JP2003076886A - 求職・求人情報システム及びこれを実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 求職と求人とのマッチングを自動的に行わせ
るためのシステム、及びコンピュータをシステムとして
動作させるためのプログラムを記録した媒体を提供す
る。 【解決手段】 求職側が希望する求人関連の情報を持つ
データ１１と求人側が希望する求人適性関連の情報を持
つデータ１３を格納したデータベース部と、求職者から
の入力情報を受けてデータベース部内からゲーム形態を
用いて、入社適性試験をシミュレーションし、シミュレ
ーション結果を求人適性関連データ１１とマッチング処
理して適合する求人関連データ１２を抽出するマッチン
グ処理部１０と、マッチング処理部１０で抽出された求
人関連データ１２を表示する表示処理を行う制御部８と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、求職者に求人情報
を紹介するための求職・求人情報システム及び求人情報
の紹介をコンピュータに行わせるためのプログラムを記
録した媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】職を探すときには、例えば就職情報雑誌
を買って、希望の職種、待遇の職を探し、履歴書を送
り、面接を受け、最終的な採否の通知を受ける。一方、
人材を探すときには、例えば就職情報雑誌に採用条件・
採用人数等を掲載し、送られて来た履歴書に基づき書類
審査（一次選考）を行い、パスした人に対して面接を行
い、これに基づき最終的な採否を決定する。

【０００３】情報技術（ＩＴ）の進展に伴い、求人情報
の提供に関してもコンピュータによる自動検索、インタ
ーネットによるリモート検索が可能になりつつあるが、
あくまでも従来の就職情報誌に代わって求人情報を提供
するものに過ぎない。すなわち、求職者が求人企業を探
す方法は、企業名、募集職種等から検索し、履歴書を送
り、面接を受け、最終的な採否の通知を受けるもので、
その過程は従来となんら変わるものではない。また、求
人側が採用する場合も、一次選考から最終的な採否の判
断までの過程は従来となんら変わるものではなかった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の求職者が求人企業を探す場合、全ての企業を検討す
るには時間がかかり過ぎるという問題があった。また、
沢山の求人企業の中から、自分に合った企業を探すには
必ずしも容易とは言えなかった。さらに、求職者は求人
企業がどの程度の専門技能、専門知識等を要求している
のかもわからず、取り敢えず応募をして企業側の判断に
委ねるという方法が取られる場合がある。このような場
合、要求している技能、知識が求職者が思っていたレベ
ルよりも遙かに高い所にあるとすれば、そこに応募する
こと自体が労力及びお金の無駄であったという問題があ
った。一方、求人企業側からすれば、募集をしている人
材の技能、知識のレベルよりも低いレベルを有する求職
者が多数応募して来た場合は、検討する時間を含むコス
トがかかり過ぎるという問題点があった。

【０００５】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、その目的は求職と求人とのマッチング
を自動的に行わせるためのシステム、及びコンピュータ
をシステムとして動作させるためのプログラムを記録し
た媒体を提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の求職・求人シス
テムは、求職側が希望する求人関連の情報を持つデータ
と求人側が希望する求人適性関連の情報を持つデータを
格納したデータベース部と、求職者からの入力情報を受
けて前記データベース部内からゲーム形態を用いて、入
社適性試験をシミュレーションし、シミュレーション結
果を求人適性関連データとマッチング処理して適合する
求人関連データを抽出するマッチング処理手段と、前記
マッチング処理手段で抽出された求人関連データを表示
する表示処理部とを備える構成を有している。

【０００７】この構成では、ゲーム形態で入社適性試験
をシミュレーションし、入社適性試験にマッチングした
求人関連データだけを自動的に抽出して呈示することが
できる。すなわち、求職者は、入力端末（パーソナルコ
ンピュータ）等を用いてゲーム等を行うことにより、自
分の適性に合った求人関連データだけを簡単に抽出する
ことができる。しかも、入社適性試験を行って抽出され
た求人企業は、その求人企業で希望している最低条件を
適性をパスしたことになる。

【０００８】したがって、求人企業側からみれば、この
ゲームをクリアしたことによって適性条件をクリアした
求職者とみなすことができ、一次試験の役割を果たす。
すなわち、一次試験もパスできないような能力しか持た
ない求職者の応募を断ることができるので、適性の無い
応募者を制限して入社試験の労力を減らし、コストを下
げることができる。反対に、求職者側からみれば、入社
適性試験をパスしたかどうかによって、自分にその求人
企業が求めている最低の知識等を有しているか否かを判
断することができるので、無駄な応募を無くすことがで
きる。

【０００９】また、本発明の求職・求人システムは、前
記入社適性試験をロールプレイング形式のゲーム形態を
用いて行う構成を有している。この構成では、ロールプ
レイング形式で適性試験を多岐にわたって行うことがで
き、より的確な入社適性試験を行うことができる。

【００１０】また、本発明の求職・求人システムは、前
記ゲームの難易度を、求人側で要求する最低知識を有す
る人だけがクリアできるように設定されている構成を有
している。この構成では、ゲームを行わせながら、企業
が要求している最低知識を有しるものでなければゲーム
をクリアし、その求人関連データを見ることができない
ので、適切な一次試験を行うことができる。

【００１１】また、本発明の求職・求人システムは、前
記入社適性試験を占い形式のゲーム形態を用いて行う構
成を有している。この構成では、占いを行うという遊び
感覚で入社適性試験を行うことができる。

【００１２】また、本発明の求職・求人システムは、前
記求人関連データ内に、抽出された求人企業にマッチし
た応募用紙データが呼び出し可能に格納されている構成
を有している。この構成では、求人企業が抽出され、希
望する求人企業に応募しようとする場合、そこに応募用
紙データが添付されているので、その応募用紙データに
必要事項を記入して応募することができる。これによ
り、応募が簡単にできる。

【００１３】また、本発明の求職・求人システムは、応
募用紙データが各種コンピュータやゲーム機対応に作成
され、或いはインターネットアプリケーションのＷｅｂ
プラウザまたはメールソフトにリンクしている構成を有
している。この構成によれば、応募用紙データを使用し
て応募しようとするとき、インターネットアプリケーシ
ョンのＷｅｂプラウザまたはメールソフトが立ち上が
り、インターネットを介して求人企業に応募用紙を簡単
に送ることができる。

【００１４】また、本発明の求職・求人システムは、前
記データベース部を、ディスク媒体に記録格納した構成
を有している。この構成によれば、データベースをディ
スク媒体ごと、頒布することができる。

【００１５】また、本発明の求職・求人システムは、前
記データベース部内に、求人関連データ及び／または求
人適性関連データと共に表示される広告関連データを付
加した構成を有している。この構成によれば、求人関連
データ及び／または求人適性関連データを表示するとき
に、広告も同時に表示することができ、その広告収入に
より、データベース等を安価に提供することができる。

【００１６】また、本発明の求職・求人システムは、前
記求人関連データの中に、求人企業を紹介する企業紹介
データを備えた構成を有している。この構成によれば、
抽出された求人企業の中から、さらに詳しい企業内容を
見たいような場合、企業紹介データを呼び出すことによ
ってみることができる。

【００１７】また、本発明の記録媒体は、求職側が希望
する求人関連の情報を持つデータと求人側が希望する求
人適性関連の情報を持つデータを格納したデータベース
に基づき、ゲーム形態を用いて、入社適性試験をシミュ
レーションし、シミュレーション結果を求人適性関連デ
ータとマッチングさせ、適合する求人関連データを抽出
する動作をコンピュータに行わせるためのプログラムを
記録した構成を有している。

【００１８】この構成によれば、求人側のコンピュータ
に、このプログラムを組み込むことによってゲーム形態
で入社適性試験をシミュレーションし、入社適性試験に
マッチングした求人関連データだけを自動的に抽出して
呈示することができる。すなわち、求職者は、ゲーム等
を行うことにより、自分の適性に合った求人関連データ
だけを簡単に抽出することができる。しかも、入社適性
試験を行って抽出された求人企業は、その求人企業で希
望している最低条件の適性をパスしたことになる。

【００１９】したがって、求人企業側からみれば、この
ゲームをクリアしたことによって適性条件をクリアした
求職者とみなすことができ、一次試験の役割を果たす。
すなわち、一次試験もパスできないような能力しか持た
ない求職者の応募を断ることができるので、適性の無い
応募者を制限して入社試験の労力を減らし、コストを下
げることができる。反対に、求職者側からみれば、入社
適性試験をパスしたかどうかによって、自分にその求人
企業が求めている最低の知識等を有しているか否かを判
断することができるので、無駄な応募を無くすことがで
きる。

【００２０】また、本発明の記録媒体は、前記プログラ
ムをディスク媒体に記録してなる構成を有している。こ
の構成によれば、プログラムをディスク媒体に格納して
広く頒布することができる。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図１は本発明の実施の形態
の求職・求人情報システムの概略構成図である。図１に
おいて、このシステムは、パーソナルコンピュータ１
（以下、「パソコン１」という）と、このパソコン１に
接続されたディスプレイとしての画面表示部２と、入力
するキーボード等でなる入力装置３と、プリンタ４と、
インターネットに接続可能なモデム機能を有する通信装
置５と、ＣＤ−ＲＯＭ駆動装置，ＤＶＤ駆動装置等のデ
ィスク駆動装置６、及びそのディスク駆動装置６を介し
てパソコン１に接続されるＣＤ−ＲＯＭ，ＤＶＤ等のデ
ィスクとして作られている記録媒体７で構成されてい
る。また、パソコン１は、このパソコン１の全体を制御
する制御部（ＣＰＵ）８、プログラム部９、マッチング
処理部１０等を含む。なお、パソコンには、これと同類
の処理機能を有する各種電子機器、例えば各種ゲーム機
器や情報端末、或いはデータ作成をしてメール送信が可
能な携帯電話機器等が含まれる。

【００２２】記録媒体５は、内部に、パソコン１の制御
動作を決められた手順に従って実行させるためのアプリ
ケーションプログラムソフト等が格納されているプログ
ラム部１１と、求人関連データ１２、求人適性関連デー
タ１３等が格納されており、これをディスク駆動装置６
に装填すると、そのディスク駆動装置６を介して読み取
ることができる。この記録媒体５は、例えば書店、駅の
売店等で一般に販売され、誰でもが自由に購入すること
ができるようになっている。

【００２３】求人関連データ１２には、求人を行ってい
る企業の紹介と募集をしている職種（仕事内容）、募集
資格（学歴、職務経験、取得資格、年齢）等が登録され
ている。このデータは、人材の募集を行う企業に、その
企業から掲載料と共に登録をしてもらい、ある期間内に
申し込みのあった企業からの募集を、プログラム部１１
内のデータ及び求人適性関連データ１３等と共に、ディ
スク（記録媒体５）に焼き付けて記録される。

【００２４】求人適性関連データ１３は、プログラム部
１１内のゲームソフト的な適性判定プログラムと組み合
わされており、また人材の募集を行う企業と関連付けさ
れている。その適性判定プログラムは、例えば次のよう
なゲームソフトを備える。・ 一般常識問題あるいは人
材を募集をしている企業で要求している知識度に関連し
たクイズを出し、最初のクイズに挑戦して所定数の正解
が得られたら次のクイズに挑戦でき、さらに所定のクイ
ズを全てクリアしたら人材を募集をしている企業のデー
タを見ることができるといった、ロールプレイング形式
のゲーム形態を用いたプログラムソフト。そのクイズの
難易度は、複数のものが用意されており、求職希望者は
パソコン１を操作し、画面表示部２に表示される中から
コースを選択することができる。すなわち、より高度の
技術を持つ人材の募集を希望する企業は、その技術知識
を問う高度なコースとリンクされており、その高度な技
術をクリアしなければ企業データを見ることができない
ようになっていて、クイズを行わせること自体で一次選
考を兼ねる。・ 高度な技術は必要としないが、少なく
ともパソコンやゲーム機器などの各種電子機器を扱った
ことがある技能程度の人を欲しいと希望している企業の
ための、占い形式のプログラムソフト。この占い形式の
プログラムソフトは、例えば占いを行い、「貴方は、今
日、○○方面の仕事を探すとツキがあります。」という
ような回答と、その回答に合った求人企業を呈示するよ
うな内容である。ここでは、人材の募集をしている企業
側にとっては「少なくともパソコン等の操作ができ・・
る」という一次選考を兼ねることができ、一方、求職側
にとっては遊び感覚で仕事を探すことができる。・ 上
記・と同様に、高度な技術は必要としないが、少なくと
もパソコン等を扱ったことがあり、キー操作を一定速度
以上でできる人を欲しいと希望している企業のための、
タイピング練習用プログラムソフト。このタイピング練
習用用プログラムソフトは、例えば１分間に何回位のキ
ーを正確に打てるかという練習を行わせ、そのレベルに
合った求人企業を呈示するような内容である。ここで
は、人材を募集している企業側にとっては「少なくとも
キー操作を一定速度以上でできる」という一次選考を兼
ねることができる。一方、求職側にとっては練習を兼ね
ることができ、今回は技能が劣っていたが、このプログ
ラムソフトで練習をして、「次回までに技能を身に付け
て再度応募をしよう」と言う意欲が得られる。・ 上記
・〜・のゲームで呈示された、人材を募集している企業
に、応募書類を送付するのに必要なプログラムソフト。
ここでは、（１）人材を募集している企業のページを開
くと、応募用紙が呈示され、それをプリンタ４で印刷
し、その応募用紙を利用して応募できるコース、（２）
人材を募集している企業のページを開くと、インターネ
ットアプリケーション上のＷｅｂプラザまたはメールソ
フトにリンクするボタン、あるいはアドレスが表示さ
れ、Ｗｅｂプラザで表示されたホームページ上の応募用
紙を使用して、あるいはメールソフトを使用して応募で
きるコース、（３）単純に市販の履歴書用紙を使用して
応募できるコース等がある。上記（１）のコースでは、
パソコン１を起動させてプリンタ４まで扱える技能を有
していることを知ることができ、上記（２）のコースで
はインターネット及び電子メールを扱える技能を有して
いることを知ることができ、上記（３）のコースではパ
ソコンを起動させて、キー操作位はできる技能を有して
いることを知ることができる。

【００２５】広告データ１４は、プログラム部１１のプ
ログラムが起動されて画面表示部２に、画像データが表
示されるとき、予め広告登録をしている企業の広告を画
面内に表示するためのデータであって、その広告は人材
募集をしている企業の広告であっても、あるいは全く関
係の無い広告であってもよい。要は、人材募集を載せる
企業から得られる掲載料に加えて広告収入も得られるよ
うにして、記録媒体７自体を安価に提供することを目的
としている。

【００２６】図２は、本実施の形態において、求職者が
人材を募集している企業に応募するまでの流れを示す動
作説明図である。図２において、求職者は、ディスクと
して販売されている記録媒体７（以下、「ディスク７」
という）を書店、駅の売店等で有料または無料で入手
し、それをディスク駆動装置６に装填して、パソコン１
でディスク７内のプログラムを読み取り、起動させる。
プログラムが起動すると、画面表示部２の画面内にメニ
ューと、広告データ１４が同時に表示される。したがっ
て、求職者はメニューと広告を同時に見ることになる。
この広告は、プログラムを終了するまで表示され、また
途中では別の広告が表示されたりしてもよい。また、メ
ニューに引き続いてコース選択が表示される。このコー
ス選択は、適性判定プログラムソフトを選択するもので
あり、求職者自身で、希望するコースを選択する。希望
するコースを選択すると、希望する職種、待遇、賃金、
勤務地、職歴、年齢等、必要条件を入力する画面が表示
され、その必要条件を画面に従って入力装置３を使用し
て入力する。

【００２７】続いて、スタートボタンを押すと、選択し
たゲームまたは占いが実行される。このとき、求人適性
関連データ１３が逐次参照され、求職者の技能判定を同
時に行う。技能判定が終了したら、技能判定結果で得ら
れた結果から、どの企業ならマッチングが取れているか
を、制御部８に制御されるマッチング処理部１０により
求人関連データ１２内から検索処理し、制御部８はその
結果を結果リストとして画像表示部２の画面内に表示す
るように制御する。すなわち、ここで表示された企業
は、一次試験を一応パスした企業ということになる。

【００２８】次に、求職者は、結果リストの中から、自
分で応募してみたいと思う企業があったら、画面内のボ
タンを押すと、その企業の詳細な情報がさらに表示され
る。この詳細情報から自分で応募して見たいと希望する
場合は、画面内の応募へというボタンを押す。すると、
応募方法が表示される。また、所定の応募用紙類がある
場合は、その応募用紙類が表示されるので、その応募用
紙を使用する。ここで、応募用紙を問わない場合は、こ
こで終了し、市販の履歴書用紙等を使用して応募する。
所定の応募用紙を使用する場合は、その応募用紙をプリ
ンタ４でプリントし、その応募用紙に所定の事項を記載
して郵送する。電子メールまたはＷｅｂプラザのホーム
ページを利用する場合は、そこに表示された指示に従っ
て応募を行う。以上が、求職者が人材を募集している企
業に応募するまでの流れである。

【００２９】したがって、本実施の形態におけるシステ
ムによれば、次のような効果が期待できる。・ゲーム形
式で入社適性試験をシミュレーションし、入社適性試験
にマッチングした求人関連データだけを自動的に抽出し
て呈示するので、求職者は、パソコン１等を用いてゲー
ム等を行うことにより、自分の適性に合った求人関連デ
ータだけを簡単に抽出することができる。しかも、入社
適性試験を行って抽出された求人企業は、その求人企業
で希望している最低条件の適性をパスしたことになる。
したがって、求人企業側からみれば、このゲームをクリ
アしたことによって適性条件をクリアした求職者とみな
すことができ、一次試験の役割を果たす。すなわち、一
次試験もパスできないような能力しか持たない求職者の
応募を断ることができるので、適性の無い応募者を制限
して入社試験の労力を減らし、コストを下げることがで
きる。反対に、求職者側からみれば、入社適性試験をパ
スしたかどうかによって、自分にその求人企業が求めて
いる最低の知識等を有しているか否かを判断することが
できるので、無駄な応募を無くすことができる。 ・ロールプレイング形式のゲーム形態を用いて適性試験
を行うことにより、適性試験を多岐にわたって行うこと
ができ、より的確な試験を行うことができる。 ・ゲームの難易度を、求人側で要求する最低知識を有す
る人だけがクリアできるように設定されているので、ゲ
ームを行って、企業が要求している最低知識を有してい
るものでなければゲームをクリアし、その求人関連デー
タを見ることができないので、適切な一次試験を行うこ
とができる。 ・入社適性試験を占い形式あるいは練習形式のゲーム形
態を用いた場合では、占いあるいは練習を行うという遊
び感覚で入社適性試験を行うことができる。 ・求人関連データ１２内に、抽出された求人企業にマッ
チした応募用紙データが呼び出し可能に格納されている
ので、希望する求人企業に応募しようとする場合、その
応募用紙データに必要事項を記入して簡単に応募するこ
とができる。 ・応募用紙データがインターネットアプリケーションの
Ｗｅｂプラウザまたはメールソフトにリンクしているの
で、応募用紙データを使用して応募しようとするとき、
インターネットアプリケーションのＷｅｂプラウザまた
はメールソフトが自動的に立ち上がり、インターネット
を介して求人企業に応募用紙を簡単に送ることができ
る。 ・データベース部を、ディスク媒体に記録格納している
のでデータベースをディスク媒体ごと、頒布することが
できる。 ・データベース部内に、求人関連データ及び／または求
人適性関連データと共に表示される広告関連データを付
加しているので、求人関連データ及び／または求人適性
関連データを表示するときに広告も同時に表示すること
ができ、その広告収入により、ディスク媒体等を安価に
提供することができる。 ・求人関連データ１２の中に、求人企業を紹介する企業
紹介データを備えているので、抽出された求人企業の中
から、さらに詳しい企業内容を見たいような場合、企業
紹介データを呼び出すことによってみることができる。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明はゲーム形
式で入社適性試験をシミュレーションし、入社適性試験
にマッチングした求人関連データだけを自動的に抽出し
て呈示するので、求職者は、パソコン等の端末装置を用
いてゲーム等を行うことにより、自分の適性に合った求
人関連データだけを簡単に抽出することができる。しか
も、入社適性試験を行って抽出された求人企業は、その
求人企業で希望している最低条件を適性をパスしたこと
になる。したがって、求人企業側からみれば、このゲー
ムをクリアしたことによって適性条件の適性をクリアし
た求職者とみなすことができ、一次試験の役割を果た
す。すなわち、一次試験もパスできないような能力しか
持たない求職者の応募を断ることができるので、適性の
無い応募者を制限して入社試験の労力を減らし、コスト
を下げることができる。反対に、求職者側からみれば、
入社適性試験をパスしたかどうかによって、自分にその
求人企業が求めている最低の知識等を有しているか否か
を判断することができるので、無駄な応募を無くすこと
ができるという極めて優れた効果を有する求職・求人情
報システムを提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態の求職・求人情報システム
の概略構成

【図２】本実施形態において求職者が人材を募集してい
る企業に応募するまでの流れを示す動作説明図

【符号の説明】

１ パーソナルコンピュータ ２ 画面表示部 ３ 入力装置 ４ プリンタ ５ 通信装置 ６ ディスク駆動装置 ７ 記録媒体 ８ 制御部 ９ プログラム部 １０ マッチング処理部 １１ プログラム部 １２ 求人関連データ １３ 求人適性関連データ １４ 広告データ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 求職側が希望する求人関連の情報を持つ
   データと求人側が希望する求人適性関連の情報を持つデ
   ータを格納したデータベース部と、 求職者からの入力情報を受けて前記データベース部内か
   らゲーム形態を用いて、入社適性試験をシミュレーショ
   ンし、シミュレーション結果を求人適性関連データとマ
   ッチング処理して適合する求人関連データを抽出するマ
   ッチング処理手段と、 前記マッチング処理手段で抽出された求人関連データを
   表示する表示処理部と、 を備える求職・求人システム。
2. 【請求項２】 前記入社適性試験をロールプレイング形
   式のゲーム形態を用いて行うことを特徴とする請求項１
   記載の求職・求人システム。
3. 【請求項３】 前記ゲームの難易度は、求人側で要求す
   る最低知識を有する人だけがクリアできるように設定さ
   れていることを特徴とする請求項１に記載の求職・求人
   システム。
4. 【請求項４】 前記入社適性試験を占い形式のゲーム形
   態を用いて行うことを特徴とする請求項１記載の求職・
   求人システム。
5. 【請求項５】 前記求人関連データ内に、抽出された求
   人企業にマッチした応募用紙データが呼び出し可能に格
   納されていることを特徴とする請求項１記載の求職・求
   人システム。
6. 【請求項６】 前記応募用紙データが各種コンピュータ
   やゲーム機対応に作成され、或いはインターネットアプ
   リケーションのＷｅｂプラウザまたはメールソフトにリ
   ンクしていることを特徴とする請求項５記載の求職・求
   人システム。
7. 【請求項７】 前記データベース部を、ディスク媒体に
   記録格納したことを特徴とする請求項１から６のいずれ
   かに記載の求職・求人システム。
8. 【請求項８】 前記データベース部内に、求人関連デー
   タ及び／または求人適性関連データと共に表示される広
   告関連データを付加したことを特徴とする請求項１から
   ７のいずれかに記載の求職・求人システム。
9. 【請求項９】 前記求人関連データの中に、求人企業を
   紹介する企業紹介データを備えたことを特徴とする請求
   項１から８のいずれかに記載の求職・求人システム。
10. 【請求項１０】 求職側が希望する求人関連の情報を持
    つデータと求人側が希望する求人適性関連の情報を持つ
    データを格納したデータベースに基づき、ゲーム形態を
    用いて、入社適性試験をシミュレーションし、シミュレ
    ーション結果を求人適性関連データとマッチングさせ、
    適合する求人関連データを抽出する動作をコンピュータ
    に行わせるためのプログラムを記録した記録媒体。
11. 【請求項１１】 前記プログラムをディスク媒体に記録
    してなることを特徴とする請求項１０記載のプログラム
    を記録した記録媒体。