JP4706157B2 - 緑化仕様の提案サービスシステムおよび方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより顧客に対して緑化仕様に関する提案を行うシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より都市部におけるヒートアイランド現象を抑制するために、ビル屋上を緑化することが推進されている。屋上緑化は、一般に、建物屋上に土壌や給排水装置等の緑化基盤を設け、この緑化基盤に植物を植栽することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような屋上緑化のための緑化基盤および植栽される植物の種類やメンテナンス方法は、建物屋上の環境、設備、構造等の諸条件を考慮して決定することが必要である。しかしながら、これら諸条件は多岐にわたるため、緑化対象である各建物の屋上に適した緑化の仕様を決定し、メンテナンスを行うには大きな手間がかかってしまう。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、緑化対象に適合した適切な緑化仕様を顧客に対して提案することが可能な、緑化に関する仕様の提案サービスシステムおよび方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否と、緑化対象における雨当たりの良否とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段と、
該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定する第1の判定手段と、
屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースと、
前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定する第2の判定手段と、
前記第1及び第2の判定手段により判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
請求項1記載の発明によれば、緑化対象に関する緑化対象情報に基づいて当該緑化対象に適した緑化仕様が判定され、顧客端末へ送信される。したがって、緑化対象情報を指定するだけで適切な緑化仕様の提案を受けることが可能なサービスを顧客に対して提供することできる。
【0007】
また、請求項2に記載された発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否を示す設備利用可否情報と、緑化対象の地上高および防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段と、
該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定する第1の判定手段と、
屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースと、
前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する第2の判定手段と、
前記第1及び第2の判定手段により判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載された発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における雨当たりの良否および水道設備の利用可否とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、
各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、
前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得する手段と、
前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定する第1の判定手段と、
屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースと、
前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定する第2の判定手段と、
前記第1及び第2の判定手段により判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載された発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、
各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、
前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得する手段と、
前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定する第1の判定手段と、
屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースと、
前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する第2の判定手段と、
前記第1及び第2の判定手段により判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする
【0016】
また、請求項に記載された発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記判定手段で判定された緑化仕様を緑化仕様についての候補として前記顧客端末へ提示し、前記顧客端末にて前記候補から所望の緑化仕様を選択させる手段を備えることを特徴とする。
【0017】
また、請求項に記載された発明は、請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて選択された緑化仕様に基づいて、緑化に係わる費用を計算して当該顧客端末へ提示する手段を備えることを特徴とする。
【0018】
請求項記載の発明によれば、顧客に対して緑化費用の見積りを提示することができる。
【0019】
また、請求項に記載された発明は、請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて選択された緑化仕様を緑化業者の端末へ送信する手段と、前記緑化仕様を閲覧した緑化業者の端末から、当該緑化仕様に応じた緑化費用に関する見積り情報を受信する手段と、該受信した見積り情報を、前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
請求項記載の発明によれば、緑化業者への見積り依頼の仲介を行うことができる。
【0021】
また、請求項に記載された発明は、請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて緑化仕様の一部のみが選択された場合には、前記見積り情報を受信する手段は、前記顧客端末にて選択されなかった緑化仕様についての緑化業者からの提案を更に受信し、前記見積情報を送信する手段は、前記受信した提案を前記顧客端末へ更に送信することを特徴とする。
【0022】
請求項記載の発明によれば、顧客は、自ら選択しなかった緑化仕様について緑化業者からの提案を受けることができる。
【0023】
また、請求項に記載された発明は、請求項または記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記受信した緑化対象情報に基づいて、当該緑化対象の緑化を行うのに適した緑化業者を選定する手段と、該選定した緑化業者に関する情報を前記顧客端末へ送信し、当該顧客端末において前記選定した緑化業者の中から一または複数の緑化業者を選択させる手段とを備え、前記緑化仕様を送信する手段は、前記緑化仕様を前記顧客端末にて選択された緑化業者の端末へ送信することを特徴とする。
【0024】
請求項記載の発明によれば、顧客に対して、緑化対象に適した緑化業者の中から所望の業者を選択させることができる。
【0025】
なお、請求項10〜13に記載された発明は、顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービスを行う方法に係るものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態を表すシステム全体構成図である。図1において、緑化提案サーバー10(以下、単にサーバー10という)は、インターネット12に接続されたサーバーコンピュータにより構成されている。インターネット12には、各顧客が管理する端末14(以下、顧客端末14とも称する)、および、屋上緑化に係わる各種業者(例えば、緑化用植物の貸鉢業者)が管理する端末16(以下、業者端末16とも称する)が接続されており、端末14、16からインターネット12を介してサーバー10へアクセスすることができる。
【0027】
なお、端末14、16はパーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末であってもよく、あるいは、ネットワーク接続機能を有する携帯電話機やPDA等の携帯端末であってもよい。また、サーバー10と端末14、16とはインターネット12に限らず、パソコンネットワークや公衆電話回線等の他の形態のネットワークを介して接続されていてもよい。要するに、サーバー10と端末14、16とが相互に通信可能に接続されていればよい。
【0028】
本実施形態では、各顧客が顧客端末14からサーバー10へアクセスし、緑化対象である建物屋上の環境条件や、緑化に関する希望条件等を指定することで、サーバー10から屋上緑化の仕様や費用見積りの提案を受けることができる。また、サーバー10を介して各業者へ仕様の提案および見積りの依頼を行うこともできる。なお、屋上緑化は、緑化基盤と緑化用植物とに大別され、本実施形態では、このうち緑化用植物については、顧客のメンテナンスの容易性を考慮して、適宜植物の交換やメンテナンスのサービスを行ってもらえるように、植物部分を交換が容易なように鉢やプランターによりユニット化し、貸鉢業者よりリースを受けるものとする。そして、貸鉢業者と顧客とは、剪定や枯れ保証などリース物のメンテナンスを貸鉢業者が行うとの契約を結んでいるものとする。本発明において、緑化仕様とは、緑化基盤や緑化用植物の種類のみならず、このようなメンテナンス方法をも含む。
【0029】
図1に示す如く、サーバー10には各種データベース20〜40が設けられている。図2〜図12は、各データベースのデータ構成を示す。以下、各データベースに記録されたデータ内容について説明する。
【0030】
(1)地域データベース20(図2)
各地域について、地域名、気候区分、夏季の平均蒸発量、夏季の平均雨量、基準風速、緑化基盤施工費用の地方係数である施工単価地方係数、緑化用植物リース費用の地方係数である緑リース単価係数が記録されたデータベースである。
【0031】
(2)歩掛りデータベース22(図3)
屋上緑化を行う場合の施工/リース歩係りが、地上高、施工面積、および施工形状の各組み合わせについて記録されたデータベースである。
【0032】
(3)給排水部データベース24(図4)
屋上緑化にて用いられる給排水部の各種方式について、方式名、単価、および重量が記録されたデータベースである。後述するように給排水部の方式としては、
例えば「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、「防根シート+雨水保水層+底面給水」等がある。
【0033】
(4)基盤材データベース26(図5)
屋上緑化の緑化基盤として用いられる各種基盤材(レンガ、セラミックボード、バークチップ等)について、名称、荷重レベル、色、サイズ、重量、単価、特徴/性質、およびイメージ画像が記録されたデータベースである。
【0034】
(5)固定部データベース28(図6)
屋上緑化において植物を固定する各種固定部の方式(鉢、プランター、擬木等)について、方式名、単価、重量、および画像イメージが記録されたデータベースである。
【0035】
(6)オプションデータベース30(図7)
屋上緑化に装備可能な各種オプションの方式(固定緑化部、池、ベンチ等)について、方式名、単価、重量、および画像イメージが記録されたデータベースである。
【0036】
(7)緑データベース32(図8)
屋上緑化で用いられる各種植物について、名称、適応気候区分、耐風性、耐陰性、耐乾性、高さ、大きさ、重量、種別、花期・果実期、花色、適応イメージ、葉色、特徴(香り等)、メンテナンス性・方法、リース価格、およびイメージ画像が記録されたデータベースである。
【0037】
(8)耐風設備仕様決定データベース34(図9)
基準風速、地表面粗度区分、および地上高(低層、中層、高層)に応じた耐風設備のグレードが記録されたデータベースである。
【0038】
(9)耐風設備データベース36(図10)
各種耐風設備について、方式名、単価、および重量が記録されたデータベースである。
【0039】
(10)顧客データベース38(図11)
サーバー10にて屋上緑化の見積を依頼し、または、リース業者への仲介を依頼した各ユーザについて、顧客ID、パスワード、顧客名、住所、および、サーバー10へアクセスして入力した緑化仕様や希望条件等に関する各種データが記録されたデータベースである。
【0040】
(11)登録業者データベース40(図12)
各緑化業者について、業者名、業者ID、パスワード、住所、電話番号、資本金、営業地域、希望規模、ホームページURL、特徴(得意分野等)、代表作庭イメージ画像、本システムを通して行った取引の総額・取引回数、および業者ランクが記録されたデータベースである。各業者は、予めサーバー10への登録手続を行って業者IDおよびパスワードを取得しており、このような登録手続が行われることにより、登録業者データベース40へデータが記録される。なお、業者ランクは、図13に示すような、業者ランク判定テーブルを参照して、資本金、取引総額および取引回数に基づいて決定される。
【0041】
図14は、本実施形態において実行される処理の流れを示す図である。なお、本実施形態では、各顧客はサーバー10に対して、屋上緑化の見積り依頼と、屋上緑化について業者への仲介依頼とを行うことができる。図14では、顧客がサーバー10への見積依頼を行う場合の処理を示している。
【0042】
顧客端末14からサーバー10へアクセスが行われると、先ず図14に示す如く、サーバー10から顧客端末14へ、緑化対象である屋上についての環境条件を指定するための環境条件指定画面が送信される(S100)。図15は、環境条件指定画面の一例を示す。同図に示すように、環境条件指定画面には、地域名、地表面粗度区分、階高、防風施設の有無、日当たりの良否、雨当りの有無、水道設備の利用可否、屋上スラブ耐荷重、防水性、電気設備の利用可否、屋上へのアクセスの良否、および緑化形状・寸法等の各項目の指定欄が設けられている。環境条件指定画面にて各項目について指定された内容は、環境条件データとしてサーバー10へ送信され(S102)、サーバー10は、送信されてきた環境条件データを記憶装置18に記録する(S104)。
【0043】
次に、サーバー10から顧客端末14へ、屋上緑化の選択方法を指定するための選択方法指定画面が送信される(S106)。図16は、選択方法指定画面の一例を示す。図16に示す如く、選択方法指定画面には、屋上緑化の選択方法を緑化基盤および緑リース部(すなわち緑化用植物)の夫々について指定するための選択方法指定欄が設けられている。同図に示すように、選択方法としては、顧客自身が屋上緑化の仕様を指定してサーバー10へ見積を依頼する「セレクト」と、顧客が屋上緑化についての最低限の希望条件を指定して業者から提案と見積りを受けるための「コンペ(自由)」、「コンペ(選択)」、および「特命」の中から選択できるようになっている。なお、「コンペ(自由)」は、一定の条件を満たす不特定の業者から競合の提案と見積りを受けるためのものである。また、「コンペ(選択)」は、顧客が指名した複数の業者から競合の提案と見積りを受けるためのものであり、「特命」は、顧客が指名した一の業者から提案と見積りを受けるためのものである。選択方法指定画面にて各項目について指定された選択方法は、選択方法データとしてサーバー10へ送信され(S108)、サーバー10は送信されてきた選択方法データを上記環境条件データと関係付けて記憶装置18に記録する(S109)。
【0044】
なお、上述したように、図14を参照した説明では、選択方法指定画面にて緑化基盤および植物の何れについても、顧客が屋上緑化の仕様を指定してサーバー10へ見積を依頼する「セレクト」を指定した場合について述べ、「セレクト」以外の選択方法を指定した場合の処理は後述する。
【0045】
選択方法指定画面にて緑化基盤および緑リース部の選択方法として「セレクト」が指定されると、次に、サーバー10から顧客端末14へ、屋上緑化のコンセプトを指定するためのコンセプト指定画面が送信される(S110)。図17は、コンセプト指定画面の一例を示す。図17に示す如く、コンセプト指定画面には、顧客が希望する緑化のコンセプトを植物のイメージ/種類、色合い、およびメンテナンス性の各項目について指定するための指定欄が設けられている。コンセプト指定画面にて各項目について指定されたコンセプトは、コンセプトデータとしてサーバー10へ送信され(S112)、サーバー10は送信されてきたコンセプトデータを上記環境条件データ等と関係付けて記憶装置18に記録する(S113)。
【0046】
サーバー10は、上述のように顧客端末14から送信され記憶装置18に記憶された環境条件データおよびコンセプトデータに基づいて、適切な緑化基盤および緑化用植物を判定する(S114)。図18は、緑化用植物および緑化基盤の判定処理を示すフローチャートである。
【0047】
図18に示す如く、先ず、環境条件データに含まれる地域名から地域データベース20を参照して当該地域での気候区分が取得される(S200)。
【0048】
次に、S202〜S210において、植物の耐乾性についての判定処理が行われる。先ず、環境条件データに基づいて水道設備の利用可否が判別される(S202)。その結果、水道設備が「利用可」または「新設する」であれば、植物の耐乾性は不問であると判定される(S204)。一方、水道設備が「利用不可」であれば、雨当たりの有無が判別される(S206)。その結果、雨当たりが「有り」であれば、耐乾性を有する植物が適切であると判定される(S208)。一方、雨当たりが「無し」であれば、植物への給水を行うことができず、適切な植物が存在しないために、再入力が必要と判定される(S210)。この場合には、環境条件の再入力を促す画面が顧客端末14へ送信される。
【0049】
次に、S214〜S220において植物の耐風性についての判定処理が行われる。先ず、環境条件データに基づいて階高が判別され(S214)、「低層」であれば耐風性は不問であると判定される(S216)。また、階高が「中層」または「高層」であれば、防風設備の有無が判別され(S218)、「無し(設置しない)」であれば、耐風性有りの植物が適切であると判定される(S220)。一方、防風設備が「有り」または「無し(設置する)」であれば耐風性は不問であると判定される(S216)。
【0050】
次に、緑データベース32を参照して、上記のようにして取得または判定された気候区分、耐乾性、および耐風性と、コンセプトデータで指定される緑化コンセプトについての条件とを共に満足する植物が選定される(S222)。
【0051】
次に、S224〜S230において、環境条件データに基づいて緑化基盤の給排水部の候補を判定するための処理が行われる。
なお、給排水部の候補としては
▲1▼「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、
▲2▼「防根シート+雨水保水層+底面給水」、
▲3▼「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、
▲4▼「上水+防根シート+点滴パイプ」、
▲5▼「上水+防根シート+スプリンクラー」
の5つの候補から選定できるものとする。
【0052】
先ず、水道設備の利用可否が判別され(S224)、「利用不可」であれば、給排水部として、水道・電気設備による給水を必要としない上記▲1▼または▲2▼のみが適切であると判定される(S226)。また、水道設備が「利用可」または「新設する」である場合は、電気設備の利用可否が判別され(S228)、「利用可」または「新設する」であれば、給排水部として上記▲1▼〜▲5▼の何れも適切であると判定される(S230)。一方、電気設備が「利用不可」であれば、給排水部として上記▲1▼または▲2▼のみが適切であると判定される(S226)。
【0053】
また、環境条件データに含まれる地域名から地域データベース20を参照して当該地域での基準風速が取得され、同じく環境条件データに含まれる地表面粗度区分と地上高の情報に基づいて、耐風設備仕様決定データベース34により必要とされる耐風設備のグレードが判定される(S232)。
【0054】
サーバー10は、上記の判定処理を完了すると、緑化基盤の給排水部および耐風設備グレードに関する判定結果(S226またはS230、およびS232)に基づいて、緑化基盤を指定するための緑化基盤指定画面を生成し(図14のS116)、顧客端末14へ送信する(S118)。
【0055】
図19は、緑化基盤指定画面の一例を示す。図19に示す如く、緑化基盤指定画面には、給排水部、基盤材、置換え固定部の位置、置換え固定部の方式、オプション、および耐風設備を指定するための各指定欄が設けられている。サーバー10は緑化基盤指定画面の生成にあたり、給排水部の候補として、上記▲1▼〜▲5▼のうち、図18のS226またはS230で適切と判定された方式を表示させる。また、置換え固定部位置の指定欄には、環境条件データに含まれる屋上形状を区画した画像を表示させ、顧客端末14にて各区画をクリックすることにより固定部位置を指定できるようにしている。さらに、基盤材、置換え固定部、オプションの選択肢として、夫々、基盤材データベース26、固定部データベース28、オプションデータベース30、および耐風設備データベース36を参照して取得した基盤材名、固定部名、オプション名、および耐風設備名を表示させる。
【0056】
緑化基盤指定画面にて各項目について指定された内容は、緑化基盤指定データとしてサーバー10へ送信され(S120)、サーバー10は、送信されてきた緑化基盤指定データを上記環境条件データ等に関係付けて記憶装置18に記録する(S122)。
【0057】
次に、サーバー10は、緑化用植物の選定結果(図18のS222)に基づいて、緑リース部を指定するための緑リース部指定画面を生成し(S124)、顧客端末14へ送信する(S126)。
【0058】
図20は、緑リース部指定画面の一例を示す。図20に示す如く、緑リース部指定画面には、緑化用植物のリース期間および緑化用植物の種類を夫々指定するための指定欄が設けられている。サーバー10は、緑リース部指定画面を生成するにあたり、植物種類の候補として、上記判定処理のS222で適切であるとして選定された植物をその価格や特徴、メンテナンス性・方法、イメージ画像等の属性と併せて「適種リスト」として表示させると共に、上記緑化基盤指定画面の置換え固定部位置の指定欄と同様に、屋上形状を区画した画像を表示させて、区画毎に植物を指定できるようにしている。
【0059】
緑リース部指定画面にて各項目について指定された内容は、緑リース部指定データとしてサーバー10へ送信され(S128)、サーバー10は、送信されてきた緑リース部指定データを上記環境条件データ等に関係付けて記憶装置18に記録する(S130)。
【0060】
次に、サーバー10は、上記した緑化基盤指定データおよび緑リース部指定データに基づいて、屋上緑化のモンタージュ画像を表示する緑化イメージ表示画面を生成し(S132)、顧客端末14へ送信する(S134)。具体的には、緑化基盤指定データで指定された置換え固定部の方式、および、緑リース部指定データで指定された植物のイメージ画像を夫々固定部データベース28および緑データベース32を参照して取得し、置換え固定部および各植物の位置にこれらのイメージ画像を配置したモンタージュ画像を生成する。図21に緑化イメージ表示画面の一例を示す。
【0061】
顧客は、緑化イメージ表示画面に表示されたモンタージュ画像を参考にして、指定した緑化基盤および緑化用植物の仕様を了承する場合は、同画面に含まれる「OK」ボタンをクリックする(S136)。これを受けて、サーバー10は、緑化基盤指定データおよび緑リース部指定データに基づいて屋上緑化の重量およびコストを計算する(S138)。重量計算は、指定された給排水部、基盤材料、置換え固定部、オプション、耐風設備、および植物の単位重量を夫々給排水部データベース24、基盤材データベース26、固定部データベース28、オプションデータベース30、耐風設備データベース36、および緑データベース32を参照して取得し、各単位重量に数量(個数または面積)を乗じた値の総和を計算することにより行われる。
【0062】
すなわち、重量は
重量=Σ(単位重量×数量)
により計算される。ただし、Σは給排水部、基盤材料、置換え固定部、オプション、耐風設備、および植物の全てについての和を取ることを示す。
【0063】
また、コストは、指定された給排水部、基盤材料、置換え固定部、オプション、植物、および耐風設備の単位重量を夫々給排水部データベース24、基盤材データベース26、固定部データベース28、オプションデータベース30、緑データベース32、および耐風設備データベース36を参照して取得すると共に、緑化面積および形状から歩掛りデータベース22を参照して歩掛りデータを取得し、さらに、地域名から地域データベース20を参照して施工単価地方係数および緑リース単価地方係数を取得することにより、緑化基盤部および緑リース部の夫々について次式を用いて計算される。
【0064】
緑化基盤部コスト=Σ(単価×数量×歩掛り×施工単価地方係数)
緑リース部コスト=Σ(単価×数量×期間×歩掛り×緑リース単価地方係数)
ただし、上記重量の計算式と同様に、Σは給排水部、基盤材料、置換え固定部、オプション、耐風設備、および植物の全てについての和を取ることを示す。
【0065】
また、指定された給排水部が上水を利用する場合にはコストの一部として夏季の水使用量の概算値を計算する。水使用量の概算は、夏季の平均蒸発量および夏季の平均雨量の夫々の単位量を地域データベース20を参照して取得し、夏季の平均蒸発量と夏季の平均雨量の単位量の差に緑化面積を乗じて計算することにより行われる。
【0066】
サーバー10は、上記のように計算した重量およびコストを表示する重量・コスト表示画面を生成して顧客端末14へ送信する(S140)。その際、サーバー10は、環境条件データに含まれる屋上スラブ耐荷重、緑化形状、緑化寸法に基づいて、屋上緑化の許容重量を(屋上スラブ耐荷重×緑化面積)により計算し、上記の屋上緑化重量が、計算された許容重量を上回る場合には、重量オーバーのため緑化基盤および植物の指定内容を見直すべき旨の警告メッセージを重量・コスト表示画面へ表示させる。
【0067】
また、環境指定画面において、防風設備の「なし(設置する)」、水道設備の「新設する」、屋上スラブ耐荷重の「90kg/m以下又はわからない」、防水の「劣化あり」、電気設備の「新設する」、屋上へのアクセスの「悪」、および形状・寸法の「その他」を選択していた場合には、別途見積が必要な旨を特記事項として重量・コスト表示画面へ表示させる。
【0068】
顧客は、重量・コスト表示画面にて重量、コスト、および特記事項を確認し、それらを了承する場合には、同画面に含まれる住所・氏名・電話番号・メールアドレス等の記入欄に記入したうえで「OK」ボタンをクリックする(S142)。これに応答して、サーバー10は、当該顧客に固有の顧客IDおよびパスワードを生成し、上記のように計算した屋上緑化コスト、特記事項、顧客住所・氏名、顧客ID・パスワード等を含む見積書画面を作成して(S144)、顧客端末14へ送信する(S146)。これと共に、サーバー10は、記憶装置10に記憶しておいた環境条件データ、選択方法データ、コンセプトデータ、緑化基盤指定データ、および緑リース部指定データを、顧客住所・氏名・電話番号・メールアドレス、顧客ID・パスワード等と共に顧客データベース38へ記録する(S148)。
【0069】
次に、屋上緑化業者への仲介依頼を行う場合(つまり、上記選択方法指定画面において「セレクト」以外を選択した場合)の処理について説明する。業者への仲介依頼を行う場合にも、顧客は、図14のS100〜S102と同様にして環境条件を指定し、同図のS110〜S128と同様にして緑化コンセプト、緑化基盤部、緑リース部の任意の部分について指定する。そして、ユーザIDおよびパスワードが発行され、上記の指定内容が希望条件データとして、顧客IDおよびパスワードと共に顧客データベース38に記録される。また、顧客は、提案の〆切期日、施工期間や、屋上緑化の希望グレードを例えばAグレード、Bグレード、Cグレードのように指定することができ、この提案〆切期日、施工期間、および希望グレードも希望条件データの一部として記録される。
【0070】
図22は、顧客のユーザIDおよびパスワードが希望条件データと共に記録された後の処理を示す図である。なお、ここでは、緑リース部について「セレクト」以外が指定され、貸鉢業者への仲介が行われる場合について説明する。
【0071】
先ず、サーバー10は、希望条件データに基づいて地域名を得ると共に、緑化形状および寸法から緑化面積を計算する(S300)。そして、業者データベース36を参照して、営業地域および希望規模が、上記の地域名および緑化面積に適合する業者のデータを抽出し、そのデータを表示する業者表示画面を生成して(S302)、顧客端末14へ送信する(S304)。図23は、業者表示画面の一例を示す。図23に示す如く、業者表示画面には、登録業者データベース40に記録されたデータ項目のうち、業者名、住所、電話番号、資本金、営業地域、希望規模、業者ホームページのURL、特徴、代表作庭画像イメージが表示され、総取引額、取引回数、業者ランクについては表示されない。
【0072】
顧客は、選択方法指定画面において「コンペ(選択)」または「特命」を指定した場合には、この業者表示画面からコンペ参加業者または特命業者を指名することができる(S306)。この場合、希望条件データには、そのデータを閲覧するための閲覧パスワードが付与される。そして、コンペ参加業者または特命業者として指名された業者の業者端末16には、当該業者を指名対象とする希望条件データが登録された旨、および、その希望条件データについての閲覧パスワードが通知される(S308)。
【0073】
希望条件データを閲覧しようとする業者は、業者端末16からサーバー10へアクセスし、業者IDおよびパスワードを入力してサーバー10へ送信する(S310)。サーバー10は、業者IDおよびパスワードに基づいて認証を行ったうえで、当該業者に閲覧を許可すべき希望条件データを抽出する(S312)。各業者に閲覧が許可される希望条件データは、選択方法としてどの方法が指定されたかに応じて、以下のように判定される。
【0074】
(1)「コンペ(自由)」の場合:当該業者の営業地域および希望規模が、希望条件データから得られる地域名および緑化面積に適合し、かつ、当該業者の業者ランクが、基準ランク判定テーブル(図24参照)を参照して緑化面積から定められる基準ランク以上である希望条件データを閲覧可能とする。
(2)「コンペ(選択)」または「特命」の場合:当該業者が指名された希望条件データを閲覧可能とする。
【0075】
サーバー10は、上記のように閲覧可能と判定した希望条件データを表示する希望条件表示画面を業者端末16へ送信する(S314)。ただし、「コンペ(選択)」または「特命」の場合には、業者端末16に対して閲覧パスワードの入力を要求し、入力された閲覧パスワードと、希望条件データに設定された閲覧パスワードとが一致する場合にのみ、希望条件表示画面を送信する。
【0076】
業者は、希望条件表示画面にて希望条件データを閲覧したうえで、その希望条件データに応じた屋上緑化の仕様およびコストを決定し、それらを提案データとしてサーバー10へ送信する(S316)。サーバー10では、この提案データを対応する希望条件データに関係付けて顧客データベースに記録する(S318)。そして、顧客端末14から提案データの閲覧要求があると(S320)、該当する提案データを表示する提案表示画面を生成し(S322)、当該顧客端末14へ送信する(S324)。
【0077】
顧客は、提案表示画面に表示された提案データを吟味し、その提案者である業者への発注を決定した場合には、提案表示画面に含まれる「発注」ボタンをクリックする(S326)。これに応じて、サーバー10は、顧客データベース38において、該当する提案データについて発注のあった旨を記録する(S328)。また、サーバー10は、発注が行われた提案データを提案した業者の業者端末16へその旨を通知すると共に、同じ希望条件データに対する他の提案データを提案した業者には、発注が行われなかった旨を通知する(S330)。以後、発注者である顧客と受注者である業者との間で適宜やりとりの後、屋上緑化の施工および代金の支払が行われることとなる。
【0078】
また、サーバー10は、提案データに対する発注を受けた業者について、業者データベース36に記録された取引回数に「1」を加算すると共に、総取引額に今回の取引額を加算し、業者ランクテーブルを参照して、前記加算後の取引回数および総取引額に基づいて業者ランクを更新する(S332)。
【0079】
さらに、サーバー10は、発注のあった旨が記録された各希望条件データについて、リース期間および発注日からリース契約期限を判別し、リース契約期限が接近している場合には、顧客の顧客端末14に対してその旨を通知する(S334)。この通知を受けた顧客は、顧客端末14からサーバー10へアクセスすることで、再び希望条件等を入力して発注を行うことができる。その際、顧客データベース38から当該顧客の希望条件データが読み出されて、希望条件データの各指定画面に表示されるようになっている。これにより、顧客は、前回の希望条件と変更のない項目については入力を省略することができる。
【0080】
以上説明したように、本実施形態のシステムによれば、顧客はサーバー10へアクセスして緑化を計画している建物屋上に関する環境条件を指定するだけで、その環境条件に適した屋上緑化の仕様およびその見積り価格の提示を受けることができる。したがって、顧客は自ら煩雑な屋上緑化仕様の決定を行うことなく、適切な屋上緑化の仕様およびコスト見積り額を得ることができる。
【0081】
また、顧客は、サーバー10への見積り依頼を行うだけでなく、サーバー10を介して一または複数の業者に対する緑化仕様の提案および見積りの依頼を行い、さらに、所望の業者への発注も行うことができる。
【0082】
なお、本実施形態では、緑化植物を貸し鉢業者からリースするものとしたが、造園・園芸業者から購入するものとしてもよい。また、本実施形態では、緑化の対象を建物屋上としたが、これに限らず、緑化の対象が、人工地盤、ベランダ、駅前や庭などの花壇、壁面であってもよい。
【0083】
【発明の効果】
本発明によれば、緑化対象に適合した適切な緑化仕様を顧客に対して提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を表すシステム全体構成図である。
【図2】地域データベースのデータ構成を示す図である。
【図3】歩掛りデータベースのデータ構成を示す図である。
【図4】給排水部データベースのデータ構成を示す図である。
【図5】基盤材データベースのデータ構成を示す図である。
【図6】固定部データベースのデータ構成を示す図である。
【図7】オプションデータベースのデータ構成を示す図である。
【図8】緑データベースのデータ構成を示す図である。
【図9】耐風設備仕様決定データベースのデータ構成を示す図である。
【図10】耐風設備データベースのデータ構成を示す図である。
【図11】顧客データベースのデータ構成を示す図である。
【図12】登録業者データベースのデータ構成を示す図である。
【図13】業者ランク判定テーブルの一例を示す図である。
【図14】本実施形態において、顧客がサーバーに対して見積り依頼を行う場合に実行される処理の流れを示す図である。
【図15】環境条件指定画面の一例を示す図である。
【図16】選択方法指定画面の一例を示す図である。
【図17】コンセプト指定画面の一例を示す図である。
【図18】緑化用植物および緑化基盤の判定処理を示すフローチャートである。
【図19】緑化基盤指定画面の一例を示す図である。
【図20】緑リース部指定画面の一例を示す図である。
【図21】緑化イメージ表示画面の一例を示す図である。
【図22】本実施形態において、顧客が業者に対する仲介を依頼する場合に実行される処理の流れを示す図である。
【図23】業者表示画面の一例を示す図である。
【図24】基準ランク判定テーブルの一例を示す図である。
【符号の説明】
10 緑化提案サーバー
14 顧客端末
16 業者端末

Claims (13)

  1. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
    顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否と、緑化対象における雨当たりの良否とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
    緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段と、
    該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定する第1の判定手段と、
    屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースと、
    前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定する第2の判定手段と、
    前記第1及び第2の判定手段により判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  2. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
    顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否を示す設備利用可否情報と、緑化対象の地上高および防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
    緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段と、
    該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定する第1の判定手段と、
    屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースと、
    前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する第2の判定手段と、
    前記第1及び第2の判定手段により判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  3. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
    顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における雨当たりの良否および水道設備の利用可否とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
    基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、
    各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、
    前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得する手段と、
    前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定する第1の判定手段と、
    屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースと、
    前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定する第2の判定手段と、
    前記第1及び第2の判定手段により判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  4. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより構成され、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する仕様の提案サービスを行うシステムであって、
    顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信する受信手段と、
    基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、
    各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、
    前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得する手段と、
    前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定する第1の判定手段と、
    屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースと、
    前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定する第2の判定手段と、
    前記第1及び第2の判定手段により判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記判定手段で判定された緑化仕様を緑化仕様についての候補として前記顧客端末へ提示し、前記顧客端末にて前記候補から所望の緑化仕様を選択させる手段を備えることを特徴とするシステム。
  6. 請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて選択された緑化仕様に基づいて、緑化に係わる費用を計算して当該顧客端末へ提示する手段を備えることを特徴とするシステム。
  7. 請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて選択された緑化仕様を緑化業者の端末へ送信する手段と、前記緑化仕様を閲覧した緑化業者の端末から、当該緑化仕様に応じた緑化費用に関する見積り情報を受信する手段と、該受信した見積り情報を、前記顧客端末へ送信する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  8. 請求項記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記顧客端末にて緑化仕様の一部のみが選択された場合には、前記見積り情報を受信する手段は、前記顧客端末にて選択されなかった緑化仕様についての緑化業者からの提案を更に受信し、前記見積情報を送信する手段は、前記受信した提案を前記顧客端末へ更に送信することを特徴とするシステム。
  9. 請求項または記載の緑化仕様の提案サービスシステムにおいて、前記受信した緑化対象情報に基づいて、当該緑化対象の緑化を行うのに適した緑化業者を選定する手段と、該選定した緑化業者に関する情報を前記顧客端末へ送信し、当該顧客端末において前記選定した緑化業者の中から一または複数の緑化業者を選択させる手段とを備え、前記緑化仕様を送信する手段は、前記緑化仕様を前記顧客端末にて選択された緑化業者の端末へ送信することを特徴とするシステム。
  10. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービスを行う方法であって、
    前記コンピュータは、緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段を備えると共に、屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースを備えており、
    前記コンピュータが、
    顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否と、緑化対象における雨当たりの良否とを含む緑化対象情報を受信し、
    該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、
    前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、
    前記判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信することを特徴とするシステム。
  11. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービスを行う方法であって、
    前記コンピュータは、緑化基盤の給排水部の仕様として、(1)「雨水貯水+防根シート+排水シート+底面給水」、(2)「防根シート+雨水保水層+底面給水」、(3)「上水+防根シート+排水シート+底面給水」、(4)「上水+防根シート+点滴パイプ」、及び(5)「上水+防根シート+スプリンクラー」を記憶する手段を備えると共に、屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースを備えており、
    前記コンピュータが、
    顧客端末から、緑化対象における水道設備および電気設備の利用可否を示す設備利用可否情報と、緑化対象の地上高および防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信し、
    該受信した緑化対象情報に含まれる設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の両方が利用可能であることを示す場合は、前記(1)〜(5)の全てを当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、前記設備利用可否情報が水道設備及び電気設備の少なくとも一方が利用不可であることを示す場合は、前記(1)又は(2)を当該緑化対象に適した給排水部の仕様であると判定し、
    前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定し、
    前記判定した給排水部の仕様及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信することを特徴とする方法
  12. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービスを行う方法であって、
    前記コンピュータは、基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、屋上緑化で用いられる各種植物について、耐乾性の有無が記録された緑データベースと、を備えており、
    前記コンピュータが、
    顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における雨当たりの良否および水道設備の利用可否とを含む緑化対象情報を受信し、
    前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得し、
    前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定し、
    前記緑化対象情報に含まれる雨当たりの良否および水道設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐乾性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐乾性が要求される場合には耐乾性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐乾性が要求されない場合には耐乾性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、
    前記判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信することを特徴とする方法
  13. 顧客端末と通信可能なサーバーコンピュータにより、アクセスしてきた顧客端末に対して緑化に関する提案サービスを行う方法であって、
    前記コンピュータは、基準風速、地表面粗度区分、および地上高に応じた耐風設備のグレードが記録された耐風設備仕様決定データベースと、各地域について、地域名、気候区分、及び基準風速が記録された地域データベースと、屋上緑化で用いられる各種植物について、耐風性の有無が記録された緑データベースと、を備えており、
    前記コンピュータが、
    顧客端末から、緑化対象の地域名、地表面粗度区分、および、地上高を示す情報と、緑化対象における防風設備の利用可否に関する情報とを含む緑化対象情報を受信し、
    前記地域データベースを参照して、前記緑化対象情報に含まれる地域名に対応する気候区分及び基準風速を取得し、
    前記耐風設備仕様決定データベースを参照して、前記取得した基準風速、並びに、前記緑化対象情報に含まれる地表面粗度区分及び地上高に対応した耐風設備のグレードを判定し、
    前記緑化対象情報に含まれる、地上高および防風設備の利用可否に基づいて、緑化用植物に耐風性が要求されるか否かを判別し、前記緑データベースを参照して、耐風性が要求される場合には耐風性を有する植物を当該緑化対象に適した緑化用植物として判定し、耐風性が要求されない場合には、耐風性の有無にかかわらず、当該緑化対象に適した緑化用植物として前記判別結果に基づいて当該緑化対象に適した緑化用植物の仕様を判定し、
    前記判定した耐風設備のグレード及び緑化用植物を緑化仕様として前記顧客端末へ送信することを特徴とする方法
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