JP2003083005A - 潤滑オイル供給装置 - Google Patents

潤滑オイル供給装置

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JP2003083005A
JP2003083005A JP2001278427A JP2001278427A JP2003083005A JP 2003083005 A JP2003083005 A JP 2003083005A JP 2001278427 A JP2001278427 A JP 2001278427A JP 2001278427 A JP2001278427 A JP 2001278427A JP 2003083005 A JP2003083005 A JP 2003083005A
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oil
filter
outlet
control valve
lubricating oil
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Hiroshi Sakamoto
洋 坂本
Takeshi Koike
武士 小池
Yoshiaki Maehama
義昭 前浜
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IHI Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑オイル供給装置のサイズ縮小化、軽量化
を図り、取り扱いを容易にする。 【解決手段】 内部に分岐オイル穴50を有する弁支持
ブロック49を固定して設け、この弁支持ブロック49
に温度調節弁51及び圧力制御弁71を支持させると共
に、吐出管47から送られてきたオイルを分岐オイル穴
50により温度調節弁51、圧力制御弁71及びオイル
排出管54に供給する。また内部に出口オイル穴63を
有するフィルタ支持ブロック61を固定して設け、フィ
ルタ支持ブロック61にオイルフィルタ60及び減圧制
御弁66を支持させると共に、オイルフィルタ60から
送られてきたオイルを出口オイル穴63により減圧制御
弁66及び主出口73に導く。配管と機器を支持するた
めのブラケットとが兼用され、サイズ縮小化、軽量化が
図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は潤滑オイル供給装置
に係り、特に、ガスタービン発電装置のエンジン、発電
機等に潤滑オイルを供給するための潤滑オイル供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等に設置されて電力を供給するガス
タービン発電装置が知られており、その代表例を図9及
び図10に示す。これにおいては、H鋼等からなる架台
101上に、ガスタービンエンジン(以下単にエンジン
ともいう)102、減速機103及び発電機104が設
置され、エンジン102が減速機103を介して発電機
104を駆動する。エンジン102の排気は機外に排出
され、図示しないボイラの熱源として利用される。所謂
コージェネレーションシステムの構成である。
【0003】架台101上の隅部に蒸気やガス燃料の供
給制御を行うためのバルブユニット105が設置され
る。架台101の外側に、エンジン102、減速機10
3及び発電機104に潤滑オイルを供給するための潤滑
オイル供給装置106と、装置全体を電気的に制御する
ための制御盤107とが設置される。
【0004】架台101及びこれに設置される機器がエ
ンクロージャ108で覆われ、低騒音化が図られる。エ
ンクロージャ108の屋根上に、エンジン102を始動
させるための始動油圧装置109と、潤滑オイル中の水
分を除去するためのデハイドレータ110と、エンジン
102に吸気を供給するためのエンジン吸気ダクト11
1と、エンクロージャ室内の換気用吸気ダクト112及
び換気用排気ダクト113とが設けられる。
【0005】これらダクト内の空気の流れを図中矢印で
示す。エンジン吸気ダクト111内には上流側から順に
プレフィルタ114、中性能フィルタ115、高性能フ
ィルタ116、エアクーラ117及び消音器118が設
けられる。換気用吸気ダクト112内には、上流側から
順にフィルタ119と押込みファン120とが設けられ
る。換気用排気ダクト113内には、上流側から順に吸
込みファン121と消音器122とが設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
ガスタービン発電装置の設置は、エンジン102、発電
機104等の各機器を実際の設置場所に設置するという
現地工事によって行われていた。よって1〜2ヶ月程度
という比較的長期の工事期間を要し、問題であった。
【0007】一方、現地工事を少なくするためには、工
場等別の場所で架台101上に全ての機器を組み付け、
1ユニット化し、車両で設置場所に搬送して設置するの
が望ましい。
【0008】しかし、車両に積載して搬送可能な最大幅
は法規上3000mmと決められており、一方従来の架台10
1の幅Wは3000mmちょうどで、これにエンクロージャ1
08のドアの取手等を含めると3000mmを越えてしまう。
よってこのままでは車両に積載して搬送することができ
ない。
【0009】そこで、最大幅3000mmを越えないような装
置全体の1ユニット化が求められ、各機器のレイアウト
及びサイズを見直すこととなった。
【0010】このうちの一つとして潤滑オイル供給装置
106があり、サイズの縮小化が検討された。ここで従
来の潤滑オイル供給装置106を図11により説明す
る。
【0011】図示するように、装置架台130上にオイ
ルポンプ131と、これを駆動する電動モータ132
と、温度調節弁133と、オイルフィルタ134とが平
面的に配置されている。また図示しない場所にオイルを
貯留するオイルタンクが配置され、遠隔の場所にオイル
クーラ135が配置される。
【0012】オイルの流れは図中矢印で示す通りであ
る。電動モータ132によりオイルポンプ131が駆動
されると、オイルタンクのオイルがオイル入口136か
らオイルポンプ131に吸引され、オイルポンプ131
で昇圧後吐出される。その直後オイルはオイルクーラ1
35側と温度調節弁133側とに分岐される。温度調節
弁133にはオイルクーラ135を通過した後のオイル
も導入され、これにより温度調節弁133はオイルポン
プ131からのオイルとオイルクーラ135からのオイ
ルとを適宜切換、混合し、オイルを温度調節してオイル
フィルタ134に排出する。オイルフィルタ134は二
つのフィルタ部136,137と、オイルが通過するフ
ィルタ部をいずれか一方に切り換える手動切替弁138
とを有し、いずれか一方のフィルタ部にオイルを流しつ
つ、他方のフィルタ部のフィルタ交換ができるようにな
っている。オイルフィルタ134を通過したオイルはオ
イル出口135から外部に供給される。
【0013】ところで、この潤滑オイル供給装置106
では、各機器が平面的に配置され、且つ各機器が単に通
常の配管で接続されているだけなので、サイズが大き
く、重く、取り扱いが不便であった。またモータ132
及びオイルフィルタ134が横型である点もサイズを大
きくする一因となっていた。そして各構成機器を個々に
ブラケット等で装置架台130上に固定していたため、
ブラケット等の数も多く、これも小型化を阻害する原因
となっていた。
【0014】そこで、以上の問題に鑑みて本発明は創案
され、その目的はサイズを大幅に縮小できる潤滑オイル
供給装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る潤滑オイル
供給装置は、少なくとも二つの構成機器を固定されたブ
ロックで連結支持し、このブロック内にオイル穴を設け
て互いの構成機器を連通したものである。
【0016】これによれば、構成機器を支持するブラケ
ット等と構成機器同士を連通する配管とを兼用でき、縮
小化に有利となる。
【0017】また本発明は、オイルポンプから吐出され
た潤滑オイルを少なくともオイルクーラ側と温度調節弁
側とに分岐させる潤滑オイル供給装置において、内部に
分岐オイル穴を有する弁支持ブロックを固定して設け、
上記オイルポンプから上記オイルクーラ側と上記温度調
節弁側とに分岐する分岐部を上記分岐オイル穴で区画形
成すると共に、上記弁支持ブロックに上記温度調節弁を
支持させたものである。
【0018】これによれば、分岐部の配管が、分岐オイ
ル穴を有する弁支持ブロックに実質的に代替され、且つ
この弁支持ブロックによって温度調節弁が支持されるの
で、分岐部のサイズが縮小されると共に、ブラケット等
が不要になって縮小化に有利となる。
【0019】ここで、上記弁支持ブロックに、オイル出
口圧を制御するための圧力制御弁をさらに支持させ、上
記分岐オイル穴を上記圧力制御弁にも連通させるように
するのが好ましい。
【0020】上記オイルポンプを駆動する電動モータが
縦型であり、上記オイルポンプが、潤滑オイルを貯留す
るオイルタンク中に浸漬されるのが好ましい。
【0021】また、本発明は、温度調節弁で温度調節さ
れた潤滑オイルをオイルフィルタを経た後オイル出口に
導く潤滑オイル供給装置において、内部に出口オイル穴
を有するフィルタ支持ブロックを固定して設け、上記オ
イル出口を上記出口オイル穴で区画形成すると共に、上
記フィルタ支持ブロックに上記オイルフィルタを支持さ
せたものである。
【0022】これによれば、オイル出口をなす配管が、
出口オイル穴を有するフィルタ支持ブロックに実質的に
代替され、且つこのフィルタ支持ブロックによってオイ
ルフィルタが支持されるので、ブラケット等が不要にな
って縮小化に有利となる。
【0023】ここで、上記フィルタ支持ブロックに、上
記出口オイル穴に導かれたオイルを減圧して供給するた
めの減圧制御弁をさらに支持させ、上記出口オイル穴を
上記減圧制御弁にも連通させるようにするのが好まし
い。
【0024】また、上記オイルフィルタが縦型であるの
が好ましい。
【0025】また、本発明に係る潤滑オイル供給装置は
ガスタービン発電装置に適用されてもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0027】図1乃至図4に本実施形態に係るガスター
ビン発電装置を示す。このガスタービン発電装置1は、
主として1階部分1Fと2階部分2Fとで構成され、前
者がケーシング3、後者がダクトケーシング4を有して
いる。これらケーシング3及びダクトケーシング4は左
右の幅W、前後の長さL、高さHともに等しく、特にそ
の幅Wは2900mmであり、ケーシングから突出するドアの
取手等(図示せず)を含めても3000mmを越えない。長さ
Lは9450mmであり従来のものより若干短くなっている。
これによりいずれのケーシング3,4も車両に積載可能
な大きさとなっている。なお図1の左側に対応する向き
を前、右側に対応する向きを後とする。
【0028】1階部分1Fをなすケーシング3は、工場
等の設置場所に設けられたコンクリート製基礎5上に設
置される。そしてケーシング3は、底部をなす架台6と
その上に覆い被せられるエンクロージャ7とで構成さ
れ、全体として前後に長い直方体形状の箱形とされる。
架台6はH鋼を井形に組んでなり、エンクロージャ7は
その側壁部が架台6の上面周縁部に載ってそこから立ち
上げられる。
【0029】このケーシング3の室内に、空気系統を除
く全ての機器が収容される。まず、ケーシング3の長手
方向に沿って前方から順にガスタービンエンジン(以下
単にエンジンともいう)E、減速機R及び発電機Gが設
置される。エンジンEが減速機Rを介して発電機Gに連
結され、エンジンE及び発電機Gは架台6に取り付けら
れる。ここでは減速機Rが遊星歯車式のもの、つまり一
軸のものとなっており、エンジンE、減速機R及び発電
機Gの三者が同軸に配置される。これらの軸心をCで示
す。これによって従来より幅寸法が減少され、空いたス
ペースに他の機器を収容することが可能となる。
【0030】また、減速機Rが遊星歯車式であることか
ら減速機R自体の長さが短縮される。さらに減速機Rは
発電機Gに一体的に取り付けられる。即ち両者のケーシ
ング同士がインロー嵌合され互いに連結されると共に、
減速機Rの出力軸と発電機Gの入力軸とが両者のケーシ
ング内で連結され、減速機Rの入力軸のみが前方に突出
される。この構成により減速機Rから発電機Gまでの長
さが従来より短くなると共に、軸合わせはエンジンEの
出力軸と減速機Rの入力軸との1箇所となり、軸合わせ
が容易となる。
【0031】なお、エンジンEは後方から吸気し前方に
排気するもので、排気管8がエンクロージャ7の前壁か
ら突出される。この突出部に仮想線で示す別の排気管9
が接続され、この排気管9を通じて排ガスがボイラ(図
示せず)に送られ熱源とされる。即ち本装置はエンジン
Eの出力で発電機Gを駆動し、エンジンEの排ガスでボ
イラを熱するコージェネレーションシステムである。
【0032】ケーシング3の室内にはさらに制御盤1
0、始動油圧装置11、デハイドレータ12、オイルク
ーラ13及び潤滑オイル供給装置14が設けられる。制
御盤10は、装置全体を電気的に制御するためのもの
で、発電機Gの後方位置に離間して設けられる。また制
御盤10は架台6上に防振ゴム等を介して取り付けら
れ、エンジン等の振動から保護される。始動油圧装置1
1は、油圧モータからなるスタータを含み、エンジン始
動時に減速機Rを介してエンジンEを駆動するものであ
り、発電機Gの左側の位置且つ架台6上に取り付けられ
る。デハイドレータ12は、潤滑オイル中の水分を除去
するためのもので、エンジンEの左側のエンクロージャ
側壁に沿って、且つブラケット15を介して架台6上の
所定高さに取り付けられる。オイルクーラ13は、潤滑
オイルを冷却するためのもので、発電機Gの右側の位置
に且つ架台6上に取り付けられる。潤滑オイル供給装置
14は、エンジンE、減速機R及び発電機Gに潤滑オイ
ルを供給するためのもので、エンジンE及び減速機Rの
連結位置の右側の位置且つ架台6上に取り付けられる。
ケーシング3室内の残りの空いたスペースに、エンジン
Eに対する蒸気及びガス燃料の供給制御を行うためのバ
ルブ類、配管類等(図示せず)が設けられる。
【0033】2階部分2Fをなすダクトケーシング4
は、ケーシング3と別体で、全体として前後に長い直方
体形状の箱形とされる。またダクトケーシング4は、ケ
ーシング3の屋根部3aの上に幅方向、長さ方向のいず
れにも突出しないよう積載され、ケーシング3にボルト
等で連結される。そしてダクトケーシング4内にはエン
ジン吸気通路16、換気用吸気通路17及び換気用排気
通路18が区画形成されている。これら通路内の空気の
流れを図中矢印で示す。
【0034】エンジン吸気通路16はエンジンEに吸気
を供給するためのもので、比較的大きな通路面積を有
し、その幅はダクトケーシング4の全幅に及ぶ。吸気通
路16の入口19はダクトケーシング4の後壁に開口し
て設けられ、この入口19から外気が導入される。入口
19には粗ゴミ等の吸引を阻止するためのエリミネータ
20が取り付けられる。エンジン吸気通路16は後方か
ら前方に向かって空気を送るが、通路内には上流側から
順にプレフィルタ21、第一吸気サイレンサ22、中性
能フィルタ23及び高性能フィルタ24が設けられる。
この後エンジン吸気通路16は上方に且つ小幅に絞ら
れ、この絞りの下流側に第二吸気サイレンサ25が設け
られる。サイレンサ25内では下方に空気が送られる。
サイレンサ25の下流側が出口部となり、この出口部の
空気は、ダクトケーシング4の底部及びケーシング3の
屋根部3aを貫通して設けられた吸気穴26と、吸気穴
26の下部に設けられた吸気ダクト27とを通じてエン
ジンに導入される。
【0035】換気用吸気通路17及び換気用排気通路1
8は、1階部分1Fのケーシング3室内で後から前に向
かう空気の流れを生成するものである。換気用排気通路
18に比較的大容量の吸込みファン28が設けられ、こ
れのみで室内の空気の流れが生成される。
【0036】換気用吸気通路17は、エンジン吸気通路
16の入口部の下に形成され、図1に示す如く略逆U字
状の通路形状を有し、比較的小さな通路面積を有するが
その幅はダクトケーシング4の全幅に及ぶ。そしてこの
通路内全域に吸気サイレンサ38が設けられる。通路の
入口29は後方に突出する入口ダクト30によって区画
され、下方に向いている。入口29から通路17内に導
入された空気(外気)は、2回直角に曲がった後、ダク
トケーシング4の底部及びケーシング3の屋根部3aに
貫通して設けられた吹出口31からケーシング3室内に
下方に吹き出される。このように複数回の曲げ回数とす
ることにより吸気音を低減でき、吸気サイレンサ38を
小さくすることができる。
【0037】ここで、吹出口31は発電機Gと制御盤1
0との間に位置される。また制御盤10はファンを内蔵
していて底部から冷却空気を導入し、上部前面から排気
する。上記吹出口31の位置によれば、吹出口31から
出た空気を、室内主流をなす前方に向かう流れと、後方
の制御盤10に向かう流れとに分流させることができ
る。これにより発電機Gで熱された空気を制御盤10に
吸い込むことがなく、常に新鮮な比較的低温の空気を制
御盤10に導入できる。これにより制御盤10の冷却が
問題なく行える。
【0038】換気用排気通路18は、エンジン吸気通路
16の前側に形成され、図1に示す如くコ字状の通路形
状を有する。ここでダクトケーシング4の前部左側には
追加オイルクーラ等の設置スペース31が区画形成さ
れ、この設置スペース31を除く幅が換気用排気通路1
8の幅とされる。換気用排気通路18の入口32は、ダ
クトケーシング4の底部及びケーシング屋根部3aの後
端に貫通して設けられた排気口33に連通される。こう
して換気用排気通路18は、排気口33から取り入れた
室内空気を3回直角に曲げた後、排気出口39から前方
に向かって外部に排出する。換気用排気通路18内には
上流側から順に吸込みファン28、第一サイレンサ34
及び第二サイレンサ35が設けられる。ここでも排気の
複数回曲げが行われるので排気音を低減できると共に、
サイレンサ34,35を小さくできる。
【0039】これらエンジン吸気通路16、換気用吸気
通路17及び換気用排気通路18の通路形状等は、数値
解析手法を用いて決定され、剥離の少ない均等流れを実
現し、圧力損失を許容値以内に保てるものである。
【0040】ダクトケーシング4の左側にはこれに沿っ
て全長に及ぶ歩廊36が設けられる。歩廊36は、作業
員がダクトケーシング内を点検するとき歩行するために
用いるもので、一般的な家屋のバルコニーの如くダクト
ケーシング4から突出されている。歩廊36はダクトケ
ーシング4にボルト等により後付けで取り付けられる。
歩廊36には手摺り37が設けられる。図示しないが、
歩廊36側のケーシング側壁には室内に出入りするため
のドアが適宜設けられ、歩廊36の後端には歩廊36に
上るための梯子等が取り付けられる。
【0041】次に、本実施形態のガスタービン発電装置
1の設置方法を説明する。まず予め、工場等の別の場所
でケーシング3内に全ての機器を組み付け、ユニットと
しての1階部分1Fの製作を終えておくと共に、ダクト
ケーシング4内の各通路の製作及び機器の設置を行い、
ユニットとしての2階部分2Fの製作を終えておく。次
に、1階部分1Fと、2階部分2Fと、歩廊36等を含
む補助部品とをそれぞれ車両で設置場所に搬送する。次
に、設置場所への1階部分1Fの据え付けを行うと共
に、予め地上で2階部分2Fに歩廊36を組み付けてお
く。この後1階部分1Fに2階部分2Fをクレーン等で
積み上げて互いを固定し、最後に梯子等を取り付けると
共にボイラ等他の外部機器への接続を行う。これによれ
ば、現地工事は実質的に1階部分1Fと2階部分2Fと
の設置だけで済むので、現地工事の工期が大幅に短縮で
きる。なお実際の工期は2〜3日程度であった。
【0042】このように、1階部分1Fについては、遊
星歯車式の減速機Rを用いたので、エンジンE、減速機
R及び発電機Gを同軸に配置することができ、これらの
幅寸法を減少できる。そしてこれにより空いた幅方向の
スペースに他の機器、即ち、始動油圧装置11、デハイ
ドレータ12、オイルクーラ13及び潤滑オイル供給装
置14を収容することができ、全ての機器を一つのケー
シング3に収めた1ユニット化が可能となる。
【0043】また、減速機Rを発電機Gに一体的に取り
付けたので、これらの長さ寸法が短縮され、エンジンE
から発電機Gに至るまでの長さを短縮できる。従ってケ
ーシング3内に制御盤10を入れることが可能となり、
1ユニット化にさらに有利となる。実質的な軸合わせ箇
所もエンジンEと減速機Rとの間の1箇所となり容易で
ある。
【0044】本実施形態ではエンジンE、減速機R及び
発電機Gの潤滑オイルと、始動油圧装置11のオイルと
を共通にしている。このためオイルタンク、オイルフィ
ルタ及びオイルクーラ13を一つにすることができ、さ
らなるコンパクト化が図れ、1ユニット化に有利とな
る。
【0045】また、発電機Gと制御盤10との間に新気
を取り入れる吹出口31を設けたため、常に低温の空気
を制御盤10に導入できると共に、発電機Gで熱された
空気の制御盤10への導入を回避でき、制御盤10の冷
却が良好に行える。また制御盤10をケーシング3に収
容したため、エンジンEや発電機G等との距離が近くな
り、ケーブル長を短縮できる。
【0046】また、2階部分2Fについては、ダクトケ
ーシング4内を仕切って全ての通路を区画するようにし
たため、現地でのダクト工事が不要となり、足場設置・
解体作業のような大掛かりな作業を不要にすると共に、
高所作業が皆無となって安全性が高まる。また予め作ら
れた2階部分2Fを1階部分1Fに積載固定するだけで
よいので、現地工事を簡単にすることができる。そして
2階部分2Fを1階部分1Fと同じ大きさとしたので見
栄えも良好となる。
【0047】次に、本実施形態の潤滑オイル供給装置1
4を図5乃至図8を用いて説明する。なお図5は図2の
V矢視方向から見たときの正面図、図6は同平面図、図
7は図6のVII−VII線断面図、図8は図2のVIII矢視方
向から見たときの背面図である。これら図において、図
5の紙面手前側に対応する向きを前、紙面奥側に対応す
る向きを後とする。オイルの流れを図中矢印で示す。
【0048】図示するように、潤滑オイル供給装置14
は、架台6の一部によって区画形成され潤滑オイルOを
貯留するオイルタンク41と、オイルタンク41の上部
を閉鎖するように水平に設けられた支持板42とを有す
る。これらオイルタンク41と支持板42とで装置ケー
シング43が形成されている。装置右側には、縦型のオ
イルポンプ44と、これを駆動する縦型の電動モータ4
5とが配置されていて、オイルポンプ44は支持板42
の下面部に取り付けられてオイルタンク41中に浸漬さ
れると共に、電動モータ45は支持板42の上面部に取
り付けられて起立する。オイルポンプ44の吸込口には
ポンプフィルタ46が設けられる。
【0049】オイルポンプ44にはオイルを吐出させる
ための吐出管47が取り付けられる。吐出管47は、オ
イルタンク41内に位置される第一吐出管47aと、支
持板42上に位置される第二吐出管47bとからなる。
これら第一吐出管47aと第二吐出管47bとは、それ
ぞれ両端にフランジを有するL字状の配管で、互いに支
持板42を挟んで接続されると共に、支持板42に設け
られた穴を通じて互いに連通されている。
【0050】支持板42上には、弁支持ブロック49が
ステー48により所定高さに固定されている。弁支持ブ
ロック49は前後に長い直方体形状の金属ブロックで、
内部に分岐オイル穴50を有している。弁支持ブロック
49の右側面に第二吐出管47bの出口端が接続され
る。またその接続部より手前の位置で、弁支持ブロック
49の右側面に圧力制御弁71が取り付けられる。そし
て弁支持ブロック49の左側面には温度調節弁51が取
り付けられる。これにより圧力制御弁71と温度調節弁
51とは弁支持ブロック49によって支持されることに
なる。
【0051】分岐オイル穴50は、ブロック長手方向に
沿う主穴52とこれに垂直に設けられた複数(三つ)の
分岐穴53とからなり、第二吐出管47b、温度調節弁
51及び圧力制御弁71に連通されている。また弁支持
ブロック49の後端面にオイルクーラ13に向けてオイ
ルを排出するためのオイル排出管54が取り付けられて
おり、分岐オイル穴50はオイル排出管54にも連通さ
れている。従って分岐オイル穴50は合計四箇所に分岐
され、少なくともオイルポンプ44側から導入したオイ
ルをオイルクーラ13側と温度調節弁51側とに分岐す
る分岐部を区画形成する。
【0052】温度調節弁51は逆Y字状の形状をなし、
右側と左側とにそれぞれ入口部55,56を有し、上部
に出口部57を有する。右側の入口部55から分岐オイ
ル穴50のオイルを導入すると共に、左側の入口部56
から、オイル導入管72を介して、オイルクーラ通過後
の冷却されたオイルを導入する。そしてそのオイルを所
定温度に調節した後出口部57から排出する。
【0053】ここで、図8に示すように、オイル排出管
54及びオイル導入管72は1階部分1Fの後側に延出
され、オイルクーラ13のそれぞれの端部に接続され
る。オイルクーラ13は横型で、クーラ支持台58によ
り架台6上の所定高さに支持される。
【0054】温度調節弁51の出口部57の上に、短い
接続管59を介してオイルフィルタ60の入口部が接続
され、オイルが温度調節弁51からオイルフィルタ60
へと導かれる。
【0055】ここで支持板42上には、フィルタ支持ブ
ロック61がL字状のステー62により弁支持ブロック
49より高い位置に固定されている。フィルタ支持ブロ
ック61は弁支持ブロック49の左側且つ温度調節弁5
1の前側に近接して位置される。フィルタ支持ブロック
61は左右に長い直方体形状の金属ブロックで、内部に
出口オイル穴63を有している。フィルタ支持ブロック
61の上面に、オイルフィルタ60の前部が載置固定さ
れ、これによりオイルフィルタ60がフィルタ支持ブロ
ック61によって支持される。オイルフィルタ60の出
口部は出口オイル穴63に連通され、オイルフィルタ6
0を通過したオイルが出口オイル穴63に導かれる。こ
の出口オイル穴63が装置全体のオイル出口を区画形成
する。
【0056】オイルフィルタ60は縦型で、前部に二つ
の起立するフィルタ部64a,64bを有する。これら
フィルタ部64a,64bは手動切替弁によりいずれか
一方に切替可能で、運転中に一方のフィルタ部にオイル
を流しつつ他方のフィルタ部のフィルタ交換をできるよ
うになっている。図8に示すように手動切替弁のハンド
ル65が背面側に設けられる。このオイルフィルタ60
は、オイルを後方下部の入口部から導入していずれか一
方のフィルタ部64a,64bを上下に往復させるよう
に通過させ、オイルを清浄化した後、前方下部の出口部
から排出する、というものである。
【0057】フィルタ支持ブロック61において、出口
オイル穴63は、分岐状に形成された多数の穴からな
り、オイルフィルタ60の出口部と、フィルタ支持ブロ
ック61の左側面に取り付けられた減圧制御弁66とに
連通され、ブロック前面において開口されている。この
開口部は主出口73をなし、図示しない配管が取り付け
られる。出口オイル穴63には、圧力制御弁71で所定
の第一供給圧P1(例えば2kg/cm2 )に制御され
たオイルが導かれ、これが主出口73から図示しない配
管を通じて減速機Rと発電機Gとに供給される。減圧制
御弁66は、第一供給圧P1のオイルをより低圧の第二
供給圧P2(例えば0.3kg/cm2 )に減圧してエン
ジンEに供給するためのものである。減圧制御弁66の
左側の出口部に図示しない配管が取り付けられ、この配
管を通じて第二供給圧P2のオイルがエンジンEに供給
される。このように減速機R及び発電機GとエンジンE
とは要求圧が異なり、前者が高圧、後者が低圧である。
【0058】ところで、圧力制御弁71によるオイル出
口圧の制御に関し、オイルフィルタ60の出口部から導
管67を通じて出口圧が取り出され、この出口圧が予め
設定された第一供給圧P1になるよう、圧力制御弁71
によってポンプ吐出圧が制御される。圧力制御弁71の
右側の出口部にリーク配管68が取り付けられ、リーク
配管68は支持板42を貫通してオイルタンク41内に
延出される。これにより圧力制御弁71の圧力制御に際
して余剰のオイルがリーク配管68を通じてオイルタン
ク41内に戻される。
【0059】なお、導管67は減圧制御弁66の圧力制
御部69にも接続され、圧力制御部69に導入された出
口圧に応じて減圧制御弁66が操作され、減圧制御弁6
6から排出されるオイル圧力が予め決められた第二供給
圧P2に制御される。
【0060】この潤滑オイル供給装置14のオイルの流
れは全体として以下のようになる。オイルタンク41の
オイルは、オイルポンプ44により吸引吐出され、吐出
管47を通じて弁支持ブロック49の分岐オイル穴50
に入る。その一部は圧力制御弁71に導かれ、出口圧が
第一供給圧P1になるよう入口圧が制御され、余剰のオ
イルがオイルタンク41に戻される。また分岐オイル穴
50のオイルは、オイルクーラ13を経由した後、或い
は直接、温度調節弁51に送られる。温度調節弁51
は、直接導入されるオイルとオイルクーラ経由後のオイ
ルとを適宜遮断、混合し、油温が設定温度に近づくよう
オイルの温度制御を行ってからオイルをオイルフィルタ
60に排出する。オイルフィルタ60に導かれたオイル
は、いずれかのフィルタ部64a、64bを通過して清
浄ろ過された後、フィルタ支持ブロック61の出口オイ
ル穴63に入る。そして一部は主出口73から減速機R
と発電機Gとに送られ、残りは減圧制御弁66で減圧さ
れた後エンジンEに送られる。
【0061】さて、この潤滑オイル供給装置14では、
比較的重量を有する少なくとも二つの構成機器(温度調
節弁51と圧力制御弁71、及びオイルフィルタ60と
減圧制御弁66)を固定されたブロック(弁支持ブロッ
ク49及びフィルタ支持ブロック61)で連結支持し、
且つそのブロック内にオイル穴(分岐オイル穴50及び
出口オイル穴63)を設けて互いの構成機器を連通して
いる。これにより互いの構成機器を連通する配管と、構
成機器を支持するブラケットとが兼用され、サイズ縮小
化、軽量化に有利になると共に、取り扱いも容易にな
る。
【0062】一方、分岐オイル穴50及び出口オイル穴
63は、入口側も含めて3箇所以上に分岐されており、
これを配管で行おうとするとかなり大きなものとなって
しまう。これらオイル穴50,63によれば、3箇所以
上の分岐を小さなブロック49,61内で行うことがで
きるので、サイズの縮小等に大変有利となる。
【0063】そして弁支持ブロック49側では、分岐部
の配管が、分岐オイル穴50を有する弁支持ブロック4
9に実質的に代替され、且つこの弁支持ブロック49に
よって温度調節弁51と圧力制御弁71とが支持される
ので、分岐部のサイズが縮小されると共に、ブラケット
等が不要になって縮小化に有利となる。
【0064】またフィルタ支持ブロック61側では、オ
イル出口をなす配管が、出口オイル穴63を有するフィ
ルタ支持ブロック61に実質的に代替され、且つこのフ
ィルタ支持ブロック61によってオイルフィルタ60が
支持されるので、ブラケット等が不要になって縮小化に
有利となる。またここでは出口オイル穴63が3箇所に
分岐され、減圧制御弁66にも連通されるが、このよう
な3分岐の通路も配管によらずオイル穴によって形成さ
れるので、分岐部のサイズが縮小される。
【0065】そして、モータ45及びオイルフィルタ6
0を縦型としたので、平面サイズの縮小に有利である。
そしてオイルポンプ44をオイルタンク41に浸漬させ
る所謂サブマリン式としたので、外部に露出せずこの点
でも縮小化が図られる。このように装置全体が縮小され
た結果、圧力損失も小さくなり性能も改善される。
【0066】以上の構成により、潤滑オイル供給装置の
サイズを図11に示した従来のものより大幅に縮小する
ことができた。そして上述したコンパクトな1ユニット
の1階部分1Fにも収容することが可能になった。ここ
で従来の構成と比較してみると、図11に示すA部が、
分岐オイル穴50を有した弁支持ブロック49に実質的
に代替され、図11に示すB部が、出口オイル穴63を
有するフィルタ支持ブロック61に実質的に代替される
こととなる。
【0067】なお、本発明の実施の形態は他にも様々な
ものが考えられる。本実施形態で有利な構成を一部のみ
採用してもよい。例えば弁支持ブロック49側の構成の
み、或いはフィルタ支持ブロック61側の構成のみを採
用するが如きである。また各ブロック49,61に支持
させる機器の数等も変更可能で、例えば弁支持ブロック
49に温度調節弁51のみ支持させたり、フィルタ支持
ブロック61にオイルフィルタ60のみ支持させてもよ
い。各ブロック内のオイル穴の形状等も適宜変更可能で
ある。また本実施形態はガスタービン発電装置への適用
例であったが、本発明は他にもあらゆる潤滑を要する装
置に対し適用できる。
【0068】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、潤滑オイ
ル供給装置のサイズ縮小化、軽量化が図られ、取り扱い
が容易になるという、優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るガスタービン発電装置を示す
縦断側面図である。
【図2】本実施形態に係るガスタービン発電装置を示
し、1階部分の平面図である。
【図3】本実施形態に係るガスタービン発電装置を示
し、2階部分の平面図である。
【図4】本実施形態に係るガスタービン発電装置を示す
正面図である。
【図5】本実施形態に係る潤滑オイル供給装置を図2の
V矢視方向から見たときの正面図である。
【図6】本実施形態に係る潤滑オイル供給装置を図2の
V矢視方向から見たときの平面図である。
【図7】本実施形態に係る潤滑オイル供給装置を示し、
図6のVII−VII線断面図である。
【図8】本実施形態に係る潤滑オイル供給装置を示し、
図2のVIII矢視方向から見たときの背面図である。
【図9】従来のガスタービン発電装置を示す平面図であ
る。
【図10】従来のガスタービン発電装置を示す縦断側面
図である。
【図11】従来の潤滑オイル供給装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ガスタービン発電装置 13 オイルクーラ 14 潤滑オイル供給装置 41 オイルタンク 44 オイルポンプ 45 電動モータ 49 弁支持ブロック 50 分岐オイル穴 51 温度調節弁 54 オイル排出管 60 オイルフィルタ 61 フィルタ支持ブロック 63 出口オイル穴 66 減圧制御弁 71 圧力制御弁 O 潤滑オイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16N 7/38 F16N 7/38 B 39/04 39/04 39/06 39/06 (72)発明者 前浜 義昭 広島県呉市昭和町2番1号 西日本設計株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも二つの構成機器を固定された
    ブロックで連結支持し、該ブロック内にオイル穴を設け
    て互いの構成機器を連通したことを特徴とする潤滑オイ
    ル供給装置。
  2. 【請求項2】 オイルポンプから吐出された潤滑オイル
    を少なくともオイルクーラ側と温度調節弁側とに分岐さ
    せる潤滑オイル供給装置において、内部に分岐オイル穴
    を有する弁支持ブロックを固定して設け、上記オイルポ
    ンプから上記オイルクーラ側と上記温度調節弁側とに分
    岐する分岐部を上記分岐オイル穴で区画形成すると共
    に、上記弁支持ブロックに上記温度調節弁を支持させた
    ことを特徴とする潤滑オイル供給装置。
  3. 【請求項3】 上記弁支持ブロックに、オイル出口圧を
    制御するための圧力制御弁をさらに支持させ、上記分岐
    オイル穴を上記圧力制御弁にも連通させるようにした請
    求項2記載の潤滑オイル供給装置。
  4. 【請求項4】 上記オイルポンプを駆動する電動モータ
    が縦型であり、上記オイルポンプが、潤滑オイルを貯留
    するオイルタンク中に浸漬される請求項2又は3記載の
    潤滑オイル供給装置。
  5. 【請求項5】 温度調節弁で温度調節された潤滑オイル
    をオイルフィルタを経た後オイル出口に導く潤滑オイル
    供給装置において、内部に出口オイル穴を有するフィル
    タ支持ブロックを固定して設け、上記オイル出口を上記
    出口オイル穴で区画形成すると共に、上記フィルタ支持
    ブロックに上記オイルフィルタを支持させたことを特徴
    とする潤滑オイル供給装置。
  6. 【請求項6】 上記フィルタ支持ブロックに、上記出口
    オイル穴に導かれたオイルを減圧して供給するための減
    圧制御弁をさらに支持させ、上記出口オイル穴を上記減
    圧制御弁にも連通させるようにした請求項5記載の潤滑
    オイル供給装置。
  7. 【請求項7】 上記オイルフィルタが縦型である請求項
    5又は6記載の潤滑オイル供給装置。
  8. 【請求項8】 ガスタービン発電装置に適用される請求
    項1乃至7いずれかに記載の潤滑オイル供給装置。
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