JP2003088036A - モータ装置 - Google Patents
モータ装置Info
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- JP2003088036A JP2003088036A JP2001281624A JP2001281624A JP2003088036A JP 2003088036 A JP2003088036 A JP 2003088036A JP 2001281624 A JP2001281624 A JP 2001281624A JP 2001281624 A JP2001281624 A JP 2001281624A JP 2003088036 A JP2003088036 A JP 2003088036A
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- JP
- Japan
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- motor
- holder
- yoke
- peripheral surface
- gaps
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】モータ内部及び外部からの冷却構造によって高
い冷却効率を持つブロアモータ装置を提供すること。 【解決手段】モータヨーク17の外周面は略楕円筒状に
形成されている。また、ホルダ本体部5の内周面は真円
筒状に形成されている。ホルダ本体部5の内周面にはモ
ータヨーク17が嵌め込まれており、両者が当接する部
位と離間する部位とが設けられている。当接する部位は
その当接状態によってブロアモータ2を保持しており、
離間する部位には、隙間29,30が形成されている。
隙間29,30はモータヨーク17とホルダ本体部5と
の間をその軸線方向へ貫通しており、第一通路11に対
して垂直方向に位置するように形成されている。モータ
ヨーク17の底部には隙間29,30と連通した空間が
設けられており、その空間は第一通路11を介して吸入
口14に連通されている。
い冷却効率を持つブロアモータ装置を提供すること。 【解決手段】モータヨーク17の外周面は略楕円筒状に
形成されている。また、ホルダ本体部5の内周面は真円
筒状に形成されている。ホルダ本体部5の内周面にはモ
ータヨーク17が嵌め込まれており、両者が当接する部
位と離間する部位とが設けられている。当接する部位は
その当接状態によってブロアモータ2を保持しており、
離間する部位には、隙間29,30が形成されている。
隙間29,30はモータヨーク17とホルダ本体部5と
の間をその軸線方向へ貫通しており、第一通路11に対
して垂直方向に位置するように形成されている。モータ
ヨーク17の底部には隙間29,30と連通した空間が
設けられており、その空間は第一通路11を介して吸入
口14に連通されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用空調装置に使
用されるブロアモータ装置等のモータ装置におけるモー
タ冷却構造に関するものである。
用されるブロアモータ装置等のモータ装置におけるモー
タ冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置のブロアモータ装
置には、多くの場合駆動源としてブラシ型の直流モータ
が使用されている。ブロアモータ装置は高出力で連続運
転されるため、ブラシと整流子との摺接による摩擦熱が
発生し、ブラシ及び整流子を中心としてモータの温度が
上昇する。このため、車両用空調装置のモータにおいて
モータの発熱を抑えることは製品設計上また、品質面に
おいて重要である。特に磁束を発生させるマグネットを
保持するのに熱源廃止や衝撃吸収などの目的で常温硬化
する接着剤を使用するものは、この接着剤の信頼性向上
のためモータヨーク及びマグネットの温度低減が重要と
なる。
置には、多くの場合駆動源としてブラシ型の直流モータ
が使用されている。ブロアモータ装置は高出力で連続運
転されるため、ブラシと整流子との摺接による摩擦熱が
発生し、ブラシ及び整流子を中心としてモータの温度が
上昇する。このため、車両用空調装置のモータにおいて
モータの発熱を抑えることは製品設計上また、品質面に
おいて重要である。特に磁束を発生させるマグネットを
保持するのに熱源廃止や衝撃吸収などの目的で常温硬化
する接着剤を使用するものは、この接着剤の信頼性向上
のためモータヨーク及びマグネットの温度低減が重要と
なる。
【0003】このため、図9及び図10に示すようなブ
ロアモータ装置が知られている。図9は従来例のブロア
モータ装置の上面から見た模式図であり、図10は図9
のB−B線断面図である。
ロアモータ装置が知られている。図9は従来例のブロア
モータ装置の上面から見た模式図であり、図10は図9
のB−B線断面図である。
【0004】図9に示すように、ブロアモータ装置は、
図示しない車両に固定されるモータホルダ70と、その
内部に保持されたモータ71から構成されている。モー
タホルダ70には、モータ71の内部へ冷却風を送り込
むために冷却風を取り込む吸入口72が所定箇所に形成
されている。モータ71は、モータ71の外形を形成す
るモータヨーク73、モータヨーク73の内部に収容さ
れた図示しないアーマチャ、及び一対のマグネット7
4,75を備えている。一対のマグネット74,75
は、モータヨーク73の内周面対向位置に接着剤で固着
されている。
図示しない車両に固定されるモータホルダ70と、その
内部に保持されたモータ71から構成されている。モー
タホルダ70には、モータ71の内部へ冷却風を送り込
むために冷却風を取り込む吸入口72が所定箇所に形成
されている。モータ71は、モータ71の外形を形成す
るモータヨーク73、モータヨーク73の内部に収容さ
れた図示しないアーマチャ、及び一対のマグネット7
4,75を備えている。一対のマグネット74,75
は、モータヨーク73の内周面対向位置に接着剤で固着
されている。
【0005】図10の矢印80に示されるように吸入口
72(図9参照)より吸入された冷却風は、矢印81,
82のようにモータ71の底部へと送られる。モータ7
1の底部に送られた冷却風は、矢印83のようにモータ
71の底部よりモータ71の内部に供給され、モータ7
1の内部に供給された冷却風は、矢印84,85に示す
ようにモータ71の内部を通過する。このときモータ7
1の内部に供給された冷却風は、マグネット74,75
とアーマチャとの間に形成された隙間を通り抜ける。そ
してモータ71内部を吹き抜けた冷却風は、図9に示す
矢印87〜91のようにモータ71内部から排出され
る。
72(図9参照)より吸入された冷却風は、矢印81,
82のようにモータ71の底部へと送られる。モータ7
1の底部に送られた冷却風は、矢印83のようにモータ
71の底部よりモータ71の内部に供給され、モータ7
1の内部に供給された冷却風は、矢印84,85に示す
ようにモータ71の内部を通過する。このときモータ7
1の内部に供給された冷却風は、マグネット74,75
とアーマチャとの間に形成された隙間を通り抜ける。そ
してモータ71内部を吹き抜けた冷却風は、図9に示す
矢印87〜91のようにモータ71内部から排出され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに図9及び図10に示すようなブロアモータ装置につ
いては、モータ巻線(アーマチャ)の冷却が主体に考え
られているため、冷却風はモータ内部のみに供給されて
おり、モータ外部からの冷却は行われていなかった。ま
た、モータを自動車に搭載する際は、該モータを保持す
るモータホルダでモータヨークの側面を覆うようにする
ため、モータヨークの外部からの冷却は困難なものとな
っていた。
うに図9及び図10に示すようなブロアモータ装置につ
いては、モータ巻線(アーマチャ)の冷却が主体に考え
られているため、冷却風はモータ内部のみに供給されて
おり、モータ外部からの冷却は行われていなかった。ま
た、モータを自動車に搭載する際は、該モータを保持す
るモータホルダでモータヨークの側面を覆うようにする
ため、モータヨークの外部からの冷却は困難なものとな
っていた。
【0007】これに対し、モータとモータケースの間に
隙間を確保したブロアモータ装置がある。このブロアモ
ータ装置は、モータケースの円筒部内周面に凸部リブを
設け、モータケースにモータを圧入して保持している。
しかしながら、このようなブロアモータ装置では、冷却
に必要な隙間を十分に確保することができないという問
題があった。
隙間を確保したブロアモータ装置がある。このブロアモ
ータ装置は、モータケースの円筒部内周面に凸部リブを
設け、モータケースにモータを圧入して保持している。
しかしながら、このようなブロアモータ装置では、冷却
に必要な隙間を十分に確保することができないという問
題があった。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、モータ内部及び外部
からの冷却構造によって高い冷却効率を持つブロアモー
タ装置を提供することにある。
されたものであって、その目的は、モータ内部及び外部
からの冷却構造によって高い冷却効率を持つブロアモー
タ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、マグネットが配設された
固定子及び回転子を有するモータと、前記モータを収容
保持するモータホルダとを備えたモータ装置において、
前記モータホルダと前記モータには、前記モータホルダ
の内周面と前記モータの外周面との間が当接する部位と
離間する部位とが設けられており、前記離間する部位は
前記モータの軸方向に貫通する隙間であることを要旨と
する。
め、請求項1に記載の発明は、マグネットが配設された
固定子及び回転子を有するモータと、前記モータを収容
保持するモータホルダとを備えたモータ装置において、
前記モータホルダと前記モータには、前記モータホルダ
の内周面と前記モータの外周面との間が当接する部位と
離間する部位とが設けられており、前記離間する部位は
前記モータの軸方向に貫通する隙間であることを要旨と
する。
【0010】請求項2に記載の発明は、隙間は前記モー
タホルダの内周面と前記モータの外周面のいずれか一方
が楕円形状に形成されており、いずれか他方が真円に形
成されることによって形成されていることを要旨とす
る。
タホルダの内周面と前記モータの外周面のいずれか一方
が楕円形状に形成されており、いずれか他方が真円に形
成されることによって形成されていることを要旨とす
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記隙間は、前
記モータの前記固定子に配設された前記マグネットの外
周位置に形成されたこと要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、モータホルダ
の内周面とモータの外周面との間が当接する部位と離間
する部位とを設けることで軸方向に貫通する隙間が容易
に設けられ、この隙間を冷却風が流れることによりモー
タの外部からモータが冷却される。
記モータの前記固定子に配設された前記マグネットの外
周位置に形成されたこと要旨とする。 (作用)請求項1に記載の発明によれば、モータホルダ
の内周面とモータの外周面との間が当接する部位と離間
する部位とを設けることで軸方向に貫通する隙間が容易
に設けられ、この隙間を冷却風が流れることによりモー
タの外部からモータが冷却される。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、モータ外
周面とモータホルダ内周面の形状をそれぞれ真円形状と
楕円形状に形成することにより、容易に隙間が形成され
る。請求項3に記載の発明によれば、隙間を吹き抜ける
冷却風によってマグネットが効率的に冷却される。
周面とモータホルダ内周面の形状をそれぞれ真円形状と
楕円形状に形成することにより、容易に隙間が形成され
る。請求項3に記載の発明によれば、隙間を吹き抜ける
冷却風によってマグネットが効率的に冷却される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用ブロアモー
タ装置に具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って
説明する。
タ装置に具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って
説明する。
【0014】図1はブロアモータ装置の要部断面図であ
り、図2はモータホルダの下部からの斜視図である。ブ
ロアモータ装置は、図1に示すように、図示しない車両
に固定されるモータホルダ1と、モータホルダ1に保持
されるブロアモータ2とを備え、ブロアモータ2の回転
軸3にはファン4(二点鎖線で示す)が固定されてい
る。
り、図2はモータホルダの下部からの斜視図である。ブ
ロアモータ装置は、図1に示すように、図示しない車両
に固定されるモータホルダ1と、モータホルダ1に保持
されるブロアモータ2とを備え、ブロアモータ2の回転
軸3にはファン4(二点鎖線で示す)が固定されてい
る。
【0015】モータホルダ1は、樹脂よりなり、内側に
ブロアモータ2を保持すべく略有底筒形状に形成された
ホルダ本体部5と、ホルダ本体部5の開口部側から径方
向外側に延びる略円盤状の連結部6と、連結部6の先端
に形成される固定リング部7と、連結部6の所定角度位
置に設けられ、該ホルダ本体部5の径方向外側と同ホル
ダ本体部5の内周側とを連通する送風路部8とを備えて
いる。
ブロアモータ2を保持すべく略有底筒形状に形成された
ホルダ本体部5と、ホルダ本体部5の開口部側から径方
向外側に延びる略円盤状の連結部6と、連結部6の先端
に形成される固定リング部7と、連結部6の所定角度位
置に設けられ、該ホルダ本体部5の径方向外側と同ホル
ダ本体部5の内周側とを連通する送風路部8とを備えて
いる。
【0016】前記送風路部8は、ホルダ本体部5(連結
部6、固定リング部7)と一体成形されている。詳しく
は、ホルダ本体部5の底部外周側の前記所定角度位置に
は、連通孔9が形成されている。そして、送風路部8は
中空の略クランク状に形成され、連結部6の一部を構成
しながらホルダ本体部5の径方向外側(ホルダ本体部5
の軸線方向と直角)に延びる第一通路11と、第一通路
11の基端側からホルダ本体部5の外周の一部を構成し
ながら該外周に沿ってホルダ本体部5の底部側に延びる
軸線方向通路部としての第二通路12と、第二通路12
の先端から前記連通孔9を覆う位置までホルダ本体部5
の軸中心側に延びる第三通路13とを備えている。前記
第一通路11の先端部には、ホルダ本体部5の開口部と
同方向(軸線方向)に開口した開口部としての吸入口1
4が形成されている。即ち、送風路部8は、第一〜第三
通路11〜13によりホルダ本体部5の径方向外側と同
ホルダ本体部5の内周側(底部の内側)とを連通してい
る。
部6、固定リング部7)と一体成形されている。詳しく
は、ホルダ本体部5の底部外周側の前記所定角度位置に
は、連通孔9が形成されている。そして、送風路部8は
中空の略クランク状に形成され、連結部6の一部を構成
しながらホルダ本体部5の径方向外側(ホルダ本体部5
の軸線方向と直角)に延びる第一通路11と、第一通路
11の基端側からホルダ本体部5の外周の一部を構成し
ながら該外周に沿ってホルダ本体部5の底部側に延びる
軸線方向通路部としての第二通路12と、第二通路12
の先端から前記連通孔9を覆う位置までホルダ本体部5
の軸中心側に延びる第三通路13とを備えている。前記
第一通路11の先端部には、ホルダ本体部5の開口部と
同方向(軸線方向)に開口した開口部としての吸入口1
4が形成されている。即ち、送風路部8は、第一〜第三
通路11〜13によりホルダ本体部5の径方向外側と同
ホルダ本体部5の内周側(底部の内側)とを連通してい
る。
【0017】ブロアモータ2は、直流モータであって、
モータヨーク17と、マグネット20,21と、回転軸
3と、回転子としてのアーマチャ22と、コンミテータ
23と、ブラシ24,25とを備えている。モータヨー
ク17は有底筒形状をなしており、ホルダ本体部5内に
圧入されている。モータヨーク17の内壁にはアーマチ
ャ22を挟んだ対向位置にアーマチャ22と略同じ軸線
方向への大きさを持ったマグネット20,21が接着剤
により固着されている。
モータヨーク17と、マグネット20,21と、回転軸
3と、回転子としてのアーマチャ22と、コンミテータ
23と、ブラシ24,25とを備えている。モータヨー
ク17は有底筒形状をなしており、ホルダ本体部5内に
圧入されている。モータヨーク17の内壁にはアーマチ
ャ22を挟んだ対向位置にアーマチャ22と略同じ軸線
方向への大きさを持ったマグネット20,21が接着剤
により固着されている。
【0018】回転軸3はモータヨーク17の中心位置に
回動可能に支持されており、回転軸3にはアーマチャ2
2及びコンミテータ23が固定されている。コンミテー
タ23を挟んだ対向位置には、コンミテータ23に摺接
される一対の給電用ブラシ24,25が配設されてい
る。
回動可能に支持されており、回転軸3にはアーマチャ2
2及びコンミテータ23が固定されている。コンミテー
タ23を挟んだ対向位置には、コンミテータ23に摺接
される一対の給電用ブラシ24,25が配設されてい
る。
【0019】モータヨーク17の底部には中央に軸受け
部17cが円形に突出形成されている。ホルダ本体部5
の底面には円筒形に突出された嵌合壁5aが形成されて
いる。軸受け部17cは嵌合壁5aの内部に嵌め込まれ
ている。
部17cが円形に突出形成されている。ホルダ本体部5
の底面には円筒形に突出された嵌合壁5aが形成されて
いる。軸受け部17cは嵌合壁5aの内部に嵌め込まれ
ている。
【0020】嵌合壁5aの外周面と、モータヨーク17
の底面及びホルダ本体部5の内周面側の底面に囲まれた
位置にはドーナツ状の空間26が形成されている。そし
て、この空間26は第三通路13の端部と連通されてい
る。モータヨーク17の底部には送風孔27,28が複
数個(図1においては二箇所図示)形成されており、モ
ータヨーク17の内部と空間26は送風孔27,28を
介して連通されている。
の底面及びホルダ本体部5の内周面側の底面に囲まれた
位置にはドーナツ状の空間26が形成されている。そし
て、この空間26は第三通路13の端部と連通されてい
る。モータヨーク17の底部には送風孔27,28が複
数個(図1においては二箇所図示)形成されており、モ
ータヨーク17の内部と空間26は送風孔27,28を
介して連通されている。
【0021】ファン4は、図1中、二点鎖線で示すよう
に、モータヨーク17から突出した回転軸3の先端部に
固定されている。本実施の形態のファン4の半径は、前
記ホルダ本体部5の軸中心から固定リング部7までの長
さと略同じに設定されている。又、本実施の形態のファ
ン4は、既知のものであって、回転すると上方の空気を
吸入するとともに側方及び下方に排気するものである。
に、モータヨーク17から突出した回転軸3の先端部に
固定されている。本実施の形態のファン4の半径は、前
記ホルダ本体部5の軸中心から固定リング部7までの長
さと略同じに設定されている。又、本実施の形態のファ
ン4は、既知のものであって、回転すると上方の空気を
吸入するとともに側方及び下方に排気するものである。
【0022】上記のように構成されたブロアモータ装置
は、固定リング部7が図示しない車両の所定位置に固定
される。図3はブロアモータ装置の上面から見た模式図
であり、図4は図3のA−A線断面図である。
は、固定リング部7が図示しない車両の所定位置に固定
される。図3はブロアモータ装置の上面から見た模式図
であり、図4は図3のA−A線断面図である。
【0023】図3に示すように、モータヨーク17の外
周面とホルダ本体部5の内周面との間には両者が当接す
る部位と離間する部位とが設けられている。詳述する
と、ホルダ本体部5は内周面が真円筒状に形成されてい
る。モータヨーク17は外周面が略楕円筒状に形成され
ている。その長径はホルダ本体部5の内周面直径と略一
致しており、モータヨーク17は、ホルダ本体部5に圧
入されている。
周面とホルダ本体部5の内周面との間には両者が当接す
る部位と離間する部位とが設けられている。詳述する
と、ホルダ本体部5は内周面が真円筒状に形成されてい
る。モータヨーク17は外周面が略楕円筒状に形成され
ている。その長径はホルダ本体部5の内周面直径と略一
致しており、モータヨーク17は、ホルダ本体部5に圧
入されている。
【0024】従って、モータヨーク17の外周面とホル
ダ本体部5とが当接する部位は、その当接状態によって
ブロアモータ2を保持している。一方、モータヨーク1
7の外周面とホルダ本体部5とが離間する部位には隙間
29,30が形成されている。そして、この隙間29,
30はモータヨーク17の軸線方向にわたって形成され
ている。
ダ本体部5とが当接する部位は、その当接状態によって
ブロアモータ2を保持している。一方、モータヨーク1
7の外周面とホルダ本体部5とが離間する部位には隙間
29,30が形成されている。そして、この隙間29,
30はモータヨーク17の軸線方向にわたって形成され
ている。
【0025】モータヨーク17は内周面が円筒形に形成
され、図3において左右両方向の側壁を上下両方向の側
壁に比べて薄肉にした、薄肉部17a,17bが形成さ
れている。両薄肉部17a,17bはモータヨーク17
の軸線方向全体にわたって形成されている。
され、図3において左右両方向の側壁を上下両方向の側
壁に比べて薄肉にした、薄肉部17a,17bが形成さ
れている。両薄肉部17a,17bはモータヨーク17
の軸線方向全体にわたって形成されている。
【0026】モータヨーク17は、その略円筒形状に形
成された外周面の長径方向が第一通路11と略平行に保
持されている。従って、両薄肉部17a,17bは第一
通路11の形成されている方向に対して両側対向位置に
配設されている。また、両薄肉部17a,17bは、マ
グネット20,21それぞれの周方向の中心を結んだ直
線Lから周方向両側に25°以内となる範囲で形成され
ている。
成された外周面の長径方向が第一通路11と略平行に保
持されている。従って、両薄肉部17a,17bは第一
通路11の形成されている方向に対して両側対向位置に
配設されている。また、両薄肉部17a,17bは、マ
グネット20,21それぞれの周方向の中心を結んだ直
線Lから周方向両側に25°以内となる範囲で形成され
ている。
【0027】直線Lはマグネット20,21それぞれの
周方向の中心と両薄肉部17a,17bの周方向の中心
位置を通り、この直線Lは、第一通路11の形成されて
いる方向と垂直に交わっている。
周方向の中心と両薄肉部17a,17bの周方向の中心
位置を通り、この直線Lは、第一通路11の形成されて
いる方向と垂直に交わっている。
【0028】ここで両薄肉部17a,17bは第一通路
11の形成されている方向に対して両側に配設されてい
るため、隙間29,30も第一通路11の形成されてい
る径方向に対して両側に配設されている。また同様に、
隙間29,30は第一通路11に対して垂直方向に位置
するように形成されている。
11の形成されている方向に対して両側に配設されてい
るため、隙間29,30も第一通路11の形成されてい
る径方向に対して両側に配設されている。また同様に、
隙間29,30は第一通路11に対して垂直方向に位置
するように形成されている。
【0029】次に、上記のように構成された車両用ブロ
アモータ装置の作用を図1、図4及び図5に従って説明
する。矢印31に示すように吸入口14より吸入された
冷却風は矢印32に示すように第一通路11、第二通路
12、第三通路13を介して空間26に導かれる。空間
26内に導かれた冷却風は、矢印33及び34に示すよ
うに送風孔27,28よりブロアモータ2の内部に導か
れるものと矢印35に示すようにブロアモータ2の外部
に導かれるものとに分かれる。
アモータ装置の作用を図1、図4及び図5に従って説明
する。矢印31に示すように吸入口14より吸入された
冷却風は矢印32に示すように第一通路11、第二通路
12、第三通路13を介して空間26に導かれる。空間
26内に導かれた冷却風は、矢印33及び34に示すよ
うに送風孔27,28よりブロアモータ2の内部に導か
れるものと矢印35に示すようにブロアモータ2の外部
に導かれるものとに分かれる。
【0030】ブロアモータ2の内部に導かれた冷却風は
矢印36及び37に示すようにモータヨーク17の内部
を吹き抜けており、詳しくは、マグネット20,21と
アーマチャ22との間の空隙を吹き抜けている。なお、
図4は冷却風の流れを表すための図であるため、ブロア
モータ2の断面を模式的に表している。
矢印36及び37に示すようにモータヨーク17の内部
を吹き抜けており、詳しくは、マグネット20,21と
アーマチャ22との間の空隙を吹き抜けている。なお、
図4は冷却風の流れを表すための図であるため、ブロア
モータ2の断面を模式的に表している。
【0031】ブロアモータ2の外部に導かれた冷却風は
矢印38に示すようにモータヨーク17とホルダ本体部
5の間に形成された隙間29,30を下方から上方に吹
き抜けている。このとき、隙間29,30は第一通路1
1に対して垂直方向に位置するように形成されているた
め、左右の隙間29,30には均一に冷却風が導入さ
れ、ほぼ同量の冷却風が隙間29,30を吹き抜ける。
矢印38に示すようにモータヨーク17とホルダ本体部
5の間に形成された隙間29,30を下方から上方に吹
き抜けている。このとき、隙間29,30は第一通路1
1に対して垂直方向に位置するように形成されているた
め、左右の隙間29,30には均一に冷却風が導入さ
れ、ほぼ同量の冷却風が隙間29,30を吹き抜ける。
【0032】以上のようにモータヨーク17の内部及び
外部をその軸線方向に吹き抜けた冷却風は、モータヨー
ク17の内部からのものが図5の矢印39〜43に示す
ようにモータヨーク17内部から排出される。そして、
モータヨーク17の外部からのものが図の矢印44〜4
9に示すように隙間29,30から排出される。尚、図
5は図面が煩雑になるのをさけるために冷却風の流れを
表す矢印のみを記載しており、その他のものは省略して
いる。
外部をその軸線方向に吹き抜けた冷却風は、モータヨー
ク17の内部からのものが図5の矢印39〜43に示す
ようにモータヨーク17内部から排出される。そして、
モータヨーク17の外部からのものが図の矢印44〜4
9に示すように隙間29,30から排出される。尚、図
5は図面が煩雑になるのをさけるために冷却風の流れを
表す矢印のみを記載しており、その他のものは省略して
いる。
【0033】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)ホルダ本体部5の内周面とモータヨーク17の外
周面との間が当接する部位と離間する部位とを設けるこ
とで軸方向に貫通する隙間29,30を形成した。隙間
29,30に導かれた冷却風は、矢印38に示すように
隙間29,30を下方から上方に吹き抜ける。従って、
冷却に必要な隙間29,30を容易に形成することがで
き、モータヨーク17の外部からブロアモータ2を冷却
することができる。
下の効果を有する。 (1)ホルダ本体部5の内周面とモータヨーク17の外
周面との間が当接する部位と離間する部位とを設けるこ
とで軸方向に貫通する隙間29,30を形成した。隙間
29,30に導かれた冷却風は、矢印38に示すように
隙間29,30を下方から上方に吹き抜ける。従って、
冷却に必要な隙間29,30を容易に形成することがで
き、モータヨーク17の外部からブロアモータ2を冷却
することができる。
【0034】(2)隙間29,30がマグネット20,
21の外周位置に位置するように薄肉部17a,17b
を形成したため、マグネット20,21及びマグネット
20,21をモータヨーク17に接着している接着剤の
冷却を有効に行うことができる。
21の外周位置に位置するように薄肉部17a,17b
を形成したため、マグネット20,21及びマグネット
20,21をモータヨーク17に接着している接着剤の
冷却を有効に行うことができる。
【0035】(3)隙間29,30は互いに第一通路1
1に対して垂直方向に位置するように形成されているた
め、左右の隙間29,30には均一に冷却風が導入さ
れ、同量の冷却風が隙間29,30を吹き抜ける。従っ
て、両マグネット20,21を均等に冷却することがで
きる。
1に対して垂直方向に位置するように形成されているた
め、左右の隙間29,30には均一に冷却風が導入さ
れ、同量の冷却風が隙間29,30を吹き抜ける。従っ
て、両マグネット20,21を均等に冷却することがで
きる。
【0036】(4)空間26に冷却風を溜めることがで
き、またその空間26から隙間29,30に冷却風を供
給することができるので、ブロアモータ2に安定して冷
却風を送り込むことができ、冷却性能を向上させること
ができる。
き、またその空間26から隙間29,30に冷却風を供
給することができるので、ブロアモータ2に安定して冷
却風を送り込むことができ、冷却性能を向上させること
ができる。
【0037】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記形態では、モータヨーク17を形成する側壁の厚
さを変えて薄肉部17a,17bを形成することにより
ホルダ本体部5の内周面とモータヨーク17の外周面と
の間が離間する部位を形成し、隙間29,30を形成し
た。しかし、モータヨークをホルダ本体部で保持すると
同時にモータヨークとホルダ本体部との間に隙間を設
け、モータヨークの内部及び外部から同時にモータヨー
クを冷却できる構造であればよい。
更してもよい。 ○上記形態では、モータヨーク17を形成する側壁の厚
さを変えて薄肉部17a,17bを形成することにより
ホルダ本体部5の内周面とモータヨーク17の外周面と
の間が離間する部位を形成し、隙間29,30を形成し
た。しかし、モータヨークをホルダ本体部で保持すると
同時にモータヨークとホルダ本体部との間に隙間を設
け、モータヨークの内部及び外部から同時にモータヨー
クを冷却できる構造であればよい。
【0038】従って、例えば図6に示すように、真円の
外周を持つモータヨーク50に対して、内周面が楕円形
に形成されたホルダ本体部51を用いて車両用ブロアモ
ータ装置を形成してもよい。
外周を持つモータヨーク50に対して、内周面が楕円形
に形成されたホルダ本体部51を用いて車両用ブロアモ
ータ装置を形成してもよい。
【0039】また、図7のように構成してもよい。詳述
すると、この車両用ブロアモータ装置は、モータヨーク
54の外周面及びホルダ本体部55の内周面がともに真
円となるように形成されており、モータヨーク54の外
周面はホルダ本体部55の内周面によって保持されてい
る。モータヨーク54の外縁部には径方向内側に向かう
通気溝56,57が形成されており、通気溝56,57
はマグネット20,21の外周にあたる位置でモータヨ
ーク54の軸線方向にモータヨーク54の軸線方向全体
にわたって形成されている。
すると、この車両用ブロアモータ装置は、モータヨーク
54の外周面及びホルダ本体部55の内周面がともに真
円となるように形成されており、モータヨーク54の外
周面はホルダ本体部55の内周面によって保持されてい
る。モータヨーク54の外縁部には径方向内側に向かう
通気溝56,57が形成されており、通気溝56,57
はマグネット20,21の外周にあたる位置でモータヨ
ーク54の軸線方向にモータヨーク54の軸線方向全体
にわたって形成されている。
【0040】また、図8のように構成してもよい。詳述
すると、この車両用ブロアモータ装置は、前述した図7
における車両用ブロアモータ装置において通気溝をモー
タヨーク58の外縁部ではなくホルダ本体部59の内周
面上に径方向外側に向かう凹溝によって通気溝60,6
1が形成されている。通気溝60,61はモータヨーク
58に接着されたマグネット20,21の外周位置にモ
ータヨーク58の軸線方向全体にわたって配設されてい
る。
すると、この車両用ブロアモータ装置は、前述した図7
における車両用ブロアモータ装置において通気溝をモー
タヨーク58の外縁部ではなくホルダ本体部59の内周
面上に径方向外側に向かう凹溝によって通気溝60,6
1が形成されている。通気溝60,61はモータヨーク
58に接着されたマグネット20,21の外周位置にモ
ータヨーク58の軸線方向全体にわたって配設されてい
る。
【0041】また、図7、図8において、通気溝をモー
タヨークの外縁部及びホルダ本体部の両方に形成しても
よい。また、モータヨークの外周面及びホルダ本体部の
内周面を楕円筒状に形成してもよい。
タヨークの外縁部及びホルダ本体部の両方に形成しても
よい。また、モータヨークの外周面及びホルダ本体部の
内周面を楕円筒状に形成してもよい。
【0042】上記各実施形態から把握できる技術的思想
を以下に記載する。 (イ)前記隙間(55,56)は、前記モータホルダ
(1)の内周面と前記モータ(2)の外周面のうち少な
くとも一方に凹溝を設けることによって形成されている
ことを特徴とする請求項1又は3に記載のモータ装置。
この構成によると、モータとモータホルダの間にモータ
の軸方向に貫通する隙間が設けられるため、この隙間に
冷却風を流すことによりモータをその外部から冷却する
ことができる。
を以下に記載する。 (イ)前記隙間(55,56)は、前記モータホルダ
(1)の内周面と前記モータ(2)の外周面のうち少な
くとも一方に凹溝を設けることによって形成されている
ことを特徴とする請求項1又は3に記載のモータ装置。
この構成によると、モータとモータホルダの間にモータ
の軸方向に貫通する隙間が設けられるため、この隙間に
冷却風を流すことによりモータをその外部から冷却する
ことができる。
【0043】(ロ)前記隙間(29,30)は、前記マ
グネット(20,21)の円周方向中心から周方向両側
に25°の範囲内で形成されていることを特徴とする請
求項3に記載のモータ装置。この構成によると、隙間が
マグネットの円周方向中心に対しほぼプラスマイナス2
5°の範囲で抑えられるため、残りの範囲においてはモ
ータとモータホルダの圧接状態が得られ、モータがモー
タホルダに安定して保持される。
グネット(20,21)の円周方向中心から周方向両側
に25°の範囲内で形成されていることを特徴とする請
求項3に記載のモータ装置。この構成によると、隙間が
マグネットの円周方向中心に対しほぼプラスマイナス2
5°の範囲で抑えられるため、残りの範囲においてはモ
ータとモータホルダの圧接状態が得られ、モータがモー
タホルダに安定して保持される。
【0044】(ハ)前記モータ(2)と前記モータホル
ダ(1)は、前記モータ(2)の底部と前記モータホル
ダの底部との間に空間(26)が形成されるように組み
つけられており、前記空間(26)は前記隙間(29,
30)と連通されていることを特徴とする請求項1〜3
及び上記(イ)、(ロ)のうちいずれか一項に記載のモ
ータ装置。この構成によると、空間に冷却風を溜めるこ
とができ、またその空間から隙間に冷却風を供給するこ
とができるので、モータに安定して冷却風を送り込むこ
とができ、モータの冷却性能を向上させることができ
る。
ダ(1)は、前記モータ(2)の底部と前記モータホル
ダの底部との間に空間(26)が形成されるように組み
つけられており、前記空間(26)は前記隙間(29,
30)と連通されていることを特徴とする請求項1〜3
及び上記(イ)、(ロ)のうちいずれか一項に記載のモ
ータ装置。この構成によると、空間に冷却風を溜めるこ
とができ、またその空間から隙間に冷却風を供給するこ
とができるので、モータに安定して冷却風を送り込むこ
とができ、モータの冷却性能を向上させることができ
る。
【0045】(ニ)前記隙間(29,30)には外部か
ら冷却風を取り込むための吸入口(14)が連通されて
いることを特徴とする請求項1〜3及び上記(イ)〜
(ハ)のうちいずれか一項に記載のモータ装置。この構
成によると、隙間に冷却風が容易に導かれるためモータ
の冷却性能を向上させることができる。
ら冷却風を取り込むための吸入口(14)が連通されて
いることを特徴とする請求項1〜3及び上記(イ)〜
(ハ)のうちいずれか一項に記載のモータ装置。この構
成によると、隙間に冷却風が容易に導かれるためモータ
の冷却性能を向上させることができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
モータを安定して保持するとともに、モータ内部及び外
部からの冷却構造によって高い冷却効率を持つブロアモ
ータ装置を提供することができる。
モータを安定して保持するとともに、モータ内部及び外
部からの冷却構造によって高い冷却効率を持つブロアモ
ータ装置を提供することができる。
【図1】 ブロアモータ装置の要部断面図。
【図2】 モータホルダの下部からの斜視図。
【図3】 ブロアモータ装置の上面からの模式図。
【図4】 図3のA−A線断面図。
【図5】 ブロアモータ装置上面の冷却風の流れを示す
説明図。
説明図。
【図6】 別例のブロアモータ装置の上面からの模式
図。
図。
【図7】 別例のブロアモータ装置の上面からの模式
図。
図。
【図8】 別例のブロアモータ装置の上面からの模式
図。
図。
【図9】 従来例のブロアモータ装置の上面からの模式
図。
図。
【図10】 図9のB−B線断面図。
1…モータホルダ、2…モータ、20,21…マグネッ
ト、22…回転子としてのアーマチャ、29,30…隙
間。
ト、22…回転子としてのアーマチャ、29,30…隙
間。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3L011 BF00
5H605 AA01 BB05 BB09 CC01 CC02
CC05 CC07 DD03 DD07 DD11
EA19 EA21
5H609 BB06 BB15 BB18 PP01 PP02
PP05 PP06 PP07 PP11 PP13
QQ02 QQ12 QQ18 RR02 RR27
RR33 RR42 RR67 RR69 RR73
5H623 AA08 BB07 GG11 HH01 JJ03
JJ06 LL09
Claims (3)
- 【請求項1】 マグネット(20,21)が配設された
固定子、及び回転子(22)を有するモータ(2)と、 前記モータ(2)を収容保持するモータホルダ(1)
と、 を備えたモータ装置において、 前記モータホルダ(1)と前記モータ(2)には、前記
モータホルダ(1)の内周面と前記モータ(2)の外周
面との間が当接する部位と離間する部位とが設けられて
おり、 前記離間する部位は前記モータ(2)の軸方向に貫通す
る隙間(29,30)であることを特徴とするモータ装
置。 - 【請求項2】 前記隙間(29,30)は、前記モータ
ホルダ(1)の内周面と前記モータ(2)の外周面のい
ずれか一方が楕円形状に形成されており、いずれか他方
が真円に形成されることによって形成されていることを
特徴とする請求項1に記載のモータ装置。 - 【請求項3】 前記隙間(29,30)は、前記モータ
(2)の前記固定子に配設された前記マグネット(2
0,21)の外周位置に形成されたことを特徴とする請
求項1又は2に記載のモータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281624A JP2003088036A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | モータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281624A JP2003088036A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | モータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003088036A true JP2003088036A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19105414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001281624A Abandoned JP2003088036A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | モータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003088036A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013078979A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Denso Corp | 送風装置 |
JP2015506659A (ja) * | 2011-12-29 | 2015-03-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | ファンモジュール |
JP2020036413A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | Kyb株式会社 | 筒型リニアモータ |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001281624A patent/JP2003088036A/ja not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013078979A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Denso Corp | 送風装置 |
JP2015506659A (ja) * | 2011-12-29 | 2015-03-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh | ファンモジュール |
JP2020036413A (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | Kyb株式会社 | 筒型リニアモータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080516 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20091104 |