JP2003085271A - 緑化仕様の提案サービスシステムおよび方法 - Google Patents

緑化仕様の提案サービスシステムおよび方法

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JP2003085271A JP2001278729A JP2001278729A JP2003085271A JP 2003085271 A JP2003085271 A JP 2003085271A JP 2001278729 A JP2001278729 A JP 2001278729A JP 2001278729 A JP2001278729 A JP 2001278729A JP 2003085271 A JP2003085271 A JP 2003085271A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緑化対象に適合した適切な緑化仕様を顧客に
対して提案するサービスを提供する。 【解決手段】 顧客はサーバー10へアクセスして環境
条件データおよびコンセプトデータ等を入力する(S102,
S112)。サーバー10は、これらのデータに基づいて屋
上緑化の緑化基盤および緑リース部として適切な仕様を
判定し(S114)、それらを選択候補として表示する緑化
基盤指定画面および緑リース部指定画面を顧客端末14
へ送信する(S118,S126)。顧客端末14では、各画面に
表示された候補から所望の緑化基盤および緑リース部を
指定することができ、サーバー10は、それらの指定に
基づいてイメージ画像の作成や重量・コスト計算を行っ
て顧客端末14へ提示したうえで(S132〜S140)、見積書
を作成する(S144)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客端末と通信可
能なサーバーコンピュータにより顧客に対して緑化仕様
に関する提案を行うシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より都市部におけるヒートアイラン
ド現象を抑制するために、ビル屋上を緑化することが推
進されている。屋上緑化は、一般に、建物屋上に土壌や
給排水装置等の緑化基盤を設け、この緑化基盤に植物を
植栽することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような屋上緑化の
ための緑化基盤および植栽される植物の種類やメンテナ
ンス方法は、建物屋上の環境、設備、構造等の諸条件を
考慮して決定することが必要である。しかしながら、こ
れら諸条件は多岐にわたるため、緑化対象である各建物
の屋上に適した緑化の仕様を決定し、メンテナンスを行
うには大きな手間がかかってしまう。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、緑化対象に適合した適切な緑化仕様を顧客に対し
て提案することが可能な、緑化に関する仕様の提案サー
ビスシステムおよび方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、顧客端末と通信可能なサーバーコンピ
ュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対
して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムで
あって、顧客端末から緑化対象に関する緑化対象情報を
受信する受信手段と、該受信した緑化対象情報に基づい
て、当該緑化対象に適した緑化仕様を判定する判定手段
と、該判定した緑化仕様を前記顧客端末へ送信する手段
とを備えることを送信特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、緑化対象に
関する緑化対象情報に基づいて当該緑化対象に適した緑
化仕様が判定され、顧客端末へ送信される。したがっ
て、緑化対象情報を指定するだけで適切な緑化仕様の提
案を受けることが可能なサービスを顧客に対して提供す
ることできる。
【0007】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、
前記緑化仕様は、緑化基盤および緑化用植物の夫々の仕
様を含み、前記判定手段は、前記受信した緑化対象情報
に基づいて当該緑化対象に適した緑化基盤の仕様を判定
する第1の判定手段と、前記受信した緑化対象情報に基
づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定す
る第2の手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載された発明は、請求
項2記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、
前記緑化対象情報は、当該緑化対象における水道設備お
よび電気設備の少なくとも一方の利用可否に関する設備
利用可否情報を含み、前記第1の判定手段は、前記設備
利用可否情報に基づいて当該緑化環境に適した緑化基盤
の仕様を判定することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明によれば、緑化対象に
おける水道設備および電気設備の少なくとも一方の利用
可否に基づいて、当該緑化対象に適した緑化基盤の仕様
を判定することができる。
【0010】また、請求項4に記載された発明は、請求
項2または3記載の緑化仕様の提案サービスシステムに
おいて、前記緑化対象情報は、当該緑化対象における地
域、地表面粗度区分、および地上高のうち少なくとも一
に関する情報を含み、前記第1の判定手段は、前記設備
利用可否情報に基づいて当該緑化環境に適した緑化基盤
の仕様を判定することを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明によれば、緑化対象に
おける地域、地表面粗度区分、および地上高のうち少な
くとも一に関する情報に基づいて、当該緑化対象に適し
た緑化基盤の仕様を判定することができる。
【0012】また、請求項5に記載された発明は、請求
項2または3記載の緑化仕様の提案サービスシステムに
おいて、前記緑化対象情報は、当該緑化対象における日
当たりの良否および水道設備の利用可否に関する情報を
含み、前記第2の判定手段は、日当たりの良否および水
道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要
求されるか否かを判別し、その判別結果に基づいて当該
緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定することを特
徴とする。
【0013】請求項5記載の発明によれば、緑化対象に
おける日当たりの良否および水道設備の利用可否に基づ
いて、耐乾性の点で当該緑化対象に適した緑化用植物の
仕様を判定することができる。
【0014】また、請求項6に記載された発明は、請求
項2または3記載の緑化仕様の提案サービスシステムに
おいて、前記緑化対象情報は、当該緑化対象の地上高お
よび防風設備の利用可否に関する情報を含み、前記第2
の判定手段は、地上高および防風設備の利用可否に基づ
いて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別
し、その判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化
用植物の仕様を判定することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明によれば、緑化対象の
地上高および防風設備の利用可否に基づいて、耐風性の
点で当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する
ことができる。
【0016】また、請求項7に記載された発明は、請求
項1乃至6記載の緑化仕様の提案サービスシステムにお
いて、前記判定手段で判定された緑化仕様を緑化仕様に
ついての候補として前記顧客端末へ提示し、前記顧客端
末にて前記候補から所望の緑化仕様を選択させる手段を
備えることを特徴とする。
【0017】また、請求項8に記載された発明は、請求
項7記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、
前記顧客端末にて選択された緑化仕様に基づいて、緑化
に係わる費用を計算して当該顧客端末へ提示する手段を
備えることを特徴とする。
【0018】請求項8記載の発明によれば、顧客に対し
て緑化費用の見積りを提示することができる。
【0019】また、請求項9に記載された発明は、請求
項7記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、
前記顧客端末にて選択された緑化仕様を緑化業者の端末
へ送信する手段と、前記緑化仕様を閲覧した緑化業者の
端末から、当該緑化仕様に応じた緑化費用に関する見積
り情報を受信する手段と、該受信した見積り情報を、前
記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0020】請求項9記載の発明によれば、緑化業者へ
の見積り依頼の仲介を行うことができる。
【0021】また、請求項10に記載された発明は、請
求項9記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおい
て、前記顧客端末にて緑化仕様の一部のみが選択された
場合には、前記見積り情報を受信する手段は、前記顧客
端末にて選択されなかった緑化仕様についての緑化業者
からの提案を更に受信し、前記見積情報を送信する手段
は、前記受信した提案を前記顧客端末へ更に送信するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明によれば、顧客は、
自ら選択しなかった緑化仕様について緑化業者からの提
案を受けることができる。
【0023】また、請求項11に記載された発明は、請
求項9または10記載の緑化仕様の提案サービスシステ
ムにおいて、前記受信した緑化対象情報に基づいて、当
該緑化対象の緑化を行うのに適した緑化業者を選定する
手段と、該選定した緑化業者に関する情報を前記顧客端
末へ送信し、当該顧客端末において前記選定した緑化業
者の中から一または複数の緑化業者を選択させる手段と
を備え、前記緑化仕様を送信する手段は、前記緑化仕様
を前記顧客端末にて選択された緑化業者の端末へ送信す
ることを特徴とする。
【0024】請求項11記載の発明によれば、顧客に対
して、緑化対象に適した緑化業者の中から所望の業者を
選択させることができる。
【0025】なお、請求項12に記載された発明は、顧
客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アク
セスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービ
スを行う方法に係るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を表
すシステム全体構成図である。図1において、緑化提案
サーバー10(以下、単にサーバー10という)は、イ
ンターネット12に接続されたサーバーコンピュータに
より構成されている。インターネット12には、各顧客
が管理する端末14(以下、顧客端末14とも称す
る)、および、屋上緑化に係わる各種業者(例えば、緑
化用植物の貸鉢業者)が管理する端末16(以下、業者
端末16とも称する)が接続されており、端末14、1
6からインターネット12を介してサーバー10へアク
セスすることができる。
【0027】なお、端末14、16はパーソナルコンピ
ュータ等のコンピュータ端末であってもよく、あるい
は、ネットワーク接続機能を有する携帯電話機やPDA
等の携帯端末であってもよい。また、サーバー10と端
末14、16とはインターネット12に限らず、パソコ
ンネットワークや公衆電話回線等の他の形態のネットワ
ークを介して接続されていてもよい。要するに、サーバ
ー10と端末14、16とが相互に通信可能に接続され
ていればよい。
【0028】本実施形態では、各顧客が顧客端末14か
らサーバー10へアクセスし、緑化対象である建物屋上
の環境条件や、緑化に関する希望条件等を指定すること
で、サーバー10から屋上緑化の仕様や費用見積りの提
案を受けることができる。また、サーバー10を介して
各業者へ仕様の提案および見積りの依頼を行うこともで
きる。なお、屋上緑化は、緑化基盤と緑化用植物とに大
別され、本実施形態では、このうち緑化用植物について
は、顧客のメンテナンスの容易性を考慮して、適宜植物
の交換やメンテナンスのサービスを行ってもらえるよう
に、植物部分を交換が容易なように鉢やプランターによ
りユニット化し、貸鉢業者よりリースを受けるものとす
る。そして、貸鉢業者と顧客とは、剪定や枯れ保証など
リース物のメンテナンスを貸鉢業者が行うとの契約を結
んでいるものとする。本発明において、緑化仕様とは、
緑化基盤や緑化用植物の種類のみならず、このようなメ
ンテナンス方法をも含む。
【0029】図1に示す如く、サーバー10には各種デ
ータベース20〜40が設けられている。図2〜図12
は、各データベースのデータ構成を示す。以下、各デー
タベースに記録されたデータ内容について説明する。
【0030】(1)地域データベース20(図2) 各地域について、地域名、気候区分、夏季の平均蒸発
量、夏季の平均雨量、基準風速、緑化基盤施工費用の地
方係数である施工単価地方係数、緑化用植物リース費用
の地方係数である緑リース単価係数が記録されたデータ
ベースである。
【0031】(2)歩掛りデータベース22(図3) 屋上緑化を行う場合の施工/リース歩係りが、地上高、
施工面積、および施工形状の各組み合わせについて記録
されたデータベースである。
【0032】(3)給排水部データベース24(図4) 屋上緑化にて用いられる給排水部の各種方式について、
方式名、単価、および重量が記録されたデータベースで
ある。後述するように給排水部の方式としては、例えば
「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、
「防根シート+雨水保水層+底面給水」等がある。
【0033】(4)基盤材データベース26(図5) 屋上緑化の緑化基盤として用いられる各種基盤材(レン
ガ、セラミックボード、バークチップ等)について、名
称、荷重レベル、色、サイズ、重量、単価、特徴/性
質、およびイメージ画像が記録されたデータベースであ
る。
【0034】(5)固定部データベース28(図6) 屋上緑化において植物を固定する各種固定部の方式
(鉢、プランター、擬木等)について、方式名、単価、
重量、および画像イメージが記録されたデータベースで
ある。
【0035】(6)オプションデータベース30(図7) 屋上緑化に装備可能な各種オプションの方式(固定緑化
部、池、ベンチ等)について、方式名、単価、重量、お
よび画像イメージが記録されたデータベースである。
【0036】(7)緑データベース32(図8) 屋上緑化で用いられる各種植物について、名称、適応気
候区分、耐風性、耐陰性、耐乾性、高さ、大きさ、重
量、種別、花期・果実期、花色、適応イメージ、葉色、
特徴(香り等)、メンテナンス性・方法、リース価格、
およびイメージ画像が記録されたデータベースである。
【0037】(8)耐風設備仕様決定データベース34
(図9) 基準風速、地表面粗度区分、および地上高(低層、中
層、高層)に応じた耐風設備のグレードが記録されたデ
ータベースである。
【0038】(9)耐風設備データベース36(図10) 各種耐風設備について、方式名、単価、および重量が記
録されたデータベースである。
【0039】(10)顧客データベース38(図11) サーバー10にて屋上緑化の見積を依頼し、または、リ
ース業者への仲介を依頼した各ユーザについて、顧客I
D、パスワード、顧客名、住所、および、サーバー10
へアクセスして入力した緑化仕様や希望条件等に関する
各種データが記録されたデータベースである。
【0040】(11)登録業者データベース40(図12) 各緑化業者について、業者名、業者ID、パスワード、
住所、電話番号、資本金、営業地域、希望規模、ホーム
ページURL、特徴(得意分野等)、代表作庭イメージ
画像、本システムを通して行った取引の総額・取引回
数、および業者ランクが記録されたデータベースであ
る。各業者は、予めサーバー10への登録手続を行って
業者IDおよびパスワードを取得しており、このような
登録手続が行われることにより、登録業者データベース
40へデータが記録される。なお、業者ランクは、図1
3に示すような、業者ランク判定テーブルを参照して、
資本金、取引総額および取引回数に基づいて決定され
る。
【0041】図14は、本実施形態において実行される
処理の流れを示す図である。なお、本実施形態では、各
顧客はサーバー10に対して、屋上緑化の見積り依頼
と、屋上緑化について業者への仲介依頼とを行うことが
できる。図14では、顧客がサーバー10への見積依頼
を行う場合の処理を示している。
【0042】顧客端末14からサーバー10へアクセス
が行われると、先ず図14に示す如く、サーバー10か
ら顧客端末14へ、緑化対象である屋上についての環境
条件を指定するための環境条件指定画面が送信される
(S100)。図15は、環境条件指定画面の一例を示
す。同図に示すように、環境条件指定画面には、地域
名、地表面粗度区分、階高、防風施設の有無、日当たり
の良否、雨当りの有無、水道設備の利用可否、屋上スラ
ブ耐荷重、防水性、電気設備の利用可否、屋上へのアク
セスの良否、および緑化形状・寸法等の各項目の指定欄
が設けられている。環境条件指定画面にて各項目につい
て指定された内容は、環境条件データとしてサーバー1
0へ送信され(S102)、サーバー10は、送信され
てきた環境条件データを記憶装置18に記録する(S1
04)。
【0043】次に、サーバー10から顧客端末14へ、
屋上緑化の選択方法を指定するための選択方法指定画面
が送信される(S106)。図16は、選択方法指定画
面の一例を示す。図16に示す如く、選択方法指定画面
には、屋上緑化の選択方法を緑化基盤および緑リース部
(すなわち緑化用植物)の夫々について指定するための
選択方法指定欄が設けられている。同図に示すように、
選択方法としては、顧客自身が屋上緑化の仕様を指定し
てサーバー10へ見積を依頼する「セレクト」と、顧客
が屋上緑化についての最低限の希望条件を指定して業者
から提案と見積りを受けるための「コンペ(自由)」、
「コンペ(選択)」、および「特命」の中から選択でき
るようになっている。なお、「コンペ(自由)」は、一
定の条件を満たす不特定の業者から競合の提案と見積り
を受けるためのものである。また、「コンペ(選択)」
は、顧客が指名した複数の業者から競合の提案と見積り
を受けるためのものであり、「特命」は、顧客が指名し
た一の業者から提案と見積りを受けるためのものであ
る。選択方法指定画面にて各項目について指定された選
択方法は、選択方法データとしてサーバー10へ送信さ
れ(S108)、サーバー10は送信されてきた選択方
法データを上記環境条件データと関係付けて記憶装置1
8に記録する(S109)。
【0044】なお、上述したように、図14を参照した
説明では、選択方法指定画面にて緑化基盤および植物の
何れについても、顧客が屋上緑化の仕様を指定してサー
バー10へ見積を依頼する「セレクト」を指定した場合に
ついて述べ、「セレクト」以外の選択方法を指定した場
合の処理は後述する。
【0045】選択方法指定画面にて緑化基盤および緑リ
ース部の選択方法として「セレクト」が指定されると、
次に、サーバー10から顧客端末14へ、屋上緑化のコ
ンセプトを指定するためのコンセプト指定画面が送信さ
れる(S110)。図17は、コンセプト指定画面の一
例を示す。図17に示す如く、コンセプト指定画面に
は、顧客が希望する緑化のコンセプトを植物のイメージ
/種類、色合い、およびメンテナンス性の各項目につい
て指定するための指定欄が設けられている。コンセプト
指定画面にて各項目について指定されたコンセプトは、
コンセプトデータとしてサーバー10へ送信され(S1
12)、サーバー10は送信されてきたコンセプトデー
タを上記環境条件データ等と関係付けて記憶装置18に
記録する(S113)。
【0046】サーバー10は、上述のように顧客端末1
4から送信され記憶装置18に記憶された環境条件デー
タおよびコンセプトデータに基づいて、適切な緑化基盤
および緑化用植物を判定する(S114)。図18は、
緑化用植物および緑化基盤の判定処理を示すフローチャ
ートである。
【0047】図18に示す如く、先ず、環境条件データ
に含まれる地域名から地域データベース20を参照して
当該地域での気候区分が取得される(S200)。
【0048】次に、S202〜S210において、植物
の耐乾性についての判定処理が行われる。先ず、環境条
件データに基づいて水道設備の利用可否が判別される
(S202)。その結果、水道設備が「利用可」または
「新設する」であれば、植物の耐乾性は不問であると判
定される(S204)。一方、水道設備が「利用不可」
であれば、雨当たりの有無が判別される(S206)。
その結果、雨当たりが「有り」であれば、耐乾性を有す
る植物が適切であると判定される(S208)。一方、
雨当たりが「無し」であれば、植物への給水を行うこと
ができず、適切な植物が存在しないために、再入力が必
要と判定される(S210)。この場合には、環境条件
の再入力を促す画面が顧客端末14へ送信される。
【0049】次に、S214〜S220において植物の
耐風性についての判定処理が行われる。先ず、環境条件
データに基づいて階高が判別され(S214)、「低
層」であれば耐風性は不問であると判定される(S21
6)。また、階高が「中層」または「高層」であれば、
防風設備の有無が判別され(S218)、「無し(設置
しない)」であれば、耐風性有りの植物が適切であると
判定される(S220)。一方、防風設備が「有り」ま
たは「無し(設置する)」であれば耐風性は不問である
と判定される(S216)。
【0050】次に、緑データベース32を参照して、上
記のようにして取得または判定された気候区分、耐乾
性、および耐風性と、コンセプトデータで指定される緑
化コンセプトについての条件とを共に満足する植物が選
定される(S222)。
【0051】次に、S224〜S230において、環境
条件データに基づいて緑化基盤の給排水部の候補を判定
するための処理が行われる。なお、給排水部の候補とし
ては 「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、 「防根シート+雨水保水層+底面給水」、 「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、 「上水+防根シート+点滴パイプ」、 「上水+防根シート+スプリンクラー」 の5つの候補から選定できるものとする。
【0052】先ず、水道設備の利用可否が判別され(S
224)、「利用不可」であれば、給排水部として、水
道・電気設備による給水を必要としない上記または
のみが適切であると判定される(S226)。また、水
道設備が「利用可」または「新設する」である場合は、
電気設備の利用可否が判別され(S228)、「利用
可」または「新設する」であれば、給排水部として上記
〜の何れも適切であると判定される(S230)。
一方、電気設備が「利用不可」であれば、給排水部とし
て上記またはのみが適切であると判定される(S2
26)。
【0053】また、環境条件データに含まれる地域名か
ら地域データベース20を参照して当該地域での基準風
速が取得され、同じく環境条件データに含まれる地表面
粗度区分と地上高の情報に基づいて、耐風設備仕様決定
データベース34により必要とされる耐風設備のグレー
ドが判定される(S232)。
【0054】サーバー10は、上記の判定処理を完了す
ると、緑化基盤の給排水部および耐風設備グレードに関
する判定結果(S226またはS230、およびS23
2)に基づいて、緑化基盤を指定するための緑化基盤指
定画面を生成し(図14のS116)、顧客端末14へ
送信する(S118)。
【0055】図19は、緑化基盤指定画面の一例を示
す。図19に示す如く、緑化基盤指定画面には、給排水
部、基盤材、置換え固定部の位置、置換え固定部の方
式、オプション、および耐風設備を指定するための各指
定欄が設けられている。サーバー10は緑化基盤指定画
面の生成にあたり、給排水部の候補として、上記〜
のうち、図18のS226またはS230で適切と判定
された方式を表示させる。また、置換え固定部位置の指
定欄には、環境条件データに含まれる屋上形状を区画し
た画像を表示させ、顧客端末14にて各区画をクリック
することにより固定部位置を指定できるようにしてい
る。さらに、基盤材、置換え固定部、オプションの選択
肢として、夫々、基盤材データベース26、固定部デー
タベース28、オプションデータベース30、および耐
風設備データベース36を参照して取得した基盤材名、
固定部名、オプション名、および耐風設備名を表示させ
る。
【0056】緑化基盤指定画面にて各項目について指定
された内容は、緑化基盤指定データとしてサーバー10
へ送信され(S120)、サーバー10は、送信されて
きた緑化基盤指定データを上記環境条件データ等に関係
付けて記憶装置18に記録する(S122)。
【0057】次に、サーバー10は、緑化用植物の選定
結果(図18のS222)に基づいて、緑リース部を指
定するための緑リース部指定画面を生成し(S12
4)、顧客端末14へ送信する(S126)。
【0058】図20は、緑リース部指定画面の一例を示
す。図20に示す如く、緑リース部指定画面には、緑化
用植物のリース期間および緑化用植物の種類を夫々指定
するための指定欄が設けられている。サーバー10は、
緑リース部指定画面を生成するにあたり、植物種類の候
補として、上記判定処理のS222で適切であるとして
選定された植物をその価格や特徴、メンテナンス性・方
法、イメージ画像等の属性と併せて「適種リスト」とし
て表示させると共に、上記緑化基盤指定画面の置換え固
定部位置の指定欄と同様に、屋上形状を区画した画像を
表示させて、区画毎に植物を指定できるようにしてい
る。
【0059】緑リース部指定画面にて各項目について指
定された内容は、緑リース部指定データとしてサーバー
10へ送信され(S128)、サーバー10は、送信さ
れてきた緑リース部指定データを上記環境条件データ等
に関係付けて記憶装置18に記録する(S130)。
【0060】次に、サーバー10は、上記した緑化基盤
指定データおよび緑リース部指定データに基づいて、屋
上緑化のモンタージュ画像を表示する緑化イメージ表示
画面を生成し(S132)、顧客端末14へ送信する
(S134)。具体的には、緑化基盤指定データで指定
された置換え固定部の方式、および、緑リース部指定デ
ータで指定された植物のイメージ画像を夫々固定部デー
タベース28および緑データベース32を参照して取得
し、置換え固定部および各植物の位置にこれらのイメー
ジ画像を配置したモンタージュ画像を生成する。図21
に緑化イメージ表示画面の一例を示す。
【0061】顧客は、緑化イメージ表示画面に表示され
たモンタージュ画像を参考にして、指定した緑化基盤お
よび緑化用植物の仕様を了承する場合は、同画面に含ま
れる「OK」ボタンをクリックする(S136)。これ
を受けて、サーバー10は、緑化基盤指定データおよび
緑リース部指定データに基づいて屋上緑化の重量および
コストを計算する(S138)。重量計算は、指定され
た給排水部、基盤材料、置換え固定部、オプション、耐
風設備、および植物の単位重量を夫々給排水部データベ
ース24、基盤材データベース26、固定部データベー
ス28、オプションデータベース30、耐風設備データ
ベース36、および緑データベース32を参照して取得
し、各単位重量に数量(個数または面積)を乗じた値の
総和を計算することにより行われる。
【0062】すなわち、重量は 重量=Σ(単位重量×数量) により計算される。ただし、Σは給排水部、基盤材料、
置換え固定部、オプション、耐風設備、および植物の全
てについての和を取ることを示す。
【0063】また、コストは、指定された給排水部、基
盤材料、置換え固定部、オプション、植物、および耐風
設備の単位重量を夫々給排水部データベース24、基盤
材データベース26、固定部データベース28、オプシ
ョンデータベース30、緑データベース32、および耐
風設備データベース36を参照して取得すると共に、緑
化面積および形状から歩掛りデータベース22を参照し
て歩掛りデータを取得し、さらに、地域名から地域デー
タベース20を参照して施工単価地方係数および緑リー
ス単価地方係数を取得することにより、緑化基盤部およ
び緑リース部の夫々について次式を用いて計算される。
【0064】緑化基盤部コスト=Σ(単価×数量×歩掛
り×施工単価地方係数) 緑リース部コスト=Σ(単価×数量×期間×歩掛り×緑
リース単価地方係数) ただし、上記重量の計算式と同様に、Σは給排水部、基
盤材料、置換え固定部、オプション、耐風設備、および
植物の全てについての和を取ることを示す。
【0065】また、指定された給排水部が上水を利用す
る場合にはコストの一部として夏季の水使用量の概算値
を計算する。水使用量の概算は、夏季の平均蒸発量およ
び夏季の平均雨量の夫々の単位量を地域データベース2
0を参照して取得し、夏季の平均蒸発量と夏季の平均雨
量の単位量の差に緑化面積を乗じて計算することにより
行われる。
【0066】サーバー10は、上記のように計算した重
量およびコストを表示する重量・コスト表示画面を生成
して顧客端末14へ送信する(S140)。その際、サ
ーバー10は、環境条件データに含まれる屋上スラブ耐
荷重、緑化形状、緑化寸法に基づいて、屋上緑化の許容
重量を(屋上スラブ耐荷重×緑化面積)により計算し、
上記の屋上緑化重量が、計算された許容重量を上回る場
合には、重量オーバーのため緑化基盤および植物の指定
内容を見直すべき旨の警告メッセージを重量・コスト表
示画面へ表示させる。
【0067】また、環境指定画面において、防風設備の
「なし(設置する)」、水道設備の「新設する」、屋上
スラブ耐荷重の「90kg/m以下又はわからな
い」、防水の「劣化あり」、電気設備の「新設する」、
屋上へのアクセスの「悪」、および形状・寸法の「その
他」を選択していた場合には、別途見積が必要な旨を特
記事項として重量・コスト表示画面へ表示させる。
【0068】顧客は、重量・コスト表示画面にて重量、
コスト、および特記事項を確認し、それらを了承する場
合には、同画面に含まれる住所・氏名・電話番号・メー
ルアドレス等の記入欄に記入したうえで「OK」ボタン
をクリックする(S142)。これに応答して、サーバ
ー10は、当該顧客に固有の顧客IDおよびパスワード
を生成し、上記のように計算した屋上緑化コスト、特記
事項、顧客住所・氏名、顧客ID・パスワード等を含む
見積書画面を作成して(S144)、顧客端末14へ送
信する(S146)。これと共に、サーバー10は、記
憶装置10に記憶しておいた環境条件データ、選択方法
データ、コンセプトデータ、緑化基盤指定データ、およ
び緑リース部指定データを、顧客住所・氏名・電話番号
・メールアドレス、顧客ID・パスワード等と共に顧客
データベース38へ記録する(S148)。
【0069】次に、屋上緑化業者への仲介依頼を行う場
合(つまり、上記選択方法指定画面において「セレク
ト」以外を選択した場合)の処理について説明する。業
者への仲介依頼を行う場合にも、顧客は、図14のS1
00〜S102と同様にして環境条件を指定し、同図の
S110〜S128と同様にして緑化コンセプト、緑化
基盤部、緑リース部の任意の部分について指定する。そ
して、ユーザIDおよびパスワードが発行され、上記の
指定内容が希望条件データとして、顧客IDおよびパス
ワードと共に顧客データベース38に記録される。ま
た、顧客は、提案の〆切期日、施工期間や、屋上緑化の
希望グレードを例えばAグレード、Bグレード、Cグレ
ードのように指定することができ、この提案〆切期日、
施工期間、および希望グレードも希望条件データの一部
として記録される。
【0070】図22は、顧客のユーザIDおよびパスワ
ードが希望条件データと共に記録された後の処理を示す
図である。なお、ここでは、緑リース部について「セレ
クト」以外が指定され、貸鉢業者への仲介が行われる場
合について説明する。
【0071】先ず、サーバー10は、希望条件データに
基づいて地域名を得ると共に、緑化形状および寸法から
緑化面積を計算する(S300)。そして、業者データ
ベース36を参照して、営業地域および希望規模が、上
記の地域名および緑化面積に適合する業者のデータを抽
出し、そのデータを表示する業者表示画面を生成して
(S302)、顧客端末14へ送信する(S304)。
図23は、業者表示画面の一例を示す。図23に示す如
く、業者表示画面には、登録業者データベース40に記
録されたデータ項目のうち、業者名、住所、電話番号、
資本金、営業地域、希望規模、業者ホームページのUR
L、特徴、代表作庭画像イメージが表示され、総取引
額、取引回数、業者ランクについては表示されない。
【0072】顧客は、選択方法指定画面において「コン
ペ(選択)」または「特命」を指定した場合には、この
業者表示画面からコンペ参加業者または特命業者を指名
することができる(S306)。この場合、希望条件デ
ータには、そのデータを閲覧するための閲覧パスワード
が付与される。そして、コンペ参加業者または特命業者
として指名された業者の業者端末16には、当該業者を
指名対象とする希望条件データが登録された旨、およ
び、その希望条件データについての閲覧パスワードが通
知される(S308)。
【0073】希望条件データを閲覧しようとする業者
は、業者端末16からサーバー10へアクセスし、業者
IDおよびパスワードを入力してサーバー10へ送信す
る(S310)。サーバー10は、業者IDおよびパス
ワードに基づいて認証を行ったうえで、当該業者に閲覧
を許可すべき希望条件データを抽出する(S312)。
各業者に閲覧が許可される希望条件データは、選択方法
としてどの方法が指定されたかに応じて、以下のように
判定される。
【0074】(1)「コンペ(自由)」の場合:当該業者
の営業地域および希望規模が、希望条件データから得ら
れる地域名および緑化面積に適合し、かつ、当該業者の
業者ランクが、基準ランク判定テーブル(図24参照)
を参照して緑化面積から定められる基準ランク以上であ
る希望条件データを閲覧可能とする。(2)「コンペ(選
択)」または「特命」の場合:当該業者が指名された希
望条件データを閲覧可能とする。
【0075】サーバー10は、上記のように閲覧可能と
判定した希望条件データを表示する希望条件表示画面を
業者端末16へ送信する(S314)。ただし、「コン
ペ(選択)」または「特命」の場合には、業者端末16
に対して閲覧パスワードの入力を要求し、入力された閲
覧パスワードと、希望条件データに設定された閲覧パス
ワードとが一致する場合にのみ、希望条件表示画面を送
信する。
【0076】業者は、希望条件表示画面にて希望条件デ
ータを閲覧したうえで、その希望条件データに応じた屋
上緑化の仕様およびコストを決定し、それらを提案デー
タとしてサーバー10へ送信する(S316)。サーバ
ー10では、この提案データを対応する希望条件データ
に関係付けて顧客データベースに記録する(S31
8)。そして、顧客端末14から提案データの閲覧要求
があると(S320)、該当する提案データを表示する
提案表示画面を生成し(S322)、当該顧客端末14
へ送信する(S324)。
【0077】顧客は、提案表示画面に表示された提案デ
ータを吟味し、その提案者である業者への発注を決定し
た場合には、提案表示画面に含まれる「発注」ボタンを
クリックする(S326)。これに応じて、サーバー1
0は、顧客データベース38において、該当する提案デ
ータについて発注のあった旨を記録する(S328)。
また、サーバー10は、発注が行われた提案データを提
案した業者の業者端末16へその旨を通知すると共に、
同じ希望条件データに対する他の提案データを提案した
業者には、発注が行われなかった旨を通知する(S33
0)。以後、発注者である顧客と受注者である業者との
間で適宜やりとりの後、屋上緑化の施工および代金の支
払が行われることとなる。
【0078】また、サーバー10は、提案データに対す
る発注を受けた業者について、業者データベース36に
記録された取引回数に「1」を加算すると共に、総取引
額に今回の取引額を加算し、業者ランクテーブルを参照
して、前記加算後の取引回数および総取引額に基づいて
業者ランクを更新する(S332)。
【0079】さらに、サーバー10は、発注のあった旨
が記録された各希望条件データについて、リース期間お
よび発注日からリース契約期限を判別し、リース契約期
限が接近している場合には、顧客の顧客端末14に対し
てその旨を通知する(S334)。この通知を受けた顧
客は、顧客端末14からサーバー10へアクセスするこ
とで、再び希望条件等を入力して発注を行うことができ
る。その際、顧客データベース38から当該顧客の希望
条件データが読み出されて、希望条件データの各指定画
面に表示されるようになっている。これにより、顧客
は、前回の希望条件と変更のない項目については入力を
省略することができる。
【0080】以上説明したように、本実施形態のシステ
ムによれば、顧客はサーバー10へアクセスして緑化を
計画している建物屋上に関する環境条件を指定するだけ
で、その環境条件に適した屋上緑化の仕様およびその見
積り価格の提示を受けることができる。したがって、顧
客は自ら煩雑な屋上緑化仕様の決定を行うことなく、適
切な屋上緑化の仕様およびコスト見積り額を得ることが
できる。
【0081】また、顧客は、サーバー10への見積り依
頼を行うだけでなく、サーバー10を介して一または複
数の業者に対する緑化仕様の提案および見積りの依頼を
行い、さらに、所望の業者への発注も行うことができ
る。
【0082】なお、本実施形態では、緑化植物を貸し鉢
業者からリースするものとしたが、造園・園芸業者から
購入するものとしてもよい。また、本実施形態では、緑
化の対象を建物屋上としたが、これに限らず、緑化の対
象が、人工地盤、ベランダ、駅前や庭などの花壇、壁面
であってもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、緑化対象に適合した適
切な緑化仕様を顧客に対して提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を表すシステム全体構成図
である。
【図2】地域データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図3】歩掛りデータベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図4】給排水部データベースのデータ構成を示す図で
ある。
【図5】基盤材データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図6】固定部データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図7】オプションデータベースのデータ構成を示す図
である。
【図8】緑データベースのデータ構成を示す図である。
【図9】耐風設備仕様決定データベースのデータ構成を
示す図である。
【図10】耐風設備データベースのデータ構成を示す図
である。
【図11】顧客データベースのデータ構成を示す図であ
る。
【図12】登録業者データベースのデータ構成を示す図
である。
【図13】業者ランク判定テーブルの一例を示す図であ
る。
【図14】本実施形態において、顧客がサーバーに対し
て見積り依頼を行う場合に実行される処理の流れを示す
図である。
【図15】環境条件指定画面の一例を示す図である。
【図16】選択方法指定画面の一例を示す図である。
【図17】コンセプト指定画面の一例を示す図である。
【図18】緑化用植物および緑化基盤の判定処理を示す
フローチャートである。
【図19】緑化基盤指定画面の一例を示す図である。
【図20】緑リース部指定画面の一例を示す図である。
【図21】緑化イメージ表示画面の一例を示す図であ
る。
【図22】本実施形態において、顧客が業者に対する仲
介を依頼する場合に実行される処理の流れを示す図であ
る。
【図23】業者表示画面の一例を示す図である。
【図24】基準ランク判定テーブルの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 緑化提案サーバー 14 顧客端末 16 業者端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 英夫 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (72)発明者 小宮 英孝 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュ
    ータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対し
    て緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであ
    って、 顧客端末から緑化対象に関する緑化対象情報を受信する
    受信手段と、 該受信した緑化対象情報に基づいて、当該緑化対象に適
    した緑化仕様を判定する判定手段と、 該判定した緑化仕様を前記顧客端末へ送信する手段とを
    備えることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の緑化仕様の提案サービス
    システムにおいて、 前記緑化仕様は、緑化基盤および緑化用植物の夫々の仕
    様を含み、 前記判定手段は、前記受信した緑化対象情報に基づいて
    当該緑化対象に適した緑化基盤の仕様を判定する第1の
    判定手段と、前記受信した緑化対象情報に基づいて当該
    緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する第2の判
    定手段と、を備えることを特徴とするシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の緑化仕様の提案サービス
    システムにおいて、 前記緑化対象情報は、当該緑化対象における水道設備お
    よび電気設備の少なくとも一方の利用可否に関する設備
    利用可否情報を含み、前記第1の判定手段は、前記設備
    利用可否情報に基づいて当該緑化環境に適した緑化基盤
    の仕様を判定することを特徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の緑化仕様の提案
    サービスシステムにおいて、前記緑化対象情報は、当該
    緑化対象における地域、地表面粗度区分、および地上高
    のうち少なくとも一に関する情報を含み、前記第1の判
    定手段は、前記緑化対象情報に基づいて当該緑化環境に
    適した緑化基盤の仕様を判定することを特徴とするシス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の緑化仕様の提案
    サービスシステムにおいて、 前記緑化対象情報は、当該緑化対象における日当たりの
    良否および水道設備の利用可否に関する情報を含み、前
    記第2の判定手段は、日当たりの良否および水道設備の
    利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求される
    か否かを判別し、その判別結果に基づいて当該緑化対象
    に適した緑化用植物の仕様を判定することを特徴とする
    システム。
  6. 【請求項6】 請求項2または3記載の緑化仕様の提案
    サービスシステムにおいて、 前記緑化対象情報は、当該緑化対象の地上高および防風
    設備の利用可否に関する情報を含み、前記第2の判定手
    段は、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑
    化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、その判
    別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕
    様を判定することを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載の緑化仕様の提案サ
    ービスシステムにおいて、 前記判定手段で判定された緑化仕様を緑化仕様について
    の候補として前記顧客端末へ提示し、前記顧客端末にて
    前記候補から所望の緑化仕様を選択させる手段を備える
    ことを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の緑化仕様の提案サービス
    システムにおいて、 前記顧客端末にて選択された緑化仕様に基づいて、緑化
    に係わる費用を計算して当該顧客端末へ提示する手段を
    備えることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の緑化仕様の提案サービス
    システムにおいて、 前記顧客端末にて選択された緑化仕様を緑化業者の端末
    へ送信する手段と、 前記緑化仕様を閲覧した緑化業者の端末から、当該緑化
    仕様に応じた緑化費用に関する見積り情報を受信する手
    段と、 該受信した見積り情報を、前記顧客端末へ送信する手段
    とを備えることを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の緑化仕様の提案サービ
    スシステムにおいて、 前記顧客端末にて緑化仕様の一部のみが選択された場合
    には、前記見積り情報を受信する手段は、前記顧客端末
    にて選択されなかった緑化仕様についての緑化業者から
    の提案を更に受信し、前記見積情報を送信する手段は、
    前記受信した提案を前記顧客端末へ更に送信することを
    特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載の緑化仕様の
    提案サービスシステムにおいて、 前記受信した緑化対象情報に基づいて、当該緑化対象の
    緑化を行うのに適した緑化業者を選定する手段と、 該選定した緑化業者に関する情報を前記顧客端末へ送信
    し、当該顧客端末において前記選定した緑化業者の中か
    ら一または複数の緑化業者を選択させる手段とを備え、 前記緑化仕様を送信する手段は、前記緑化仕様を前記顧
    客端末にて選択された緑化業者の端末へ送信することを
    特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 顧客端末と通信可能なサーバーコンピ
    ュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化
    に関する提案サービスを行う方法であって、顧客端末か
    ら緑化対象の環境に関する環境情報を受信し、該受信し
    た環境情報に基づいて、当該環境に適した緑化の仕様を
    決定し、該決定した緑化の仕様を前記顧客端末へ送信す
    ることを特徴とする方法。
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