JP2003084295A - 液晶注入装置 - Google Patents

液晶注入装置

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JP2003084295A
JP2003084295A JP2001272961A JP2001272961A JP2003084295A JP 2003084295 A JP2003084295 A JP 2003084295A JP 2001272961 A JP2001272961 A JP 2001272961A JP 2001272961 A JP2001272961 A JP 2001272961A JP 2003084295 A JP2003084295 A JP 2003084295A
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JP
Japan
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liquid crystal
chamber
injection
crystal cell
dish
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JP2001272961A
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English (en)
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Hideki Okamoto
英樹 岡本
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 チャンバ内で液晶セルを不要に待機させる必要がなく作
業効率の良い液晶注入装置の提供。 【解決手段】 チャンバ21、51を真空ポンプ23、
53で真空排気して、内部に装填された液晶セル1を真
空引きした後に、移動機構25、55で液晶セル1の液
晶注入口が液晶皿2の液晶に接触するよう相対的に接近
してからNガスを導入することによって、液晶セルに
液晶を注入する際、チャンバ11とそれぞれゲートバル
ブG2、G4を介して隔てられた複数のチャンバ21、
51のうちの空いている方に液晶セル1と液晶皿2を装
填した後、Nガスを導入することでチャンバ21、5
1内を加圧することで、液晶セル1に液晶を注入する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置に
用いられるセルに液晶を注入する液晶注入装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来の液晶注入装置について、図2、3
を用いて説明する。動作開始前、全てのゲートバルブG
1〜G3、真空バルブ14、N導入バルブ15、52
は閉じられた状態、真空バルブ54は開いた状態、真空
ポンプ13、53は動作状態となっている。 【0003】まず、ゲートバルブG1を開き、液晶を注
入すべき液晶セル1、及び液晶を収容した液晶皿2をチ
ャンバ11へ搬送し、ゲートバルブG1を閉める。そし
て、真空バルブ14を開き、チャンバ11内を真空引き
し、所定圧に達するか又は所定時間が経過したら、ゲー
トバルブG2を開き、液晶セル1および液晶皿2を、既
に真空ポンプ53により真空状態となっているチャンバ
51へ移動させ、ゲートバルブG2を閉める。そして、
チャンバ11では、真空バルブ14を閉じると共に、N
導入バルブ15を開くことで、大気圧状態とされ、ゲ
ートバルブG1を開くことで、次の液晶セル1および液
晶皿2が導入され、再び、N導入バルブ15を閉じ、
真空バルブ14を開くことで、チャンバ11を真空状態
とする。 【0004】一方、液晶セル1および液晶皿2が導入さ
れたチャンバ51では、液晶皿昇降機構55を上昇さ
せ、液晶セル1の液晶注入口に液晶を接液させる。そし
て、真空バルブ54を閉め、N導入バルブ52を開
き、チャンバ51内を大気圧にして加圧することで、真
空となっている液晶セル1内に液晶が浸入を開始し、こ
の状態で、液晶セル1に液晶の注入が完了されるまで待
つ。 【0005】そして、液晶セル1に液晶を充填した後、
ゲートバルブG3を開け、チャンバ51から液晶セル1
および液晶皿2を取り出してからゲートバルブG3を閉
じ、再び、チャンバ51を所定の真空状態とし、チャン
バ11から次の液晶セル1と液晶皿2を導入する。 【0006】ところで、近年、大型液晶パネルの需要が
高まっており、このような大型化に伴って、液晶注入時
間が長時間化し、作業効率が悪かった。 【0007】そこで、図3に示したように、チャンバ5
1に対して、ゲートバルブG3を介し、ゲートバルブG
4を設けたチャンバ61を連続して構成する。 【0008】そして、チャンバ51において液晶を注入
している途中の液晶セル1と液晶皿2とを、ゲートバル
ブG3を開けチャンバ61に移動し、液晶セル1へ液晶
の注入が完了するまで待つようにすることで、このチャ
ンバ61と、上記したチャンバ51において同時に、そ
れぞれ別の液晶セル1に対して液晶注入が行なえるの
で、サイクルタイムを短縮化、作業効率を向上を図って
いる。なお、このようなチャンバ51やチャンバ61に
は、加熱機構(図示省略)を設ける場合もあり、チャン
バ51、61内を加熱することで、さらに液晶セル1へ
の液晶の注入処理を促進する。また、チャンバ51やチ
ャンバ61には加圧機構(図示省略)を設ける場合もあ
り、チャンバ51、61内を大気圧以上に加圧すること
により、液晶セル1への液晶注入処理を促進する。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示したような液晶注入装置の構成は、チャンバ51、6
1を水平方向に連続して並べる形態であるため、例え
ば、大型の液晶セルの直後に、小型の液晶セルに対して
液晶注入を行なう場合、小型の液晶セルに対しては液晶
の注入が完了しているにもかかわらず、大型の液晶セル
への液晶注入が完了しないため、注入が完了するまで、
小型の液晶セルは接液状態で待機せざるを得なかったの
で、その不要な待機時間の分、作業効率が低下した。 【0010】しかも、小型の液晶セルには液晶が充満し
ているにもかかわらず、接液状態で待機せざるを得なか
ったので、液晶注入促進のための加熱機構からの熱によ
って必要以上に加熱されることとなり、液晶の劣化とい
う問題も発生した。 【0011】本発明は、このような問題点を伴うことな
く、同時に複数の液晶セルへの液晶注入処理を行なう液
晶注入装置において、チャンバ内で液晶セルを必要以上
に待機させることがなく作業効率の良い液晶注入装置を
提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明の液晶注入装置
は、液晶が注入される液晶セルと液晶を収容した液晶皿
とが装填される導入室と、導入室とゲートバルブを介し
て設けられ、液晶セルと液晶皿とが装填される注入室
と、導入室及び注入室をそれぞれ独立して真空排気する
ための真空排気系と、導入室及び注入室にそれぞれ独立
して不活性ガスを導入するための不活性ガス導入系と、
注入室に、液晶セルと液晶皿とを相対的に接近させる移
動機構とを備え、注入室を真空排気系で真空排気するこ
とで注入室に装填された液晶セルを真空引きした後、移
動機構で液晶セルの液晶注入口が液晶皿の液晶に接触す
るよう相対的に接近してから不活性ガス導入系で不活性
ガスを導入することによって、液晶セルに液晶を注入す
る際、導入室とそれぞれゲートバルブを介して隔てられ
た複数の注入室から択一的に液晶セルと液晶皿とを装填
し、その後、不活性ガスを導入して注入室内を加圧する
ことで、液晶セルに液晶を注入することを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶注入装置の一
実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施例の液晶注
入装置の概略構成を示す図である。 【0014】ゲートバルブG1を通過して液晶セル1及
び液晶皿2が搬入されるチャンバ(特許請求の範囲の導
入室に相当)11には、液晶セル1及び液晶皿2の保持
機構(図示省略)を備える。チャンバ11には、内部を
真空排気する真空ポンプ13が真空バルブ14を介して
接続され、また、内部を大気圧に戻す際に供給されるN
ガス源がN導入バルブ15を介して接続されてい
る。 【0015】また、チャンバ11には、ゲートバルブG
2を介してチャンバ21(特許請求の範囲の注入室に相
当)と、ゲートバルブG4を介してチャンバ51(特許
請求の範囲の注入室に相当)とが設けられ、これらチャ
ンバ21やチャンバ51には、液晶セル1及び液晶皿2
を外部へ搬送できるよう、それぞれゲートバルブG3、
ゲートバルブG5が設けられている。これらチャンバ2
1及びチャンバ51にはそれぞれ、真空バルブ24を介
して真空ポンプ23と、真空バルブ54を介して真空ポ
ンプ53が設けられている。 【0016】さらに、チャンバ21やチャンバ51には
それぞれ、内部を大気圧で加圧する際に供給されるN
ガス源がN導入バルブ22、N導入バルブ52を介
して接続されている。なお、チャンバ11、チャンバ2
1、チャンバ51を大気圧で加圧する際、使用されるガ
スについては、Nガス以外の不活性ガスを使用しても
よい。 【0017】なお、これらチャンバ21、51には、図
示省略した加熱機構が設けられており、加熱により、液
晶注入が促進させるよう構成されている。また、チャン
バ11、21、51間、また外部との間で、液晶セル1
及び液晶皿2を搬送する搬送機構(図示省略)が構成さ
れる。 【0018】次に、図1の液晶注入装置の動作を説明す
る。動作開始前、全てのゲートバルブG1、G2、G
3、G4、G5、真空バルブ14、N導入バルブ1
5、22、52は閉じられた状態、真空バルブ24、5
4は開いた状態、真空ポンプ13、23、53は動作状
態となっている。 【0019】まず、ゲートバルブG1を開け、液晶を注
入すべき液晶セル1、及び液晶を収容した液晶皿2を離
した状態でチャンバ11へ搬入し、ゲートバルブG1を
閉じる。真空バルブ14を開き、チャンバ11を真空引
きし所定圧に達するか、所定時間が経過したら、ゲート
バルブG4を開き、液晶セル1および液晶皿2を、既に
真空ポンプ53により真空状態となっているチャンバ5
1へ移動させ、ゲートバルブG4を閉める。 【0020】そして、チャンバ51では、液晶皿昇降機
構55を上昇させ、液晶セル1の液晶注入口に液晶を接
液させる。そして、真空バルブ54を閉め、N導入バ
ルブ52を開き、チャンバ51内を大気圧とすること
で、真空となっている液晶セル1内に液晶が浸入を開始
し、この状態で、液晶セル1に液晶の注入が完了するま
で待つ。 【0021】一方、液晶セル1及び液晶皿2を搬出した
後のチャンバ11では、真空バルブ14を閉じると共
に、N導入バルブ15を開くことで、大気圧状態とし
た後、ゲートバルブG1を開くことで、次の液晶セル1
および液晶皿2を導入し、ゲートバルブG1を閉じた
後、再び、N導入バルブ15を閉じ、真空バルブ14
を開くことで、チャンバ11を真空引きし所定圧に達す
るか、所定時間が経過した後、ゲートバルブG2を開
き、液晶セル1および液晶皿2を、既に真空ポンプ23
により真空状態となっているチャンバ21へ移動させ、
ゲートバルブG2を閉める。 【0022】そして、チャンバ21では、液晶皿昇降機
構21を上昇させ、液晶セル1の液晶注入口に液晶を接
液させる。そして、真空バルブ24を閉め、N導入バ
ルブ22を開き、チャンバ21内を大気圧とすること
で、真空となっている液晶セル1内に液晶が浸入を開始
し、この状態で、液晶セル1に液晶の注入が完了するの
を待つ。 【0023】このとき、上記したように、チャンバ11
には、次の液晶セル1および液晶皿2が導入される。 【0024】そして、チャンバ21、51のうち、液晶
セル1への液晶注入が完了した方のチャンバから順次、
ゲートバルブG3又はゲートバルブG5を介して、液晶
セル1及び液晶皿2を取り出した後、ゲートバルブG3
又はゲートバルブG5を閉じ、真空バルブ24又は真空
バルブ54を開き、所定の真空状態とした後、上記した
ように、チャンバ11から次の液晶セル1及び液晶皿2
を搬入する。 【0025】以上のように、液晶注入が完了した液晶セ
ル1や液晶皿2を外部へ搬出した後、空き状態となった
チャンバ21又は51に、すぐにチャンバ11から次の
液晶セル1及び液晶皿2を搬入し、液晶注入を行なうと
いう動作を繰り返すことによって、連続して、同時に2
つの液晶セルに対する液晶注入が行なわれ、作業効率が
向上する。 【0026】なお、本実施例では、液晶セル1と液晶皿
2を導入するチャンバ11に、2つの液晶を注入するチ
ャンバ21、55を設けたが、3つ以上の液晶を注入す
るチャンバを設けることで、さらに、生産性の向上を図
ることができる。 【0027】 【発明の効果】上記したように、本発明によれば、複数
の注入室のうち、液晶セルへの液晶注入が完了した方の
注入室に択一的に、液晶セルと液晶皿を導入して、常に
複数の注入室において、それぞれ液晶セルに対する液晶
注入作業を行なうことができるので、作業効率の向上、
生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の液晶注入装置の概略構成図。 【図2】従来の液晶注入装置の概略構成図(1)。 【図3】従来の液晶注入装置の概略構成図(2)。 【符号の説明】 1 液晶セル 2 液晶皿 11 チャンバ(導入室) 21、51 チャンバ(注入室) G1、G2、G3、G4、G5 ゲートバルブ 25、55 液晶皿移動機構

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 液晶が注入される液晶セルと液晶を収容
    した液晶皿とが装填される導入室と、前記導入室とゲー
    トバルブを介して設けられ、前記液晶セルと前記液晶皿
    とが装填される注入室と、前記導入室及び注入室をそれ
    ぞれ独立して真空排気するための真空排気系と、前記導
    入室及び注入室にそれぞれ独立して不活性ガスを導入す
    るための不活性ガス導入系と、前記注入室に、前記液晶
    セルと前記液晶皿とを相対的に接近させる移動機構とを
    備え、前記注入室を前記真空排気系で真空排気すること
    で該注入室に装填された前記液晶セルを真空引きした
    後、前記移動機構で前記液晶セルの液晶注入口が前記液
    晶皿の液晶に接触するよう相対的に接近してから前記不
    活性ガス導入系で不活性ガスを導入することによって、
    前記液晶セルに液晶を注入する液晶注入装置において、
    前記導入室とそれぞれゲートバルブを介して隔てられた
    複数の前記注入室を備え、これら注入室に択一的に前記
    液晶セルと前記液晶皿とを装填可能としたことを特徴と
    する液晶注入装置。
JP2001272961A 2001-09-10 2001-09-10 液晶注入装置 Pending JP2003084295A (ja)

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