JP2003087735A - 情報作成方法、情報作成装置およびネットワーク情報処理システム - Google Patents

情報作成方法、情報作成装置およびネットワーク情報処理システム

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JP2003087735A JP2001278962A JP2001278962A JP2003087735A JP 2003087735 A JP2003087735 A JP 2003087735A JP 2001278962 A JP2001278962 A JP 2001278962A JP 2001278962 A JP2001278962 A JP 2001278962A JP 2003087735 A JP2003087735 A JP 2003087735A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の表示装置の静止画情報を同一画面に表示
できるようにする。 【解決手段】動画・音声入力装置から得られた動画・音
声情報を記録するステップと、ネットワークに接続され
た複数の表示装置に表示された静止画情報を記録するス
テップと、静止画情報の記録時に、動画・音声情報に対
する静止画情報の再生管理リストを作成するステップと
を有する。動画・音声情報とプレゼンテーションなどで
使用した静止画情報を同一次元で管理できる。再生管理
リストによって何時、どの表示装置からどのようなファ
イル名で表示されたのかを時系列的に把握することがで
きるので、HTML形式などで表現されたコンテンツを
再生する場合でも、同一画面に再生すべき表示パターン
を簡単に選択できるから、分割画面に全ての静止画情報
を漏れなく嵌め込んで表示できる。特定の静止画情報の
みが再生されるような問題がなくなり、実際に行われた
会議に近い状態を再現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報作成方法、
情報作成装置およびネットワーク情報処理システムに関
する。詳しくは、動画・音声入力装置からの動画・音声
情報に対して、複数の表示装置が用いられているとき、
そのそれぞれで表示した複数の静止画情報を、動画・音
声情報に同期して記録すると共に、それらより再生用コ
ンテンツを生成することで、複数の表示装置から静止画
情報が複数提供される場合であっても、それらの静止画
情報を同時に表示できるようにして情報の表示欠けを防
止できるようにしたものである。
【0002】この発明に係るネットワーク情報処理シス
テムを電子会議システムなどに適用する場合には、複数
のプロジェクタを使用してプレゼンテーション資料を表
示して会議を進行させているときでも、複数のプロジェ
クタで表示された複数のプレゼンテーション資料を記録
できるようにし、またその内容を再生するときには、こ
れらのプレゼンテーション資料を会議の進行に同期させ
て同一画面に表示できるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】ネットワークを介して行われる情報処理
システムとしては、ネットワーク電子会議システム(ネ
ットワーク会議システム)、ネットワーク教育システ
ム、ネットワークゲームシステムなどが考えられる。
【0004】これらのうち例えば、ネットワーク電子会
議システムにあっては、会議の模様がビデオカメラで撮
られる他、プレゼンテーションに使用される資料はビデ
オプロジェクタなどを使用して会議者に提供される。
【0005】これらの情報をそれぞれ記録し、後に会議
の議事録(会議コンテンツ)として作成する場合にあっ
ては、通常会議の模様を撮像した動画・音声情報と、そ
の会議で使用された静止画情報(プレゼンテーションに
使用したプレゼンテーション資料)とは別々に保管され
ているのが普通である。これは、会議の模様を収録した
動画・音声情報は会議主催者が管理し、プレゼンテーシ
ョン資料はプレゼンテーションを行った本人(プレゼン
ター)が管理している場合が多いからである。そして、
後日会議主催者に命じられた会議参加者が、別々に保管
されたこれらの情報を用いて、会議の議事録を電子的デ
ータ(会議コンテンツ)として作成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、別々に管
理された動画・音声情報とプレゼンテーション資料を利
用して会議コンテンツを作成するため面倒である。これ
に加えて次のような問題も派生している。
【0007】会議を行う場合、使用するプロジェクタ
(ビデオプロジェクタなど)は1台に限らない。数台の
プロジェクタを使用し、それぞれに別々のプレゼンテー
ション資料を表示しながら会議が進行することも多い。
【0008】プロジェクタが1台の場合には当日収録し
た動画・音声情報を再生しながら、プレゼンテーション
資料の挿入タイミングを検討し、妥当なタイミングであ
れば、そのプレゼンテーション資料を動画・音声情報に
挿入する処理を繰り返すことで当日の会議議事録を電子
的に作成することができる。
【0009】ところが、複数台のプロジェクタを使用し
てそのそれぞれにプレゼンテーション資料を表示しなが
ら会議が進行しているような場合には、どの場面でどの
プレゼンテーション資料を用いてプレゼンテーションが
進んでいるのか判然としない。
【0010】また、プレゼンテーション資料の使用タイ
ミングを把握していたとしても、どのタイミングでその
プレゼンテーション資料を動画・音声情報に合成すべき
かを的確に判断できない場合が多く、しかもその場合に
はその直前に使用していたプレゼンテーション資料に代
えてこの新しいプレゼンテーション資料が挿入されるた
め、前のプレゼンテーション資料が消えてしまう。しか
し実際の会議では両方の資料を使用して会議が進行して
いる場合が多い。したがって実際に行われた会議と同じ
状態を議事録である会議コンテンツに再現できなくなっ
てしまう。
【0011】この会議システムは、1つの会議室だけで
行われる場合だけでなく、ネットワークを介して複数の
会議室同士を電子的に結んで会議を進行させたり、遠隔
地の会議室(例えば本社、支社、工場、研究所などの複
数地点間)をネットワークで結んで行う場合も同じよう
な問題を惹起している。
【0012】このような問題は、ネットワーク電子会議
システムのみならず、予備校同士、姉妹校同士などでの
授業をネットワークを利用して行うネットワーク教育シ
ステムや、遠隔地に滞在する複数の者の間で行うネット
ワークゲームシステムなどでも発生する。
【0013】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、特に表示装置が複数使用され
ている場合でも、それらに表示されている静止画情報を
漏れなく記録できるようにすると共に、再生する場合で
あっても全ての静止画情報を同じ画面に表示できるよう
にした再現性の優れた情報作成方法、情報作成装置およ
びネットワーク情報処理システムを提案するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載したこの発明に係る情報作成方法で
は、ネットワークに接続された動画・音声入力装置から
得られた動画・音声情報を記録するステップと、上記ネ
ットワークに接続された複数の表示装置に表示された静
止画情報を記録するステップと、上記静止画情報の記録
時に、上記動画・音声情報に対する上記静止画情報の再
生管理リストを作成するステップとからなることを特徴
とする。
【0015】請求項7に記載したこの発明に係る情報作
成方法では、ネットワークを介して供給された情報を記
録する情報記録手段と、上記ネットワークを介して供給
された情報に基づいて、情報再生時の再生管理リストを
作成するリスト作成手段と、上記情報をネットワークを
介して再生できるコンテンツとして上記情報を上記再生
管理リストを用いて再編成するコンテンツ作成手段と、
上記情報記録手段、上記再生リスト作成手段および上記
骨再生手段をそれぞれ制御する制御手段とからなること
を特徴とする。
【0016】また、請求項10に記載したこの発明に係
るネットワーク情報処理システムでは、入力操作機能を
有すると共に、任意の情報を処理する一以上の情報処理
装置と、少なくとも上記情報処理装置から転送された情
報に基づいて映像を表示する表示装置と、上記情報処理
装置からの入力操作指示に基づいて上記表示装置を含む
ネットワーク情報処理を支援する情報処理支援装置と、
上記情報処理支援装置と上記情報処理装置とを接続する
通信手段と、上記情報処理装置から転送される情報以外
の映像および音声を入力する動画・音声入力装置と、上
記情報処理装置および上記動画・音声入力装置から転送
される情報を、上記情報処理装置からの指示にしたがっ
て記録すると共に、これをネットワークを介して通信で
きるコンテンツとして再編成する情報作成装置とを備
え、この情報作成装置は、ネットワークを介して供給さ
れた情報を記録する情報記録手段と、上記ネットワーク
を介して供給された情報に基づいて、情報再生時の再生
管理リストを作成するリスト作成手段と、上記情報をネ
ットワークを介して再生できるコンテンツとして上記情
報を上記再生管理リストを用いて再編成するコンテンツ
作成手段と、上記情報記録手段、上記再生リスト作成手
段および上記コンテンツ再生手段をそれぞれ制御する制
御手段とからなることを特徴とする。
【0017】この発明では、動画・音声情報と静止画情
報の双方を記録する。静止画情報は複数の表示装置で表
示されているときは、その全ての表示装置で表示されて
いる情報である。これらの情報の記録と同時に、動画・
音声情報に対する静止画情報の再生管理リストを作成す
る。
【0018】再生管理リストは、静止画情報のファイル
名、表示装置への表示開始時間などの時間管理情報、表
示装置の識別情報などであり、このリストによって何
時、どの表示装置からどのようなファイル名で表示され
たのかを時系列的に把握することができる。
【0019】そして、記録終了時にこれらの情報をネッ
トワークを介して再生できるコンテンツ(HTML形
式)に再編成する。さらに、使用されている表示装置の
数に応じて1画面に表示する表示パターン(画面分割パ
ターン)を決定する。
【0020】再生モードのときには、再生管理リストに
基づいて決定した表示パターンに応じたその分割画面に
全ての静止画情報が嵌め込まれて表示される。これとは
別の固定の表示エリアに動画・音声情報が表示される。
こうすることで、特定の静止画情報のみが再生されるよ
うな問題がなくなる。
【0021】ネットワーク会議の場合には、全てのビデ
オプロジェクタで使用されているプレゼンテーション資
料を同時に同一画面に分割表示できるから、プレゼンテ
ーション資料を欠如することなく会議コンテンツを作
成、表示できる。
【0022】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る情報作成
方法、情報作成装置およびネットワーク情報処理システ
ムの一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。以下
には、説明の都合上、ネットワーク電子会議システムに
適用した場合を実施の形態として説明する。
【0023】ネットワーク電子会議システムは、電子的
に作成されたプレゼンテーション資料を表示装置である
プロジェクタなどに転送して、その資料を拡大表示しな
がら会議を進行するシステムである。そのため、プレゼ
ンテーション資料を管理する情報処理装置としてのコン
ピュータ(パーソナルコンピュータ)を備えると共に、
プレゼンテーション資料を表示装置に転送するためなど
に使用される情報処理支援装置(パーソナルコンピュー
タ構成)などが備えられてシステム全体が構築される。
【0024】図1はこのネットワーク電子会議システム
100の要部の構成例を示す。このシステム100は、
上述したようにプレゼンテーション資料(ファイルデー
タ)を保存し管理している情報処理装置(以下クライア
ントPC(Client PC)という)2、プレゼンテーショ
ン資料や書画カメラから取り入れたプレゼンテーション
資料を投影表示するためのプロジェクタなどを使用した
表示装置(以下プロジェクタという)4を有する他、ク
ライアントPC2とプロジェクタ4の間のデータ授受や
データ加工などを支援するパーソナルコンピュータで構
成された情報処理支援装置(以下コミュニケータ(Comm
unicator)という)3を備えている。
【0025】クライアントPC2によってコミュニケー
タ3が制御され、このコミュニケータ3を介してビデオ
プロジェクタ4の表示映像がコントロールされる。その
ため、コミュニケータ2とプロジェクタ4との間はRG
Bケーブルなどで接続されている。
【0026】クライアントPC2とコミュニケータ3と
の間は通信手段(ネットワークアダプタ)2aによって
結ばれている。通信手段2aは無線による場合と有線に
よる場合が考えられるが、この実施の形態では無線を通
信手段として採用している。
【0027】そのため、クライアントPC2とコミュニ
ケータ3の双方には、これらの間を接続する通信手段と
して無線LANカード(ネットワークインタフェースカ
ード)2aが装備されている。もちろん無線通信の場合
であっても、無線LANカードを使用する他に、アクセ
スポイント(図示はしない)を使用し、このアクセスポ
イントを経由して相互に通信を行うように構成すること
もできる。
【0028】このネットワーク電子会議システム100
にはさらに、会議室の模様を映像および音声として記録
し、さらにその会議で使用したプレゼンテーション資料
を記録して、会議の議事録(会議コンテンツ)を作成す
る情報作成装置(以下クリエータ(Creator)という)
1がLANによって結ばれている。クリエータ1には動
画入力装置としてのビデオカメラ5aと、音声入力装置
としてのマイク5bが接続されている。この動画・音声
入力装置5はこの例ではクリエータ1に直接接続され、
そしてクライアントPC2からの指示にしたがってその
動作モードが制御できるように構成されている。
【0029】コミュニケータ3およびクリエータ1はこ
れら相互間の通信およびインターネットなどのネットワ
ークを介して遠隔地間に設置された会議室同士での会議
を遂行できるようにするため、この例ではクリエータ1
とコミュニケータ3のそれぞれは同一セグメントのグロ
ーバルIPアドレスを保有する。セグメントが異なるグ
ローバルIPアドレスであっても相互通信には支障を来
さない。
【0030】電子会議システムにはさらに情報保存装置
としてのサーバ6がLAN経由で接続され、このサーバ
6で会議コンテンツなどを一括して保存、管理できるよ
うにしている。
【0031】クライアントPC2は電子会議用アプリケ
ーションソフトウエアがインストールされている。そし
て1つの会議システムの中では、最大16台まで使用す
ることが可能である。複数のクライアントPCを使用す
るとき、それぞれには固有のプライベートIPアドレス
が設定される。
【0032】複数台のクライアントPC2を使用する場
合、その会議室内での閉ざされた環境を作り、外部から
不特定第三者が会議に参加したり、会議内容を閲覧でき
ないように秘匿性のある会議システムを構築するため、
共通のパスワードが設定される。
【0033】このパスワードは最初の会議参加者が自由
に設定することができ、残りの会議参加者はそのパスワ
ードを入力することでこの会議システムに参加すること
ができる。
【0034】会議参加者のうちの1人がプレゼンテーシ
ョン資料をクライアントPC2からコミュニケータ3に
無線LANカード2a経由で転送しプロジェクタ4で表示
して、プレゼンテーションする権利を獲得する。クライ
アントPCのファンクションキーを操作するだけで、プ
レゼンテーションする権利を放棄し、別の会議参加者に
プレゼンテーションする権利を委譲することができるの
で、会議参加者の全てがプレゼンターとしての資格を保
留している。
【0035】会議参加者の残りのうちの1人がクライア
ントPC2を用いてクリエータ1に対する記録、再生等
の動作モードを制御することができるように構成されて
いる。つまり、この残りのうちの1人が会議の議事録用
の資料作りを行う権利を獲得することになる。
【0036】次に、ネットワーク電子会議システム10
0の各構成部分について説明する。
【0037】1つの会議室の中には1台のプロジェクタ
4が設置され、したがって1台のコミュニケータ3によ
って電子会議システムが構築されるのが、最もシンプル
な基本構成である。しかし、場合によっては複数台のプ
ロジェクタ4を使用して会議を進行させた方が会議を効
率的に運用できる場合がある。複数のプロジェクタに異
なるプレゼンテーション資料を同時に表示してそれらを
使用しながら説明を行う場合が多々考えられるからであ
る。
【0038】このような場合には、基本的にはプロジェ
クタ4の設置台数に応じてコミュニケータ3が配され
る。図1は3台のプロジェクタ4を使用した場合の構成
例である。このように複数台のコミュニケータ3を使用
する場合には、そのうちの1台をメインコミュニケータ
(Main Communicator)3aとして使用し、残り2台は
サブコミュニケータ(Sub Communicator)3b,3cと
して使用する。
【0039】この場合、クライアントPC2から送られ
てきたプレゼンテーション資料などはメインコミュニケ
ータ3aが管理し、それぞれのサブコミュニケータ3
b、3cを介して対応するプロジェクタ4b、4cで表
示するような制御体系となっている。そのため、サブコ
ミュニケータ3b、3cはプライベートIPアドレスを
保有する。複数のコミュニケータ3a、3b、3cをそ
れぞれ独立させて制御することも可能である。
【0040】メインコミュニケータ3aはまた、クライ
アントPC2から転送されたプレゼンテーション資料そ
のものと、そのプレゼンテーション資料のページを切り
替えたときの属性情報(ページを切り替えた時間やペー
ジ情報など)を再生管理情報としてLANを介してクリ
エータ1に送ったり、クライアントPC2からの指示に
したがって、クリエータ1に記録されている情報を受信
してクライアントPC2に配布するなどの機能を有す
る。
【0041】図2はコミュニケータ3の構成を示してい
る。図2に示すように、コミュニケータ3は、クライア
ントPC2からのプレゼンテーション資料の送受信を行
うためのネットワークアダプタ30aを始めとして、処
理プログラムを格納した記憶装置30b、ワーキング用
のメモリ(Work用RAM)30c、CPU30d、およびプレ
ゼンテーション資料をRGB信号で出力するためのディス
プレイアダプタ30eとから構成されている。
【0042】ネットワークアダプター30aは、この例
では上述した無線LANカード2aが使用される。記憶
装置30bにはコミュニケータ3を動作させるための基
本ソフトウエア(電子会議用アプリケーションソフトウ
エア)やプレゼンテーション資料を処理する処理プログ
ラムが格納されている。
【0043】Work用RAM30cでは受信したプレゼンテ
ーション資料を一時的に蓄積したり、その資料を加工処
理したりするために使用される。プレゼンテーション資
料はCPU30dの介在の下で、R、G、B信号に変換し
てからディスプレイアダプタ30eに供給される。プロ
ジェクタ4はコミュニケータ3とRGBケーブルで接続さ
れている。
【0044】図3はクリエータ1の構成を示している。
このクリエータ1は、プログラムを処理するCPU1a
と、送受信した情報(動画や静止画などの情報)を処理
するためのワークメモリ(この例ではハードディスクH
DD)1bと、プレゼンテーション資料を始めとして動
画・音声等の情報およびそれらを処理するための制御プ
ログラムを記録する記憶装置1cと、コミュニケータ3
と接続するためのネットワークアダプタ1dとで構成さ
れる。クリエータ1にはさらに動画・音声入力装置5か
ら動画および音声情報を受信したり、これを制御したり
するための映像・音声入力端子(I/Oインタフェー
ス)1eを備えている。
【0045】このクリエータ1は、上述したようにコミ
ュニケータ3で表示されているプレゼンテーション資料
に関する情報を記録する他、電子会議に出席した出席者
の情報(IPアドレスや顔写真などの情報)などコミュ
ニケータ3から転送される情報、さらには動画・音声情
報などを記録する。そして、記録終了と共に会議の議事
録とも言える会議コンテンツを自動的に生成する機能を
有する。会議コンテンツの自動作成処理については後述
する。
【0046】クリエータ1および動画・音声入力装置5
に対する制御は、上述したように複数のクライアントP
Cが存在する場合、その内の1台のクライアントPC2
によって制御される。つまり書記役のクライアントPC
(記録者用クライアントPC)2によって管理されるこ
とになる。
【0047】書記役のクライアントPCとなるために
は、クリエータ1に対する操作画面として使用されるコ
ントロール(CONTROL)画面を開ければよい。コントロ
ール画面を開けているクライアントPCがあると、残り
のクライアントPCは記録者クライアントPCとはなり
得ないように、コミュニケータ3では禁止フラグが立つ
ようになっている。図4は記録者用クライアントPCの
表示画面に表示されるGUI画面の一例を示す図である。
【0048】この表示画面は縦分割された大凡3つの表
示画面として構成され、その中央部にはクライアントP
C側の基本画面が表示され、その右側には会議に参加し
ている参加者に関する情報を表示した参加者画面が表示
され、基本画面の左側にはクリエータ1をコントロール
するコントロール画面が表示される。そして画面最下部
には横長のメモ画面が表示される。
【0049】基本画面の上部側には、電子会議システム
に接続されている機器のアイコンが表示される。図では
クリエータ1のアイコン、コミュニケータ3のアイコ
ンなどが表示されている。また図では符号は付さない
が、動画・音声入力装置5用のアイコンも表示されてい
る。
【0050】基本画面の下部側はファイルのリスト欄と
して使用され、ここにはクライアントPCに蓄積されて
いるファイル名が表示されている。
【0051】参加者画面には、参加者の顔写真、参加者
が所有しているクライアントPCのプライベートIPア
ドレスなどが表示される。
【0052】コントロール画面は、その最上部が映像表
示部となされ、ここにビデオカメラ5aで撮像された映
像が動画として表示される。その中央部は帯状の表示エ
リアであって、ファンクションキーを含む複数のソフト
キー操作部であり、その最下部が題名などの入力部とな
されている。ソフトキー操作部には、RECキー、STOP
キー、PAUSEキーの他に、記録中重要な映像個所に
マークをつけるためのMARKキー、メモ画面を開くため
のMEMOキーおよびプロジェクタ4に表示されている静
止画情報(プレゼンテーション資料)を保存するための
CAPTUREキーなどが表示されている。
【0053】クライアントPC2からコミュニケータ3
にログオンすると、その表示画面上には基本画面のみが
表示される。ファイルリスト中のファイルをコミュニ
ケータ3のアイコンにDrug&Dropすることで、そのファ
イルデータ(プレゼンテーション資料)がコミュニケー
タ3に転送され、プロジェクタ4に表示されてプレゼン
テーションすることができる。ただし、これはプレゼン
ターの資格を得たクライアントPC2側で操作した場合
である。
【0054】基本画面のAttendeeキーを押すと、図4の
ようにその右側に参加者画面が表示される。
【0055】そして、クリエータアイコンを右クリッ
クすると、図5に示すようなメニュー画面が表示され、
そのメニュー画面の中から「コントロール」を選択する
と、図4に示すコントロール画面が表示される。コント
ロール画面の中からMEMOキーを操作すると、図4の画
面位置にメモ画面が表示され、ここに文章などを入力で
きる。メモ画面は4〜6行分のスペースがとられてい
る。
【0056】図5に示すメニュー画面より「コンテンツ
マネージャー」を選択すると、クリエータ1に保存され
ている会議コンテンツ用リストメニュー(クリエータ・
コンテンツ・マネージャー画面)が表示される。
【0057】図6はこのクリエータ・コンテンツ・マネ
ージャー画面の表示例を示す。この画面には、クリエー
タ1内に保存されているコンテンツリストが表示され
る他、選択されたコンテンツリストに対する動作モード
選択用のソフトキーが表示される。実施の形態では、選
択されたコンテンツを再生するReviewキー、選択され
たコンテンツをクライアントPC2に転送するクライア
ント転送キー(Download to My Computerキー)、選
択されたコンテンツをサーバに転送するサーバ転送キー
(Upload to Serverキー)、選択されたコンテンツの
詳細情報を見るための詳細キー(Show Contents Inform
ationキー)、選択されたコンテンツを消去するため
のDeleteキーなどが表示されている。
【0058】上述したネットワーク電子会議システム1
00、特に図1に示すシステムの態様は1つの会議室内
だけでネットワークを構築した場合の電子会議システム
であるが、これ以外でもネットワーク電子会議システム
を構築できる。
【0059】図7に示すネットワーク電子会議システム
200は、複数例えば二つの会議室を利用してプレゼン
テーションを行いながら会議を進行する場合に適用され
るシステムである。
【0060】この場合の会議室AもBもシステム構築は
同一な場合が多いが、そうでない場合もある。図7はそ
の実施の形態を示す。会議室A内のシステムには、クリ
エータ1、クライアントPC2,コミュニケータ3、コ
ミュニケータ3に接続されたプロジェクタ4および動画
・音声入力装置5が備えられている。プロジェクタは3
台である。したがってコミュニケータ3も3台設置され
ている。通信手段は無線LANカード2aが使用され
る。
【0061】会議室Bのシステムも同様に構成されてい
るが、この実施の形態では1台のプロジェクタ4のみが
装備されているので、コミュニケータ3は1台設置され
ている。また会議室Bではアクセスポイント2bを介し
てクライアントPC2とコミュニケータ3などの間で通
信を行うようにした場合である。
【0062】二つの会議室A,Bの間はLANで接続され
ている。会議室B側のクライアントPC2を使用して、
アクセスポイント2b経由で会議室Aでのプレゼンテー
ションに参加することが可能である。
【0063】この場合、例えば会議室Aのプレゼンター
がプレゼンテーション資料を会議室A内のコミュニケー
タ3に転送してメインコミュニケータ用のプロジェクタ
4でその資料を表示した場合には、会議室Bのコミュニ
ケータ3にも同じプレゼンテーション資料が転送され、
そのプロジェクタ4に転送された資料が表示される。
【0064】そして、マウスなどで表示画面上のポイン
タを動かしたときには、会議室B側でもそれと同じ位置
にポインタが表示されるように相互の表示が制御され
る。つまり会議室AとBとはミラー表示構成となってい
る。
【0065】会議室Bから資料を会議室A側に転送する
場合も同じである。ただし、会議室Bにはプロジェクタ
が1台しか設置されていないので、このような場合には
会議室Aのサブコミュニケータ3b、3cは使用されな
い。
【0066】図8に示す実施の形態は、遠隔2地点の各
会議室の間でプレゼンテーションを行う場合のネットワ
ーク電子会議システム300に適用した場合である。
【0067】このシステム300は、会議室AとBがL
ANで結ばれ、会議室A,Bと遠隔地点の会議室Cとは
ネットワークによってその通信回線が接続されている場
合を示す。会議室A、B、Cのそれぞれには図1あるい
は図7で説明したシステムがそれぞれ構築されているも
のとする。したがって個々の構成についての詳細は割愛
する。クリエータ1およびサーバ6は共通に1台設置し
てあれば十分である。
【0068】この場合も、会議室A、B、Cのコミュニ
ケータ3の間の通信で各会議室のプロジェクタ4でプレ
ゼンテーション資料のミラー表示が実現されているの
で、会議参加者は同時に同様の表示資料を見ながら会議
に参加できる。また、遠隔地間であってもマウスの動き
に応じて、同じ表示画面にポインタを同期して表示する
ことが可能である。
【0069】次に、上述したネットワーク電子会議シス
テムの100の動作を図9を参照して説明する。
【0070】まず、ステップS1で、会議参加者のクラ
イアントPC2を用いて電子会議用アプリケーションソ
フトウエアを起動し、コミュニケータ(若しくはメイン
コミュニケータ)3にログオンする。
【0071】この場合、最初の会議参加者がパスワード
を設定し、それ以降の参加者はそのパスワードを入力す
ることでその会議に参加することができることは既に説
明した。パスワードは予めその電子会議システムに決め
られた固有の値ではないので、パスワードを忘れたり、
間違って電子会議システムを起動できないような不都合
な問題をなくすことができる。
【0072】ステップS2で、会議参加者がクリエータ
1の操作画面であるコントロール(CONTROL)画面を開
くと、そのクライアントだけが記録者クライアントPC
となる(図4参照)。
【0073】クライアントPC2のGUI画面上で、クリ
エータ1のアイコン(図4参照)を右クリックし、表
示されたメニューから「コントロール」を選択すると、
コントロール画面が表示される。(図4参照) ステップS3で、コントロール画面のRECキー(図4)
を押すと、動画・音声入力装置5が起動されて会議の映
像記録を開始する。
【0074】また、コントロール画面でメモキー(図
4)を押すと、図4のようなメモ画面が開きテキストの
入力が可能になる。SENDキーを押すと、入力したテキス
トがクリエータ1内に取り込まれる。
【0075】ステップS4で、クライアントPC2のフ
ァイルリストからプレゼンテーション資料を表示した
いプロジェクタ4のアイコンにドラッグ&ドロップす
ると、このプレゼンテーション資料がクリエータ3に転
送され、プロジェクタ4の画面上にファイルリストで選
択されたこのプレゼンテーション資料が表示される。こ
れと同時にこのプレゼンテーション資料およびページ切
り替え情報などがクリエータ1内のハードディスクに保
存される。
【0076】ステップS5で、記録を終了する時は、コ
ントロール画面でSTOPキーを押す。その際、記録者側
クライアントPC2には図10に示すような保存確認画
面が表示される。保存処理以外はその内容が消去され
る。保存操作を行うと、ステップS6で会議コンテンツ
が自動的に生成される。つまり、このステップS6で
は、コミュニケータ3からの静止画情報と動画・音声入
力装置5からの動画・音声情報を基に会議コンテンツが
生成される。この会議コンテンツはインターネットのよ
うなネットワークを介して参照できるようにするため、
ファイルデータはHTML形式のファイルデータに変換され
る。
【0077】ステップS7で、会議コンテンツの生成が
完了すると、クリエータ・コンテンツ・マネージャー画
面が表示され、クリエータ1内に保存されている会議コ
ンテンツを確認することができる(図6参照)。
【0078】ステップS8で、このクリエータ・コンテ
ンツ・マネージャー画面から見たい会議コンテンツを選
択することで、その内容を再生できる。内容が確認され
たコンテンツはサーバ(Server)6に転送することで保
存される(ステップS9)。
【0079】また、ステップS8で、会議コンテンツを
再生し、その内容を編集したいときには、ステップS1
0で、クリエータ・コンテンツ・マネージャー画面を操
作することで、その会議コンテンツをクライアントPC
側に転送して、既知の編集ソフトで編集することができ
る。編集後のサーバコンテンツはサーバ6に転送して保
存される(ステップS9)。
【0080】記録者であるクライアントPC2からはサ
ーバ6上の会議コンテンツを再生することができる(ス
テップS11)。図11は、コンテンツ再生画面の一例
である。
【0081】コンテンツ再生画面は、図示するように会
議の模様を映像記録した動画再生部が左上部に位置し、
そしてその会議で使用した静止画情報であるプレゼンテ
ーション資料の静止画再生部がその右半分に位置するよ
うに分割表示され、これらが同一表示画面上で同時に表
示できるような画面構成となっている。
【0082】そのため、プレゼンテーション資料用の静
止画再生部は、1つの会議室に設置されるプロジェクタ
の最大数によってその表示パターンが相違する。実施の
形態では3台までプロジェクタが接続できる構成であ
り、最大三枚のプレゼンテーション資料が表示される場
合があるので、静止画再生部の再生画面構成は最大4分
割できる表示パターンとなっている。
【0083】この表示パターンはテンプレート化されて
おり、プロジェクタの使用台数に応じてテンプレート化
された表示パターン(テンプレート1〜3)が選択され
る。図11はテンプレート3の表示パターンの場合であ
り、プロジェクタが3台使用されたときの表示例であ
る。静止画P1はプロジェクタ4aで表示された資料
であり、同様に静止画P2、P3はプロジェクタ4b、
4cを用いて表示された資料である。コンテンツ再生
時には時間経過に合わせてこの静止画再生部に表示され
る資料が自動的に切り替わる。テンプレート1および
2の表示パターンの詳細は後述する。
【0084】動画再生部には、上述した会議の映像や音
声のみを示すシンボルマークが表示される他に、その映
像表示部の真下には横軸(水平方向)を再生時間軸とし
て動画の再生時間を示すマークSMが表示される。
【0085】このマークSMをマウスでクリックするこ
とで、このマークSMをその再生時間軸上の任意の位置
にシフト(シーク)できる。そしてシークした位置に動
画の再生時間軸がシフトし、この再生時間軸から動画が
ノーマル再生が再開されるので、このマークSMはシー
クマークとしても機能する。
【0086】そしてシークした再生時間軸に同期して静
止画情報であるプレゼンテーション資料も再生される。
したがってこの再生時間軸に一致したプレゼンテーショ
ン資料が対応する表示エリアに表示される。
【0087】マークSMの表示位置のさらにその下側の
表示部は2段に分かれ、プロジェクタで表示したプレゼ
ンテーション資料が最大6枚までサムネイル表示され
る。複数台のプロジェクタを使用しているときは選択さ
れた1台のプロジェクタに表示された資料がサムネイル
表示される。
【0088】任意のサムネイルを選択すると、上に表示
された動画もこれに同期して、そのサムネイルが表示さ
れた時間軸までシフトし、その時間軸からノーマル再生
される。
【0089】このサムネイル表示に代えて上述したマ
ーク表示に切り替えることができる。サムネイル表示
とマーク表示の切り替えはView切り替え部で選択す
る。会議中にコントロール画面のMARKキーを押した順
に、編集処理時に付された題名(題名が無い場合は「Unt
itled」になる)と時間が表示される。そしてマーク表示
欄の題名をマウスでクリックすると、上に表示された
動画もこれに同期してその時間軸までシフトして、ノー
マル再生となる。これによって常に動画と静止画(プレ
ゼンテーション資料)との同期が取られて表示されるこ
とになる。再生時には時間経過に合わせて表示がそれぞ
れ切り替わる。
【0090】上述した静止画再生部の各表示画面の下側
には、画面の拡大表示キーがあり、これが選択された
ときには表示されている静止画が、最大表示パターンに
切り替えて表示(オリジナルサイズ表示)される(図1
8参照)。
【0091】続いて、図12および図13のフローチャ
ートを参照しながら、クリエータ1の記録時の動作を説
明する。
【0092】クライアントPC2からの記録指示にした
がってクリエータ1は動画の記録を行うと共に、コミュ
ニケータ3から送られてくるプレゼンテーション情報を
記録、保存する。プレゼンテーション資料としては、静
止画そのもの、資料作成ソフト(プレゼンテーションソ
フト)例えば、power pointを使用して作成された資
料、PDF(Potable Document Format)形式で作成さ
れた文章表示ファイル、GIF(Graphic Interchange
Format)形式で作成された画像データ、表計算ソフトで
作成されたファイルデータなど様々なデータなどを含む
ものとする。
【0093】図12から説明する。まずクライアントP
C2のコントロール画面を利用してRECキーを押す
と、動画の記録を開始する(ステップS21)。
【0094】次に、ステップS22で、コミュニケータ
3からの情報を監視する。この情報としては、プレゼン
テーション資料を転送したとき、転送した資料のページ
を切り替えたときなどの他に、ページは切り替えられて
いないがスクロールなどによって表示画面が変わったよ
うなときにキャプチャーキーの操作情報なども含むもの
とする。
【0095】例えば図14に示すように、プレゼンテー
ション資料として転送されたファイルデータ量が多く、
プロジェクタ4ではその資料全体の情報を表示できない
ようなときには、最初に例えば上半分の資料Aをプロジ
ェクタ4に表示し(時点ta)、次の適当なタイミング
(時点tb)で、画面をスクロールして下半分の資料B
をプロジェクタ4に表示するような場合である。
【0096】このようなプレゼンテーションでは、最初
に転送されたファイル情報だけでは、プレゼンタが現に
その説明として使用しているのがどの部分に当たるのか
不明になり、説明と資料の内容とが食い違ってしまう。
したがってこのような場合には、プロジェクタ4に表示
されている現実の資料も会議資料として記録しておいた
方が好ましい。
【0097】このような場合には、記録者がコントロー
ル画面の「CAPHURE」キーを押して、そのときにプロジ
ェクタ4に表示されているプレゼンテーション資料を記
録できるようにするのが好ましいので、コミュニケータ
3から送られてくるこのようなキャプチャー情報も監視
すべき情報のひとつである。
【0098】次に、ステップS23で、コミュニケータ
3から転送される静止画情報に対する属性情報を判別
し、その属性情報が静止画ファイルであるときは、静止
画ファイルである旨の属性情報を管理情報として管理リ
スト(再生管理リスト)に記述する(ステップS2
0)。
【0099】以下同様に、ステップ24でメモに関する
属性情報(テキストファイル)であると確認したときに
は、その旨の情報を再生管理リストに記述し(ステップ
20)、またpower pointで作成されたファイルに関す
る属性情報であるときにはその旨を示す情報を記述する
(ステップS25,S20)。
【0100】入力した情報がこれら情報の何れでもない
ときには、その属性情報が表示の終了を示す情報である
かを判別し、表示終了情報であるときには、同じく再生
管理リストにその情報を記述する(ステップS26,S
20)。
【0101】さて、図12のステップS20〜S26ま
でで属性情報の判別が終了し、続いて静止画情報そのも
のの種別を判断するステップに遷移する。図13を参照
して説明する。
【0102】まずステップS27で転送された静止画情
報が静止画ファイルであるときには対応するフォルダー
に保存する(ステップS28)。
【0103】電子会議システムの中でプロジェクタ4が
3台使用されていたときには、プロジェクタ4aで使用
された資料(静止画ファイル)はP1フォルダーへ、プ
ロジェクタ4bで使用された資料(静止画ファイル)で
あるときはP2フォルダーへ、そしてプロジェクタ4c
で使用された資料(静止画ファイル)はP3フォルダー
にそれぞれコピーされる。
【0104】このようにプレゼンテーションに使用され
たプロジェクタに応じて保存すべきフォルダーを特定す
ることで、会議コンテンツを再生するときに目的の表示
テンプレートを使用してコンテンツ再生画面上に同時に
複数のプレゼンテーション資料を再生表示することがで
きるようになる。
【0105】次に、ステップS29でメモファイルであ
ると判断されたときには、このメモファイルをメモフォ
ルダーに保存する(ステップS30)。転送された静止
画情報がPower Pointファイルであるときには、ステッ
プ32でこのPower Pointファイルを画像圧縮する。圧
縮形式としてはインターネットなどのネットワークで多
用されている例えばJPEG形式を利用できる。JPEGファイ
ルに変換した新しいファイルに対してはユニークな名前
を付けた上でイメージフォルダーに保存する(ステップ
S33)。ステップS32で圧縮処理待ちのときには、
待ち行列に一時的に保存しておくことになる。
【0106】以上のような属性情報の監視と、静止画情
報の種別を判別しながら特定のフォルダーに保存する処
理を、コミュニケータ3から情報が入力するタイミング
で繰り返される(ステップS22)。
【0107】さて、図12で説明したコミュニケータ3
から送られてくる属性情報としては、 A)Power Pointの表示ページ(表示の開始時間、ページ
変えしたときのページ情報、プロジェクタ番号など) B)JPEGファイルのファイル名(表示の開始時間、プロジ
ェクタ番号を含む) C)GIFファイルのファイル名(表示の開始時間、プロジ
ェクタ番号を含む) D)全ての表示終了。などが考えられる。これに基づい
て、再生管理リスト(データベース)が作成される。
【0108】図15に再生管理リストの一例を示す。こ
こに、表示開始時間は、静止画、メモの表示開始時間や
動画の頭からの相対時間である。
【0109】機能コードは、11 = 静止画表示場所(プ
ロジェクタ1〜3に対応した場所P1〜P3)に静止画を表
示。 12 = メモ画面にメモを表示。 13 = 静止画表示部(P1〜P3)の静止画表示を消す。 14 = メモ表示を消す。を表している。ファイル名は、
表示するファイルの名前である。Power Pointファイル
をJPEGに変換すると、例えば以下のフォーマットで名前
が付けられる。 変換した時間_ページ番号.jpg(変換した時間=YYYYMMD
Dhhmmss)
【0110】続いて、以上のようにして記録された動画
・音声情報と静止画情報は記録終了と共にその会議の議
事録として使用される会議コンテンツに自動的に再編さ
れる。この会議コンテンツはWeb Viewerで検索、視聴
可能なコンテンツとして生成される。図16および図1
7を参照しながら説明する。
【0111】図16はコンテンツ生成時のフローチャー
トである。クリエータ1側の記録を終了させるときは、
コントロール画面でSTOPキーを押す。記録終了と同時
にコンテンツ生成処理がスタートし、まずPower Point
ファイルがあるときには、このファイルのJPEGファイル
変換終了を確認する(ステップS40)。
【0112】JPEGファイルへの変換終了を待って、ステ
ップS41でイメージフォルダーから必要なJPEGデータ
のみ対応するP1フォルダ〜P3フォルダーにコピーす
る。同じプロジェクタを使用しているときはJPEG変換フ
ァイルも同じフォルダーにコピーするためである。
【0113】ステップS42で再生管理リストをJPEGの
ファイル名に書き換えて拡張子を揃えておく。次のステ
ップS43で会議コンテンツとして保存するかどうかを
確認する(図10参照)。
【0114】ステップS50で保存しない旨の指示があ
ったときには、ファイルデータ全体を除去するかを確認
し、そうであるときにはステップS51で記録したデー
タを全て削除し、コンテンツ生成処理を中止する。
【0115】これに対してファイルを保存する処理が選
択されたときには、ステップS44で保存されたデータ
のうち、動画・音声入力装置5から送られてきた情報が
音声のみか、動画と音声を共有するかを確認する(ステ
ップS44)。これは音声のみと、動画と音声を共有す
る場合では以後の処理が相違するからである。
【0116】動画と音声を共有している場合から説明す
ると、この場合にはステップS45でプレゼンテーショ
ンに使用したプロジェクタの台数をチェックする。複数
台でない、即ちプロジェクタを1台使用した場合には、
コンテンツ表示用のテンプレートつまり表示パターンと
してテンプレート1を選択する(ステップS45a)。
【0117】プロジェクタを2台使用したときには表示
用テンプレート2を選択し(ステップS46、S46
a)、3台のときには表示用テンプレート3を選択する
(ステップS46,S46c)。
【0118】このようにプロジェクタ4の使用台数に応
じて表示用テンプレートを選択した上でコンテンツ画面
として再生表示すれば、プロジェクタの使用台数に拘わ
らず、常に使用台数分のプレゼンテーション資料を動画
と共に、同時に再生表示できる。その結果、複数台同時
にプレゼンテーション用として使用したとき、一部のプ
ロジェクタで使用したプレゼンテーション資料を会議コ
ンテンツとして再生できなくなるような不都合な問題を
確実に一掃できる。
【0119】ここで、表示用テンプレートとしてテンプ
レート1を選択したときの静止画再生部での表示サイズ
は、図18にその一例を示すように最も大きな表示サイ
ズとなる。これに対してテンプレート2を選択したとき
は、2台のプロジェクタからの静止画情報を同時に画面
に表示する関係で、図19に示すように上下2段に亘っ
て表示される。したがって表示サイズは少し小さくな
る。そして3台使用したときには図11に示すような表
示パターンとなる。図11は画面のアスペクト比を4:
3としたときの表示例である。因みに、この実施の形態
では最少表示サイズは、320×240ピクセル表示で
ある。
【0120】次に図17のステップS47に示すよう
に、選択したテンプレートに合わせてHTMLファイルが作
成されるが、その前に音声のみの場合の処理も行われ
る。音声のみの場合には、動画再生部に会議の映像では
なく、音声のみを示すシンボルマークが表示されるだけ
で、使用するプロジェクタの台数に応じたテンプレート
が選択される。したがってステップS55、S55a、
S56,S56a、S56bで選択されるテンプレート
の態様は動画・音声共有の場合と同じであるので、その
詳細説明は割愛する。ここに、テンプレート4はテンプ
レート1に対応し、テンプレート5,テンプレート6は
それぞれテンプレート2,テンプレート3に対応する。
因みに、3台のプロジェクタを使用したときの会議コン
テンツの再生画面の一例を図20に示す。
【0121】このようにして表示用テンプレートが決ま
った動画・音声若しくは音声のみのデータは上述したス
テップS47でそのテンプレートにあった状態でHTMLフ
ァイルに変換される。
【0122】その後ステップS48で、データ全てつま
り、動画・音声データを含めて、再生管理リストのJPEG
データ、静止画ファイルデータ(JPEGデータ)、power
pointファイルのJPEGデータ、テキストデータの全てが
コンテンツ保存場所にコピーされる。その後クリエータ
1のワークメモリであるハードディスク1bに確保して
おいたワークエリアを削除して会議用コンテンツの自動
作成処理が終了する(ステップS49)。
【0123】次に、会議コンテンツの再生動作を図21
および図22のフローチャートを参照して説明する。
【0124】メニューを選択して図6に示したクリエー
タ・コンテンツ・マネージャー画面を開く。そして見た
い会議コンテンツを指示してReviewキーを押すと、W
ebブラウザ(例えばInternet Explorer)が開き、HTM
Lファイルにしたがってフレーム単位でファイルの中味
が表示される(ステップS60)。
【0125】ステップS61で、データが音声のみの場
合には、ステップS62で動画表示位置に音声のみを示
すシンボルマークを表示する(図20参照)。そして音
声を再生する(ステップS64)。動画がある場合に
は、ステップS63で動画表示位置に動画(会議映像)
を再生する。
【0126】その後、ステップS65で再生時間を監視
し、動画または音声の再生が最後ではないときには(ス
テップS66)、図22に示すようにその再生時間に一
致する静止画情報(HTML形式にファイルデータ)が存在
するかどうかを確認する(ステップS68)。
【0127】動画などの再生時間に一致するファイルデ
ータがある場合で、それが静止画ファイルであるときに
は、該当する時間の静止画ファイルを指定された表示エ
リアP1〜P3に表示する(ステップS69,S7
0)。そのファイルデータがテキストファイル(メモ情
報)であるときには、該当する時間にメモの表示エリア
に表示する(ステップS72)。
【0128】また、画像の表示だけでなく、その消去も
監視する。再生管理リストに静止画やメモを消す情報が
存在するときには、その時間の到来を監視し、その時間
に至ったときには、静止画であればその表示場所での表
示を消す(ステップS73,S74)。またメモであれ
ばその表示場所での表示を消す処理を行う(ステップS
75,S76)。
【0129】このような表示管理処理および消去管理処
理を動画若しくは音声の再生が終了するまで行い(ステ
ップS66)、終了と共に会議コンテンツ再生処理モー
ドが終了する。
【0130】図22に示すフローチャートにおいて、静
止画情報を画面に再生表示しているときに、拡大表示キ
ーが押されたときには、拡大表示キーが押された画像を
拡大表示する。これは図11のように表示されていると
きは全てのプロジェクタで表示されているプレゼンテー
ション資料を見ることができる反面、プレゼンテーショ
ン資料自体の内容まで確認できる大きさとはなっていな
い。そのようなとき現実にプレゼンテーションを行って
いる資料(過去のプレゼンテーション資料でもよい)を
拡大して表示するのがこの拡大表示機能である。
【0131】この場合には図22に示すフローチャート
にさらに次のような処理が付加される。したがって図2
3は図22のステップS75の判断処理の終了から図2
1に示すステップS66に至るまでの間で処理される。
【0132】図23に示すように再生表示されている静
止画について拡大表示の指示があったときには(ステッ
プS81)、別のウインドを開いて静止画をオリジナル
サイズで表示する(ステップS82)。もちろん、表示
パターンを決定する表示用テンプレートをテンプレート
1に変更して静止画を表示することもできる。
【0133】その後は拡大表示ウインド(オリジナルサ
イズウインド)を閉じる指示があるがどうかをチェック
し(ステップS83)、ウインドを閉じる指示があった
ときには、そのウインドを閉じる処理を行う(ステップ
S84)。これで元の表示に戻る。
【0134】ウインドを閉じる指示がないときには拡大
表示を継続する。したがってこの状態で同じ場所に表示
される静止画が切り替わったときには、更新されたその
静止画が同じく拡大表示されることになる。
【0135】ノーマル指示があったときには、当初のテ
ンプレートに戻して静止画を表示する(ステップS8
4)。こうすれば、内容を確認したい静止画を任意に選
択してこれを拡大表示できるようになる。
【0136】また、図11に示したコンテンツ再生画面
に表示されたマークSMをクリックしてシークさせる
と、上述したようにシーク終了時点から動画がノーマル
再生され、これに同期してプレゼンテーション資料も対
応する表示位置に表示されることを説明した。
【0137】このような同期再生処理を行うための一例
を図24のフローチャートを参照して説明する。この処
理手順は図22の例えばステップS75のメモ消去処理
を監視した後、図21の処理ステップS66に遷移する
までの間に挿入することができる。図23の処理手順が
存在する場合にはこの処理手順が終了した後に図24の
処理手順を挿入すればよい。
【0138】まず、ステップS91でマークSMのクリ
ックを監視し、マークSMがクリックされたときには、
再生時間軸を管理しながらマークSMのシーク終了タイ
ミングを監視する(ステップS92、S93)。シーク
が終了した再生時間軸から動画がノーマル再生される
(ステップS94)。
【0139】そして、シークした再生時間情報と、再生
管理リストに記録されているプレゼンテーション資料に
関する時間管理情報とをシーク期間中、常に照合し続
け、シーク終了時の時間管理情報に一致するプレゼンテ
ーション資料を検索し、一致したプレゼンテーション資
料が存在するときは、そのプレゼンテーション資料がシ
ーク終了後の再生情報として選択される(ステップ9
5)。
【0140】シーク終了タイミングが、あるプレゼンテ
ーション資料の表示開始時間と次のプレゼンテーション
資料の表示開始時間との間にあるときには、最初の表示
開始時間であるプレゼンテーション資料が再生用のプレ
ゼンテーション資料として選択される。
【0141】例えばシーク終了時の再生時間が00時0
5分00秒であるとき、再生管理リストを参照すると、
対応する時間管理情報の表示開始時間が00時04分0
0秒と、00時07分00秒にそれぞれプレゼンテーシ
ョン資料が存在するときには、表示開始時間が00時0
4分00秒である最初のプレゼンテーション資料を再生
用のプレゼンテーション資料として選択して再生表示す
ることになる。
【0142】こうすれば、再生時間軸上のどのような位
置にマークSMをシフトさせても、その動画に同期した
プレゼンテーション資料を確実に再生表示することがで
きる。つまりシーク位置によってはプレゼンテーション
資料を動画に同期して更新されなくなるような問題を一
掃できる。
【0143】上述実施の形態においては、この発明をネ
ットワーク電子会議システムに適用したものであるが、
これに限定されるものではない。例えば、冒頭でも説明
したようなネットワーク教育システム、ネットワークゲ
ームシステム等にもこの発明を同様に適用できる。
【0144】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、動画
・音声情報と静止画情報の双方を記録するに当たり、静
止画情報は複数の表示装置で表示されているときは、そ
の全ての表示装置で表示されている情報を記録すると共
に、動画・音声情報に対する静止画情報の再生管理リス
トを作成し、この再生管理リストを利用してコンテンツ
の再編成や再生処理の表示パターンなどを管理するよう
にしたものである。
【0145】これによれば、第1に動画・音声情報とプ
レゼンテーションなどで使用した静止画情報を同一次元
で管理できる特徴に加えて、再生管理リストによって何
時、どの表示装置からどのようなファイル名で表示され
たのかを時系列的に把握することができる。そのため、
HTML形式などで表現されたコンテンツを再生する場
合でも、同一画面に再生すべき表示パターンを簡単に選
択できるから、分割画面に全ての静止画情報を漏れなく
嵌め込んで表示できる。
【0146】こうすることで、特定の静止画情報のみが
再生されるような問題がなくなり、実際に行われた会議
に近い状態を再現できる。したがって、ネットワーク会
議のような場合には、全てのビデオプロジェクタで使用
されているプレゼンテーション資料を同時に同一画面に
分割表示できるから、プレゼンテーション資料を欠如す
ることなく会議コンテンツを作成、表示できる特徴を有
する。
【0147】したがってこの発明は、ネットワークを利
用して会議をしたり、授業や講義を行ったり、ゲームを
楽しんだりするネットワーク会議システム、ネットワー
ク教育システム、ネットワークゲームシステムなどに適
用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワーク情報処理システムをネットワーク
電子会議システムに適用したときの構成を示す図であ
る。
【図2】情報処理支援装置として機能するコミュニケー
タの構成を示す図である。
【図3】情報作成装置として機能するクリエータの構成
を示す図である。
【図4】情報処理装置として機能するクライアントPC
の表示画面を示す図である。
【図5】クリエータのメニューが表示される状態を示す
図である。
【図6】コンテンツマネージャ画面を示す図である。
【図7】ネットワーク電子会議システムの他の例を示す
図である。
【図8】ネットワーク電子会議システムの他の例を示す
図である。
【図9】システム動作のフローチャートである。
【図10】コンテンツ保存確認画面を示す図である。
【図11】コンテンツ再生画面を示す図である。
【図12】クリエータの記録動作のフローチャートであ
る(その1)。
【図13】クリエータの記録動作のフローチャートであ
る(その2)。
【図14】ファイル転送と実際の表示画面例を示す図で
ある。
【図15】再生管理リストの例を示す図である。
【図16】クリエータのコンテンツ生成動作のフローチ
ャートである(その1)。
【図17】クリエータのコンテンツ生成動作のフローチ
ャートである(その2)。
【図18】プロジェクターを一台利用した場合のテンプ
レートを使用した表示パターンを示す図である。
【図19】プロジェクターを二台利用した場合のテンプ
レートを使用した表示パターンを示す図である。
【図20】音声のみのときでプロジェクタを三台使用し
たときのテンプレートを使用した表示パターンを示す図
である。
【図21】クリエータのコンテンツ再生動作のフローチ
ャートである(その1)。
【図22】クリエータのコンテンツ再生動作のフローチ
ャートである(その2)。
【図23】拡大表示のための一部のフローチャートを示
す図である。
【図24】シーク処理例のための一部のフローチャート
を示す図である。
【符号の説明】 1・・・情報作成装置(クリエータ)、1a,30d・
・・CPU、1b,30c・・・Work用RAM、1d,3
0a・・・ネットワークアダプタ、1e・・・映像・音
声入力端子、2・・・情報処理装置(クライアントP
C)、2a・・・通信手段(無線LANカード),2b
・・・アクセスポイント、3・・・情報処理支援装置
(コミュニケータ)、30e・・・ディスプレイアダプ
タ、4・・・プロジェクター、5・・・動画・音声入力
装置、5a・・・ビデオカメラ、5b・・・マイク、6
・・・サーバ、100,200,300・・・ネットワ
ーク電子会議システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十崎 正明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C052 AB04 CC11 DD02 DD04 DD06 EE03 5C053 FA06 FA07 GB36 JA01 JA16 JA21 JA30 LA06 LA11 LA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された動画・音声入
    力装置から得られた動画・音声情報を記録するステップ
    と、 上記ネットワークに接続された複数の表示装置に表示さ
    れた静止画情報を記録するステップと、 上記静止画情報の記録時に、上記動画・音声情報に対す
    る上記静止画情報の再生管理リストを作成するステップ
    とからなることを特徴とする情報作成方法。
  2. 【請求項2】 上記再生管理リストは、少なくとも上記
    表示装置に供給された上記静止画情報のリスト名、その
    情報の上記表示装置への表示開始時間、表示終了時間を
    管理する時間管理情報、上記表示装置を識別するための
    識別情報であることを特徴とする請求項1記載の情報作
    成方法。
  3. 【請求項3】 上記動画・音声情報および静止画情報の
    記録終了時、これら情報をネットワークを介して再生で
    きるコンテンツとしてこれら情報を上記再生管理リスト
    を用いて再編成することを特徴とする請求項1記載の情
    報作成方法。
  4. 【請求項4】 上記表示装置が複数台上記ネットワーク
    に接続されるとき、上記コンテンツは、上記動画・音声
    情報、静止画情報、再生管理リストのそれぞれがHTM
    L形式に変換された圧縮情報であることを特徴とする請
    求項3記載の情報作成方法。
  5. 【請求項5】 上記コンテンツは、上記動画・音声情報
    と静止画情報が同じモニタ画面に同時に再生表示できる
    ように構成されたことを特徴とする請求項3記載の情報
    再生方法。
  6. 【請求項6】 上記再生管理リストより上記ネットワー
    クに接続された表示装置数を把握すると共に、この表示
    装置数に応じてモニタ画面の表示パターンが選定される
    ことを特徴とする請求項5記載の情報作成方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して供給された情報を
    記録する情報記録手段と、 上記ネットワークを介して供給された情報に基づいて、
    情報再生時の再生管理リストを作成するリスト作成手段
    と、 上記情報をネットワークを介して再生できるコンテンツ
    として上記情報を上記再生管理リストを用いて再編成す
    るコンテンツ作成手段と、 上記情報記録手段、上記再生リスト作成手段および上記
    骨再生手段をそれぞれ制御する制御手段とからなること
    を特徴とする情報作成装置。
  8. 【請求項8】 上記ネットワークを介して供給される情
    報は、動画・音声入力装置からの動画・音声情報および
    表示装置に表示される静止画情報であることを特徴とす
    る請求項7記載の情報作成装置。
  9. 【請求項9】 上記再生管理リストは、少なくとも上記
    表示装置に供給された上記静止画情報のファイル名、そ
    の情報の上記表示装置への表示開始時間、表示終了時間
    を管理する時間管理情報、上記表示装置を識別するため
    の識別情報であることを特徴とする請求項7記載の情報
    作成装置。
  10. 【請求項10】 入力操作機能を有すると共に、任意の
    情報を処理する一以上の情報処理装置と、 少なくとも上記情報処理装置から転送された情報に基づ
    いて映像を表示する表示装置と、 上記情報処理装置からの入力操作指示に基づいて上記表
    示装置を含むネットワーク情報処理を支援する情報処理
    支援装置と、 上記情報処理支援装置と上記情報処理装置とを接続する
    通信手段と、 上記情報処理装置から転送される情報以外の映像および
    音声を入力する動画・音声入力装置と、 上記情報処理装置および上記動画・音声入力装置から転
    送される情報を、上記情報処理装置からの指示にしたが
    って記録すると共に、これをネットワークを介して通信
    できるコンテンツとして再編成する情報作成装置とを備
    え、 この情報作成装置は、 ネットワークを介して供給された情報を記録する情報記
    録手段と、 上記ネットワークを介して供給された情報に基づいて、
    情報再生時の再生管理リストを作成するリスト作成手段
    と、 上記情報をネットワークを介して再生できるコンテンツ
    として上記情報を上記再生管理リストを用いて再編成す
    るコンテンツ作成手段と、 上記情報記録手段、上記再生リスト作成手段および上記
    コンテンツ再生手段をそれぞれ制御する制御手段とから
    なることを特徴とするネットワーク情報処理システム。
  11. 【請求項11】 上記通信手段は、有線方式または無線
    方式であることを特徴とする請求10記載のネットワー
    ク情報処理システム。
  12. 【請求項12】 上記情報処理支援装置と情報作成装置
    はネットワークに接続されたことを特徴とする請求項1
    0記載のネットワーク情報処理システム。
  13. 【請求項13】 上記情報処理装置の表示面に、上記情
    報作成装置で再生された動画・音声入力装置からの情報
    と、上記表示装置で表示された情報が転送されて同時に
    表示されることを特徴とする請求項10記載のネットワ
    ーク情報処理システム。
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