出式に水平方向に出し入れ
可能に構成されている。
【0016】本体9は箱形に構成され前面にサイドケー
ス10(両側)を備え、前記 洗浄槽8が水平方向に出し
入れされた時、サイドケース10の前面と洗浄槽8のフ
ランジ11とが当接した位置で収納固定されるように構
成されている。
【0017】洗浄槽8と一体となった化粧パネル1、サ
ッシベース4および操作パネル6は洗浄槽8の出し入れ
に伴い、水平方向に移動可能に構成されている。
【0018】図3〜図8において、側面サッシ2は複数
の突起部12と突起部12の内側に凹部13を有する。
また、側面サッシ2は側面部14と底面部15とを有
し、L型に曲がって構成されている。底面部15にはね
じ16により側面サッシ2をサッシベース4にねじ締め
固定するための穴17が設けられている。突起部12は
サッシベース4の切欠部18に水平方向から挿入可能に
構成されている。サッシベース4の切欠部18には図4
に示すように側面サッシ2の突起部12を支えるリブ3
0が複数設けられている。 サッシベース4の切欠部1
8は側面サッシ2の突起部12の長さより長く設定され
ており、その長さの差だけ上下に移動可能に構成されて
いる。
【0019】洗浄槽8のフランジ11に設けられた突起
部19は、側面サッシ2に設けられた突起部12の凹部
13に重ねることにより嵌合するように構成されてい
る。
【0020】凹部13の長さは突起部19の長さより、
サッシベース4の切欠部18と側面サッシ2の突起部1
2長さの差だけ長く構成している。 このように構成す
ることにより突起部12の凹部13を嵌合した状態で、
側面サッシ2が上下に移動可能となる。
【0021】側面サッシ2の上端には突起20が設けら
れ、また操作パネル6には突起20に対応した位置に凹
部起21が設けられ、側面サッシ2が上に移動した時、
突起20が凹部21に嵌合し側面サッシ2が安定して保
持されるように構成されている。
【0022】フランジ11は突起部19が側面サッシ2
に設けられた凹部13に重ねて嵌合した状態でねじ22
により、サッシベース4に固定される。
【0023】ここに、側面サッシ2はねじ22とねじ1
6を外した後、下方に移動させ突起20と凹部21との
嵌合を開放し、フランジ11を後ろに動作させ突起部1
9と凹部13との嵌合を開放することにより水平方向に
取り外し可能となる。この状態で化粧バネル1は図8の
ように水平方向に取り出し可能となる。
【0024】本実施の形態によれば、側面サッシ2の側
面にねじを閉めることなく、化粧バネル1を安定にかつ
確実に保持固定できる。
【0025】参考までに従来の取付け方法を図9を用い
て説明する。 化粧パネル1は略コの字型のサッシ23
とサッシベース24と挟持した状態で、下側のねじ25
によりサッシ23をサッシベース24にねじ締め固定す
る。次に1方の側面ねじ26を用いて、サッシ23をサ
ッシベース24にねじ締め固定する。更に他方の側面ね
じ27でサッシ23をサッシベース24にねじ締め固定
する。 サッシベース24の穴部28はサッシ23をサ
ッシベース24にねじ締め固定するための下穴である。
【0026】図9に示す従来の方法は、化粧パネル1を
サッシ23とサッシベース24に挟んだ状態を保ちなが
らねじ25を掴んでドライバーを当てて、ねじ締めする
という難しい作業を必要とされた。
【0027】これに対し本実施の形態では、先に底面サ
ッシ3をサッシベース4にねじ29でねじ締め固定す
る。次に側面サッシ2を水平方向から差込み、上に移動
させ突起20と凹部21を嵌合させた後フランジ11の
突起部19を側面サッシ2に設けられた凹部13に重ね
てねじ22をねじ締め固定する。
【0028】次に化粧パネル1を両手が空いた状態で水
平方向から差込み、他方の側面サッシ2を水平方向から
差込み、前記と同様にねじ22でねじ締め固定する。こ
のように本実施の形態によれば、従来の化粧パネル1と
サッシを支えながらねじ締めを行うような難しい作業は
なく、通常の作業で容易に取り付けが出来る。
【0029】また、従来はサッシ側面にねじが存在し外
観上 美観を損ねる欠点があったが、本発明によれば側面
にねじが存在しないため、外観上 すっきりして極めて
好ましいものとなる。
【0030】従来の構造は図9に示すように略コの字型
をしているため、サッシをプラスチックで製造する時サ
ッシの縦・横に相当する長さの金型を必要とするため、大
きな金型となり金型代が高価となる欠点があった。
【0031】しかし、本実施の形態によれば、サッシは
略コの字型の各辺をそれぞれ独立させて2つの側面サッ
シ2と底面サッシ3で構成するため、プラスチックの金
型を製作する時 全長と幅だけが必要寸法となるため、従
来に比較して金型が極め小さく出来るため安価となる。
【0032】従来のサッシ構造の場合、 食器洗い機が
L字型のシステムキッチンの角及びシステムキッチンの
端に設置された場合、サッシ側面のねじに対してドライ
バーが入らないためサッシ側面のねじの取付け取外しは
不可能とという欠点があった。
【0033】本実施の形態によれば、側面サッシ2が着
脱可能な構造であるため、障害となる反対側の側面サッ
シ2側面の1辺を外すことにより、容易に「化粧パネ
ル」を取付け・交換できる。
【0034】図1,図2において図は 引出式の食器洗
い機を上下2段に配置した構造を示している。この時
化粧パネル1を取付け交換する方法として、ねじ29を
外した後底面サッシ3を外し化粧パネル1を下方向に取
り出す方法も考えられるが、この方法は従来と同様に化
粧パネル1を下から挿入した後、化粧パネル1を支持し
ながら後底面サッシ3をねじ29でねじ締め固定しなけ
ればならない。
【0035】また、上下2段の下側の化粧パネル1を下
側に取り外す場合、化粧バネル1が下に外れる前に床面
に当たり取り出せないという欠点を生じる。
【0036】そこで、本実施の形態の水平方向取り出し
方法は何ら障害を生じることなく、大変有効な方法とい
うことができる。
【0037】本実施の形態は化粧パネルの取付け取外し
の作業性が良く、サッシの生産コストが安価で、側面に
ねじの見えない外観上 好ましいサッシ取付け構造を持
つ食器洗い機が実現できる。
【0038】本実施の形態においては、食器洗い機の例
を一例として説明したが、本発明はこれに限らず、シス
テムキッチンを構成する引出式の収納ボックスにも適用
することができる。
【0039】
【発明の効果】以上に述べたように本発明よれば、化粧
パネルの取付け取り外しの作業性が良く、サッシの生産
コストが安価で、外観上に優れたサッシ取付け構造を持
つ食器洗い機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る食器洗い機の正面図で
ある。
【図2】本発明の実施形態に係る食器洗い機の側面図で
ある。
【図3】本発明の実施形態に係る化粧パネル取付け説明
図(斜視図)である。
【図4】本発明の実施形態に係るサッシベース裏面斜視
図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る化粧パネル取付け
説明図(要部断面図)である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る化粧パネル取付け
要部断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る化粧パネル取付け
要部断面図(側面サッシ2の下方向移動図)である。
【図8】本発明の実施形態に係る化粧パネルおよび側面
サッシ2の水平方向移動図)である。
【図9】従来の化粧パネルおよびサッシの取付け方法を
説明する斜視図である。
【符号の説明】
1…化粧パネル、2…側面サッシ、3…底面サッシ3、
4…サッシベース4、6…操作パネル、8…洗浄槽、9
…本体、12…突起部、13…凹部、14…側面部、1
5…底面部、16…ねじ、18…切欠部、30…リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 隆士 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 2E016 HA10 JA11 JC08 KA05 KA06 LA01 LC01 MA01 MA06 3B082 BA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】システムキッチンユニットの空間内に組込
    み収納される食器洗い機本体と、食器を収納する洗浄槽
    と、該洗浄槽内に備えられ、かつ前記食器が載置される
    食器棚と、前記洗浄槽の下側に設けられる水溜部と、前
    記洗浄槽の下側に設けられ、前記洗浄槽内に噴射する回
    転自在なるノズルアームと、食器を収納する洗浄槽内に
    洗浄水を循環させる食器洗い機において、 前記食器洗い機本体前面に配置した化粧パネルを保持す
    るサッシ側面を着脱可能に構成し、化粧パネルを水平方
    向に着脱可能にしたことを特徴とする食器洗い機。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記食器洗い機を構成する洗浄槽、食器棚、水溜部、ノ
    ズルアーム等をそれぞれ独立して複数個設け、前記化粧
    パネルおよび前記サッシも独立して複数個設けたことを
    特徴とする食器洗い機。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記食器洗い機を構成する洗浄槽、食器棚、水溜部、ノ
    ズルアームは引出し式に前方向に移動可能に構成したこ
    とを特徴とする食器洗い機。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記サッシの一部に突起部と凹部を設け、化粧パネルを
    サッシで保持した状態で反パネル側板に設けた凸部を前
    記凹部と嵌合させて化粧パネルをサッシで保持固定した
    ことを特徴とした食器洗い機。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記サッシの一部に設けた凹部と反パネル側板に設けた
    凸部の間に上下方向に隙間を設けサッシが上下に移動可
    能に構成すると共に、サッシが上に移動した時サッシの
    上端に設けた突起部が本体側の受部に嵌合しサッシが本
    体に保持されるように構成したことを特徴とした食器洗
    い機。
  6. 【請求項6】システムキッチンを構成する引出式の収納
    ボックスで化粧パネルをサッシで保持固定すると共に、
    着脱可能に構成する収納ボックスにおいて、 収納ボックス前面に配置した化粧パネルを保持するサッ
    シ側面を着脱可能に構成し化粧パネルを水平方向に着脱
    可能にしたことを特徴とした収納ボックス。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記サッシの一部に突起部と凹部を設け、化粧パネルを
    サッシで保持した状態で反パネル側板に設けた凸部を前
    記凹部と嵌合させて化粧パネルをサッシで保持固定した
    ことを特徴とした収納ボックス。
  8. 【請求項8】請求項6において、 前記サッシの一部に設けた凹部と反パネル側板に設けた
    凸部の間に上下方向に隙間を設け、前記サッシが上下に
    移動可能に構成すると共に、前記サッシが上に移動した
    時サッシの上端に設けた突起部が本体側の受部に嵌合
    し、前記サッシが本体に保持されるように構成したこと
    を特徴とした収納ボックス。
JP2001282574A 2001-09-18 2001-09-18 食器洗い機及び収納ボックス Pending JP2003088487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178446A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
JP2013085741A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178446A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
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RD01 Notification of change of attorney

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Effective date: 20060419