JP2003085014A - ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機 - Google Patents

ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機

Info

Publication number
JP2003085014A
JP2003085014A JP2001276800A JP2001276800A JP2003085014A JP 2003085014 A JP2003085014 A JP 2003085014A JP 2001276800 A JP2001276800 A JP 2001276800A JP 2001276800 A JP2001276800 A JP 2001276800A JP 2003085014 A JP2003085014 A JP 2003085014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
volume management
computer
network
logical address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001276800A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Yanase
康雄 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2001276800A priority Critical patent/JP2003085014A/ja
Publication of JP2003085014A publication Critical patent/JP2003085014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機がネットワークを介して記憶装置をア
クセス可能にする。 【解決手段】 計算機11〜13がネットワーク10を
介して記憶装置14、15をアクセスするネットワーク
システムにおける記憶装置のボリューム管理を行うネッ
トワークシステムのボリューム管理方法である。そし
て、記憶装置とネットワークとの間に記憶装置に対する
データの入出力を行う入出力計算機40を設け、この入
出力計算機の前記ネットワーク上の位置と、計算機にお
ける論理アドレス領域と前記記憶装置の物理領域との関
係とを記憶するボリューム管理テーブル26を設ける。
さらに、計算機における論理アドレスを指定したアクセ
ス要求に応じて、ボリューム管理テーブルの指定する入
出力計算機に接続された記憶装置における前記論理アド
レスが指定する物理領域をアクセスする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機がネットワ
ークを介して記憶装置をアクセスするネットワークシス
テムにおける記憶装置のボリューム管理を行うネットワ
ークシステムのボリューム管理方法及び計算機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】計算機が磁気記憶装置等の外部記憶装置
に対して各種情報を書込んだり読出す場合に、計算機が
指定する論理アドレス領域に対して実際の記憶装置にお
ける各物理領域を割当てる必要がある。さらに、計算機
に対して複数の記憶装置が接続されている場合は、計算
機の論理アドレス領域を先ず各記憶装置に割当て、各記
憶装置に割当てられた論理アドレス領域に対して実際の
記憶装置における各物理領域を割当てる必要がある。
【0003】そして、計算機が論理アドレスを指定して
記憶装置に対するアクセスが発生すると、この論理アド
レスを物理アドレスに変換して、実際の記憶装置をアク
セスする必要がある。
【0004】このような記憶装置に対するボリューム管
理機能は、一般に、ボリューム管理ソフトウェアを用い
て実施する。具体的には、このボリューム管理ソフトウ
ェアがインストールされた計算機に対して、SCSI
(Small Computer System Interface 小型コンピュー
タ周辺機器インタフェース)やSAN(Storage Area N
etwork)を介して記憶装置を接続し、この記憶装置に対
するボリューム管理を前記インストールされたボリュー
ム管理ソフトウェアで実現していた。
【0005】当然、ボリューム管理機能を利用する全て
の計算機にボリューム管理ソウトウェアを組込み、記憶
装置を個々にボリューム管理していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術においては、計算機に書込まれたボリューム
管理ソフトウェアでもって、この計算機にLAN等のネ
ットワークで接続された記憶装置のボリューム管理を行
うことができない。
【0007】また、ネットワークに複数の計算機及び1
台又は複数台の記憶装置が接続されている場合におい
て、複数の計算機で1台又は複数台の記憶装置のボリュ
ーム管理を共通に実施することができない等の問題があ
った。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、LAN等のネットワークで接続された記
憶装置のボリューム管理を行うことができ、また、ネッ
トワークに接続された複数の計算機における記憶装置の
ボリューム管理を同一ネットワークに接続された代表の
計算機で行うことができるネットワークシステムのボリ
ューム管理方法及び計算機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明は、計算機がネットワークを介して記憶装置
をアクセスするネットワークシステムにおける記憶装置
のボリューム管理を行うネットワークシステムのボリュ
ーム管理方法において、記憶装置とネットワークとの間
に記憶装置に対するデータの入出力を行う入出力計算機
を設け、この入出力計算機のネットワーク上の位置と、
計算機における論理アドレス領域と記憶装置の物理領域
との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設け、
計算機における論理アドレスを指定したアクセス要求に
応じて、ボリューム管理テーブルの指定する入出力計算
機に接続された記憶装置における論理アドレスが指定す
る物理領域をアクセスする。
【0010】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、記憶装置とネット
ワークとの間に入出力計算機を設け、ボリューム管理テ
ーブル内に、計算機における論理アドレス領域と記憶装
置の物理領域との関係の他に、入出力計算機の例えばI
Pアドレス等のネットワーク上の位置を登録している。
したがって、計算機としては、このボリューム管理テー
ブル内に記憶された入出力計算機のネットワーク上の位
置を用いて記憶装置の物理領域にアクセスすることがで
きる。
【0011】また、別の発明は、計算機がネットワーク
を介して複数の記憶装置をアクセスするネットワークシ
ステムにおける各記憶装置のボリューム管理を行うネッ
トワークシステムのボリューム管理方法において、各記
憶装置とネットワークとの間に記憶装置に対するデータ
の入出力を行う入出力計算機を設け、この各入出力計算
機のネットワーク上の位置と、計算機における論理アド
レス領域と各記憶装置の物理領域との関係とを記憶する
ボリューム管理テーブルを設け、計算機における論理ア
ドレスを指定したアクセス要求に応じて、ボリューム管
理テーブルの指定する入出力計算機に接続された記憶装
置における論理アドレスが指定する物理領域をアクセス
する。
【0012】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、ネットワークに複
数の記憶装置が接続されている場合においても、この複
数の記憶装置を一元的にボリューム管理を実施できる。
【0013】また、別の発明は、複数の計算機がネット
ワークを介して複数の記憶装置をアクセスするネットワ
ークシステムにおける各記憶装置のボリューム管理を行
うネットワークシステムのボリューム管理方法におい
て、各記憶装置とネットワークとの間に記憶装置に対す
るデータの入出力を行う入出力計算機を設け、各計算機
のネットワーク上の位置と、各入出力計算機のネットワ
ーク上の位置と、各計算機における論理アドレス領域と
各記憶装置の物理領域との関係とを記憶するボリューム
管理テーブルを設け、各計算機において論理アドレスを
指定したアクセス要求に応じて、ボリューム管理テーブ
ルの指定する入出力計算機に接続された記憶装置におけ
る論理アドレスが指定する物理領域をアクセスする。
【0014】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、ボリューム管理テ
ーブルに、各計算機における論理アドレス領域と各記憶
装置の物理領域との関係の他に、各入出力計算機のネッ
トワーク上の位置と、各計算機のネットワーク上の位置
とを登録している。
【0015】したがって、このボリューム管理テーブル
を参照することによって、各計算機は自己の論理アドレ
スに割当てられた記憶装置の物理領域をアクセスするこ
とが可能となり、結果として、複数の計算機と複数の記
憶装置が接続されたネットワークシステムにおけるボリ
ューム管理を実現できる。
【0016】また、別の発明は、計算機がネットワーク
を介して記憶装置をアクセスするネットワークシステム
における記憶装置のボリューム管理を行うネットワーク
システムのボリューム管理方法において、記憶装置内に
この記憶装置に対するデータの入出力を行う入出力制御
部を設け、記憶装置のネットワーク上の位置と、計算機
における論理アドレス領域と記憶装置の物理領域との関
係とを記憶するボリューム管理テーブルを設け、計算機
における論理アドレスを指定したアクセス要求に応じ
て、ボリューム管理テーブルの指定する記憶装置におけ
る論理アドレスが指定する物理領域をアクセスする。
【0017】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、記憶装置内にこの
記憶装置に対するデータの入出力を行う入出力制御部を
設けている。この入出力制御部は、先の発明の入出力計
算機と同じ機能を有する。さらに、ボリューム管理テー
ブル内には、計算機における論理アドレス領域と記憶装
置の物理領域との関係の他に、記憶装置の例えばIPア
ドレス等のネットワーク上の位置を登録している。した
がって、計算機としては、このボリューム管理テーブル
内に記憶された記憶装置のネットワーク上の位置を用い
て記憶装置の物理領域にアクセスすることができる。
【0018】また、別の発明は、計算機がネットワーク
を介して複数の記憶装置をアクセスするネットワークシ
ステムにおける各記憶装置のボリューム管理を行うネッ
トワークシステムのボリューム管理方法において、各記
憶装置内にこの記憶装置に対するデータの入出力を行う
入出力制御部を設け、各記憶装置のネットワーク上の位
置と、計算機における論理アドレス領域と各記憶装置の
物理領域との関係とを記憶するボリューム管理テーブル
を設け、計算機における論理アドレスを指定したアクセ
ス要求に応じて、ボリューム管理テーブルの指定する記
憶装置における論理アドレスが指定する物理領域をアク
セスする。
【0019】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、先の発明と同様
に、計算機はネットワークに接続された複数の記憶装置
に対してアクセスを実施できる。
【0020】また、別の発明は、複数の計算機がネット
ワークを介して複数の記憶装置をアクセスするネットワ
ークシステムにおける各記憶装置のボリューム管理を行
うネットワークシステムのボリューム管理方法におい
て、各記憶装置内にこの記憶装置に対するデータの入出
力を行う入出力制御部を設け、各計算機のネットワーク
上の位置と、各記憶装置のネットワーク上の位置と、各
計算機における論理アドレス領域と各記憶装置の物理領
域との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設
け、各計算機における論理アドレスを指定したアクセス
要求に応じて、ボリューム管理テーブルの指定する記憶
装置における論理アドレスが指定する物理領域をアクセ
スする。
【0021】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、先の発明と同様
に、複数の計算機及び複数の記憶装置がネットワークに
接続されている場合であったとしても、各計算機はネッ
トワークに接続された複数の記憶装置に対してアクセス
を実施できる。
【0022】また、別の発明は、上述した各発明のネッ
トワークシステムのボリューム管理方法において、さら
に、ボリューム管理テーブルに記憶された論理アドレス
領域と物理領域との関係を変更することによって、計算
機が指定できる論理アドレス領域の増減を実現する。
【0023】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、このネットワーク
システムの管理者は、ネットワーク構築後においても、
計算機がアクセス可能な記憶装置上の物理領域を任意に
変更できる。
【0024】また、別の発明は、上述した各発明のネッ
トワークシステムのボリューム管理方法において、さら
に、計算機における論理アドレス領域の未使用領域を監
視し、未使用領域が予め定められた規定量以下に低下す
ると、計算機が指定できる論理アドレス領域の増加を行
う。
【0025】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、計算機における論
理アドレス領域の未使用領域が低下すると、自動的的に
計算機が指定できる論理アドレス領域が増加するので、
このネットワークシステムの管理者の管理負担が軽減さ
れる。
【0026】また、別の発明は、上記発明のネットワー
クシステムのボリューム管理方法において、さらに、計
算機が指定できる論理アドレス領域の増加を行うと、論
理アドレス領域の増加の実行情報を通信回線を用いて外
部機器に通知出力する。
【0027】このように構成されたネットワークシステ
ムのボリューム管理方法においては、ネットワークシス
テムの管理者は、計算機が指定できる論理アドレス領域
の増加が実施されたことを知る事ができる。
【0028】また、別の発明は、ネットワークを介して
記憶装置をアクセスする計算機において、記憶装置とネ
ットワークとの間に記憶装置に対するデータの入出力を
行う入出力計算機のネットワーク上の位置と、論理アド
レス領域と記憶装置の物理領域との関係とを記憶するボ
リューム管理テーブルと、論理アドレスを指定したアク
セス要求の発生に応じて、ボリューム管理テーブルの指
定する入出力計算機に接続された記憶装置における論理
アドレスが指定する物理領域をアクセスするアクセス手
段とを備えたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。先ず、記憶装置に対するボリューム
管理の基本的機能を図1、図2、図3、図4を用いて説
明する。
【0030】物理ボリュームと物理エクステントとの関
係を図1を用いて説明する。物理ボリューム(PV)と
は、現実の記憶媒体を示し、この実施形態ではHDD等
の物理ディスクである。また、物理エクステント(P
E)とは物理ボリューム(PV)を数MB(メガ・バイ
ト)の大きさに分割した物理領域であり、この実施形態
のボリューム管理方式における最小の単位である。ま
た、物理ボリューム(PV)と物理エクステント(P
E)はラベル付けされている。
【0031】図1においては、それぞれラベルがPV
0、PV1である2台の物理ボリューム(物理ディス
ク)1a、1bが設けられ、各物理ボリューム1a、1
bは、それぞれラベルがPE1、PE2、PE3、…、
PEnであるn個の物理エクステント(PE)2a、2
bで構成されている。
【0032】図2にボリューム管理テーブル3を示す。
このボリューム管理テーブル3内には、論理ボリューム
(LV)4と、物理ボリューム(PV)1a、1bと、
物理エクステント(PE)2a、2bとの関係が記憶さ
れている。
【0033】論理ボリューム(LV)4とは、計算機が
指定する論理アドレス領域を示す。この実施形態のボリ
ューム管理テーブル3には、それぞれラベルVol1、
Vol2、Vol3の3個の論理ボリューム(LV)4が
登録され、各論理ボリューム(LV)4に対して、実際
の物理ボリューム(PV)1a、1bと、物理エクステ
ント(PE)2a、2bとが割り付けられている。
【0034】例えば、論理ボリュームVol3は、物理
ボリュームPV0内の物理エクステントPE81から物
理エクステントPE100までと、物理ボリュームPV
1内の物理エクステントPE1から物理エクステントP
E30までとで構成されている。したがって、論理ボリ
ュームVol3は50個の物理エクステント(PE)2
a、2bから構成されており、一つの物理エクステント
(PE)2a、2bのサイズ(容量)が4MBの場合、
論理ボリュームVol3全体のサイズ(容量)は200
MBとなる。
【0035】図3は、このボリューム管理テーブル3に
基づいて作成された、計算機が指定する各論理ボリュー
ム(LV)4における論理アドレスに対して割付けられ
る物理ボリューム(PV)と物理エクステント(PE)
との関係を示すアドレス割付図である。
【0036】図4は、計算機に組込まれたボリューム管
理ソフトウェアのモジュール構成図である。ボリューム
管理ソフトウェアは、物理ボリューム1をアクセスする
デバイスドライバ5と、前述したボリューム管理テーブ
ル3と、ボリューム管理ツール6とからなる。
【0037】デバイスドライバ5はOSのカーネル7か
ら論理ボリューム4に対して読み書きのアクセス要求が
あるとボリューム管理テーブル3を参照して、読み書き
対象の論理ボリューム4が割付けられている物理ボリュ
ーム1と物理エクステント2を検索し、該当する物理ボ
リューム1(物理ディスク)に対して読み書きを行う。
なお、ボリューム管理ツール6は、ボリューム管理テー
ブル3の物理領域設定情報を書き換えることで論理ボリ
ューム4の拡張/縮小を行う。
【0038】次に、アプリケーション(ユーザ)8が論
理ボリューム4に対する入出力を行う手順を解説する。
アプリケーション(ユーザ)8が論理ボリューム4にフ
ァイルデータを書込む場合、write命令をファイル
システム9に対して発行する。ファイルシステム9はi
−nodeに論理ボリューム4のデータ書込み、位置情
報を書きこんだ後、論理ボリューム4にファイルデータ
を書込むためデバイスドライバ5に対してファイルデー
タ書込み命令を発行する。
【0039】デバイスドライバ5はボリューム管理テー
ブル3を参照して、物理ボリューム(物理ディスク)1
と割付けられた該当物理ボリューム(物理ディスク)1
上の物理的な書込み位置(アドレス)を特定しファイル
データを書込む。物理ボリューム(物理ディスク)1へ
の書込み位置は、物理エクステント2のラベル及びサイ
ズ(容量)を乗じてデータ領域の先頭からのオフセット
アドレスを計算して特定する。
【0040】一方、アプリケーション(ユーザ)8が論
理ボリューム4からファイルデータの読込みを行う場
合、read命令をファイルシステム9に対して発行す
る。ファイルシステム9はi−nodeからファイルデ
ータが保存されている論理ボリューム4上の位置情報を
読みこみ、デバイスドライバ5に論理ボリューム4のフ
ァイルデータ読み込み命令及びデータ位置情報(アドレ
ス)を発行する。
【0041】デバイスドイラバ5は論理ボリューム4に
対して割付られた物理ボリューム(物理ディスク)1上
の物理的な読み込み位置(アドレス)をボリューム管理
テーブル3より特定しファイルデータを読み込む。物理
ボリューム(物理ディスク)1への読み込み位置(アド
レス)は書き込みの場合と同様にオフセットアドレスを
計算することで特定する。
【0042】このように、デバイスドライバ5で論理ボ
リューム4と物理ボリューム1の間の割付(マッピン
グ)関係をボリューム管理テーブル3で調べて、物理ボ
リューム(物理ディスク)1に対して入出力を行うた
め、デバイスドライバ5より上位のソフトウエアでは、
論理ボリューム4を見かけ上のディスク装置として扱う
ことができる。
【0043】したがって、OSのカーネル7やファイル
システム9を変更することなくデバイスドライバ5とボ
リューム管理テーブル3のみをカーネル7に組込むだけ
で利用でき、ファイルデータの読み書きに関する排他処
理やバッファキャツシュ等の性能に関する処理は既存の
カーネル7が処理を行う。
【0044】次に、計算機がアドレス指定する論理ボリ
ューム(論理アドレス)4のサイズ(容量)の拡張及び
縮小を行う手順を解説する。論理ボリューム4の拡張及
び縮小は図4に示すボリューム管理ツール6によって行
う。ボリューム管理ツール6はボリューム管理テーブル
3の割付情報を書き換えることで論理ボリューム4のサ
イズ(容量)の拡張又は縮小を行う。つまり、ボリュー
ム管理テーブル3の物理エクステント(PE)2の数を
増加することで論理ボリューム4を拡張し、物理エクス
テント(PE)2の数を減少することで論理ボリューム
4を縮小する。
【0045】但し、論理ボリューム4を拡張する場合は
他の論理ボリューム4に割当てられていない物理エクス
テント(PE)2を使用しなければならない。また、論
理ボリューム4のサイズ(容量)を変更した場合はファ
イルシステム9の再構築が必要になる。
【0046】以上説明した記憶装置に対するボリューム
管理の基本的機能は、ボリューム管理の記憶装置と計算
機とがSCSI(Small Computer System Interface)
やFC(Fiber Channel)やIDE(Intelligent Drive
Electronics)で接続された場合でのみ有効な方式であ
る。
【0047】次に、この基本的機能を拡張してLANで
接続された記憶装置に対してボリューム管理を実現する
ためのネットワークシステムのボリューム管理方式を説
明する。
【0048】(第1実施形態)図5は本発明の第1実施
形態に係わるボリューム管理方式が適用されるネットワ
ークシステムの概略構成を示す模式図である。LANの
伝送路10に対して、3台の計算機11、12、13、
2台の記憶装置14,15が接続されている。さらに、
この伝送路10に対して、ルータ16及びインターネッ
ト17を介してこのネットワークシステムの管理者が所
持するPC端末18が接続される。
【0049】記憶装置14内には、1台の物理ボリュー
ム(物理ディスク ラベルPV0)19及び入出力制御
部20が組込まれている。入出力制御部20は、この記
憶装置14に対するデータの入出力を行う。さらに、こ
の記憶装置14は、LAN上の位置を示すIPアドレス
21が付されている。
【0050】他方の記憶装置15内には、2台の物理ボ
リューム22a(ラベルPV0)、22b(ラベルPV
1)、及び入出力制御部20が組込まれている。さら
に、この記憶装置15にもLAN上の位置を示すIPア
ドレス21が付されている。
【0051】計算機11にはボリューム管理サーバ23
が組込まれ、計算機12,13にはボリューム管理クラ
イアント24が組込まれている。さらに、各計算機1
1、12、13には、LAN上の位置を示すIPアドレ
ス25が付されている。
【0052】計算機11に組込まれたボリューム管理サ
ーバ23内には、図6に示すボリューム管理テーブル2
6が形成されている。このボリューム管理テーブル26
内には、各計算機11、12、13を特定する各IPア
ドレス25に対して、該当計算機11、12、13の論
理ボリューム27、該当論理ボリューム27に対して割
当てられた物理ボリューム(物理ディスク)19、22
a、22b、該当論理ボリューム27に対して割当てら
れた物理ボリュームの各物理エクステント(物理領域)
28が設定されている。
【0053】ボリューム管理クライアント24が組込ま
れた各計算機12、13内には、図7に示すように、操
作者が各種の操作指令を入力するためのGUI29、フ
ァイシステム30、デバイスドライバ31、TCP/I
P32、データ書込部33、データ読出部34、ボリュ
ーム監視部35、ボリューム拡張部36、拡張通信部3
7等が設けられている。ボリューム管理サーバ23が組
込まれた各計算機11もほぼ同様の構成を有する。
【0054】このように構成されたネットワークシステ
ムにおける各計算機11、12、13の各記憶装置1
4、15に対するデータの書込み、読出し処理動作を順
を追って説明する。
【0055】まず、ボリューム管理クライアント24が
組込まれた計算機12、又は計算機13は、計算機11
のボリューム管理サーバ23からボリューム管理テーブ
ル26を自己の記憶部内にコピーする。
【0056】図8に示すように、計算機12、13は、
データ書込部33、データ読出部34から論理ボリュー
ム27の論理アドレスを指定した入出力要求を受け取る
と、コピーしたボリューム管理テーブル26の自己計算
機のIPアドレス25に対応する記憶装置14,15の
IPアドレス21及び物理ボリューム(物理ディスク)
19,22a、22b、物理エクテント(物理領域)2
8を特定する。そして、その特定した記憶装置14,1
5に対してデータ送受信プロトコルを用いてデータの入
出力を行う。
【0057】なお、記憶装置14,15におけるTCP
/IP36及びデバイスドライバ39は入出力制御部2
0内に形成されている。
【0058】データ送受信プロトコルはTCP/IP3
2ベースのプロトコルで図9(a)(b)に示すような
識別子、データ読み書き位置(アドレス)、ブロックデ
ータ(ファイルデータ)からなるパケットを送受信す
る。
【0059】記憶装置14,15に対するデータ書込み
の場合は、図9(a)の送信パケットに、識別子、物理
ボリューム19,22a、22bに対するデータ書込み
位置(アドレス)、ブロックデータ等を格納し、この送
信パケットを記憶装置14、15に送信する。この送信
パケットを受信した記憶装置14,15のデバイスドラ
イバ39は、物理物理ボリューム19、22a、22b
における、送信パケット中に格納されたデータ書き込み
位置(アドレス)に、ブロックデータを書込む。
【0060】記憶装置14,15からのデータ読込みの
場合は、図9(a)の送信パケットに識別子、読み込み
位置(アドレス)を格納し、この送信パケットを記憶装
置14,15に送信する。この送信パケットを受信した
記憶装置14,15のデバイスドライバ38は、物理物
理ボリューム19、22a、22bにおける、送信パケ
ット中に格納されたデータ読込み位置(アドレス)に記
憶されているブロックデータを読み込み、図9(b)の
受信パケットに識別子、読み取ったブロックデータを格
納し、この受信パケットを読出し要求元のボリューム管
理クライアント24の計算機12,13に送信する。受
信パケットを受信した計算機12,13のデバイスドラ
イバ31は受信パケット中のブロックデータをファイル
システム30に渡す。ファイルシステム30は、読出し
たブロックデータをデータ読出部34へ応答する。
【0061】ボリューム管理サーバ23が組込まれた計
算機11も同様な手順で、LANの伝送路10を介して
接続された各記憶装置14,15に対してデータのアク
セスを実施できる。
【0062】このように、論理ボリューム(論理アドレ
ス)27と物理ボリューム19、22a、22bとの関
係の他に、各計算機11、12、13、及び各記憶装置
14,15の各IPアドレス25、21を組込んだボリ
ューム管理テーブル26を用いることによって、各計算
機11、12、13は、ネットワークを介して接続され
た各記憶装置14,15をアクセスできる。
【0063】また、計算機11、12、13のファイル
システム30はデバイスドライバ31を従来のディスク
装置のブロックデバイスと同じように扱うことができる
ため、既存のOSのカーネルやファイルシステムを変更
する必要はない。
【0064】次に、各計算機11、12、13における
論理ボリューム(論理アドレス)27の拡張方法を図1
0のシーケンス図を用いて説明する。計算機12、13
の論理ボリューム(論理アドレス)27の容量が不足し
てくると、ボリューム管理クライアント24は論理ボリ
ューム拡張要求をボリューム管理サーバ23の計算機1
1へ送信する。ボリューム管理サーバ23はボリューム
管理テーブル26における指定された論理ボリューム2
7の物理エクステント(PE)の欄に未使用の物理エク
ステント(PE)を追加する。
【0065】そして、要求元のボリューム管理クライア
ント23の計算機を含む全ての計算機12,13に更新
後のボリューム管理テーブル26を返信する。ボリュー
ム管理クライアント24の計算機12、13は変更した
論理ボリューム(論理アドレス)27に割当てられてい
る物理ボリューム19、22a、22bを有する記憶装
置14,15にファイルシステム再構成要求を出す。
【0066】ファイルシステム再構成要求を受信した記
憶装置14、15はファイルシステムを再構成する。フ
ァイルシステムの再構成が終了すると記憶装置14、1
5はボリューム管理クライアント23の計算機12、1
3にファイルシステムの再構成が終了したことを通知す
る。終了通知を受信したボリューム管理クライアント2
4の計算機12,13は新しいボリューム管理テーブル
26を用いて、記憶装置14、15に対してデータの入
出力を行う。
【0067】なお、記憶装置14,15がファイルシス
テムを再構成している期間はこの記憶装置14、15へ
の書込を禁止する。論理ボリューム(論理アドレス)2
7の縮小に関しては、ボリューム管理テーブル26にお
ける、該当論理ボリューム27に対して割付けられてい
る物理エクステント(PE)28の数を減らすことで、
拡張と同様の手順で可能となる。
【0068】このようにして、ネットワークシステムに
組込まれた計算機11、12、13の論理ボリューム
(論理アドレス)27を任意に縮小、拡張できる。
【0069】次に、図7を用いて、計算機11、12、
13の論理ボリューム(論理アドレス)27の自動拡張
手順を説明する。ボリューム監視部35は、自己が所属
する計算機12,13の論理ボリューム(論理アドレ
ス)27の未使用領域を監視し、この未使用領域が予め
定められた規定量以下に低下すると、ボリューム拡張部
36へボリューム拡張要求を送出する。ボリューム拡張
部36は、ボリューム拡張要求を受領すると、前述した
手順で、論理ボリューム(論理アドレス)27の拡張処
理を実行する。
【0070】拡張通信部37は、論理ボリューム(論理
アドレス)27の拡張処理が終了すると、拡張実施通知
を、伝送路10、ルータ16、インターネット17を介
して、このネットワークシステムの管理者のPC端末1
8へ通知する。
【0071】したがって、各計算機11、12,13が
指定できる論理ボリューム(論理アドレス)27を必要
な時に自動的に増加できるとともに、ネットワークシス
テムの管理者は、各計算機11、12,13が指定でき
る論理ボリューム(論理アドレス)27の増加が実施さ
れたことを即座に知る事ができる。
【0072】(第2実施形態)図11はは本発明の第2
実施形態に係わるボリューム管理方式が適用されるネッ
トワークシステムの概略構成を示す模式図である。図5
に示す第1実施形態のネットワークシステムと同一部分
には同一符号が付してある。したがって、重複する部分
の詳細説明を省略する。
【0073】第2実施形態のネットワークシステムにお
いては、LANの伝送路10に対して、それぞれ入出力
計算機40を介して記憶装置14a、15aが接続され
ている。そして、記憶装置14a内には1台の物理ボリ
ューム(物理ディスク)19が組込まれ、記憶装置15
a内には2台の物理ボリューム(物理ディスク)22
a、22bが組込まれている。各記憶装置14a、15
a内には第1実施形態における入出力制御部20は組込
まれていない。したがって、この第2実施形態において
は、この入出力制御部20の機能は外部に取付けられた
入出力計算機40が行う。
【0074】さらに、各記憶装置14a、15aにはI
Pアドレスは付与されていなくて、各入出力計算機40
にネットワーク上の位置を示すIPアドレス21aが付
されている。したがって、ボリューム管理テーブル26
内に、各記憶装置14a、15aのIPアドレス21に
代って、各入出力計算機40のIPアドレス21aが設
定されている。
【0075】このように構成された第2実施形態のボリ
ューム管理方式においても先に説明した第1実施形態の
ボリューム管理方式とほぼ同じ作用効果を奏することが
できる。
【0076】(第3実施形態)図12(a)は本発明の
第3実施形態に係わるボリューム管理方式が適用される
ネットワークシステムの概略構成を示す模式図である。
図5に示す第1実施形態のネットワークシステムと同一
部分には同一符号が付してある。したがって、重複する
部分の詳細説明を省略する。
【0077】この第3実施形態のネットワークシステム
においては、LANの伝送路10に対して、ボリューム
管理ソフトウエアが組込まれた1台の計算機11aと、
入出力制御部20と物理ボリューム(物理ディスク)1
9が組込まれた1台の記憶装置14とが接続されてい
る。記憶装置14の物理ボリューム(物理ディスク)1
9をアクセスするのは、1台の計算機11aのみである
ので、ボリューム管理テーブル26内には、計算機11
aを識別するためにIPアドレスを設定する必要はな
い。
【0078】このように構成された第3実施形態のボリ
ューム管理方式においても、先に説明した第1実施形態
のボリューム管理方式と同様に、計算機11aは、ネッ
トワークを介して記憶装置14に対するデータの入出力
処理が可能となる。
【0079】(第4実施形態)図12(b)は本発明の
第4実施形態に係わるボリューム管理方式が適用される
ネットワークシステムの概略構成を示す模式図である。
図12(a)に示す第3実施形態のネットワークシステ
ムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、
重複する部分の詳細説明を省略する。
【0080】この第4実施形態のネットワークシステム
においては、LANの伝送路10に対して、ボリューム
管理ソフトウエアが組込まれた1台の計算機11aと、
1台の入出力計算機40とが接続されている。入出力計
算機40には物理ボリューム(物理ディスク)19が組
込まれた1台の記憶装置14aが接続されている。記憶
装置14aの物理ボリューム(物理ディスク)19をア
クセスするのは、1台の計算機11aのみであるので、
ボリューム管理テーブル26内には、計算機11aを識
別するためにIPアドレスを設定する必要はない。
【0081】このように構成された第4実施形態のボリ
ューム管理方式においても、先に説明した第1実施形態
のボリューム管理方式と同様に、計算機11aは、ネッ
トワークを介して記憶装置14aに対するデータの入出
力処理が可能となる。
【0082】(第5実施形態)図13(a)は本発明の
第5実施形態に係わるボリューム管理方式が適用される
ネットワークシステムの概略構成を示す模式図である。
図12(b)に示す第4実施形態のネットワークシステ
ムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、
重複する部分の詳細説明を省略する。
【0083】この第5実施形態のネットワークシステム
においては、LANの伝送路10に対して、ボリューム
管理サーバ23が組込まれた1台の計算機11と、ボリ
ューム管理クライアント24が組込まれた1台の計算機
12と、1台の入出力計算機40が接続されている。入
出力計算機40には物理ボリューム(物理ディスク)1
9が組込まれた1台の記憶装置14aが接続されてい
る。記憶装置14aの物理ボリューム(物理ディスク)
19をアクセスするのは、2台の計算機11、12であ
るので、ボリューム管理テーブル26内には、図6に示
すように、計算機11、12を識別するためにIPアド
レスが設定されている。
【0084】このように構成された第5実施形態のボリ
ューム管理方式においても、先に説明した第1実施形態
のボリューム管理方式と同様に、各計算機11、12
は、ネットワークを介して記憶装置14aに対するデー
タの入出力処理が可能となる。
【0085】(第6実施形態)図13(b)は本発明の
第6実施形態に係わるボリューム管理方式が適用される
ネットワークシステムの概略構成を示す模式図である。
図13(a)に示す第5実施形態のネットワークシステ
ムと同一部分には同一符号が付してある。したがって、
重複する部分の詳細説明を省略する。
【0086】この第5実施形態のネットワークシステム
においては、LANの伝送路10に対して、ボリューム
管理サーバ23が組込まれた1台の計算機11と、ボリ
ューム管理クライアント24が組込まれた1台の計算機
12と、入出力制御部20及び物理ボリューム(物理デ
ィスク)19が組込まれた1台の記憶装置14が接続さ
れている。記憶装置14aの物理ボリューム(物理ディ
スク)19をアクセスするのは、2台の計算機11、1
2であるので、ボリューム管理テーブル26内には、図
6に示すように、計算機11、12を識別するためにI
Pアドレスが設定されている。
【0087】このように構成された第6実施形態のボリ
ューム管理方式においても、先に説明した第1実施形態
のボリューム管理方式と同様に、各計算機11、12
は、ネットワークを介して記憶装置14に対するデータ
の入出力処理が可能となる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ークシステムのボリューム管理方法及び計算機において
は、ボリューム管理テーブル内に、計算機が指定する論
理アドレスと記憶装置の物理領域との関係の他に、記憶
装置や計算機のネットワーク上の位置を示す情報を登録
するようにしている。
【0089】したがって、LAN等のネットワークで接
続された記憶装置のボリューム管理を行うことができ、
また、ネットワークに接続された複数の計算機における
記憶装置のボリューム管理を同一ネットワークに接続さ
れた代表の計算機で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボリューム管理方法の基本機能を説明
するための各物理ボリュームの構成を示す模式図
【図2】同ボリューム管理方法で用いるボリューム管理
テーブルの記憶内容を示す図
【図3】論理ボリュームと物理ボリュームと物理エクス
テントとの関係を示す模式図
【図4】ボリューム管理ソフトウエアのモジュール構成
【図5】本発明の第1実施形態のボリューム管理方法が
適用されるネットワークシステムの概略構成を示す模式
【図6】同第1実施形態のボリューム管理方法で用いら
れるボリューム管理テーブルの記憶内容を示す図
【図7】同第1実施形態のボリューム管理方法が適用さ
れるネットワークシステムに組込まれた計算機の概略構
成図
【図8】同第1実施形態のボリューム管理方法における
物理ボリュームに対するアクセス動作を示す模式図
【図9】同第1実施形態のボリューム管理方法における
計算機と記憶装置との間で送受信されるパケットの構成
【図10】同第1実施形態のボリューム管理方法におけ
る論理ボリュームの拡張処理動作を示すシーケンス図
【図11】本発明の第2実施形態のボリューム管理方法
が適用されるネットワークシステムの概略構成を示す模
式図
【図12】本発明の第3、第4実施形態のボリューム管
理方法が適用されるネットワークシステムの概略構成を
示す模式図
【図13】本発明の第5、第6実施形態のボリューム管
理方法が適用されるネットワークシステムの概略構成を
示す模式図
【符号の説明】
10…伝送路 11、12、13…計算機 14、14a、15、15a…記憶装置 19、22a、22b…物理ボリューム 20…入出力制御部 21、21a、25…IPアドレス 23…ボリューム管理サーバ 24…ボリューム管理クライアント 26…ボリューム管理テーブル 27…論理ボリューム 28…物理エクステント 30…ファイルシステム 31、39…デバイスドライバ 32、38…TCP/IP 40…入出力計算機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機がネットワークを介して記憶装置
    をアクセスするネットワークシステムにおける前記記憶
    装置のボリューム管理を行うネットワークシステムのボ
    リューム管理方法において、 前記記憶装置とネットワークとの間に前記記憶装置に対
    するデータの入出力を行う入出力計算機を設け、 この入出力計算機の前記ネットワーク上の位置と、前記
    計算機における論理アドレス領域と前記記憶装置の物理
    領域との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設
    け、 前記計算機における論理アドレスを指定したアクセス要
    求に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する入
    出力計算機に接続された記憶装置における前記論理アド
    レスが指定する物理領域をアクセスすることを特徴とす
    るネットワークシステムのボリューム管理方法。
  2. 【請求項2】 計算機がネットワークを介して複数の記
    憶装置をアクセスするネットワークシステムにおける前
    記各記憶装置のボリューム管理を行うネットワークシス
    テムのボリューム管理方法において、 前記各記憶装置とネットワークとの間に記憶装置に対す
    るデータの入出力を行う入出力計算機を設け、 この各入出力計算機の前記ネットワーク上の位置と、前
    記計算機における論理アドレス領域と前記各記憶装置の
    物理領域との関係とを記憶するボリューム管理テーブル
    を設け、 前記計算機における論理アドレスを指定したアクセス要
    求に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する入
    出力計算機に接続された記憶装置における前記論理アド
    レスが指定する物理領域をアクセスすることを特徴とす
    るネットワークシステムのボリューム管理方法。
  3. 【請求項3】 複数の計算機がネットワークを介して複
    数の記憶装置をアクセスするネットワークシステムにお
    ける前記各記憶装置のボリューム管理を行うネットワー
    クシステムのボリューム管理方法において、 前記各記憶装置とネットワークとの間に記憶装置に対す
    るデータの入出力を行う入出力計算機を設け、 前記各計算機の前記ネットワーク上の位置と、前記各入
    出力計算機の前記ネットワーク上の位置と、前記各計算
    機における論理アドレス領域と前記各記憶装置の物理領
    域との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設
    け、 各計算機において論理アドレスを指定したアクセス要求
    に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する入出
    力計算機に接続された記憶装置における前記論理アドレ
    スが指定する物理領域をアクセスすることを特徴とする
    ネットワークシステムのボリューム管理方法。
  4. 【請求項4】 計算機がネットワークを介して記憶装置
    をアクセスするネットワークシステムにおける前記記憶
    装置のボリューム管理を行うネットワークシステムのボ
    リューム管理方法において、 前記記憶装置内にこの記憶装置に対するデータの入出力
    を行う入出力制御部を設け、 前記記憶装置の前記ネットワーク上の位置と、前記計算
    機における論理アドレス領域と前記記憶装置の物理領域
    との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設け、 前記計算機における論理アドレスを指定したアクセス要
    求に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する記
    憶装置における前記論理アドレスが指定する物理領域を
    アクセスすることを特徴とするネットワークシステムの
    ボリューム管理方法。
  5. 【請求項5】 計算機がネットワークを介して複数の記
    憶装置をアクセスするネットワークシステムにおける前
    記各記憶装置のボリューム管理を行うネットワークシス
    テムのボリューム管理方法において、 前記各記憶装置内にこの記憶装置に対するデータの入出
    力を行う入出力制御部を設け、 前記各記憶装置の前記ネットワーク上の位置と、前記計
    算機における論理アドレス領域と前記各記憶装置の物理
    領域との関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設
    け、 前記計算機における論理アドレスを指定したアクセス要
    求に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する記
    憶装置における前記論理アドレスが指定する物理領域を
    アクセスすることを特徴とするネットワークシステムの
    ボリューム管理方法。
  6. 【請求項6】 複数の計算機がネットワークを介して複
    数の記憶装置をアクセスするネットワークシステムにお
    ける前記各記憶装置のボリューム管理を行うネットワー
    クシステムのボリューム管理方法において、 前記各記憶装置内にこの記憶装置に対するデータの入出
    力を行う入出力制御部を設け、 前記各計算機の前記ネットワーク上の位置と、前記各記
    憶装置の前記ネットワーク上の位置と、前記各計算機に
    おける論理アドレス領域と前記各記憶装置の物理領域と
    の関係とを記憶するボリューム管理テーブルを設け、 前記各計算機における論理アドレスを指定したアクセス
    要求に応じて、前記ボリューム管理テーブルの指定する
    記憶装置における前記論理アドレスが指定する物理領域
    をアクセスすることを特徴とするネットワークシステム
    のボリューム管理方法。
  7. 【請求項7】 前記ボリューム管理テーブルに記憶され
    た論理アドレス領域と物理領域との関係を変更すること
    によって、前記計算機が指定できる論理アドレス領域の
    増減を実現することを特徴とする請求項1から6のいず
    れか1項記載のネットワークシステムのボリューム管理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記計算機における論理アドレス領域の
    未使用領域を監視し、 この未使用領域が予め定められた規定量以下に低下する
    と、前記計算機が指定できる論理アドレス領域の増加を
    行うことを特徴とする請求項7記載のネットワークシス
    テムのボリューム管理方法。
  9. 【請求項9】 前記計算機が指定できる論理アドレス領
    域の増加を行うと、この論理アドレス領域の増加の実行
    情報を通信回線を用いて外部機器に通知出力することを
    特徴とする請求項8記載のネットワークシステムのボリ
    ューム管理方法。
  10. 【請求項10】 ネットワークを介して記憶装置をアク
    セスする計算機において、 前記記憶装置とネットワークとの間に前記記憶装置に対
    するデータの入出力を行う入出力計算機の前記ネットワ
    ーク上の位置と、論理アドレス領域と前記記憶装置の物
    理領域との関係とを記憶するボリューム管理テーブル
    と、 論理アドレスを指定したアクセス要求の発生に応じて、
    前記ボリューム管理テーブルの指定する入出力計算機に
    接続された記憶装置における前記論理アドレスが指定す
    る物理領域をアクセスするアクセス手段とを備えた計算
    機。
JP2001276800A 2001-09-12 2001-09-12 ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機 Pending JP2003085014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276800A JP2003085014A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001276800A JP2003085014A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003085014A true JP2003085014A (ja) 2003-03-20

Family

ID=19101448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001276800A Pending JP2003085014A (ja) 2001-09-12 2001-09-12 ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003085014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007257317A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Hitachi Ltd 記憶システム及び記憶領域解放方法並びにストレージシステム
JP2008545202A (ja) * 2005-06-29 2008-12-11 サンディスク コーポレイション 記憶装置内のパーティションを管理する方法およびシステム
JP2010033599A (ja) * 2009-11-06 2010-02-12 Hitachi Ltd 無共有型データベース管理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008545202A (ja) * 2005-06-29 2008-12-11 サンディスク コーポレイション 記憶装置内のパーティションを管理する方法およびシステム
JP2013012212A (ja) * 2005-06-29 2013-01-17 Sandisk Corp 記憶装置内のパーティションを管理する方法およびシステム
JP2007257317A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Hitachi Ltd 記憶システム及び記憶領域解放方法並びにストレージシステム
JP2010033599A (ja) * 2009-11-06 2010-02-12 Hitachi Ltd 無共有型データベース管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2868141B2 (ja) ディスクアレイ装置
US6493811B1 (en) Intelligent controller accessed through addressable virtual space
US7555575B2 (en) Method and apparatus for migrating data between storage volumes of different data pattern
JP6138275B2 (ja) データ・ストレージ方法およびストレージ・デバイス
JP7097379B2 (ja) ストリームを使用するデータの割り振りエリアへの選択的記憶
US7308528B2 (en) Virtual tape library device
JP4632574B2 (ja) 記憶装置およびファイルデータのバックアップ方法およびファイルデータのコピー方法
JP4704161B2 (ja) ファイルシステムの構築方法
JP4671353B2 (ja) ストレージ装置及びその制御方法
US8539180B2 (en) System and method for migration of data
US20110066823A1 (en) Computer system performing capacity virtualization based on thin provisioning technology in both storage system and server computer
JP2007102760A (ja) ストレージエリアネットワークにおけるボリュームの自動割り当て
US11860791B2 (en) Methods for managing input-output operations in zone translation layer architecture and devices thereof
US6944712B2 (en) Method and apparatus for mapping storage partitions of storage elements for host systems
JPH10283272A (ja) 複合計算機システムおよび複合i/oシステム
JP2005228278A (ja) 記憶領域の管理方法、管理装置及び管理プログラム
JP2004362028A (ja) ストレージシステムの制御方法、ストレージシステム、及びストレージ装置
JP2004192174A (ja) ディスクアレイ制御装置
US20050108235A1 (en) Information processing system and method
JP3966076B2 (ja) ストレージ集中管理方法
JP2003085014A (ja) ネットワークシステムのボリューム管理方法及び計算機
US8489827B2 (en) Method and system for storage-system management
JP2866376B2 (ja) ディスクアレイ装置
JP2866375B2 (ja) コンピュータシステムと磁気ディスク装置
JP4552957B2 (ja) ストレージ集中管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311