JP2003077328A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2003077328A
JP2003077328A JP2001267196A JP2001267196A JP2003077328A JP 2003077328 A JP2003077328 A JP 2003077328A JP 2001267196 A JP2001267196 A JP 2001267196A JP 2001267196 A JP2001267196 A JP 2001267196A JP 2003077328 A JP2003077328 A JP 2003077328A
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mirror
light
light source
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luminaire
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JP2001267196A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Tsuji
秀敏 辻
Naoko Danno
直子 團野
Toshihiro Hata
俊博 秦
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2131/00Use or application of lighting devices or systems not provided for in codes F21W2102/00-F21W2121/00
    • F21W2131/30Lighting for domestic or personal use
    • F21W2131/302Lighting for domestic or personal use for mirrors

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧鏡前の被写体を明るくやわらかい光で照
らし出し、しかも眩しさを抑えた小型の照明器具を提供
することを目的とする。 【解決手段】 18aは、本体10によって反射した反
射光の軌跡で、本体10は真っ白な材料なので反射率が
高く、強い反射光となり、開放部から透光カバーなどで
減衰することなく照射され、被写体方向への有効な光と
なり、効率の良い照明器具を提供できる。また、ランプ
からの直接光ではなく反射による間接光なので、やわら
かい光となり、目にやさしい。さらに、遮光板13は、
被写体から見てランプ12の直接光を覆い隠す位置にあ
るため、ランプ12の直接光が目に入らず眩しくない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧鏡前の被写体
を明るくやわらかい光で照らし出し、しかも眩しさを抑
えた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の鏡用照明器具の概念図で、
図7の左の図は正面図、右の図は側面図を示している。
鏡200の上方に水平に設けられた従来の照明器具30
0は直線の光照射部01で構成され、光源は直管蛍光ラ
ンプで乳白色の透光カバーで覆われている。02は照射
方向、03は光度分布、09は被写体で、09aは被写
体の顔面である。前記光照射部01からの光は、鏡20
0の前方に向け放射状に照射されているだけであり、鏡
200上方にも光を照射していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の照明器具では、
前方に放射状に光が照射されており、鏡上方にも光を放
っている。これは被写体にとって有効ではなく無駄な光
と言える。また、透光カバーに投影される光源の像をぼ
かし眩しさを抑えるために、透光カバーと光源の距離が
ある程度必要であり、その結果照明器具の飛出しが大き
いものになっている。したがって、有効な配光がなされ
ていないことや、照明器具が大きいといった問題を有し
ていた。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、化粧鏡前の被写体を明る
くやわらかい光で効率よく照らし出し、しかも眩しさを
抑えたコンパクトな照明器具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記目的
を達成するために本発明は、鏡前の被写体に光を照射す
る照明器具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡
周辺の少なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て
光源の奥側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡
と反対側で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備
え、被写体から見て該照明器具の光源、および光源の像
が見えないよう、被写体方向へ向かう前記光源からの投
光を遮光する遮光部材を光源の手前側に設け、その他の
光源の手前側部分を開放にした。
【0006】これにより、従来の照明器具において鏡と
反対側へ放たれていた被写体にとって有効ではない光
(従来例では鏡上方へ放たれていた被写体にとって有効
ではない光)が、前記反射部材により遮光されるととも
に、反射部材の反射による反射光が被写体側へ照射され
るため、従来無駄であった光を有効活用でき、しかも反
射光は間接光なのでやわらかい光を得ることができる。
【0007】また、この遮光部材によりランプ自体が見
えないため、全く眩しさがなく、不快な思いをすること
はない。また、従来の透光カバーにおいて、投影された
ランプの像をぼかすために透光カバーとランプとの距離
を長くしていたが、遮光部材によりランプの像が投影さ
れないためその必要性がなくなり、照明器具の飛出し長
さを小さく小型化することができる。
【0008】さらに、遮光部材以外の光源の手前側部分
を開放にしたことから、反射部材内面の反射光が透光カ
バーなどで減衰することなく照射されるため、被写体を
明るく照らすことができるとともに、開放部分による空
気の対流によってランプ口金部や点灯装置などの温度上
昇を抑えることができ、コンパクトな照明器具を提供で
きる。
【0009】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源および光源の像が見えないよう、前記
透光カバーの一部を遮光面とし、或いは該透光カバーの
一部の手前側または奥側に該透光カバーとは別の遮光部
材を設け、前記遮光面、或いは前記遮光部材の範囲外に
位置する該透光カバー部分を透明または半透明にした。
【0010】これにより、光源は透光カバーで覆われて
おり、万一ランプに向かって物などをぶつけた際にラン
プの保護となりランプ割れを防止できるとともに、照明
器具内部への粉塵や虫の侵入を防ぐことができる。ま
た、半透明にした場合は、照明器具内部のネジや配線な
どを見えなく、或いは見づらくすることができ、スッキ
リとした意匠が実現できる。
【0011】また、前記遮光面、或いは前記遮光部材か
ら見て鏡と反対側に位置する透明部または半透明部の透
過率よりも、鏡よりに位置する透明部または半透明部の
透過率を高くした。
【0012】鏡下方には棚や洗面器がよく取付けられる
が、被写体に比べ棚や洗面器の方が照明器具より遠いと
ころに位置するため、強い光を照射しないとその部分の
明るさが不足してしまう。そのような場合に、透過率の
高い鏡よりに位置する透明部または半透明部からの強い
透過光により、棚や洗面器を明るく照らし出す効果が得
られる。
【0013】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源および光源の像が見えないよう、前記
透光カバーの一部を遮光面とし、或いは該透光カバーの
一部の手前側または奥側に該透光カバーとは別の遮光部
材を設け、前記遮光面、或いは前記遮光部材から見て鏡
と反対側に位置する該透光カバー部分を透明または半透
明とし、光源から鏡面と略平行方向に向かう光を遮らな
いよう、鏡よりに位置する該透光カバー部分を開放にし
た。
【0014】その結果、光源から鏡面と略平行方向に向
かう光が透光カバーに遮られることなく照射され、鏡下
方に設けられた棚や洗面器をさらに明るく照らし出すこ
とができる。
【0015】また、本発明の好ましい様態として、前記
光源からの透光を遮光する遮光部材、または前記透光カ
バーの一部の透光面、或いは前記透光カバーの一部の手
前側に設けた該透光カバーとは別の遮光部材における光
源側の面を、反射率の高い反射面とした。
【0016】これにより、光源からの光が前記反射面で
反射し、反射光は前記反射部材内面でさらに反射した上
で被写体側へ照射されるため、従来無駄であった光をよ
り有効に活用できる。
【0017】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、被写体
から見て該照明器具の光源が直接見えないよう、被写体
方向へ向かう前記光源からの投光を半透過する半透明部
材を光源の手前側に設け、その他の光源の手前側部分を
開放にした。
【0018】これにより、ランプからの直接光を半透明
部材により半透過できるため、請求項1よりも被写体へ
の明るさが確保でき、しかもランプが直接見えないため
目にやさしい。また、前述の通り、従来の照明器具にお
いて鏡と反対側へ放たれていた被写体にとって有効では
ない光(従来例では鏡上方へ放たれていた被写体にとっ
て有効ではない光)が、前記反射部材により遮光される
とともに、反射部材の反射による反射光が被写体側へ照
射されるため、従来無駄であった光を有効活用でき、し
かも反射光は間接光なのでやわらかい光を得ることがで
きる。
【0019】さらに前述の通り、遮光部材以外の光源の
手前側部分を開放にしたことから、反射部材内面の反射
光が透光カバーなどで減衰することなく照射されるた
め、被写体を明るく照らすことができるとともに、開放
部分による空気の対流によってランプ口金部や点灯装置
などの温度上昇を抑えることができ、コンパクトな照明
器具を提供できる。
【0020】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバー
の一部を半透明とし、前記半透明部の範囲外に位置する
透光カバー部分を透明にした。
【0021】これにより、光源は透光カバーで覆われて
おり、万一ランプに向かって物などをぶつけた際にラン
プの保護となりランプ割れを防止できるとともに、照明
器具内部への粉塵や虫の侵入を防ぐことができる。
【0022】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバー
の一部を半透明とし、前記半透明部の範囲外に位置する
該透光カバー部分は透明または半透明に構成され、前記
被写体から見て該照明器具の光源が直接見えないように
した該半透明部の透過率よりも、それの範囲外に位置す
る透明部または半透明部の透過率を高くした。
【0023】これにより、透過率が低い前記半透明部材
によって、ランプが直接見えないため目にやさしい。ま
た、この半透明部材の範囲外に位置する透明部または半
透明部の透過率を高く設定しており、反射部材による反
射光を効率よく透過し、被写体を明るく照らすことがで
きる。
【0024】また、前記被写体から見て前記照明器具の
光源が直接見えないようにした前記半透明部から見て鏡
と反対側に位置する透明部または半透明部の透過率より
も、鏡よりに位置する透明部または半透明部の透過率を
高くした。
【0025】その結果、透過率の高い鏡よりに位置する
透明部または半透明部からの強い透過光により、鏡下方
に設けられた棚や洗面器を明るく照らし出す効果が得ら
れる。
【0026】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバー
の一部を半透明とし、前記半透明部から見て鏡と反対側
に位置する該透光カバー部分を透明または半透明とし、
光源から鏡面と略平行方向に向かう光を遮らないよう、
鏡よりに位置する該透光カバー部分を開放にした。
【0027】その結果、光源から鏡面と略平行方向に向
かう光が透光カバーに遮られることなく照射され、鏡下
方に設けられた棚や洗面器をさらに明るく照らし出すこ
とができる。
【0028】さらに、本発明の好適な様態として、鏡前
の被写体に光を照射する照明器具において、前記照明器
具は、鏡周縁または鏡周辺の少なくとも一個所に設けて
あり、被写体から見て光源の奥側で鏡面と平行な面側、
および光源から見て鏡と反対側で鏡面と垂直に位置する
面側に反射部材を備え、被写体から見て該照明器具の光
源が直接見えないよう、被写体方向へ向かう前記光源か
らの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を光源の手前側
に設け、その他の光源の手前側部分を開放にした。
【0029】この屈折部材により、光源からの投光は鏡
面側に屈折していることから、被写体から見るとランプ
の投影像はほとんど光らない。そのため眩しさがなく、
不快な思いをすることはないし、屈折部材とランプとの
距離をさほど離す必要がなくなり、照明器具を小型化で
きる。
【0030】さらに、鏡面側に屈折した光により、鏡下
方に設けられた棚や洗面器を明るく照らし出すことがで
きる。
【0031】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部に
光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設け、
前記屈折部材の範囲外に位置する透光カバー部分を透明
にした。
【0032】これにより、光源は透光カバーで覆われて
おり、万一ランプに向かって物などをぶつけた際にラン
プの保護となりランプ割れを防止できるとともに、照明
器具内部への粉塵や虫の侵入を防ぐことができる。
【0033】また、鏡前の被写体に光を照射する照明器
具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部に
光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設け、
前記屈折部材の範囲外に位置する該透光カバー部分は透
明または半透明に構成され、該屈折部材から見て鏡と反
対側に位置する透明部または半透明部の透過率よりも、
鏡よりに位置する透明部または半透明部の透過率を高く
した。
【0034】その結果、透過率の高い鏡よりに位置する
透明部または半透明部からの強い透過光により、鏡下方
に設けられた棚や洗面器を明るく照らし出す効果が得ら
れる。
【0035】さらに、鏡前の被写体に光を照射する照明
器具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の
少なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の
奥側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対
側で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照
明器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見
て該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部
に光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設
け、前記屈折部材から見て鏡と反対側に位置する該透光
カバー部分を透明または半透明とし、光源から鏡面と略
平行方向に向かう光を遮らないよう、鏡よりに位置する
該透光カバー部分を開放にした。
【0036】その結果、光源から鏡面と略平行方向に向
かう光が透光カバーに遮られることなく照射され、鏡下
方に設けられた棚や洗面器をさらに明るく照らし出すこ
とができる。
【0037】また、前記透明部、および前記半透明部
は、透過する光を散乱させる散乱効果のある形状にし
た、または散乱効果のある表面処理を施した。
【0038】これにより、透明部、および半透明部を透
過した光は散乱し、被写体や鏡下方の棚、或いは洗面器
の明るさのむらを緩和することができる。
【0039】また、前記反射部材の反射面の表面を、反
射光が散乱するような散乱処理を施した。
【0040】その結果反射光は散乱し、被写体や鏡下方
の棚、或いは洗面器の明るさのむらを緩和するととも
に、散乱した反射光によるやわらかい光によって、より
やわらかい間接照明が実現でき、好適な視環境を提供で
きる。
【0041】さらに、前記反射部材を、前記照明器具の
外郭と共通化した。
【0042】これにより、別個に反射部材が不要とな
り、安価に照明器具を製作することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付図面により詳細に説明する。
【0044】図1は本発明の実施の形態に係わる照明器
具で、図1の左の図は正面図、右の図は正面図中央部の
A−A′断面図を示している。
【0045】照明器具100は鏡200の上方に位置
し、鏡200は鏡止め17で壁に固定されている。
【0046】以下、照明器具100の構成について説明
する。
【0047】各部材を取付けるベース部材として本体1
0があり、この本体は真っ白の樹脂材料で形成されてい
る。この本体10にランプソケット12a、安定器1
4、点滅器19が取付いており、これらは器具内配線で
結線されている(器具内配線は図示せず)。また、ラン
プ12は、20Wの蛍光ランプで、ランプソケット12
aに装着され、ランプ12の手前側には遮光板13があ
り、アーム状の取り付け部13aを通じて本体に取付い
ている。この遮光板13のランプ12側の表面は、反射
率の高い材料で形成され、被写体から見てランプ12を
覆い隠す位置に取付けられ、遮光板13以外のランプ手
前側は開放されている。また、照明器具左右方向の光漏
れの防止、および左右方向から見た際の意匠性をアップ
する目的で、化粧キャップ11が照明器具100左右端
部に取付いている。また、本体10の背面には取付け部
15があり、ネジ16にて壁に固定されている。
【0048】次に、この照明器具の作用・効果について
説明する。
【0049】ランプ12から放射された光は、実線18
a、二点鎖線18b、および一点鎖線18cの軌跡で鏡
の手前側に照射されている。
【0050】18aは、本体10によって反射した反射
光の軌跡で、本体10は真っ白な材料なので反射率が高
く、強い反射光となり、開放部から透光カバーなどで減
衰することなく照射されている。従来品の場合は、ラン
プの上方向側、および照明器具の取付け面側にこのよう
な反射面がないため、特に鏡上方に無駄な光が放射され
ていたが、本例のようにランプの上方向側、および照明
器具の取付け面側をある程度反射率の高い部材にするこ
とで無駄な光が被写体方向への有効な光となり、効率の
良い照明器具を提供できる。しかも、本体を反射板とし
て流用していることから、別個に反射板を設ける必要が
なく、照明器具を安価にできる。また、ランプからの直
接光ではなく反射による間接光なので、やわらかい光と
なり、目にやさしいといった効果も得られる。さらに、
遮光板以外のランプの手前側を開放にしたことから、開
放部による空気の対流によってランプ口金部や安定器の
温度上昇を抑えることができ、コンパクトな照明器具を
提供できる。
【0051】18bは、ランプ12から放射された光が
反射率の高い遮光板13のランプ側表面で反射し、その
反射光がさらに本体10で反射し、鏡の手前側に照射さ
れている状態を示した光の軌跡である。遮光板13は、
被写体から見てランプ12の直接光を覆い隠す位置にあ
るため、ランプ12の直接光が目に入らず眩しくないだ
けではなく、遮光板13の反射光が鏡の手前側に照射さ
れていることから、眩しさを抑えた上で光を有効活用し
ている。また、従来の透光カバーにおいて、投影された
ランプの像をぼかすために透光カバーとランプとの距離
を長くしていたが、遮光板13によりランプの像が投影
されないためその必要性がなくなり、照明器具の飛出し
長さを小さくでき小型化することができる。
【0052】18cは、遮光板13のない開放部から照
射された光の軌跡で、鏡200に反射したり、直接下方
へ照射されている。鏡下方には手洗器や棚がよく取付け
られるが、そうした場合に、手洗い時の手元や、棚の上
を明るくすることに活用できる。
【0053】以上から、簡易的な構造で、眩しさを抑
え、光を有効活用し、明るい小型の照明器具を実現でき
る。
【0054】なお、本実施例においては、被写体から見
てランプ、およびランプの像が見えないようにするため
に遮光板を用いたが、照明器具の取付け位置や被写体位
置によってはランプの眩しさが問題にならない場合、或
いは輝度の低いランプを使用し眩しさが問題にならない
場合などは、遮光板ではなく、乳白色などに色付けされ
た半透明板などを用いてもよい。その場合、半透明板の
透過光により、本実施例よりも被写体への明るさが確保
できる。また、遮光板ではなく、屈折レンズを用いて鏡
面側に屈折させ、眩しさを緩和しても良い。その場合、
鏡面側へ屈折した光は、鏡下方によく取付けられる洗面
器や棚に対して有効に活用できる。
【0055】図2〜図4は本発明の別の実施の形態に係
わる照明器具で、照明器具中心の断面図である。
【0056】ランプ12の上方向側、および照明器具の
取付け面側に反射板24があり、ランプの手前側には2
0、21、22、または20a、21a、22a、或い
は20b、21b、22bからなる透光カバーがあり、
21、21a、21bは被写体から見てランプの像が投
影される部分、20、20a、20bは21、21a、
21bの上方部分、22、22a、22bは21、21
a、21bの下方部分に位置し、ランプ12はこの透光
カバーで覆われている。また、この透光カバーを透過す
る光の軌跡として、20、20a、20bを透過する光
を23bで、21、21a、21bを透過する光を23
cで、22、22a、22bを透過する光を23aとし
て表している。その他の各部は前述の実施例と同様であ
り、説明は以後省略する。
【0057】次に、各実施例における作用・効果につい
て説明する。
【0058】図2〜図4において、ランプ12は透光カ
バーで覆われていることから、万一ランプに向かって物
などをぶつけた際にランプの保護となりランプ割れを防
止できるとともに、照明器具内部への粉塵や虫の侵入を
防ぐことができる。
【0059】また、反射板24方向に向かったランプ1
2から照射された光は反射板で反射し、鏡前の被写体に
向かって照射される。この反射板24により、鏡上方へ
の無駄な光が被写体側への有効な光として活用されてい
る。
【0060】図2の透光カバーにおいては、被写体から
見てランプの像が投影される21部分は濃いめの乳白色
に色付けされた半透明樹脂、それの上方の20部分は薄
めの乳白色に色付けされた半透明樹脂、21部分の下方
の22部分は透明樹脂で構成されている。色の濃さの違
いからこれらの透過率の大小は、透過率が高い方から2
2部分、20部分、21部分の順になっている。その結
果、各部を透過した光の強さは、各部への入射光の強さ
が同等と仮定すると、光の強い方から23a、23b、
23cの順となる。図において、これらの光の強さの違
いを、線の太さの違いで表している。
【0061】このように透光カバーを透過する光の強さ
を加減することで、以下に述べるように目的に応じて光
を有効に活用することができる。つまり、23aは、鏡
下方に設置されるであろう洗面器や棚に向かう光であ
り、洗面器や棚までの距離が遠いためにある程度強い光
を照射する必要がある。23bは反射板24による反射
光が被写体に向かう光で、鏡用の照明としては適度な明
るさを確保する必要がある。23cは被写体に向かって
ランプ12から直接照射される光であるが、あまり強い
光にすると眩しく不快になることから、ある程度弱い光
とし、目にやさしい。
【0062】また、半透明にした20部分、21部分
は、照明器具内部のネジや配線などを見えなく、或いは
見づらくすることができ、スッキリとした意匠が実現で
きる。さらに、20部分、21部分は酸化チタンなどの
拡散材が盛り込まれた乳白色の透光カバーなので、透過
光は拡散光となり、被照射面の明るさのむらを緩和する
効果もある。
【0063】図3は、図2の別の実施の形態で、20a
部分、21a部分、22a部分ともに同一の濃さの乳白
色に色付けされた同一材料で構成された半透明の透光カ
バーで、肉厚は厚い方から21a部分、20a部分、2
2a部分の順となっている。肉厚の違いからこれらの透
過率の大小は、透過率が高い方から22a部分、20a
部分、21a部分の順になっている。その結果、各部を
透過した光の強さは、各部への入射光の強さが同等と仮
定すると、光の強い方から23a、23b、23cの順
となり、図2の場合と同様の効果が得られる。
【0064】また、乳白色の透光カバーを透過した拡散
光によって、被照射面の明るさのむらを緩和する効果も
ある。
【0065】図4は、図2のさらに別の実施の形態で、
20b部分、21b部分、22b部分ともに同一の濃さ
の乳白色に色付けされた同一材料で構成された半透明の
透光カバーである。20b部分、21b部分の肉厚は同
等で、表面には断面形状が凸状丸型のレンズが列設して
あり、そのレンズの屈折により光は拡散する。(拡散レ
ンズ形状であり、以後拡散レンズと称する。)この拡散
レンズの列設ピッチは、20b部分よりも21b部分の
方が小さくなっている。20b部分と21b部分の透過
率を比較すると、21b部分の方が20b部分よりも拡
散レンズの列設ピッチが小さいために、透過せずに内側
方向へ反射・屈折する損失が若干多いことから、その分
若干ではあるが21b部分の方が20b部分よりも透過
率が低くなる。22b部分については、20b部分、2
1b部分よりも薄肉で平坦であるが故に、20b部分、
21b部分よりも透過率は高くなっている。よって、こ
れらの透過率の大小は、透過率が高い方から22b部
分、20b部分、21b部分の順となり、各部を透過し
た光の強さは、各部への入射光の強さが同等と仮定する
と、光の強い方から23a、23b、23cの順とな
り、図2の場合と同様の効果が得られる。
【0066】また、乳白色の透光カバーを透過した拡散
光、および20b部分、21b部分の拡散レンズによる
拡散光によって、被照射面の明るさのむらを緩和する効
果もある。
【0067】以上、目的に応じて透光カバーの透過率を
部分的に異ならせることで、最適な鏡用の照明を実現で
きる。
【0068】なお、実施例において、乳白色の色の濃さ
や肉厚違い、或いは拡散レンズのピッチの違いで透過率
を異ならせたが、透光カバー表面にシボ処理を施し、シ
ボの深さを異ならせることにより透過率を異ならせるこ
ともできるし、その他の方法や、これらの組み合わせで
も構わない。また、22部分は透明としたが、それに限
らず、その他の20部分、22部分よりも透過率を高く
すれば同様の効果が得られる。さらに、22部分、22
a部分、22b部分を透光カバーの一部とせずに開放
し、鏡下方によく取付けられる洗面器や棚をさらに明る
く照射しても良い。
【0069】次に、本発明の別の実施の形態に係わる照
明器具を図5、図6に示す。
【0070】図5は照明器具中心の断面図、図6は図5
の照明器具100、鏡200を洗面化粧台50の上部に
セットした状態で、09aは大人の顔面、09bは子供
の顔面を表している。
【0071】照明器具の構成としては、ランプ12の上
方向側から照明器具の取付け面側にかけて断面形状が曲
線形状の反射板30があり、ランプの手前側には20
c、21c、22cからなる透光カバーがあり、21c
は被写体から見てランプの像が投影される部分、20c
は21cの上方部分、22cは21cの下方部分に位置
し、21cの奥側は開放で、ランプ12の手前側はこの
透光カバーで覆われている。21c部分は鋸歯状の形状
をした屈折レンズで、それ以外の20c部分、22c部
分は断面形状が凸状丸型の拡散レンズで、これらは一体
の透明樹脂で構成され、表面はシボ処理が施されてい
る。また、この透光カバーを透過する光の軌跡として、
20c部分を透過する光を40bの二点鎖線で、21c
部分を透過する光を40cの一点鎖線で、22c部分を
透過する光を40aの実線として表している。
【0072】以下、作用・効果について説明する。
【0073】反射板30方向に向かったランプ12から
照射された光は反射板30で反射し、20c部分や22
c部分を透過し、鏡前の大人の顔面09aに向かって4
0bとして照射されている。この40bは、20c部
分、22c部分の拡散レンズ、および表面のシボ処理に
よって適度に拡散され、眩しさがある程度抑えられ、や
わらかい光となるとともに、被照射面の明るさのむらを
緩和する効果もある。また、この反射板30により、鏡
上方への無駄な光が被写体側への有効な光として活用さ
れている。
【0074】40cは、21部分の屈折レンズにより鏡
面側に屈折した光で、洗面化粧台の洗面器付近に向け照
射され、洗面化粧台使用時に手元を明るく照らすことが
できる。また、大人の視線からすると、鏡面側に屈折し
ており屈折レンズ部分の眩しさがほとんどないため、不
快な思いをすることがない。また、従来の透光カバーに
おいて、投影されたランプの像をぼかすために透光カバ
ーとランプとの距離を長くしていたが、この屈折レンズ
部分はほとんど光らないためその必要性がなくなり、照
明器具の飛出し長さを小さく小型化することができる。
さらに、屈折レンズ部分がほとんど光らないことから、
ランプソケット近辺の暗がりとの輝度差が小さくなり、
従来品よりもランプソケット近辺の暗がりが気にならな
いといった効果もある。
【0075】また、図6に示すように、子供の顔面09
b方向に屈折させると、子供用の光としても活用できる
し、図6よりもっと鏡面側へ屈折させると、洗面器使用
時の手元だけではなく、水栓金具付近までを明るく照ら
すことができる。
【0076】40aは透光カバーに遮られることなく透
光カバーの開放した部分から照射される光であり、鏡2
00に反射し、洗面器を明るく照らすことができる。
【0077】以上から、本実施例では、鏡上方向への無
駄な光を鏡前の被写体に向け有効活用でき、眩しさを抑
え、洗面器を明るく照らすことができる。すなわち、光
を有効活用することで最適な洗面空間を提供することが
できる。
【0078】なお、20c部分と22c部分は同一材料
の同一断面形状なので両者の透過率は同等だが、肉厚を
薄くするなどして22c部分の透過率を大きくし、ラン
プ12からの直接光がより多く22c部分を透過するよ
うにして、洗面器をより明るくしても良い。
【0079】以上、実施例において光源は蛍光ランプで
説明したが、これに限らず、他の線状光源や、さらには
ミニクリプトンランプなどの点光源でも同様の効果が得
られる。また、反射部材や反射板の表面を、反射光が散
乱するような散乱処理を施すことで、被照射面の明るさ
のむらを緩和することも可能である。
【0080】本発明によれば、化粧鏡前の被写体を明る
くやわらかい光で効率よく照らし出し、しかも眩しさを
抑えたコンパクトな照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる照明器具の外観正面
図、および正面図中央部の断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係わる照明器具中心の断面
図である。
【図3】本発明の一実施例に係わる照明器具中心の断面
図である。
【図4】本発明の一実施例に係わる照明器具中心の断面
図である。
【図5】本発明の一実施例に係わる照明器具中心の断面
図である。
【図6】本発明の一実施例に係わる照明器具中心の断面
図、および洗面化粧台とのセット状態を表した図であ
る。
【図7】従来の鏡用照明器具の概念図である。
【符号の説明】
01 従来の照明器具の光
照射部 09a 大人の顔面 09b 子供の顔面 10 本体 11 化粧キャップ 12 ランプ 13 遮光板 14 安定器 20、20a、20b、20c 21、21a、21
b、21cの上方部分に位置する透光カバー 21、21a、21b、21c 被写体から見てラン
プの像が投影される部分に位置する透光カバー 22、22a、22b、22c 21、21a、21
b、21cの下方部分に位置する透光カバー 23a 22部分、22a部
分、22b部分を透過する光の軌跡 23b 20部分、20a部
分、20b部分を透過する光の軌跡 23c 21部分、21a部
分、21b部分を透過する光の軌跡 30 反射板 40a 22c部分を透過す
る光の軌跡 40b 20c部分を透過す
る光の軌跡 40c 21c部分を透過す
る光の軌跡 50 洗面化粧台 100 照明器具 200 鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秦 俊博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA02 QA02

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、被写体か
    ら見て該照明器具の光源、および光源の像が見えないよ
    う、被写体方向へ向かう前記光源からの投光を遮光する
    遮光部材を光源の手前側に設け、その他の光源の手前側
    部分を開放にしたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明器
    具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て該
    照明器具の光源および光源の像が見えないよう、前記透
    光カバーの一部を遮光面とし、或いは該透光カバーの一
    部の手前側または奥側に該透光カバーとは別の遮光部材
    を設け、前記遮光面、或いは前記遮光部材の範囲外に位
    置する該透光カバー部分を透明または半透明にしたこと
    を特徴とする照明器具。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の照明器具において、前
    記遮光面、或いは前記遮光部材から見て鏡と反対側に位
    置する透明部または半透明部の透過率よりも、鏡よりに
    位置する透明部または半透明部の透過率を高くしたこと
    を特徴とする照明器具。
  4. 【請求項4】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明器
    具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て該
    照明器具の光源および光源の像が見えないよう、前記透
    光カバーの一部を遮光面とし、或いは該透光カバーの一
    部の手前側または奥側に該透光カバーとは別の遮光部材
    を設け、前記遮光面、或いは前記遮光部材から見て鏡と
    反対側に位置する該透光カバー部分を透明または半透明
    とし、光源から鏡面と略平行方向に向かう光を遮らない
    よう、鏡よりに位置する該透光カバー部分を開放にした
    ことを特徴とする照明器具。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の照明器具におい
    て、前記光源からの透光を遮光する遮光部材、または前
    記透光カバーの一部の透光面、或いは前記透光カバーの
    一部の手前側に設けた該透光カバーとは別の遮光部材に
    おける光源側の面を、反射率の高い反射面としたことを
    特徴とする照明器具。
  6. 【請求項6】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、被写体か
    ら見て該照明器具の光源が直接見えないよう、被写体方
    向へ向かう前記光源からの投光を半透過する半透明部材
    を光源の手前側に設け、その他の光源の手前側部分を開
    放にしたことを特徴とする照明器具。
  7. 【請求項7】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明器
    具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て該
    照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバーの
    一部を半透明とし、前記半透明部の範囲外に位置する透
    光カバー部分を透明にしたことを特徴とする照明器具。
  8. 【請求項8】 鏡前の被写体に光を照射する照明器具
    において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少な
    くとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥側
    で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側で
    鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明器
    具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て該
    照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバーの
    一部を半透明とし、前記半透明部の範囲外に位置する該
    透光カバー部分は透明または半透明に構成され、前記被
    写体から見て該照明器具の光源が直接見えないようにし
    た該半透明部の透過率よりも、それの範囲外に位置する
    透明部または半透明部の透過率を高くしたことを特徴と
    する照明器具。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の照明器具において、前
    記被写体から見て前記照明器具の光源が直接見えないよ
    うにした前記半透明部から見て鏡と反対側に位置する透
    明部または半透明部の透過率よりも、鏡よりに位置する
    透明部または半透明部の透過率を高くしたことを特徴と
    する照明器具。
  10. 【請求項10】 鏡前の被写体に光を照射する照明器
    具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
    なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
    側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
    で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
    器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
    該照明器具の光源が直接見えないよう、前記透光カバー
    の一部を半透明とし、前記半透明部から見て鏡と反対側
    に位置する該透光カバー部分を透明または半透明とし、
    光源から鏡面と略平行方向に向かう光を遮らないよう、
    鏡よりに位置する該透光カバー部分を開放にしたことを
    特徴とする照明器具。
  11. 【請求項11】 鏡前の被写体に光を照射する照明器
    具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
    なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
    側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
    で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、被写体
    から見て該照明器具の光源が直接見えないよう、被写体
    方向へ向かう前記光源からの投光を鏡面側に屈折させる
    屈折部材を光源の手前側に設け、その他の光源の手前側
    部分を開放にしたことを特徴とする照明器具。
  12. 【請求項12】 鏡前の被写体に光を照射する照明器
    具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
    なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
    側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
    で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
    器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
    該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部に
    光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設け、
    前記屈折部材の範囲外に位置する透光カバー部分を透明
    にしたことを特徴とする照明器具。
  13. 【請求項13】 鏡前の被写体に光を照射する照明器
    具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
    なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
    側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
    で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
    器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
    該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部に
    光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設け、
    前記屈折部材の範囲外に位置する該透光カバー部分は透
    明または半透明に構成され、該屈折部材から見て鏡と反
    対側に位置する透明部または半透明部の透過率よりも、
    鏡よりに位置する透明部または半透明部の透過率を高く
    したことを特徴とする照明器具。
  14. 【請求項14】 鏡前の被写体に光を照射する照明器
    具において、前記照明器具は、鏡周縁または鏡周辺の少
    なくとも一個所に設けてあり、被写体から見て光源の奥
    側で鏡面と平行な面側、および光源から見て鏡と反対側
    で鏡面と垂直に位置する面側に反射部材を備え、該照明
    器具は、光源を覆う透光カバーを有し、被写体から見て
    該照明器具の光源が投影される前記透光カバーの一部に
    光源からの投光を鏡面側に屈折させる屈折部材を設け、
    前記屈折部材から見て鏡と反対側に位置する該透光カバ
    ー部分を透明または半透明とし、光源から鏡面と略平行
    方向に向かう光を遮らないよう、鏡よりに位置する該透
    光カバー部分を開放にしたことを特徴とする照明器具。
  15. 【請求項15】 請求項2乃至10記載、および請求
    項12乃至14記載の照明器具において、前記透明部、
    および前記半透明部は、透過する光を散乱させる散乱効
    果のある形状にした、または散乱効果のある表面処理を
    施したことを特徴とする照明器具。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15記載の照明器具に
    おいて、前記反射部材の反射面の表面を、反射光が散乱
    するような散乱処理を施したことを特徴とする照明器
    具。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の照明器具におい
    て、前記反射部材を、前記照明器具の外郭と共通化した
    ことを特徴とする照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006006532A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Heiwa Corp 遊技機の役物ユニット
CN111148450A (zh) * 2017-05-05 2020-05-12 豪倍公司 被照亮的镜

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