JP2003087643A - 画像入出力装置及びその方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置及びその方法、並びに記憶媒体

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JP2003087643A
JP2003087643A JP2001281612A JP2001281612A JP2003087643A JP 2003087643 A JP2003087643 A JP 2003087643A JP 2001281612 A JP2001281612 A JP 2001281612A JP 2001281612 A JP2001281612 A JP 2001281612A JP 2003087643 A JP2003087643 A JP 2003087643A
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Shinichi Sunakawa
伸一 砂川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物に応じた出力制限ができる持ち運び可能
な画像入出力装置及びその方法、並びに記憶媒体を提供
する。 【解決手段】デジタルスチルカメラ1は、その制御全体
を行うCPU2と、禁止パターン9を格納するメモリ3
と、電源スイッチ、ファインダ表示スイッチ、及びシャ
ッタースイッチなどから成るスイッチ4と、ファィンダ
表示スイッチがONになるとファインダ画像の表示を行
うLCD5と、シャッタースイッチがONになるとファ
インダ画像を撮像する撮影部6とを備える。禁止パター
ン9がフアイシダ画像に有ると判別されたときは、シャ
ッタースイッチがONとなっても、画像の撮影は行わな
いように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入出力装置及
びその方法、並びに記憶媒体に関し、特に、出力制限機
能を備えた画像入出力装置及びその方法、並びに記憶媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像入出力装置、その中でも
特に画像入力を対象物の撮像により行う装置には、銀塩
カメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、カメラ
付き電話、カメラ付きコンピュータなどがある。
【0003】こうした機器を使用する場合、撮影や画像
出力を制限すべき状況がある。例えば、肖像権を主張す
る人物や著作権のある物、劣化する可能性のある美術
品、などを被写体にする場合である。
【0004】このような状況において、撮影や映像出力
を制限する方法として、以下のような方法が提案されて
いる。
【0005】(1)撮像禁止の場所では撮像禁止信号を
放射するようにし、受信したビデオカメラは出力を停止
する。撮影禁止信号の出力方法としては、赤外光や電波
が使用される。また、電波を用いる場合には、接続中の
通信網より撮影の許可/不許可の命令を与えることも可
能である(特開2000−152217号公報)。
【0006】(2)プライバシー保護のため、予め設定
した撮像禁止領域を含むようなズーム、パンを制限す
る。カメラは雲台上に設置されており、雲台の方向から
撮像禁止領域を含むかを判定する(特開平10−268
416号公報、特開2000−228741号公報)。
【0007】(3)放送局用のカメラで、望ましくない
被写体を撮影しないようにカメラを制御する。レンズの
焦点距離と、雲台の位置、方向から撮影範囲を算出し、
予め設定した撮像許可領域から外れる場合は、警告信号
を出力する(特開平9−37140号公報)。また、予
め設定した撮像許可領域から外れる場合は、撮像禁止領
域を黒く塗りつぶした画像を出力する(特開平9−26
1607号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
(1)〜(3)は、持ち運び可能なカメラによって対象
物に応じた撮影制限をすることができない、という欠点
があった。
【0009】即ち、従来例(1)においては、被写体側
にも、赤外発光装置や通信機など大掛かりな装置を設置
する必要があり、また、従来例(2)及び(3)におい
ては、撮影制限したいものを領域単位で設定するため、
雲台に据え置くことが必要であった。そのため、一般の
カメラに応用することはできなかった。
【0010】本発明の目的は、対象物に応じた撮影制限
ができる持ち運び可能な画像入出力装置及びその方法、
並びに記憶媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像入出力装置は、画像を入力する
入力手段と、当該入力手段により入力された画像を認識
する認識手段と、当該認識された画像を出力する出力手
段とを備える画像入出力装置において、前記認識手段に
より認識された画像中に予め設定された設定画像の有無
を判別する判別手段と、記判別手段による判別に応じ
て、前記認識された画像の出力を制御する制御手段を備
えたことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の画像入出力装置は、請求項
1記載の画像入出力装置において、前記判別手段による
判別に応じて、報知を行う報知手段を備えたことを特徴
とする。
【0013】請求項3記載の画像入出力装置は、請求項
2記載の画像入出力装置において、前記制御手段は、前
記報知手段により報知を行う場合には前記判別手段によ
る判別に関わらず前記認識された画像を出力するように
前記出力手段を制御することを特徴とする。
【0014】請求項4記載の画像入出力装置は、請求項
1記載の画像入出力装置において、前記判別手段による
判別に応じて、課金を行う課金手段を備えたことを特徴
とする。
【0015】請求項5記載の画像入出力装置は、請求項
4記載の画像入出力装置において、前記制御手段は、前
記課金手段により課金を行う場合には前記判別手段によ
る判別に関わらず前記認識された画像を出力するように
前記出力手段を制御することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の画像入出力装置は、請求項
4又は5記載の画像入出力装置において、前記課金手段
は前記課金を前記入力手段による入力の前に行うことを
特徴とする。
【0017】請求項7記載の画像入出力装置は、請求項
4又は5記載の画像入出力装置において、前記課金手段
は前記課金を前記出力手段による出力の前に行うことを
特徴とする。
【0018】請求項8記載の画像入出力装置は、請求項
1記載の画像入出力装置において、前記判別手段により
前記認識された画像中に前記設定画像が有ると判別され
たときに、前記設定画像に基づいて距離を計測する計測
手段を備え、前記制御手段は、前記計測手段により測定
された前記対象物までの距離が所定値以上のときは、前
記判別手段による判別に関わらず前記認識された画像を
出力するように前記出力手段を制御することを特徴とす
る。
【0019】請求項9記載の画像入出力装置は、請求項
8記載の画像入出力装置において、前記設定画像として
入力される対象物に撮影信号を送信する送信手段を備
え、前記対象物は、前記撮影信号を受信する受信手段
と、前記受信された撮影信号により課金先を特定する課
金先特定手段と、前記特定された課金先に課金を行う課
金手段とを備えることを特徴とする。
【0020】上記目的を達成するために、請求項10記
載の画像入出力方法は、画像を入力する入力手段と、当
該入力手段により入力された画像を認識する認識手段
と、当該認識された画像を出力する出力手段とを備える
画像入出力装置の画像入出力方法において、前記認識手
段により認識された画像中に予め設定された設定画像の
有無を判別する判別工程と、前記判別工程による判別に
応じて、前記認識された画像の出力を制御する制御工程
を有することを特徴とする。
【0021】請求項11記載の画像入出力方法は、請求
項10記載の画像入出力方法において、前記判別工程に
よる判別に応じて、報知を行う報知工程を有することを
特徴とする。
【0022】請求項12記載の画像入出力方法は、請求
項11記載の画像入出力方法において、前記制御工程
は、前記報知工程により報知を行う場合には前記判別工
程による判別に関わらず前記認識された画像を出力する
ように前記出力手段を制御することを特徴とする。
【0023】請求項13記載の画像入出力方法は、請求
項10記載の画像入出力方法において、前記判別工程に
よる判別に応じて、課金を行う課金工程を有することを
特徴とする。
【0024】請求項14記載の画像入出力方法は、請求
項13記載の画像入出力方法において、前記制御工程
は、前記課金工程により課金を行う場合には前記判別工
程による判別に関わらず前記認識された画像を出力する
ように前記出力手段を制御することを特徴とする。
【0025】請求項15記載の画像入出力方法は、請求
項13又は14記載の画像入出力方法において、前記課
金工程は前記課金を前記入力手段による入力の前に行う
ことを特徴とする。
【0026】請求項16記載の画像入出力方法は、請求
項13又は14記載の画像入出力方法において、前記課
金工程は前記課金を前記出力手段による出力の前に行う
ことを特徴とする。
【0027】請求項17記載の画像入出力方法は、請求
項10記載の画像入出力方法において、前記判別工程で
前記認識された画像中に前記設定画像が有ると判別され
たときに、前記設定画像に基づいて距離を計測する計測
工程を有し、前記制御工程は、前記計測工程で測定され
た前記対象物までの距離が所定値以上のときは、前記判
別工程による判別に関わらず前記認識された画像を出力
するように前記出力手段を制御することを特徴とする。
【0028】請求項18記載の画像入出力方法は、請求
項17記載の画像入出力方法において、前記設定画像と
して入力される対象物に撮影信号を送信する送信工程を
有し、前記対象物は、前記撮影信号を受信する受信工程
と、前記受信された撮影信号により課金先を特定する課
金先特定工程と、前記特定された課金先に課金を行う課
金工程とを有することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するために、請求項19記
載の記憶媒体は、画像を入力する入力手段と、当該入力
手段により入力された画像を認識する認識手段と、当該
認識された画像を出力する出力手段とを備える画像入出
力装置の画像入出力方法を実行するプログラムを格納す
るコンピュータ読取り可能な記憶媒体において、前記プ
ログラムは、前記認識手段により認識された画像中に予
め設定された設定画像の有無を判別する判別モジュール
と、前記判別モジュールによる判別に応じて、前記認識
された画像の出力を制御する制御モジュールを備えるこ
とを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像入出力装置を図面を用いて詳説する。
【0031】(第1実施例)図1は、本発明の第1の実
施の形態に係る画像入出力装置のブロック図である。
【0032】図1において、画像入出力装置としてのデ
ジタルスチルカメラ1は、例えば、電子メールの送受信
が可能な端末装置内に設けることができるものである。
また、デジタルスチルカメラ1は、撮影制御、各種演
算、及びI/O制御などのデジタルスチルカメラ1全体
の制御を行うCPU(Central Processing Unit)2
と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read O
nly Memory)などで構成され、CPU2の制御プログラ
ムやワークデータ、及び後述する禁止パターンデータ9
などを格納するメモリ部3と、電源スイッチ、ファイン
ダ表示スイッチ、及びシャッタースイッチなどの各種ス
イッチからなるスイッチ4と、デジタルスチルカメラ1
の状態やメッセージの表示及び種々の画像の表示を行な
う液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Displa
y)5と、レンズ、CCD(Charge Coupled Diode)、
画像処理部、ズーム機構部から構成され、映像をレンズ
を介してCCDに結像させて、電気信号に変換する撮影
部6と、撮影された画像データを記憶する画像メモリ7
と、撮影された画像データを外部機器に転送するための
インタフェースである出力I/F8とを備え、これらは
バス12により接続されている。
【0033】スイッチ4は、各種スイッチによりデジタ
ルスチルカメラ1の状態の各種設定を行うようになって
いる。具体的には、電源スイッチがONになるとデジタ
ルスチルカメラ1が起動し、ファインダ表示スイッチが
ONになると撮影部6のレンズを介して入力された対象
物の画像(以下、「ファインダ画像」という。)をLC
D5に表示し、シャッタースイッチがONになるとファ
インダ画像を撮影すると共に画像メモリ7に撮影された
画像データとして記憶する。
【0034】さらに、撮影部6の構成要素である画像処
理部は、CCDの出力を増幅し、各種補正を行なった後
に、RGBやYUV、NTSC、JPEGなどの画像フ
ォーマットに変換して出力する。
【0035】本実施の形態では、画像メモリ7をデジタ
ルスチルカメラ1に内蔵するが、CF(Compact Flas
h)カード、MMC(Multi Media Card)カード、SD
(Secure Digital)カードなどの拡張メモリカード上に
記憶するようにしてもよい。また、出力I/Fは、US
B(Universal Serial Bus)やIEEE1394、RS
232Cなど各種規格のI/Oで実現してもよい。
【0036】図2は、図1のデジタルスチルカメラ1に
よって実行される撮影処理のフローチャートである。
【0037】まず、ファインダ表示スイッチがONにな
ると、対象物の画像を撮影部6を介して入力し、LCD
5にファインダ画像として表示する(ステップS10
0)。次に、このファインダ画像内のエッジや色などに
注目して領域分割を行い(ステップS101)、この領
域分割されたファィンダ画像の各領域において禁止パタ
ーン(例えば図3)とのパターンマッチングを行って、
そこに禁止パターンが有るか否かを判別する(ステップ
Sl02)。この禁止パターンとは、メモリ3に禁止パ
ターンデータ9として格納されている画像であって、パ
ターンマッチング可能な任意の形状と色を有するものを
いう。
【0038】ステップS102の判別の結果、禁止パタ
ーンが領域分割されたファィンダ画像の1領域に有ると
きは、撮影禁止フラグをセットする(ステップS10
3)。その後、シャッタースイッチがONになったとし
ても(ステップS104でYES)、撮影が禁止されて
いる旨のメッセージをLCD5に表示し(ステップSl
05)、実際に画像の撮影を行うことなく本処理を終了
する。
【0039】一方、ステップS102の判別の結果、領
域分割されたファインダ画像のいずれの領域におぃて
も、禁止パターンが含まれていないときは、撮影禁止フ
ラグをリセットする(ステップS106)。その後、シ
ャッタースイッチがONになると(ステップS107で
YES)、画像を撮影した(ステップS108)後、撮
影された画像を画像メモリ7に格納して(ステップS1
09)、本処理を終了する。
【0040】上記第1の実施の形態によれば、禁止パタ
ーンが領域分割されたファインダ画像の1領域に有ると
きは(ステップS102でYES)、シャッタースィッ
チがONとなったとしても(ステップS105)、画像
の撮影は行わないので、持ち運び可能なデジタルスチル
カメラ1でも対象物に応じた撮影制限をすることができ
る。
【0041】尚、本発明は、前述の実施の形態に限定さ
れることなく、広く応用することができる。例えば、禁
止パターンが領域分割されたファィンダ画像の1領域に
有る場合に、画像の撮影を禁止するのではなく、アラー
ムなどで報知するようにしてもよいし、画像の撮影はで
きるが、禁止パターンが含まれているオブジェクトを塗
りつぶして出力するようにしてもよい。また、距離計を
内蔵して禁止パターンが含まれているオブジェクトまで
の距離を計測し、近距離の場合のみ画像の撮影を禁止し
てもよい。こうすることで、背景に小さく禁止パターン
が含まれている場合に画像が撮影できなくなるのを回避
することができる。
【0042】さらに、本実施の形態は、デジタルスチル
カメラを例にとって説明したが、銀塩カメラやビデオカ
メラにもそのまま応用することが可能である。
【0043】(第2実施例)次に、本発明の第2の実施
の形態に係る画像入出力装置を図面を参照にして説明す
る。
【0044】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
画像入出力装置のブロック図である。
【0045】第2の実施の形態に係る画像入出力装置
は、第1の実施の形態に係るものと基本的に同じ構成で
あるため、同一の要素には同一の番号を付して、重複し
た説明は省略し、第1の実施の形態と相違する部分につ
いてのみ説明する。
【0046】図4において、画像入出力装置としてのデ
ジタルスチルカメラ1’は、図1における通信I/F8
に代えて、PHSやBluetooth等の各種の通信
プロトコルを用いて通信を行う通信I/F10を有す
る。通信I/F10は、撮影者及び肖像権者の会計口座
を備える課金サーバ11に通信回線を介して接続されて
いる。
【0047】デジタルスチルカメラ1’により肖像権者
の写真を撮影した場合、CPU2は、通信I/F10を
介して課金サーバ11に接続され、撮影者の口座から所
定の金額を徴収し、肖像権者の口座に振り替える処理
(以下、「課金処理」という。)を行う。
【0048】図5は、図4のデジタルスチルカメラ1’
によって実行される撮影処理のフローチャートである。
【0049】図5において、ステップS100〜S10
4及びS106〜S109の処理は図1のものと基本的
に同じであるが、図5のステップS104以降の処理が
異なり、この相違する部分についてのみ説明する。ま
た、図5のステップS102において、禁止パターンが
撮影しようとしている画像の肖像権者を特定するID番
号等である点で図1のステップS102の判別における
ものと異なる。
【0050】以下、ステップS104以降の処理につい
て説明する。
【0051】ステップS103で撮影禁止フラグをセッ
トした後、シャッタースイッチがONになると(ステッ
プS104でYES)、画像を撮影し(ステップS20
0)、撮影された画像を画像メモリ7に格納すると(ス
テップS201)、通信I/F10を介して課金サーバ
11と接続して課金処理を行い(ステップS202)、
本処理を終了する。
【0052】上記第2の実施の形態によれば、撮影した
画像に肖像権者があることが特定されたときに(ステッ
プS102でYES)、課金処理を行うので(ステップ
S202)、確実に肖像権を保護することができる。
【0053】尚、本発明は前述の実施の形態に限定され
ることなく、以下のように広く応用することができる。
【0054】例えば、撮影前に撮影しようとする画像の
肖像権者があることがわかっている場合は、予め課金処
理を行うようにしてもよい。課金処理は、第2の実施の
形態における方法と同様に、通信I/F10を介して課
金サーバ11と接続することにより行ってもよいし、不
図示のI/Oを通じて直接書き込むようにしてもよい。
【0055】また、撮影許可の対価を前払いし、その旨
を示すICカード等をデジタルスチルカメラ1’に装着
したり、その旨がデジタルスチルカメラ1’に記録され
るようにしたりしてもよい。このようにすれば、美術館
や展示会などの入り口で対価を支払うことで、デジタル
スチルカメラ1’に対する撮影禁止の解除設定を行うこ
とができる。
【0056】また、支払額に応じて、撮影禁止の解除設
定を行うようにしてもよい。デジタルスチルカメラ1’
内で支払った額や種類を記憶し、この記憶に基づいて撮
影禁止の解除設定がされた対象の撮影が許可される。こ
のときに許可される被写体の指定は、予め主催者が設定
するようにしてもよいし、撮影者が任意に選択できるよ
うにしてもよい。
【0057】さらに、予め支払った額から撮影毎の対価
を差し引くようにしてもよい。支払額がなくなった場合
には、撮影制限パターンの撮影が禁止される。その際
に、対象物によって差し引く額を変えることはもちろん
可能である。
【0058】被写体側で課金処理を行うようにしてもよ
い。この場合、デジタルスチルカメラ1’は、指向性の
ある赤外光や電波などの送信手段を備え、撮影時には撮
影者のIDなどの情報を含んだ撮影信号を送出する。一
方、被写体側は、赤外光や電波など受信手段を備え、デ
ジタルスチルカメラ1’から撮影信号を受信したときは
IDにより特定された撮影者に対して課金する。
【0059】また、本発明は、前述した実施の形態の機
能を実現するソフトウェアのプログラムモジュールを記
憶した記憶媒体を、システムあるいは装置にプログラム
を供給することによって達成されるときにも適用できる
ことはいうまでもない。このとき、記憶媒体から読み出
されたプログラムモジュール自体が本発明の新規な機能
を実現することになり、そのプログラムを記憶した記憶
媒体は本発明を構成することになる。
【0060】上記各実施の形態に係るプログラムモジュ
ールは、メモリ3に格納されているが、プログラムモジ
ュールを供給する記憶媒体としては、例えばフロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CDーROM、CDーR、DVD、M
O、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いる
ことができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、入力された画像に所定パターンが有るときは、そ
の画像を出力しないので、持ち運び可能な画像入出力装
置であっても出力制限をすることができる。
【0062】また、本発明によれば、入力された画像に
所定パターンが有った場合に、その画像に対する課金処
理を行うことができるので、画像の著作権者はその対価
を得ることができる。
【0063】また、入力された画像中に所定パターンが
あっても、所定パターンまでの距離が所定の距離以上で
あると推測されるときはその画像を出力するので、例え
ば、ユーザの意図なしに撮影禁止が画像の片隅などに小
さく入力されている場合に柔軟に対応することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像入出力装
置のブロック図である。
【図2】図1のデジタルスチルカメラ1によって実行さ
れる撮影処理のフローチャートである。
【図3】禁止パターンの例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る画像入出力装
置のブロック図である。
【図5】図4のデジタルスチルカメラ1’によって実行
される撮影処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 2 CPU 3 メモリ 4 スイッチ 5 LCD 6 撮影部 7 画像メモリ 9 禁止パターンデータ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する入力手段と、当該入力手
    段により入力された画像を認識する認識手段と、当該認
    識された画像を出力する出力手段とを備える画像入出力
    装置において、 前記認識手段により認識された画像中に予め設定された
    設定画像の有無を判別する判別手段と、前記判別手段に
    よる判別に応じて、前記認識された画像の出力を制御す
    る制御手段を備えたことを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段による判別に応じて、報知
    を行う報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像入出力装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記報知手段により報知
    を行う場合には前記判別手段による判別に関わらず前記
    認識された画像を出力するように前記出力手段を制御す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段による判別に応じて、課金
    を行う課金手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像入出力装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記課金手段により課
    金を行う場合には前記判別手段による判別に関わらず前
    記認識された画像を出力するように前記出力手段を制御
    することを特徴とする請求項4記載の画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 前記課金手段は前記課金を前記入力手段
    による入力の前に行うことを特徴とする請求項4又は5
    記載の画像入出力装置。
  7. 【請求項7】 前記課金手段は前記課金を前記出力手段
    による出力の前に行うことを特徴とする請求項4又は5
    記載の画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段により前記認識された画像
    中に前記設定画像が有ると判別されたときに、前記設定
    画像に基づいて距離を計測する計測手段を備え、 前記制御手段は、前記計測手段により測定された前記対
    象物までの距離が所定値以上のときは、前記判別手段に
    よる判別に関わらず前記認識された画像を出力するよう
    に前記出力手段を制御することを特徴とする請求項1記
    載の画像入出力装置。
  9. 【請求項9】 前記設定画像として入力される対象物に
    撮影信号を送信する送信手段を備え、 前記対象物は、前記撮影信号を受信する受信手段と、前
    記受信された撮影信号により課金先を特定する課金先特
    定手段と、前記特定された課金先に課金を行う課金手段
    とを備えることを特徴とする請求項8記載の画像入出力
    装置。
  10. 【請求項10】 画像を入力する入力手段と、当該入力
    手段により入力された画像を認識する認識手段と、当該
    認識された画像を出力する出力手段とを備える画像入出
    力装置の画像入出力方法において、 前記認識手段により認識された画像中に予め設定された
    設定画像の有無を判別する判別工程と、 前記判別工程による判別に応じて、前記認識された画像
    の出力を制御する制御工程を有することを特徴とする画
    像入出力装置の画像入出力方法。
  11. 【請求項11】 前記判別工程による判別に応じて、報
    知を行う報知工程を有することを特徴とする請求項10
    記載の画像入出力方法。
  12. 【請求項12】 前記制御工程は、前記報知工程により
    報知を行う場合には前記判別工程による判別に関わらず
    前記認識された画像を出力するように前記出力手段を制
    御することを特徴とする請求項11記載の画像入出力方
    法。
  13. 【請求項13】 前記判別工程による判別に応じて、課
    金を行う課金工程を有することを特徴とする請求項10
    記載の画像入出力方法。
  14. 【請求項14】 前記制御工程は、前記課金工程により
    課金を行う場合には前記判別工程による判別に関わらず
    前記認識された画像を出力するように前記出力手段を制
    御することを特徴とする請求項13記載の画像入出力方
    法。
  15. 【請求項15】 前記課金工程は前記課金を前記入力手
    段による入力の前に行うことを特徴とする請求項13又
    は14記載の画像入出力方法。
  16. 【請求項16】 前記課金工程は前記課金を前記出力手
    段による出力の前に行うことを特徴とする請求項13又
    は14記載の画像入出力方法。
  17. 【請求項17】 前記判別工程で前記認識された画像中
    に前記設定画像が有ると判別されたときに、前記設定画
    像に基づいて距離を計測する計測工程を有し、 前記制御工程は、前記計測工程で測定された前記対象物
    までの距離が所定値以上のときは、前記判別工程による
    判別に関わらず前記認識された画像を出力するように前
    記出力手段を制御することを特徴とする請求項10記載
    の画像入出力方法。
  18. 【請求項18】 前記設定画像として入力される対象物
    に撮影信号を送信する送信工程を有し、 前記対象物は、前記撮影信号を受信する受信工程と、前
    記受信された撮影信号により課金先を特定する課金先特
    定工程と、前記特定された課金先に課金を行う課金工程
    とを有することを特徴とする請求項17記載の画像入出
    力方法。
  19. 【請求項19】 画像を入力する入力手段と、当該入力
    手段により入力された画像を認識する認識手段と、当該
    認識された画像を出力する出力手段とを備える画像入出
    力装置の画像入出力方法を実行するプログラムを格納す
    るコンピュータ読取り可能な記憶媒体において、 前記プログラムは、 前記認識手段により認識された画像中に予め設定された
    設定画像の有無を判別する判別モジュールと、 前記判別モジュールによる判別に応じて、前記認識され
    た画像の出力を制御する制御モジュールを備えることを
    特徴とする記憶媒体。
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