JP2003076490A - スイッチの操作方法及びスイッチ装置、並びにこのスイッチ装置を備えた小型電子機器 - Google Patents

スイッチの操作方法及びスイッチ装置、並びにこのスイッチ装置を備えた小型電子機器

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JP2003076490A
JP2003076490A JP2001263826A JP2001263826A JP2003076490A JP 2003076490 A JP2003076490 A JP 2003076490A JP 2001263826 A JP2001263826 A JP 2001263826A JP 2001263826 A JP2001263826 A JP 2001263826A JP 2003076490 A JP2003076490 A JP 2003076490A
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Junichiro Sei
純一郎 清
Takahiro Hayashi
貴博 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他方向スイッチを搭載した小型電子機器の小
型軽量化を図ることができるとともに、デザイン性も良
好なスイッチの操作方法及びスイッチ装置、並びにこの
スイッチ装置を備えた小型電子機器を提供する。 【解決手段】 少なくとも2個以上の接点1A〜1Dを
有するスイッチ装置であって、互いに隣り合う接点1
A,1Bの中間部分を押下した場合には、その隣接する
接点1A,1Bが電気的導通を得るまでの導通時間差を
計測し、この時間差が予め設定された基準時間よりも大
きければ時間的に早く導通した方の接点1A又は1Bに
対応する情報操作若しくは機能を選択・入力するととも
に、その時間差が前記基準時間よりも小さければ、前記
隣接する接点1A,1B間の中間点を押圧したものと判
断して、その中間点に対応する情報若しくは機能を選択
・入力する制御部を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯用電子機器
などの小型電子機器に用いるスイッチの操作方法及びこ
れを用いたスイッチ装置、並びにこのスイッチ装置を備
えた小型電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画面上のアイコンを操作し、各種メニュ
の中から所望の項目を選択・決定して入力するスイッチ
を備えた小型電子機器が各種知られている。また、この
ようなスイッチには、上下方向へのスクロールを行える
ものの他に、上下左右の4方向へのカーソル移動を行う
ことができる4方向キースイッチなども知られている。
【0003】以下に、図面を用いて従来の4方向キース
イッチについて、説明する。図10に示すキースイッチ
には、電子機器のプリント基板101などにおいて上下
左右の4方向に設けた接点102A〜102Dと、この
電子機器のプリント基板101などに対して上下左右の
4方向に傾斜可能な操作部103と、この操作部103
に設けた導電体104とを備えている。
【0004】このような構成のキースイッチによれば、
例えば操作者が操作部103を指で上方向に押圧する
と、導電体104と接点102Aとが接触・導通し、こ
の導通する接点102Aからの出力信号により、ユーザ
の操作方向を電気的に検知することができるわけであ
る。
【0005】従来のスイッチでは、このような4方向操
作を行える構成のもので十分であったが、近年、電子機
器の性能向上やユーザの要望などから、操作機能の選択
肢が増大し、8方向への移動操作を行うことができるス
イッチの開発が望まれている。
【0006】そこで、現行の4方向操作スイッチを応用
して、8方向操作スイッチを実現しようとすると、図1
1に示すように、単純に接点102を8個102A〜1
02Hに増やした構成のものが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、隣接する接
点間のショート防止や信頼性の問題から、接点自身の大
きさや、接点同士の距離を短縮できないといった事情が
あるので、同図(B)に示す方向操作スイッチにくら
べ、どうしてもスイッチの設置スペースが2倍以上に必
要となる。その結果、このようなスイッチを搭載した小
型電子機器にあっては、機器の大型化を招くといった不
都合を生じている。
【0008】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、他方向スイッチを搭載した小型電子機器の小型軽量
化を図ることができるとともに、デザイン性も良好なス
イッチの操作方法及びスイッチ装置、並びにこのスイッ
チ装置を備えた小型電子機器を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、少
なくとも2個以上の接点を有するスイッチの操作方法で
あって、互いに隣り合う接点間を押下した場合には、前
記隣接する接点が電気的導通を得るまでの接触時間差を
計測し、前記時間差が予め設定された基準時間よりも大
きければ時間的に早く導通した方の接点に対応する情報
若しくは機能を選択・入力するとともに、前記時間差が
前記基準時間よりも小さければ、前記隣接する接点間の
中間点を押圧したものと判断してその中間点に対応する
情報若しくは機能を選択・入力することを特徴としてい
る。
【0010】これによれば、隣接する2接点での接触・
導通時間の先後を判別し、その時間差が前記基準時間よ
り大きければ、いずれか一方の接点に対応した情報若し
くは機能、例えばカーソルの移動方向を選択・入力す
る。また、時間差が前記基準時間よりも小さければ、前
記2接点間の中間点に対応した情報若しくは機能を選択
して入力する。
【0011】また、第2に、この発明は、少なくとも2
個以上の接点を有するスイッチ装置であって、互いに隣
り合う接点間を押下した場合には、前記隣接する接点が
電気的導通を得るまでの接触時間差を計測し、前記時間
差が予め設定された基準時間よりも大きければ時間的に
早く導通した方の接点に対応する情報若しくは機能を選
択・入力するとともに、前記時間差が前記基準時間より
も小さければ、前記隣接する接点間の中間点を押圧した
ものと判断してその中間点に対応する情報若しくは機能
を選択・入力する制御部を備えたことを特徴としてい
る。
【0012】これにより、制御部が、隣接する2接点で
の接触・導通時間の先後を判別し、その時間差が前記基
準時間より大きいと判断すれば、いずれか一方の接点に
対応した情報若しくは機能、例えばカーソルの移動方向
を選択してこれを入力する。また、制御部が、前記した
時間差が前記基準時間よりも小さいと判断すれば、前記
2接点間の中間点に対応した情報若しくは機能を選択し
てこれを入力する。
【0013】また、第3に、前記各接点を選択して押圧
するために共通一体化された操作部を有するとともに、
前記操作部の裏面側の前記各接点に対応する位置に、前
記操作部の押圧位置に対応した接点と導通する導体をそ
れぞれ設けることができる。
【0014】これにより、1個の操作部で、接点数の倍
の種類の情報若しくは機能を選択操作することがことが
できる。
【0015】また、第4に、各接点と各導体との接触・
導通動作の直後に接触・導通させて複数回の連続する接
点入力操作を許容するために、前記各接点の設置された
領域内の中央部に決定キーを設けるとともに、前記操作
部の裏面側の前記決定キーに対応する位置に決定キー用
導体を設けることが好ましい。
【0016】これにより、接点数の倍の種類の情報若し
くは機能についての入力操作を、連続して毎回行うこと
ができる。
【0017】また、第5に、操作部の押圧動作によって
湾曲し前記各接点と各導体とを導通させるダイアフラム
を前記各接点と各導体との間に介在させ操作部の押圧動
作の際にクリック音を発生させるように構成してもよ
い。
【0018】これにより、操作部を所望の方向に押圧さ
せて接触・導通動作する際に、実際に接触・導通したか
どうかを、クリック音で確認することができ、操作時の
信頼性が向上する。
【0019】この発明の小型電子機器は、少なくとも2
個以上の接点を有するスイッチに、前記第2〜第5のい
ずれかの発明のスイッチ装置を用いたことを特徴として
いる。
【0020】これにより、設置スペースの制約が大きな
小型電子機器においても、多機能のスイッチ装置を設置
可能になる。また、1個の操作部で多数の情報若しくは
機能を入力できるので、多数個の操作部が必要なくな
り、操作パネル上などがすっきりとまとまってデザイン
性も向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る実施の形態
について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 [第1の実施形態]図1および図2は、この発明の第1
の実施形態に係るスイッチの操作方法を用いたスイッチ
装置を示すものであり、このスイッチ装置は、小型電子
機器、例えば携帯電話機の操作キースイッチとして設け
られている。即ち、このスイッチ装置には、操作キース
イッチとして、タッチパネル10の上下左右の位置に設
けた4接点1A〜1Dと、操作部3の裏面上で4接点1
A〜1Dと対応する位置に設けた4導体3A〜3Dと、
図示外のメニュー画面上などでカーソルの移動を制御す
る制御部(図略)とを設けており、この4接点で実質上
8方向へのカーソル移動機能を使い分けることができる
ように構成されている。
【0022】即ち、このスイッチ装置では、これらの4
接点1A〜1D、例えば第1接点1Aではα部分、また
第2接点ではβ部分などを押圧タッチすると、図示外の
適宜の画面上で、例えばメニュー画面上などで図示外の
カーソルの移動方向を上方向、左方向、下方向、右方向
に操作できるように構成されており、各接点の出力が図
示外の制御部にそれぞれ接続されている。
【0023】さらに、このスイッチ装置では、操作部3
に対して、これらの4接点1A〜1Dのうち隣接する2
接点位置の中間点に対応する位置を押圧すると、制御部
がその押圧した中間点に隣接する2接点を検知し、図2
に示すように、これら2接点からそれぞれの出力信号が
出力された時刻t1、t2の時間差Δt、つまり導通時
間差|t1−t2|を演算する。
【0024】そして、この時間差Δtが、予め設定され
た時間差(基準時間a)を上回っていれば、時間的に先
に出力動作した接点方向へ先にカーソル移動を行うよう
に構成されている。一方、2接点からの出力動作の導通
時間差|t1−t2|が基準時間a内に収まっている場合
には、双方の接点の中間点の方向を指示したものとみな
し、双方の接点の中間点の方向にカーソルを移動させる
ように構成されている。
【0025】[第2の実施形態]次に、この発明に係る
第2の実施形態について、図3を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。この第
2の実施形態のスイッチ装置では、図1に示す第1の実
施形態と同じ実質上8種類の機能を実行できる4接点1
A〜1D(ただし、1B,1Dは図示せず)をプリント
基板2上に設けているが、操作部3としてジョイスティ
ック31を設けている点が第1の実施形態と異なるとこ
ろである。
【0026】このジョイスティック31には、4接点1
A〜1Dに対向する裏面に、4つの導電体3A〜3D
(ただし、3B,3Dは図示せず)を設けており、ジョ
イスティック31を所望の方向に傾けることにより、そ
の方向にカーソル移動を行うことができるようになって
いる。
【0027】従って、第2の実施形態によれば、ジョイ
スティック31によって、カーソルなどに対する方向移
動の指示を簡便に、かつ、確実に行うことができる。
【0028】[第3の実施形態]次に、この発明に係る
第3の実施形態について、図4を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。この第
3の実施形態のスイッチ装置では、第1の実施形態のス
イッチ装置と異なり、プリント基板2上には、4接点1
A〜1Dの他に、第5番目の接点として決定キー用接点
1Eをこれら4接点の中央部に設けている。一方、操作
部3には、基板上の4接点1A〜1Dに対応する裏面上
の所定位置にそれぞれ設けた4つの導電体3A〜3D
(ただし、3B,3Dは図示せず)の他に、5番目の決
定キー用導電体3Eを決定キー用接点1Eに対応する裏
面中央部に設けている。
【0029】従って、この実施形態によれば、決定キー
用接点1E及び決定キー用導電体3Eを別に設けている
から、例えば、第1接点1A方向へカーソルを移動させ
たのち、第2接点1Bへカーソルを移動させる連続移動
操作を行う場合などには、都合がよい。即ち、この連続
移動を行う場合には、 (1)初めに、第1接点1Aと第1導電体3Aとの接触
・導通を行った後、決定キー用接点1Eと決定キー用導
電体3Eとを導通させる。 (2)次に、第2接点と第2導体とを接触・導通を行っ
た後、同様に、決定キー用接点1Eと決定キー用導電体
3Eとを導通させればよい。
【0030】このように、決定キー用接点1Eと決定キ
ー用導電体3Eとの接触・導通動作を中間に挟んで、そ
の前後で連続した導通動作を行うことにより、2方向へ
の移動指示の決定を容易に行うことが可能になるので、
操作性を向上させることができる。なお、ここでは、2
方向への連続移動について例示したが、3方向以上の連
続移動についても同様の操作により可能である。
【0031】[第4の実施形態]次に、この発明に係る
第4の実施形態について、図5を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1、第3の実施形
態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
この第4の実施形態のスイッチ装置では、第3の実施形
態のスイッチ装置と異なり、操作部3にジョイスティッ
ク31を設けている。
【0032】従って、第4の実施形態によれば、ジョイ
スティック31によって、カーソルなどに対する方向指
示を簡便に、かつ、確実に行うことができる。
【0033】[第5の実施形態]次に、この発明に係る
第5の実施形態について、図6を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1〜第3の実施形
態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
この第5の実施形態のスイッチ装置では、プリント基板
2上の各接点1上に薄い導電性の金属板などからなるダ
イアフラム5を付設している。一方、操作部3には、裏
面側のダイアフラム5と対応する位置にダイアフラム5
に向けて突出する導電性金属などからなる押し子4を設
けている。
【0034】従って、この実施形態によれば、操作部3
を所望の方向に傾けることにより、その方向にある押し
子4がそれに対応するダイアフラム5を押圧し、この押
圧されたダイアフラム5は、押し子4に向けて中央部が
凸状に湾曲していた状態から凹状に変化する。このた
め、接点1に向けて中央部が凸状に湾曲するダイアフラ
ム5は、その突出した中央部が接点1と接触し、押し子
4と接点1とがダイアフラムを介して接触・導通するこ
ととなる。なお、このダイアフラム5は、普段、外部か
ら押し子4などによる押圧動作がない限り、押し子4の
方向に向けて凸状に膨らんだ状態で湾曲している。
【0035】また、このダイアフラム5の湾曲向きが変
更する際にクリック音を発するので、接点1と押し子4
とが接触・導通したことをそのクリック音でも確認する
ことができる。これにより、カーソルの移動方向の指示
を確実に、しかも迅速に行うことができるようになる。
【0036】[第6の実施形態]次に、この発明に係る
第6の実施形態について、図7を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1、第5の実施形
態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。
この第6の実施形態のスイッチ装置では、図6に示す第
5の実施形態と同様に、ダイアフラム5をプリント基板
2上の各接点の直上に設けているが、操作部3としてジ
ョイスティック31を設けている点が第5の実施形態と
異なる。
【0037】従って、第6の実施形態によれば、ジョイ
スティック31によって、カーソルなどに対する方向移
動の指示を簡便に、かつ、確実に行うことができる。
【0038】[第7の実施形態]次に、この発明に係る
第7の実施形態について、図8を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1、第3、第5の
実施形態と同一部分には同一符号を付して重複説明を避
ける。この第7の実施形態のスイッチ装置では、第5の
実施形態のスイッチ装置と異なり、プリント基板2上に
は、4接点1A〜1D及びこれらの接点に対応するダイ
アフラム5の他に、第5番目の接点として決定キー用接
点1Eをこれら4接点で囲まれた中央部に設けている。
【0039】操作部3には、基板上の4接点1A〜1D
及びこの直上のダイアフラム5に対応する裏面上の所定
位置にそれぞれ設けた4つの導電体3A〜3D(ただ
し、3B,3Dは図示せず)の他に、5番目の決定キー
用導電体3Eを決定キー用接点1Eに対応する裏面中央
部に設けている。
【0040】従って、この実施形態によれば、決定キー
用接点1E、第5番目のダイアフラム5及び決定キー用
導電体3Eを別に設けているから、例えば、第1接点1
A方向へカーソルを移動させたのち、第2接点1Bへカ
ーソルを移動させる連続移動を行う場合などには、都合
がよい。即ち、この連続移動を行う場合には、初めに、
ダイアフラム5を介して第1接点1Aと第1導電体3A
との接触・導通を行った後、別の(第5番目の)ダイア
フラム5を介して決定キー用接点1Eと決定キー用導電
体3Eとを導通させ、さらに、ダイアフラム5を介して
第2接点1Bと第2導体3Bとを接触・導通させればよ
い。
【0041】このように、所望の複数種類の移動方向に
合わせて各接点での接触・導通動作を連続して行う際
に、毎回、その接触動作の直後に(第5番目の)ダイア
フラム5を介した決定キー用接点1Eと決定キー用導電
体3Eとの接触・導通動作を行うようにしている。即
ち、毎回移動方向に合わせた導通動作の次に決定動作を
行うことにより、複数方向への連続した移動動作を確実
に、しかも容易に行うことが可能になるので、操作性を
向上させることができる。なお、ここでは、2方向への
連続移動について例示したが、3方向以上の連続移動に
ついても同様の操作により可能である。
【0042】[第8の実施形態]次に、この発明に係る
第8の実施形態について、図9を参照しながら説明す
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一部分には同一符号を付して重複説明を避ける。この第
8の実施形態のスイッチ装置では、操作部3としてジョ
イスティック31を設けている点が第7の実施形態と異
なるところである。
【0043】従って、第8の実施形態によれば、ダイア
フラム5を押圧する際のクリック感が得られるばかりで
なく、ジョイスティック31によって、カーソルなどに
対する方向移動の指示を簡便に、かつ、確実に行うこと
ができる。
【0044】以上説明してきたように、第1ないし第8
の実施形態では、スイッチ装置を小型電子機器として携
帯電話機に適用したが、これに限定されるものではな
い。
【0045】また、これらの実施形態では、接点及び導
体を、上下左右の4方向に対応した4個の第1接点1A
〜第4接点1D及び4個の第1導体3A〜第4導体3D
で構成したが、この4接点1A〜1D及び4導体3A〜
3Dに限定されるものではなく、これより多くの接点及
び導体で構成してもよい。例えば接点及び導体をそれぞ
れ8個で構成すれば、16方向にカーソルを移動させる
ことが可能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、スイッチ装置として設置する接点数の倍数の機能
を得ることができるようになるので、設置スペースの狭
い小型電子機器用のスイッチ装置として最適であるとと
もに、軽量化及び部品点数の削減を図ることができる。
【0047】しかも、この発明によれば、多機能を1個
の操作部で実現することが可能になるから、機能の数に
応じた多数個の操作部を設置する必要がなく、操作部が
1個ですっきりとまとまるので、小型電子機器において
デザイン上の制約を大きく受けることなく比較的自由に
スイッチ装置を設置することが可能になり、便宜であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す説明図である。
【図2】第1の実施形態の作用を示すタイミングチャー
トである。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第5の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第6の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図8】本発明の第7の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第8の実施形態に係るスイッチ装置の
概略構成を示す断面図である。
【図10】従来のスイッチ装置を示すものであり、
(A)は概略構成図、(B)は断面図である。
【図11】従来の他のスイッチ装置における接点の配置
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 接点 10 タッチパネル 1A 第1接点 1B 第2接点 1C 第3接点 1D 第4接点 1E 決定キー用接点 2 プリント基板 3 操作部 31 ジョイスティック 3A 第1導体 3B 第2導体 3C 第3導体 3D 第4導体 3E 決定キー用導体 4 押し子 5 ダイアフラム a 基準時間 |t1−t2| 導通時間差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 11/10 11/12 Fターム(参考) 5B020 DD02 FF12 FF19 HH22 5B087 AA02 BC02 BC26 DD03 DJ05 5G006 AA02 AB25 BA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個以上の接点を有するスイ
    ッチの操作方法であって、 互いに隣り合う接点の中間部分を押下した場合には、前
    記隣接する接点が電気的導通を得るまでの導通時間差を
    計測し、 前記時間差が予め設定された基準時間よりも大きければ
    時間的に早く導通した方の接点に対応する情報若しくは
    機能を選択・入力するとともに、 前記時間差が前記基準時間よりも小さければ、前記隣接
    する接点間の中間点を押圧したものと判断してその中間
    点に対応する情報若しくは機能を選択・入力することを
    特徴とするスイッチの操作方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2個以上の接点を有するスイ
    ッチ装置であって、 互いに隣り合う接点の中間部分を押下した場合には、前
    記隣接する接点が電気的導通を得るまでの導通時間差を
    計測し、前記時間差が予め設定された基準時間よりも大
    きければ時間的に早く導通した方の接点に対応する情報
    若しくは機能を選択・入力するとともに、前記時間差が
    前記基準時間よりも小さければ、前記隣接する接点間の
    中間点を押圧したものと判断してその中間点に対応する
    情報若しくは機能を選択・入力する制御部を備えたこと
    を特徴とするスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記各接点を選択して押圧するために共
    通一体化された操作部を有するとともに、 前記操作部の裏面側の前記各接点に対応する位置に、前
    記操作部の押圧位置に対応した接点と導通する導体をそ
    れぞれ設けたことを特徴とする請求項2に記載のスイッ
    チ装置。
  4. 【請求項4】 各接点と各導体との接触・導通動作の直
    後に接触・導通させて複数回の連続する接点入力を許容
    するために、前記各接点の設置された領域内の中央部に
    決定キーを設けるとともに、 前記操作部の裏面側の前記決定キーに対応する位置に決
    定キー用導体を設けたことを特徴とする請求項3に記載
    のスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 操作部の押圧動作の際にクリック音を発
    生させるために、操作部の押圧動作によって湾曲し前記
    各接点と各導体とを導通させるダイアフラムを前記各接
    点と各導体との間に介在させたことを特徴とする請求項
    3に記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも2個以上の接点を有するスイ
    ッチに、請求項2〜5のいずれか1項に記載のスイッチ
    装置を用いたことを特徴とする小型電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100670990B1 (ko) 2004-09-21 2007-01-17 후지쯔 가부시끼가이샤 전자 기기, 표시 화면의 제어 처리 방법 및 표시 화면의 제어 처리 프로그램을 기록한 기록 매체
JP2008213832A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Campagnolo Spa 自転車用制御装置およびそれを備えた自転車

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