JP2003085092A - 情報評価装置、端末、およびプログラム - Google Patents

情報評価装置、端末、およびプログラム

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JP2003085092A
JP2003085092A JP2001278242A JP2001278242A JP2003085092A JP 2003085092 A JP2003085092 A JP 2003085092A JP 2001278242 A JP2001278242 A JP 2001278242A JP 2001278242 A JP2001278242 A JP 2001278242A JP 2003085092 A JP2003085092 A JP 2003085092A
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Noboru Akiyama
秋山  登
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Fujitsu Ltd
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    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有害情報を発信するサイト、あるいはサイトの
一部を示す情報をタイムリーに提供する。 【解決手段】ネットワーク上で閲覧される情報を評価す
る情報評価装置であり、閲覧に不適な情報の通報を受信
する手段と、上記通報に基づいて前記情報の不適レベル
を評価する手段と、上記不適レベルが所定範囲となる、
そのような不適情報のネットワーク上での所在情報を配
信する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
情報へのアクセス制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報通信技術の発達により、インターネ
ット等のネットワークを通じて、容易に様々な情報を入
手できるようになった。また、インターネットにおいて
は、ユーザが容易にウェブサイトを開設し、情報を発信
できるようになった。
【0003】しかし、その反面で、このようなインター
ネット上では、多くの有害情報が配信されている。ま
た、有害情報を含むウェブサイトも多数開設されてい
る。ここで、有害情報とは、例えば、ポルノグラフィー
や暴力シーンを含むコンテンツ等である。
【0004】このような有害情報へのアクセスや有害情
報の発信を排除するための方法も提案されている。例え
ば、キーワードによる情報の検索、通報による確認など
で、有害な情報を探索し、ブラックリストを作成・配布
し、有害な情報を発信するサイト(あるいはサイトの一
部)へのアクセス制限を行うサービスが存在する。
【0005】しかし、インターネット上の情報は絶えず
変更されており、その変更に追従してブラックリストを
作成し、配布することは困難であった。すなわち、この
ような方法では、リアルタイムでサービスの提供できな
かった。また、単にキーワードによる検索では、有害情
報を探索する精度も低かった。
【0006】さらに、そのような有害情報に対する通報
では、通報者の主観により、有害か否かの判断基準が変
動する場合があった。したがって、通常の感覚では、有
害でない情報が、過敏な通報者により有害とされてしま
うような場合もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の技術の問題点に鑑みてなされたものである。すなわ
ち、本発明の課題は、有害情報を発信するサイトの所
在、あるいはサイトの一部を示す情報をタイムリーに提
供することにある。
【0008】また、本発明の課題は、その場合に、有害
な情報をポルノグラフィーや暴力関連に限定せず、各種
情報を対象とし、個人別に閲覧することが不適切な情報
へのアクセスを制限することができる機能を提供するこ
とにある。
【0009】また、本発明の課題は、有害であるか有害
でないかの判断の一般性を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明
は、ネットワーク上で閲覧される情報を評価する情報評
価装置(1)であり、閲覧に不適な情報の通報を受信す
る手段と、上記通報に基づいて前記情報の不適レベルを
評価する手段と、上記不適レベルが所定範囲となる、そ
のような不適情報のネットワーク上での所在情報を配信
する手段とを備えるものである。
【0011】閲覧に不適な情報とは、例えば、公衆ネッ
トワーク上で公開することが有害であるようなものであ
る。このような情報評価機能は、例えば、ネットワーク
に接続されたサーバ上によって実現される。
【0012】本情報評価装置は、このように利用者から
の通報を収集し、評価し、所定レベルの情報を不適情報
として、その所在を配信するので、閲覧に不適な情報を
効率よく検出し、一元管理することできる。上記のよう
な所在情報を利用者に配信することで、利用者が一律に
不適情報へのアクセスを抑制することを支援する。
【0013】好ましくは、上記通報を送信した通報者を
分類する手段をさらに備え、上記評価する手段は、上記
通報者の分類に応じて上記情報の不適レベルを評価して
もよい。
【0014】通報者を分類するとは、通報者の属性、例
えば、家族構成、職業、あるいは住まい地域等により通
報者を分類することをいう。このような分類応じて通報
に対する評価を変えることで、より正確な評価が可能に
なる。
【0015】好ましくは、上記情報評価装置は、通報を
送信した通報者を識別する手段をさらに備え、上記通報
は、上記情報の所在情報を含んでおり、上記評価する手
段は、同一通報者からの同一の所在に対する2回以上の
通報を不適レベルの評価から除外してもよい。
【0016】このようにして、同一の通報者による同一
の情報に対する重複した通報を評価の対象から除外する
ことができる。
【0017】好ましくは、上記情報評価装置は、通報を
送信した通報者を識別する手段と、上記不適レベルの評
価における通報者ごとの貢献に係る情報を蓄積する手段
とをさらに備え、上記評価する手段は、通報者ごとに蓄
積された貢献を反映させて上記情報の不適レベルを評価
してもよい。
【0018】このようにして、通報者ごとの貢献を反映
をすることで、より正確な評価が可能になる。ここで、
貢献に係る情報とは、例えば、その通報者が通報した情
報が不適情報と判定された実績値等である。
【0019】好ましくは、上記通報は、通報対象の情報
の種別を有しており、上記評価する手段は、その種別ご
とに前記情報の不適レベルを評価してもよい。
【0020】通報対象の情報を種別とは、閲覧に不適と
通報者が考える情報の分類であり、例えば、ポルノグラ
フィーや暴力関連といったものである。
【0021】好ましくは、上記情報評価装置は、通報を
送信した通報者を識別する手段と、その通報者を分類す
る手段と、上記不適レベルの評価における通報者ごとの
貢献に係る情報を蓄積する手段とをさらに備え、上記通
報は、通報対象の情報の種別を有しており、上記評価す
る手段は、その種別、通報者の属性または通報者ごとに
蓄積された貢献のうちの2以上の組み合わせの関係を反
映して上記不適レベルを評価してもよい。
【0022】このように、情報の種別、通報者の属性ま
たは通報者ごとに蓄積された貢献のいずれかの組み合わ
せの関係を反映して評価することで、より正確な評価が
可能になる。例えば、特定の情報に対して熱意をもって
発見に努める通報者もいるからである。また、過去に貢
献のあった通報者は、今後も貢献する可能性が高いから
である。
【0023】また、本発明は、ネットワーク上の情報に
アクセスする端末(11)であり、ネットワーク上の情
報にアクセスする手段(14)と、上記情報を表示する
手段(14)と、不適な情報の表示に対する通報を入力
する手段(13)と、上記通報を所定のサーバに送信す
る手段と、上記通報を集計したサーバから不適のレベル
が所定範囲となる、そのような不適情報の所在を受信す
る手段と、上記不適情報へのアクセスを制限する手段と
を備えるものでもよい。
【0024】このような端末を使用することで、利用者
は、不愉快な情報へアクセスすることを防止できる。
【0025】また、本発明は、コンピュータに、ネット
ワーク上で閲覧される情報を評価させる情報評価方法で
あり、閲覧に不適な情報の通報を受信するステップ(S
8)と、上記通報に基づいて上記情報の不適レベルを評
価するステップ(S92−S99)と、上記不適レベル
が所定範囲となる、そのような不適情報のネットワーク
上での所在情報を配信するステップ(S103、S11
3)とを有するものでもよい。
【0026】このような手順により、閲覧に不適な情報
を効率よく検出し、一元管理することできる。本発明
は、上記のような所在情報を利用者に配信することで、
利用者に対して一律に不適情報へのアクセスを抑制する
ことを支援することができる。
【0027】本発明は、コンピュータに以上のいずれか
の機能を実現させるプログラムであってもよい。また、
本発明は、そのようなプログラムをコンピュータ読み取
り可能な記録媒体に記録したものでもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図21の図面に基いて説明する。図1から図3は本
発明の一実施の形態に係る情報システムの機能概要を示
す図であり、図4から図16は、図1および図3に示し
た有害情報処理サーバ1が管理するデータのデータ構造
を示す図であり、図17は、図1から図3に示したパー
ソナルコンピュータ11で実行されるブラウザの画面を
示す図であり、図18から図20は、本情報システムの
処理を示すフローチャートであり、図21は、本発明の
変形例に係るブラウザの画面を示す図である。
【0029】<機能概要>以下、本情報システムの機能
概要を説明する。本情報システムは、以下の手順によ
り、インターネット上の有害情報を検出し、利用者の有
害情報へのアクセスを抑制する。 (1)本情報システムでは、インターネット利用者を対
象に、本情報システムの利用者を募集する。募集は、例
えば、インターネット上のウェブサイトで行えばうよ
い。
【0030】応募した利用者は、本情報システムに登録
される。この登録では、利用者が有害情報としたい情報
のカテゴリ、例えば、ポルノグラフィー、暴力シーン等
が利用者の識別情報とともに登録される。
【0031】利用者は、登録したカテゴリの情報のネッ
トワーク上での所在を示す有害情報リストの配布を受
け、そのような有害情報へのアクセスを抑制される。利
用者は、そのような通常の利用者としても登録すること
もできるし、有害情報を通報する通報者としても登録す
ることもできる。ただし、以下で、”利用者”という場
合は、通常の利用者の意味の他、通報者としての利用者
をも含むものとする。また、利用者のうち特に通報者に
限定する場合に、”通報者”という用語を用いる。 (2)利用者は、まず、有害情報処理サーバ1にログイ
ンする。すると、有害情報処理サーバ1は、利用者に利
用者用システムをダウンロードする。この利用者用シス
テムは、ブラウザに組み込まれ、ブラウザによる有害情
報へのアクセスを制限する。ただし、この利用者用シス
テムは、ブラウザを構成する特定のモジュールをパッチ
するパッチファイルでもよい。
【0032】また、有害情報処理サーバ1は、通報者に
通報者用システムをダウンロードする。この通報者用シ
ステムは有害情報を通報するための通報ボタンを通報者
の使用するブラウザ上に表示させる。 (3)通報者がインターネットを利用中に有害な情報を
発信するサイト(あるいはサイトの一部)を発見した場
合、ブラウザに設けられた通報ボタンをクリックする。
これにより、上記サイトがインターネット上の有害情報
処理サーバ1に通報される。 (4)ブラウザに設けられた通報ボタンは、通報者の登
録情報にしたがい、ポルノグラフィー、暴力関係などの
カテゴリに分類され、そのカテゴリを示すラベルが付さ
れている。各通報ボタンは、各カテゴリに属する情報が
発見されたことを通報するために使用される。 (5)通報を受け取ったインターネット上の有害情報処
理サーバ1は、独自の処理を行い有害な情報であるか否
かを判断する。 (6)有害情報処理サーバ1は、利用者の登録情報にし
たがって個人別に作成される有害情報リスト(ブラック
リスト)をインターネット経由で、利用者のコンピュー
タに配布する。 (7)上記有害情報リストを受信した利用者のコンピュ
ータでは、利用者がインターネット上のウェブサイトに
アクセス時、当該ウェブサイトがそのリストに含まれる
か否かを利用者用システムが判定する。そして、この利
用者用システムは、ブラウザに対して有害情報リストに
含まれるウェブサイトへのアクセスを禁止する。
【0033】図1に、本情報システムにおいて有害情報
を収集する機能の概要を示す。図1に示すように、この
情報システムは、利用者が使用するパーソナルコンピュ
ータ11と、利用者から有害情報の通報を受け、その有
害情報の有害レベルを判定する有害情報処理サーバ1と
からなる。このパーソナルコンピュータ11および有害
情報処理サーバ1は、ともにインターネットに接続さ
れ、各種の情報、例えば、有害コンテンツを発信するウ
ェブサーバにアクセスする。このようなパーソナルコン
ピュータ11や有害情報処理サーバ1の構成および作用
は広く知られているので、その説明を省略する。
【0034】本情報システムのシステム利用者(通報
者)は有害情報を発見すると(図1の)、ブラウザ上
の通報ボタンを押下する。この通報ボタンの押下を検出
すると、ブラウザは、有害情報のカテゴリを示す通報と
ともに現在アクセス中のウェブサイトのURLを有害情報
処理サーバ1に送信する(図1の)。
【0035】有害情報処理サーバ1は通報を受けたURL
にアクセスし、以下をチェックする(図1の)。ま
ず、有害情報処理サーバ1はそのURLのウェブサイトが
存在するか否かを確認する。
【0036】そして、そのウェブサイトが存在する場
合、有害情報処理サーバ1は、そのウェブサイトにおい
て、通報を受けた情報の種類でキーワード検索を行い、
合致するキーワードがそのウェブサイトにあるか否かを
調べる。有害情報処理サーバ1は、通報されたサイトの
うち、以上のチェックをパスしたものを有害情報候補リ
ストに追加する。さらに、有害情報処理サーバ1は、通
報受理を利用者に通知する(図1の)。
【0037】図2に、有害情報リストの作成処理の概要
を示す。この処理では、有害情報処理サーバ1は、ま
ず、通報を受けたサイト(あるいはサイトの一部)を有
害情報候補リストに登録する(図2の)。この有害情
報候補リストに登録されたサイトを有害情報候補とい
う。
【0038】このとき、有害情報処理サーバ1は、通報
者の情報を総合的に評価して算出したポイントを有害情
報候補リストの当該サイトに対するエントリに加算して
いく。複数の通報があった場合、有害情報処理サーバ1
は、各通報に応じたポイントを加算する。この加算値を
有害レベルという。有害レベルが所定のポイント(こ
れをしきい値という)に達すると、有害情報処理サーバ
1は、有害情報候補を有害情報リストに移動する(図2
の)。
【0039】図3に、有害情報リストの配信方法の概要
を示す。有害情報処理サーバ1は、各利用者別に登録さ
れたカテゴリに対応する有害情報リストを作成する。そ
して、有害情報処理サーバ1は、定期的にインターネッ
トを通じて各利用者に利用者別の有害情報リストを配信
する(図3の)。
【0040】有害情報リストを受け取ったパーソナルコ
ンピュータ11は、即時に有害情報リストを更新する。
そして、利用者用システムが組み込まれたブラウザは、
以後、有害情報リストに含まれるサイト(あるいはサイ
トの一部)へのアクセスを禁止する。
【0041】<データ構造>図4から図16に、有害情
報処理サーバ1が有するテーブルのデータ構造を示す。
図4に、個人情報テーブルのデータ構造を示す。個人情
報テーブルは、本情報システムの利用者の個人属性を登
録するテーブルである。個人情報テーブルは、情報シス
テムの利用申込み時に入力された情報から設定される。
図4では、テーブルの1レコード分(1データ分)のデ
ータが示されている(以下、図5等においても同様であ
る)。
【0042】図4のように、個人情報テーブルは、個人
ID、区分、生年、家族構成ID、職業ID、住まい地
域ID、使用ブラウザ、メールアドレス、およびシステ
ム使用開始日時の各フィールドを有している。
【0043】個人IDは、利用者を個々に識別する文字
列である。区分とは、当該個人が利用者、通報者、また
はその両方のいずれであるかを示す区分である。生年と
は、利用者の生まれた年である。
【0044】家族構成ID、職業ID、および住まい地
域IDは、各々、家族構成、職業、および住まい地域を
識別する文字列である。これらのIDは、各々、家族構
成IDテーブル、職業IDテーブル、および住まい地域
IDテーブルに定義されている。
【0045】使用ブラウザは、当該利用者が使用してい
るブラウザの種類およびバージョンを示す情報である。
この情報により、利用者のブラウザに組み込まれる(ま
たは利用者のブラウザをパッチする)利用者用システム
が作成され、配布される。
【0046】メールアドレスは、利用者の電子メールア
ドレスである。システム使用開始日時は、当該利用者が
最初に有害情報処理サーバ1にログインした日時であ
る。
【0047】図5に、家族構成IDテーブルのデータ構
造を示す。このテーブルは、家族構成IDの値と家族構
成との関係を定義する。例えば、家族構成IDが545
997のとき、20−30代の独身者であること等が定
義される。
【0048】図6に、職業IDテーブルのデータ構造を
示す。このテーブルは、職業IDの値と職業との関係を
定義する。例えば、職業IDが21458319のと
き、小学校教諭、低学年のクラス担任であること等が定
義される。
【0049】図7に、すまい地域IDテーブルのデータ
構造を示す。このテーブルは、すまい地域IDの値と、
住まい地域の名称との関係を定義する。例えば、すまい
地域IDが48843188のとき、そのすまい地域の
名称が日本国長野県であること等が定義される。
【0050】図8に通報者テーブルのデータ構造を示
す。図8のように、通報者テーブルは、個人ID、カテ
ゴリID、貢献ポイント、および通報開始日の各フィー
ルドを有している。このうち、個人IDは、図4に示し
た個人情報テーブルで定義されるIDである。この個人
IDにより、この通報者テーブルの当該データがどの利
用者に関するものであるかが明示される。
【0051】カテゴリIDは、当該通報者(利用者)が
有害と考えている情報のカテゴリを指定するIDであ
る。カテゴリIDは、情報カテゴリテーブルで定義され
る。
【0052】貢献ポイントには、通報者が通報したサイ
トが有害情報リストに追加された数を記録する。この貢
献ポイントにより、当該通報者がどの程度有害情報リス
トの作成に貢献したかが記録される。通報開始日は、こ
の通報者が初めて通報した日時である。
【0053】図9に利用者テーブルのデータ構造を示
す。図9のように、利用者テーブルは、個人ID、カテ
ゴリID、最新リスト配信日、および利用開始日の各フ
ィールドを有している。このうち、個人ID、およびカ
テゴリIDは、図8の通報者テーブルの場合と同様であ
る。また、最新リスト配信日は、有害情報リストが当該
利用者に配信された最後の日時である。また、利用開始
日は、この利用者が初めて情報システムにログインした
日時である。
【0054】図10に、情報カテゴリテーブルのデータ
構造を示す。情報カテゴリテーブルは、利用者が有害と
考える情報の種類を定義するテーブルである。情報カテ
ゴリテーブルは、カテゴリID、カテゴリ名、およびカ
テゴリ開設日の各フィールドを有している。
【0055】カテゴリIDは、カテゴリを個々に識別す
る記号である。カテゴリ名は、その情報の種類を示す名
称である。例えば、ポルノ全般(ポルノグラフィー関連
情報全般)、暴力(暴力を示唆する映像、文書等)、ア
ンチXX(例えば、特定のプロ野球チームXXに関連す
る情報全般)等により、情報の種類を定義する。カテゴ
リ開設日は、当該カテゴリが設定された日である。
【0056】図11に通報テーブルのデータ構造を示
す。通報テーブルは、通報者からの通報があったことを
記録するテーブルである。通報テーブルは、個人ID、
カテゴリID、通報日時、情報ID、加算ポイントおよ
び通報回数の各フィールドを有している。
【0057】個人IDは、通報者の個人IDである。カ
テゴリIDは、通報された有害情報サイトのカテゴリを
示すカテゴリIDである。通報日時は、最新の通報日時
である。情報IDは、通報対象の有害情報を掲載するサ
イトまたはサイトの一部を個々に識別する記号である。
【0058】加算ポイントは、通報された有害情報の有
害レベルに加算されるポイントである。この加算ポイン
トは、通報者の属性、すなわち、生年、家族構成、職
業、住まい地域等に基づいて統計処理により決定され
る。
【0059】例えば、ポルノグラフィーに対して小中学
校教諭からの通報は信頼性が高く、高い加算ポイントが
付与されることが多い。また、子供がいる通報者からの
暴力関係サイトに対する通報には高い加算ポイントが付
与されることが多い。また、貢献ポイント(図8の通報
者テーブル参照)が高い通報者からの通報に対しては、
高い加算ポイントが付与される。
【0060】通報回数は、この通報者が当該情報(有害
情報サイト)を通報した回数である。本有害情報処理サ
ーバ1は、同一の有害情報に対して同一人が通報した場
合、通報回数を記録する。ただし、2回目以降の通報に
対して有害レベルを加算することはしない。
【0061】図12に、有害情報候補リストテーブルの
データ構造を示す。このテーブルは、通報された有害情
報のうち、有害レベルが所定のしきい値に満たない有害
情報を登録する。有害情報候補リストテーブルは、情報
ID、カテゴリID、場所、存在、存在確認日時、有害
レベルの各フィールドを有している。
【0062】情報IDは、図11の通報テーブルで説明
したように、通報された有害情報を個々に識別する記号
である。カテゴリIDは、その有害情報のカテゴリを示
すIDである。
【0063】場所とは、当該有害情報を発信するウェブ
サイトのネットワーク上の所在である。場所は、例え
ば、IPアドレス+そのIPアドレスで指定されるコン
ピュータ内のディレクトリ+コンテンツ名で指定する。
ただし、IPアドレスに代えてドメイン名を使用しても
よい。
【0064】存在のフィールドには、その有害情報が存
在するか否かを記録する。存在の有無は、通報があった
ときに有害情報処理サーバ1が実際にその有害情報にア
クセスしてアクセス可能か否かにより決定する。存在確
認日時は、その存在確認を行った日時である。
【0065】有害レベルは、当該有害情報に対して複数
の通報者が通報した加算ポイント(図11の通報テーブ
ル参照)の累積値である。すでに述べたように、有害レ
ベルは同一の通報者に対しては、一度だけ加算する。こ
れは、個人により恣意的に、または特定の個人の偏見等
により、有害レベルが加算されるのを防止するためであ
る。
【0066】図13に、有害情報リストテーブルのデー
タ構造を示す。このテーブルは、有害情報候補リストテ
ーブルに登録された有害情報のうち、有害レベルが所定
のしきい値に達した有害情報を登録する。有害情報リス
トテーブルは、情報ID、カテゴリID、場所、存在、
存在確認日時、有害レベル、および抑制回数の各フィー
ルドを有している。これらのうち、抑制回数以外のフィ
ールドは、有害情報候補リストテーブルのフィールドと
同一である。
【0067】抑制回数は、利用者が有害情報にアクセス
しようとして、当該有害情報リストにしたがいアクセス
を抑制した回数を記録する。利用者のパーソナルコンピ
ュータ11は、このようなアクセスの抑制回数を記録し
ており、本情報システムからログオフしたときに抑制回
数を報告する。有害情報処理サーバ1は、各利用者のパ
ーソナルコンピュータ11から報告された抑制回数を有
害情報ごとに集計し、記録する。
【0068】図14に、家族構成別カテゴリ別信頼度テ
ーブルのデータ構造を示す。このテーブルは、家族構成
とカテゴリとの組み合わせに対する信頼度を規定する。
信頼度は、図11の通報テーブルの加算ポイントを図1
2の有害情報候補テーブルまたは有害情報テーブルの有
害レベルに加算する際の倍率パラメタである。
【0069】信頼度が1より大きいと、加算ポイントが
増加されて有害レベルに加算される。信頼度が1より小
さいと、加算ポイントが減少されて有害レベルに加算さ
れる。例えば、子供がいる通報者に対しては、ポルノグ
ラフィーや暴力に対する通報は信頼性が高く設定される
ことが多い。この信頼度は、過去の通報における通報者
の家族構成IDと貢献ポイントの関係から統計的手法、
例えば、相関分析により経験的に決定され、日々更新さ
れる。
【0070】図15に、職業別カテゴリ別信頼度テーブ
ルのデータ構造を示す。このテーブルは、通報者の職業
とカテゴリとの組み合わせに対する信頼度を規定する。
信頼度の値の意味は、図14の家族構成別カテゴリ別信
頼度テーブルの場合と同様である。例えば、小中学校の
教諭からのポルノグラフィーに対する通報に対しては、
信頼度は高く設定されることが多い。本職業別カテゴリ
別信頼度テーブルの信頼度は、過去の通報における通報
者の職業IDと貢献ポイントの関係から統計的手法、例
えば、相関分析により経験的に決定され、日々更新され
る。
【0071】図16に、住まい地域別カテゴリ別信頼度
テーブルのデータ構造を示す。このテーブルは、通報者
の住まい地域とカテゴリとの組み合わせに対する信頼度
を規定する。信頼度の値の意味は、図14の家族構成別
カテゴリ別信頼度テーブルの場合と同様である。本住ま
い地域別カテゴリ別信頼度テーブルの信頼度は、過去の
通報における通報者の住まい地域IDと貢献ポイントの
関係から統計的手法、例えば、相関分析により経験的に
決定され、日々更新される。
【0072】<画面構成>図17に、本情報システムに
より、通報者(利用者)のパーソナルコンピュータ11
に表示される画面の例を示す。この画面には、ブラウザ
の通報用ウィンドウ12と閲覧用ウィンドウ14が表示
されている。
【0073】通報用ウィンドウ12は、”暴力”、”ポ
ルノ”、または”アンチXX”等のラベルが付された通
報ボタン13を表示する。これらの通報ボタン13のラ
ベルは、有害情報処理サーバ1において当該通報者の通
報者テーブルのカテゴリIDとして登録されたカテゴリ
に対応する。
【0074】すなわち、通報者が最初にシステムにログ
インしたとき、通報者用システムがダウンロードされ
る。通報者は、この通報者用システムを自身のブラウザ
に組み込む。
【0075】通報者用システムを組み込まれたブラウザ
は、通報用ウィンドウ12を表示させる。そして、この
ブラウザは、有害情報処理サーバ1に、通報ボタン13
を表示するデータを要求する。すると、有害情報処理サ
ーバ1は、当該利用者の利用者テーブルからカテゴリI
Dを読み出し、対応するラベルを付した通報ボタン13
を通報者のパーソナルコンピュータ11に表示させる。
【0076】閲覧用ウィンドウ14は、通報ボタン13
以外の通常のウェブサイトを閲覧するためのものであ
る。利用者は、閲覧用ウィンドウ14によりウェブサイ
ト閲覧時に有害情報を発見すると、通報用ウィンドウ1
2の通報ボタン13の中から適切なカテゴリのラベルが
付されたものを押下する。例えば、利用者がポルノグラ
フィーを含むウェブサイトを発見したとき、”ポルノ”
というラベルの付された通報ボタン13を押下する。
【0077】すると、通報者用システムを組み込まれた
ブラウザは、閲覧用ウィンドウ14に表示されたウェブ
サイトのURLを取得し、有害情報サーバ1に通報す
る。そのためには、例えば、閲覧用ウィンドウ14に表
示されたウェブサイトのURLを共有メモリに記述し、
パーソナルコンピュータ11内の複数のプロセス間(タ
スク間、スレッド間、またはモジュール間)で参照でき
るようにしておけばよい。
【0078】<作用>図18に、本情報システムにおい
て有害情報を収集する手順を示す。本実施形態の情報シ
ステムでは、ユーザは、事前にユーザの個人属性等を記
述した利用申し込みを所定の申し込みサイトにおいて完
了しているものとする。この申し込みサイトは、有害情
報処理サーバ1が提供するウェブサイトである。この申
し込み時に、利用者は通報者としてシステムを利用する
旨を申し出る。このとき、ユーザIDとパスワードがユ
ーザに付与される。
【0079】このシステムでは、まず、通報者は本情報
システムを管理する有害情報処理サーバ1にログインす
る(これを図18では、”システムにログインする”と
記述している)(S1)。
【0080】すると、有害情報処理サーバ1は、正当な
通報者のログインを受け付ける(S2)。そして、有害
情報処理サーバ1は、通報者のブラウザから引き渡され
るクッキー(Cookie)から、通報者のパーソナルコンピ
ュータ11に通報者用システムがダウンロード済みか否
かを判定する。まだ通報者用システムがダウンロードさ
れていない場合、有害情報処理サーバ1は、当該通報者
のパーソナルコンピュータ11に通報者用システムを提
供する(S3)。この通報者用システムはブラウザに組
み込まれ、通報者のパーソナルコンピュータ11で起動
される(S4)。
【0081】通報者用システムが組み込まれたブラウザ
は有害情報処理サーバ1にアクセスし、通報ボタン13
の表示を要求する。すると、有害情報処理サーバ1は、
当該通報者の通報者テーブルからコンテンツIDを読み
出し、図17に示した通報用ウィンドウ12に、通報ボ
タン13を表示させる。
【0082】次に、通報者は、図17に示した通常のブ
ラウザの閲覧用ウィンドウ14を利用し、インターネッ
トにアクセスする(S5)。このとき、通報者が閲覧し
たウェブサイトが有害情報を含む場合(S6でYESの
場合)、通報者は通報用ウィンドウ12の通報ボタン1
3をクリックする(S7)。すると、通報システムは、
ブラウザと連携し、現在ブラウザが通常の閲覧用ウィン
ドウ14で表示中のウェブサイトの所在を含む通報を有
害情報処理サーバ1に送信する(S8)。
【0083】すると、有害情報処理サーバ1は、通報者
の個人情報(個人情報テーブルの内容)と当該情報のカ
テゴリ(通報ボタン13の種類によって決定されるカテ
ゴリID)とを基に通報テーブルを更新する。次に、有
害情報処理サーバ1は、上記通報に基づき、有害情報候
補リスト、有害情報リスト、またはその両方を更新す
る。さらに、有害情報処理サーバ1は、通報者に通報の
受付完了を報告する(S9)。このとき、通報者用シス
テムが組み込まれたブラウザは、受付完了を表示する。
【0084】図19に、有害情報処理サーバ1における
有害情報リストの作成処理手順を示す。この処理は、図
18のS9の処理を詳細化したものである。すなわち、
この処理は通報者用システムからの通報により開始する
(S8)。
【0085】すると、有害情報処理サーバ1は、この通
報者からのそのサイト(有害情報)に対する通報が初め
てか否かを判定する(S90)。その通報が初めての場
合、有害情報処理サーバ1は、通報を受けたインターネ
ットのサイトはすでに有害情報候補リストに存在するか
否かを判定する(S91)。
【0086】そのサイトが有害情報候補リストに存在す
る場合、有害情報処理サーバ1は、通報者の個人情報と
そのサイトが提供する情報のカテゴリから加算ポイント
を計算する(S92)。この加算ポイントは、過去の通
報に基づく経験値から決定される。
【0087】加算ポイントは、例えば、通報者の家族構
成、職業、住まい地域と、情報のカテゴリと、通報者の
貢献ポイントの関係から統計的手法により算出される。
そして、貢献ポイントの高い家族構成、職業、住まい地
域の通報者に対しては、高い加算ポイントが設定され
る。
【0088】次に、有害情報処理サーバ1は、新規に通
報テーブルを作成する(S93)。そして、有害情報処
理サーバ1は、有害情報候補リストを更新する(S9
4)。次に、有害情報処理サーバ1は、有害レベルがし
きい値以上になったか否かを判定する(S95)。
【0089】そして、有害レベルがしきい値以上になっ
た場合、そのサイト(有害情報候補)を有害情報候補リ
ストから有害情報リストへ移動させる(S96)。その
後、有害情報処理サーバ1は、制御をS9Dへ進める。
【0090】一方、S91の判定で、通報を受けたイン
ターネットのサイトが有害情報候補リストに存在しない
場合、有害情報処理サーバ1は、そのサイトがすでに有
害情報リストに存在するか否かを判定する(S97)。
【0091】そのサイトが有害情報リストに存在する場
合、有害情報処理サーバ1は、通報者の個人情報とその
サイトが提供する情報のカテゴリから加算ポイントを計
算する(S98)。この処理は、S92の処理と同様で
ある。
【0092】次に、有害情報処理サーバ1は、新規に通
報テーブルを作成する(S99)。そして、有害情報処
理サーバ1は、有害情報リストを更新する(S9A)。
その後、有害情報処理サーバ1は、制御をS9Dへ進め
る。
【0093】また、S97の判定で、通報を受けたサイ
トが有害情報リストに存在しない場合、有害情報処理サ
ーバ1は、加算ポイントを算出する(S9B)。この処
理は、S92の処理と同様である。次に、有害情報処理
サーバ1は、有害情報候補リストを作成する(S9
C)。その後、有害情報処理サーバ1は、制御をS9D
へ進める。
【0094】また、S90の判定で、この通報者からの
そのサイトに対する通報が初めてではない場合、有害情
報処理サーバ1は、当該通報者の通報テーブル(通報回
数)を更新する。
【0095】その後、有害情報処理サーバ1は更新処理
を終了し(S9D)、通報者のパーソナルコンピュータ
11に受付完了を報告する(S9E)。通報者用システ
ムを組み込んだブラウザは、受付完了を表示する(S
A)。
【0096】図20に、有害情報リストの利用者への配
信と有害サイトへのアクセス抑制の手順を示す。このシ
ステムでは、まず、利用者は本情報システムを管理する
有害情報処理サーバ1にログインする(S101)。
【0097】すると、有害情報処理サーバ1は、正当な
利用者のログインを受け付ける(S102)。そして、
有害情報処理サーバ1は、利用者のブラウザから引き渡
されるクッキー(Cookie)から、利用者のパーソナルコ
ンピュータ11に利用者用システムがダウンロード済み
か否かを判定する。まだ利用者用システムがダウンロー
ドされていない場合、有害情報処理サーバ1は、当該利
用者に利用者用システムと有害情報リストを提供する。
【0098】また、利用者用システムがすでにダウンロ
ード済みの場合、有害情報処理サーバ1は、当該利用者
に有害情報リストを提供する。(S103)。この利用
者用システムはブラウザに組み込まれ、利用者のパーソ
ナルコンピュータ11で起動される(S104)。
【0099】利用者用システムが組み込まれたブラウザ
は、インターネット上のウェブサイトへアクセスするご
とに、当該サイトが有害情報リストに含まれているか否
かを確認し、有害情報リストに含まれているサイトへの
アクセスを抑制する。
【0100】すなわち、利用者は、図17に示した通常
のブラウザの閲覧用ウィンドウ14を利用し、インター
ネットにアクセスする(S105)。すると、利用者用
システムは、そのサイトが有害情報リストに含まれてい
るか否かを判定する(S106)。
【0101】そして、そのサイトが有害情報リストに含
まれている場合(S106でYESの場合)、利用者用
システムは、そのサイトへのアクセス履歴を記録する
(S108)。そして、ブラウザ(利用者用システム)
は、利用者にそのサイトへアクセスできない旨のメッセ
ージを表示する(S109)。
【0102】一方、S106の判定で、そのサイトが有
害情報リストに含まれていない場合(S106でNOの
場合)、ブラウザ(利用者用システム)は、そのサイト
へアクセスし、サイトの情報を表示する(S107)。
その後、利用者は、S105の操作を繰り返す。
【0103】さらに、利用者用システムは、所定の時期
になると、有害情報リストの配信(更新)を要求する
(S111)。すると、有害情報処理サーバ1は、有害
情報リストの配信要求を受け付ける(S112)。そし
て、有害情報処理サーバ1は、最新の有害情報リストを
配信する(S113)。
【0104】これにより、利用者用システムは、有害情
報リストを受信し、自身の有害情報リストを更新する
(S115)。
【0105】<実施形態の効果>以上説明したように、
本発明によれば、利用者の協力を得て有害情報を発見す
ることができる。発見された有害情報は有害情報処理サ
ーバ1に通報されるので、有害情報処理サーバ1は、有
害情報の所在を一元管理することができる。その結果、
有害情報処理サーバ1は、効率よく有害情報サイトの所
在を利用者に通知することができる。
【0106】システムの利用者は、自分にとっての有害
情報に誤ってアクセスし、不愉快になることがなくな
る。また、教育機関などでは、インターネット利用者で
ある児童にアクセス制限を自動で行うことができる。
【0107】また、上記システムでは、利用者(または
通報者)がログインしたときに、すでに利用者用システ
ム(または通報者用システム)がダウンロード済みか否
かをクッキーを用いて確認し、ダウンロード済みでない
場合に、利用者用システム(または通報者用システム)
がダウンロードされる。このため、利用者がインターネ
ットにアクセスする機器によらず確実に有害情報へのア
クセスを抑制できる。例えば、職場、家庭、学校等パー
ソナルコンピュータ11の設置場所や機器によらず、一
律に有害情報へのアクセスを抑制できる。
【0108】<変形例>上記実施形態では、利用者また
は通報者には、ブラウザに組み込まれるモジュール(ま
たはブラウザの特定モジュールをパッチするパッチファ
イル)の形式で利用者用システムまたは通報者用システ
ムがダウンロードされた。しかし、本発明の実施はこの
ような手順には限定されない。
【0109】例えば、本情報システムで使用する専用の
ブラウザ全体をダウンロードするようにしてもよい。図
21に、そのような専用ブラウザの通報画面15の例を
示す。この通報画面15は、画面左部のボタン列と、画
面中央から右部のブラウザからなっている。
【0110】画面左部のボタン列には、”暴力”、”ポ
ルノ”、”アンチXX”等のラベルが付された通報ボタ
ン13が表示されている。通報ボタン13の機能は、上
記実施形態の場合と同様である。
【0111】また、画面中央から右部のブラウザは、通
常のブラウザと同様に操作できる。そして、上記実施形
態の場合と同様、このブラウザは有害情報リストに含ま
れるサイトへのアクセスを抑制する。
【0112】<コンピュータ読み取り可能な記録媒体>
上記実施の形態の有害情報処理サーバ1上で実行される
プログラム、利用者用システム、通報者用システム、図
21に示した専用ブラウザ等のプログラムを、コンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録することができる。
そして、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを
読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に
示した情報システムの構成要素として機能させることが
できる。
【0113】ここで、コンピュータ読み取り可能な記録
媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気
的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積
し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体を
いう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り
外し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商
標)ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DV
D、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0114】また、コンピュータに固定された記録媒体
としてハードディスクやROM(リードオンリーメモ
リ)等がある。
【0115】<搬送波に具現化されたデータ通信信号>
また、上記プログラムは、コンピュータのハードディス
クやメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュー
タに配布することができる。この場合、プログラムは、
搬送波によって具現化されたデータ通信信号として、通
信媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピ
ュータを上記実施の形態の情報システムの構成要素とし
て機能させることができる。
【0116】ここで通信媒体としては、有線通信媒体、
例えば、同軸ケーブルおよびツイストペアケーブルを含
む金属ケーブル類、光通信ケーブル等、または、無線通
信媒体例えば、衛星通信、地上波無線通信等のいずれで
もよい。
【0117】また、搬送波は、データ通信信号を変調す
るための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直
流信号でもよい。この場合、データ通信信号は、搬送波
がないベースバンド波形になる。したがって、搬送波に
具現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバ
ンド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0
の直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよ
い。
【0118】<その他>さらに、本実施の形態は以下の
発明を開示する。 (付記1) ネットワーク上で閲覧される情報を評価す
る情報評価装置であり、閲覧に不適な情報の通報を受信
する手段と、前記通報に基づいて前記情報の不適レベル
を評価する手段と、前記不適レベルが所定範囲となる、
そのような不適情報のネットワーク上での所在情報を配
信する手段とを備える情報評価装置。(1) (付記2) 前記通報を送信した通報者を分類する手段
をさらに備え、前記評価する手段は、前記通報者の分類
に応じて前記情報の不適レベルを評価する付記1記載の
情報評価装置。 (付記3) 前記通報を送信した通報者を識別する手段
をさらに備え、前記通報は、前記情報の所在情報を含ん
でおり、前記評価する手段は、同一通報者からの同一の
所在に対する2回以上の通報を前記不適レベルの評価か
ら除外する付記1または2に記載の情報評価装置。 (付記4) 前記通報を送信した通報者を識別する手段
と、前記不適レベルの評価における通報者ごとの貢献に
係る情報を蓄積する手段とをさらに備え、前記評価する
手段は、通報者ごとに蓄積された貢献を反映させて前記
情報の不適レベルを評価する付記1または2に記載の情
報評価装置。 (付記5) 前記通報は、通報対象の情報の種別を有し
ており、前記評価する手段は、その種別ごとに前記情報
の不適レベルを評価する付記1乃至4のいずれか1項に
記載の情報評価装置。 (付記6) 前記通報を送信した通報者を識別する手段
と、その通報者を分類する手段と、前記不適レベルの評
価における通報者ごとの貢献に係る情報を蓄積する手段
とをさらに備え、前記通報は、通報対象の情報の種別を
有しており、前記評価する手段は、その種別、通報者の
属性または通報者ごとに蓄積された貢献のうちの2以上
の組み合わせの関係を反映して前記不適レベルを評価す
る付記1記載の情報評価装置。 (付記7) ネットワーク上の情報にアクセスする手段
と、前記情報を表示する手段と、不適な情報の表示に対
する通報を入力する手段と、前記通報を所定のサーバに
送信する手段と、前記通報を集計したサーバから不適の
レベルが所定範囲となる、そのような不適情報の所在を
受信する手段と、前記不適情報へのアクセスを制限する
手段とを備える端末。(2) (付記8) コンピュータに、ネットワーク上で閲覧さ
れる情報を評価させるプログラムであり、閲覧に不適な
情報の通報を受信するステップと、前記通報に基づいて
前記情報の不適レベルを評価するステップと、前記不適
レベルが所定範囲となる、そのような不適情報のネット
ワーク上での所在情報を配信するステップとを有するプ
ログラム。(3) (付記9) 前記通報を送信した通報者を識別するステ
ップと、その通報者を分類するステップと、前記不適レ
ベルの評価における通報者ごとの貢献に係る情報を蓄積
するステップとをさらに有し、前記通報は、通報対象の
情報の種別を有しており、前記評価するステップは、そ
の種別、通報者の属性または通報者ごとに蓄積された貢
献のうちの2以上の組み合わせの関係を反映して前記不
適レベルを評価する付記8記載のプログラム。 (付記10) コンピュータに、ネットワーク上の情報
にアクセスするステップと、前記情報を表示するステッ
プと、不適な情報の表示に対する通報を入力するステッ
プと、前記通報を所定のサーバに送信するステップと、
前記通報を集計したサーバから不適のレベルが所定範囲
となる、そのような不適情報の所在を受信するステップ
と、前記不適情報へのアクセスを制限するステップとを
実行させるプログラム。 (付記11) コンピュータに、ネットワーク上の情報
にアクセスするステップと、前記情報を表示するステッ
プと、不適な情報の表示に対する通報を入力するステッ
プと、前記通報を所定のサーバに送信するステップと、
前記通報を集計したサーバから不適のレベルが所定範囲
となる、そのような不適情報の所在を受信するステップ
と、前記不適情報へのアクセスを制限するステップとを
実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。
【0119】
【発明の効果】本発明によれば、有害情報を発信するサ
イトの所在、あるいはサイトの一部を示す情報をタイム
リーに提供することができる。また、その場合に、有害
な情報をポルノグラフィーや暴力関連に限定せず、あら
ゆる情報を対象とし、個人別に閲覧することが不適切な
情報へのアクセスを制限することができる。また、本発
明は、有害であるか有害でないかの判断の一般性を向上
させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有害情報を収集する機能の概要を示す図
【図2】有害情報リストの作成処理の概要を示す図
【図3】有害情報リストの配信方法の概要を示す図
【図4】個人情報テーブルのデータ構造図
【図5】家族構成IDテーブルのデータ構造図
【図6】職業IDテーブルのデータ構造図
【図7】すまい地域IDテーブルのデータ構造図
【図8】通報者テーブルのデータ構造図
【図9】利用者テーブルのデータ構造図
【図10】情報カテゴリテーブルのデータ構造図
【図11】通報テーブルのデータ構造図
【図12】有害情報候補リストテーブルのデータ構造図
【図13】有害情報リストテーブルのデータ構造図
【図14】家族構成別カテゴリ別信頼度テーブルのデー
タ構造図
【図15】職業別カテゴリ別信頼度テーブルのデータ構
造図
【図16】住まい地域別カテゴリ別信頼度テーブルのデ
ータ構造図
【図17】通報者のパーソナルコンピュータ11に表示
される画面の例
【図18】有害情報を収集する手順を示すフローチャー
【図19】有害情報リストの作成処理手順を示すフロー
チャート
【図20】有害情報リストの利用者への配信と有害サイ
トへのアクセス抑制の手順を示すフローチャート
【図21】本情報システムの変形例に係る通報画面15
の例
【符号の説明】
1 有害情報処理サーバ 11 パーソナルコンピュータ 12 通報用ウィンドウ 14 閲覧用ウィンドウ 13 通報ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上で閲覧される情報を評価
    する情報評価装置であり、 閲覧に不適な情報の通報を受信する手段と、 前記通報に基づいて前記情報の不適レベルを評価する手
    段と、 前記不適レベルが所定範囲となる、そのような不適情報
    のネットワーク上での所在情報を配信する手段とを備え
    る情報評価装置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク上の情報にアクセスする手
    段と、 前記情報を表示する手段と、 不適な情報の表示に対する通報を入力する手段と、 前記通報を所定のサーバに送信する手段と、 前記通報を集計したサーバから不適のレベルが所定範囲
    となる、そのような不適情報の所在を受信する手段と、 前記不適情報へのアクセスを制限する手段とを備える端
    末。
  3. 【請求項3】 コンピュータに、ネットワーク上で閲覧
    される情報を評価させるプログラムであり、 閲覧に不適な情報の通報を受信するステップと、 前記通報に基づいて前記情報の不適レベルを評価するス
    テップと、 前記不適レベルが所定範囲となる、そのような不適情報
    のネットワーク上での所在情報を配信するステップとを
    有するプログラム。
  4. 【請求項4】 前記通報を送信した通報者を分類するス
    テップをさらに有し、 前記評価するステップでは、前記通報者の分類に応じて
    前記情報の不適レベルを評価する請求項3記載のプログ
    ラム。
  5. 【請求項5】 前記通報を送信した通報者を識別するス
    テップをさらに有し、 前記通報は、前記情報の所在情報を含んでおり、 前記評価するステップは、同一通報者からの同一の所在
    に対する2回以上の通報を前記不適レベルの評価から除
    外する請求項3または4に記載のプログラム。
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