JP2003075315A - 疲労試験機および多連式疲労試験機システム - Google Patents

疲労試験機および多連式疲労試験機システム

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JP2003075315A JP2001268925A JP2001268925A JP2003075315A JP 2003075315 A JP2003075315 A JP 2003075315A JP 2001268925 A JP2001268925 A JP 2001268925A JP 2001268925 A JP2001268925 A JP 2001268925A JP 2003075315 A JP2003075315 A JP 2003075315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 疲労試験機に求められる荷重振幅の調整およ
び平均荷重の調整という基本的性能を満足した上で、廉
価で信頼性の高い油圧式疲労試験機を提供する。 【解決手段】 切換弁48を用いて、シリンダ20の上
室21Aのみが加圧されている状態と、シリンダ20の
下室21Bのみが加圧されている状態とを選択的に切り
換えることにより試験体Sに繰り返し荷重を負荷する。
荷重振幅の調節は減圧弁47により行う。平均荷重の調
節はナット34,35を調整することにより、バネ31
またはバネ32を予め所定量弾性変形させることにより
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験体への荷重負
荷手段として油圧アクチュエータを用いた疲労試験機に
関する。
【0002】
【従来の技術】疲労試験機には、一般に、機械式(モー
タ駆動、電磁駆動など)と油圧式のものがあり、油圧式
疲労試験機の多くは、サーボバルブ等の電磁比例弁によ
り油圧アクチュエータへの作動油の供給および供給圧力
をコントロールする、サーボ式のものである。サーボ式
疲労試験機は、高応答のサーボバルブの機能により、試
験体に任意の波形の荷重を負荷することができる。
【0003】しかし、サーボバルブはそれ自体が高価で
ある。また、サーボバルブを制御するにはクローズドル
ープ制御を行う必要があり、この制御に必要な制御装置
も高価である。更に、サーボバルブは熱損失が大きいた
め稼働コストが高く、また、サーボバルブ自体およびそ
れに用いる作動油のメンテナンスが必要なため長時間の
連続運転には不向きである。
【0004】近年、10サイクルを越える超高サイク
ル領域の疲労寿命の評価が求められている。超高サイク
ル領域の疲労試験を行う際には、当然のことながら長い
時間が必要である。試験時間の短縮のため荷重周期(周
波数)を増すことも考えられるが、高周波数疲労試験に
おいては、試験体に発生する熱の影響等による材質変化
が無視できず、仮に冷却等の措置を講じても、冷却等に
よる影響が無視できないため、いたずらに周波数を増す
ことはできない。試験周波数は評価対象材料が機械部品
として用いられる場合に実際にその部品が受ける荷重周
波数と同程度もしくはそれ以下(例えば鉄道の車軸や板
バネの場合100Hz以下)とすることが望ましい。従
って、試験期間の長期化は避けられないため、長期間に
わたってメンテナンスフリー若しくはメンテナンスを最
小限にすることができる疲労試験機の開発が望まれてい
る。
【0005】また、このような超高サイクル領域の疲労
寿命を評価する際には統計的評価が不可欠であるため、
同一荷重条件で多数回試験を行う必要がある。このた
め、試験期間は更に長期化を余儀なくされる。試験期間
の短縮を図るために複数の疲労試験機を用いて並列に試
験を行うことも考えられる。しかし、疲労試験機は高価
であり、多数の試験機を準備するのは費用的な問題も大
きい。従って、低コストで多数の疲労試験機を準備でき
るようにすることが望まれている。
【0006】しかし、従来のサーボ式疲労試験機では上
記の要求を満足することはできない。また、超高サイク
ル疲労試験は、正弦波形の荷重により行われるのが一般
的であるため、サーボ式疲労試験機にしかできない荷重
波形の変化に対する要求は低い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑みなされたものであり、本発明の第1の目的は、廉価
で信頼性の高い油圧式疲労試験機を提供することにあ
る。
【0008】また、本発明の第2の目的は、低コストで
多連化できる疲労試験機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、切換弁を用いて油圧アクチュエータの第
1室および第2室に交互に加圧された作動油を供給する
ことにより、繰り返し荷重を試験体に負荷できるように
し、荷重振幅の調整は減圧弁を用いて行うこととした。
【0010】平均荷重を変化させることが必要な場合、
油圧アクチュエータの可動体にバネを接続し、このバネ
を弾性変形させた状態とすることにより、試験体に荷重
が常に負荷されるように構成すればよい。
【0011】切換弁は任意の形式のものを採用すること
ができるが、長期間にわたる信頼性および荷重周波数の
変更を容易にする観点からは、モータ駆動されるスプー
ルすなわち回転弁体を有するロータリーバルブを用いる
ことが好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形
態としての軸荷重(引張/圧縮)疲労試験機を示す図で
ある。
【0013】疲労試験機は、試験体に荷重を負荷するた
め、複動形油圧シリンダの形態の油圧アクチュエータ2
0を有する。油圧アクチュエータ20は、疲労試験機の
フレーム10の下梁11の下面に取り付けられている。
油圧アクチュエータ20は、下梁11の下面に固着され
たシリンダ21すなわちケーシングと、シリンダ21の
内部空間に配置されたピストン22と、を有する。ピス
トン22は、シリンダ21の内部空間を上室21Aおよ
び下室21Bに仕切る。
【0014】ピストン22の上下面から、ロッド23、
24すなわち出力軸が、上方および下方にそれぞれ延び
ている。ロッド23は、シリンダ21および下梁11を
貫通して上方に延びている。ロッド23の上端には、試
験体Sを保持するためのチャック25が設けられてい
る。
【0015】シリンダ21の下面には、保持枠26が取
り付けられている。ロッド24には、バネ座27、28
が設けられている。保持枠26の底面にバネ座29が、
シリンダ21の下面にバネ座30が、それぞれ設けられ
ている。バネ座28とバネ座29の間には、下側バネ3
1が設けられている。バネ座27とバネ座30との間に
は、上側バネ32が設けられている。なお、下側バネ3
1は、バネ座29が設けられた保持枠26およびシリン
ダ21を介して、フレーム10に支持されていることに
なる。また、上側バネ31は、バネ座30が設けられた
シリンダ21を介して、フレーム10に支持されている
ことになる。
【0016】フレーム10の上梁12には貫通孔が形成
されており、この貫通孔にはネジ棒33が挿通されてい
る。ネジ棒33および上梁12にはキーおよびキー溝等
の回転防止手段が設けられており、ネジ棒33は上下方
向のみに移動可能であり、ネジ棒33自体は回転不能で
ある。ネジ棒33は、ネジ棒33に螺合するナット3
4、35により、上梁12に固定される。ナット34、
35の一方を緩め他方を締め込むことにより、ネジ棒3
3の上下方向位置を調整することができる。
【0017】ネジ棒33の下端には、ロードセル36す
なわち荷重検出器が取り付けられている。ロードセル3
6の下端にはロッド37が取り付けられており、ロッド
37の下端には試験体Sを保持するためのチャック38
が設けられている。ロードセル36に負荷された荷重す
なわち試験体Sに負荷された荷重は、ストレインアンプ
39すなわち荷重検出器を介して検出され、荷重表示器
40に表示される。
【0018】油圧アクチュエータ20の上室21Aおよ
び下室21Bには、作動油を各室に対して供給/排出す
るための第1ライン41および第2ライン42がそれぞ
れ接続されている。また、油タンク43には、油タンク
43から作動油を供給するための供給ライン45、油タ
ンク43に作動油を戻す戻しライン46が接続されてい
る。
【0019】供給ライン45には、油タンク43側から
順に、作動油を加圧して送り出す油圧ポンプ46と、減
圧弁47と、が設けられている。減圧弁47のドレンラ
イン47aは、戻しライン46に合流する。減圧弁47
としては、二次圧力一定形のものを用いることが好適で
ある。
【0020】なお、言うまでもなく、本明細書における
「減圧弁」とは、油圧の技術分野の当業者が一般的に用
いる意味においての減圧弁を意味する。すなわち、本明
細書における「減圧弁」とは、作動油の一次側圧力が高
まった場合に、バネ付勢された部材が圧力上昇に伴い移
動して、その移動に関連して作動油の一部がリークされ
ることにより二次側圧力を下げる形式のものに代表され
る、圧力検出および減圧作用が機械的に行われるものの
みを意味する。
【0021】第1ライン41,第2ライン42、供給ラ
イン45および戻しライン46は、切換弁48に接続さ
れている。切換弁48は、供給ライン45が第1ライン
41と連通する一方で第2ライン42と遮断され、か
つ、戻しライン46が第2ライン42と連通する一方で
第1ライン41と遮断された第1の状態(上室21Aが
加圧されている状態)と、供給ライン45が第2ライン
42と連通する一方で第1ライン41と遮断され、か
つ、戻しライン46が第1ライン41と連通する一方で
第2ライン42と遮断された第2の状態(下室21Bが
加圧されている状態)と、を選択的に切り換えることが
できる。
【0022】切換弁48としては、電磁切換弁を用いる
こともできるが、後に図3および図4により説明するよ
うな、モータに駆動される回転弁体(スプール)を有す
るいわゆるロータリーバルブを用いる方が好ましい。モ
ータ自体に回転数可変のものを用いたり、変速機を介し
て回転弁体をモータに接続して回転弁体の回転速度を変
化させることにより、荷重周波数の変更が容易に行える
からである。また、機構的にもシンプルなため、長期間
にわたって安定した動作が可能であるからである。
【0023】疲労試験中には、上室21Aに連通する第
1ライン41および下室21Bに連通する第2ライン4
2が、所定周波数で切換えられる切換弁48により交互
に供給ライン44と連通する。これにより、供給ライン
44に設けられた減圧弁47により圧力が調整された作
動油がシリンダ21の上室21Aおよび下室21Bに交
互に供給され、試験体Sには同じ大きさの引張荷重と圧
縮荷重が繰り返し負荷される。
【0024】この疲労試験機において、荷重振幅の調整
は、減圧弁47を調整(例えば減圧弁に設けられた図示
しない調整ねじを調整)することにより行うことができ
る。
【0025】この疲労試験機において、平均荷重の調整
は、チャック25,38に試験体Sを取り付けた状態で
ナット34,35を操作することによりネジ軸33の上
下方向位置を調節することにより行う。ネジ軸33を下
げれば、下側バネ31が圧縮された状態となるため、下
側バネ31の反発によりピストン22はピストン22を
持ち上げる方向の力を常時受ける。従って、上室21A
が加圧されたときに試験体Sに負荷される引張荷重は上
室21A内の圧力に応じて生じる力から下側バネ31の
反発力を減じたものに相当し、下室21Bが加圧された
ときに試験体Sに負荷される圧縮荷重は下室21B内の
圧力に応じて生じる力から下側バネ31の反発力を加え
たものに相当する。このため、試験体Sには、ネジ軸3
3の下げ量に応じた圧縮平均荷重が負荷されることにな
る。また、ネジ軸33を上げれば、上側バネ32が圧縮
された状態となるため、上側バネ32の反発によりピス
トン22はピストン22を引き下ろす方向の力を常時受
ける。従って、試験体Sには、ネジ軸33の上げ量に応
じた引張平均荷重が負荷されることになる。
【0026】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、荷重振幅の調整機能および平均荷重の調整機能を満
足しつつ、サーボバルブ等の高価な部品およびそれに付
随する複雑な制御回路を廃止することができる。このた
め、廉価で信頼性の高い油圧式疲労試験機を提供するこ
とができる。
【0027】図1に示す疲労試験機は、油圧源の共用が
容易であるため、多連化を容易かつ廉価に行うことがで
きる。図2は、図1に記載した疲労試験機を複数設けた
多連式疲労試験機システムを示している。なお、図2で
は、図面の簡略化のため、疲労試験機の本体部分の記載
は省略し、油圧系のみ記載している。
【0028】図2に示すように、このシステムにおいて
は、油圧源としての油タンク43および油圧ポンプ46
は1つだけ設けられ、複数の疲労試験機で共用してい
る。油タンク43には、共通の供給ライン44Aおよび
戻しライン45Aが接続される。これら共通の供給ライ
ン44Aおよび戻しライン45Aは、各疲労試験機の供
給ライン44および戻しライン45に分岐する。なお、
各疲労試験機の減圧弁47のドレンライン47aも共通
の戻しライン45Aに接続される。なお、図2には図示
していないが、疲労試験機のフレーム10を共用化する
ことにより、多連式疲労試験機システムをより廉価に提
供できる。
【0029】なお、各疲労試験機ごとに切換弁48を1
つずつ設けることに代えて、図3および図4に示すよう
な1つの切換弁ユニット50を設けることも好適であ
る。
【0030】切換弁装置50は、弁ケーシング51と、
弁ケーシング51内に配置された円筒状のスリーブ52
と、スリーブ52内に配置されたスプール53すなわち
回転弁体とを有する。
【0031】弁ケーシング51には、供給ライン44−
1,44−2,44−3,44−4の一部をなす通路5
4−1,54−2,54−3,54−4が形成されてい
る。また、弁ケーシング51には、第1ライン41−
1,41−2,41−3,41−4の一部をなす通路5
5−1,55−2,55−3,55−4が形成されてい
る。更に、弁ケーシング51には、第2ライン42−
1,42−2,42−3,42−4の一部をなす通路5
6−1,56−2,56−3,56−4が形成されてい
る。また、弁ケーシング51には、戻しライン45Aの
一部をなす通路57が形成されている。なお、符号58
を付した通路は、弁ケーシング51、スリーブ52およ
びスプール53相互間の隙間からリークした作動油を油
タンク43に戻すためのドレン通路である。
【0032】通路54−1,54−2,54−3,54
−4にそれぞれ対応する位置において、スリーブ52に
は、通路59が形成されている。各通路59は、スリー
ブ52の外周面を一周する円周溝59aと、この円周溝
59aの溝底からスリーブ52の内周面まで貫通する油
孔59b(180度ずれた位置に2つ設けられている)
と、から構成されている。
【0033】また、通路55−1,55−2,55−
3,55−4にそれぞれ対応する位置において、スリー
ブ52には通路60が形成されている。通路60は、ス
リーブ52の外周面を一周する円周溝60aと、この円
周溝60aの溝底からスリーブ52の内周面まで貫通す
る油孔60b(180度ずれた位置に2つ設けられてい
る)とが形成されている。
【0034】また、通路56−1,56−2,56−
3,56−4にそれぞれ対応する位置において、スリー
ブ52には通路61が形成されている。通路61は、ス
リーブ52の外周面を一周する円周溝61aと、この円
周溝61aの溝底からスリーブ52の内周面まで貫通す
る油孔61b(180度ずれた位置に2つ設けられてい
る)とが形成されている。通路60の油孔60aの位置
が通路61の油孔61aの位置と90度ずれている点を
除いて、通路60と通路61の構成は同一である。
【0035】通路59に対応する位置において、スプー
ル53には、スプール53の外周面を一周する深い円周
溝62が形成されている。またスプール53の外周面に
は、円周溝62と連絡する軸方向溝63(180度ずれ
た位置に2つ設けられている)が形成されている。1つ
の軸方向溝63は、対をなす隣接する2つの通路60,
61に対向する。また、軸方向溝63の深さは円周溝6
2の深さより浅い。
【0036】組をなす隣接する4つの通路60,61,
61,60(2組ある)に対向する位置において、スプ
ール53の外周面には、軸方向溝64が形成されてい
る。軸方向溝64は、軸方向溝63と90度ずれた位置
に設けられている。軸方向溝64は径方向孔65を介し
てスプール53の中心を通過する中心孔66に通じてい
る。さらにこの中心孔66は通路57に常時通じてい
る。
【0037】スプール53は、モータ66により回転駆
動される。モータ66は速度可変のものが用いられる。
なお、速度一定のモータを用いて、モータとスプール5
3とを変速機を介して結合し、これによりスプール53
の回転速度を変更できるようにしてもよい。
【0038】スプール53が図3および図4に示す状態
(回転位置)の場合、通路54−1,54−2,54−
3,54−4から供給された加圧された作動油すなわち
圧油は、円周溝61を経て軸方向溝63に流れ、軸方向
溝63と一致する位置(回転位置)にあるスリーブ52
の通路60の油孔60bそして円周溝60aを経て、通
路55−1,55−2,55−3,55−4すなわち第
1ライン41−1,41−2,41−3,41−4に流
れ、最後にシリンダ21の上室21Aに流れる。これに
よりシリンダ21の上室21Aが加圧される。
【0039】一方、シリンダ21の下室21Bに存在す
る作動油は、第2ライン42−1,42−2,42−
3,42−4すなわち通路56−1,56−2,56−
3,56−4に流れ、スリーブ52の通路61の円周溝
61aそして油孔61bを経て、油孔61bと一致する
回転位置にあるスプール53の軸方向溝64、径方向孔
65および中心孔66を順次経て、通路57から排出さ
れる。
【0040】スプール53が図3および図4に示す状態
から90度回転した場合、通路54−1,54−2,5
4−3,54−4から供給された作動油は、円周溝61
を経て軸方向溝63に流れ、軸方向溝63と一致する位
置(回転位置)にあるスリーブ52の通路61の油孔6
1bそして円周溝61aを経て、通路56−1,56−
2,56−3,56−4すなわち第2ライン42−1,
42−2,42−3,42−4に流れ、最後にシリンダ
21の下室21Bに流れる。これによりシリンダ21の
下室21Bが加圧される。
【0041】一方、シリンダ21の上室21Aに存在す
る作動油は、第1ライン41−1,41−2,41−
3,41−4すなわち通路55−1,55−2,55−
3,55−4に流れ、軸方向溝63と一致する位置(回
転位置)にあるスリーブ52の通路60の油孔60bそ
して円周溝60aを経て、油孔60bと一致する回転位
置にあるスプール53の軸方向溝64、径方向孔65お
よび中心孔66を順次経て、通路57から排出される。
【0042】図3および図4に示す切換弁装置を用いる
ことにより、疲労試験機を多連化する場合でも、各疲労
試験機に1つずつ切換弁を設ける場合に比べて、低コス
トで多連式疲労試験機システムを構築できる。
【0043】次に、図5および図6を参照して本発明の
他の実施形態について説明する。図5および図6には、
本発明の他の実施形態としての捩り疲労試験機が示され
ている。なお、図5および図6において、図1に示す実
施形態と同一部分については同一符号を付し、重複説明
は省略する。
【0044】図5および図6に示す実施形態において、
フレーム10’の第1支持部11’に取り付けられた油
圧アクチュエータ70は、ベーン形揺動アクチュエータ
である。弁ケーシング70内に回転可能にベーン71が
配置されており、このベーン71により弁ケーシング7
0の内部空間は第1室71Aおよび第2室71Bとに仕
切られる。第1室71Aには第1ライン41が接続さ
れ、第2室71Bには第2ライン42が接続されてい
る。ベーン71の出力軸73(回転軸)の先端にはチャ
ック74が設けられている。
【0045】フレーム10’の第2支持部12’には、
トルクセル36’(捩り荷重検出器)が取り付けられて
おり、トルクセル36’にはチャック38’が取り付け
られている。チャック74およびチャック38’には、
そこには捩り試験用の試験体S’が相対回転不能に取り
付けられている。トルクセル36’に負荷された荷重す
なわち試験体S’に負荷された荷重は、ストレインアン
プ39’を介して検出され荷重表示器40’に表示され
る。
【0046】図5および図6に示す疲労試験機において
は、切換弁48を切り換えて第1室71Aおよび第2室
71Bに交互に圧油を供給することにより、試験体S’
に繰り返し捩り荷重を負荷することができる。
【0047】なお、図5および図6に示す疲労試験機に
平均荷重調整機能を持たせたい場合には、例えば、ベー
ン71の出力軸73と反対側に出力軸を設け、この反対
側の出力軸に、一端がフレームに固定されたトーション
バー(捩り棒バネ)の他端を接続して、トーションバー
の回転角度を調節可能に固定する手段を設ければよい。
【0048】図5および図6に示す実施形態において
も、図1に示す実施形態と略同一の作用効果を得ること
ができる。むろん図2に示すような疲労試験機の多連化
も容易に行うことができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、廉価で信頼性の高い油
圧式疲労試験機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による疲労試験機の一実施形態を示す
図。
【図2】図1に示す疲労試験機を多連化した疲労試験機
システムの油圧系の構成を示す図。
【図3】図2に示すシステムに好適に用いることができ
る切換弁ユニットの構成を示す軸方向断面図。
【図4】図3に示す切換弁ユニットのIV-IV断面を示す
図。
【図5】本発明による疲労試験機の他の実施形態を示す
図。
【図6】図5に示すベーン形揺動アクチュエータの内部
構造を示す図であって、図5におけるVI-VI断面を示す
図。
【符号の説明】
10 フレーム 20,70 油圧アクチュエータ 20 複動形油圧シリンダ 70 ベーン形揺動アクチュエータ 21,71 ケーシング 21A,71A 第1室 21B,71B 第2室 31,32 バネ 33,34,35 バネ調節手段 41 第1ライン 42 第2ライン 43 油供給源 44 供給ライン 45 戻しライン 47 減圧弁 48 切換弁 50 切換弁、切換弁ユニット 52 スリーブ 53 スプール 55 スリーブの第1通路 56 スリーブの第2通路 63 スプールの供給溝 64 スプールの戻し溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古 沢 達 哉 神奈川県津久井郡津久井町三井315 株式 会社東京衡機製造所内 Fターム(参考) 2G061 AB06 CB02 DA01 EA01 EB05 3H081 AA02 AA04 AA28 BB02 CC01 CC23 DD37 DD38 3H089 AA61 BB16 BB27 CC01 CC07 DA02 DA14 DB05 DB46 DB48 GG02 JJ20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングと、前記ケーシングの内部空間
    に配置されて前記内部空間を第1室と第2室とに仕切る
    可動体と、を有する油圧アクチュエータであって、前記
    第1室が加圧された場合に前記可動体を介して試験体に
    第1方向の荷重を負荷し、前記第2室が加圧された場合
    に前記可動体を介して前記試験体に前記第1方向と反対
    の第2方向の荷重を負荷するように構成された油圧アク
    チュエータと、 前記第1室に接続され、作動油を流すための第1ライン
    と、 前記第2室に接続され、作動油を流すための第2ライン
    と、 油供給源から加圧された作動油が供給される供給ライン
    と、 前記供給ラインが前記第1ラインと連通する一方で前記
    第2ラインと遮断された第1状態と、前記供給ラインが
    前記第2ラインと連通する一方で前記第1ラインと遮断
    された第2状態と、を切り換えることができる切換弁
    と、 前記供給ラインに設けられ、作動油の圧力を調節するた
    めの減圧弁と、を備えた疲労試験機。
  2. 【請求項2】前記油供給源に作動油を戻す戻しラインを
    更に備え、 前記切換弁は、前記第1状態において、前記戻しライン
    を前記第2ラインと連通させる一方で前記第1ラインと
    遮断し、前記第2状態において、前記戻しラインを前記
    第1ラインと連通させる一方で前記第2ラインと遮断す
    る、請求項1に記載の疲労試験機。
  3. 【請求項3】前記切換弁は、スリーブと、前記スリーブ
    に回転可能に嵌合するとともにモータにより回転駆動さ
    れるスプール、とを有するロータリーバルブであり、 前記スリーブには、前記第1ラインと連通する第1通路
    と、前記第2ラインと連通する第2通路と、が形成され
    ており、 前記スプールには、前記供給ラインと連通する供給溝
    と、前記戻しラインと連通する戻し溝と、が形成されて
    おり、 前記供給溝および前記戻し溝は円周方向に関してスリー
    ブの異なる位置に配置されており、 前記スリーブが第1回転位置にある場合、前記第1通路
    と前記供給溝が連絡するとともに前記第2通路と前記戻
    し溝が連絡し、これにより前記切換弁の第1状態が実現
    され、 前記スリーブが第2回転位置にある場合、前記第2通路
    と前記供給溝が連絡するとともに前記第1通路と前記戻
    し溝が連絡し、これにより前記切換弁の第2状態が実現
    される、請求項2に記載の疲労試験機。
  4. 【請求項4】疲労試験機のフレームまたは前記フレーム
    に固定された部材に支持されるとともに前記可動体に接
    続されたバネであって、その弾性変形量に応じて発生す
    る反発力により前記可動体に荷重を負荷するバネと、 前記バネの弾性変形量を調節するとともに前記バネをそ
    の調節された状態に保持するバネ調節手段と、を更に備
    え、 前記バネの弾性変形量を調節することにより、試験体に
    負荷される平均荷重の調節を可能とした、請求項1乃至
    3のいずれか一項に記載の疲労試験機。
  5. 【請求項5】前記油圧アクチュエータは、前記可動体と
    してピストンを有する複動形油圧シリンダである、請求
    項1乃至4のいずれか一項に記載の疲労試験機。
  6. 【請求項6】前記油圧アクチュエータは、前記可動体と
    してベーンを有するベーン形揺動アクチュエータであ
    る、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の疲労試験
    機。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一項に記載の疲
    労試験機を複数備え、 前記各疲労試験機の前記供給ラインは共通の油圧源に接
    続されていることを特徴とする、多連式疲労試験機シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記各疲労試験機の前記切換弁として機能
    する共通の切換弁ユニットを更に備え、 前記切換弁ユニットは、スリーブと、前記スリーブに回
    転可能に嵌合するとともにモータにより回転駆動される
    スプール、とを有するロータリーバルブであり、 前記スリーブには、前記各疲労試験機における前記第1
    ラインと連通する第1通路と、前記各疲労試験機におけ
    る前記第2ラインと連通する第2通路とが形成されてお
    り、 前記スプールには、前記各疲労試験機における前記供給
    ラインと連通する供給溝と、前記各疲労試験機における
    前記戻しラインと連通する戻し溝と、が形成されてお
    り、 前記供給溝および前記戻し溝は円周方向に関してスリー
    ブの異なる位置に配置されており、 前記スリーブが第1回転位置にある場合、前記第1通路
    と前記供給溝が連絡するとともに前記第2通路と前記戻
    し溝が連絡し、これにより前記切換弁の第1状態が実現
    され、 前記スリーブが第2回転位置にある場合、前記第2通路
    と前記供給溝が連絡するとともに前記第1通路と前記戻
    し溝が連絡し、これにより前記切換弁の第2状態が実現
    される、請求項7に記載の多連式疲労試験機システム。
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