JP2003079433A - 塗料供給式刷毛装置 - Google Patents
塗料供給式刷毛装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノズルをノズル固定用パイプに螺挿して装着
する際、刷毛固定基部内にノズル固定用パイプを強固に
固定して、ノズルに刷毛固定基部をしっかりと装着する
と共に、刷毛固定基部内に固定したノズル固定用パイプ
に不必要な捻回トルクが加わらないようにした塗料供給
式刷毛装置を提供する。 【解決手段】 刷毛2を植設した筒状の刷毛固定基部3
と、刷毛固定基部3内に配置され、刷毛固定基部3内に
充填した硬化性樹脂剤4により固定したノズル固定用パ
イプ5とから成り、このノズル固定用パイプ5は、塗料
を吐出するノズル6を挿入可能であり、ノズル固定用パ
イプ5の外周面には、固化後の硬化性樹脂剤4に対する
ノズル固定用パイプ5の咬合を強化する抜脱防止用の固
定手段Pを設けている。また、ノズル固定用パイプ5の
基端部に、四角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛
合部9を設けている。
する際、刷毛固定基部内にノズル固定用パイプを強固に
固定して、ノズルに刷毛固定基部をしっかりと装着する
と共に、刷毛固定基部内に固定したノズル固定用パイプ
に不必要な捻回トルクが加わらないようにした塗料供給
式刷毛装置を提供する。 【解決手段】 刷毛2を植設した筒状の刷毛固定基部3
と、刷毛固定基部3内に配置され、刷毛固定基部3内に
充填した硬化性樹脂剤4により固定したノズル固定用パ
イプ5とから成り、このノズル固定用パイプ5は、塗料
を吐出するノズル6を挿入可能であり、ノズル固定用パ
イプ5の外周面には、固化後の硬化性樹脂剤4に対する
ノズル固定用パイプ5の咬合を強化する抜脱防止用の固
定手段Pを設けている。また、ノズル固定用パイプ5の
基端部に、四角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛
合部9を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刷毛の内側に配し
たノズルから、加圧した状態の塗料を吐出することで、
刷毛の全体に塗料を供給する塗料供給式刷毛装置に関す
るものである。
たノズルから、加圧した状態の塗料を吐出することで、
刷毛の全体に塗料を供給する塗料供給式刷毛装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、この種の塗料供給式刷毛
装置を用いるときは、塗料タンク内の塗料を加圧器によ
り加圧してから元バルブを予め開いた状態とし、ホース
先端に取り付けた手元バルブを開く。そして、刷毛の内
側に臨ませたノズルから加圧した状態の塗料を吐出させ
て、刷毛の全体に塗料を供給しながら塗装作業を行なっ
ていた。
装置を用いるときは、塗料タンク内の塗料を加圧器によ
り加圧してから元バルブを予め開いた状態とし、ホース
先端に取り付けた手元バルブを開く。そして、刷毛の内
側に臨ませたノズルから加圧した状態の塗料を吐出させ
て、刷毛の全体に塗料を供給しながら塗装作業を行なっ
ていた。
【0003】この様な塗料供給式刷毛装置は、刷毛を植
設した筒状の刷毛固定基部内において、ノズル固定用パ
イプが硬化性樹脂剤によって固定されている。そして、
ノズル固定用パイプにノズルを螺挿して刷毛の内側に突
出するようにノズルを配置し、ノズルから塗料を吐出さ
せることで、刷毛の内側から刷毛の全体に塗料を供給す
る構造となっている。
設した筒状の刷毛固定基部内において、ノズル固定用パ
イプが硬化性樹脂剤によって固定されている。そして、
ノズル固定用パイプにノズルを螺挿して刷毛の内側に突
出するようにノズルを配置し、ノズルから塗料を吐出さ
せることで、刷毛の内側から刷毛の全体に塗料を供給す
る構造となっている。
【0004】また、ノズル固定用パイプは、その上部が
刷毛固定基部内に配置された固定板に貫装しており、刷
毛固定基部内の全体に所定の硬化性樹脂剤が充填され
て、刷毛固定基部にノズル固定用パイプが固定されてい
る。
刷毛固定基部内に配置された固定板に貫装しており、刷
毛固定基部内の全体に所定の硬化性樹脂剤が充填され
て、刷毛固定基部にノズル固定用パイプが固定されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の塗料供給式刷毛装置においては、ノズル固定用
パイプにノズルを螺挿してノズルに刷毛固定基部を装着
する際、刷毛固定基部自体を手で持って強制的に回転さ
せることが多い。このノズル固定用パイプは、パイプの
周囲が所定の硬化性樹脂剤で押し固められているだけで
あるので、その捻回トルクがノズル固定用パイプに加わ
ったときにノズル固定用パイプがぐら付いてしまい、刷
毛固定基部からノズル固定用パイプが抜け落ちてしまう
事態が生じていた。また、ノズル固定用パイプがぐら付
いて充填している樹脂が緩んだ状態になると、刷毛固定
基部の上方に植設している刷毛部分も抜け易くなってい
た。
た従来の塗料供給式刷毛装置においては、ノズル固定用
パイプにノズルを螺挿してノズルに刷毛固定基部を装着
する際、刷毛固定基部自体を手で持って強制的に回転さ
せることが多い。このノズル固定用パイプは、パイプの
周囲が所定の硬化性樹脂剤で押し固められているだけで
あるので、その捻回トルクがノズル固定用パイプに加わ
ったときにノズル固定用パイプがぐら付いてしまい、刷
毛固定基部からノズル固定用パイプが抜け落ちてしまう
事態が生じていた。また、ノズル固定用パイプがぐら付
いて充填している樹脂が緩んだ状態になると、刷毛固定
基部の上方に植設している刷毛部分も抜け易くなってい
た。
【0006】一方、塗装作業後においては、刷毛に付着
している塗料をシンナー等の溶剤を用いてきれいに洗浄
するのが一般的であるが、この溶剤を用いた際に、刷毛
固定基部内に充填した硬化性樹脂剤の一部が溶けて緩ん
だ状態となり、ノズル固定用パイプが刷毛固定基部から
一層抜け易くなっていた。
している塗料をシンナー等の溶剤を用いてきれいに洗浄
するのが一般的であるが、この溶剤を用いた際に、刷毛
固定基部内に充填した硬化性樹脂剤の一部が溶けて緩ん
だ状態となり、ノズル固定用パイプが刷毛固定基部から
一層抜け易くなっていた。
【0007】また、刷毛固定基部内にノズル固定用パイ
プをしっかりと固定できなかったため、ときとして、パ
イプの埋め込み部分から塗料が逆流する事態も生じてい
た。
プをしっかりと固定できなかったため、ときとして、パ
イプの埋め込み部分から塗料が逆流する事態も生じてい
た。
【0008】そこで本発明は、叙上のような従来存した
問題点に鑑み創案されたもので、ノズルをノズル固定用
パイプに螺挿して装着する際、刷毛固定基部内にノズル
固定用パイプを強固に固定して、ノズルに刷毛固定基部
をしっかりと装着すると共に、刷毛固定基部内に固定し
たノズル固定用パイプに不必要な捻回トルクが加わらな
いようにした塗料供給式刷毛装置を提供することを目的
としたものである。
問題点に鑑み創案されたもので、ノズルをノズル固定用
パイプに螺挿して装着する際、刷毛固定基部内にノズル
固定用パイプを強固に固定して、ノズルに刷毛固定基部
をしっかりと装着すると共に、刷毛固定基部内に固定し
たノズル固定用パイプに不必要な捻回トルクが加わらな
いようにした塗料供給式刷毛装置を提供することを目的
としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にあっ
ては、刷毛を植設した筒状の刷毛固定基部と、刷毛固定
基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填した硬化性樹
脂剤により固定したノズル固定用パイプとから成り、こ
のノズル固定用パイプは、塗料を吐出するノズルを挿入
可能であり、ノズル固定用パイプの外周面には、固化後
の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パイプの咬合を強
化する抜脱防止用の固定手段を設けたことで、上述した
課題を解決した。
ては、刷毛を植設した筒状の刷毛固定基部と、刷毛固定
基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填した硬化性樹
脂剤により固定したノズル固定用パイプとから成り、こ
のノズル固定用パイプは、塗料を吐出するノズルを挿入
可能であり、ノズル固定用パイプの外周面には、固化後
の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パイプの咬合を強
化する抜脱防止用の固定手段を設けたことで、上述した
課題を解決した。
【0010】また、刷毛を植設した筒状の刷毛固定基部
と、刷毛固定基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填
した硬化性樹脂剤により固定したノズル固定用パイプ
と、ノズル固定用パイプに螺挿して刷毛の内側に突出す
るように配置したノズルとを備え、ノズルから塗料を吐
出させることで、刷毛の内側から刷毛の全体に塗料を供
給する塗料供給式刷毛装置であって、ノズル固定用パイ
プの外周面に、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固
定用パイプの咬合を強化する抜脱防止用の固定手段を設
けたことで、同じく上述した課題を解決した。
と、刷毛固定基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填
した硬化性樹脂剤により固定したノズル固定用パイプ
と、ノズル固定用パイプに螺挿して刷毛の内側に突出す
るように配置したノズルとを備え、ノズルから塗料を吐
出させることで、刷毛の内側から刷毛の全体に塗料を供
給する塗料供給式刷毛装置であって、ノズル固定用パイ
プの外周面に、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固
定用パイプの咬合を強化する抜脱防止用の固定手段を設
けたことで、同じく上述した課題を解決した。
【0011】さらに、ノズル固定用パイプは、刷毛固定
基部内に配置した固定板に貫装していることで、同じく
上述した課題を解決した。
基部内に配置した固定板に貫装していることで、同じく
上述した課題を解決した。
【0012】また、ノズル固定用パイプは、その先端開
口側が、刷毛固定基部に植設している刷毛の根元よりも
刷毛の内側に位置していることで、同じく上述した課題
を解決した。
口側が、刷毛固定基部に植設している刷毛の根元よりも
刷毛の内側に位置していることで、同じく上述した課題
を解決した。
【0013】加えて、固定手段は、ノズル固定用パイプ
の外周面に取り付けた矩形板状もしくは円形板状のフラ
ンジ部を備えていることで、同じく上述した課題を解決
した。
の外周面に取り付けた矩形板状もしくは円形板状のフラ
ンジ部を備えていることで、同じく上述した課題を解決
した。
【0014】また、固定手段は、ノズル固定用パイプの
外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に突出形成した複
数のフィン部材を備えていることで、同じく上述した課
題を解決した。
外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に突出形成した複
数のフィン部材を備えていることで、同じく上述した課
題を解決した。
【0015】この他、固定手段は、ノズル固定用パイプ
の外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部を備えて
いることで、同じく上述した課題を解決した。
の外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部を備えて
いることで、同じく上述した課題を解決した。
【0016】また、固定手段は、ノズル固定用パイプの
断面外径形状を、四角形状・六角形状・八角形状等に形
成したことで、同じく上述した課題を解決した。
断面外径形状を、四角形状・六角形状・八角形状等に形
成したことで、同じく上述した課題を解決した。
【0017】さらに、固定手段は、ノズル固定用パイプ
の断面外径形状を、楕円形状に形成したことで、同じく
上述した課題を解決した。
の断面外径形状を、楕円形状に形成したことで、同じく
上述した課題を解決した。
【0018】また、ノズル固定用パイプの基端部に、四
角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛合部を設けた
ことで、同じく上述した課題を解決した。
角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛合部を設けた
ことで、同じく上述した課題を解決した。
【0019】本発明に係る塗料供給式刷毛装置において
は、ノズル固定用パイプの外周面に設けた固定手段によ
り、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パイプ
の咬合を強化し、ノズル固定用パイプにノズルを螺挿し
てノズルに刷毛固定基部を強固に固定して、ノズルに刷
毛固定基部をしっかりと装着できる。そのため、刷毛固
定基部内に固定したノズル固定用パイプに多少の捻回ト
ルクが加えられても、刷毛固定基部内においてノズル固
定用パイプがぐら付くことがない。
は、ノズル固定用パイプの外周面に設けた固定手段によ
り、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パイプ
の咬合を強化し、ノズル固定用パイプにノズルを螺挿し
てノズルに刷毛固定基部を強固に固定して、ノズルに刷
毛固定基部をしっかりと装着できる。そのため、刷毛固
定基部内に固定したノズル固定用パイプに多少の捻回ト
ルクが加えられても、刷毛固定基部内においてノズル固
定用パイプがぐら付くことがない。
【0020】また、刷毛固定基部に植設されている刷毛
の根元よりも刷毛の内側の上方位置にその先端開口側を
臨ませているノズル固定用パイプは、このノズル固定用
パイプに螺挿して配置されたノズルの先端を、刷毛の根
元よりも刷毛の内側の上方に位置させ、ノズルから吐出
される塗料を刷毛の全体に付着させる。
の根元よりも刷毛の内側の上方位置にその先端開口側を
臨ませているノズル固定用パイプは、このノズル固定用
パイプに螺挿して配置されたノズルの先端を、刷毛の根
元よりも刷毛の内側の上方に位置させ、ノズルから吐出
される塗料を刷毛の全体に付着させる。
【0021】さらに、ノズル固定用パイプの周面に取り
付けた矩形板状もしくは円形板状のフランジ部、ノズル
固定用パイプの外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に
突出形成した複数のフィン部材、ノズル固定用パイプの
外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部等により構
成され、また、ノズル固定用パイプの断面外径形状を四
角形状・六角形状・八角形状等に形成したり、断面外径
形状を楕円形状に形成した固定手段は、固化後の硬化性
樹脂剤に対するノズル固定用パイプと硬化性樹脂剤との
咬合を強化している。
付けた矩形板状もしくは円形板状のフランジ部、ノズル
固定用パイプの外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に
突出形成した複数のフィン部材、ノズル固定用パイプの
外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部等により構
成され、また、ノズル固定用パイプの断面外径形状を四
角形状・六角形状・八角形状等に形成したり、断面外径
形状を楕円形状に形成した固定手段は、固化後の硬化性
樹脂剤に対するノズル固定用パイプと硬化性樹脂剤との
咬合を強化している。
【0022】加えて、全体の断面外径形状を四角形状・
六角形状・八角形状等に形成したり、基端部の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したスパ
ナ噛合部を設けたノズル固定用パイプは、当該部分にス
パナ具等を当てることで、ノズル固定用パイプに不必要
な捻回トルクが加わらない状態で刷毛固定基部を滑らか
に回転させ、ノズルに刷毛固定基部をしっかりと装着で
きる。すなわち、刷毛固定基部を手で持って回転させる
のではなく、ノズル固定用パイプ自身をスパナ具により
回転させて、ノズルにノズル固定用パイプをしっかりと
装着しているのである。
六角形状・八角形状等に形成したり、基端部の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したスパ
ナ噛合部を設けたノズル固定用パイプは、当該部分にス
パナ具等を当てることで、ノズル固定用パイプに不必要
な捻回トルクが加わらない状態で刷毛固定基部を滑らか
に回転させ、ノズルに刷毛固定基部をしっかりと装着で
きる。すなわち、刷毛固定基部を手で持って回転させる
のではなく、ノズル固定用パイプ自身をスパナ具により
回転させて、ノズルにノズル固定用パイプをしっかりと
装着しているのである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図3を参照して、
本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の
形態に係る塗料供給式刷毛装置1は、塗料を供給するノ
ズル6に、刷毛固定基部3をしっかりと装着するもので
ある。
本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の
形態に係る塗料供給式刷毛装置1は、塗料を供給するノ
ズル6に、刷毛固定基部3をしっかりと装着するもので
ある。
【0024】刷毛固定基部3は、図1・図2(b)に示
すように、断面略楕円形の筒状に形成され、図2(a)
に示すように、その上方に固定板10を配している。こ
の固定板10の略中央部には、開口孔部が設けられてい
る。そして、固定板10の開口孔部には、ノズル固定用
パイプ5が貫装されている。この固定板10の上方に
は、刷毛2を植設している。また、ノズル固定用パイプ
5は、例えば断面略六角形状に形成されている。これら
の刷毛2とノズル固定用パイプ5は、図2(a)に示す
ように、刷毛固定基部3内に充填した硬化性樹脂剤4に
よって固定されている。そして、ノズル固定用パイプ5
は、その先端開口側を、刷毛固定基部3に植設している
刷毛2の根元よりも刷毛2の内側の上方に位置させてい
る。従って、ノズル固定用パイプ5にノズル6を螺挿し
て配置した際には、刷毛2の内側の上方の位置にノズル
6の先端が若干突出した状態となる。刷毛2は、刷毛固
定基部3の長さの約2倍程度に長く形成されている。そ
して、ノズル6から塗料を吐出することで、刷毛2の内
側から刷毛2の全体に塗料を供給するものである。
すように、断面略楕円形の筒状に形成され、図2(a)
に示すように、その上方に固定板10を配している。こ
の固定板10の略中央部には、開口孔部が設けられてい
る。そして、固定板10の開口孔部には、ノズル固定用
パイプ5が貫装されている。この固定板10の上方に
は、刷毛2を植設している。また、ノズル固定用パイプ
5は、例えば断面略六角形状に形成されている。これら
の刷毛2とノズル固定用パイプ5は、図2(a)に示す
ように、刷毛固定基部3内に充填した硬化性樹脂剤4に
よって固定されている。そして、ノズル固定用パイプ5
は、その先端開口側を、刷毛固定基部3に植設している
刷毛2の根元よりも刷毛2の内側の上方に位置させてい
る。従って、ノズル固定用パイプ5にノズル6を螺挿し
て配置した際には、刷毛2の内側の上方の位置にノズル
6の先端が若干突出した状態となる。刷毛2は、刷毛固
定基部3の長さの約2倍程度に長く形成されている。そ
して、ノズル6から塗料を吐出することで、刷毛2の内
側から刷毛2の全体に塗料を供給するものである。
【0025】ノズル6を挿入可能なノズル固定用パイプ
5の外周面には、固化後の硬化性樹脂剤4に対するノズ
ル固定用パイプ5の咬合を強化する、抜脱防止用の固定
手段Pを設けている。この固定手段Pは、例えばノズル
固定用パイプ5の周面に取り付けたり一体形成した矩形
板状もしくは円形板状等のフランジ部により形成されて
いる。
5の外周面には、固化後の硬化性樹脂剤4に対するノズ
ル固定用パイプ5の咬合を強化する、抜脱防止用の固定
手段Pを設けている。この固定手段Pは、例えばノズル
固定用パイプ5の周面に取り付けたり一体形成した矩形
板状もしくは円形板状等のフランジ部により形成されて
いる。
【0026】この様に塗料供給式刷毛装置1は、図1に
示すように、断面略楕円形の筒状に形成した刷毛固定基
部3内の上方凹部3Aに、刷毛2の根元を硬化性樹脂剤
4によって固定している。また、図2(a)に示すよう
に、刷毛固定基部3内に配した固定板10の略中央部に
形成した開口部に、基端開口側が下方凹部3Bの深さよ
りも若干長く、且つ先端開口側が上方凹部3Aの深さと
略同じ長さを有するノズル固定用パイプ5を貫装させて
いる。そして、ノズル固定用パイプ5に取り付けたり一
体形成した、例えば図3に示すような矩形板状のフラン
ジ部による固定手段Pによって、ノズル固定用パイプ5
は、特に刷毛固定基部3の下方凹部3B内に充填して固
化されている硬化性樹脂剤4との咬合を強化している。
示すように、断面略楕円形の筒状に形成した刷毛固定基
部3内の上方凹部3Aに、刷毛2の根元を硬化性樹脂剤
4によって固定している。また、図2(a)に示すよう
に、刷毛固定基部3内に配した固定板10の略中央部に
形成した開口部に、基端開口側が下方凹部3Bの深さよ
りも若干長く、且つ先端開口側が上方凹部3Aの深さと
略同じ長さを有するノズル固定用パイプ5を貫装させて
いる。そして、ノズル固定用パイプ5に取り付けたり一
体形成した、例えば図3に示すような矩形板状のフラン
ジ部による固定手段Pによって、ノズル固定用パイプ5
は、特に刷毛固定基部3の下方凹部3B内に充填して固
化されている硬化性樹脂剤4との咬合を強化している。
【0027】また、ノズル固定用パイプ5の断面外径形
状を楕円に形成し、且つノズル固定用パイプ5の基端部
に、断面略四角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛
合部9を形成し、このスパナ噛合部9にスパナ具11を
当てて刷毛固定基部3を滑らかに回転させるものであ
る。尚、固定手段Pとして、図4に示すように若干厚み
のある円形板状のフランジ部を形成してもよい。
状を楕円に形成し、且つノズル固定用パイプ5の基端部
に、断面略四角形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛
合部9を形成し、このスパナ噛合部9にスパナ具11を
当てて刷毛固定基部3を滑らかに回転させるものであ
る。尚、固定手段Pとして、図4に示すように若干厚み
のある円形板状のフランジ部を形成してもよい。
【0028】一方、ノズル固定用パイプ5の基端開口側
の内周には、図2(a)に示すように、雌螺子部5Aが
形成されている。また、ノズル6の根本外周には、雄螺
子部6Aが形成されている。そして、ノズル固定用パイ
プ5にノズル6を挿入し、ノズル固定用パイプ5の雌螺
子部5Aにノズル6の雄螺子部6Aを捻じ込む。この
際、ノズル固定用パイプ5の基端部、あるいは図4に示
すノズル固定用パイプ5のスパナ噛合部9にスパナ具1
1を当てて回転させることで、刷毛固定基部3内に固定
したノズル固定用パイプ5に不必要な捻回トルクが加わ
らないようにしている。
の内周には、図2(a)に示すように、雌螺子部5Aが
形成されている。また、ノズル6の根本外周には、雄螺
子部6Aが形成されている。そして、ノズル固定用パイ
プ5にノズル6を挿入し、ノズル固定用パイプ5の雌螺
子部5Aにノズル6の雄螺子部6Aを捻じ込む。この
際、ノズル固定用パイプ5の基端部、あるいは図4に示
すノズル固定用パイプ5のスパナ噛合部9にスパナ具1
1を当てて回転させることで、刷毛固定基部3内に固定
したノズル固定用パイプ5に不必要な捻回トルクが加わ
らないようにしている。
【0029】また、図1・図2(a)に示すように、ノ
ズル6の先端には円錐状のノズル頭部7を形成し、ノズ
ル頭部7の周側面には、高粘度の塗料を細かい霧状に吐
出させる複数のノズル小孔8を設けている。そして、本
装置の握力式レバー(図示せず)を所定時間だけ押圧す
ることで手元バルブを開き、刷毛2の内側に臨ませてい
るノズル6から加圧した塗料を吐出させることで、刷毛
2の内側から刷毛2の全体に塗料を供給している。
ズル6の先端には円錐状のノズル頭部7を形成し、ノズ
ル頭部7の周側面には、高粘度の塗料を細かい霧状に吐
出させる複数のノズル小孔8を設けている。そして、本
装置の握力式レバー(図示せず)を所定時間だけ押圧す
ることで手元バルブを開き、刷毛2の内側に臨ませてい
るノズル6から加圧した塗料を吐出させることで、刷毛
2の内側から刷毛2の全体に塗料を供給している。
【0030】以下に、本実施の形態の組み付け・使用の
一例について説明する。まず、前提として、刷毛固定基
部3の下方凹部3B内において、硬化性樹脂剤4によっ
て固定されているノズル固定用パイプ5の固定手段Pに
より、ノズル固定用パイプ5と固化後の硬化性樹脂剤4
との咬合が強化されている。そして、ノズル固定用パイ
プ5にノズル6を挿入し、スパナ具11によりノズル固
定用パイプ5の基端部、あるいは図4に示すスパナ噛合
部9を回転させて、ノズル6の根元外周の雄螺子部6A
を、ノズル固定用パイプ5の雌螺子部5Aに強制的に捻
じ込む。これによりノズル頭部7は、刷毛2の内側の上
方に若干突出した状態で配置される。使用の際は、この
ノズル6から加圧した所定量の塗料を吐出させ、刷毛2
の内側から刷毛2の全体に塗料を供給して塗装作業を行
なう。このとき塗料は、ノズル小孔8から細かい噴霧状
となって吐出し、刷毛2の全体に均等に付着するもので
ある。
一例について説明する。まず、前提として、刷毛固定基
部3の下方凹部3B内において、硬化性樹脂剤4によっ
て固定されているノズル固定用パイプ5の固定手段Pに
より、ノズル固定用パイプ5と固化後の硬化性樹脂剤4
との咬合が強化されている。そして、ノズル固定用パイ
プ5にノズル6を挿入し、スパナ具11によりノズル固
定用パイプ5の基端部、あるいは図4に示すスパナ噛合
部9を回転させて、ノズル6の根元外周の雄螺子部6A
を、ノズル固定用パイプ5の雌螺子部5Aに強制的に捻
じ込む。これによりノズル頭部7は、刷毛2の内側の上
方に若干突出した状態で配置される。使用の際は、この
ノズル6から加圧した所定量の塗料を吐出させ、刷毛2
の内側から刷毛2の全体に塗料を供給して塗装作業を行
なう。このとき塗料は、ノズル小孔8から細かい噴霧状
となって吐出し、刷毛2の全体に均等に付着するもので
ある。
【0031】次に、図5を参照して本発明の第2の実施
の形態について説明する。本発明に係る塗料供給式刷毛
装置1は、前記固定手段Pを、ノズル固定用パイプ5の
外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に突出形成した複
数のフィン部材により形成している。これにより、固化
後の硬化性樹脂剤4に対するノズル固定用パイプ5の咬
合を強化している。そして、ノズル固定用パイプ5の断
面外径形状を楕円に形成し、且つノズル固定用パイプ5
の基端部には断面略四角形状・六角形状・八角形状等の
拡径されたスパナ噛合部9を形成し、スパナ具11をこ
のスパナ噛合部9当ててノズル固定用パイプ5を回転さ
せる。この様にして、ノズル固定用パイプ5にノズル6
を捻じ込む際に、ノズル固定用パイプ5に不必要な捻回
トルクが加わらないようにしている。
の形態について説明する。本発明に係る塗料供給式刷毛
装置1は、前記固定手段Pを、ノズル固定用パイプ5の
外周面の長手方向に沿って縦長リブ状に突出形成した複
数のフィン部材により形成している。これにより、固化
後の硬化性樹脂剤4に対するノズル固定用パイプ5の咬
合を強化している。そして、ノズル固定用パイプ5の断
面外径形状を楕円に形成し、且つノズル固定用パイプ5
の基端部には断面略四角形状・六角形状・八角形状等の
拡径されたスパナ噛合部9を形成し、スパナ具11をこ
のスパナ噛合部9当ててノズル固定用パイプ5を回転さ
せる。この様にして、ノズル固定用パイプ5にノズル6
を捻じ込む際に、ノズル固定用パイプ5に不必要な捻回
トルクが加わらないようにしている。
【0032】さらに、図6を参照して本発明の第3の実
施の形態について説明する。本発明に係る塗料供給式刷
毛装置1は、ノズル固定用パイプ5の断面外径形状を楕
円に形成し、且つ前記固定手段Pを、ノズル固定用パイ
プ5の外周面に凹設した複数の周溝もしくは縦溝等の凹
溝部により形成している。そして、ノズル固定用パイプ
5の基端部には、断面略Dカット状のスパナ噛合部9を
形成している。
施の形態について説明する。本発明に係る塗料供給式刷
毛装置1は、ノズル固定用パイプ5の断面外径形状を楕
円に形成し、且つ前記固定手段Pを、ノズル固定用パイ
プ5の外周面に凹設した複数の周溝もしくは縦溝等の凹
溝部により形成している。そして、ノズル固定用パイプ
5の基端部には、断面略Dカット状のスパナ噛合部9を
形成している。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ノズル6をノズル固定用パイプ5に螺挿して装着する
際、刷毛固定基部3内にノズル固定用パイプ5を強固に
固定して、ノズル6に刷毛固定基部3をしっかりと装着
すると共に、刷毛固定基部3内に固定したノズル固定用
パイプ5に不必要な捻回トルクが加えられることのない
塗料供給式刷毛装置1を提供できる。
ノズル6をノズル固定用パイプ5に螺挿して装着する
際、刷毛固定基部3内にノズル固定用パイプ5を強固に
固定して、ノズル6に刷毛固定基部3をしっかりと装着
すると共に、刷毛固定基部3内に固定したノズル固定用
パイプ5に不必要な捻回トルクが加えられることのない
塗料供給式刷毛装置1を提供できる。
【0034】すなわち、ノズル固定用パイプ5の外周面
に設けた固定手段Pにより、固化後の硬化性樹脂剤4に
対するノズル固定用パイプ5の咬合を強化し、ノズル固
定用パイプ5にノズル6を螺挿してノズル6に刷毛固定
基部3を強固に固定して、ノズル6に刷毛固定基部3を
しっかりと装着できる。そのため、刷毛固定基部3内に
固定したノズル固定用パイプ5に多少の捻回トルクが加
えられても、刷毛固定基部3内においてノズル固定用パ
イプ5がぐら付くことがない。
に設けた固定手段Pにより、固化後の硬化性樹脂剤4に
対するノズル固定用パイプ5の咬合を強化し、ノズル固
定用パイプ5にノズル6を螺挿してノズル6に刷毛固定
基部3を強固に固定して、ノズル6に刷毛固定基部3を
しっかりと装着できる。そのため、刷毛固定基部3内に
固定したノズル固定用パイプ5に多少の捻回トルクが加
えられても、刷毛固定基部3内においてノズル固定用パ
イプ5がぐら付くことがない。
【0035】また、刷毛固定基部3に植設されている刷
毛2の根元よりも刷毛2の内側にその先端開口側を臨ま
せているノズル固定用パイプ5は、このノズル固定用パ
イプ5に螺挿して配置されたノズル6の先端を、刷毛2
の根元よりも刷毛2の内側の上方に位置させ、ノズル6
から吐出される塗料を刷毛2の全体に付着させる。
毛2の根元よりも刷毛2の内側にその先端開口側を臨ま
せているノズル固定用パイプ5は、このノズル固定用パ
イプ5に螺挿して配置されたノズル6の先端を、刷毛2
の根元よりも刷毛2の内側の上方に位置させ、ノズル6
から吐出される塗料を刷毛2の全体に付着させる。
【0036】さらに、ノズル固定用パイプ5の周面に取
り付けた矩形板状もしくは円形板状のフランジ部、ノズ
ル固定用パイプ5の外周面の長手方向に沿って縦長リブ
状に突出形成した複数のフィン部材、ノズル固定用パイ
プ5の外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部等に
より構成され、また、ノズル固定用パイプ5の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したり、
断面外径形状を楕円形状に形成した固定手段Pは、固化
後の硬化性樹脂剤4におけるノズル固定用パイプ5と硬
化性樹脂剤4との咬合を強化している。
り付けた矩形板状もしくは円形板状のフランジ部、ノズ
ル固定用パイプ5の外周面の長手方向に沿って縦長リブ
状に突出形成した複数のフィン部材、ノズル固定用パイ
プ5の外周面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部等に
より構成され、また、ノズル固定用パイプ5の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したり、
断面外径形状を楕円形状に形成した固定手段Pは、固化
後の硬化性樹脂剤4におけるノズル固定用パイプ5と硬
化性樹脂剤4との咬合を強化している。
【0037】加えて、全体の断面外径形状を四角形状・
六角形状・八角形状等に形成したり、基端部の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したスパ
ナ噛合部9を設けたノズル固定用パイプ5は、当該部分
にスパナ具等を当てることで、ノズル固定用パイプ5に
不必要な捻回トルクが加わらない状態で刷毛固定基部3
を滑らかに回転させ、ノズル6に刷毛固定基部3をしっ
かりと装着できる。すなわち、刷毛固定基部3を手で持
って回転させるのではなく、ノズル固定用パイプ5自身
をスパナ具11により回転させて、ノズル6にノズル固
定用パイプ5をしっかりと装着しているのである。
六角形状・八角形状等に形成したり、基端部の断面外径
形状を四角形状・六角形状・八角形状等に形成したスパ
ナ噛合部9を設けたノズル固定用パイプ5は、当該部分
にスパナ具等を当てることで、ノズル固定用パイプ5に
不必要な捻回トルクが加わらない状態で刷毛固定基部3
を滑らかに回転させ、ノズル6に刷毛固定基部3をしっ
かりと装着できる。すなわち、刷毛固定基部3を手で持
って回転させるのではなく、ノズル固定用パイプ5自身
をスパナ具11により回転させて、ノズル6にノズル固
定用パイプ5をしっかりと装着しているのである。
【図1】ノズルに刷毛固定基部を装着する状態を示した
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】塗料供給式刷毛装置の構成を示すもので、
(a)はノズルに刷毛固定基部を装着する状態の縦断側
面図、(b)は刷毛固定基部の底面図である。
(a)はノズルに刷毛固定基部を装着する状態の縦断側
面図、(b)は刷毛固定基部の底面図である。
【図3】ノズル固定用パイプの固定手段が、矩形板状の
フランジ部により形成されている状態の斜視図である。
フランジ部により形成されている状態の斜視図である。
【図4】ノズル固定用パイプの固定手段が、円形板状の
フランジ部により形成されている状態の斜視図である。
フランジ部により形成されている状態の斜視図である。
【図5】ノズル固定用パイプの固定手段が、複数のフィ
ン部材により形成されている状態の斜視図である。
ン部材により形成されている状態の斜視図である。
【図6】ノズル固定用パイプの固定手段が、複数の凹溝
部により形成されている状態の斜視図である。
部により形成されている状態の斜視図である。
1…塗料供給式刷毛装置 2…刷毛
3…刷毛固定基部 3A…上方凹部
3B…下方凹部 4…硬化性樹脂
剤 5…ノズル固定用パイプ 5A…雌螺子部 6…ノズル 6A…雄螺子部 7…ノズル頭部 8…ノズル小孔 9…スパナ噛合部 P…固定手段
剤 5…ノズル固定用パイプ 5A…雌螺子部 6…ノズル 6A…雄螺子部 7…ノズル頭部 8…ノズル小孔 9…スパナ噛合部 P…固定手段
Claims (10)
- 【請求項1】 刷毛を植設した筒状の刷毛固定基部と、
刷毛固定基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填した
硬化性樹脂剤により固定したノズル固定用パイプとから
成り、このノズル固定用パイプは、塗料を吐出するノズ
ルを挿入可能であり、ノズル固定用パイプの外周面に
は、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パイプ
の咬合を強化する抜脱防止用の固定手段を設けたことを
特徴とする塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項2】 刷毛を植設した筒状の刷毛固定基部と、
刷毛固定基部内に配置され、刷毛固定基部内に充填した
硬化性樹脂剤により固定したノズル固定用パイプと、ノ
ズル固定用パイプに螺挿して刷毛の内側に突出するよう
に配置したノズルとを備え、ノズルから塗料を吐出させ
ることで、刷毛の内側から刷毛の全体に塗料を供給する
塗料供給式刷毛装置であって、ノズル固定用パイプの外
周面に、固化後の硬化性樹脂剤に対するノズル固定用パ
イプの咬合を強化する抜脱防止用の固定手段を設けたこ
とを特徴とする塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項3】 ノズル固定用パイプは、刷毛固定基部内
に配置した固定板に貫装している請求項1または2記載
の塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項4】 ノズル固定用パイプは、その先端開口側
が、刷毛固定基部に植設している刷毛の根元よりも刷毛
の内側に位置している請求項1乃至3のいずれか記載の
塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項5】 固定手段は、ノズル固定用パイプの外周
面に取り付けた矩形板状もしくは円形板状のフランジ部
を備えている請求項1乃至4のいずれか記載の塗料供給
式刷毛装置。 - 【請求項6】 固定手段は、ノズル固定用パイプの外周
面の長手方向に沿って縦長リブ状に突出形成した複数の
フィン部材を備えている請求項1乃至4のいずれか記載
の塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項7】 固定手段は、ノズル固定用パイプの外周
面に凹設した単数もしくは複数の凹溝部を備えている請
求項1乃至4のいずれか記載の塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項8】 固定手段は、ノズル固定用パイプの断面
外径形状を、四角形状・六角形状・八角形状等に形成し
たことによる請求項1乃至4のいずれか記載の塗料供給
式刷毛装置。 - 【請求項9】 固定手段は、ノズル固定用パイプの断面
外径形状を、楕円形状に形成したことによる請求項1乃
至4のいずれか記載の塗料供給式刷毛装置。 - 【請求項10】 ノズル固定用パイプの基端部に、四角
形状・六角形状・八角形状等のスパナ噛合部を設けた請
求項1乃至9のいずれか記載の塗料供給式刷毛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272786A JP2003079433A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 塗料供給式刷毛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272786A JP2003079433A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 塗料供給式刷毛装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003079433A true JP2003079433A (ja) | 2003-03-18 |
Family
ID=19098096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001272786A Pending JP2003079433A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 塗料供給式刷毛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003079433A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008093621A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 塗料自動供給式刷毛装置 |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001272786A patent/JP2003079433A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008093621A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 塗料自動供給式刷毛装置 |
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