JP2003087682A - 音声多重信号復調回路 - Google Patents
音声多重信号復調回路Info
- Publication number
- JP2003087682A JP2003087682A JP2002139494A JP2002139494A JP2003087682A JP 2003087682 A JP2003087682 A JP 2003087682A JP 2002139494 A JP2002139494 A JP 2002139494A JP 2002139494 A JP2002139494 A JP 2002139494A JP 2003087682 A JP2003087682 A JP 2003087682A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- audio
- sub
- lpf
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】メイン信号（Ｌ＋Ｒ）の信号路中の音声副信号
を十分に減衰させることにより、マトリクス回路におけ
るセパレーションを向上させる。 【解決手段】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦ（８）と、ＦＭ変調され
ている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調器（６）と、
前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音
声副信号とをマトリクスするマトリクス回路（１０）と
を備えているので、音声主信号路中の音声副信号をＬＰ
Ｆ（８）で十分に減衰させることができる。
を十分に減衰させることにより、マトリクス回路におけ
るセパレーションを向上させる。 【解決手段】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦ（８）と、ＦＭ変調され
ている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調器（６）と、
前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音
声副信号とをマトリクスするマトリクス回路（１０）と
を備えているので、音声主信号路中の音声副信号をＬＰ
Ｆ（８）で十分に減衰させることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機や家庭用ＶＴＲなどに使われ、音声多重放送を復調す
る音声多重信号復調回路に関するもので、特に音声主信
号中に音声副信号が混入するのを低減した音声多重信号
復調回路に関する。
機や家庭用ＶＴＲなどに使われ、音声多重放送を復調す
る音声多重信号復調回路に関するもので、特に音声主信
号中に音声副信号が混入するのを低減した音声多重信号
復調回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送で使用されてい
る音声多重放送は、テレビの音声をステレオ放送又は２
カ国語（バイリンガル）で伝送することができる。図２
は音声多重信号の周波数スペクトラムを示す。４．５Ｍ
ＨＺの音声ＦＭ信号をＦＭ検波すると図２の周波数スペ
クトラムの信号が発生する。
る音声多重放送は、テレビの音声をステレオ放送又は２
カ国語（バイリンガル）で伝送することができる。図２
は音声多重信号の周波数スペクトラムを示す。４．５Ｍ
ＨＺの音声ＦＭ信号をＦＭ検波すると図２の周波数スペ
クトラムの信号が発生する。
【０００３】ベースバンドとなるメイン信号（Ｌ＋Ｒ）
は、音声主信号と呼ばれ、周波数ｆＨ（約１５．７５Ｋ
ＨＺ）付近までの領域に存在する。サブ信号（Ｌ−Ｒ）
は、音声副信号と呼ばれ周波数２ｆＨを中心として＋ｆ
Ｈから−ｆＨの周波数偏移の領域でＦＭ変調されて存在
する。制御信号はＡＭ変調されており音声放送がステレ
オ放送であるか２カ国語放送であるかの判別情報とな
る。
は、音声主信号と呼ばれ、周波数ｆＨ（約１５．７５Ｋ
ＨＺ）付近までの領域に存在する。サブ信号（Ｌ−Ｒ）
は、音声副信号と呼ばれ周波数２ｆＨを中心として＋ｆ
Ｈから−ｆＨの周波数偏移の領域でＦＭ変調されて存在
する。制御信号はＡＭ変調されており音声放送がステレ
オ放送であるか２カ国語放送であるかの判別情報とな
る。
【０００４】テレビの音声がステレオ放送の場合、メイ
ン信号（Ｌ＋Ｒ）とサブ信号（Ｌ−Ｒ）は、音声多重信
号復調回路内のマトリクス回路で加算と減算が行われ左
右のステレオ信号に分離される。このマトリクス回路に
はメイン信号（Ｌ＋Ｒ）はベースバンドであるのでＬＰ
Ｆを通過させれば印加することが可能であるが、サブ信
号（Ｌ−Ｒ）は、ＦＭ変調されているのでＦＭ復調して
からＬＰＦを通しマトリクス回路に印加する。
ン信号（Ｌ＋Ｒ）とサブ信号（Ｌ−Ｒ）は、音声多重信
号復調回路内のマトリクス回路で加算と減算が行われ左
右のステレオ信号に分離される。このマトリクス回路に
はメイン信号（Ｌ＋Ｒ）はベースバンドであるのでＬＰ
Ｆを通過させれば印加することが可能であるが、サブ信
号（Ｌ−Ｒ）は、ＦＭ変調されているのでＦＭ復調して
からＬＰＦを通しマトリクス回路に印加する。
【０００５】その場合にメイン信号（Ｌ＋Ｒ）の信号路
に入るＬＰＦでは周波数２ｆＨの音声副信号を十分に減
衰させることができない。そこで、従来は、メイン信号
（Ｌ＋Ｒ）の信号路に周波数２ｆＨを中心周波数とする
トラップ回路を挿入して減衰させていた。
に入るＬＰＦでは周波数２ｆＨの音声副信号を十分に減
衰させることができない。そこで、従来は、メイン信号
（Ｌ＋Ｒ）の信号路に周波数２ｆＨを中心周波数とする
トラップ回路を挿入して減衰させていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トラップ回路ではメイン信号（Ｌ＋Ｒ）の信号路中の音
声副信号を十分に減衰させることができず、マトリクス
回路におけるセパレーションの悪化を招いていた。
トラップ回路ではメイン信号（Ｌ＋Ｒ）の信号路中の音
声副信号を十分に減衰させることができず、マトリクス
回路におけるセパレーションの悪化を招いていた。
【０００７】すなわち、トラップ回路に印加される周波
数２ｆＨの音声副信号はＦＭ変調されているので帯域幅
（デビエーション）を有する。このため、周波数２ｆＨ
を中心に減衰するトラップ回路では先鋭度（Ｑ）を調整
してもある幅を備える帯域の信号を十分に除去するのは
困難であった。
数２ｆＨの音声副信号はＦＭ変調されているので帯域幅
（デビエーション）を有する。このため、周波数２ｆＨ
を中心に減衰するトラップ回路では先鋭度（Ｑ）を調整
してもある幅を備える帯域の信号を十分に除去するのは
困難であった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来技
術の課題に鑑みなされたもので、ＦＭ復調されたベース
バンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数の信
号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、
ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器か
らの音声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを
備えているので、音声主信号路中の音声副信号を十分に
減衰させることができる。
術の課題に鑑みなされたもので、ＦＭ復調されたベース
バンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数の信
号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、
ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器か
らの音声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを
備えているので、音声主信号路中の音声副信号を十分に
減衰させることができる。
【０００９】また本発明によれば、ＦＭ復調されたベー
スバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数の
信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第１ＬＰ
Ｆと、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦ
Ｍ復調器と、該ＦＭ変調器の出力信号が印加され可聴帯
域の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備
える第２ＬＰＦと、前記第１ＬＰＦからの音声主信号と
前記第２ＬＰＦからの音声副信号とをマトリクスするマ
トリクス回路とを備えているので、音声主信号路中の音
声副信号を十分に減衰させることができる。
スバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数の
信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第１ＬＰ
Ｆと、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦ
Ｍ復調器と、該ＦＭ変調器の出力信号が印加され可聴帯
域の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備
える第２ＬＰＦと、前記第１ＬＰＦからの音声主信号と
前記第２ＬＰＦからの音声副信号とをマトリクスするマ
トリクス回路とを備えているので、音声主信号路中の音
声副信号を十分に減衰させることができる。
【００１０】また本発明によれば、ベースバンドの音声
主信号とＦＭ変調されている音声副信号とを発生する音
声中間周波数回路と、該音声中間周波数回路の出力信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、前記音声中間周波数
回路の出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調器と、前記ＬＰ
Ｆからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音声副信号
とをマトリクスするマトリクス回路とを備えているので
音声主信号路中の音声副信号を十分に減衰させることが
できる。
主信号とＦＭ変調されている音声副信号とを発生する音
声中間周波数回路と、該音声中間周波数回路の出力信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、前記音声中間周波数
回路の出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調器と、前記ＬＰ
Ｆからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音声副信号
とをマトリクスするマトリクス回路とを備えているので
音声主信号路中の音声副信号を十分に減衰させることが
できる。
【００１１】また本発明によれば、ベースバンドの音声
主信号とＦＭ変調されている音声副信号とを発生する音
声中間周波数回路と、該音声中間周波数回路の出力信号
が印加される音声副信号抽出用のＢＰＦと、前記音声中
間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第１Ｌ
ＰＦと、前記ＢＰＦの出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、該ＦＭ変調器の出力信号が印加され可聴帯域の周
波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第
２ＬＰＦと、前記第１ＬＰＦからの音声主信号と前記第
２ＬＰＦからの音声副信号とをマトリクスするマトリク
ス回路とを備えているので音声主信号路中の音声副信号
を十分に減衰させることができる。
主信号とＦＭ変調されている音声副信号とを発生する音
声中間周波数回路と、該音声中間周波数回路の出力信号
が印加される音声副信号抽出用のＢＰＦと、前記音声中
間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第１Ｌ
ＰＦと、前記ＢＰＦの出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、該ＦＭ変調器の出力信号が印加され可聴帯域の周
波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第
２ＬＰＦと、前記第１ＬＰＦからの音声主信号と前記第
２ＬＰＦからの音声副信号とをマトリクスするマトリク
ス回路とを備えているので音声主信号路中の音声副信号
を十分に減衰させることができる。
【００１２】また、本発明によれば、ＦＭ復調されたベ
ースバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦ
と、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ
復調器と、該ＦＭ復調器の出力信号が印加され移相を行
うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタと、前記ＬＰＦからの音声
主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタからの音声副信
号とをマトリクスするマトリクス回路とを備えているの
で、音声主信号路中の音声副信号を十分に減衰させるこ
とができるとともに音声主信号と音声副信号の位相を一
致させることができる。
ースバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦ
と、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ
復調器と、該ＦＭ復調器の出力信号が印加され移相を行
うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタと、前記ＬＰＦからの音声
主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタからの音声副信
号とをマトリクスするマトリクス回路とを備えているの
で、音声主信号路中の音声副信号を十分に減衰させるこ
とができるとともに音声主信号と音声副信号の位相を一
致させることができる。
【００１３】更に、本発明によれば、ＦＭ復調されたベ
ースバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦ
と、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ
復調器と、前記ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信
号が印加され移相を行うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタと、
前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタからの音声副信号とをマトリクスするマトリクス
回路とを備えているのでマトリクスする際に音声主信号
と音声副信号の位相を一致させることができる。
ースバンドの音声主信号が印加され、可聴帯域の周波数
の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備えるＬＰＦ
と、ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ
復調器と、前記ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信
号が印加され移相を行うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタと、
前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタからの音声副信号とをマトリクスするマトリクス
回路とを備えているのでマトリクスする際に音声主信号
と音声副信号の位相を一致させることができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施形
態に係る音声多重信号復調回路のブロック図である。図
１において、入力端子（１）に４．５ＭＨＺのＳＩＦ
（音声中間周波数）信号が印加される。入力端子（１）
に印加されたＳＩＦ信号は、ＳＩＦ回路（２）によって
増幅及びＦＭ復調される。ＳＩＦ回路（２）の出力は主
信号路と副信号路に分岐される。
て図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実施形
態に係る音声多重信号復調回路のブロック図である。図
１において、入力端子（１）に４．５ＭＨＺのＳＩＦ
（音声中間周波数）信号が印加される。入力端子（１）
に印加されたＳＩＦ信号は、ＳＩＦ回路（２）によって
増幅及びＦＭ復調される。ＳＩＦ回路（２）の出力は主
信号路と副信号路に分岐される。
【００１５】主信号路中、（３）はＳＩＦ回路（２）の
多重化された出力信号中からメイン信号（Ｌ＋Ｒ）を抽
出するとともにディエンファシスをかける２．１９ＫＬ
ＰＦ、（４）はＳＩＦ回路（２）の多重化された出力信
号中からメイン信号（Ｌ＋Ｒ）を抽出するとともにディ
エンファシスをかける３次の遮断特性を備える３次１５
ＫＬＰＦである。
多重化された出力信号中からメイン信号（Ｌ＋Ｒ）を抽
出するとともにディエンファシスをかける２．１９ＫＬ
ＰＦ、（４）はＳＩＦ回路（２）の多重化された出力信
号中からメイン信号（Ｌ＋Ｒ）を抽出するとともにディ
エンファシスをかける３次の遮断特性を備える３次１５
ＫＬＰＦである。
【００１６】また副信号経路中、（５）はＳＩＦ回路
（２）の多重化された出力信号中からサブ信号（Ｌ―
Ｒ）を抽出するＢＰＦ、（６）はＢＰＦ（５）の出力信
号をＦＭ復調し、ベースバンドのサブ信号を取り出すＦ
Ｍ復調器である。（７）はＦＭ復調器（６）の出力信号
中からサブ信号（Ｌ―Ｒ）を抽出するとともにディエン
ファシスをかける２．１９ＫＬＰＦ、（８）は２．１９
ＫＬＰＦ（７）の出力信号中からサブ信号（Ｌ―Ｒ）を
抽出するとともにディエンファシスをかける３次の遮断
特性を備える３次１５ＫＬＰＦである。（９）は３次１
５ＫＬＰＦ（８）の出力信号の移相（位相を変化させ
る）を行うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタである。
（２）の多重化された出力信号中からサブ信号（Ｌ―
Ｒ）を抽出するＢＰＦ、（６）はＢＰＦ（５）の出力信
号をＦＭ復調し、ベースバンドのサブ信号を取り出すＦ
Ｍ復調器である。（７）はＦＭ復調器（６）の出力信号
中からサブ信号（Ｌ―Ｒ）を抽出するとともにディエン
ファシスをかける２．１９ＫＬＰＦ、（８）は２．１９
ＫＬＰＦ（７）の出力信号中からサブ信号（Ｌ―Ｒ）を
抽出するとともにディエンファシスをかける３次の遮断
特性を備える３次１５ＫＬＰＦである。（９）は３次１
５ＫＬＰＦ（８）の出力信号の移相（位相を変化させ
る）を行うＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタである。
【００１７】また、（１０）は３次１５ＫＬＰＦ（４）
からのメイン信号と、ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）
からのサブ信号とのマトリクスを行うマトリクス回路で
ある。このように、２．１９ＫＬＰＦ（３）と３次１５
ＫＬＰＦ（４）は、主信号路を形成し、ＢＰＦ（５）、
ＦＭ復調器（６）、２．１９ＫＬＰＦ（７）及び３次１
５ＫＬＰＦ（８）は、副信号路を形成する。
からのメイン信号と、ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）
からのサブ信号とのマトリクスを行うマトリクス回路で
ある。このように、２．１９ＫＬＰＦ（３）と３次１５
ＫＬＰＦ（４）は、主信号路を形成し、ＢＰＦ（５）、
ＦＭ復調器（６）、２．１９ＫＬＰＦ（７）及び３次１
５ＫＬＰＦ（８）は、副信号路を形成する。
【００１８】次に上述した構成の音声多重信号復調回路
の動作を説明する。入力端子（１）に印加されたＳＩＦ
信号は、ＳＩＦ回路（２）で増幅及びＦＭ復調される。
このＳＩＦ回路（２）の出力信号の周波数スペクトラム
は図２に示した通りである。
の動作を説明する。入力端子（１）に印加されたＳＩＦ
信号は、ＳＩＦ回路（２）で増幅及びＦＭ復調される。
このＳＩＦ回路（２）の出力信号の周波数スペクトラム
は図２に示した通りである。
【００１９】この周波数スペクトラムの信号は、２．１
９ＫＬＰＦ（３）と３次１５ＫＬＰＦ（４）からなる主
信号路と、ＢＰＦ（５）、ＦＭ復調器（６）２．１９Ｋ
ＬＰＦ（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）からなる副信
号路に夫々印加される。
９ＫＬＰＦ（３）と３次１５ＫＬＰＦ（４）からなる主
信号路と、ＢＰＦ（５）、ＦＭ復調器（６）２．１９Ｋ
ＬＰＦ（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）からなる副信
号路に夫々印加される。
【００２０】２．１９ＫＬＰＦ（３）は、２．１９ＫＨ
Ｚに遮断周波数を有し、３次１５ＫＬＰＦ（４）は、１
５ＫＨＺに遮断周波数を有する。音声信号は、エンファ
シスされて送られ、この２．１９ＫＬＰＦ（３）と３次
１５ＫＬＰＦ（４）とでディエンファシスが施される。
Ｚに遮断周波数を有し、３次１５ＫＬＰＦ（４）は、１
５ＫＨＺに遮断周波数を有する。音声信号は、エンファ
シスされて送られ、この２．１９ＫＬＰＦ（３）と３次
１５ＫＬＰＦ（４）とでディエンファシスが施される。
【００２１】２．１９ＫＬＰＦ（３）と３次１５ＫＬＰ
Ｆ（４）との２つのフィルタ特性を合成したフィルタ特
性図を図３の実線に示す。３次１５ＫＬＰＦ（４）は、
１８ｄＢ/オクターブのカーブを有するので不要な３０
ＫＨＺ付近の信号を従来の特性に比べて十分に幅広く減
衰させている。トラップ回路を用いた従来の特性は、図
３中、点線で示されている。
Ｆ（４）との２つのフィルタ特性を合成したフィルタ特
性図を図３の実線に示す。３次１５ＫＬＰＦ（４）は、
１８ｄＢ/オクターブのカーブを有するので不要な３０
ＫＨＺ付近の信号を従来の特性に比べて十分に幅広く減
衰させている。トラップ回路を用いた従来の特性は、図
３中、点線で示されている。
【００２２】これにより、メイン信号（Ｌ＋Ｒ）中のサ
ブ信号（Ｌ―Ｒ）がデビエーションを有していても十分
にサブ信号（Ｌ―Ｒ）を除去できる。
ブ信号（Ｌ―Ｒ）がデビエーションを有していても十分
にサブ信号（Ｌ―Ｒ）を除去できる。
【００２３】一方、ＢＰＦ（５）からのサブ信号は、Ｆ
Ｍ復調器（６）でＦＭ復調されて２．１９ＫＬＰＦ
（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）に印加される。２．
１９ＫＬＰＦ（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）は、デ
ィエンファシスの機能と、２．１９ＫＬＰＦ（３）と３
次１５ＫＬＰＦ（４）との位相を合わせる機能とを同時
に達成する。フィルタ構成を同一にすることで全く等し
い位相変化を呈することが可能になる。
Ｍ復調器（６）でＦＭ復調されて２．１９ＫＬＰＦ
（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）に印加される。２．
１９ＫＬＰＦ（７）及び３次１５ＫＬＰＦ（８）は、デ
ィエンファシスの機能と、２．１９ＫＬＰＦ（３）と３
次１５ＫＬＰＦ（４）との位相を合わせる機能とを同時
に達成する。フィルタ構成を同一にすることで全く等し
い位相変化を呈することが可能になる。
【００２４】ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）は、主信
号路と副信号路の位相を最終的に一致させるために配置
されており、全ての周波数を通過させ一定の移相を行な
う。このＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）の働きにより
マトリクス回路（１０）には位相が一致し、互いの信号
混入がないメイン信号（Ｌ＋Ｒ）とサブ信号（Ｌ―Ｒ）
が印加される。その結果、マトリクス回路（１０）の出
力端子（１１）（１２）にはＬ信号とＲ信号が得られ
る。
号路と副信号路の位相を最終的に一致させるために配置
されており、全ての周波数を通過させ一定の移相を行な
う。このＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）の働きにより
マトリクス回路（１０）には位相が一致し、互いの信号
混入がないメイン信号（Ｌ＋Ｒ）とサブ信号（Ｌ―Ｒ）
が印加される。その結果、マトリクス回路（１０）の出
力端子（１１）（１２）にはＬ信号とＲ信号が得られ
る。
【００２５】図４は図１の３次１５ＫＬＰＦ（４）と３
次１５ＫＬＰＦ（８）の具体例を示す。図４の入力端子
（４０）（Ｖｉｎ）から印加された信号は、差動増幅器
（４１）及びコンデンサ（４２）Ｃ１からなる第１のＬ
ＰＦ（４３）により積分される。第１のＬＰＦ（４３）
の出力信号は、同様の構成を有する第２のＬＰＦ（４
４）、第３のＬＰＦ（４５）により更に積分され３次の
フィルタ特性通過後の信号が出力端子（４６）に得られ
る。図１及び図４の高次のＬＰＦとしては３次のフィル
タにて説明した。しかしながら、２次を含め高次のフィ
ルタ（遮断カーブが急なフィルタ）であれば同様の効果
が得られる。
次１５ＫＬＰＦ（８）の具体例を示す。図４の入力端子
（４０）（Ｖｉｎ）から印加された信号は、差動増幅器
（４１）及びコンデンサ（４２）Ｃ１からなる第１のＬ
ＰＦ（４３）により積分される。第１のＬＰＦ（４３）
の出力信号は、同様の構成を有する第２のＬＰＦ（４
４）、第３のＬＰＦ（４５）により更に積分され３次の
フィルタ特性通過後の信号が出力端子（４６）に得られ
る。図１及び図４の高次のＬＰＦとしては３次のフィル
タにて説明した。しかしながら、２次を含め高次のフィ
ルタ（遮断カーブが急なフィルタ）であれば同様の効果
が得られる。
【００２６】図５は図１のＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ
（９）の具体例を示す。図５の入力端子（５０）（Ｖｉ
ｎ）から印加された信号は、差動増幅器（５１）、イン
バータ（５２）及びコンデンサ（５３）Ｃ１からなる第
１のフィルタ（５４）に印加される。差動増幅器（５
５）及びコンデンサ（５６）Ｃ２は、第２のフィルタ
（５７）を構成する。コンデンサ（５６）Ｃ２の一端は
入力端子（５０）に接続され出力信号が入力信号側に帰
還される。また、入力端子（５０）（Ｖｉｎ）から印加
された信号は、インバータ（５２）及びコンデンサ（５
３）を介して差動増幅器（５５）の入力に直接印加され
る。
（９）の具体例を示す。図５の入力端子（５０）（Ｖｉ
ｎ）から印加された信号は、差動増幅器（５１）、イン
バータ（５２）及びコンデンサ（５３）Ｃ１からなる第
１のフィルタ（５４）に印加される。差動増幅器（５
５）及びコンデンサ（５６）Ｃ２は、第２のフィルタ
（５７）を構成する。コンデンサ（５６）Ｃ２の一端は
入力端子（５０）に接続され出力信号が入力信号側に帰
還される。また、入力端子（５０）（Ｖｉｎ）から印加
された信号は、インバータ（５２）及びコンデンサ（５
３）を介して差動増幅器（５５）の入力に直接印加され
る。
【００２７】この第１のフィルタ（５４）と第２のフィ
ルタ（５７）の接続により全ての周波数の信号を通過さ
せることができ、一定の移相を行なうＡＬＬ ＰＡＳＳ
フィルタを構成することができる。ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタの出力信号は、出力端子（５８）に得られる。Ａ
ＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）は、ＢＰＦ（５）やＦＭ
復調器（６）で生ずる位相変化を補償する。
ルタ（５７）の接続により全ての周波数の信号を通過さ
せることができ、一定の移相を行なうＡＬＬ ＰＡＳＳ
フィルタを構成することができる。ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタの出力信号は、出力端子（５８）に得られる。Ａ
ＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）は、ＢＰＦ（５）やＦＭ
復調器（６）で生ずる位相変化を補償する。
【００２８】図６は、本発明の別の実施例を示す。図１
ではＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）が副信号路に入っ
ていた。しかし、ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）は、
主信号路に配置してもよい。図６はＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタ（９）を主信号路に配置した場合の実施例であ
る。図６において、図１と同じブロックのものは同じ符
号を付している。図６のＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ
（９）は３次１５ＫＬＰＦ（４）とマトリクス回路（１
０）との間に設けられる。この場合もＡＬＬ ＰＡＳＳ
フィルタ（９）は、主信号路と副信号路の位相を最終的
に一致させるために配置されており、全ての周波数を通
過させ一定の移相を行なう。このＡＬＬ ＰＡＳＳフィ
ルタ（９）の働きによりマトリクス回路（１０）には位
相が一致し、互いの信号混入がないメイン信号（Ｌ＋
Ｒ）とサブ信号（Ｌ―Ｒ）が印加される。その結果、マ
トリクス回路（１０）の出力端子（１１）（１２）には
Ｌ信号とＲ信号が得られる。
ではＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）が副信号路に入っ
ていた。しかし、ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ（９）は、
主信号路に配置してもよい。図６はＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタ（９）を主信号路に配置した場合の実施例であ
る。図６において、図１と同じブロックのものは同じ符
号を付している。図６のＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ
（９）は３次１５ＫＬＰＦ（４）とマトリクス回路（１
０）との間に設けられる。この場合もＡＬＬ ＰＡＳＳ
フィルタ（９）は、主信号路と副信号路の位相を最終的
に一致させるために配置されており、全ての周波数を通
過させ一定の移相を行なう。このＡＬＬ ＰＡＳＳフィ
ルタ（９）の働きによりマトリクス回路（１０）には位
相が一致し、互いの信号混入がないメイン信号（Ｌ＋
Ｒ）とサブ信号（Ｌ―Ｒ）が印加される。その結果、マ
トリクス回路（１０）の出力端子（１１）（１２）には
Ｌ信号とＲ信号が得られる。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、音声主信号路に２次以
上の遮断特性を備えるＬＰＦを挿入したので音声主信号
路中の音声副信号を十分に減衰させることができ、マト
リクス回路におけるセパレーションを向上させることが
できる。
上の遮断特性を備えるＬＰＦを挿入したので音声主信号
路中の音声副信号を十分に減衰させることができ、マト
リクス回路におけるセパレーションを向上させることが
できる。
【００３０】また本発明によれば、音声主信号路挿入し
た高次のＬＰＦと同じＬＰＦを音声副信号路にも挿入し
たので音声主信号と音声副信号の位相を一致させること
ができる。
た高次のＬＰＦと同じＬＰＦを音声副信号路にも挿入し
たので音声主信号と音声副信号の位相を一致させること
ができる。
【００３１】更に本発明によれば、音声主信号路もしく
は音声副信号路にＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタも挿入した
ので音声主信号路と音声副信号路の信号位相を最終的に
一致させることができる。
は音声副信号路にＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタも挿入した
ので音声主信号路と音声副信号路の信号位相を最終的に
一致させることができる。
【図１】本発明の実施形態に係る音声多重信号復調回路
のブロック図である。
のブロック図である。
【図２】従来例に係る音声ＦＭ信号の周波数スペクトラ
ム図である。
ム図である。
【図３】本発明における高次のＬＰＦの周波数特性の説
明に供する特性図である。
明に供する特性図である。
【図４】本発明の高次のＬＰＦの具体例である。
【図５】本発明のＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタの具体例で
ある。
ある。
【図６】本発明の実施形態に係る音声多重信号復調回路
のブロック図である。
のブロック図である。
（２）ＳＩＦ回路
（３）２．１９ＫＬＰＦ
（４）３次１５ＫＬＰＦ
（５）ＢＰＦ
（６）ＦＭ復調器
（７）２．１９ＫＬＰＦ
（８）３次１５ＫＬＰＦ
（９）ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタ
（１０）マトリクス回路
Claims (9)
- 【請求項１】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、 ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、 前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音
声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを備え、
該マトリクス回路より前記音声主信号と前記音声副信号
の和信号と、前記音声主信号と前記音声副信号の差信号
とを得るようにしたことを特徴とする音声多重信号復調
回路。 - 【請求項２】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備える第１ＬＰＦと、 ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、 該ＦＭ復調器の出力信号が印加され可聴帯域の周波数の
信号を通過させる２次以上の遮断特性を備える第２ＬＰ
Ｆと、 前記第１ＬＰＦからの音声主信号と前記第２ＬＰＦから
の音声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを備
え、該マトリクス回路より前記音声主信号と前記音声副
信号の和信号と、前記音声主信号と前記音声副信号の差
信号とを得るようにしたことを特徴とする音声多重信号
復調回路。 - 【請求項３】前記第１ＬＰＦと前記第２ＬＰＦは同一の
回路構成を有することを特徴とする請求項２記載の音声
多重信号復調回路。 - 【請求項４】ベースバンドの音声主信号とＦＭ変調され
ている音声副信号とを発生する音声中間周波数回路と、 該音声中間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯域
の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備え
るＬＰＦと、 前記音声中間周波数回路の出力信号をＦＭ復調するＦＭ
復調器と、 前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音
声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを備え、
該マトリクス回路より前記音声主信号と前記音声副信号
の和信号と、前記音声主信号と前記音声副信号の差信号
とを得るようにしたことを特徴とする音声多重信号復調
回路。 - 【請求項５】ベースバンドの音声主信号とＦＭ変調され
ている音声副信号とを発生する音声中間周波数回路と、 該音声中間周波数回路の出力信号が印加される音声副信
号抽出用のＢＰＦと、 前記音声中間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯
域の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備
えるＬＰＦと、 前記ＢＰＦの出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調器と、 前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＦＭ復調器からの音
声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを備え、
該マトリクス回路より前記音声主信号と前記音声副信号
の和信号と、前記音声主信号と前記音声副信号の差信号
とを得るようにしたことを特徴とする音声多重信号復調
回路。 - 【請求項６】ベースバンドの音声主信号とＦＭ変調され
ている音声副信号とを発生する音声中間周波数回路と、 該音声中間周波数回路の出力信号が印加される音声副信
号抽出用のＢＰＦと、 前記音声中間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯
域の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備
える第１ＬＰＦと、 前記ＢＰＦの出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調器と、 該ＦＭ復調器の出力信号が印加され可聴帯域の周波数の
信号を通過させる２次以上遮断特性を備える第２ＬＰＦ
と、 前記第１ＬＰＦからの音声主信号と前記第２ＬＰＦから
の音声副信号とをマトリクスするマトリクス回路とを備
え、該マトリクス回路より前記音声主信号と前記音声副
信号の和信号と、前記音声主信号と前記音声副信号の差
信号とを得るようにしたことを特徴とする音声多重信号
復調回路。 - 【請求項７】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、 ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、 該ＦＭ復調器の出力信号が印加され移相を行うＡＬＬ
ＰＡＳＳフィルタと、 前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタからの音声副信号とをマトリクスするマトリクス
回路とを備え、該マトリクス回路より前記音声主信号と
前記音声副信号の和信号と、前記音声主信号と前記音声
副信号の差信号とを得るようにしたことを特徴とする音
声多重信号復調回路。 - 【請求項８】ベースバンドの音声主信号とＦＭ変調され
ている音声副信号とを発生する音声中間周波数回路と、 該音声中間周波数回路の出力信号が印加される音声副信
号抽出用のＢＰＦと、 前記音声中間周波数回路の出力信号が印加され、可聴帯
域の周波数の信号を通過させる２次以上の遮断特性を備
える第１ＬＰＦと、 前記ＢＰＦの出力信号をＦＭ復調するＦＭ復調器と、 該ＦＭ復調器の出力信号が印加され可聴帯域の周波数の
信号を通過させる２次以上遮断特性を備える第２ＬＰＦ
と、 該第２ＬＰＦの出力信号が印加され移相を行うＡＬＬ
ＰＡＳＳフィルタと、 前記第１ＬＰＦからの音声主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳ
Ｓフィルタからの音声副信号とをマトリクスするマトリ
クス回路とを備え、前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフィルタによ
り位相調整を行うようにしたことを特徴とする音声多重
信号復調回路。 - 【請求項９】ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号
が印加され、可聴帯域の周波数の信号を通過させる２次
以上の遮断特性を備えるＬＰＦと、 ＦＭ変調されている音声副信号をＦＭ復調するＦＭ復調
器と、 前記ＦＭ復調されたベースバンドの音声主信号が印加さ
れ移相を行うＡＬＬＰＡＳＳフィルタと、 前記ＬＰＦからの音声主信号と前記ＡＬＬ ＰＡＳＳフ
ィルタからの音声副信号とをマトリクスするマトリクス
回路とを備え、該マトリクス回路より前記音声主信号と
前記音声副信号の和信号と、前記音声主信号と前記音声
副信号の差信号とを得るようにしたことを特徴とする音
声多重信号復調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002139494A JP2003087682A (ja) | 2001-06-28 | 2002-05-15 | 音声多重信号復調回路 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001196354 | 2001-06-28 | ||
| JP2001-196354 | 2001-06-28 | ||
| JP2002139494A JP2003087682A (ja) | 2001-06-28 | 2002-05-15 | 音声多重信号復調回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003087682A true JP2003087682A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=26617743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002139494A Pending JP2003087682A (ja) | 2001-06-28 | 2002-05-15 | 音声多重信号復調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003087682A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008010949A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | ノイズキャンセラ及びこれを用いた受信装置 |
-
2002
- 2002-05-15 JP JP2002139494A patent/JP2003087682A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008010949A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Sanyo Electric Co Ltd | ノイズキャンセラ及びこれを用いた受信装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4139866A (en) | Stereophonic television sound transmission system | |
| JPH0681109B2 (ja) | ステレオ信号分離回路 | |
| US4048654A (en) | Stereophonic television sound transmission system | |
| JPS62176378A (ja) | ステレオテレビジョン音声の受信・再生装置とその方法 | |
| JPS58136181A (ja) | 受信装置 | |
| CA2034453C (en) | Quasi-parallel if with shared saw filter | |
| JP2003087682A (ja) | 音声多重信号復調回路 | |
| JP3957556B2 (ja) | 音声多重信号復調回路 | |
| JP2983840B2 (ja) | 受信装置 | |
| JP2890411B2 (ja) | テレビジョン音声多重信号の復調装置 | |
| KR100211466B1 (ko) | 디지탈 음성신호 혼입에 의한 영상 노이즈 제거기능을 갖춘 텔레비전수상기 | |
| JP3617927B2 (ja) | テレビジョン受信装置 | |
| JP2957885B2 (ja) | 同期型テレビ変復調装置の搬送波供給方式 | |
| JP3119518B2 (ja) | テレビジョン信号変換装置 | |
| JP2793206B2 (ja) | テレビジョン多重信号受信回路 | |
| CA1145032A (en) | Receiver for stereophonic television sound transmission | |
| JP3594657B2 (ja) | Ｆｍ多重放送受信装置 | |
| JPH0453080Y2 (ja) | ||
| US20050036626A1 (en) | Method and system for processing a Japanese BTSC signal | |
| JPS5930381A (ja) | テレビジヨン受像機の音声回路 | |
| JPH03179981A (ja) | 音声多重テレビジョン放送信号受信装置 | |
| JPH0564169A (ja) | 直交多重変調受信装置 | |
| JPS58161479A (ja) | テレビ音声多重信号復調装置 | |
| JPS594916B2 (ja) | カラ−テレビジヨンジユシンキ | |
| JPH08204660A (ja) | 音声多重復調回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080801 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090604 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100209 |