JP2003087424A - インターネット接続サーバ、初期設定サーバ、ホストサーバ、およびインターネット接続サーバの遠隔管理システム - Google Patents

インターネット接続サーバ、初期設定サーバ、ホストサーバ、およびインターネット接続サーバの遠隔管理システム

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JP2003087424A JP2001271802A JP2001271802A JP2003087424A JP 2003087424 A JP2003087424 A JP 2003087424A JP 2001271802 A JP2001271802 A JP 2001271802A JP 2001271802 A JP2001271802 A JP 2001271802A JP 2003087424 A JP2003087424 A JP 2003087424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットに接続する接続用サーバの設
定を高い確実性で行い、また、障害などによりサービス
提供不能に陥ったときであっても、容易に復旧させるこ
とができる。 【解決手段】 PC31やインターネット機器32をL
AN接続可能であると共にインターネット44に接続す
る自動接続共用サーバ10と、この自動接続共用サーバ
10に予め設定された初期接続情報に基づいて接続され
る初期設定ISP43と、自動接続共用サーバ10が本
接続をするのに必要なネットワーク設定情報を保持する
初期設定サーバ50とを備え、この初期設定ISP43
は、接続要求のあった自動接続共用サーバ10の接続認
証を行い、認証できた場合にインターネット44に接続
させ、この初期設定サーバ50は、初期設定ISP43
を経由して自動接続共用サーバ10にネットワーク設定
情報を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットへ
の自動接続サーバ等に係り、より詳しくは、ソフトウェ
アに障害が生じても自己で自動的に復帰させることがで
きる自動接続サーバ等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、数台のパソコンでLANを組み、
それらをISDN経由でインターネットにダイヤルアッ
プ接続する小規模ネットワーク用サーバから、企業内ネ
ットワークやプロバイダのアクセスサーバとして使用さ
れる中・大規模ネットワーク用サーバまで、インターネ
ットの接続共用サーバ(用途によってはルータと呼ばれ
ている)が広く用いられている。
【0003】また、従来の家庭用ネットワークや小規模
ネットワークでは、インターネットに接続するときにだ
け公衆回線と接続するダイヤルアップ方式が採用されて
いた。しかし、近年では、回線使用料が安価となり、固
定した定額料金でインターネットに接続するサービスを
行うプロバイダや回線業者が出てきている。その結果、
個人の家庭、小規模オフィスやマンション内のLANの
ように、比較的小規模であってもインターネットに常時
接続できる環境が整ってきた。更に、PC以外のインタ
ーネットを利用する端末機器が出現してきており、家庭
や小規模オフィスでも常時接続回線を複数の機器で共用
するためのサーバが利用されるようになってきた。
【0004】ところで、接続共用サーバは、ネットワー
クを相互に接続する機器であることから、インターネッ
トにサーバを接続するために、最初に2つの手続き、即
ち、モデムの設定とサーバの設定を行う必要がある。ま
ず、モデムの設定では、公衆回線網、光ケーブル、無線
回線、CATVなどと接続するための設定が要求され
る。サーバの設定では、ネットワーク番号と出力先ポー
トの対応表であるルーティングテーブルの設定が必要と
なる。更に、アドレス変換機能(NAT:NetworkAddres
s Translation)や特定パケットの通過許可・禁止を行う
フィルタリング機能に対応する設定も必要となる。
【0005】ここで、中・大規模ネットワーク用サーバ
では、ネットワークに対する知識の豊富な専門の担当者
(ネットワーク管理者)により管理されていることが多
く、サーバに対する各種設定はこの担当者により行われ
ている。また、接続後におけるサーバのメンテナンスも
そのネットワーク管理者が担っている。かかる環境で
は、接続用サーバが故障したり、停電したりしてインタ
ーネットとの接続が不能になった場合には、担当者によ
り、迅速にその復旧を図ることが可能である。また、中
・大規模ネットワーク用サーバは、数百台程度が専用回
線を用いて接続されており、モデムを使用せずに直接接
続していることから、比較的、管理が容易であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、個人の
家庭や小規模オフィス、或いはマンション内のLANの
ような環境では、接続共用サーバの設定を行うネットワ
ーク管理者を置くことは容易ではない。上述のような設
定作業は、ある程度の専門知識が必要であることから、
一般ユーザには難しいものであり、個人のユーザが接続
用サーバの設定を行うには困難が伴う。近年ではWeb
ブラウザを用いて設定や運用ができるように工夫されて
いるものも存在するが、それでも一般ユーザにとっては
容易なことではない。機器提供者側にとっても、個々の
ユーザレベルに応じた運用・設定のためのインターフェ
ースを用意することは非常にコストがかかる。
【0007】更に、何らかの方法でリモートから管理す
ることができたとしても、多数のサーバを同時に管理す
ることは、ソフトウェアの多様性(インストールされる
ソフトウェアの組み合わせや、各バージョンが無数に存
在する)の問題から非常に実現が難しく、結果的に1台
1台個別に管理者などが対応していた。少なくとも数千
台規模のサーバを保守するには、上記管理者の判断及び
作業を安全に自動化する必要があった。
【0008】また、今後、例えば電子レンジや冷蔵庫、
オーディオ機器等の家電製品などを含め、PC以外の新
しい機器がインターネットに接続され、提供されるサー
ビスも無限に展開されると予想することができる。これ
らのニーズへの対応は、柔軟性の点から、一般に普及し
ているハードウェア型接続サーバでは難しい。そのため
に、ハードウェア型接続サーバの有する機能をリナック
ス(Linux)などの一般的なOSで実現するソフトウェア
型接続共用サーバの利用も検討されている。このソフト
ウェア型接続共用サーバは、ハードウェア型接続サーバ
に比較すると柔軟で機能も豊富であるが、ソフトウェア
に障害が発生した場合、煩雑な作業が必要であり、一般
の個人ユーザでは、障害からの復旧が容易ではない。場
合によっては、復旧するための設定情報をユーザが紛失
することも考えられ、ユーザによる問題解決が困難であ
ることが予想される。
【0009】更に、インターネットへの常時接続用サー
バの需要が個人ユーザの領域に広がっていくに従い、そ
の設定をどのように行うかが問題となる。また、障害に
よってサーバとインターネットの接続が不能となったと
きに、その復旧を確実に行わなければならないが、その
復旧作業を個人ユーザのレベルで容易に実施できないこ
とが問題となる。
【0010】また、接続用サーバをインターネットに常
時接続する場合には、外部からの不正アクセスを防御す
るためのファイアウォールが必要となる。通常は、簡易
なファイアウォールとして、サーバのフィルタリング機
能を利用し、セキュリティの確保が行われているが、今
後、常時接続型の使用形態が個人ユーザにおいても盛ん
になり、大企業が採用するような本格的なファイアウォ
ールの設定が必要になると予想される。しかしながら、
このファイアウォールの設定にはより専門的な知識が必
要とされ、さらに、進化する防御対策のためにファイア
ウォールのバージョンアップを定期的に行わなければな
らない。
【0011】このバージョンアップごとの接続用サーバ
の再設定や、接続用サーバの日常的な管理を行うこと
は、個人ユーザにとっては技術的に無理がある。更に、
スケジューラの設定、インターネット制御によるテレビ
の設定などの新しい機能が加わった場合にも設定を変更
しなければならず、新機能の追加やアップデートをする
ときにサーバの設定を失敗したときには、その対応が一
般ユーザでは難しい。このような再設定や機能の変更は
煩雑であるので、何らかの代行システムが望まれるとこ
ろである。
【0012】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであり、インターネットに接続
する接続用サーバの設定を確実性を高くして行うことが
でき、万一、障害などによりサービス提供不能に陥った
ときであっても、容易に復旧させることができる自動接
続サーバを提供するものである。
【0013】また、一旦、インターネットに接続用サー
バを接続した後に、インターネットを介してそのサーバ
の管理を行うことにより、個人ユーザがサーバ設定を行
わない場合であっても、ソフトウェアのバージョンアッ
プや変更を行うことができる接続サーバの遠隔管理シス
テムを提供することにある。
【0014】更には、ユーザ固有の情報をホストサーバ
に記憶し、様々なタイミング方法で同期させ、いつでも
直前の状態に復帰させることができるシステムを提供す
ることにある。
【0015】また更には、ユーザサーバの管理を自動化
し、サーバにインストールされるソフトウェアの構成を
管理パターンに限定することで、多数のサーバの一元管
理、及び自動運転を可能にするシステムを提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明では、インターネットに接続するための設
定をユーザが考慮せずに立ち上げることによって自動的
にインターネットに接続でき、何らかの原因でインター
ネット接続サーバ内のソフトウェアに障害が生じても、
自己で自動的に復帰させることができるインターネット
接続サーバを提供している。
【0017】即ち、本発明は、複数の端末をLAN接続
可能であると共にインターネットに接続するインターネ
ット接続サーバであって、予め設定された初期接続情報
に基づいて初期設定用サーバとの接続を開始する接続開
始手段と、この接続開始手段により接続が開始された初
期設定用サーバから本接続に必要な設定情報を取得する
設定情報取得手段と、接続開始手段により開始された接
続を切断する切断手段と、取得された設定情報に基づい
て本接続を開始する本接続開始手段とを備えることを特
徴としている。
【0018】また、本接続開始手段により本接続が開始
されたホストサーバからバージョンアップされたソフト
ウェアをダウンロードするダウンロード手段を更に備
え、このダウンロード手段によりダウンロードされたソ
フトウェアにより動作することを特徴とすれば、自動接
続した後のソフトウェアのバージョンアップやサービス
内容をホストサーバと連携することで、効率的に自動運
転することが可能となる。
【0019】また、他の観点から把えると、本発明のイ
ンターネット接続サーバは、予め設定された初期情報と
してインターネットに最初に接続するための情報が格納
された不揮発性メモリと、この不揮発性メモリに記憶さ
れた情報に基づいてインターネットに接続されたサーバ
から得られたネットワーク設定情報を格納する書き込み
可能記憶媒体とを備えたことを特徴としている。
【0020】ここで、この不揮発性メモリは、初期設定
のためのインターネットプロバイダに対して仮接続を実
行するための情報が格納されていることを特徴すれば、
インターネットに接続するための設定を確実に行うこと
が期待できると共に、障害などにより接続不能に陥った
場合でも再設定を容易に行うことができる点で好まし
い。
【0021】また、本発明は、イニシャル時やトラブル
からの再設定時等の初期設定時に接続される初期設定サ
ーバとして把えることができる。この初期設定サーバ
は、ユーザであるインターネット接続サーバ毎に固有な
情報であるネットワーク設定情報を保持する設定情報保
持手段と、インターネット接続要求のあったインターネ
ット接続サーバが、契約している正規のユーザであるか
否かを確認するユーザ確認認証手段と、このユーザ確認
認証手段により正規のユーザであると判断された場合
に、インターネット接続要求のあったインターネット接
続サーバに対して設定情報保持手段に保持されたインタ
ーネット接続サーバのネットワーク設定情報を送信する
ネットワーク設定情報送信手段とを備えることを特徴と
している。
【0022】更に本発明は、本設定がなされた後にイン
ターネット接続サーバを管理するホストサーバとして把
握することができる。即ち、本発明は、ユーザであるイ
ンターネット接続サーバを遠隔管理するホストサーバで
あって、インターネット接続サーバの動作に必要なソフ
トウェアと当該ソフトウェアの更新情報を保持するソフ
トウェア情報保持手段と、所定のインターネット接続サ
ーバからバージョン確認要求を受信する確認要求受信手
段と、この確認要求受信手段によりバージョン確認要求
を受信したインターネット接続サーバが、契約している
正規のユーザであるか否かを確認するユーザ確認認証手
段と、確認要求受信手段によりバージョン確認要求のあ
ったインターネット接続サーバに対して、ソフトウェア
情報保持手段に保持されている最新のソフトウェアバー
ジョン情報を送信するバージョン情報送信手段と、この
インターネット接続サーバからの要求に基づいて、ソフ
トウェア情報保持手段に保持された所定のソフトウェア
を提供するソフトウェア提供手段とを備えることを特徴
としている。
【0023】また、他の観点から把握すると、本発明が
適用されるホストサーバは、所定のインターネット接続
サーバから接続要求を受信する接続要求受信手段と、接
続要求のあった所定のインターネット接続サーバが、契
約している正規のユーザであるか否かを確認するユーザ
認証確認手段と、このユーザ認証確認手段により正規の
ユーザであると確認される場合にインターネット接続サ
ーバのサービス構成情報を送信する送信手段とを備える
ことを特徴としている。
【0024】一方、本発明は、インターネット接続サー
バの遠隔管理システムとして把握することができる。こ
のインターネット接続サーバの遠隔管理システムは、複
数の端末をLAN接続可能であると共にインターネット
に接続するインターネット接続サーバと、このインター
ネット接続サーバに予め設定された初期接続情報に基づ
いて接続されるアクセスポイントを備える初期設定イン
ターネットプロバイダと、インターネット接続サーバが
本接続をするのに必要なネットワーク設定情報を保持す
る初期設定サーバとを備え、この初期設定インターネッ
トプロバイダは、接続要求のあったインターネット接続
サーバの接続認証を行い、認証できた場合にインターネ
ットに接続させ、この初期設定サーバは、接続要求のあ
ったインターネット接続サーバが契約しているサーバで
あるか否かのユーザ確認認証を行い、認証できた場合
に、初期設定インターネットプロバイダを経由してイン
ターネット接続サーバにネットワーク設定情報を提供す
ることを特徴としている。
【0025】ここで、このインターネット接続サーバ
は、初期設定サーバからネットワーク設定情報が得られ
た後に、初期設定インターネットプロバイダとの接続を
一時的に遮断し、このネットワーク設定情報に基づいて
新たな接続を要求することを特徴とすれば、運営会社が
管理する初期設定サーバでインターネット接続サーバの
設定を行うことができるので、ユーザによる、サーバ
(インターネット接続サーバ)のハードウェアやソフトウ
ェアの設定を軽減することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施
の形態が適用される自動接続共用サーバ遠隔管理システ
ムの全体構成を示す図である。このシステムでは、例え
ば家庭用ネットワーク等の小規模ネットワークの中心
に、ソフトウェア型自動接続共用サーバである自動接続
共用サーバ10が設けられている。この自動接続共用サ
ーバ10は、LANポート11を介してパーソナルコン
ピュータ(PC)31の他、インターネット44に接続可
能なインターネット機器32(例えば、テレビジョン(T
V)、冷蔵庫、クーラーなどの家庭用電化製品など)がL
AN接続されている。また、自動接続共用サーバ10
は、回線ポート12からモデム33を介して公衆回線網
41に接続されている。
【0027】この公衆回線網41には、自動接続共用サ
ーバ10のユーザが接続契約しているインターネットプ
ロバイダ(ISP:Internet Service Provider)42
と、初期設定のために接続契約しているインターネット
プロバイダである初期設定ISP43が接続されてい
る。ISP42は本接続用のインターネットプロバイダ
であり、初期設定ISP43は仮設定用のインターネッ
トプロバイダである。このISP42および初期設定I
SP43にはインターネット44が接続されており、イ
ンターネット44には、自動接続共用サーバ10の初期
設定を行う初期設定サーバ50および自動接続共用サー
バ10のメンテナンスを行うホストサーバ60が接続さ
れている。この初期設定サーバ50およびホストサーバ
60は、管理サーバ(ホスト側サーバ)として同一のサー
バにより構成することも可能である。
【0028】また、公衆回線網41は、加入者電話網、
ISDN、光ケーブル、無線回線、CATVなどのよう
な形態が考えられる。また、自動接続共用サーバ10と
インターネット44は、ダイヤルアップ接続環境または
常時接続環境を構成しており、これらの何れであっても
構わない。但し、以下の説明では、自動接続共用サーバ
10の初期設定後は常時接続環境を前提としている。
【0029】まず、図1に示す自動接続共用サーバ10
の内容について説明する。図2は、自動接続共用サーバ
10の構成を示した図である。この自動接続共用サーバ
10は、前述したLANポート11および回線ポート1
2を備えている。また、装置の全体を制御するCPU1
3、CPU13の動作プログラム等が格納されているP
ROM14、CPU13によって実効される各種プログ
ラムが利用する一時記憶領域であるRAM15、自動接
続共用サーバ10を常時接続するために必要なプログラ
ムや設定情報を記憶させるフラッシュメモリ16、補助
記憶として各種情報を一時的に蓄積するHDD(Hard Di
sk Drive)17を備えている。
【0030】このPROM14は、電源を遮断しても記
憶してある内容が消去されない不揮発性で、かつ回転な
ど機械的動作を伴なわず故障率が低いという性質から、
自動接続共用サーバ10の動作として重要なプログラム
や情報、即ち、全ての動作を処理するOSや初期接続情
報等が記憶されている。このPROM14に記憶されて
いる初期接続情報は、自動接続共用サーバ10における
起動処理の他、異常時における復旧処理等に有効に機能
する。
【0031】まず、読み出し専用記憶媒体に記憶されて
いる内容について説明する。図3は、読み出し専用記憶
媒体であるPROM14にて記憶されている内容を示し
た図である。このPROM14には、OS記憶領域21
があり、このOS記憶領域21に格納されるOSとして
は、例えばリナックス(Linux)などが挙げられる。ま
た、後述するインストール管理プログラムが格納され
る。更に、PROM14には初期接続記憶領域22があ
り、自動接続共用サーバ10の電源を投入して立ち上げ
たときに最初に動作するプログラムとして、インターネ
ット44に接続するために最小限必要なプログラム等
(ブートプログラム、接続プロトコルなど)が格納されて
いる。また、PROM14には初期接続情報記憶領域2
3があり、自動接続共用サーバ10が初期設定ISP4
3に最初に接続するために必要な情報(ドメイン名、I
D番号、パスワード、サービスレベルなど)が記憶され
ていて、各々の自動接続共用サーバ10に固有の情報が
振り分けられている。
【0032】尚、このPROM14のOS記憶領域2
1、初期接続記憶領域22、および初期接続情報記憶領
域23に記憶された、OS、プログラム、固有の情報等
は、自動接続共用サーバ10の出荷時に記憶されてお
り、不揮発性メモリの特性により、通常の方法では消去
することや書き換えることができないように構成されて
いる。但し、簡単に消去されないようにソフトウェアを
構成することによって、フラッシュメモリ16などを代
用することも可能である。
【0033】自動接続共用サーバ10のRAM15は、
電源の遮断によりその内容を消去する揮発性の性質を利
用し、信号を順次記憶し、フラッシュメモリ16やPR
OM14に記憶されたプログラムが利用する一時記憶領
域として利用されている。自動接続共用サーバ10の各
種プログラムは、このメモリ空間上で実行される。
【0034】自動接続共用サーバ10のフラッシュメモ
リ16では、外部からの電圧により記憶してある内容を
書き込み、また消去できる特性を利用し、自動接続共用
サーバ10を常時接続するために必要なプログラムや設
定情報が記憶されている。このフラッシュメモリ16で
は、自動接続共用サーバ10を立ち上げた後に、初期設
定サーバ50から本接続のために必要な情報やプログラ
ムを読み込み、記憶させることができる。常時接続の後
においては、必要に応じてホストサーバ60に接続し、
フラッシュメモリ16に記憶させてあるプログラムを新
しバージョンに書き換えたり、追加することができる。
【0035】自動接続共用サーバ10のHDD17は、
機械的な動作により信号を記憶し、フラッシュメモリ1
6と同様に外部からの指示により記憶してある内容を書
き換えることができるという性質を有する。そこで、フ
ラッシュメモリ16の代わりに、または、フラッシュメ
モリ16と共に、初期設定ISP43を介して取り込ん
だISP42の情報等を格納するように機能することが
できる。また、キャッシュ機能のために利用することが
可能である。
【0036】このフラッシュメモリ16とHDD17
は、何れかが選択的に設けられておれば足り、HDD1
7はフラッシュメモリ16と同等の役割を果たすことが
可能である。両者が設けられている場合には、HDD1
7はフラッシュメモリ16の容量を補完するものとして
利用される。
【0037】尚、自動接続共用サーバ10に、CD-R
OMなどの可搬性のあるメディアの読み書き装置を設け
ることによって、大量のソフトウェアのダウンロードに
よって発生するネットワークトラフィックの削減と、ソ
フトウェアのUpdate等に要する時間を削減することがで
きる。ユーザがCD-ROMを自動接続共用サーバ10
に挿入すると、自動接続共用サーバ10内のPROM1
4におけるOS記憶領域21に格納されたインストール
管理プログラムがCD-ROMの内容をチェックする。
このインストール管理プログラムは、ホストサーバ60
への接続を開始する。ホストサーバ60は、自動接続共
用サーバ10にインストールされている改竄チェックプ
ログラムを起動し、CD-ROMの内容を数値に変換し
て、ホストサーバ60にあらかじめ登録されている正規
CD-ROMの計算値と同じであることを確認する。こ
れは、不正なCD-ROMから不正なプログラムがイン
ストールされることを防ぐために実施される作業であ
る。計算値が異なった場合は、正規CD-ROMではな
いと判断し、CD-ROMをEjectする。正規CD-RO
Mであると認められる場合(CD-ROMの計算値とホス
トサーバ60に登録されている計算値が合致する場
合)、ホストサーバ60は、ホストサーバ60に登録さ
れているユーザのサービス構成を基に、新規サービスの
インストール及び、ソフトウェアのUPDATEを実行してい
る。
【0038】次に、書き込み可能記憶媒体に記憶されて
いる内容について説明する。図4は、自動接続共用サー
バ10の書き込み可能記憶媒体(フラッシュメモリ16
やHDD17)に記憶されている内容を示した図であ
る。ここには、通常動作における基本ソフトウェアとし
て例えばリナックス(Linux)などからなるOS80、ソ
フトウェアのバージョンを確認して更新するバージョン
チェックプログラム(VCP)81、ホストサーバ60か
ら自動接続共用サーバ10が必要としているサービス情
報を受信してその情報を書き換えるサービス構成プログ
ラム(SCP)82、ネットワークの確立と設定を行うネ
ットワーク構成プログラム(NCP)83が格納されてい
る。
【0039】また、フラッシュメモリ16やHDD17
には、外部からの攻撃や不正アクセスから内部ネットワ
ークを守るファイアウォール(Firewall)84、改ざんを
チェックするためのプログラムである改ざんチェックプ
ログラム85、一度アクセスしたインターネットコンテ
ンツを一時的に蓄積するキャッシュを管理するキャッシ
ュ管理プログラム86を備えている。更に、ルータ機能
を実行するIPルーティングプログラム87、インター
ネット44への接続を行うインターネット接続プログラ
ム88、およびISP42に対する接続情報であるIS
P接続情報キャッシュデータ89を備えている。
【0040】例えばISP接続情報キャッシュデータ8
9を除く各種プログラム(80〜88)は、自動接続共用
サーバ10を出荷する初期段階に、自動接続共用サーバ
10のフラッシュメモリ16やHDD17に格納するこ
とができる。ISP接続情報キャッシュデータ89は、
仮接続の段階にて、初期設定サーバ50から取得されて
格納される。但し、使用後、フラッシュメモリ16やH
DD17に何らかの異常が生じてプログラムが消失した
場合には、インターネット44を介して初期設定サーバ
50やホストサーバ60から各プログラムをダウンロー
ドして再構成することが可能である。
【0041】本実施の形態では、初期の接続では自動接
続共用サーバ10から初期設定ISP43を経由し、イ
ンターネット44を介して初期設定サーバ50と仮接続
し、自動接続共用サーバ10とモデム33の初期設定を
行っている。次いで、自動接続共用サーバ10によりモ
デム33と公衆回線網41との接続を一時切断し、再度
立ち上げて新しい接続情報によりモデム33とISP4
2を本接続させ、これ以降は常時接続の環境に維持させ
る。常時接続となった後では、自動接続共用サーバ10
とホストサーバ60とをインターネット44を介して接
続させ、必要に応じて適宜ホストサーバ60が自動接続
共用サーバ10を遠隔管理している。
【0042】次に、図1に示す初期設定サーバ50につ
いて説明する。図5は、初期設定サーバ50の構成を示
した図である。初期設定サーバ50には、基本ソフトウ
ェアであるOS51の他、初期設定時に運営会社と契約
している自動接続共用サーバ10か否かを確認するため
のプログラムであるユーザサーバ認証プログラム52、
インターネット44に接続する前に、自動接続共用サー
バ10に必要な個々の設定情報を記憶させるためのプロ
グラムであるユーザサーバ設定情報取得プログラム5
3、および、ユーザサーバ設定情報取得プログラム53
により取得された自動接続共用サーバ10毎に異なる接
続のための設定情報が格納される自動接続共用サーバ管
理テーブル55を備えている。
【0043】図6は、初期設定サーバ50の自動接続共
用サーバ管理テーブル55に格納された情報の一例を示
した図である。初期設定サーバ50の自動接続共用サー
バ管理テーブル55には、それぞれの自動接続共用サー
バ10ごとに異なった固有の各種設定情報が記憶されて
いる。例えば図6に示すように、MAC(Media Access
Control)アドレス、IP(Internet Protocol)アドレ
ス、ドメイン、VPN(Virtual Private Network)、グ
ローバルIP、その他の情報が保持されている。これら
の設定情報は、各自動接続共用サーバ10によって相違
しており、各自動接続共用サーバ10が固有に持ってい
るMACアドレスなどによって識別されている。
【0044】次に、図1に示すホストサーバ60につい
て説明する。ホストサーバ60は、自動接続共用サーバ
10のメンテナンスを行っており、自動接続共用サーバ
10の動作に必要なソフトウェアとその更新情報、重要
度、各種ソフトウェア間の相性情報、ハードウェアとソ
フトウェアの相性情報などが記憶されている。ホストサ
ーバ60側では、それらのソフトウェア、プログラムが
随時、更新され、最新のバージョンのものが準備されて
おり、適宜、自動接続共用サーバ10に供給できる体制
にある。
【0045】図7は、ホストサーバ60の構成を示した
図である。このホストサーバ60には、基本ソフトウェ
アであるOS61の他、新しいソフトウェアが出た場合
に登録するためのプログラムであるソフトウェアアップ
デート管理プログラム62、インストールパターンにお
けるデータの追加、変更、削除等を行うためのインスト
ールパターン管理プログラム63、ソフトウェアの重要
度を管理し、重要度が高ければアップデートを実施させ
るアップデート実施判断プログラム64、およびMAC
アドレスとパスワードを元に接続認証を行うユーザサー
バ認証プログラム65を備えている。
【0046】また、ホストサーバ60では、例えばユー
ザが搭載しているソフトウェアのバージョン管理情報
等、ユーザ情報を管理する自動接続共用サーバ管理テー
ブル66、最新ソフトウェアの管理情報やソフトウェア
の重要度等が格納されるソフトウェアアップデート情報
67、ソフトウェアのインストールパターンが格納され
るインストールパターン管理テーブル68、およびダウ
ンロードするためのソフトウェアの情報等が格納される
ソフトウェアライブラリ69など、各種データが記憶媒
体に格納されている。
【0047】図8(a)〜(e)は、ホストサーバ60に格
納される各種情報の一例を示した図である。図8(a)に
示す搭載ソフトウェアバージョン管理情報は、図7に示
す自動接続共用サーバ管理テーブル66に格納される情
報であり、各自動接続共用サーバ10は、Pattern_IDを
持っており、インストールパターン管理テーブル68と
リンクされ、各ソフトウェアのバージョン情報が各自動
接続共用サーバ10毎にMACアドレスによって管理さ
れている。本実施の形態では、このPattern_IDによっ
て、各自動接続共用サーバ10に搭載されているプログ
ラムをパターン化している。
【0048】図8(b)に示される最新ソフトウェア管理
情報および図8(c)に示される検証済みソフトウェアパ
ッチ管理情報は、図7に示すソフトウェアアップデート
情報67に格納されている。この検証済みソフトウェア
パッチ管理情報では、重要度が管理されており、例えば
重要度が5であればアップデートが行われ、その他であ
ればアップデートは行わない等の処理に利用される。こ
のように数値化することによってアップデートするかど
うかの判断を自動化することができる。
【0049】図8(d)に示す検証済みソフトウェアイン
ストールパターンは、図7に示すインストールパターン
管理テーブル68に格納されている。このインストール
パターン管理テーブル68は、各自動接続共用サーバ1
0にインストールされるソフトウェアのバージョンの組
み合わせが有限個であることを示している。更に運営側
で厳密に検証したパターンのみであれば、図8(e)に示
すようなUpdateプログラム管理テーブルにより、そのパ
ターン毎にUpdateプログラムを用意することによって、
各自動接続共用サーバ10のUpdateを安全に自動化する
ことができる。図8(e)に示すUpdateプログラム管理テ
ーブルでは、1から4のパターンIDについて、夫々Up
dateプログラムが示され、夫々に優先度が示されてい
る。
【0050】次に、本実施の形態が適用される自動接続
共用サーバ遠隔管理システムの処理について、その流れ
を詳述する。まず、ユーザが自動接続共用サーバ10を
インターネット44に接続する前に、そのユーザが使用
する自動接続共用サーバ10に必要な個々の設定情報を
初期設定サーバ50に記憶させておくことが必要であ
る。本接続に必要な情報は、図6に示した、MACアド
レス、IPアドレス、ドメイン、VPN、グローバルI
P、その他の情報で、これらはユーザまたはISP42
からメンテナンスの運営会社にFAXや電話、手紙など
で通知しておく。メンテナンスの運営会社では、各自動
接続共用サーバ10毎に異なる本接続のための設定情報
を初期設定サーバ50に記憶させておく。この準備を行
うことで、以下に説明する自動接続が可能となる。
【0051】図9は、自動接続共用サーバ10をインタ
ーネット44に自動的に接続させ、かつ、メンテナンス
の管理を行うための基本的な処理手順を示す。まず、図
1に示すようなシステム環境にて、LANケーブルが接
続され、自動接続共用サーバ10の電源が入れられる
と、自動接続共用サーバ10のCPU13は、初期設定
に基づいて自動接続プログラムを起動し、インターネッ
ト44を介して初期設定サーバ50に接続(仮接続)する
(ステップ100)。次に、初期設定サーバ50から設定
情報を取得し、ネットワークを再構成する(ステップ2
00)。この後、自動接続共用サーバ10は、ネットワ
ークとの接続を一時切断し、新しい設定情報によって再
度ネットワークに接続し直して、ホストサーバ60に接
続(本接続)する(ステップ300)。
【0052】次に、自動接続共用サーバ10のCPU1
3は、バージョンチェックプログラム(VCP81)を起
動し、自動接続共用サーバ10はホストサーバ60に接
続して自分のマシンにインストールされているソフトウ
ェアのパターンIDを取得し、Updateプログラム管理テ
ーブルから対応する自動Updateプログラムをダウンロー
ドし、その自動Updateプログラムを起動する。自動Upda
teプログラムは必要に応じてソフトウェアやアップデー
トパッチなどをダウンロードしながらUpdate処理を行う
(ステップ400)。また、自動接続共用サーバ10のC
PU13は、サービス構成プログラム(SCP82)を起
動し、インターネット44を介してホストサーバ60か
ら自動接続共用サーバ10のサービス構成情報を取得し
て、各サービスを起動する(ステップ500)。この一連
の処理により、自動接続共用サーバ10の設定あるいは
更新が完了し、ユーザは、自動接続共用サーバ10に接
続されたPC31等からインターネット44にアクセス
することが可能となる(ステップ600)。
【0053】このインターネット44へのアクセスは、
自動接続共用サーバ10の電源がOFFされるまで継続
し(ステップ700)、常時接続環境を形成することにな
る。そして、電源がOFFされていない場合には、設定
した時間が経過したか否かが判断され(ステップ80
0)、設定した時間が経過した場合、即ち、設定された
一定の時間毎(例えば、1日に1回或いは1週間に1回)
に、自動接続共用サーバ10はホストサーバ60に接続
し直して、ステップ400からのルーチン処理を行い、
最新バージョンのソフトウェアとサービス構成情報をダ
ウンロードする。このため、自動接続共用サーバ10
は、常時接続の環境にあっても最新バージョンのソフト
ウェアを使用することができ、ファイアオールやウイル
スの対策も最新の情報に基づいて対処することができ
る。重要なセキュリティホールが発覚したような緊急を
要する場合には、ホストサーバ60は、図6に示したよ
うな各自動接続共用サーバ10の固有の設定情報を参照
し、必要と判断される自動接続共用サーバ10に接続し
て、自動接続共用サーバ10内のバージョンチェックプ
ログラム(VCP81)を強制起動する。
【0054】次に、図9に示した各ルーチンの詳細な処
理手順について、図10〜図13を用いて説明する。図
10は、図9のステップ100における処理手順を示し
た図である。自動接続共用サーバ10の電源を投入する
と、CPU13によりPROM14のOS記憶領域21
に格納されているOSが起動し(ステップ101)、この
OSで自動接続共用サーバ10が動作する。次いで、P
ROM14の初期接続記憶領域22に格納されている自
動接続プログラムが自動的に起動する(ステップ10
2)。PROM14の初期接続情報記憶領域23には運
営会社の特定の接続情報(電話番号またはIPアドレス
等)が予め記憶されている。自動接続プログラムは、こ
の隠れた接続情報により、予め設定されているインター
ネットプロバイダである初期設定ISP43のアクセス
ポイント(AP)に接続する(ステップ103)。このアク
セスポイント(AP)は、メンテナンスの運営会社のもの
であり、自動接続共用サーバ10のユーザが契約してあ
るインターネットプロバイダ(ISP42)ではない。こ
の接続は初期設定の情報を入手するための仮接続とな
る。
【0055】次に、初期設定ISP43にて自動接続共
用サーバ10の接続認証が行われ、認証ができた場合に
は、インターネット44との接続が許可される(ステッ
プ104)。この認証は、PROM14の初期接続情報
記憶領域23に記憶されたパスワード自動生成プログラ
ム(自分のMACアドレスからホストサーバ60にある
暗号キーを基に暗号化した値をパスワードとする)で生
成したパスワード、MACアドレスを初期設定ISP4
3に送信することによって行われる。これにより、自動
接続共用サーバ10の工場出荷時は、統一のプログラム
をPROM14に記述すれば良く、各自動接続共用サー
バ10毎に固有のパスワードなどを記録する必要がな
い。
【0056】自動接続共用サーバ10がインターネット
44に接続された後、自動接続プログラムは、初期設定
サーバ50との接続を開始する(ステップ105)。この
接続では、運営会社と契約している自動接続共用サーバ
10であるかどうかを確認するため、初期設定サーバ5
0にてユーザ確認認証が行われる。このユーザ確認認証
は、自動接続共用サーバ10のPROM14の初期接続
情報記憶領域23に記憶され、自動接続共用サーバ10
から送信されたMACアドレス、ユーザID、パスワー
ドなどにより行われる。初期設定サーバ50にて正規の
ユーザである自動接続共用サーバ10と認証されれば、
初期設定サーバ50に接続される(ステップ106)。以
上の処理により、自動接続共用サーバ10は、インター
ネット44を介して初期設定サーバ50に接続すること
ができる。
【0057】図11は、図9のステップ200における
処理手順を示した図である。ステップ100で自動接続
共用サーバ10と初期設定サーバ50のインターネット
接続が完了すると、自動接続共用サーバ10のネットワ
ーク構成プログラム(NCP83)が起動し、初期設定サ
ーバ50に対してその自動接続共用サーバ10が必要と
している設定情報の要求を出力する(ステップ201)。
すると、初期設定サーバ50からは、その要求に応じ
て、自動接続共用サーバ10に特定された新しい設定情
報が送信される(ステップ202)。この新しい設定情報
は、前述した接続の準備段階において、予めユーザやI
SP42から電話、FAX、Eメール、Webぺージ(C
GI Form)などの方法によって、自動接続共用サーバ10
毎の情報として、初期設定サーバ50に記憶されている
内容である。新しい設定情報は、図6に示されたもので
あり、初期設定サーバ50は、ユーザ確認認証により、
対応した記憶領域にあるその自動接続共用サーバ10に
必要な設定情報を呼び出すことになる。そして、送信さ
れた新しい設定情報は、自動接続共用サーバ10内のフ
ラッシュメモリ16やHDD17に記憶される(ステッ
プ203)。
【0058】図12は、図9のステップ300における
処理手順を示した図である。自動接続共用サーバ10
は、設定情報の記憶の処理が終わると、初期設定ISP
43との接続を一時的に遮断し、インターネット44と
の仮接続を終了する(ステップ301)。その後、自動接
続共用サーバ10内の自動接続プログラムが再起動し、
書き換えられた新しい設定情報でインターネット44と
の接続を始める(ステップ302)。このときは、新しい
設定情報により自動接続共用サーバ10が契約している
インターネットプロバイダであるISP42のアクセス
ポイント(AP)が選択される。ISP42は、接続要求
のあった自動接続共用サーバ10の接続認証を行い、認
証できたのであればインターネット44に接続させる
(ステップ303)。この接続認証では、新しい設定情報
によるもので行われ、例えばIPアドレス、MACアド
レス、パスワードにより行われる。これ以降は本接続と
なり、その自動接続共用サーバ10が契約しているプロ
バイダ会社における専用のインターネットプロバイダで
あるISP42と継続して接続される。これ以降の接続
は、常時接続環境であり、この環境は自動接続共用サー
バ10の電源が切断されるまで続く。
【0059】自動接続共用サーバ10がISP42を介
してインターネット44に接続された場合に、インター
ネット接続プログラム88は、最初にホストサーバ60
との接続を要求する(ステップ304)。そして、ホスト
サーバ60では、接続要求をしてきた自動接続共用サー
バ10が運営会社と契約している自動接続共用サーバ1
0であるかどうかを確認するため、ユーザ確認認証が行
われる。ユーザ確認認証では、MACアドレスとユーザ
ID、パスワードなどにより行われ、正規に契約したユ
ーザの自動接続共用サーバ10であれば、ホストサーバ
60に開通することができる。以上の処理により、イン
ターネット44を介して自動接続共用サーバ10とホス
トサーバ60との接続が完了する(ステップ305)。
【0060】自動接続共用サーバ10は、ホストサーバ
60に接続して自分のマシンにインストールされている
ソフトウェアのパターンIDを取得し、Updateプログラ
ム管理テーブルから対応する自動Updateプログラムをダ
ウンロードし、その自動Updateプログラムを起動する。
自動Updateプログラムは必要に応じてソフトウェアやア
ップデートパッチなどをダウンロードしながらUpdate処
理を行う。
【0061】図13は、図9のステップ400における
処理手順を示した図である。自動接続共用サーバ10と
ホストサーバ60との接続が完了すると、自動接続共用
サーバ10のバージョンチェックプログラム(VCP8
1)が起動する(ステップ401)。そして、バージョン
チェックプログラム(VCP81)がインターネット44
を介してホストサーバ60へソフトウェアのバージョン
確認の要求を送信する(ステップ402)。ホストサーバ
60では、契約している自動接続共用サーバ10のユー
ザ確認認証が行われ、ホストサーバ60により自動接続
共用サーバ10との接続が許可される(ステップ40
3)。
【0062】その後、ホストサーバ60では、接続され
た自動接続共用サーバ10のMACアドレスから、対象
となる自動接続共用サーバ10に搭載されているソフト
ウェア/ハードウェアのPattern_IDが取得される(ステッ
プ404)。そして、Pattern_IDからUpdateプログラム
管理テーブルが参照され、パターンに適用すべきアップ
デート情報の重要度が確認される(ステップ405)。そ
の結果、アップデータが必要か否かが判断され(ステッ
プ406)、アップデートが必要な場合に、バージョン
チェックプログラム(VCP81)は、Update Program管
理テーブルに指定される自動アップデートスクリプトを
自動接続共用サーバ10にダウンロードして、そのスク
リプトを実行する(ステップ407)。自動アップデート
スクリプトは、必要に応じてホストサーバ60等から新
バージョンのソフトウェアをダウンロードする(ステッ
プ408)。VCP81は、ダウンロードした自動アッ
プデートスクリプトを使って自動接続共用サーバ10を
最新状態にアップデートする(ステップ409)。VCP
81から実行された自動アップデートスクリプトは、必
要に応じてサービスの再立ち上げ、自動接続共用サーバ
10の再起動を行う(ステップ410)。
【0063】一方、ステップ406で、アップデートが
不要な場合には、バージョンチェックが終了し、自動接
続共用サーバ10は、ホストサーバ60に対して準備が
整った旨を通知する(ステップ411)。このとき、ホス
トサーバ60から自動接続共用サーバ10に接続できる
ように、ネットワーク情報などを通知してもよい。
【0064】尚、重要度とアップデート実施の判断につ
いては、例えば重要度5では、即アップデートが必要と
される。また、例えば重要度4では、早急なアップデー
トが必要であり、ネットワークの混み具合、自動接続共
用サーバ10のその時点での利用率が高くない場合に実
施されるものとすることができる。更に、例えば重要度
3では、アップデートが必要であり、ネットワークが混
んでおらず、かつ、ホストサーバ60と自動接続共用サ
ーバ10との利用率が低いときに実施されるものとする
ことができる。このように、重要度に応じて、アップデ
ート実施を判断することができ、重要度指数とその時点
でのCPU使用率、ネットワーク使用率などの状況を見
て判断するように構成することができる。
【0065】図14は、図9のステップ500における
処理手順を示した図であり、管理会社のメンテナンス業
務に対する処理である。インターネット44との本接続
が完了すると、自動接続共用サーバ10のサービス構成
プログラム(SCP82)が起動し(ステップ501)、イ
ンターネット44を介してホストサーバ60に接続され
る(ステップ502)。ホストサーバ60では、接続要求
をしてきた自動接続共用サーバ10が運営会社と契約し
ている自動接続共用サーバ10であるかどうかを確認す
るためユーザ確認認証が行われ、確認ができればその接
続が許可される(ステップ503)。サービス構成プログ
ラム(SCP82)は、ホストサーバ60からその自動接
続共用サーバ10が必要としているサービス構成情報を
受信し、その情報をフラッシュメモリ16に書き換える
(ステップ504)。書き換えられたサービス情報によ
り、自動接続共用サーバ10は、新しい内容で各サービ
スを起動して動作することになる(ステップ505)。
【0066】このサービスは、各自動接続共用サーバ1
0によって相違し、運営会社との契約内容によって相違
するが、例えば、学校、企業、家庭等にて接続させたく
ないホームページを遮断させるためのコンテンツフィル
タリングソフト、複数のパソコンで同時にインターネッ
ト接続を可能にするためのソフトウェアサーバ、外部か
らの不正アクセスを防御するためのファイアウォール、
一度アクセスしたインターネットコンテンツを一時記憶
しておき、再度同じコンテンツに接続する要求があった
とき、蓄積したデータを自動接続共用サーバ10からP
C31に提供するキャッシュサーバ、新しいウイルスが
発見された時に、そのウイルスを除去するためのウイル
スチェックソフトなどがある。自動接続共用サーバ10
は、取得したサービス構成プログラム(SCP82)をフ
ラッシュメモリ16に記憶し、このプログラムを基に自
動接続共用サーバ10内の各サービスを起動する。
【0067】以上の処理は、停電などによってシステム
ダウンしたときなどに、必要に応じて起動され、自動接
続共用サーバ10からホストサーバ60にアクセスする
ことにより、初期設定、アップデート、サービス構成情
報の更新などを行うことができる。したがって、例えば
システムダウンした場合でも、電源のオン/オフのみ
で、システムダウン前の設定情報をホストサーバ60か
ら取得し、復帰させることができる。この自動接続共用
サーバ10の再起動では、初期接続に必要な情報はPR
OM14に全て記憶させてあり、しかもその記憶は不揮
発性の性格であるため、物理的な破壊が無い限り必ず再
起動することができる。また、障害が発生しても回復す
るために、初期設定等に必要となる時間と手間を少なく
することが可能となる。
【0068】また、ステップ500に示したサービス構
成プログラム(SCP82)による書き換え、および更新
は、一定時間毎に行うことができる。即ち、自動接続共
用サーバ10とインターネット44の常時接続環境にお
いて、一定時間毎に(例えば1日に1回、あるいは1週
間に1回)、自動接続共用サーバ10側からホストサー
バ60にアクセスし、ソフトウェアのアップデートやサ
ービス構成情報の更新を行うように構成しても良い。
【0069】次に、ユーザ側から自動接続共用サーバ1
0の設定情報を変更する場合について説明する。尚、自
動接続共用サーバ10とインターネット44は常時接続
環境にあるものとする。ユーザがネットワークの構成や
サービスの設定を変更しようとする場合には、ユーザが
PC31上のブラウザからホストサーバ60にログイン
する。そして、メールアカウントの作成や、ネットワー
クの設定情報の変更を行う。尚、ユーザが、FAXや電
話で自動接続共用サーバ10を遠隔管理するメンテナン
スの運営会社に変更内容を連絡し、メンテナンスの運営
会社の方でホストサーバ60に対応する情報を設定して
も良い。
【0070】ホストサーバ60は、上記のようにユーザ
から指定された情報を仮登録情報としてホストサーバ6
0内の自動接続共用サーバ管理テーブル66に記録す
る。ホストサーバ60は、この仮登録情報を元に自動接
続共用サーバ10にアクセスし、設定情報の変更処理を
行う。この設定変更処理が成功した場合、仮登録情報を
本登録情報として自動接続共用サーバ管理テーブル66
に再記録する。もし、この更新処理が失敗した場合でも
ホストサーバ60は、対象の自動接続共用サーバ10の
状況を正確に把握することができるため、通常の復旧処
理の後、続けて、先に失敗した更新処理を再度行うこと
ができる。このように、自動接続共用サーバ10の設定
変更は、ユーザが直接実施することはなく、メンテナン
スの運営会社(例えば、ホストサーバ60)によって行わ
れる。
【0071】次に、運営会社側から自動接続共用サーバ
10の設定情報を変更する場合について説明する。尚、
自動接続共用サーバ10とインターネット44は常時接
続環境にあるものとする。ファイアウォールに新しいセ
キュリティホールが見つかった場合や、新しいサービス
プログラムがリリースされた場合、新しいウイルスが見
つかった場合などに、ホストサーバ60が管理している
自動接続共用サーバ10で対象となる自動接続サーバを
抽出し、順次アクセスし、自動接続共用サーバ10にイ
ンストールされているバージョンチェックプログラム
(VCP81)を強制的に起動する。これにより、図9の
ステップ400の処理手順に従って、自動接続共用サー
バ10からホストサーバ60にアクセスし、アップデー
トプログラムをダウンロードする。
【0072】次に、自動接続共用サーバ10におけるキ
ャッシュサーバとしての働きについて説明する。図2に
示すように、この自動接続共用サーバ10にはRAM1
5とHDD17が内蔵してある。これらはキャッシュサ
ーバの作用を行うもので、RAM15とHDD17は、
PC31がインターネット44を介して一度アクセスし
たストリーミングデータを含むインターネットコンテツ
を一時的に蓄積しておくことができる。PC31から再
度同じコンテンツにアクセスする要求があった場合に
は、RAM15又はHDD17に蓄積したコンテンツを
返却すれば良い。蓄積するコンテンツとオリジナルサー
バにあるコンテツの同期は、指定した期間ごとに自動的
に行われたり、PC31側から要求がある度に同期の確
認処理を行うことで、ユーザのPC31には最新のコン
テンツを配信することができる。このキャッシュによる
コンテンツの蓄積により、同じコンテンツを要求するた
めにインターネット44に通信する必要がなくなるた
め、通信回線の消費を節約でき、コンテンツのレスポン
スの時間を短縮することができる。尚、例えば、HDD
17にはキャッシュデータだけが記憶され、自動接続共
用サーバ10の運営に重要なプログラムなどは記憶され
ないように構成することができる。そして、HDD17
に記憶されたデータは何時でも消去できるようにするこ
とができる。
【0073】次に、本実施の形態における変形例につい
て説明する。図15は本実施の形態における第一の変形
例を示した図である。この変形例では、自動接続共用サ
ーバ10の初期設定でインターネット44に接続せず、
専用の初期設定サーバ72で行うものである。公衆回線
網41にはアクセスポイント(AP)71が接続してあ
り、このAP71はメンテナンスの運営会社のものであ
る。このAP71には初期設定サーバ72が専用回線な
どにより直結してあり、初期設定サーバ72は図1で示
した初期設定サーバ50と同様な機能を備えている。
【0074】この構成では、自動接続共用サーバ10の
電源をオンすると、PROM14に記憶させた自動接続
プログラムが起動し、公衆回線網41を介してモデム3
3をAP71に接続させる。AP71に接続されたなら
ば、初期設定サーバ72は自動接続共用サーバ10の接
続認証を行い、メンテナンス契約している自動接続共用
サーバ10であれば接続が許容される。この後、初期設
定サーバ72は、自動接続共用サーバ10のために予め
記憶させてあるネットワークの接続のための接続情報を
送出する。自動接続共用サーバ10は、取得した新しい
接続情報をフラッシュメモリ16に記憶させて、自動接
続共用サーバ10とAP71の接続を一時切断し、仮接
続を終了させる。そして、再度立ち上げて、新しい接続
情報により自動接続共用サーバ10を立ち上げ、インタ
ーネットプロバイダ(ISP42)に接続し、本接続を開
始させる。この後の処理は、図9のステップ300以下
と同様となる。
【0075】図16は、本実施の形態における第二の変
形例を示した図である。この変形例では、メンテナンス
の運営会社が自動接続共用サーバ10の常時接続環境の
プロバイダ会社を兼ねているような事例である。この場
合、モデム33には、公衆回線網41を通じてインター
ネットプロバイダ(ISP42)に接続してあり、ISP
42は、インターネット44を介して初期設定兼用ホス
トサーバ73に接続される。この初期設定兼用ホストサ
ーバ73は、図1におけるホストサーバ60と初期設定
サーバ50の二つの能力を兼ね備えたものである。
【0076】この第二の変形例では、自動接続共用サー
バ10の電源をオンすると、自動接続プログラムにより
ISP42のアクセスポイントに接続され、そのまま常
時接続環境が設定される。次いで、自動接続共用サーバ
10は、初期設定兼用ホストサーバ73に接続要求を行
い、初期設定兼用ホストサーバ73は、ユーザ確認認証
が完了すると予め記憶させてあるネットワーク設定情報
を自動接続共用サーバ10に送出し、その後はソフトウ
ェアのバージョンアップなどの処理を続けて行う。即
ち、図9におけるフローでネットワーク接続の一時的な
中断を行わずに、ステップ100からステップ500ま
での処理を一貫して実施することになる。
【0077】図17は、本実施の形態における第三の変
形例を示した図である。この変形例では、自動接続共用
サーバ10の回線ポート12に2つのモデム(モデム3
3およびモデム37)が接続され、モデム37には、公
衆回線或いは専用回線を介してアクセスポイント(AP)
74が接続され、更に、AP74には専用回線により初
期設定サーバ50が接続されている。この第三の変形例
では、自動接続共用サーバ10の電源を投入して立ち上
げると、先ずモデム37によって自動接続共用サーバ1
0と初期設定サーバ50が接続され、インターネット接
続に必要な接続情報を交信することができる。この構成
であれば、モデム37は通信速度が低速度のモデムを使
用でき、確実にAP74に接続することができる。
【0078】このように、本実施の形態が適用されるイ
ンターネット44への自動接続共用サーバ10では、初
期接続に必要な接続情報は不揮発性の記憶回路(PRO
M14)に記憶させ、その情報によって最初の接続を行
うことができる。この最初の接続情報は、物理的な破壊
によらなければ消去されることはなく、停電により自動
接続共用サーバ10が一時動作を停止したり、何らかの
ソフトウェアの支障により故障したとしても、再度立ち
上げることで自動的に接続させることができる。このた
め、専門の保守要員や技術者を配置せずとも、障害を克
服することができ、何時でも再起動させることができ
る。また、個人の家庭や小規模の企業において常時接続
型のサーバであっても、その復旧を自動的に行うことが
できる。
【0079】また、このサーバの遠隔管理システムで
は、ユーザ側からすれば、運営会社が管理するホスト側
サーバ(初期設定サーバ50およびホストサーバ60)で
サーバの設定を行うことができるので、ユーザは自動接
続共用サーバ10のハードウェアやソフトウェアの設定
を行う必要がなく、インターネット44への接続からメ
ンテナンスまで、常に最良の状態で自動接続共用サーバ
10を維持管理していくことができる。また、自動接続
共用サーバ10がシステムダウンした場合でも、ホスト
側サーバ(初期設定サーバ50)にサーバの設定情報が保
存されているので、簡単な再設定処理により容易にダウ
ン前の状態に復旧させることができる。
【0080】一方、定期的に自動接続共用サーバ10か
らホストサーバ60にアクセスさせたり、あるいは常時
接続環境においてホストサーバ60から自動接続共用サ
ーバ10へのアクセスを可能とすることにより、運営側
から各サーバ(自動接続共用サーバ10)の管理を一元的
に行うことができ、サポートコストを大幅に低減するこ
とができる。また、各サーバ(自動接続共用サーバ10)
のバージョンについてもホストサーバ60側で管理でき
るので、全サーバ(自動接続共用サーバ10)のバージョ
ンアップにも簡単に対応させることができる。
【0081】このようにして、ユーザでは自動接続共用
サーバ10をインターネット44に接続する際に、自ら
初期設定の操作を行う必要がなくなる。そして、常時接
続型の運転では、運営会社によりソフトウェアのバージ
ョンアップやソフトウェアの変更、追加を自動的に行う
ことができ、ユーザは常に最新のソフトウェアでPC3
1やインターネット機器32を操作することができる。
【0082】
【発明の効果】このように、本発明によれば、インター
ネットに接続する接続用サーバの設定を高い確実性で行
うことができる。また、万一、障害などによりサービス
提供不能に陥ったときであっても、容易に復旧させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用される自動接続共用サー
バ遠隔管理システムの全体構成を示す図である。
【図2】 自動接続共用サーバの構成を示した図であ
る。
【図3】 読み出し専用記憶媒体であるPROMにて記
憶されている内容を示した図である。
【図4】 自動接続共用サーバの書き込み可能記憶媒体
に記憶されている内容を示した図である。
【図5】 初期設定サーバの構成を示した図である。
【図6】 初期設定サーバの自動接続共用サーバ管理テ
ーブルに格納された情報の一例を示した図である。
【図7】 ホストサーバの構成を示した図である。
【図8】 (a)〜(e)は、ホストサーバに格納される各
種情報の一例を示した図である。
【図9】 自動接続共用サーバをインターネットに自動
的に接続させ、かつ、メンテナンスの管理を行うための
基本的な処理手順を示した図である。
【図10】 図9のステップ100における処理手順を
示した図である。
【図11】 図9のステップ200における処理手順を
示した図である。
【図12】 図9のステップ300における処理手順を
示した図である。
【図13】 図9のステップ400における処理手順を
示した図である。
【図14】 図9のステップ500における処理手順を
示した図である。
【図15】 本実施の形態における第一の変形例を示し
た図である。
【図16】 本実施の形態における第二の変形例を示し
た図である。
【図17】 本実施の形態における第三の変形例を示し
た図である。
【符号の説明】
10…自動接続共用サーバ、11…LANポート、12
…回線ポート、13…CPU、14…PROM、15…
RAM、16…フラッシュメモリ、17…HDD(Hard
Disk Drive)、21…OS記憶領域、22…初期接続記
憶領域、23…初期接続情報記憶領域、31…パーソナ
ルコンピュータ(PC)、32…インターネット機器、3
3…モデム、41…公衆回線網、42…インターネット
プロバイダ(ISP)、43…初期設定ISP、44…イ
ンターネット、50…初期設定サーバ、51…OS、5
2…ユーザサーバ認証プログラム、53…ユーザサーバ
設定情報取得プログラム、55…自動接続共用サーバ管
理テーブル、60…ホストサーバ、61…OS、62…
ソフトウェアアップデート管理プログラム、63…イン
ストールパターン管理プログラム、64…アップデート
実施判断プログラム、65…ユーザサーバ認証プログラ
ム、66…自動接続共用サーバ管理テーブル、67…ソ
フトウェアアップデート情報、68…インストールパタ
ーン管理テーブル、69…ソフトウェアライブラリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AE23 BC00 5B089 GA11 HA06 HA10 JB07 JB22 KA12 KA13 KB04 KB10 KC58 KG05 KG10 5K101 KK20 MM07 NN18 NN21 PP03 RR19 VV04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末をLAN接続可能であると共
    に、インターネットに接続するインターネット接続サー
    バであって、 予め設定された初期接続情報に基づいて、初期設定用サ
    ーバとの接続を開始する接続開始手段と、 前記接続開始手段により接続が開始された前記初期設定
    用サーバから本接続に必要な設定情報を取得する設定情
    報取得手段と、 前記接続開始手段により開始された接続を切断する切断
    手段と、 前記設定情報取得手段により取得された前記設定情報に
    基づいて本接続を開始する本接続開始手段とを備えるこ
    とを特徴とするインターネット接続サーバ。
  2. 【請求項2】 前記設定情報取得手段は、ユーザ契約し
    ているインターネットプロバイダに対する接続情報を取
    得し、 前記本接続開始手段は、前記接続情報に基づいて前記イ
    ンターネットプロバイダに接続することを特徴とする請
    求項1記載のインターネット接続サーバ。
  3. 【請求項3】 前記本接続開始手段により本接続が開始
    されたホストサーバからバージョンアップされたソフト
    ウェアをダウンロードするダウンロード手段を更に備
    え、 前記ダウンロード手段によりダウンロードされた前記ソ
    フトウェアにより動作することを特徴とする請求項1記
    載のインターネット接続サーバ。
  4. 【請求項4】 複数の端末をLAN接続可能であると共
    に、インターネットに接続するインターネット接続サー
    バであって、 予め設定された初期情報として前記インターネットに最
    初に接続するための情報が格納された不揮発性メモリ
    と、 前記不揮発性メモリに記憶された情報に基づいて前記イ
    ンターネットに接続されたサーバから得られたネットワ
    ーク設定情報を格納する書き込み可能記憶媒体とを備え
    たことを特徴とするインターネット接続サーバ。
  5. 【請求項5】 前記不揮発性メモリは、初期設定のため
    のインターネットプロバイダに対して仮接続を実行する
    ための情報が格納されていることを特徴とする請求項4
    記載のインターネット接続サーバ。
  6. 【請求項6】 ユーザであるインターネット接続サーバ
    毎に固有な情報であるネットワーク設定情報を保持する
    設定情報保持手段と、 インターネット接続要求のあったインターネット接続サ
    ーバが、契約している正規のユーザであるか否かを確認
    するユーザ確認認証手段と、 前記ユーザ確認認証手段により正規のユーザであると判
    断された場合に、前記インターネット接続要求のあった
    インターネット接続サーバに対して前記設定情報保持手
    段に保持された当該インターネット接続サーバのネット
    ワーク設定情報を送信するネットワーク設定情報送信手
    段とを備えることを特徴とする初期設定サーバ。
  7. 【請求項7】 ユーザであるインターネット接続サーバ
    を遠隔管理するホストサーバであって、 前記インターネット接続サーバの動作に必要なソフトウ
    ェアと当該ソフトウェアの更新情報を保持するソフトウ
    ェア情報保持手段と、 所定のインターネット接続サーバからバージョン確認要
    求を受信する確認要求受信手段と、 前記確認要求受信手段によりバージョン確認要求のあっ
    た前記インターネット接続サーバに対して、前記ソフト
    ウェア情報保持手段に保持されている最新のソフトウェ
    アバージョン情報を送信するバージョン情報送信手段
    と、 前記インターネット接続サーバからの要求に基づいて、
    前記ソフトウェア情報保持手段に保持された所定のソフ
    トウェアを提供するソフトウェア提供手段とを備えるこ
    とを特徴とするホストサーバ。
  8. 【請求項8】 前記確認要求受信手段によりバージョン
    確認要求を受信した前記インターネット接続サーバが、
    契約している正規のユーザであるか否かを確認するユー
    ザ確認認証手段を更に備えたことを特徴とする請求項7
    記載のホストサーバ。
  9. 【請求項9】 ユーザであるインターネット接続サーバ
    を遠隔管理するホストサーバであって、 所定のインターネット接続サーバから接続要求を受信す
    る接続要求受信手段と、 前記所定のインターネット接続サーバが、契約している
    正規のユーザであるか否かを確認するユーザ認証確認手
    段と、 前記ユーザ認証確認手段により正規のユーザであると確
    認される場合にインターネット接続サーバのサービス構
    成情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする
    ホストサーバ。
  10. 【請求項10】 複数の端末をLAN接続可能であると
    共にインターネットに接続するインターネット接続サー
    バと、 前記インターネット接続サーバに予め設定された初期接
    続情報に基づいて接続されるアクセスポイントを備える
    初期設定インターネットプロバイダと、 前記インターネット接続サーバが本接続をするのに必要
    なネットワーク設定情報を保持する初期設定サーバとを
    備え、 前記初期設定インターネットプロバイダは、接続要求の
    あった前記インターネット接続サーバの接続認証を行
    い、認証できた場合にインターネットに接続させ、 前記初期設定サーバは、接続要求のあった前記インター
    ネット接続サーバが契約しているサーバであるか否かの
    ユーザ確認認証を行い、認証できた場合に、前記初期設
    定インターネットプロバイダを経由して当該インターネ
    ット接続サーバに前記ネットワーク設定情報を提供する
    ことを特徴とするインターネット接続サーバの遠隔管理
    システム。
  11. 【請求項11】 前記インターネット接続サーバは、前
    記初期設定サーバから前記ネットワーク設定情報が得ら
    れた後に、前記初期設定インターネットプロバイダとの
    接続を一時的に遮断し、当該ネットワーク設定情報に基
    づいて新たな接続を要求することを特徴とする請求項1
    0記載のインターネット接続サーバの遠隔管理システ
    ム。
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