JP2003076575A - アクセス制御装置及び試験方法 - Google Patents

アクセス制御装置及び試験方法

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JP2003076575A JP2001264703A JP2001264703A JP2003076575A JP 2003076575 A JP2003076575 A JP 2003076575A JP 2001264703 A JP2001264703 A JP 2001264703A JP 2001264703 A JP2001264703 A JP 2001264703A JP 2003076575 A JP2003076575 A JP 2003076575A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、アクセス制御装置及び試験方法に
関し、JTAG制御等のアクセス制御におけるソフトウ
ェアの処理を軽減し、ハードウェアによる高速制御を可
能とすること目的とする。 【解決手段】 試験又は診断ルートを指定するコマンド
とデータに基いてシリアルインタフェースをアクセスす
ることで試験又は診断対象の試験又は診断を行うアクセ
ス制御装置において、制御回路は、プロセッサの制御下
で、メモリに展開したコマンド列及び入力データ列に従
いアクセスシーケンスを実行して、試験又は診断対象か
らの出力データを出力データ列としてメモリに格納する
制御を行い、コマンド列で到達目的ステートを与える
と、前記到達目的ステートに応じて一義的に遷移ルート
を確定できるように、到達目的とするステート毎に予め
ステート遷移ルートを決定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクセス制御装置及
び試験方法に係り、特に、プリント基板の試験、システ
ムに組み込まれたデバイスの試験、システムの制御、監
視や診断等を、試験ルート又は診断ルートを指定するコ
マンドとデータに基いてシリアルインタフェースを高速
アクセスすることで行うアクセス制御装置及び試験方法
に関する。
【0002】本発明は、特にJTAG(IEEE標準1
149−1)を応用したシリアルインタフェースを高速
アクセスするのに適している。又、本発明になる試験方
法は、対象となるデバイスの試験又は診断を行うものと
する。
【0003】
【従来の技術】従来、JTAGは、主に製造されたプリ
ント基板の不良品を検出するために行う試験に用いられ
ている。このような試験では、それほど高速な処理は必
要なく、制御手順も複雑なため、ソフトウェアの比重が
高い制御(以下、JTAG制御と言う)を行っていた。
【0004】最も単純な方式としては、JTAG制御に
必要なTCK(Test Clock),TMS(Te
st Mode Select),TDI(Test
Data In),TDO(Test Data Ou
t)信号を、ソフトウェアからアクセス可能なレジスタ
に格納し、ソフトウェアがレジスタ内容を 「1」,
「0」 に変化させてステートの遷移やデータ(TDI
信号)の書き込みを行うことで、TDO信号を読み出す
第1の方式がある。
【0005】より高速化を目指した方式としては、制御
装置側にソフトウェアから読み書き可能な所定ビット数
のシフトレジスタを配置し、試験対象となるバウンダリ
セル等のデバイスのレジスタとシフトレジスタをループ
状に接続して、ソフトウェアによりこのシフトレジスタ
をウィンドウにして読み出しや書き込みを行う第2の方
式がある。
【0006】図1は、上記第2の方式を採用する従来の
アクセス制御装置を示すブロック図である。同図は、プ
ロセッサ1から読み書き可能なウィンドウレジスタ2を
使って、インストラクションレジスタ(IR)3,デー
タレジスタ(DR)4〜6へのアクセスを制御する構成
を示している。つまり、IR3へ、どのDR4〜DR6
を選択してアクセスするかを示す命令(インストラクシ
ョン)を書き込む。プロセッサ1のソフトウェアは、ウ
ィンドウレジスタ2に値を設定した後、シフト操作をす
ることによりピン(TAP)7を介して書き込みを行
う。又、シフト操作の後、ウィンドウレジスタ2から読
み出しを行うことで、TDO経由で出力されたDRの値
を読み出す。
【0007】図2は、図1に示すアクセス制御装置のソ
フト動作及びハード動作を説明する図であり、一例とし
て、DR4にTDI信号の値を書き込み、DR5の内容
をTDO信号として読み出す場合のシーケンスを示す。
この場合、図2に示すように、ソフト動作は細かに制御
される必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1の方
式では、ソフトウェアによる制御に時間がかかるため、
高速の処理を行うことは難しいという問題があった。特
に、メモリのように大量のデータをアクセスする場合等
には、このようなソフトウェアによる制御は向いていな
かった。
【0009】他方、上記第2の方式のように、シフトレ
ジスタをループ状に接続した制御装置を用いる場合で
も、データの設定や読み出しは、ウィンドウとなるシフ
トレジスタを通してその都度行う必要があり、大量のデ
ータアクセスには向いていないという問題があった。
又、第2の方式の場合、短い周期でレジスタアクセスを
行う必要があるため、ソフトウェアの処理負荷が増大す
るという問題もあった。
【0010】そこで、本発明は、JTAG制御等のアク
セス制御におけるソフトウェアの処理を軽減し、ハード
ウェアによる高速制御を可能とするアクセス制御装置及
び試験方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、試験又は
診断ルートを指定するコマンドとデータに基いてシリア
ルインタフェースをアクセスすることで試験又は診断対
象の試験又は診断を行うアクセス制御装置であって、メ
モリと、前記コマンドと前記データを試験又は診断対象
に供給し、該試験又は診断対象からの出力データを入力
する制御回路と、プロセッサとを備え、該制御回路は、
該プロセッサの制御下で、該メモリに展開したコマンド
列及び入力データ列に従いアクセスシーケンスを実行し
て、該試験又は診断対象からの出力データを出力データ
列として該メモリに格納する制御を行い、コマンド列で
到達目的ステートを与えると、前記到達目的ステートに
応じて一義的に遷移ルートを確定できるように、到達目
的とするステート毎に予めステート遷移ルートを決定す
ることを特徴とするアクセス制御装置によって達成でき
る。
【0012】上記の課題は、試験ルートを指定するコマ
ンドとデータに基いて、シリアルインタフェースをアク
セスすることで試験対象の試験を行う試験方法であっ
て、試験装置内のメモリに展開したコマンド列及び入力
データ列に従いアクセスシーケンスを実行して、該試験
対象からの出力データを出力データ列として該メモリに
格納する制御を行い、コマンド列で到達目的ステートを
与えると、前記到達目的ステートに応じて一義的に遷移
ルートを確定できるように、到達目的とするステート毎
に予めステート遷移ルートを決定することを特徴とする
試験方法によっても達成できる。
【0013】従って、本発明によれば、JTAG制御等
のアクセス制御におけるソフトウェアの処理を軽減し、
ハードウェアによる高速制御を可能とするアクセス制御
装置及び試験方法を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明になるアクセス制御
装置及び試験方法の各実施例を、図3以降と共に説明す
る。
【0015】
【実施例】図3は、本発明になるアクセス制御装置の一
実施例を示すブロック図である。アクセス制御装置の本
実施例は、本発明になる試験方法の一実施例により試験
を行う際に用いられる。本実施例では、試験ルート又は
診断ルートを指定するコマンドとデータに基いてシリア
ルインタフェースを高速アクセスするため、即ち、例え
ば JTAG制御によるアクセスの高速化を実現するた
めに、JTAGのアクセスシーケンスを記述したコマン
ド列と、TDI信号として出力する出力データ列(TD
Iデータ列)を予めメモリ11に格納しておき、JTA
G制御回路12を起動する。メモリ11と、JTAG制
御回路12は、CPU等のプロセッサ13と共に、アク
セス制御装置を構成する。
【0016】JTAG制御回路12では、コマンド列に
記述されたシーケンスに従いTCK,TMS信号を制御
してステートを遷移させる。シフト命令で、且つ、出力
が指定されていれば、TDIデータ列からデータを読み
出し、TDI信号として出力する。シフト命令で、且
つ、入力が指定されていれば、TDO信号として得られ
るデータを、メモリ11内に入力データ列(TDOデー
タ列)として展開する。
【0017】このような構成を採用することにより、J
TAGに対応した構成のデバイス(図示せず)へのアク
セスを制御する際に、JTAG制御の途中でプロセッサ
13のソフトウェアが介在する必要がなくなり、デバイ
スへの高速なアクセスが可能になる。
【0018】従って、プロセッサ13のソフトウェア
は、予め一連のシーケンスを用意してJTAG制御回路
12を起動し、JTAG制御回路12の動作終了を待っ
て結果の処理を行えばよいことになる。このため、逐次
的にJTAG制御を行う必要がなくなり、プロセッサ1
3のソフトウェアの負荷が下がる。又、ハードウェアで
の制御により高速なアクセスが可能になる。又、到達目
的ステートで制御する方式のため、ステートの遷移を細
かく指示する必要がなくなり、短いコマンド列でシーケ
ンスの指示が可能になる。
【0019】上記の如きJTAG制御において、シフト
動作時にメモリ11のTDIデータ列をTDI信号とし
て出力するか否か、TDO信号をメモリ11のTDOデ
ータ列として書き込むか否かを、コマンドにより制御可
能にすることができる。この場合、TDI信号としてメ
モリ11からのTDIデータ列を出力しない場合は、T
DO信号として入力されたデータを折り返すようにして
も良い。これにより、一連のシーケンスの中で出力に必
要なデータのみをメモリ11のTDIデータ列に設定
し、解析に必要なデータのみをメモリ11のTDOデー
タ列に取り込むことができる。
【0020】又、上記の如きJTAG制御装置におい
て、アクセスシーケンスを示すコマンドに、指定した回
数のシフト操作を実行後、Exit-1ステートに自動
遷移するコマンドを設けたり、実行回数の指定を設けて
1つのコマンドで多数回のシフト操作やアップデート操
作等を可能とすることもできる。これらの場合、コマン
ド列を更に短くし、且つ、複雑な制御を行うことが可能
になる。
【0021】アクセス制御装置からアクセスされるデバ
イスにおいて、命令レジスタ(IR)及びデータレジスタ
(DR)にパリティビットやアクセス手順エラー等のエラ
ー検出機能を設け、命令実行後にIRを読み出すことで
命令が正しく実行されたか否かの確認ができるように、
IRの読み出しにステータスフラグを設けて、長いコマ
ンドシーケンス途中でエラーが発生した時にエラーを検
出及びコマンドシーケンスの停止ができるようにしても
良い。この場合、JTAG制御の信頼性を向上させるこ
とができる。尚、上述の如く、ソフトウェアは一連のシ
ーケンスが終了するのを待っているため、シーケンスの
途中で問題が発生した場合は、逐次処理を行っている場
合と比較すると柔軟に対応することが難しい。そこで、
シーケンスの途中に命令レジスタを読み出して実行状況
を確認する手段を設けることにより、エラー発生時の処
理の中止等が可能となり、アクセス制御の信頼性が向上
する。
【0022】又、アクセス制御装置にアクセスされるデ
バイスにおいて、命令レジスタ内に「データレジスタ書
き込みフラグ」や「データレジスタ読み出しフラグ」を
設けることにより、「書き込み」や「読み出し」を独立
に制御することもできる。この場合、JTAGのUpd
ateステートやCaptureステート,Run−T
est/Idle内の動作等を抑止することができる。
JTAGではShift動作を実行した時には、必ずU
pdateステートを通過しなければならない。一般に
は、Updateステートを通過するとデータ内容が更
新されるため、Shift時にTDO信号として出力さ
れたデータをTDI信号のデータとして戻してUpda
te時にシフトレジスタの内容を保証する等の処理が必
要になる。そこで、コマンドレジスタ内に「データレジ
スタ書き込みフラグ」を設けて、このフラグがオフの場
合はUpdate-DRステートを通ってもデータレジ
スタの更新を行わない命令体系にすると、TDI信号の
データに戻す処理が不要になる。更に、Run−Tes
t/Idleステートで何らかの動作、例えばメモリの
読み書きを行う場合、このフラグを設けることで動作の
制御が可能になる。
【0023】アクセス制御装置にアクセスされるシステ
ムにおいて、システムを構成するデバイスを階層的に構
成してアクセス対象とする階層を指定するための信号を
設け、且つ、各階層内で制御対象となるデバイスを選択
するための選択レジスタをJTAGを使って設定可能に
して、アクセス制御装置とアクセス対象のデバイスを見
かけ上一対一の関係にするシステム構成と取ることもで
きる。この場合、JTAG制御回路と対象となるデバイ
スとを見かけ上1対1にすることができるため、各デバ
イス固有のビット数を意識するだけで制御が可能にな
る。一般に、JTAGでは関連するデバイスをチェイン
接続して長いシフトレジスタが存在するものとしてアク
セスする。このためには、デバイスの順序を考慮し、各
デバイスのアクセスに必要なビット数分の情報を適宜構
成する必要があり、大変煩雑な処理を行わなければなら
ないが、本発明では、複数のデバイスがあっても、JT
AG制御回路からは1個だけが見えることとなり処理が
容易になる。
【0024】又、上記システム構成において、上位階層
からアクセス対象とする下位階層のデバイスを複数選択
することにより、複数のデバイスに同時にデータを与え
ることを可能とすることもできる。この場合、多数のデ
バイスが並ぶシステムにおいて、複数のデバイスに対し
て同時にデータを与えることが可能となり、システム全
体の制御が高速に行える。これにより、例えばJTAG
で構成可能なFPGAを大量に使用するシステムで、同
一構成のデータを複数のFPGAに同時に書き込むこと
が可能となり、システムを高速に構成することが可能に
なると共に、複数のメモリに対して同時に書き込む等の
処理が可能になる。
【0025】従って、例えば図1に示すようなIR3、
DR4〜6及びTAP7からなるデバイスを試験する場
合、動作は図4に示すようになる。図4は、アクセス制
御装置のソフト動作及びハード動作を説明する図であ
り、一例として、DR4にTDI信号の値を書き込み、
DR5の内容をTDO信号として読み出す場合のシーケ
ンスを示す。この場合、図4に示すように、ソフトウェ
アは、コマンドを用意した後にハードウェアを起動した
らハードウェアの動作が終了するまで待ち、後処理を行
えば良い。つまり、一連の動作は、全てハードウェア制
御となり、デバイスへのアクセスの高速化が可能にな
る。
【0026】図5はコマンドの構成を説明する図であ
る。同図中、「0」〜「31」は、ビット位置を示す。
Command Code部分には図7と共に後述する
コマンドコードを設定する。SETフラグにはTDI信
号としてTDIデータ列を出力するか否かを指定する。
GETフラグにはTDO信号をTDOデータ列を取り込
むか否かを指定する。
【0027】図6は、JTAG制御回路12内における
SETフラグ,GETフラグの概念を説明する回路図で
ある。同図中、21,23はAND回路、22はRA
M、24はセレクタ、25はバイパスレジスタである。
SETフラグがONの時は、RAM22からデータを取
り出してセレクタ24を介してTDI信号として出力
し、GETフラグがONの時はTDO信号のデータをR
AM22に格納する。SETフラグがOFFの時は、T
DO信号の値をセレクタ24及びバイパスレジスタ25
を介して折り返す。
【0028】図5中、Shift-Count部分で
は、シフト系のコマンドを指示された時に、シフトステ
ートを何回繰り返すかを指示する。Loop Coun
t部分では、これらのコマンドを何回繰り返すかを指示
する。尚、本実施例では、Shift Count部分
に「0」を設定するとシフトステートの繰り返し数が2
56回であると見なし、Loop Count部分に
「0」 を指定するとコマンドの繰り返し数が6553
6回であると見なすものとする。
【0029】図7は、Command Code部分に
設定するコマンドコードのコード(Code)とオペコ
ード(OP Code)との対応を示す図である。コマ
ンドコードは、JTAGの目的ステートを指示する。予
め目的ステート毎に遷移ルートを決めておくことによ
り、細かくステートを指示しなくてもステートの制御が
可能になる。コマンドコードのShift-DR+Exi
t1-DRなるオペコード、 Shift-IR+Exit
1-IRなるオペコードは、指定された回数シフトステ
ートを通った後、Exit-1に遷移することを示す。
【0030】図8〜図23は、目的ステート別の遷移ル
ートを示す図である。図8〜図23中、網かけのステー
トを目的ステートとして指定すると、太線のルートを通
って目的ステートに到達する。例えば図8は、Test
-Logic-Resetを目的ステートとした遷移を示
しており、Test-Logic-Resetに到達後、
更にTest-Logic-Resetを指定されると、
自身に戻って来ることを示す。
【0031】図8〜図23に示す遷移ルートに従えば、
ステート制御をShift-DR×n回→Exit1-D
R→Update-DR→Run-Test/Idle→
Select-DR→Capture-DR→Shift
-DR×n回→Exit1-DRの順にm回のShift
-DR×n回→Exhi1-DRを1行のコマンドで表記
することが可能になる。
【0032】図24は、コマンド列を説明する図であ
る。同図は、コマンド列の番号、Loop Count
部分、Shift Count部分、GETフラグ、S
ETフラグ、Command Code部分を、各コマ
ンド列の動作説明と共に示す。Loop Count部
分やShift Count部分と+シフト命令Exi
t1とを組み合わせることにより、短いコマンド列で複
雑なステート制御を指示することができる。
【0033】番号3のコマンド列は一行で記述されてい
るが、ステートはShift-DR×16→Exit1-
DR→Update-DR→Run-Test→Sele
ct-DR→Capture-DR→Shift-DR×
16→Exit1-DR……と遷移し、最後にExit
1-DRで終わる。
【0034】TDI,TDOデータ列は、Update
ステートを通った際にワードを整列させると、コマンド
に対するデータ区切れ目を付けやすく、コマンド列,デ
ータ列を作るプロセッサ13のソフトウェアの処理が容
易になる。
【0035】図25は、TDIデータ列を、ワード単位
を32ビットとした場合について示す図である。又、図
26は、TDOデータ列を、ワード単位を32ビットと
した場合について示す図である。
【0036】図27は、図1に示す如きデバイスの例え
ばDR4内のビットの一部のみを書き換える場合のコマ
ンド列を示す図である。又、図28は、図27に示すコ
マンド列を用いた場合のJTAG制御回路12内の動作
を説明する回路図である。図28中、図1,3,6と同
一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図2
8において、バイパスレジスタ25を1ビット幅とした
場合、図27に示すコマンド列を実行すると、DR4内
のビット1,2,3,6,7,8には、バイパスレジスタ2
5及びセレクタ24を通して戻されたデータが格納さ
れ、DR4内のビット,には、メモリ11から設定
された値が格納される。
【0037】図29は、上記アクセス制御(JTAG制
御)の信頼性を高めるために、デバイス側のIR3にエ
ラーチェック機能を設けた時のIR3の動作を説明する
図である。IR3にエラーチェック機能が設けられてお
り、このIR3をキャプチャすると、ビットST0,S
T1が読み出される。ビットST0は、Update-
IRを実行した際にパリティエラーや未定義のオペコー
ド等、IR3の設定に問題があった時に「1」に設定さ
れる。ビットST1は、Update-DRを実行した
際にデータのパリティエラーやビット長のエラー等、例
えばDR4の設定に問題があった時に「1」に設定され
る。アクセス手順をIR3の設定→DR4のアクセス→
IR3の読み出しの順番で行うと、IR3を読み出した
時に、IR3の設定及びDR4のアクセスが正常に行わ
れたか否かが分かる。
【0038】IR3の読み出し時にST0,ST1のチ
ェック及びIR3を読み出した時のパリティチェックを
行い、異常を検出したら停止するような機構をJTAG
制御回路12に付加することにより、長いコマンドシー
ケンスの途中でエラーが発生した時にコマンドシーケン
スを停止させることができる。
【0039】図30は、図29のオペコード内に書き込
み指示用フラグWと読み出し指示用フラグRを設けた時
のIR3の動作を説明する図である。一般に、JTAG
ではCapture-DRステートを通過した時にデー
タレジスタ(DR)の内容をシフトレジスタに読み出
し、Update-DRステートを通過した時にシフト
レジスタの内容をデータレジスタ(DR)に反映させ
る。しかし、データレジスタ(DR)によっては読み出
しだけ又は書き込みだけを行いたい、即ち、Updat
e-DRを通過した時のデータレジスタ(DR)の更新
を抑止したい場合等がある。このような場合、IR3の
オペコード内に書き込み及び読み出しを指示するフラグ
W,Rを設け、Run-Test/IdleやCapt
ure-DR,Update-DR時に行うべきアクセス
を制限することで、分かり易い命令体系でアクセス制御
を容易に行うことができる。
【0040】図31は、複数のJTAG対応デバイスを
階層的に配置して、JTAG制御回路12とアクセス対
象となるデバイスが見かけ上1対1になるようにした場
合のシステム構成を示すブロック図である。JTAG制
御回路12は、階層制御デバイス31−1を介して階層
構造の所定の階層のデバイス35−1に接続されると共
に、階層制御デバイス31−1,31−2を介して次の
階層のデバイス35−2に接続されている。階層制御デ
バイス31−1,31−2は、アクセス制御装置の一部
である。
【0041】又、図32は、図31に示す階層制御デバ
イスの構成を示すブロック図である。階層制御デバイス
31は、図32に示す如く接続されたゲート311〜3
14、デバイス選択用のレジスタ(DR)315及びセ
レクタ316からなる。この場合、通常のJTAG制御
信号(TCK,TMS,TDI,TDO)に加えて、ど
の階層をアクセスするかを選択するための階層選択信号
を使用する。
【0042】図31及び図32中、通常のJTAG制御
信号の流れは破線の矢印で示し、階層選択信号の流れは
実線の矢印で示す。
【0043】選択された階層にある例えばデバイス35
−2へは、通常のJTAGアクセスを行い、選択された
階層よりも上位階層にある例えばデバイス35−1はJ
TAG制御信号を通過させて下位階層の例えばデバイス
35−2に供給する。下位階層の例えばデバイス35−
2を制御する階層制御デバイス31−2には、DR31
5を設け、このDR315で選択されているデバイス3
5−2に対してJTAG制御を行う。このDR315で
複数のデバイス35−2を選択することで、複数のデバ
イス35−2に同時にデータを与えることが可能にな
る。 ただし、JTAG制御回路12に戻すTDO信号
用の信号線は1本だけのため、セレクタ316で選択さ
れているデバイス35−2から代表を選んでTDO信号
を上位階層の階層制御デバイス31−1に戻す。又、上
位階層の階層制御デバイス31−1の場合、セレクタ3
16で選択されているデバイス35−2から代表を選ん
でTDO信号をJTAG制御回路12に戻す。
【0044】図33は、図5に示すコマンドを拡張し
て、階層選択の信号もコマンドシーケンスの中で設定で
きるようにした場合のコマンド構成を示す図である。図
33に示すように、ビット位置「0」〜「4」には階層
選択条件が設定される。これにより、階層選択、デバイ
スの選択及びターゲットとなるデバイスの制御を、1回
のコマンドシーケンス内で実行することが可能となる。
このコマンドにより設定した値、即ち、階層選択信号
は、図31に示すJTAG制御回路12内の階層選択条
件設定レジスタ121に格納される。
【0045】図34は、JTAG制御回路12の構成の
一実施例を示すブロック図である。JTAG制御回路1
2は、同図に示す如く接続されたDMAコントローラ4
1〜43、コマンド解析・制御回路44、コマンド実行
制御回路45、目的ステートレジスタ46、ステート遷
移制御回路47、次ステートエンコーダ48、原ステー
トレジスタ49、TMSデコーダ50、出力データ制御
回路51、調整回路52、セレクタ53、バイパスレジ
スタ54、入力データ制御回路55及び階層選択信号生
成回路56からなる。
【0046】コマンド解析・制御回路44は、DMAコ
ントローラ41を介してメモリ11の指定アドレスから
コマンド(コマンドコード)を順に読み出し、コマンド
実行制御回路45を動作させる。コマンド実行制御回路
45は、コマンド内容に従い目的ステートを目的ステー
トレジスタ46に設定し、ステート遷移制御回路47を
起動する。又、コマンド実行制御回路45は、SETフ
ラグを出力データ制御回路51及び調整回路52に供給
し、GETフラグを入力データ制御回路55に供給す
る。ステート遷移制御回路47は、現ステートレジスタ
49と目的ステートレジスタ46の内容が一致するまで
TCK信号を生成する。次ステートエンコーダ48は、
次のステートをエンコードして現ステートレジスタ49
に設定する。TMSデコーダ50は、現ステートレジス
タ49と目的ステートレジスタ46から次に生成すべき
TMS信号の値を決定する。
【0047】出力データ制御回路51は、DMAコント
ローラ42を介して出力すべきデータをメモリ11の指
定アドレスから取り込み、コマンドでSETフラグが設
定してあるShiftステートの時にデータをセレクタ
53へ出力する。セレクタ53は、調整回路52を介し
てコマンドのSETフラグを供給され、SETフラグに
基いて出力データ制御回路51からのデータ又はバイパ
スレジスタ54を介して得られるTDO信号のデータを
TDI信号として選択出力する。
【0048】入力データ制御回路55は、コマンドでG
ETフラグが設定してあるShiftステートの時にT
DO信号のデータを取り込み、DMAコントローラ43
を介してメモリ11の指定アドレスに書き込む。
【0049】階層選択信号生成回路56は、コマンド解
析・制御回路44による、例えば図33に示す拡張され
たコマンドの解析結果に基いて、図31及び図32と共
に説明したような階層構造のデバイスの試験又は診断を
行う場合に使用する階層選択信号を生成する。生成され
た階層選択信号は、図31に示したJTAG制御回路1
2内の階層選択条件設定レジスタ121に設定される。
階層選択信号生成回路56は、階層構造以外のデバイス
の試験又は診断を行う場合には省略可能である。
【0050】次に、本実施例をサーバーシステムへ適用
した場合について、図35及び図36と共に説明する。
図35は、本実施例を適用されたサーバシステムを示す
ブロック図であり、図3と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。図36は、図35に示すサー
バシステム内のサービスプロセッサ(SVP)の動作を
説明するフローチャートである。
【0051】図35において、サーバシステム70は、
SVP71と処理部72とからなる。SVP71は、メ
モリ11、JTAG制御回路12及びプロセッサ13か
らなる。他方、診断又は制御の対象となる処理部72
は、選択制御回路61、ハード制御回路62、制御・状
態監視テーブル63、メモリ64及びCPU等で構成さ
れたプロセッサ65からなる。
【0052】ハード制御回路62の機能例としては、次
のような機能が含まれる。 (A1)JTAGのコマンドを解釈して、プロセッサ6
5へのリセット信号や割り込み信号をON/OFFさせ
る。 (A2)JTAGのコマンドをプロセッサ65に供給し
て、SVP71からプロセッサ65のバウンダリスキャ
ンができるようにし、ハードウェア診断を可能にする。 (A3)JTAGのコマンドをプロセッサ65に供給し
て、プロセッサ65のFPGAをコンフィギュレーショ
ン可能にする。
【0053】又、制御・状態監視テーブルの機能例とし
ては、次のような機能が含まれる。 (B1)JTAGで制御可能なレジスタ群を処理部72
内に設け、このレジスタを設定することによりプロセッ
サ65のハードウェアのモード設定やファームウェアの
モード設定を行う。 (B2)プロセッサ65のハードウェアやファームウェ
アが検出するエラー信号やステータスを読み出せるよう
にし、これをモニタすることによりエラーや処理状況を
確認できるようにする。 (B3)JTAG及びプロセッサ65の両方からアクセ
スできるレジスタ群を処理部72内設けて、プロセッサ
65のソフトウェアとの通信環境を実現し、ソフトウェ
アに対するモードの設定やエラー、ステータスの取得等
を行う。
【0054】更に、メモリの機能例としては、次のよう
な機能が含まれる。 (C1)プロセッサ65が実行するプログラムを格納す
る。 (C2)プロセッサ65のプログラムが格納したログ情
報等を読み出し、プログラムの動作状況を監視可能にす
る。 (C3)プロセッサ65のプログラムとサービスアプリ
ケーション(SVA)のメールボックスを構成し、プロ
グラム間の通信環境を実現する。
【0055】SVP71と処理部72との間では、上記
JTAG制御信号のやり取りが行われる。図35のサー
バシステム70では、処理部72の基本的な動作を制御
するSVP71にJTAG制御機能を搭載し、JTAG
インタフェース経由で処理部72を制御・監視できるよ
うにしている。
【0056】従って、ハード制御回路62に対しては、
SVP71は選択制御回路61を介して、処理部72の
リセット等の基本的な操作を行う。制御・状態監視テー
ブル63に対しては、SVP71は選択制御回路61を
介して、プロセッサ65に対するパラメータ設定やエラ
ー情報の収集、制御等を行う。プログラム等を格納する
メモリ64に対しては、SVP71は選択制御回路61
を介して、処理部72で使うプログラムのイニシャルプ
ログラムロード(IPL)やデータの受け渡しを行な
う。
【0057】このように、SVP71内のJTAG制御
回路12は、高速動作が可能であるため、メモリ64へ
の書き込みのような大量のデータをアクセスする場合に
特に効果を発揮する。SVP71のソフトウェアに対し
て、SVP71のメモリ11から処理部72のメモリ6
4にブロック転送を行ったかのように見せかけることも
できる。
【0058】図36において、ステップS1は、ハード
制御回路62に対するハードウェアコンフィギュレーシ
ョンを行い、ステップS2は、パラメータ設定を行う。
ハードウェアコンフィギュレーションでは、FPGA等
のプログラマブルデバイスのコンフィギュレーションを
行う。パラメータ設定では、ハードウェアに対する動作
モード設定やファームウェアに対する動作モード設定を
行い、又、ソフトウェアに対する動作モードの設定も行
う。ステップS3は、IPLを行い、ステップS4は、
処理部72の起動(リセット解除)を行う。IPLで
は、プロセッサ65が使うプログラムをメモリ64に格
納する。処理部72の起動の際には、プロセッサ65等
に対してリセットの解除や起動信号の発行を行い、プロ
セッサ65の動作を開始させる。ステップS5は、エラ
ー監視を行い、エラーが検出されたか否かを判定する。
エラー監視では、制御・状態監視テーブル63を参照し
て、ハードウェアエラーの発生や、ソフトウェアのエラ
ーの発生等を監視する。
【0059】ステップS5の判定結果がYESである
と、ステップS6は、エラーロギングを行い、ステップ
S7は、検出されたエラーが重大エラーであるか否かを
判定する。ステップS7の判定結果がNOであると、ス
テップS8は、エラーハンドリングを行い、処理は後述
するステップS10へ進む。他方、ステップS7の判定
結果がYESであると、ステップS9は、処理部72の
緊急停止処理を行い、処理は終了する。
【0060】ステップS5の判定結果がNOの場合、又
は、ステップS8の後、ステップS10は、パラメータ
設定要求であるか否かを判定する。ステップS10の判
定結果がYESであると、ステップS11は、パラメー
タ設定を行い、処理はステップS12へ進む。パラメー
タ設定では、プロセッサ65側からの要求や、SVP7
1外部からのオペレータの要求等のパラメータ設定要求
があった場合に、新たなパラメータを設定する。ステッ
プS12は、停止要求であるか否かを判定し、判定結果
がNOであると、処理はステップS5へ戻る。他方、ス
テップS12の判定結果がYESであると、ステップS
13はサーバシステム70の停止(リセット)処理を行
い、処理は終了する。停止処理では、オペレータからの
サーバシステム70の停止要求があった場合に、リセッ
ト等のシステム停止処理を行う。
【0061】サーバシステム70のSVPインタフェー
スにJTAG制御信号を用いた場合、 少ない本数の規
格化されたインタフェースを用いることで、設計や試験
を効率的に行うことができる。又、JTAGに対応した
デバイスで処理部72を構成すると、サーバシステム7
0に組み込んだ状態でもバウンダリスキャン等が可能に
なり、プリント基板試験装置等を使わなくともサーバシ
ステム70内のハードウェア診断を行うことが可能にな
る。つまり、このような診断機能と、通常のシステム制
御・監視等を、1つのインタフェースで実現できる。
【0062】JTAGに対応したFPGAを用いた場
合、そのコンフィギュレーションをSVPから行うこと
が可能となり、処理部72にFPGA構成用のROMを
置く必要がなくなる。又、ROMを使った場合でも、J
TAGを使ってROMの書き換えが可能となり、サーバ
システム70への組み立て後も柔軟な運用が可能にな
る。
【0063】次に、本実施例をプリント基板試験装置へ
の適用した場合について、図37と共に説明する。図3
7は、本実施例を適用されたプリント基板試験装置示す
ブロック図であり、図3と同一部分には同一符号を付
し、その説明は省略する。
【0064】図37において、プリント基板試験装置
(又は診断装置)80は、メモリ11、JTAG制御回
路12及びプロセッサ13からなる。他方、試験又は診
断の対象となるプリント基板81は、同図に示す如く接
続されたLSI回路(#1〜#3)811〜813から
なる。
【0065】JTAGで試験又は診断されるプリント基
板81では、一般的にJTAG対象となっているLSI
回路811〜813等のデバイスを数個珠つなぎにして
いるので、これらにJTAG制御回路12とのインタフ
ェースを接続して試験又は診断を行う。
【0066】プリント基板81の試験又は診断では、パ
ターンや半田が接続されていることを確認するため、J
TAG制御回路12を通してLSI回路811〜813
のピン(図1のTAP7に対応)に値を設定し、正常に
伝搬するか否かを確認する。このため、値の設定や読み
出しを繰り返す必要があるが、高速化により試験又は診
断時間を短くすることができる。
【0067】尚、本発明は、以下に付記する発明をも包
含するものである。
【0068】(付記1) 試験又は診断ルートを指定す
るコマンドとデータに基いてシリアルインタフェースを
アクセスすることで試験又は診断対象の試験又は診断を
行うアクセス制御装置であって、メモリと、前記コマン
ドと前記データを試験又は診断対象に供給し、該試験又
は診断対象からの出力データを入力する制御回路と、プ
ロセッサとを備え、該制御回路は、該プロセッサの制御
下で、該メモリに展開したコマンド列及び入力データ列
に従いアクセスシーケンスを実行して、該試験又は診断
対象からの出力データを出力データ列として該メモリに
格納する制御を行い、コマンド列で到達目的ステートを
与えると、前記到達目的ステートに応じて一義的に遷移
ルートを確定できるように、到達目的とするステート毎
に予めステート遷移ルートを決定することを特徴とす
る、アクセス制御装置。
【0069】(付記2) 前記シリアルインタフェース
は、JTAG(IEEE標準1149−1)を応用して
おり、前記コマンドとデータは、JTAGのTCK,T
MS,TDI,TDO信号からなるJTAG制御信号を
含むことを特徴とする、(付記1)記載のアクセス制御
装置。
【0070】(付記3) 前記制御回路は、シフト動作
時に前記メモリ内のデータ列をTDI信号として出力す
るか、しない場合にはTDO信号のデータをTDI信号
として前記試験又は診断対象に対して折り返すことを特
徴とする、(付記2)記載のアクセス制御装置。
【0071】(付記4) アクセスシーケンスを示すコ
マンドは、指定した回数のシフト操作を実行後、Exi
t-1ステートに自動遷移するコマンドを含むことを特
徴とする、(付記2)又は(付記3)記載のアクセス制
御装置。
【0072】(付記5) 前記アクセスシーケンスを示
すコマンドは、実行回数の指定を含み、1つのコマンド
で多数回のシフト操作及びアップデート操作を行うこと
を特徴とする、(付記4)記載のアクセス制御装置。
【0073】(付記6) 前記試験又は診断対象は、命
令レジスタ及びデータレジスタにエラー検出機能が設け
られており、前記プロセッサは、命令実行後に前記命令
レジスタを読み出すことで命令が正しく実行されたか否
かの確認をするために前記命令レジスタの読み出しに対
してステータスフラグを設けており、長いコマンドシー
ケンス途中でエラーが発生した時にエラーの検出及びコ
マンドシーケンスの停止を行うことを特徴とする、(付
記2)〜(付記5)のいずれか一項記載のアクセス制御
装置。
【0074】(付記7) 前記試験又は診断対象は、命
令レジスタ内にデータレジスタ書き込みフラグ及びデー
タレジスタ読み出しフラグが設けられており、前記プロ
セッサは、前記制御回路を介して前記命令レジスタに対
する書き込み及び読み出しを独立に制御することを特徴
とする、(付記2)〜(付記6)のいずれか1項記載の
アクセス制御装置。
【0075】(付記8) 前記制御回路は、前記JTA
G制御信号により設定可能であり、階層的に配置された
複数の試験又は診断対象のうち、各階層内でアクセスす
る対象を選択するための階層選択信号を生成する階層選
択信号生成回路を有し、アクセス制御装置とアクセスす
る対象を見かけ上一対一の関係にすることを特徴とす
る、(付記2)〜(付記7)のいずれか一項記載のアク
セス制御装置。
【0076】(付記9) 前記階層選択信号に基いて階
層構造の上位階層から下位階層のアクセスする対象を複
数選択することにより、複数の対象に同時にデータを供
給する階層制御デバイスを更に備えたことを特徴とす
る、(付記8)記載のアクセス制御装置。
【0077】(付記10) 前記試験又は診断の対象
は、プリント基板、前記プリント基板上のデバイス、サ
ーバシステム内の処理部、又は前記処理部内のデバイス
であることを特徴とする、(付記1)〜(付記9)のい
ずれか1項記載のアクセス制御装置。
【0078】(付記11) 試験ルートを指定するコマ
ンドとデータに基いて、シリアルインタフェースをアク
セスすることで試験対象の試験を行う試験方法であっ
て、試験装置内のメモリに展開したコマンド列及び入力
データ列に従いアクセスシーケンスを実行して、該試験
対象からの出力データを出力データ列として該メモリに
格納する制御を行い、コマンド列で到達目的ステートを
与えると、前記到達目的ステートに応じて一義的に遷移
ルートを確定できるように、到達目的とするステート毎
に予めステート遷移ルートを決定することを特徴とす
る、試験方法。
【0079】(付記12) 前記シリアルインタフェー
スは、JTAG(IEEE標準1149−1)を応用し
ており、前記コマンドとデータは、JTAGのTCK,
TMS,TDI,TDO信号からなるJTAG制御信号
を含むことを特徴とする、(付記11)記載の試験方
法。
【0080】(付記13) シフト動作時に前記メモリ
内のデータ列をTDI信号として出力するか、TDO信
号のデータを該メモリ内の出力データ列に書き込むかを
コマンドにより制御し、TDI信号として該メモリから
の入力データ列を出力しない場合にはTDO信号のデー
タをTDI信号として前記試験対象に対して折り返すこ
とを特徴とする、(付記12)記載の試験方法。
【0081】(付記14) アクセスシーケンスを示す
コマンドは、指定した回数のシフト操作を実行後、Ex
it-1ステートに自動遷移するコマンドを含むことを
特徴とする、(付記12)又は(付記13)記載の試験
方法。
【0082】(付記15) 前記アクセスシーケンスを
示すコマンドは、実行回数の指定を含み、1つのコマン
ドで多数回のシフト操作及びアップデート操作を行うこ
とを特徴とする、(付記14)記載の試験方法。
【0083】(付記16) 前記試験対象は、命令レジ
スタ及びデータレジスタにエラー検出機能が設けられて
おり、命令実行後に前記命令レジスタを読み出すことで
命令が正しく実行されたか否かの確認をするために前記
命令レジスタの読み出しに対してステータスフラグを設
け、長いコマンドシーケンス途中でエラーが発生した時
にエラーの検出及びコマンドシーケンスの停止を行うこ
とを特徴とする、(付記12)〜(付記15)のいずれ
か一項記載の試験方法。
【0084】(付記17) 前記試験対象は、命令レジ
スタ内にデータレジスタ書き込みフラグ及びデータレジ
スタ読み出しフラグが設けられており、前記命令レジス
タに対する書き込み及び読み出しを独立に制御すること
を特徴とする、(付記12)〜(付記16)のいずれか
1項記載の試験方法。
【0085】(付記18) 前記JTAG制御信号によ
り設定可能であり、階層的に配置された複数の試験又は
診断対象のうち、各階層内でアクセスする対象を選択す
るための階層選択信号を生成し、アクセス制御装置とア
クセスする対象を見かけ上一対一の関係にすることを特
徴とする、(付記12)〜(付記17)のいずれか一項
記載のアクセス制御装置。
【0086】(付記19) 前記階層選択信号に基いて
階層構造の上位階層から下位階層のアクセスする対象を
複数選択することにより、複数の対象に同時にデータを
供給することを特徴とする、(付記18)記載の試験方
法。
【0087】(付記20) 前記試験対象は、プリント
基板、前記プリント基板上のデバイス、サーバシステム
内の処理部、又は前記処理部内のデバイスであることを
特徴とする、(付記11)〜(付記19)のいずれか1
項記載の試験方法。
【0088】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、JTAG制御等のアク
セス制御におけるソフトウェアの処理が軽減され、ハー
ドウェアによる高速制御が可能になる。又、コマンドシ
ーケンス実行に伴う信頼性低下を防止し、高速で、且
つ、信頼性の高いJTAG制御が可能になる。これによ
り、従来のプリント基板の試験又は診断の用途に限定さ
れず、システム制御を行うためのバスとしての使い方も
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2の方式を採用する従来のアクセス制御装置
を示すブロック図である。
【図2】図1に示すアクセス制御装置のソフト動作及び
ハード動作を説明する図である。
【図3】本発明になるアクセス制御装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図4】アクセス制御装置のソフト動作及びハード動作
を説明する図である。
【図5】コマンドの構成を説明する図である。
【図6】SETフラグ,GETフラグの概念を説明する
回路図である。
【図7】コマンドコードのコードとオペコードとの対応
を示す図である。
【図8】目的ステート別の遷移ルートを示す図である。
【図9】目的ステート別の遷移ルートを示す図である。
【図10】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図11】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図12】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図13】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図14】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図15】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図16】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図17】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図18】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図19】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図20】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図21】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図22】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図23】目的ステート別の遷移ルートを示す図であ
る。
【図24】コマンド列を説明する図である。
【図25】TDIデータ列を、ワード単位を32ビット
とした場合について示す図である。
【図26】TDOデータ列を、ワード単位を32ビット
とした場合について示す図である。
【図27】デバイスのDR内のビットの一部のみを書き
換える場合のコマンド列を示す図である。
【図28】図27に示すコマンド列を用いた場合のJT
AG制御回路内の動作を説明する回路図である。
【図29】デバイス側のIRにエラーチェック機能を設
けた時のIRの動作を説明する図である。
【図30】デバイス側のIRにフラグW,Rを設けた時
のIRの動作を説明する図である。
【図31】複数のJTAG対応デバイスを階層的に配置
して、JTAG制御回路とアクセス対象となるデバイス
が見かけ上1対1になるシステムの構成を示すブロック
図である。
【図32】図31に示す階層制御デバイスの構成を示す
ブロック図である。
【図33】階層選択の信号もコマンドシーケンスの中で
設定できるようにした場合のコマンド構成を示す図であ
る。
【図34】JTAG制御回路の構成の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図35】実施例を適用されたサーバシステムを示すブ
ロック図である。
【図36】図35に示すサーバシステム内のSVPの動
作を説明するフローチャートである。
【図37】実施例を適用された試験装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
3 IR 4〜6 DR 7 TAP 11 メモリ 12 JTAG制御回路 13 プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥谷 茂明 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 森田 昇 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA00 AA20 AC15 AE18 AE22 AE23 AL09 5B048 AA20 AA22 BB01 CC03 CC05 CC18 DD05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験又は診断ルートを指定するコマンド
    とデータに基いてシリアルインタフェースをアクセスす
    ることで試験又は診断対象の試験又は診断を行うアクセ
    ス制御装置であって、 メモリと、 前記コマンドと前記データを試験又は診断対象に供給
    し、該試験又は診断対象からの出力データを入力する制
    御回路と、 プロセッサとを備え、 該制御回路は、該プロセッサの制御下で、該メモリに展
    開したコマンド列及び入力データ列に従いアクセスシー
    ケンスを実行して、該試験又は診断対象からの出力デー
    タを出力データ列として該メモリに格納する制御を行
    い、コマンド列で到達目的ステートを与えると、前記到
    達目的ステートに応じて一義的に遷移ルートを確定でき
    るように、到達目的とするステート毎に予めステート遷
    移ルートを決定することを特徴とする、アクセス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シリアルインタフェースは、JTA
    G(IEEE標準1149−1)を応用しており、前記
    コマンドとデータは、JTAGのTCK,TMS,TD
    I,TDO信号からなるJTAG制御信号を含むことを
    特徴とする、請求項1記載のアクセス制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、シフト動作時に前記メ
    モリ内のデータ列をTDI信号として出力するか、しな
    い場合にはTDO信号のデータをTDI信号として前記
    試験又は診断対象に対して折り返すことを特徴とする、
    請求項2記載のアクセス制御装置。
  4. 【請求項4】 アクセスシーケンスを示すコマンドは、
    指定した回数のシフト操作を実行後、Exit-1ステ
    ートに自動遷移するコマンドを含むことを特徴とする、
    請求項2又は3記載のアクセス制御装置。
  5. 【請求項5】 前記アクセスシーケンスを示すコマンド
    は、実行回数の指定を含み、1つのコマンドで多数回の
    シフト操作及びアップデート操作を行うことを特徴とす
    る、請求項4記載のアクセス制御装置。
  6. 【請求項6】 前記試験又は診断対象は、命令レジスタ
    及びデータレジスタにエラー検出機能が設けられてお
    り、前記プロセッサは、命令実行後に前記命令レジスタ
    を読み出すことで命令が正しく実行されたか否かの確認
    をするために前記命令レジスタの読み出しに対してステ
    ータスフラグを設けており、長いコマンドシーケンス途
    中でエラーが発生した時にエラーの検出及びコマンドシ
    ーケンスの停止を行うことを特徴とする、請求項2〜5
    のいずれか一項記載のアクセス制御装置。
  7. 【請求項7】 前記試験又は診断対象は、命令レジスタ
    内にデータレジスタ書き込みフラグ及びデータレジスタ
    読み出しフラグが設けられており、前記プロセッサは、
    前記制御回路を介して前記命令レジスタに対する書き込
    み及び読み出しを独立に制御することを特徴とする、請
    求項2〜6のいずれか1項記載のアクセス制御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御回路は、前記JTAG制御信号
    により設定可能であり、階層的に配置された複数の試験
    又は診断対象のうち、各階層内でアクセスする対象を選
    択するための階層選択信号を生成する階層選択信号生成
    回路を有し、アクセス制御装置とアクセスする対象を見
    かけ上一対一の関係にすることを特徴とする、請求項2
    〜7のいずれか一項記載のアクセス制御装置。
  9. 【請求項9】 前記階層選択信号に基いて階層構造の上
    位階層から下位階層のアクセスする対象を複数選択する
    ことにより、複数の対象に同時にデータを供給する階層
    制御デバイスを更に備えたことを特徴とする、請求項8
    記載のアクセス制御装置。
  10. 【請求項10】 試験ルートを指定するコマンドとデー
    タに基いて、シリアルインタフェースをアクセスするこ
    とで試験対象の試験を行う試験方法であって、 試験装置内のメモリに展開したコマンド列及び入力デー
    タ列に従いアクセスシーケンスを実行して、該試験対象
    からの出力データを出力データ列として該メモリに格納
    する制御を行い、 コマンド列で到達目的ステートを与えると、前記到達目
    的ステートに応じて一義的に遷移ルートを確定できるよ
    うに、到達目的とするステート毎に予めステート遷移ル
    ートを決定することを特徴とする、試験方法。
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