JP2003084055A5 - - Google Patents
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【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、複数の送信源のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号を用いて送信源を捕捉する送信源捕捉方法において、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果を用い、偽信号相互相関の有無を判定することを特徴とする。更に 捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の最大値を用いることを特徴とする。更にまた、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の平均値を用いることを特徴とする送信源捕捉方法。また、偽信号相互相関の有無の判定を、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果が、任意のスレッショルド以上であることにより、判定することを特徴とする。このように、(1)受信信号に対する相関値を複数通りのコード位相にて検出する相関検出動作と、複数通りのコード位相における相関値から相関値がピークとなるコード位相を相関ピーク位相として検出する相関ピーク検出動作とを、複数の送信源(例えば衛星)のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号について実行する送信源捕捉方法において、(2)相関ピーク位相における相関値が、捕捉すべき送信源にて使用されていないスペクトラム拡散符号によりスペクトラム拡散されている受信信号との相関たる偽信号相互相関によっては得られないほど高水準である強信号相関値か、それとも偽信号相互相関によっても得られるほど低水準である判別困難相関値かを判別する強信号検出ステップと、(3)強信号検出ステップにて判別困難相関値と判別された場合に、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べる他符号測定ステップと、(4)強信号検出ステップにて強信号相関値と判別された場合及び他符号測定ステップにて得られないと判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉したものと見なして、当該相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作を開始させる追尾動作移行ステップと、(5)他符号測定ステップにて得られると判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉してはおらず偽信号相互相関が発生したに過ぎないと見なして、引き続き相関検出動作及び相関ピーク検出動作を実行し又はそれらを一時休止若しくは中止する追尾動作移行阻止ステップとを有し、(6)偽信号相互相関により生じた相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作の実行を、回避することを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明は、複数の送信源のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号を用いて送信源を捕捉する送信源捕捉方法において、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果を用い、偽信号相互相関の有無を判定することを特徴とする。更に 捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の最大値を用いることを特徴とする。更にまた、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の平均値を用いることを特徴とする送信源捕捉方法。また、偽信号相互相関の有無の判定を、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果が、任意のスレッショルド以上であることにより、判定することを特徴とする。このように、(1)受信信号に対する相関値を複数通りのコード位相にて検出する相関検出動作と、複数通りのコード位相における相関値から相関値がピークとなるコード位相を相関ピーク位相として検出する相関ピーク検出動作とを、複数の送信源(例えば衛星)のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号について実行する送信源捕捉方法において、(2)相関ピーク位相における相関値が、捕捉すべき送信源にて使用されていないスペクトラム拡散符号によりスペクトラム拡散されている受信信号との相関たる偽信号相互相関によっては得られないほど高水準である強信号相関値か、それとも偽信号相互相関によっても得られるほど低水準である判別困難相関値かを判別する強信号検出ステップと、(3)強信号検出ステップにて判別困難相関値と判別された場合に、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べる他符号測定ステップと、(4)強信号検出ステップにて強信号相関値と判別された場合及び他符号測定ステップにて得られないと判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉したものと見なして、当該相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作を開始させる追尾動作移行ステップと、(5)他符号測定ステップにて得られると判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉してはおらず偽信号相互相関が発生したに過ぎないと見なして、引き続き相関検出動作及び相関ピーク検出動作を実行し又はそれらを一時休止若しくは中止する追尾動作移行阻止ステップとを有し、(6)偽信号相互相関により生じた相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作の実行を、回避することを特徴とする。
Claims (12)
- 複数の送信源のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号を用いて送信源を捕捉する送信源捕捉方法において、
捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果を用い、偽信号相互相関の有無を判定することを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項1に記載の送信源捕捉方法において、
捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の最大値を用いることを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項1に記載の送信源捕捉方法において、
捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果は、捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する2個以上の平均値を用いることを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項1乃至3記載の送信源捕捉方法において、
偽信号相互相関の有無の判定を、捕捉すべき送信源以外のスペクトラム逆拡散符号の相関結果が、任意のスレッショルド以上であることにより、判定することを特徴とする送信源捕捉方法。 - 受信信号に対する相関値を複数通りのコード位相にて検出する相関検出動作と、複数通りのコード位相における相関値から相関値がピークとなるコード位相を相関ピーク位相として検出する相関ピーク検出動作とを、複数の送信源のうち捕捉すべき送信源に対応するスペクトラム逆拡散符号について実行する送信源捕捉方法において、
相関ピーク位相における相関値が、捕捉すべき送信源にて使用されていないスペクトラム拡散符号によりスペクトラム拡散されている受信信号との相関たる偽信号相互相関によっては得られないほど高水準である強信号相関値か、それとも偽信号相互相関によっても得られるほど低水準である判別困難相関値かを判別する強信号検出ステップと、
強信号検出ステップにて判別困難相関値と判別された場合に、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べる他符号測定ステップと、
強信号検出ステップにて強信号相関値と判別された場合及び他符号測定ステップにて得られないと判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉したものと見なして、当該相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作を開始させる追尾動作移行ステップと、
他符号測定ステップにて得られると判別された場合に、上記受信信号の送信源を捕捉してはおらず偽信号相互相関が発生したに過ぎないと見なして、引き続き相関検出動作及び相関ピーク検出動作を実行し又はそれらを一時休止若しくは中止する追尾動作移行阻止ステップとを有し、
偽信号相互相関により生じた相関ピーク位相を初期値とした送信源追尾動作の実行を、回避することを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項5記載の送信源捕捉方法において、
他符号測定ステップが、
捕捉すべき送信源と同じ無線システムに属する他の送信源により使用されるスペクトラム拡散符号に対応する他の複数通りのスペクトラム逆拡散コードを用い、かつ全てのコード位相にて、受信信号に対する相関値を検出する測定ステップと、
他の複数通りのスペクトラム逆拡散符号を用いたとき得られる相関値を代表する代表相関値を、測定ステップにおける測定の結果に基づき導出する代表相関値導出ステップと、
上記代表相関値に基づき、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べる判別ステップとを、含むことを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項6記載の送信源捕捉方法において、
代表相関値導出ステップが、測定ステップにて検出された複数通りの相関値の中から、その最大値を上記代表相関値として検出するステップであることを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項6記載の送信源捕捉方法において、
代表相関値導出ステップが、測定ステップにて検出された複数通りの相関値に基づき、スペクトラム逆拡散符号毎の相関値の平均値を求め、求めた平均値を上記代表相関値として検出するステップであることを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項7又は8記載の送信源捕捉方法において、
判別ステップが、偽信号相互相関によっては得られない高水準を示す強信号最小スレッショルドと、上記代表相関値との比較により、他のいずれのスペクトラム逆拡散符号を用いても強信号相関値は得られないのか、それとも他のいずれかのスペクトラム逆拡散符号を用いれば強信号相関値が得られるのかを調べるステップであることを特徴とする送信源捕捉方法。 - 請求項7又は8記載の送信源捕捉方法において、
強信号検出ステップが、
受信信号のレベルが低いために生じることがありかつ偽信号相関によっても生じることがある低水準を示す弱信号最小スレッショルドと、相関ピーク位相における相関値とを比較する第1比較ステップと、
偽信号相互相関によっては得られない高水準を示す弱信号最大スレッショルドと、相関ピーク位相における相関値とを比較する第2比較ステップとを含み、
相関ピーク位相における相関値について、弱信号最小スレッショルドより低い水準を有することが判明した場合は引き続き相関検出動作及び相関ピーク検出動作を実行し又はそれらを一時休止若しくは中止させ、弱信号最小スレッショルドより高いが弱信号最大スレッショルドより低い水準を有することが判明した場合は判別困難相関値と判別し、弱信号最大スレッショルドより高い水準を有することが判明した場合は強信号相関値と判別することを特徴とする送信源捕捉方法。 - 送信源にて使用され得るスペクトラム拡散符号に対応した複数通りのスペクトラム逆拡散符号のうち捕捉すべき送信源に対応するものを選び、選んだスペクトラム逆拡散符号を用いて受信信号をスペクトラム逆拡散する受信機であって、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の送信源捕捉方法を実行する手段と、
その結果上記受信信号の送信源を捕捉したものと判別された場合に、以後、上記相関ピーク位相を初期値としてスペクトラム逆拡散符号のコード位相制御を実行することによって、上記送信源からの受信信号をスペクトラム逆拡散すると同時に当該送信源を追尾する手段と、
捕捉及び追尾されている送信源からの受信信号をスペクトラム逆拡散して得られる信号から、送信源により提供されるデータを復調再生する手段と、を備えることを特徴とする受信機。 - 請求項11記載の受信機であって、地球周回軌道上にある測位衛星を上記送信源とし、いずれかの測位衛星を見通せる空間に存する受信機を測位対象とする測位システムにて、用いられる測位システム用受信機において、
上記相関ピーク位相と上記データとを利用してその現在位置を導出する手段を備えることを特徴とする測位システム用受信機。
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---|---|---|---|
JP2001273963A JP3749681B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 送信源捕捉方法及び受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001273963A JP3749681B2 (ja) | 2001-09-10 | 2001-09-10 | 送信源捕捉方法及び受信機 |
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---|---|
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JP2003084055A5 true JP2003084055A5 (ja) | 2005-04-07 |
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JP5499435B2 (ja) * | 2007-11-20 | 2014-05-21 | セイコーエプソン株式会社 | 相互相関判定方法、測位装置及び電子機器 |
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JP2011153891A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Japan Radio Co Ltd | 衛星信号受信機 |
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