JP2003082394A - 枠練り透明固形石鹸 - Google Patents

枠練り透明固形石鹸

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造時に乾燥工程が不要であり、硬度や透明
性に優れ、しかも起泡力の低下や溶け崩れがみられない
枠練り透明固形石鹸を提供する。 【解決手段】 油脂類の鹸化又は中和物、液状多価アル
コール類、糖類及び水を含有し、低級一価アルコール類
を実質的に含有しない枠練り透明固形石鹸であって、石
鹸全量に対し、前記液状多価アルコール類を18〜24
重量%、糖類を15〜22重量%、及び水を10〜16
重量%含有し、前記液状多価アルコール類は石鹸全量に
対して15重量%以上のジプロピレングリコールを少な
くとも含み、他の液状多価アルコール類を含んでもよ
く、前記糖類はソルビトールを主成分とし、他の糖類を
含んでもよく、かつ、乾燥工程を必要としない枠練り透
明固形石鹸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は枠練り透明固形石鹸
に関し、詳しくは優れた硬度や透明感を有し、しかも気
泡性の低下や溶け崩れが見られず、且つ乾燥工程を必要
としない枠練り透明固形石鹸を提供せんとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、枠練法によって透明固形石鹸を製
造する場合、原料源として天然の動植物油脂である牛
脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油またはこれらを分解
して得られる脂肪酸を用い、エタノール等の低級一価ア
ルコールおよび水を加え60〜80℃に加温溶解し、水
酸化ナトリウム等のアルカリ剤によって鹸化または中和
を行い、得られた反応物に糖類、多価アルコール類、金
属封鎖剤、更に必要ならば香料、色素等を添加した透明
石鹸膠を、枠に流し込み冷却固化し、切断し、次いで一
定期間乾燥後、型打ちする方法が一般的に用いられてき
た。斯かる方法においては、季節の変動なども考慮し、
水や低級一価アルコール等の量を調節することにより、
透明性の向上を図ったり、また適度な凝固点と硬度をも
たせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こうしたこ
れまでの枠練り透明固形石鹸には重大な欠点があった。
すなわち、これまでの枠練り透明固形石鹸は低級一価ア
ルコールや水等を約30〜40重量%も含有しているた
め、製品として出荷するには50〜60日にもわたる長
期間の乾燥を必要とし、これに伴い広大な乾燥スペース
と温度・湿度管理システムを必要とする不都合があっ
た。また乾燥途上及び乾燥後の数回にわたる型打ちが必
要とされる。
【0004】斯かる欠点を解決するため、これまで
〔1〕透明石鹸の低級一価アルコールや水を減量する方
法、〔2〕低級一価アルコールや水の代わりに多価アル
コールを用いる方法、〔3〕更に〔2〕の改良法として
2種以上の多価アルコールを一定条件下で併用する方法
(特公昭59−41679号)などが提案されている。
【0005】しかしながら、〔1〕の方法においてはそ
れなりに乾燥日数を短縮する効果を有するが乾燥を不要
ならしめるものではない。また、〔2〕の方法では多価
アルコールを多量に用いると乾燥工程を不要とすること
ができるが、反面石鹸のクリーミィで豊かな泡立ちをな
くし、発汗や膨潤や溶け崩れなどを引き起こし透明性を
悪化させる。更に〔3〕の方法でも〔2〕の方法に比
べ、泡立ちは改善されるが硬度が低く溶け崩れしやすい
という欠点があった。
【0006】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであって、乾燥工程を必要とせず、しかも硬度や
起泡性が高く、溶け崩れのない枠練り透明固形石鹸を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、枠練り透明固形石
鹸において、特定の液状多価アルコールと糖類とを一定
の条件下で、水の量とも併せて調整することにより、乾
燥工程を必要とせず、しかも硬度や起泡性が高く、溶け
崩れもなく、透明性にも優れたものが得られることを見
いだし、斯かる知見に基づき発明の完成に至った。
【0008】すなわち、本発明は、以下に記載の技術に
関する。 (1) 油脂類の鹸化又は中和物、液状多価アルコール
類、糖類及び水を含有し、低級一価アルコール類を実質
的に含有しない枠練り透明固形石鹸であって、石鹸全量
に対し、前記液状多価アルコール類を18〜24重量
%、糖類を15〜22重量%、及び水を10〜16重量
%含有し、前記液状多価アルコール類は石鹸全量に対し
て15重量%以上のジプロピレングリコールを少なくと
も含み、他の液状多価アルコール類を含んでもよく、前
記糖類はソルビトールを主成分とし、他の糖類を含んで
もよく、かつ、乾燥工程を必要としない枠練り透明固形
石鹸。 (2) 他の液状多価アルコール類がジプロピレングリ
コール以外のプロピレングリコール類、ブチレングリコ
ール類、グリセリン類及びそのアルキレンオキサイド付
加物類から選択される1種又は2種以上である(1)記
載の枠練り透明固形石鹸。 (3) 他の糖類が白糖、グラニュー糖、マルチトール
から選択される1種又は2種以上である(1)又は
(2)の何れかに記載の枠練り透明固形石鹸。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】まず、本発明の枠練り透明固形石鹸は、油
脂類、溶剤としての液状多価アルコール類、糖類及び水
等の通常の枠練り透明固形石鹸で使用される成分を原料
として用いることができ、本明細書に規定された成分の
割合に基づいて成分を配合し、通常の枠練り透明固形石
鹸で使用される水酸化ナトリウム等のアルカリ剤で鹸化
又は中和して得られるものである。ここで、油脂類とし
ては石鹸製造に通常用いられるもので、動植物性油脂、
その処理物、脂肪酸等である。
【0011】次に、本発明に適用される液状多価アルコ
ールとしては好ましくはジプロピレングリコールが挙げ
られ、本発明の枠練り透明固形石鹸は、ジプロピレング
リコールを単独で18〜24重量%好ましくは20〜2
2重量%含有するか、またはジプロピレングリコールを
15重量%以上含有し、これに他の液状多価アルコール
を好ましくは含有比として大凡4:1近辺で併用して液
状多価アルコール類総量で18〜24重量%好ましくは
20〜22重量%含有する。尚、ここにいう重量%は無
乾燥状態の枠練り透明固形石鹸の全量に対する重量%で
あり、以下すべて同じである。また、ここで無乾燥状態
の枠練り透明固形石鹸とは、製造終了時の枠練り透明固
形石鹸のことを意味する。
【0012】液状多価アルコールの含有量が18重量%
より少なくなる又はジプロピレングリコール含有量が1
5重量%未満になると枠練り透明固形石鹸の透明性が劣
り、反対に液状多価アルコールの含有量が24重量%を
越えると透明性は維持されるものの、硬度が低く、気泡
性も悪くなり、実使用にて早く溶けてしまい、長持ちし
ない。
【0013】尚、ジプロピレングリコールとともに用い
ても良い他の液状多価アルコールとしては、プロピレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等のプロピレン
グリコール類、1,3-ブチレングリコール、1,4-ブチ
レングリコール等のブチレングリコール類、グリセリ
ン、ジグリセリン、トリグリセリン、ポリグリセリン等
のグリセリン類、更にはグリセリン類に例えばエチレン
オキサイドを1〜40モル好ましくは5〜20モル及び
/又はプロピレンオキサイドを1〜30モル好ましくは
5〜15モル化学的に付加したグリセリンアルキレンオ
キサイド付加物類などが挙げられる。他の液状多価アル
コールは、1種で用いてもよく、また2種以上を組み合
わせて用いても良い。これらは9重量%以下の割合で含
有しても良い。
【0014】本発明に適用される糖類としては好ましく
はソルビトールが挙げられ、本発明の枠練り透明固形石
鹸は、ソルビトールを単独で15〜22重量%好ましく
は17〜21重量%含有するか、またはソルビトールを
主成分とし、これに他の糖類とを好ましくは含有比とし
て大凡3:1近辺で併用して糖類総量で15〜22重量
%好ましくは17〜21重量%含有する。尚、ここにい
う「主成分とする」とは最も含量が多いということを意
味し、具体的には糖類の全量に対して50重量%以上で
あることが挙げられ、以下すべて同じである。
【0015】糖類の含有量が15重量%より少なくなる
又はソルビトールが主成分でなくなると枠練り透明固形
石鹸は透明性が劣り、モヤが発生し、反対に糖類の含有
量が22重量%を越えると透明性は良いが未溶解部分が
あり、増量する意味がない。
【0016】尚、ソルビトールとともに用いても良い他
の糖類としては、通常透明固形石鹸に使用される白糖、
グラニュー糖、マルチトールなどが挙げられる。他の糖
類は1種で用いてもよく、また2種以上を組み合わせて
用いても良い。これらは補完成分として最大でも11重
量%未満の割合で含有することができる。
【0017】更に、本発明では水の含有量も重要な要素
となる。本発明では、水は10〜16重量%好ましくは
12〜14重量%の範囲で調整される。水の含有量が1
0重量%より少なくなると、枠練り透明固形石鹸は透明
性が悪化し、また油脂類の鹸化・中和反応においても困
難を生じる。一方、16重量%を越えるとやはり透明性
が劣り、また硬度が低下する。
【0018】本発明の枠練り透明固形石鹸には、上記の
成分に加えて、必要に応じて、通常の透明固形石鹸に用
いられる各種添加物、例えば金属封鎖剤、香料、色素等
を配合することができる。
【0019】本発明の枠練り透明固形石鹸は、例えば以
下の方法で製造される。すなわち、牛脂、ヤシ油、パー
ム油、パーム核油、オリーブ油、ヒマシ油等の動植物油
脂、又はその分解脂肪酸、蒸留単品脂肪酸、合成脂肪酸
等の配合油脂類に溶剤としての前記液状多価アルコール
類を加え、これに水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
アルカノールアミン等のアルカリ剤水溶液を加えて鹸化
あるいは中和を行う。反応終了後、前記糖類を加えて透
明石鹸膠を作り、必要に応じてこれに香料、色素等を添
加する。かくして得られた透明石鹸膠を所定の枠に流し
込み冷却、固化し、切断、型打ちして乾燥工程に付すこ
となく容器に包装する。または、直接充填石鹸容器(特
開2000−192095号公報参照)に充填し冷却す
ることにより、切断、型打ちすることなく、また乾燥工
程に付すことなく任意の形状の商品として提供できる。
尚、本発明の枠練り透明固形石鹸には、その目的に反し
ない限り他の任意成分を適宜適量添加することができ
る。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す。
【0021】実施例1.配合油脂類(部分水素添加パー
ム油脂肪酸450g、ヤシ油脂肪酸150g、ベヘン酸
22g)622gを反応釜に仕込み、液状多価アルコー
ル類としてジプロピレングリコール300g、グリセリ
ン85gを添加し、加熱混合した。これに別途水酸化ナ
トリウム99.6gを水207.9gに溶解した水溶液
を少しづつ10〜15分間に注入し、90〜95℃に保
ちつつ鹸化・中和反応を終了した。反応終了後、85℃
に保ちながら、これにソルビトール224g、グラニュ
ー糖72gを添加溶解させて、透明石鹸膠を得た。更に
この透明石鹸膠に香料及び色素を添加し、賦香、着色を
行った。
【0022】こうして得られた透明石鹸膠を透明樹脂容
器に直接流し込み、冷却、固化して固形石鹸を得た。ま
た所定の枠に流し込み、冷却、固化後、切断、型打ちし
固形石鹸を得た。このようにして得られた本発明品は乾
燥工程が必要なく、透明性が良好でクリーミィな泡立ち
を有し、なおかつ溶け崩れ等がない良好なものであっ
た。
【0023】実施例2.配合油脂類(ラウリン酸123
g、ミリスチン酸43.2g、パルミチン酸202.2
g、ステアリン酸41.4g、オレイン酸190.2
g、ベヘン酸22g)622gを反応釜に仕込み、液状
多価アルコール類としてジプロピレングリコール28
3.5g、プロピレングリコール81gを添加し、加熱
混合した。これに別途水酸化ナトリウム99.6gを水
227.9gに溶解した水溶液を少しづつ10〜15分
間に注入し、90〜95℃に保ちつつ鹸化・中和反応を
終了した。反応終了後、85℃に保ちながら、これにソ
ルビトール257.6g、グラニュー糖82.5gを添
加溶解させて、透明石鹸膠を得た。更にこの透明石鹸膠
に香料及び色素を添加し、賦香、着色を行った。
【0024】こうして得られた透明石鹸膠を透明樹脂容
器に直接流し込み、冷却、固化して固形石鹸を得た。ま
た所定の枠に流し込み、冷却、固化後、切断、型打ちし
固形石鹸を得た。このようにして得られた本発明品は実
施例1と同様に、乾燥工程が必要なく、透明性が良好で
クリーミィな泡立ちを有し、なおかつ溶け崩れ等がない
良好なものであった。
【0025】実施例3.配合油脂類(部分水素添加パー
ム油脂肪酸450g、ヤシ油脂肪酸150g、ベヘン酸
22g)622gを反応釜に仕込み、液状多価アルコー
ル類としてジプロピレングリコール384.5gを添加
し、加熱混合した。これに別途水酸化ナトリウム99.
6gを水227.9gに溶解した水溶液を少しづつ10
〜15分間に注入し、90〜95℃に保ちつつ鹸化・中
和反応を終了した。反応終了後、85℃に保ちながら、
これにソルビトール257.6g、グラニュー糖82.
5gを添加溶解させて、透明石鹸膠を得た。更にこの透
明石鹸膠に香料及び色素を添加し、賦香、着色を行っ
た。
【0026】こうして得られた透明石鹸膠を透明樹脂容
器に直接流し込み、冷却、固化して固形石鹸を得た。ま
た所定の枠に流し込み、冷却、固化後、切断、型打ちし
固形石鹸を得た。このようにして得られた本発明品は実
施例1と同様に、乾燥工程が必要なく、透明性が良好で
クリーミィな泡立ちを有し、なおかつ溶け崩れ等がない
良好なものであった。
【0027】次に、上記実施例1〜3の如くして得られ
た本発明品、及び実施例1〜3と同様にして得られた本
発明品(実施例4及び5)と、本発明の範囲外にある比
較品として特公昭59−41679号の実施例3記載の
比較例1、及び比較例2〜4とを対比して評価した結果
を表1に示す。尚、表1中の数値は重量%である。
【0028】
【表1】
【0029】以下、表1における評価項目についての評
価基準を示す。
【0030】硬 度:飯尾電気製カードテンションメー
ターNGK−TYPEを用い、重錘800g、針の太さ
1.5φ、温度20℃で測定し、350以上○、250
〜350△、250以下×とする。
【0031】透明性:京浜電色製UNICC−33HA
を用い、試料片10mm石英ガラス充填品の可視光透過
率を測定し、50%以上○、30〜50%△、30%以
下×とする。
【0032】溶け崩れ:底面50mm×40mm、高さ
30mmに切断した試験片を所定のシャーレに入れ、硬
水(70ppmCaCO3)を60ml入れ、25℃に
て1時間浸漬後、非浸漬部分に対する膨潤した度合いを
ノギスを用いて測定する。1mm以下○、1〜2mm
△、2mm以上×とする。
【0033】起泡性:一定規格のミキサー(特殊機化製
TKオートホモミキサー)を用い、1lビーカー中に4
0℃硬水(70ppmCaCO3)で調整した1%水溶
液400mlを入れ、一定回転数(2000rpm)に
て2分間撹拌後、発生した泡の量(高さ)を測定する。
尚、泡の高さは液面と泡の上面との距離である。40m
m以上○、30〜40mm△、30mm以下×とする。
【0034】表1の結果から明らかな如く、本発明品
は、比較品と比べて、硬度、透明性、溶け崩れ、起泡性
において卓越しており、総合評価において顕著に優れて
いることが分かる。
【0035】
【発明の効果】本発明の枠練り透明固形石鹸は、製造時
に乾燥工程が不要であり、硬度や透明性に優れ、しかも
起泡力の低下や溶け崩れがみられないので、製造工程上
及び品質上からも極めて有用なものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 17/00 C11D 17/00 Fターム(参考) 4C083 AA121 AC121 AC122 AD041 AD042 AD191 AD201 AD202 AD222 CC23 CC25 DD01 DD21 EE06 EE07 EE18 4H003 AB03 BA01 CA09 DA02 EB04 EB06 EB41 ED02 FA18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂類の鹸化又は中和物、液状多価アル
    コール類、糖類及び水を含有し、低級一価アルコール類
    を実質的に含有しない枠練り透明固形石鹸であって、 石鹸全量に対し、前記液状多価アルコール類を18〜2
    4重量%、糖類を15〜22重量%、及び水を10〜1
    6重量%含有し、 前記液状多価アルコール類は石鹸全量に対して15重量
    %以上のジプロピレングリコールを少なくとも含み、他
    の液状多価アルコール類を含んでもよく、 前記糖類はソルビトールを主成分とし、他の糖類を含ん
    でもよく、かつ、 乾燥工程を必要としない枠練り透明固形石鹸。
  2. 【請求項2】 他の液状多価アルコール類がジプロピレ
    ングリコール以外のプロピレングリコール類、ブチレン
    グリコール類、グリセリン類及びそのアルキレンオキサ
    イド付加物類から選択される1種又は2種以上である請
    求項1記載の枠練り透明固形石鹸。
  3. 【請求項3】 他の糖類が白糖、グラニュー糖、マルチ
    トールから選択される1種又は2種以上である請求項1
    又は2の何れかに記載の枠練り透明固形石鹸。
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