JP2003075801A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法

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JP2003075801A
JP2003075801A JP2001270113A JP2001270113A JP2003075801A JP 2003075801 A JP2003075801 A JP 2003075801A JP 2001270113 A JP2001270113 A JP 2001270113A JP 2001270113 A JP2001270113 A JP 2001270113A JP 2003075801 A JP2003075801 A JP 2003075801A
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JP2001270113A
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Shinji Ogawa
慎司 小川
Kazuhiro Nishiyama
和廣 西山
Kenji Nakao
健次 中尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 OCBモード液晶表示装置では、液晶中に不
純物が混入し、液晶パネル面内で偏在すると、不純物イ
オンが多く存在する所では、転移用電圧パルスにより不
純物イオンが対向基板2側とアレイ基板1側に吸着さ
れ、液晶層15自体が分極した状態になりムラとなって
しまっていた。 【解決手段】 アレイ基板と、対向基板と、アレイ基板
と対向基板の間に挟持された液晶層とを備えたOCBモ
ード液晶表示装置において、アレイ基板側または対向基
板側に電流検出手段を具備したものである。また本発明
の駆動方法は、この液晶表示装置を駆動するにおいて、
液晶層をベンド配向に転移させるための、転移用電圧パ
ルスが印加された時の電流を電流検出手段により検出
し、その電流値に応じた、イオンを拡散させるためのイ
オン拡散電圧パルスを印加し、ムラを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速応答で広視野
の表示性能を持つ液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示装置としては、ネマティ
ック液晶を用いたツイステッドネマティック(TN)モ
ードの液晶表示装置が実用化されているが、応答が遅
い、視野角が狭い等の欠点がある。また広視野に優れた
IPS(水平面内駆動)モードの液晶表示装置が実用化
されているが、応答が遅い、開口率が小さいなどの欠点
がある。
【0003】一方、応答速度が速く広視野角の表示モー
ドとして、光学補償ベンドモード(以下OCBモードと呼
ぶ)が提案されている(特開平7−84254号公
報)。このモードについて、図5を用いて説明する。図
5(a),(b)において、1はアレイ基板、2は対向基板、
3は走査信号線、4は蓄積容量線、5は蓄積容量線4の
画素内の蓄積容量部、6は第一絶縁層、7は第二絶縁
層、8は画素電極、9は対向電極、10Aはアレイ基板
1の内面に形成した配向膜、10Bは対向基板2の内面
に形成した配向膜、11はブラックマトリックス、12
はカラーフィルタ材料、13は画素電極8と接続され、
映像信号を与える映像信号線、14は半導体スイッチ素
子、15は液晶である。
【0004】その形成方法と動作を以下に説明する。ア
レイ基板1上にAl、Ti等からなる導電体を形成し、
走査信号線3と、画素内に蓄積容量部5をもった蓄積容
量線4を、図5(a)の形状にパターニングする。このよ
うに形成された第一電極群の上に第一絶縁層6を形成し
た後、この第一絶縁層6の所定の部分に、a−Si層と
n+形a−Si層(ともに図示せず)とからなる半導体
スイッチ素子14を形成する。さらに、第一絶縁層6及
び半導体スイッチ素子14の所定部分の上にAl、Ti
等からなる導電体を形成し、映像信号線13からなる第
二電極群を所定の形状にパターン形成する。
【0005】つぎに、第二電極群までが形成されたアレ
イ基板1上にSiNx等からなる第二絶縁層7を形成す
る。第二絶縁層7は半導体スイッチ素子14を保護する
保護膜の役目も果たすものでもある。さらに、画素電極
8をITO膜で形成する。
【0006】一方、対向基板2には、ブラックマトリッ
クス11、及びカラーフィルタ材料12を所定のパター
ンに形成した後に、対向電極9をITO膜で形成する。
【0007】これらのアレイ基板1、及び対向基板2に
は、液晶15の分子の配列を整列させるためにポリイミ
ド等からなる配向膜10A、10Bを形成する。
【0008】このように作製されたアレイ基板1、及び
対向基板2を、ラビングクロスで表面を擦ることによっ
て、各々所定の方向に初期配向方向を決定する。以上の
ように、液晶分子の初期配向方向が決定されたアレイ基
板1と対向基板2を貼り合わせ、液晶の注入口を除く周
辺部をシール剤で接着した後、液晶を注入し、封止材に
より注入口を封止する。
【0009】この状態から、映像を表示するためには、
例えば特開平10−206822号公報に示されている
ように、まず、画素電極8と対向電極9間に10V以上
の電圧パルスを印加することによって、画素電極8と対
向電極9間の中央付近の液晶分子を立たせ、あるいはね
じれ配向を含んだ液晶分子が立ち上がり、弓状に曲がっ
た配向領域からなるベンド配向状態の転移核を発生さ
せ、この領域を伝播させることにより、表示領域全体を
ベンド配向状態とする。次に通常の表示信号電圧を、半
導体スイッチ素子14によりオン、オフ制御し、画素電
極8と対向電極9間に印加して、液晶分子のベンド配向
状態の程度を変えることによって、液晶15により光の
位相差を変化させ表示を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような液晶表示装置の場合、以下のような課題が残され
ていた。
【0011】一般に、OCBモード液晶表示装置では、映
像信号が印加される前に、転移用電圧パルスとして10V
以上のパルス状の電圧を印加し、ベンド配向状態に転移
させる。しかしながら、液晶中に不純物が混入し、液晶
パネル面内で偏在すると、不純物イオンが多く存在する
所では、転移用電圧パルスにより不純物イオンが対向基
板2側とアレイ基板1側に吸着され、液晶層15自体が
分極した状態になる。この状態で映像信号が印加される
と画素電極8と対向電極9にかかる電圧が実効的に低下
してしまうため、ムラとなってしまっていた。特に液晶
15の注入口近傍は、封止材から不純物が溶出するた
め、ムラとなりやすかった。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、液晶表示装置のアレイ基板と対向基板の
構造と、駆動方法に工夫を凝らしたものである。具体的
には以下の構成とした。
【0013】本発明では、画素電極、走査信号線、映像
信号線、蓄積容量線及び半導体スイッチ素子を形成した
アレイ基板と、対向電極を形成した対向基板と、アレイ
基板と対向基板の間に挟持された液晶層とを備えたOC
Bモード液晶表示装置において、アレイ基板側または対
向基板側に電流検出手段を具備したものである。また本
発明の駆動方法は、この液晶表示装置を駆動するにおい
て、液晶層をベンド配向に転移させるための、転移用電
圧パルスが印加された時の電流を電流検出手段により検
出し、その電流値に応じた、イオンを拡散させるための
イオン拡散電圧パルスが、印加されることを特徴として
いる。上記構成と駆動方法により、転移用電圧パルスに
よりアレイ基板と対向基板の配向膜に吸着したイオン
が、イオン拡散電圧パルスによって拡散するため、ムラ
とならない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0015】(実施の形態1)本発明の第1の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0016】図1(a)は本発明の第1の実施例における
液晶表示装置の構成を示す平面図である。図1(b)は本
発明の第1の実施例における液晶表示装置の構成を示す
断面図であり、図1(a)のA−Aにおける断面図であ
る。図1(c)は、図1(a)のB−Bにおける断面図で
ある。図2は、その駆動方法のタイムチャートを説明し
た図である。図3はイオン拡散電圧パルスの振幅の関係
を示した表である。
【0017】図1は、アレイ基板101とその上の対向
基板102にはさまれた内部の構成を示している。10
3は、画素電極202、対向電極201、画素電極と接
続され映像信号を与える映像信号線(図示せず)、走査
信号線(図示せず)、半導体スイッチ素子(図示せ
ず)、および蓄積容量線(図示せず)をマトリックス状
に配置した映像表示部、104はアレイ基板101と対
向基板102を貼り合せるためのシール材、105は電
流検出手段、106は第2の電流検出手段、107は封
止材、203A、203Bは液晶を配向させるための配
向膜である。アレイ基板101と対向基板102の間に
液晶層204が挟持されている。
【0018】以下、図1、図2、図3を用いてその動作
について述べる。
【0019】まず、アレイ基板101上に配線抵抗が小
さいAl、Ti等からなる導電体を形成し、走査信号線
(図示せず)と、蓄積容量線(図示せず)と、電流検出
手段105と第2の電流検出手段106を、パターニン
グする。電流検出手段105は引き出し線105'を介
して端子105''に接続されている。第2の電流検出手
段106は、注入口の近傍に形成され、同様に引き出し
線106'を介して端子106''に接続されている。こ
のように形成された第1電極群の上に第1絶縁層(図示
せず)を形成した後、この第1絶縁層(図示せず)の所
定の部分に、a−Si層(図示せず)とn+形a−Si
層(図示せず)とからなる半導体スイッチ素子(図示せ
ず)を形成する。さらに、第1絶縁層8及び半導体スイ
ッチング素子(図示せず)の所定部分の上にAl、Ti
等からなる導電体を形成し、映像信号線(図示せず)か
らなる第2電極群を所定の形状にパターン形成する。
【0020】つぎに、第2電極群までが形成されたアレ
イ基板上にSiNx等からなる第2絶縁層(図示せず)
を形成する。第2絶縁層(図示せず)は半導体スイッチ
ング素子(図示せず)を保護する保護膜の役目も果たす
ものでもある。さらに、画素電極202をITO膜で形
成する。
【0021】一方、対向基板102には、対向電極20
1をITO膜で形成する。そして、後にアレイ基板10
1、及び対向基板102を張り合わせたときに各電流検
出手段105、106の引き出し線105'、106'と
重なる対向電極の部分はあらかじめ除去しておく。これ
らのアレイ基板101、及び対向基板102には、液晶
の分子の配列を整列させるためにポリイミド等からなる
配向膜203A、203Bを形成する。
【0022】このように作製されたアレイ基板101、
及び対向基板102を、ラビングクロスで表面を擦るこ
とによって、各々所定の方向に初期配向方向を決定す
る。このように液晶分子の初期配向方向が決定されたア
レイ基板と対向基板を貼り合わせ、周辺部をシール剤1
04で接着し液晶を注入した後、封止材107により液
晶の注入口を封止する。
【0023】次にこのようにして作成した液晶パネルの
動作を説明する。図2に示したように、画素電極と対向
電極間にまず負の大振幅の転移用電圧パルスを印加し
て、表示領域全体をベンド配向状態にする。画素電極へ
電圧を供給する方法は一般的なもので、信号線および走
査線に駆動電圧を与えることにより行う。このときに、
電流検出手段105の端子105''と対向電極間に同じ
転移用電圧パルスを印加し、第二の電流検出手段の端子
106''と対向電極間にも同じ転移用電圧パルスを印加
してそのときの各電流のピーク値を測定しておく。電流
検出手段は、近傍の画素に流れる電流をモニタするため
のものである。電流検出手段の電流は、それぞれの電流
検出手段の設置された位置近傍におけるイオン性不純物
の濃度に依存する。従って、両電流の差は、注入口近傍
において、封止剤から溶け出したイオン性不純物の濃度
に依存する。そこでこの電流差に応じて、大きさおよび
時間幅を設定した逆極性電圧(イオン拡散電圧)を画素
電極と対向電極間に印加してやれば、注入口近辺で過剰
に蓄積した電荷が開放され、その結果表示ムラを抑制す
るというのが本発明のポイントである。上記電流差と、
最適なイオン拡散電圧パルスの振幅の関係は、あらかじ
め実験により図3のように得られた。この場合、電流検
出手段105および第二の電流検出手段106の面積は
0.02cm2、液晶の誘電率は10、液晶のセルギャップは5um
であった。これらの数値が異なれば電流差と、最適なイ
オン拡散電圧パルスの振幅の関係は異なるものになる。
なお図3の関係を導くにあたってイオン拡散電圧パルス
の時間幅は1秒に固定している。同様にして、検出電流
差に対応したイオン拡散電圧パルスの最適な印加時間を
実験的に求め、図4に示している。この場合イオン拡散
電圧パルスの振幅は5Vに固定している。この図は、実
施の形態2において用いる。
【0024】不安定な分極による誤差を小さくするため
に、各電流検出手段の表面には配向膜を形成しないこと
が望ましい。
【0025】具体例として、転移用電圧パルス(電圧値
−25V、周波数1Hz、印加期間1秒)を画素電極2
02と対向電極201間に印加し、液晶層をベンド配向
に転移させるとともに端子105''、106''にも同じ
電圧パルスを印加たところ、電流検出手段105は最大
で0.13nAを検出し、第2の電流検出手段は最大で2.30nA
を検出した。このときの電流検出手段105と、第2の
電流検出手段106の電流値の差が、2.27nAなので、図
3のように、イオン拡散電圧パルスの振幅は、1.6Vとな
る。半導体スイッチ素子(図示せず)は映像信号線(図
示せず)及び走査信号線(図示せず)から入力される駆
動信号によってオン、オフ制御される。そして、半導体
スイッチ素子(図示せず)と接続された画素電極202
と、対向電極201との間に印加された電圧によって電
界を発生させ、液晶の配向を変化させて各画素の輝度を
制御し、画像を表示させたところ、封止材107近傍
で、ムラが発生しなかった。
【0026】なお本実施の形態では、電流検出手段10
5と第2の電流検出手段106をアレイ基板101上の
第1電極群で形成したが、第2電極群あるいはITO膜に
より形成しても良い。またさらに別の導電層を製膜しパ
ターニングして形成する方法でも良い。また電流検出手
段105及び第2の電流検出手段106は、対向電極2
01をパターニングして対向基板102側に形成しても
良い。
【0027】なお、電流検出手段105と第2の電流検
出手段106の位置は画像表示に影響を与えないため
に、表示領域の外側であることが望ましい。
【0028】また図3のイオンを拡散させる電圧値は、
液晶材料や配向膜の材料に依存するため、この値に決ま
っている訳ではないことは明らかである。
【0029】(実施の形態2)本発明の第2の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0030】本実施例では、液晶表示装置の構成として
は、(実施の形態1)と全く同様であるため、説明は省
略する。(実施の形態1)と異なっている部分は、イオ
ン拡散電圧パルスの印加期間を、図4のように電流検出
手段105と第2の電流検出手段106の電流値の差に
応じて調整した点である。転移用電圧パルス(電圧値−
25V、周波数1Hz、印加期間1秒)を画素電極20
2と対向電極201に印加し、液晶層をベンド配向に転
移させるとともに電流検出手段105、106の端子1
05''、106''にも同じ電圧パルスを印加したとこ
ろ、電流検出手段105は最大で0.13nAを検出し、第2
の電流検出手段は最大で2.30nAを検出した。このときの
電流検出手段105と、第2の電流検出手段106の電
流値の差が、2.27nAなので、図4のように、イオン拡散
電圧パルスの印加期間は、0.5秒となる。このときイオ
ン拡散電圧パルスの振幅は5Vで固定とした。半導体ス
イッチ素子(図示せず)は映像信号線(図示せず)及び
走査信号線(図示せず)から入力される駆動信号によっ
てオン、オフ制御される。そして、半導体スイッチ素子
(図示せず)と接続された画素電極202と、対向電極
201との間に印加された電圧によって電界を発生さ
せ、液晶の配向を変化させて各画素の輝度を制御し、画
像を表示させたところ、封止材107近傍で、ムラが発
生しなかった。
【0031】なおまた図4のイオン拡散電圧パルスの印
加期間は、液晶材料や配向膜の材料に依存するため、こ
の値に決まっている訳ではないことは明らかである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明による液晶表
示装置及びその駆動方法は、以下の作用効果を奏するこ
とができる。
【0033】すなわち、表示ムラの無い高品位のOCB
モード液晶表示装置を得ることができる。
【0034】以上のことから、高速かつ広視野角で、表
示ムラの無い高画質が得られる液晶表示装置を提供する
ことができるので工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1に関わる液晶表示
装置の平面図を説明した図 (b)本発明の実施の形態1に関わる液晶表示装置の断
面図で、図1におけるAAでの断面図 (c)本発明の実施の形態1に関わる液晶表示装置の断
面図で、図1におけるBBでの断面図
【図2】本発明の実施の形態1に関わる液晶表示装置の
駆動方法のタイムチャートを説明した図
【図3】本発明の実施の形態1に関わる液晶表示装置の
駆動方法のタイムチャートを決定する際の、イオン拡散
電圧パルスの振幅の関係を表した図
【図4】本発明の実施の形態2に関わる液晶表示装置の
駆動方法のタイムチャートを決定する際の、イオン拡散
電圧パルスの印加期間の関係を表した図
【図5】(a)従来のOCBモード液晶表示装置におけ
る一画素の平面図 (b)従来のOCBモード液晶表示装置における構成の
断面図で、図6(a)におけるAAでの断面を表した図
【符号の説明】
1,101 アレイ基板 2,102 対向基板 3 走査信号線 4 蓄積容量線 5 蓄積容量部 6 第一絶縁層 7 第二絶縁層 8,202 画素電極 9,203 対向電極 10A,10B,203A,203B 配向膜 11 ブラックマトリックス 12 カラーフィルタ材料 13 映像信号線 14 半導体スイッチ素子 15,204 液晶 103 映像表示部 104 シール材 105 電流検出手段 106 第2の電流検出手段 107 封止材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 670 G09G 3/20 670K 3/36 3/36 (72)発明者 中尾 健次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H088 HA06 JA04 JA09 KA30 MA04 MA07 MA10 2H093 NC52 ND09 ND13 ND32 NF04 NF09 5C006 AC21 AC25 AF46 AF51 AF52 AF53 AF54 AF61 AF71 BB16 BC03 BC11 BC20 BF38 FA22 5C080 AA10 BB05 DD05 EE28 FF11 JJ04 JJ06

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素電極、走査信号線、映像信号線、蓄
    積容量線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板
    と、対向電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と
    前記対向基板の間に挟持された液晶層とを備えたOCB
    モード液晶表示装置において、前記アレイ基板側に電流
    検出手段を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 画素電極、走査信号線、映像信号線、蓄
    積容量線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板
    と、対向電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と
    前記対向基板の間に挟持された液晶層とを備えたOCB
    モード液晶表示装置において、前記対向基板側に電流検
    出手段を有することを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記電流検出手段は、映像を表示させる
    部分以外に形成されていることを特徴とする請求項1か
    ら2のいずれかに記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出手段は、少なくとも2つ以
    上形成されていること、を特徴とする請求項1から3の
    いずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記電流検出手段のうち少なくとも1つ
    は、液晶の注入口近傍に形成されていることを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記電流検出手段上には、液晶を配向さ
    せる配向膜を形成しないことを特徴とする請求項1から
    5のいずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 画素電極、走査信号線、映像信号線、蓄
    積容量線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板
    と、対向電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と
    前記対向基板の間に挟持された液晶層とを備えたOCB
    モード液晶表示装置の駆動方法において、前記画素電極
    と前記対向電極との間に、前記液晶層をベンド配向に転
    移させるための転移用電圧パルスが印加された後に、さ
    らなるパルス電圧であるイオン拡散電圧パルスが印加さ
    れることを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
  8. 【請求項8】 画素電極、走査信号線、映像信号線、蓄
    積容量線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板
    と、対向電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と
    前記対向基板の間に挟持された液晶層と、電流検出手段
    とを備えたOCBモード液晶表示装置の駆動方法におい
    て、前記画素電極と前記対向電極との間に、前記液晶層
    をベンド配向に転移させるための転移用電圧パルスが印
    加された時の電流を前記電流検出手段により検出し、前
    記電流に応じてさらなるパルス電圧であるイオン拡散電
    圧パルスの振幅が調整されることを特徴とする液晶表示
    装置の駆動方法。
  9. 【請求項9】 前記イオン拡散電圧パルスの振幅は、複
    数の電流検出手段によって検出された電流値の差に応じ
    て調整されることを特徴とする請求項8記載の液晶表示
    装置の駆動方法。
  10. 【請求項10】 前記イオン拡散電圧パルスの振幅は、
    液晶の注入口近傍に形成された電流検出手段によって検
    出された電流値と注入口近傍以外に形成された電流検出
    手段によって検出された電流値の差に応じて調整される
    ことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置の駆動方
    法。
  11. 【請求項11】 画素電極、走査信号線、映像信号線、
    蓄積容量線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基
    板と、対向電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板
    と前記対向基板の間に挟持された液晶層と、電流検出手
    段とを備えたOCBモード液晶表示装置の駆動方法にお
    いて、前記画素電極と前記対向電極との間に、前記液晶
    層をベンド配向に転移させるための転移用電圧パルスが
    印加された時の電流を前記電流検出手段により検出し、
    前記電流に応じてさらなるパルス電圧であるイオン拡散
    パルスの印加時間が調整されることを特徴とする液晶表
    示装置の駆動方法。
  12. 【請求項12】 前記イオン拡散電圧パルスの印加時間
    は、複数の電流検出手段によって検出された電流値の差
    に応じて調整されることを特徴とする請求項11記載の
    液晶表示装置の駆動方法。
  13. 【請求項13】 前記イオン拡散電圧パルスの印加時間
    は、液晶の注入口近傍に形成された電流検出手段によっ
    て検出された電流値と、注入口近傍以外に形成された電
    流検出手段によって検出された電流値の差に応じて調整
    されることを特徴とする請求項12記載の液晶表示装置
    の駆動方法。
  14. 【請求項14】 前記イオン拡散電圧パルスは、転移用
    電圧パルスと正負が逆の極性であることを特徴とする請
    求項7から13のいずれかに記載の液晶表示装置の駆動
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項7から14のいずれかに記載の
    駆動方法を用いることを特徴とした液晶表示装置。
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