JP2002190825A - トラフィックエンジニアリング方法及びそれを用いたノード装置 - Google Patents

トラフィックエンジニアリング方法及びそれを用いたノード装置

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JP2002190825A
JP2002190825A JP2000389077A JP2000389077A JP2002190825A JP 2002190825 A JP2002190825 A JP 2002190825A JP 2000389077 A JP2000389077 A JP 2000389077A JP 2000389077 A JP2000389077 A JP 2000389077A JP 2002190825 A JP2002190825 A JP 2002190825A
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traffic
failure
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Shinichi Hayashi
伸一 林
Hiroshi Kinoshita
博 木下
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、大規模ネットワークであっても高
速にロードバランシングを実行し、障害が発生した場合
も障害ルートのトラフィックロスを高速に救済すること
ができるトラフィックエンジニアリング方法及びそれを
用いたルータ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 ネットワーク全体が複数ノードの集合体
であるエリアに分割されており、ネットワーク全体の資
源の最適化を行うトラフィックエンジニアリング方法に
おいて、各エリア毎にエリア内で閉じたロードバランシ
ングを実行するため、大規模ネットワークであってもロ
ードバランシング実行ノードが必要とするメモリ容量を
大幅に削減でき高速にロードバランシングを実行するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラフィックエン
ジニアリング方法及びそれを用いたノード装置に関し、
ネットワーク内におけるトラフィックエンジニアリング
方法及びそれを用いたノード装置に関する。
【0002】現在のインターネット上では、従来のデー
タ通信だけでなく音声や映像のようなリアルタイムサー
ビスに至るまで、実に多種の情報がやり取りされるよう
になって来た。その結果、インターネット上のトラフィ
ックは年々急速に増加しており、輻輳問題の解決が不可
欠となっている。
【0003】
【従来の技術】複数のノードで構成されるネットワーク
において、パケットをソースからディスティネーション
にフォワーディングする最適ルートを自律的に決定する
ルーティングプロトコルにはRIP(Routing
Information Protocol)、OSP
F(Open Shortest Path Firs
t)、BGP4(Border Gateway Pr
otocol Version 4)、IS−IS(I
ntermediate System toInte
rmediate System)などが存在する。今
日のネットワークでは、これらのプロトコルを使用して
最適ルートを求め、このルート上でパケットフォワーデ
ィングを行っている。
【0004】ノードがパケットをフォワーディングする
際、一般的には図1に示すように、各ノード10,1
1,12がパケットのディスティネーションアドレスを
参照して行う。
【0005】これより高速なパケットフォワーディング
を行うための技術としてMPLS(Multi Pro
tocol Label Switching)に代表
されるカットスルー方式が注目されている。MPLSで
は、図2に示すように、ルーティングプロトコルにより
算出された最適ルート上にLSP(Label Swi
tched Path)が設定される。ここで、LSP
の両端に位置するノード15,17をエッジノードと呼
び、そのエッジノード間(MPLSドメイン内)に位置
するLSP上の各ノード16をコアノードと呼ぶ。
【0006】次に、LDP(Label Distri
bution Protocol)を用いて、LSP上
の各ノードが転送先方路を決めるためのラベルが配布さ
れる。こうして、MPLSドメインの外部より転送され
て来たパケットに対し、まず発側のエッジノードがラベ
ルを付加してからLSP上にパケット載せて転送を行
い、最終的に着側エッジノードでラベルが取り除かれて
MPLSドメインの外部に転送されるまでは、途中のコ
アノードではラベルのみを参照したレイヤ2での転送を
行うだけで良いため、高速な転送処理が可能となる。
【0007】このようにルーティングプロトコルとMP
LS技術を使用することにより、最適なルートを使用し
た高速フォワーディングが実現できるのであるが、今日
のインターネットのように加入者増により爆発的にトラ
フィックが増加すると、輻輳やパケットロスが発生して
しまう。MPLSは、このように高速フォワーディング
が可能というメリットがあるものの、トラフィックが集
中した場合にIPルーティングのようなソフトウェアに
よる臨機応変な経路制御ができないため、輻輳やパケッ
トロスが発生するというデメリットもある。この輻輳や
パケットロスの発生を防止するために、ネットワーク全
体の資源の最適化を自動的に行う制御であるトラフィッ
クエンジニアリング(TE)が利用出来る。
【0008】トラフィックエンジニアリング機能自体は
特定のレイヤ2媒体に依存しないのであるが、上記MP
LSのように発側および着側ノード間でLSPを設定す
るようなネットワーク上での利用が最も効果的である。
トラフィックエンジニアリングの負荷分散方式について
は、例えば特願平12−12195号に記載のものがあ
る。この方式は、図3に示すように、発側ノード20か
ら着側エッジノード21に複数のマルチパスLSP1,
LSP2,LPS3を設定し、このマルチパスでトラフ
ィックの分配を行うことで、ネットワーク全体のトラフ
ィックの平均化を行っている。
【0009】この技術では、トラフィックの現在の負荷
を認識するため、図4に示すように、各ノードはリンク
毎の平均使用率を算出し、全ノードに対して定期的に広
告(Flooding)を行う。発側ノード20は、広
告により受信した各ノードのリンク毎の平均使用率をも
とに、LSP毎の実際のトラフィック(実効ロード)を
算出し、全LSPの実効ロードが同一値に近づくよう
に、マイクロフロー毎にトラフィックの移動を行い、平
均化を実現している。マイクロフローとは、あるエンド
ユーザ間で使用されるフローを指し、これに対し共通の
宛先を持つマイクロフローをまとめたものはアグリゲー
トフローと呼ぶ。
【0010】マイクロフローをどのLSPにマッピング
するかの選択は、図5(A)に示すLSP決定テーブル
を用いて実施され、新規マルチパスの追加の度に、この
LSP決定テーブル内で分割される領域数も増加してい
く。まず、発側ノード20にてパケット内のアドレス情
報をキーとして正規化値を算出する。その正規化値にて
LSP決定テーブルをインデックスし、マッピングする
LSPを決定する。このとき、トラフィックの平均化を
行うためには、図5(A)に示す状態から図5(B)に
示すように、LSP決定テーブルのLSPの境界を移動
することでマッピングするLSPの切り替えを行うこと
により、トラフィック分散を実現している
【発明が解決しようとする課題】従来のトラフィックエ
ンジニアリング技術では、発側ノードが全ノードから定
期的に送られてくる各リンク毎の平均使用率を収集し、
それを基にLSP毎の実効ロードを算出した上で一括し
てトラフィックの分散処理を行っていた。したがって、
小規模ネットワークでのロードバランシングは可能であ
ったが、OSPFルーティングプロトコルなどのように
複数エリアを収容する大規模ネットワークになると、発
側ノードへの負担が重過ぎるためロードバランシングの
適用は不可能であった。
【0011】また、複数ルートのうち何れかのルートが
障害になった場合、従来のトラフィックエンジニアリン
グでは、発側ノードがネットワークトポロジーの変化や
LDPのリフレッシュ機能でしか検出できないため、そ
の間は障害ルートを含めた複数パスで負荷分散を実施し
続けることになり、トラフィックの高速な救済ができず
TCPコネクションなどのマイクロフローなどは救済す
ることが不可能であった。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので
あり、大規模ネットワークであっても高速にロードバラ
ンシングを実行し、障害が発生した場合も障害ルートの
トラフィックロスを高速に救済することができるトラフ
ィックエンジニアリング方法及びそれを用いたルータ装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワーク全体が複数ノードの集合体であるエリ
アに分割されており、前記ネットワークのトラフィック
エンジニアリングを行う方法において、各エリア毎にエ
リア内で閉じたロードバランシングを実行するため、大
規模ネットワークであってもロードバランシング実行ノ
ードが必要とするメモリ容量を大幅に削減でき高速にロ
ードバランシングを実行することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、全体が複数ノー
ドの集合体であるエリアに分割され、かつ、全体の資源
の最適化がトラフィックエンジニアリングにより行われ
るネットワークを構成するノード装置において、各エリ
ア毎にエリア内で閉じたロードバランシングを行うため
のエリア内宛先を決定するエリア内宛先決定手段を有す
るため、エリア内で閉じたロードバランシングを実行す
ることが可能となり、大規模ネットワークであってもロ
ードバランシング実行ノードが必要とするメモリ容量を
大幅に削減でき高速にロードバランシングを実行するこ
とができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
ノード装置において、外部からパケットが供給される入
り口ノードを構成するノード装置は、外部から供給され
たパケットのアドレス情報を基にロードバランシングを
行うための正規化値を演算し、前記正規化値を前記パケ
ットのスイッチング情報に付加するスイッチング情報生
成手段とを有するため、エリア境界ノードに正規化値を
通知することが可能となる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2記載の
ノード装置において、エリアの境界にあるエリア境界ノ
ードを構成するノード装置は、隣接エリアから供給され
るパケットのスイッチング情報から、自エリア内で閉じ
たロードバランシングを実行するための正規化値を抽出
する正規化値抽出手段を有するため、エリア境界ノード
では抽出した正規化値を用いてロードバランシングを行
うことができ、プロトコルの識別やヘッダチェックなど
を行う必要がなく高速のロードバランシングを行うこと
ができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、全体が複数ノー
ドの集合体であるエリアに分割され、かつ、全体の資源
の最適化がトラフィックエンジニアリングにより行われ
るネットワークを構成するノード装置において、障害を
検出したときロードバランシングを実行している最も近
い上流側のノードに障害を通知する障害通知手段を有す
るため、ロードバランシングを実行しているノードでト
ラフィックの分配を高速に行うことが可能となる。
【0018】付記6に記載の発明は、請求項2記載のノ
ード装置において、障害通知を受信した前記入り口ノー
ドまたはエリア境界ノードは、障害が発生したルートに
流していたトラフィックを他のルートに分散しなおすト
ラフィック分散手段を有するため、障害ルートを流れて
いたトラフィックでのトラフィックロスを高速に救済す
ることが可能となる。
【0019】付記7に記載の発明は、付記6記載のノー
ド装置において、障害通知を受信した前記入り口ノード
またはエリア境界ノードは、障害が発生したルートに流
していたトラフィックを他のルートに分散しなおしたと
きトラフィックロスが発生するか否かを判定する障害通
知受信手段を有するため、障害が発生したルートに流し
ていたトラフィックを他のルートに分散可能か否かを認
識できる。
【0020】付記8に記載の発明は、付記7記載のノー
ド装置において、前記トラフィック分散手段は、前記障
害通知受信手段でトラフィックロスが発生すると判定し
たとき、前記障害が発生したルートに流していたトラフ
ィックを新たに設定したルートに切り替えるため、障害
ルート以外のルートが高トラフィックの場合でも、障害
ルートに流していたトラフィックを救済することができ
る。
【発明の実施の形態】図6は、本発明のトラフィックエ
ンジニアリング方法を適用したネットワークシステムの
一実施例の構成図を示す。
【0021】このネットワークではルーティングプロト
コルとしてOSPFを使用する。OSPFでは、ネット
ワーク全体が複数ノードの集合体であるエリアに分割さ
れる。図6においては、ネットワークはエリア25,2
6,27から構成されており、エリア25はノード25
a〜25eより構成され、エリア26はノード25d,
25e,26a〜26cより構成され、エリア27はノ
ード26c,27a〜27cより構成されている。ノー
ド25aが入り口ノード(Ingressノード)、ノ
ード27cが宛先ノード(Egressノード)とする
と、入り口エリア25と宛先エリア27の間は、バック
ボーンエリア26で接続される2階層のトポロジー構造
をとる。ここで、各エリアの境界に位置するノード25
d、25e,26cそれぞれは、OSPFの機能により
自ノードをエリア境界ノード(ABR)として認識す
る。また、このネットワーク内では、高速なスイッチン
グを行うためのカットスルー方式としてMPLSを使用
する。
【0022】図7は、本発明方法に適用される発側エッ
ジノードの一実施例のブロック構成図を示す。なお、本
実施例では図6の入り口ノード25aが対応する。
【0023】同図中、L3インタフェース部31は、外
部ネットワークから送られたIPパケット等のレイヤ3
の受付け処理を行う。バッファ部32は、各ノードが受
信したレイヤ3のパケットについて、スイッチング情報
を付加して次ノードに向けて送信するまでの間、パケッ
ト情報を保持しておく。L2インタフェース部33は、
レイヤ3ヘッダ情報等のマイクロフローを識別する情報
が反映されたレイヤ3パケットを指定出力ポートより次
ノードに向けて送信する。
【0024】正規化値演算部34は、パケット情報か
ら、実トラフィックの特性(ソースアドレスやデステネ
ーションアドレス)をもとに、ロードバランシングを実
行するための正規化値を算出する。トラフィック分散部
35は、算出された正規化値に従って、トラフィックを
TEパスグループ内のどのルートへ割当てるかを決定す
る。また、ルート上の障害発生時に、当該障害ルート以
外の全ルートによるロードバランシングを実行すること
でトラフィックロスが発生するか否かの判定結果を受
け、トラフィックロスが発生しないと認識した場合は、
当該障害ルートに流していたトラフィックをそれ以外の
複数ルートに分散しなおす。逆に、トラフィックロスが
発生すると認識した場合は、新たにルートを設定し当該
障害ルートに流していたトラフィックを、新たに設定し
たルートに切り替えてロードバランシングを実行する。
【0025】出力ポート/スイッチング情報決定部36
は、各ノードにおいて、指定された宛先およびパスに対
応するパケット出力ポートを決定し、スイッチング情報
の生成に必要な各パラメータを決定する。ルーティング
制御部37は、デスティネーションアドレスから自ノー
ドのルーティング情報を検索し、どの宛先ノードへ向け
たルートでロードバランシングを実行するかを選択す
る。エリア内宛先決定部38は、ロードバランシングを
実行する際に必要な、ネットワーク全体における宛先で
はなく、エリア内の閉じた範囲での宛先決定を行う。
【0026】スイッチング情報生成部39は、次ノード
に向けたスイッチング情報を生成し、その情報にソース
アドレスやデスティネーションアドレスを基に算出した
正規化計算値を付加する。障害通知受信部40は、障害
検出ノードから通知される障害発生通知を受信し、障害
ルート以外の全ルートによるロードバランシングを実行
することでトラフィックロスが発生するか否かの判定を
行う。トラフィック管理部41は、エリア内の全ノード
から広告されたトラフィック情報を保持する。パス設定
/解放部43は、TEパスグループを構成するパスの設
定および削除処理を行う。
【0027】宛先アドレスルックアップテーブル44
は、宛先アドレスから宛先ノード情報を求めるための検
索テーブルである。エリア内宛先決定テーブル45は、
宛先ノード情報からエリア内のどの宛先までの範囲でロ
ードバランシングを行うかを決定するための検索テーブ
ルである。閾値テーブル46は、エリア内でロードバラ
ンシングを行うために、トラフィックの分散先(TEパ
スグループおよびLSP)を求めるための検索テーブル
である。スイッチング情報決定テーブル47は、エリア
内の宛先およびトラフィックの分散先に関する情報をも
とに、パケットの出力先とスイッチング情報を求めるた
めの検索テーブルである。
【0028】本発明において新規に追加された部位はエ
リア内宛先決定部38、障害通知受信部40であり、必
要データとしてエリア内宛先決定テーブル45も追加さ
れている。また、機能が追加された部位はトラフィック
分散部35、スイッチング情報生成部39である。
【0029】入り口側エッジノードであるノード25a
での処理について説明する。L3インタフェース部31
では、企業やISPなどの外部ネットワークからのレイ
ヤ3パケットを受付け、パケット内のアドレス情報を正
規化値演算部34とL3ルーティング制御部37にそれ
ぞれ通知した後、パケット情報をバッファ部32に保持
させる。
【0030】アドレス情報を受けたL3ルーティング制
御部37では、宛先アドレスをもとに宛先アドレスルッ
クアップテーブル44を検索してパスの終端である宛先
ノードを特定し、その結果をエリア内宛先決定部38に
通知する。従来は宛先ノードまで範囲でロードバランシ
ングを実施していたのに対し、本発明では各エリアに閉
じた範囲でロードバランシングを行うため、エリア内宛
先決定部38では、L3ルーティング制御部37で求め
た宛先ノード情報をもとにエリア内宛先決定テーブル4
5を検索してエリア内での宛先(エリア境界ノード)を
判定し、その結果を出力ポート/スイッチング情報決定
部36とトラフィック分散部35に通知する。
【0031】一方、L3インタフェース部31よりアド
レス情報を受けた正規化値演算部34では、それらの情
報を正規化関数にかけ、ロードバランシングを実行する
ための正規化値を算出し、その値をトラフィック分散部
35とスイッチング情報生成部39に通知する。
【0032】次に、トラフィック分散部35では、エリ
ア内宛先決定部38で求めたエリア内の宛先と、正規化
値演算部34で算出した正規化値をもとに閾値テーブル
46を参照して、トラフィックをTEパスグループ内の
どのルートへ割当てるかを決定し、その結果を出力ポー
ト/スイッチング情報決定部36に通知する。また、ト
ラフィック管理部41は、自エリア内の全ノードから定
期的に広告されるトラフィック情報をL2インタフェー
ス部33より受け取って管理し、トラフィック分散部3
5にトラフィック情報を通知する。
【0033】トラフィック分散部35およびエリア内宛
先決定部38から通知された情報をもとに、出力ポート
/スイッチング情報決定部36ではスイッチング情報決
定テーブル47を検索し、パケットを次ノードに転送す
るための出力ポートと、パケット内に設定するスイッチ
ング情報の決定を行った上でスイッチング情報生成部3
9に通知する。
【0034】ここで、従来は、出力ポート/スイッチン
グ情報決定部からの通知情報をもとにスイッチング情報
生成部で次ノードへのスイッチング情報を生成し、L2
インタフェース部に渡していたが、本発明では、通常の
スイッチング情報に正規化値演算部34で算出した正規
化値も付加した上でL2インタフェース部33に通知す
る。その後、スイッチング情報を受けたL2インタフェ
ース部33では、その内容をバッファ部32で保持して
いたパケットに反映させた後、出力ポートより次ノード
に向けて送信を行う。
【0035】図8は、本発明方法に適用されるコアノー
ドの一実施例のブロック構成図を示す。なお、本実施例
では図6におけるエリア25のノード25b,25c,
25d,25e、エリア26のノード26a,26b,
26c、エリア27のノード27a,27b,27cが
対応する。
【0036】同図中、L2インタフェース部(上流側)
51は、トラフィックの上流側のノードから送信された
パケットの受付け処理を行う。また、自ノードがルート
上の障害を検出した場合は、ロードバランシングを実行
する最も近いノードに対して、障害通知を送信する。バ
ッファ部52は、各ノードが受信したパケットを、スイ
ッチング情報を編集して次ノードに向けて送信するまで
の間、保持しておく。L2インタフェース部(下流側)
53は、トラフィックの下流側のスイッチング情報が反
映されたパケットを指定出力ポートより次ノードに向け
送信する。
【0037】正規化値抽出部54は、スイッチング情報
内に設定されたロードバランシングを実行するための正
規化値を抽出する。トラフィック分散部55は、抽出さ
れた正規化値に従って、トラフィックをTEパスグルー
プ内のどのルートへ割当てるかを決定する。また、ルー
ト上の障害発生時に、当該障害ルート以外の全ルートに
よるロードバランシングを実行することでトラフィック
ロスが発生するか否かの判定結果を受け、トラフィック
ロスが発生しないと認識した場合は、当該障害ルートに
流していたトラフィックをそれ以外の複数ルートに分散
しなおす。逆に、トラフィックロスが発生すると認識し
た場合は、新たにルートを設定し、当該障害ルートに流
していたトラフィックを新たに設定したルートに切り替
えてロードバランシングを実行する。
【0038】出力ポート/スイッチング情報決定部56
は、各ノードにおいて、指定された宛先およびパスに対
応するパケット出力ポートを決定し、スイッチング情報
の生成に必要な各パラメータを設定する。L2ルーティ
ング制御部57は、デスティネーションアドレスから自
ノードのルーティング情報を検索し、どの宛先ノードへ
向けたルートでロードバランシングを実行するかを選択
する。エリア内宛先決定部58は、ロードバランシング
を実行する際に必要な、ネットワーク全体における宛先
ではなく、エリア内の閉じた範囲での宛先決定を行う。
【0039】スイッチング情報生成部59は、次ノード
に向けたスイッチング情報を生成し、その情報にソース
アドレスやデスティネーションアドレスを基に算出した
正規化計算値を付加する。障害通知受信部60は、障害
検出ノードから通知される障害発生通知を受信し、障害
ルート以外の全ルートによるロードバランシングを実行
することでトラフィックロスが発生するか否かの判定を
行う。トラフィック管理部61は、エリア内の全ノード
から広告されたトラフィック情報を保持する。障害通知
部62は、あるルート上で何らかの障害が発生した場
合、当該障害を検出したノードよりロードバランシング
を実行している最も近い上流ノードに向けて障害の発生
を通知する。パス設定/解放部63は、TEパスグルー
プを構成するパスの設定および削除処理を行う。
【0040】宛先アドレスルックアップテーブル64
は、宛先アドレスから宛先ノード情報を求めるための検
索テーブルである。エリア内宛先決定テーブル65は、
宛先ノード情報からエリア内のどの宛先までの範囲でロ
ードバランシングを行うかを決定するための検索テーブ
ルである。閾値テーブル66は、エリア内でロードバラ
ンシングを行うために、トラフィックの分散先(TEパ
スグループおよびLSP)を求めるための検索テーブル
である。スイッチング情報決定テーブル67は、エリア
内の宛先およびトラフィックの分散先に関する情報をも
とに、パケットの出力先とスイッチング情報を求めるた
めの検索テーブルである。
【0041】本発明において新規に追加された部位は、
正規化抽出部54、エリア内宛先決定部58、障害通知
受信部60、障害通知部62であり、必要データとして
エリア内宛先決定テーブル65も追加されている。ま
た、機能が追加された部位は、トラフィック分散部55
である。なお、コアノードとエッジノードに分けて説明
を行ったが、同一機器で異なる設定をすることでも各ノ
ードの機能を実現可能である。
【0042】コアノードでの処理について説明する。L
2インタフェース部51では、前ノードから転送された
パケットを受付け、パケット内のスイッチング情報を正
規化値抽出部54およびL2ルーティング制御部57に
それぞれ通知した後、パケット情報をバッファ部52に
保持させる。
【0043】自ノードがロードバランシングを実行する
ように設定されたノードで、しかもパス上のエリア境界
ノードであった場合、L2ルーティング制御部57では
L2インタフェース部51より通知されたスイッチング
情報をもとに宛先アドレスルックアップテーブル64を
検索してパスの終端である宛先ノードを特定し、その結
果をエリア内宛先決定部58に通知する。エリア内宛先
決定部58では、エッジノードと同様に、L2ルーティ
ング制御部57で求めた宛先ノード情報をもとにエリア
内宛先決定テーブル65を検索してエリア内での宛先
(エリア境界ノードまたは宛先ノード)を判定し、その
結果を出力ポート/スイッチング情報決定部56とトラ
フィック分散部55に通知する。
【0044】従来は入り口ノードのみがロードバランシ
ング用の正規化値を入手する必要があったのに対し、本
発明ではエリア内で閉じたロードバランシングを実施す
るため、正規化値抽出部54が、L2インタフェース部
51より受け取ったパケット内情報より、自エリア内に
閉じてロードバランシングを実行するために必要な正規
化値を抽出し、その結果をトラフィック分散部55に通
知する。
【0045】次に、トラフィック分散部55では、エリ
ア内宛先決定部58で求めたエリア内の宛先と、正規化
値抽出部54で抽出した正規化値をもとに閾値テーブル
66を参照して、トラフィックをTEパスグループ内の
どのルートへ割当てるかを決定し、その結果を出力ポー
ト/スイッチング情報決定部56に通知する。またトラ
フィック管理部61は、自エリア内の全ノードから定期
的に広告されるトラフィック情報をL2インタフェース
部53より受け取って管理し、トラフィック分散部55
にトラフィック情報を通知する。
【0046】これに対し、自ノードがロードバランシン
グ実行ノードでない場合は、上記における正規化値抽出
部54、トラフィック分散部55の各処理は不要であ
る。以降の出力ポート/スイッチング情報決定部56、
スイッチング情報生成部59、L2インタフェース部5
3の各処理はエッジノードと同様である。また、宛先ノ
ード27cについては、ロードバランシングとは直接関
係しないため説明は省略する。ところで、ロードバラン
シング実行ノードとは、コアノードの内でロードバラン
シングを実行するエリア境界ノードのことである。な
お、エリア境界ノードであっても、LSP上に位置しな
いノードであればロードバランシングは実行しない。
【0047】これにより、エリア内で閉じたロードバラ
ンシングの実施が可能になり、大規模なネットワークに
おいても最適なトラフィックエンジニアリングを行うこ
とができる。また、エッジノードにおいて算出した正規
化値をパケットに入れてエリア境界ノードに通知するこ
とで、カットスルーのパケット転送方式の利点を生かし
たまま、高速フォアーディングにてロードバランシング
を実行できる。
【0048】次に、上流側エッジノードでの障害処理に
ついて説明する。障害通知受信部40では、あるルート
上で障害が発生した場合に、障害を検出したコアノード
より送信される障害通知をL2インタフェース部33よ
り受取る。そして、当該障害ルートに流していたトラフ
ィックを、当該障害ルート以外の複数ルートに分散しな
おした場合にトラフィックロスが発生するか否かを、広
告されてきた各ノードのトラフィック情報をもとに判定
し、その判定結果をトラフィック分散部35に通知す
る。
【0049】通知を受けたトラフィック分散部35で
は、トラフィックロスが発生しないという判定結果であ
った場合、当該障害ルートのトラフィックをそれ以外の
全ルートに分配しなおす。逆に、トラフィックロスが発
生するという判定結果を受けた場合は、新たに別ルート
を追加設定した上で、当該障害ルートに流していたトラ
フィックを、新ルートに切り替えてロードバランシング
を行う。
【0050】次に、コアノードでの障害処理について説
明する。障害通知部62では、ロードバランシング処理
を行っているルート上での障害発生についてL2インタ
フェース部53より通知を受け、ロードバランシングを
実行している最も近い上流ノード、つまり入り口ノード
あるいはパス上のエリア境界ノードに対して、障害通知
をL2インタフェース部51から送出する。
【0051】一方、自ノードがロードバランシング実行
ノードであり、障害検出ノードより上記の障害通知を受
けた場合の処理は、エッジノードと同様の処理を行う。
これにより、ルート上で障害が発生した場合でも、当該
障害を検出したノードが、ロードバランシングを実行し
ているノードに障害を通知して、当該障害以外の複数ル
ートでトラフィックを分散しなおすことで、高速なトラ
フィックロスの救済が可能となる。
【0052】また、当該障害以外のルートへトラフィッ
クを分散しなおすとトラフィックロスが発生すると判断
した場合、新たにルートを設定し、新ルートに当該障害
ルートのトラフィックを切り替えることで、障害ルート
のトラフィック救済が可能となる。
【0053】更に具体的な実施例について説明する。
【0054】まず、OSPFで算出した最適ルートに従
ってLSP(デフォルトパス)を設定する。LSP設定
用のプロトコルには、LDPやRSVP−LSP−Tu
nnel(RSVPのMPLS拡張版)等いくつかの方
法が提案されているが、RSVP−LSP−Tunne
lを使用するものとし、その場合のデフォルトパス設定
処理の一実施例のフローチャートを図9に示す。
【0055】図9において、パス設定要求を認識したパ
ス設定/解放部43,63は、ステップS10でOSP
Fにてエッジノード間の最適ルートを算出する。ステッ
プS12で、図10に示すように入り口ノード25aか
ら宛先ノード27cに向けて、算出された最適ルートに
沿ったPathメッセージをL2インタフェース部3
3,53より送信する。その応答として宛先ノード27
cから逆ルートで受信メッセージ(Resvメッセー
ジ)が送信され、入り口ノード25aが最終的にこの受
信メッセージを受け取ることで、パケットフォワーディ
ング用のデフォルトパスが設定される。
【0056】このデフォルトパスに沿ってトラフィック
が流れ始めると、LSP上の各ノード25a,25d,
26a,26c,27a,27cでは、自ノードにおけ
るトラフィックの現在の負荷状況を認識するために、図
11に示すように、ハードウエアにより出側ポートの物
理リンク(物理チャネル)毎のパケット転送数およびパ
ケット廃棄数を統計情報として周期的に収集し、それら
をもとに物理リンク毎の使用率を算出して統計情報に加
える。
【0057】各ノードは、上記で求めた物理リンク毎の
統計情報(平均使用率を含む)を、OSPFのOpaq
ueLSAを使用して、自エリア内の他ノード全てに対
して広告する。なお、OpaqueLSAとは、OSP
Fのメッセージによって各ノード間の状態を交換する際
にメッセージのパケットに含まれるLSA(リンク状態
広告)を使用者が目的に応じて汎用的に使えるよう拡張
したものである。図12に、OSPFのOpaqueL
SAのフォーマットを示す。OSPFのOpaqueL
SAでは、OSPFパケットヘッダ、OpaqueLS
Aの後に、カード毎の統計情報がカード数だけ格納され
る。
【0058】図13に広告の様子を示す。同図中、エリ
ア#10内のノードAは全ての隣接ノードB,C,Dに
OpaqueLSAを広告し、ノードB,C,Dも受信
したOpaqueLSAを全ての隣接ノードに広告する
が、受信済みのノードは同じOpaqueLSAを受信
したときは破棄する。
【0059】この広告情報を収集して管理するのが、従
来は入り口ノードのみであったのに対し、本発明では入
り口ノードだけでなく、LSP上で自分をエリア境界ノ
ードとして認識しているノードもロードバランシングを
行う必要があるため、それらのノードのトラフィック管
理部41,61も広告情報を収集して管理する。
【0060】次に、ロードバランシング実行ノードの処
理について説明する。図14は、ロードバランシング処
理の第1実施例のフローチャートを示す。同図中、ステ
ップS20でロードバランシング実行ノードであるか否
かを判別し、ロードバランシング実行ノードである場合
にのみステップS22に進む。ステップS22でロード
バランシング実行ノードのトラフィック分散部35,5
5は、広告により受信したエリア内各ノードのリンク毎
の平均使用率をトラフィック管理部41,61より受取
り、それをもとにTE(トラフィックエンジニアリン
グ)パスグループのトラフィックを算出する。
【0061】ここで言うTEパスグループとは、デフォ
ルトパスとそれに対する全TEマルチパスを合わせて一
つのグループとしたものを意味し、従来から用いられて
いる考え方である。TEパスグループの算出例として
は、図15に示すように、あるLSP1(デフォルトパ
ス)が複数リンク(Link1、2、…i…n)で構成
されている場合、広告で得られた各リンクのトラフィッ
ク情報をもとにLSP1の実効負荷を算出し、さらにL
SP1を含むTEパスグループ(LSP1、2、…i…
n)としての使用率を算出する。
【0062】ステップS24でトラフィック分散部4
1,61は、図16に示すようにTEパスグループの使
用率を定期的に算出し、その実効負荷がある上限の閾値
を一定時間連続して越えていたらデフォルトパスが輻輳
していると判断する。輻輳と判断すると、ステップS2
6でパス設定/解放部43,63に指示を送り、TEマ
ルチパスを追加設定する。
【0063】ここまでの処理で従来と異なるのは、従来
のTEマルチパスの設定範囲がデフォルトパスと同様に
入り口ノードから宛先ノードまでであったのに対し、本
発明では図17に示すように、各エリア25,26,2
7それぞれの閉じた範囲でTEマルチパスの設定を行う
点である。なお、図17中、実線はデフォルトパスのL
SPを示し、一点鎖線は既存のマルチパスのLSPを示
し、破線は新規追加のマルチパスのLSPを示してお
り、ノード25a,25d,26cがロードバランシン
グ実行ノードである。
【0064】こうして、ロードバランシング実行ノード
では、輻輳状況に応じて上記の処理を繰り返し、トラフ
ィックがさらに増加してTEパスグループが輻輳したと
判断する度に、新たなTEマルチパスを追加し、逆に一
定時間トラフィックが下限の閾値を下回れば輻輳が解除
されたと判断して、ステップS28でTEマルチパスを
削除する。
【0065】次に、図18は、ロードバランシング処理
の第2実施例のフローチャートを示す。この処理は、入
り口ノード25aがMPLSドメイン外よりL3インタ
フェース部31を介してパケットを受信した場合に実行
される。
【0066】同図中、ステップS30で自ノードが入り
口ノードか否かを判別し、入り口ノードの場合はステッ
プS32に進み、L3ルーティング制御部37がパケッ
トから抽出した宛先アドレス(デスティネーションアド
レス)をもとに、図19に示す構成の宛先アドレスルッ
クアップテーブル44を検索して、パスの終端である宛
先ノードに対応した識別子(Associate Po
inter)を決定する。そして、得られた識別子をも
とにエリア内宛先決定部38が図20に示す構造のエリ
ア内宛先決定テーブル45を検索し、ロードバランシン
グの宛先に対応した識別子(L.B.Table Po
inter)を決定する。ここで言う宛先とは、従来の
宛先ノードまでの宛先ではなく、エリア内でロードバラ
ンシングを実施するための宛先である。その後、ステッ
プS34で受信パケット内のIPソースアドレス及びI
Pデスティネーションアドレスをもとに、正規化値演算
部34がハッシュ関数(CRC16)を用いて正規化値
(0〜65535)を求めステップS42に進む。
【0067】一方、入り口ノードでない場合はステップ
S36に進み、自ノードがロードバランシング実行ノー
ドであるか否かを判別する。ロードバランシング実行ノ
ードの場合、つまり、エリア境界ノードである場合には
ステップS38に進み、MPLSがパケットに付加する
ラベルの値をもとにL2ルーティング制御部57が宛先
アドレスルックアップテーブルを検索して同様の識別子
を得る。なお、検索にはCAMなどの特殊メモリを持つ
ハードウェアを用いて高速化しても良い。そして、得ら
れた識別子をもとにエリア内宛先決定部58がエリア内
宛先決定テーブル65を検索し、ロードバランシングの
宛先に対応した識別子(L.B.Table Poin
ter)を決定する。その後、ステップS40でスイッ
チング情報に付加されている正規化値を抽出してステッ
プS42に進む。
【0068】ステップS42では、上記のエリア内宛先
に対応する識別子をもとに、トラフィック分散部35,
55が図21に示す構造の閾値テーブル46,66を検
索した先の領域には、該当TEパスグループ内の各LS
Pに対して、どの割合でロードバランシングを実施する
べきかを示す閾値が設定されている。例えばデフォルト
パス1本、TEマルチパス2本で構成されるTEパスグ
ループがロードバランシングを行っていた場合、図23
(A)に示すように、閾値テーブル46,66を検索し
た先の領域は2つの負荷分散境界値によってLSP1,
LSP2,LSP3に対応した3領域に分割される。
【0069】ここで、上記で求めたLSP1,LSP
2,LSP3の総領域は、正規化値(0〜65535)
の範囲で割当てられているため、トラフィック分散部3
3,35が正規化値と閾値テーブル46,66内の領域
を照らし合わせることにより、そのトラフィックがTE
パスグループ内のどのLSPに負荷分散されるかが一意
に決まる。また、図14のフローチャートにおいてTE
マルチパスが追加または削除される度に、この領域の負
荷分散境界の数も増減するため、それに従い領域の再設
定が行われる。
【0070】ステップS44では、出力ポート/スイッ
チング情報決定部36,56は、エリア内宛先決定部3
8,58よりエリア内のロードバランシング実行宛先を
受け取り、トラフィック分散部35,55よりどのLS
Pがトラフィックの分散先であるかの情報を受け取り、
それをもとに図22に示す構造のスイッチング情報決定
テーブル47,67を検索して、パケットを次ノードに
出力する際に付加するラベル情報およびパケットの出力
ポートを求める。
【0071】次ノードに送出するパケットのスイッチン
グ情報はスイッチング情報生成部39,59で生成する
が、ステップS45で自ノードが入り口ノードか否かを
判別し、入り口ノードの場合にのみステップS46に進
み、図23(B)に示すように、通常のスイッチング情
報の他に、ハッシュ演算により算出した正規化値も一緒
に付加する。これが従来と異なる点である。
【0072】これは、本発明ではエリア境界ノードもロ
ードバランシングを実行するため、パケットを受信した
エリア境界ノードの正規化抽出部54が、図23(C)
に示すように、入り口ノードがパケットに付加した正規
化値を参照することで、エリア境界ノードも入り口ノー
ドと同様の付加分散処理が行えるようにするものであ
る。つまり、ロードバランシングノードがエリア境界ノ
ードの場合は、新たに宛先アドレスから正規化値を算出
する必要がなく、入り口ノードにて計算された値を流用
するだけで済む為、より高速なフォワーディングが実現
できる。
【0073】上記の手法により複数パスによるロードバ
ランシングが実行されている場合を前提として、パス上
で障害が発生した状況について説明する。
【0074】図24に示すように、ロードバランシング
を実行中のマルチパス上でリンクまたはノード障害が発
生した場合、従来はデフォルト30秒の比較的長い周期
により隣接ノード間で送出し合うOSPFのHello
プロトコル等を利用してトポロジー変化を認識し障害を
検出していたのに対し、本発明では、既存のハード機能
であるリンク毎のLOS(Loss of signa
l)あるいはLOF(Loss of frame)の
検出をトリガに障害通知を行うことで、より早い段階で
障害を認識する。図24においては、コアノード26a
が障害を認識している。
【0075】図25は、障害を検出したノードの障害通
知部62が実行する障害検出処理の一実施例のフローチ
ャートを示す。同図中、ステップS50で自ノードがロ
ードバランシング実行ノードか否かを判別し、ロードバ
ランシング実行ノードの場合は通知を行う必要が無いた
め、後述の障害通知受信処理を実行する。バランシング
実行ノードでなければステップS54で、ロードバラン
シングを実施している最も近い上流側ノード(入り口ノ
ードまたはエリア境界ノード)宛に障害の発生を通知す
る。図26では障害を認識したコアノード26aがエリ
ア境界ノード25dに障害の発生を通知している。
【0076】障害の通知方法としては、図27に示す構
造のRSVP−LSP−TunnelのResv Te
arメッセージをL2インタフェース部51から送信す
ることで可能である。その他にもホップbyホップによ
るリンク単位での通知や、トラフィックと逆方向に障害
通知用のLSPを設定する方法も考えられる。Resv
Tearメッセージを使用する場合の例として、パス
設定時に送信するPathメッセージのSESSION
オブジェクト内にロードバランシング実行ノードのアド
レスを設定する。このロードバランシング実行ノードの
アドレスは、図28に示すようにPathメッセージが
ロードバランシング実行ノードを通過する度に順次置き
換えられる。パス上の各ノードは、Pathメッセージ
通過時にこのアドレスを自ノードに保存しておき、障害
検出時には、保存されたロードバランシング実行ノード
のアドレスに向けてResv Tearメッセージを送
信することで障害を通知できる。
【0077】図29は、障害通知を受信したロードバラ
ンシング実行ノードが実行する障害通知受信処理の一実
施例のフローチャートを示す。
【0078】同図中、ステップS60で自ノードがロー
ドバランシング実行ノードか否かを判別し、ロードバラ
ンシング実行ノードであれば、ステップS62で障害通
知受信部60で当該障害ルートに流していたトラフィッ
クについて、当該障害ルート以外の全ルートでの負荷分
散が実行可能かどうか判定を行う。この判定方法として
は、ロードバランシング時に収集した各LSPの使用率
を利用する。
【0079】例えば図30(A)に示すようにTEパス
グループ内の各LSP1(10Mbps中の6Mbps
を使用)、LSP2(30Mbps中の25Mbpsを
使用)、LSP3(10Mbps中の4Mbpsを使
用)において、図に示す使用率でロードバランシングを
実行中に、LSP1上で障害が発生したとする。この場
合、TEパスグループ全体での空き帯域(15Mbp
s)からLSP1の空き帯域(4Mbps)を引いた結
果と、LSP1の実行負荷(6Mbps)とを比較す
る。この場合、引いた結果が当該障害ルート(LSP
1)の実効負荷よりも大いので、再分散を実施してもト
ラフィックロスは発生しないものとステップS62で判
定し、ステップS64でトラフィック分散部35により
当該障害ルート以外の全ルートLSP2,LSP3に対
してトラフィックが再分散される。この時、閾値テーブ
ル46については、図31(A)に示すように負荷分散
境界の数を1つ減らし(当該障害LSP1の領域が削除
されるため)、残りのLSP2,LSP3で領域の再分
配を行う。この様子を図32(A)に模式的に示す。
【0080】逆に、ステップS62で図30(B)に示
すように、再分散すればトラフィックロスが発生すると
判定した場合、ステップS66でトラフィック分散部3
5よりパス設定/解放部43に対して、新たにエリア内
に閉じたTEマルチパスを追加設定するよう指示が出さ
れる。新しいTEマルチパスの追加方法は、通常のロー
ドバランシングにおけるTEマルチパスの追加処理と同
様である。TEマルチパスを追加した後、ステップS6
8で当該障害ルートに流していたトラフィックが新たに
設定したLSPのルートに対してトラフィック分散部3
5により切替えられる。この時の閾値テーブルの領域は
図31(B)に示すように変更される。この様子を図3
2(B)に模式的に示す。
【0081】以上の処理を通して、ロードバランシング
を実施しているパス上で障害が起きた際のトラフィック
ロスを高速に救済することが可能になる。つまり、例え
ばOSPFのネットワークを介したユーザ間でTCPを
使用したサービス(Telnet等)実施中にルート上
で障害が発生した場合、通常であれば障害を検出復旧す
るまでAckを受信出来ないため、コネクションが切断
されてしまう可能性があるが、高速な障害検出トラフィ
ック救済を実施することで、それが回避可能となる。
【0082】このように、OSPFのエリアなどの階層
化の概念を用いた大規模なルーティングプロトコルネッ
トワークにて、エリア内で閉じたロードバランシングを
行うことにより、各ノードはエリア内の全トラフィック
データを持つだけでよく、トラフィックエンジニアリン
グに使用する全エリアのデータを保持する必要がないた
め、ロードバランシング実行ノードが必要とするメモリ
容量を大幅に削減でき、既存技術では不可能であった大
規模ネットワークにおいても最適なトラフィックエンジ
ニアリングが可能となる。
【0083】また、エッジノードにてソースアドレスや
デスティネーションアドレスなどを基にロードバランシ
ングを行う正規化値を算出し、当該正規化値をエリア境
界ノードに通知し、エリア境界ノードは当該正規化値を
使用して、ロードバランシングを実行することにより、
エリア境界ノードにてIPやIPXなどのプロトコルの
識別やIPプロトコルなどのヘッダチェックなどを行う
必要がないため、カットスルー方式のパケット転送方式
の利点を生かしたまま高速フォワーディングにてロード
バランシングが可能となる。
【0084】また、複数のルートを用いてロードバラン
シングを行っている状態において、1つのルートで何ら
かの障害が発生した場合、当該障害を検出したノード
が、ロードバランシングを実行しているノードに障害を
通知し、障害通知を受信したロードバランシング実行ノ
ードが当該障害ルートに流していたトラフィックを、そ
れ以外の複数ルートに分配することにより、障害ルート
を流れていたトラフィックでのトラフィックロスを高速
に救済することが可能となる。また、これまではー変化
を待って、ユーザトリガのコネクション再確立が必要で
あったが、トラフィックロスを高速に救済できることか
ら、アグリゲートされたTCPコネクションなどのマイ
クロフローの救済も可能となる。
【0085】更に、障害通知を受信したロードバランシ
ング実行ノードが当該障害ルートに流していたトラフィ
ックを、それ以外の複数ルートに分配するとトラフィッ
クロスが発生すると判断した場合、新たにルートを設定
し、当該障害ルートに流していたトラフィックを、新た
に設定したルートに切替を行うことにより、障害ルート
以外のルートが高トラフィックの場合でも、障害ルート
に流していたトラフィックを救済することができ、より
信頼性の高いコネクションレスパケット転送サービスを
提供可能となる。
【0086】なお、エリア内宛先決定部38,58が請
求項記載のエリア内宛先決定手段に対応し、スイッチン
グ情報生成手段がスイッチング情報生成部39に対応
し、正規化値抽出部54が正規化値抽出手段に対応し、
障害通知部62が障害通知手段に対応し、障害通知受信
部40が障害通知受信手段に対応する。
【0087】(付記1) ネットワーク全体が複数ノー
ドの集合体であるエリアに分割されており、前記ネット
ワークのトラフィックエンジニアリングを行う方法にお
いて、各エリア毎にエリア内で閉じたロードバランシン
グを実行することを特徴とするトラフィックエンジニア
リング方法。
【0088】(付記2) 全体が複数ノードの集合体で
あるエリアに分割され、かつ、全体の資源の最適化がト
ラフィックエンジニアリングにより行われるネットワー
クを構成するノード装置において、各エリア毎にエリア
内で閉じたロードバランシングを行うためのエリア内宛
先を決定するエリア内宛先決定手段を有することを特徴
とするノード装置。
【0089】(付記3) 付記2記載のノード装置にお
いて、外部からパケットが供給される入り口ノードを構
成するノード装置は、外部から供給されたパケットのア
ドレス情報を基にロードバランシングを行うための正規
化値を演算し、前記正規化値を前記パケットのスイッチ
ング情報に付加するスイッチング情報生成手段とを有す
ることを特徴とするノード装置。
【0090】(付記4) 付記2記載のノード装置にお
いて、エリアの境界にあるエリア境界ノードを構成する
ノード装置は、隣接エリアから供給されるパケットのス
イッチング情報から、自エリア内で閉じたロードバラン
シングを実行するための正規化値を抽出する正規化値抽
出手段を有することを特徴とするノード装置。
【0091】(付記5) 全体が複数ノードの集合体で
あるエリアに分割され、かつ、全体の資源の最適化がト
ラフィックエンジニアリングにより行われるネットワー
クを構成するノード装置において、障害を検出したとき
ロードバランシングを実行している最も近い上流側のノ
ードに障害を通知する障害通知手段を有することを特徴
とするノード装置。
【0092】(付記6) 付記2記載のノード装置にお
いて、障害通知を受信した前記入り口ノードまたはエリ
ア境界ノードは、障害が発生したルートに流していたト
ラフィックを他のルートに分散しなおすトラフィック分
散手段を有することを特徴とするノード装置。
【0093】(付記7) 付記6記載のノード装置にお
いて、障害通知を受信した前記入り口ノードまたはエリ
ア境界ノードは、障害が発生したルートに流していたト
ラフィックを他のルートに分散しなおしたときトラフィ
ックロスが発生するか否かを判定する障害通知受信手段
を有することを特徴とするノード装置。
【0094】(付記8) 付記7記載のノード装置にお
いて、前記トラフィック分散手段は、前記障害通知受信
手段でトラフィックロスが発生すると判定したとき、前
記障害が発生したルートに流していたトラフィックを新
たに設定したルートに切り替えることを特徴とするノー
ド装置。
【0095】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
各エリア毎にエリア内で閉じたロードバランシングを実
行するため、大規模ネットワークであってもロードバラ
ンシング実行ノードが必要とするメモリ容量を大幅に削
減でき高速にロードバランシングを実行することができ
る。
【0096】請求項2に記載の発明は、各エリア毎にエ
リア内で閉じたロードバランシングを行うためのエリア
内宛先を決定するエリア内宛先決定手段を有するため、
エリア内で閉じたロードバランシングを実行することが
可能となり、大規模ネットワークであってもロードバラ
ンシング実行ノードが必要とするメモリ容量を大幅に削
減でき高速にロードバランシングを実行することができ
る。
【0097】請求項3に記載の発明は、外部からパケッ
トが供給される入り口ノードを構成するノード装置は、
外部から供給されたパケットのアドレス情報を基にロー
ドバランシングを行うための正規化値を演算する正規化
値演算手段と、正規化値を、パケットのスイッチング情
報に付加するスイッチング情報生成手段とを有するた
め、エリア境界ノードに正規化値を通知することが可能
となる。
【0098】請求項4に記載の発明は、エリアの境界に
あるエリア境界ノードを構成するノード装置は、隣接エ
リアから供給されるパケットのスイッチング情報から、
自エリア内で閉じたロードバランシングを実行するため
の正規化値を抽出する正規化値抽出手段を有するため、
エリア境界ノードでは抽出した正規化値を用いてロード
バランシングを行うことができ、プロトコルの識別やヘ
ッダチェックなどを行う必要がなく高速のロードバラン
シングを行うことができる。
【0099】請求項5に記載の発明は、障害を検出した
ときロードバランシングを実行している最も近い上流側
のノードに障害を通知する障害通知手段を有するため、
ロードバランシングを実行しているノードでトラフィッ
クの分配を高速に行うことが可能となる。
【0100】付記6に記載の発明は、障害通知を受信し
た入り口ノードまたはエリア境界ノードは、障害が発生
したルートに流していたトラフィックを他のルートに分
散しなおすトラフィック分散手段を有するため、障害ル
ートを流れていたトラフィックでのトラフィックロスを
高速に救済することが可能となる。
【0101】付記7に記載の発明は、障害通知を受信し
た入り口ノードまたはエリア境界ノードは、障害が発生
したルートに流していたトラフィックを他のルートに分
散しなおしたときトラフィックロスが発生するか否かを
判定する障害通知受信手段を有するため、障害が発生し
たルートに流していたトラフィックを他のルートに分散
可能か否かを認識できる。
【0102】付記8に記載の発明は、トラフィック分散
手段は、障害通知受信手段でトラフィックロスが発生す
ると判定したとき、障害が発生したルートに流していた
トラフィックを新たに設定したルートに切り替えるた
め、障害ルート以外のルートが高トラフィックの場合で
も、障害ルートに流していたトラフィックを救済するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的なIPパケットフォワーディング
処理を示す図である。
【図2】従来のMPLSによるIPパケットフォワーデ
ィング処理を示す図である。
【図3】従来のトラフィックエンジニアリング方式を説
明するための図である。
【図4】従来のトラフィック分散方式を説明するための
図である。
【図5】LSP決定テーブルのLSPの境界を移動を説
明するための図である。
【図6】本発明のトラフィックエンジニアリング方法を
適用したネットワークシステムの一実施例の構成図であ
る。
【図7】本発明方法に適用される発側エッジノードの一
実施例のブロック構成図である。
【図8】本発明方法に適用されるコアノードの一実施例
のブロック構成図である。
【図9】デフォルトパス設定処理の一実施例のフローチ
ャートである。
【図10】デフォルトパス設定を説明するための図であ
る。
【図11】ハードウエアによるトラフィック情報収集を
示す図である。
【図12】OSPFのOpaqueLSAのフォーマッ
トを示す図である。
【図13】広告の様子を示す図である。
【図14】ロードバランシング処理の第1実施例のフロ
ーチャートである。
【図15】TEパスグループの使用率算出を説明するた
めの図である。
【図16】輻輳状況の監視と判定を説明するための図で
ある。
【図17】エリア単位のTEマルチパスの設定を示す図
である。
【図18】ロードバランシング処理の第2実施例のフロ
ーチャートである。
【図19】宛先アドレスルックアップテーブル44の構
成を示す図である。
【図20】エリア内宛先決定テーブル45の構造を示す
図である。
【図21】構造の閾値テーブル46,66の構造を示す
図である。
【図22】スイッチング情報決定テーブル47,67の
構造を示す図である。
【図23】付加分散実施を説明するための図である。
【図24】ロードバランシング中での障害検出を説明す
るための図である。
【図25】障害を検出したノードの障害通知部62が実
行する障害検出処理の一実施例のフローチャートであ
る。
【図26】ロードバランシング実行ノードへの障害通知
を説明するための図である。
【図27】RSVP−LSP−TunnelのResv
Tearメッセージの構造を示す図である。
【図28】各ノードへの障害通知を説明するための図で
ある。
【図29】障害通知を受信したロードバランシング実行
ノードが実行する障害通知受信処理の一実施例のフロー
チャートである。
【図30】再分散によるトラフィックロス発生判定を説
明するための図である。
【図31】再分散による閾値テーブルの変化を説明する
ための図である。
【図32】障害検出後の負荷分散を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
31 L3インタフェース部 32,52 バッファ部 33,51,53 L2インタフェース部 34 正規化値演算部 35,55 トラフィック分散部 36,56 出力ポート/スイッチング情報決定部 37,57 ルーティング制御部 38,58 エリア内宛先決定部 39,59 スイッチング情報生成部 40,60 障害通知受信部 41,61 トラフィック管理部 43,63 パス設定/解放部 44,64 宛先アドレスルックアップテーブル 45,65 エリア内宛先決定テーブル 46,66 閾値テーブル 47,67 スイッチング情報決定テーブル 54 正規化値抽出部 62 障害通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 博 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HC01 HD05 KA05 LB05 LC09 LE03 LE17 MB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク全体が複数ノードの集合体
    であるエリアに分割されており、前記ネットワークのト
    ラフィックエンジニアリングを行う方法において、 各エリア毎にエリア内で閉じたロードバランシングを実
    行することを特徴とするトラフィックエンジニアリング
    方法。
  2. 【請求項2】 全体が複数ノードの集合体であるエリア
    に分割され、かつ、全体の資源の最適化がトラフィック
    エンジニアリングにより行われるネットワークを構成す
    るノード装置において、 各エリア毎にエリア内で閉じたロードバランシングを行
    うためのエリア内宛先を決定するエリア内宛先決定手段
    を有することを特徴とするノード装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のノード装置において、 外部からパケットが供給される入り口ノードを構成する
    ノード装置は、外部から供給されたパケットのアドレス
    情報を基にロードバランシングを行うための正規化値を
    演算し、前記正規化値を前記パケットのスイッチング情
    報に付加するスイッチング情報生成手段とを有すること
    を特徴とするノード装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のノード装置において、 エリアの境界にあるエリア境界ノードを構成するノード
    装置は、隣接エリアから供給されるパケットのスイッチ
    ング情報から、自エリア内で閉じたロードバランシング
    を実行するための正規化値を抽出する正規化値抽出手段
    を有することを特徴とするノード装置。
  5. 【請求項5】 全体が複数ノードの集合体であるエリア
    に分割され、かつ、全体の資源の最適化がトラフィック
    エンジニアリングにより行われるネットワークを構成す
    るノード装置において、 障害を検出したときロードバランシングを実行している
    最も近い上流側のノードに障害を通知する障害通知手段
    を有することを特徴とするノード装置。
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