JP2003078554A - 通信ネットワーク - Google Patents

通信ネットワーク

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JP2003078554A
JP2003078554A JP2001268852A JP2001268852A JP2003078554A JP 2003078554 A JP2003078554 A JP 2003078554A JP 2001268852 A JP2001268852 A JP 2001268852A JP 2001268852 A JP2001268852 A JP 2001268852A JP 2003078554 A JP2003078554 A JP 2003078554A
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lsp
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Atsuko Mori
敦子 森
Masaaki Hosoda
雅明 細田
Ikuo Kodama
郁夫 児玉
Takahiro Hirasawa
貴宏 平澤
Hirotaka Yoshioka
弘高 吉岡
Hitoshi Yamaguchi
仁 山口
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用系LSPのルート障害時に高速に予備系
LSPに切替る通信ネットワークを提供する。 【解決手段】 送信する複数の交換ノードを含む通信ネ
ットワークにおいて、各交換ノードは、自交換ノードが
発側ノードであるとき、着側ノードとの間で現用系パス
の設定をする現用系パス設定手段と、自交換ノードが現
用系パスの発側ノードであるとき、着側ノードとの間で
該現用系パスと隣接交換ノードが異なる予備系パスを所
定の現用系パスに対して設定する予備系パス設定手段
と、現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害を検出
する障害検出手段と、受信したセル化パケットが現用系
パスの着側ノードを通過し且つ自交換ノードが該現用系
パスの発側ノードであり且つ該現用系パスの隣接交換ノ
ードへのルート障害が検出されたとき、該現用系パスに
対する予備系パスを用いてセル化パケットを送信するフ
ォワーディング制御手段とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セル化パケットを
送信する複数の交換ノードを含む通信ネットワークにお
けるパスの切り替えに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットサービスなどのIP通信
市場が拡大する昨今では、IP通信サーバに対してトラ
ヒック増大に対応可能な通信帯域、既存ネットワークか
らの拡張性、QoSなどのサービスの差別化が要求され
ている。これらの要求を満たすためにIP通信サービス
の基盤ネットワークとしてのATMが注目されつつあ
る。即ち、IP OVER ATM(IPOA)である。IP
通信は、IPアドレスと出方路の関係を記憶するフォワ
ーディングテーブルに基づいて、IPパケットヘッダに
設定された送信IPアドレスに該当する出方路にルーテ
ィングされることにより、IPアドレスに該当する端末
に伝送される。従来、IP通信ネットワークでは、RI
P/RIP2/OSPF等のダイナミックルーティング
により、トポロジーの変更やトラヒック量の変更等の要
因により、ダイナミックにルーティング情報の変更(経
路変更)を実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トポロ
ジーの変更やトラヒック量の増加などの要因検出は、R
IP/RIP2/OSPFレベル(IPレベル)での判
断となり、ネットワーク内のルータ間の合意によるタイ
ミングでの要因検出となり、通常、数秒から数分の検出
時間がかかり、その後切り替えを実施するため、その間
のユーザ通信パケットは不達となり通信品質向上を阻害
している。ルートサーバは、通常、セルの受信、パケッ
トの組み立て、着IPアドレスの抽出、着IPアドレス
に該当する出方路に振り分け、パケットのセル化及びパ
ケット送信の処理を実行することによりルーティング処
理を行うが、パケットの組み立て、着IPアドレスの抽
出、パケットのセル化のオーバヘッドによる遅延があ
る。
【0004】そこで、遅延を少なくしてATMセルを高
速に伝送するために、MLPS(Multi Protocol Label
Switching)では、ATMセルの高速伝送のために、LD
P(Label Distributing Protocol)によるLSP(Label
Switching Path)設定が行われる。LSP設定とは、I
Pパケットの発側の端末を収容するルートサーバと着信
先の端末を収容するルートサーバとを結ぶ経路上にある
ルートサーバ間でコネクション(VPI/VCI)を設
定する。そして、LDP設定済みのセル化パケットを受
信すると、ATMスイッチにより、パケットレベルでは
なくセルレベルでセルの交換を行って上記オーバーヘッ
ドを無くすことにより、セルの高速伝送を実現というも
のである。しかし、LDP設定もダイナミックルーティ
ングプロトコルの経路情報に従って、且つ経路情報の変
更等の検出もダイナミックルーティングにおける経路情
報変更の検出契機に行われるため、経路障害発生から新
経路の設定、新経路へのLSPの再設定までに相当の時
間(数秒から数分の経路障害検出時間+LSPの再設定
時間)がかかっており通信断時間が長期化し通信品質向
上を阻害している。
【0005】本発明は、上記を鑑みてなされたものであ
り、障害発生時に切り替えを高速に行うことのできる交
換ノードを含む通信ネットワークを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1に示すように、通信ネットワークは、複数の
交換ノード2#1〜2#4を含む。交換ノード2#i
(i=1〜4)は、セル化パケットを受信して、該当す
る出方路より送信するものであり、現用系パス設定手段
4#i、予備系パス設定手段6#i、障害検出手段8#
i及びフォワーディング制御手段10#iを具備する。
現用系パス設定手段4#iは、自交換ノード2#iが発
側ノードであるとき、着側ノードとの間で現用系パスの
設定をし、自交換ノード2#iが着側ノードであると
き、発側ノードとの間で現用系パスの設定をし、自交換
ノード2#iがコアノードであるとき、発側ノードと着
側ノードとの間の現用系パス上に位置するノードとして
該現用系パスの設定をする。例えば、図1では、交換ノ
ード2#1と交換ノード2#4との間で現用系パス10
が設定されている。このとき、現用系パス10に対し
て、交換ノード2#1が発側ノード、交換ノード2#2
がコアノード、交換ノード2#4が着側ノードとなる。
【0007】予備系パス設定手段6#iは、自交換ノー
ド2#iが現用系パスの発側ノードであるとき、着側ノ
ードとの間で該現用系パスと隣接交換ノードが異なる予
備系パスを所定の現用系パスに対して設定する。自交換
ノード2#iが現用系パスの着側ノードであるとき、該
現用系パスの発側ノードとの間で予備系パスを該現用系
パスに対して設定する。自交換ノード2#iがコアノー
ドであるとき、発側ノードと着側ノードとの間の予備系
パス上に位置するノードとして該予備系パスをいずれか
の現用系パスに対して設定する。
【0008】例えば、現用系パス10の発側ノードの予
備系パス設定手段6#1は、着側ノード2#4との間で
現用系パス10と隣接交換ノード2#3が異なる予備系
パス12を現用系パス10に対して設定する。現用系パ
ス10の着側ノードの予備系パス設定手段6#4は、現
用系パス10の発側ノード2#1との間で予備系パス1
2を現用系パス10に対して設定する。予備系パス設定
手段6#3は、発側ノード2#1と着側ノード2#4と
の間の予備系パス12上に位置するノードとして予備系
パス12を現用系パス10に対して設定する。
【0009】障害検出手段9#iは、現用系パスの隣接
交換ノードへのルート障害を検出する。例えば、障害検
出手段9#1は、現用系パス10の隣接交換ノード2#
3へのルート障害を検出する。フォワーディング制御手
段9#iは、受信したセル化パケットが現用系パスを通
過し且つ自交換ノード2#iが現用系パスの発側ノード
であり且つ現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害
が検出されていないとき、現用系パスを用いてセル化パ
ケットを送信する。
【0010】受信したセル化パケットが現用系パスを通
過し且つ自交換ノード2#iが現用系パスの発側ノード
であり且つ現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害
が検出されたとき、現用系パスに対する予備系パスを用
いてセル化パケットを送信する。受信したセル化パケッ
トが現用系パス又は予備系パスを用いて送信されたもの
であり且つ自交換ノード2#iが現用系パス又は予備系
パスのコアノードであるとき、現用系パス又は予備系パ
スを用いて送信する。
【0011】例えば、現用系パス10の発側ノードのフ
ォワーディング制御手段9#1は、受信したセル化パケ
ット14が現用系パス10の着側ノード2#4を通過す
る場合、現用系パス10の隣接交換ノード2#2へのル
ート障害が検出されていないとき、現用系パス10を用
いてセル化パケット14を送信する。現用系パス10の
隣接交換ノード2#2へのルート障害が検出されたと
き、現用系パス10に対する予備系パス12を用いてセ
ル化パケット14を送信する。このようにして、発側ノ
ードでは、現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害
が検出されると、即座に予備系パスに切り替えることが
できる。そのため、障害による通信断時間が短くなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は、以下に説明する数多くの
実施形態で共通に使用される通信ネットワークを示す図
である。図2に示す通信ネットワークは、複数のIPO
A交換ノード22#i(i=1〜n)、IPOA交換ノ
ード22#i(i=1〜n)間を接続する図示しない伝
送路及びIPOA交換ノード22#iに収容される終端
装置等により構成される。図2では、IPOA交換ノー
ド22#1は、ネットワーク24及びIPOA交換ノー
ド22#2,22#3,22#5,…,22#nに直接
接続され、ネットワーク24を介してIPOA交換ノー
ド22#4に接続されている。IPOA交換ノード22
#i(i=1〜n)は、以下の機能を有する。
【0013】 IPパケットの送信先アドレスに該当
する隣接IPOA交換ノード(NHR(Next Hop Route
r)をRIP/RIP2/OSPFに従ってダイナミック
ルーティングを行う。
【0014】 保守者により指定されたとき、又は所
定条件を満足したとき、LDPによるLSP設定(現用
系LSP)を行う。IPOA通信ネットワークにおける
LSPとは、発IPアドレスと着IPアドレスを元に、
発IPアドレスを有する終端装置と着IPアドレスを有
する終端装置を結ぶ経路上にある、発側IPOA交換ノ
ード及び着側IPOA交換ノード間で、パス設定要求
(ラベルリクエスト)、パス設定(ラベルマッピング)
を行うことにより、発側IPOA交換ノードと着側IP
OA交換ノードとの間に設定されるラベルスイッチング
パス(LSP)をいう。
【0015】所定の条件とは、例えば、着側IPOA交
換ノードにおいて、発側IPアドレスから着側IPアド
レスへのIPパケットが規定値を越えたとき等である。
尚、発側IPOA交換ノード及び着側IPOA交換ノー
ドは、LSPの両端のIPOA交換ノードであって、発
側及び着側IPアドレスを有する終端装置を収容するノ
ードとは限らない。発側IPOA交換ノードをイングレ
スノードとも呼ぶ。着側IPOA交換ノードをエグレス
ノードとも呼ぶ。LSP上の発側及び着側IPOA交換
ノード以外のノードをコアノードと呼ぶ。このLSPを
現用系LSPと呼ぶ。
【0016】 現用系LSPが設定されたとき、現用
系LSPが発側IPOA交換ノードであり且つ予備系L
SP設定対象である場合に、現用系LSPのNHPとは
異なるNHRを通過する着側IPOA交換ノードまでの
予備系LSPを所定条件に従って設定する。予備系LS
Pは、通常は、現用系LSPに関わるルート障害が発生
する前に予め設定される。所定条件は、サービスの差別
化(QoS)等の観点より後述する実施形態により異な
る。
【0017】 IPレベル/ATMレベルの障害を検
出する。IPレベルの障害には、例えば、隣接IPOA
交換ノードからハローパケットの応答が返ってこないと
き、セクション断が発生したときなどである。ATMレ
ベルの障害には、回線障害、回線に関わる装置故障等を
いう。いずれの障害を検出するかは後述する実施形態に
より異なるが、ATMレベルの障害は、IPレベルの障
害よりも障害発生から検出までが短いので、ATMレベ
ルの障害を契機に予備系LSPへの切替を行うことの方
が通信断の時間を短くするという観点から望ましい。
【0018】 現用系LSPに関わるルート障害を検
出する。ルート障害は、以下の場合に分類される。
【0019】i) 発側IPOA交換ノードから現用系L
SPのNHRへのルート障害 ii) 現用系LSPのコアノードと発側IPOA交換ノ
ードとの間のルート障害 iii) 現用系LSPのコアノードと着側IPOA交換ノ
ードとの間のルート障害 発側IPOA交換ノードにおいて、それぞれの障害の場
合に応じて現用系LSPから予備系LSPに切替が行わ
れる。
【0020】 伝送路よりセル化パケットを受信し
て、セルの入力VPI/VCIに従って、以下のルーテ
ィングをする。
【0021】i) 当該パケットについて、現用系LSP
が設定されていないとき、OSPF(ホップバイホッ
プ)ルーティングを行う。OSPFルーティングとは、
パケットの着IPアドレスに該当するセクションパス
(IPフォワーディングルート)を使用して送信するこ
とをいう。
【0022】ii) 当該パケットについて、現用系LS
Pが設定されているとき、現用系LSPに該当するLS
Pを使用して送信する。
【0023】iii) 当該パケットについて、現用系LS
Pが設定されているが予備系LSPに切替られていると
き、所定条件の従って予備系LSPを使用して送信す
る。所定条件は後述する実施形態により異なる。
【0024】第1実施形態 図3は、本発明の第1実施形態によるIPOA交換ノー
ドの構成図である。図3に示すように、IPOA交換ノ
ードは、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij
(j=1〜n)、IPパケットフォワーディング制御部
34#i、IPルーティング制御部36#i、LDP機
能制御部38#i、ルート管理部40#i、予備系ルー
ト制御部42#i及びIPOAパス設定機能部44#i
を有する。IF部30#ijは、伝送路からセル化パケ
ットを受信する。IF部32#ijは、伝送路にセル化
パケットを送信する。
【0025】図4は、図3中のIPパケットフォワーデ
ィング制御部34#iが有するフォワーディングテーブ
ル50#iの構成図である。図4に示すように、フォワ
ーディングテーブル50#iには、各着IPアドレスに
ついて、NHRのIPアドレス、第1LSP識別子、第
2LSP識別子…及び第NLSP識別子が設定された第
1テーブル、NHRのIPアドレス/LSP識別子及び
出力VC情報が設定された第2テーブル、及びLSPの
コアノードとなるLSPについて、入力VCと出力VC
との関係を示す第3テーブルより構成される。第1NH
RのIPアドレスはセクションパスのNHRのIPアド
レスである。
【0026】第1〜第NLSP識別子は現用系LSP識
別子/予備系LSP識別子である。現用系LSPが設定
されたときは、第1LSP識別子に現用系LSP識別
子、第2〜第NLSP識別子に予備系LSP識別子が設
定される。現用系LSPに障害が発生したとき、第1L
SP識別子に予備系LSP識別子が設定される。即ち、
第1LSP識別子は、ルーティングされるLSP識別子
である。第2テーブルに設定されるNHRのIPアドレ
ス/LSP識別子は、第1テーブルに設定されたもので
ある。出力VC情報は、該当する出方路の情報及び出力
VCである。IPパケットフォワーディング制御部34
#iは、以下の機能を有する。
【0027】 入力されるセル化パケットについて、
現用系LSPが設定され且つコアIPOA交換ノードで
あるとき、第3テーブルを参照して、入力VCに該当す
る出方路にルーティングして、セルヘッダを出力VCに
更新する。
【0028】 入力させるセル化パケットの着IPア
ドレスから第1テーブルを参照して、着IPアドレスに
該当する現用系LSPが設定されているか否かを判断す
る。現用系LSPが設定されているか否かは、例えば、
第1LSP識別子の値により判断する。
【0029】i) 現用系LSPが設定されていなけれ
ば、第1テーブルに設定されているNHRのIPアドレ
スに該当する出方路にルーティングして、セルヘッダを
出力VCに更新する。
【0030】ii) 現用系LSPが設定されていれば、
第1テーブルに設定されている第1LSP識別子に該当
する出方路にルーティングして、セルヘッダを出側VC
に更新する。第1LSP識別子は、現用系LSP識別
子、又は現用系LSPから予備系LSPに切替られてい
るときは予備系LSP識別子である。
【0031】図5は、図3中のIPルーティング制御部
36#iの機能ブロック図である。図5に示すように、
IPルーティング制御部36#iは、第1〜第Nルート
決定部50#i、セッション制御部52#i及びIPル
ート障害検出部54#iを有する。第1〜第Nルート決
定部50#iは、RIP2/OSPFに従って、着IP
アドレスについて、第i番目のルートを決定する。複数
のルートを決定するのは、現用系LSPと予備系LSP
は異なるルートであることが要求されるからである。セ
ッション制御部52#iは、IPセッションを管理す
る。IPルート障害検出部54#iは、IPレベルの障
害を検出する。例えば、NHRからハローパケットが返
ってこないとき、IPセッションが断となったときなど
である。
【0032】LDP機能制御部38#iは、以下の機能
を有する。
【0033】 エグレスノードとして、発IPアドレ
スと着IPアドレスを元に、現用系LSPの設定を要求
(ラベルリクエスト)する。IPOAパス設定機能部4
4#iより、現用系LSP識別子及び現用系LSPに関
わる入力VCが通知されると、着IPアドレス、現用系
LSP識別子、現用系LSPに関わる入力VC及び出力
VC(着IPアドレスに関わる)を元に、フォワーディ
ングテーブル50#i中の第1及び第2テーブルに登録
する。
【0034】 イングレスノードとして、現用系LS
Pの設定要求を受けると、IPOAパス設定機能部44
#iに現用系LSPの設定を依頼する。IPOAパス設
定機能部44#iより、現用系LSP識別子、現用系L
SPに関わる出力VCが通知されると、着IPアドレ
ス、現用系LSP識別子、出力VCを元に、フォワーデ
ィングテーブル50#i中の第1及び第2テーブルに登
録する。
【0035】 コアノードとして、現用系LSPの設
定の要求を中継する。IPOAパス設定機能部44#i
より、現用系LSP識別子、現用系LSPに関わる出力
VCが通知されると、入力VC及び出力VCを元に、フ
ォワーディングテーブル50#i中の第3テーブルに登
録する。
【0036】 イングレスノード又はエグレスノード
のとき、各現用系LSPについて、現用系LSP管理テ
ーブル60#iに設定する。
【0037】図6は、現用系LSP管理テーブル60#
iの構成図である。図6に示すように、現用系LSP管
理テーブル60#iは、各現用系LSPについて、現用
LSP、LSP状態、LSP使用状態、入力VC、着I
Pアドレス、出力VC及びノード情報から構成される。
現用LSPは、現用系LSP識別子である。LSP状態
は、設定済/未設定を示す。LSP使用状態は、現用系
LSPが使用されているときACT、予備系に切り替え
られているとき非ACTを示す。
【0038】入力VCは、現用系LSPの入力VCであ
り、LI:VP:VCより構成される。LIは入力回線
番号、VPは入力VPI、VCは入力VCIである。着
IPアドレスは、現用系LSPについての着IPアドレ
スである。出力VCは、現用系LSPの出力VCであ
り、LI:VP:VCより構成される。LIは出力回線
番号、VPは出力VPI、VCは出力VCIである。
尚、LSP上に位置するIPOA交換ノードの出力VC
とNHRの入力VCとは等しい。着IPアドレスは、現
用系LSPについての着IPアドレスである。ノード情
報は、自交換ノードが現用系LSPのコア/イングレス
/エグレスノードのいずれであるかを示す。IPOAパ
ス設定機能部39#iは、LDP機能制御部38#i及
び予備系ルート制御部42#iよりLSP設定の依頼を
受けて、NHRとの間でパス設定(入力VC、出力VC
及び帯域の割り当て等)を行う。
【0039】図7は、ルート管理部40#iの構成図で
ある。図7に示すように、ルート管理部40#iは、予
備系要否テーブル登録部62#i及び予備系要否判定部
64#iを有する。予備系要否テーブル登録部62#i
は、着IPアドレスについて、保守者の指示により、予
備系LSP要否管理テーブル70#iに予備系LSP設
定の必要の有無を登録する。予備系LSP設定の有無
は、サービスの差別化のためである。
【0040】図8は、予備系LSP要否管理テーブル7
0#iの構成図である。予備系LSP要否管理テーブル
70#iは、各着IPアドレスについて、予備系LSP
設定の必要の有無を示す予備系LSP要否フラグが設定
される。予備系要否判定部64#iは、着IPアドレス
を元に、予備系LSP要否管理テーブル70#iを参照
して、予備系LSP設定の要否を判定する。
【0041】図9は、予備系ルート制御部42#iの構
成図である。予備系ルート制御部42#iは、予備系ル
ート設定要求部80#i、予備系ルート設定応答部82
#i、予備系ルート切替要求部84#i及び予備系ルー
ト切替部86#iを有する。予備系ルート設定要求部8
0#iは、現用系LSPが設定されたこと、予備系LS
P設定対象であること及び自交換ノードが現用系LSP
のイングレスノードであることを満足するとき、以下の
処理を行う。
【0042】 ルーティング制御部36#iに現用系
LSPの現用系LSPの第1NHRとは異なる予備系ル
ートの第2NHRを問い合わせる。
【0043】 第2NHR宛てに、現用系LSP識別
子、着IPアドレスを元に、セッションパスルートより
予備系LSP設定要求メッセージを送信する。セッショ
ンパスとは、制御パケット(ラベルリクエスト/ラベル
マッピングなどのLDPパケットやOSPF制御パケッ
ト)を送信するためのパスである。
【0044】図10は、セッションパスルートとLDP
パスルートの関係を示す図である。図10に示すよう
に、IPOA交換ノード22#1は、NHRであるIP
OA交換ノード22#2,22#3との間で破線で示す
セッションパスルート92#12,92#13が設定さ
れている。IPOA交換ノード22#1と22#2間で
設定された現用系LSPがLDPパスルート94#12
で示される。IPOA交換ノード22#1と22#3間
で設定された現用系LSPに対して設定された予備系L
SPがLDPパスルート94#13で示される。
【0045】図11は、予備系LSP設定要求メッセー
ジの構成図である。図11に示すように、予備系LSP
設定要求メッセージは、自交換ノードを送信元アドレ
ス、NHRを送信先アドレスとするメッセージであり、
予備系設定要求コード、着IPアドレス及び現用系LS
P識別子を含む。
【0046】 予備系LSPのコアノードであると
き、予備系LSP設定要求メッセージを受信すると、自
交換ノードアドレス、NHRのアドレスを設定して、予
備系LSP設定要求メッセージを中継する。
【0047】予備系ルート設定応答部82#iは、以下
の機能を有する。
【0048】 予備系LSPのエグレスノードであれ
ば、予備系LSP設定要求メッセージを受信すると、メ
ッセージに設定された現用系LSP識別子を元に現用系
LSP設定済みであることを確認する。IPOAパス設
定機能部44#iにパス設定を依頼する。IPOAパス
設定機能部44#iよりNHRとの間で設定されたLS
Pパスの予備系LSP識別子及び現用系LSP識別子を
元に、NHR宛てに、ヘッダに自交換ノードアドレス、
NHRのアドレスを設定して、予備系LSP設定応答メ
ッセージを送信する。
【0049】図12は、予備系LSP設定応答メッセー
ジの構成図である。図12に示すように、予備系LSP
設定応答メッセージは、自交換ノードを送信元アドレ
ス、NHRを送信先アドレスとするメッセージであり、
予備系設定応答コード、予備系LSP識別子及び現用系
LSP識別子を含む。予備系LSP管理テーブル96#
iに予備系LSPに関わる情報を登録する。
【0050】図13は、予備系LSP管理テーブル90
#iの構成図である。図13に示すように、予備系LS
P管理テーブル90#iは、現用系LSPについての予
備系LSP毎に、現用LSP、予備LSP、LSP状
態、LSP使用状態、着IPアドレスを含む。現用LS
Pは、現用系LSP識別子である。予備LSPは、予備
系LSP識別子である。LSP状態は、予備系LSPが
設定済/未設定を示す。LSP使用状態は、予備系LS
Pが非ACT/ACTのいずれであるかを示す。着IP
アドレスは、予備系LSPの着IPアドレスである。
【0051】 予備系LSPのコアノードであれば、
予備系LSP設定応答メッセージを受信すると、予備系
LSP管理テーブル96#iに予備系LSPに関わる情
報を登録して、NHRに中継する。
【0052】 予備系LSPのイングレスノードであ
れば、予備系LSP設定応答メッセージを受信すると、
予備系LSP管理テーブル96#iに予備系LSPに関
わる情報を登録する。
【0053】 IPOAパス設定機能部44#iより
予備系LSP設定の通知を受けて、現用系LSPの場合
と同様にしてフォワーディングテーブル50#iに登録
する。
【0054】予備系ルート切替要求部84#iは、以下
の機能を有する。
【0055】 LDP機能制御部38#iより予備系
LSPへの切り替えの指示を受けると、ヘッダに自交換
ノードアドレス、予備系LSPのNHRのアドレスを設
定して、予備系LSP切替要求メッセージをNHRに送
信する。
【0056】図14は、予備系切替要求メッセージの構
成図である。図14に示すように、予備系LSP切替要
求メッセージは、自交換ノードを送信元アドレス、NH
Rを送信先アドレスとして、予備系切替要求コード、現
用系LSP識別子、予備系LSP識別子及び切替要因を
含む。切替要因は、IPレベルの障害の内容を示す。
【0057】 予備系LSPのコアノードのとき、予
備系切替要求メッセージを受信すると、予備系LSPの
NHRに中継する。
【0058】 予備系LSPのエグレスノードのと
き、予備系切替要求メッセージを受信すると、LDP機
能制御部38#iに現用系LSPの使用不可状態の設定
要求を行う。
【0059】予備系ルート切替部86#iは、以下の機
能を有する。
【0060】 予備系LSPのエグレスノードのと
き、予備系切替要求メッセージを受信すると、予備系L
SP管理テーブル90#iに予備系LSPを使用可能状
態に設定する。予備系切替完了メッセージをNHRに送
信する。
【0061】図15は、予備系切替完了メッセージの構
成図である。図15に示すように、予備系LSP切替完
了メッセージは、自交換ノードを送信元アドレス、NH
Rを送信先アドレスとして、予備系切替完了コード、現
用系LSP識別子、予備系LSP識別子及び切替要因を
含む。
【0062】 予備系LSPのコアノードのとき、予
備系切替完了メッセージを受信すると、予備系LSPの
NHRに中継する。
【0063】 予備系LSPのイングレスノードのと
き、予備系切替完了メッセージを受信すると、予備系L
SP管理テーブル90#iに予備系LSPを使用可能状
態に設定する。フォワーディングテーブル50#i中の
第1テーブルに、現用系LSPの着IPアドレスについ
て、第1LSPに予備系LSP識別子、第1LSPに格
納されていた現用系LSP識別子を予備系LSP識別子
が格納されていた領域にセーブする。以下、IPOA交
換ノード22#iの動作説明をする。
【0064】(1) 予備系LSPの設定 図16〜図19は、予備系LSP設定フローチャートで
ある。図20は、予備系LSP設定シーケンスチャート
である。ここでは、IPOA交換ノード22#1→IP
OA交換ノード22#2→IPOA交換ノード22#4
に現用系LSPが設定されているとき、IPOA交換ノ
ード22#1→IPOA交換ノード22#3→IPOA
交換ノード22#4に予備系LSPを設定する場合を説
明する。図16中のステップS2において、LDP機能
制御部38#1は、保守者の指示等により、自IPOA
交換ノード22#1をイングレスノードとして、発IP
アドレス、着IPアドレスを元に、現用系LSPの設定
を行う。現用系LSPに関わる情報を現用系LSP管理
テーブル60#iに登録する。更に、フォワーディング
テーブル50#1の第1テーブルに着IPアドレスに該
当する第1LSPに現用系LSP識別子を設定する。第
2テーブルに現用系LSP識別子に該当する出力VCを
設定する。イングレスノード22#1→コアノード22
#2→エグレスノード22#4において、現用系LSP
が設定される。
【0065】ステップS4において、現用系LSPのイ
ングレスノードであるとき、ルート管理部40#iに着
IPアドレスを元に、予備系LSP設定対象であるか否
かを問い合わせる。ルート管理部40#1は、着IPア
ドレスを元に、予備系LSP要否管理テーブル70#1
を検索して、予備系LSP設定対象であるかを取得し
て、LDP機能制御部38#1に返す。ステップS6に
おいて、予備系LSP設定対象であるか否かを判定す
る。設定対象であれば、ステップS8に進む。設定対象
でなければ、終了する。ステップS8において、現用系
LDP識別子、着IPアドレスを元に予備系LSP設定
するよう予備系ルート制御部42#1に依頼する。
【0066】予備系ルート制御部42#1は、IPルー
ティング制御部36#1に着IPアドレスに該当する現
用系LSPと異なる第2ルート(予備系ルート)のNH
Rの問い合わせをする。IPルーティング制御部36#
1は、RIP2/OSPFに従って、予備系ルートのN
HRを求めて、予備系ルート制御部42#1に通知す
る。例えば、IOPA交換ノード22#1の現用系LS
PのNHRとして、IPOA交換ノード22#3のIP
アドレスが求められる。ステップS20において、着I
Pアドレス、現用系LSP識別子を元に、予備系ルート
のNHRに予備系LSP設定要求メッセージをセッショ
ンルートにより送信する。例えば、図20中のに示す
ように、IPOA交換ノード22#1はIPOA交換ノ
ード22#3に予備系LSP設定要求メッセージを送信
する。
【0067】IPOA交換ノード22#3は、予備系L
SP設定要求メッセージを受信する。IPパケットフォ
ワーディング制御部34#3は、予備系設定要求メッセ
ージを予備系ルート制御部42#3に渡す。図18中の
ステップS30において、予備系ルート制御部42#3
は、予備系LSP設定要求メッセージを受信する。ステ
ップS32において、着IPアドレスを元に、予備系L
SP設定要求メッセージをNHRに中継する。例えば、
図20中のに示すように、IPOA交換ノード22#
3はIPOA交換ノード22#4に予備系LSP設定要
求メッセージを中継する。
【0068】IPOA交換ノード22#4は、予備系L
SP設定要求メッセージを受信する。IPパケットフォ
ワーディング制御部34#4は、予備系LSP設定要求
メッセージを予備系ルート制御部42#4に渡す。図1
9中のステップS40において、予備系ルート制御部4
2#4は、予備系LSP設定要求メッセージを受信す
と、ステップS42に進む。ステップS42において、
現用系LSP設定済みであるかをLDP機能制御部38
#4に問い合わせる。LDP機能制御部38#4は、現
用系LSP識別子を元に、現用系LSP管理テーブル6
0#4を検索して、現用系LSP設定済みであるか否か
を判別する。現用系LSP設定済みであれば、ステップ
S44に進む。現用系LSP未設定ならば、終了する。
ステップS44において、ルート管理部40#4に予備
系LSP設定対象であるか否かを問い合わせる。予備系
LSP設定対象ならば、ステップS48に進む。予備系
LSP設定対象でなければ、終了する。
【0069】ステップS48において、IPOAパス設
定機能部44#4にLSPパス設定を依頼する。IPO
Aパス設定機能部44#4は、IPOA交換ノード22
#1からIPOA交換ノード22#4までのルートの予
備系LSPのパス設定を行う。予備系LSPに予備系L
SP識別子が付与される。ステップS50において、着
IPアドレス、現用系LSP識別子、予備系LSP識別
子を元に、予備系LSP管理テーブル90#4に登録す
る。ステップS52において、予備系ルート制御部42
#4は、現用系LSP識別子、予備系LSP識別子を元
に、予備系LSP応答メッセージを送信する。例えば、
図20中のに示すように、IPOA交換ノード22#
4はIPOA交換ノード22#3に予備系LSP設定応
答メッセージを送信する。ステップS54において、予
備系LSPに関する入力VCと出力VC(着IPアドレ
スに該当)の関係をフォワーディングテーブル50#4
に設定する。
【0070】IPOA交換ノード22#3は、予備系L
SP設定応答メッセージを受信する。IPパケットフォ
ワーディング制御部34#3は、予備系LSP設定応答
メッセージを予備系ルート制御部42#3に渡す。図1
8中のステップS34において、予備系LSP設定応答
メッセージを受信する。ステップS36において、予備
系LSP設定応答メッセージを中継する。例えば、図2
0中のに示すように、IPOA交換ノード22#3は
IPOA交換ノード22#1に予備系LSP設定応答メ
ッセージを中継する。ステップS38において、予備系
LSPに関する入力VCと出力VCをフォワーディング
テーブル50#3に設定する。
【0071】IPOA交換ノード22#1は、予備系L
SP設定応答メッセージを受信する。IPパケットフォ
ワーディング制御部34#1は、予備系LSP設定応答
メッセージを予備系ルート制御部42#1に渡す。図1
7中のステップS22において、予備系LSP設定応答
メッセージを受信する。ステップS24において、着I
Pアドレス、現用系LSP識別子、予備系LSP識別子
を元に、予備系LSP管理テーブル90#1に登録す
る。ステップS26において、予備系LSPに関して、
着IPアドレスと出力VCの関係をフォワーディングテ
ーブル50#1に設定する。以上のようにして、IPO
A交換ノード22#1→IPOA交換ノード22#2→
IPOA交換ノード22#4の現用系パスに対してIP
OA交換ノード22#1→IPOA交換ノード22#3
→IPOA交換ノード22#4の予備系LSPが設定さ
れる。
【0072】(2) 予備系LSP切替 図21〜図24は予備系LSP切替フローチャートであ
る。図25は予備系LSP切替シーケンスチャートであ
る。図25では、IPOA交換ノード22#1をイング
レスノード、IPOA交換ノード22#4をエグレスノ
ードとする現用系LSPのIPOA交換ノード22#1
と22#2間でIPルート障害が有った場合を示してい
る。IPルーティング制御部36#1は、IPルート障
害を監視している。図21中のステップS60におい
て、IPルート障害が発生したか否かを判別している。
IPルート障害が発生したならば、ステップS62に進
む。IPルート障害が発生していなければ、ステップS
60でウェイトする。
【0073】ステップS62において、障害ルートのN
HRを特定する。障害ルートのNHRとは、IPOA交
換ノード22#1から送信が不能なNHRをいう。障害
ルートのNHRは、例えば、NHRからハローが返って
こなかった場合の当該NHR、セクション断となったN
HR等をいう。例えば、図25中のに示すように、I
POA交換ノード22#1とIPOA交換ノード22#
2との間のルート障害が発生した場合ば、IPOA交換
ノード22#2が特定される。ステップS64におい
て、例えば、フォワーディングテーブル50#1を参照
して、当該NHRにルーティングする現用系LSPが有
るか否かを判断する。現用系LSPが有れば、ステップ
S66に進む。現用系LSPが無ければ、ステップS7
8に進む。
【0074】ステップS66において、LDP機能制御
部38#1にフォワーディングテーブル50#1に設定
されている現用系LSP識別子で指示される現用系LS
Pを使用不可状態に設定するよう要求する。LDP機能
制御部38#1は、現用系LSP識別子に該当する現用
系LSPを非ACT状態に設定する。ステップS68に
おいて、ルート管理部40#1に現用系LSP識別子に
該当する着IPアドレスを元に予備系LSP設定対象で
あるかを問い合わせる。ルート管理部40#1は、着I
Pアドレスを元に、予備系LSP要否管理テーブル70
#1を参照して、予備系設定対象であるかをLDP機能
制御部38#1に通知する。ステップS70において、
問い合わせ結果より、予備系設定対象であるか否かを判
別する。予備系設定対象ならば、ステップS72に進
む。予備系設定対象でなければ、ステップS74に進
む。
【0075】ステップS72において、現用系LSP識
別子を元に、予備系ルート制御部42#1に予備系LS
Pに切り替え要求をして、ステップS64に戻る。ステ
ップS74において、予備系LSP設定対象されていな
いので、RIP/RIP2/OSFP等により、障害ル
ートのNHRにルーティングしていたIPアドレスにつ
いて、ダイナミックルーティングを行う。LDP機能制
御部38#1にLSPの設定を要求する。ステップS7
6において、LDP機能制御部38#1は、ダイナミッ
クルーティングされた着IPアドレスについて、現用系
LSPの設定を行って、ステップS64に戻る。ステッ
プS78において、当該NHRにルーティングする現用
系LSPが設定されていない着IPアドレスが有るか否
かを判断する。現用系LSPが設定されていない着IP
アドレスが有れば、ステップS80に進む。現用系LS
Pが設定されていないIPアドレスが無ければ、終了す
る。ステップS80において、RIP/RIP2/OS
FP等により、障害ルートのNHRにルーティングして
いたIPアドレスについて、ダイナミックルーティング
を行ってから、ステップS64に戻る。
【0076】予備系ルート制御部42#1は、NRHで
あるIPOA交換ノード22#3のIPアドレスを送信
先アドレスとしてIPヘッダに設定して、着IPアドレ
ス及び現用系LSP識別子を元に、予備系切替要求メッ
セージをNHRへのセクションルートより、図21中の
ステップS92において、IPパケットフォワーディン
グ制御部34#1を通してNHRに送信する。例えば、
図25中のに示すように、IPOA交換ノード22#
3に予備系切替要求メッセージを送信する。
【0077】IPOA交換ノード22#3中のIPパケ
ットフォワーディング制御部34#3は、自交換ノード
宛ての予備系切替要求メッセージを受信すると、予備系
ルート制御部42#3に渡す。予備系ルート制御部42
#3は、図22中のステップS100において、予備系
切替要求メッセージを受信すると、ステップS102に
進む。ステップS102において、IPOA交換ノード
22#3は着IPアドレスより、予備系LSPのイング
レスノードではなくコアノードなので、予備系LSPの
NHRに予備系切替要求メッセージをセッションルート
より中継する。例えば、図25中のに示すように、I
POA交換ノード22#4に予備系切替要求メッセージ
を中継する。
【0078】IPOA交換ノード22#4中のIPパケ
ットフォワーディング制御部34#4は、自交換ノード
宛ての予備系切替要求メッセージを受信すると、予備系
ルート制御部42#4に渡す。予備系ルート制御部42
#4は、図23中のステップS110において、予備系
切替要求メッセージを受信すると、ステップS110に
進む。ステップS112において、IPOA交換ノード
22#4は着IPアドレスより予備系LSPのイングレ
スノードなので、LDP機能制御部38#4に現用系L
SP識別子を元に現用系LSPを使用不可状態に設定す
るように要求する。LDP機能制御部38#4は、現用
系LSP識別子を元に、現用系LSP管理テーブル60
#4に現用系LSPを使用不可に設定する。ステップS
114において、現用系LSP識別子を元に、予備系L
SP管理テーブル90#4に予備系LSPを使用可能状
態に設定する。ステップS116において、予備系ルー
ト制御部42#4は、図25中のに示すように、IP
OA交換ノード22#3に予備系切替完了メッセージを
送信する。
【0079】IPOA交換ノード22#3中のIPパケ
ットフォワーディング制御部34#3は、予備系切替完
了メッセージを受信すると、予備系ルート制御部42#
3に渡す。予備系ルート制御部42#1は、図23中の
ステップS104において、予備系切替完了メッセージ
を受信すると、ステップS106に進む。ステップS1
06において、図25中のに示すように、予備系LS
P切替完了メッセージをIPOA交換ノード22#1に
中継する。
【0080】IPOA交換ノード22#1中のIPパケ
ットフォワーディング制御部34#1は、自交換ノード
宛ての予備系切替完了メッセージを受信すると、予備系
ルート制御部42#1に渡す。予備系ルート制御部42
#1は、図22中のステップS94において、予備系切
替完了メッセージを受信すると、ステップS96に進
む。ステップS96において、予備系LSP識別子を元
に予備系LSP管理テーブル90#1に予備系LSPを
ACT状態に設定する。ステップS98において、フォ
ワーディングテーブル50#1中の予備系LSPと現用
系LSPとを交換、即ち、予備系LSPを第1LSP、
現用系LSPを予備系LSPが設定されていた第2LS
Pに設定する。これにより予備系LSPが使用可能にな
るが、予備系LSPが予め確保されているので、現用系
LSPから予備系LSPへの切り替えを高速に行うこと
ができる。
【0081】(3) 予備系LSPへのルーティング IPOA交換ノード22#1は、IPOA交換ノード2
2#4をエグレスノードとして現用系パスが設定された
着IPアドレスとするセル化パケットを受信したとす
る。現用系LSPから予備系LSPに切替られていたと
する。IPパケットフォワーディング制御部34#1
は、フォワーディングテーブル50#1を参照して、着
IPアドレスより第1LSPに設定されているLSP識
別子から出力情報を取得する。出力VC情報に従って出
力VCをセルヘッダに設定して、IPOA交換ノード2
2#3に送信する。
【0082】IPOA交換ノード22#3は、セル化パ
ケットを受信すると、入力VCから出力VC情報を取得
する。出力VC情報に従って出力VCをセルヘッダに設
定して、IPOA交換ノード22#4に送信する。IP
OA交換ノード22#4は、セル化パケットを受信する
と、入力VCから出力VC情報を取得する。出力VC情
報に従って出力VCをセルヘッダに設定して着アドレス
に該当する伝送路に送信する。以上説明した本実施形態
によると、所定の現用系LSPに対して予備系LSPを
設定しておき、障害が発生すると、予備系LSPに切り
替えるので、通信断となる時間が短くすることができ
る。
【0083】第2実施形態 図26は、本発明の第2実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付してする。第1実施形態
は、IPパケットの受信側NHRへのルート障害が発生
した場合に、送信側IPOA交換ノードが予備系切替要
求メッセージを送信することにより予備系LSPに切り
替えを行うのに対して、第2実施形態は、IPパケット
の送信側NHRからのルート障害が発生した場合の予備
系LSPの切り替えを行う点で異なる。図26に示すよ
うに、IPOA交換ノードは、IF部30#ij(j=
1〜n),32#ij(j=1〜n)、IPパケットフ
ォワーディング制御部34#i、LDP機能制御部38
#i、ルート管理部40#i、予備系ルート制御部10
0#i、IPOAパス設定機能部44#i、ATM回線
制御部102#i、LDP切替制御部104#iを有す
る。
【0084】ATM回線制御部102#iは、IF部3
0#ij,32#ij(j=1〜n)を通して、回線毎
にATMレベル故障状態を常時監視している。ATMレ
ベルの伝送路故障やIF部30#ij,32#ij(j
=1〜n)の回線装置故障を検出すると、回線故障要因
及び障害回線を特定して、LDP切替制御部104#i
に通知する。LDP切替制御部104#iは、以下の機
能を有する。
【0085】現用系LSP管理テーブル60#iを参照
して、ATM回線制御部102#iより通知された障害
回線に関わる回線から送信される現用系LSPを入力V
C情報の回線番号より取得する。当該現用系LSPのノ
ード情報から自交換ノードがコアノードであるか否かを
判断する。
【0086】i) コアノードであるとき、現用系LSP
の受信側NHR(現用系LSPの受信側となるNHR)
にセッションパスルートより現用系故障通知メッセージ
を送信する。
【0087】図27は現用系故障通知メッセージの構成
図である。図27に示すように、現用系故障通知メッセ
ージは、現用系故障通知コード、現用系LSP識別子及
び故障要因を含む。現用系LSP識別子は、故障回線に
関わる現用系LSPの識別子である。故障要因は、AT
Mレベル故障の要因を示す。
【0088】ii) エグレスノードであるとき、後述す
る現用系故障通知メッセージを受信したノードがエグレ
スノードである時と同様の処理を行う。
【0089】予備系ルート制御部106#iは、以下の
機能を有する。
【0090】 現用系故障通知メッセージを受信する
と、現用系LSP管理テーブル60#iを参照して、メ
ッセージ中の現用系LSP識別子に該当するLSPにつ
いて自交換ノードがコアノードであるか否かを判断す
る。
【0091】i) コアノードであるとき、現用系LSP
の受信側NHRにセッションパスルートより現用系故障
通知メッセージを中継する。
【0092】ii) エグレスノードであるとき、LDP
機能制御部108#iに対して現用系LSPの使用不可
状態の設定要求を行う。現用系パスの予備系パスの送信
側NHR(自交換ノードの予備系パスの送信側)にセッ
ションパスルートより図14に示したと同様の予備系切
替要求メッセージを送信する。
【0093】 予備系要求メッセージを受信すると、
予備系LSPについて、自交換ノードがコアノード/イ
ングレスノードであるかを判断する。
【0094】i) コアノードであれば、予備系LSP要
求メッセージを予備系LSPの送信側NHRに中継す
る。
【0095】ii) イングレスノードであれば、LDP
機能制御部108#iに対して現用系LSPの使用不可
状態の設定要求を行う。メッセージ中の現用系LSPよ
りルート管理部40#iに予備系LSP設定対象である
かを問い合わせる。予備系LSP設定対象ならば、予備
系LSP管理テーブル90#i中に予備系LSPを使用
可能状態に設定する。以下に示す予備系切替完了メッセ
ージを受信側NHRに送信する。
【0096】図28は、予備系切替応答メッセージの構
成図である。図28に示すように、予備系切替完了メッ
セージは、予備系切替応答コード、現用系LSP識別
子、予備系LSP識別子及び切替え要因を含む。
【0097】 予備系切替応答メッセージを受信する
と、予備系LSPのコアノードであるとき、予備系LS
Pについて、自交換ノードがコアノード/イングレスノ
ードであるかを判断する。
【0098】i) コアノードであれば、予備系LSP要
求応答メッセージを予備系LSPの送信側NHRに中継
する。
【0099】ii) エグレスノードであれば、予備系L
SP管理テーブル90#i中に予備系LSPを使用可能
状態に設定する。
【0100】LDP機能制御部108#iは、以下の機
能を有する。
【0101】 第1実施形態と同様に現用系LSPの
設定を行う。予備系LSP設定対象ならば、予備系LS
Pの設定要求を行う。
【0102】 予備系LDP切替制御部106#iよ
り現用系LSPの使用不可状態設定要求を受けて、現用
系LSP管理テーブル60#iに現用系LSPを使用不
可状態に設定する。
【0103】以下、図26のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0104】(1) 予備系LSPの設定 予備系LSPの設定は、第1実施形態の(1)と同様で
ある。
【0105】(2) 予備系LSP切替 図29〜図33は予備系LSP切替フローチャートであ
る。図34は予備系LSP切替を示す図である。図35
は予備系LSP切替シーケンスチャートである。図34
及び図35では、図2中のIPOA交換ノード22#1
に対応するIPOA交換ノード109#1をイングレス
ノード、図2中のIPOA交換ノード22#4に対応す
るIPOA交換ノード109#4をエグレスノードとす
る現用系LSPのIPOA交換ノード109#1と10
9#2間でATMレベルの障害が有った場合を示してい
る。ATM回線制御部102#2は、図29中のステッ
プS120において、ATMレベル故障状態を常時監視
している。例えば、図35中のに示すようにIPOA
交換ノード109#1と109#2間でATM回線障害
が発生したとする。ATM回線障害が有れば、ステップ
S122に進む。ステップS122において、障害回線
の送信側NHRを特定する。例えば、IPOA交換ノー
ド109#2において、ATM障害が検出され、障害回
線の送信側NHRとしてIPOA交換ノード109#1
が特定される。
【0106】ステップS124において、現用系LSP
管理テーブル60#2を参照して、現用系LSPの入力
VC情報の回線番号及びノード情報から自交換ノードが
当該NHRの受信側となるLSPが有るか否かを判断す
る。当該LSPが有れば、ステップS126に進む。当
該LSPが無ければ、終了する。ステップS124にお
いて、LDP機能制御部108#2に当該現用系LSP
を使用不可状態に設定するよう要求する。ステップS1
28において、自交換ノードが当該現用系LSPのコア
ノードであるか否かを判断する。コアノードであれば、
ステップS130に進む。エグレスノードであれば、ス
テップS132に進む。ステップS130において、図
34中のに示すように、現用系故障通知メッセージを
受信側NHRに送信して、ステップS124に戻る。例
えば、図35中のに示すように、IPOA交換ノード
109#2は、現用系故障通知メッセージをIPOA交
換ノード109#4に送信する。ステップS132にお
いて、自交換ノードがエグレスノードならば予備系ルー
ト制御部106#2に通知してステップS124に戻
る。エグレスノードならば、予備系ルート制御部106
#2は、後述する予備系切替要求メッセージを予備系L
SPのセクションルートによりイングレスノードに送信
することにより予備系LSPに切り替える。
【0107】IPOA交換ノード109#4は現用系故
障通知メッセージを受信すると、予備系ルート制御部1
06#4に渡す。予備系ルート制御部106#4は、図
30中のステップS140において、現用系故障通知メ
ッセージを受信すると、ステップS142に進む。ステ
ップS144において、現用系LSP管理テーブル60
#4を参照して、現用系故障メッセージ中の現用系LS
P識別子より自交換ノードが現用系LSPのエグレスノ
ードであるか否かを判断する。ステップS144におい
て、LDP機能制御部108#4に現用系LSPを使用
不可状態に設定要求する。LDP機能制御部108#4
は、現用系LSPを使用不可状態に設定する。ステップ
S145において、図34中のに示すように、予備系
切替要求メッセージを予備系LSPにおけるセッション
パスルートにより送信側NHRに送信する。例えば、I
POA交換ノード109#4は、図35中のに示すよ
うに、IPOA交換ノード109#3に予備系切替要求
メッセージを送信する。ステップS146において、コ
アノードであれば、LDP機能制御部108#4に現用
系LSPを使用不可状態に設定要求する。LDP機能制
御部108#4は、現用系LSPを使用不可状態に設定
する。ステップS148において、現用系故障通知メッ
セージを受信側NHRに中継する。
【0108】IPOA交換ノード109#3は、予備系
切替要求メッセージを受信すると、予備系ルート制御部
106#3に渡す。予備系ルート制御部106#3は、
図31中のステップS150において、予備系切替要求
メッセージを受信すると、ステップS152に進む。ス
テップS152において、予備系切替要求メッセージ中
の現用系LSP識別子より自交換ノードが現用系LSP
のイングレスノードであるか否かを判断する。イングレ
スノードで有れば、ステップS154に進む。コアノー
ドで有れば、ステップS153に進む。ステップS15
3において、予備系切替要求メッセージを送信側NHR
に中継する。例えば、図35中のに示すように、IP
OA交換ノード109#3は、IPOA交換ノード10
9#1に予備系切替要求メッセージを中継する。
【0109】ステップS154において、予備系切替要
求メッセージ中の現用系LSP識別子をよりLDP機能
制御部108#1に現用系使用不可設定を要求する。L
DP機能制御部108#1は、現用系LSPを使用不可
状態に設定する。ステップS156において、ルート管
理部40#1に予備系LSP設定対象であるかを問い合
わせる。ルート管理部40#1は現用系LSP識別子に
該当する着IPアドレスより予備系LSP設定対象であ
るかを判別して、結果を通知する。ステップS158に
おいて、予備系LSP設定対象であるか否かを判別す
る。予備系LSP設定対象ならば、ステップS160に
進む。予備系LSP設定対象でないならば、ステップS
166に進む。ステップS160において、予備系LS
Pを使用可状態に設定する。ステップS162におい
て、フォワーディングテーブル50#1中の現用系LS
Pと予備系LSPとを交換する。ステップS164にお
いて、図34中のに示すように、セクションパスルー
トにより予備系切替応答メッセージを受信側NHRに送
信する。例えば、図35中のに示すように、IPOA
交換ノード109#1はIPOA交換ノード109#3
に予備系切替応答メッセージを送信する。
【0110】IPOA交換ノード109#3は、予備系
切替応答メッセージを受信すると、予備系ルート制御部
106#3に渡す。図33中のステップS190におい
て、予備系切替応答メッセージを受信したならば、ステ
ップS192に進む。ステップS192において、予備
系切替要求メッセージ中の予備系LSP識別子より自交
換ノードが予備系LSPのエグレスノードであるか否か
を判断する。コアノードならば、ステップS194に進
む。エグレスノードならば、ステップS195に進む。
ステップS193において、予備系LSPを使用可能状
態に設定する。ステップS194において、受信側NR
Hに予備系切替応答メッセージを中継する。例えば、図
35中のに示すように、IPOA交換ノード109#
3は、IPOA交換ノード109#4に予備系切替応答
メッセージを中継する。
【0111】ステップS195において、予備系LSP
を使用可能状態に設定する。例えば、IPOA交換ノー
ド109#4は、予備系LSPを使用可能状態に設定す
る。ステップS196において、フォワーディングテー
ブル50#4中の現用系LSPと予備系LSPを交換す
る。このように、ATM故障が発生したとき、即座に予
備系LSPに切り替えることができるので、IPレベル
の障害を検出したときの切り替えである第1実施形態よ
りも更に高速に切り替えることができる。
【0112】尚、第2実施形態において、ATMレベル
の故障検出に加えて、IPレベル故障の場合にも適用可
能である。また、第1実施形態において、IPレベル故
障の場合に加えて、ATMレベルの故障検出について
も、適用可能である。更に、現用系LSPのコアノード
とエグレスノード間にIPレベル/ATMレベル障害が
発生した場合は、障害を検出したコアノードからイング
レスノードに現用系LSPのルートにより現用系故障通
知メッセージを送信する。そして、それ以降は第1実施
形態と同様に処理をすれば良い。
【0113】以上説明した本実施形態によると第1実施
形態と同様の効果がある上に、ATMレベルの障害検出
に従って予備系LSPに切り替えるのでより高速に切り
替えることができる。
【0114】第3実施形態 図36は、本発明の第3実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。LSPには、
IPOA交換ノードで自動的にルートを決定してパスを
設定する場合と、保守者により外部から指定されたルー
トに従ってパスを設定する場合がある。前者のLSP
は、LDP(Label Distribution Protocol)を用いて
設定され、現用系LSP及び第1及び2実施形態の予備
系LSPである。後者のLSPは、CR−LDP(Cons
traint-based Routing using Label Distribution Prot
ocol)と呼ばれる。本実施形態は予備系LSPをCR−
LDPとする点が第1実施形態と異なる。図36に示す
ように、IPOA交換ノードは、IF部30#ij(j
=1〜n),32#ij(j=1〜n)、IPパケット
フォワーディング制御部34#i、LDP機能制御部3
8#i、ルート管理部40#i、予備系ルート制御部1
10#i、IPOAパス設定機能部44#i及びCR−
LDP機能制御部111#iを有する。
【0115】図37は、図36中の予備系ルート制御部
110#iの構成図であり、図9中の構成要素と実質的
に同一の構成要素には同一の符号を付している。図37
に示すように、予備系ルート制御部110#iは、予備
系ルート設定指示部120#i、予備系ルート切替要求
部84#i及び予備系ルート切替部86#iを有する。
予備系ルート設定指示部120#iは、以下の機能を有
する。
【0116】 LDP機能制御部38#iより予備系
ルートの設定指示を受けると、CR−LDP機能制御部
121#iにCR−LDP設定指示をする。
【0117】 予備系CR−LDP設定要求メッセー
ジを受信すると、CR−LDP機能制御部121#iに
通知する。
【0118】 予備系CR−LDP設定完了すると、
フォワーディングテーブル50#iに設定する。
【0119】CR−LDP機能制御部111#iは、以
下の機能を有する。
【0120】 設定対象となる着IPアドレスについ
て保守者よりCR−LDPのイングメスノードであると
きエグレスノードまでのルートを入力してCR−LDP
テーブルに保持する。保守者による入力は、ルート管理
部40#iに予備LSP設定対象となる着IPアドレス
の入力時に行われるのが一般的である。ルートは、例え
ば、イングレスノードからエングレスノードまでのルー
ト上に位置するIPOA交換ノードのアドレスにより指
定する。CR−LDPテーブルは、着IPアドレスにつ
いて、ルート上に位置するIPOA交換ノードのアドレ
スの並びを登録する。
【0121】 予備系ルート制御部110#iより着
IPアドレスによってCR−LDP設定指示を受ける
と、CR−LDPテーブルを参照してルート上に位置す
るIPOA交換ノードの並びを取得する。以下に示す予
備系CR−LDP設定要求メッセージをCR−LDPル
ート上のNHRに送信する。予備系LSP管理テーブル
90#iにCR−LDPに関わる情報を登録する。
【0122】図38は、予備系CR−LDP設定要求メ
ッセージの構成図である。図38に示すように、予備系
CR−LDP設定要求メッセージは、図11に示した予
備系LSP設定要求メッセージに、CR−LDPルート
情報が追加される。CR−LDPルート情報は、CR−
LDPルート上に位置するIPOA交換ノードのアドレ
スの並びである。
【0123】 予備系CR−LDP設定要求メッセー
ジ受信の通知を受けると、メッセージ中のCR−LDP
ルート情報から自交換ノードがCR−LDPのコアノー
ド/エグレスノードのいずれであるかを判断する。
【0124】i) コアノードのとき、予備系CR−LD
P設定要求メッセージをセクションパスルートよりCR
−LDPルート上のNHRに送信する。
【0125】ii) エグレスノードのとき、IPOAパ
ス設定機能部44#iにCR−LDPパスの設定を指示
する。予備系LSP管理テーブル90#iにCR−LD
Pに関わる情報を登録する。予備系CR−LDP設定応
答メッセージをセクションパスルートによりNHRに送
信する。予備系LSP管理テーブル90#iにCR−L
DPに関わる情報を登録する。
【0126】 予備系CR−LDP設定応答メッセー
ジ受信の通知を受けると、メッセージ中のCR−LDP
ルート情報から自交換ノードがCR−LDPのコアノー
ド/イングレスノードのいずれであるかを判断する。コ
アノードのとき、IPOAパス設定機能部44#iにC
R−LDPパスの設定を指示する。予備系LSP管理テ
ーブル90#iにCR−LDPに関わる情報を登録す
る。予備系CR−LDP設定応答メッセージをセクショ
ンパスルートによりNHRに中継する。
【0127】以下、図36のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0128】(1) 予備系CR−LDPの設定 図39は、予備系CR−LDP設定シーケンスチャート
である。図40は、予備系CR−LDPを示す図であ
る。ここでは、IPOA交換ノード122#1→IPO
A交換ノード122#2→IPOA交換ノード122#
4に現用系LSPが設定されているとき、IPOA交換
ノード122#1→IPOA交換ノード122#3→I
POA交換ノード122#4に予備系CR−LDPを設
定する場合を説明する。LDP機能制御部38#1は、
保守者の指示等により、発IPアドレス、着IPアドレ
スを元に、現用系LSPの設定を行う。現用系LSPに
関わる情報を現用系LSP管理テーブル60#iに登録
する。フォワーディングテーブル50#1中の第1テー
ブルに着IPアドレスに該当する第1LSPに現用系L
SP識別子を設定する。第2テーブルに現用系LSP識
別子に該当する出力VC情報を設定する。
【0129】現用系LSPのイングレスノードであると
き、ルート管理部40#1に着IPアドレスを元に、予
備系LSP設定対象であるか否かを問い合わせる。ルー
ト管理部40#1は、着IPアドレスを元に、予備系L
SP要否管理テーブル70#1を検索して、予備系CR
−LDP設定対象であるかを取得して、LDP機能制御
部38#1に返す。予備系CR−LDP設定対象である
か否かを判定する。設定対象ならば、現用系LDP識別
子、着IPアドレスを元に予備系CR−LDP設定する
よう予備系ルート制御部110#1に依頼する。
【0130】予備系ルート制御部110#1は、LDP
機能制御部38#1より予備系ルートの設定指示を受け
ると、CR−LDP機能制御部111#1にCR−LD
P設定指示をする。CR−LDP機能制御部111#1
は、予備系ルート制御部110#1より着IPアドレス
によってCR−LDP設定指示を受けると、CR−LD
Pテーブルを参照して、ルート上に位置するIPOA交
換ノードの並びを取得する。そして、図39中のに示
すように、予備系CR−LDP設定要求メッセージをC
R−LDPルート上のNHRであるIPOA交換ノード
122#3にセクションパスルートにより送信する。予
備系LSP管理テーブル90#1にCR−LDPに関わ
る情報を登録する。
【0131】IPOA交換ノード122#3は、予備系
CR−LDP設定要求メッセージを受信すると、予備系
ルート制御部110#3に渡す。予備系ルート制御部1
10#3は、予備系CR−LDP設定要求メッセージを
CR−LDP機能制御部111#3に通知する。CR−
LDP機能制御部111#3は、CR−LDPについ
て、メッセージ中の現用系LSP識別子より自交換ノー
ドがコアノード/エグレスノードのいずれであるかを判
断する。コアノードなので、図39中のに示すよう
に、メッセージ中のCR−LDPルート情報に従って予
備系CR−LDP設定要求メッセージをIPOA交換ノ
ード122#4に中継する。
【0132】IPOA交換ノード122#4はCR−L
DP設定要求メッセージを受信すると、予備系ルート制
御部110#4に渡す。予備系ルート制御部110#4
は、予備系CR−LDP設定要求メッセージをCR−L
DP機能制御部111#4に通知する。CR−LDP機
能制御部111#4は、CR−LDPについて、メッセ
ージ中の現用系LSP識別子より自交換ノードがコアノ
ード/エグレスノードのいずれであるかを判断する。エ
グレスノードなので、現用系LSP設定済みであるかを
LDP機能制御部38#4に問い合わせる。
【0133】LDP機能制御部38#4は、現用系LS
P識別子を元に、現用系LSP管理テーブル60#4を
検索して、現用系LSP設定済みであるか否かを判別す
る。現用系LSP設定済みであれば、ルート管理部40
#4に予備系LSP設定対象であるか否かを問い合わせ
る。予備系LSP設定対象ならば、IPOAパス設定機
能部44#4にLSPパス設定を依頼する。IPOAパ
ス設定機能部44#4は、IPOA交換ノード122#
1からIPOA交換ノード122#4までのルートの予
備系CR−LDPのパス設定を行う。予備系CR−LD
Pに予備系LSP識別子が付与される。着IPアドレ
ス、現用系LSP識別子、予備系LSP識別子を元に、
予備系LSP管理テーブル90#4に登録する。予備系
ルート制御部110#4は、現用系LSP識別子、予備
系LSP識別子を元に、図39中のに示すように、I
POA交換ノード122#3に予備系CR−LDP設定
応答メッセージを送信する。予備系LSPに関する入力
VCと出力VC(着IPアドレスに該当)の関係をフォ
ワーディングテーブル50#4に設定する。
【0134】IPOA交換ノード122#3は、予備系
LSP設定応答メッセージを受信すると、予備系ルート
制御部110#3に渡す。予備系ルート制御部110#
3は、予備系CR−LDP設定応答メッセージをCR−
LDP機能制御部111#3に通知する。CR−LDP
機能制御部111#3は、CR−LDPについて、メッ
セージ中の現用系LSP識別子より自交換ノードがコア
ノード/イングレスノードのいずれであるかを判断す
る。コアノードなので、図39中のに示すように、予
備系CR−LDP設定応答メッセージをIPOA交換ノ
ード122#1に中継する。予備系LSPに関する入力
VCと出力VCをフォワーディングテーブル50#3に
設定する。
【0135】IPOA交換ノード122#1は、予備系
LSP設定応答メッセージを受信すると、予備系ルート
制御部110#1に渡す。予備系ルート制御部110#
1は、予備系CR−LDP設定応答メッセージをCR−
LDP機能制御部111#1に通知する。CR−LDP
機能制御部111#1は、CR−LDPについて、メッ
セージ中の現用系LSP識別子より自交換ノードがコア
ノード/イングレスノードのいずれであるかを判断す
る。イングレスなので、予備系LSPに関する入力VC
と出力VCをフォワーディングテーブル50#1に設定
する。
【0136】図40は、予備系CR−LDPを示す図で
ある。図40に示すように、セクションパスルートを用
いた以上の処理により、IPOA交換ノード122#1
→IPOA交換ノード122#2→IPOA交換ノード
122#4の現用系LSPに対して、IPOA交換ノー
ド122#1→IPOA交換ノード122#3→IPO
A交換ノード122#4までの予備系CR−LDPが設
定される。
【0137】(2) 予備系CR−LDP切替IPレベ
ルの障害が発生したとき、障害ルートに関わる現用系L
SPから予備系CR−LDPに切替る。予備系への切替
シーケンスは、第1実施形態と同様である。以上説明し
た本実施形態によると第1実施形態と同様の効果があ
る。
【0138】第4実施形態 図41は、本発明の第4実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図26及び図36中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を付している。
第4実施形態は、第2実施形態と第3実施形態とを組み
合わせたものである。即ち、第3実施形態と同様にし
て、現用系LSPについて予備系CR−LDPを設定す
る。現用系LSPのパスの受信側IPOA交換ノードに
おいて、ATM回線故障を検出したとき、第2実施形態
と同様にして、現用系LSPから予備系CR−LDPに
切り替える。以下、図41のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0139】(1) 予備系CR−LDP設定 現用系LSPについての予備系CR−LDP設定は、第
3実施形態と同様である。
【0140】(2) 予備系CR−LDP切替 図42は、予備系CR−LDP切替を示す図である。図
42に示すように、IPOA交換ノード126#1→I
POA交換ノード126#2→IPOA交換ノード12
6#4に現用系LSPが設定されているとき、IPOA
交換ノード122#1→IPOA交換ノード122#3
→IPOA交換ノード122#4に予備系CR−LDP
が設定されている。IPOA交換ノード126#2にお
いて、IPOA交換ノード122#1間のATMレベル
の回線故障が検出されたとする。IPOA交換ノード1
26#2は、図42中のに示すように、IPOA交換
ノード126#4に現用系故障通知メッセージをセッシ
ョンパスルートにより送信する。
【0141】IPOA交換ノード122#4は、図42
中のに示すように、予備系切替要求メッセージを予備
系CR−LDPの送信側NHRであるIPOA交換ノー
ド124#3にセッションパスルートにより送信する。
IPOA交換ノード122#3は、予備系切替要求メッ
セージをIPOA交換ノード122#1にセッションパ
スルートにより中継する。IPOA交換ノード122#
1は、現用系LSPから予備系CR−LDPに切り替え
る。そして、図42中のに示すように、予備系切替応
答メッセージをIPOA交換ノード126#3にセッシ
ョンパスルートにより送信する。IPOA交換ノード1
26#3は、予備系切替応答メッセージをIPOA交換
ノード126#4にセッションパスルートにより中継す
る。以上説明した本実施形態によると第2実施形態と同
様の効果がある。
【0142】第5実施形態 図43は、本発明の第5実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。第5実施形態
は、各予備系設定対象について設定有効期間のみ予備系
LSPを設定し、設定有効期間外は予備系LSPを解放
する。設定有効期間のみ予備系LSPを設定するのは、
予備系LSPの設定により資源を必要とするので、予備
系LSP設定されている時間帯を必要最小限に抑えるこ
とにより、帯域等の資源を有効に使用することができる
からである。図43に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、IPパケットフォワーディング制御部34
#i、LDP機能制御部38#i、ルート管理部40#
i、IPOAパス設定機能部44#i、予備系ルート制
御部130#i、LDP品質管理部132#i及びタイ
マ管理部134#iを有する。予備系ルート制御部13
0#iは、以下の機能を有する。
【0143】 LDP機能制御部38#iより予備系
LSP設定の指示を受けると、LDP品質管理部132
#iに予備系LSP設定管理を要求する。
【0144】 LDP品質管理部132#iより予備
系LSPの設定要求を受けて、第1実施形態と同様に予
備系LSPの設定を行う。
【0145】 LDP品質管理部132#iより予備
系LSPの解放要求を受けて、予備系LSP管理テーブ
ル90#iから予備系LSPを削除すると共に予備系L
SP解放要求メッセージを受信側NHRに送信する。
【0146】 予備系LSP解放要求メッセージを受
信すると、予備系LSP管理テーブル90#iから予備
系LSPを削除する。予備系LSPについて、自交換ノ
ードがコアノードであれば、予備系LSP解放要求メッ
セージを受信側NHRに送信し、エグレスノードで有れ
ば、予備系LSP解放応答メッセージを送信側NHRに
送信する。
【0147】 予備系LSP解放応答メッセージを受
信すると、フォワーディングテーブル50#iを更新す
る。予備系LSPについて、自交換ノードがコアノード
であれば、予備系LSP解放応答メッセージを受信側N
HRに中継する。
【0148】図44は、図43中のLDP品質管理部1
32#iの構成図である。図44に示すように、LDP
品質管理部132#iは、予備系有効管理テーブル登録
部140#i、予備系LSP設定受付部142#i、予
備系LSP設定指示部144#i及び予備系LSP解放
指示部146#iを有する。予備系有効管理テーブル登
録部140#iは、保守者による外部からの入力に従っ
て、着IPアドレスについて、有効期間を予備系LSP
有効管理テーブル148#iに設定する。有効期間の設
定は、予備系対象の着IPアドレスを登録される時に一
般的に行われる。
【0149】図45は、予備系LSP有効管理テーブル
148#iの構成図である。図45に示すように、予備
系LSP有効管理テーブル148#iは、予備系設定対
象との着IPアドレスについて、有効期間が設定されて
いる。例えば、有効期間として、平日(Mon-Fri)の9:
00〜17:00が設定される。
【0150】予備系LSP設定受付部142#iは、予
備系ルート制御部130#iより予備系LSP設定管理
の要求を受け付けると、着IPアドレスより、予備系L
SP有効管理テーブル148#iを検索して、有効期間
を求める。有効期間及び現用系LSP識別子をタイマ管
理部134#iに通知する。予備系LSP設定指示部1
44#iは、タイマ管理部134#iより有効期間の開
始が通知されると、予備系ルート制御部130#iに予
備系LSPの設定指示をする。予備系LSP解放指示部
146#iは、タイマ管理部134#iより有効期間の
終了が通知されると、予備系ルート制御部130#iに
予備系LSPの解放指示をする。
【0151】タイマ管理部134#iは、以下の機能を
有する。
【0152】 LDP品質管理部132#iから有効
期間及び現用系LSP識別子を受け取ると、予備系LS
P設定管理テーブル149#iに登録する。
【0153】図46は、予備系LSP設定管理テーブル
149#iの構成図である。図46に示すように、予備
系LSP設定管理テーブル149#iは、設定対象予備
系LSPについて、現用系現用系LSP識別子及び有効
期間が設定されている。
【0154】 予備系LSP設定管理テーブル149
#iを参照して、有効期間の開始時刻となった現用系L
SP識別子を予備系ルート制御部130#iに渡す。
【0155】 予備系LSP設定管理テーブル149
#iを参照して、有効期間の終了時刻となった現用系L
SP識別子を予備系ルート制御部130#iに渡す。
【0156】以下、図43のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0157】(1) 有効期間の登録 図47は、有効期間登録フローチャートである。LDP
品質管理部132#iは、ステップS200において、
自交換ノードがイングレスノードとなるとき、保守者に
より外部から着IPアドレス及び有効期間が入力される
と、ステップS202に進む。ステップS202におい
て、予備系LSP有効管理テーブル148#iに着IP
アドレス及び有効期間を登録する。
【0158】(2) 予備系LSPの設定 図48〜図50は、予備系LSP設定フローチャートで
ある。LDP品質管理部132#iは、図48中のステ
ップS204において、予備系LSP設定要求依頼が有
るか否かを判断している。設定要求依頼が有れば、ステ
ップS205に進む。ステップS205において、LD
P品質管理部132#iに要求依頼のあった現用系LS
P識別子及び着IPアドレスを渡して、有効期間設定を
依頼する。LDP品質管理部132#iは、依頼を受け
ると、着IPアドレスより予備系LSP有効管理テーブ
ル148#iを検索して、有効期間を求めて、現用系識
別子及び有効期間をタイマ管理部134#iに渡す。
【0159】タイマ管理部134#iは、図49中のス
テップS206において、LDP品質管理部132#i
より設定依頼有ったか否かを判断している。設定依頼有
れば、ステップS207に進む。ステップS207にお
いて、予備系LSP設定管理テーブル149#iに、現
用系LSP識別子、有効期間を設定する。ステップS2
08において、時刻を計時しており、予備系LSP設定
管理テーブル149#iを参照して、各現用系LSP識
別子について、有効期間開始時刻になったか否かを判断
している。有効期間開始時刻になったならば、ステップ
S209に進む。有効期間開始時刻になっていなけれ
ば、ステップS210に進む。
【0160】ステップS209において、予備系ルート
制御部130#iに現用系LSP識別子を渡し予備系L
SP設定要求をして、ステップS208に戻る。予備系
ルート制御部130#iは、予備系LSP設定要求を受
けて、第1実施形態と同様にして、予備系LSP設定を
行う。予備系ステップS210において、予備系LSP
設定管理テーブル149#iを参照して、各現用系LS
P識別子について、有効期間終了時刻になったか否かを
判断している。有効期間終了時刻になったならば、ステ
ップS211に進む。有効期間終了時間になっていなけ
れば、ステップS208に戻る。
【0161】ステップS211において、予備系ルート
制御部130#iに現用系LSP識別子を渡し予備系L
SP解放要求をして、ステップS208に戻る。予備系
ルート制御部130#iは、予備系LSPの解放要求を
受けると、現用系LSP識別子より予備系LSP管理テ
ーブル90#iを検索して、予備系LSP識別子を取得
する。そして、予備系LSP識別子を元に、イングレス
ノードとエグレスノード間で予備系LSP解放要求及び
解放応答メッセーを送受信することにより、予備系LS
Pを解放する。そして、フォワーディングテーブル50
#iより予備系LSPに関わる情報を削除する。以上の
ようにして予備系LSPは有効期間のみ設定される。有
効期間外は解放される。
【0162】(3) 予備系LSP切替 図50は、予備系LSP切替フローチャートである。I
Pレベルの障害が発生したとき、第1実施形態と同様に
して、予備系ルート制御部130#iに予備系LSPの
切替指示が行われる。予備系ルート制御部130#i
は、ステップS220において、切替指示がなされたか
否かを判断している。切替指示がなされたとき、ステッ
プS221に進む。ステップS221において、現用系
LSP識別子を元に予備系LSP設定管理テーブル14
9#iを参照して、予備系設定有効期間内であるか否か
を判断する。予備系設定有効期間内であれば、ステップ
S222に進む。予備系設定有効期間外ならば、ステッ
プS226に進む。ステップS222〜ステップS22
5において、第1実施形態と同様にして、予備系LSP
に切替を行う。ステップS226において、RIP2/
OSPF等に従ってダイナミックルーティングを行う。
【0163】以上説明した本実施形態によれば、予備系
LSPを予め設定して、障害発生時に予備系LSPに切
替るので第1実施形態と同様の効果がある上に、有効期
間のみ予備系LSPを設定するので、資源の有効使用が
できること、サービスの差別化をすることができるとい
う効果がある。
【0164】第6実施形態 図51は、本発明の第6実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。第6実施形態
は、自交換ノードが収容するユーザを優先ユーザ/非優
先ユーザに分類していること、優先ユーザについては、
IPパケットの着IPアドレスについて、予備系LSP
に切り替えられているとき、予備系LSPにルーティン
グすること、非優先ユーザについては、IPパケットの
着IPアドレスについて、予備系LSPに切り替えられ
ているとき、IPパケットを破棄することを特徴として
いる。優先ユーザ/非優先ユーザに分類するのは、サー
ビスの差別化のためである。
【0165】図51に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、LDP機能制御部38#i、ルート管理部
40#i、IPOAパス設定機能部44#i、IPパケ
ットフォワーディング制御部150#i、予備系ルート
制御部152#i及びLDP優先ユーザ管理部154#
iを有する。IPパケットフォワーディング制御部15
0#iは、フォワーディングテーブル160#iを有
し、以下の処理を行う。
【0166】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定され且つ予備系LSP切替
がされ且つイングレスノードである場合 i) 入力IPパケットが優先ユーザからのものであれ
ば、予備系LSPを使用する。
【0167】ii) 入力IPパケットが非優先ユーザでか
らのものであれば、IPパケットを廃棄又はOSPFル
ーティングする。
【0168】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定されていて且つ予備系LS
P切替がされていないとき、現用系LSPを使用する。
【0169】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定されていないとき、OSP
Fルーティングする。
【0170】図52は、フォワーディングテーブル16
0#iの構成図である。図52に示すように、フォワー
ディングテーブル160#iは、図4に示すフォワーデ
ィングテーブル50#iに着IPアドレス毎に現用系L
SP/予備系LSPのいずれがACTであるかを示す情
報が追加されている。予備系LSPがACTで有れば、
現用系LSPから予備系LSPに切替られたことを示
す。
【0171】LDP優先ユーザ管理部154#iは、以
下の機能を有する。
【0172】 保守者による外部からの入力に従って
自交換ノードが収容する各ユーザが優先ユーザ/非優先
ユーザのいずれであるかを示す優先度をLSPユーザ管
理テーブル170#iに登録する。
【0173】 IPパケットフォワーディング制御部
150#iからの問い合わせに従って、LSPユーザ管
理テーブル170#iを参照して、入力VCに該当する
ユーザが優先ユーザ/非優先ユーザのいずれであるかを
通知する。
【0174】図53は、LSPユーザ管理テーブル17
0#iの構成図である。図53に示すように、ユーザを
識別する情報、例えば、入力VC(LI:VP:VC)
毎に、優先/非優先の優先度が登録されている。入力V
Cはユーザ端末とイングレスノード間で設定されたコネ
クション識別子である。尚、セル化IPパケットに設定
されるユーザを識別する情報であれば良く、例えば、発
IPアドレスであっても良い。以下、図51のIPOA
交換ノードの動作説明をする。
【0175】(1) 優先度の設定 LDP優先ユーザ管理部154#iは、保守者による外
部からの入力に従って自交換ノードが収容する各ユーザ
が優先ユーザ/非優先ユーザのいずれであるかを示す優
先度をLSPユーザ管理テーブル170#iに登録す
る。
【0176】(2) 予備系LSP設定 第1実施形態と同様にして、予備系LSPの設定をす
る。
【0177】(3) 予備系LSP切替 第1実施形態と同様にして、現用系LSPに関わるルー
トが障害が発生すると、イングレスノードにおいて、予
備系LSPへ切替えを行う。
【0178】(4) ルーティング 図54は、ルーティングフローチャートである。IPパ
ケットフォワーディング制御部150#iは、図54中
のステップS230において、IPパケットを受信した
か否かを判断している。IPパケットを受信したなら
ば、ステップS231に進む。ステップS231におい
て、入力VPI/VCIを抽出する。ステップS232
において、入力VPI/VCIに対してLSPが設定さ
れており且つ当該LSPについて自交換ノードがコア/
イングレスノードあるか否かを判断する。この条件を満
たすとき、ステップS248に進む。この条件を満たさ
ないとき、ステップS233に進む。ステップS233
において、着IPアドレスを抽出する。
【0179】ステップS234において、着IPアドレ
スを元に、フォワーディングテーブル160#iを参照
して、LSP設定されているか否かを判断する。LSP
設定されていれば、ステップS236に進む。LSP設
定されていなければ、ステップS246に進む。ステッ
プS236において、フォワーディングテーブル160
#iを参照して、当該LSPが現用系/予備系を判断す
る。現用系LSPであれば、ステップS238に進む。
予備系LSPであれば、ステップS240に進む。ステ
ップS238において、現用系LSPにルーティングす
る。ステップS240において、入力VPを元に、優先
/非優先を判断する。優先ユーザならば、ステップS2
42に進む。非優先ユーザならば、パケット廃棄/OS
PFルーティングする。ステップS246において、O
SPFルーティングする。ステップS248において、
当該LSPにルーティングする。尚、本実施形態の優先
ユーザ/非優先ユーザに応じて予備系LSPのルーティ
ング/パケット廃棄等の処理は、第2実施形態にも適用
可能であることは明らかである。
【0180】以上説明した本実施形態によれば、第1実
施形態と同様の効果がある上に、現用系LSPに関わる
ルートに障害があるとき、優先ユーザパケットのみが予
備系LSPにルーティングされ、非優先ユーザパケット
は廃棄/OSPFルーティングされるので、サービスの
差別化ができる。
【0181】第7実施形態 図55は、本発明の第7実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。第7実施形態
は、現用系LSPについて、優先度に応じて複数の予備
系LSPを設定すること、自交換ノードが収容するユー
ザを優先度に分類していること、IPパケットの着IP
アドレスについて、予備系LSPに切り替えられている
とき、IPパケットを送信したユーザの優先度に応じた
予備系LSPにルーティングすることを特徴としてい
る。予備系LSPを複数設け、ユーザの優先度に応じた
予備系LSPにルーティングするのは、サービスの差別
化のためである。
【0182】図55に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、LDP機能制御部38#i、ルート管理部
40#i、IPOAパス設定機能部44#i、IPパケ
ットフォワーディング制御部180#i、予備系ルート
制御部181#i、LDP品質管理部182#i及びL
DP優先ユーザ管理部183#iを有する。IPパケッ
トフォワーディング制御部180#iは、フォワーディ
ングテーブル190#iを有し、以下の処理を行う。
【0183】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定され且つ予備系LSP切替
がされている場合、入力IPパケットの優先度に応じた
予備系LSPにルーティングする。
【0184】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定されていて且つ予備系LS
P切替がされていないとき、現用系LSPにルーティン
グする。
【0185】 入力IPパケットの着IPアドレスに
ついて、現用系LSPが設定されていないとき、OSP
Fルーティングする。
【0186】図56は、フォワーディングテーブル19
0#iの構成図である。図56に示すように、フォワー
ディングテーブル190#iは、図4に示すフォワーデ
ィングテーブル50#iに着IPアドレス毎に現用系L
SP/予備系LSPのいずれがACTであるかを示す情
報及び予備系LSPについては優先度が追加されてい
る。予備系ルート制御部181#iは、以下の機能を有
する。
【0187】 LDP機能制御部38#iから予備系
LSP設定要求を受けて、LDP品質管理部182#i
に予備系LSPの優先度に関する情報を問い合わせる。
優先度に関する情報とは、イングレスノードからエグレ
スノードまでのルートは同じであるが、ルートの品質が
異なるものをいう。品質とは、帯域、優先制御等をい
う。例えば、優先度A>優先度Bのとき、優先度Aの予
備系LSPの方が優先度Bの予備系LSPよりも品質が
高い(高品質)、例えば、帯域が大きい又はATMレイ
ヤのベアラクラスが高いなど。尚、イングレスノードか
らエグレスノードまでのルートが異なるものであっても
良い。
【0188】 予備系LSP管理テーブル90#iに
設定した予備系LSBに関わる情報を設定する。
【0189】 フォワーディングテーブル190#i
に予備系LSPに関わる情報を設定する。
【0190】LDP品質管理部182#iは、以下の機
能を有する。
【0191】 保守者による外部からの入力に従っ
て、着IPアドレス毎に予備系LSPの複数の優先度情
報を予備系LSP優先度管理テーブル191#iに設定
する。優先度情報は帯域や優先制御等の品質をいう。
【0192】図57は、予備系LSP優先度管理テーブ
ル191#iの構成図である。図57に示すように、予
備系LSP優先度管理テーブル191#iには、着IP
アドレス毎に予備系LSPの優先度(A,B)及び優先
度に応じた品質が設定される。
【0193】 予備系ルート制御部181#iからの
問い合わせに従って着IPアドレスを元に予備系LSP
優先度管理テーブル191#iを参照して、優先度及び
品質を通知する。
【0194】LDP優先ユーザ管理部183#iは、以
下の機能を有する。
【0195】 保守者による外部からの入力に従って
自交換ノードが収容する各ユーザが優先ユーザ/非優先
ユーザのいずれであるかを示す優先度をLSPユーザ管
理テーブル192#iに登録する図58は、LSPユー
ザ管理テーブル192#iの構成図である。図58に示
すように、LSPユーザ管理テーブル192#iには、
入力VC毎に優先度が設定されている。
【0196】 IPパケットフォワーディング制御部
180#iからの問い合わせに従って、LSPユーザ管
理テーブル192#iを参照して、入力VCに該当する
ユーザの優先度を通知する。
【0197】以下、図55のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0198】(1) 優先度の設定 LDP優先ユーザ管理部183#iは、保守者による外
部からの入力に従って自交換ノードが収容する各ユーザ
の優先度をLSPユーザ管理テーブル192#iに登録
する。
【0199】(2) 予備系LSP設定 図59は、予備系LSP設定フローチャートである。予
備系ルート制御部181#iは、LDP機能制御部38
#iより予備系LSPの設定要求を受け取ると、以下の
処理を行う。ステップ250において、LDP品質管理
部182#iに着IPアドレスを元に予備系LSPの優
先度及び品質を問い合わせる。LDP品質管理部182
#iは、予備系LSP優先度管理テーブル191#iを
検索して、優先度及び品質を通知する。ステップS15
1において、次の優先度の予備系LSPがあるかを判断
する。次の優先度の予備系LSPが有れば、ステップS
152に進む。次の優先度の予備系LSPが無ければ、
終了する。
【0200】ステップS252において、予備系ルート
のNHRに優先度及び品質を設定した予備系LSP設定
要求メッセージを送信する。このメッセージはエグレス
ノードまで中継される。エグレスノードはイングレスノ
ードに対してラベルマッピングして、品質に応じた予備
系LSPの設定を行う。エグレスノードはイングレスノ
ードに対して予備系LSP設定応答メッセージを返す。
ステップS254において、予備系LSP設定応答メッ
セージを受信したか否かを判断する。メッセージを受信
したならば、ステップS256に進む。ステップS25
6において、予備系LSP管理テーブル90#iに予備
系LSPに関わる情報を設定する。ステップS258に
おいて、フォワーディングテーブル190#iに予備系
LSPに関わる情報を設定して、ステップS252に戻
る。以上を繰り返すことにより、現用系LSPについ
て、優先度毎に予備系LSPの設定をする。
【0201】図60は予備系LSPを示す図である。図
60に示すように、IPOA交換ノード196#1→I
POA交換ノード196#2→IPOA交換ノード19
6#4のルートに現用系LSPが設定されているとき、
IPOA交換ノード196#1→IPOA交換ノード1
96#3→IPOA交換ノード196#4のルートに優
先度A品質の予備系LSP及び優先度B品質の予備系L
SPが設定される。
【0202】(3) 予備系LSP切替 現用系LSPに関わるルートが障害が発生すると、イン
グレスノードにおいて、優先度毎に予備系LSPへの切
替えを行う。
【0203】(4) ルーティング 図61は、ルーティングフローチャートである。IPパ
ケットフォワーディング制御部150#iは、ステップ
S260において、IPパケットを受信したか否かを判
断している。IPパケットを受信したならば、ステップ
S261に進む。ステップS261において、入力VP
I/VCIを抽出する。ステップS262において、入
力VPI/VCIに対してLSPが設定されており且つ
当該LPについて自交換ノードがコア/イングレスノー
ドあるか否かを判断する。この条件を満たすとき、ステ
ップS263に進む。この条件を満たさないとき、ステ
ップS278に進む。ステップS263において、着I
Pアドレスを抽出する。
【0204】ステップS264において、着IPアドレ
スを元に、フォワーディングテーブル190#iを参照
して、LSP設定されているか否かを判断する。LSP
設定されていれば、ステップS266に進む。LSP設
定されていなければ、ステップS276に進む。ステッ
プS266において、フォワーディングテーブル190
#iを参照して、当該LSPが現用系/予備系を判断す
る。現用系LSPであれば、ステップS268に進む。
予備系LSPであれば、ステップS270に進む。ステ
ップS268において、現用系LSPにルーティングす
る。ステップS270において、入力VPに対応する優
先度を求る。ステップS272において、優先度に対応
する予備系LSPにルーティングする。ステップS76
において、OSPFルーティングする。ステップS27
8において、当該LSPにルーティングする。
【0205】図62は予備系LSP切替及び予備系LS
Pルーティングを示す図である。図62に示すように、
IPOA交換ノード196#1→IPOA交換ノード1
96#2→IPOA交換ノード196#4のルートの現
用系LSPに関わる障害が発生すると、IPOA交換ノ
ード196#1→IPOA交換ノード196#3→IP
OA交換ノード196#4のルートの優先度A品質のL
SP、優先度B品質のLSPの中で、ユーザパケットの
入力VCに応じた優先度の予備系LSPにルーティング
される。以上説明した本実施形態によれば、現用系LS
Pに関わるルートに障害があるとき、優先度に応じた予
備系LSPにルーティングされるので、サービスの差別
化ができる。
【0206】第8実施形態 図63は、本発明の第8実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。第8実施形態
は、発側エッジノードでは、優先/非優先ユーザをグル
ーピングしてユーザパケットに優先/非優先の識別する
フラグを設定してNHRに送信すること、発側イングレ
スノードでは、ユーザパケットの着IPアドレスについ
て現用系LSPが設定されていて且つ現用系LSPが予
備系LSPに切替っているとき、付加された優先/非優
先を識別するフラグを抽出して優先/非優先を判断し
て、フラグを削除してから優先ユーザであれば、予備系
LSPにルーティングすること、非優先ユーザであれ
ば、パケット廃棄/OSPFルーティングを行うことを
特徴とする。ここで、発側エッジノードとは、ユーザを
ATMレベルで収容する(ユーザに対してコネクション
を張っている)ノードをいう。発側イングレスノードと
は、ユーザパケットの着IPアドレスについて現用系L
SPが設定されており且つ現用系LSPについてのイン
グレスノードであることをいう。
【0207】図63に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、LDP機能制御部38#i、ルート管理部
40#i、IPOAパス設定機能部44#i、予備系ル
ート制御部200#i、LDPユーザ管理部202#
i、発側エッジ優先制御部204#i、発側コア優先制
御部206#i及びIPパケットフォワーディング制御
部208#iを有する。
【0208】LDPユーザ管理部202#iは、保守者
等により外部から入力された収容する各ユーザについ
て、優先ユーザ/優先ユーザをLSPユーザ管理テーブ
ル210#iに登録する。この登録はユーザの契約時に
行われることが一般的である。
【0209】図64は、LSPユーザ管理テーブル21
0#iの構成図である。図64に示すように、LSPユ
ーザ管理テーブル210#iには、各ユーザ毎に、ユー
ザを特定する情報、例えば、入力VC(LI:VP:V
C)及び優先/非優先が設定されている。発側エッジ優
先制御部204#iは、以下の機能を有する。
【0210】ユーザパケットの入力VCより当該ユーザ
のエッジノードであるか否かを判断する。エッジノード
ならば、LDPユーザ管理部202#iに入力VCより
当該ユーザが優先ユーザ/非優先ユーザのいずれである
かを判断する。優先ユーザならば、優先に設定したフラ
グをユーザパケットに付加して、IPパケットフォワー
ディング制御部34#iに出力する。非優先ユーザなら
ば、非優先に設定したフラグをユーザパケットに付加し
て、IPパケットフォワーディング制御部34#iに出
力する。フラグは、ユーザパケットをカプセル化して、
カプセル化ヘッダにNHRのアドレスと共に設定しても
良いし、ATMセル/IPパケットに設定しても良い。
【0211】発側コア優先制御部206#iは、以下の
機能を有する。受信されたユーザパケットにフラグが設
定されているか否かを判断する。フラグが設定されてい
れば、フラグを削除して元のIPパケットに戻す。フラ
グが設定されていたとき、優先ユーザ/非優先ユーザの
いずれを示すかを、ユーザパケットに同期してIPパケ
ットフォワーディング制御部208#iに通知する。
【0212】IPパケットフォワーディング制御部20
8#iは、以下の機能を有する。
【0213】 入力セルについてLSPが設定されて
おり且つイングレスノードでない(コア/エグレスノー
ド)とき、セルを出力VC情報に従って該当する出方路
に出力する。
【0214】 着IPアドレスについてLSPが設定
されており且つイングレスノードであり且つ予備系LS
Pが設定されており且つ現用系LSPに関わるルートが
障害であるとき i) 優先ユーザのパケットはエッジノードで付与された
フラグをクリアし、予備系LSPにルーティングする。
【0215】ii) 非優先ユーザのパケットは廃棄又は
OSPFルーティングする。
【0216】 着IPアドレスについてLSPが設定
されており且つイングレスノードであり且つ予備系LS
Pが設定されておらず且つ現用系LSPに関わるルート
が障害であるとき、パケット廃棄又はOSPFルーティ
ングする。
【0217】 着IPアドレスについてLSPが設定
されていないとき、OSPFルーティングする。
【0218】 着IPアドレスについてLSPが設定
されており且つイングレスノードであり且つ現用系LS
PがACTであるとき、現用系LSPにルーティングす
る。
【0219】以下、図63のIPOA交換ノードの動作
説明をする。
【0220】(1) 優先/非優先設定 LDPユーザ管理部202#iは、保守者等により外部
から入力された収容する各ユーザについて、優先ユーザ
/優先ユーザをLSPユーザ管理テーブル210#iに
登録する。
【0221】(2) 優先フラグ設定 図65は、発側エッジ優先制御部204#iの優先制御
フローチャートである。ステップS280において、受
信されたIPパケットの入力VCより発側エッジノード
であるか否かを判断する。発側エッジノードならば、ス
テップS282に進む。発側エッジノードでなければ、
終了する。ステップS282において、LDPユーザ管
理部202#iに優先ユーザ/非優先ユーザのいずれで
あるかを問い合わせる。LDPユーザ管理部202#i
は、入力VCを元にLSPユーザ管理テーブル210#
iを参照して、優先ユーザ/非優先ユーザのいずれであ
るかを取得して、発側エッジ優先制御部204#iに通
知する。ステップS284において、優先ユーザである
か否かを判断する。
【0222】優先ユーザならば、ステップS286に進
む。非優先ユーザならば、ステップS288に進む。ス
テップS286において、優先に設定したフラグをIP
パケットに付加して、IPパケットフォワーディング制
御部208#iより該当出方路に出力する。ステップS
288において、非優先に設定したフラグをIPパケッ
トに付加して、IPパケットフォワーディング制御部2
08#iより該当出方路に出力する。
【0223】(3) ルーティング 図66は、ルーティングフローチャートである。図66
は、ルーティングを示す図である。図66では、IPO
A交換ノード214#1が優先ユーザ#1及び非優先ユ
ーザ#2のエッジノード、IPOA交換ノード214#
2が優先ユーザ#1のIPパケット及び非優先ユーザの
IPパケットについて現用系用LSPが設定されており
イングレスノード、IPOA交換ノード214#3が現
用系LSPのコアノード、IPOA交換ノード214#
4が予備系LSPのコアノード、IPOA交換ノード2
14#5は現用系LSPのエグレスノード、IPOA交
換ノード214#6は優先ユーザ#1及び非優先ユーザ
のIPパケットのエッジノードである。優先ユーザ#1
及び非優先ユーザ#2のIPパケットの着IPアドレス
は、同じであっても異なるものであっても良いが、優先
ユーザ#1及び非優先ユーザのIPパケットが送信され
る現用系LSPは共通である。
【0224】エッジノード214#1は、優先ユーザ#
1のIPパケットに優先を設定したフラグを付加し、非
優先ユーザ#2のIPパケットに非優先を設定したフラ
グを付加して、NHR214#2に送信する。IPOA
交換ノード214#2は、優先ユーザ#1のIPパケッ
ト、非優先ユーザ#2のIPパケットを受信する。発側
コア優先制御部206#2は、ステップS290におい
て、優先ユーザ#1及び非優先ユーザ#2のIPパケッ
トの入力VCよりイングレスノードであるか否かを判定
する。イングレスノードならば、ステップS292に進
む。イングレスノードでなければ、ステップS308に
進む。
【0225】ステップS292において、フラグを抽出
して、IPパケットを元に戻す。ステップS294にお
いて、着IPアドレス抽出する。ステップS296にお
いて、LSP設定されているか否かを判断する。LSP
設定されていれば、ステップS298に進む。LSP未
設定ならば、ステップS306に進む。ステップS29
8において、現用系/予備系のいずれがACTであるか
を判別する。現用系がACTならば、ステップS299
に進む。予備系がACTならば、ステップS302に進
む。
【0226】ステップ299において、フラグをクリア
する。ステップS300において、現用系LSPにルー
ティグする。例えば、イングレスノード214#2は、
現用系LSPがACTであれば、優先ユーザ#1のIP
パケット及び非優先ユーザ#2のIPパケットを現用系
LSPによりNHR214#3に送信する。ステップS
302において、IPパケットが優先ユーザ/非優先ユ
ーザのいずれであるかを判別する。優先ユーザならば、
ステップS304に進む。非優先ユーザならば、ステッ
プS306に進む。
【0227】ステップS304において、IPパケット
を予備系lSPにルーティングする。例えば、イングレ
スノード214#2は、予備系LSPがACTであれ
ば、優先ユーザ#1のIPパケットを予備系LSPによ
りNHR214#4に送信する。ステップS306にお
いて、非優先IPパケットをOSPFルーティング/廃
棄する。例えば、イングレスノード214#2は、予備
系LSPがACTであれば、非優先ユーザ#2のIPパ
ケットを廃棄/NHR214#3にOSPFルーティン
グする。
【0228】ステップS308において、当該IPパケ
ットについてLSP設定されているか否かを判断する。
LSP設定済みであれば、ステップS310に進む。L
SP未設定ならば、ステップS312に進む。ステップ
S310において、IPパケットを当該LSPにルーテ
ィングする。ステップS312において、IPパケット
をOSPFルーティングする。
【0229】例えば、図67に示すように、優先ユーザ
#1のIPパケットは、現用系LSPがACTであれ
ば、ノード214#1→ノード214#2→ノード21
4#3→ノード214#5→ノード214#6を通過す
る。また、予備系LSPがACTであれば、ノード21
4#1→ノード214#2→ノード214#4→ノード
214#5→ノード214#6を通過する。非優先ユー
ザ#2のIPパケットは、現用系LSPがACTであれ
ば、ノード214#1→ノード214#2→ノード21
4#3→ノード214#5→ノード214#6を通過す
る。また、予備系LSPがACTであれば、ノード21
4#2で廃棄されるか、ノード214#4→ノード21
4#5→ノード214#6を通過する。以上説明した本
実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られ
る上にサービスの差別化を行うことができる。
【0230】第9実施形態 図68は、本発明の第9実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同一
の構成要素には同一の符号を付している。第9実施形態
は、現用系LSPのトラヒックが規定値を超えたときに
予備系LSPを設定するようにしたことを特徴としてい
る。図68に示すように、IPOA交換ノードは、IF
部30#ij(j=1〜n),32#ij(j=1〜
n)、IPパケットフォワーディング制御部34#i、
LDP機能制御部38#i、ルート管理部40#i、I
POAパス設定機能部44#i、予備系ルート制御部2
20#i及びLSP通信管理部222#iを有する。予
備系ルート制御部220#iは、LDP機能制御部38
#iより予備系LSP設定の指示を受けると、LSP通
信管理部222#iに現用系LSPのトラヒックを問い
合わせる。LSP通信管理部222#iより予備系LS
P設定が現用系LSP識別子より要求されたとき、予備
系LSPを設定する。また、LSP通信管理部222#
iより予備系LSPの解放が要求されたとき、既に設定
された予備系LSPの解放をする。
【0231】図69は、図68中のLSP通信管理部2
22#iの構成図である。図69に示すように、LSP
通信管理部222#iは、LDP通信量測定部230#
i、トラヒック管理テーブル232#i及び予備系LS
P設定判定部234#iを有する。LDP通信量測定部
230#iは、各現用系LSPについて、一定時間内の
送信パケット数、現用系LSPが双方向に設定されてい
るときには、送信パケット及び受信パケット数を測定し
て、トラヒック管理テーブル232#iに設定する。
尚、現用系LSPの送信/受信パケット数は、該当回線
(LI)からの出力/入力VCを元にパケット数をカウ
ントする。
【0232】図70は、図69中のトラヒック管理テー
ブル232#iの構成図である。図70に示すように、
現用系LSP識別子毎に、一定時間内の送信パケット数
及び受信パケット数が設定される。予備系LSP設定判
定部234#iは、トラヒック管理テーブル232#i
を参照して、各現用系LSPについて、送信パケット数
/受信パケット数が規定値を超えたとき、予備系ルート
制御部220#iに予備系LSPの設定を現用系LSP
識別子より要求する。また、各現用系LSPについて、
送信パケット数/受信パケット数が規定値以下となった
き、予備系ルート制御部220#iに予備系LSPの設
定解放を現用系LSP識別子より要求する。以下、図6
8のIPOA交換ノードの動作説明をする。予備系LS
Pを現用系LSPの通信量に応じて設定するのは、予備
系LSPを常時設定していると資源をそれだけ必要とす
ること、IPレベルの障害の発生は通信量が多くなると
確率が高くなるものと推定されることからである。
【0233】(1) 予備系LSP設定・解放 図71は、予備系LSP設定・解放のフローチャートで
ある。LDP機能制御部38#iは、現用系LSP設定
が終了したとき、予備系LSP対象であれば、予備系ル
ート制御部220#iに予備系LSPの設定要求する。
予備系ルート制御部220#iは、現用系LSP識別子
及び入力(出力)VCにより、LSP通信管理部222
#iにトラヒックの問い合わせをする。LSP通信管理
部222#iは、現用系LSPの一定時間内の通信量を
測定して、トラヒック管理テーブル232#iに設定す
る。以降、トラヒック管理テーブル232#iに設定さ
れた全ての現用系LSPについて、一定時間内のトラヒ
ックを測定して、トラヒック管理テーブル232#iに
更新する。
【0234】LSP通信管理部222#iは、図71中
のステップS322において、トラヒック管理テーブル
232#iより次の現用系LSPの通信量を参照する。
ステップS324において、送信パケット数が規定値オ
ーバー/受信パケット数が規定値オーバしたか否かを判
定する。規定値をオーバーしたならば、ステップS32
6に進む。ステップS326において、予備系ルート制
御部220#iに予備系LSP設定を指示して、ステッ
プS322に戻る。予備系ルート制御部220#iは、
第1実施形態と同様にして、予備系LSPの設定をす
る。ステップS328において、予備系LSP設定済み
であるか否かを判断する。予備系LSP設定済みなら
ば、ステップS330に進む。予備系LSP未設定なら
ば、ステップS322に戻る。ステップS330におい
て、予備系ルート制御部220#iに解放指示して、ス
テップS322に戻る。
【0235】(2) 予備系LSP切替 図72は、予備系LSP切替を示す図である。予備系L
SP切替は第1実施形態と同様であり、例えば、図72
に示すように、イングレスノード242#1→コアノー
ド242#2→エグレスノード242#4を通過する現
用系LSPが設定されていたとき、イングレスノード2
42#2における現用系LSPの通信量が規定値を越え
たとき、イングレスノード242#1→コアノード24
2#3→エグレスノード242#4を通過する予備系L
SPが設定される。現用系LSPに関わるルートが障害
になると、予備系LSPに切り替わって、IPパケット
が予備系LSPのNHR242#3にルーティングされ
る。以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と
同様の効果がある上に、現用系LSPの通信量に応じて
予備系LSPを設定することができる。
【0236】第10実施形態 図73は、本発明の第10実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同
一の構成要素には同一の符号を付している。第10実施
形態は、現用系LSPに関わるルートに障害発生した時
に加えて、現用系LSPのトラヒックが規定値を超えた
ときに予備系LSPに切り替えるようにしたことを特徴
としている。図73に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、IPパケットフォワーディング制御部34
#i、LDP機能制御部38#i、ルート管理部40#
i、IPOAパス設定機能部44#i、予備系ルート制
御部250#i及びLSP通信管理部252#iを有す
る。予備系ルート制御部250#iは、以下の機能を有
する。
【0237】 現用系LSPを設定したLDP機能制
御部38#iより予備系LSP設定の指示を受けると、
第1実施形態と同様にして、予備系LSPを設定する。
通信管理部252#iに現用系LSPの通信量の測定を
依頼する。
【0238】 現用系LSPに関わるルートに障害発
生したとき及び現用系LSPの通信量が規定値を超えた
とき、予備系LSPに切り替える。
【0239】図74は、図73中のLSP通信管理部2
52#iの構成図であり、図69中の構成要素と実質的
に同一の構成要素には同一の符号を付している。図74
に示すように、LSP通信管理部252#iは、LDP
通信量測定部230#i、トラヒック管理テーブル23
2#i及び予備系LSP切替判定部260#iを有す
る。予備系LSP切替判定部260#iは、トラヒック
管理テーブル232#iを参照して、各現用系LSPに
ついて、送信パケット数/受信パケット数が規定値を超
えたとき、予備系ルート制御部250#iに予備系LS
Pへ切替を要求する。また、各現用系LSPについて、
送信パケット数/受信パケット数が規定値以下となった
き、予備系ルート制御部250#iに予備系LSPの現
用系LSPへの切替を要求する。以下、図73のIPO
A交換ノードの動作説明をする。
【0240】(1) 予備系LSP設定 第1実施形態と同様にして、予備系LSPが設定され
る。
【0241】(2) 予備系LSP切替 IPルート障害が有ったときは、第1実施形態と同様に
して、予備系LSPに切替られる。
【0242】図75は、IPルート障害以外の予備系L
SP切替フローチャートである。LSP通信管理部25
2#iは、図75中のステップS340において、トラ
ヒック管理テーブル232#iより次の現用系LSPの
通信量を参照する。ステップS342において、送信パ
ケット数が規定値オーバー/受信パケット数が規定値オ
ーバしたか否かを判定する。規定値をオーバーしたなら
ば、ステップS344に進む。ステップS344におい
て、予備系ルート制御部250#iに予備系LSP切替
を指示して、ステップS340に戻る。予備系ルート制
御部250#iは、第1実施形態と同様にして、予備系
LSPの切替をする。ステップS346において、現用
系LSP障害であるか否かを判断する。現用系LSP障
害でなければ、ステップS348に進む。現用系LSP
障害ならば、ステップS340に戻る。ステップS34
8において、予備系ルート制御部220#iに現用系L
SPに切替指示して、ステップS340に戻る。現用系
LSPへの切替は、予備系LSPの切替と同様にして行
われる。
【0243】図76は、予備系LSP切替を示す図であ
る。例えば、図76に示すように、イングレスノード2
62#1→コアノード262#2→エグレスノード26
2#4を通過する現用系LSPが設定されていたとき、
イングレスノード262#2における現用系LSPの通
信量が規定値を越えたとき、イングレスノード262#
1→コアノード262#3→エグレスノード262#4
を通過する予備系LSPに切替られる。以上説明した本
実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果がある上
に、現用系LSPの通信量に応じて予備系LSPに切替
をすることができる。
【0244】第11実施形態 図77は、本発明の第11実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同
一の構成要素には同一の符号を付している。第11実施
形態は、現用系LSPの廃棄パケット数が規定値を超え
たときに予備系LSPを設定するようにしたことを特徴
としている。図77に示すように、IPOA交換ノード
は、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij(j
=1〜n)、IPパケットフォワーディング制御部34
#i、LDP機能制御部38#i、ルート管理部40#
i、IPOAパス設定機能部44#i、予備系ルート制
御部270#i及びLSP通信管理部272#iを有す
る。予備系ルート制御部270#iは、LDP機能制御
部38#iより予備系LSP設定の指示を受けると、L
SP通信管理部272#iに現用系LSPの廃棄パケッ
ト数を問い合わせる。LSP通信管理部272#iより
予備系LSP設定が現用系LSP識別子より要求された
とき、予備系LSPを設定する。また、LSP通信管理
部272#iより予備系LSPの解放が要求されたと
き、既に設定された予備系LSPの解放をする。
【0245】図78は、図77中のLSP通信管理部2
22#iの構成図である。図78に示すように、LSP
通信管理部272#iは、LDP通信量測定部280#
i、トラヒック管理テーブル282#i及び予備系LS
P設定判定部284#iを有する。LDP通信量測定部
280#iは、各現用系LSPについて、一定時間内の
廃棄送信パケット数、現用系LSPが双方向に設定され
ているときには、廃棄送信パケット及び廃棄受信パケッ
ト数を測定して、トラヒック管理テーブル282#iに
設定する。尚、送信パケット/受信パケットの廃棄は、
IPパケットフォワーディング制御部34#iが有する
送信/受信バッファがオーバーフローした時などに行わ
れる。
【0246】図79は、図78中のトラヒック管理テー
ブル282#iの構成図である。図78に示すように、
現用系LSP識別子毎に、一定時間内の廃棄送信パケッ
ト数及び廃棄受信パケット数が設定される。予備系LS
P設定判定部284#iは、トラヒック管理テーブル2
82#iを参照して、各現用系LSPについて、廃棄送
信パケット数/廃棄受信パケット数が規定値を超えたと
き、予備系ルート制御部270#iに予備系LSPの設
定を現用系LSP識別子より要求する。また、各現用系
LSPについて、廃棄送信パケット数/廃棄受信パケッ
ト数が規定値以下となったき、予備系ルート制御部27
0#iに予備系LSPの設定解放を現用系LSP識別子
より要求する。以下、図77のIPOA交換ノードの動
作説明をする。
【0247】(1) 予備系LSP設定・解放 図80は、予備系LSP設定・解放のフローチャートで
ある。LDP機能制御部38#iは、現用系LSP設定
が終了したとき、予備系LSP対象であれば、予備系ル
ート制御部270#iに予備系LSPの設定要求する。
予備系ルート制御部270#iは、現用系LSP識別子
及び入力(出力)VCにより、LSP通信管理部272
#iにトラヒックの問い合わせをする。LSP通信管理
部272#iは、現用系LSPの一定時間内の廃棄パケ
ット数を測定して、トラヒック管理テーブル282#i
に設定する。以降、トラヒック管理テーブル282#i
に設定された全ての現用系LSPについて、一定時間内
の廃棄パケット数を測定して、トラヒック管理テーブル
282#iに更新する。
【0248】LSP通信管理部272#iは、図80中
のステップS352において、トラヒック管理テーブル
282#iより次の現用系LSPの廃棄パケット数を参
照する。ステップS354において、廃棄送信パケット
数が規定値オーバー/廃棄受信パケット数が規定値オー
バしたか否かを判定する。規定値をオーバーしたなら
ば、ステップS356に進む。ステップS356におい
て、予備系ルート制御部270#iに予備系LSP設定
を指示して、ステップS352に戻る。予備系ルート制
御部270#iは、第1実施形態と同様にして、予備系
LSPの設定をする。ステップS358において、予備
系LSP設定済みであるか否かを判断する。予備系LS
P設定済みならば、ステップS360に進む。予備系L
SP未設定ならば、ステップS352に戻る。ステップ
S360において、予備系ルート制御部270#iに解
放指示して、ステップS352に戻る。
【0249】(2) 予備系LSP切替 図81は、予備系LSP切替を示す図である。予備系L
SP切替は第1実施形態と同様であり、例えば、図81
に示すように、イングレスノード284#1→コアノー
ド284#2→エグレスノード284#4を通過する現
用系LSPが設定されていたとき、イングレスノード2
84#2における現用系LSPの廃棄パケット数が規定
値を越えたとき、イングレスノード284#1→コアノ
ード284#3→エグレスノード284#4を通過する
予備系LSPが設定される。現用系LSPに関わるルー
トが障害になると、予備系LSPに切り替わって、IP
パケットが予備系LSPのNHR282#3にルーティ
ングされる。以上説明した本実施形態によれば、第1実
施形態と同様の効果がある上に、現用系LSPの廃棄パ
ケット数に応じて予備系LSPを設定することができ
る。
【0250】第12実施形態 図82は、本発明の第12実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図3中の構成要素と実質的に同
一の構成要素には同一の符号を付している。第12実施
形態は、現用系LSPに関わるルートに障害発生した時
に加えて、現用系LSPの廃棄パケット数が規定値を超
えたときに予備系LSPに切り替えるようにしたことを
特徴としている。図82に示すように、IPOA交換ノ
ードは、IF部30#ij(j=1〜n),32#ij
(j=1〜n)、IPパケットフォワーディング制御部
34#i、LDP機能制御部38#i、ルート管理部4
0#i、IPOAパス設定機能部44#i、予備系ルー
ト制御部290#i及びLSP通信管理部292#iを
有する。予備系ルート制御部290#iは、以下の機能
を有する。
【0251】 現用系LSPを設定したLDP機能制
御部38#iより予備系LSP設定の指示を受けると、
第1実施形態と同様にして、予備系LSPを設定する。
通信管理部292#iに現用系LSPの通信量の測定を
依頼する。
【0252】 現用系LSPに関わるルートに障害発
生したとき及び現用系LSPの廃棄パケット数が規定値
を超えたとき、予備系LSPに切り替える。
【0253】図83は、図82中のLSP通信管理部2
92#iの構成図であり、図78中の構成要素と実質的
に同一の構成要素には同一の符号を付している。図83
に示すように、LSP通信管理部292#iは、LDP
通信量測定部280#i、トラヒック管理テーブル28
2#i及び予備系LSP切替判定部300#iを有す
る。予備系LSP切替判定部300#iは、トラヒック
管理テーブル282#iを参照して、各現用系LSPに
ついて、廃棄送信パケット数/廃棄受信パケット数が規
定値を超えたとき、予備系ルート制御部290#iに予
備系LSPへ切替を要求する。また、各現用系LSPに
ついて、廃棄送信パケット数/廃棄受信パケット数が規
定値以下となったき、予備系ルート制御部290#iに
予備系LSPの現用系LSPへの切替を要求する。以
下、図82のIPOA交換ノードの動作説明をする。
【0254】(1) 予備系LSP設定 第1実施形態と同様にして、予備系LSPが設定され
る。
【0255】(2) 予備系LSP切替 IPルート障害が有ったときは、第1実施形態と同様に
して、予備系LSPに切替られる。
【0256】図84は、IPルート障害以外の予備系L
SP切替フローチャートである。LSP通信管理部29
2#iは、図84中のステップS370において、トラ
ヒック管理テーブル282#iより次の現用系LSPの
廃棄パケット数を参照する。ステップS372におい
て、廃棄送信パケット数が規定値オーバー/廃棄受信パ
ケット数が規定値オーバしたか否かを判定する。規定値
をオーバーしたならば、ステップS374に進む。ステ
ップS374において、予備系ルート制御部290#i
に予備系LSP切替を指示して、ステップS370に戻
る。予備系ルート制御部290#iは、第1実施形態と
同様にして、予備系LSPの切替をする。ステップS3
76において、現用系LSP障害であるか否かを判断す
る。現用系LSP障害でなければ、ステップS378に
進む。現用系LSP障害ならば、ステップS370に戻
る。ステップS378において、予備系ルート制御部2
90#iに現用系LSPに切替指示して、ステップS3
70に戻る。現用系LSPへの切替は、予備系LSPの
切替と同様にして行われる。
【0257】図85は、予備系LSP切替を示す図であ
る。例えば、図85に示すように、イングレスノード3
02#1→コアノード302#2→エグレスノード30
2#4を通過する現用系LSPが設定されていたとき、
イングレスノード302#2における現用系LSPの廃
棄パケット数が規定値を越えたとき、イングレスノード
302#1→コアノード302#3→エグレスノード3
02#4を通過する予備系LSPに切替られる。以上説
明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果
がある上に、現用系LSPの廃棄パケット数に応じて予
備系LSPに切替をすることができる。
【0258】第13実施形態 図86は、本発明の第13実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図26及び図43中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第13実施形態は、第2及び第5実施形態を組み合
わせたものである。即ち、第5実施形態と同様にして、
予備系LSPを有効期間のみ設定して、有効期間外は解
放する。そして、第2実施形態と同様にして、現用系L
SPに関わるルートのATMレベル障害検出時に、予備
系LSPに切替える。
【0259】第14実施形態 図87は、本発明の第14実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図41及び図43中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第14実施形態は、第4及び第5実施形態を組み合
わせたものである。即ち、第4実施形態と同様にして、
予備系LSPをCR−LDPとする。そして、第5実施
形態と同様にして、予備系CR−LDPを有効期間のみ
設定して、有効期間外は解放する。
【0260】第15実施形態 図88は、本発明の第15実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図41及び図51中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第15実施形態は、第4及び第6実施形態を組み合
わせたものである。即ち、第4実施形態と同様にして、
予備系LSPをCR−LDPとする。そして、第6実施
形態と同様にして、現用系LSPに関わるルートのAT
Mレベル障害検出時に優先加入者のみに予備系CR−L
DPに切り替える。
【0261】第16実施形態 図89は、本発明の第16実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図43及び図63中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第16実施形態は、第6及び第8実施形態を組み合
わせたものである。即ち、第4実施形態と同様にして、
予備系LSPをCR−LDPとする。そして、第8実施
形態と同様にして、エッジIPOA交換ノードにて優先
ユーザのIPパケットに優先表示をすることにより、A
TMレベル障害検出時に優先ユーザのみに予備系CR−
LDPに切り替える。
【0262】第17実施形態 図90は、本発明の第17実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図41及び図68中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第17実施形態は、第4及び第9実施形態を組み合
わせたものである。即ち、第4実施形態と同様にして、
予備系LSPをCR−LDPとするが、第9実施形態と
同様にして、現用系LSPのIP通信量が規定値を超え
た場合に、予備系LSP設定を行う。そして、ATMレ
ベル障害検出時に予備系CR−LDPに切り替える。
【0263】第18実施形態 図91は、本発明の第18実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図であり、図41及び図77中の構成要素
と実質的に同一の構成要素には同一の符号を付してい
る。第18実施形態は、第4及び第11実施形態を組み
合わせたものであ。即ち、第4実施形態と同様にして、
予備系LSPをCR−LDPとするが、第11実施形態
と同様にして、現用系LSPのIPパケット廃棄量が規
定値を超えた場合に、予備系CR−LSP設定を行う。
そして、ATMレベル障害検出時に予備系CR−LDP
に切り替える。
【0264】本発明は以下の付記を含むものである。
【0265】(付記1) セル化パケットを受信して、
前記セル化パケットを該当する出方路から送信する複数
の交換ノードを含む通信ネットワークにおいて、前記各
交換ノードは、自交換ノードが発側ノードであるとき、
着側ノードとの間で現用系パスの設定をし、自交換ノー
ドが着側ノードであるとき、発側ノードとの間で現用系
パスの設定をし、自交換ノードがコアノードであると
き、発側ノードと着側ノードとの間の現用系パス上に位
置するノードとして該現用系パスの設定をする現用系パ
ス設定手段と、自交換ノードが現用系パスの発側ノード
であるとき、着側ノードとの間で該現用系パスと隣接交
換ノードが異なる予備系パスを所定の現用系パスに対し
て設定し、自交換ノードが現用系パスの着側ノードであ
るとき、該現用系パスの発側ノードとの間で予備系パス
を該現用系パスに対して設定し、自交換ノードがコアノ
ードであるとき、発側ノードと着側ノードとの間の予備
系パス上に位置するノードとして該予備系パスをいずれ
かの現用系パスに対して設定する予備系パス設定手段
と、前記現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害を
検出する障害検出手段と、受信したセル化パケットが現
用系パスを通過し且つ自交換ノードが該現用系パスの発
側ノードであり且つ該現用系パスの隣接交換ノードへの
ルート障害が検出されていないとき、該現用系パスを用
いて前記セル化パケットを送信し、受信したセル化パケ
ットが現用系パスを通過し且つ自交換ノードが該現用系
パスの発側ノードであり且つ該現用系パスの隣接交換ノ
ードへのルート障害が検出されたとき、該現用系パスに
対する予備系パスを用いて前記セル化パケットを送信
し、受信したセル化パケットが現用系パス又は予備系パ
スを用いて送信されたものであり且つ自交換ノードが該
現用系パス又は該予備系パスのコアノードであるとき、
該現用系パス又は該予備系パスを用いて送信するフォワ
ーディング制御手段と、を具備したことを特徴とする通
信ネットワーク。
【0266】(付記2) セル化パケットを受信して、
前記セル化パケットを該当する出方路から送信する複数
の交換ノードを含む通信ネットワークにおいて、前記各
交換ノードは、自交換ノードが発側ノードであるとき、
着側ノードとの間で現用系パスの設定をし、自交換ノー
ドが着側ノードであるとき、発側ノードとの間で現用系
パスの設定をし、自交換ノードがコアノードであると
き、発側ノードと着側ノードとの間の現用系パス上に位
置するノードとして該現用系パスの設定をする現用系パ
ス設定手段と、自交換ノードが現用系パスの発側ノード
であるとき、着側ノードとの間で該現用系パスと隣接交
換ノードが異なる予備系パスを所定の現用系パスに対し
て設定し、自交換ノードが現用系パスの着側ノードであ
るとき、該現用系パスの発側ノードとの間で予備系パス
を該現用系パスに対して設定し、自交換ノードがコアノ
ードであるとき、発側ノードと着側ノードとの間の予備
系パス上に位置するノードとして該予備系パスをいずれ
かの現用系パスに対して設定する予備系パス設定手段
と、隣接交換ノードからのルート障害を検出する障害検
出手段と、前記ルート障害に関わる隣接交換ノードから
の現用系パスに障害が発生し且つ自交換ノードが該現用
系パスのコアノードであるとき、該現用系パスに故障が
発生したことを該現用系パスの着側ノードに通知するコ
ア側障害通知手段と、現用系パスに障害が発生したこと
を通知されたとき、自交換ノードが該現用系パスの着側
ノードである場合に、該現用系パスの発側ノードに予備
系パスのルートにより現用系パスの障害を通知する着側
障害通知手段と、受信したセル化パケットが現用系パス
を通過し且つ自交換ノードが該現用系パスの発側ノード
であり且つ該現用系パスの障害が通知されていないと
き、該現用系パスを用いて前記セル化パケットを送信
し、受信したセル化パケットが現用系パスを通過し且つ
該現用系パスの発側ノードであり且つ該現用系パスの障
害が通知されたとき、該現用系パスに対する予備系パス
を用いて前記セル化パケットを送信し、受信したセル化
パケットが現用系パス又は該予備系パスを用いて送信さ
れたものであり且つ自交換ノードが該現用系パス又は該
予備系パスのコアノードであるとき、該現用系パス又は
該予備系パスを用いて送信するフォワーディング制御手
段と、を具備したことを特徴とする通信ネットワーク。
【0267】(付記3) 前記各交換ノードは、セル化
パケットの送信先ユーザについて予備系パスの有効期間
を設定する品質管理手段を更に具備し、前記現用系パス
設定手段は送信先ユーザに対して前記現用系パスを設定
し、前記予備系設定手段は、前記現用系パスが設定され
た送信先ユーザの前記有効期間のみ前記予備系パスを設
定し、有効期間外は前記予備系パスを解放することを特
徴とする付記1記載の通信ネットワーク。
【0268】(付記4) 前記各交換ノードはセル化パ
ケットの送信元ユーザについて優先ユーザ/非優先ユー
ザを設定する品質管理手段を更に具備し、前記フォワー
ディング制御手段は、前記セル化パケットの送信元ユー
ザが優先ユーザであるときのみ、前記予備系パスを使用
して該セル化パケットを送信することを特徴とする付記
1記載の通信ネットワーク。
【0269】(付記5) 前記各交換ノードは、セル化
パケットの送信元ユーザの優先クラスを設定する品質管
理手段を更に具備し、前記予備系パス設定手段は、自交
換ノードが現用系パスの発側ノードであるとき、前記優
先クラスに応じて通信品質の異なる複数の予備系パスを
設定し、前記フォワーディング制御手段は、前記セル化
パケットの送信元ユーザの優先クラスに対応する予備系
パスを用いて該セル化パケットを送信することを特徴と
する付記1記載の通信ネットワーク。
【0270】(付記6) 前記各交換ノードは、セル化
パケットの送信元ユーザの優先ユーザ/非優先ユーザを
設定する品質管理手段と、受信したセル化パケットの送
信元ユーザが優先ユーザ/非優先ユーザのいずれである
かを示す優先情報を該セル化パケットに付加する優先情
報付加手段と、受信したセル化パケットに優先情報を抽
出して、該セル化パケットから削除する優先情報抽出手
段とを更に具備し、前記フォワーディング制御手段は、
前記優先情報抽出手段が抽出した優先情報に基づいて優
先ユーザからのセル化パケットであるときのみ、予備系
パスを用いて該セル化パケットを送信することを特徴と
する付記1記載の通信ネットワーク。
【0271】(付記7) 各交換ノードは、自交換ノー
ドが現用系パスの発側ノードであるとき該現用系パスで
の通信量を測定する通信管理手段を更に具備し、前記予
備系パス設定手段は、通信量が一定量を越えた現用系パ
スについて前記予備系パスを設定することを特徴とする
付記1記載の通信ネットワーク。
【0272】(付記8) 各交換ノードは、自交換ノー
ドが現用系パスの発側ノードであるとき該現用系パスで
の廃棄パケット数を測定する通信管理手段を更に具備
し、前記予備系パス設定手段は、廃棄パケット数が一定
値を越えた現用系パスについて前記予備系パスを設定す
ることを特徴とする付記1記載の通信ネットワーク。
【0273】(付記9) セル化パケットを受信して、
前記セル化パケットを該当する出方路から送信する複数
の交換ノードを含む通信ネットワークにおいて、前記各
交換ノードは、自交換ノードが発側ノードであるとき、
着側ノードとの間で現用系パスの設定をし、自交換ノー
ドが着側ノードであるとき、発側ノードとの間で現用系
パスの設定をし、自交換ノードがコアノードであると
き、発側ノードと着側ノードとの間の現用系パス上に位
置するノードとして該現用系パスの設定をする現用系パ
ス設定手段と、自交換ノードが現用系パスの発側ノード
であるとき、着側ノードとの間で該現用系パスと隣接交
換ノードが異なる予備系パスを所定の現用系パスに対し
て設定し、自交換ノードが現用系パスの着側ノードであ
るとき、該現用系パスの発側ノードとの間で予備系パス
を該現用系パスに対して設定し、自交換ノードがコアノ
ードであるとき、発側ノードと着側ノードとの間の予備
系パス上に位置するノードとして該予備系パスをいずれ
かの現用系パスに対して設定する予備系パス設定手段
と、自交換ノードが現用系パスの発側ノードであるとき
該現用系パスの通信量を測定する通信管理手段と、受信
したセル化パケットが現用系パスを通過し且つ自交換ノ
ードが該現用系パスの発側ノードであり且つ該現用系パ
スでの通信量が一定量を越えていないとき、該現用系パ
スを用いて前記セル化パケットを送信し、受信したセル
化パケットが現用系パスを通過し且つ該現用系パスの発
側ノードであり且つ該現用系パスでの通信量が一定量を
越えたとき、該現用系パスに対する予備系パスを用いて
前記セル化パケットを送信し、受信したセル化パケット
が現用系パス又は予備系パスを用いて送信されたもので
あり且つ自交換ノードが該現用系パス又は該予備系パス
のコアノードであるとき、該現用系パス又は該予備系パ
スを用いて送信するフォワーディング制御手段と、を具
備したことを特徴とする通信ネットワーク。
【0274】(付記10) セル化パケットを受信し
て、前記セル化パケットを該当する出方路から送信する
複数の交換ノードを含む通信ネットワークにおいて、前
記各交換ノードは、自交換ノードが発側ノードであると
き、着側ノードとの間で現用系パスの設定をし、自交換
ノードが着側ノードであるとき、発側ノードとの間で現
用系パスの設定をし、自交換ノードがコアノードである
とき、発側ノードと着側ノードとの間の現用系パス上に
位置するノードとして該現用系パスの設定をする現用系
パス設定手段と、自交換ノードが現用系パスの発側ノー
ドであるとき、着側ノードとの間で該現用系パスと隣接
交換ノードが異なる予備系パスを所定の現用系パスに対
して設定し、自交換ノードが現用系パスの着側ノードで
あるとき、該現用系パスの発側ノードとの間で予備系パ
スを該現用系パスに対して設定し、自交換ノードがコア
ノードであるとき、発側ノードと着側ノードとの間の予
備系パス上に位置するノードとして該予備系パスをいず
れかの現用系パスに対して設定する予備系パス設定手段
と、自交換ノードが現用系パスの発側ノードであるとき
該現用系パスでの廃棄パケット数を測定する通信管理手
段と、受信したセル化パケットが現用系パスを通過し且
つ自交換ノードが該現用系パスの発側ノードであり且つ
該現用系パスでの廃棄パケット数が一定値を越えていな
いとき、該現用系パスを用いて前記セル化パケットを送
信し、受信したセル化パケットが現用系パスを通過し且
つ該現用系パスの発側ノードであり且つ該現用系パスで
の廃棄パケット数が一定値を越えたとき、該現用系パス
に対する予備系パスを用いて前記セル化パケットを送信
し、受信したセル化パケットが現用系パス又は予備系パ
スを用いて送信されたものであり且つ自交換ノードが該
現用系パス又は該予備系パスのコアノードであるとき、
該現用系パス又は該予備系パスを用いて送信するフォワ
ーディング制御手段と、を具備したことを特徴とする通
信ネットワーク。
【0275】(付記11) 前記予備系パス設定手段
は、通過する交換ノードが外部から指定されたルートに
基づいて前記予備系パスを設定することを特徴とする付
記1〜10いずれかに記載の通信ネットワーク。
【0276】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、現用系L
SPに対して予備系LSPを設定しておき、障害等が発
生した場合に予備系LSPに切り替えるので、現用系L
SPから予備系LSPに高速に切替ることができる。そ
のため、通信断の時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態の通信ネットワーク構成図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態によるIPOA交換ノー
ドの構成図である。
【図4】図2中のIPパケットフォワーディング制御部
が有するフォワーディングテーブル構成図である。
【図5】図2中のIPルーティング制御部の構成図であ
る。
【図6】図3中のLDP機能制御部が有する現用系LS
P管理テーブル構成図である。
【図7】図3中のルート管理部の構成図である。
【図8】図3中のルート管理部が有する予備系LSP要
否管理テーブル構成図である。
【図9】図3中の予備系ルート制御部の構成図である。
【図10】セッションパスとLDPパスルートを示す図
である。
【図11】予備系LSP設定要求メッセージの構成図で
ある。
【図12】予備系LSP設定応答メッセージの構成図で
ある。
【図13】図3中の予備系ルート制御部が有する予備系
LSP管理テーブルの構成図である。
【図14】予備系切替要求メッセージの構成図である。
【図15】予備系切替応答メッセージの構成図である。
【図16】予備系LSP設定フローチャートである。
【図17】予備系LSP設定フローチャートである。
【図18】予備系LSP設定フローチャートである。
【図19】予備系LSP設定フローチャートである。
【図20】予備系LSP設定シーケンスを示す図であ
る。
【図21】予備系LSP切替フローチャートである。
【図22】予備系LSP切替フローチャートである。
【図23】予備系LSP切替フローチャートである。
【図24】予備系LSP切替フローチャートである。
【図25】予備系LSP切替シーケンスを示す図であ
る。
【図26】本発明の第2実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図27】現用系故障通知メッセージの構成図である。
【図28】予備系切替応答メッセージの構成図である。
【図29】予備系LSP切替フローチャートである。
【図30】予備系LSP切替フローチャートである。
【図31】予備系LSP切替フローチャートである。
【図32】予備系LSP切替フローチャートである。
【図33】予備系LSP切替フローチャートである。
【図34】予備系LSP切替を示す図である。
【図35】予備系LSP切替シーケンスチャートであ
る。
【図36】本発明の第3実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図37】図36中の予備系ルート制御部の構成図であ
る。
【図38】予備系CR−LDP設定要求メッセージの構
成図である。
【図39】予備系CR−LDP設定シーケンスチャート
である。
【図40】予備系CR−LDPを示す図である。
【図41】本発明の第4実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図42】予備系CR−LDP切替を示す図である。
【図43】本発明の第5実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図44】図43中のLDP品質管理部の構成図であ
る。
【図45】図43中のLDP品質管理部が有する予備系
LSP有効管理テーブルの構成図である。
【図46】図43中のタイマ管理部が有する予備系LS
P設定管理テーブルの構成図である。
【図47】有効期間登録フローチャートである。
【図48】予備系LSP設定フローチャートである。
【図49】予備系LSP設定フローチャートである。
【図50】予備系LSP切替フローチャートである。
【図51】本発明の第6実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図52】図51中のIPパケットフォワーディング制
御部が有するフォワーディングテーブルの構成図であ
る。
【図53】図51中のLDP優先ユーザ管理部が有する
LSPユーザ管理テーブルの構成図である。
【図54】ルーティングのフローチャートである。
【図55】本発明の第7実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図56】図55中のIPパケットフォワーディング制
御部が有するフォワーディングテーブルの構成図であ
る。
【図57】図55中のLDP品質管理部が有する予備系
LSP優先度管理テーブルの構成図である。
【図58】図55中のLDP優先ユーザ管理部が有する
LSPユーザ管理テーブルの構成図である。
【図59】予備系LSP設定フローチャートである。
【図60】予備系LSPを示す図である。
【図61】ルーティングのフローチャートである。
【図62】予備系LSP切替を示す図である。
【図63】本発明の第8実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図64】図63中のLDPユーザ管理部が有するLS
Pユーザ管理テーブルの構成図である。
【図65】IPパケット発側エッジ優先制御フローチャ
ートである。
【図66】発側コアの予備系LSP切替フローチャート
である。
【図67】予備系LSP切替を示す図である。
【図68】本発明の第9実施形態によるIPOA交換ノ
ードの構成図である。
【図69】図68中のLSP通信管理部の構成図であ
る。
【図70】図69中のトラヒック管理テーブルの構成図
である。
【図71】予備系LSP設定・解放フローチャートであ
る。
【図72】予備系LSP切替を示す図である。
【図73】本発明の第10実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図74】図73中のLSP通信管理部の構成図であ
る。
【図75】予備系LSP切替フローチャートである。
【図76】予備系LSP切替を示す図である。
【図77】本発明の第11実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図78】図77中のLSP通信管理部の構成図であ
る。
【図79】図78中のトラヒック管理テーブルの構成図
である。
【図80】予備系LSP設定・解放フローチャートであ
る。
【図81】予備系LSP切替を示す図である。
【図82】本発明の第12実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図83】図82中のLSP通信管理部の構成図であ
る。
【図84】予備系LSP切替フローチャートである。
【図85】予備系LSP切替を示す図である。
【図86】本発明の第13実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図87】本発明の第14実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図88】本発明の第15実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図89】本発明の第16実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図90】本発明の第17実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【図91】本発明の第18実施形態によるIPOA交換
ノードの構成図である。
【符号の説明】
2#i(i=1〜4) 交換ノード 4#i(i=1〜4) 現用系パス設定手段 6#i(i=1〜4) 予備系パス設定手段 8#i(i=1〜4) 障害検出手段 9#i(i=1〜4) フォワーディング制御手段 10 現用系パス 12 予備系パス 14 セル化パケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 雅明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 児玉 郁夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 平澤 貴宏 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 吉岡 弘高 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 仁 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA10 LB08 LE17 MB01 MD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル化パケットを受信して、前記セル化
    パケットを該当する出方路から送信する複数の交換ノー
    ドを含む通信ネットワークにおいて、 前記各交換ノードは、 自交換ノードが発側ノードであるとき、着側ノードとの
    間で現用系パスの設定をし、自交換ノードが着側ノード
    であるとき、発側ノードとの間で現用系パスの設定を
    し、自交換ノードがコアノードであるとき、発側ノード
    と着側ノードとの間の現用系パス上に位置するノードと
    して該現用系パスの設定をする現用系パス設定手段と、 自交換ノードが現用系パスの発側ノードであるとき、着
    側ノードとの間で該現用系パスと隣接交換ノードが異な
    る予備系パスを所定の現用系パスに対して設定し、自交
    換ノードが現用系パスの着側ノードであるとき、該現用
    系パスの発側ノードとの間で予備系パスを該現用系パス
    に対して設定し、自交換ノードがコアノードであると
    き、発側ノードと着側ノードとの間の予備系パス上に位
    置するノードとして該予備系パスをいずれかの現用系パ
    スに対して設定する予備系パス設定手段と、 前記現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害を検出
    する障害検出手段と、 受信したセル化パケットが現用系パスを通過し且つ自交
    換ノードが該現用系パスの発側ノードであり且つ該現用
    系パスの隣接交換ノードへのルート障害が検出されてい
    ないとき、該現用系パスを用いて前記セル化パケットを
    送信し、受信したセル化パケットが現用系パスを通過し
    且つ自交換ノードが該現用系パスの発側ノードであり且
    つ該現用系パスの隣接交換ノードへのルート障害が検出
    されたとき、該現用系パスに対する予備系パスを用いて
    前記セル化パケットを送信し、受信したセル化パケット
    が現用系パス又は予備系パスを用いて送信されたもので
    あり且つ自交換ノードが該現用系パス又は該予備系パス
    のコアノードであるとき、該現用系パス又は該予備系パ
    スを用いて送信するフォワーディング制御手段と、を具
    備したことを特徴とする通信ネットワーク。
  2. 【請求項2】 セル化パケットを受信して、前記セル化
    パケットを該当する出方路から送信する複数の交換ノー
    ドを含む通信ネットワークにおいて、 前記各交換ノードは、 自交換ノードが発側ノードであるとき、着側ノードとの
    間で現用系パスの設定をし、自交換ノードが着側ノード
    であるとき、発側ノードとの間で現用系パスの設定を
    し、自交換ノードがコアノードであるとき、発側ノード
    と着側ノードとの間の現用系パス上に位置するノードと
    して該現用系パスの設定をする現用系パス設定手段と、 自交換ノードが現用系パスの発側ノードであるとき、着
    側ノードとの間で該現用系パスと隣接交換ノードが異な
    る予備系パスを所定の現用系パスに対して設定し、自交
    換ノードが現用系パスの着側ノードであるとき、該現用
    系パスの発側ノードとの間で予備系パスを該現用系パス
    に対して設定し、自交換ノードがコアノードであると
    き、発側ノードと着側ノードとの間の予備系パス上に位
    置するノードとして該予備系パスをいずれかの現用系パ
    スに対して設定する予備系パス設定手段と、 隣接交換ノードからのルート障害を検出する障害検出手
    段と、 前記ルート障害に関わる隣接交換ノードからの現用系パ
    スに障害が発生し且つ自交換ノードが該現用系パスのコ
    アノードであるとき、該現用系パスに故障が発生したこ
    とを該現用系パスの着側ノードに通知するコア側障害通
    知手段と、 現用系パスに障害が発生したことを通知されたとき、自
    交換ノードが該現用系パスの着側ノードである場合に、
    該現用系パスの発側ノードに予備系パスのルートにより
    現用系パスの障害を通知する着側障害通知手段と、 受信したセル化パケットが現用系パスを通過し且つ自交
    換ノードが該現用系パスの発側ノードであり且つ該現用
    系パスの障害が通知されていないとき、該現用系パスを
    用いて前記セル化パケットを送信し、受信したセル化パ
    ケットが現用系パスを通過し且つ該現用系パスの発側ノ
    ードであり且つ該現用系パスの障害が通知されたとき、
    該現用系パスに対する予備系パスを用いて前記セル化パ
    ケットを送信し、受信したセル化パケットが現用系パス
    又は該予備系パスを用いて送信されたものであり且つ自
    交換ノードが該現用系パス又は該予備系パスのコアノー
    ドであるとき、該現用系パス又は該予備系パスを用いて
    送信するフォワーディング制御手段と、 を具備したことを特徴とする通信ネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記各交換ノードは、セル化パケットの
    送信先ユーザについて予備系パスの有効期間を設定する
    品質管理手段を更に具備し、前記現用系パス設定手段は
    送信先ユーザに対して前記現用系パスを設定し、前記予
    備系設定手段は、前記現用系パスが設定された送信先ユ
    ーザの前記有効期間のみ前記予備系パスを設定し、有効
    期間外は前記予備系パスを解放することを特徴とする請
    求項1記載の通信ネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記各交換ノードはセル化パケットの送
    信元ユーザについて優先ユーザ/非優先ユーザを設定す
    る品質管理手段を更に具備し、前記フォワーディング制
    御手段は、前記セル化パケットの送信元ユーザが優先ユ
    ーザであるときのみ、前記予備系パスを使用して該セル
    化パケットを送信することを特徴とする請求項1記載の
    通信ネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記各交換ノードは、セル化パケットの
    送信元ユーザの優先クラスを設定する品質管理手段を更
    に具備し、前記予備系パス設定手段は、自交換ノードが
    現用系パスの発側ノードであるとき、前記優先クラスに
    応じて通信品質の異なる複数の予備系パスを設定し、前
    記フォワーディング制御手段は、前記セル化パケットの
    送信元ユーザの優先クラスに対応する予備系パスを用い
    て該セル化パケットを送信することを特徴とする請求項
    1記載の通信ネットワーク。
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