JP2003077799A - パターン形成方法、半導体装置の製造方法、及び、半導体装置 - Google Patents

パターン形成方法、半導体装置の製造方法、及び、半導体装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子ビームリソグラフィを用いて、高解像度
の極めて微細なパターンを形成するとともに、寄生効果
を抑えて高性能の電界効果型トランジスタを形成するこ
とができるパターン形成方法、半導体装置の製造方法、
及び、半導体装置を提供する。 【解決手段】 電子ビームEを反射するベース層2を、
基板1上に形成する工程と、電子ビームEに対する反射
率がベース層2よりも低く電子ビームEを透過する中間
層3を、ベース層2上に形成する工程と、レジスト層4
を、中間層3上に形成する工程と、レジスト層4を電子
ビームEで露光して、レジスト層4に所望のパターンを
形成する工程とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パターン形成方
法、半導体装置の製造方法、及び、半導体装置に関する
ものであり、特に、電界効果型トランジスタ等の形成過
程において電子ビームリソグラフィを用いて微細パター
ンを形成するためのパターン形成方法、半導体装置の製
造方法、及び、半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体集積回路の高集積化に対す
る要望にともなって、その回路を構成する配線幅をさら
に狭小化し、また、配線を形成する導電性膜の膜厚をさ
らに薄膜化するための開発が行われている。
【0003】特に、電界効果型トランジスタ(以下、F
ETと呼ぶ。)では、ゲート電極の線幅(ゲート長)を
微細化することによって、原理的に、FETの動作が急
速に高速化されるというさらなる効果が期待できる。そ
のため、FETのゲート長の微細化に対する開発が、盛
んに進められている。しかし、単純に、ゲート電極の素
子寸法を微細化しようとすると、ゲート電極抵抗が大き
くなり、かえってFETの性能向上が妨げられる。さら
に、多結晶シリコン膜からなるゲート電極を有するFE
Tにおいては、ゲート電極の微細化により空乏化が生じ
る等の問題が発生する。したがって、ゲート電極の微細
化を進めるには、FETの性能が確実に向上するよう
に、ゲート電極抵抗増加、空乏化等のいわゆる寄生効果
の発生を抑える対策を講じる必要がある。
【0004】これらの寄生効果の発生を抑えてゲート電
極の微細化を進めるために、例えば、特開平10−23
3505号公報では、ゲート電極の材料として、タング
ステン(W)、窒化タングステン(WN)等の電気抵抗の
低い高融点金属材料を用いる技術が開示されている。さ
らに、このような高融点金属材料からなるゲート電極の
形成過程において、ゲート絶縁層上に積層された高融点
金属材料をドライエッチングしてゲート電極を形成する
ために、そのエッチングマスクとして、シリコン酸化
膜、シリコン窒化膜等のドライエッチングに対する耐性
の高い膜を用いる技術が開示されている。このようなシ
リコンを含有する無機材料は、ゲート絶縁層としてのS
iO膜に対して、化学的性質が近似する。そのため
に、エッチングマスクとゲート電極とのエッチングレー
ト比と、ゲート絶縁層とゲート電極とのエッチングレー
ト比とを、ほぼ同一の値で大きくすることができるとい
う製法上のメリットを有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、低電気抵抗の高融点金属材料は、FETのゲート電
極の微細化を可能とする材料として有用である。他方、
技術革新の目まぐるしい昨今においては、FETのゲー
ト長を100nm以下までさらに微細化する要望があ
り、これを実現するために、従来の光リソグラフィにか
えて、高い解像性能を有する電子ビームリソグラフィの
開発が進められている。
【0006】しかし、上記の従来技術の構成では、電子
ビームリソグラフィの性能を生かして、解像度の高いF
ETのゲート電極パターンを形成することが難しいと予
想される。すなわち、光リソグラフィにおいては、基板
による反射率が大きいときに、解像度の劣化が生じる。
この光リソグラフィの場合と同様に、電子ビームリソグ
ラフィの場合も、低電気抵抗の高融点金属材料の主成分
となるタングステン等は原子番号が大きく電子ビームに
対する反射率が高いために、高い解像度が得られない可
能性がある。
【0007】詳しくは、電子ビームが、物質に入射した
ときの反射率は原子番号に依存する。すなわち、電子ビ
ームは、入射した物質を構成する原子の原子核によるラ
ザフォード散乱によって反射するために、入射した物質
を構成する元素の原子番号が大きい程、反射率が高くな
る。したがって、電子ビームリソグラフィの露光特性
は、レジスト層の下地を構成する材料元素の原子番号に
大きく依存すると考えられる。ここで、従来技術の構成
において、ゲート電極の材料は、シリコン等と比較して
原子番号が極めて大きい材料であるために、電子ビーム
による露光にてゲート電極を形成するときに、充分な解
像性能が得られない可能性が大きい。
【0008】さらに、従来技術で述べた、タングステン
等のゲート電極上に、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜
等の中間層を設けた場合を考える。この場合、シリコン
酸化膜等の構成元素であるシリコンは原子番号が小さい
ために、レジスト層を透過して中間層に入射した電子ビ
ームは、中間層を透過することになる。その後、電子
は、ゲート電極で反射した後に、さらに中間層を透過し
てレジスト層に入射することになる。このように、原子
番号の小さな中間層は、下地のゲート電極からの反射電
子を遮蔽できないために、電子の後方散乱等の影響によ
る解像度の悪化が予想される。
【0009】他方、FETにおいてゲート長を短くする
場合、ゲート電極と基板との間の静電容量を一定に保つ
ために、その間に形成されるゲート絶縁層の膜厚を薄膜
化する必要がある。ここで、従来技術の場合、微細化さ
れたゲート長に対応した充分な静電容量を確保するため
には、ゲート絶縁層としての酸化シリコン膜(SiO )
の膜厚を、1nm程度に薄膜化する必要がある。しかし、
この程度にまで薄膜化されたゲート酸化層においては、
いわゆるトンネル効果により、ゲートのリーク電流が許
容値を超えるという不具合が発生する。
【0010】この不具合を解消するために、ゲート絶縁
層の材料として、比誘電率の大きな材料(以下、High-k
材料と呼ぶ。)を用いることが考えられる。これによ
り、充分大きな膜厚を形成してトンネル電流を抑制しつ
つ、所望の静電容量を確保することができる。しかし、
このようにゲート絶縁層としてHigh-k材料を用いた場合
には、その化学的性質が、エッチングマスクとしてのシ
リコン酸化膜(又はシリコン窒化膜)とは異なるため
に、上述の統一された大きなエッチングレート比を用い
るという製法上のメリットを失うことになる。
【0011】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、電子ビームリソグラフィを用い
て、高解像度の極めて微細なパターンを形成するととも
に、寄生効果を抑えて高性能の電界効果型トランジスタ
を形成することができるパターン形成方法、半導体装置
の製造方法、及び、半導体装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明にかかるパターン形成方法は、電子ビームを反射
するベース層を、基板上に形成する工程と、電子ビーム
に対する反射率が上記ベース層よりも低く電子ビームを
透過する中間層を、上記ベース層上に形成する工程と、
レジスト層を、上記中間層上に形成する工程と、上記レ
ジスト層を電子ビームで露光して、上記レジスト層に所
望のパターンを形成する工程とを備えたものである。
【0013】また、請求項2記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項1記載の発明において、上記
中間層は、原子番号が14以下の元素からなるととも
に、膜厚が50nm以下にて形成されるものである。
【0014】また、請求項3記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項2記載の発明において、上記
中間層は、シリコン、酸化シリコン、窒化シリコン、酸
窒化シリコン、又は、それらのうち少なくとも2つを積
層した積層膜からなるものである。
【0015】また、この発明の請求項4記載の発明にか
かるパターン形成方法は、ベース層を、基板上に形成す
る工程と、酸化シリコンよりも高い反射率にて電子ビー
ムを反射する中間層を、上記ベース層上に形成する工程
と、レジスト層を、上記中間層上に形成する工程と、上
記レジスト層を電子ビームで露光して、上記レジスト層
に所望のパターンを形成する工程とを備えたものであ
る。
【0016】また、請求項5記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項4記載の発明において、上記
中間層は、原子番号が38以上の元素を含有するもので
ある。
【0017】また、請求項6記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項5記載の発明において、上記
中間層は、チタン酸ストロンチウム、BST、La
、Pr、ZrO、HfO、又は、それらのう
ち1つからなる膜を少なくとも1層備えた積層膜からな
るものである。
【0018】また、請求項7記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記
載の発明において、上記ベース層は、原子番号が72以
上の元素を含有するものである。
【0019】また、請求項8記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項7記載の発明において、上記
ベース層は、Hf、Ta、W、Pt、それらのうち少な
くとも2つを積層した積層膜、又は、それらのうち少な
くとも1つを主成分とする化合物からなる膜を少なくと
も1層備えた積層膜からなるものである。
【0020】また、請求項9記載の発明にかかるパター
ン形成方法は、上記請求項1〜請求項8のいずれかに記
載の発明において、上記ベース層は、膜厚が150nm
以下にて形成されるものである。
【0021】また、この発明の請求項10記載の発明に
かかる半導体装置は、請求項1〜請求項9のいずれかに
記載のパターン形成方法にて製造されたものである。
【0022】また、この発明の請求項11記載の発明に
かかる半導体装置の製造方法は、酸化シリコンよりも比
誘電率の高いゲート絶縁層を、基板上に形成する工程
と、多結晶シリコンよりも電気抵抗の低いゲート電極層
を、上記ゲート絶縁層上に形成する工程と、上記ゲート
絶縁層を形成する元素と同一元素を含有するとともに酸
化シリコンよりも高い反射率にて電子ビームを反射する
中間層を、上記ベース層上に形成する工程と、レジスト
層を、上記中間層上に形成する工程と、上記レジスト層
を電子ビームで露光して上記レジスト層に所望のパター
ンを形成した後に、電界効果型トランジスタを形成する
工程とを備えたものである。
【0023】また、請求項12記載の発明にかかる半導
体装置の製造方法は、上記請求項11記載の発明におい
て、上記ゲート絶縁層は、原子番号が38以上の元素を
含有するものである。
【0024】また、請求項13記載の発明にかかる半導
体装置の製造方法は、上記請求項12記載の発明におい
て、上記ゲート絶縁層は、La、Pr、Zr
、又は、HfOからなるものである。
【0025】また、請求項14記載の発明にかかる半導
体装置の製造方法は、上記請求項11〜請求項13のい
ずれかに記載の発明において、上記ゲート電極層は、原
子番号が72以上の元素を含有するものである。
【0026】また、請求項15記載の発明にかかる半導
体装置の製造方法は、上記請求項14記載の発明におい
て、上記ゲート電極層は、Hf、Ta、W、Pt、それ
らのうち少なくとも2つを積層した積層膜、又は、それ
らのうち少なくとも1つを主成分とする化合物からなる
膜を少なくとも1層備えた積層膜からなるものである。
【0027】また、請求項16記載の発明にかかる半導
体装置の製造方法は、上記請求項11〜請求項15のい
ずれかに記載の発明において、上記ゲート電極層は、膜
厚が150nm以下にて形成されるものである。
【0028】また、この発明の請求項17記載の発明に
かかる半導体装置は、請求項11〜請求項16のいずれ
かに記載の半導体装置の製造方法にて製造されたもので
ある。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、
同一または相当する部分には同一の符号を付しており、
その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0030】実施の形態1.以下、この発明の実施の形
態1を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発
明の実施の形態1を示すパターン形成方法において、パ
ターン形成前の半導体装置を示す概略断面図である。図
1において、1はシリコン基板等の基板、2は電子ビー
ムに対する反射率が高く電子ビームを反射するベース層
としてのW膜(重金属膜)、3は電子ビームに対する反
射率がW膜2より低く電子ビームを透過する中間層とし
てのSiO膜、4は感光性材料からなるレジスト層、
Eはレジスト層4に入射する電子ビームを示す。
【0031】以下、本実施の形態1におけるパターン形
成の手順について、説明する。まず、W膜2が、150
nm以下の膜厚となるように、基板1上にスパッタによ
り形成される。そして、SiO膜3が、50nm以下
の膜厚となるように、W膜2上にスパッタにより形成さ
れる。さらに、レジスト層4が、約300nmの膜厚に
て、SiO膜3上に塗布される。ここで、レジスト層
4は、例えば、住友化学工業製のネガ型電子線レジスト
NEB-22を用いることができる。
【0032】以上のように積層された半導体装置におい
て、同図の矢印に示すように、電子ビームEにてレジス
ト層4を露光して、レジスト層4に所望の潜像パターン
を形成する。詳しくは、レジスト層4に入射した電子ビ
ームEの一部は、レジスト層4を透過した後に、SiO
膜3に入射する。ここで、SiO膜3は、原子番号
14(シリコン)以下の元素からなるために、SiO
膜3に入射した電子は、SiO膜3を透過することに
なる。そして、SiO膜3を透過した電子は、W膜2
に入射する。ここで、W膜2は、原子番号72以上の重
金属元素を主成分として含有するものなので、W膜2に
入射した電子ビームEは、W膜2にて反射する。
【0033】その後、W膜2で反射した反射電子として
の電子ビームEは、軽元素からなるSiO膜3を透過
して、レジスト層4に至る。このように、レジスト層4
は、入射する電子ビームEと、反射による電子ビームE
とにより、露光されることになる。ここで、SiO
3は、軽元素からなるとともに、50nm以下の薄い膜
厚にて形成されているので、SiO膜3内を通過する
入射及び反射に係わる電子ビームEは、散乱がある程度
制限される。すなわち、SiO膜3を通過する電子ビ
ームEは、空間的な広がりを生じることなくW膜2に達
し、さらにW膜2で反射して空間的な広がりなくレジス
ト層4に達するので、レジスト層4における潜像の広が
りを小さくすることができる。
【0034】なお、本実施の形態1では、中間層とし
て、SiO膜3を用いた。これに対して、中間層とし
て、原子番号が14以下の元素からなるその他の材料を
用いることができる。具体的には、中間層を、シリコ
ン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、又は、それらのう
ち少なくとも2つを積層した積層膜にて形成することが
できる。これらの材料はいずれも、電子ビームに対する
反射率が低く透過性が高いとともに、半導体装置の製造
に一般的に用いられている加工性の高い材料である。さ
らに、これらの下地となる層をドライエッチングする際
の、エッチングマスクとして好適な材料である。
【0035】また、W膜2は、150nm以下の比較的
薄い膜厚にて形成されているので、W膜2で反射した電
子ビームは、空間的な広がりなく、レジスト層4に達す
ることになる。これにより、レジスト層4に形成される
潜像は、コントラストが向上して、高い解像度を得るこ
とになる。すなわち、電子ビームの反射は、微視的に
は、電子ビームが入射するW膜2表面からW膜2内部に
かけての微小な立体領域で起こる。このため、W膜2の
膜厚が厚い場合には、W膜2の深部で反射した電子が空
間的に広がった後にレジスト層4に達することになり、
レジスト層4に形成される潜像のコントラストは低下し
てしまう。
【0036】なお、本実施の形態1では、ベース層とし
て、W膜2を用いた。これに対して、ベース層として、
原子番号が72以上の元素を含有するその他の材料を用
いることができる。具体的には、ベース層を、Hf、T
a、Pt、それらのうち少なくとも2つを積層した積層
膜、又は、それらのうち少なくとも1つを主成分とする
化合物からなる膜を少なくとも1層備えた積層膜にて形
成することができる。これらの材料はいずれも、電子ビ
ームに対する反射率が高いとともに、電気抵抗が低い。
さらに、これらは、耐熱性が高く高温処理を施しても変
性しないために、MOSFETのゲート電極として好適
な材料である。
【0037】こうして、レジスト層4を電子ビームEで
露光した後に、所定のエッチング工程等を経て、レジス
ト層4に形成した潜像パターンに対応した所望のパター
ンを、W膜2に形成する。なお、電子ビームEによる露
光は、一括転写型の電子ビーム露光装置を用いて行うこ
とができる。そして、その電子ビーム露光装置におい
て、例えば、加速電圧を100kV、入射面におけるビ
ーム収束半角を約1.5mrad、電流密度を11.2
mA/cmとすることができる。
【0038】次に、図2にて、図1に示す半導体装置に
おける、中間層としてのSiO膜3の膜厚と、解像度
との関係について説明する。図2において、横軸は、中
間層としてのSiO膜3の膜厚を示し、縦軸は、ライ
ンアンドスペースによる限界解像度を示す。さらに、図
2において、実線9は、図1に示す構成の半導体装置に
おける、SiO膜3の膜厚と解像度との関係を示す直
線である。一方、図中の破線5は、ベアシリコン基板上
に同一条件の露光を行ったときの限界解像度を示す直線
である。
【0039】ここで、ラインアンドスペースとは、電子
ビームEによりレジスト層4上に形成される露光パター
ンであり、露光部と非露光部とが1:1の比率で交互に
形成される縞状パターンである。なお、同図において、
ウェハ上でのラインアンドスペースによるライン幅は、
50〜150nmの範囲で変動させた。また、限界解像
度とは、ライン幅の異なるラインアンドスペース像に対
して、分離解像できる最小線幅をいう。
【0040】同図の点6に示すように、SiO膜の膜
厚が10nmのときは、限度解像度は約50nmとな
り、上述のベアシリコン上の限度解像度より高い解像度
を得ることができる。また、点7に示すように、SiO
膜の膜厚が50nmのときは、限度解像度は約60n
mとなり、ベアシリコン上の限度解像度と同等の解像度
となる。また、点8に示すように、SiO膜の膜厚が
100nmのときは、限度解像度は約70nmとなり、
ベアシリコン上の限度解像度より低い解像度となる。こ
のように、シリコンを主成分とする中間層としてのSi
膜の膜厚を、50nm以下とした場合に、ベース層
としてのW膜上の解像度が向上する。
【0041】以上説明したように、本実施の形態1のよ
うに構成されたパターン形成方法においては、電子ビー
ムリソグラフィを用いて、高解像度の極めて微細なパタ
ーンを形成することができる。
【0042】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図面に基づいて詳細に説明する。図3(a)〜
(e)は、この発明の実施の形態2を示す半導体装置の
製造方法において、各工程における半導体装置を示す概
略断面図である。本実施の形態2では、半導体装置とし
てのFETの製造方法における、ゲート電極の形成工程
を示している。
【0043】図3(a)〜(e)において、21はシリ
コン基板等の基板、22は酸化シリコンよりも高い比誘
電率を有するとともに電子ビームに対する反射率が酸化
シリコンよりも高いゲート絶縁層としてのHfO膜、
22aはFETの所望のゲート絶縁層、23は電気抵抗
の低いゲート電極層としてのW膜、23aはFETの所
望のゲート電極、24はゲート絶縁層22と同一材料で
形成されるHfO膜、24aはゲート電極23a形成
時のエッチングマスクとしての中間層、25は感光性材
料からなるレジスト層、25aはゲート電極23a形成
時のレジストパターン、Eはレジスト層25に入射する
電子ビームを示す。
【0044】以下、本実施の形態2における半導体装置
の製造手順について、説明する。まず、図3(a)に示
すように、基板21上に、HfO膜22、W膜23、
HfO膜24、レジスト層25が、順次積層される。
詳しくは、まず、HfO膜22が、数nmの膜厚に
て、基板21上にALCVD法(Atomic Layer Chemical Vap
or Deposition)により形成される。次に、W膜23
が、150nm以下の膜厚となるように、例えば、10
0nmの膜厚にて、膜22上にCVD法(Chemical Vapor D
eposition)により形成される。そして、HfO膜24
が、十数〜数十nmの膜厚にて、W膜23上にALCVD法
により形成される。なお、W膜23上へのHfO膜2
4の形成方法としては、ALCVD法以外に、酸素ガスを用
いてHfをスパッタする反応性スパッタ等の方法を用い
ることもできる。この場合、ALCVD法と比較して堆積速
度を向上することができる。さらに、レジスト層25
が、200〜300nmの膜厚にて、HfO膜24上
に塗布される。ここで、レジスト層25として、例え
ば、耐熱性及び耐ドライエッチ性に優れるPHS(Poly Hyd
roxy Styrene)を主成分とするベース樹脂を用いたネガ
型の化学増幅型レジストを用いることが好適である。
【0045】以上のように積層された半導体装置におい
て、同図(a)の矢印に示すように、電子ビームEにて
レジスト層25を露光して、レジスト層25に所望の潜
像パターンを形成する。ここで、電子ビームEによる露
光は、例えば、加速電圧が100kV程度の一括転写型
の電子ビーム露光装置を用いて行う。
【0046】詳しくは、レジスト層25に入射した電子
ビームEは、レジスト層25を透過した後に、中間層と
しての膜24に入射する。ここで、HfO膜24は、
原子番号38以上の元素を主成分として含有するもので
電子ビームに対する反射率が高いので、HfO膜24
に入射した電子ビームEは、入射点を頂点とする膜内の
狭小な立体角内にて反射する。その後、HfO膜24
で反射した反射電子としての電子ビームEは、レジスト
層4に至る。このように、レジスト層4は、図中の矢印
方向から入射する電子ビームEと、ほぼ垂直方向に反射
する電子ビームEとにより、露光され、コントラストの
高い極めて微細な潜像を形成することになる。
【0047】なお、本実施の形態2では、中間層とし
て、HfO膜24を用いた。これに対して、中間層と
して、原子番号が38以上の元素を含有するその他の材
料を用いることができる。具体的には、中間層を、チタ
ン酸ストロンチウム、BST、La、Pr
、ZrO、HfO、又は、それらのうち1つ
からなる膜を少なくとも1層備えた積層膜にて形成する
ことができる。これらの材料はいずれも、電子ビームに
対する反射率が高い材料であり、電子ビームの反射層と
して機能するものである。したがって、前記実施の形態
1に示した電子ビームの透過層としてのSiOと比較
して、膜厚の制限が少なくある程度膜厚を自由に設定で
きるために、下地となる層をエッチングする際のエッチ
ングマスクとして好適な材料となる。
【0048】次に、図3(b)に示すように、レジスト
パターン25aを形成する。詳しくは、露光後の半導体
装置を、PEB(露光後ベーク)した後、有機アルカリであ
るTMAH(Tetra Methyl Ammonium Hydroxide)の水溶液で
現像することにより、前工程で形成した潜像に対応した
レジストパターン25aを形成する。
【0049】次に、図3(c)に示すように、エッチン
グマスクとしての中間層24aを形成する。詳しくは、
前工程で形成したレジストパターン25aをマスクとし
て、例えば、イオンミリングにより、HfO膜24を
選択的にエッチングして除去する。その後、酸素アッシ
ングにてレジストパターン25aを除去することによ
り、中間層24aを形成する。
【0050】次に、図3(d)に示すように、所望のゲ
ート電極23aを形成する。詳しくは、前工程で形成し
た中間層24aをエッチングマスクとして、塩素系のガ
スを用いたドライエッチングにより、W膜23をエッチ
ングしてゲート電極23aを形成する。
【0051】ここで、中間層としてのHfO膜24
は、ゲート絶縁層としてのHfO膜22と共通の材料
にて形成されているので、双方のW膜23に対するエッ
チングレート比を共通化することができる。具体的に
は、ここでのエッチングに際して、後述する工程におけ
る、W膜23とその下層のHfO膜22とのエッチン
グレート比が最大となる条件と同一条件を用いる。すな
わち、本工程において、W膜23の除去が完了した時点
でエッチングを停止できるような条件を用いる。望まし
くは、W膜23とHfO膜24とのエッチングレート
比が、100以上となる条件を用いる。
【0052】このようなエッチング条件下では、中間層
としてのHfO膜24を、薄膜化することが可能であ
る。例えば、エッチングレート比が100であり、W膜
23の膜厚が100nmであるとすると、中間層のHf
膜24の膜厚が1nm以上あれば、理論的に、W膜
23をエッチング加工することができる。実際には、オ
ーバーエッチ等を行うために、その理論値に対して余裕
度分を加算して、HfO膜24を十数nm程度の膜厚
にて形成して、エッチング加工を行うことになる。
【0053】なお、上述したように、中間層24の膜厚
は十数nm程度であるのに対して、レジスト層25の膜
厚は200〜300nmである。したがって、中間層2
4の膜厚は、レジスト層25の膜厚の10分の1以下と
なり、図3(c)に示す工程において、上述したような
エッチング選択性の少ないイオンミリングによるエッチ
ングが可能となる。
【0054】最後に、図3(e)に示すように、所望の
ゲート絶縁層22aを形成する。詳しくは、前工程で形
成されたゲート電極23aをマスクとして、湿式エッチ
ングにより、HfO膜22の不要部分を除去して、ゲ
ート絶縁層22aを形成する。その後、イオン注入等の
工程を経て、最終的にFETが形成される。なお、本実
施の形態2において、FETにおけるゲート部以外のソ
ース・ドレイン部等については、簡単のためその図示と
説明とを省略した。
【0055】以上述べた製造方法にて製造された半導体
装置としてのFETにおいて、ゲート電極23aは、電
気抵抗の低い材料にて形成されるとともに、150nm
以下の比較的薄い膜厚にて形成されているので、そのゲ
ート長を100nm以下にて形成しても、ゲート電極抵
抗を低くすることができる。さらに、ゲート絶縁層22
aと、中間層24aとに、電子ビームに対する反射率が
高く、かつ、比誘電率の高い、共通の材料を用いたの
で、電子ビームリソグラフィによる100nm以下のゲ
ート長のゲート電極23aが形成できるとともに、ゲー
ト絶縁層22aでの静電容量が充分確保されて、さら
に、エッチングレート比を大きく設定してエッチング精
度を向上することができる。
【0056】以上説明したように、本実施の形態2のよ
うに構成された半導体装置の製造方法においては、電子
ビームリソグラフィを用いて、極めてゲート長の短いゲ
ート電極23aを形成するとともに、寄生効果が抑えら
れた高性能のFETを提供することができる。
【0057】なお、本実施の形態2では、ゲート電極層
として、W膜23を用いた。これに対して、ゲート電極
層として、原子番号が72以上の元素を含有するその他
の材料を用いることができる。具体的には、ゲート電極
層を、Hf、Ta、Pt、それらのうち少なくとも2つ
を積層した積層膜、又は、それらのうち少なくとも1つ
を主成分とする化合物からなる膜を少なくとも1層備え
た積層膜にて形成することができる。これらの材料はい
ずれも、電子ビームに対する反射率が高いとともに、電
気抵抗が低い。さらに、これらは、耐熱性が高く高温処
理を施しても変性しないために、本実施の形態2におけ
るW膜23と同様に、MOSFETのゲート電極として
好適な材料となる。
【0058】また、本実施の形態2では、ゲート絶縁層
22aと、中間層24aとを、同一の材料HfOにて
形成した。これに対して、中間層24aを、ゲート絶縁
層22aを形成する元素と同一元素を含有する異材料と
することもできる。具体的には、ゲート絶縁層22aを
HfOにて形成し、中間層24aをHfO膜とその
他の膜からなる積層膜とすることもできる。この場合に
も、本実施の形態2と同様の効果を奏することになる。
【0059】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形
態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更さ
れ得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、
位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を
実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができ
る。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、電子ビームリソグラフィを用いて、高解像度の極め
て微細なパターンを形成するとともに、寄生効果が抑え
られた高性能の電界効果型トランジスタを形成すること
ができるパターン形成方法、半導体装置の製造方法、及
び、半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すパターン形成
方法において、パターン形成前の半導体装置を示す概略
断面図である。
【図2】 図1に示す半導体装置において、中間層の膜
厚と解像度との関係を示すグラフである。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す半導体装置の
製造方法において、各工程における半導体装置を示す概
略断面図である。
【符号の説明】 1 基板、 2 W膜(ベース層)、 3 SiO
(中間層)、 4 レジスト層、 21 基板、 22
HfO膜(ゲート絶縁層)、 22a ゲート絶縁
層、 23 W膜(ゲート電極層)、 23a ゲート
電極、 24HfO膜(中間層)、 24a 中間層
(エッチングマスク)、 25 レジスト層、 25a
レジストパターン、 E 電子ビーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3065 H01L 21/30 541P 5F056 29/43 21/302 J 5F140 29/78 29/78 301G 301F 29/62 G Fターム(参考) 2H025 AA02 AB16 AC06 AD01 DA40 FA03 FA12 FA17 FA41 2H097 AA03 CA16 FA01 FA06 LA10 4M104 AA01 BB06 BB13 BB17 BB18 CC05 DD62 DD71 EE05 EE16 EE17 GG09 5F004 AA04 AA16 DB03 DB08 DB10 EA03 EA05 EA06 EA28 EB02 5F046 AA20 PA03 PA05 5F056 DA02 DA08 5F140 AA39 BA01 BD11 BE10 BE14 BF01 BF05 BF07 BF11 BF15 BF17 BF56 BG28 BG38 BG39 BK13 CE13 CE14

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームを反射するベース層を、基板
    上に形成する工程と、 電子ビームに対する反射率が上記ベース層よりも低く電
    子ビームを透過する中間層を、上記ベース層上に形成す
    る工程と、 レジスト層を、上記中間層上に形成する工程と、 上記レジスト層を電子ビームで露光して、上記レジスト
    層に所望のパターンを形成する工程とを備えたことを特
    徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 上記中間層は、原子番号が14以下の元
    素からなるとともに、膜厚が50nm以下にて形成され
    ることを特徴とする請求項1に記載のパターン形成方
    法。
  3. 【請求項3】 上記中間層は、シリコン、酸化シリコ
    ン、窒化シリコン、酸窒化シリコン、又は、それらのう
    ち少なくとも2つを積層した積層膜からなることを特徴
    とする請求項2に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 ベース層を、基板上に形成する工程と、 酸化シリコンよりも高い反射率にて電子ビームを反射す
    る中間層を、上記ベース層上に形成する工程と、 レジスト層を、上記中間層上に形成する工程と、 上記レジスト層を電子ビームで露光して、上記レジスト
    層に所望のパターンを形成する工程とを備えたことを特
    徴とするパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 上記中間層は、原子番号が38以上の元
    素を含有することを特徴とする請求項4に記載のパター
    ン形成方法。
  6. 【請求項6】 上記中間層は、チタン酸ストロンチウ
    ム、BST、La 、Pr、ZrO、HfO
    、又は、それらのうち1つからなる膜を少なくとも1
    層備えた積層膜からなることを特徴とする請求項5に記
    載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 上記ベース層は、原子番号が72以上の
    元素を含有することを特徴とする請求項1〜請求項6の
    いずれかに記載のパターン形成方法。
  8. 【請求項8】 上記ベース層は、Hf、Ta、W、P
    t、それらのうち少なくとも2つを積層した積層膜、又
    は、それらのうち少なくとも1つを主成分とする化合物
    からなる膜を少なくとも1層備えた積層膜からなること
    を特徴とする請求項7に記載のパターン形成方法。
  9. 【請求項9】 上記ベース層は、膜厚が150nm以下
    にて形成されることを特徴とする請求項1〜請求項8の
    いずれかに記載のパターン形成方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    のパターン形成方法にて製造されたことを特徴とする半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 酸化シリコンよりも比誘電率の高いゲ
    ート絶縁層を、基板上に形成する工程と、 多結晶シリコンよりも電気抵抗の低いゲート電極層を、
    上記ゲート絶縁層上に形成する工程と、 上記ゲート絶縁層を形成する元素と同一元素を含有する
    とともに酸化シリコンよりも高い反射率にて電子ビーム
    を反射する中間層を、上記ベース層上に形成する工程
    と、 レジスト層を、上記中間層上に形成する工程と、 上記レジスト層を電子ビームで露光して上記レジスト層
    に所望のパターンを形成した後に、電界効果型トランジ
    スタを形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 上記ゲート絶縁層は、原子番号が38
    以上の元素を含有することを特徴とする請求項11に記
    載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記ゲート絶縁層は、La、P
    r、ZrO、又は、HfOからなることを特徴
    とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記ゲート電極層は、原子番号が72
    以上の元素を含有することを特徴とする請求項11〜請
    求項13のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記ゲート電極層は、Hf、Ta、
    W、Pt、それらのうち少なくとも2つを積層した積層
    膜、又は、それらのうち少なくとも1つを主成分とする
    化合物からなる膜を少なくとも1層備えた積層膜からな
    ることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製
    造方法。
  16. 【請求項16】 上記ゲート電極層は、膜厚が150n
    m以下にて形成されることを特徴とする請求項11〜請
    求項15に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項11〜請求項16のいずれかに
    記載の半導体装置の製造方法にて製造されたことを特徴
    とする半導体装置。
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