JP2003079038A - ハーネス保持構造 - Google Patents

ハーネス保持構造

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JP2003079038A
JP2003079038A JP2001266254A JP2001266254A JP2003079038A JP 2003079038 A JP2003079038 A JP 2003079038A JP 2001266254 A JP2001266254 A JP 2001266254A JP 2001266254 A JP2001266254 A JP 2001266254A JP 2003079038 A JP2003079038 A JP 2003079038A
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harness
wire harness
wire
wall
hinge portion
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Hitoshi Hirasawa
均 平沢
Katsuhito Nakamura
勝仁 中村
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤハーネスを固定する為の手間を抑制で
きかつ破損することを防止できるとともにワイヤハーネ
スを容易に取り外すことができるハーネス保持構造を提
供する。 【解決手段】 ハーネス保持構造としてのハーネス用ク
ランプ1は本体部8とフック部材9と弾性変形部材10
を備えている。本体部8は壁3に取り付けられる。フッ
ク部材9は釣針状に形成されている。フック部材9の基
端部9aは本体部8に連なっている。弾性変形部材10
は初期状態では壁3からフック部材9の先端部9bに向
かって突出している。弾性変形部材10は壁3に近づく
方向に弾性変形自在である。ハーネス用クランプ1はフ
ック部材9と弾性変形部材10との間にワイヤハーネス
の電線を収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などに配索
されるワイヤハーネスを固定するためのハーネス保持構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両としての自動車などには、各種の電
子機器が搭載されている。自動車は、前記電子機器に、
バッテリなどの電源などからの電力や制御装置からの制
御信号などを伝えるために、ワイヤハーネス101(図
11及び図12に示す)を配索している。
【0003】図11及び図12に例示されたワイヤハー
ネス101は、複数の電線102と、該電線102の端
部などに取りつけられた図示しないコネクタと、を備え
ている。なお、図11及び図12は、電線102を一本
のみ示し、他を省略している。
【0004】前記電線102は、それぞれ、導電性の芯
線104と、この芯線104を被覆する絶縁性の被覆部
105と、を備えた所謂被覆電線である。コネクタは、
前記電線102の芯線104と電気的に接続した端子金
具と、該端子金具を収容する絶縁性のコネクタハウジン
グと、を備えている。
【0005】前述したワイヤハーネス101は、図11
及び図12に示すハーネス保持構造106,107によ
って、前記自動車の車体を構成するボディパネルや電気
接続箱の外壁などの壁108に固定される。なお、前記
電気接続箱は、ジャンクションブロック、ヒューズブロ
ック、リレーボックスなどとも呼ばれる。本明細書で
は、これらを総称して電気接続箱と呼ぶ。
【0006】図11に例示されたハーネス保持構造10
6は、前記電気接続箱の外壁などの壁108に取り付け
られるクランプ本体109と、クランプカバー110
と、を備えている。クランプ本体109は、円弧状のハ
ーネス保持部111を備えている。クランプカバー11
0は、円弧状に形成されている。クランプカバー110
の一端部は、前記ハーネス保持部111の一端部に連な
っている。
【0007】クランプカバー110の一端部は、クラン
プカバー110の他端部がハーネス保持部111の他端
部に接離するように弾性変形自在である。弾性変形して
いない初期状態では、クランプカバー110の他端部が
ハーネス保持部111の他端部から離れている。クラン
プカバー110の他端部は、ハーネス保持部111の他
端部に係合自在である。他端部が互いに係合すると、ク
ランプカバー110とハーネス保持部111とは環状と
なる。図11に例示されたハーネス保持構造106は、
クランプカバー110とハーネス保持部111の他端部
が互いに係合して、これらのクランプカバー110とハ
ーネス保持部111の内側にワイヤハーネス101を通
して、該ワイヤハーネス101を固定する。
【0008】図12に例示されたハーネス保持構造10
7は、前記電気接続箱の外壁などの壁108に取り付け
られる本体部112と、該本体部112に連なりかつU
字状のハーネス保持部113と、該ハーネス保持部11
3の両端部に連なる一対のハーネス保持片114と、を
一体に備えている。ハーネス保持片114は、それぞれ
帯状に形成されている。ハーネス保持片114は、一端
部がハーネス保持部113の端部に連なっている。ハー
ネス保持片114は、一端部から他端部に向かうにした
がって、徐々に互いに近づくとともに、ハーネス保持部
113の内方向に徐々に向かって傾いている。
【0009】図12に例示されたハーネス保持構造10
7は、一対のハーネス保持片114の他端部間に、ワイ
ヤハーネス101が圧入される。すると、一旦、ハーネ
ス保持片114の他端部間の間隔が拡がる方向に、ハー
ネス保持片114とハーネス保持部113とが弾性変形
する。そして、ハーネス保持構造107は、ハーネス保
持部113内にワイヤハーネス101の電線102を収
容して、該ワイヤハーネス101を固定する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記ハーネス保持構造
106,107は、電気接続箱が自動車の車体などに固
定された後、前記ワイヤハーネス101を固定する。図
11に例示されたハーネス保持構造106は、ワイヤハ
ーネス101を固定するまでは、前記クランプカバー1
10とハーネス保持部111の他端部が互いに係合せず
に、前記初期状態を維持している。
【0011】このため、前記電気接続箱を前記車体など
に取り付ける際などに、前記クランプカバー110など
に作業員の手や前記自動車に取り付ける他の電子機器な
どが引っかかる虞があった。このため、前記電気接続箱
を前記車体などに取り付ける際などに、クランプカバー
110の一端部が破損する虞があった。また、ワイヤハ
ーネス101を固定する際に、前記クランプカバー11
0を弾性変形させる必要があるとともに、前記クランプ
カバー110とハーネス保持部111の他端部同士を係
合させる必要があった。このため、ワイヤハーネス10
1を固定するためにかかる手間が増加する傾向であっ
た。
【0012】図12に例示されたハーネス保持構造10
7は、ワイヤハーネス101を固定する際には、ハーネ
ス保持片114の他端部間にワイヤハーネス101の電
線102を圧入する。そして、一旦、前記他端部間の間
隔を拡げる方向に、ハーネス保持片114及びハーネス
保持部113を弾性変形させる。
【0013】このため、作業員が、前記ワイヤハーネス
101を前記他端部間に強い力で圧入する必要があっ
た。このため、ワイヤハーネス101を固定するために
かかる手間が増加する傾向であった。また、前記ワイヤ
ハーネス101を取り外す際には、前記他端部間の間隔
を拡げる必要があり、ワイヤハーネス101を取り外し
にくかった。又、ハーネス保持片114の拡げ量を規制
できない為、拡げ過ぎによる変形、破損の虞があった。
【0014】したがって、本発明の目的は、ワイヤハー
ネスを固定するためにかかる手間を抑制でき、かつ破損
することを防止できるとともに、ワイヤハーネスを容易
に取り外すことができるハーネス保持構造を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明のハーネス保
持構造は、ワイヤハーネスの電線を保持するハーネス保
持構造において、基端部が壁に取り付けられかつ該基端
部と先端部との間に前記電線を収容するフック部材と、
前記壁に取り付けられかつ弾性変形自在であるとともに
初期状態では前記壁から前記フック部材の先端部に向か
って突出している弾性変形部材と、を備え、前記ワイヤ
ハーネスの電線を前記先端部と前記弾性変形部材との間
に挿入して、前記弾性変形部材を前記壁に向かって弾性
変形させて、前記ワイヤハーネスの電線を前記フック部
材と弾性変形部材との間に収容するとともに、前記ワイ
ヤハーネスの電線を収容すると、前記弾性変形部材が前
記初期状態に復帰して、前記ワイヤハーネスの電線を保
持することを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の本発明のハーネス保持構
造は、請求項1に記載のハーネス保持構造において、前
記弾性変形部材は、前記初期状態では、前記ワイヤハー
ネスの電線に交差する断面において、前記壁から前記フ
ック部材の先端部に向かって突出した山形に形成されて
いることを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の本発明のハーネス保持構
造は、請求項1または請求項2に記載のハーネス保持構
造において、前記弾性変形部材は、一端部が前記壁に取
り付けられた第1の棒部材と、この第1の棒部材の一端
部に設けられかつ該第1の棒部材を屈曲自在とする第1
のヒンジ部と、一端部が前記壁に取り付けられていると
ともに、前記第1の棒部材より前記フック部材寄りに設
けられた第2の棒部材と、この第2の棒部材の一端部に
設けられかつ該第2の棒部材を屈曲自在とする第2のヒ
ンジ部と、前記第1の棒部材の他端部と前記第2の棒部
材の他端部とを互いに屈曲自在に連結する第3のヒンジ
部と、前記第2の棒部材の中央部に設けられかつ該第2
の棒部材を屈曲自在とする第4のヒンジ部と、を備え、
前記初期状態では、前記第1の棒部材の他端部と第2の
棒部材の他端部と前記第3のヒンジ部は、前記壁から離
れていることを特徴としている。
【0018】請求項4に記載の本発明のハーネス保持構
造は、請求項3に記載のハーネス保持構造において、前
記初期状態では、前記第3のヒンジ部と前記フック部材
の先端部との間隔は、前記ワイヤハーネスの外径より小
さいことを特徴としている。
【0019】請求項5に記載の本発明のハーネス保持構
造は、請求項3に記載のハーネス保持構造において、前
記ワイヤハーネスの電線をフック部材と弾性変形部材と
の間に収容した際に、前記ワイヤハーネスが前記第4の
ヒンジ部を前記壁に向かって押した状態で、前記第3の
ヒンジ部と前記フック部材の先端部との間隔は、前記ワ
イヤハーネスの外径より小さいことを特徴としている。
【0020】請求項6に記載の本発明のハーネス保持構
造は、請求項3ないし請求項5のうちいずれか一項に記
載のハーネス保持構造において、前記ワイヤハーネスを
固定及び取り外す際に、前記第4のヒンジ部は、前記フ
ック部材から離れかつ前記壁に近づく方向に前記第2の
棒部材を屈曲させることを特徴としている。
【0021】請求項1に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、フック部材の先端部と弾性変形部材との
間にワイヤハーネスを挿入すると、弾性変形部材がフッ
ク部材の先端部から離れる方向に弾性変形する。このよ
うに、ワイヤハーネスを固定するために、弾性変形部材
のみを弾性変形させればよい。
【0022】また、弾性変形部材をフック部材の先端部
から離す方向に弾性変形させると、ワイヤハーネスを取
り外すことができる。このため、ワイヤハーネスを容易
に取り外すことができる。さらに、ワイヤハーネスを固
定する際に弾性変形する弾性変形部材は、壁と先端部と
の間で弾性変形する。このため、過剰変形とならずに破
損防止と、弾性変形部材に作業員の手や電子機器などが
引っかかることを防止できる。
【0023】請求項2に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、弾性変形部材が初期状態では山形であ
る。このため、ワイヤハーネスが、フック部材の先端部
と弾性変形部材との間から抜け出ることを防止できる。
【0024】請求項3に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、第1の棒部材と第2の棒部材の一端部が
第1のヒンジ部と第2のヒンジ部によって屈曲自在とな
っている。また、第1の棒部材の他端部と第2の棒部材
の他端部とは、第3のヒンジ部によって屈曲自在に連結
されている。第2の棒部材の中央部は、第4のヒンジ部
によって屈曲自在である。
【0025】このため、初期状態において、第1の棒部
材の他端部と第2の棒部材の他端部と第3のヒンジ部
と、フック部材の先端部との間にワイヤハーネスを圧入
すると、第4のヒンジ部によって第2の棒部材の中央部
が屈曲して、第1の棒部材の他端部と第2の棒部材の他
端部と第3のヒンジ部とが、フック部材の先端部から離
れる。このように、各ヒンジ部を屈曲させることによ
り、ワイヤハーネスをフック部材と弾性変形部材との間
に確実に収容できる。
【0026】また、第4のヒンジ部を屈曲させると、フ
ック部材の先端部から第1の棒部材の他端部と第2の棒
部材の他端部と第3のヒンジ部が離れる。このため、第
4のヒンジ部を屈曲させることにより、ワイヤハーネス
を容易に取り外すことができる。さらに、ワイヤハーネ
スを固定する際に弾性変形する弾性変形部材は、壁と先
端部との間で弾性変形する。このため、過剰変形となら
ずに破損防止と、弾性変形部材に作業員の手や電子機器
などが引っかかることを防止できる。
【0027】請求項4に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、初期状態では、第3のヒンジ部とフック
部材の先端部との間隔は、ワイヤハーネスの外径より小
さい。このため、保持したワイヤハーネスが、第3のヒ
ンジ部とフック部材との間から抜け出ることを防止でき
る。
【0028】請求項5に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、ワイヤハーネスが第4のヒンジ部を壁に
向かって押した状態でも、第3のヒンジ部とフック部材
の先端部との間隔は、ワイヤハーネスの外径より小さ
い。このため、保持したワイヤハーネスが、第3のヒン
ジ部とフック部材との間から抜け出ることを防止でき
る。
【0029】請求項6に記載した本発明のハーネス保持
構造によれば、ワイヤハーネスを固定及び取り外す際
に、第4のヒンジ部がフック部材から離れかつ壁に近づ
く方向に第2の棒部材を屈曲させる。このため、ワイヤ
ハーネスを確実に着脱できる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
るハーネス保持構造としてのハーネス用クランプを、図
1ないし図10を参照して説明する。本発明の一実施形
態にかかるハーネス保持構造としてのハーネス用クラン
プ1(図1及び図2などに示す)は、ワイヤハーネス2
(図3などに示す)を保持して、自動車のボディパネル
や電気接続箱のケースの外壁などの壁3(図2などに示
す)に、前記ワイヤハーネス2を固定する構造である。
【0031】ワイヤハーネス2は、図3などに示すよう
に、複数の電線5と図示しないコネクタなどを備えてい
る。なお、図3などには電線5を一本のみ示し、他を省
略している。電線5は、図3などに示すように、導電性
の芯線6と、該芯線6を被覆する絶縁性の被覆部7と、
を備えた所謂被覆電線である。コネクタは、前記電線5
の端部などに取り付けられている。コネクタは、電線5
の芯線6と電気的に接続された端子金具と、該端子金具
を収容する絶縁性のコネクタハウジングとを備えてい
る。
【0032】ハーネス用クランプ1は、図1ないし図3
などに示すように、本体部8と、フック部材9と、弾性
変形部材10と、を一体に備えている。ハーネス用クラ
ンプ1は、絶縁性及び可撓性を有する合成樹脂からな
る。本体部8は、前記壁3に取り付けられる。
【0033】フック部材9は、釣針状に形成されている
とともに、基端部9aが本体部8に連なっている。本体
部8が壁3に取り付けられるため、フック部材9は、基
端部9aが前記壁3に取り付けられる。フック部材9
は、先端部9bが前記本体部8に相対する格好で、前記
基端部9aが本体部8に連なっている。フック部材9
は、基端部9aと先端部9bとの間にワイヤハーネス2
の電線5を収容する。
【0034】弾性変形部材10は、第1の棒部材11
と、第2の棒部材12と、第1のヒンジ部13と、第2
のヒンジ部14と、第3のヒンジ部15と、第4のヒン
ジ部16とを一体に備えている。第1の棒部材11と第
2の棒部材12とは、それぞれ、帯状に形成されてい
る。第1の棒部材11の一端部11aと、第2の棒部材
12の一端部12aとは、それぞれ、本体部8に連なっ
ている。本体部8が壁3に取り付けられるため、前記第
1の棒部材11の一端部11aと、第2の棒部材12の
一端部12aとは、前記壁3に取り付けられる。
【0035】第1の棒部材11と、前記第2の棒部材1
2とは、ワイヤハーネス2をハーネス用クランプ1が保
持する際に、前記弾性変形部材10とフック部材9との
間にワイヤハーネス2を圧入する方向(図2などの矢印
Kに沿う方向)に沿って、並べられている。第2の棒部
材12は、第1の棒部材11より前記フック部材9寄り
に配されている。
【0036】第1のヒンジ部13は、前記第1の棒部材
11の一端部11aに設けられている。第1のヒンジ部
13は、ハーネス用クランプ1が保持するワイヤハーネ
ス2の電線5が延びた方向に平行な軸芯Q1(図1中に
一点鎖線で示す)を中心として、前記第1の棒部材11
の一端部11aを屈曲自在とする。
【0037】第2のヒンジ部14は、前記第2の棒部材
12の一端部12aに設けられている。第2のヒンジ部
14は、ハーネス用クランプ1が保持するワイヤハーネ
ス2の電線5が延びた方向に平行な軸芯Q2(図1中に
一点鎖線で示す)を中心として、前記第2の棒部材12
の一端部12aを屈曲自在とする。
【0038】第3のヒンジ部15は、前記第1の棒部材
11の他端部11bと、前記第2の棒部材12の他端部
12bとを連結している。第3のヒンジ部15は、第1
の棒部材11と第2の棒部材12とを、ハーネス用クラ
ンプ1が保持するワイヤハーネス2の電線5が延びた方
向に平行な軸芯Q3(図1中に一点鎖線で示す)を中心
として、互いに屈曲自在とする。
【0039】第4のヒンジ部16は、前記第2の棒部材
12の長手方向の中央部12cに設けられている。前記
第4のヒンジ部16は、ハーネス用クランプ1が保持す
るワイヤハーネス2の電線5が延びた方向に平行な軸芯
Q4(図1中に一点鎖線で示す)を中心として、前記第
2の棒部材12を屈曲自在とする。
【0040】これらの第1ないし第4のヒンジ部13,
14,15,16は、図示例では、第1及び第2の棒部
材11,12の厚みが他の部分より薄くされることによ
って、形成されている。第1ないし第4のヒンジ部1
3,14,15,16は、図示例では、所謂セルフヒン
ジとなっている。しかしながら本発明では、各ヒンジ部
13,14,15,16を、前述した第1及び第2の棒
部材11,12とは別体の軸などを用いて構成しても良
いことは勿論である。
【0041】前述した構成の弾性変形部材10は、弾性
変形自在である。弾性変形していない初期状態では、弾
性変形部材10は、図2中に実線で示すように、第1及
び第2の棒部材11,12の他端部11b,12bと第
3のヒンジ部15が、前記一端部11a,12aと第1
及び第2のヒンジ部13,14より、フック部材9の先
端部9bに向かって突出している。このため、初期状態
では、弾性変形部材10の第1及び第2の棒部材11,
12の他端部11b,12bと第3のヒンジ部15は、
前記壁3から離れている。
【0042】また、初期状態では、弾性変形部材10
は、第1及び第2の棒部材11,12などによって山形
となっている。このため、弾性変形部材10は、ハーネ
ス用クランプ1が保持するワイヤハーネス2の電線5に
交差する断面において、前記壁3からフック部材9の先
端部9bに向かって突出した山形に形成されている。
【0043】さらに、初期状態では、弾性変形部材10
の第3のヒンジ部15と、フック部材9の先端部9bと
の間隔D(図2などに示す)は、ワイヤハーネス2の外
径R(図3などに示す)より小さい。
【0044】また、前述した構成の弾性変形部材10
は、各ヒンジ部13,14,15,16が各軸芯Q1,
Q2,Q3,Q4を中心として屈曲することで、図2中
に二点鎖線P1,P2,P3で示すように、第1及び第
2の棒部材11,12の他端部11b,12bと第3の
ヒンジ部15がフック部材9の先端部9bから離れて壁
3に向かって(近づく方向に)弾性変形する。このと
き、第4のヒンジ部16は、フック部材9の先端部9b
から離れて壁3に近づく方向に、第2の棒部材12を屈
曲させる。
【0045】前述した構成のハーネス用クランプ1で、
ワイヤハーネス2の電線5を固定する際には、まず、フ
ック部材9の先端部9bと弾性変形部材10の第3のヒ
ンジ部15との間に、ワイヤハーネス2の電線5を相対
させる。そして、ワイヤハーネス2の電線5を、図2な
どに示す矢印Kに沿って、フック部材9の先端部9bと
弾性変形部材10の第3のヒンジ部15との間に近づけ
る。すると、図4に示すように、ワイヤハーネス2が、
前記初期状態に位置する弾性変形部材10の第3のヒン
ジ部15と、フック部材9の先端部9bとに接触する。
【0046】さらに、ワイヤハーネス2の電線5を圧入
していくと、図5に示すように、第4のヒンジ部16が
壁3に近づいてフック部材9の先端部9bから離れる方
向に、第2の棒部材12が弾性変形(屈曲)する。そし
て、図6に示すように、第3のヒンジ部15と第4のヒ
ンジ部16などが更に壁3に近づいてフック部材9の先
端部9bから更に離れる方向に、弾性変形部材10が弾
性変形(屈曲)する。
【0047】その後、図7に示すように、第3のヒンジ
部15とフック部材9の先端部9bとの間隔D1が、前
記ワイヤハーネス2の外径Rと等しくなる。そして、図
8に示すように、ワイヤハーネス2の電線5を、フック
部材9と弾性変形部材10との間に収容して、ハーネス
用クランプ1は、ワイヤハーネス2を保持(固定)す
る。
【0048】また、ワイヤハーネス2の電線5をフック
部材9と弾性変形部材10との間に収容した状態で、フ
ック部材9の外方向に引っ張られるなどして、ワイヤハ
ーネス2の電線5が第4のヒンジ部16を壁3に向かっ
て押すことがある。このとき、第4のヒンジ部16が壁
3に近づく方向に屈曲するため、図9に示すように、ワ
イヤハーネス2と第4のヒンジ部16とが互いに離れて
互いに接触しなくなる。このため、ワイヤハーネス2
は、前記第4のヒンジ部16をさらに壁3に近づけるこ
とができない。
【0049】このとき、第3のヒンジ部15とフック部
材9の先端部9bとの間隔D2は、ワイヤハーネス2の
外径Rより小さい。このように、ワイヤハーネス2が第
4のヒンジ部16を壁3に向かって押した状態で、第3
のヒンジ部15とフック部材9の先端部9bとの間隔D
2は、ワイヤハーネス2の外径Rより小さい。このた
め、ハーネス用クランプ1は、保持したワイヤハーネス
2の電線5が引っ張られるなどしても、該ワイヤハーネ
ス2がフック部材9と弾性変形部材10との間から抜け
出ることを防止できる。
【0050】また、ワイヤハーネス2の電線5をフック
部材9と弾性変形部材10との間に収容した状態で、作
業員が、第3及び第4のヒンジ部15,16を壁3に近
づける方向に弾性変形部材10を弾性変形(屈曲)させ
ると、図10に示すように、第3のヒンジ部15とフッ
ク部材9の先端部9bとの間隔D3が、ワイヤハーネス
2の外径Rより大きくなる。このため、作業員が、第3
及び第4のヒンジ部15,16を壁3に近づける方向に
弾性変形部材10を弾性変形(屈曲)させることによ
り、容易に、ワイヤハーネス2をハーネス用クランプ1
から取り外すことができる。このように、ハーネス用ク
ランプ1は、第2の棒部材12などを屈曲させること即
ち弾性変形部材10を弾性変形させることにより、ワイ
ヤハーネス2を固定したり、取り外す。
【0051】本実施形態によれば、フック部材9の先端
部9bと弾性変形部材10の第3のヒンジ部15との間
にワイヤハーネス2を挿入すると、第4のヒンジ部16
によって第2の棒部材12の中央部12cが屈曲して、
第1の棒部材11の他端部11bと第2の棒部材12の
他端部12bと第3のヒンジ部15とが、フック部材9
の先端部9bから離れる。このように、各ヒンジ部1
3,14,15,16を屈曲させること即ち弾性変形部
材10のみを弾性変形させることにより、ワイヤハーネ
ス2をフック部材9と弾性変形部材10との間に確実に
収容できる。したがって、ハーネス用クランプ1は、ワ
イヤハーネス2を固定するためにかかる手間を抑制でき
る。
【0052】また、第4のヒンジ部16で第2の棒部材
12を屈曲させると、フック部材9の先端部9bから第
1の棒部材11の他端部11bと第2の棒部材12の他
端部12bと第3のヒンジ部15が離れる。このため、
第4のヒンジ部16で屈曲させる即ち弾性変形部材10
をフック部材9の先端部9bから離す方向に弾性変形さ
せることにより、ワイヤハーネス2を容易に取り外すこ
とができる。
【0053】さらに、ワイヤハーネス2を固定する際に
弾性変形する弾性変形部材10は、壁3とフック部材9
の先端部9bとの間で弾性変形する。このため、弾性変
形部材10に、作業員の手や他の電子機器などが引っか
かることを防止できる。したがって、弾性変形部材10
即ちハーネス用クランプ1が不意に破損することを防止
できる。
【0054】また、弾性変形部材10が初期状態では山
形である。このため、ハーネス用クランプ1は、保持し
たワイヤハーネス2がフック部材9の先端部9bと弾性
変形部材10との間から抜け出ることを防止できる。し
たがって、ハーネス用クランプ1は、ワイヤハーネス2
を確実に固定できる。
【0055】さらに、初期状態では、第3のヒンジ部1
5とフック部材9の先端部9bとの間隔Dは、ワイヤハ
ーネス2の外径Rより小さい。このため、ハーネス用ク
ランプ1は、保持したワイヤハーネス2が第3のヒンジ
部15とフック部材9との間から抜け出ることを防止で
きる。したがって、ハーネス用クランプ1は、ワイヤハ
ーネス2をより確実に固定できる。
【0056】さらに、ワイヤハーネス2が第4のヒンジ
部16を壁3に向かって押した状態でも、第3のヒンジ
部15とフック部材9の先端部9bとの間隔D2は、ワ
イヤハーネス2の外径Rより小さい。このため、ハーネ
ス用クランプ1は、保持したワイヤハーネス2が第3の
ヒンジ部15とフック部材9との間から抜け出ることを
より確実に防止できる。したがって、ハーネス用クラン
プ1は、ワイヤハーネス2をより一層確実に固定でき
る。
【0057】第4のヒンジ部16は、前記ワイヤハーネ
ス2を固定及び取り外す際に、前記ワイヤハーネス2か
ら離れかつ前記壁3に近づく方向即ちフック部材9から
離れる方向に前記第2の棒部材12を屈曲させる。した
がって、ハーネス用クランプ1は、ワイヤハーネス2を
確実に着脱できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、フック部材の先端部と弾性変形部材との間に
ワイヤハーネスを挿入すると、弾性変形部材がフック部
材の先端部から離れる方向に弾性変形する。このよう
に、ワイヤハーネスを固定するために、弾性変形部材の
みを弾性変形させればよい。したがって、ワイヤハーネ
スを固定する際にかかる手間を抑制できる。
【0059】また、弾性変形部材をフック部材の先端部
から離す方向に弾性変形させると、ワイヤハーネスを取
り外すことができる。このため、ワイヤハーネスを容易
に取り外すことができる。さらに、弾性変形部材は、壁
と先端部との間で弾性変形する。このため、弾性変形部
材に、作業員の手や電子機器などが引っかかることを防
止できる。又、弾性変形量も壁と先端部との間で規制さ
れる。したがって、弾性変形部材が不意に破損すること
を防止できる。
【0060】請求項2に記載の本発明は、弾性変形部材
が初期状態では山形である。このため、ワイヤハーネス
が、フック部材の先端部と弾性変形部材との間から抜け
出ることを防止できる。したがって、ワイヤハーネスを
固定するためにかかる手間を抑制できかつ破損すること
を防止できるとともにワイヤハーネスを容易に取り外す
ことができることにくわえ、ワイヤハーネスを確実に固
定できる。
【0061】請求項3に記載の本発明は、第1の棒部材
と第2の棒部材それぞれの一端部が第1のヒンジ部と第
2のヒンジ部によって屈曲自在となっている。また、第
1の棒部材の他端部と第2の棒部材の他端部とは、第3
のヒンジ部によって屈曲自在に連結されている。第2の
棒部材の中央部は、第4のヒンジ部によって屈曲自在で
ある。
【0062】このため、初期状態において、第1の棒部
材の他端部と第2の棒部材の他端部と第3のヒンジ部
と、フック部材の先端部との間にワイヤハーネスを圧入
すると、第4のヒンジ部によって第2の棒部材の中央部
が屈曲して、第1の棒部材の他端部と第2の棒部材の他
端部と第3のヒンジ部とが、フック部材の先端部から離
れる。このように、各ヒンジ部を屈曲させることによ
り、ワイヤハーネスをフック部材と弾性変形部材との間
に確実に収容できる。したがって、ワイヤハーネスを固
定するためにかかる手間を抑制できる。
【0063】また、第4のヒンジ部を屈曲させると、フ
ック部材の先端部から第1の棒部材の他端部と第2の棒
部材の他端部と第3のヒンジ部が離れる。このため、第
4のヒンジ部を屈曲させることにより、ワイヤハーネス
を容易に取り外すことができる。さらに、弾性変形部材
は、壁と先端部との間で弾性変形する。このため、弾性
変形部材に、作業員の手や電子機器などが引っかかるこ
とを防止できる。したがって、弾性変形部材が不意に破
損することを防止できる。
【0064】請求項4に記載の本発明は、初期状態で
は、第3のヒンジ部とフック部材の先端部との間隔は、
ワイヤハーネスの外径より小さい。このため、保持した
ワイヤハーネスが、第3のヒンジ部とフック部材との間
から抜け出ることを防止できる。したがって、ワイヤハ
ーネスを固定するためにかかる手間を抑制できかつ破損
することを防止できるとともにワイヤハーネスを容易に
取り外すことができることにくわえ、ワイヤハーネスを
確実に固定できる。
【0065】請求項5に記載の本発明は、ワイヤハーネ
スが第4のヒンジ部を壁に向かって押した状態でも、第
3のヒンジ部とフック部材の先端部との間隔は、ワイヤ
ハーネスの外径より小さい。このため、保持したワイヤ
ハーネスが、第3のヒンジ部とフック部材との間から抜
け出ることを防止できる。したがって、ワイヤハーネス
を固定するためにかかる手間を抑制できかつ破損するこ
とを防止できるとともにワイヤハーネスを容易に取り外
すことができることにくわえ、ワイヤハーネスを確実に
固定できる。
【0066】請求項6に記載の本発明は、前記ワイヤハ
ーネスを固定及び取り外す際に、第4のヒンジ部がフッ
ク部材から離れかつ壁に近づく方向に、第2の棒部材を
屈曲させる。したがって、ワイヤハーネスを固定するた
めにかかる手間を抑制できかつ破損することを防止でき
るとともにワイヤハーネスを容易に取り外すことができ
ることにくわえ、ワイヤハーネスを確実に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるハーネス保持構造
としてのハーネス用クランプの斜視図である。
【図2】図1に示されたハーネス用クランプの平面図で
ある。
【図3】図1に示されたハーネス用クランプがワイヤハ
ーネスを保持した状態を示す平面図である。
【図4】図1に示されたハーネス用クランプのフック部
材の先端部と弾性変形部材にワイヤハーネスが接触した
状態を示す平面図である。
【図5】図4に示されたハーネス用クランプの弾性変形
部材が弾性変形し始めた状態を示す平面図である。
【図6】図5に示されたハーネス用クランプの弾性変形
部材が弾性変形して第3のヒンジ部と第4のヒンジ部な
どが壁に近づいた状態を示す平面図である。
【図7】図6に示されたハーネス用クランプのフック部
材の先端部と弾性変形部材の第3のヒンジ部との間隔が
ワイヤハーネスの外径と等しくなった状態を示す平面図
である。
【図8】図7に示されたハーネス用クランプがワイヤハ
ーネスを保持した状態を示す平面図である。
【図9】図8に示されたハーネス用クランプの第4のヒ
ンジ部をワイヤハーネスが壁に向かって押した状態を示
す平面図である。
【図10】図8に示されたハーネス用クランプの第3の
ヒンジ部を壁に近づける方向に第2の棒部材を屈曲させ
た状態を示す平面図である。
【図11】従来のハーネス保持構造の一例を示す平面図
である。
【図12】従来のハーネス保持構造の他の例を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 ハーネス用クランプ(ハーネス保持構造) 2 ワイヤハーネス 3 壁 5 電線 9 フック部材 9a 基端部 9b 先端部 10 弾性変形部材 11 第1の棒部材 11a 一端部 11b 他端部 12 第2の棒部材 12a 一端部 12b 他端部 12c 中央部 13 第1のヒンジ部 14 第2のヒンジ部 15 第3のヒンジ部 16 第4のヒンジ部 D,D2 第3のヒンジ部とフック部材の先端部との間
隔 R ワイヤハーネスの外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J001 FA18 GC04 HA02 JC02 KA19 KB02 3J022 DA11 DA12 EA42 EB14 EC14 EC22 FA05 FB12 HA01 HB02 HB06 HB07 5G357 DA06 DB03 DC12 DD01 DD05 DD12 DE05 DE08 5G363 AA16 BA02 DA15 DC02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤハーネスの電線を保持するハーネ
    ス保持構造において、 基端部が壁に取り付けられかつ該基端部と先端部との間
    に前記電線を収容するフック部材と、 前記壁に取り付けられかつ弾性変形自在であるとともに
    初期状態では前記壁から前記フック部材の先端部に向か
    って突出している弾性変形部材と、 を備え、 前記ワイヤハーネスの電線を前記先端部と前記弾性変形
    部材との間に挿入して、前記弾性変形部材を前記壁に向
    かって弾性変形させて、前記ワイヤハーネスの電線を前
    記フック部材と弾性変形部材との間に収容するととも
    に、 前記ワイヤハーネスの電線を収容すると、前記弾性変形
    部材が前記初期状態に復帰して、前記ワイヤハーネスの
    電線を保持することを特徴とするハーネス保持構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性変形部材は、前記初期状態で
    は、前記ワイヤハーネスの電線に交差する断面におい
    て、前記壁から前記フック部材の先端部に向かって突出
    した山形に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載のハーネス保持構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性変形部材は、 一端部が前記壁に取り付けられた第1の棒部材と、 この第1の棒部材の一端部に設けられかつ該第1の棒部
    材を屈曲自在とする第1のヒンジ部と、 一端部が前記壁に取り付けられているとともに、前記第
    1の棒部材より前記フック部材寄りに設けられた第2の
    棒部材と、 この第2の棒部材の一端部に設けられかつ該第2の棒部
    材を屈曲自在とする第2のヒンジ部と、 前記第1の棒部材の他端部と前記第2の棒部材の他端部
    とを互いに屈曲自在に連結する第3のヒンジ部と、 前記第2の棒部材の中央部に設けられかつ該第2の棒部
    材を屈曲自在とする第4のヒンジ部と、 を備え、 前記初期状態では、前記第1の棒部材の他端部と第2の
    棒部材の他端部と前記第3のヒンジ部は、前記壁から離
    れていることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    のハーネス保持構造。
  4. 【請求項4】 前記初期状態では、前記第3のヒンジ部
    と前記フック部材の先端部との間隔は、前記ワイヤハー
    ネスの外径より小さいことを特徴とする請求項3記載の
    ハーネス保持構造。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤハーネスの電線をフック部材
    と弾性変形部材との間に収容した際に、前記ワイヤハー
    ネスが前記第4のヒンジ部を前記壁に向かって押した状
    態で、前記第3のヒンジ部と前記フック部材の先端部と
    の間隔は、前記ワイヤハーネスの外径より小さいことを
    特徴とする請求項3記載のハーネス保持構造。
  6. 【請求項6】 前記ワイヤハーネスを固定及び取り外す
    際に、前記第4のヒンジ部は、前記フック部材から離れ
    かつ前記壁に近づく方向に前記第2の棒部材を屈曲させ
    ることを特徴とする請求項3ないし請求項5のうちいず
    れか一項に記載のハーネス保持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011078245A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Fujikura Ltd クリップ及びクリップ付きワイヤハーネス

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