JP2003086875A - ファイバグレーティングを用いた波長ロッカー及び光通信システム - Google Patents

ファイバグレーティングを用いた波長ロッカー及び光通信システム

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JP2003086875A
JP2003086875A JP2001275359A JP2001275359A JP2003086875A JP 2003086875 A JP2003086875 A JP 2003086875A JP 2001275359 A JP2001275359 A JP 2001275359A JP 2001275359 A JP2001275359 A JP 2001275359A JP 2003086875 A JP2003086875 A JP 2003086875A
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fiber
light
optical
fiber grating
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Junichiro Ichikawa
潤一郎 市川
Takeshi Sakai
猛 坂井
Masayuki Ichioka
雅之 市岡
Hitoshi Oguri
均 小栗
Kenichi Kubodera
憲一 久保寺
Noritaka Hara
徳隆 原
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成で波長をロックすることのでき
る、ファイバグレーティングを用いた波長ロッカー及び
光通信システムを提供する。 【解決手段】 所定の屈折率を有するコア111aとコ
ア111aの屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド
111bで構成される光ファイバ111に、光ファイバ
111の光軸AXに対して屈折率変化部が傾斜して設け
られているファイバグレーティング121と;ファイバ
グレーティング121のコア111aの外側に形成され
た透明部材131と;透明部材131の外側に、光軸A
Xに沿う方向に並べて設けられた2以上の光検出器PD
1、PD2とを備える波長ロッカー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバグレーテ
ィングを用いた波長ロッカー及び光通信システムに関
し、特に単純な構成で波長をロックすることのできる、
ファイバグレーティングを用いた波長ロッカー及び光通
信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図11のフローチャートに示
すような波長制御装置が用いられていた。この装置で
は、光デバイス1からの光をファイバ2を通して出力
し、これを光分波器3でファイバ4とファイバ5に分岐
している。主信号8aはファイバ4を通して伝達され、
主信号8aから一部の信号を導き出し、モニタ信号8b
として、ファイバ5を通して取り出す。ファイバ5に
は、ファイバブラッググレーティング(以下「FBG」
又は単に「ファイバーグレーティング」という)6が設
けられており、特定の波長の光だけがここを透過し、残
りの光8cは反射される。透過した光は、光検出器PD
aにより強度が検出されて電気信号に変換され、その電
気信号は光デバイス1に接続された波長調整部7に取り
込まれ、光デバイス1の発信する光の波長を一定に維持
するように調整していた。このとき、光検出器PDaの
検出する光の強さは波長の変化だけではなく、モニタ信
号8bの強度変動の影響も受ける。それを補償するため
に、ファイバ5に光分波器9を設けてファイバ5’に分
岐してリファレンス光を取りだし、ファイバ5’に別の
光検出器PDbを設けていた。この光検出器PDbの検
出信号で光検出器PDaの検出信号を除す等の方法によ
り、主信号8aひいてはモニタ信号8bの強度変動を補
償していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな従来の波長ロッカーでは、モニタ信号を取り出すた
めのファイバからさらにレファレンス光を取り出す光分
波器を必要としており、構造が複雑になりがちであっ
た。またそのような従来の波長ロッカーを光通信システ
ムで利用するとすれば、各レーザーモジュールで発生す
る光の波長をそれぞれ一定の値にロックするために、余
分な光分波器を備える必要があり、構造が複雑となると
いう問題があった。
【0004】そこで本発明は、単純な構成で波長をロッ
クすることのできる、ファイバグレーティングを用いた
波長ロッカー及び光通信システムを提供することを目的
にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による波長ロッカーは、例えば
図1に示すように、所定の屈折率を有するコア111a
とコア111aの屈折率よりも低い屈折率を有するクラ
ッド111bで構成される光ファイバ111に、光ファ
イバ111の光軸AXに対して屈折率変化部が傾斜して
設けられているファイバグレーティング121と;ファ
イバグレーティング121のコア111aの外側に形成
された透明部材131と;透明部材131の外側に、光
軸AXに沿う方向に並べて設けられた2以上の光検出器
PD1、PD2とを備える。透明部材の屈折率は、典型
的にはクラッドの屈折率とほぼ等しいか又はより高い屈
折率とする。透明部材は例えば透明な接着材で形成す
る。クラッドと光検出器との間にある程度の間隔を持た
せるように透明部材の厚さを定める。
【0006】このように構成すると、光ファイバの光軸
に対して屈折率変化部が傾斜して設けられているファイ
バグレーティングと、ファイバグレーティングのコアの
外側に形成された透明部材とを備えるので、コアを伝わ
る信号光の一部を反射させ外部に取り出すことができ
る。また透明部材の外側に、光軸に沿う方向に並べて設
けられた2以上の光検出器を備えるので、外部に取り出
された光の光量を検出することができる。
【0007】また請求項2に記載のように、請求項1に
記載の波長ロッカーでは、前記2以上の光検出器PD
1、PD2の出力を比較して、ファイバグレーティング
111で反射される光の波長を制御するコントローラ1
43を備えるようにしてもよい。
【0008】また請求項3に記載のように、請求項1ま
たは請求項2に記載の波長ロッカーでは、ファイバグレ
ーティング121を、例えば図7に示すように、光ファ
イバ111の光軸AX方向に直列に複数備え、前記複数
のファイバグレーティングの反射光波長が互いに異なる
ようにしてもよい。
【0009】上記目的を達成するために、請求項4に係
る発明による光通信システムは、例えば図10に示すよ
うに、請求項3に記載の波長ロッカー166と;複数の
レーザモジュール151〜153と;複数のレーザモジ
ュール151〜153からの信号光を束ねる光合波器1
61とを備え;複数のファイバグレーティングは、光合
波器161の出力側の光ファイバに形成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符
号を付し、重複した説明は省略する。
【0011】図1の模式的断面図を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図中、所定の屈折率を有するコア
111aとコア111aの屈折率よりも低い屈折率を有
するクラッド111bで構成される光ファイバ111
に、光ファイバ111の光軸AX、即ちコア111aの
中心軸線に対して傾斜して、軸線方向に所定の間隔をも
って複数の屈折率変化部が設けられている。この複数の
屈折率変化部は、所定の波長の光を反射し残りの波長の
光を透過する、いわゆるファイバグレーティング121
を構成している。所定の波長は、前記複数の屈折率変化
部の軸線方向の間隔、すなわち周期によって定まる。屈
折率変化部の傾斜の角度は、軸線直角方向に対してθと
する(以下特にことわらない限り角度は「軸線直角方向
に対する」ものとする)。
【0012】ファイバーグレーティング121の外側、
クラッド111bの外周側には、透明部材131が形成
されている。透明部材131の屈折率はクラッド111
bの屈折率と同等以上とする。透明部材131の屈折率
はコア111aの屈折率としてもよい。なお本図は説明
のために各部を誇張して描いてあり、透明部材131の
厚さとファイバーグレーティング111の太さの比等は
実際とは異なる。透明部材131は、ファイバー111
と同じ材質としてもよい。即ちガラス材であってもよい
し合成樹脂材であってもい。また前記のような屈折率を
有する接着材により形成してもよい。
【0013】以上、透明部材131はクラッド111b
の外周に形成するものとして説明したが、さらに実際的
には(c)の部分断面図に図示するように、クラッド1
11bを所定の区間だけ剥ぎ取ってコア111aを露出
させ、剥き出しになったコア部分とその前後のクラッド
部分とを包み込むように、補強用透明部材130を形成
し、該補強用透明部材130の外側に透明部材131を
形成してもよい。補強用透明部材130は、透明部材1
31と同等の屈折率の材料を用い、クラッドよりも外径
の大きな円筒状に形成する。このように構成すると、高
い補強効果が得られる。また、補強用透明部材130を
透明部材131と一体に構成して、透明部材131をコ
ア111aに直接取りつけた構造としてもよい。なおフ
ァイバーグレーティング121の長さについては、ここ
では最初の屈折率変化部から最後の屈折率変化部までの
距離Lは、約1〜5mmとする。透明部材131の長
さ、厚さは、L、θに応じて適切な値とする。
【0014】透明部材131の外側、光軸AXに直角な
方向に対して2θの角度をもって平面131aが形成さ
れており、平面131aには、2個の光検出器PD1、
PD2が取りつけられている。光検出器PD1、PD2
は、ファイバーグレーティング121の中心から2θの
角度で引いた直線と平面131aの交点131aaに対
して対称に配置されている。
【0015】光検出器PD1、PD2からの信号線はそ
れぞれ演算器141に接続されている。演算器141は
受信した信号の差算を行うものである。
【0016】図1(a)模式的断面図を参照して本発明
の実施の形態の作用を説明する。光ファイバー111の
コア111aを通してファイバーグレーティング121
に入射した光LLは、その一部がファイバーグレーティ
ング121で反射される。光LLの波長がファイバーグ
レーティング121の屈折率変化部の周期に対して所定
の関係にある波長λLCであるとき、反射光は最も強
く、その方向は角度2θである。また光LLの波長がλ
LCよりも長い波長λLC+αのときは、角度2θより
も大きい角度で反射され、短い波長λLC−αのとき
は、角度2θよりも小さい角度で反射される。また角度
2θよりも大きい角度または小さい角度で反射される光
(波長λLC+αまたは波長λLC−αの光)は、角度
2θの方向に反射される波長λLCの光よりも強度が低
い。前記所定の関係は次の式で示されるような関係であ
る。 2neffΛ/cosθ=λ
【0017】ここで、neffはコア111aの実効屈
折率、Λは屈折率変化部の間隔(周期)、λは光LLの
波長である。実効屈折率とは、光ファイバのコア中を光
はジグザグに反射しながら伝搬することから導かれる概
念である。即ち、ジグザグに進む光の進行方向と光ファ
イバの中心軸線との角度をαとすれば、neff=n・
cosα の関係がある。即ち光線が光ファイバ軸に沿
って直線的に伝搬したと想定すると、光線の位相速度は
見かけ上大きくなる。
【0018】上式を使ってθとλLCとの関係を表わせ
ば、下記の通りとなる。 2neffΛ/cosθ=λLC 2neffΛ/cos(θ+Δθ)=λLC+Δλ 即ち、グレーティングが角度θだけ傾斜しているときの
反射の中心波長はλ であり、角度2θの方向に反射
される。次に中心波長λLCから波長が±Δλだけずれ
ると、反射方向は±Δθだけ変化する。
【0019】このような構成においては、光検出器PD
1、PD2の信号の強さの差を演算器141で検出し、
両信号の強さが等しくなるように光LLの波長を調節す
ることにより、光LLの波長をλLCにロックすること
ができる。ここでは光LLは単波長の光としているが、
これは一つのファイバーグレーティングを取り出して考
えているためである。実際には、後で説明するように、
複数のファイバーグレーティングを直列に連ねるシステ
ムの場合、光LLは多波長の光となる。そのような場合
は、光LLの波長はλLC1、λLC2、λLC3・・
にロックされる。
【0020】光検出器PD1、PD2は、交点131a
aに対してできるだけ対称に近く配置するのが好ましい
が、多少ずれていても、その位置で定まる波長λLC
にロックすることができる。また、光検出器PD1、P
D2からの信号が等しくなるように調節する場合で説明
したが、これに限らずある一定の関係となるように調節
すればよい。両者が等しくなくても、一定の関係であれ
ば、ロックしたい波長をλLCまたはλLC’からずれ
た所定の波長に設定することができる。
【0021】光検出器PD1、PD2は、平面131a
に取りつけるものとして説明したが、光検出器PD1、
PD2の受光面の法線がファイバーグレーティング12
1の中心を通るように、面131aを2つの平面からな
るように構成してもよい。
【0022】このように本実施の形態によれば、光の波
長の変化は光の反射方向の変化として表れ、ひいては光
検出器PD1、PD2での受光量の比率の変化として表
れる。したがって、信号光の強度変化を補償するための
リファレンス光が不要であり、したがってそのための光
分波器、リファレンス光回路が不要となる。
【0023】図1(b)の模式的断面図を参照して、別
の実施の形態を説明する。この実施の形態では、透明部
材131の代わりに透明部材132が使われている。透
明部材132には、透明部材131の平面131aに対
応する面132aが、ファイバーグレーティング121
の中心を中心とする半径rの円弧状に形成されている。
面132aには、受光面142aが面132aに沿うよ
うに円弧状に形成された光検出器としてのCCD142
が取りつけられている。このように構成すると、CCD
からの信号に基いて光LLの波長を調節すれば、(a)
の場合と同様に、光LLの波長をロックすることができ
る。
【0024】図2の線図を参照して、入射する光LLの
波長とファイバーグレーティング121で反射される反
射光の光量の関係を説明する。この線図は、屈折率変化
部が傾斜していないファイバーグレーティング(θ=0
の場合)の反射光の特性を示すものであるが、入射光の
波長と反射光の波長との関係は同様なので、便宜上本図
を用いて説明する。反射光の波長λは、先に説明した
式、2neffΛ/cosθ=λで定まる。本線図の場
合、ここで使用されたファイバーグレーティングでは、
波長1546.20nm前後を除く波長の光がほとんど
全て透過し、波長1546.20前後の波長の光がほと
んど全て反射されている。
【0025】図3のフローチャートを参照して、波長を
ロックする制御システムの一例を説明する。光検出器P
D1、PD2から電線を通してそれぞれ伝送される電気
信号は演算器としての減算器141に導かれる。光検出
器PD1、PD2から電線を通して伝送される電気信号
は、不図示のゲイン調整器でゲイン調整された上で、参
照信号として減算器141に導くようにしてもよい。こ
のように構成すると、光検出器PD1、PD2で受光さ
れる光の強さを等しくするだけでなく、一定の関係にす
ることもできる。減算器141で減算された結果は、電
線を通して制御装置143にフィードバックされる。
【0026】制御装置143では、導かれた信号がゼロ
になるように光源144が発信するレーザ光の波長を調
節する。調節する波長は、不図示のゲイン調整器で与え
るゲインKを定めることにより、所定の波長に設定する
ことができる。
【0027】図4の模式的断面図を参照して、別の実施
の形態を説明する。この実施の形態で使用するファイバ
ーグレーティングは、いわゆるチャープトFBG(Chir
ped-FBG)122である。チャープトFBG122は、
屈折率変化部の間隔(周期)が、光ファイバーの光軸に
沿って僅かずつ変化しているファイバーグレーティング
である。すなわち(b)の線図に示すように、一群の屈
折率変化部の最初の変化部(図中左端)部分の周期をΛ
1、最後の変化部(図中右端)部分の周期をΛ2とした
とき、左端から右端に向かって周期Λが、直線状に単調
に増加している。またこの実施例では、2θ=10度
(θ=5度)、透明部材133の光軸直角方向の厚さd
=1mmとしてある。この例では、光検出器PDを取り
つける面133aは、光軸に平行な平面に作ってある。
この面133aと、図中チャープトFBG122の左端
から、10度の角度で引いた直線との交点に光検出器P
D1、同様にチャープトFBG122の右端から、10
度の角度で引いた直線との交点に光検出器PD5を取り
つけ、その2個の光検出器の間に3個の光検出器PD2
〜PD4を配置し、都合5個の光検出器を設けてある。
【0028】このような構成のチャープトFBG122
では、図中左端部分で周期Λ1に対応する波長λ1(=
2neffΛ1/cosθ)の光が10度の角度の方向
に反射され、光検出器PD1に入射する。同様に図中右
端では、周期Λ2に対応する波長λ2(=2neffΛ
2/cosθ)の光が10度の角度の方向に反射され、
光検出器PD5に入射する。
【0029】したがって、チャ−プトFBG122を用
いれば、1本の光ファイバに設けられた1つのFBG
で、複数の波長の光をロックすることができる。
【0030】図5の平面図を参照して光検出器(PD1
〜PD5)とチャープトFBG122で反射された光ビ
ームとの関係を説明する。本図は光検出器の受光面方向
から見た平面図である。各光検出器は、1mm×1mm
の大きさを有し、受光部の直径は0.8mmである。
【0031】このような構造のチャープトFBGでは、
ビームの直径は次式で表わされる。 a(λ)=2λd/(π・nglass・acore
sinθ) b(λ)=2λd/(π・nglass・acore
sinθ) ここで、 a(λ):ビーム短径 b(λ):ビーム長径 λ:ビームの波長 d:透明部材の厚さ π:円周率 nglass:ファイバコアの屈折率 acore:ファイバのコア径
【0032】図6の模式的断面図を参照して、図4、図
5に示したチャープトFBG122の具体例を説明す
る。この実施例では、光ファイバの直径は0.126m
m、チャープトFBG122の長さLは5mmとした。
上式に具体的な数値を代入して本実施例の場合のビーム
径(ビームの強度が1/eになるときの直径)を計算
すると、1.3mm(短径)×7.5mm(長径)とな
る。受光部の直径は0.8mmであるから、ビーム径は
受光径をカバーして少し余る程度の直径となっている。
長径は受光径と比較すると長いが、ビームの強度はガウ
シアン分布となっており、最高強度の部分が中央部にあ
るので、光検出器でビームの中央部を検出して調節すれ
ば差し支えない。ここでeは自然対数の底数であり、e
≒2.718である。
【0033】図7の模式図を参照して、本発明のさらに
別の実施の形態を説明する。(a)に示す実施の形態で
は、光ファイバ111に、透明部材の周期のそれぞれ異
なる複数(図示は3個)のファイバーグレーティング
を、適切な間隔で、直列に配置してある。各ファイバー
グレーティングにそれぞれ透明部材134、135、1
36を形成してある。また各透明部材には、図1で説明
したように光検出器が2個ずつ取りつけてある。このよ
うに構成すると、各ファイバーグレーティングの透明部
材の周期に対応した波長λ1、λ2、λ3の光が反射さ
れ、既に説明したような機構により、それぞれの波長に
ロックできる。
【0034】(b)に示す実施の形態では、光ファイバ
111にチャープトFBG122を形成し、その外側に
既に説明したように透明部材137を形成する。屈折率
変化部の傾斜角度はθとする。また透明部材137内に
は、光ファイバの光軸方向に適切な間隔をおいて光遮蔽
面145a、145b、145c・・を設けて、透明部
材137を複数のブロックに分割する。光遮蔽面は、2
θの角度で設ける。光遮蔽面145aと145bとで挟
まれたブロック137aと、遮蔽面145bと145c
とで挟まれたブロック137bとの間では、光の行き来
がないように構成する。また各ブロック137a、13
7b・・の外側面には、既に説明したような態様で光検
出器PDを取りつける。
【0035】このように構成すると、各ブロックに、対
応するチャープトFBGの屈折率変化部の周期で定まる
波長が、光検出器に受光される。各波長の光は、遮蔽面
で分離されるので、隣の光の影響を受けることなく、そ
れぞれの光量を正確に計測することができる。各ブロッ
クには、2個1対の光検出器を取り付けてもよいし、各
ブロックに1個の光検出器を取りつけて、隣同士2個の
光検出器を1対として、図1の光検出器PD1、PD2
のように用いてもよい。
【0036】(b)の場合、ファイバーグレーティング
は、チャープトFBGとして説明したが、各ブロック毎
に屈折率変化部の周期を一定の周期のものとし、信号光
の進む方向、即ち図中左から右に行くにつれて、各ブロ
ックに対応する周期を広げるようにしてもよい。
【0037】図8の模式的断面図を参照して、別の実施
の形態を説明する。この実施の形態では、透明部材13
8の平面138aに、図1の2個の光検出器の代わり
に、3個以上(本図では5個PD1〜PD5)の光検出
器を取りつけてある。ファイバーグレーティング121
から2θの位置に光検出器PD3を配置し、その前後に
PD1、PD2、PD4、PD5が配置されている。フ
ァイバーグレーティング121は、比較的短い部分に形
成されており、光検出器PD1〜PD5の配置の広がり
からみれば、点光源とみることができる。
【0038】このような構成において、光ファイバ11
1の信号光LLの波長λがλLCであるときは、(c)
に示すように光検出器PD3の受光光の強度V3(検出
器の出力で表現)が一番大きく、PD2の受光光の強度
V2とPD4の受光光の強度V4がそれに次ぎ、PD1
の受光光の強度V1とPD5の受光光の強度V5が一番
小さくなる。これらの強度は、V3を中心としてほぼ対
称に分布している。
【0039】光ファイバ111の信号光LLの波長λが
λLCより短い波長λ1であるときは、(b)に示すよ
うに、最高強度を受光する光検出器は光検出器PD3よ
り図中左にずれる。例えば、光検出器PD1の受光光の
強度V1が一番大きく、以下光検出器PD2からPD5
まで順番に小さくなる。
【0040】光ファイバ111の信号光LLの波長λが
λLCより長い波長λ2であるときは、(d)に示すよ
うに、(b)の場合の逆になる。即ち、最高強度を受光
する光検出器は光検出器PD3より図中右にずれて、例
えば、光検出器PD5の受光光の強度V5が一番大き
く、以下光検出器PD4からPD1まで順番に小さくな
る。
【0041】このように3個以上の光検出器の出力を検
出し、中央の光検出器の出力が最大になるように調節す
れば、信号光を所定の波長にロックすることができる。
【0042】このとき光検出器の出力に重みa1、a
2、a3、a4、a5を付けてもよい。即ち、P1=a
1・V1+a2・V2+a3・V3+a4・V4+a5
・V5とする。このときa1からa5まで単調増加また
は単調減少の値とする。例えば、a1=5、a2=1
0、a3=15、a4=20、a5=25のようにす
る。このようにすれば、P1の大小で波長λがλLC
り長いか短いかを判定できる。さらにP2=(a1・V
1+a2・V2+a3・V3+a4・V4+a5・V
5)/(V1+V2+V3+V4+V5)とすれば、光
LLの強度が何らかの理由で変化したとしても、P2の
値には影響を与えないので、P2の大小で正確に波長の
変化を検出することができる。
【0043】図9の模式図を参照して、光検出器の例を
説明する。(a)は正方形の光検出器を2個並べた平面
図である。以上の実施の形態では、このような光検出器
(3個以上であっても同様)を用いるものとして説明し
た。(b)は、長方形の光検出器を対角線で区切って2
個の光検出器とした組合せ光検出器の平面図である。こ
のような光検出器では、2個の光検出器の受光面が、組
合せ光検出器の長手方向に沿って小から大(又は小から
大)に徐々に変化するような構成であるので、ビーム位
置の変化が連続的に検出され都合がよい。
【0044】図10のフローチャートを参照して、以上
説明した波長ロッカーを用いた光通信システムを説明す
る。本実施の形態の光通信システムは、(a)に示すよ
うに、複数のレーザーモジュールLM151〜153、
それらからの光を導く複数の光ファイバを連結して光フ
ァイバ111に統合する合波器161、光ファイバ11
1から参照光用の光ファイバ112を分岐する分波器1
62、光ファイバ111を、利用端末側で複数光ファイ
バに分岐する分波器163、分岐された複数の光ファイ
バに接続された複数の光電変換器(O/E)156〜1
58を含んで構成されている。各光電変換器では光信号
が電気信号に変換され、その電気信号は、例えばパソコ
ン等の各端末機器で利用される。
【0045】光ファイバ112には複数のファイバーグ
レーティング166が形成されており、各ファイバーグ
レーティングからは対応するレーザーモジュールLMに
演算器(差算器)からの信号がフィードバックされる。
このようにして、各レーザーモジュールLMからの光の
波長は所望の値に調節され、すなわちロックされる。な
お本図では、波長ロッカーの構成部品である透明部材、
光検出器、演算器は図示を省略し、ファイバーグレーテ
ィング166として図示してある。
【0046】(b)を参照して、別の実施の形態の光通
信システムを説明する。(a)と異なるのは、分波器1
62及び参照光用の光ファイバ112が備えられていな
い点である。ここでは(a)と共通のレーザーモジュー
ル、光電変換器は図示を省略してある。ファイバーグレ
ーティング167は、信号光用の光ファイバ111に直
接形成されている。傾斜ファイバーグレーティングで
は、反射して外部に取り出される光は僅かであるので、
このように信号光用の光ファイバに形成することもでき
る。
【0047】なおファイバーグレーティングを製造する
には、光ファイバのコア111aの材料として、例えば
紫外線を照射すると屈折率が変化する材料、例えばGe
を含有するものを用いる。特にGeOを含む材料
は、紫外線を照射すると露光した部分の屈折率が露光し
なかった部分に比較して高くなる。
【0048】その光ファイバに、位相マスク法により回
折パターンを転写する。位相マスク法とは、屈折率変化
の周期に合わせたスロットを有するマスクを通して光フ
ァイバに、側面から光を照射する方法である。
【0049】このとき、スロットの周期を短から長にし
た位相マスクを用いることにより、屈折率変化の周期を
徐々に変化、例えば増大させることができる。
【0050】さらに位相マスクのスロットを長手方向に
対して直角ではなく、直角から傾斜させておけば、屈折
率変化部がファイバ111の光軸(コア111aの中心
軸線)に対して直角ではなく、直角から傾斜して設けら
れたものを得ることができる。傾斜角度を大きくすると
偏波分散損失PDL(Polarization Dispersion Loss)
が大きくなるので、反射と偏波分散損失を考えて、FB
Gの角度は決定する。
【0051】以上説明したように、本発明の実施の形態
による波長ロッカーによれば、ファイバーグレーティン
グを1本の光ファイバに直列に形成することができ、ま
た信号光用の光ファイバに形成することもでき、構造が
単純で製造も容易でコストも低減することができる。ま
たこのような波長ロッカーを用いた本発明の実施の形態
の光通信システムによれば、構造が単純で製造も容易で
コスト低減も可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光ファ
イバの光軸に対して屈折率変化部が傾斜して設けられて
いるファイバグレーティングと、ファイバグレーティン
グのクラッドの外側に形成された透明部材とを備えるの
で、コアを伝わる信号光の一部を反射させ外部に取り出
すことができる。また透明部材の外側に、光軸に沿う方
向に並べて設けられた2以上の光検出器を備えるので、
外部に取り出された光の光量を検出することができる。
このようにして、単純な構成で波長をロックすることの
できる、ファイバグレーティングを用いた波長ロッカー
及び光通信システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である波長ロッカー用ファ
イバーグレーティング部分を示す模式的断面図である。
【図2】ファイバグレーティングにおける波長と反射光
の強さの関係を示す線図である。
【図3】本発明の実施の形態である波長ロッカーの原理
を説明するフローチャートである。
【図4】本発明の別の実施の形態である波長ロッカー用
ファイバーグレーティング部分を示す模式的断面図であ
る。
【図5】図4のファイバーグレーティングの反射光を受
光する光検出器を受光面方向から見た平面図である。
【図6】図4のファイバーグレーティングをさらに詳細
に説明する模式的断面図である。
【図7】本発明のさらに別の実施の形態である波長ロッ
カー用ファイバーグレーティング部分を示す模式的断面
図である。
【図8】本発明のさらに別の実施の形態である波長ロッ
カー用ファイバーグレーティング部分を示す模式的断面
図である。
【図9】本発明の実施の形態に用いる光検出器の例を説
明する平面図である。
【図10】本発明の実施の形態である光通信システムの
フローチャートである。
【図11】従来の波長ロッカーと従来の光通信システム
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
111 光ファイバー 111a コア 111b クラッド 121 ファイバーグレーティング 122 チャープトファイバーグレーティング 130 補強用透明部材 131〜138 透明部材 141 演算器 142 CCD 143 制御装置 144 光源 145a〜145c 遮蔽面 151〜153 レーザーモジュール 156〜158 光電変換器 161 合波器 162、163 分波器 166、167 ファイバーグレーティング PD1〜PD5 光検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/14 (72)発明者 市岡 雅之 東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪 セメント株式会社内 (72)発明者 小栗 均 東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪 セメント株式会社内 (72)発明者 久保寺 憲一 東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪 セメント株式会社内 (72)発明者 原 徳隆 東京都千代田区六番町6番地28 住友大阪 セメント株式会社内 Fターム(参考) 2H050 AB05X AC82 AC84 AD00 5F072 HH05 KK07 KK30 YY15 5F073 BA01 EA03 FA01 GA02 GA12 5K002 AA01 BA02 CA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の屈折率を有するコアと前記コアの
    屈折率よりも低い屈折率を有するクラッドで構成される
    光ファイバに、前記光ファイバの光軸に対して屈折率変
    化部が傾斜して設けられているファイバグレーティング
    と;前記ファイバグレーティングの前記コアの外側に形
    成された透明部材と;前記透明部材の外側に、前記光軸
    に沿う方向に並べて設けられた2以上の光検出器とを備
    える;波長ロッカー。
  2. 【請求項2】 前記2以上の光検出器の出力を比較し
    て、前記ファイバグレーティングで反射される光の波長
    を制御するコントローラを備える、請求項1に記載の波
    長ロッカー。
  3. 【請求項3】 前記ファイバグレーティングを、前記光
    ファイバの光軸方向に直列に複数備え、前記複数のファ
    イバグレーティングの反射光波長が互いに異なる、請求
    項1または請求項2に記載の波長ロッカー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の波長ロッカーと;複数
    のレーザモジュールと;前記複数のレーザモジュールか
    らの信号光を束ねる光合波器とを備え;前記複数のファ
    イバグレーティングは、前記光合波器の出力側の光ファ
    イバに形成されている;光通信システム。
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