JP2003079663A - 生理用ナプキン - Google Patents

生理用ナプキン

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JP2003079663A
JP2003079663A JP2001321207A JP2001321207A JP2003079663A JP 2003079663 A JP2003079663 A JP 2003079663A JP 2001321207 A JP2001321207 A JP 2001321207A JP 2001321207 A JP2001321207 A JP 2001321207A JP 2003079663 A JP2003079663 A JP 2003079663A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】人体の凹凸部にナプキンを合わせ、接触面積を
極力小さくし、着用時に違和感が希薄なフィット感に優
れた生理用ナプキンを提供する。 【解決手段】平面形状が船形(図1)で、かつ断面形状
が大略的で鋭角な三角形を成すと共に、側面形状を両端
に至るに従い薄く細く形成し、湾曲状になるとし、装着
部位の形に沿うように立体的に構成する。内部構造は透
液性表面シートと、不透液性裏面シートと、これら両シ
ート間に介在する吸収体圧搾コアとを備え、体との密着
度を増し、三角形の頂点で血液を集中的に吸収すること
によって、ムレ、摩擦によるカブレ、不快感を最小限に
とどめる事ができるよう構成した生理用ナプキンであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生理用ナプキンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生理用ナプキンにおいては、形状
が平らに近いものが多く中にはナプキン平面の中央に、
隆起部位を設けているもの(例・公開公報2000−2
64号)その他補助吸収体として細長く形成したもの
(例・特開平10−127692号公報)などがある。
また側縁にギャザーを用いたものなどもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。
【0004】前記公開公報2000−264号の生理用
ナプキンでは平面の中央部分に隆起部位を設けている
が、人体の動作時に側縁が中央に寄って潰れが生じ、常
に同じような凸形状を画くとは限らない。
【0005】特開平10−127692号公報は生理用
ナプキンではなく、あくまでも補助のものである。略三
角形という形状から見ても人体への密着度が甘く、なお
かつ細長く形成されているため端の部分からのモレなど
の心配があり、密着性にムラがある。
【0006】上記の生理用ナプキンどちらにも言えるこ
とは、流出した血液がナプキンの広範囲に付着する事か
ら、極めて高い密着性が求められない。故に、ムレが生
じて不快感を伴う結果になりかねない。
【0007】従来のナプキンはどんなに隆起させていた
り、最近よく見かけるギャザー付きのものなどでも、下
着に沿って平たくしているため座ったり立ったりした時
にナプキンが装着部位から浮くということがあり、その
時点で上記と同じく血液が横や縦に流れ、下着を汚す不
安感、又は不快感がおこっていた。本発明は以上の欠点
を解決するために成されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明は透液性表面シートと、不透液性裏面シー
トと、これら両シート間に介在する吸収体圧搾コアとを
備え平面形状が船形であり、かつ断面形状が大略的であ
るが鋭角な三角形状を成すとし、両端に行くに従い薄く
細くなっていくため、全体が湾曲状となる形になり、立
体的に隆起した構成になるよう形成されている。この請
求項1の生理用ナプキンが船形の三角形で両端に行くに
従い、薄く細くなっていくため湾曲するようになるとい
う形状から、人体装着部位への密着度が増した事によっ
てナプキンと肌との間に空間が生まれにくくなる。請求
項2の圧搾コアは、三角形の形態を維持するため不快感
を感じない程度にコアを押し固めたもののことであっ
て、三角形の圧搾コアの頂点の部分で血液を集中的に吸
収するため、血液が横に広がらずモレをふせぐことと伴
い、使用時におけるムレ、接触時の摩擦によるカブレ、
さらには接触による不快感を最小限にとどめることを目
的とする。請求項3のシートは個人によって大量の防ぎ
得ない血液の流出が見られる場合があり、そのことによ
り下着への汚れを防ぐためと、請求項1と2のナプキン
がズレないために取り付けたものである。このシートは
肌への違和感が少ないように極力薄くしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0010】請求項1のナプキンは、船形になっている
ため両端7A、7Bに行くに従い、細く薄くなってい
る。股間の湾曲に合わせた形状になっており、使用時に
は7A、7Bが股間の前面、又は後面の浅くなっている
凹みに当てはまるようになっている。(図1、3)
【0011】6Aから6Bの幅は、股間を閉じた時の幅
に近いものである。(図1〜3)
【0012】請求項2のナプキンは繊維、吸収体ビー
ズ、綿等からなる生理吸収コア4であって、断面を大略
で、鋭角な三角形に形成し、これを透液性表面シート2
で包んだものを不透液性裏面シート3で、下面から上面
に向かっておおよそ3分の1程度までを包むという形状
の請求項2記載の生理用ナプキンである。(図2)
【0013】汚れ防止のシート5は、表面は透液性シー
ト2で、裏面は不透液性シート3である。ズレ防止の為
の下着装着用の貼着テープ8を裏面に貼着する。(図1
〜4)本発明は、以上の構成よりなっている。
【0014】
【実施例】本発明を使用するときの詳しい使用例と、状
態を説明する。
【0015】この発明が特徴とするところは、大略的三
角形で人体の凹み部分に埋まるように装着できるため栓
をした状態になる、ということにある。つまり、人体の
装着部に見られる凹みに、それとは反対の鋭角な三角形
の凸を有する事で隙間をなくするというのが、ポイント
である。そして船形という形状は装着部分の前面、又は
後面にいくに従って薄く細くなっている形に当てはまる
ようになっている。ということは、溝を埋めた状態にな
るということである。下着を着用した時点で体の丸みに
沿ってナプキンが湾曲するよう、端縁を肉薄にしたこと
を特徴とする。
【0016】今までのナプキンは下着主体となっていた
ための物であり、請求項1の発明では下着の動きにつれ
てではなく、人体の凹みに埋まっていて三角形の頂点の
部分が常にポイント的に血液流出口にあったっているた
め、浮くということが少ない。故に、人体の動きに従い
立体的に適合するということを前提としたところが特徴
である。
【0017】前記で記載した三角形は、請求項1と2に
記載の大略的で鋭角な三角形という表現のもので、大略
的というのは人体にもそれぞれの形があるため大略的な
三角形としたものである。鋭角なという表現は装着部位
への密度が高まり、ポイント的に血液を吸収できるとい
うことから、鋭角な角度にした方が望ましい。
【0018】湾曲状にするというのは、人体の装着部位
が湾曲しているためにその形状に合わせての形である。
実際に着用した時、下着に押されるのと体の丸みとが合
い湾曲するのだが、あらかじめ湾曲させている方がフィ
ット感がよくなるので望ましい。
【0019】請求項2に記載の生理用ナプキンの内部構
造は、装着部位への密着度が高まるように常に三角形状
を維持せしめんとするため、吸収体コアを従来のナプキ
ンのコアより不快感のない程度に押し固めた圧搾コアを
使用する。
【0020】上記に記載の圧搾コアについては圧搾によ
る硬さ、程度、嵩密度など、実験的に求めればよい。
【0021】前記記載の吸収体コアには液体凝固剤を混
在せしめたことにより、血液がコアから流出しにくくな
る。
【0022】前記記載の吸収体コアには消臭剤、または
芳香剤などを吸着させた圧搾コアを使用することもでき
る。
【0023】圧搾コアを透液性表面シートでくるみ、そ
れを不透液性裏面シートで下面から上面3分の1までを
くるむという形態にすることにより血液を吸収した後、
モレを防止することができる。
【0024】個人によっては月経期間に大量の防ぎ得な
い血液の流出がみられることがある。その時、請求項1
と2のナプキンからモレを生じた場合を考え、その血液
による下着などへの汚れを防止するため表面は透液性シ
ート、裏面は不透液性シートを用いて請求項1と2のナ
プキンに汚れ防止シートとして取り付ける。
【0025】上記の汚れ防止シートがズレたりしないた
めに、下着に貼着できるよう固定用テープを汚れ防止シ
ートの裏面に貼着する。
【0026】上記の汚れ防止シートは、極力薄いシート
を用いる。それは請求項1と2のナプキンを従来のナプ
キンよりも使用時の違和感を極力希薄な感覚にするため
であり、コンパクトになっているナプキンの形を阻害す
ることのないようにするためである。
【0027】経血の量が少なくなってきた時には請求項
1と2のナプキンだけで使用できるように、汚れ防止シ
ートを取り外すことも可能である。
【0028】従来のナプキンよりも肌との密着度が増す
事により、肌への余計なトラブルを最小限に抑え、また
衣服着用時に外にひびかないという利点がある
【0029】上記での密着度が増す事により、肌への余
計なトラブルも最小限に抑えられるという事は、軽い失
禁にも応用できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0031】請求項1の生理用ナプキンは、三角形の隆
起部分が人体のナプキン装着部位に栓をするように定ま
る事ができる形状である。タンポンとは違い体外での栓
をする役目の要領でナプキンが凸部であるなら、人体装
着部位は凹部というように人体装着部位にナプキンが埋
まった状態になるため、ナプキンと肌との間に隙間が生
まれにくく血液を吸収体コアの中に的確に吸収できるこ
とが一番の効果である。それに伴い従来の物より装着範
囲が極めて少なく使用できることにより、使用時のム
レ、接触時の摩擦によるかぶれ、不快感を最小限にとど
める事ができる。タンポンを使用できないという人には
体外での栓をするという意味で、不快感の解消につなが
る。また衣服着用時にナプキン使用の形跡が目立たな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の線断面図(図3の○−○の断面であ
る)
【図3】本発明の真横平面図
【図4】本発明の本体及び、汚れ防止・シート裏面テー
プ貼着面図
【符号の説明】
1 ナプキン本体 2 表面シート(透液性シート) 3 裏面シート(不透液性シート) 4 圧搾コア(液体凝固剤混入コア) 5 汚れ防止シート 6A 第一側縁 6B 第二側縁 7A 第一端縁 7B 第二端縁 8 本体固定テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面形状が船形で、断面形状が大略的であ
    るが鋭角な三角形状とし、側面から見た場合両端に至る
    に従い肉薄にし、湾曲するように形成したことを特徴と
    する生理用ナプキン
  2. 【請求項2】血液を吸収するコアは大略的であるが鋭角
    な三角形を維持するため、三角形に圧搾したコアを用い
    たことを特徴とする生理用ナプキン
  3. 【請求項3】下着への汚れ防止用の極力薄いシートを、
    請求項1と2のナプキンの裏側に取り付けて構成した生
    理用ナプキン
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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